技術分野
金型や切削工具等の工具に適用する被覆工具
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
工具径が2mm以下のような小径工具においては工具性能に与えるドロップレットの影響が大きくなり易い。本発明者は、アークイオンプレーティング法で被覆したAlリッチなAlCr窒化物はドロップレットが多くなり易く、工具の耐久性に改善の余地があることを確認した。
ドロップレットは、硬質皮膜の成膜にスパッタリング法を用いることで低減できる。しかし、単にスパッタリング法を用いて硬質皮膜を成膜した場合、アークイオンプレーティング法を用いて形成された硬質皮膜よりも耐摩耗性に劣る場合があった。
本発明はの事情に鑑み、AlリッチなAlCr窒化物または炭窒化物について、スパッタリング法の適用によりドロップレットを低減しつつ、アークイオンプレーティング法を用いた場合と同等以上の耐久性を実現する被覆工具を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の一態様の被覆工具は、基材と、前記基材の上に硬質皮膜を有する被覆工具であって、
前記硬質皮膜は、金属(半金属を含む)元素の総量に対して、Alを70原子%以上90原子%以下で含有しており、Crを10原子%以上30原子%以下で含有しており、金属元素(半金属を含む)と非金属元素の総量に対して、アルゴン(Ar)を0.50原子%以下で含有している窒化物または炭窒化物であり、結晶構造は立方晶と・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、AlリッチなAlCr窒化物のスパッタ皮膜を設けた耐久性に優れる被覆工具を得ることができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本実施例1に係るAlCr窒化物の立方晶の(111)面に関する正極点図のα軸のX線強度分布の一例である。
【図2】
本実施例1に係るAlCr窒化物の六方晶の(110)面に関する正極点図のα軸のX線強度分布の一例である。
【図3】
比較例1に係るAlCr窒化物の立方晶の(111)面に関する正極点図のα軸のX線強度分布の一例である。
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