技術分野
質量分析を用いてサンプル中の分析物を検出および/または定量するための方法に関する。本発明の方法は、固相抽出(SPE)を使用してサンプルから分析物を抽出して、分析物を含むSPE抽出物を得る工程;分析物を濃縮する工程であって、濃縮が、SPE抽出物から溶媒を一部蒸発させることを含む、分析物を濃縮する工程;ならびに質量分析を用いてサンプル中の分析物を検出および/または定量する工程を含む。
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
蒸発なし(単純希釈)、完全蒸発、および一部蒸発ワークフローを使用した分析物テストステロンについての分析物シグナル(A)および回収率(B)の比較。60% MeOH中に60pg/mLのテストステロンを含むサンプルを、40μLアリコートの3つの試験群に分配した。最初の試験群では、サンプルを40μLのH2Oで希釈して80μLの総最終体積とし、対照試験群(100%の回収率)とした。第2および第3の試験群では、サンプルを蒸発させて完全に乾燥させ(完全蒸発)、次いで40μLの30% MeOHで再構成するか、または10μLの体積まで蒸発させ(一部蒸発)、次いで30μLの30% MeOHで希釈して総最終体積を40μLにした。全てのサンプルは同じ量の分析物を含み、最終的な有機物含有量は30% MeOHであった。
【図2】
検出感度およびクロマトグラフィー性能を最大化するように最適化された標準希釈ワークフロー(上)ならびに完全および一部蒸発ワークフロー(下)の概略図。図1(中央)で使用される完全蒸発ワークフローも示す。全てのワークフローは、150μLのサンプルおよび内部標準を混合し、結合タンパク質から分析物を解除するための前処理に加え、抗体被覆磁気ビーズで分析物を濃縮し、水で2回洗浄することによって未結合マトリックス成分を最小化することによって進行する。60μLまたは150μLの80% MeOH溶出緩衝液を使用して分析物を放出し、続いて標準および蒸発ワークフローのためにそれぞれ40μLまたは130μLの溶出液を新しい反応容器に移した。通常のワークフローでは、40μLの溶出液を67μLの水で希釈し、蒸発ワークフローでは、サンプルを蒸発させて完全に乾燥させるか(完全蒸発)、または20~40μLまで蒸発させ(一部蒸発)、サンプルを場合により水で希釈して40μLの最終体積を得る。全てのワークフローについて、LC-MS分析のために20μLが注入される。
【図3】
標準的なワークフロー(図3)および最適化された一部蒸発ワークフロー(図4)とを比較する、UniDilでスパイクされた2pg/mLエストラジオールの抽出イオンクロマトグラム。分析物クロマトグラフィーピークは、蒸発アッセイを使用して明確に検出し得たが、標準アッセイでは検出し得なかった。
【図4】
標準的なワークフロー(図3)および最適化された一部蒸発ワークフロー(図4)とを比較する、UniDilでスパイクされた2pg/mLエストラジオールの抽出イオンクロマトグラム。分析物クロマトグラフィーピークは、蒸発アッセイを使用して明確に検出し得たが、標準アッセイでは検出し得なかった。
【図5】
分析物/ISTDピーク面積比は、標準的なワークフローおよび最適化された蒸発ワークフローについて同じであり(A)、分析物ピーク面積および分析物濃度の線形適合は、蒸発ワークフローがUniDilに添加されたエストラジオール(図5)およびGoldenWestSerumに添加されたテストステロン(図6)について勾配の傾きが大きい(B)ことを実証した。
【図6】
分析物/ISTDピーク面積比は、標準的なワークフローおよび最適化された蒸発ワークフローについて同じであり(A)、分析物ピーク面積および分析物濃度の線形適合は、蒸発ワークフローがUniDilに添加されたエストラジオール(図5)およびGoldenWestSerumに添加されたテストステロン(図6)について勾配の傾きが大きい(B)ことを実証した。
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