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公報発行日 2026年8月12
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本発明の手段により、染色濃度が向上し、かつ染色ムラが低減した画像形成方法及び画像形成装置を提供することができる。
本発明の効果の発現機構又は作用機構については、明確にはなっていないが、以下のように推察している。
膨潤機能や溶解機能を有する有機溶剤を含有する前処理液を用いることにより、昇華色材による画像形成が難しい天然繊維、セルロース再生繊維等にも、画像を形成することができる。
また、膨潤機能や溶解機能を有する有機溶剤を含有する前処理液を用いて、昇華色材により画像を形成する場合、染色濃度を向上させ、かつ染色ムラを低減するためには、前処理液の付与・乾燥後の布帛において、前処理液がムラなく適量で付与されていることが好ましい。
ただし、本発明者が検討を重ねたところ、布帛の乾燥方法によっては、前処理液の濃度ムラが生じていることにより、染色濃度の低下及び染色ムラの原因となっていることがわかった。
布帛の乾燥方法としては、熱源と布帛を接触させて乾燥させる接触式と、熱源と布帛を接触させずに乾燥させる非接触式とに大きく分けられる。
接触式では、布帛において、熱源からの距離が比較的近い箇所については熱が伝わりやすいため乾燥が進行しやすいが、その反面、熱源からの距離が比較的遠い箇所については熱が伝わりにくく乾燥が進行しづらい。また、熱源における温度ムラの影響を受けやすい。
例えば、布帛の表面とホットプレートを接触させて乾燥する場合、布帛の厚さ方向に前処理液の濃度ムラが生じやすく、また、ホットプレート自体における温度ムラにより、熱せられる布帛にも温度ムラが生じ、前処理液の濃度ムラが生じやすい。
一方、非接触式では、接触式と比較して、熱源からの距離が圧倒的に遠く、布帛全体において、均一な温度で熱することができるため、均一に乾燥が進行しやすい。また、熱源における温度ムラの影響を受けづらい。
そして、非接触式では、乾燥温度、時間等の条件を適宜調整することにより、高い精度で、前処理液の濃度ムラを無くすことができる、すなわち、前処理液をムラなく適量で付与することができるため、画像の形成において、染色濃度を向上させ、かつ染色ムラを低減できると考えられる。
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