特許7903366IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

変電所等で異常事象が発生した場合に、その原因である故障(異常)設備の特定を支援する故障設備特定支援システムおよび故障設備特定支援プログラム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、従来、人・担当者が異常事象に関係する展開接続図を選出し、展開接続図を見て異常原因と考えられる故障設備を推定するため、担当者への負担が大きく時間も要していた。さらに、担当者の経験や変電所等に関する熟知度により推定結果が左右されてしまい、適正な推定結果が得られずに、故障設備を迅速、適正に特定できないおそれがあった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために、請求項1の発明は、変電所を含む電力施設における一部の設備である複数の設備の接続状態と、当該接続状態で発生し得る異常事象が、前記一部の設備ごとに記された複数の展開接続図を記憶する接続図記憶手段と、前記電力施設で発生した異常事象を含む異常情報に基づいて、当該異常事象に関係する展開接続図を前記接続図記憶手段から抽出し、抽出した展開接続図に基づいて当該異常事象の原因となり得・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

請求項1および請求項5に記載の発明によれば、電力施設で発生した異常事象を含む異常情報に基づいて、発生した異常事象に関係する展開接続図が自動的に抽出され、異常事象の原因となり得る故障設備が自動的に抽出される。このため、抽出された故障設備を点検などするだけで、適正かつ迅速に異常事象の原因である故障設備を特定することが可能となる。このようにして、発生した異常事象の原因である故障設備の特定を支援することが可能となる。

請求項2および請求項6に記載の発明によれば、過去に発生した異常事象とその原因であった故障設備に基づいて、異常事象の原因として優先度・可能性が高い故障設備が抽出される。このため、優先度が高い故障設備を点検などするだけで、より適正かつ迅速に異常事象の原因である故障設備を特定することが可能となる。このようにして、発生した異常事象の原因である故障設備の特定をより適正に支援することが可能となる。

請求項3および請求項7に記載の発明によれば、異常情報として異常事象が発生した系統情報が含まれるため、異常事象だけでは展開接続図や故障設備を抽出できない場合であっても、展開接続図さらには故障設備を適正に抽出することが可能となる。

請求項4および請求項8に記載の発明によれば、機械学習された抽出用学習モデルを用いて、電力施設で発生した異常事象の原因となり得る故障設備が出力されるため、より適正に故障設備を抽出・推定することが可能となる。この結果、発生した異常事象の原因である故障設備の特定をより適正に支援することが可能となる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 この発明の実施の形態に係る故障設備特定支援システムを示す概略構成図である。
【図2】 図1の故障設備特定支援システムの接続図データベースに記憶されている展開接続図の第1の例を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態における変電所に設置されている所内故障表示盤を示す正面図である。
【図4】 図1の故障設備特定支援システムの接続図データベースに記憶されている展開接続図の第2の例を示す図である。
【図5】 図1の故障設備特定支援システムの抽出用学習モデルの概略構成を示す機能ブロック図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 故障設備特定支援システム 31 接続図データベース(接続図記憶手段) 32 過去情報データベース(過去情報記憶手段) 33 抽出用学習モデル 34 抽出用実績データベース 41 抽出タスク(故障設備抽出手段) 42 学習タスク 101 所内故障表示盤 102 警報ランプ

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