技術分野
棒状のワークを、両端部と中間部とで外径が異なる不等径ワークに旋削加工するための加工方法及び加工プログラム、合成Y軸付き加工装置
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ワークには、外径が軸方向全長に亘って等径とならず、図7(A)に示すように、軸方向の両端部から中央へ向かうに従って連続的に小径となり、全長に亘ってV字状にくびれるテーパ状の不等径ワークW1や、図7(B)に示すように、全長に亘ってU字状にくびれる不等径ワークW2がある。
このような不等径ワークW1,W2を旋削加工する場合、旋盤のNC装置は、工具の切刃30を、点線矢印で示すように、Z軸方向に移動させながらX軸送り機構によってワークの径方向内側となるX-方向へ数値Nだけ切り込ませた後、中央部で反転させて径方向外側となるX+方向へ移動させることになる。すると、反転動作があるポイントでのX軸送り機構のバックラッシュにより、段差が発生したり、動作遅れによる形状不良が発生したりするおそれがあるため、バックラッシュを考慮して数値Nの補正を行う必要があった。これは、中央部がくびれずに両端部よりも径方向外側へ膨らむ不等径ワークの場合も同様である。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本開示の第1の構成は、不等径ワークの加工方法であって、
ワークを把持してZ軸方向を軸線として回転する主軸と、前記Z軸方向へZ軸送り機構を介して移動可能な第1の移動体と、前記第1の移動体上で前記Z軸と直交するX軸方向へX軸送り機構を介して移動可能な第2の移動体と、前記第2の移動体上で前記X軸から所定角度傾斜するYs軸方向へYs軸送り機構を介して移動可能な第3の移動・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本開示によれば、両端部と中間部との外径が互いに異なる不等径ワークを、バックラッシュの影響なく旋削加工することができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
合成Y軸付き旋盤の概略図である。
【図2】
合成Y軸の動作説明図である。
【図3】
ワークの説明図で、(A)はX軸方向から見た状態、(B)はZ軸方向から見た状態をそれぞれ示す。
【図4】
合成Y軸によるインサートの移動を示す説明図である。
【図5】
(A)(B)は不等径ワークの他の例を示す説明図である。
【図6】
プログラムにより指令する目標位置のXs軸の反転の有無を示す説明図で、(A)はY軸移動が+方向の場合、(B)はY軸移動が-方向の場合をそれぞれ示す。
【図7】
(A)(B)は従来の不等径ワークの加工方法の説明図である。
1・・合成Y軸付き旋盤、2・・ベッド、3・・往復台、4・・横送り台、5・・刃物台、6・・タレット、7・・工具、7a・・インサート、8・・主軸、9・・チャック、10・・NC装置、11・・プログラム解釈部、12・・動作指令部、13・・記憶部、、20,20a,20b・・不等径ワーク、21・・中央部。
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