特許7909372IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

異なる2つの抗原(第1の抗原及び第2の抗原)に結合することができるが、両抗原に同時には結合しない抗体の可変領域と、これらの抗原とは異なる第3の抗原に結合する抗体の可変領域とを含む抗原結合分子、該抗原結合分子を含む医薬組成物、ならびに、それらの製造方法を提供する。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明はこのような状況に鑑みて為されたものであり、その課題は、1つの可変領域が、異なる2つの抗原(第1の抗原と第2の抗原)に対して結合活性を有するが、これらの抗原に同時には結合しない抗体の可変領域と、これらの抗原とは異なる抗原(第3の抗原)に結合する可変領域とを含む抗原結合分子、該抗原結合分子を含む医薬組成物、並びに該抗原結合分子の製造方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは課題を解決するために鋭意研究を行った。その結果、本発明者らは、1つの可変領域が、異なる2つの抗原(第1の抗原と第2の抗原)に対して結合活性を有するが、これらの抗原に同時には結合しない抗体の可変領域と、これらの抗原とは異なる抗原(第3の抗原)に結合する可変領域とを含む抗原結合分子を作製し、当該抗原結合分子の3つの異なる抗原に対する結合活性を利用することで、抗原結合分子により生じ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 第一の抗原と第二の抗原に結合するが、同時には結合しない抗体の概念図である。
【図2】 二つの抗原に同時結合しないため、クロスリンクを起こさない抗体の概念図である。
【図3】 二つの抗原に同時結合しても、二つの細胞を同時に結合しない抗体の概念図である。
【図4】 癌細胞と、第一のレセプターを発現しているT細胞とをクロスリンクする抗体の概念図である。
【図5】 癌細胞と、第二のレセプターを発現している細胞とをクロスリンクする抗体の概念図である。
【図6】 癌細胞と免疫細胞をクロスリンクするが、免疫細胞同士をクロスリンクしない抗体の概念図である。
【図7】 CE115のCD3εに対する細胞ELISAの結果を示すグラフである。
【図8】 EGFR_ERY22_CE115の分子形を示す図である。
【図9】 EGFR_ERY22_CE115のTDCC結果(SK-pca13a)を示すグラフである。
【図10】 ヒト化CE115のCD3εに対する結合性を示すグラフである。
【図11】 RGD挿入CE115のインテグリンへの結合を検出するECL-ELISAの結果を示すグラフである。
【図12】 RGD挿入CE115のCD3εへの結合を検出するECL-ELISAの結果を示すグラフである。
【図13】 RGD挿入CE115のインテグリンおよびCD3εへの同時結合を検出するECL-ELSIAの結果を示すグラフである。同時結合する改変体についての結果を示す。
【図14】 RGD挿入CE115の同時結合 ECL-ELISAの結果を示すグラフである。同時結合しない改変体についての結果を示す。
【図15】 TLR2結合ペプチド挿入CE115のTLR2への結合を検出するECL-ELISAの結果を示すグラフである。
【図16】 TLR2結合ペプチド挿入CE115のCD3εへの結合を検出するECL-ELISAの結果を示すグラフである。
【図17】 TLR2結合ペプチド挿入CE115のTLR2およびCD3への同時結合を検出するECL-ELISAの結果を示すグラフである。
【図18】 結合量の比が0.8未満の抗体のセンサーグラムの例である。縦軸はRU値(レスポンス)、横軸は時間である。
【図19】 ファージが提示したFabドメインとCD3ε、IL6Rとの結合を示す図である。
【図20】 ファージが提示したFabドメインとCD3ε、ヒトIgA(hIgA)との結合を示す図である。NCは抗原を固相化していないプレートへの結合をあらわしている。
【図21】 IgG化したクローンのCD3ε、ヒトIgA(hIgA)との結合を示す図である。
【図22】 IgG化したクローンとヒトIgAの結合がCD3εによって阻害され、当該クローンがヒトIgA(hIgA)及びCD3εと同時には結合できないことを示す図である。
【図23】 ファージが提示したFabドメインとCD3ε、ヒトCD154との結合を示す図である。NCは抗原を固相化していないプレートへの結合をあらわしている。
【図24】 IgG化したクローンのCD3ε、ヒトCD154との結合を示す図である。
【図25】 IgG化したクローンとヒトCD154の結合がCD3εによって阻害され、当該クローンがヒトCD154及びCD3εと同時には結合できないことを示す図である。

代表図 図1本件の代表的な図

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります