特許7913584IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

X線位相イメージング装置およびX線位相イメージング画像解析方法に関し、特に、被写体と複数の格子とを相対回転させながら被写体を撮像するX線位相イメージング装置およびX線位相イメージング画像解析方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ここで、炭素繊維を含むCFRPは、繊維が延びる方向に作用する力に対する機械的強度が高く、繊維が延びる方向と交差する方向に作用する力に対する機械的強度が低いことが知られている。しかしながら、特許第6943090号公報に開示されているようなX線位相イメージング装置では、繊維の延びる方向(配向情報)を取得することは可能であるが、繊維の配向に起因して機械的強度が低下している部分を、ユーザが把握することが困難である。そこで、被写体において繊維の配向に起因して機械的強度が低下している部分を容易に把握することが可能なX線位相イメージング装置が望まれている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、この発明の第1の局面におけるX線位相イメージング装置は、繊維を含む被写体の機械的強度が低下している位置を予測するX線位相イメージング装置であって、X線を照射するX線源と、X線源から照射されたX線を検出するX線検出器と、X線源とX線検出器との間に配置された複数の格子と、被写体と複数の格子とを、X線の照射軸線周りの回転方向に相対回転させる回転機構と、被写体と複数の格子と・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

第1の局面におけるX線位相イメージング装置、および、第2の局面におけるX線位相イメージング画像解析方法では、のように、被写体に含まれる繊維の配向に関する配向情報に基づいて、被写体の機械的強度に関する特徴量を取得する。これにより、ユーザは、配向情報に基づいて取得された被写体の機械的強度に関する特徴量を確認することができる。その結果、被写体において繊維の配向に起因して機械的強度が低下している部分を容易に把握することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 一実施形態によるX線位相イメージング装置の全体構成を示した模式図である。
【図2】 一実施形態によるX線撮像部の構成を説明するための模式図である。
【図3】 一実施形態によるX線位相イメージング装置の回転機構の構成を説明するための模式図である。
【図4】 一実施形態によるX線位相イメージング装置の格子位置調整機構の構成を説明するための模式図である。
【図5】 X線位相コントラスト画像を生成する構成を説明するための模式図である。
【図6】 一実施形態によるX線位相イメージング装置が生成する、吸収像、位相微分像、および、暗視野像を説明するための模式図である。
【図7】 被写体の構造を説明するための模式図である。
【図8】 複数の試験片に被写体を分割して撮像することを説明するための模式図である。
【図9】 暗視野像から配向情報を取得する構成を説明するための模式図である。
【図10】 暗視野像から配向情報を取得する構成を説明するためのグラフである。
【図11】 配向解析画像を説明するための模式図である。
【図12】 配向解析画像から生成されるテンソル画像を説明するための模式図である。
【図13】 一実施形態による画像処理部が生成する二値化画像を説明するための模式図である。
【図14】 一実施形態による制御部が取得する特徴量、および、引張試験を行った際の破断位置を説明するための図である。
【図15】 最大二値化領域の位置と引張試験を行った際の破断位置との関係を示すグラフである。
【図16】 最大応力と全面積比との関係を示すグラフである。
【図17】 繊維の配向の偏りの傾向を説明するための模式図(A)および模式図(B)である。
【図18】 一実施形態によるX線位相イメージング装置が、暗視野像、二値化画像、および、特徴量を表示する構成を説明するための模式図である。
【図19】 一実施形態によるX線位相イメージング装置が、特徴量を表示する処理を説明するためのフローチャートである。
【図20】 変形例によるX線位相イメージング装置の全体構成を示した模式図である。
【図21】 変形例によるX線撮像部の構成を説明するための模式図である。
【図22】 変形例によるX線位相イメージング装置が撮像する画像によって、特定方向繊維領域の厚み方向の分布を説明するための模式図である。

代表図 図1本件の代表的な図

2a、202a 画像処理部 2b、202b 制御部 10 X線源 11 X線検出器 15 回転機構 30 配向情報 30a 配向角度 30b 配向度 31 特徴量(被写体の機械的強度に関する特徴量) 32 閾値 40 X線位相コントラスト画像 42 テンソル画像(配向情報画像) 43 二値化画像 50 特定方向繊維領域 51 二値化領域 52 最大二値化領域 53 強度低下部 70 X線の照射軸 90 被写体 91a 繊維 100、200 X線イメージング装置

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