特許7913660IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

たとえばモータや発電機等の回転軸等に装着され、特に、電流が流れる可能性のある部位への装着に好適である絶縁軸受

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1、2を始めとして、絶縁被膜で外輪や内輪を被覆した構成の絶縁軸受では、絶縁被膜に対して、外輪や内輪の周方向に機械的な拘束力が生じず、絶縁被膜は、摩擦力のみで外輪や内輪に保持されている、そのため、高荷重下、特に高ラジアル荷重下で回転する際に、外輪や内輪と絶縁被膜が相対滑りを生じる場合がある。そして、著しい相対滑りが生じると、外輪や内輪と絶縁被膜との間の特定の部位で摺動して偏摩耗等により軸受精度が悪化し、更には絶縁軸受を適用している部材において、ギア歯当りや音響、振動性能を悪化させる懸念がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、外輪や内輪の絶縁被膜である樹脂層と接する部分を粗面化したり、外輪や内輪の真円度や同軸度を規定することで、外輪や内輪と樹脂層との相対滑りを防止できることを見出し、本発明を完成するに至った。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の絶縁軸受は、外輪や内輪の樹脂層と接する部分を粗面化したり、外輪や内輪の真円度や同軸度を規定することで、外輪や内輪と樹脂層との相対滑り、及びそれによる2面間の損傷を防止でき、軸受精度の悪化、電食の発生をより長期的に抑制することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、本発明の絶縁軸受の一例を示す軸方向断面図である。
【図2】 図2は、外輪に黒皮面を形成した絶縁軸受の一部切欠斜視図である。
【図3】 図3(a)及び(b)は、実施形態1を示す図であり、図3(a)はその軸方向断面図、図3(b)は図3(a)のIII-III線位置での断面図である。
【図4】 図4(a)及び(b)は、実施形態2を示す図であり、図4(a)はその軸方向断面図、図4(b)は図4(a)のIV-IV線位置での断面図である。
【図5】 図5(a)及び(b)は、実施形態3を示す図であり、図5(a)はその軸方向断面図、図5(b)は図5(a)のV-V線位置での断面図である。
【図6】 図6(a)及び(b)は、実施形態4を示す図であり、図6(a)はその軸方向断面図、図6(b)は図6(a)のVI-VI線位置での断面図である。
【図7】 図7は、実施形態5を示す一部切欠斜視図である。
【図8】 図8は、実施形態5において外輪の外周面と主面取との境界における断面図である。
【図9】 図9は、実施形態6を示す一部切欠斜視図である。
【図10】 図10は、実施形態6において外輪の外周面と溝との境界における断面図である。
【図11】 図11は、樹脂層と接触する部分を粗面化した絶縁軸受の一例を示す一部切欠斜視図である。
【図12】 図12(a)~図12(c)は、樹脂層の形成様式を示す断面図である。
【図13】 図13(a)及び図13(b)は、樹脂層の形成様式の他の例を示す断面図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 外輪 1a 外輪の外周面 1b 外輪の軸方向側面 1c1 外輪の環状溝 1d 主面取 1x 軌道溝(軌道面) 2 内輪 2a 内輪の内周面 2b 内輪の軸方向側面 2c1 内輪の環状溝 2x 軌道溝(軌道面) 3 玉(転動体) 4 保持器 5 樹脂層 8 黒皮面 10 絶縁軸受

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