特許7926378IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ねじ機構及びこれを備える直動アクチュエータ

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

構成を有する従来のねじ機構において、例えばねじ軸の進退移動(ナットの係合部に対する回り止め部材の衝突)が繰り返されることによって回り止め部材が損傷・変形等してしまうと、ねじ軸の後退移動限に狂いが生じ、電動アクチュエータの操作対象の動作精度に悪影響が及ぶおそれがある。そのため、回り止め部材は、例えば、焼入れ等の高強度化・高硬度化処理が施された炭素鋼等、高価ではあるものの高い機械的強度(特に、引張強さ)を具備する材料で形成される。一方、回り止め部材の外径端部は、ねじ軸の進退移動に伴ってハウジングの案内溝に対して摺動するが、当該部分は、回り止め部材のうちでナットの係合部に対して衝突する部分に必要とされるような機械的強度を具備している必要はない。すなわち、従来のねじ機構に設けられる回り止め部材は、要求特性を遥かに上回る不要な特性(機械的強度)を具備した部分を含んでおり、無駄なコストが掛かっているとの指摘がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために創案された本発明は、内周面に雌ねじが形成されたナットと、外周面に雌ねじと対向する雄ねじが形成されたねじ軸と、を備え、ナットの回転方向に応じてねじ軸が軸方向一方側に前進又は軸方向他方側に後退移動するねじ機構において、 ねじ軸のうち、ナットよりも軸方向一方側の領域に、ナットに設けられた係合部とナットの回転方向で係合することによりねじ軸の後退移動限を規定するストッパと、・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

以上のことから、本発明によれば、ナットの回転に伴ってねじ軸が軸方向に進退移動するねじ機構において、コスト低減を図りつつ、ねじ軸に必要とされる動作精度を長期間に亘って安定的に維持可能とすることができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明のねじ機構を備えた直動アクチュエータの概略縦断面図である。
【図2】 図1のA-A線矢視断面図である。
【図3】 図1に示すねじ機構の側面図である。
【図4】 図1に示すねじ機構の斜視図である。
【図5】 ストッパ及び回り止め部材の斜視図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 直動アクチュエータ 2 電動モータ 3 ねじ機構 4 動力伝達機構 5 ハウジング 5e 案内溝 31 ナット 31a 雌ねじ 31b 係合部 32 ねじ軸 32a 雄ねじ 34 ストッパ 34b 径方向部 35 回り止め部材 35b 径方向部 35c 軸方向部

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