特許7928101IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

中間転写方式の画像形成装置およびスクレーパーエイジング方法に関し、特に、清掃に起因する中間転写体の寿命短縮を抑制する技術

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

中間転写体である中間転写ベルトはポリイミド等の樹脂製であるのが一般的である。樹脂製の中間転写ベルトに対して、近年、画像形成装置に対する高画質化および長寿命化の要請に応えるために、表層にガラス(Si)のコーティングが施されるようになった。このようにして、中間転写ベルトの表面粗さを調整し、トナー像の離形性を高めれば、記録媒体の種類に関係なく高い転写性を確保することができるので、高画質化を図ることができる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するため、本開示の一形態に係る画像形成装置は、中間転写ベルトの転写面から記録媒体へトナー像を転写する中間転写方式の画像形成装置であって、転写面よりも高硬度のエッジを転写面に摺擦して残留トナーを除去するスクレーパーと、スクレーパーのエイジングの要否を判定する判定手段と、転写面に対するスクレーパーのエッジの圧接力を制御する圧接力制御手段とを備え、

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

このようにすれば、エイジングが必要と判定したときに、転写面に生じる摺擦痕が視認できないようにして、スクレーパーのエッジを摺擦することによって、エイジングを行うので、目視確認した摺擦痕が画像品質を低下させる傷と誤って判断されるのを防止することができる。

したがって、画像品質を低下させる恐れが無いにもかかわらず、中間転写ベルトが交換、廃棄されるのを防止することができるので、生産時での不良率を改善したり、サービスマンの工数を削減したり、画像形成装置のオフィスコスト上昇を抑制したり、画像形成装置に対するユーザーの信頼度を向上させたりすることができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本開示の第1の実施の形態に係る画像形成装置1の主要な構成を示す図である。
【図2】 制御部160の主要な構成を示す図である。
【図3】 クリーニング部100の主要な構成を示す図である。
【図4】 中間転写ベルト116の転写面およびスクレーパー301のエッジに形成されたコーティング層を説明する図である。
【図5】 新品のスクレーパー301のエッジの形状を例示する拡大図である。
【図6】 中間転写ベルト116の転写面と摺擦させた後のスクレーパー301のエッジの形状を例示する拡大図である。
【図7】 中間転写ベルト116の転写面と摺擦させた後のスクレーパー301のエッジの図6とは別の形状を例示する拡大図である。
【図8】 制御部160の主要な機能構成を示すブロック図である。
【図9】 (a)はカラー画像を形成する際の1次転写ローラー115Y、115Mおよび115Cの位置を例示する図であり、(b)はスクレーパーエイジング時およびモノクロ画像形成時の1次転写ローラー115Y、115Mおよび115Cの位置を例示する図である。
【図10】 (a)は画像形成時における2次転写ローラー118の位置を例示する図であり、(b)はスクレーパーエイジング時における2次転写ローラー118の位置を例示する図である。
【図11】 本開示の第1の実施の形態に係るスクレーパーエイジング処理を実行するための処理手順を説明するフローチャートである。
【図12】 本開示の第1の実施の形態に係るスクレーパーエイジング処理の内容を説明するフローチャートである。
【図13】 本開示の第2の実施の形態に係る制御部160の主要な機能構成を示すブロック図である。
【図14】 中間転写ベルト116の転写面に対するスクレーパー301のエッジの圧接力、および当該転写面とのクリーニングブレード311の当接離隔状態を変更するための機構を例示する図である。
【図15】 中間転写ベルト116の転写面に対するクリーニングブレード311の当接離隔状態を制御する際の処理を説明するフローチャートである。
【図16】 本開示の第3の実施の形態に係る制御部160の主要な機能構成を示すブロック図である。
【図17】 中間転写ベルト116の転写面に対するスクレーパー301の圧接力を制御する際の処理を説明するフローチャートである。
【図18】 本開示の第4の実施の形態に係る制御部160の主要な機能構成を示すブロック図である。
【図19】 (a)は画像形成時におけるテンションローラー1901の位置を例示する図であり、(b)はスクレーパーエイジングにおけるテンションローラー1901の位置を例示する図である。
【図20】 本開示の第5の実施の形態に係る制御部160の主要な機能構成を示すブロック図である。
【図21】 (a)は中間転写ベルト116を幅方向に揺動させない場合に転写面につく摺擦痕を例示する拡大図であり、(b)は中間転写ベルト116を幅方向に揺動させた場合に転写面につく摺擦痕を例示する拡大図である。
【図22】 本開示の第7の実施の形態に係る制御部160の主要な機能構成を示すブロック図である。
【図23】 本開示の第7の実施の形態に係るブレードセット処理およびスクレーパーエイジング処理を実行するための処理手順を説明するフローチャートである。
【図24】 本開示の第7の実施の形態に係るブレードセット処理の内容を説明するフローチャートである。
【図25】 従来技術および本開示について、コーティング層の硬度の高低、スクレーパーエイジングの有無および摺擦痕に関連する特徴を比較した表である。
【図26】 目視確認できないぐらい摺擦痕の本数が少ない転写面と、目視確認できるぐらい摺擦痕の本数が多くなった転写面と、を例示する拡大図である。
【図27】 実施例1~9および比較例1~2の評価結果を示す表である。

代表図 図1本件の代表的な図

1………画像形成装置 100…クリーニング部 110…画像形成部 111K、111M、111C、111K…感光体ドラム 112Y、112M、112C、112K…帯電装置 113Y、113M、113C、113K…露光装置 114Y、114M、114C、114K…現像装置 115Y、115M、115C、115K…1次転写ローラー 116…中間転写ベルト 117…駆動ローラー 118…2次転写ローラー 119…2次転写対向ローラー 160…制御部 300…第2クリーニング手段 301…スクレーパー 302…金属ブレード 303、304…支持板金 305…搬送スクリュー 306、315…クリーニングユニットハウジング 307、319…バネ 310…第1クリーニング手段 311…クリーニングブレード 312…ブレード 313…支持板金 314…搬送スクリュー 316…トナー貯留ローラー 317…規制部材 318…トナー貯留部 321…クリーニング対向ローラー 401…基体 402、412…コーティング層 411…基材 501、502、503…突起 801、1301、1601、1801、2001、2201…スクレーパーエイジング部 802、1302、1602、1802、2002、2202…エイジング要否判定部 803、1303、1603、1803、2003、2203…1次転写ローラー当接離隔制御部 804、1304、1604、1804、2004、2204…2次転写ローラー圧接離隔制御部 811、1311、1611、1811、2011、2211…エイジング完了情報 1305…クリーニングブレード当接離隔制御部 1605、2205…スクレーパー圧接力制御部 1805…ベルトテンション制御部 2005…中間転写ベルト揺動制御部 2206…ブレードセット制御部 1001…カム 1401、1411…アクチュエーター 1901…テンションローラー

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