特許7930355IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

車両のアンダーカバー

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、アンダーカバーが配置される車両の下部の構造においては、以下のような課題が存在する。まず、エンジンルーム内の被冷却部品の冷却のために当てる空気の流速は、速いほど効果的な冷却が可能となる。しかし、エンジンルーム内には様々な車載部品があるため、空気の流速は一般に遅くなり易い。また、被冷却部品に当たった空気を車両外部に排出するときに、車両の床下面の空気の流れを乱してしまうこともある。例えば、エンジンルーム内から排出された空気と床下面の空気とがスムーズに合流できない場合、床下面での空気抵抗が増加し、その結果、操縦安定性が悪化し得る。すなわち、車両の下部の構造においては、被冷却部品に対する冷却性能と、車両の床下面での空力性能と、の両方を考慮して、の課題に対応できる構造が望まれる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本明細書で開示するアンダーカバーは、車両上下方向において車両の下方に配置されるアンダーカバーであって、ダクト部を備え、前記ダクト部は、車両前後方向において被冷却部品よりも前方かつ下方に設けられたダクト前部であって、前記被冷却部品に向けて空気が流れるように、後方かつ上方に傾斜するダクト前部と、前記ダクト前部よりも後方に配置されたダクト後部であって、前記被冷却部品に当たった空気が前記車両の外部に・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本明細書で開示のアンダーカバーによれば、後方かつ上方に傾斜するダクト前部の上面に沿って流れる空気を被冷却部品に当てつつ、ダクト後部の上端がダクト前部よりも上方に位置することでその当たった空気がダクト部の内部を通り確実に床下に流れるように誘導できる。すなわち、被冷却部品の周囲に当たった空気が車両の外部に排出されずに滞留したり、車両の床下面を流れる空気がダクト部に逆流したりすることを回避できるため、被冷却部品を効果的に冷却しつつ、車両の床下面の空気抵抗の増加を抑制できる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 アンダーカバーを上方かつ前方から見た概略斜視図である。
【図2】 アンダーカバーおよびその周辺部材を模式的に示した側面図である。
【図3】 図2のアンダーカバーのダクト部を拡大して示した図である。

代表図 図1本件の代表的な図

10 アンダーカバー、12 ダクト部、14 フィン、16 被冷却部品、18 ダクト前部、18a ダクト前部の上端、20 ダクト後部、20a ダクト後部20の上端、22 バンパカバー、24 ラジエータ、26 オイルパン、28 サスペンションフレーム。

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