(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】
(54)【発明の名称】MIMOシステムにおけるビーム管理及びアンテナ較正
(51)【国際特許分類】
【FI】
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】
(86)(22)【出願日】
(85)【翻訳文提出日】
(86)【国際出願番号】
(87)【国際公開番号】
(87)【国際公開日】
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】593096712
【氏名又は名称】インテル コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】タルワル,シルパ
(72)【発明者】
【氏名】オルハン,オネル
(72)【発明者】
【氏名】ニコプール,ホセイン
(72)【発明者】
【氏名】シャヴィヴ,ドール
(72)【発明者】
【氏名】ドーストネジャド,ロヤ
(72)【発明者】
【氏名】サジュイーグベ,アデソジ ジェイ.
【テーマコード(参考)】
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067CC01
5K067DD34
5K067DD41
5K067EE02
5K067EE08
5K067EE10
5K067KK03
(57)【要約】
無線通信のための送受信機及び受信機に関連するミリメートル波(ミリ波)及びサブミリ波技術、装置、並びに方法について記載する。様々な態様は、アンテナアレイと、アンテナアレイに結合された処理回路とを含む、通信デバイスの装置を含む。処理回路は、アンテナアレイで受信した受信信号に基づいてビームトラッキングアルゴリズムを初期化するように構成され、ビームトラッキングで使用されるアンテナ位相は、ビームトラッキング結果を生成するために、上方位相制限及び下方位相制限により拘束される。処理回路はさらに、ビームトラッキング結果に基づいて較正ベクトルを生成し、較正ベクトルに基づいて適合されたコードブックを使用して後の送信を受信するように構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項】
通信デバイスの装置であって、
アンテナアレイと
前記アンテナアレイに結合され、
前記アンテナアレイで受信した受信信号に基づいてビームトラッキングアルゴリズムを初期化し、ビームトラッキングに使用されるアンテナ位相は、ビームトラッキング結果を生成するために、上方位相制限及び下方位相制限により拘束され、
前記ビームトラッキング結果に基づいて較正ベクトルを生成し、
前記較正ベクトルに基づいて適合されたコードブックを使用して後の送信を受信する
ように構成された処理回路と、
を含む装置。
【請求項】
前記処理回路はさらに、最良ビーム方向と前記ビームトラッキング結果との間の位相差を計算するように構成され、前記較正ベクトルは前記位相差に基づく、請求項1に記載の装置。
【請求項】
前記上方位相制限及び前記下方位相制限のうちの少なくとも1つは、熱的加熱に起因して生成され得る最大位相誤差に基づいて設定される、請求項1に記載の装置。
【請求項】
前記上方位相制限及び前記下方位相制限のうちの少なくとも1つは、前記アンテナアレイのアンテナ素子の最大発散に基づいて設定される、請求項1に記載の装置。
【請求項】
前記受信信号はパイロット信号を含まない、請求項1に記載の装置。
【請求項】
前記ビームトラッキングアルゴリズムは、前記処理回路により出力される信号の出力電力を最大化するアンテナ重みに基づく、請求項1に記載の装置。
【請求項】
前記ビームトラッキングアルゴリズムは等利得合成手法を含む、請求項6に記載の装置。
【請求項】
当該装置はフルデジタル受信機に含まれる、請求項1に記載の装置。
【請求項】
通信デバイスの装置であって、
アンテナアレイと、
前記アンテナアレイに結合され、
送信セクタスイープを実行して最良送信方向を決定し、
前記最良送信方向に基づいて受信セクタスイープを実行し、
前記最良送信方向及び最良受信機方向を使用して、受信機における信号対雑音比を測定し、
前記信号対雑音比に基づいて、後の送信のための電力割り当てを計算する
ように構成されたベースバンド回路と、
を含む装置。
【請求項】
前記ベースバンド回路はさらに、
通信デバイスの送信アンテナアレイ及び受信アンテナアレイのジオメトリに基づいて縮小チャネル行列を生成するように構成される、請求項9に記載の装置。
【請求項】
前記ベースバンド回路はさらに、
前記縮小チャネル行列に基づいてフルチャネル行列の近似値を生成するように構成される、請求項10に記載の装置。
【請求項】
前記ベースバンド回路はさらに、
前記縮小チャネル行列に基づいて複数のデータストリームを多重化するように構成される、請求項10に記載の装置。
【請求項】
前記多重化のためのプリコーダは、前記縮小チャネル行列から抽出されたチャネルの固有ベクトルである、請求項12に記載の装置。
【請求項】
前記縮小チャネル行列はさらに、前記送信アンテナアレイと前記受信アンテナアレイとの間の選択された距離に基づく、請求項10に記載の装置。
【請求項】
前記ベースバンド回路はさらに、前記信号対雑音比に基づいて前記距離を推定するように構成される、請求項14に記載の装置。
【請求項】
前記電力割り当てを計算することは、注水アルゴリズムを実行することを含む、請求項9に記載の装置。
【請求項】
注水は、適応的なストリーム数を有する多重化されたストリームにわたって適用される、請求項16に記載の装置。
【請求項】
前記適応的なストリーム数は前記信号対雑音比に基づく、請求項17に記載の装置。
【請求項】
電力は、アクティブストリームに等しく割り当てられる、請求項9に記載の装置。
【請求項】
前記アクティブストリームの数は前記信号対雑音比に基づいて決定される、請求項19に記載の装置。
【請求項】
前記ベースバンド回路はさらに、
受信セクタスイーピングの後、複数ストリームのMIMO検出を実行するように構成される、請求項9に記載の装置。
【請求項】
通信デバイスの装置であって、
アンテナ素子のアレイであり、前記アレイは、少なくとも1つの軌道角運動量(OAM)モードを生成するように配置される、アレイと、
前記アンテナアレイに結合され、
検出されたパス損失及びチャネル状態のうちの少なくとも1つに基づいて、近隣デバイスに対する通信が見通し線(LoS)であるかどうかを検出し、
通信がLoSであると検出することに応答して、後の送信のためのOAMモード数を選択する
ように構成された処理回路と、
を含む装置。
【請求項】
前記処理回路はさらに、前記選択されたOAMモード数の間で電力を割り当てるように構成される、請求項22に記載の装置。
【請求項】
前記割り当ては注水アルゴリズムに従う、請求項23に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
本開示のいくつかの態様は、無線信号の通信のためにアンテナ及びアンテナ構造を使用する無線通信デバイス(例えば、モバイルデバイス及び基地局)に属する。本開示のいくつかの態様は、第5世代(5G)無線システムに従って動作するデバイスに関する。本開示のいくつかの態様は、無線ギガビットアライアンス(Wireless Gigabit Alliance、WiGig)(例えば、IEEE802.11ad)プロトコル又は他の802.xプロトコルに従って動作するデバイスに関する。本開示のいくつかの態様は、複数入力複数出力(MIMO)システムにおけるアンテナアレイ較正に関する。本開示のいくつかの態様は、見通し線(LoS)MIMO通信のための軌道角運動量に(OAM)基づく半開ループ空間多重化方式に関する。本開示のいくつかの態様は、OAM及びMIMOシステムのための送信モード切り替え
【背景技術】
【】
様々な無線通信技術は、送信及び/又は受信利得を改善するためにビームフォーミングを使用する。ビーム較正は、利得を改善することができる1つの方法である。しかしながら、システムにおける非線形性、加熱、及び雑音を通して、較正誤差が導入される可能性がある。
【】
さらに、コネクティビティに対する需要が増加し、利用可能な無線スペクトルが混雑するにつれ、アンテナアレイは、複数入力複数出力(multiple-input multiple-output、MIMO)通信システムを実現するために使用されており、MIMO通信システムは、空間多重化を介してより多くの自由度を得ることを可能にし、オペレータがスペクトル効率に対する増大するニーズを満たすのを助ける。しかしながら、これらのシステムにおいて最大の多重化利得を得るために、システムの送信機及び受信機は、チャネル状態の知識を有さなければならない。これは、複数のアンテナと厳密な待ち時間制約が存在するとき、達成するのが困難である可能性があり、なぜならば、この知識を得ることは、大きいトレーニングオーバヘッド、大きいフィードバックオーバヘッド、及び/又はアンテナ素子ごとの低品質のチャネル推定を必要とするためである。
【】
さらに、従来の無線ネットワークは、送信機と受信機の間のチャネル容量を最大化するために、様々なビームフォーミング及び空間多重化手法を使用する。短距離無線媒体転送使用シナリオ(6ft未満の送信距離)において、WiGig(60GHzにおける)は、例えば、送信機から受信機への信号の空間利得を最大化することにより、総スループットを最大化するためにビームフォーミングを使用する。軌道角運動量(OAM)は、同じ伝搬軸及び物理チャネルに沿って相互に直交するOAMモードを送信及び検出することにより、総チャネル容量を増やすために使用できる空間多重化方式である。いくつかの物理チャネル条件は、OAMに良く適するが、他の条件は、ビームフォーミング又は他の伝搬方式により良く適して、より高い総チャネル容量を達成する。
【図面の簡単な説明】
【】
図面は、必ずしも縮尺どおりに描かれておらず、図面において、同様の数字は、異なる図において類似のコンポーネントを説明し得る。異なる文字接尾語を有する同様の数字は、類似のコンポーネントの異なるインスタンスを表し得る。図面は一般に、限定でなく例として、本文献で論じられる様々な態様を示す。
【図】いくつかの態様による一例示的なユーザデバイスを示す。
【図】いくつかの態様による、図1のデバイスに関連して使用することができるミリ波システムを示す。
【図】いくつかの態様による一例示的な基地局無線ヘッドを示す。
【図】いくつかの態様による一例示的なミリメートル波通信回路を示す。
【図】いくつかの態様による、図3Aに示される例示的な送信回路の態様を示す。
【図】いくつかの態様による、図3Aに示される例示的な送信回路の態様を示す。
【図】いくつかの態様による、図3Aに示される例示的な無線周波数回路の態様を示す。
【図】いくつかの態様による、図3Aにおける例示的な受信回路の態様を示す。
【図】いくつかの態様による、図3Aの例示的な使用可能なRF回路を示す。
【図】いくつかの態様による一例示的な無線フロントエンドモジュール(RFEM)の態様を示す。
【図】いくつかの態様による一例示的な無線フロントエンドモジュールの代替的な態様を示す。
【図】いくつかの態様による、図1又は図2で使用可能な一例示的なマルチプロトコルベースバンドプロセッサを示す。
【図】いくつかの態様による一例示的な混合信号ベースバンドサブシステムを示す。
【図】いくつかの態様による一例示的なデジタルベースバンドサブシステムを示す。
【図】いくつかの態様による一例示的なベースバンド処理サブシステムの代替的な態様を示す。
【図】いくつかの態様による一例示的なデジタル信号プロセッササブシステムを示す。
【図】いくつかの態様によるアクセラレータサブシステムの一例を示す。
【図】いくつかの態様による代替的な例示的なアクセラレータサブシステムを示す。
【図】いくつかの態様による一例示的なフルデジタルミリ波受信機アーキテクチャを示す。
【図】いくつかの態様による閉ループビームトラッキングのためのビーム境界を示す。
【図】いくつかの態様によるアンテナアレイ較正のための一方法を示す。
【図】いくつかの態様による見通し線MIMO通信システムを示す。
【図】いくつかの態様によるアンテナ素子の矩形アレイを示す。
【図】いくつかの態様による空間多重化のための一方法を示す。
【図】いくつかの実施形態によるいくつかのOAMモードを示す。
【図】いくつかの態様による、注水を用いた軌道角運動量(OAM)モード選択及び電力割り当てを示す。
【図】いくつかの態様による、OAMモードごとに1つのアンテナ素子が使用されるときの信号対雑音比(SNR)並びに送信機及び受信機間の距離に基づくOAMモード選択を示す。
【図】いくつかの態様による、OAMモードごとに可変数のアンテナ素子が使用されるときの信号対雑音比(SNR)並びに送信機及び受信機間の距離に基づくOAMモード選択を示す。
【図】いくつかの態様による送信モード切り替えのための一方法のフローチャートを示す。
【図】いくつかの態様による、進化型ノードB(eNB)、新世代ノードB(gNB)、アクセスポイント(AP)、無線局(STA)、移動局(MS)、又はユーザ装置(UE)などの通信デバイスのブロック図を示す。
【発明を実施するための形態】
【】
図1は、いくつかの態様による一例示的なユーザデバイスを示す。ユーザデバイス100は、いくつかの態様においてモバイルデバイスでもよく、アプリケーションプロセッサ105、ベースバンドプロセッサ110(ベースバンドサブシステムとも呼ばれる)、無線フロントエンドモジュール(radio front end module、RFEM)115、メモリ120、コネクティビティサブシステム125、近距離通信(near field communication、NFC)コントローラ130、オーディオドライバ135、カメラドライバ140、タッチスクリーン145、ディスプレイドライバ150、センサ155、取り外し可能メモリ160、電力管理集積回路(power management integrated circuit、PMIC)165、及びスマートバッテリ170を含む。
【】
いくつかの態様において、アプリケーションプロセッサ105は、例えば、1つ以上の中央処理装置(CPU)コア及び1つ以上のキャッシュメモリ、低ドロップアウト電圧レギュレータ(LDO)、割り込みコントローラ、SPI、I2C又はユニバーサルプログラマブルシリアルインターフェースサブシステムなどのシリアルインターフェース、リアルタイムクロック(RTC)、インターバル及びウォッチドッグタイマを含むタイマカウンタ、汎用IO、SD/MMC又は同様のものなどのメモリカードコントローラ、USBインターフェース、MIPIインターフェース、及び/又はジョイントテストアクセスグループ(Joint Test Access Group、JTAG)テストアクセスポートを含むことができる。
【】
いくつかの態様において、ベースバンドプロセッサ110は、例えば、1つ以上の集積回路を含む半田付けの基板、メイン回路板に半田付けされた単一パッケージ化集積回路、及び/又は2つ以上の集積回路を含むマルチチップモジュールとして実装されてもよい。
【】
ミリ波(mmWave)技術の適用は、例えば、WiGig及び将来の5Gを含むことができるが、ミリ波技術は、様々な電気通信システムに適用可能とすることができる。ミリ波技術は、短距離の電気通信システムにとって特に魅力的な場合がある。WiGigデバイスは、免許不要の(unlicensed)60GHz帯で動作するのに対し、5Gミリ波は、最初、免許要の(licensed)28GHz帯及び39GHz帯で動作することを期待される。ミリ波システムにおける一例示的なベースバンドサブシステム110及びRFEM115のブロック図を図1Aに示す。
【】
図1Aは、本開示のいくつかの態様による、図1のデバイス100に関連して使用することができるミリ波システム100Aを示す。システム100Aは、2つのコンポーネント、すなわち、ベースバンドサブシステム110及び1つ以上の無線フロントエンドモジュール(RFEM)115を含む。RFEM115は、変調された中間周波数(IF)信号、DC電力、クロック信号、及び制御信号を供給する単一の同軸ケーブル190により、ベースバンドサブシステム110に接続することができる。
【】
ベースバンドサブシステム110はその全体を示されてはいないが、図1Aはむしろ、アナログフロントエンドの一実装を示している。これは、中間周波数(現在の実装では約10GHz)へのアップコンバータ173を有する送信機(TX)セクション191A、IFからベースバンドへのダウンコンバージョン175を有する受信機セクション191B、単一のケーブル190上への送信及び受信信号を多重化する/逆多重化する(demultiplex)ためのコンバイナを含む制御及び多重化回路177を含む。さらに、電力T形回路(power tee circuitry)192(個別コンポーネントを含む)が、RFEM115にDC電力を供給するためにベースバンド回路板上に含まれる。いくつかの態様において、TXセクション及びRXセクションの組み合わせは、送受信機と呼ばれることがあり、これに、本明細書に記載されるタイプの1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイが結合され得る。
【】
RFEM115は、複数のプリントアンテナと、ミリメートル波(millimeter-wave)周波数へのアップコンバージョン/ダウンコンバージョン174、電力合成器/分配器176、プログラマブル移相(phase shifting)178及び電力増幅器(PA)180、低雑音増幅器(LNA)182、並びに制御及び電力管理回路184A及び184Bを含む複数の無線チェーンを含む1つ以上のRFデバイスとを含む、小型の回路板でもよい。この配置は、Wi-Fi又はセルラー実装と異なる場合があり、Wi-Fi又はセルラー実装は一般に、全てのRF及びベースバンド機能を単一のユニットに統合させ、アンテナを、同軸ケーブルを介して遠隔的にのみ接続させる。
【】
このアーキテクチャの差は、ミリメートル波周波数での同軸ケーブルにおける非常に大きい電力損失が駆り立て得る。これらの電力損失は、アンテナでの送信電力を低減させ、受信感度を低減させる可能性がある。この問題を回避するために、いくつかの態様において、PA180及びLNA182は、集積アンテナを備えたRFEM115に移動され得る。さらに、RFEM115は、同軸ケーブル190上のIF信号がより低い周波数であり得るように、アップコンバージョン/ダウンコンバージョン174を含んでもよい。ミリ波5G装置、手法、及び特徴のためのさらなるシステムコンテキストを、本明細書で以下に論じる。
【】
図2は、いくつかの態様による一例示的な基地局又はインフラストラクチャ機器無線ヘッドを示す。基地局無線ヘッド(base station radio head)200は、アプリケーションプロセッサ205、ベースバンドプロセッサ210、1つ以上の無線フロントエンドモジュール215、メモリ220、電力管理集積回路(PMIC)225、電力T形回路230、ネットワークコントローラ235、ネットワークインターフェースコネクタ240、衛星ナビゲーション受信機(例えば、GPS受信機)245、及びユーザインターフェース250のうちの1つ以上を含むことができる。
【】
いくつかの態様において、アプリケーションプロセッサ205は、1つ以上のCPUコア及び1つ以上のキャッシュメモリの、低ドロップアウト電圧レギュレータ(LDO)、割り込みコントローラ、SPI、I2C又はユニバーサルプログラマブルシリアルインターフェースなどのシリアルインターフェース、リアルタイムクロック(RTC)、インターバル及びウォッチドッグタイマを含むタイマカウンタ、汎用IO、SD/MMC又は同様のものなどのメモリカードコントローラ、USBインターフェース、MIPIインターフェース、及びジョイントテストアクセスグループ(JTAG)テストアクセスポートを含むことができる。
【】
いくつかの態様において、ベースバンドプロセッサ210は、例えば、1つ以上の集積回路を含む半田付けの基板、メイン回路板に半田付けされた単一パッケージ化集積回路、又は2つ以上の集積回路を含むマルチチップサブシステムとして実装されてもよい。
【】
いくつかの態様において、メモリ220は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)及び/又は同期DRAM(SDRAM)を含む揮発性メモリ、並びに高速電気的消去可能メモリ(一般にフラッシュメモリと呼ばれる)、相変化ランダムアクセスメモリ(PRAM)、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)、及び/又は三次元クロスポイントメモリを含む不揮発性メモリのうちの1つ以上を含むことができる。メモリ220は、半田付けのパッケージ化集積回路、ソケット化メモリモジュール、及びプラグインメモリカードのうちの1つ以上として実装されてもよい。
【】
いくつかの態様において、電力管理集積回路225は、電圧レギュレータ、サージプロテクタ、電力アラーム検出回路、及びバッテリ又はキャパシタなどの1つ以上のバックアップ電源のうちの1つ以上を含むことができる。電力アラーム検出回路は、ブラウンアウト(電圧不足)状態及びサージ(電圧過剰)状態のうちの1つ以上を検出することができる。
【】
いくつかの態様において、電力T形回路230は、ネットワークケーブルから引き出される電力を提供することができる。電力T形回路230は、単一のケーブルを使用して、電力供給及びデータコネクティビティの双方を基地局無線ヘッド200に提供することができる。
【】
いくつかの態様において、ネットワークコントローラ235は、イーサネットなどの標準的なネットワークインターフェースプロトコルを使用して、ネットワークへのコネクティビティを提供することができる。ネットワークコネクティビティは、電気的(一般に銅相互接続と呼ばれる)、光学的、又は無線のうちの1つである物理的接続を使用して提供されてもよい。
【】
いくつかの態様において、衛星ナビゲーション受信機245は、全地球測位システム(global positioning system、GPS)、Globalnaya Navigatsionnaya Sputnikovaya Sistema(GLONASS)、Galileo、及び/又はBeiDouなどの1つ以上のナビゲーション衛星コンステレーションにより送信された信号を受信及び復号する回路を含むことができる。受信機245は、アプリケーションプロセッサ205に、測位データ又は時間データのうちの1つ以上を含み得るデータを提供することができる。時間データは、アプリケーションプロセッサ205により、他の無線基地局又はインフラストラクチャ機器と動作を同期させるために使用することができる。
【】
いくつかの態様において、ユーザインターフェース250は、1つ以上のボタンを含むことができる。ボタンは、リセットボタンを含んでもよい。また、ユーザインターフェース250は、LED及び表示画面などの1つ以上のインジケータを含んでもよい。
【】
図3Aは、いくつかの態様による例示的なミリ波通信回路を示し、図3B及び図3Cは、いくつかの態様による図3Aに示される送信回路の態様を示し、図3Dは、いくつかの態様による図3Aに示される無線周波数回路の態様を示し、図3Eは、いくつかの態様による図3Aにおける受信回路の態様を示す。図3Aに示すミリメートル波通信回路300は、代替的に、機能に従ってグループ化されてもよい。図3Aに示されるコンポーネントは、ここで説明の目的で提供されており、図3Aに示されない他のコンポーネントを含んでもよい。
【】
ミリメートル波通信回路300は、プロトコル処理回路305(又は、プロセッサ)、又は他の処理する手段を含むことができる。プロトコル処理回路305は、とりわけ、媒体アクセス制御(medium access control、MAC)、無線リンク制御(radio link control、RLC)、パケットデータ収束プロトコル(packet data convergence protocol、PDCP)、無線リソース制御(radio resource control、RRC)、及び非アクセス層(non-access stratum、NAS)機能のうちの1つ以上を実装することができる。プロトコル処理回路305は、命令を実行するための1つ以上の処理コアと、プログラム及びデータ情報を記憶するための1つ以上のメモリ構造を含んでもよい。
【】
ミリメートル波通信回路300は、デジタルベースバンド回路310をさらに含むことができる。デジタルベースバンド回路310は、ハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request、HARQ)機能、スクランブリング及び/又はデスクランブリング、コーディング及び/又は復号、層マッピング及び/又はデマッピング、変調シンボルマッピング、受信シンボル及び/又はビットメトリック決定、時空間(space-time)、空間周波数(space-frequency)、又は空間符号化のうちの1つ以上を含み得るマルチアンテナポートプリコーディング(pre-coding)及び/又は復号、参照信号生成及び/又は検出、プリアンブル系列生成及び/又は復号、同期系列生成及び/又は検出、制御チャネル信号ブラインド復号、並びに他の関連機能のうちの1つ以上を含む、物理層(PHY)機能を実装することができる。
【】
ミリメートル波通信回路300は、送信回路315、受信回路320、及び/又はアンテナアレイ回路330をさらに含むことができる。ミリメートル波通信回路300は、RF回路325をさらに含むことができる。いくつかの態様において、RF回路325は、送信及び/又は受信のための1つ又は複数の並列RFチェーンを含んでもよい。RFチェーンの各々は、アンテナアレイ回路330の1つ以上のアンテナに接続され得る。
【】
いくつかの態様において、プロトコル処理回路305は、制御回路の1つ以上のインスタンスを含むことができる。制御回路は、デジタルベースバンド回路310、送信回路315、受信回路320、及び/又はRF回路325のうちの1つ以上のための制御機能を提供することができる。
【】
図3B及び図3Cは、いくつかの態様による、図3Aに示される送信回路の態様を示す。図3Bに示す送信回路315は、デジタルアナログコンバータ(DAC)340、アナログベースバンド回路345、アップコンバージョン回路350、及び/又はフィルタリング及び増幅回路355のうちの1つ以上を含むことができる。DAC340は、デジタル信号をアナログ信号にコンバートすることができる。アナログベースバンド回路345は、以下に示すように、複数の機能を実行することができる。アップコンバージョン回路350は、アナログベースバンド回路345からのベースバンド信号をRF周波数(例えば、ミリ波周波数)へアップコンバートすることができる。フィルタリング及び増幅回路355は、アナログ信号をフィルタリング及び増幅することができる。プロトコル処理回路305と、DAC340、アナログベースバンド回路345、アップコンバージョン回路350、及び/又はフィルタリング及び増幅回路355のうちの1つ以上との間で、制御信号が供給され得る。
【】
図3Cに示す送信回路315は、デジタル送信回路365及びRF回路370を含むことができる。いくつかの態様において、フィルタリング及び増幅回路355からの信号が、デジタル送信回路365に提供されてもよい。上述のように、プロトコル処理回路305と、デジタル送信回路365及びRF回路370のうちの1つ以上との間で、制御信号が供給され得る。
【】
図3Dは、いくつかの態様による、図3Aに示された無線周波数回路の態様を示す。無線周波数回路325は、無線チェーン回路372の1つ以上のインスタンスを含むことができ、無線チェーン回路は、いくつかの態様において、1つ以上のフィルタ、電力増幅器、低雑音増幅器、プログラマブル移相器(phase shifters)、及び電源を含むことができる。
【】
無線周波数回路325はまた、いくつかの態様において、電力合成及び分配回路374を含むことができる。いくつかの態様において、電力合成及び分配回路374は、双方向に動作してもよく、それにより、同じ物理回路が、デバイスが送信しているとき電力分配器として、デバイスが受信しているとき電力合成器として動作するように構成され得る。いくつかの態様において、電力合成及び分配回路374は、デバイスが送信しているとき電力分配を、デバイスが受信しているとき電力合成を実行するために、1つ以上の全体又は部分的に別個の回路を含んでもよい。いくつかの態様において、電力合成及び分配回路374は、ツリーにおいて配置された1つ以上の二方向電力分配器/合成器を含む受動回路を含んでもよい。いくつかの態様において、電力合成及び分配回路374は、増幅器回路を含む能動回路を含んでもよい。
【】
いくつかの態様において、無線周波数回路325は、図3Aの送信回路315及び受信回路320に接続することができる。無線周波数回路325は、1つ以上の無線チェーンインターフェース376及び/又は結合無線チェーンインターフェース378を介して、送信回路315及び受信回路320に接続してもよい。いくつかの態様において、1つ以上の無線チェーンインターフェース376は、各々が単一のアンテナ構造に関連づけられた1つ以上の受信又は送信信号に対する1つ以上のインターフェースを提供することができる。いくつかの態様において、結合無線チェーンインターフェース378は、各々がアンテナ構造のグループに関連づけられた1つ以上の受信又は送信信号に対する単一のインターフェースを提供することができる。
【】
図3Eは、いくつかの態様による図3Aにおける受信回路の態様を示す。受信回路320は、並列受信回路382のうちの1つ以上、及び/又は結合受信回路384のうちの1つ以上を含むことができる。いくつかの態様において、1つ以上の並列受信回路382及び1つ以上の結合受信回路384は、1つ以上の中間周波数(IF)ダウンコンバージョン回路386、IF処理回路388、ベースバンドダウンコンバージョン回路390、ベースバンド処理回路392、及びアナログデジタルコンバータ(ADC)回路394を含むことができる。本明細書で用いられるとき、用語「中間周波数」は、キャリア周波数(又は、周波数信号)が送信、受信、及び/又は信号処理における中間ステップにおいてシフトされる先の周波数を指す。IFダウンコンバージョン回路386は、受信RF信号をIFにコンバートすることができる。IF処理回路388は、IF信号を、例えばフィルタリング及び増幅を介して処理することができる。ベースバンドダウンコンバージョン回路390は、IF処理回路388からの信号をベースバンドにコンバートすることができる。ベースバンド処理回路392は、ベースバンド信号を、例えばフィルタリング及び増幅を介して処理することができる。ADC回路394は、処理されたアナログベースバンド信号をデジタル信号にコンバートすることができる。
【】
図4は、いくつかの態様による、図3Aの例示的なRF回路を示す。一態様において、図3AのRF回路325(図4では参照番号425を使用して示される)は、IFインターフェース回路405、フィルタリング回路410、アップコンバージョン及びダウンコンバージョン回路415、シンセサイザ回路420、フィルタリング及び増幅回路424、電力合成及び分配回路430、並びに無線チェーン回路435のうちの1つ以上を含むことができる。
【】
図5A及び図5Bは、いくつかの態様による、図1及び図2に示される回路網に使用可能な無線フロントエンドモジュールの態様を示す。図5Aは、いくつかの態様による無線フロントエンドモジュール(RFEM)の一態様を示す。RFEM500は、ミリメートル波RFEM505と、1つ以上の6ギガヘルツ超の無線周波数集積回路(RFIC)515、及び/又は1つ以上の6ギガヘルツ未満の(sub-six gigahertz)RFIC522を組み込む。この態様において、1つ以上の6ギガヘルツ未満のRFIC515及び/又は1つ以上の6ギガヘルツ未満のRFIC522は、ミリメートル波RFEM505から物理的に分離されてもよい。RFIC515及び522は、1つ以上のアンテナ520への接続を含むことができる。RFEM505は、複数のアンテナ510を含むことができる。
【】
図5Bは、いくつかの態様による無線フロントエンドモジュールの代替的な態様を示す。この態様では、ミリメートル波機能及び6ギガヘルツ未満の無線機能の双方を、同じ物理的な無線フロントエンドモジュール(RFEM)530内に実装することができる。RFEM530は、ミリメートル波アンテナ535と6ギガヘルツ未満のアンテナ540の双方を組み込むことができる。
【】
図6は、いくつかの態様による、図1又は図2に示されるシステム及び回路網において使用可能なマルチプロトコルベースバンドプロセッサ600を示す。一態様において、ベースバンドプロセッサは、1つ以上のデジタルベースバンドサブシステム640A、640B、640C、640Dを含むことができ、これらは、本明細書において集合的にデジタルベースバンドサブシステム640とも呼ばれる。
【】
一態様において、1つ以上のデジタルベースバンドサブシステム640A、640B、640C、640Dは、インターコネクトサブシステム665を介して、CPUサブシステム670、オーディオサブシステム675、及びインターフェースサブシステム680のうちの1つ以上に結合され得る。一態様において、1つ以上のデジタルベースバンドサブシステム640は、インターコネクトサブシステム645を介して、デジタルベースバンドインターフェース660A、660B、及び混合信号ベースバンドサブシステム635A、635Bの各々のうちの1つ以上に結合されてもよい。
【】
一態様において、インターコネクトサブシステム665及び645は各々、バスポイントツーポイント接続及びネットワークオンチップ(NOC)構造の各々のうちの1つ以上を含むことができる。一態様において、オーディオサブシステム675は、デジタル信号処理回路、バッファメモリ、プログラムメモリ、発話処理アクセラレータ回路、アナログデジタルコンバータ回路及びデジタルアナログコンバータ回路などのデータコンバータ回路、並びに増幅器及びフィルタのうちの1つ以上を含むアナログ回路のうちの、1つ以上を含むことができる。
【】
図7は、いくつかの態様による混合信号(mixed-signal)ベースバンドサブシステム700の一例を示す。一態様において、混合信号ベースバンドサブシステム700は、IFインターフェース705、アナログIFサブシステム710、ダウンコンバータ及びアップコンバータサブシステム720、アナログベースバンドサブシステム730、データコンバータサブシステム735、シンセサイザ725、及び制御サブシステム740のうちの1つ以上を含むことができる。
【】
図8Aは、いくつかの態様によるデジタルベースバンド処理サブシステム801を示す。図8Bは、いくつかの態様によるデジタルベースバンド処理サブシステム802の代替的な態様を示す。
【】
図8Aの態様において、デジタルベースバンド処理サブシステム801は、デジタル信号プロセッサ(DSP)サブシステム805A、805B、...805N、インターコネクトサブシステム835、ブートローダサブシステム810、共有メモリサブシステム815、デジタルI/Oサブシステム820、及びデジタルベースバンドインターフェースサブシステム825の各々のうちの1つ以上を含むことができる。
【】
図8Bの態様において、デジタルベースバンド処理サブシステム802は、アクセラレータサブシステム845A、845B、...845N、バッファメモリ850A、850B、...850N、インターコネクトサブシステム835、共有メモリサブシステム815、デジタルI/Oサブシステム820、コントローラサブシステム840、及びデジタルベースバンドインターフェースサブシステム825の各々のうちの1つ以上を含むことができる。
【】
一態様において、ブートローダサブシステム810は、1つ以上のDSPサブシステム805の各々に関連づけられたプログラムメモリ及び実行状態の構成を実行するように構成されたデジタル論理回路を含むことができる。1つ以上のDSPサブシステム805の各々のプログラムメモリの構成は、デジタルベースバンド処理サブシステム801及び802の外部のストレージから実行可能プログラムコードをロードすることを含むことができる。1つ以上のDSPサブシステム805の各々に関連づけられた実行状態の構成は、1つ以上のDSPサブシステム805の各々に組み込まれ得る少なくとも1つのDSPコアの状態を、それが実行していない状態に設定するステップと、1つ以上のDSPサブシステム805の各々に組み込まれ得る少なくとも1つのDSPコアの状態を、それが所定のメモリ位置から始まるプログラムコードの実行を開始する状態に設定するステップと、のうちの1つ以上を含むことができる。
【】
一態様において、共有メモリサブシステム815は、読取専用メモリ(ROM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、埋め込みダイナミックランダムアクセスメモリ(eDRAM)、及び/又は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)のうちの1つ以上を含むことができる。
【】
一態様において、デジタルI/Oサブシステム820は、アイ・ツー・シー(Inter-Integrated Circuit、I2C)、シリアルペリフェラルインターフェース(SPI)、又は他の1、2、又は3線シリアルインターフェースなどのシリアルインターフェース、汎用入力・出力(GPIO)、レジスタアクセスインターフェース、及びダイレクトメモリアクセス(DMA)などのパラレルインターフェースのうちの1つ以上を含むことができる。一態様において、デジタルI/Oサブシステム820に実装されるレジスタアクセスインターフェースにより、デジタルベースバンド処理サブシステム801の外部のマイクロプロセッサコアが、制御及びデータのレジスタ及びメモリのうちの1つ以上を読み取り、及び/又は書き込むことができるようにしてもよい。一態様において、デジタルI/Oサブシステム820に実装されるDMA論理回路が、デジタルベースバンド処理サブシステム801の内部及び外部のメモリ位置を含むメモリ位置間のデータの連続ブロックの転送を可能にしてもよい。
【】
一態様において、デジタルベースバンドインターフェースサブシステム825は、ベースバンド処理サブシステムと、デジタルベースバンド処理サブシステム801の外部の混合信号ベースバンド又は無線周波数回路との間の、デジタルベースバンドサンプルの転送を提供することができる。一態様において、デジタルベースバンドインターフェースサブシステム825により転送されるデジタルベースバンドサンプルは、同相及び直交(I/Q)サンプルを含むことができる。
【】
一態様において、コントローラサブシステム840は、制御レジスタ及びステータスレジスタ、並びに制御状態マシンの各々のうちの1つ以上を含むことができる。一態様において、制御レジスタ及びステータスレジスタは、レジスタインターフェースを介してアクセスされてもよく、制御状態マシンの動作を開始及び停止すること、制御状態マシンをデフォルト状態にリセットすること、任意の処理機能を構成すること、及び/又は割り込みの生成を構成すること、及び動作のステータスをレポートすることのうちの1つ以上を提供することができる。一態様において、1つ以上の制御状態マシンの各々は、1つ以上のアクセラレータサブシステム845の各々の動作シーケンスを制御することができる。同じベースバンドサブシステム内に、図8A及び図8Bの双方の実装の例が存在してもよい。
【】
図9は、いくつかの態様によるデジタル信号プロセッサ(DSP)サブシステム900を示す。
【】
一態様において、DSPサブシステム900は、DSPコアサブシステム905、ローカルメモリ910、ダイレクトメモリアクセス(DMA)サブシステム915、アクセラレータサブシステム920A、920B...920N、外部インターフェースサブシステム925、電力管理回路930、及びインターコネクトサブシステム935の各々のうちの1つ以上を含むことができる。
【】
一態様において、ローカルメモリ910は、読取専用メモリ、スタティックランダムアクセスメモリ、又は埋め込みダイナミックランダムアクセスメモリの各々のうちの1つ以上を含むことができる。
【】
一態様において、DMAサブシステム915は、DSPサブシステム900の内部及び外部のメモリ位置を含むメモリ位置間でデータのブロックを転送するように適合されたレジスタ及び制御状態マシン回路を提供することができる。
【】
一態様において、外部インターフェースサブシステム925は、DSPサブシステム900の外部のマイクロプロセッサシステムによる、DSPサブシステム900内に実装され得るメモリ、制御レジスタ、及びステータスレジスタのうちの1つ以上へのアクセスを提供することができる。一態様において、外部インターフェースサブシステム925は、DMAサブシステム915及びDSPコアサブシステム905のうちの1つ以上の制御下で、ローカルメモリ910とDSPサブシステム900の外部の記憶装置との間のデータの転送を提供することができる。
【】
図10Aは、いくつかの態様によるアクセラレータサブシステム1000の一例を示す。図10Bは、いくつかの態様によるアクセラレータサブシステム1000の一例を示す。
【】
一態様において、アクセラレータサブシステム1000は、制御状態マシン1005、制御レジスタ1010、メモリインターフェース1020、スクラッチパッドメモリ1025、計算エンジン1030A...1030N、及びデータフローインターフェース1035A、1035Bの各々のうちの1つ以上を含むことができる。
【】
一態様において、制御レジスタ1010は、アクセラレータサブシステム1000の動作を構成及び制御することができ、動作には、イネーブルレジスタビットを用いて動作を有効又は無効にすること、停止(halt)レジスタビットに書き込むことにより処理中の動作を停止すること、計算動作を構成するためのパラメータを提供すること、1つ以上の制御及びデータ構造の位置を識別するためのメモリアドレス情報を提供すること、割り込みの生成を構成すること、又は他の制御機能のうちの1つ以上を含むことができる。
【】
一態様において、制御状態マシン1005は、アクセラレータサブシステム1000の動作シーケンスを制御することができる。
【】
MIMO受信機のためのアンテナアレイ較正の方法
無線チップツーチップ(chip-to-chip)通信は、受信機における複数アンテナシステムを含むことができる。このような通信では、集約データレート要件がかなり大きい可能性があり、このような通信では、高周波数(例えば、テラヘルツ帯)がしばしば使用される。しかしながら、複数アンテナシステムは、システムにおける加熱又は非線形性及び雑音に起因して較正誤差を有することがある。結果として生じる較正誤差はビームフォーミング性能に影響を及ぼし、これは次に、干渉の増加、信号対雑音比(signal-to-noise ratio、SNR)の劣化、及びデータレートの低減に寄与することになる。
【】
複数アンテナシステムを較正するためのいくつかの方法は、事前較正されたビームフォーミングベクトルを利用する。しかしながら、熱的加熱又はアンテナ電気特性の変化に起因して、事前較正されたコードブック値は妥当でなく、干渉の増加につながる可能性がある。
【】
複数アンテナシステムを較正するためのいくつかの他の方法は、受信信号電力を最大化するために受信信号の空間的相関に従ってビーム方向をブラインド適合させる閉ループビームトラッキング方法を含む場合がある。しかしながら、閉ループビームトラッキングは、干渉からの電力を捕捉し、かつブロック誤り率において相当な損失を生じる、かなり高いサイドローブを有するビームフォーミングベクトルを結果としてもたらす可能性がある。損失は、干渉方向及び強度に依存して増加する可能性がある。さらに、マルチビームトラッキング方法は、過度に複雑な可能性がある。
【】
いくつかの態様による方法、システム、及び装置は、さもなければ上述の較正誤差を提示し得る複数アンテナシステムのための、低複雑性のブラインドのデジタルビーム較正を提供する。いくつかの態様による方法は、本明細書に記載されるようにアンテナアレイ位相誤差を緩和することにより、ビームフォーミング利得を最大化することができる。ブラインドビーム較正は、通信における待ち時間を改善することができ、なぜならば、較正のためにパイロット系列が使用されず、較正はチャネル内の任意の通信信号に基づいて行うことができるためである。対照的に、他のタイプの較正は、パイロット系列の周期的な送信を必要とする。さらに、デジタルビームフォーミングは、データパスに平行なデジタルドメインにおいてビーム較正を可能にする利点を有する。態様による方法は、図11に示すようなフルデジタル受信機で実行することができる。
【】
図11は、いくつかの態様による一例示的なフルデジタルミリ波受信機(fully digital mmWave receiver)アーキテクチャ1100を示す。圧縮が空間ドメイン上で行われ、Nr個のアンテナ1112は、Nr個の複素信号y 1114を提供するために、ADC1106を通じて供給される(fed)。ブラインドビーム較正が、ビーム較正回路1118が入力1114を使用し、ビームフォーミングベクトル1120を圧縮回路1108に提供することにより実行され、圧縮回路1108は次に、ビームフォーミング出力1116をベースバンド処理回路1110に提供する。
【】
ビーム較正のための最適化メトリックは、いくつかの態様において、較正ベクトル(下記の式(1)を参照)を越えて最大化することによる、受信信号電力の最大化を含むことができる。所与の数のI/OインターフェースリンクMについて、態様による方法は、時間ドメインにおいて最大の受信電力を提供するM個のビームをトラッキングする。
【数】
ここで、Dはビームフォーミング方向であり、cは較正誤差であり、yは受信信号であり(これにおいてトレーニングは不要である)、diag(c)は較正ベクトルの対角化である。
【】
コスト関数は、ビームフォーミングの後の受信信号電力を最大化する。提案される態様による方法は、時間及び周波数オフセット補正の要件なしに時間ドメインサンプルを使用する。このブラインドアプローチは、周波数及び時間双方のドメインで機能する。上述の高いサイドローブを低減させるために、本明細書に記載の態様に従い、閉ループビームトラッキング方法に制約が課される。
【】
第kのアンテナで受信した信号は、式(2)に従って与えられる。
【数】
【】
ベクトル形式では、これは次のように書くことができる。
【数】
ここで、x(t)は送信信号であり、hはチャネルであり、n(t)雑音信号である。
【】
hは、以下のように表すことができる。
【数】
ここで、到来角は、
【数】
であり、g
cmは、第cのクラスタ内の第mの要素の複素利得である。
【】
ビームフォーミング行列Dを所与として、受信信号電力に関する最良ビーム方向d
best(最高のビームフォーミング利得)は、Dから選択され得る。最良ビームの位相値は、N個のアンテナを有する一様な線形アレイの場合、以下のように示される。
【数】
干渉の方向への発散を回避するために、いくつかの態様に従い、閉ループビームトラッキングを実行した後、方法がビームを他のビーム方向(干渉に寄与する可能性がある)に向けてステアリングしないように、位相制約が設定される。したがって、位相制約が、N個のアンテナを有する線形アレイの場合、以下のように定義される。
【数】
θ
range-は下方限界であり、θ
range+は上方限界である。アンテナアレイにおけるアンテナ数がNであると仮定すると、(N/2-1,...,0)eは、中心素子に対するアンテナアレイの左側の位相オフセットを表す。(0,...,N/2-1)eは、アンテナアレイの右側の位相オフセットを表す。アンテナ素子の線形増加は、アンテナ素子の一様な線形配置に起因することに留意する。max{.,v}は、較正誤差の限界に由来することに留意する。max{.,v}なしでは、中心の2つのアンテナ素子が、ゼロに等しい較正誤差限界を有する。これは、これらのアンテナが較正誤差を有し得ないことを意味する。これについて調整するために、中心の2つのアンテナ素子が(-v,v)の較正誤差を有するように、max{.,v}が追加される。アンテナごとの較正誤差は、他のビーム方向への発散を制限する[-e,e]で表すことができ、vは、熱的加熱に起因する最大相対位相誤差の上方限界である。位相制約は、図12にビーム境界1202、1204、及び1206として示される。
【】
閉ループビームトラッキングアルゴリズムは、以下のように実行される。
【数】
【】
重みw
k*は、ビームフォーミング信号r(t)の出力電力を最大化するアルゴリズムにより決定される。
【数】
【】
このようなアルゴリズムの一例は、出力電力を最大化する等利得合成手法(Equal Gain Combining technique)を使用することである。
【数】
ここで、位相は以下に従って拘束され(bound)、
【数】
ここで、μは収束パラメータである。
【】
上述のように、閉ループ較正を実行した後、位相値は、受信信号電力を最大化する値に収束する。本質的に、このアルゴリズムは、受信機パスにおける位相較正誤差を解決する。θkは、各アンテナに対して最良の位相を見出すために、各サンプル時間に更新される。
【】
較正されたビームフォーミングベクトルwを見出した後、較正されたビームの位相と較正されていないビームの元の位相との間の差(例えば、「較正誤差」)が、式(1)において使用されるcを見出すために計算される。
【数】
【】
上述の閉ループアルゴリズムは、各アンテナ素子位相を調整することによりビームフォーミング利得を最大化する。式(13)で計算される同じ較正誤差が、コードブック全体を(例えば、各ビームについて)較正するために使用され、なぜならば、較正誤差は、全てのビーム方向に対して共通であるためである。言い換えると、各ビーム方向が同じアンテナアレイを使用するため、各ビーム方向は同じ較正誤差を有するはずであり、なぜならば、アンテナアレイのアンテナは全て、同じ熱、雑音、及び他の条件を受けるためである。さらに、各ビームが別様に較正された場合、直交性が失われ、干渉が増加することになる。
【】
図13は、いくつかの態様によるアンテナアレイ較正のための方法1300を示す。方法1300のいくつかの動作は、圧縮回路1108(図11)又はベースバンドプロセッサ110(図1)などの処理回路により実行することができる。方法1302は、処理回路が、ビームフォーミング方向の行列のうちのどの最良ビーム方向が最良であるかを決定することで開始することができ、「最良」ビーム方向は、受信電力が最大化されるビーム方向である。いくつかの態様において、最良ビーム方向は、本明細書で前述したように、式(2)~(6)に基づいて決定することができる。いくつかの態様において、ビームフォーミング方向は、周期的に、又は通信の劣化に気付くと決定することができる。
【】
例示的な方法1300は動作1304を続け、動作1304では、処理回路が、位相制約を初期化する。いくつかの態様において、位相制約は、本明細書で前述したように、式(7)~(8)を参照して上述したように定義することができる。例示的な方法1300は動作1306を続け、動作1306では、処理回路が、例えば、本明細書で前述したように式(9)~(12)に従って、受信信号の閉ループビームトラッキングを実行する。
【】
例示的な方法1300は動作1308及び1310を続け、動作1308及び1310では、処理回路が、較正されたビームの位相と較正されていないビームの元の位相との間の差を決定し、本明細書で前述した式(13)に従って較正誤差を決定して、較正誤差を決定する。較正誤差が決定されると、較正誤差に基づいて、後の通信のためにコードブックを調整することができる。本明細書で前述したように、ビーム間の干渉を制限するためにコードブック全体を較正するために、計算された同じ較正誤差が使用される。
【】
見通し線(LoS)MIMO通信のための軌道角運動量(OAM)に基づく半開ループ空間多重化方式
アンテナアレイは、MIMO通信システムを実現するために使用することができ、これは、空間多重化を介してより多くの自由度を得ることを可能にし、オペレータがスペクトル効率に対する増大するニーズを満たすのを助ける。長距離の見通し線(line-of-sight、LoS)通信において、チャネル行列はランク1のものである。長距離LoSでは、カバレッジを提供するために、単一のデータストリームに対するビームフォーミングを適用することができる。
【】
短距離LoS(チップツーチップ通信は短距離通信の一例であるが、態様はこれに限定されない)では、チャネル行列は高ランクを有し(実際のランクは、具体的な距離及びアンテナ素子の数に依存する)、より高い多重化利得を達成することができる。この多重化利得を達成できる最大距離は、送信機及び受信機開口のサイズ、及び波長により決定される。テラヘルツ通信などの高周波数の適用では、この「短い」距離が実際に適用可能になる。
【】
チャネルからの最大多重化利得を達成するために、現在のシステムにおける送信機及び受信機回路は、チャネル行列の詳細な知識(CSI)を取得する。このような知識を取得することは、複数のアンテナと厳密な待ち時間制約が存在するとき、困難である可能性があり、なぜならば、それは、大きいトレーニングオーバヘッド、大きいフィードバックオーバヘッド、及び/又はアンテナ素子ごとの低品質のチャネル推定を必要とするためである。いくつかの態様による装置、システム、及び方法は、チャネル自体のフルの知識でなく、通信の前の簡素なセクタスイーピングに対してのみフィードバックを必要とする方式を提供する。半開ループ(semi-open-loop)MIMO多重化のために、事前計算された直交ストリーム上で、ブラインド電力割り当てが実行される。態様において、電力は、軌道角運動量(Orbital Angular Momentum、OAM)モードに基づいて割り当てることができる。チャネルがLoSである(例えば、散乱がないか、又は少ない)ため、多重化利得は、送信機及び受信機アレイのジオメトリ(geometries)に基づいて半開ループ様式で提供され得る。
【】
態様による方法は、MIMO LoSシステムのための多重化方式を提供する。この方式は、任意の通信範囲に適用可能であるが、短距離で最も良く機能し、標準ビームフォーミングより有意な多重化利得を提供する。態様によるMIMOビームフォーミングは、固定の送信‐受信アンテナアレイ構造を利用する。態様による方法は、アンテナごとにチャネルを推定せず、それにより、待ち時間を低減させる。態様による方法は、セクタスイーピングを使用してビーム方向の1つ以上を選択することにより空間多重化ビームフォーミングを最適化し、これはSNRを増加させることができる。さらに、送信機と受信機が整列されていないとき、セクタスイーピングはビームフォーミングを容易に見出すことができる。
【】
図14は、いくつかの態様による見通し線MIMO通信システム1400を示す。システム1400は、送信機アンテナアレイ1402及び受信機アンテナアレイ1404を含む。各アレイ1402、1404は、平面上に複数のアンテナ素子を含む。アレイ1402、1404は、利得0dBiで無指向性であると仮定される。しかしながら、態様はこれに限定されず、態様による方法は、アンテナの任意の利得及び指向性パターンを可能にするために拡張することができる。送信機アンテナアレイ1402は、図15に示すように、N個のアンテナ素子1406を平面上の位置{(x
i,y
i)}
i=1Nに有する。例えば、一様な線形アレイは、いくらかの分離Δについて、(x
i,y
i)=(iΔ,0)、i=1,...,Nである。同様に、受信機アンテナアレイ1404は、M個のアンテナ素子1408を位置
【数】
に有する。
【】
態様による方法は、事前計算フェーズを含み、これにおいて、仮想MIMOチャネル行列
【数】
が、(例えば、ベースバンドプロセッサ110(図1)により)以下のように計算され、これは、アレイが互いからの距離zに完全に整列されることを仮定し、ここで、zは、以下に記載されるように選択可能なパラメータである。
【数】
ここで、λは波長であり、d
ijは、Rxアンテナ素子i(1408)とTXアンテナ素子j(1406)との間の距離であり、以下により与えられる。
【数】
【】
上で定義されたチャネル行列は正規化されており、実際のチャネル行列は、
【数】
にパス損失を乗じることにより取得できることに留意する。しかしながら、これは事前計算フェーズにとって重要ではない。
【】
事前計算距離zは設計パラメータであり、チャネルの正しい特性を捕捉するほど十分に大きいものであるべきである。一般に、zが実際の通信範囲に近いほど、方式はより良く機能する。しかしながら、実際の通信範囲は通常、前もって分からない。経験則として、
【数】
であり、ここで、d
Rはレイリー距離である。
【】
【】
数量D
TX及びD
RXは、それぞれ、送信機アンテナアレイ1402及び受信機アンテナアレイ1404の開口径である。素子位置{(x
i,y
i)}
i=1Nにより与えられるアンテナアレイの直径は、以下により定義される。
【数】
【】
【数】
の特異値分解は、以下で計算され、
【数】
ここで、
【数】
は、U
*U=V
*V=I
rを満たす行列であり、
【数】
は、対角上に、降順で順序づけられた、
【数】
の非負の特異値を有する対角行列である。ここで、rは、
【数】
のランクである。典型的には、LoSマッシブMIMOでは、r<<min(M,N)である。
【】
態様において、事前計算フェーズは1回だけ実行され、通信システム設計の一部である。次いで、その結果は、送信機及び受信機に記憶される(又は、実施形態に依存して、部分的な結果のみである)。以下に記載される通信方式は、実際のチャネル行列Hを知る必要なく、いくつかの情報ストリームを多重化するために、OAMモード及び特異値Σ(「仮想」チャネルのために計算された)に対応する固有ベクトルをU及びVにおいて使用する。これは、
【数】
が、いくらかのスケーリング(距離に依存する)及びフェーズドステアリング(送信機アンテナアレイ1402と受信機アンテナアレイ1404との間の角度に依存する)まで、Hの近似値として作用できることを仮定する。角度は、セクタスイーピングなどの従来の技術で測定することができる。スケーリングは、以下に記載されるように、SNR測定から推測することができる。しかしながら、チャネル行列のスケーリングは固有ベクトルU及びVに対して重要でなく、したがって、これらは何の修正もなしに使用できることに留意する。
【】
後の通信フェーズにおいて、送信機アンテナアレイ1402及び受信機アンテナアレイ1404は、アレイ向きに従って所望のTX及びRXビーム方向を見出すためのプロトコルに従う。例えば、ビームアライメントのために、コードブックベースのビームフォーミング及び網羅的な送信及び受信機探索に従うことができ、これにおいて、送信機は、受信機における送信の最良方向を見出すために、セクタスイーピングを実行する(一方、受信機は、全方向にリスニングする)。次いで、受信機は、最良送信方向を送信機にレポートする。次に、受信機は、受信の最良方向を見出すためにセクタスイーピングを実行する(送信機は、送信機セクタスイープでちょうど見出された方向で送信する)。受信機セクタスイーピングは、受信機がフルデジタルミリメートル波アーキテクチャを有することを仮定すると、事実上ゼロ時間で行うことができる。
【】
セクタスイーピング及びビームフォーミングがひとたび実行されると、通信は少なくとも2つの方法のうちの1つで発生することができる。態様によれる第1の通信方法では、送信機(例えば、送信機セクション191A(図1A))は、プリコーディング行列Vを使用してr個の独立したデータストリームを多重化し、全てのr個のストリームにわたって一様な電力割り当てがある。したがって、受信機(例えば、受信機セクション191B(図1A))は、受信信号にU
*を乗じることにより後処理を実行する。rは、本明細書で前述した事前計算フェーズで見出された「仮想」チャネル行列
【数】
のランクであり、これは、アレイジオメトリのみに依存し、通信の開始前に送信機及び受信機の双方で分かることを思い出されたい。
【】
実効的なチャネル行列は、実際のチャネル行列の次元M×Nより有意に小さい次元r×rのものである。受信機は、このより小さい実効チャネル行列に基づいてチャネル推定を実行し、後に、例えば最小平均二乗誤差(minimum mean-square error、MMSE)後続干渉キャンセル(subsequent interference cancellation、SIC)を使用して信号を復号する。
【】
あるいは、他の態様による第2の通信方法では、最初にチャネル推定を実行する必要なく電力割り当てを実行するために、注水(water-filling)(一定の総電力下で複数のチャネルに電力を割り当てる)が実行される。受信機は、セクタスイーピングから決定される選択されたTX及びRXビームを使用してSNRを測定する。SNRは、以下の式で近似することができる。
【数】
ここで、Pは総送信電力であり、N
0は白色雑音の電力スペクトル密度であり、Wはシステム帯域幅であり、Hは実際の(未知の)チャネル行列であり、1は全て1の列ベクトルである。
【】
(19)で得られたSNR測定値は、送信機にフィードバックされる。実際には、SNRは、TXとRXとの間で分かっている参照/プリアンブルシンボル上で測定され得る。この第2の通信方法によれば、Hは、何らかのスカラーρについて、以下のように近似される。
【数】
この仮定の下で、近似
【数】
(z>d
Rの場合に成り立つ)と共に、
【数】
である。
【】
近似は、特異値がHの固有値を近似するように、事前計算フェーズで見出された、
【数】
の特異値をスケーリングするために使用される。次いで、注水アルゴリズムが、これらの近似された特異値に適用される。具体的には、注水アルゴリズムは、以下の最適化問題を解くために使用される。
【数】
ここで、
【数】
、i=1,...,rは、事前計算フェーズで見出された
【数】
の特異値である。
【】
送信機は、計算された電力割り当てを使用して、事前計算フェーズで見出された行列Vを使用して、r個の(又は、注水結果に依存して、より少ない)データストリームを多重化する(又は、注水の結果に応じて、より少ない)。受信機は、行列Uを使用してMMSE-SIC逆多重化を適用することができる。
【】
図16は、いくつかの態様による空間多重化のための方法1600を示す。態様において、方法1600は、処理回路(例えば、ベースバンドプロセッサ110(図1)、送信機セクション191A(図1A)、受信機セクション191B(図1A)など)により実行することができる。
【】
方法1600は動作1602で開始し、動作1602では、処理回路が、送信セクタスイープを実行して最良送信方向を決定する。方法1600は動作1604を続けることができ、動作1604では、処理回路が、最良送信方向に基づいて受信セクタスイープを実行する。動作は、受信セクタスイーピングの後の複数ストリームのMIMO検出を含むこともできる。
【】
方法1600は動作1606を続けることができ、動作1606では、処理回路が、最良送信方向及び最良受信機方向を使用して、受信機における信号対雑音比を測定する。動作1606は、本明細書で前に提供された式(19)及び付随する説明に従って進めてもよい。
【】
方法1600は動作1608を続けることができ、動作1608では、処理回路が、信号対雑音比に基づいて後の送信のための電力割り当てを計算する。動作1608は、式(20)~(22)及び付随する説明に従って進めてもよい。電力割り当ては、注水アルゴリズムを使用して行うことができ、この注水アルゴリズムは、適応的な数のストリームを有する多重化ストリーム上に適用することができる。ストリームの数は、SNRに基づくこともできる。電力はアクティブストリームに割り当てることができ、アクティブストリームはSNRに基づいて決定することができる。
【】
方法1600は、さらに、本明細書で前に提供された式(14)~(18)及び付随する説明に従って、通信デバイスの送信アンテナアレイ及び受信アンテナアレイのジオメトリに基づいて縮小チャネル行列を生成することなどの他の動作を含むことができる。この縮小チャネル行列に基づいて、フルチャネル行列の近似値を生成することができる。縮小チャネル行列に基づいて、複数のデータストリームを多重化することができる。多重化のためのプリコーダは、縮小チャネル行列から抽出されたチャネルの固有ベクトルを含むことができる。縮小チャネル行列は、送信アンテナアレイと受信アンテナアレイとの間の選択された距離に基づいてもよい。距離は、受信機で検出されたSNRに基づいて推定することができる。
【】
OAM及びMIMOシステムのための送信モード切り替えの方法
軌道角運動量(OAM)は、波面が2πmの位相シフトを有するヘリカル位相面を有して伝搬する電磁波現象であり、mは、モード次数を表す整数である。様々な研究活動が、異なる次数のOAMビームは直交し、したがって理想的には互いに干渉しないことを実証している。これは、例えば、次数m=0のOAMビームは、全てのモードが本質的に同時に同じ物理的な「自由空間」チャネル内で同じ軸に沿って伝搬する状態でさえ、他のOAMモード次数と相互作用しないことを意味する。しかしながら、実際には、工学的限界及びチャネル障害に起因して、OAMモードは、モード生成アーチファクト並びにチャネルマルチパス及び反射効果に起因してクロストークを経験する可能性がある。これらの非理想性にもかかわらず、OAMは、送信機と受信機の間に見通し線が存在する高スループットデータリンクに対して、特にWiGigなどの短距離通信に対して、優れた候補の送信技術である。
【】
OAMはまた、マルチパスが不十分なLoSシナリオにおいても好まれ、なぜならば、モードクロストークが最小であり、その場合、従来の空間的に多重化された見通し線(例えば、従来のMIMO)に比べてチャネル容量が増やされるためである。
【】
図17は、いくつかの態様によるいくつかのOAMモードを示す。左列1710は、自由空間で伝搬するOAMモード1710a、1710b、...、1710eを示す。波面のスパイラル伝搬パターンを観測することができる。中央列1720は、各モードの波面の平面断面の位相プロファイルを示す。右列1730は、各モードの伝搬OAM波面の各々についての振幅プロファイルを示す。無線通信におけるOAMモードを生成及び受信するために、適切な無線システム通信アーキテクチャが、OAMアンテナトポロジ、モード生成/受信トポロジ、及びマルチOAMシグナリングに対処する。例えば、OAMアンテナトポロジは、いくつかの態様によれば、パッチアンテナ素子を使用して複数のOAMモードを生成するための同心アンテナアレイを含むことができる。いくつかの例において、円形アンテナアレイの同心リングは、別個のOAMモードを生成することができる。各同心アンテナアレイリングは、異なるモードを生成し、所望される総モード数が、使用される同心リングの数を規定する。同心アンテナアレイリングの各々は、任意のタイプのアンテナ素子で作成することができる。例えば、正方形パッチアンテナを使用することができる。しかしながら、円形又は他のジオメトリのパッチアンテナが使用されてもよい。さらに、パッチアンテナは、任意のタイプのアンテナを使用できるため、要件ではない。さらに、いくつかの態様は、同心リングのアンテナ以外を使用してもよい。
【】
従来の無線通信システムと同様に、OAM通信システムは、デジタル信号処理のためのベースバンドコンポーネントなどの従来のシステムブロック、フィルタ、増幅器、局所発振器、ミキサ、及び他のコンポーネントなどのRF要素を含むRFフロントエンドコンポーネント、並びにアンテナシステムを含む。
【】
OAMシステムの実装の方法は、OAMモード送信手法に依存してシステムアーキテクチャを決定する。OAM通信システムは、異なるOAMモードにわたって別個のデータストリームを送信し、あるいは複数のモードにわたって1つの単一データストリームを送信し、空間ダイバーシチを提供して、マルチパス問題により引き起こされるフェージングチャネルを緩和するために使用することができる。さらに、システムは、これらの2つの送信タイプの間の構成に適合可能でもよい。一実施形態において、n個のデータストリームをn個のモードにマッピングすることができ、これはフル多重化と呼ばれることがある。別の実施形態において、n個より少ないデータストリームをn個のOAMモードにマッピングし、部分的なダイバーシチ及び部分的な多重化を提供することができる。さらに別の実施形態において、1つのデータストリームをn個のモードにマッピングすることができ、これはフルダイバーシチと呼ばれることがある。
【】
より少ない数のストリームをより多数のモードに多重化することは、DSPを通じたモード分離を改善するのに役立ち、信頼性がスループットより重要であるとき推奨される。同数のストリームを同数のモードに多重化することは、直交ダイバーシチパスを作成する方法であり、典型的には、より高いデータレートが優先事項であるとき使用される。一般に、OAMシステムアーキテクチャは、1つ以上のデータ信号をフルの空間多重化からダイバーシチ送信に及ぶ1つ以上のモードに多重化できるように設計することができる。受信機におけるより容易な復調及びより低い設計複雑性のために、送信機は、何個のデータストリームが多重化されたか受信機にシグナリングすることができる。さらに、受信機は、復調品質情報を(例えば、BERを通じて)フィードバックすることができ、それにより、送信機は、多重化次数を適合させることができる。受信機は、何個の多重化ストリームを送信すべきかの推奨を送信機にフィードバックすることもでき、なぜならば、受信機は、受信した全てのOAMモードの品質を有するためである。
【】
複数ストリーム送信は、典型的には、無線通信ではMIMOアンテナ構成を通じて行われており、n個のアンテナが送信機に、n個のアンテナが受信機にあり、n個のストリームが独立した異なるデータストリームとして送信機から同時に送信される。チャネル内では、ストリームは互いに干渉するが、受信機でチャネル反転及び信号処理手法を使用して逆多重化される。
【】
ミリメートル波実装において、MIMOとOAMの間に2つの主な差がある。ミリメートル波信号は構造にまずく反射し、したがって、良好なMIMOチャネルを取得するために必要な、十分な数の独立した信号パスを取得することは困難である。MIMOは、マルチパスがリッチな(multipath-rich)チャネルにおいて成功するが、OAMは、マルチパスが不十分な(multipath-poor)見通し線(LoS)環境において成功する。マルチパスが不十分な見通し線(LoS)環境では、OAMモードは、最小のクロスモード干渉で同じ軸に沿って伝搬する。
【】
送信機と受信機との間のチャネル容量を最大化するために、様々なビームフォーミング手法及び空間多重化手法を使用することができる。少なくとも説明から理解されるように、いくつかの物理チャネル条件は、OAMに良く適するが、他の条件は、ビームフォーミング又は他の伝搬方式により良く適して、より高い総チャネル容量を達成する。いくつかの態様による方法は、システムスループットを最大化するために、チャネル条件に依存してビームフォーミング、MIMO、及びOAMモード間で切り替えることによりデータスループットを最大化するための柔軟な送信方式を提供する。受信機フィードバックは、チャネルを推定し、適切なシグナリング方式を選択するために使用され得る。したがって、態様による方法及び装置は、閉ループシグナリングを使用する。さらに、チャネルは、時間の関数としてランダムに変化し得、したがって、推定されたチャネル情報は、ビームフォーミング又は複数のOAM送信方法のうちの1つのいずれが選択されるべきかを適応的に決定するために使用される。
【】
WiGigなどのミリメートル波システムにおいて、ビームフォーミングは、ミリメートル波送信に関連づけられた高いパス損失を大きくオフセットするために、送受信機間の通信のための指向性高利得ビームを向けるために使用される。ミリメートル波周波数でのより大きい利用可能帯域幅に起因して(例えば、WiGigは、60GHzの送信帯域内に7GHzの帯域幅を有する)、これらの周波数での通信は望ましく、なぜならば、送信の広い周波数チャネル上で高いデータスループットを得ることができるためである。ユーザデバイスにおいて、ビームフォーミングは、所与の数のRFチェーンを所与の数の近くに離間されたアンテナ素子に接続することにより実現される。アンテナ素子にわたる位相調整は、ビームフォーミングの方向を決定する。ビームフォーミングシステムにおいて、受信機は、高利得ビームを向けるための最良の方向を最も良く決定するために、送信機にチャネル品質メトリックをフィードバックする。
【】
従来のビームフォーミングでは、ビームのパスに沿って1つの単一データストリームのみを送ることができる。態様によるインテリジェントな送信方式は、ビームフォーミングとOAMモードの組み合わせとの間で日和見的に(opportunistically)切り替えて、最大の総チャネル容量を達成することができる。また、リッチな散乱環境では、態様によるシステムは、チャネルの品質及び条件に依存してOAM、ビームフォーミング、及びMIMO多重化/ダイバーシチモード間で切り替えることができる。
【】
以下の説明では、1.)送信機と受信機の間の所与の距離に対して、OAMモードは異なる経路損失を経験する、2.)より高いOAMモードはより高い経路損失を見込む、3.)OAMモード0は従来のビームフォーミングと同等である、4.)チャネルがLoSである場合、OAMモードはクロストークなしで直交すると仮定でき、チャネルが非LoSである場合、OAMモードクロス干渉の高い可能性がある、と仮定している。したがって、リッチな散乱チャネルは、MIMO多重化又はダイバーシチからの恩恵を得ることができる。
【】
利用可能なOAMモードを所与とし、チャネル状態(例えば、LoSか非LoSか)を知っていると、態様による方法は、利用可能なOAMモードのサブセット(ビームフォーミングを含む)を選択し、利用可能な送信電力をアクティブなOAMモードに割り当てる。LoSチャネルでは、OAMモードが直交するため、注水が、OAMモードとその対応する割り当て電力を最適に選択することができる。
【】
図18は、いくつかの態様による、注水を用いたOAMノード選択及び電力割り当てを示す。4つのOAMモードが示されており、OAMモード0(従来のビームフォーミング(beamforming)と同等である)、モード1、モード2、及びモード3である。総電力Pは、図示のように、OAMモード3が非アクティブであると仮定し(チャネル上の雑音が、OAMモード3は非アクティブであるはずだと示すことを仮定し)、OAMモード0がP0電力を割り当てられ、モード1がP1電力を割り当てられ、モード2がP2電力を割り当てられるように、最適に割り当てられる。いくつかの態様において、電力は選択されたモード間で均等に分割することができ、あるいは、全てのモードがアクティブにされ、電力がそれらの間で均等に分割されてもよい。いくつかの態様において、例えば、ビームフォーミングのみが実行され、OAMモード0のみがアクティブである。パス損失は距離と共に増加する可能性があり、パス損失はOAMモードが増加するとき増加する可能性がある。
【】
OAMモードは、アンテナアレイを使用して実現できる。受信アンテナ素子の数は、受信機でのOAM/ビームフォーミング合成の後の実効雑音電力を決定する。アンテナ素子の数は、OAMモード0、1、2、及び3に対して、それぞれ1、4、8、及び12とすることができる。一般に、送信機及び受信機のOAM/ビームフォーミング合成の後のモードkのSNRは、以下のとおりである。
【数】
ここで、P
kは、モードに割り当てられる送信電力であり、α
kは、送信機及び受信機におけるOAM/ビームフォーミング処理利得を含むOAMモードkの実効パス利得であり、N
kは、OAMモードk受信のためのアンテナ素子数である。総電力は、全てのアクティブモードに割り当てられた送信電力の合計に等しいことに留意されたい。
【】
全てのOAMモードが、SNRにかかわらずアクティブに保たれる場合、ビームフォーミングは、低SNR範囲でOAMより性能が優れる。OAMは、より短い距離でビームフォーミングより性能が優れ、OAM性能は、スマートモード選択及び注水が適用される場合、ビームフォーミング性能に収束する。より長い距離では、非LoS条件が発生する可能性がより高く、その場合、OAMのクロストーク直交性は欠け、OAMは選択されるべきではない。
【】
図19Aは、いくつかの態様による、OAMモードごとに1つのアンテナ素子が使用されるときの信号対雑音比(SNR)並びに送信機及び受信機間の距離に基づくOAMモード選択を示す。図19Bは、いくつかの態様による、OAMモードごとに可変数のアンテナ素子が使用されるときの信号対雑音比(SNR)並びに送信機及び受信機間の距離に基づくOAMモード選択を示す。双方の図において、アクティブOAMモードの数はSNRと共に増加し、距離の増加と共に減少することが分かる。
【】
図20は、いくつかの態様による送信モード切り替えのための方法2000のフローチャートを示す。態様において、方法2000は、処理回路(例えば、ベースバンドプロセッサ110(図1)、送信機セクション191A(図1A)、受信機セクション191B(図1A)など)により実行することができる。
【】
方法2000は動作2002で開始でき、動作2002では、処理回路が、他の入力の中でも、総送信電力、チャネル状態、及びOAMモードパス損失を含む入力を受け取る。方法2000の動作は、周期的に、破棄されるデータパケット又は準最適の(sub-optimal)チャネル条件などを決定すると、実行することができる。
【】
方法2000は動作2004を続けることができ、動作2004では、処理回路が、通信がLoSであるかどうかを決定する。これは、例えば、受信機に対する距離、チャネル状態、及び検出されたパス損失に基づいて決定することができる。しかしながら、態様はこれに限定されない。通信がLoSである場合、動作2006において、処理回路は注水(water-filling)を実行し、OAMモードの数を選択する。動作2008において、処理回路は電力割り当てを実行する。動作2008は、図18及び付随するテキストを参照して上述した方法と同様の方法で進めることができる。処理回路。
【】
通信がLoSでない場合、動作2010において、他の送信モードが選択される(例えば、MIMO又は時空間符号(space-time code、STC)通信)。いずれの場合にも、方法2000の結果は、例えば、どの及び何個のOAMモードが選択されているか、対応する送信電力割り当て、送信モード、及び他の送信関連データに関する、通信デバイスのメモリに記憶されるデータ2012を含むことができる。
【】
他の装置
図21は、いくつかの態様による、及び本明細書に開示される手法の1つ以上を実行する、進化型ノードB(evolved Node-B、eNB)、次世代ノードB(next generation Node-B、gNB)、アクセスポイント(access point、AP)、無線局(wireless station、STA)、移動局(mobile station、MS)、又はユーザ装置(user equipment、UE)などの通信デバイスのブロック図を示す。代替的な態様において、通信デバイス2100は、スタンドアロンデバイスとして動作してもよく、あるいは他の通信デバイスに接続され(例えば、ネットワーク化され)てもよい。
【】
回路網(例えば、処理回路)は、ハードウェア(例えば、簡素な回路、ゲート、論理など)を含むデバイス2100の有形エンティティ内に実装される回路の集合である。回路網メンバシップは、ある時間にわたり柔軟でもよい。回路網は、動作するときに指定された動作を単独で又は組み合わせで実行し得るメンバを含む。一例において、回路網のハードウェアは、特定の動作を実行するように不変的に設計されてもよい(例えば、ハードワイヤードである)。一例において、回路網のハードウェアは、特定の動作の命令を符号化するために物理的に改質された(例えば、不変質量分子の磁気的に、電気的に移動可能な配置など)マシン読取可能媒体を含む、可変的に接続された物理的コンポーネント(例えば、実行ユニット、トランジスタ、簡素な回路など)を含んでもよい。
【】
物理的コンポーネントを接続する際に、ハードウェア構成要素の基礎をなす電気的特性は、例えば絶縁体から導体に変更され、あるいはその逆もまた同様である。命令は、組み込みハードウェア(例えば、実行ユニット又はローディング機構)が、動作中のときに特定の動作の一部を実行するために可変接続を介してハードウェアにおける回路網のメンバを作り出すことを可能にする。したがって、一例において、マシン読取可能媒体要素は、回路網の一部であり、あるいはデバイスが動作しているときに回路網の他のコンポーネントに通信上結合される。例えば、物理的コンポーネントのうち任意のものが、複数の回路網の複数のメンバ内で使用されてもよい。例えば、動作中に、実行ユニットは、ある時点で第1の回路網の第1の回路に使用され、異なる時点で第1の回路網の第2の回路により、又は第2の回路網の第3の回路により再利用されてもよい。デバイス3200に関するこれらのコンポーネントのさらなる例は、以下のとおりである。
【】
いくつかの態様において、デバイス2100は、スタンドアロンデバイスとして動作することができ、あるいは他のデバイスに接続され(例えば、ネットワーク化され)てもよい。ネットワーク化された配置において、通信デバイス2100は、サーバ‐クライアントネットワーク環境におけるサーバ通信デバイス、クライアント通信デバイス、又は双方のキャパシティで動作することができる。一例において、通信デバイス2100は、ピアツーピア(P2P)(又は、他の分散)ネットワーク環境におけるピア通信デバイスとして機能してもよい。通信デバイス2100は、UE、eNB、PC、タブレットPC、STB、PDA、携帯電話、スマートフォン、ウェブ電化製品、ネットワークルータ、スイッチ若しくはブリッジ、又はその通信デバイスが取るべきアクションを指定する命令を実行することが可能な任意の通信デバイスでもよい。さらに、単一の通信デバイスのみが示されているが、用語「通信デバイス」は、クラウドコンピューティング、ソフトウェアアズアサービス(software as a service、SaaS)、及び他のコンピュータクラスタ構成などの本明細書で論じられる方法論のうち任意の1つ以上を実行するための命令のセット(又は、複数のセット)を個々に又は共同で実行する通信デバイスの任意の集合を含むようにも解釈されるものとする。
【】
本明細書に記載されるように、例は、論理又は複数のコンポーネント、モジュール、若しくはメカニズムを含むことができ、あるいはそれらに対して動作することができる。モジュールは、指定された動作を実行することができる有形のエンティティ(例えば、ハードウェア)であり、特定の方法で構成又は配置されてもよい。一例において、回路は、モジュールとして、指定された方法で(例えば、内部に、又は他の回路などの外部エンティティに対して)配置されてもよい。一例において、1つ以上のコンピュータシステム(例えば、スタンドアロン、クライアント、又はサーバコンピュータシステム)又は1つ以上のハードウェアプロセッサの全体又は一部は、指定された動作を実行するように動作するモジュールとして、ファームウェア又はソフトウェア(例えば、命令、アプリケーション部分、又はアプリケーション)により構成されてもよい。例えば、ソフトウェアは、通信デバイス読取可能媒体上に存在してもよい。一例において、ソフトウェアは、モジュールの基礎をなすハードウェアにより実行されると、ハードウェアに指定された操作を実行させる。
【】
したがって、用語「モジュール」は、指定された方法で動作するよう又は本明細書に記載される任意の動作の一部若しくは全部を実行するように物理的に構築され、具体的に構成され(例えば、ハードワイヤード)、又は一時的に(例えば、一過的に)構成された(例えば、プログラムされた)エンティティである、有形のエンティティを包含するものと理解される。モジュールが一時的に構成される例を考えると、モジュールの各々は、いずれか1つの時点でインスタンス化される必要はない。例えば、モジュールが、ソフトウェアを使用して構成される汎用ハードウェアプロセッサを含む場合、汎用ハードウェアプロセッサは、異なる時間にそれぞれ異なるモジュールとして構成され得る。したがって、ソフトウェアは、ハードウェアプロセッサを、例えばある時点で特定のモジュールを構成し、かつ異なる時点で異なるモジュールを構成するように、構成することができる。
【】
通信デバイス(例えば、UE)2100は、ハードウェアプロセッサ2102(例えば、中央処理装置(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、ハードウェアプロセッサコア、又はこれらの任意の組み合わせ)、メインメモリ2104、スタティックメモリ2106、及び大容量ストレージ2107(例えば、ハードドライブ、テープドライブ、フラッシュストレージ、又は他のブロック若しくは記憶デバイス)を含むことができ、これらの一部又は全部は、インターリンク(例えば、バス)2108を介して互いに通信することができる。
【】
通信デバイス2100は、表示デバイス2110、英数字入力デバイス2112(例えば、キーボード)、及びユーザインターフェース(UI)ナビゲーションデバイス2114(例えば、マウス)をさらに含むことができる。一例において、表示デバイス2110、入力デバイス2112、及びUIナビゲーションデバイス2114は、タッチスクリーンディスプレイでもよい。通信デバイス2100は、さらに、信号生成デバイス2118(例えば、スピーカ)、ネットワークインターフェースデバイス2120、及び、全地球測位システム(GPS)センサ、コンパス、加速度計、又は別のセンサなどの1つ以上のセンサ2121を含んでもよい。通信デバイス2100は、1つ以上の周辺デバイス(例えば、プリンタ、カードリーダなど)と通信又は制御するために、シリアル(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB))、パラレル、又は他の有線若しくは無線(例えば、赤外線(IR)、近距離通信(NFC)等)接続などの出力コントローラ2128を含んでもよい。
【】
記憶デバイス2107は、通信デバイス読取可能媒体(communication device-readable medium)2122を含んでもよく、該媒体上に、本明細書に記載される手法又は機能のうちの任意の1つ以上を具現化し又はそれらにより利用されるデータ構造又は命令2124(例えば、ソフトウェア)の1つ以上のセットが記憶される。いくつかの態様において、プロセッサ2102、メインメモリ2104、スタティックメモリ2106、及び/又は大容量ストレージ2107のレジスタは、本明細書に記載される手法又は機能のうちの任意の1つ以上を具現化し又はそれらにより利用されるデータ構造又は命令2124の1つ以上のセットが記憶されたデバイス読取可能媒体2122でもよく、あるいは(完全に又は少なくとも部分的に)該デバイス読取可能媒体2122を含んでもよい。一例において、ハードウェアプロセッサ2102、メインメモリ2104、スタティックメモリ2104、又は大容量ストレージ2116のうちの1つ又は任意の組み合わせが、デバイス読取可能媒体2122を構成してもよい。
【】
本明細書中で用いられるとき、用語「デバイス読取可能媒体」は、「コンピュータ読取可能媒体」又は「マシン読取可能媒体」と交換可能である。通信デバイス読取可能媒体2122は単一の媒体として示されているが、用語「通信デバイス読取可能媒体」は、1つ以上の命令2124を記憶するように構成された単一の媒体又は複数の媒体(例えば、集中型又は分散型データベース、及び/又は関連するキャッシュ及びサーバ)を含んでもよい。用語「通信デバイス読取可能媒体」は、用語「マシン読取可能媒体」又は「コンピュータ読取可能媒体」を含み、通信デバイス2100による実行のための命令(例えば、命令2124)を記憶、符号化、又は搬送することができ、かつ通信デバイス2100に本開示の手法のうちの任意の1つ以上を実行させる任意の媒体、又は、そのような命令により使用される又はそのような命令に関連づけられるデータ構造を記憶、符号化、又は搬送することができる任意の媒体を含んでもよい。非限定的な通信デバイス読取可能媒体の例には、ソリッドステートメモリ、並びに光媒体及び磁気媒体を含むことができる。通信デバイス読取可能媒体の特定の例は、半導体メモリデバイス(例えば、電気的プログラマブル読取専用メモリ(EPROM))、電気的消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EEPROM)、及びフラッシュメモリデバイスなどの不揮発性メモリ;内部ハードディスク及び取り外し可能ディスクなどの磁気ディスク;磁気光ディスク;ランダムアクセスメモリ(RAM);並びにCD-ROM及びDVD-ROMディスクを含んでもよい。いくつかの例において、通信デバイス読取可能媒体は、非一時的通信デバイス読取可能媒体を含んでもよい。いくつかの例において、通信デバイス読取可能媒体は、一時的な伝搬信号ではない通信デバイス読取可能媒体を含んでもよい。
【】
命令2124は、さらに、複数の転送プロトコルのうちの任意の1つを利用して、ネットワークインターフェースデバイス2120を介して、伝送媒体を使用して通信ネットワーク2126上で送信又は受信されてもよい。一例において、ネットワークインターフェースデバイス2120は、通信ネットワーク2126に接続するための1つ以上の物理的ジャック(例えば、イーサネット、同軸、又は電話ジャック)又は1つ以上のアンテナを含んでもよい。一例において、ネットワークインターフェースデバイス2120は、単一入力複数出力(single-input-multiple-output、SIMO)、MIMO、又は複数入力単一出力(multiple-input-single-output、MISO)手法のうちの少なくとも1つを使用して無線通信するための複数のアンテナを含んでもよい。いくつかの例において、ネットワークインターフェースデバイス2120は、複数ユーザMIMO(Multiple User MIMO)手法を使用して無線通信することができる。
【】
用語「伝送媒体」は、通信デバイス2100による実行のための命令を記憶、符号化、又は搬送することができる任意の無形媒体を含むように解釈されるものとし、そのようなソフトウェアの通信を容易にするためのデジタル若しくはアナログ通信信号又は他の無形媒体を含む。この点に関し、本開示の文脈における伝送媒体は、デバイス読取可能媒体である。
【】
前述の手法の実装は、ハードウェア及びソフトウェアの任意の数の仕様、構成、又は例示的な配置により達成され得る。本明細書に記載される機能的なユニット又は能力は、それらの実装の独立性をより具体的に強調するために、コンポーネント又はモジュールとして参照又はラベル付けされている可能性があることを理解されたい。このようなコンポーネントは、任意の数のソフトウェア又はハードウェア形態により具現化することができる。例えば、コンポーネント又はモジュールは、カスタム超大規模集積(VLSI)回路又はゲートアレイ、市販の半導体、例えば、論理チップ、トランジスタ、又は他の個別コンポーネントなどを含むハードウェア回路として実装されてもよい。コンポーネント又はモジュールはまた、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイ論理、プログラマブル論理デバイスなどのプログラマブルハードウェアデバイスにおいて実装されてもよい。コンポーネント又はモジュールはまた、様々なタイプのプロセッサによる実行のためにソフトウェアにおいて実装されてもよい。実行可能コードの識別されたコンポーネント又はモジュールは、例えば、オブジェクト、プロシージャ、又はファンクションとして編成され得る、例えば、コンピュータ命令の1つ以上の物理的又は論理的ブロックを含んでもよい。それにもかかわらず、識別されたコンポーネント又はモジュールの実行可能ファイルは、物理的に一緒に配置される必要はないが、異なる場所に記憶された異なる命令を含むことができ、この異なる命令は、論理的に一緒に結合されるとコンポーネント又はモジュールを構成し、コンポーネント又はモジュールのための記述された目的を達成する。
【】
実際、実行可能なコードのコンポーネント又はモジュールは、単一の命令又は多数の命令であってよく、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラム間で、及びいくつかのメモリデバイス又は処理システムにわたって分散さえされてもよい。特に、記載されたプロセスのいくつかの態様(コードの書き換え及びコード分析など)は、コードが配置された処理システム(例えば、センサ又はロボットに埋め込まれたコンピュータで)とは異なる処理システム上で(例えば、データセンター内のコンピュータで)実施されてもよい。同様に、動作データは、本明細書においてコンポーネント又はモジュール内で識別及び例示されている場合があり、任意の適切な形式で具現化され、任意の適切なタイプのデータ構造内に編成されてもよい。動作データは、単一のデータセットとして収集されてもよく、あるいは異なるストレージデバイスにわたることを含め異なる場所にわたって分散されてもよく、少なくとも部分的に、単にシステム又はネットワーク上の電子信号として存在してもよい。コンポーネント又はモジュールは、所望の機能を実行するように動作可能なエージェントを含み、受動的でも能動的でもよい。例えば、「処理」、「計算」、「算出」、「決定」、「確立」、「分析」、「チェック」などの用語を利用する本明細書での議論は、コンピュータのレジスタ及び/又はメモリ内の物理的(例えば、電子的)数量として表されるデータを、コンピュータのレジスタ及び/又はメモリ、又は動作及び/又は処理を実行するための命令を記憶し得る他の情報記憶媒体内の物理的数量として同様に表される他のデータに操作及び/又は変換する、コンピュータ、計算プラットフォーム、コンピューティングシステム、又は他の電子コンピューティングデバイスの動作及び/又はプロセスを参照することがある。
【】
用語「複数」及び「複数の」は、本明細書で用いられるとき、例えば、「複数」又は「2以上」を含む。例えば、「複数のアイテム」は、2つ以上のアイテムを含む。
【】
「1つの態様」、「一態様」、「例示的な態様」、「いくつかの態様」、「実証的な態様」、「様々な態様」などへの参照は、そのように記載される態様が特定の特徴、構造、又は特性を含み得るが、あらゆる態様が必ずしもこの特定の特徴、構造、又は特性を含むわけではないことを示す。さらに、フレーズ「1つの態様において」の反復使用は、必ずしも同じ態様を参照するわけではないが、その可能性もある。
【】
本明細書で用いられるとき、別段指定されない限り、共通のオブジェクトを説明するための順序形容詞「第1」、「第2」、「第3」などの使用は単に、類似のオブジェクトの異なるインスタンスが参照されており、そのように記載されるオブジェクトが時間的、空間的、ランク付けにおいて、又は他の方法で所与のシーケンスにおけるものでなければならないことを示すことを意図するものではないことを示す。
【】
いくつかの態様は、様々なデバイス及びシステム、例えば、ユーザ装置(UE)、モバイルデバイス(Mobile Device、MD)、無線局(STA)、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、センサデバイス、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)デバイス、ウェアラブルデバイス、ハンドヘルドデバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)デバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、ハイブリッドデバイス、車両デバイス、非車両デバイス、モバイル又はポータブルデバイス、コンシューマデバイス、非モバイル又は非ポータブルデバイス、無線通信局、無線アクセスポイント(AP)、有線又は無線ルータ、有線又は無線モデム、ビデオデバイス、オーディオデバイス、オーディオビデオ(A/V)デバイス、有線又は無線ネットワーク、無線エリアネットワーク、無線ビデオエリアネットワーク(Wireless Video Area Network、WVAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線LAN(WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、無線PAN(WPAN)などと関連して使用されてもよい。
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いくつかの態様は、例えば、既存のIEEE802.11標準(IEEE802.11-2016(IEEE 802.11-2016、IEEE Standard for Information technology--Telecommunications and information exchange between systems Local and metropolitan area networks--Specific requirements Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications、2016年12月7日)を含む)、IEEEE802.11ay(P802.11ay Standard for Information Technology--Telecommunications and Information Exchange Between Systems Local and Metropolitan Area Networks--Specific Requirements Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications--Amendment: Enhanced Throughput for Operation in License-Exempt Bands Above 45 GHz))、及び/又はこれらの将来のバージョン及び/又は派生物に従って動作するデバイス及び/又はネットワーク、既存のワイファイアライアンス(WiFi Alliance、WFA)ピアツーピア(Peer-to-Peer、P2P)仕様(WiFi P2P technical specification、version 1.5、2015年8月4日を含む)及び/又はこれらの将来のバージョン及び/又は派生物に従って動作するデバイス及び/又はネットワーク、既存のワイヤレスギガビットアライアンス(Wireless-Gigabit-Alliance、WGA)仕様(Wireless Gigabit Alliance, Inc WiGig MAC and PHY Specification Version 1.1、2011年4月、Final specificationを含む)及び/又はこれらの将来のバージョン及び/又は派生物に従って動作するデバイス及び/又はネットワーク、既存のセルラー仕様及び/又はプロトコル、例えば第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project、3GPP)、3GPPロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)、及び/又はこれらの将来のバージョン及び/又は派生物に従って動作するデバイス及び/又はネットワーク、ネットワークの一部であるユニット及び/又はデバイスなどと関連して使用されてもよい。
【】
いくつかの態様は、一方向及び/又は双方向無線通信システム、セルラー無線電話通信システム、携帯電話、セルラー電話、無線電話、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、無線通信デバイスを組み込むPDAデバイス、モバイル又はポータブルの全地球測位システム(GPS)デバイス、GPS受信機又は送受信機又はチップを組み込むデバイス、RFID要素又はチップを組み込むデバイス、複数入力複数出力(MIMO)送受信機又はデバイス、単一入力複数出力(SIMO)送受信機又はデバイス、複数入力単一出力(MISO)送受信機又はデバイス、1つ以上の内部アンテナ及び/又は外部アンテナを有するデバイス、デジタルビデオ放送(Digital Video Broadcast、DVB)デバイス又はシステム、マルチスタンダード無線デバイス又はシステム、有線又は無線ハンドヘルドデバイス、例えば、スマートフォン、無線アプリケーションプロトコル(WAP)デバイスなどと関連して使用されてもよい。
【】
いくつかの態様は、1つ以上のタイプの無線通信信号及び/又はシステム、例えば、無線周波数(RF)、赤外線(IR)、周波数分割多重(Frequency-Division Multiplexing、FDM)、直交FDM(Orthogonal FDM、OFDM)、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency-Division Multiple Access、OFDMA)、空間分割多元接続(Spatial Divisional Multiple Access、SDMA)、FDM時分割多重(Time-Division Multiplexing、TDM)、時分割多元接続(Time-Division Multiple Access、TDMA)、マルチユーザMIMO(Multi-User MIMO、MU-MIMO)、拡張TDMA(Extended TDMA、E-TDMA)、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、拡張GPRS(extended GPRS)、符号分割多元接続(Code-Division Multiple Access、CDMA)、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、CDMA2000、シングルキャリアCDMA、マルチキャリアCDMA、マルチキャリア変調(Multi-Carrier Modulation、MDM)、離散マルチトーン(Discrete Multi-Tone、DMT)、Bluetooth(登録商標)、全地球測位システム(GPS)、Wi-Fi、Wi-Max(登録商標)、ZigBee(登録商標)TM、ウルトラワイドバンド(Ultra-Wideband、UWB)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(Global System for Mobile communication、GSM)、2G、2.5G、3G、3.5G、4G、第5世代(5G)モバイルネットワーク、3GPP、ロングタームエボリューション(LTE)、LTEアドバンスト、エンハンストデータレートフォーGSMエボリューション(Enhanced Data rates for GSM Evolution、EDGE)などと関連して使用されてもよい。他の態様が、例えば、ミリ波及びサブミリ波(sub-mmWave)ベースの通信に関連づけられた様々な他のデバイス、システム、及び/又はネットワークにおいて使用されてもよい。
【】
用語「無線デバイス」は、本明細書で用いられるとき、例えば、無線通信が可能なデバイス、無線通信が可能な通信デバイス、無線通信が可能な通信局、無線通信が可能なポータブル又は非ポータブルデバイスなどを含む。いくつかの例示的な態様において、無線デバイスは、コンピュータと一体化された周辺機器又はコンピュータにアタッチされた周辺機器でもよく、あるいはこれらを含んでもよい。いくつかの例示的な態様において、用語は「無線デバイス」は、無線サービスを任意で含んでもよい。
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用語「通信する」は、通信信号に関して本明細書で用いられるとき、通信信号を送信すること及び/又は通信信号を受信することを含む。例えば、通信信号を通信することができる通信ユニットは、通信信号を少なくとも1つの他の通信ユニットに送信するための送信機、及び/又は少なくとも1つの他の通信ユニットから通信信号を受信するための通信受信機を含むことができる。動詞の、通信する、は、送信するアクション及び/又は受信するアクションを参照するために使用されることがある。一例において、フレーズ「信号を通信する」は、第1のデバイスにより信号を送信するアクションを参照することがあり、必ずしも第2のデバイスにより信号を受信するアクションを含まなくてもよい。別の例では、フレーズ「信号を通信する」は、第1のデバイスにより信号を受信するアクションを参照することがあり、必ずしも第2のデバイスにより信号を送信するアクションを含まなくてもよい。
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いくつかの例示的な態様は、WLAN、例えば、WiFiネットワークと関連して使用されてもよい。他の態様が、任意の他の適切な無線通信ネットワーク、例えば、無線エリアネットワーク、「ピコネット」、WPAN、WVANなどと関連して使用されてもよい。
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いくつかの例示的な態様は、45ギガヘルツ(GHz)、例えば60GHzを超える周波数帯上で、又はテラヘルツ周波数帯の範囲内で(例えば、300GHzと10THzとの間で)通信する無線通信ネットワークと関連して使用されてもよい。しかしながら、他の態様が、任意の他の適切な無線通信周波数帯、例えば、極高周波(Extremely High Frequency、EHF)帯(ミリメートル波(ミリ波)周波数帯)、例えば、20GHzと300GHzとの間の周波数帯、45GHzを超える周波数帯、20GHz未満の周波数帯、例えば、サブ1GHz(S1G)帯、2.4GHz帯、5GHz帯、WLAN周波数帯、WPAN周波数帯、WGA仕様に従った周波数帯などの中の周波数帯を利用して実施されてもよい。
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本明細書で用いられるとき、用語「回路網」は、例えば、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行する特定用途向け集積回路(ASIC)、集積回路、電子回路、プロセッサ(共有、専用、又はグループ)、及び/又はメモリ(共有、専用、又はグループ)、組み合わせ論理回路、及び/又は記載された機能性を提供する他の適切なハードウェアコンポーネントを参照することがあり、あるいはこれらの一部でもよく、あるいはこれらを含んでもよい。いくつかの態様において、回路網は、少なくとも部分的にハードウェアで動作可能な論理を含んでもよい。いくつかの態様において、回路網は、無線仮想マシン(radio virtual machine、RVM)の一部として、及び/又はその形態で、例えば、1つ以上の無線コンポーネントの1つ以上の動作及び/又は機能性を構成するためのコードを実行するように構成された無線プロセッサ(Radio processor、RP)の一部として実装されてもよい。
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用語「論理」は、例えば、計算装置の回路網に埋め込まれた計算論理、及び/又は計算装置のメモリに記憶された計算論理を参照することがある。例えば、論理は、計算機能及び/又は動作を遂行するための計算論理を実行するために、計算装置のプロセッサによりアクセス可能でもよい。一例において、論理は、様々なタイプのメモリ及び/又はファームウェア、例えば、様々なチップ及び/又はプロセッサのシリコンブロックに埋め込まれてもよい。論理は、様々な回路、例えば、無線回路、受信機回路、制御回路、送信機回路、送受信機回路、プロセッサ回路などに含まれてもよく、かつ/あるいはその一部として実装されてもよい。一例において、論理は、ランダムアクセスメモリ、読取専用メモリ、プログラマブルメモリ、磁気メモリ、フラッシュメモリ、永続メモリなどを含む揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリに埋め込まれてもよい。論理は、例えば論理を実行するために必要に応じて、1つ以上のプロセッサにより、1つ以上のプロセッサに結合されたメモリ、例えばレジスタ、バッファ、スタック等を使用して実行されてもよい。
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用語「アンテナ」は、本明細書で用いられるとき、1つ以上のアンテナ素子、コンポーネント、ユニット、アセンブリ、及び/又はアレイの任意の適切な構成、構造、及び/又は配置を含むことができる。いくつかの態様において、アンテナは、別個の送信アンテナ素子及び受信アンテナ素子を使用して、送信機能及び受信機能を実現してもよい。いくつかの態様において、アンテナは、共通の及び/又は統合された送信/受信素子を使用して、送信機能及び受信機能を実現してもよい。アンテナは、例えば、フェーズドアレイアンテナ、単一素子アンテナ、切り替えビームアンテナのセットなどを含んでもよい。
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フレーズ「ピアツーピア(PTP)通信」は、本明細書で用いられるとき、デバイス間の無線リンク(「ピアツーピアリンク」)上のデバイスツーデバイス(device-to-device)通信に関連し得る。PTP通信は、例えば、ワイファイダイレクト(WiFi Direct、WFD)通信、例えば、WFDピアツーピア(P2P)通信、サービス品質(QoS)基本サービスセット(basic service set、BSS)内の直接リンク上の無線通信、トンネリングダイレクトリンクセットアップ(tunneled direct-link setup、TDLS)リンク、独立基本サービスセット(IBSS)内のSTAツーSTA通信などを含むことができる。
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いくつかの例示的な態様は、本明細書においてWiFi通信に関して説明されている。しかしながら、他の態様が、任意の他の通信方式、ネットワーク、標準、及び/又はプロトコルに関して実施されてもよい。
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いくつかの例示的な態様において、無線通信デバイスは、例えば上述したように、ミリメートル波(ミリ波)又はサブミリ波無線フロントエンドモジュール(RFEM)を実装することができる。
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ミリメートル波は、約30GHz~約300GHzに及ぶ周波数範囲として定義され得、実際に現在、いくつかの個別の免許要の周波数帯及び免許不要の周波数帯をカバーしている。サブミリメートル波(Sub-millimeter wave)は、テラヘルツ帯(0.3THz~10THz)に及ぶ周波数範囲として定義され得る。ミリ波通信と同様に、テラヘルツ帯におけるサブミリ波通信は、基地局及びチップツーチップ通信の間で大きい帯域幅の信号を転送するためのモバイルバックホールとして使用することができる。
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現在利用可能な免許不要のミリ波周波数帯域は、60GHz付近である。免許要の周波数帯は、28GHz、39GHz、73GHz、及び120GHzを含む可能性がある。これらの帯域の可用性と各々の特定の周波数範囲は規制管轄によって変わり、いくつかの場合(特に免許要の帯域の運用について)、いくつかの国では規制に関して有意な不確実性が依然として存在する。テラヘルツ帯においてサブミリ波未満通信を使用する通信試験が進行中である。ミリ波ベース及びサブミリ波ベースの通信に関連する課題には、電力消費の増大、限られた範囲、トレースの代わりに通常のケーブルを使用することによる信号損失、及びビームフォーミングのための複数アンテナの統合による課題が含まれる。これらの課題の一部(例えば、テラヘルツ帯で動作するサブミリ波通信システムの電力消費の増大に関連する)は、いくつかの態様により本明細書で前に論じられたように本開示において対処される。
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補注及び例
本願で説明される方法、システム、及びデバイスの実施形態のさらなる例には、以下の非限定的な構成が含まれる。非限定的な例の各々は自立することができ、あるいは、又は本開示を通して提供された他の例のうちの任意の1つ以上と任意の並べ替え又は組み合わせで組み合わせられてもよい。
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態様が特定の例示的な態様を参照して説明されたが、様々な修正及び変更が、本開示のより広い主旨及び範囲から逸脱することなくこれらの態様になされ得ることは明らかであろう。したがって、明細書及び図面は、限定的な意味でなく例示的な意味で解釈されるべきである。本明細書の一部を形成する添付の図面は、限定でなく例示として、主題事項が実施され得る特定の態様を示している。例示された態様は、当業者が本明細書に開示される教示を実施できるように十分詳細に説明されている。これらから、本開示の範囲から逸脱することなく構造的及び論理的な代替及び変更がなされ得るように、他の態様が利用され、導出され得る。したがって、この詳細な説明は限定的な意味で解釈されるべきでなく、様々な態様の範囲は、添付の特許請求の範囲が権利を有する同等物の全範囲と共に、添付の特許請求の範囲によってのみ定義される。
【】
発明主題事項の態様は、本明細書において、単に簡便さのため、かつ複数の態様又は発明概念が実際に開示されている場合に本出願の範囲を単一の態様又は発明概念に自発的に限定する意図なく、用語「態様」によって個々に及び/又は集合的に参照されることがある。したがって、特定の態様が本明細書において例示及び説明されたが、同じ目的を達成するように計算されたいずれの配置も、示された特定の態様の代わりにされ得ることを理解されたい。様々な態様の任意の及び全ての適合又はバリエーションをカバーすることを意図している。の態様の組み合わせ、及び本明細書に具体的に記載されていない他の態様が、説明を検討することにより当業者に明らかとなろう。
【】
本文献において、用語「a」又は「an」は、特許文献において一般的であるように、「少なくとも1つ」又は「1つ以上」の任意の他の例又は使用法とは独立して、1つ又は1つより多くを含むために用いられている。本文献において、用語「又は」は、非排他的な又はを参照するために用いられており、それにより、「A又はB」は、別段示されない限り、「BでなくA」、「AでなくB」、及び「A及びB」を含む。本文献において、用語「including」及び「in which」は、それぞれの用語「comprising」及び「wherein」の平易な英語の同等物として用いられている。また、以下の特許請求の範囲において、用語「including」及び「comprising」はオープンエンドであり、すなわち、請求項において係る用語の後に列挙された要素に加えて要素を含むシステム、UE、物品、組成物、製法、又はプロセスは、依然としてその請求項の範囲内に入るものとみなされる。さらに、以下の特許請求の範囲において、用語「第1」、「第2」、及び「第3」等は単にラベルとして用いられており、それらの対象に数値的要件を課すことを意図するものではない。
【】
本開示の要約書は、読者が技術的開示の性質を迅速に確認できるように提供される。要約書は、特許請求の範囲の範囲又は意味を解釈又は限定するために使用されないという理解と共に提示されている。さらに、前述の詳細な説明において、様々な特徴が、開示を合理化する目的で単一の態様に一緒にグループ化されていることが分かる。この開示の方法は、請求される態様が各請求項において明示的に記載されているよりも多くの特徴を必要とするという意図を反映するものとして解釈されるべきではない。むしろ、以下の特許請求の範囲が反映するように、発明主題事項は、単一の開示された態様の全ての特徴よりも少ない中にある。したがって、以下の特許請求の範囲は、各請求項が別個の態様として自立して、本詳細な説明にここで組み込まれる。
【】
以下では、本明細書で論じられる方法、マシン読取可能媒体、及びシステム(例えば、マシン、デバイス、又は他の装置)の様々な例について記載する。
【】
例1は、通信デバイスの装置であり、当該装置は、アンテナアレイと、前記アンテナアレイに結合され、前記アンテナアレイで受信した受信信号に基づいてビームトラッキングアルゴリズムを初期化し、ビームトラッキングに使用されるアンテナ位相は、ビームトラッキング結果を生成するために、上方位相制限(upper phase limit)及び下方位相制限(lower phase limit)を含む所定の制限セットに基づき、前記ビームトラッキング結果に基づいて較正ベクトルを生成し、前記較正ベクトルに基づいて適合されたコードブックを使用して後の送信(subsequent transmissions)を受信するように構成された処理回路と、を含む。
【】
例2において、例1の対象事項は、前記処理回路はさらに、最良ビーム方向と前記ビームトラッキング結果との間の位相差を計算するように構成され、前記較正ベクトルは前記位相差に基づくことを含む。
【】
例3において、例1~2のいずれか1つに記載の対象事項は、前記上方位相制限及び前記下方位相制限のうちの少なくとも1つは、熱的加熱に起因して生成され得る最大位相誤差に基づいて設定されることを含む。
【】
例4において、例1~3のいずれか1つに記載の対象事項は、前記上方位相制限及び前記下方位相制限のうちの少なくとも1つは、前記アンテナアレイのアンテナ素子の最大発散(maximum divergence)に基づいて設定されることを含む。
【】
例5において、例1~4のいずれか1つに記載の対象事項は、前記受信信号はパイロット信号を含まないことを含む。
【】
例6において、例1~5のいずれか1つに記載の対象事項は、前記ビームトラッキングアルゴリズムは、前記処理回路により出力される信号の出力電力を最大化するアンテナ重みに基づくことを含む。
【】
例7において、例6に記載の対象事項は、前記ビームトラッキングアルゴリズムは等利得合成手法を含むことを含む。
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例8において、例1~7のいずれか1つに記載の対象事項は、当該装置はフルデジタル受信機に含まれることを含む。
【】
例9は、通信デバイスの装置であり、当該装置は、アンテナアレイと、前記アンテナアレイに結合され、送信セクタスイープを実行して最良送信方向を決定し、前記最良送信方向に基づいて受信セクタスイープを実行し、前記最良送信方向及び最良受信機方向を使用して、受信機における信号対雑音比を測定し、前記信号対雑音比に基づいて、後の送信のための電力割り当てを計算するように構成されたベースバンド回路と、を含む。
【】
例10において、例10に記載の対象事項は、前記ベースバンド回路はさらに、通信デバイスの送信アンテナアレイ及び受信アンテナアレイのジオメトリに基づいて縮小チャネル行列を生成するように構成されることを含む。
【】
例11において、例10に記載の対象事項は、前記ベースバンド回路はさらに、前記縮小チャネル行列に基づいてフルチャネル行列の近似値を生成するように構成されることを含む。
【】
例12において、例10に記載の対象事項は、前記ベースバンド回路はさらに、前記縮小チャネル行列に基づいて複数のデータストリームを多重化するように構成されることを含む。
【】
例13において、例12に記載の対象事項は、前記多重化のためのプリコーダは、前記縮小チャネル行列から抽出されたチャネルの固有ベクトルであることを含む。
【】
例14において、例10に記載の対象事項は、前記縮小チャネル行列はさらに、前記送信アンテナアレイと前記受信アンテナアレイとの間の選択された距離に基づくことを含む。
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例15において、例14に記載の対象事項は、前記ベースバンド回路はさらに、前記信号対雑音比に基づいて前記距離を推定するように構成されることを含む。
【】
例16において、例9~15のいずれか1つに記載の対象事項は、前記電力割り当てを計算することは、注水アルゴリズムを実行することを含むことを含む。
【】
例17において、例16に記載の対象事項は、注水は、適応的なストリーム数を有する多重化されたストリームにわたって適用されることを含む。
【】
例18において、例17に記載の対象事項は、前記適応的なストリーム数は前記信号対雑音比に基づくことを含む。
【】
例19において、例9~18のいずれか1つに記載の対象事項は、電力は、アクティブストリームに等しく割り当てられることを含む。
【】
例20において、例19に記載の対象事項は、前記アクティブストリームの数は前記信号対雑音比に基づいて決定されることを含む。
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例21において、例9~20のいずれか1つに記載の対象事項は、前記ベースバンド回路はさらに、受信セクタスイーピングの後、複数ストリームのMIMO検出を実行するように構成されることを含む。
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例22は、通信デバイスの装置であり、当該装置は、アンテナ素子のアレイであり、前記アレイは、少なくとも1つの軌道角運動量(OAM)モードを生成するように配置される、アレイと、前記アンテナアレイに結合され、検出されたパス損失及びチャネル状態のうちの少なくとも1つに基づいて、近隣デバイスに対する通信が見通し線(LoS)であるかどうかを検出し、通信がLoSであると検出することに応答して、後の送信のためのOAMモード数を選択するように構成された処理回路と、を含む。
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例23において、例22に記載の対象事項は、前記処理回路はさらに、前記選択されたOAMモード数の間で電力を割り当てるように構成されることを含む。
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例24において、例23に記載の対象事項は、前記割り当ては注水アルゴリズムに従うことを含む。
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