特表2023-552840IP Force 特許公報全文掲載

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】
(54)【発明の名称】オフセット穿孔付き吸入器システム
(51)【国際特許分類】
   
   
【FI】
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】
(86)(22)【出願日】
(85)【翻訳文提出日】
(86)【国際出願番号】
(87)【国際公開番号】
(87)【国際公開日】
(31)【優先権主張番号】20213324.5
(32)【優先日】
(33)【優先権主張国・地域又は機関】
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】596060424
【氏名又は名称】フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100139712
【弁理士】
【氏名又は名称】那須 威夫
(74)【代理人】
【識別番号】100141553
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 信彦
(72)【発明者】
【氏名】ダユオウル オヌル
(57)【要約】
吸入器システムは、ハウジング空洞を画定するハウジング、スリーブ長手方向軸に沿って延在し、ハウジング空洞内に位置付けられたスリーブ、スリーブ内に含有され、カプセル長手方向軸を有するカプセル、および固定された端部から穿孔要素長手方向軸に沿って先端まで延在する単一のシャフトのみを備える穿孔要素であって、穿孔要素長手方向軸がカプセル長手方向軸と平行かつそれからオフセットしている、穿孔要素を含む。単一の開口のみが、穿孔要素によってカプセルに形成される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項】
吸入器システムであって、
ハウジング空洞を画定するハウジング、
スリーブ長手方向に沿って延在し、前記ハウジング空洞内に位置付けられたスリーブであって、前記ハウジング空洞内で第一の位置と第二の位置の間で移動可能である、スリーブ、
カプセル長手方向軸を有する、前記スリーブ内に含有されるカプセル、および
固定された端部から穿孔要素長手方向軸に沿って先端まで延在する単一のシャフトのみを備える穿孔要素であって、前記穿孔要素長手方向軸が、前記スリーブ長手方向軸と平行かつそれからオフセットされ、前記カプセル長手方向軸からオフセットされる、穿孔要素を備え、
前記スリーブが前記第一の位置から前記第二の位置に移動したときに、単一の開口のみが前記カプセルに形成される、吸入器システム。
【請求項】
前記カプセルが、吸入器物品内に含有され、前記吸入器物品が、遠位端からマウスピース端に、前記吸入器物品長手方向軸に沿って延在し、前記スリーブが、前記吸入器物品の前記遠位端を受容するように構成される、請求項1に記載の吸入器システム。
【請求項】
前記穿孔要素長手方向軸が、少なくとも一つの穿孔要素直径、または少なくとも1.5の穿孔要素直径、または少なくとも2つの穿孔要素直径、または1~2つの穿孔要素直径の範囲で、前記スリーブ長手方向軸または前記カプセル長手方向軸からオフセットされる、請求項1または2に記載の吸入器システム。
【請求項】
前記穿孔要素端が、単一の傾斜面または切断面のみを有する、請求項1~3のいずれかに記載の吸入器システム。
【請求項】
前記単一の傾斜面または切断面が、前記スリーブ長手方向軸に対向する平面を画定する、請求項4に記載の吸入器システム。
【請求項】
前記単一の傾斜面または切断面が、前記カプセル長手方向軸に対向する平面を画定する、請求項4に記載の吸入器システム。
【請求項】
前記単一の傾斜面または切断面が、前記平面に最も近いスリーブ内径面に面する平面を画定する、請求項4に記載の吸入器システム。
【請求項】
前記穿孔要素が、前記カプセル長手方向軸から離れた前記カプセル半径の25%~90%、または前記カプセル長手方向軸から離れた前記カプセル半径の33%~80%、または前記カプセル長手方向軸から離れた前記カプセル半径の50%~75%の範囲で、カプセル湾曲端部で前記カプセルを穿孔する、請求項1~7のいずれかに記載の吸入器システム。
【請求項】
前記穿孔要素が、カプセル空洞内に延在するカプセル材料の単一のヒンジのみを画定する、前記カプセル内の単一の開口を形成する、請求項1~8のいずれかに記載の吸入器システム。
【請求項】
前記穿孔要素が、前記固定された端部から前記穿孔要素長手方向軸に沿って先端まで延在する単一の固体シャフトを含む、請求項1~9のいずれかに記載の吸入器システム。
【請求項】
前記カプセルが、2.6mm~3.2mmの範囲の半径を有し、前記穿孔要素が、前記カプセル長手方向軸から少なくとも1mm、または前記カプセル長手方向軸から約1mm~約2mmの範囲の半径方向距離で、カプセル湾曲端部で前記カプセルを穿孔する、請求項1~10のいずれかに記載の吸入器システム。
【請求項】
前記スリーブが、開放端から閉鎖端に延在し、吸入器物品を受容するための円筒状内腔を画定し、前記スリーブの前記開放端が、吸入器物品を受容するための前記ハウジング開口部と整列し、前記スリーブの前記閉鎖端が、使用中に前記カプセルを前記カプセル長手方向軸の周りに回転させる旋回気流を形成するように構成された気流要素を備える、請求項1~11のいずれかに記載の吸入器システム。
【請求項】
前記吸入器物品長手方向軸が、前記穿孔要素長手方向軸からオフセットされる、請求項2に記載の吸入器システム。
【請求項】
前記カプセルが、ニコチンを含む薬学的に活性な粒子を含有し、前記薬学的に活性な粒子が、約5マイクロメートル以下、または約0.5マイクロメートル~約4マイクロメートルの範囲、または約1マイクロメートル~約3マイクロメートルの範囲の空気動力学的質量中央径を有する、請求項1~13のいずれかに記載の吸入器システム。
【請求項】
前記カプセルが、約20マイクロメートル以上、または約50マイクロメートル以上、または約50~約200マイクロメートルの範囲、または約50~約150マイクロメートルの範囲の空気動力学的質量中央径を有する風味粒子をさらに含有する、請求項14に記載の吸入器システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
本発明は、単一オフセット穿孔要素を含む吸入器システム
【背景技術】
【】
乾燥粉末吸入器は、従来の喫煙方法の吸入量または気流量の範囲内にある吸入量または気流量で乾燥粉末粒子を肺に提供するために常に完全に適切であるわけではない。乾燥粉末吸入器は、操作するのに複雑である場合があり、または可動部品を伴う場合がある。乾燥粉末吸入器は多くの場合、一回の呼吸で乾燥粉末用量またはカプセル装填量の全体を提供しようとする。
【】
吸入器物品は、乾燥粉末を含有するカプセルを保持し得る。これらのカプセルは、穿孔要素でカプセル壁を通る開口を穿孔することによって起動され得る。次に、ユーザーは、消耗品マウスピース側から吸煙する(引き込むまたは吸入する)。この作用は、乾燥粉末吸入器を通して空気の流れを強制する。
【】
乾燥粉末カプセルを起動するには、カプセルを穿孔して開口を形成する必要がある。次に、乾燥粉末粒子は、乾燥粒子を消費者への吸入気流中に同伴することによって、乾燥粉末粒子の吸入および消費中に開口を通してカプセルから出てもよい。カプセルの半球端上に確実な開放開口を形成することは、困難であることがわかっている。開口は、穿孔要素がカプセルから引き出されると再び閉じる傾向がある。さらに、穿孔要素は、異なる位置でカプセルの半球端にぶつかる傾向があり、不均一な形状の開口につながる。これは、消費者への予測不可能で可変的な乾燥粉末の送達につながる。
【】
カプセルを確実に穿孔して、均一な単一の安定した開口を形成する吸入器システムを提供することが望まれる。シンプルな設計で、カプセルを確実に穿孔する吸入器システムを提供することが望まれる。カプセルを確実に穿孔し、多数の吸入にわたって予測可能で均一な乾燥粉末をユーザーに提供する吸入器システムを提供することが望まれる。
【発明の概要】
【】
本発明の一態様によれば、ハウジング空洞を画定するハウジング、スリーブ長手方向軸に沿って延在し、ハウジング空洞内に位置付けられたスリーブ、カプセル長手方向軸を有するスリーブ内に含有されるカプセル、および固定された端部から穿孔要素長手方向軸に沿って先端まで延在する単一のシャフトのみを備える穿孔要素を備える吸入器システムが提供される。穿孔要素長手方向軸は、スリーブ長手方向軸と平行であってそれからオフセットしている。スリーブは、ハウジング空洞内で第一の位置と第二の位置との間で移動可能である。スリーブが第一の位置から第二の位置に移動したときに、単一の開口のみがカプセルに形成される。
【】
本発明の一態様によれば、ハウジング空洞を画定するハウジング、スリーブ長手方向軸に沿って延在し、ハウジング空洞内に位置付けられたスリーブ、カプセル長手方向軸を有するスリーブ内に含有されるカプセル、および固定された端部から穿孔要素長手方向軸に沿って先端まで延在する単一のシャフトのみを備える穿孔要素を備える吸入器システムが提供される。穿孔要素長手方向軸は、スリーブ長手方向軸およびカプセル長手方向軸と平行であってそれからオフセットしている。スリーブは、ハウジング空洞内で第一の位置と第二の位置との間で移動可能である。スリーブが第一の位置から第二の位置に移動したときに、単一の開口のみがカプセルに形成される。
【】
単一の穿孔要素を利用してカプセルを穿孔する吸入器システムは、この単一の穿孔要素を装置またはカプセル空洞の中心長手方向軸と一致させて、穿孔要素がカプセルの中心軸でカプセルにぶつかるように配置する。この構成は、カプセル上にバランスの取れた穿孔力を与え、カプセルの活性化時に穿孔要素またはカプセル上の曲げモーメントを回避することが期待される。
【】
出願人は、単一の穿孔要素を吸入器装置、カプセル空洞またはカプセルの長手方向軸と平行であるが、そこからオフセットして配置することで、オフセット穿孔要素によってカプセルの半球端に形成される開口の質と信頼性が改善されることを発見した。具体的には、この単一のオフセット穿孔要素が、(カプセルエンドキャップの半球表面に沿って)穿孔要素に近い表面で、最初の切断点からさらに離れた表面への切断を開始するとき、カプセル材料のヒンジが、最初の切断点から最も遠い開口周囲を形成する部分上に形成される。穿孔要素切断面のこの特定の配向は、この穿孔要素切断面の任意の他の配向と比較して、安定した開放開口を生成する。
【】
有利なことに、単一のオフセットされた穿孔要素を提供することにより、カプセル内に反復可能に信頼できる単一の開口が形成される。単一のオフセットされた穿孔要素は、単純な機械的構成である。単一のオフセットされた穿孔要素は、吸入器物品ホルダーに組み立てることが比較的容易である。単一のオフセットされた穿孔要素により、多数の吸入にわたって、予測可能な改善された均一な投与を提供される。
【】
「吸入器物品ホルダー」と呼ばれる吸入器物品用のホルダーを対象とする。吸入器物品ホルダーは、単一のオフセット穿孔要素を含む。吸入器物品ホルダーは、消耗品吸入器物品を受容し、カプセルを穿孔することによって吸入器物品内のカプセルを起動し、消費中に吸入器物品に渦巻吸入気流を誘導するように構成される。吸入器物品ホルダーおよび吸入器物品は、本開示も対象としている吸入器システムを形成しうる。
【】
本明細書に記載の吸入器物品ホルダーは、カプセルを含有する吸入器物品と組み合わせることができる。吸入器物品は、カプセルを穿孔することによって吸入器物品を起動するために使用してもよく、吸入器物品ホルダーの穿孔要素でカプセルを穿孔することによってカプセルの確実な起動を提供する。粒子は、引き込むか、または穿孔されたカプセルの周りに気流を作り出す際に、カプセルから放出されうる。したがって、吸入器システムは、乾燥粉末粒子を消費者に送達する。吸入器物品ホルダーは吸入器物品と別個であるが、消費者は吸入器物品内で放出される乾燥粉末粒子を消費しながら、吸入器物品および吸入器物品ホルダーの両方を利用する。複数のこれらの吸入器物品は、吸入器物品ホルダーと組み合わせられて、システムまたはキットを形成しうる。単一の吸入器物品ホルダーは、各吸入器物品内に含まれたカプセルを起動(穿孔または貫通)し、確実な起動を提供するための10以上、または25以上、または50以上、または100以上の吸入器物品に利用されうる。吸入器物品は、吸入器物品の起動の各吸入器物品に対して、随意に視覚的表示(マーキング)を提供しうる。
【】
吸入器物品は、気流経路を有する。気流は、ユーザーからの吸入(または吸煙)によって吸入器物品に導入される。吸入器物品ホルダーは、渦巻吸入気流を生成する。この渦巻吸入気流は、吸入器物品に導入される。吸入器物品の遠位端または最も上流の端は、渦巻吸入気流を受容するように構成された開放管状要素の開放中央通路を画定する開放開口を含む。
【】
渦巻吸入気流は、下流のカプセル空洞の中へと流れ、カプセル空洞内でカプセルの回転を誘導する。次いで、起動されたカプセルは、消費者へのマウスピースを通して、下流の渦巻吸入気流中に一回分の粒子を放出する。したがって、渦巻吸入気流は、吸入器物品の上流に生成され、渦巻吸入気流は、吸入器物品の遠位端または最も上流の端に入る。
【】
吸入器物品は、マウスピース端部から遠位端に、吸入器の長手方向軸に沿って延在する細長い管状本体を備える。マウスピース端部は、近位端、または下流端である。遠位端は上流端である。カプセル空洞は、フィルター要素によって下流で境界付けられた、かつ中央通路を画定する開放管状要素によって上流で境界付けられた本体内に画定されている。吸入器物品ホルダーに挿入する前に、吸入器物品の遠位端が閉じてもよい。吸入器物品ホルダーへの挿入後、吸入器物品の遠位端が開いてもよい。吸入器物品の遠位端は、吸入器物品を吸入器物品ホルダー内に導入する時に、吸入器物品の遠位端が開いてもよいように、吸入器物品ホルダー内の相補的構造と相互作用し得る。吸入器物品ホルダー内に導入されるとき、吸入器物品の遠位端は、本体の遠位端からカプセル空洞まで延在する開放空気入口開口を形成する中央通路を有する。カプセルはカプセル空洞内に配置され、中央通路はカプセルよりも小さい直径を有してもよい。したがって、カプセルは、中央通路を通過しないかもしれず、カプセル空洞内に保持される。
【】
吸入器物品ホルダーは、吸入器物品を受容するためのハウジング空洞を備えるハウジングと、ハウジング空洞内に吸入器物品を保持するように構成されたスリーブとを含む。ハウジング空洞は、ハウジング長手方向軸に沿って閉鎖端までハウジング内に延在する単一のハウジング開口部によって画定される。単一のハウジング開口部は、吸入器物品を受容するように構成される。
【】
スリーブは、ハウジング空洞内に含有され、第一の位置と第二の位置との間で、ハウジング長手方向軸に沿って移動可能である。スリーブは、第一の位置と第二の位置との間のハウジング長手方向軸に沿ってスライド可能であってもよい。第一の位置では、スリーブは、単一のハウジング開口部に隣接して位置付けられる。第二の位置では、スリーブは、長手方向軸に沿って単一のハウジング開口部から横方向の距離をさらに離れている。
【】
スリーブは、開放端から閉鎖端(または限定された端)に延在し、スリーブの長手方向軸に沿って円筒状内腔を画定する。スリーブの開放端は、単一のハウジング開口部と整列する。
【】
スリーブ閉鎖端は、気流要素および開口を含み、それによって貫通要素が閉鎖端を通過し、スリーブルーメン内に延在することを可能にする。気流要素は、スリーブの周りの環状空間からスリーブ円筒状内腔への気流連通を提供する、一つまたは複数の吸入空気入口を含む。この気流要素は、回転または渦巻吸入気流をスリーブ円筒状内腔内に、かつ吸入器物品カプセル空洞内に直接誘導するように構成される。この渦巻または回転吸入気流は、吸入器物品に伝達されてカプセルを回転させ、カプセル内に含有される乾燥粉末を放出しうる。
【】
スリーブの気流要素は、スリーブ空洞と流体連通する中央通路を有する管状要素を含む。気流要素は、吸入空気が中央通路の中に入ることを可能にする少なくとも一つの空気入口を有する。少なくとも一つの空気入口は、中央通路に対して接線方向に延在し、渦巻または回転吸入気流を生成する。
【】
スリーブの気流要素は、スリーブ空洞と流体連通する中央通路を有する管状要素を含む。気流要素は、吸入空気が中央通路の中に入ることを可能にする少なくとも二つの空気入口を有する。少なくとも二つの空気入口は、中央通路に対して接線方向に延在し、渦巻または回転吸入気流を生成する。
【】
スリーブの気流要素は、スリーブ空洞と流体連通する中央通路を有する管状要素を含む。気流要素は、吸入空気が中央通路の中に入ることを可能にする少なくとも三つの空気入口を有する。少なくとも三つの空気入口は、中央通路に対して接線方向に延在し、渦巻または回転吸入気流を生成する。
【】
気流要素は、穿孔要素を受容して気流要素を通過することを可能にする開口を含みうる。
【】
吸入空気は、吸入器物品を受容する開放開口を通して吸入器物品ホルダーに入り、吸入器物品の長さに沿ってスリーブ閉鎖端の気流要素までハウジング空洞内に移動することができる。あるいは、吸入空気は、ハウジング表面を通して空気入口を通して吸入器物品ホルダーに進入してもよい。
【】
吸入器物品ホルダーは、空洞のハウジング内表面に固定され、かつそこから延在する穿孔要素をさらに含みうる。穿孔要素は、固定された端部から穿孔要素長手方向軸に沿って先端まで延在する単一の固体シャフトを含む。穿孔要素は、スリーブの閉鎖端を通して、ハウジングの長手方向軸に沿ってスリーブ空洞の中に延在するように構成されている。穿孔要素は、スリーブが第一の位置から第二の位置に移動すると、受容した吸入器物品のカプセルに接触して穿孔する。スリーブを第二の位置から第一の位置へ移動させることにより、カプセルから穿孔要素が除去され、カプセル内の開口が露出する。これにより、カプセル内に含有される乾燥粒子が、吸入空気がカプセルを回転する際にカプセルから放出される。
【】
本明細書に記載の吸入器システムまたは吸入器物品ホルダー穿孔要素は、吸入器物品ホルダーの長手方向軸からオフセットされる単一の穿孔要素である。穿孔要素は、吸入器物品を受容する吸入器物品ホルダー可動スリーブからオフセットされる単一の穿孔要素である。穿孔要素は、カプセルを含有するカプセル空洞からオフセットされる単一の穿孔要素である。穿孔要素は、カプセルが起動されるカプセルから放出された乾燥粒子の吸入および消費中に回転するとき、カプセルの長手方向軸またはカプセルの回転軸からオフセットされる単一の穿孔要素である。吸入器システムは、二つ未満の穿孔要素を有する。吸入器システムは、乾燥粉末粒子を含有するカプセル内に二つ未満の開口を形成する。
【】
本明細書に記載の吸入器システムまたは吸入器物品ホルダー穿孔要素は、吸入器装置のカプセル空洞内に含有されるカプセルの半球状エンドキャップをぶつかって穿孔する単一の穿孔要素である。単一の穿孔要素は、カプセルの中央長手方向軸およびスリーブの中央長手方向軸およびカプセル空洞の中央長手方向軸からオフセットしたカプセルの半球状エンドキャップにぶつかって穿孔する。単一の穿孔要素は、カプセルの中央長手方向軸ではなく、カプセルの半球状エンドキャップにぶつかって穿孔する。
【】
穿孔要素シャフトはシャフト直径を有する。穿孔要素長手方向軸は、少なくとも一つの穿孔要素の直径もしくは少なくとも一つのシャフト直径、または少なくとも1.5の穿孔要素の直径もしくは少なくとも1.5のシャフト直径、または少なくとも2つの穿孔要素の直径もしくは少なくとも2つのシャフト直径、または1~2つの穿孔要素の直径の範囲内、または1~2つのシャフト直径の範囲内によって、スリーブ長手方向軸またはカプセル空洞長手方向軸からオフセットされる。
【】
カプセルの半球状エンドキャップは、カプセルの中央長手方向軸に0%の半径を有し、カプセルの半球エンドキャップの外周に100%の半径を有する。単一のオフセットの穿孔要素は、カプセルの半球状エンドキャップを、カプセル長手方向軸から離れたカプセルの半径の25%~90%、またはカプセル長手方向軸から離れたカプセルの半径の33%~80%、またはカプセル長手方向軸から離れたカプセルの半径の50%~75%の範囲で穿孔する。
【】
カプセルの半球状エンドキャップは、2.6mm~3.2mmまたは約3mmの範囲の外側半径を有してもよい。穿孔要素は、このカプセルを、カプセルの湾曲端部または半球状エンドキャップで、カプセル長手方向軸から少なくとも1mmの放射状の距離で、またはカプセル長手方向軸から約1mm~約2.5mmの範囲、またはカプセル長手方向軸から約1.5mm~約2.2mmの範囲、またはカプセル長手方向軸から約2mmの範囲に穿孔する。
【】
穿孔要素先端は、単一の傾斜面または切断面のみを有する。この単一の傾斜面または切断面は、穿孔要素オフセットに対して特異的に配向され、穿孔要素に対してカプセルを配向または整列させることなく、確実で反復可能な穿孔を達成する。
【】
穿孔要素の単一の傾斜面または切断面は、スリーブ長手方向軸に対向する平面を画定しうる。穿孔要素の単一の傾斜面または切断面は、カプセル長手方向軸に対向する平面を画定しうる。穿孔要素の単一の傾斜面または切断面は、平面に最も近いスリーブの内径面に面しうる平面を画定する。穿孔要素の単一の傾斜は、カプセルに向かって面してもよい。穿孔要素の単一の傾斜は、カプセルから離れて面してもよい。
【】
穿孔要素は、カプセル空洞内に延在するカプセル材料の単一のヒンジのみを画定する、カプセル内の単一の開口を形成する。カプセル材料の単一のヒンジは、カプセル長手方向軸から最も遠い単一の開口の周りの点に位置しうる。
【】
穿孔要素は、カプセル空洞内に延在するカプセル材料の単一のヒンジのみを画定する、カプセル内の単一の開口を形成する。ヒンジは、穿孔要素の傾斜した先端がカプセルを穿孔するときに形成される。穿孔要素の傾斜した先端がカプセルに入ると、穿孔要素の傾斜した先端がカプセルを切断して開口を形成する。次に、穿孔要素の傾斜した先端がカプセルに入り続けると、カプセルを切断し続ける。ヒンジは、傾斜面の端部がカプセルに入ると形成される。次いで、穿孔要素がカプセルから除去されると、ヒンジを有する開口がカプセル内に形成される。したがって、開口は、実質的に穿孔要素のサイズに関連するカプセル内に形成され、ヒンジは穿孔要素の先端の反対側の開口内に形成される。穿孔要素の単一の傾斜面がカプセルの方を向く場合、ヒンジは開口の内側縁部に形成され、内側縁部はカプセルの長手方向軸により近い。穿孔要素の単一の傾斜面がカプセルから離れて面している場合、ヒンジは開口の外側縁部に形成され、ここで外側縁部はカプセルの長手方向軸からさらに離れている。穿孔要素の傾斜した先端がカプセルの長手方向軸から離れて面するとき、カプセル材料の単一のヒンジは、カプセル長手方向軸から最も遠い単一の開口の点に位置するように形成される。
【】
スリーブ閉鎖端は、スリーブの閉鎖端を実質的に形成するスリーブ底部要素をさらに含みうる。スリーブ底部要素は、固定され、気流要素と接触してもよい。スリーブ底部要素は、気流要素から離れてスリーブ長手方向軸に沿って、ハウジング空洞の閉鎖端に向かって、ある距離を延在してもよい。スリーブ底部要素は、穿孔要素を含有する開口を有してもよく、また穿孔要素がスリーブ底部要素の開口を通過することを可能にする。
【】
吸入器物品ホルダーは、スリーブを穿孔要素から離れるように付勢するように構成されたばね部材をさらに含んでもよい。ばね部材は、スリーブを第二の位置から第一の位置へと離れるように付勢してもよい。ばね部材は、スリーブの第一の位置では弛緩した状態であってもよい。ばね部材は、第二の位置では圧縮された状態であってもよい。穿孔要素は、ばね部材内に配置されることが好ましい。
【】
スリーブは、スリーブ長手方向の長さに沿って延びる細長いスロットを含んでもよい。ハウジングは、ハウジング空洞の内表面から延びるピンをさらに含んでもよい。ピンは、第一の位置と第二の位置との間で移動した際にスリーブの整列を維持するように、細長いスロットと嵌合するように構成されてもよい。
【】
内側ハウジングは、ハウジング空洞内に収容されてもよい。内側ハウジングは、スリーブの少なくとも一部分をハウジング空洞の内表面から分離してもよい。内側ハウジングは、穿孔要素の固定された端部をハウジング空洞の内表面から分離してもよい。内側ハウジングは、ばね部材をハウジング空洞の内表面から分離してもよい。
【】
吸入可能な粉末は、様々な活性薬剤を含んでもよい。活性剤は、例えば、ニコチンまたはアナタビンまたはアナバシンなどのアルカロイドを含んでもよい。好ましくは、活性剤は、ニコチン塩など、アルカロイドの固体塩を含む。
【】
活性剤の量は、吸入可能な粉末の所望の使用または意図される使用に基づいて選択され得る。例えば、活性剤の量は、乾燥粉末粒子の合計重量の0.5重量%~10重量%とすることができる。乾燥粉末粒子は、0.5重量%以上、1重量%以上、2重量%以上、もしくは3重量%以上の活性剤、および12重量%以下、10重量%以下、9重量%以下、8重量%以下、もしくは7重量%以下の活性剤、または0.5重量%~10重量%、1重量%~8重量%、1.5重量%~6重量%、もしくは2重量%~5重量の活性剤を含んでもよい。
【】
乾燥粉末粒子は、0.5重量%以上、1重量%以上、2重量%以上、もしくは3重量%以上のニコチン、および12重量%以下、10重量%以下、9重量%以下、8重量%以下、もしくは7重量%以下のニコチン、または0.5重量%~10重量%、1重量%~8重量%、1.5重量%~6重量%、もしくは2重量%~5重量%のニコチンを含んでもよい。
【】
活性剤の量は、用量ごとに選択されてもよい。吸入可能な粉末は、単一剤形または複数剤形で包装されてもよい。例えば、吸入可能な粉末は、用量当たり0.5mg以上、1mg以上、2mg以上、または5mg以上の活性剤を含んでもよい。吸入可能な粉末は、用量当たり500mg以下、200mg以下、100mg以下、50mg以下、20mg以下、または10mg以下の活性剤を含んでもよい。一部の実施形態では、吸入可能な粉末は、0.01~10mgのアナタビンもしくはニコチンもしくはアナバシン/用量、0.05~5mgのアナタビンもしくはニコチンもしくはアナバシン/用量、または0.1~1mgのアナタビンもしくはニコチンもしくはアナバシン/用量を含む。
【】
実施形態では、カプセルは1~20用量を含有する。実施形態では、カプセルは1~10用量を含有する。実施形態では、カプセルは、10~20用量を含有する。実施形態では、カプセルは、1用量を含有する。実施形態では、カプセルは2用量を含有する。実施形態では、カプセルは3用量を含有する。実施形態では、カプセルは4用量を含有する。実施形態では、カプセルは5用量を含有する。実施形態では、カプセルは6用量を含有する。実施形態では、カプセルは7用量を含有する。実施形態では、カプセルは8用量を含有する。実施形態では、カプセルは9用量を含有する。実施形態では、カプセルは10用量を含有する。実施形態では、カプセルは11用量を含有する。実施形態では、カプセルは12用量を含有する。実施形態では、カプセルは13用量を含有する。実施形態では、カプセルは14用量を含有する。実施形態では、カプセルは15用量を含有する。実施形態では、カプセルは16用量を含有する。実施形態では、カプセルは17用量を含有する。実施形態では、カプセルは18用量を含有する。実施形態では、カプセルは19用量を含有する。実施形態では、カプセルは20用量を含有する。
【】
乾燥粉末粒子は、20マイクロメートル以下、10マイクロメートル以下、または5マイクロメートル以下、または0.1マイクロメートル以上、0.2マイクロメートル以上、または0.5マイクロメートル以上、または0.5マイクロメートル~10マイクロメートル、または0.75マイクロメートル~5マイクロメートル、または1マイクロメートル~5マイクロメートル、または1マイクロメートル~3マイクロメートル、または1.5マイクロメートル~2.5マイクロメートルの範囲の粒子サイズを有し得る。所望の粒子サイズ範囲は、噴霧乾燥、粉砕、ふるい分け、またはそれらの組み合わせによって達成され得る。
【】
乾燥粉末粒子は、粒子の第二の集団とさらに混合されて、粉体系を形成してもよい。好ましくは、粒子の第二の集団は、乾燥粉末粒子とは異なる粒子サイズまたはより大きな粒子サイズを有する。例えば、粒子の第二の集団は、約20マイクロメートル以上、または約50マイクロメートル以上、200マイクロメートル以下、150マイクロメートル以下、または50マイクロメートル~200マイクロメートル、または50マイクロメートル~150マイクロメートルの範囲の粒子サイズを有し得る。粒子の第二の集団は、選択的にユーザーの口または口腔の中に吸入送達するために任意の有用なサイズ分布を有してもよい。風味剤粒子のより大きな第二の集団は、ユーザーへの吸入気流への乾燥粉末粒子の送達を支援し得る。
【】
乾燥粉末粒子および粒子の第二の集団は、任意の有用な相対量で組み合わせられてもよく、その結果、粒子の第二の集団は、乾燥粉末粒子で消費された時にユーザーによって検出される。乾燥粉末粒子および粒子の第二の集団は、粉体系の総重量の少なくとも約90重量%、または少なくとも約95重量%、または少なくとも約99重量%、または100重量%を形成することが好ましい。
【】
乾燥粉末粒子は、風味剤粒子の第二の集団と混合されて、粉体系を形成してもよい。好ましくは、風味剤粒子の第二の集団は、乾燥粉末粒子とは異なる粒子サイズまたはより大きな粒子サイズを有する。例えば、風味粒子は、約20マイクロメートル以上、または約50マイクロメートル以上、200マイクロメートル以下、150マイクロメートル以下、または50マイクロメートル~200マイクロメートル、または50マイクロメートル~150マイクロメートルの範囲の粒子サイズを有し得る。風味剤粒子の第二の集団は、選択的にユーザーの口または口腔の中に吸入送達するために任意の有用なサイズ分布を有してもよい。風味剤粒子のより大きな第二の集団は、ユーザーへの吸入気流への乾燥粉末粒子の送達を支援し得る。
【】
乾燥粉末粒子および風味剤粒子の第二の集団は、乾燥粉末粒子とともに消費された時にユーザーによって風味剤粒子の第二の集団が検出されるように、任意の有用な相対的な量で組み合わせられてもよい。乾燥粉末粒子および風味剤粒子の第二の集団は、粉体系の総重量の少なくとも約90重量%、または少なくとも約95重量%、または少なくとも約99重量%、または100重量%を形成することが好ましい。
【】
乾燥粉末粒子または粉体系は、適切な剤形で提供されてもよい。例えば、乾燥粉末粒子または粉体系は、カプセル内に提供されてもよい。剤形(例えば、カプセル)は、適切な吸入器で使用するように構成され得る。例えば、カプセルは、カプセル空洞を有する吸入器装置で利用されてもよい。吸入器装置のカプセル空洞を通した気流管理は、吸入中および消費中にその中に包含されたカプセルを回転させる場合がある。カプセルは、乾燥粉末粒子または粉体系を含んでもよい。
【】
別段の記載がない限り、ここで用語「粒子サイズ」は、粒子または粒子セットの空気動力学的質量中央径(MMAD)を指すために使用される。このような値は、特徴づけられる粒子と同じ空気力学的挙動を有する、1gm/cm3の密度を有する球体の直径として定義される、空気力学的粒子径の分布に基づく。
【】
特に、粉体系とは一般的に、空気動力学的粒子径分布の単一の数値記述子として最も広く採用されている指標のひとつである、空気動力学的質量中央径(MMAD)のことを言及する。MMADは、粒子サンプルに対して統計的に導出された数値であり、一例として、5マイクロメートルのMMADは、総サンプル質量の50パーセントが、5マイクロメートル未満の空気動力学的粒子径を有する粒子中に存在すること、および総サンプル質量の残りの50パーセントが、5マイクロメートルよりも大きい空気動力学的粒子径を有する粒子中に存在することを意味する。本発明の文脈において、粉体系を記述する時、「粒子サイズ」という用語は、好ましくは、粉体系のMMADを指す。
【】
粉体系のMMADは、好ましくは、カスケードインパクターで測定される。カスケードインパクターは、エアロゾル粒子の空気動力学的サイズ分類を決定するための空中浮遊粒子のサンプリングおよび分離に広く使用されている装置である。実際には、カスケードインパクターは、粒子サイズ、密度および速度の関数である粒子慣性に基づいて、入ってくるサンプルを個別の分画に分離する。カスケードインパクターは、典型的には、一連のステージを含み、その各々は、特定のノズル配設および収集面を有するプレートを含む。ステージ数が増えるにつれノズルサイズと総ノズル面積の両方が減少するため、サンプルを含んだ空気は装置内を進むにつれて速度が速くなる。各ステージで、十分な慣性力を有する粒子は、主流の空気の流れから外れて捕集面に衝突する。したがって、任意の所与の流量において、各ステージは、カットオフ径、収集される粒子のサイズを画定する形態に関連付けられる。ステージ数が増えると、速度が増大してステージカットオフ径が減少する。したがって、所与のステージに関連付けられたカットオフ径は、試験に使用される気流量の関数である。使用中の性能を反映するため、ネブライザーは15L/分で定期的に試験され、乾燥粉末吸入器は最大100L/分の流量で試験され得る。
【】
本発明の文脈において、粉体系のMMADは、次世代インパクター(NGI)170(Copley Scientific AGから入手可能)を用いて測定されることが好ましい。NGIは、七つのステージとマイクロオリフィスコレクター(MOC)を有する高性能で高精度な粒子分類カスケードインパクターである。NGIの特徴および動作原理は、例えば、Marple et al.,Journal of Aerosol Medicine-Volume 16,Number 3(2003)に記載されている。測定は、摂氏20±3度、および35±5パーセントの相対湿度で実施されることがより好ましい。
【】
乾燥粉末製剤は、典型的には、約15重量パーセント以下の水分、好ましくは、約10重量パーセント以下の水分、なおより好ましくは、約6重量パーセント以下の水分を含有する。乾燥粉末製剤は、約5重量パーセント以下の水分、または約3重量パーセント以下の水分、または約1重量パーセント以下の水分を含有することが最も好ましい。
【】
パーセンテージとして報告された全ての値は、総重量に基づく重量パーセントであると推定される。
【】
本明細書で使用されている全ての科学的用語および技術的用語は、別途指定のない限り、当該技術分野で一般的に使用されている意味を有する。本明細書で提供されている定義は、本明細書において頻繁に使用される特定の用語の理解を容易にするためのものである。
【】
本明細書で使用される単数形(「一つの(a)」、「一つの(an)」、および「その(the)」)は、複数形の対象を有する実施形態を包含するが、その内容によって明らかに別途定められている場合はその限りではない。
【】
本明細書で使用される「または」は概して、「および/または」を含む意味で採用されているが、その内容によって明らかに別途定められている場合はその限りではない。「および/または」という用語は、列挙された要素の一つもしくは全て、または列挙された要素のうちの任意の二つ以上の組み合わせを意味する。
【】
本明細書で使用される「有する、持つ(have)」、「有している、持っている(having)」、「含む(include)」、「含む(including)」、「備える(comprise)」、「備える(comprising)」、またはこれに類するものは、その制約のない意味で使用され、概して「含むが、これに限定されない」を意味する。当然のことながら、「から本質的に成る」、「から成る」、およびこれに類するものは、「含む、備える」およびこれに類するものに包摂される。
【】
「好ましい」および「好ましくは」という語は特定の状況下で、特定の利点をもたらす場合がある本発明の実施形態を指す。しかしながら、同じ状況下または他の状況下で、他の実施形態もまた好ましいものである場合がある。その上、一つ以上の好ましい実施形態の列挙は、他の実施形態が有用ではないことを暗示するものではなく、また特許請求の範囲を含む本開示の範囲から他の実施形態を除外することを意図しない。
【】
ここで使用される「実質的に」という用語は、「著しく」と同じ意味を有し、関連する用語を少なくとも約90%、少なくとも約95%、または少なくとも約98%修正すると理解され得る。ここで使用される「実質的に~ではない」という用語は、「著しく~ではない」と同じ意味を有し、および「実質的に」と逆の意味を有し、すなわち関連する用語を10%以下、5%以下、または2%以下修正すると理解され得る。
【】
本発明は特許請求の範囲で定義される。しかしながら、以下に非限定的な実施例の非網羅的なリストを提供している。これらの実施例の特徴の任意の一つ以上は、本明細書に記載の別の実施例、実施形態、または態様の任意の一つ以上の特徴と組み合わされてもよい。
【】
実施例1
ハウジング空洞を画定するハウジング、スリーブ長手方向軸に沿って延在し、ハウジング空洞内に位置付けられたスリーブ、スリーブ内に含有され、カプセル長手方向軸を有するカプセル、および固定された端部から穿孔要素長手方向軸に沿って先端まで延在する単一のシャフトのみを備える穿孔要素を含む、吸入器システム。穿孔要素長手方向軸は、スリーブ長手方向軸と平行であってそれからオフセットしている。スリーブは、ハウジング空洞内で第一の位置と第二の位置との間で移動可能である。スリーブが第一の位置から第二の位置に移動したときに、単一の開口のみがカプセルに形成される。
実施例2
ハウジング空洞を画定するハウジング、スリーブ長手方向軸に沿って延在し、ハウジング空洞内に位置付けられたスリーブ、スリーブ内に含有され、カプセル長手方向軸を有するカプセル、および固定された端部から穿孔要素長手方向軸に沿って先端まで延在する単一のシャフトのみを備える穿孔要素を含む、吸入器システム。穿孔要素長手方向軸は、カプセル長手方向軸と平行であってそれからオフセットしている。スリーブは、ハウジング空洞内で第一の位置と第二の位置との間で移動可能である。スリーブが第一の位置から第二の位置に移動したときに、単一の開口のみがカプセルに形成される。
実施例3
穿孔要素長手方向軸が、少なくとも一つの穿孔要素直径、または少なくとも1.5の穿孔要素直径、または少なくとも2つの穿孔要素直径、または1~2つの穿孔要素直径の範囲で、スリーブ長手方向軸からオフセットされる、実施例1に記載の吸入器システム。
実施例4
穿孔要素長手方向軸が、少なくとも一つの穿孔要素直径、または少なくとも1.5の穿孔要素直径、または少なくとも2つの穿孔要素直径、または1~2つの穿孔要素直径の範囲で、カプセル長手方向軸からオフセットされる、実施例2に記載の吸入器システム。
実施例5
吸入器システムが、二つ未満の穿孔要素を有する、実施例1~4のいずれかに記載の吸入器システム。
実施例6
穿孔要素端が、単一の傾斜面または切断面のみを有する、実施例1~5のいずれかに記載の吸入器システム。
実施例7
穿孔要素の単一の傾斜面または切断面が、スリーブ長手方向軸に対向する平面を画定する、実施例6に記載の吸入器システム。
実施例8
穿孔要素の単一の傾斜面または切断面が、カプセル長手方向軸に対向する平面を画定する、実施例6に記載の吸入器システム。
実施例9
穿孔要素の単一の傾斜面または切断面が、平面に最も近いスリーブ内径面に面する平面を画定する、実施例6に記載の吸入器システム。
実施例10
穿孔要素が、カプセル長手方向軸から離れたカプセル半径の25%~90%、またはカプセル長手方向軸から離れたカプセル半径の33%~80%、またはカプセル長手方向軸から離れたカプセル半径の50%~75%の範囲で、カプセル湾曲端部でカプセルを穿孔する、実施例1~9のいずれかに記載の吸入器システム。
実施例11
穿孔要素が、カプセル空洞内に延在するカプセル材料の単一のヒンジのみを画定する、カプセル内の単一の開口を形成する、実施例1~10のいずれかに記載の吸入器システム。
実施例12
カプセル材料の単一のヒンジが、カプセル長手方向軸から最も遠い単一の開口の周囲の点に位置する、実施例11に記載の吸入器システム。
実施例13
穿孔要素が、固定された端部から穿孔要素長手方向軸に沿って先端まで延在する単一の固体シャフトを含む、実施例1~12のいずれかに記載の吸入器システム。
実施例14
カプセルが、2.6mm~3.2mmの範囲の半径を有し、穿孔要素が、カプセル長手方向軸から少なくとも1mm、またはカプセル長手方向軸から約1mm~約2mmの範囲の半径方向距離で、カプセル湾曲端部でカプセルを穿孔する、実施例1~13のいずれかに記載の吸入器システム。
実施例15
スリーブが開放端から閉鎖端に延在し、吸入器物品を受容するための円筒状内腔を画定し、スリーブの開放端が、吸入器物品を受容するためのハウジング開口部と整列し、スリーブ閉鎖端が、使用中にカプセルをカプセルの長手方向軸の周りに回転させる旋回気流を形成するように構成された気流要素を備える、実施例1~14のいずれかに記載の吸入器システム。
実施例16
カプセルが吸入器物品内に含有され、吸入器物品が、遠位端からマウスピース端に、吸入器物品長手方向軸に沿って延在し、スリーブが、吸入器物品の遠位端を受容するように構成される、実施例1~15のいずれかに記載の吸入器システム。
実施例17
吸入器物品長手方向軸が、穿孔要素長手方向軸からオフセットされる、実施例16に記載の吸入器システム。
実施例18
カプセルが、ニコチンを含む薬学的に活性な粒子を含有し、薬学的に活性な粒子が、約5マイクロメートル以下、または約0.5マイクロメートル~約4マイクロメートルの範囲、または約1マイクロメートル~約3マイクロメートルの範囲の空気動力学的質量中央径を有する、実施例1~17のいずれかに記載の吸入器システム。
実施例19
カプセルが、約20マイクロメートル以上、または約50マイクロメートル以上、または約50~約200マイクロメートルの範囲、または約50~約150マイクロメートルの範囲の空気動力学的質量中央径を有する風味粒子をさらに含有する、実施例18に記載の吸入器システム。
【】
ここで、以下の図を参照しながら実施例をさらに説明する。
【図面の簡単な説明】
【】
【図】図1は、例示的な吸入器システムの概略断面図である。
【図】図2は、例示的な吸入器物品ホルダーの透視分解図である。
【図】図3Aは、吸入器物品が吸入器物品ホルダーに受容され、カプセルを第二の位置で穿孔する、例示的な吸入器システムの概略断面図である。
【図】図3Bは、穿孔要素が第一の位置にカプセルから収納される、図3Aの例示的な吸入器システムの概略断面図である。
【図】図4は、吸入器システムを通る吸入気流経路を示す図3Bの別の概略断面図である。
【図】図5は、例示的な吸入器物品ホルダーのスリーブの中への前面立面面図である。
【図】図6Aは、穿孔要素を有する例示的な気流要素の斜視図である。
【図】図6Bは、気流要素の中心線の周りの六つの代替的な穿孔要素オフセット位置を示す、気流要素の斜視図である。
【図】図7は、カプセルエンドキャップを含有する例示的穿孔要素の概略断面図である。
【図】図8は、カプセルおよび穿孔要素を有する例示的カプセル空洞の概略断面図である。
【図】図9Aは、本明細書に記載の穿孔要素によって穿孔された後の例示的なカプセルエンドキャップの正面図である。
【図】図9Bは、本明細書に記載の穿孔要素によって穿孔された後の別の例示的なカプセルエンドキャップの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【】
概略図は必ずしも実寸に比例していなく、また図示の目的で提示されていて、限定するものではない。図面は本開示に記載の一つ以上の態様を図示する。しかしながら、当然のことながら、図面に描写されていないその他の態様も本開示の範囲および趣旨の中に収まる。
【】
図1は、例示的な吸入器システム10の概略断面図である。図2は、例示的な吸入器物品ホルダー30の透視分解図である。図3Aは、吸入器物品20が吸入器物品ホルダー30内に受容され、カプセル25を第二のまたは圧縮位置で穿孔する、例示的な吸入器システム10の概略断面図である。図3Bは、穿孔要素50が、第一のまたは弛緩位置でカプセル25から収納される、図3Aの例示的な吸入器システム10の概略断面図である。図4は、吸入器システム10を通る吸入気流150経路(矢印)を示す図3Bの別の概略断面図である。
【】
吸入器物品ホルダー30は、別個の消耗品吸入器物品20を受容し、消費中に吸入器物品20内および吸入器物品20を通して渦巻吸入気流を誘導するように構成される。吸入器物品ホルダー30および吸入器物品20は、吸入器システム10を形成する。吸入器物品20は、消費者による使用中吸入器物品ホルダー30内にとどまる。吸入器物品ホルダー30は、受容された吸入器物品20に、渦巻吸入気流が入り込むように誘導するように構成される。
【】
例示的な吸入器物品20は、マウスピース端部21から遠位端23に延在する本体22を含む。カプセル空洞24は本体22内に画定される。カプセル25はカプセル空洞24内に収容される。上述の乾燥粉末粒子は、カプセル25内に含有されてもよい。カプセル25は、カプセル25の本体を通して開口を形成するように穿孔されてもよく、吸入空気は、吸入器物品20を通って流れ、穿孔されたカプセル25から吸入気流内へ、およびマウスピース端部21の外へ、乾燥粉末粒子を放出してもよい。
【】
吸入器物品ホルダー30は、ハウジング内表面34によって画定されるハウジング空洞を画定するハウジング32と、外表面35とを含む。スリーブ40は、ハウジング空洞内に位置付けられる。スリーブ40は、吸入器物品20を受容するように配置され、スリーブ40は、ハウジング空洞の長手方向軸に沿って第一の位置と第二の位置との間で、ハウジング空洞内で移動可能である。
【】
穿孔要素50は、スリーブ40が図3Aに示すように第二の位置にあるとき、スリーブ40内に受容された吸入器物品20内のカプセル25を穿孔するように配置される。
【】
穿孔要素50は、ハウジング32の長手方向軸に沿って、スリーブ40の中へと延びるように構成され得る。吸入器物品ホルダー30は、スリーブ40および任意の受容された吸入器物品20を穿孔要素50から離れるように付勢するように構成されたばね部材60を含み得る。
【】
スリーブ40は、開放端42から閉鎖端44(または制限端)へと延び、そしてスリーブ40の長手方向軸に沿ってスリーブ空洞45または円筒状内腔45を画定する。スリーブの開放端42は、単一のハウジング開口部36と整列する。
【】
スリーブ閉鎖端44は、気流要素46および開口を含み、それによって穿孔要素が閉鎖端44を通過し、スリーブルーメン45内に延在することを可能にする。気流要素46は、スリーブ40の周りの環状空間からスリーブ円筒状内腔45への気流連通を提供する、一つまたは複数の吸入空気入口47を含む。この気流要素46は、回転または渦巻吸入気流を、スリーブ円筒状内腔45内に、かつ吸入器物品カプセル空洞24内に直接誘導するように構成される。この渦巻または回転吸入気流は、吸入器物品20に伝達されてカプセル25を回転させ、カプセル25内に含有される乾燥粉末を放出しうる。
【】
スリーブ40の気流要素46は、スリーブ空洞45と流体連通する中央通路を有する管状要素を含む。気流要素46は、吸入空気150が中央通路の中に入ることを可能にする少なくとも一つの空気入口47を有する。少なくとも一つの空気入口47は、中央通路に対して接線方向に延在し、渦巻または回転吸入気流を生成する。
【】
スリーブ40は、スリーブ空洞45内に約5mm延在し、約5.5mmの外径および約4mmの内径を有し得る管状要素を含む。受容された吸入器物品20の開放遠位端23は、気流要素46と管状要素との締まり嵌めを提供するために、約5.5mmの内径を有してもよい。
【】
スリーブ閉鎖端44は、スリーブ40の閉鎖端を実質的に形成するスリーブ底部要素48をさらに含みうる。スリーブ底部要素48は、固定され、気流要素46と接触してもよい。スリーブ底部要素48は、気流要素46から離れてスリーブ長手方向軸に沿って、ハウジング空洞の閉鎖端部に向かってある距離を延在してもよい。スリーブ底部要素48は、穿孔要素50を含む開口を有してもよく、穿孔要素50がスリーブ底部要素48の開口を通過することを可能にする。
【】
内側ハウジング70は、ハウジング空洞内に収容されてもよい。内側ハウジング70は、スリーブ40の少なくとも一部分をハウジング空洞の内表面から分離しうる。内側ハウジング70は、穿孔要素50の固定された端部をハウジング空洞の内表面から分離してもよい。内側ハウジング70は、ばね部材60をハウジング空洞の内表面から分離してもよい。
【】
環状カバー38は、内側ハウジング70およびスリーブ40をハウジング空洞の中へと固定してもよい。環状カバー38は、吸入器物品20を受容するための単一のハウジング開口部36を画定する。環状カバー38は、ピン要素39でハウジング32に固定されてもよい。
【】
図4は、吸入器システム10を通る吸入気流150経路を示す。吸入気流150は、受容された吸入器物品20および環状カバー38の外表面に沿って吸入器物品ホルダー30に入る。ハウジング空洞内に入ると、吸入空気150は、スリーブ40の長さに沿ってスリーブ40の閉鎖端44まで移動する。次いで、吸入空気150は、気流要素46の空気入口47に入り、スリーブルーメン45内で渦巻または回転吸入空気150を形成する。次いで、この渦巻または回転吸入空気は、吸入器物品20の遠位端23内へ、およびカプセル空洞24内へ直接伝達される。渦巻吸入気流はカプセル25を回転または攪拌し、乾燥粉末粒子は吸入気流に同伴される。次に、同伴された吸入気流は、マウスピース端部21を介して吸入器物品からユーザー100に流れ出る。図4において、吸入気流150経路が矢印によって示される。
【】
図5は、例示的な吸入器物品ホルダーのスリーブ40の中への正面図である。図6Aは、穿孔要素50を有する例示的な気流要素46の斜視図である。図6Bは、気流要素46の中心線の周りの六つの代替的な穿孔要素50のオフセット位置を示す、気流要素46の斜視図である。
【】
単一の切断面または傾斜面54は、気流要素46の中心線からオフセットされるか、またはそこから離間し、かつ気流要素46の中心線に対向するか、または離れて面する。図6Bは、気流要素46の中心線の周りの実線の実施形態および五つのファントム線の代替的穿孔要素50のオフセット位置を示す。各代替的な位置は、単一の切断面または傾斜面54が、気流要素46の中心線からオフセットされるか、またはそこから離間し、かつ気流要素46の中心線に対向するか、または離れて面することを示す。
【】
スリーブ40の中央長手方向軸LCLは、X軸とY軸の交差に位置する。気流要素46は、スリーブ40の閉鎖端を画定する。内側ハウジング70は、スリーブ40に固定される。穿孔要素50は、気流要素46を通って延在し、中心長手方向軸LCLから距離ROをオフセットする。気流要素46の中央長手方向軸LCLは、スリーブ40の中央長手方向軸LCLと整列し、かつそれと一致する。穿孔要素の切断端部は、先端52で終端する単一の切断面または傾斜面54によって画定される。
【】
図7は、カプセルエンドキャップ26に接触する例示的な穿孔要素50の概略断面図である。図8は、カプセル25および穿孔要素50を有する吸入器物品20の例示的なカプセル空洞24の概略断面図である。
【】
切断面または傾斜54の配向を図7に示す。切断面は、スリーブ40の中心長手方向軸LCLに対向する。カプセル空洞24の中央長手方向軸LCLは、スリーブ40の中央長手方向軸LCLと整列し、かつそれと一致する。先端52は、まず、カプセルの半球状エンドキャップ26を穿孔して開口開口部を形成し、穿孔要素シャフトの全周がカプセル25に入るまで、カプセルの半球状エンドキャップ26を切断し続ける。開口を形成する周囲の部分は、中央長手方向軸LCLに最も近い。開口の一部分を形成するカプセル材料のヒンジは、中央長手方向軸LCLに最も近い周囲の部分に対向する。
【】
中央長手方向軸LCLは、カプセル25長手方向軸、または回転軸と一致する。したがって、図7および図8に図示されるように、スリーブ40およびカプセル空洞24の中央長手方向軸LCLは、カプセル25長手方向軸または回転軸と一致する。穿孔要素50長手方向軸は、図7および図8に図示されるように、カプセル25長手方向軸または回転軸からオフセットされる。
【】
穿孔要素50は、中心長手方向軸LCLと平行であり、距離ROだけオフセットしている。カプセル半球状エンドキャップ26は、カプセル25の周囲で半径RCを有する。穿孔要素50は、上述のように、中央長手方向軸LCLよりも円周半径RCに近い点で、カプセルの半球状エンドキャップ26に接触してもよい。
【】
図9Aは、本明細書に記載の穿孔要素によって穿孔された後の開口29を有する例示的なカプセル25エンドキャップの正面図である。図9Bは、本明細書に記載される穿孔要素によって穿孔された後の、開口29を有する別の例示的なカプセル25エンドキャップの正面図である。
【】
本明細書および添付の特許請求の範囲の目的において、別途示されていない限り、量(amounts)、量(quantities)、割合などを表す全ての数字は、全ての場合において用語「約」によって修飾されるものとして理解されるべきである。また、全ての範囲は、開示された最大点および最小点を含み、かつそれらの任意の中間範囲を含み、これらは本明細書に具体的に列挙されている場合も列挙されていない場合もある。従って、この文脈において、数字AはA±2%として理解される。この文脈内で、数字Aは、数字Aが修正する特性の測定値に対する一般的な標準誤差内にある数値を含むと考えられてもよい。数字Aは、添付の特許請求の範囲で使用される通りの一部の場合において、Aが逸脱する量が特許請求する本発明の基本的かつ新規の特性(複数可)に実質的に影響を及ぼさないという条件で、に列挙された割合だけ逸脱してもよい。また、全ての範囲は、開示された最大点および最小点を含み、かつそれらの任意の中間範囲を含み、これらは本明細書に具体的に列挙されている場合も列挙されていない場合もある。
【図】
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【図】
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【国際調査報告】

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