(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】
(54)【発明の名称】伝送電力調整方法、デバイス、端末、システム及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
【FI】
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】
(86)(22)【出願日】
(85)【翻訳文提出日】
(86)【国際出願番号】
(87)【国際公開番号】
(87)【国際公開日】
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108213
【氏名又は名称】阿部 豊隆
(72)【発明者】
【氏名】羅星▲イー▼
【テーマコード(参考)】
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067EE02
5K067GG08
5K067HH28
(57)【要約】
伝送電力調整方法、デバイス、端末、システム及び記憶媒体に関する。該方法は、ネットワークデバイスによって送信された第1情報を受信するステップであって、第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、第1情報が、候補セルのランダムアクセスリソース、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報、のうちの少なくとも1つを含むステップと、ネットワークデバイスによって送信された設定情報を受信するステップであって、設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、第1情報と電力ランピングステップに基づいて、ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップと、を含む。本開示により、ユーザがpreambleシーケンスを送信する伝送効率が向上し、したがってRACH受信の成功率が向上する。
【選択図】 図2a
【特許請求の範囲】
【請求項】
ユーザイクイップメントによって実行される伝送電力調整方法であって、
ネットワークデバイスによって送信された第1情報を受信するステップであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信されるステップと、
ネットワークデバイスによって送信された設定情報を受信するステップであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含むステップと、
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報に基づいて、前記ランダムアクセス伝送が初回の伝送又は前記ランダムアクセス再送であると決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であること又は前記ランダムアクセス伝送が再送であることを指示する第1フィールドを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であること又は前記ランダムアクセス再送の再送回数を指示する第2フィールドを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第2フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングする場合、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であると判定し、
前記第2フィールドが前記初回の伝送の識別子とマッチングしない場合、前記ランダムアクセス伝送が再送であると判定する、
ことを特徴とする請求項4に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報に基づいて、前記ランダムアクセス伝送が初回の伝送又は前記ランダムアクセス再送であると決定するステップは、
前記第1情報と第2情報との間の時間間隔を決定するステップであって、前記第2情報は、前記ユーザイクイップメントが前記候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートして前回のTA測定を行うようにトリガーするためのものであるステップと、
前記ランダムアクセス伝送が前記ランダムアクセス再送であると決定するステップであって、前記時間間隔が、設定された時間間隔閾値より小さいステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップは、
前記第1情報に基づいて、前記ランダムアクセス伝送が前記ランダムアクセス再送であると決定するステップと、
前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップは、
前記ランダムアクセス伝送が前記ランダムアクセス再送である場合、前記ランダムアクセス再送の再送回数を決定するステップと、
前記再送回数と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記再送回数を指示する第3フィールドを含み、
前記第3フィールドに基づいて、前記再送回数を決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記ランダムアクセス再送の再送回数を決定するステップは、
再送カウンタに基づいて、前記再送回数を決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記ユーザイクイップメントが前記ランダムアクセス伝送を1回行うと決定するステップと、
前記再送カウンタに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の伝送回数を累積するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項10に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記再送回数と電力ランピングステップとに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップは、
前記ランダムアクセス再送の再送回数を取得するステップと、
前記再送回数と前記ランダムアクセス伝送の初回の伝送電力とに基づいて、前記再送アクセス伝送の第2伝送電力を決定するステップと、
前記ユーザイクイップメントの最大伝送電力と前記第2伝送電力から最小値をとって、前記第1伝送電力とするステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップは、
前記第1情報に基づいて、前記ランダムアクセス伝送が初回の伝送であると決定し、前記ユーザイクイップメントの電力ランピング値をリセットするステップと、
前記電力ランピングステップとリセットされた前記電力ランピング値とに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
再送カウンタの数値を初期値にリセットするステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は第3フィールドを含み、
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップは、
前記第3フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングすると決定し、電力ランピング値をリセットすると判定するステップと、
前記電力ランピングステップとリセットされた前記電力ランピング値とに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含むか、又は、
前記第3フィールドが前記初回の伝送の識別子とマッチングしないと決定し、前記第3フィールドと前記電力ランピングステップとに基づいてターゲット電力ランピング値を決定すると判定するステップと、
前記ターゲット電力ランピング値と前記電力ランピング値とに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記ランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新する第4フィールドを含み、
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップは、
前記第4フィールドが前記ランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新することに応答して、電力ランピング値をリセットするステップと、
前記第4フィールド、リセットされた前記電力ランピング値、及び前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
再送カウンタの数値を初期値にリセットするステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項16に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記ランダムアクセス再送が前記初回の伝送であることを指示する第5フィールドを含み、
前記電力ランピング値をリセットするステップは、
前記第5フィールドに基づいて、前記電力ランピング値をリセットするステップであって、前記第5フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングするステップを含む、
ことを特徴とする請求項16に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記再送回数を指示する第6フィールドを含み、
前記第4フィールド、リセットされた前記電力ランピング値、及び前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップは、
ビーム変換前の前記ユーザイクイップメントの履歴再送回数を決定するステップと、
前記第6フィールド、前記履歴再送回数、及び前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項16に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
ネットワークデバイスによって実行される伝送電力調整方法であって、
第1情報を送信するステップであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信されるステップと、
設定情報を送信するステップであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、前記電力ランピングステップは、前記ユーザイクイップメントが前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定することを指示するためのものであるステップと、を含む、
ことを特徴とする伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、第1フィールドを含み、前記第1フィールドは、第1情報を介して、前記ランダムアクセス伝送が初回の伝送であるか前記ランダムアクセス再送であるかを指示するためのものである、
ことを特徴とする請求項20に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であること又は前記ランダムアクセス再送の再送回数を指示する第2フィールドを含む、
ことを特徴とする請求項20に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第2フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングすると決定し、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であると判定し、
前記第2フィールドが前記初回の伝送の識別子とマッチングしないと決定し、前記第2フィールドに基づいて前記再送回数を判定する、
ことを特徴とする請求項22に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は第4フィールドを含み、前記第4フィールドは、前記ユーザイクイップメントが前記ランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新し、且つ前記第4フィールドに基づいて前記第1伝送電力を決定することを指示するためのものである、
ことを特徴とする請求項20に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
伝送電力調整方法であって、
ネットワークデバイスが第1情報をユーザイクイップメントに送信するステップであって、前記第1情報は、前記ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記ネットワークデバイスが設定情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含むステップと、
前記ユーザイクイップメントが、前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする伝送電力調整方法。
【請求項】
ユーザイクイップメントであって、
ネットワークデバイスによって送信された第1情報を受信するように構成される第1送受信モジュールであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信される第1送受信モジュールと、
ネットワークデバイスによって送信された設定情報を受信するように構成される第2送受信モジュールであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含む第2送受信モジュールと、
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するように構成される決定モジュールと、を含む、
ことを特徴とするユーザイクイップメント。
【請求項】
ネットワークデバイスであって、
第1情報を送信するように構成される第1送受信モジュールであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信される第1送受信モジュールと、
設定情報を送信するように構成される第2送受信モジュールであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、前記電力ランピングステップは、前記ユーザイクイップメントが前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定することを指示するためのものである第2送受信モジュールと、を含む、
ことを特徴とするネットワークデバイス。
【請求項】
端末であって、
1つ又は複数のプロセッサを含み、
前記端末は、請求項1~19のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実行する、
ことを特徴とする端末。
【請求項】
ネットワークデバイスであって、
1つ又は複数のプロセッサを含み、
前記アクセスネットワークデバイスは、請求項20~22のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実行する、
ことを特徴とするネットワークデバイス。
【請求項】
端末とネットワークデバイスとを含む通信システムであって、
前記端末は、請求項1~19のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実現するように構成され、前記ネットワークデバイスは、請求項20~22のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実現するように構成される、
ことを特徴とする通信システム。
【請求項】
命令が記憶されている記憶媒体であって、
前記命令が通信デバイスで実行される場合、前記通信デバイスに請求項1~19又は請求項20~22のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実行させる、
ことを特徴とする記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
本開示は通信技術分野に関し、特に伝送電力調整方法、デバイス、端末、システム及び記憶媒体
【背景技術】
【】
無線通信において、移動性のため、ネットワークは移動性測定結果に基づいて、ユーザ/端末を適切なセルに切り替えるようにトリガーすると決定する。切り替えの遅延を短縮するために、ユーザに対して複数の候補セルを維持することが考慮され、ネットワークは、各候補セルと現在のサービングセルのビーム測定結果に基づいて、切り替えが必要であると決定した場合、ユーザをターゲットセルに切り替えるようにトリガーし、ここで、ターゲットcellは候補セルから選択される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【】
本開示の実施例は伝送電力調整方法、デバイス、端末、システム及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【】
本開示の実施例の第1態様によると、ユーザイクイップメントによって実行される伝送電力調整方法を提供し、前記方法は、
ネットワークデバイスによって送信された第1情報を受信するステップであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエート(initiate)してタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信されるステップと、
ネットワークデバイスによって送信された設定(configuration)情報を受信するステップであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含むステップと、
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップと、を含む。
【】
本開示の実施例の第2態様によると、ネットワークデバイスによって実行される伝送電力調整方法を提供し、前記方法は、
第1情報を送信するステップであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信されるステップと、
設定情報を送信するステップであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、前記電力ランピングステップは、前記ユーザイクイップメントが前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定することを指示するためのものであるステップと、を含む。
【】
本開示の実施例の第3態様によると、伝送電力調整方法を提供し、前記方法は、
ネットワークデバイスが第1情報をユーザイクイップメントに送信するステップであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記ネットワークデバイスが設定情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含むステップと、
前記ユーザイクイップメントが、前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップと、を含む。
【】
本開示の実施例の第4態様によると、ユーザイクイップメントを提供し、該ユーザイクイップメントは、
ネットワークデバイスによって送信された第1情報を受信するように構成される第1送受信モジュールであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信される第1送受信モジュールと、
ネットワークデバイスによって送信された設定情報を受信するように構成される第2送受信モジュールであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含む第2送受信モジュールと、
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するように構成される決定モジュールと、を含む。
【】
本開示の実施例の第5態様によると、ネットワークデバイスを提供し、該ネットワークデバイスは、
第1情報を送信するように構成される第1送受信モジュールと、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信される第1送受信モジュールと、
設定情報を送信するように構成される第2送受信モジュールであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、前記電力ランピングステップは、前記ユーザイクイップメントが前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定することを指示するためのものである第2送受信モジュールと、を含む。
【】
本開示の実施例の第6態様によると、
1つ又は複数のプロセッサを含む端末を提供し、
ここで、前記端末は、本開示の第1態様のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実行する。
【】
本開示の実施例の第7態様によると、
1つ又は複数のプロセッサを含むネットワークデバイスを提供し、
ここで、前記アクセスネットワークデバイスは、本開示の第2態様のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実行する。
【】
本開示の実施例の第8態様によると、端末とネットワークデバイスとを含む通信システムを提供し、ここで、前記端末は、本開示の第1態様のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実現するために使用され、前記ネットワークデバイスは、本開示の第2態様のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実現するために使用される。
【】
本開示の実施例の第9態様によると、命令が記憶されている記憶媒体を提供し、前記命令が通信デバイスで実行される場合、前記通信デバイスに本開示の第1態様又は本開示第2態様のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実行させる。
【発明の効果】
【】
本開示の実施例は、ユーザがpreamble(プリアンブル)シーケンスを送信する伝送効率を向上させ、さらにRACH(Random Access Channel、ランダムアクセスチャネル)受信の成功率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【】
本開示の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下、実施例における説明に必要な図面を紹介し、以下の図面は本開示の幾つかの実施例に過ぎず、本開示の保護範囲を具体的に限定するものではない。
【図】本開示の実施例によって示される伝送電力調整システムのアーキテクチャ概略図である。
【図】本開示の実施例によって示されるセル切り替え方法の概略図である。
【図】本開示の実施例によって示される伝送電力調整方法の対話概略図である。
【図】本開示の実施例によって示される伝送電力調整方法の概略図である。
【図】本開示の実施例によって示される伝送電力調整方法の概略フローチャートである。
【図】本開示の実施例によって示される伝送電力調整方法の概略フローチャートである。
【図】本開示の実施例によって示される伝送電力調整方法の概略フローチャートである。
【図】本開示の実施例によって提供されるユーザイクイップメントの概略構成図である。
【図】本開示の実施例によって提供されるネットワークデバイスの概略構成図である。
【図】本開示の実施例によって提供される通信デバイス8100の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【】
本開示の実施例は伝送電力調整方法、デバイス、端末、システム及び記憶媒体を提供する。
【】
第1態様では、本開示の実施例は伝送電力調整方法を提供し、前記方法は、
ネットワークデバイスによって送信された第1情報を受信するステップであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信されるステップと、
ネットワークデバイスによって送信された設定情報を受信するステップであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含むステップと、
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップと、を含む。
【】
実施例では、第1情報により、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートし、且つ候補セルのTA値を測定するようにトリガーし、これにより、ユーザがpreambleシーケンスを送信する第1伝送電力を増加させ、RACH受信の成功率を向上させる。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記方法は、
前記第1情報に基づいて、前記ランダムアクセス伝送が初回の伝送又は前記ランダムアクセス再送であると決定するステップをさらに含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報は、第1フィールドを含み、前記第1フィールドは、第1符号化情報を介して、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であるか前記ランダムアクセス再送であるかを指示する。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報は、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であること又は前記ランダムアクセス再送の再送回数を指示する第2フィールドを含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第2フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングすると決定し、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であると判定し、
前記第2フィールドが前記初回の伝送の識別子とマッチングしないと決定し、前記第2符号化情報と前記初回の伝送の識別子との差が前記再送回数であると判定する。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報に基づいて、前記ランダムアクセス伝送が初回の伝送又は前記ランダムアクセス再送であると決定するステップは、
前記第1情報と第2情報との間の時間間隔を決定するステップであって、前記第2情報は、前記ユーザイクイップメントが前記候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートして前回のTA測定を行うようにトリガーするためのものであるステップと、
前記時間間隔が設定された時間間隔閾値より小さい場合、前記ランダムアクセス伝送が前記ランダムアクセス再送であると決定するステップと、を含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップと、
前記第1情報に基づいて、前記ランダムアクセス伝送が前記ランダムアクセス再送であると決定するステップと、
前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップは、
前記ランダムアクセス伝送が前記ランダムアクセス再送である場合、前記ランダムアクセス再送の再送回数を決定するステップと、
前記再送回数と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報は、前記再送回数を指示する第3フィールドを含み、前記ランダムアクセス再送の再送回数を決定するステップは、
前記第3フィールドに基づいて、前記再送回数を決定するステップを含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記ランダムアクセス再送の再送回数を決定するステップは、
再送カウンタに基づいて、前記再送回数を決定するステップを含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記方法は、
前記ユーザイクイップメントが前記ランダムアクセス伝送を1回行うと決定するステップと、
前記再送カウンタに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の伝送回数を累積するステップと、を含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記電力ランピングステップと再送回数とに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップは、
前記ランダムアクセス再送の再送回数を取得するステップと、
前記再送回数と前記ランダムアクセス伝送の初回の伝送電力とに基づいて、前記再送アクセス伝送の第2伝送電力を決定するステップと、
前記ユーザイクイップメントの最大伝送電力と前記第2伝送電力から最小値をとって、前記第1伝送電力とするステップと、を含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップは、
前記第1情報に基づいて、前記ランダムアクセス伝送が初回の伝送であると決定し、前記ユーザイクイップメントの電力ランピング値をリセットするステップと、
前記電力ランピングステップとリセットされた前記電力ランピング値とに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記方法は、
再送カウンタの数値を初期値にリセットするステップをさらに含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報は第3フィールドを含み、前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップは、
前記第3フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングすると決定し、電力ランピング値をリセットすると判定するステップと、
前記電力ランピングステップとリセットされた前記電力ランピング値とに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含むか、又は、
前記第3フィールドが前記初回の伝送の識別子とマッチングしないと決定し、前記第3フィールドと前記電力ランピングステップとに基づいてターゲット電力ランピング値を決定すると判定するステップと、
前記ターゲット電力ランピング値と前記電力ランピング値とに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報は、前記ランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新する第4フィールドを含み、前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップは、
前記第4フィールドが前記ランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新することに応答して、電力ランピング値をリセットするステップと、
前記第4フィールド、リセットされた前記電力ランピング値、及び前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記方法は、
再送カウンタの数値を初期値にリセットするステップをさらに含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報は、前記ランダムアクセス再送が前記初回の伝送であることを指示する第5フィールドを含み、前記電力ランピング値をリセットするステップは、
前記第5フィールドに基づいて、前記電力ランピング値をリセットするステップであって、前記第5フィールドが初回の伝送の識別子にマッチングするステップを含む。
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報は、前記再送回数を指示する第6フィールドを含み、前記第4フィールド、リセットされた前記電力ランピング値、及び前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップは、
ビーム変換前の前記ユーザイクイップメントの履歴再送回数を決定するステップと、
前記第6フィールド、前記履歴再送回数、及び前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む。
【】
実施例では、第1情報により、候補セルのTA測定のためのランダムアクセスプロセスの電力をランピングすることで、ユーザがpreambleシーケンスを送信する第1伝送電力を増加させ、これによって、RACH受信の成功率を向上させて、候補セルのTA値を取得する。
【】
第2態様によると、本開示の実施例はネットワークデバイスによって実行される伝送電力調整方法を提供し、前記方法は、
第1情報を送信するステップであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信されるステップと、
設定情報を送信するステップであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、前記電力ランピングステップは、前記ユーザイクイップメントが前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定することを指示するためのものであるステップと、を含む。
【】
実施例では、ネットワーク側は、第1情報により、候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートするようにユーザイクイップメントに指示し、ユーザイクイップメントは第1情報に基づいて、ランダムアクセスプロセスにおける電力ランピング方式を決定し、これにより、ユーザがpreambleシーケンスを送信する第1伝送電力を増加させ、RACH受信の成功率を向上させる。
【】
第2態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報は、第1フィールドを含み、前記第1フィールドは、第1情報を介して、前記ランダムアクセス伝送が初回の伝送であるか前記ランダムアクセス再送であるかを指示する。
【】
第2態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報は第2フィールドを含み、前記第2フィールドは、第2符号化情報を介して、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送又は前記ランダムアクセス再送であること、及び前記ランダムアクセス再送の再送回数を指示する。
【】
第2態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第2フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングすると決定し、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であると判定し、
前記第2フィールドが前記初回の伝送の識別子とマッチングしないと決定し、前記第2フィールドに基づいて前記再送回数を判定する。
【】
第2態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記第1情報は第4フィールドを含み、前記第4フィールドは、前記ユーザイクイップメントが前記ランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新し、且つ前記第4フィールドに基づいて前記第1伝送電力を決定することを指示する。
【】
実施例では、ネットワーク側は、第1情報により、ランダムアクセス伝送をイニシエートするようにユーザイクイップメントに指示し、且つ第1情報においてアクセスプロセスにおける電力ランピング方式を指示することで、ユーザの第1伝送電力を増加させ、これによってRACH受信の成功率を向上させる。
【】
第3態様によると、本開示の実施例は伝送電力調整方法を提供し、前記方法は、
ネットワークデバイスが第1情報をユーザイクイップメントに送信するステップであって、前記第1情報は、前記ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーし、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記ネットワークデバイスが設定情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含むステップと、
前記ユーザイクイップメントが、前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップと、を含む。
【】
実施例では、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1情報を送信し、ユーザイクイップメントは第1情報に基づいて、ランダムアクセス伝送をイニシエートしてTA測定を行い、第1情報に基づいてランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定し、これにより、RACH受信の成功率を向上させて、候補セルのTA値を得る。
【】
第4態様によると、本開示の実施例は、ユーザイクイップメントを提供し、該ユーザイクイップメントは、
ネットワークデバイスによって送信された第1情報を受信するように構成される第1送受信モジュールであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信される第1送受信モジュールと、
ネットワークデバイスによって送信された設定情報を受信するように構成される第2送受信モジュールであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含む第2送受信モジュールと、
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するように構成される決定モジュールと、を含む。
【】
実施例では、第1情報により、候補セルのTA測定のためのランダムアクセスプロセスの電力をランピングすることで、ユーザがpreambleシーケンスを送信する第1伝送電力を増加させ、これによってRACH受信の成功率を向上させ、候補セルのTA値を取得する。
【】
第5態様によると、本開示の実施例はネットワークデバイスを提供し、該ネットワークデバイスは、
第1情報を送信するように構成される第1送受信モジュールであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信される第1送受信モジュールと、
設定情報を送信するように構成される第2送受信モジュールであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、前記電力ランピングステップは、前記ユーザイクイップメントが前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定することを指示するためのものである第2送受信モジュールと、を含む。
【】
実施例では、ネットワークデバイスはユーザイクイップメントに第1情報を送信し、ユーザイクイップメントは第1情報に基づいてランダムアクセス伝送をイニシエートしてTA測定を行い、第1情報に基づいてランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定し、これによってRACH受信の成功率を向上させ、候補セルのTA値を得る。
【】
第6態様によると、本開示の実施例は端末を提供し、該端末は、
1つ又は複数のプロセッサを含み、
ここで、前記端末は、本開示の第1態様のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実行する。
【】
第7態様によると、本開示の実施例はネットワークデバイスを提供し、該ネットワークは、
1つ又は複数のプロセッサを含み、
ここで、前記アクセスネットワークデバイスは、本開示の第2態様のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実行する。
【】
第8態様によると、本開示の実施例は、端末とネットワークデバイスとを含む通信システムを提供し、ここで、前記端末は、本開示の第1態様のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実現するように構成され、前記ネットワークデバイスは、本開示の第2態様のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実現するように構成される。
【】
第9態様によると、本開示の実施例は命令が記憶されている記憶媒体を提供し、前記命令が通信デバイスで実行される場合、前記通信デバイスに本開示の第1態様又は本開示第2態様のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実行させる。
【】
なお、端末、ネットワークデバイス、通信システム又は記憶媒体はいずれも本開示の実施例によって提供される方法を実行するために使用される。よって、それが達成できる有益な効果は、対応する方法の有益な効果を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【】
本開示の実施例は、伝送電力調整方法、デバイス、端末、システム及び記憶媒体を提供する。幾つかの実施例では、伝送電力調整方法は情報処理方法、通信方法などの用語と互換的に使用することができ、ユーザイクイップメント、ネットワークデバイスは情報処理装置、通信装置などの用語と互換的に使用することができ、情報処理システム、通信システムなどの用語は、互換的に使用することができる。
【】
本開示の実施例は網羅的なものではなく、一部の実施例の例に過ぎず、本開示の保護範囲を具体的に限定するものではない。矛盾がない限り、特定の実施例における各ステップはいずれも独立した実施例として実施することができ、各ステップは任意に組み合わせることができ、例えば、特定の実施例から一部のステップを除いた解決案は同様に独立した実施例として実施することができ、ある一実施例における各ステップの順序は任意に交換することができ、また、いずれか1つの実施例の選択可能な実現形態は、任意に組み合わせることができ、また、各実施例は任意に組み合わせることができ、例えば、異なる実施例の一部又はすべてのステップは任意に組み合わせることができ、特定の実施例は他の実施例の選択可能な方式と任意に組み合わせることができる。
【】
本開示の各実施例では、特に指定がない限り、または論理的な矛盾が生じない限り、各実施例の間の用語及び/又は説明は一貫しており、相互に引用することができ、異なる実施例における技術的特徴は、それらの固有の論理的関係に基づいて、新しい実施例として組み合わせることができる。
【】
本開示の実施例で使用される用語は、特定の実施例を説明するためのものであり、本開示を限定するものではない。
【】
本開示の実施例では、別段の説明がない限り、「1つ」、「一種」、「該」、「」、「前記」、「前述」、「この」など単数型で表す要素は、「1つのみ」を表すこともできるし、「1つ又は複数」、「少なくとも1つ」などを表すこともできる。例えば、翻訳では英語の「a」、「an」、「the」などの冠詞(article)が使用されている場合、冠詞の後の名詞は単数型として理解してもよいし、複数型として理解してもよい。
【】
本開示の実施例では、「複数」は2つ又は2つ以上を指す。
【】
幾つかの実施例では、「少なくとも一方(少なくとも一項、少なくとも1つ)(at least one of)」、「1つ又は複数の(one or more)」、「複数(a plurality of)」、「複数(multiple)」などの用語は、互換的に使用することができる。
【】
幾つかの実施例では、「AとBとのうちの少なくとも1つ」、「A及び/又はB」、「ある場合ではA、別の場合ではB」、「1つの場合に応答してA、もう1つの場合に応答してB」などの記載方式は、場合によって以下の技術案を含むことができる。幾つかの実施例ではA(Bと無関係にAを実行する)。幾つかの実施例ではB(Aと無関係にBを実行する)。幾つかの実施例では、AとBを選択的に実行する(AとBが選択的に実行される)。幾つかの実施例では、AとB(AとBの両方が実行される)。A、B、Cなどより多くの選択肢がある時にもと同様である。
【】
幾つかの実施例では、「A又はB」などの記載方式は、場合によっては以下の技術案を含むことができる。幾つかの実施例ではA(Bと無関係にAを実行する)。幾つかの実施例ではB(Aと無関係にBを実行する)。幾つかの実施例ではAとBを選択的に実行する(AとBが選択的に実行される)。A、B、Cなどより多くの選択肢がある時にもと同様である。
【】
本開示の実施例における「第1」、「第2」などの接頭辞は、異なる記述対象を区別するためのものに過ぎず、記述対象の位置、順序、優先度、数又は内容などを限定するものではない。記述対象に対する説明は、請求項又は実施例の文脈の説明を参照されたく、接頭辞の使用による不必要な限定を構成してはならない。例えば、記述対象が「フィールド」である場合、「第1フィールド」と「第2フィールド」における「フィールド」の前の序数は、「フィールド」の間の位置又は順序を制限せず、「第1」と「第2」は、それが修飾する「フィールド」が同じメッセージ内にあるかどうかを制限せず、「第1フィールド」と「第2フィールド」の順序も制限しない。同様に、記述対象が「レベル」である場合、「第1レベル」と「第2レベル」における「レベル」の前の序数は「レベル」間の優先順位を制限しない。また、記述対象の数は、序数によって制限されず、1つ又は複数であってもよい。「第1装置」を例とすると、「装置」の数は1つ又は複数であってもよい。さらに、異なる接頭辞によって修飾される対象は同じであってもよく、又は異なってもよく、例えば、記述対象が「装置」である場合、「第1装置」と「第2装置」は同じ装置であってもよく、又は異なる装置であってもよく、そのタイプは同じであってもよく、又は異なってもよい。さらに、記述対象が「情報」である場合、「第1情報」と「第2情報」は同じ情報であってもよく、又は異なる情報であってもよく、そのコンテンツは同じであってもよく、又は異なってもよい。
【】
幾つかの実施例では、「Aを含む」、「Aを有する」、「Aを指示するために使用される」、「Aを運ぶ」などの用語は、Aを直接運ぶものとして理解されてもよく、Aを間接的に指示するものとして理解されてもよい。
【】
幾つかの実施例では、「……に応答」、「……と決定されたことに応答」、「……の場合」、「……の時」、「……の際」、「もし……」、「もしも……」などの用語は、互換的に使用することができる。
【】
幾つかの実施例では、「より大きい」、「より大きいか又は等しい」、「より小さいものではない」、「より多い」、「より多いか又は等しい」、「より少ないものではない」、「より高い」、「より高いか又は等しい」、「より低いものではない」、「以上」などの用語は互換的に使用することができ、「より小さい」、「より小さいか又は等しい」、「より大きいものではない」、「より少ない」、「より少ないか又は等しい」、「より多いものではない」、「より低い」、「より低いか又は等しい」、「より高いものではない」、「以下」などの用語は互換的に使用することができる。
【】
幾つかの実施例では、装置とデバイスは、物理的または仮想的なものとして解釈することができ、その名称は、実施例に記載される名称に限定されず、幾つかの場合では、 「イクイップメント(equipment)」、「デバイス(device)」、「回路」、「ネットワーク要素」、「ノード」、「機能」、「ユニット」、「セクション(section)」、「システム」、「ネットワーク」、「チップ」、「チップシステム」、「エンティティ」、「主体」などとして理解されてもよい。
【】
幾つかの実施例では、「ネットワーク」は、ネットワークに含まれる装置、例えば、アクセスネットワークデバイス、コアネットワークデバイスなどとして解釈することができる。
【】
幾つかの実施例では、「アクセスネットワークデバイス(access network device、AN device)」は、「無線アクセスネットワークデバイス(radio access network device、RAN device)」、「基地局(base station、BS)」、「無線基地局(radio base station)」、「固定局(fixed station)」と呼ばれてもよく、幾つかの実施例では、「ノード(node)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point、TP)」、「受信ポイント(reception point、RP)」、「送信及び/又は受信ポイント(transmission / reception point、TRP)」、「パネル(panel)」、「アンテナパネル(antenna panel)」、「アンテナアレイ(antenna array)」、「セル(cell)」、「マクロセル(macro cell)」、「スモールセル(small cell)」、「フェムトセル(femto cell)」、「ピコセル(pico cell)」、「セクタ(sector)」、「セルグループ(cell group)」、「サービングセル」、「キャリア(carrier)」、「コンポーネントキャリア(component carrier)」、「帯域幅部分(bandwidth part、BWP)」などとして理解されてもよい。
【】
幾つかの実施例では、「端末(terminal)」又は「端末デバイス(terminal device)」は、「ユーザイクイップメント(user equipment、UE)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「移動局(mobile station、MS)」、「モバイル端末(mobile terminal、MT)」、加入者局(subscriber station)、モバイルユニット(mobile unit)、加入者ユニット(subscriber unit)、無線ユニット(wireless unit)、リモートユニット(remote unit)、モバイルデバイス(mobile device)、無線デバイス(wireless device)、無線通信デバイス(wireless communication device)、リモートデバイス(remote device)、モバイル加入者局(mobile subscriber station)、アクセス端末(access terminal)、モバイル端末(mobile terminal)、無線端末(wireless terminal)、リモート端末(remote terminal)、ハンドセット(handset)、ユーザエージェント(user agent)、モバイルクライアント(mobile client)、クライアント(client)などと呼ばれてもよい。
【】
幾つかの実施例では、データ、情報等の取得は、所在地国の法律および規制に準拠する。
【】
幾つかの実施例では、ユーザの同意を得てからデータ、情報などを取得することができる。
【】
また、本開示の実施例の表における各要素、各行、又は各列は、いずれも独立した実施例として実施することができ、任意の要素、任意の行、任意の列の組み合わせも、独立した実施例として実施することができる。
【】
図1aは、本開示の実施例によって示される伝送電力調整システムのアーキテクチャ概略図である。図1aに示すように、通信システム100はユーザイクイップメント(terminal)101とネットワークデバイス102とを含む。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は、例えば携帯電話(mobile phone)、ウェアラブルデバイス、モノのインターネットデバイス、通信機能付き自動車、スマートカー、タブレット(Pad)、無線送受信機能付きコンピュータ、仮想現実(virtual reality、VR)端末デバイス、拡張現実(augmented reality、AR)端末デバイス、産業用制御(industrial control)における無線端末デバイス、自動運転(self-driving)における無線端末デバイス、遠隔医療手術(remote medical surgery)における無線端末デバイス、スマートグリッド(smart grid)における無線端末デバイス、交通安全(transportation safety)における無線端末デバイス、スマートシティ(smart city)における無線端末デバイス、スマートホーム(smart home)における無線端末デバイスのうちの少なくとも1つを含むが、これらに限らない。
【】
幾つかの実施例では、ネットワークデバイス102は例えば端末を無線ネットワークにアクセスするノード又はデバイスであり、ネットワークデバイスは5G通信システムにおける進化型ノードB(evolved NodeB、eNB)、次世代の進化型ノードB(next generation eNB、ng-eNB)、次世代ノードB(next generation NodeB、gNB)、ノードB(node B、NB)、ホームノードB(home node B、HNB)、ホーム進化型ノードB(home evolved nodeB、HeNB)、無線バックホールデバイス、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、基地局送受信局(base transceiver station、BTS)、ベースバンドユニット(base band unit、BBU)、モバイルスイッチングセンタ、6G通信システムにおける基地局、オープン基地局(Open RAN)、クラウド基地局(Cloud RAN)、他の通信システムにおける基地局、Wi-Fiシステムにおけるアクセスノードのうちの少なくとも1つを含んでもよいが、これらに限らない。
【】
幾つかの実施例では、本開示の技術案はOpen RANアーキテクチャに適用可能であり、この場合、本開示の実施例に係るアクセスネットワークデバイス間又はアクセスネットワークデバイス内のインターフェースはOpen RANの内部インターフェースに変換することができ、これらの内部インターフェースの間のプロセスと情報交換は、ソフトウェア又はプログラムにより実現することができる。
【】
幾つかの実施例では、アクセスネットワークデバイスは中央ユニット(central unit、CU)と分散ユニット(distributed unit、DU)で構成されてもよく、ここで、CUは制御ユニット(control unit)と呼ばれてもよく、CU-DUの構造を用いると、アクセスネットワークデバイスのプロトコル層を分割し、一部のプロトコル層の機能をCUで集中制御し、残りの部分又はすべてのプロトコル層の機能をDUを分散し、CUによりDUを集中制御してもよいが、これに限らない。
【】
なお、本開示の実施例で説明される通信システムは、本開示実施例の技術案をより明確に説明するためのものであり、本開示の実施例によって提供される技術案を限定するものではない。当業者であれば分かるように、システムアーキテクチャの進化と新しいビジネスシナリオの出現に伴い、本開示の実施例によって提供される技術案は、同様の技術的課題にも適用される。
【】
以下の本開示の実施例は図1aに示す通信システム100、又は一部の主体に適用することができるが、これに限らない。図1aに示す各主体は例示的なものであり、通信システムは図1aにおける主体のすべて又は一部を含んでもよく、図1以外の他の主体を含んでもよく、各主体の数と形態は任意であり、各主体は物理的なものであってもよく、仮想的なものであってもよく、各主体の間の接続関係は例示的なものであり、各主体の間は接続されてもよく、接続されなくてもよく、その接続は任意の方式であってもよく、直接接続、間接接続、有線接続、無線接続など、どのような方法でも可能である。
【】
本開示の各実施例はロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-Beyond(LTE-B)、SUPER 3G、IMT-Advanced、第4世代移動通信システム(4th generation mobile communication system、4G)、)、第5世代移動通信システム(5th generation mobile communication system、5G)、5G新しい無線(new radio、NR)、将来の無線アクセス(Future Radio Access、FRA)、新しい無線アクセス技術(New-Radio Access Technology、RAT)、新しい無線(New Radio、NR)、新しい無線アクセス(New radio access、NX)、将来の次世代無線アクセス(Future generation radio access、FX)、Global System for Mobile communications(GSM(登録商標))、CDMA2000、ウルトラモバイルブロードバンド(Ultra Mobile Broadband、UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、ウルトラワイドバンド(Ultra-WideBand、UWB)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、公衆地上移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)ネットワーク、デバイスツーデバイス(Device-to-Device、D2D)システム、マシンツーマシン(Machine to Machine、M2M)システム、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)システム、車車間/路車間通信技術(Vehicle-to-Everything、V2X)、他の通信方法を用いるシステム、これらに基づいて拡張された次世代システムなどに適用可能である。また、複数のシステムを組み合わせて(例えば、LTE又はLTE-Aと5Gとの組み合わせなど)適用することができる。
【】
関連する通信規格において、L1/L2 based inter-cell mobility(セル間のモビリティに基づく)が提案されており、図1bは本開示の実施例によって示されるセル切り替え方法の概略図であり、図1bに示すように、基地局はユーザに対して複数の候補cell(セル)を維持する。ユーザの移動に伴って、切り替えが必要とされている場合、切り替え基準に基づいて、その中から1つのcellをターゲットcellとして選択し、ユーザイクイップメントをターゲットセルに切り替えるように制御する。従来のセル切り替え方式と異なって、切り替え遅延を減らし、且つ切り替えをできるだけ早く完成させるために、切り替えルールはユーザイクイップメントのL1(物理層)の測定結果に基づいて判断するものであり、切り替えシグナリングも動的シグナリングである。そして、ネットワーク側の複数の伝送信号の間の干渉を回避するために、ユーザから各cellまでのタイミングアドバンスTA(Timing Advance、タイミングアドバンス)を事前に測定する必要がある。
【】
LTMでは、候補セルのTA測定方法は多数ある。これには、PDCCH(Physical Downlink Control Channel、物理ダウンリンク制御チャネル) Order RACH(Random Access Channel、ランダムアクセスチャネル)をサポートする測定方式が含まれる。候補セルのTA測定のオーバーヘッドを削減するために、LTMにおけるRACHを決定するプロセスでは、RAR(Random Access Response、ランダムアクセス応答)の伝送を行わなくてもよい。ネットワーク側が、ユーザイクイップメントから送信されたTA値測定用のPreamble(プリアンブル)を正しく受信しなかった場合、ネットワーク側は再びPDCCH orderを介してRACHをトリガーしてTA測定を行う必要がある。この時、最初に受信されたPreambleが失敗しており、今回の伝送を可能な限り成功させるために、該候補セルのRACH(ランダムアクセスチャネル)の送信電力を上げることで、RACH受信の成功率を向上させることが考えられる。
【】
本開示の実施例では、RACHのpower ramping(電力ランピング)は次のように計算される。
PPRACH,b,f,c(i)=min{PCMAX,f,c(i),PPRACH,target,f,c+PLb,f,c}
【】
ここで、PPRACH,b,f,c(i)はPreambleの送信電力であり、PCMAX,f,c(i)はユーザイクイップメントの最大送信電力であり、PPRACH,target,f,cはPRACH(Physical Random Access Channel、物理ランダムアクセスチャネル)のターゲット受信電力であり、PLb,f,cはダウンリンク基準信号のパスロスである。ランダムアクセス中、ユーザイクイップメントがRARを正しく受信しなかった場合、ユーザイクイップメントはPreambleの送信が失敗したとみなし、Preambleの再送を行い且つpower ramping(送信電力ランピングステップに基づいて、送信電力を増加する)を行う。具体的に、再送を行うたびにPreambleの送信電力値を徐々にランピングする。
【】
本開示の実施例では、LTMにおいて、候補セルTA測定用のPDCCH order RACHには、RAR(ランダムアクセスに対応)プロセスが備わっていない場合、ユーザはRARの受信成功の有無に基づいて、RACHの再送及び電力ランピングを行うか否かを判定することができない。
【】
図2aは本開示の実施例によって示される伝送電力調整方法の対話概略図である。図2aに示すように、本開示の実施例は伝送電力調整方法に関し、方法は以下のステップS2101~ステップS2105を含む。
【】
ステップS2101において、ネットワークデバイス102がユーザイクイップメント101に第1情報を送信する。
【】
幾つかの実施例では、「送信」、「発信」、「報告」、「配信」、「伝送」、「双方向伝送」、「送信及び/又は受信」などの用語は、互換的に使用することができる。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は第1情報を受信する。選択可能に、該第1情報は、ユーザイクイップメント101に対応するサービングセルによってユーザイクイップメント101に送信される。
【】
幾つかの実施例では、「獲得」、「取得」、「得る」、「受信」、「伝送」、「双方向伝送」、「送信及び/又は受信」は互換的に使用することができ、これは、他の主体から受信すること、プロトコルから取得すること、上位層から取得すること、自身の処理によって得ること、自発的に実現することなど、様々な意味として理解され得る。
【】
幾つかの実施例では、情報などの名称は実施例に記載される名称に限定されず、「情報(information)」、「メッセージ(message)」、「信号(signal)」、「シグナリング(signaling)」、「レポート(report)」、「設定(configuration)」、「指示(indication)」、「指令(instruction)」、「命令(command)」、「チャネル」、「パラメータ(parameter)」、「ドメイン」、「フィールド」、「符号(symbol)」、「シンボル(symbol)」、「コードブック(codebook)」、「コードワード(codeword)」、「コードポイント(codepoint)」、「ビット(bit)」、「データ(data)」、「プログラム(program)」、「チップ(chip)」などの用語は、互換的に使用することができる。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、ユーザイクイップメント101は、第1情報を受信した後、候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートし、該ランダムアクセス伝送は、候補セルのTA値の測定のために使用される。
【】
幾つかの実施例では、第1情報の名称は限定されず、例えば「電力指示情報」、「電力ランピング情報」、「第1指示情報」、「第1トリガー情報」、「電力調整情報」などであってもよい。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は、候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、ランダムアクセスリソースは、ユーザイクイップメント101が該リソースに基づいて候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートすることを指示するために使用され、第1ビーム情報は、ユーザイクイップメント101がランダムアクセス伝送を行うビーム情報を指示するために使用される。
【】
幾つかの実施例では、第1情報はDCI(Downlink Control Information--ダウンリンク制御情報)であり、第1情報は、Frequency domain resource assignment(周波数領域リソース割り当て情報)、Random Access Preamble index(ランダムアクセスプリアンブルインデックス情報)、UL(Up-Link、アップリンク)/SUL(Supplementary Uplink、付加アップリンク)指示、SS(Service Signal、サービス信号)/PBCH(Physical Broadcast Channel、物理ブロードキャストチャンネル)インデックス、PRACH(Physical Random Access Channel、物理ランダムアクセスチャネル)符号化インデックス、候補セル識別子(例えばcell ID)及び予約ビット情報などをさらに含んでもよい。例示的に、本実施例は第1情報を提供し、該第1情報は、以下に示す様々な情報を含む。
【】
【】
幾つかの実施例では、「リソースブロック(resource block、RB)」、「物理リソースブロック(physical resource block、PRB)」、「サブキャリアグループ(sub-carrier group、SCG)」、「リソース要素グループ(resource element group、REG)」、「PRBペア」、「RBペア」、「リソース要素(resource element、RE)」、「サブキャリア(sub-carrier)」などの用語は互換的に使用することができる。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は、ランダムアクセス伝送が初回の伝送であるか前記ランダムアクセス再送であるかを決定するために使用されてもよい。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は第1フィールドを含む。
【】
幾つかの実施例では、第1フィールドは、第1符号化情報を介して、ランダムアクセス伝送が初回の伝送であるかランダムアクセス再送であるかを指示するためのものである。固定の符号化番号によってランダムアクセス伝送の伝送タイプを指示することができ、例示的に、第1符号化情報が0/1である場合、ランダムアクセス伝送が初回の伝送であると決定し、第1符号化情報が1/0である場合、ランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送であると決定する。
【】
幾つかの実施例では、判定又は判断は、1ビットで表される値(0又は1)によって行われてもよく、真(true)または偽(false)で表される真偽値(ブール値(boolean))によって行われてもよく、数値の比較(例えば、予定値との比較)によって行われてもよいが、これらに限らない。
【】
幾つかの実施例では、「符号化情報」「コードブック」、「コードワード」、「プリコーディング行列」などの用語は互換的に使用することができる。例えば、コードブックは1つ又は複数のコードワード/プリコーディング行列の集合であってもよい。
【】
幾つかの実施例では、第1フィールドの名称は限定されず、例えば「伝送指示情報」、「文字情報」、「伝送タイプ指示情報」、「伝送タイプ符号化情報」、「伝送回数指示情報」などであってもよい。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は第2フィールドを含む。
【】
幾つかの実施例では、第2フィールドは、ランダムアクセス伝送が初回の伝送であるかランダムアクセス再送であるか、及びランダムアクセス再送の再送回数を指示するためのものである。例示的に、第2フィールドによって指示される数字はMであり、M=0である時、該ランダムアクセス伝送が初回の伝送であり、M≠0である時、該ランダムアクセス伝送が再送であり、そして、この時、Mにより指示される数字はランダムアクセス再送の再送回数であると規定する。選択可能に、初回の伝送の識別子は、実際の需要に応じて設定することができ、第2フィールドと初回の伝送の識別子とを比較して、対応するランダムアクセス伝送が初期伝送であるか再送であるかを決定することができる。幾つかの実施形態では、第2フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングすると決定し、ランダムアクセス伝送が初回の伝送であると判定し、第2フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングしないと決定し、第2符号化情報と初回の伝送の識別子との差が再送回数であると判定する。
【】
幾つかの実施例では、受信した第1情報と第2情報との間の時間間隔に基づいて、今回のランダムアクセス伝送が初回の伝送であるか再送であるかを決定することができ、第2情報は、ユーザイクイップメントが前記候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートして前回のTA測定を行うようにトリガーするためのものである。第1情報と第2情報との間の時間間隔を決定し、時間間隔が設定された時間間隔閾値より小さい場合、ランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送であると決定する。例示的に、今回受信した第1情報と前回受信した第2情報との間の時間間隔を計算し、時間間隔が時間間隔閾値より小さい場合、今回行うランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送であると決定し、時間間隔が時間間隔閾値以上である場合、今回行うランダムアクセス伝送が初回の伝送であると決定することができる。
【】
幾つかの実施例では、「時刻」、「時点」、「時間」、「時間位置」などの用語は互換的に使用することができ、「時間長」、「時間帯」、「時間ウィンドウ」、「ウィンドウ」、「時間」などの用語は互換的に使用することができる。
【】
幾つかの実施例では、第1情報には第1フィールドと第2フィールドが含まれ、該第1フィールドは、今回のランダムアクセス伝送が初回の伝送であるかランダムアクセス再送であるかを指示するために使用されてもよく、ランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送である場合、第2フィールドを介してこの時のランダムアクセス再送の再送回数を指示する。
【】
ステップS2102において、ネットワークデバイス102が設定情報を送信する。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101が設定情報を受信する。
【】
幾つかの実施例では、設定情報は、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、第1情報は、ユーザイクイップメント101がランダムアクセス伝送を行うことを指示するためのものであり、ランダムアクセス再送の成功率を向上させるために、ランダムアクセス伝送の第1伝送電力をランピングして、候補セルのTA値を取得する必要がある。本実施例では、設定情報により、ランダムアクセス再送の電力ランピングステップを指示し、選択可能に、電力ランピングステップとランダムアクセス再送の再送回数とにより、ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定することができ、例示的に、ステップでランダムアクセス再送の再送回数が4であると決定した場合、第1伝送電力=初期伝送電力+4×電力ランピングステップとなる。
【】
ステップS2103において、ユーザイクイップメント101が、第1情報と電力ランピングステップとに基づいて、ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定する。
【】
幾つかの実施例では、第1情報に基づいて、ランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送であると決定し、電力ランピングステップに基づいて、第1伝送電力を決定する。例示的に、第1情報により、今回ユーザイクイップメント101が行うランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送であることが指示される場合、電力ランピングステップに基づいて第1伝送電力を増加させて、ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を取得する。電力ランピングステップを履歴アクセス伝送の第1伝送電力に重ね合わせることによって、ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を得ることができる。
【】
幾つかの実施例では、「コンポーネントキャリア(component carrier、CC)」、「セル(cell)」、「周波数キャリア(frequency carrier)」、「キャリア周波数(carrier frequency)」などの用語は互換的に使用することができる。
【】
幾つかの実施例では、ランダムアクセス伝送はランダムアクセス再送であり、ランダムアクセス再送の再送回数を決定し、再送回数と電力ランピングステップとに基づいて、第1伝送電力を決定する。第1情報に基づいてランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送であると決定された場合、ランダムアクセス再送の再送回数を決定し、この時、第1情報によってランダムアクセス再送の再送回数を指示することができ、他の情報によって該再送回数を指示することもでき、本実施例では、再送回数の決定方式を限定しない。RACH受信の成功率を向上させるために、ランダムアクセス再送のたびに送信電力をランピングする必要があり、よって、毎回のランダムアクセス伝送の再送は、1回の第1伝送電力のランピングが伴い、第1伝送電力の毎回ランピングされた電力値は電力ランピングステップであり、再送回数×電力ランピングステップを初期伝送電力に重ね合わせることで、今回のランダムアクセス伝送の伝送電力を得ることができる。
【】
幾つかの実施例では、第1情報により、再送回数を決定し、ここで、第1情報は、再送回数を指示する第3フィールドを含み、第3フィールドの最大値は、伝送電力ランピングの実行が許容される最大回数である。例示的に、第1情報は第3フィールドを含み、該第3フィールドは、トリガーされるRACHが何回目の再送であるかを指示するために使用され、ここで、第3フィールドの数値が制限され、第3フィールドにより指示される最大値はユーザイクイップメント101がランピングを実行することを可能にする最大回数である。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101において再送カウンタが定義されている。
【】
幾つかの実施例では、再送カウンタはランダムアクセス伝送の伝送回数を統計するために使用される。
【】
幾つかの実施例では、再送カウンタに基づいて、前記再送回数を決定する。例示的に、ユーザイクイップメント101が一回のランダムアクセス伝送を行うと、該再送カウンタは1回カウントし、再送カウンタの数値を読み取ることで、現在のランダムアクセス伝送の再送回数を決定することができる。
【】
幾つかの実施例では、再送カウンタの名称は限定されず、例えば「カウンタ」、「再送回数統計機器」、「回数統計装置」、「カウンタ」、「再送統計装置」などであってもよい。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメントがランダムアクセス伝送を1回行うと決定し、再送カウンタに基づいて、ランダムアクセス伝送の伝送回数を累積する。例示的に、再送カウンタを用いてユーザイクイップメント101のランダムアクセス伝送の伝送回数を累積し、ユーザイクイップメント101がランダムアクセス伝送を一回完成させた時、再送カウンタの数値が1増加する。
【】
幾つかの実施例では、ランダムアクセス再送の再送回数を取得し、再送回数とランダムアクセス伝送の初回の伝送電力とに基づいて、再送アクセス伝送の第2伝送電力を決定し、ユーザイクイップメントの最大伝送電力と第2伝送電力から最小値をとって、伝送電力とする。例示的に、本実施例では、ランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送であると決定された場合、ランダムアクセス再送の再送回数を決定し、再送回数とユーザイクイップメント101が初回の伝送を行う初回の伝送電力とに基づいて、再送回数と電力ランピングステップとを乗算し、さらに結果を初回の伝送電力に重ね合わせることで、再送アクセス伝送の第2伝送電力を得る。さらに、ユーザイクイップメント101が許容する最大伝送電力と第2伝送電力から最小値をとって、現在のランダムアクセス伝送の第1伝送電力とする。
【】
例示的に、以下の式によりユーザイクイップメント101の伝送電力を決定することができる。
PRACH=min{PCMAX,Pinitial+N×Step}
【】
ここで、PRACHはランダムアクセス伝送の伝送電力であり、PCMAXはユーザイクイップメント101が許容する最大伝送電力であり、Pinitialは初回の伝送電力であり、Nは再送回数であり、Stepは電力ランピングステップである。選択可能に、一つの実施形態では、RACH伝送中のパスロスを考慮して、第2伝送電力にパスロス値を加えて、候補セルがRACH信号を受信する成功率を向上させることができる。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101が初回の電力伝送を行う時の初期伝送電力は以下の方式により計算することができる。
Pinitial=Ptarget+PL
Ptarget=preambleReceivedTargetPower+DELTA_PREAMBLE+(PREAMBLE_POWER_RAMPING_COUNTER-1)×PREAMBLE_POWER_RAMPING_STEP+POWER_OFFSET_2STEP_RA
【】
ここで、Pinitialは初期伝送電力であり、Ptargetは予め設定された伝送電力であり、PLはダウンリンク基準信号パスロス値である。
【】
preambleReceivedTargetPowerは初期Preambleの伝送電力であり、該伝送電力はRRCによって設定されてもよく、DELTA PREAMBLEは電力影響値であり、PREAMBLE_POWER_RAMPING_COUNTERは再送回数であり、その値は1であり、毎回の再送の時の電力ランピングステップであり、2-stepタイプのランダムアクセスプロセスを用いる際に必要とされる追加の電力オフセットである。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101の伝送電力は、以下の式により計算することができる。
PRACH=min{PCMAX,Ptarget+PL}
Ptarget=preambleReceivedTargetPower+DELTA_PREAMBLE+N×Step+OFFSET
【】
ここで、OFFSETは電力補償値であり、該電力補償値は異なる伝送ビームに基づいて設定することができる。
【】
図2bは本開示の実施例によって示される伝送電力調整方法の概略図であり、図2bに示すように、ユーザイクイップメント101はt1時刻に第1情報に基づいて一回のRACH伝送を行い、t2時刻に第1情報を再度受信し、第1情報に基づいて2回目のRACH伝送を行い、しかし、この時、何らかの原因により、候補セルはt2時刻にイニシエートされたRACH伝送を成功に受信できず、t3時刻に第1情報に基づいてもう一度RACH伝送をイニシエートする場合、ユーザイクイップメント101は、第1情報又はt1とt3時刻の時間間隔に基づいて、今回行うRACHが一回の再送であると決定することができ、すると、第1情報内の電力ランピングステップに基づいて、t3時刻のRACH伝送の伝送電力をランピングすることで、RACH受信の成功率を向上させる。ここで、候補セルによるRACH伝送の受信に影響する何らかの原因は、RACH伝送電力が低いこと、伝送中に阻害されたこと、RACH伝送信号が他の信号によって干渉されるため候補セルは成功に受信できなくなること、RACH伝送信号が他のアップリンク信号とタイミング的に衝突することにより候補セルは成功に受信できなくなることであってもよい。候補セルがRACHを成功に受信できない原因について、本実施例では限定されない。
【】
幾つかの実施例では、第1情報に基づいて、ランダムアクセス伝送が初回の伝送であると決定し、ユーザイクイップメントの電力ランピング値をリセットする。選択可能に、本実施例では、ランダムアクセス伝送が再送であると決定された場合、2つの方式により該ランダムアクセス再送の伝送電力を決定することができる。(1)ランダムアクセス再送の再送回数を決定し、再送回数、電力ランピングステップ及び初回の伝送電力に基づいてランダムアクセス再送の伝送電力を決定し、即ち、伝送電力=再送回数×電力ランピングステップ+初回の伝送電力である。(2)ユーザイクイップメント101は毎回の再送のランピング値を累積し、ランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送であると決定された場合、最大の累積回数又は累積値に達するまで累積値に一回の電力ランピングステップをさらに累積する。これにより、ランダムアクセス伝送の伝送電力が得られる。
【】
第1情報により現在のランダムアクセス伝送が初回の伝送であると決定された場合、ユーザイクイップメント101の電力ランピング値をリセットする必要があり、つまり、履歴伝送電力を初期値にリセットする。
【】
幾つかの実施例では、ランダムアクセス伝送が初回の伝送であると決定された場合、再送カウンタの数値を初期値にリセットする。本実施例では、ユーザイクイップメント101には再送カウンタが設置され、該再送カウンタはランダムアクセス再送の再送回数を統計するために使用される。第1情報に基づいてランダムアクセス伝送が初回の伝送であると決定された場合、該再送カウンタをリセットして初期値に戻す。例示的に、再送カウンタの初期値は0又は1であってもよく、実際の需要に応じて再送カウンタに対して他の数値を設定してもよく、これについて本実施例は限定しない。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は第3フィールドを含む。
【】
幾つかの実施例では、第3フィールドは、ランダムアクセス伝送が初回の伝送又はランダムアクセス再送であることを指示し、ランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送である時、前記ランダムアクセス再送の再送回数を指示する。
【】
例示的に、第3フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングすると決定し、電力ランピング値をリセットすると判定し、電力ランピングステップとリセットされた電力ランピング値とに基づいて、伝送電力を決定し、第3フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングしないと決定し、第4符号化情報と電力ランピングステップとに基づいて、ターゲット電力ランピング値を決定し、ターゲット電力ランピング値と電力ランピング値とに基づいて、伝送電力を決定する。第3フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングする時、今回のランダムアクセス伝送が初回の伝送であると決定し、この場合、ユーザイクイップメント101の電力ランピング値をリセットして、現在のRACH伝送の電力値を初回の伝送電力とし、リセットされた電力ランピング値と電力ランピングステップとに基づいて、現在のランダムアクセス伝送の伝送電力を決定し、ここで、初回の伝送の識別子は0又は1であってもよい。第3フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングしない時、今回のランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送であると決定し、この場合、第3フィールドに対応する第4符号化情報に基づいて伝送電力を決定する。選択可能に、以下の式によってランダムアクセス伝送の伝送電力を決定する。
PRACH=(N-No)×Step+Pinitial
【】
ここで、PRACHはランダムアクセス伝送の伝送電力であり、Nは第4符号化情報であり、Noは初回の伝送の識別子であり、Stepは電力ランピングステップであり、Pinitialは初回の伝送電力である。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は第4フィールドを含む。
【】
幾つかの実施例では、第4フィールドは、ランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新するために使用される。
【】
幾つかの実施例では、第4フィールドの名称は限定されず、例えば「伝送ビーム更新情報」、「ビーム更新情報」、「ビーム情報」などであってもよい。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は第1情報における第4フィールドに基づいてランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新し、伝送ビームが更新された場合、現在ランダムアクセス伝送を行うRACHによって占有されるビームリソースが過去のランダムアクセス伝送によって占有されるビームリソースと異なることを示し、したがって、更新後の伝送ビームに基づいてランダムアクセス伝送を改めて行う必要があり、この時のランダムアクセス伝送は初回の伝送であり、第4フィールドによって伝送ビームを更新する際に、現在のランダムアクセス伝送の電力ランピング値をリセットする。第4フィールド、リセットされた電力ランピング値及び電力ランピングステップに基づいて、現在のランダムアクセス伝送の伝送電力を決定する。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101において再送カウンタが定義されており、ユーザイクイップメント101は第1情報における第4フィールドに基づいてランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新する際に、再送カウンタの数値を初期値にリセットする。ここで、該初期値は0又は1であってもよい。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は第5フィールドを含む。
【】
幾つかの実施例では、第5フィールドは、ランダムアクセス伝送が初回の伝送又はランダムアクセス再送であることを指示するために使用され、ランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送である場合、該第5フィールドは該ランダムアクセス再送の再送回数を指示するために使用される。
【】
幾つかの実施例では、第5フィールドの名称が限定されず、例えば「伝送回数指示情報」、「伝送回数情報」、「伝送タイプ符号化情報」、「伝送回数符号化情報」、「伝送文字情報」などであってもよい。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は第4フィールドを含み、第4フィールドがランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新する時、第5フィールドに基づいて、現在のランダムアクセス伝送の電力ランピング値をリセットし、ここで、第5フィールドは初回の伝送の識別子とマッチングする。即ち、第1情報が第4フィールドを含む場合、ネットワークデバイス102は第1情報における第5フィールドを更新し、初回の伝送の識別子で第5フィールドを置き換え、第5フィールドを介して、ユーザイクイップメントが電力ランピング値をリセットすることを指示する。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は第6フィールドを含む。
【】
幾つかの実施例では、第6フィールドはランダムアクセス再送の再送回数を指示するために使用される。
【】
幾つかの実施例では、第6フィールドの名称が限定されず、例えば「伝送指示情報」、「文字情報」、「伝送タイプ指示情報」、「伝送タイプ符号化情報」、「伝送回数指示情報」などであってもよい。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は第4フィールドを含み、第4フィールドを介してランダムアクセス伝送の伝送電力を更新する時、ビーム変換前の前記ユーザイクイップメントの履歴再送回数を決定し、第6フィールド、履歴再送回数、及び電力ランピングステップに基づいて、伝送電力を決定する。選択可能に、以下の式によってランダムアクセス伝送の伝送電力を決定することができる。
PRACH=(N-Nold)×Step+Pinitial
【】
ここで、PRACHはランダムアクセス伝送の伝送電力であり、Nは第6フィールドであり、Noldは履歴再送回数であり、Stepは電力ランピングステップであり、Pinitialは初回の伝送電力である。
【】
ステップS2104において、ユーザイクイップメント101が第1伝送電力に基づいて、第3情報を伝送する。
【】
幾つかの実施例では、ネットワークデバイス102が第3情報を受信する。
【】
幾つかの実施例では、第3情報は候補セルがTA測定を行うようにトリガーするためのものである。
【】
幾つかの実施例では、第3情報の名称は限定されず、例えば「ランダムアクセスのMSG1/MSGA」、「preambleシーケンス」などであってもよい。
【】
ステップS2105において、ネットワークデバイス102が第2情報に基づいて、TA測定を行う。
【】
幾つかの実施例では、第3情報はユーザイクイップメント101に対応する候補セルのTA値を測定するためのものである。
【】
本開示の実施例に係る通信方法はステップS2101~ステップS2105のうちの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、ステップ1は独立した実施例として実施することができ、ステップ2は独立した実施例として実施することができ、ステップ1+3は独立した実施例として実施することができ、ステップ1+2+3は独立した実施例として実施することができ、これに限らない。
【】
幾つかの実施例では、ステップS2101及びステップS2102は順序を入れ替えるか、または同時に実行することができる。
【】
幾つかの実施例では、ステップS2103、ステップS2104及びステップS2105は選択可能なものであり、異なる実施例では、これらのステップのうちの1つ又は複数のステップを省略したり入れ替えたりすることができる。
【】
幾つかの実施例では、ステップS2101及びステップS2102は選択可能なものであり、異なる実施例では、これらのステップのうちの1つ又は複数のステップを省略したり入れ替えたりすることができる。
【】
幾つかの実施例では、図2aに対応する明細書の前又は後の記載の他の選択可能な実現形態を参照されたい。
【】
図3は本開示の実施例によって示される伝送電力調整方法の概略フローチャートである。図3に示すように、本開示の実施例は、ユーザイクイップメントによって実行される伝送電力調整方法に関し、方法は以下のステップS3101~ステップS3104を含んでもよい。
【】
ステップS3101において、ネットワークデバイスによって送信された第1情報を受信する。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は、ネットワークデバイス102によって送信された第1情報を受信するが、これに限らず、他の主体によって送信された第1情報を受信してもよい。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は、プロトコルによって規定された第1情報を受信する。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101はネットワークのRRCシグナリング、MAC CEシグナリング又はDCIシグナリングを介して第1情報を取得する。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は処理をして第1情報を取得する。
【】
幾つかの実施例では、第1情報はネットワークデバイス102によってサービングセルを介してユーザイクイップメント101に送信される。
【】
幾つかの実施例では、サービングセルは、ユーザイクイップメント101が現在のサービングセルから遠く離れて、セル切り替えを行う必要があるため候補セルからターゲットセルをサービングセルとして選択することを検出すると、サービングセルによって第1情報を生成してユーザイクイップメント101に送信する。
【】
幾つかの実施例では、ステップS3101は省略され、端末101は、第1情報により指示される機能を自主的に実現し、又は機能は既定又はデフォルトである。
【】
ステップS3101の選択可能な実現形態は、図2aのステップS2101の選択可能な実現形態、及び図2aに関連する実施例における他の関連部分を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【】
ステップS3102において、ネットワークデバイスによって送信された設定情報を受信する。
【】
幾つかの実施例では、設定情報には、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップが含まれる。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は、ネットワークデバイス102によって送信された設定情報を受信するが、これに限らず、他の主体によって送信された設定情報を受信してもよい。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は、プロトコルによって規定された設定情報を受信する。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は、上位層(upper layer(s))から設定情報を取得する。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は処理をして設定情報を取得する。
【】
ステップS3102の選択可能な実現形態は、図2aのステップS2102の選択可能な実現形態、及び図2aに関連する実施例における他の関連部分を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【】
ステップS3103において、ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定する。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は第1情報と電力ランピングステップとに基づいて、ランダムアクセス伝送の伝送電力を決定する。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は設定情報における電力ランピングステップに基づいて、ランダムアクセス伝送の伝送電力を決定することができる。
【】
ステップS3103の選択可能な実現形態は、図2aのステップS2103の選択可能な実現形態、及び図2aに関連する実施例における他の関連部分を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【】
ステップS3104において、第3情報を伝送する。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメント101は伝送電力に基づいて、第3情報を伝送することができる。
【】
幾つかの実施例では、第3情報を候補セルに送信するが、これに限らず、他のセルに送信してもよい。
【】
ステップS3104の選択可能な実現形態は、図2aのステップS2104の選択可能な実現形態、及び図2aに関連する実施例における他の関連部分を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【】
本開示の実施例に関連する通信方法はステップS3101~ステップS3103のうちの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、ステップ1は独立した実施例として実施することができ、ステップ2は独立した実施例として実施することができ、ステップ1+3は独立した実施例として実施することができ、ステップ1+2+3は独立した実施例として実施することができ、これらに限らない。
【】
幾つかの実施例では、ステップS3101、S3102は順序を入れ替えるか、または同時に実行することができる。
【】
幾つかの実施例では、ステップS3104は選択可能なものであり、異なる実施例では、これらのステップにおける1つ又は複数のステップを省略したり入れ替えたりすることができる。
【】
図4は本開示の実施例によって示される伝送電力調整方法の概略フローチャートである。図4に示すように、本開示の実施例はネットワークデバイスによって実行される伝送電力調整方法に関し、方法は以下のステップS4101~S4102を含む。
【】
ステップS4101において、第1情報を送信する。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、第1情報は、候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、第1情報は、ユーザイクイップメントのサービングセルによってユーザイクイップメントに送信される。
【】
幾つかの実施例では、ネットワークデバイス102は第1情報をユーザイクイップメント101に送信するが、これに限らず、他の主体に第1情報を送信してもよい。
【】
幾つかの実施例では、ネットワークデバイス102は他の主体に第1情報を送信してもよく、他の主体は第1情報をユーザイクイップメント101に伝送する。
【】
選択可能に、第1情報は、ユーザイクイップメント101がランダムアクセス伝送をイニシエートしてTA測定を行うステップを実行するようにトリガーするためのものである。その選択可能な実現形態は、図2aのステップS2101とステップS2103の選択可能な実現形態、及び図2に関連する実施例における他の関連部分を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【】
ステップS4101の選択可能な実現形態は、図2aのステップS2101の選択可能な実現形態、及び図2に関連する実施例における他の関連部分を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【】
ステップS4102において、設定情報を送信する。
【】
幾つかの実施例では、設定情報は、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、電力ランピングステップは、ユーザイクイップメントが第1情報と電力ランピングステップとに基づいてランダムアクセス伝送の伝送電力を決定することを指示するためのものである。
【】
幾つかの実施例では、ネットワークデバイス102はユーザイクイップメント101に設定情報を送信するが、これに限らず、他の主体に設定情報を送信してもよい。
【】
幾つかの実施例では、ネットワークデバイス102は処理を行って第2情報を得る。
【】
ステップS4102の選択可能な実現形態は、図2aのステップS2102の選択可能な実現形態、及び図2aに関連する実施例における他の関連部分を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【】
本開示の実施例に関連する伝送電力調整方法はステップS4101~ステップS4102のうちの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、ステップ1は独立した実施例として実施することができ、ステップ2は独立した実施例として実施することができ、ステップ1+2は独立した実施例として実施することができ、これに限らない。
【】
幾つかの実施例では、ステップS4101、S4102は順序を入れ替えるか、または同時に実行することができる。
【】
図5は本開示の実施例によって示される伝送電力調整方法の概略フローチャートである。図5に示すように、本開示の実施例は伝送電力調整方法に関し、該方法は以下のステップS5101~S5104を含む。
【】
ステップS5101において、ネットワークデバイスによってサービングセルを介して送信された第1情報を受信する。
【】
幾つかの実施例では、第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセスをイニシエートしてTA測定を行うようにトリガーするためのものである。
【】
幾つかの実施例では、第1指示情報は少なくとも候補セルによって送信されたランダムアクセスリソース情報とランダムアクセスのビーム情報とを含む。
【】
選択可能に、第1情報に基づいて、現在トリガーされているRACHが初回の伝送又はランダムアクセス再送であると決定することができる。
【】
幾つかの実施例では、第1情報により、ユーザが候補セルに対してRACHをイニシエートするようにトリガーする場合、第1情報に含まれる1bit情報において、現在トリガーされているRACHが初回の伝送であるかランダムアクセス再送であるかを指示してもよい。例示的に、該bit情報が1/0である場合、初回の伝送であり、該bit情報が0/1である場合、ランダムアクセス再送である。
【】
幾つかの実施例では、第1情報にはM bits情報が含まれ、該M bits情報は、現在トリガーされているRACHが初回の伝送であるかランダムアクセス再送であるかをユーザイクイップメントに指示するために使用され、また、ランダムアクセス再送である場合、該ランダムアクセス再送の再送回数をユーザイクイップメントに指示するためにも使用される。
【】
選択可能に、Mが0又は1である場合、今回のRACH伝送が初回の伝送であり、M>1である場合、今回のRACH伝送が再送であり、且つ再送回数がM-1であると規定される。Mが0である場合は初回の伝送を示すと規定される場合、M>0であることは、今回のRACH伝送が再送であることを示し、ここでMは再送回数である。
【】
幾つかの実施例では、ユーザイクイップメントは、同一の候補セルにRACHをイニシエートすることをトリガーする第1情報の2回の受信の時間間隔に基づいて再送であるか否かを判定することができる。時間間隔が時間閾値より小さい場合、今回のRACH伝送がランダムアクセス再送であることを示す。
【】
ステップS5101の選択可能な実現形態は図2aのステップS2101の選択可能な実現形態、及び図2aに関連する実施例における他の関連部分を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【】
ステップS5102において、ネットワークデバイスによって送信された設定情報を受信する。
【】
幾つかの実施例では、設定情報は少なくとも電力伝送を行うたびの電力ランピングステップを含む。
【】
ステップS5102の選択可能な実現形態は、図2aのステップS2101の選択可能な実現形態、及び図2aに関連する実施例における他の関連部分を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【】
ステップS5103において、トリガーされたRACHがランダムアクセス再送であることに応答して、RACHの送信に対して電力ランピングを行う。
【】
幾つかの実施例では、RACHがランダムアクセス再送であることに応答して、再送回数を決定する。
【】
選択可能に、第1情報において、トリガーされるRACHが何回目の再送であるかを指示し、Nは指示される回数M又は(M-1)であり、ここで、M bitsが指示可能な最大値はユーザイクイップメントが許容するランピングの最大回数である。
【】
選択可能に、現在伝送されているRACHが何回目の再送であるかを記録するためにカウンタが導入され、ここで、カウンタの初期値は0又は1であり、初期値が0である場合、再送回数はカウンタの表示値であり、初期値が1である場合、再送回数はカウンタの表示値から1を引いたものである。
【】
幾つかの実施例では、RACHの電力ランピング値はN×Stepであり、NはRACHの再送回数であり、Stepは電力ランピングステップである。
【】
選択可能に、第1情報によってトリガーされる現在のRACHの送信電力は、以下の方式によって計算することができる。
PRACH=min{PCMAX,Pinitial+N×Step}
【】
ここで、PRACHはランダムアクセス伝送の伝送電力であり、PCMAXはユーザイクイップメント101が許容する最大伝送電力であり、Pinitialは初回の伝送電力であり、Nは再送回数であり、Stepは電力ランピングステップである。
【】
ステップS5103の選択可能な実現形態は、図2aのステップS2103の選択可能な実現形態、及び図2aに関連する実施例における他の関連部分を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【】
ステップS5104において、電力ランピング値をリセットする。
【】
幾つかの実施例では、トリガーされるRACHが初回の伝送である場合、電力ランピング値をゼロに設定する。
【】
選択可能に、カウンタが導入された場合について、RACHが初回の伝送であると決定された場合、カウンタをリセットして、カウンタを初期値の0又は1に戻す。
【】
選択可能に、第1情報において回数を指示する場合について、Mの値に基づいて、電力ランピングをリセットするか否かを決定する。Mが初期値とマッチングする場合、電力ランピングをリセットし、Mが初期値とマッチングしない場合、電力値をランピングすることで現在の電力ランピングを重ね合わせ、現在のRACH伝送の伝送電力を得る。
【】
幾つかの実施例では、第1情報において再送が指示されるが、トリガーの時に第1情報においてユーザイクイップメントに新しいビーム情報を指示し、且つユーザイクイップメントが新しいビーム情報に基づいてRACH伝送を行うことを指示した場合、電力ランピング値をリセットする必要がある。
【】
選択可能に、カウンタが導入され、第1情報において新しいビーム情報が指示された場合、又は第1情報によって現在のRACH伝送のビーム情報を更新した場合、カウンタの値を初期値の0又は1にリセットする。
【】
選択可能に、第1情報において回数を指示した場合、第1情報におけるMは初期値の0又は1である。
【】
選択可能に、第1情報において新しいビーム情報が指示された場合、又は第1情報によって現在のRACH伝送のビーム情報を更新した場合、以下の式によって現在のRACH伝送の伝送電力を計算する。
PRACH=(N-Nold)×Step+Pinitial
【】
ここで、PRACHはランダムアクセス伝送の伝送電力であり、Nは第6フィールドであり、Noldは履歴再送回数であり、Stepは電力ランピングステップであり、Pinitialは初回の伝送電力である。
【】
ステップS5104の選択可能な実現形態は、図2aのステップS2103の選択可能な実現形態、及図2aに関連する実施例における他の関連部分を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
【】
本開示の実施例に関連する通信方法はステップS5101~ステップS5104のうちの少なくとも1つを含んでもよい。例えば、ステップ1は独立した実施例として実施することができ、ステップ2は独立した実施例として実施することができ、ステップ1+2+3は、独立した実施例として実施することができ、ステップ1+2+4は独立した実施例として実施することができ、これらに限らない。
【】
幾つかの実施例では、ステップS5101、S5102は順序を入れ替えるか、または同時に実行することができる。
【】
幾つかの実施例では、ステップS5103、S5104は選択可能なものであり、異なる実施例では、これらのステップにおける1つ又は複数のステップを省略したり入れ替えたりすることができる。
【】
本開示の実施例では、一部のステップ又はすべてのステップの選択可能な実現形態は他の実施例における一部のステップ又はすべてのステップと任意に組み合わせることができ、他の実施例の選択可能な実現形態と任意に組み合わせることができる。
【】
本開示の実施例は、以上のいずれか1つの一方法を実現する装置を提供し、例えば、以上のいずれか1つの方法で端末によって実行される各ステップを実現するためのユニット又はモジュールを含む装置を提供する。また、以上のいずれか1つの方法でネットワークデバイス(例えばアクセスネットワークデバイス、コアネットワーク機能ノード、コアネットワークデバイスなど)によって実行される各ステップを実現するユニット又はモジュールを含む装置を提供する。
【】
なお、以上の装置では、各ユニット又はモジュールの分割は、論理的な機能分割に過ぎない、実際の実現において、完全にまたは部分的に単一の物理的実体に統合されてもよく、物理的に分離されてもよい。また、装置におけるユニット又はモジュールは、プロセッサによりソフトウェアを呼び出す形式により実現されてもよく、例えば、装置はプロセッサを含み、プロセッサはメモリに接続され、メモリには命令が記憶されており、プロセッサはメモリに記憶されている命令を呼び出すことで、以上いずれか1つの方法又は装置の各ユニット又はモジュールの機能を実現し、ここで、プロセッサは例えば汎用プロセッサであり、例えば中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)又はマイクロプロセッサであり、メモリは装置内のメモリ又は装置外のメモリである。又は、装置内のユニット又はモジュールは、ハードウェア回路の形式で実現されてもよく、ハードウェア回路の設計により、一部又はすべてのユニット又はモジュールの機能を実現することができ、ハードウェア回路は1つ又は複数のプロセッサとして理解されてもよい。例えば、1つの実現では、ハードウェア回路は特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)であり、回路内の構成要素の論理関係を設計することにより、以上の一部又はすべてのユニット又はモジュールの機能を実現し、また、もう1つの実現では、ハードウェア回路は、プログラマブルロジックデバイス(programmable logic device、PLD)により実現可能であり、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)を例とすると、多数の論理ゲートを含むことができ、設定ファイルによって論理ゲート間の接続関係を設定することにより、以上の一部又はすべてのユニット又はモジュールの機能を実現する。以上の装置のすべてのユニット又はモジュールは、すべて、プロセッサによりソフトウェアを呼び出す形式で実現することができ、又はハードウェア回路の形式により実現することができ、又はプロセッサによりソフトウェアを呼び出す形式で実現することができ、残りの部分はハードウェア回路の形式により実現される。
【】
本開示の実施例では、プロセッサは、信号処理能力を有する回路であり、1つの実現では、プロセッサは命令を読み取って実行できる回路であってもよく、例えば中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、マイクロプロセッサ、グラフィックス処理装置(graphics processing unit、GPU)(マイクロプロセッサとして理解されてもよい)、又はデジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)などであってもよい。もう1つの実現では、プロセッサはハードウェア回路の論理関係を通じて特定の機能を実現することができ、ハードウェア回路の論理関係は、一定であるか、再構成可能であり、例えば、FPGAなどプロセッサは特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)又はプログラマブルロジックデバイス(programmable logic device、PLD)により実現されるハードウェア回路である。再構成可能なハードウェア回路において、プロセッサが設定ファイルをロードしてハードウェア回路設定を実現するプロセスは、プロセッサが命令をロードして以上の一部部分又はすべてのユニット又はモジュールの機能を実現するプロセスとして理解されてもよい。また、人工知能向けに設計されたハードウェア回路であってもよく、それは、ニューラルネットワーク処理ユニット(Neural Network Processing Unit、NPU)、テンソル処理ユニット(Tensor Processing Unit、TPU)、深層学習処理ユニット(Deep learning Processing Unit、DPU)など、ASICとして理解されてもよい。
【】
図6は、本開示の実施例によって提供されるユーザイクイップメントの概略構成図である。図6に示すように、ユーザイクイップメント6100は、第1送受信モジュール6101、第2送受信モジュール6102、決定モジュール6103などのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【】
幾つかの実施例では、第1送受信モジュール6101は、ネットワークデバイスによって送信された第1情報を受信するためのものであり、第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、第1情報は、候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、第2送受信モジュール6102は、ネットワークデバイスによって送信された設定情報を受信するために使用され、設定情報は、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、決定モジュール6103は、第1情報と電力ランピングステップとに基づいて、ランダムアクセス伝送の伝送電力を決定するために使用される。選択可能に、第1送受信モジュール6101は、以上のいずれか1つの方法においてユーザイクイップメント101によって実行される受信などの通信ステップのうちの少なくとも1つを実行するために使用され、ここで詳しい説明を省略する。選択可能に、第2送受信モジュール6102は、以上のいずれか1つの方法においてユーザイクイップメント101によって実行される他のステップのうちの少なくとも1つを実行するために使用され、ここで詳しい説明を省略する。選択可能に、決定モジュール6103は以上のいずれか1つの方法においてユーザイクイップメント101によって実行される決定ステップのうちの少なくとも1つを実行するために使用され、ここで詳しい説明を省略する。
【】
図7は本開示の実施例によって提供されるネットワークデバイスの概略構成図であり、図7に示すように、ネットワークデバイス7100は、第1送受信モジュール7101、第2送受信モジュール7102のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
【】
幾つかの実施例では、第1送受信モジュール7101は第1情報を送信するために使用され、第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、第1情報は、候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、第2送受信モジュール7102は、設定情報を送信するために使用され、設定情報は、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、電力ランピングステップは、ユーザイクイップメントが第1情報と電力ランピングステップとに基づいてランダムアクセス伝送の伝送電力を決定することを指示するためのものである。選択可能に、第1送受信モジュール7101は、以上のいずれか1つの方法においてネットワークデバイス102によって実行される送信/受信などの通信ステップのうちの少なくとも1つを実行するために使用され、ここで詳しい説明を省略する。選択可能に、第2送受信モジュール7102は以上のいずれか1つの方法においてネットワークデバイス102によって実行される他のステップのうちの少なくとも1つを実行するために使用され、ここで詳しい説明を省略する。
【】
図8は本開示の実施例によって提供される通信デバイス8100の概略構成図である。通信デバイス8100はネットワークデバイス(例えばアクセスネットワークデバイス、コアネットワークデバイスなど)であってもよく、端末(例えばユーザイクイップメント等)であってもよく、ネットワークデバイスによる以上のいずれか1つの方法の実現をサポートするチップ、チップシステム、又はプロセッサなどであってもよく、端末による以上のいずれか1つの方法の実現をサポートするチップ、チップシステム、又はプロセッサなどであってもよい。通信デバイス8100は、方法実施例で説明される方法を実現するために使用され、具体的には、方法実施例における説明を参照されたい。
【】
図8に示すように、通信デバイス8100は1つ又は複数のプロセッサ8101を含む。プロセッサ8101は汎用プロセッサ又は専用プロセッサなどであってもよく、例えば、ベースバンドプロセッサ又は中央プロセッサであってもよい。ベースバンドプロセッサは、通信プロトコル及び通信データを処理するために使用されてもよく、中央プロセッサは、通信装置(例えば、基地局、ベースバンドチップ、端末デバイス、端末デバイスチップ、DU又はCUなど)を制御し、プログラムを実行し、プログラムのデータを処理するために使用されてもよい。通信デバイス8100は以上のいずれか1つの方法を実行するために使用される。
【】
幾つかの実施例では、通信デバイス8100は、命令を記憶するための1つ又は複数のメモリ8102をさらに含む。選択可能に、すべて又は一部のメモリ8102は通信デバイス8100の外部に位置してもよい。
【】
幾つかの実施例では、通信デバイス8100は1つ又は複数の送受信器8103をさらに含む。通信デバイス8100が1つ又は複数の送受信器8103を含む時、送受信器8103は、方法における送信及び/又は受信などの通信ステップのうちの少なくとも1つを実行し、プロセッサ8101は他のステップのうちの少なくとも1つを実行する。
【】
幾つかの実施例では、送受信器は、受信器及び/又は送信器を含んでもよく、受信器と送信器は分離したものであってもよく、一体として統合されてもよい。選択可能に、送受信機、送受信ユニット、送受信装置、送受信回路などの用語は互換的に使用することができ、送信機、送信ユニット、送信装置、送信回路などの用語は互換的に使用することができ、受信機、受信ユニット、受信装置、受信回路などの用語は互換的に使用することができる。
【】
幾つかの実施例では、通信デバイス8100は1つ又は複数のインターフェース回路8104を含んでもよい。選択可能に、インターフェース回路8104はメモリ8102に接続され、インターフェース回路8104は、メモリ8102又は他の装置から信号を受信するために使用されてもよく、メモリ8102又は他の装置に信号を送信するために使用されてもよい。例えば、インターフェース回路8104はメモリ8102に記憶されている命令を読み取り、且つ該命令をプロセッサ8101に送信するために使用される。
【】
以上の実施例で説明される通信デバイス8100はネットワークデバイス又は端末であってもよいが、本開示で説明される通信デバイス8100の範囲はこれに限らず、通信デバイス8100の構造は図8によって制限されなくてもよい。通信デバイスは独立したデバイス又は大きいデバイスの一部であってもよい。例えば、前記通信デバイスは、1)独立した集積回路IC、又はチップ、又は、チップシステム又はサブシステムであってもよい。(2)1つ又は複数のICを有するセットであってもよく、選択可能に、ICセットは、データ、プログラムを記憶するための記憶部品を含んでもよい。(3)ASICであってもよく、例えばモデム(Modem)である。(4)他のデバイス内に組み込むことができるモジュールであってもよい。(5)受信機、端末デバイス、スマート端末デバイス、セルラー電話、無線デバイス、ハンドヘルド機器、モバイルユニット、車載デバイス、ネットワークデバイス、クラウドデバイス、人工知能デバイスなどであってもよい。(6)その他。
【】
本開示は記憶媒体をさらに提供し、記憶媒体には命令が記憶されており、命令が通信デバイス8100上で実行される時、通信デバイス8100は以上のいずれか1つの方法を実行する。選択可能に、記憶媒体は電子記憶媒体である。選択可能に、記憶媒体はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であるが、これに限らず、他の装置により読み取り可能な記憶媒体であってもよい。選択可能に、記憶媒体は非一時的(non-transitory)記憶媒体であってもよいが、これに限らず、一時的な記憶媒体であってもよい。
【】
本開示はプログラム製品をさらに提供し、プログラム製品は通信デバイス8100によって実行される際に、通信デバイス8100は以上のいずれか1つの方法を実行する。選択可能に、プログラム製品はコンピュータプログラム製品である。
【】
本開示はコンピュータプログラムをさらに提供し、それがコンピュータ上で実行される時、コンピュータは以上のいずれか1つの方法を実行する。
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【手続補正書】
【提出日】
【手続補正】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】
ユーザイクイップメントによって実行される伝送電力調整方法であって、
ネットワークデバイスによって送信された第1情報を受信するステップであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信されるステップと、
ネットワークデバイスによって送信された設定情報を受信するステップであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含むステップと、
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報に基づいて、前記ランダムアクセス伝送が初回の伝送又は前記ランダムアクセス再送であると決定するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であること又は前記ランダムアクセス伝送が再送であることを指示する第1フィールドを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であること又は前記ランダムアクセス再送の再送回数を指示する第2フィールドを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第2フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングする場合、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であると判定し、
前記第2フィールドが前記初回の伝送の識別子とマッチングしない場合、前記ランダムアクセス伝送が再送であると判定する、
ことを特徴とする請求項4に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報に基づいて、前記ランダムアクセス伝送が初回の伝送又は前記ランダムアクセス再送であると決定するステップは、
前記第1情報と第2情報との間の時間間隔を決定するステップであって、前記第2情報は、前記ユーザイクイップメントが前記候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートして前回のTA測定を行うようにトリガーするためのものであるステップと、
前記ランダムアクセス伝送が前記ランダムアクセス再送であると決定するステップであって、前記時間間隔が、設定された時間間隔閾値より小さいステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップは、
前記第1情報に基づいて、前記ランダムアクセス伝送が前記ランダムアクセス再送であると決定するステップと、
前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップは、
前記ランダムアクセス伝送が前記ランダムアクセス再送である場合、前記ランダムアクセス再送の再送回数を決定するステップと、
前記再送回数と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記再送回数を指示する第3フィールドを含み、
前記第3フィールドに基づいて、前記再送回数を決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記ランダムアクセス再送の再送回数を決定するステップは、
再送カウンタに基づいて、前記再送回数を決定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記ユーザイクイップメントが前記ランダムアクセス伝送を1回行うと決定するステップと、
前記再送カウンタに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の伝送回数を累積するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項10に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記再送回数と電力ランピングステップとに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップは、
前記ランダムアクセス再送の再送回数を取得するステップと、
前記再送回数と前記ランダムアクセス伝送の初回の伝送電力とに基づいて、前記
ランダムアクセス伝送の第2伝送電力を決定するステップと、
前記ユーザイクイップメントの最大伝送電力と前記第2伝送電力から最小値をとって、前記第1伝送電力とするステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップは、
前記第1情報に基づいて、前記ランダムアクセス伝送が初回の伝送であると決定し、前記ユーザイクイップメントの電力ランピング値をリセットするステップと、
前記電力ランピングステップとリセットされた前記電力ランピング値とに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
再送カウンタの数値を初期値にリセットするステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は第3フィールドを含み、
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップは、
前記第3フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングすると決定し、電力ランピング値をリセットすると判定するステップと、
前記電力ランピングステップとリセットされた前記電力ランピング値とに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含むか、又は、
前記第3フィールドが前記初回の伝送の識別子とマッチングしないと決定し、前記第3フィールドと前記電力ランピングステップとに基づいてターゲット電力ランピング値を決定すると判定するステップと、
前記ターゲット電力ランピング値と前記電力ランピング値とに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記ランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新する第4フィールドを含み、
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップは、
前記第4フィールドが前記ランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新することに応答して、電力ランピング値をリセットするステップと、
前記第4フィールド、リセットされた前記電力ランピング値、及び前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
再送カウンタの数値を初期値にリセットするステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項16に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記ランダムアクセス再送が前記初回の伝送であることを指示する第5フィールドを含み、
前記電力ランピング値をリセットするステップは、
前記第5フィールドに基づいて、前記電力ランピング値をリセットするステップであって、前記第5フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングするステップを含む、
ことを特徴とする請求項16に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記再送回数を指示する第6フィールドを含み、
前記第4フィールド、リセットされた前記電力ランピング値、及び前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップは、
ビーム変換前の前記ユーザイクイップメントの履歴再送回数を決定するステップと、
前記第6フィールド、前記履歴再送回数、及び前記電力ランピングステップに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項16に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
ネットワークデバイスによって実行される伝送電力調整方法であって、
第1情報を送信するステップであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信されるステップと、
設定情報を送信するステップであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、前記電力ランピングステップは、前記ユーザイクイップメントが前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定することを指示するためのものであるステップと、を含む、
ことを特徴とする伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、第1フィールドを含み、前記第1フィールドは、第1情報を介して、前記ランダムアクセス伝送が初回の伝送であるか前記ランダムアクセス再送であるかを指示するためのものである、
ことを特徴とする請求項20に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であること又は前記ランダムアクセス再送の再送回数を指示する第2フィールドを含む、
ことを特徴とする請求項20に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第2フィールドが初回の伝送の識別子とマッチングすると決定し、前記ランダムアクセス伝送が前記初回の伝送であると判定し、
前記第2フィールドが前記初回の伝送の識別子とマッチングしないと決定し、前記第2フィールドに基づいて前記再送回数を判定する、
ことを特徴とする請求項22に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
前記第1情報は第4フィールドを含み、前記第4フィールドは、前記ユーザイクイップメントが前記ランダムアクセス伝送の伝送ビームを更新し、且つ前記第4フィールドに基づいて前記第1伝送電力を決定することを指示するためのものである、
ことを特徴とする請求項20に記載の伝送電力調整方法。
【請求項】
伝送電力調整方法であって、
ネットワークデバイスが第1情報をユーザイクイップメントに送信するステップであって、前記第1情報は、前記ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含むステップと、
前記ネットワークデバイスが設定情報を前記ユーザイクイップメントに送信するステップであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含むステップと、
前記ユーザイクイップメントが、前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するステップと、を含む、
ことを特徴とする伝送電力調整方法。
【請求項】
ユーザイクイップメントであって、
ネットワークデバイスによって送信された第1情報を受信するように構成される第1送受信モジュールであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信される第1送受信モジュールと、
ネットワークデバイスによって送信された設定情報を受信するように構成される第2送受信モジュールであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含む第2送受信モジュールと、
前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定するように構成される決定モジュールと、を含む、
ことを特徴とするユーザイクイップメント。
【請求項】
ネットワークデバイスであって、
第1情報を送信するように構成される第1送受信モジュールであって、前記第1情報は、ユーザイクイップメントが候補セルへのランダムアクセス伝送をイニシエートしてタイミングアドバンス(TA)測定を行うようにトリガーするためのものであり、前記第1情報が、前記候補セルのランダムアクセスリソースと、ランダムアクセスをイニシエートする第1ビーム情報と、のうちの少なくとも1つを含み、前記第1情報が、前記ユーザイクイップメントのサービングセルによって前記ユーザイクイップメントに送信される第1送受信モジュールと、
設定情報を送信するように構成される第2送受信モジュールであって、前記設定情報が、ランダムアクセス再送を行う電力ランピングステップを含み、前記電力ランピングステップは、前記ユーザイクイップメントが前記第1情報と前記電力ランピングステップとに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第1伝送電力を決定することを指示するためのものである第2送受信モジュールと、を含む、
ことを特徴とするネットワークデバイス。
【請求項】
端末であって、
1つ又は複数のプロセッサを含み、
前記端末は、請求項1~19のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実行する、
ことを特徴とする端末。
【請求項】
ネットワークデバイスであって、
1つ又は複数のプロセッサを含み、
前
記ネットワークデバイスは、請求項20~22のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実行する、
ことを特徴とするネットワークデバイス。
【請求項】
端末とネットワークデバイスとを含む通信システムであって、
前記端末は、請求項1~19のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実現するように構成され、前記ネットワークデバイスは、請求項20~22のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実現するように構成される、
ことを特徴とする通信システム。
【請求項】
命令が記憶されている記憶媒体であって、
前記命令が通信デバイスで実行される場合、前記通信デバイスに請求項1~19又は請求項20~22のいずれか一項に記載の伝送電力調整方法を実行させる、
ことを特徴とする記憶媒体。
【手続補正】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正の内容】
【】
第1態様の幾つかの実施例と組み合わせて、幾つかの実施例では、前記電力ランピングステップと再送回数とに基づいて、前記第1伝送電力を決定するステップは、
前記ランダムアクセス再送の再送回数を取得するステップと、
前記再送回数と前記ランダムアクセス伝送の初回の伝送電力とに基づいて、前記ランダムアクセス伝送の第2伝送電力を決定するステップと、
前記ユーザイクイップメントの最大伝送電力と前記第2伝送電力から最小値をとって、前記第1伝送電力とするステップと、を含む。
【手続補正】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0124
【補正方法】変更
【補正の内容】
【】
幾つかの実施例では、ランダムアクセス再送の再送回数を取得し、再送回数とランダムアクセス伝送の初回の伝送電力とに基づいて、ランダムアクセス伝送の第2伝送電力を決定し、ユーザイクイップメントの最大伝送電力と第2伝送電力から最小値をとって、伝送電力とする。例示的に、本実施例では、ランダムアクセス伝送がランダムアクセス再送であると決定された場合、ランダムアクセス再送の再送回数を決定し、再送回数とユーザイクイップメント101が初回の伝送を行う初回の伝送電力とに基づいて、再送回数と電力ランピングステップとを乗算し、さらに結果を初回の伝送電力に重ね合わせることで、ランダムアクセス伝送の第2伝送電力を得る。さらに、ユーザイクイップメント101が許容する最大伝送電力と第2伝送電力から最小値をとって、現在のランダムアクセス伝送の第1伝送電力とする。
【手続補正】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0129
【補正方法】変更
【補正の内容】
【】
preambleReceivedTargetPowerは初期Preambleの伝送電力であり、該伝送電力はRRCによって設定されてもよく、DELTA PREAMBLEは電力影響値であり、PREAMBLE_POWER_RAMPING_COUNTERは再送回数であり、その初期値は1であり、PREAMBLE_POWER_RAMPING_STEPは毎回の再送の時の電力ランピングステップであり、POWER_OFFSET_2STEP_RAは2-stepタイプのランダムアクセスプロセスを用いる際に必要とされる追加の電力オフセットである。
【国際調査報告】