特表2026-526406IP Force 特許公報全文掲載

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】
(54)【発明の名称】使い捨て吸収性パンツ式物品、および使い捨て吸収性パンツ式物品を製作するための方法
(51)【国際特許分類】
   
   
   
   
【FI】
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】
(86)(22)【出願日】
(85)【翻訳文提出日】
(86)【国際出願番号】
(87)【国際公開番号】
(87)【国際公開日】
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】506215320
【氏名又は名称】エシティ・ハイジーン・アンド・ヘルス・アクチエボラグ
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】ルーカス・ベーク
(72)【発明者】
【氏名】ハンス・エーン
(72)【発明者】
【氏名】リキャルド・レーンロート
【テーマコード(参考)】
【Fターム(参考)】
3B200AA01
3B200BA12
3B200BA16
3B200BB11
3B200BB20
3B200CA03
3B200CA09
3B200DA01
3B200DA21
3B200EA12
3B200EA23
3B200EA24
3B200EA27
(57)【要約】
前本体パネル(3)と、後本体パネル(4)と、前本体パネル(3)と後本体パネル(4)との間に位置付けられる股領域(5)とを備え、吸収性コア(7)を備える吸収性組立体(6)が、吸収性コア(7)の中心部(7c)が股領域(5)に位置付けられる状態で配置される、使い捨てパンツ式物品(1)に関する。物品(1)が腰開口(12)と脚開口(13、14)の対とを形成するように、前本体パネル(3)は、第1の側継ぎ目(20)において第1の後パネル側縁(42)に結合される第1の前パネル側縁(32)によって、後本体パネル(4)に結合され、第2の前パネル側縁(33)が第2の側継ぎ目(21)において第2の後パネル側縁(43)に結合される。前または後の本体パネル(3、4)は、長手方向Lに沿って見られるとき、第1のパネル部分(4a)と第2のパネル部分(4b)とを備える組み合わせパネル(4)であり、第1のパネル部分と第2のパネル部分とは接続領域(D)によって接続される。第1のパネル部分(4a)は、エラストマ撚糸(400a)の第1のセットを第1の下層(4a’)と第1の上層(4a’’)との間に付着させるために、第1の下層(4a’)が溶接接合パターンによって第1の上層(4a’’)に接合されることによって接合され、第2のパネル部分(4b)は、脚弾性部材(25、26)の対とエラストマ撚糸(400b)の第2のセットとを第2の下層(4b’)と第2の上層(4b’’)との間に付着させるために、第2の下層(4b’)が接着剤接合によって第2の上層(4b’’)に接合されることによって接合される。
【特許請求の範囲】
【請求項】
長手方向(L)と、横断方向(T)と、前記長手方向(L)および前記横断方向(T)に対して垂直な厚さ方向とを有する使い捨てパンツ式物品(1)であって、前記物品が着用されるときに前記物品の内側が着用者を向き、前記物品が着用されるときに前記物品の外側が前記着用者から離れており、前記物品(1)は、
前本体パネル(3)と、
後本体パネル(4)と、
前記前本体パネル(3)と前記後本体パネル(4)との間に位置付けられる股領域(5)であって、吸収性コア(7)を備える吸収性組立体(6)が、前記吸収性コア(7)の中心部(7c)が前記股領域(5)に位置付けられる状態で配置され、前記前本体パネル(3)は、第1の側継ぎ目(20)において第1の後パネル側縁(42)に結合される第1の前パネル側縁(32)によって、前記後本体パネル(4)に結合される、股領域(5)と、
第2の側継ぎ目(21)において第2の後パネル側縁(43)に結合される第2の前パネル側縁(33)と
を備え、したがって、前記物品(1)が、
前記前本体パネル(3)の腰縁(31)および前記後本体パネル(4)の腰縁(41)によって定められる腰開口(12)、および、
前記前本体パネル(3)の脚縁(16、17)の対および前記後本体パネル(4)の脚縁(18、19)の対によって定められる脚開口(13、14)の対
を形成し、
前記前本体パネル(3)および前記後本体パネル(4)の各々は、前記物品(1)の前記厚さ方向において見られるとき、上側と下側とを有し、
前記前本体パネル(3)および前記後本体パネル(4)の少なくとも一方は組み合わせパネル(4)であり、
前記組み合わせパネル(4)は、前記組み合わせパネル(4)の前記脚縁(18、19)の対に隣接して配置される脚弾性部材(25、26)の対を備え、各々の脚弾性部材(25、26)は、前記横断方向(T)と平行以外の方向に少なくとも部分的に延び、前記組み合わせパネル(4)は、前記長手方向Lに沿って見られるとき、接続領域(D)によって接続される第1のパネル部分(4a)および第2のパネル部分(4b)を備え、
前記第1のパネル部分(4a)は前記接続領域(D)から前記長手方向(L)において前記組み合わせパネル(4)の前記腰縁(41)に向けて延び、
前記第2のパネル部分(4b)は前記接続領域(D)から前記長手方向(L)において前記脚縁(18、19)の対に向けて延び、前記第2のパネル部分(4b)は前記脚弾性部材(25、26)の対を備え、
前記第1のパネル部分(4a)は、第1の下層(4a’)および第1の上層(4a’’)を備え、前記第1のパネル部分(4a)において、前記第1の下層(4a’)が前記組み合わせパネル(4)の下側表面を形成し、前記第1の上層(4a’’)が前記組み合わせパネル(4)の上側表面を形成するように前記第1の下層(4a’)および前記第1の上層(4a’’)が重ね合わされ、
前記第1のパネル部分(4a)は、前記第1の下層(4a’)と前記第1の上層(4a’’)との間に挟まれるエラストマ撚糸(400a)の第1のセットをさらに備え、前記エラストマ撚糸(400a)は、互いに、および、前記横断方向(T)と、実質的に平行に並べられ、前記長手方向(L)において互いから離間され、前記第1のパネル部分(4a)は、前記第1の下層(4a’)が、前記エラストマ撚糸(400a)の第1のセットを前記第1の下層(4a’)と前記第1の上層(4a’’)との間に付着させる溶接接合パターンによって前記第1の上層(4a’’)に接合されることによって、接合され、
前記第2のパネル部分(4b)は、第2の下層(4b’)および第2の上層(4b’’)を備え、前記第2のパネル部分(4b)において、前記第2の下層(4b’)が前記組み合わせパネル(4)の下側表面を形成し、第2の上層(4b’’)が前記組み合わせパネル(4)の上側表面を形成するように前記第2の下層(4b’)および前記第2の上層(4b’’)が重ね合わされ、
前記脚弾性部材(25、26)の対は、前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に挟まれ、
前記第2のパネル部分(4b)は、前記第2の下層(4b’)が接着剤接合によって前記第2の上層(4b’’)に接合され、前記脚弾性部材(25、26)の対を前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に付着させることによって、接合される、使い捨てパンツ式物品(1)。
【請求項】
前記第2のパネル部分(4b)は、前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に挟まれるエラストマ撚糸(400b)の第2のセットを備え、任意選択の前記エラストマ撚糸(400b)は、互いに、および、前記横断方向(T)と、実質的に平行に並べられ、前記長手方向(L)において互いから離間され、
前記第2のパネル部分(4b)は、前記第2の下層(4b’)が接着剤接合によって前記第2の上層(4b’’)に接合され、前記脚弾性部材(25、26)の対と前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセットとを前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に付着させることによって、接合される、請求項1に記載の物品。
【請求項】
前記第1のパネル部分(4a)の前記溶接接合パターンは、隣接する溶接接合の対を備え、一対の前記隣接する溶接接合は、エラストマ撚糸の各々の側方に設けられる、請求項1または2に記載の物品。
【請求項】
前記第1のパネル部分(4a)は接着剤がない、請求項1から3のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記第2のパネル部分(4b)の前記接着剤接合は、前記第2の上層(4b’’)、前記第2の下層(4b’)、任意選択の前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセット、および前記脚弾性部材(25、26)のうちの1つまたは複数に適用される、請求項1から4のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
各々の脚弾性部材(25、26)は、前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセットのうちの少なくとも1つの弾性撚糸と交差する、請求項2から5のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記接続領域(D)は、前記長手方向(L)における前記組み合わせパネル(4)の全長(W)の7%以下または5%以下などの10%以下である前記長手方向(L)における長さ(WD)を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記第1のパネル部分(4a)は前記長手方向(L)において長さ(Wa)を有し、前記長さ(Wa)は、前記長手方向(L)における前記組み合わせパネル(4)の全長(W)の25%から65%までなど、少なくとも20%である、請求項1から7のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記第2のパネル部分(4b)は、前記長手方向(L)における前記組み合わせパネル(4)の全長(W)の30%から70%までなどの少なくとも20%である前記長手方向(L)における長さ(Wb)を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記第2の下層(4b’)と前記第1の下層(4a’)とは、横断する前記接続領域(D)にわたって延びる単一の連続材料シート(40ab’、40abc’)によって形成される、請求項1から9のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記第2の上層(4b’’)と前記第1の上層(4a’’)とは別々の材料シートによって形成される、請求項1から10のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記接続領域(D)において、前記第2の上層(4b’’)の前記材料シートの横断縁部分が、前記長手方向(L)において前記第1の上層(4a’’)の前記材料シートの横断縁部分に重なるように配置され、好ましくは、前記第2の上層(4b’’)の前記横断縁部分は前記第1の上層(4a’’)の前記横断縁部分の上側に配置される、請求項11に記載の物品。
【請求項】
前記組み合わせパネル(4)の上側は前記物品の内側を形成し、前記組み合わせパネル(4)の下側は前記物品の外側を形成する、請求項1から12のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記第2のパネル部分(4b)の前記接着剤接合は、前記脚弾性部材(25、26)同士を重ねる定められた領域において、前記第2の上層(4b’’)および前記第2の下層(4b’)の一方に適用される第1の接着剤と、前記第2の上層(4b’’)および前記第2の下層(4b’)の他方に適用される第2の接着剤とを備え、任意選択で、前記第1の接着剤は前記第2の接着剤と異なる、請求項1から13のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記組み合わせパネル(4)は、前記組み合わせパネル(4)の前記腰縁(31;41)を備える腰パネル部分(4c)をさらに備える、請求項1から14のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記組み合わせパネル(4)は、前記横断方向(T)において延びる腰接続領域(E)を定め、前記第1のパネル部分(4a)は、前記長手方向(L)において前記接続領域(D)から前記腰接続領域(E)へと延び、前記腰パネル部分(4c)は前記腰接続領域(E)から前記組み合わせパネル(4)の前記腰縁(31;41)へと延びる、請求項15に記載の物品。
【請求項】
前記腰パネル部分(4c)は、腰下層(4c’)と、腰上層(4c’’)と、前記腰下層(4c’)と前記腰上層(4c’’)との間に挟まれるエラストマ撚糸(400c)の第3のセットとを備え、前記エラストマ撚糸(400c)は、互いに、および、前記横断方向(T)と、実質的に平行に並べられ、前記エラストマ撚糸(400c)同士は前記長手方向(L)において互いから離間され、
前記腰パネル部分(4c)は、前記腰下層(4c’)が、前記エラストマ撚糸(400c)の第3のセットを前記腰下層(4c’)と前記腰上層(4c’’)との間に付着させる溶接接合パターンによって前記腰上層(4c’’)に接合されることによって、接合される、請求項15または16に記載の物品。
【請求項】
前記腰パネル部分(4c)において、前記腰下層(4c’)は前記組み合わせパネル(4)の下側表面を形成し、前記腰上層(4c’’)は前記組み合わせパネル(4)の上側表面を形成する、請求項17に記載の物品。
【請求項】
前記長手方向(L)における前記腰パネル部分(4c)の長さ(Wc)は、前記長手方向における前記組み合わせパネル(4)の全長(W)の5%から20%までなどの少なくとも5%である、請求項1から18のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記第2の下層(4b’)、前記第2の上層(4b’’)、前記第1の下層(4a’)、前記第1の上層(4a’’)、ならびに任意選択で前記腰下層(4c’)、および前記腰上層(4c’’)のうちの少なくとも1つ、好ましくは、各々は、不織材料のシートを備える、または、不織材料のシートから成る、請求項1から19のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記不織材料は熱可塑性繊維を含み、好ましくは、前記不織材料は少なくとも50%の熱可塑性繊維を含み、より好ましくは少なくとも80%の熱可塑性繊維を含む、請求項20に記載の物品。
【請求項】
前記第2のパネル部分(4b)の前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセットにおける撚糸同士の間の平均的な長手方向の間隔は、前記第1のパネル部分(4a)における前記エラストマ撚糸(400a)の第1のセットにおける撚糸同士の間の平均的な長手方向の間隔以上である、請求項2から21のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記吸収性コア(7)は、前記吸収性コア(7)の中心部(7c)が前記股領域(5)に位置付けられた状態と、前記吸収性コア(7)の前端部(7f)が前重ね領域(10)において前記前本体パネル(3)と重なる状態と、前記吸収性コア(7)の後端部(7r)が後重ね領域(11)において前記後本体パネル(4)と重なる状態とにおいて、配置される、請求項1から22のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記吸収性コア(7)は、横断する前記接続領域(D)の横断部分に長手方向で重なるように配置される、請求項1から23のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記前本体パネル(3)および前記後本体パネル(4)の一方は組み合わせパネル(4)であり、前記前本体パネル(3)および前記後本体パネル(4)の他方は接着剤がない、請求項1から24のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
使い捨て衛生物品のための組み合わせ積層材料ウェブ(c4)を形成するための方法であって、前記組み合わせ積層材料ウェブは、機械方向(MD)において見られるときに連続的であり、前記機械方向(MD)に対して垂直な交差方向(CD)において、第1の側縁(c41)と第2の側縁(c44)との間に幅(W)を有し、前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)は、前記機械方向(MD)および前記交差方向(CD)に対して垂直である厚さ方向において見られるとき、上側と下側とを定め、前記方法は、
第1の下層ウェブ(c4a’)、第1の上層ウェブ(c4a’’)、および、連続弾性撚糸(c400a)の第1のセットを前記機械方向(MD)に送り込むこと、および、
前記連続弾性撚糸(c400a)の第1のセットを前記第1の下層ウェブ(c4a’)と前記第1の上層ウェブ(c4a’’)との間に付着させるように、溶接接合パターンによって前記第1の下層ウェブ(c4a’)を前記第1の上層ウェブ(c4a’’)に接合することであって、前記エラストマ撚糸(c400a)の第1のセットは、互いに、および、前記機械方向(MD)と、実質的に平行に並べられ、前記交差方向(CD)において互いから離間される、接合すること
を含む溶接接合ステップ(S100)と、
第2の下層ウェブ(c4b’)および第2の上層ウェブ(c4b’’)を前記機械方向に送り込み、前記第2の下層ウェブ(c4b’)と前記第2の上層ウェブ(c4b’’)との間に挟まれるように1つまたは複数の連続的な追加の弾性部材(c25、c26)のセットを送り込むこと、および、
前記1つまたは複数の連続的な追加の弾性部材(c25、c26)のセットを前記第2の下層ウェブ(c4b’)と前記第2の上層ウェブ(c4b’’)との間に付着させるように、接着剤接合によって前記第2の下層ウェブ(c4b’)を前記第2の上層ウェブ(c4b’’)に接合すること
を含む接着剤接合ステップ(S200)と
を含み、
前記追加の弾性部材(c25、c26)は、前記機械方向(MD)と平行でない方向に少なくとも部分的に延び、
それによって、
前記第1の下層ウェブ(c4a’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の下側表面を形成し、前記第1の上層ウェブ(c4a’’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の上側表面を形成する第1のウェブ部分(c4a)と、
前記第2の下層ウェブ(c4b’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の下側表面を形成し、前記第2の上層ウェブ(c4b’’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の上側表面を形成する第2のウェブ部分(c4b)と
を形成し、
前記第2のウェブ部分(c4b)は、前記機械方向(MD)に沿って延びる接続領域(D)を介して、前記第1のウェブ部分(c4a)に接続される、方法。
【請求項】
前記接着剤接合ステップ(S200)は、前記第2の下層ウェブ(c4b’)と前記第2の上層ウェブ(c4b’’)との間に挟まれるように、連続弾性撚糸(C400b)の第2のセットを前記機械方向に送り込むことと、前記エラストマ撚糸(c400b)の第2のセットおよび前記1つまたは複数の連続的な追加の弾性部材(c25、c26)のセットを前記第2の下層ウェブ(c4b’)と前記第2の上層ウェブ(c4b’’)との間に付着させるように、接着剤接合によって前記第2の下層ウェブ(c4b’)を前記第2の上層ウェブ(c4b’’)に接合することであって、前記エラストマ撚糸(c400b)の第2のセットは、互いに、および、前記機械方向(MD)と、実質的に平行に並べられ、前記交差方向(CD)において互いから離間される、接合することとをさらに含む、請求項26に記載の方法。
【請求項】
前記溶接接合ステップ(S100)は、前記機械方向(MD)において前記接着剤接合ステップ(S200)の上流で実施される、請求項26または27に記載の方法。
【請求項】
前記接着剤接合ステップ(S200)において、前記エラストマ撚糸(c400b)は、互いに、および、前記機械方向と、実質的に平行に並べられ、前記追加の弾性部材(c25、c26)は、前記追加の弾性部材(c25、c26)の各々1つが前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセットのうちの少なくとも1つの弾性撚糸と交差するように、前記機械方向(MD)と平行でない方向に少なくとも部分的に延びる、請求項27または28に記載の方法。
【請求項】
前記溶接接合ステップにおける前記溶接接合パターンは、隣接する溶接接合の対を、このような隣接する溶接接合の対を使用して前記エラストマ撚糸(400a)の第1のセットの各々を付着させるために備える、請求項26から29のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記接着剤接合ステップの前記接着剤接合は、前記第2の下層(4b’)、前記第2の上層(4b’’)、任意選択の前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセット、および前記脚弾性部材(25、26)のうちの1つまたは複数に適用される、請求項26から30のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記接続領域(D)は、前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の前記幅(W)の10%以下である前記交差方向(CD)における幅(WD)を有する、請求項26から31のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記第2のウェブ部分(4b)は、前記組み合わせ積層材料ウェブの前記幅(W)の25%から70%までなど、少なくとも20%である前記交差方向(CD)における幅(Wb)を有する、請求項26から32のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記第1のウェブ部分(4a)は、前記組み合わせ積層材料ウェブの前記幅(W)の25%から65%までなど、少なくとも20%である前記交差方向(CD)における幅(Wa)を有する、請求項26から33のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記溶接接合ステップ(S100)は、
前記第1の下層ウェブ(c4a’)を形成するために組み合わせ下層ウェブ材料(c40abc’)を送り込むことと、
前記第1のウェブ部分(c4a)を形成して前記組み合わせ下層ウェブ材料(c40abc’)の少なくとも第2の幅部分を積層されないままにするように、前記第1の上層ウェブ(c4a’’)を前記組み合わせ下層ウェブ材料(c40abc’)の第1の幅部分に接合することと
を含み、
前記接着剤接合ステップ(S200)は、
前記第2の下層ウェブ(c4b’)を形成するために前記組み合わせ下層ウェブ材料(c40abc’)を送り込むことと、
前記第2のウェブ部分(c4b)を形成するように、前記第2の上層ウェブ(c4b’’)を前記組み合わせ下ウェブ(c40abc’)の積層されていない前記第2の幅部分に接合することと
を含む、請求項26から34のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記第2の上層ウェブ(c4b’’)と前記第1の上層ウェブ(c4a’’)とは別々のウェブ材料として送り込まれる、請求項26から35のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記接着剤接合ステップ(S100)は、前記接続領域(D)が前記第2の上層ウェブ(c4b’’)と前記第1の上層ウェブ(c4a’’)との重なり合う部分を含むように、前記交差方向(CD)に沿って見られるとき、前記第2の上層ウェブ(c4b’’)を前記第1の上層ウェブ(c4a’’)と部分的に重なる関係で接合することを含む、請求項26から36のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記接着剤接合ステップ(S200)は、前記脚弾性部材(25、26)同士を重ねる定められた領域において、前記第2の上層ウェブ(c4b’’)および前記第2の下層ウェブ(c4b’)の一方に第2の接着剤を適用し、前記第2の上層ウェブ(c4b’’)および前記第2の下層ウェブ(c4b’)の他方に第1の接着剤を適用することを含み、任意選択で、前記第2の接着剤は前記第1の接着剤と異なる、請求項26から37のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記組み合わせ積層材料ウェブの腰積層ウェブ部分(c4c)を形成することを含む腰形成ステップ(S150)であって、前記腰積層ウェブ部分(c4c)は前記組み合わせ積層材料ウェブの側縁(c41)を含む、腰形成ステップ(S150)をさらに含む、請求項26から38のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記腰形成ステップ(S150)は、
腰下層ウェブ(c4c’)、腰上層ウェブ(c4c’’)、および、エラストマ撚糸(400c)の第3のセットを前記機械方向に送り込むことと、
前記エラストマ撚糸(400c)の第3のセットを前記腰下層ウェブ(c4c’)と前記腰上層ウェブ(c4c’’)との間に付着させるための溶接接合パターンによって前記腰下層ウェブ(c4c’)を前記腰上層ウェブ(c4c’’)に接合することであって、前記エラストマ撚糸(400c)は、互いに、および、前記機械方向(MD)と、実質的に平行に並べられ、前記エラストマ撚糸(400c)は、前記交差方向(CD)において互いから離間される、接合することと
を含む、請求項39に記載の方法。
【請求項】
前記腰形成ステップ(S150)は前記接着剤接合ステップ(S200)の上流で実施され、好ましくは前記溶接接合ステップ(S100)の下流で実施される、請求項40に記載の方法。
【請求項】
前記腰積層ウェブ部分(c4c)において、前記腰下層ウェブ(c4c’)は前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の下側表面を形成し、前記腰上層ウェブ(c4c’’)は前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の上側表面を形成する、請求項39から41のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記第2の下層ウェブ(c4b’)、前記第2の上層ウェブ(c4b’’)、前記第1の下層ウェブ(c4a’)、前記第1の上層ウェブ(c4a’’)、ならびに任意選択で前記腰下層ウェブ(c4c’)、および前記腰上層ウェブ(c4c’’)のうちの少なくとも1つ、好ましくは、各々は、不織材料のウェブを備える、または、不織材料のウェブから成る、請求項39から42のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記エラストマ撚糸(c400b)の第2のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔は、前記エラストマ撚糸(c400a)の第1のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔以上である、請求項26から43のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記組み合わせ積層材料ウェブは、使い捨てパンツ状物品の前本体パネルまたは後本体パネルである組み合わせパネルを形成するためのものであり、前記追加の弾性部材(c25、c26)は前記組み合わせパネルにおいて脚弾性部材(25、26)を形成するように適用される、請求項26から44のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
使い捨て衛生物品のための組み合わせ積層材料ウェブ(c4)であって、前記組み合わせ積層材料ウェブは、機械方向(MD)において見られるときに連続的であり、前記機械方向(MD)に対して垂直な交差方向(CD)において、2つの側縁(c41、c44)の間に幅(W)を有し、前記組み合わせ積層材料ウェブは、前記機械方向(MD)および前記交差方向(CD)に対して垂直な厚さ方向において見られるとき、上側と下側とを有し、
前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)は第1のウェブ部分(c4a)と第2のウェブ部分(c4b)とを備え、前記第1のウェブ部分(c4a)と前記第2のウェブ部分(c4b)とは、前記第1のウェブ部分(c4a)が、前記機械方向(MD)に沿って延びる接続領域(D)から、前記交差方向において、前記組み合わせ積層材料ウェブの前記第1の側縁(c41)に向けて延びるように、および、前記第2のウェブ部分(c4b)が、前記接続領域(D)から、前記交差方向において、前記組み合わせ積層材料ウェブの前記第2の側縁(c44)に向けて延びるように、前記接続領域(D)において接続され、
前記第1のウェブ部分(c4a)は、第1の下層(4a’)および第1の上層(4a’’)を備え、前記第1のウェブ部分(c4a)において、前記第1の下層(4a’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の下側表面を形成し、前記第1の上層(4a’’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の上側表面を形成するように前記第1の下層(4a’)および前記第1の上層(4a’’)が重ね合わされ、前記第1のウェブ部分(c4a)は、前記第1の下層(4a’)と前記第1の上層(4a’’)との間に挟まれるエラストマ撚糸(400a)の第1のセットをさらに備え、前記エラストマ撚糸(c400a)は、互いに、および、前記機械方向(MD)と、実質的に平行に並べられ、前記エラストマ撚糸は前記交差方向(CD)において互いから離間され、
前記第1のウェブ部分(c4a)は、前記第1の下層(4a’)が、前記エラストマ撚糸(400a)の第1のセットを前記第1の下層(4a’)と前記第1の上層(4a’’)との間に付着させる溶接接合パターンによって前記第1の上層(4a’’)に接合されることによって、接合され、
前記第2のウェブ部分(c4b)は、第2の下層(4b’)および第2の上層(4b’’)を備え、前記第2のウェブ部分(c4b)において、前記第2の下層(4b’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の下側表面を形成し、前記第2の上層(4b’’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の上側表面を形成するように前記第2の下層(4b’)および前記第2の上層(4b’’)が重ね合わされ、
前記第2のウェブ部分(c4b)は、前記機械方向(MD)と平行以外の方向において少なくとも部分的に延びる追加の弾性部材(25、26)をさらに備え、前記追加の弾性部材(25、26)は前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に挟まれ、
前記第2のウェブ部分(c4b)は、前記第2の下層(4b’)が接着剤接合によって前記第2の上層(4b’’)に接合され、前記追加の弾性部材(25、26)を前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に付着させることによって、接合される、組み合わせ積層材料ウェブ(c4)。
【請求項】
前記第2のウェブ部分(c4b)は、前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に挟まれるエラストマ撚糸(400b)の第2のセットをさらに備え、前記エラストマ撚糸(400b)は、互いに、および、前記機械方向(MD)と、実質的に平行に並べられ、前記エラストマ撚糸(400b)は前記交差方向(CD)において互いから離間され、
前記第2のウェブ部分(c4b)は、前記第2の下層(4b’)が接着剤接合によって前記第2の上層(4b’’)に接合され、前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセットおよび前記追加の弾性部材(25、26)を前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に付着させることによって、接合される、請求項46に記載の組み合わせ材料ウェブ。
【請求項】
請求項26から45のいずれか一項に記載の方法によって製作される組み合わせ材料ウェブ。
【請求項】
使い捨てパンツ式物品を製作するための方法であって、
請求項46から48のいずれか一項に記載の組み合わせ積層材料ウェブ(c4)を提供するステップと、
前本体パネル(3)と、後本体パネル(4)と、前記前本体パネル(3)と前記後本体パネル(4)との間に位置付けられる股領域(5)と、吸収性コア(6)を備える吸収性組立体(7)であって、前記吸収性コア(6)は、前記吸収性組立体(7)の中心部(7c)が前記股領域(5)に位置付けられる状態で配置される、吸収性組立体(7)とを有する使い捨てパンツ式物品を形成するステップであって、
第1の前パネル側縁が第1の側継ぎ目において第1の後パネル側縁に結合され、
第2の前パネル側縁が第2の側継ぎ目において第2の後パネル側縁に結合され、
前記前本体パネル(3)および前記後本体パネル(4)の少なくとも一方は前記組み合わせ積層材料ウェブから形成される、ステップと
を含む方法。
【請求項】
後本体パネルウェブ(c4)および前本体パネルウェブ(c3)を提供するステップであって、前記後本体パネルウェブ(c4)および前記前本体パネルウェブ(c3)の少なくとも一方は、請求項44または45に記載の組み合わせ積層材料ウェブである、ステップと、
吸収性組立体(7)を前記後本体パネルウェブ(c4)および前記前本体パネルウェブ(c3)に間欠的に適用するステップであって、前記吸収性組立体(7)は、前記機械方向(MD)において離間されて適用され、前記コア組立体の第1の端部(7r)が前記後本体パネルウェブ(c4)に重なり、前記コア組立体の第2の端部(7f)が前記前本体パネルウェブ(c3)に重なる状態で、付着させられる、ステップと、
相互接続された前駆体物品(100)の複合ウェブを形成するように、ここで、各々の前駆体物品(100a~100e)は吸収性組立体(7)を備え、前記前駆体物品(100)の複合ウェブは前腰縁(c31)および後腰縁(c41)を有し、
前記相互接続された前駆体物品(100)の複合ウェブを、前記機械方向(MD)に延びる折り線に沿って折り、前記後本体パネルウェブ(c4)の前記後腰縁(c41)を前記前本体パネルウェブの前記前腰縁(c31)と並べるステップと、
各々の前駆体物品(100a、100b、100c)における第1および第2の側継ぎ目(120、121)を形成するステップであって、前記側継ぎ目(120、121)は、前記前本体パネルウェブ(c3)を前記後本体パネルウェブ(c4)と結合し、前記交差方向(CD)において、前記前駆体物品(100a~100e)の間の分割線(Ld)に沿って形成される、ステップと、
個々のパンツ式物品を前記前駆体物品(100)の複合ウェブから切断するステップと
を含む、使い捨てパンツ式物品を製作するための、請求項49に記載の方法。
【請求項】
前記組み合わせ積層材料ウェブの前記上側は前記物品(1)の内側を形成し、前記組み合わせパネル(4)の前記下側は前記物品(1)の外側を形成する、請求項49または50に記載の方法。
【請求項】
前記吸収性組立体(7)を、前記吸収性組立体(7)の中心部(7c)が前記股領域(5)に位置付けられた状態と、前記吸収性組立体(7)の前端部(7f)が前重ね領域(10)において前記前本体パネル(3)と重なる状態と、前記吸収性組立体(7)の後端部(7r)が後重ね領域(11)において前記後本体パネル(4)と重なる状態とにおいて、配置するステップを含む、請求項49から51のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記第1のウェブ部分(4a)の少なくとも一部を重ねるように前記吸収性組立体(7)を配置するステップを含む、請求項49から52のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記前本体パネルウェブ(c3)は第1の組み合わせ積層材料ウェブから形成され、前記後本体パネルウェブ(c4)は第2の組み合わせ積層材料ウェブから形成され、前記第2および第1の組み合わせ積層材料ウェブの各々は、請求項26から45のいずれか一項に記載の方法によって形成される、請求項49から53のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記前本体パネルウェブ(c3)および前記後本体パネルウェブ(c4)の一方は、請求項26から45のいずれか一項に記載の方法によって形成される組み合わせ積層材料ウェブから形成され、前記前本体パネルウェブおよび前記後本体パネルウェブの他方は、前記機械方向と平行以外の方向において少なくとも部分的に延びる脚弾性部材がない、請求項49から53のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
前本体パネルと、後本体パネルと、前本体パネルと後本体パネルとの間に位置付けられる股領域とを備える使い捨て吸収性パンツ式物品に関連する。吸収性コアが、吸収性コアの中心部が股領域にある状態で配置される。第1の前パネル側縁が第1の側継ぎ目において第1の後パネル側縁に結合され、第2の前パネル側縁が第2の側継ぎ目において第2の後パネル側縁に結合され、それによって、使い捨てパンツ式物品において腰開口と2つの脚開口とを形成する。弾性使い捨てパンツ式物品を製作する連続的な方法にさらに関連する。使い捨て衛生物品のための組み合わせ積層材料ウェブと、組み合わせ積層材料ウェブを製作するための方法とにも関連する。
【背景技術】
【】
使い捨てパンツ式物品の技術において、特に、大人の使用者による使用のために意図されている使い捨てパンツ式物品の技術において、物品は、フィットした快適性についての高い要求を満たし、特別に作られた下着のような外観を有していなければならないのと同時に、吸収性および漏れ防止についての高い要求を同じように満たさなければならない。使い捨て吸収性物品は、1回の使用の後に廃棄され、繰り返しの使用のために洗濯または他の方法で復元されることのないように意図されている物品である。
【】
この種類のパンツ式物品は、吸収性物品を形成するために、高速の過程で組み合わせられる複数の構成要素を伴う比較的複雑な製品である。このような構成要素は、不織布構成要素と、障壁構成要素と、弾性構成要素とを備えると共に、吸収性組立体の形態で提供され得る吸収性コアを通常は備え、吸収性組立体は、吸収性コアを一緒に包み込む障壁層と液体浸透性トップシートとを含む。
【】
不織ウェブ材料などのウェブ材料の層同士の間にプレテンションエラストマ糸を挟み込むことで形成される糸弾性積層が、高品質の織物の下着の身体適合性に似た身体適合性を伴うパンツ式物品を作り出すために使用されている。また、パンツ式物品の腰開口および脚開口の全部または選択された一部に沿ってプレテンション弾性要素を配置することで、フィット性および漏れ保護性を高めることが一般的である。
【】
糸弾性積層を提供するための数々の方法が知られている。接着剤接合方法は、プレテンションエラストマ糸をウェブ材料の層同士の間に接合するために、接着剤の適用を伴う。
【】
溶接接合方法は、プレテンションエラストマ糸をウェブ材料の層同士の間に接合するために、溶接接合パターンの適用を伴う。溶接接合は熱接合または超音波接合によって製作され得る。
【】
持続性の要件だけでなく経済性の要件を考慮して、溶接接合方法は、接着剤の適用を必要としないため、好ましいとされ得る。しかしながら、インライン連続製作では、例えば、パンツ式物品の脚開口の全部または選択された一部に沿ってなど、プレテンション弾性要素が使用される場合にあり得るように、溶接接合方法は、湾曲した形を有するプレテンション要素のしっかりとした取り付けを達成することに対応するのが難しいことは分かっている。
【】
さらに、使用される接合方法にかかわらず、糸積層の通気性、適応性、および柔軟性についての要件は、例えば接合の大きさおよび分配に関してなど、他の要件を接合方法に与える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【】
【特許文献】国際公開2018/09771号
【特許文献】欧州特許出願公開第3788997号明細書
【特許文献】欧州特許出願公開第4025412号明細書
【特許文献】欧州特許第3519162号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【】
したがって、使い捨て吸収性パンツ式物品における向上した糸弾性積層または代替の糸弾性積層への引き続きの必要性、および、このような糸弾性積層を形成するための向上した方法または代替の方法への引き続きの必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【】
第1の態様において、必要性は、請求項1による吸収性物品によって成就される。
【】
それによって、長手方向と、横断方向とを有し、長手方向および横断方向に対して垂直な厚さ方向を定める、使い捨てパンツ式物品であって、物品が着用されるときに物品の内側が着用者を向き、物品が着用されるときに物品の外側が着用者から離れており、物品は、
前本体パネルと、
後本体パネルと、
前本体パネルと後本体パネルとの間に位置付けられる股領域であって、吸収性コアを備える吸収性組立体が、吸収性コアの中心部が股領域に位置付けられる状態で配置される、股領域と
を備える、使い捨てパンツ式物品が提供される。
【】
前本体パネルは、物品が、前パネルの腰縁および後パネルの腰縁によって定められる腰開口と、前本体パネルの脚縁の対および後本体パネルの脚縁の対によって定められる脚開口の対とを形成するように、第1の前パネル側縁が第1の側継ぎ目において第1の後パネル側縁に結合され、第2の前パネル側縁が第2の側継ぎ目において第2の後パネル側縁に結合されることによって、後本体パネルに結合される。
【】
前本体パネルおよび後本体パネルの各々は、物品の厚さ方向において見られるとき、上側と下側とを有する。
【】
ここで、「上側」および「下側」という用語は、(他に述べられていない場合)物品の厚さ方向における任意の特定の配向に言及していない。代わりに、本体パネルの上側は本体パネルの内側および外側の一方であり、本体パネルの下側は本体パネルの内側および外側の他方である。
【】
前本体パネルおよび後本体パネルの少なくとも一方は組み合わせパネルであり、組み合わせパネルは、組み合わせパネルの脚縁の対に隣接して配置される脚弾性部材の対を備え、各々の脚弾性部材は、横断方向と平行以外の方向において少なくとも部分的に延びる。さらに、組み合わせパネルは、長手方向に沿って見られるとき、第1のパネル部分と第2のパネル部分とを備え、第1のパネル部分と第2のパネル部分とは接続領域によって接続される。第1のパネル部分は接続領域から長手方向において組み合わせパネルの腰縁に向けて延び、第2のパネル部分は接続領域から長手方向において組み合わせパネルの脚縁の対に向けて延びる。第2のパネル部分は脚弾性部材の対を備える。
【】
第1のパネル部分は、第1の下層および第1の上層を備え、第1のパネル部分において、第1の下層が組み合わせパネルの下側表面を形成し、第1の上層が組み合わせパネルの上側表面を形成するように第1の下層および第1の上層が重ね合わされる。第1のパネル部分は、第1の下層と第1の上層との間に挟まれるエラストマ撚糸の第1のセットをさらに備え、エラストマ撚糸は、互いに、および、横断方向と、実質的に平行に並べられ、エラストマ撚糸は長手方向において互いから離間される。第1のパネル部分は、第1の下層が、エラストマ撚糸の第1のセットを第1の下層と第1の上層との間に付着させる溶接接合パターンによって第1の上層に接合されることによって、接合される。
【】
第2のパネル部分は、第2の下層および第2の上層を備え、第2のパネル部分において、第2の下層が組み合わせパネルの下側表面を形成し、第2の上層が組み合わせパネルの上側表面を形成するように第2の下層および第2の上層が重ね合わされる。脚弾性部材の対は第2の下層と第2の上層との間に挟まれ、第2のパネル部分は、第2の下層が接着剤接合によって第2の上層に接合され、脚弾性部材の対を第2の下層と第2の上層との間に付着させることによって、接合される。
【】
任意選択で、第2のパネル部分はエラストマ撚糸の第2のセットをさらに備え、エラストマ撚糸は、互いに、および、横断方向と、実質的に平行に並べられ、エラストマ撚糸は長手方向において互いから離間される。この場合、第2のパネル部分は、第2の下層が接着剤接合によって第2の上層に接合され、脚弾性部材の対とエラストマ撚糸の第2のセットとを第2の下層と第2の上層との間に付着させることによって、接合される。
【】
溶接接合パターンによって接合される第1のパネル部分と、接着剤によって接合される第2のパネル部分とを備える組み合わせパネルのおかげで、接着剤によって接合される前本体パネルまたは後本体パネルを提供することが可能であり、これは、脚弾性部材の付着を可能にするために必要とされ、各々の脚弾性部材は、横断方向と平行以外の方向において少なくとも部分的に延びる。したがって、第1のパネル部分における溶接接合パターンと、第2のパネル部分における接着剤接合パターンとを使用することで、湾曲または斜めの脚弾性部材のしっかりとした付着が、脚弾性部材が適用される領域以外の領域において、パネル材料の通気性および柔軟性を犠牲にすることなく達成することができる。
【】
第1のパネル部分は、横断方向Tに対して実質的に傾斜させられる弾性部材を備えず、したがって、溶接接合パターンによって適切に接合させることができる。
【】
第1のパネル部分および第2のパネル部分の各々では、それぞれの上層および下層は、組み合わせパネルの上側表面および下側表面をそれぞれ形成する。したがって、第1のパネル部分および第2のパネル部分の各々において、組み合わせパネルは、ウェブ材料の追加の層を備えないが、上層および下層を備える。比較的少ない層を有する前本体パネルまたは後本体パネルは、通気性の観点において有益であり、持続性および経済性を考慮して快適でもある。
【】
上側表面は、パネルの上側の表面形成部であり、つまり、物品におけるパネルの配向に応じてパネルの内側または外側の形成部である。
【】
下側表面は、パネルの下側の表面形成部であり、つまり、物品におけるパネルの配向に応じてパネルの内側または外側の形成部である。
【】
第1のパネル部分および第2のパネル部分の各々において、エラストマ撚糸の第1のセットと、任意選択のエラストマ撚糸の第2のセットとは、伸びた状態にあるときに、それぞれの上層と下層との間で付着させられる。したがって、組み合わせパネルの緩んだ状態において、上層および下層はそれぞれエラストマ撚糸のセットに沿ってシワを形成する。組み合わせパネルは、緩んだ状態から、エラストマ撚糸のセットが横断方向Tに沿って伸び広げられ、組み合わせパネルのシワを減少させるかまたは完全に平坦にさせる伸び広げ状態へと伸ばすことができる。
【】
第1のパネル部分、第2のパネル部分、および接続領域は、組み合わせパネルの横断部分であり、組み合わせパネルの第1の側縁から組み合わせパネルの第2の側縁へと延びる。
【】
例えば、第1のパネル部分、第2のパネル部分、および接続領域はそれぞれパネルの横断部分または横断領域であり得る。別の言い方をすれば、第1のパネル部分、第2のパネル部分、および接続領域はそれぞれ、横断方向における組み合わせパネルの全幅にわたって見られるとき、長手方向において連続的な長さを有し得る。
【】
その各々の脚弾性部材は、横断方向と平行以外の方向において少なくとも部分的に延び、これは、長手方向において見られるとき、脚弾性部材が長手方向の延在を横切って架かるように少なくとも部分的に湾曲または傾斜させられることを意味する。各々の脚弾性部材は、例えば、脚弾性部材の長手方向延在の少なくとも20%を上回ってなど、長手方向延在の少なくとも一部分にわたって、横断方向と少なくとも10度の角度を形成することができる。例えば、各々の脚弾性部材は、脚弾性部材の長手方向延在の少なくとも20%を上回ってなど、脚弾性部材の長手方向延在の少なくとも一部分にわたって、横断方向と10度から80度までの角度を形成することができる。
【】
例えば、各々の脚弾性部材は、長手方向において見られるときに少なくとも50mmの長手方向延在を横切って架かり得る。
【】
例えば、各々の脚弾性部材は、エラストマ撚糸の第2のセットにおける少なくとも1つの撚糸と少なくとも10度の角度を形成することができる。好ましくは、各々の脚弾性部材は、エラストマ撚糸の第2のセットにおける撚糸の大部分と、10~80度など、少なくとも10度の角度を形成することができる。
【】
そのため、各々の脚弾性部材は、吸収性物品の技術において概して知られているものなど、湾曲した脚弾性部材であり得る。
【】
第1のパネル部分の溶接接合パターンは、隣接する溶接接合の対を、隣接する溶接接合のこのような対を使用して第1のセットのエラストマ撚糸の各々を付着させるために備え得る。
【】
溶接接合は、エラストマ撚糸が溶接接合同士の間に機械的に閉じ込められるように、好ましくは配置される。例えば、第1のセットのエラストマ撚糸の各々は、隣接する溶接接合の複数の対の隣接する溶接接合の間に機械的に閉じ込められ得る。
【】
したがって、第1のパネル部分は、接着剤がない可能性がある、または、接着剤が少なくとも実質的にない可能性がある。
【】
任意選択で、第2のパネル部分の接着剤接合は、第2の上層、第2の下層、任意選択のエラストマ撚糸の第2のセット、および脚弾性部材のうちの1つまたは複数に適用される。
【】
任意選択で、第2のパネル部分において、各々の脚弾性部材は、エラストマ撚糸の第2のセットのうちの少なくとも1つの弾性撚糸と交差する。
【】
いくつかの変形では、接続領域Dは、長手方向に沿って見られるときに無限に細くてもよく、つまり、接続領域は、例えば、第1のパネル部分と第2のパネル部分とを接続する横断して延びる線の形態であり得る。
【】
他の変形では、接続領域は、物品の長手方向において延在を有してもよく、例えば、接続領域は、第1のパネル部分と第2のパネル部分とを結合する結合部を備え得る。
【】
第1のパネル部分と第2のパネル部分とを結合するこのような結合部は、例えば、接着剤結合部および溶接結合部であり得る。
【】
任意選択で、接続領域は、長手方向において10mm以下である物品の長さを有する。
【】
任意選択で、接続領域は、(物品の長手方向において)組み合わせパネルの全長の20%以下である物品の長手方向での長さを有する。好ましくは、接続領域は、組み合わせパネルの(物品の長手方向での)全長の7%以下または5%以下など、組み合わせパネルの(物品の長手方向での)全長の10%以下である物品の長手方向での長さを有する。
【】
任意選択で、第1のパネル部分は、物品の長手方向において長さを有し、長さは、少なくとも25%または少なくとも30%など、組み合わせパネルの全長の少なくとも20%である。例えば、第1のパネル部分は、物品の長手方向における組み合わせパネルの全長の65%未満である第1の長さを有することができる。例えば、第1のパネル部分は、組み合わせパネルの全長の25%から65%までである物品の長手方向での長さを有し得る。
【】
任意選択で、第2のパネル部分は、物品の長手方向における組み合わせパネルの少なくとも1つの全長の少なくとも25%または少なくとも30%など、少なくとも20%である物品の長手方向における長さを有する。例えば、第2のパネル部分は、組み合わせパネルの全長の70%未満である長さを有することができる。例えば、第2のパネル部分は、組み合わせパネルの全長の25%から70%までである長さを有することができる。
【】
任意選択で、第2の下層と第1の下層とは同一のシート材料のシートによって形成される。それによって、組み合わせパネルの下側は均一な外観を有することができる。
【】
任意選択で、第2の下層と第1の下層とは、接続領域にわたって延びる単一の連続材料シートによって形成される。それによって、組み合わせパネルの下側は、接続領域において任意の結合部の見えない均一な外観を有することができる。また、このような変形では、接続領域はシート材料の3つ以下の層を備え得る。
【】
第1のパネル部分と第2のパネル部分とはそれぞれシート材料の2つ以下の層を備え、これは、それぞれの上層および下層が、第1のパネル部分および第2のパネル部分において、組み合わせパネルの上側表面および下側表面の一方を各々が形成し、シート材料の介在する層が上層と下層との間に配置されないことの結果である。
【】
「上層が下層に接合される」と本明細書で言及されるとき、これは、シート材料の層のいかなる介在もなしで、上層が下層に直接的に接合されることを意味することは、理解されるものである。しかしながら、これは、弾性撚糸および/または任意の脚弾性部材が接合に含まれ得ることを排除するものではない。
【】
したがって、任意選択で、第1のパネル部分と第2のパネル部分とはそれぞれシート材料の2つ以下の層を備え、接続領域はシート材料の3つ以下の層を備える。
【】
さらに、後で説明されるように、第2の下層と第1の下層とを形成するために単一の連続材料シートを使用することは、製造において有利であり得る。
【】
また、第2の下層と第1の下層とが単一の連続材料シートによって形成され、組み合わせパネルの下側が吸収性物品の外側であるとき、これは、吸収性物品の外側表面が組み合わせパネルの単一の連続材料シートによって形成され、それによって、任意の結合部の見えない均一な外側外観を物品に提供することを意味する。
【】
任意選択で、第2の上層と第1の上層とは別々の材料シートによって形成される。
【】
任意選択で、第2の上層と第1の上層とは、同じシート材料の別々のシートによってなど、同一のシート材料の別々のシートによって形成される。
【】
任意選択で、接続領域において、第2の上層の材料シートの横断縁部分が、長手方向において第1の上層の材料シートの横断縁部分に重なるように配置され、好ましくは、第2の上層の横断縁部分は第1の上層の横断縁部分の上側に配置される。
【】
それによって、接続領域は、先に提案されているように長手方向において長さを有することができ、長手方向における接続領域の長さは、第1の上層と第2の上層との間での長手方向の重なりの長手方向における長さに対応する。
【】
任意選択で、上方向は物品の内側の方へ向けられ、下方向は物品の外側の方へ向けられる。
【】
任意選択で、第2のパネル部分の接着剤接合は、脚弾性部材同士を重ねる定められた領域において、第2の上層および第2の下層の一方に適用される第1の接着剤と、第2の上層および第2の下層の他方に適用される第2の接着剤とを備え、任意選択で、第2の接着剤は第1の接着剤と異なる。
【】
任意選択で、第1の接着剤は第2の上層にわたって実質的に連続的に適用される。
【】
任意選択で、第2の接着剤は、脚弾性部材に重なる第2の下層の定められた領域のみにおいて適用される。
【】
任意選択で、第1の接着剤は第2の接着剤より素早く固まる。
【】
任意選択で、第2のパネル部分の接着剤接合は、弾性撚糸の第2のセットに適用される接着剤を含む。
【】
任意選択で、組み合わせパネルは、組み合わせパネルの腰縁を備える腰パネル部分をさらに備える。
【】
任意選択で、組み合わせパネルは横断腰接続領域を定める。この場合、第1のパネル部分は長手方向において接続領域から腰接続領域へと延び、腰パネル部分は長手方向において腰接続領域から組み合わせパネルの腰縁へと延びる。
【】
任意選択で、腰パネル部分は腰下層と腰上層とを備え、エラストマ撚糸の第3のセットは腰下層と腰上層との間に挟まれ、エラストマ撚糸は、互いに、および、横断方向と、実質的に平行に並べられ、エラストマ撚糸は長手方向において互いから離間される。腰パネル部分は、腰下層が、エラストマ撚糸の第3のセットを腰下層と腰上層との間に付着させる溶接接合パターンによって腰上層に接合されることによって、接合される。
【】
腰下層は組み合わせパネルの下側表面を形成し、腰上層は組み合わせパネルの上側表面を形成する。
【】
任意選択で、物品の長手方向における腰パネル部分の長さは、物品の長手方向における組み合わせパネルの全長の5%から20%まで、または5%から15%までなど、少なくとも5%である。
【】
任意選択で、腰下層と腰上層とは、同じシート材料が腰縁に沿って折られることから形成され得る。
【】
任意選択で、腰下層と第1の下層とは、横断腰接続領域にわたって延びる単一の連続材料シートによって形成され得る。
【】
いくつかの変形において、第2の下層、第1の下層、および腰下層は、接続領域および腰接続領域にわたって延びる単一の連続材料シートによって形成され得る。
【】
腰上層と第1の上層とはそれぞれ別々の材料シートによって形成でき、材料シートは腰接続領域における長手方向の重なりで配置される。
【】
いくつかの変形において、単一の連続材料シートが第1の下層、腰下層、および腰上層を形成することができ、腰下層と腰上層とは、腰縁に沿って延びる単一の連続材料シートでの折りによって分離される。
【】
本明細書で使用されているように、「層」という用語は、積層材料における層、または、積層材料の一部分における層に言及しており、層は、シート形成された材料、または、シート形成された材料の一部分を含む。「層」は、本明細書に開示されているように溶接接合または接着剤接合を用いて他の層に接合させ、層同士の間に弾性の撚糸または部材を挟むことができる。
【】
シート形成された材料は、不織材料などの任意の適切な材料のシートであり得る。
【】
任意選択で、第2の下層、第2の上層、第1の下層、第1の上層、ならびに、任意選択で腰下層、および腰上層のうちの少なくとも1つ、好ましくは、各々は、不織材料のシートを備える、または、不織材料のシートから成る。
【】
任意選択で、不織材料は8~26gsmの基本重量を有する。
【】
任意選択で、不織材料は熱可塑性繊維を含み、好ましくは、不織材料は少なくとも50%の熱可塑性繊維を含み、より好ましくは少なくとも80%の熱可塑性繊維を含む。
【】
任意選択で、エラストマ撚糸の第2のセット、および/または、エラストマ撚糸の第1のセット、ならびに/もしくは、任意選択でエラストマ撚糸の第3のセットは、80~1200dtexの直鎖状質量密度のdtexを有する。
【】
任意選択で、第2のパネル部分のエラストマ撚糸の第2のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の平均間隔は、第1のパネル部分のエラストマ撚糸の第1のセットにおける撚糸同士の間の長手方向で平均間隔以上である。
【】
任意選択で、第1のパネル部分のエラストマ撚糸の第1のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔は、2~20mmである。例えば、エラストマ撚糸の第1のセットにおける撚糸同士の間の間隔は一定であり得る。
【】
任意選択で、第2のパネル部分のエラストマ撚糸の第2のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔は、2~35mmである。例えば、エラストマ撚糸の第1のセットにおける撚糸同士の間の間隔は一定であり得る。
【】
任意選択で、腰部分のエラストマ撚糸の第3のセットにおける撚糸同士の間の長手方向における間隔は、2~12mmである。例えば、エラストマ撚糸の第1のセットにおける撚糸同士の間の間隔は一定であり得る。
【】
本明細書で言及されているような弾性撚糸のセットは複数の弾性撚糸を含む。
【】
例えば、弾性撚糸の第1および/または第2のセットはそれぞれ、複数の弾性撚糸、つまり2本以上の撚糸を含み得る。例えば、弾性撚糸の第1および/または第2のセットはそれぞれ、4本以上の撚糸または5本以上の撚糸など、3本以上の撚糸を含み得る。
【】
例えば、(腰部分の)弾性撚糸の第3のセットは、2本以上の撚糸または3本以上の撚糸など、複数の弾性撚糸を含み得る。
【】
任意選択で、吸収性コアは、吸収性コアの中心部が股領域に位置付けられた状態と、吸収性コアの前端部が前重ね領域において前本体パネルと重なる状態と、吸収性コアの後端部が後重ね領域において後本体パネルと重なる状態とにおいて、配置される。
【】
任意選択で、吸収性コアは、組み合わせパネルの接続領域の横断部分に長手方向で重なるように配置される。
【】
任意選択で、前本体パネルは組み合わせパネルであり、後本体パネルは組み合わせパネルである。これは、前本体パネルと後本体パネルとの両方で物品に脚弾性部材が提供されることを意味する。
【】
任意選択で、前本体パネルおよび後本体パネルの一方は組み合わせパネルであり(つまり、脚弾性部材を備える)、前本体パネルおよび後本体パネルの他方は脚弾性部材がない。
【】
任意選択で、前本体パネルおよび後本体パネルの一方は組み合わせパネルであり(つまり、脚弾性部材を備える)、前本体パネルおよび後本体パネルの他方は接着剤がない。
【】
任意選択で、前本体パネルおよび後本体パネルの前記他方は、主下層と主上層とを備える主パネル部分を備え、エラストマ撚糸のセットは主下層と主上層との間に挟まれ、エラストマ撚糸は、互いに、および、横断方向と、実質的に平行に並べられ、エラストマ撚糸は長手方向において互いから離間される。
【】
主部分は、主下層が溶接接合パターンによって主上層に接合されることで接合される。
【】
任意選択で、主パネル部分は、少なくとも前本体パネルまたは後本体パネルの前記他方のそれぞれの脚縁から、前本体パネルおよび後本体パネルの前記他方の腰縁に向かう方向において延びる。
【】
先に言及されているように、物品の前本体パネルおよび後本体パネルは第1の側縁から第2の側縁へと延びる。それによって、前本体パネルおよび/または後本体パネルはそれぞれ、第1の側縁から第2の側縁へと連続的に延びる一片の積層材料から成り得る。
【】
例えば、組み合わせパネルは、後で説明されるように、組み合わせ積層材料ウェブから切り取られた一片の組み合わせ積層材料から成り得る。
【】
そのため、第2の態様において、請求項46による組み合わせ積層材料ウェブに関する。第2の態様の組み合わせ積層材料は、本明細書に開示されているようなパンツ式使い捨て物品で使用され得る。
【】
したがって、使い捨て衛生物品のための組み合わせ積層材料ウェブであって、機械方向において見られるときに連続的であり、機械方向に対して垂直な交差方向において、2つの側縁の間に幅を有する組み合わせ積層材料ウェブが提供される。組み合わせ積層材料ウェブは、機械方向および交差方向に対して垂直な厚さ方向において見られるとき、上側と下側とを有する。組み合わせ積層材料ウェブは第1のウェブ部分と第2のウェブ部分とを備え、第1のウェブ部分と第2のウェブ部分とは、第1のウェブ部分が、機械方向に沿って延びる接続領域から、交差方向において、組み合わせ積層材料ウェブの第1の側縁に向けて延びるように、および、第2のウェブ部分が、接続領域から、交差方向において、組み合わせ積層材料ウェブの第2の側縁に向けて延びるように、接続領域によって接続される。
【】
第1のウェブ部分は、第1の下層および第1の上層を備え、第1のウェブ部分において、第1の下層が組み合わせ積層材料ウェブの下側表面を形成し、第1の上層が組み合わせ積層材料ウェブの上側表面を形成するように第1の下層および第1の上層が重ね合わされる。第1のウェブ部分は、第1の下層と第1の上層との間に挟まれるエラストマ撚糸の第1のセットをさらに備え、エラストマ撚糸は、互いに、および、機械方向と、実質的に平行に並べられ、エラストマ撚糸は交差方向において互いから離間され、第1のウェブ部分は、第1の下層が、エラストマ撚糸の第1のセットを第1の下層と第1の上層との間に付着させる溶接接合パターンによって第1の上層に接合されることによって、接合され、第2のウェブ部分は、第2のウェブ部分において、第2の下層が組み合わせ積層材料ウェブの下側表面を形成し、第2の上層が組み合わせ積層材料ウェブの上側表面を形成するように重ね合わされる第2の下層および第2の上層を備える。第2のウェブ部分は、機械方向と平行以外の方向において少なくとも部分的に延びる追加の弾性部材をさらに備え、追加の弾性部材は第2の上層と第2の下層との間に挟まれる。第2のウェブ部分は、追加の弾性部材を第2の下層と第2の上層との間に付着させるために、第2の下層が接着剤接合によって第2の上層に接合されることによって、接合される。
【】
任意選択で、第2のウェブ部分は、第2の下層と第2の上層との間に挟まれるエラストマ撚糸の第2のセットをさらに備え、エラストマ撚糸は、互いに、および、実質的に機械方向と平行に並べられ、エラストマ撚糸は交差方向において互いから離間される。この場合、第2のウェブ部分は、追加の弾性部材とエラストマ撚糸の第2のセットとを第2の下層と第2の上層との間に付着させるために、第2の下層が接着剤接合によって第2の上層に接合されることによって、接合される。
【】
それによって、本明細書に記載されているような組み合わせパネルである前本体パネルまたは後本体パネルは、このような組み合わせ材料ウェブを切り取ることによって形成され得る。したがって、第1の態様の物品に関連して本明細書に述べられているような任意選択の特徴のいずれかを含む組み合わせパネルを形成するために、対応する特徴が第2の態様の組み合わせ積層材料ウェブに適用され得ることは、理解されるものである。
【】
第3の態様では、請求項26による組み合わせ積層材料ウェブを形成するための方法が提供される。
【】
したがって、使い捨て衛生物品のための組み合わせ積層材料ウェブを形成するための方法であって、組み合わせ積層材料ウェブは、機械方向において見られるときに連続的であり、機械方向に対して垂直な交差方向において、第1の側縁と第2の側縁との間に幅を有し、組み合わせ積層材料ウェブは、機械方向および交差方向に対して垂直である厚さ方向において見られるとき、上側と下側とを有する、方法が提供される。方法は溶接接合ステップと接着剤接合ステップとを含む。
【】
溶接接合ステップは、第1の下層ウェブ、第1の上層ウェブ、および、連続弾性撚糸の第1のセットを機械方向に送り込むことと、連続弾性撚糸の第1のセットを第1の下層ウェブと第1の上層ウェブとの間に付着させるように、溶接接合パターンによって第1の下層ウェブを第1の上層ウェブに接合することであって、エラストマ撚糸の第1のセットは、互いに、および、機械方向と実質的に平行に並べられ、交差方向において互いから離間される、接合することとを含む。
【】
接着剤接合ステップは、第2の上層ウェブ、第2の下層ウェブを機械方向に送り込み、1つまたは複数の連続的な追加の弾性部材のセットを送り込むことと、エラストマ撚糸の第2のセットおよび1つまたは複数の連続的な追加の弾性部材のセットを第2の下層ウェブと第2の上層ウェブとの間に付着させるように、接着剤接合によって第2の下層ウェブを第2の上層ウェブに接合することとを含む。追加の弾性部材は、機械方向と平行でない方向に少なくとも部分的に延びる。
【】
任意選択で、接着剤接合ステップは、連続弾性撚糸の第2のセットを機械方向に送り込むことと、エラストマ撚糸の第2のセットおよび1つまたは複数の連続的な追加の弾性部材のセットを第2の下層ウェブと第2の上層ウェブとの間に付着させるように、接着剤接合によって第2の下層ウェブを第2の上層ウェブに接合することとをさらに含む。エラストマ撚糸の第2のセットは、互いに、および、機械方向と、実質的に平行に並べられ、交差方向において互いから離間される。
【】
機械方向と平行でない方向に少なくとも部分的に延びる追加の弾性部材は、組み合わせ積層材料ウェブから得られる組み合わせパネルを含む物品において脚弾性部材を形成することができる。
【】
追加の弾性部材が機械方向と平行以外の方向において少なくとも部分的に延びることは、交差方向において見られるとき、各々の追加の弾性部材がCD延在を横切って架かるように少なくとも部分的に湾曲または傾斜させられることを意味する。各々の追加の弾性部材は、例えば、追加の弾性部材のCD延在の少なくとも20%を上回ってなど、CD延在の少なくとも一部分にわたって、機械方向と少なくとも10度の角度を形成することができる。例えば、各々の追加の弾性部材は、追加の弾性部材のCD延在の少なくとも20%を上回ってなど、追加の弾性部材のCD延在の少なくとも一部分にわたって、機械方向と10度から80度までの角度を形成することができる。
【】
例えば、各々の追加の弾性部材は、長手方向の交差方向において見られるときに少なくとも50mmのCD延在を横切って架かり得る。
【】
例えば、各々の追加の弾性部材は、エラストマ撚糸の第2のセットにおける少なくとも1つの撚糸と少なくとも10度の角度を形成することができる。好ましくは、各々の追加の弾性部材は、エラストマ撚糸の第2のセットにおける撚糸の大部分と、10~80度など、少なくとも10度の角度を形成することができる。
【】
溶接接合ステップおよび接着剤接合ステップは、第1の下層ウェブが下側表面を形成し、第1の上層ウェブが組み合わせ積層材料ウェブの上側表面を形成する第1のウェブ部分と、第2の下層ウェブが下側表面を形成し、第2の上層ウェブが組み合わせ積層材料ウェブの上側表面を形成する第2のウェブ部分とを形成するように実施される。第2のウェブ部分は、機械方向に沿って延びる接続領域を介して、第1のウェブ部分に接続される。
【】
ここで、「上」および「下」は、組み合わせ積層材料ウェブの任意の特定の垂直方向の配向に関連しているのではなく、交差方向および機械方向に対して垂直な厚さ方向に沿って見られるときの相対的な場所に関連している。
【】
溶接接合ステップおよび接着剤接合ステップは、それぞれの上層および下層に関して伸びた状態にあるとき、エラストマ撚糸の第1および第2のセットがそれぞれの上層と下層との間に付着させられるように実施される。例えば、エラストマ撚糸は、エラストマ撚糸の緩んだ長さの少なくとも3倍である長さなど、エラストマ撚糸の緩んだ長さの少なくとも2倍である長さへと伸長させるように伸ばすことができる。それぞれの上層および下層は、若干だけ伸ばすことができ、つまり、送り込み動作を実施するために必要とされる量へと伸ばすことができる。それによって、エラストマ撚糸は、それぞれの上層および下層に対して伸びた状態にあるときに付着させられる。
【】
任意選択で、溶接接合ステップは、機械方向において接着剤接合ステップの上流で実施される。それによって、固まっていない接着剤などの任意の接着剤が、溶接接合ステップのために使用される溶接機器に付着する危険があり、それによって、溶接機器の機能を悪化させること、および/または、洗浄を必要とすることが、回避され得る。
【】
任意選択で、接着剤接合ステップにおいて、第2のセットのエラストマ撚糸は、互いに、および、機械方向と、実質的に平行に並べられ、追加の弾性部材は、各々の追加の弾性部材がエラストマ撚糸の第2のセットのうちの少なくとも1つの弾性撚糸と交差するように、機械方向と平行でない方向に少なくとも部分的に延びる。
【】
任意選択で、溶接接合ステップにおける溶接接合パターンは、本明細書に開示されているように、隣接する溶接接合の対を、このような隣接する溶接接合の対を使用してエラストマ撚糸の第1のセットの各々を付着させるために備える。
【】
任意選択で、接着剤接合ステップの接着剤接合は、第2の上層、第2の下層、エラストマ撚糸の第2のセット、および脚弾性部材のうちの1つまたは複数に適用される。
【】
任意選択で、接続領域は、交差方向において10mm以下である幅を有する。
【】
任意選択で、接続領域は、組み合わせ積層材料ウェブの全幅の10%以下など、組み合わせ積層材料ウェブの全幅の20%以下である交差方向における幅を有する。例えば、接続領域は、組み合わせ積層材料ウェブの全幅の7%以下または5%以下である交差方向における幅を有することができる。
【】
任意選択で、第1のウェブ部分は、少なくとも25%または少なくとも30%など、組み合わせ積層材料ウェブの交差方向において全幅の少なくとも20%である交差方向での幅を有する。例えば、第1のウェブ部分は、組み合わせ積層材料ウェブの全幅の65%未満である交差方向における幅を有することができる。例えば、第1のパネル部分は、組み合わせ積層材料ウェブの全幅の25%から65%までである交差方向における幅を有することができる。
【】
任意選択で、第2のウェブ部分は、少なくとも25%または少なくとも30%など、組み合わせ積層材料ウェブの交差方向において全幅の少なくとも20%である交差方向での幅を有する。例えば、第2のウェブ部分は、組み合わせ積層材料ウェブの全幅の70%未満である交差方向における幅を有することができる。例えば、第2のパネル部分は、組み合わせ積層材料ウェブの全幅の25%から70%までである交差方向における幅を有することができる。
【】
任意選択で、溶接接合ステップは、
第1の下層ウェブを形成するために組み合わせ下層ウェブ材料を送り込むことと、
第1の積層ウェブ部分を形成して組み合わせ下層ウェブ材料の少なくとも第2の幅部分を積層されないままにするように、第1の上層ウェブを組み合わせ下層ウェブ材料の第1の幅部分に接合することと
を含み、
接着剤接合ステップは、
第2の下層ウェブを形成するために組み合わせ下層ウェブ材料を送り込むことと、
第2の積層ウェブ部分を形成するように、第2の上層ウェブを組み合わせ下ウェブの積層されていない第2の幅部分に接合することと
を含む。
【】
任意選択で、第2の上層ウェブと第1の上層ウェブとは別々のウェブ材料として送り込まれる。
【】
任意選択で、第2の上層ウェブと第1の上層ウェブとは同じ材料のウェブによって形成される。
【】
任意選択で、方法は、基礎上層ウェブを機械方向に送り込むことと、第2の上層ウェブと第1の上層ウェブとを基礎上層ウェブとは別のウェブとして形成するように基礎上層ウェブを機械方向に沿って細長く切ることとを含む。
【】
任意選択で、接着剤接合ステップは、接続領域が第2の上層ウェブと第1の上層ウェブとの重なり合う部分を含むように、交差方向に沿って見られるとき、第2の上層ウェブを第1の上層ウェブと部分的に重なる関係で接合することを含む。
【】
先に述べられているように、方法は、組み合わせ下層ウェブ材料が接続領域にわたって延びるように、第1の下層ウェブおよび第2の下層ウェブを形成するために組み合わせ下層ウェブ材料を送り込むことを伴い得る。したがって、接続領域は、シート材料の3つ以下の層を備えるように形成され得る。
【】
したがって、任意選択で、第1のパネル部分と第2のパネル部分とは、シート材料の2つ以下の層(それぞれの上層および下層)を備えるように形成され、接続領域は、シート材料の3つ以下の層を備えるように形成される。
【】
方法が、組み合わせ下層ウェブ材料が接続領域にわたって延びるように、第1の下層ウェブおよび第2の下層ウェブを形成するために組み合わせ下層ウェブ材料を送り込むことを伴うとき、第1の上層ウェブと第2の上層ウェブとは、組み合わせ下層ウェブにおいて交差方向に離間されるように任意選択で適用され得る。このような場合、接続領域は、シート材料の1つだけの層、つまり、組み合わせ下層ウェブ材料を備えることになる。
【】
他の選択肢では、第1の上層ウェブと第2の上層ウェブとは、組み合わせ下層ウェブにおいて交差方向に見られるように、縁から縁までで適用され得る。このような場合、接続領域は、第1の上層ウェブと第2の上層ウェブとが交わる線だけを備えることになる。この場合、接続領域における層の数は2つ以下となる。
【】
任意選択で、接着剤接合ステップは、脚弾性部材同士を重ねる定められた領域において、第2の上層および第2の下層の一方に適用される第2の接着剤と、第2の上層および第2の下層の下のものに適用される第1の接着剤とに適用することを含み、任意選択で、第2の接着剤は第1の接着剤と異なる。
【】
任意選択で、第2の接着剤は第2の下層にわたって実質的に連続的に適用される。
【】
任意選択で、第1の接着剤は、追加の弾性部材に重なる第2の上層の定められた領域のみにおいて適用される。
【】
任意選択で、第2の接着剤は第1の接着剤より素早く固まる。
【】
任意選択で、接着剤接合ステップは、接着剤を弾性撚糸の第2のセットに適用することを含む。
【】
任意選択で、第2の下層ウェブ、第2の上層ウェブ、第1の下層ウェブ、第1の上層ウェブ、ならびに、任意選択で腰下層ウェブ、および腰上層ウェブのうちの少なくとも1つ、好ましくは、各々は、不織材料のシートを備える、または、不織材料のシートから成る。
【】
任意選択で、不織材料は8~26gsmの基本重量を有する。
【】
任意選択で、不織材料は、熱可塑性繊維を含む、または、熱可塑性繊維から成り、好ましくは、不織材料は少なくとも50%の熱可塑性繊維を含み、より好ましくは少なくとも80%の熱可塑性繊維を含む。
【】
任意選択で、エラストマ撚糸の第2のセット、および/もしくは、エラストマ撚糸の第1のセット、ならびに/または、任意選択でエラストマ撚糸の第3のセットは、80~1200dtexの直鎖状質量密度のdtexを有する。
【】
任意選択で、エラストマ撚糸の第2のセットにおける撚糸同士の間の平均的な長手方向の間隔は、エラストマ撚糸の第1のセットにおける撚糸同士の間の平均的な長手方向の間隔以上である。
【】
任意選択で、エラストマ撚糸の第1のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔は、2~20mmである。
【】
任意選択で、エラストマ撚糸の第2のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔は、2~35mmである。
【】
任意選択で、方法は、組み合わせ積層材料ウェブの腰積層ウェブ部分を形成することを含む腰形成ステップであって、腰積層ウェブ部分は組み合わせ積層材料ウェブの側縁を含む、腰形成ステップをさらに含む。
【】
任意選択で、腰積層ウェブ部分は腰接続領域を介して第1の積層ウェブ部分に接続される。
【】
任意選択で、腰形成ステップは、腰下層ウェブ、腰上層ウェブ、および、エラストマ撚糸の第3のセットを機械方向に送り込むことと、エラストマ撚糸の第3のセットを腰下層ウェブと腰上層ウェブとの間に付着させる溶接接合パターンによって上腰層ウェブを下腰層ウェブに接合することであって、エラストマ撚糸は、互いに、および、機械方向と、実質的に平行に並べられ、交差方向において互いから離間される、接合することとを含む。
【】
任意選択で、腰形成ステップは接着剤接合ステップの上流で実施され、好ましくは溶接接合ステップの下流で実施される。
【】
任意選択で、腰積層ウェブ部分において、腰下層ウェブは組み合わせ積層材料ウェブの下側表面を形成し、腰上層ウェブは組み合わせ積層材料ウェブの上側表面を形成する。
【】
任意選択で、腰積層ウェブ部分は、組み合わせ積層材料ウェブの全幅の5%から10%までなど、少なくとも5%である交差方向における幅を有する。
【】
任意選択で、組み合わせ積層材料ウェブは、使い捨てパンツ状物品の前本体パネルまたは後本体パネルである組み合わせパネルを形成するためのものであり、追加の弾性部材は前本体パネルまたは後本体パネルにおいて脚弾性部材を形成するように適用される。
【】
任意選択で、方法は、非弾性部分によって分離される弾性部材のセットを形成するように、追加の弾性部材を切り取りまたは非活性化するステップであって、非弾性部分は、吸収性物品の股区域に接続するように意図される、ステップをさらに含む。したがって、このように形成された追加の弾性部材のセットは、各々のセットが、第1のパネルにおける脚弾性部材の対の一方の部材を形成し、第2のパネルにおける脚弾性部材の対の一方の部材を形成するように、連続材料ウェブから前本体パネルまたは後本体パネルを形成するときにさらに切り取られ得る。
【】
第3の態様の方法によって製作される組み合わせ積層材料ウェブが、本開示によって網羅されている。特に、第3の態様による組み合わせ積層材料ウェブを製作するための方法の変形のいずれかによって得られるような特徴を備える、第2の態様による組み合わせ積層材料ウェブが、本明細書において網羅されている。
【】
第4の態様では、第2の態様による組み合わせ積層材料ウェブを提供するステップを含む、使い捨てパンツ式物品を製作するための方法が提供される。
【】
したがって、使い捨てパンツ式物品を製作するための方法が提供され、本方法は、第3の態様の方法による組み合わせ積層材料ウェブを提供するステップと、前本体パネルと、後本体パネルと、前本体パネルと後本体パネルとの間に位置付けられる股領域と、吸収性コアの中心部が股領域に位置付けられて配置される吸収性コアを備える吸収性組立体と、第2の側継ぎ目において第2の後パネル側縁に結合される第2の前パネル側縁と、第1の側継ぎ目において第1の後パネル側縁に結合される第1の前パネル側縁とを有する使い捨てパンツ式物品を形成するステップであって、前本体パネルおよび後本体パネルの少なくとも一方は組み合わせ積層材料ウェブから形成される、ステップとを含む。
【】
任意選択で、使い捨てパンツ式物品を製作するための方法は、後本体パネルウェブおよび前本体パネルウェブを提供するステップであって、後本体パネルウェブおよび前本体パネルウェブの少なくとも一方が、先に記載されている第3の態様によって製作される組み合わせ積層材料ウェブである、ステップと、吸収性組立体を後本体パネルウェブおよび前本体パネルウェブに間欠的に適用するステップであって、吸収性組立体は、吸収性組立体を各々が備える相互接続された前駆体物品の複合ウェブを形成するように、機械方向において離間されて適用され、コア組立体の第1の端部が後本体パネルウェブに重なり、コア組立体の第2の端部が前本体パネルウェブに重なる状態で、付着させられる、ステップとを含む。前駆体物品の複合ウェブは前腰縁と後腰縁とを有する。方法は、相互接続された前駆体物品の複合ウェブを、機械方向に延びる折り線に沿って折り、後本体パネルウェブの後腰縁を前本体パネルウェブの前腰縁と並べるステップと、各々の前駆体物品における第1および第2の側継ぎ目を形成するステップであって、側継ぎ目は、前本体パネルウェブを後本体パネルウェブと結合し、交差方向において、前駆体物品の間の分割線に沿って形成される、ステップと、個々のパンツ式物品を前駆体物品の複合ウェブから切断するステップとを含む。
【】
任意選択で、組み合わせ積層ウェブの上側は物品の内側を向き、組み合わせ積層ウェブの下側は物品の外側を向く。
【】
任意選択で、方法は、吸収性コアを、吸収性組立体の中心部が股領域に位置付けられた状態と、吸収性コアの前端部が前重ね領域において前本体パネルウェブと重なる状態と、吸収性コアの後端部が後重ね領域において後本体パネルウェブと重なる状態とにおいて、配置するステップを含む。
【】
任意選択で、方法は、第1のウェブ部分の少なくとも一部を重ねるように吸収性組立体を配置するステップを含む。
【】
任意選択で、前本体パネルウェブは第2の組み合わせ積層材料ウェブから形成され、後本体パネルウェブは第1の組み合わせ積層材料ウェブから形成され、第2および第1の組み合わせ積層材料ウェブの各々は、の第3の態様による方法によって形成される。
【】
任意選択で、前本体パネルおよび後本体パネルの一方は、の第3の態様による方法によって形成される組み合わせ積層材料ウェブから形成され、前本体パネルおよび後本体パネルの他方は、機械方向と平行以外の方向において少なくとも部分的に延びて形成する脚弾性部材がない。
【】
任意選択で、前本体パネルおよび後本体パネルの一方は、の第3の態様による方法によって形成される組み合わせ積層材料ウェブから形成され、前本体パネルおよび後本体パネルの他方は接着剤がない。
【】
前本体パネルは、第2および第1の前/後パネル側縁の間でパンツ式物品の幅にわたって横断して延びる連続的な前本体パネルウェブから形成することができる、および/または、弾性的に伸ばすことができる後本体パネルは、第2および第1の後パネル側縁の間でパンツ式物品の幅にわたって横断して延びる連続的な後本体パネルウェブから形成することができる。
【】
本明細書に開示されているパンツ式使い捨て物品では、吸収性コアは吸収性組立体の一部を形成することができ、吸収性組立体は、吸収性コアと、液体浸透性トップシートと、液体不浸透性バックシートとを備え、吸収性コアは液体浸透性トップシートと液体不浸透性バックシートとの間に挟まれる。
【】
本明細書に開示されているような使い捨てパンツ式物品は弾性腰特徴を備え得る。弾性腰特徴は、使い捨てパンツ式物品の腰開口を包囲する連続ウエストバンドを形成することができる、または、前本体パネルおよび後本体パネルの腰縁の中心部分だけに沿って、もしくは、後本体パネルの腰縁だけに沿ってなど、腰開口の選択された部分だけに適用することができる。
【】
弾性腰特徴は、前本体パネルおよび/または後本体パネルと完全に重なることができ、対応する前本体パネルおよび/または後本体パネルと腰縁を共用することができる。
【】
弾性腰特徴は、前本体パネルおよび/または後本体パネルと完全に重なることができる、または、前本体パネルおよび/または後本体パネルの腰縁に適用することができ、対応する前本体パネルおよび/または後本体パネルの腰縁を越えて突出することができる。
【】
弾性腰特徴は1つまたは複数の弾性要素を備え得る。腰特徴は複数の弾性撚糸または弾性バンドを備え得る。代替で、弾性腰特徴は、弾性不織布、弾性発泡体、または弾性膜など、弾性材料のバンドを備え得る、または、弾性材料のバンドから成り得る。弾性腰特徴は、弾性の撚糸またはバンドが間に付着させられているキャリアウェブの2つの層を備える腰バンド構成要素など、あらかじめ製作された構成要素として、前本体パネルおよび/または後本体パネルに付着させられ得る。撚糸またはバンドなどの弾性要素を備える弾性腰特徴が、代替で、弾性要素を本体パネルの腰縁に沿って本体パネルに適用し、続いて、不織カバーウェブなどのカバーウェブによって弾性要素を覆うことによって、弾性本体パネル材料に直接的に形成されてもよい。
【】
任意選択で、いくつかの変形では、弾性腰特徴は、前本体パネルおよび後本体パネルの本体パネル材料と別である使い捨てパンツ式物品の構成要素であり得る。
【】
他の変形では、弾性腰特徴は、吸収性物品の前本体パネルおよび/または後本体パネルの一体の腰部分であり得る。
【】
本明細書に開示されているような吸収性物品とそれらの製作のための方法とは、添付の図面を参照して、以後においてさらに説明される。
【図面の簡単な説明】
【】
【図】吸収性パンツ式物品の変形の斜視図である。
【図】パンツ式物品の内面から見られるときの、吸収性組立体と開放した側継ぎ目とを伴う図1の吸収性パンツ式物品が伸び広げ状態の平面図である。
【図】図1における吸収性パンツ式物品の後パネル4を形成する組み合わせパネル4の第1の変形の長手方向Lに沿った概略断面図である。
【図】図1における吸収性パンツ式物品の前パネル3の長手方向Lに沿った概略断面図である。
【図】図1における吸収性パンツ式物品の後パネル4を形成するのに適した組み合わせパネル4の第2の変形の長手方向Lに沿った概略断面図である。
【図】図1における吸収性パンツ式物品の後パネル4を形成するのに適した組み合わせパネル4の第3の変形の長手方向Lに沿った概略断面図である。
【図】図1における吸収性パンツ式物品の変形の後パネル4を形成するのに適した組み合わせパネル4の第4の変形の長手方向Lに沿った概略断面図である。
【図】組み合わせ積層材料ウェブを製作するための方法の変形を示すための概略図である。
【図】組み合わせ積層材料ウェブを製作するための方法の変形を示すための概略図である。
【図】組み合わせ積層材料ウェブを製作するための方法の変形を示すための概略図である。
【図】組み合わせ積層材料ウェブを製作するための方法の変形を示すための概略図である。
【図】組み合わせ積層材料ウェブの変形の平面図である。
【図】図4に示されているような組み合わせ積層材料ウェブを使用して、図1および図2に示されているような使い捨てパンツ式物品を製作するための方法を示す概略図である。
【図】概して図1に示されている吸収性パンツ式物品の第2の変形であって、パンツ式物品の内面から見られるときの、吸収性組立体と開放した側継ぎ目とを伴う伸び広げ状態で図示されている第2の変形の平面図である。
【図】図6aにおける吸収性パンツ式物品の後パネル4を形成する組み合わせパネル4の変形の長手方向Lに沿った概略断面図である。
【図】図6aにおける吸収性パンツ式物品の前パネル3の変形の長手方向Lに沿った概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【】
本開示の異なる態様が、添付されている図面を参照して、以後においてより完全に説明される。本明細書に開示されている多くの異なる形態で実現させることができ、本明細書に述べられている態様に限定されるとして解釈されるべきではない。
【】
吸収性パンツ式物品は、幼児用おむつ、トレーニングパンツ、女性用衛生パンツ、水着、使い捨て下着などであり得る。
【】
図面は概略的であり、図で示されているパンツ式物品は単純化された物品である。物品が、障壁カフ、使い捨て手段などのさらなる特徴を含み得ることは、理解されるものである。本明細書で開示されている腰での弾性が任意選択であること、または、任意の他の適切な種類の腰での弾性が使用され得ることも、理解されるものである。側継ぎ目は、再閉鎖可能な側継ぎ目とでき、パンツ式物品は、側継ぎ目の再閉鎖能力を提供するために、留め具要素が設けられ得る。
【】
本明細書に開示されているようにパンツ式物品を製作するための方法は、吸収性組立体を備える使い捨てパンツ式物品の文脈で記載されている。しかしながら、方法が、あらかじめ製作された吸収性組立体を備えない吸収性パンツ式物品の製作に等しく適用可能であることは、理解されるものである。本明細書に開示されているような方法は、大人用失禁物品、幼児用おむつ、トレーニングパンツ、水着、使い捨て下着、女性の使用のための衛生パンツなど、あらゆる種類の使い捨てパンツ式物品の製作で有用である。
【】
図1および図2aを初めに参照すると、大人の使用者のためのパンツ式失禁物品の使い捨て吸収性パンツ式物品1の変形が示されている。パンツ式物品1は、図1において使用の準備ができている組立状態で示されており、図2aにおいて、側結合部20、21が開かれた状態での折られていない平坦な状態で示されている。図2aにおいても、パンツ式物品1が概して二次元の姿になるように、すべての弾性の要素および構成要素が引き伸ばされた状態で示されている。図2aは、物品1の内側の着用者を向く表面から物品を示している。
【】
パンツ式物品1は長手方向Lと横断方向Tとを有する。距離および寸法のあらゆる測定は、図2aに示されているような完全に伸び広げられたシワのない状態でのパンツ式物品で行われる。他に指示されていない場合、本明細書において使用されているような「長手方向の」または「長手方向において」という用語はパンツ式物品の長手方向Lに言及しており、「横断方向の」または「横断方向において」という用語はパンツ式物品の横断方向Tに言及している。
【】
物品は、横断方向Tにおいて弾性的に伸びることができるエラストマ撚糸300bを備える前本体パネル積層を備える前本体パネル3と、横断方向Tにおいて弾性的に伸びることができるエラストマ撚糸400a、400bを備える後本体パネル積層を備える後本体パネル4とを備える。股領域5が前本体パネル3と後本体パネル4との間に位置付けられる。
【】
前本体パネル積層のエラストマ撚糸300bは、横断方向Tにおいて弾性的に伸びることができ、前本体パネル3の全体的な弾性の伸縮性を提供する。
【】
後本体パネル積層のエラストマ撚糸400a、400bは、横断方向Tにおいて弾性の伸縮性を提供し、後本体パネル4の全体的な弾性の伸縮性を提供する。
【】
物品は吸収性コア6をさらに備える。吸収性コア6は、パンツ式物品1の股領域5に配置され、長手方向Lにおいて前本体パネル3にわたって前方へ延び、後本体パネル4にわたって後方へ延びる吸収性組立体7の一部を形成する。吸収性組立体7は前本体パネル3と後本体パネル4との間の隙間に架かっている。図1および図2に示されている吸収性組立体7は、吸収性コア6、液体浸透性トップシート73、および液体不浸透性バックシート72を備える別々に製作された構成要素である。吸収性コア6はトップシート73とバックシート72との間に挟まれる。
【】
吸収性組立体7は、吸収性組立体7の中心部7cが股領域5に位置付けられ、吸収性コアの前端部7fが前重ねゾーンにおいて前本体パネル3と重なり、吸収性組立体7の後端部7rが後重ねゾーンにおいて後本体パネル4と重なる状態において、配置される。
【】
図に示されている吸収性コア6は砂時計形状を有する。しかしながら、本開示は砂時計形状のコアに限定されず、吸収性コアが、技術的に知られているように、長方形、T字形などの任意の有用な形を有し得ることは、理解されるものである。
【】
吸収性組立体7はパンツ式物品1の内面に適用され、その内面は、パンツ式物品1が着用されているときに着用者を向くように意図されている表面である。吸収性組立体7の内面は、液体浸透性トップシート73によって形成され、吸収性組立体7の側縁に沿って延びる障壁カフ(図示されていない)を任意選択で含み得る。
【】
トップシート73とバックシート72とは、両方とも吸収性コア6の周辺を越えて延びることができ、吸収性コア6の周辺の縁の外側で吸収性コア6の周辺に沿って延びる縁シールにおいて互いに結合させられ得る。さらに、吸収性組立体7の周辺縁部分はトップシートおよびバックシートの一方だけによって形成されてもよい。
【】
吸収性コア
吸収性コア6は、トップシート73を通過した尿または他の体液などの液体を吸収するために、トップシート73とバックシート72との間に配置される。トップシート73、バックシート72、および吸収性コア6は、それらの目的のために適した任意の材料から成り得る。
【】
本明細書で開示されている吸収性コア6は、セルロースフラフパルプ、組織層、高度に吸収性のポリマ超吸収剤、ヒドロゲル発砲材料を含む吸収性発砲材料、または、吸収性不織材料など、排出された排泄物を吸収するのに適した任意の従来の材料を備え得る。
【】
吸収性コア6は、単一の層の構造であり得る、または、層状構造であり得る。吸収性コア6は適切な量の超吸収性材料を備え得る。このような超吸収性材料は、吸収性物品の分野ではよく知られており、ヒドロゲルの形成において大量の流体を吸収することができる水膨潤性および水不溶性の材料によって構成される。吸収性コア6は、吸収性ポリマ材料の繊維または粒子の形態での超吸収性材料を含み得る。例えば、超吸収性材料は、表面架橋されて部分的に中和されたポリアクリレートであり得る。超吸収性の繊維または粒子などの超吸収性材料は、セルロースフラフパルプなどの他の1つまたは複数の吸収性または液体取り込み性の材料と混合されてもよい、および/または、吸収性コア6におけるポケットまたは層に配置されてもよい。
【】
吸収性コアは、強化要素、成形要素、結合剤などの非吸収性構成要素を含んでもよい。様々な種類の液体受入要素および液体分配要素がコアに含まれてもよい。
【】
吸収性コア6は、完全性および強度など、吸収性コア6の性質を向上させるための構成要素をさらに含んでもよい。例えば、吸収性コア6は、バインダ繊維などの結合剤を含んでもよい。弾力性のある繊維、化学的に強化された繊維などが、セルロース繊維が湿って崩れることに対抗するために、吸収性コア6に存在してもよい。このような繊維は、吸収性流体が、吸収性構成要素において分配され、吸収性物品の初期の湿り領域の外側で吸収性構成要素の一部においても超吸収性材料によって吸収され得るように、吸収性成分における流体輸送毛細管ネットワークを保持する上で有用でもあり得る。
【】
吸収性コア6は、エンボス、流体捕獲空所、および流体分配通路などの特徴を異なる量で伴う三次元成形されたコアであってもよく、そのような特徴が設けられてもよい。吸収性材料の密度、量、および吸収能力などの吸収性コアの性質は、吸収性コアの異なる部分において変化させられてもよい。
【】
トップシート材料に最も適している材料は、皮膚にとって柔らかく刺激がなく、体液によって容易に浸透させられ、再湿潤性が低いものである。
【】
トップシート
液体トップシート73は、着用者を向く層であり、液体浸透性不織材料を備え得るかまたは液体浸透性不織材料から成り得る。他の適切なトップシート材料は、トウ繊維、多孔質発泡体、網、開口されたプラスチック膜および積層体、ならびにこのような材料の組み合わせを含む。トップシートは、熱可塑性の合成繊維、膜、または網などの熱可塑性材料から作られ得る。トップシート73は、単一の層から成り得る、または、2つ以上の層といった複数の層を備える積層構造を有し得る。層は同じ材料から作られ得るか、または、いくつかの層、もしくはすべての層は異なる材料から作られ得る。
【】
バックシート
液体不浸透性バックシート72は、例えば、ポリエチレンもしくはポリプロピレンの膜、液体不浸透性材料で被覆された不織材料、液体浸透に抗する疎水性不織材料、または、プラスチックの膜および不織布の積層体といった、薄いプラスチックの膜から成り得る。バックシート材料は、吸収性本体から蒸気を逃がすために通気可能とできる一方で、液体がバックシート材料を通過するのを防止することができる。バックシート72のために使用され得る材料には、薄く柔軟な流体不浸透性のプラスチック膜または流体不浸透性の不織材料、流体不浸透性の発泡体、および流体不浸透性の積層体がある。バックシート72は、単一の層によって形成され得る、または、少なくとも1つの層が流体不浸透性である多層構造であり得る。
【】
トップシートとバックシートとは、例えば、接着剤接合、糊付け、または、熱もしくは超音波による溶接によって、互いに接続され得る。トップシートおよび/またはバックシートは、接着剤、熱接合、溶接、縫合など、技術的に知られている任意の方法によって、吸収性コアにさらに付着させることができる。
【】
本体パネル
前本体パネル3は、横断方向Tにおいて延びる前パネル腰縁31と、長手方向Lに延びる前パネル側縁32、33の対と、前パネル腰縁31の反対において横断方向Tに延びる前パネル股縁とを有する。吸収性組立体7の各々の横断側において、前パネル股縁は第1の前脚縁16と第2の前脚縁17とを形成する。
【】
後本体パネル4は、横断方向Tにおいて延びる後パネル腰縁41と、長手方向Lに延びる後パネル側縁42、43の対と、後パネル腰縁41の反対において横断方向Tに延びる後パネル股縁とを有する。吸収性組立体7の各々の横断側において、後パネル股縁は第1の後脚縁18と第2の後脚縁19とを形成する。
【】
図に示されているパンツ式物品1において、前本体パネル3は、パンツ式物品1の横断方向Tに対応する機械方向MDに適用された連続積層材料ウェブから形成されている。それによって、前本体パネルウェブは、横断方向Tにおいてパンツ式物品1をわたって第1の前パネル側縁32から第2の前パネル側縁33へと延び、長手方向Lにおいて前腰縁31から前股縁34へと延びる。後本体パネル4は、パンツ式物品1の横断方向Tに対応する機械方向MDに適用された連続組み合わせ積層材料ウェブから形成されている。それによって、後本体パネルウェブは、横断方向Tにおいてパンツ式物品1をわたって第1の後パネル側縁42から第2の後パネル側縁43へと延び、長手方向Lにおいて後腰縁41から後股縁44へと延びる。
【】
股領域5は、前本体パネル3と後本体パネル4との間に配置され、前パネル股縁34に沿って前本体パネル3と接触しており、後パネル股縁44に沿って後本体パネル4と接触している。長手方向Lにおける股領域5の延在は、前パネル股縁34と後パネル股縁44との間における長手方向での距離として定められる。
【】
図1に示されているように、腰開口12、第2の脚開口13、および第1の脚開口14を有するパンツ式物品1を形成するために、第1の前パネル側縁32は、第1の側継ぎ目20において第1の後パネル側縁42に結合されるように意図されており、第2の前パネル側縁33は、第2の側継ぎ目21において第2の後パネル側縁43に結合されるように意図されている。
【】
腰開口12は前パネル腰縁31と後パネル腰縁41とによって定められる。
【】
前本体パネル3は脚縁16、17の対を形成し、各々の脚縁は吸収性組立体7の左側または右側においてそれぞれ横断方向に延びる。同様に、後本体パネル4は脚縁18、19の対を形成し、各々の脚縁は吸収性組立体7の左側または右側においてそれぞれ横断方向に延びる。第2の脚開口13および第1の脚開口14の各々は、前パネル3のそれぞれの左または右の脚縁16、17と、後パネル4の左または右の脚縁18、19と、吸収性組立体7の対応する左または右の側縁との間で定められ得る。
【】
本明細書に開示されているようなパンツ式物品の側継ぎ目は、超音波溶接または熱溶接によって形成される概してバンド形状の結合部であり得る。パンツ式物品が物品の着用の間に曝される力に耐えるだけの強度を有するために、および、個々のパンツ式衣服を前駆体ウェブから切り取るときに十分な製作公差を許容するために、側継ぎ目は5~10ミリメートルの程度での幅を一般的に有する。5mm未満の幅を有する側継ぎ目を作ることも知られている。
【】
汚れたパンツ式衣服は、衣服を使用者の脚にわたって下へ引っ張る必要なく、容易に取り外しできることが概して望まれる。そのため、側継ぎ目は、汚れたパンツ式衣服を取り外す前に、使用者または介護人が側継ぎ目を引っ張り離すことができるように、手の力によって破ることができるように一般的には作られる。パンツ式物品は、例えば、物品が汚されて交換される必要があるかどうかを確認するために側継ぎ目を手で開くことができ、その後物品がさらなる使用を許容する状態にあることが決定される場合に側継ぎ目を再び閉じることができることを意味する再閉鎖可能物品であり得る。再閉鎖能力は、面ファスナ式の留め具など、留め具要素を用いて一般的に提供される。
【】
組み合わせパネル
したがって、本明細書において説明されているように、図1および図2aに描写されている例の物品1は、ある種の使い捨てパンツ式物品1であり、物品1は、長手方向Lと横断方向Tとを有し、長手方向Lと横断方向Tとに対して垂直な厚さ方向を定め、厚さ方向において見られるときの物品の内側は、物品が着用されるときに着用者を向くことになる物品の着用者対向側である。物品の外側は、物品が着用されるときに着用者から離れる方を向くことになる物品の衣服対向側である。物品1は、前本体パネル3と、後本体パネル4と、前本体パネル3と後本体パネル4との間に位置付けられる股領域5とを備える。吸収性コア6を備える吸収性組立体7が、吸収性組立体7の中心部7cが股領域5に位置付けられる状態で配置される。第1の前パネル側縁32が第1の側継ぎ目20において第1の後パネル側縁42に結合され、第2の前パネル側縁33が第2の側継ぎ目21において第2の後パネル側縁43に結合され、物品は、前パネル3の腰縁31と後パネル4の腰縁41とによって定められる腰開口12を備える。さらに、前本体パネル3は脚縁16、17の対を形成し、後本体パネル4は脚縁18、19の対を形成し、前パネルおよび後パネルの脚縁の対は脚開口13、14の対を定める。
【】
ここで、前本体パネル3および後本体パネル4の各々は、物品の内側および外側の一方を向く上側と、物品1の内側および外側の他方を向く下側とを有する。「上」および「下」は、この文脈においては、物品1の何らかの特定の垂直または他の配向に関連しているのではなく、本体パネル3、4の厚さ寸法に沿った2つの反対の方向を定めるために使用されているだけである。
【】
前本体パネル3および後本体パネル4の少なくとも一方は、脚縁の対応する対に隣接して配置される脚弾性部材25、26の対を備える。
【】
例えば、図1および図2aの変形におい例示されているように、吸収性物品1の後本体パネル4は、後本体パネル4の脚縁18、19の対に隣接して配置される脚弾性部材25、26の対を備え得る。脚弾性部材25、26は、後本体パネル4の脚縁18、19の後部の全部または一部に沿って配置されてもよい。脚縁18、19は、着用者の脚に快適に追従する脚開口を形成するように湾曲させられる。湾曲している脚縁18、19は、脚縁18、19が横断方向Tと長手方向Lとにおいて延びることを意味する。
【】
各々の脚弾性部材25、26は、2~15個の個別の弾性要素、3~12個の個別の弾性要素、または4~10個の個別の弾性要素など、個別の弾性要素を備え得る。個別の弾性要素は、第2および第1の脚縁の後脚縁区域に沿って離間されて適用される弾性の紐、糸、またはバンドであり得る。
【】
脚弾性部材25、26はそれぞれ、横断方向Tと平行以外の方向において少なくとも部分的に延びる。したがって、脚弾性部材25、26は、着用者の脚の周りでの吸収性物品の向上したフィット性を可能にするように、脚開口の輪郭に追従してもよい。
【】
例えば、各々の脚弾性部材25、26の少なくとも一部は、横断方向Tと少なくとも30度など、横断方向Tと少なくとも20度の角度を形成し得る。例えば、各々の脚弾性部材25、26の少なくとも一部は、横断方向Tと30度から60度までなど、横断方向Tと20度から80度までの角度を形成することができる。例えば、図の変形においてなど、各々の脚弾性部材25、26の少なくとも一部が横断方向Tと約45度の角度を形成する。
【】
例えば、各々の脚弾性部材25、26は、組み合わせパネル4の横断方向Tにおいて見られるとき、全幅の少なくとも10%にわたって、横断方向Tと少なくとも20度の角度を形成することができる。例えば、各々の脚弾性部材は、組み合わせパネル4の全幅の少なくとも20%など、少なくとも10%にわたって上方で述べられているような角度を形成することができる。
【】
例えば、図2aの例で見られ得るように、脚弾性部材25、26は、脚縁18、19の湾曲した形に実質的に追従することができる。
【】
本出願の導入部において言及されているように、溶接接合パターンを伴う技術を使用して、横断方向Tと平行以外の方向に少なくとも部分的に延びる脚弾性部材25、26を適用することは、困難であると分かっている。
【】
したがって、本発明者は、このような脚弾性部材25、26を備え、長手方向Lに沿って見られるときに第1のパネル部分4aと第2のパネル部分4bとを備える組み合わせパネル4を提案した。開示されている組み合わせパネル4では、第1のパネル部分4aと第2のパネル部分4bとは、後でさらに説明されるように、異なる接合技術を使用して接合される。
【】
本明細書では、「組み合わせパネル」という用語は、横断方向Tと平行以外の方向に少なくとも部分的に延びる脚弾性部材25、26を備え、添付の請求項に定められているように、溶接技術および接着剤技術をそれぞれ使用して接合される第1のパネル部分4aおよび第2のパネル部分4bを備えるパネルを意味するために使用されている。組み合わせパネルの変形および特徴は、後でさらに説明されることになる。
【】
以下において、記載は、図に描写されているような吸収性物品1の変形に関連して行われ、後本体パネル4は、脚弾性部材25、26を備える組み合わせパネルである。しかしながら、組み合わせパネルの以下の記載は、脚弾性部材を備える組み合わせパネルである前本体パネル3に等しく適用され得ることは、理解されるべきである。
【】
図2aおよび図2b(図2aにおける組み合わせパネル4の長手方向軸Lに沿う方向においての断面を示す)において例示されているように、第1のパネル部分4aは、第1のパネル部分4aにおいて、第1の下層4a’が組み合わせパネル4の下側表面を形成し、第1の上層4a’’が組み合わせパネル4の上側表面を形成するように重ね合わされる第1の下層4a’および第1の上層4a’’を備える(図2b参照)。
【】
同様に、第2のパネル部分4bは、第2の下層4b’および第2の上層4b’’を備え、第2のパネル部分4bにおいて、第2の下層4b’が組み合わせパネル4の下側表面を形成し、第2の上層4b’’が組み合わせパネル4の上側表面を形成するように第2の下層4b’および第2の上層4b’’が重ね合わされる。
【】
組み合わせパネルの下側表面は、パネルの下側を向いて見られるとき、パネルの最も外側の表面であり、組み合わせパネルの上側表面は、パネルの上側を向いて見られるとき、パネルの最も外側の表面である。したがって、第1および第2のパネル部分4a、4bの各々において、それぞれの下層4a’、4b’および上層4a’’、4b’’の対は、組み合わせパネル4の下側表面および上側表面を形成し、つまり、組み合わせパネルの内側表面および外側表面を形成する。
【】
後でさらに記載されるように、第1/第2の下層4a’、4b’および第1/第2の上層4a’’、4b’’の対は、弾性後パネル4を形成するためにエラストマ撚糸および/または弾性部材を挟む。第1のパネル部分4aおよび第2のパネル部分4bにおいて、組み合わせパネル4の上側表面を形成する上層と、組み合わせパネル4の下側表面を形成する下層とのおかげで、組み合わせパネル4は、不必要な量の材料を使用することなく比較的薄くなるように形成することができる。
【】
図2aおよび図2bに示されているように、第1のパネル部分4aと第2のパネル部分4bとは接続領域Dによって接続される。
【】
接続領域Dは第1のパネル部分4aと第2のパネル部分4bとを結合する。したがって、接続領域において、第1のパネル部分4aの上層および/または下層は、例えば、第2のパネル部分4bの上層および/または下層と重なるように配置され得る。接続領域Dの異なる変形が以下においてさらに説明される。
【】
図2aおよび図2bに示されているように、第1のパネル部分4aは接続領域Dから長手方向において組み合わせパネル4の腰縁41に向けて延び、第2のパネル部分4bは接続領域Dから長手方向において組み合わせパネル4の脚縁18、19に向けて延びる。例えば、第2のパネル部分4bは、接続領域Dから組み合わせパネル4の脚縁18、19へとずっと長手方向に延びることができる。
【】
第2のパネル部分4bは脚弾性部材25、26を備える。対照的に、第1のパネル部分4aは脚弾性部材25、26がない。
【】
しかしながら、第1のパネル部分4aは、第1の下層4a’と第1の上層4a’’との間に挟まれるエラストマ撚糸400aの第1のセットを備える。エラストマ撚糸400aは、互いに、および、実質的に横断方向Tと、平行に並べられ、エラストマ撚糸400aは長手方向において互いから離間される。それによって、エラストマ撚糸400aの第1のセットは、横断方向Tにおける弾性を、組み合わせパネル4の第1のパネル部分4aに付与する。
【】
第1のパネル部分4aにおいて、第1の下層4a’は、エラストマ撚糸400aの第1のセットを第1の下層4a’と第1の上層4a’’との間に付着させる溶接接合パターンによって第1の上層4a’’に接合される。第1のパネル部分4aは、脚弾性部材25、26がないため、つまり、横断方向Tと実質的に並べられる弾性撚糸400aだけを含むため、溶接接合パターンを伴う接合のための数多くの技術が利用可能であり、これは後でさらに説明される。したがって、第1のパネル部分4aは、溶接接合パターンによって接合され得、接着剤がなくてもよい。
【】
第2のパネル部分4bは、先に言及された第2の下層4b’と、第2の上層4b’’と、脚弾性部材25、26とを備える。いくつかの変形において、図2aおよび図2bに示されているものなど、第2のパネル部分4bはエラストマ撚糸400bの第2のセットをさらに備える。脚弾性部材25、26と、エラストマ撚糸400bの第2のセットとは、第2の下層4b’と第2の上層4b’’との間に挟まれ、エラストマ撚糸400bは、互いに、および、実質的に横断方向Tと平行に並べられ、エラストマ撚糸400bは長手方向Lにおいて互いから離間される。
【】
それによって、エラストマ撚糸400bの第2のセットは、横断方向Tと平行な方向における弾性を、組み合わせパネル4の第2のパネル部分4bに付与する。
【】
第2のパネル部分4bは、脚縁18、19に隣接して配置される脚弾性部材25、26を備える。脚弾性部材25、26は、任意選択のエラストマ撚糸400bのように、第2の上層4b’’と第2の下層4b’との間に挟まれる。
【】
第2のパネル部分4bは接着剤接合によって接合され、接着剤接合は、第2の上層4b’’、第2の下層4b’、エラストマ撚糸400bの第2のセット、および脚弾性部材25、26のうちの1つまたは複数に適用される。そのために、以前から知られている接着剤技術が使用され得る。
【】
のことを考慮して、組み合わせパネル4において、第1のパネル部分4aは溶接接合パターンを用いて接合され、第2のパネル部分4bは接着剤を用いて結合される。それによって、接着剤接合は、必要とされる場所だけで使用され、つまり、脚弾性部25、26の付着を遂行するために使用される。脚弾性部25、26が湾曲した形を形成するため、接着剤接合方法以外の接合方法は、組み合わせパネル4の一部分4bにおいてより不適切である可能性がある。横断する接合領域Dに沿って結合される第1の部分4aおよび第2の部分4bの組み合わせパネル4を形成することで、異なる接合方法が、材料の不必要な消費をもたらすことなく、第1の部分4aと第2の部分4bとにおいて使用され得る。
【】
任意選択で、図示されている変形におけるように、各々の脚弾性部材25、26は、エラストマ撚糸400bの第2のセットのうちの少なくとも1つの弾性撚糸と交差する。
【】
第1のパネル部分4aおよび第2のパネル部分4bにおいて、それぞれ、上層4a’’、4b’’は上側表面を形成し、下層4a’、4b’は組み合わせパネル4の下側表面を形成する。ウェブ材料の追加の層が第1のパネル部分4aおよび第2のパネル部分4bにわたって組み合わせパネル4に存在しないことは、通気性、快適性、持続性、および経済性の観点において有利であり得る。
【】
接続領域Dは、第1のパネル部分と第2のパネル部分とを接続する目的だけを提供し、そのため、できるだけ短い長さWdを有するように作られ得る。接続領域Dでは、組み合わせパネル4は、第1のパネル部分と第2のパネル部分との間に所望の接続を提供するために、例えば3つまたはより多くの層など、3つ以上の層を備え得る。
【】
例えば、接続領域Dは、組み合わせパネルの長手方向の全長Wの7%以下または5%以下など、組み合わせパネルの長手方向の全長の10%以下である長手方向の長さWdを有し得る。図示されている例では、接続領域Dは、組み合わせパネル4の長手方向の長さWの4~5%に対応する長手方向の長さWdを有し得る。
【】
第1の下層4a’、第1の上層4a’’、第2の下層4b’、および第2の上層4b’’は、第1のパネル部分4aおよび第2のパネル部分4bへの分割と接続領域Dの存在とにもかかわらず、組み合わせパネル4に比較的均一な外観を提供するように選択され得る。
【】
図2bの例においてなど、いくつかの変形では、第1の下層4a’および第2の下層4b’は、接続領域Dにわたって長手方向に延びる材料40abc’の同じ単一のシートによって両方とも形成される。
【】
第1の上層4a’’および第2の上層4b’’は、図2bの変形におけるように、シート材料の別々のシートによって有利に形成され得る。それによって、製作において、別々のシートの各々は、それぞれの溶接接合過程または接着剤接合過程で、第1の部分4aまたは第2の部分4bをそれぞれ形成するために接合され得る。
【】
それでもなお、第2の上層4b’’と第1の上層4a’’とは同一のシート材料のシートによって形成され得る。例えば、第2の上層4b’’と第1の上層4a’’とは同じ元の(より広大な)シート材料から細長く切られた別々のシートによって形成することができる。
【】
図2bにおけるように、第1の下層4a’および第2の下層4b’が、接続領域Dにわたって延びる材料40ab’、40abc’の単一のシートによって形成される変形は、接続領域Dがシート材料の比較的少ない層を備え得るというさらなる利点を有する。例えば、図2bにおけるように、第1の上層4a’’のシート材料と第2の上層4b’’のシート材料とが接続領域Dにおいて重なるように配置されるとき、接続領域はシート材料の3つ以下の層をなおも備える。
【】
したがって、組み合わせパネル4は、先に述べられているように、接続領域Dによって接続される第1のパネル部分4aおよび第2のパネル部分4bを備えてもよく、第1のパネル部分4aおよび第2のパネル部分4bはシート材料の2つ以下の層を各々が備え、接続領域Dはシート材料の3つ以下の層を備える。したがって、接続領域Dは、組み合わせパネル4の通気性および快適性へのより少ない影響を伴って作られ得る。
【】
第1のパネル部分4aは、組み合わせパネルの全長Wの相当の部分であり得る長手方向の長さWaを有する。例えば、長手方向の長さWaは、少なくとも25%または少なくとも30%など、組み合わせパネルの長手方向の全長の少なくとも20%であり得る。図示されている例では、第1のパネル部分4aの長手方向の長さWaは、組み合わせパネル4の長手方向の長さWの30%~40%である。しかしながら、この割合は、例えば、吸収性物品の大きさおよびモデルに依存して、増加または低減させられてもよいことは、理解されるものである。
【】
第2のパネル部分4bは、組み合わせパネル4の全長Wの相当の部分であり得る第2の長手方向の長さWbを有する。例えば、第2のパネル部分4bの長手方向の長さWbは、組み合わせパネル4の長手方向の全長の少なくとも25%または少なくとも30%など、少なくとも20%であり得る。例えば、第2のパネル部分は、組み合わせパネル4の長手方向の全長の70%未満である長手方向の長さを有することができる。例えば、第2のパネル部分は、組み合わせパネル4の長手方向の全長の25%から70%までである長手方向の長さを有することができる。
【】
吸収性物品1では、吸収性組立体7は、吸収性組立体7の中心部7cが股領域5に位置付けられ、吸収性組立体7の前端部7fが前重ね領域において前本体パネル3と重なり、吸収性組立体7の後端部7rが後重ね領域において後本体パネル4と重なる状態において、配置され得る。
【】
図2aに例示されているように、吸収性組立体7は、接続領域Dの一部に重なるように配置することができる。別の言い方をすると、吸収性組立体7の後端部7rは、物品1の後腰縁41に向かう方向において、横断する接続領域Dを越えて長手方向に延びる。
【】
さらに、本明細書に開示されているようなパンツ式物品1は、腰開口12(図1参照)に沿って配置される弾性腰特徴50を有し得る。弾性腰特徴50が、前パネル腰縁31および後パネル腰縁41と平行に延びる1つまたは複数の弾性要素を備え得る。1つまたは複数の弾性の腰要素は、組み合わせパネル4に組み込むことができるか、または、前パネル腰縁31および後パネル腰縁41に付着させられる、または、対応する本体パネル3、4と完全に重なって共通の腰縁を共用する腰バンドで前本体パネル3および/または後本体パネル4に付着させられる別体の腰バンドとして適用することができる。図に示されているパンツ式物品1は、腰開口12の周囲全体の周りで延びる弾性腰特徴50を有する。しかしながら、弾性腰特徴は、後パネル腰縁だけに沿って、前パネル腰縁だけに沿って、または、前パネル腰縁および後パネル腰縁の一方または両方の一部であって、対応するパネル腰縁の全長未満である長さを有する一部に沿ってなど、腰開口の一部だけに沿って配置されてもよい。
【】
例えば、弾性腰特徴50を形成するために、組み合わせパネル4は、図2bに例示されているように、腰パネル部分4cを備え得る。
【】
腰パネル部分4cでは、腰下層4c’が組み合わせパネル4の下側表面を形成し、腰上層4c’’が組み合わせパネル4の上側表面を形成するように、腰下層4c’と腰上層4c’’とが重ね合わされる。
【】
腰パネル部分4cは、腰下層4c’と腰上層4c’’との間に挟まれるエラストマ撚糸400cの第3のセットをさらに備え、エラストマ撚糸400cは、互いに、および、横断方向Tと、実質的に平行に並べられ、エラストマ撚糸400cは長手方向Lにおいて互いから離間される。
【】
腰パネル部分4cは、腰接続領域Eによって第1のパネル部分4aに結合される。それによって、第1のパネル部分4aは接続領域Dから腰接続領域Eへと長手方向に延びる。腰パネル部分4cは腰接続領域Eから組み合わせパネル4の腰縁41へと延びる。
【】
接続領域Dと同様に、腰接続領域Eが、例えば、組み合わせパネル4の長手方向の全長Wの10%以下、または5%以下など、比較的短い長手方向の長さWEを有することは、好ましいとされる。
【】
前本体パネルまたは後本体パネルにおいて腰パネル部分4cを形成する数多くの選択肢が知られており、本開示と組み合わせることができる。例えば、WO2018/09771A1に記載されている異なる変形が、本明細書に記載されているような前本体パネルまたは後本体パネルにおいて使用されてもよい。例えば、EP3788997A1に記載されているような異なる変形が、本明細書に記載されているような前本体パネルまたは後本体パネルにおいて使用されてもよい。
【】
例えば、図2bの変形に描写されているように、腰下層4c’および腰上層4c’’は、連続材料シートが腰縁41に沿ってそれ自体で折られることから形成され得る。
【】
腰パネル部分4cは、横断方向Tと実質的に平行である以外の方向に延びる弾性部材がないため、腰パネル部分4cは弾性撚糸400cの第3のセットを間に付着させるように腰下層4c’を腰上層4c’’に接合させる溶接接合パターンによって、有利に接合され得る。ここでも、これは、脚弾性部材をしっかりと接合する必要性によって要求されるときだけ接着剤が組み合わせパネル4において使用されることと、そうでない場合には接着剤が回避されることとを意味する。
【】
いくつかの変形において、図2dに例示されているものなど、腰下層4c’、腰上層4c’’、第1の下層4a’、および第2の下層4b’は、単一の連続材料シート40abc’によって形成され得る。それによって、パネルの下側の均一な外観が達成でき、これは、下方向が物品1の外側方向であるときに特に望ましいとされる。さらに、利点は、後で説明されるように、製造において得られる。連続材料シート40abc’から腰上層4c’’を形成するために、シート40abc’は、折り縁に沿って折られることで組み合わせパネル4の腰縁41を形成する。
【】
図2bの変形において、第1の上層4a’’と第2の上層4b’’とは、接続領域Dにおいて重なる別々の材料シートによって形成される。同様に、第1の上層4a’’の材料シートと腰上層4c’’の材料シートとは、長手方向Lにおいて腰接続領域Eで重なる。
【】
図2d、図2e、および図2fは、長手方向Lに沿って見られるときの、図2aの概して示されているような組み合わせパネル4の変形を貫く可能な断面の異なる例を示しており、したがって、接続領域Dおよび腰特徴50の異なる変形を示している。
【】
図2dの変形において、第1の下層4a’と第2の下層4b’とは別々の材料シートによって形成される。さらに、第1の上層4a’’と第2の上層4b’’とは別々の材料シートによって形成される。接続領域Dは第1のパネル部分4aと第2のパネル部分4bとを接続する結合部70を備える。図2dにおいて見ることができるように、結合部70は、例えば、第1の上層4a’’および第1の下層4a’が接続領域Dにおいて第2の上層4b’’および第2の下層4b’と重なるように適用され得る。結合部70は、接着剤結合部または溶接結合部などの任意の適切な結合部であり得る。
【】
さらに、図2dの変形における組み合わせパネル4は、腰パネル部分4cの形態での腰特徴50を備える。腰パネル部分4cでは、腰下層4c’が組み合わせパネル4の下側表面を形成し、腰上層4c’’が組み合わせパネル4の上側表面を形成するように、腰下層4c’と腰上層4c’’とが重ね合わされる。
【】
腰パネル部分4cは、腰下層4c’と腰上層4c’’との間に挟まれるエラストマ撚糸400cの第3のセットをさらに備え、エラストマ撚糸400cは、互いに、および、横断方向Tと、実質的に平行に並べられ、エラストマ撚糸400cは長手方向Lにおいて互いから離間される。
【】
例えば、図2dの変形に描写されているように、腰下層4c’および腰上層4c’’は、連続材料シートが腰縁41に沿ってそれ自体で折られることから形成され得る。
【】
腰パネル部分4cは、腰接続領域Eによって第1のパネル部分4aに結合される。
【】
腰パネル部分4cは、横断方向Tと実質的に平行である以外の方向に延びる弾性部材がないため、腰パネル部分4cは弾性撚糸400cの第3のセットを間に付着させるように腰下層4c’を腰上層4c’’に接合させる溶接接合パターンによって、有利に接合され得る。ここでも、これは、脚弾性部材をしっかりと接合する必要性によって要求されるときだけ接着剤が組み合わせパネル4において使用されることと、そうでない場合には接着剤が回避されることとを意味する。
【】
腰接続領域Eは任意の適切な手法で作られ得る。例えば、図2dに示されている変形におけるように、腰接続領域Eは結合部71を備えることができ、結合部71は、における接続領域Dの結合部70に関連して記載されているものなどの結合部であり得る。
【】
例えば、図2dに示されているように、腰下層4c’および腰上層4c’’は、腰接続領域Eにおいて第1の下層4a’および第1の上層4a’’と重なるように配置され得る。
【】
先に言及されているように、接続領域Dと同様に、腰接続領域Eが、例えば、組み合わせパネル4の長手方向の全長Wの10%以下、または5%以下など、比較的短い長手方向の長さWEを有することは、好ましいとされる。
【】
図2dの例では、第2のパネル部分4b、第1のパネル部分4a、および任意選択の腰パネル部分4cの各々1つは、別々に製作されてから、組み合わせパネル4を形成するために結合部70、71を介して結合され得る。それによって、第2の積層ウェブ4b、第1の積層ウェブ4a、および任意選択の腰積層ウェブを形成することと、図2dに示されているような断面を有する組み合わせ積層ウェブを形成するように結合部70、71を介してウェブを結合することとは、有利であり得、組み合わせ積層ウェブは、パンツ式物品1の製造の間に後本体パネル4へと切り取られ得る。
【】
図2aは、図2aの長手方向に沿った断面で見られるとき、組み合わせパネル4の他の変形を示している。
【】
この変形において、第2のパネル部分4bの第2の下層4b’と第1のパネル部分4aの第1の下層4a’とは、接続領域Dにわたって延びる単一の連続材料シート40ab’によって形成される。図2eにおいて見られるとき、このような変形では、組み合わされた下層40ab’は、組み合わせパネル4の第2の部分4bにおいて第2の下層4b’を構成し、組み合わせパネル4の第1の部分4aにおいて第1の下層4a’を構成する。これは、下層側から見られるときに組み合わせパネル4に均一の外観を提供する。例えば、図示されている変形におけるように、下方向は物品1の外側方向であり得、その場合、組み合わされた下層40ab’の均一な外観は物品1の外側から視認可能となる。したがって、あらゆる結合部または重なる層が物品1の外側において回避させることができる。さらに、後で説明されるように、単一の連続材料シートによって形成される第2の下層4b’および第1の下層4a’は、有利な製造を提供することができる。
【】
図2eにおいて示されているように、第1のパネル部分4aの第1の上層4a’’と第2のパネル部分4bの第2の上層4b’’とは、接続領域Dにおいて長手方向Lで重ねられて配置される別々の材料シートによって形成される。
【】
図2eの例では、組み合わせパネル4は腰特徴50をさらに備える。腰特徴50は、図2bまたは図2dの例に関連して先に記載されているように、腰特徴のいずれかであり得る。例えば、図2eの変形において、腰特徴50は、図2dに関連してすでに記載されているものと同様に、結合部71を介して第1のパネル部分4aに結合される腰パネル部分4cを備え得る。
【】
図に描写されているもの以外の変形が当然ながら可能である。例えば、腰下層4c’および第1の下層4a’は、第2のパネル部分4bと第1のパネル部分4aとが連続材料シートを共用せず、図2dに関連して記載されているように結合部70によって結合される変形においても、図2bに関連して記載されているように、単一の連続材料シートによって形成されてもよい。
【】
接続領域Dまたは腰接続領域Eが、上層の別々のシート材料の間の重なりだけなど、重なりを伴う場合、重なりは任意の方向で行うことができる。
【】
例えば、図2fは、図2bの変形と大まかに同様の変形を示しているが、この変形では、腰接続領域Eにおいて、第1の上層4a’’が腰上層4c’’の上側に配置される点は別である(一方、図2bでは、第1の上層4a’’は腰上層4c’’の下側に配置される)。腰接続領域Eにおける層の相対的な配置は、腰部分4cおよび第1のパネル部分4aが組み合わせパネル4を製造するときにそれぞれ形成された順番を反映することができる。
【】
第1の上層4a’’および第2の上層4b’’の異なる相対的な配置は、接続領域Dにおいても可能である。しかしながら、接続領域Dでは、第2の上層4b’’が第1の上層4a’’の上側に配置される場合、好ましいとされ得るが、これは、第1の下層4a’および第2の下層4b’を形成するために連続材料4ab’を使用して、第1のパネル部分4aの溶接パターンが第2のパネル部分4bの接着剤の前に製作され得ることを意味するためである。したがって、溶接機器において接着剤を有するあらゆる危険性が回避され得る。
【】
さらに、接続領域Dおよび/または腰接続領域Eはほとんど無限に小さくすることができる。例えば、第1の上層4a’’が、第1の下層4a’および第2の下層4b’を形成する連続材料4ab’において第2の上層4b’’と縁から縁までで配置される変形では、接続領域Dは、第1の下層4a’の縁と第2の下層4b’の縁との間に線だけを含むことになる。
【】
第1の下層4a’、第1の上層4a’’、第2の下層4b’、および第2の上層4b’’は、第1のパネル部分4aおよび第2のパネル部分4bへの分割と接続領域Dの存在とにもかかわらず、組み合わせパネル4に比較的均一な外観を提供するように選択され得る。
【】
図2b、図2e、および図2fの例においてなど、いくつかの変形では、第1の下層4a’および第2の下層4b’は、接続領域Dにわたって延びる材料40ab’、40abc’の単一のシートによって形成され得る。
【】
図2dの例においてなど、他の変形では、第2の下層4b’および第1の下層4a’は、材料4a’、4b’の異なるシートによって形成され得る。図2b、図2e、および図2fの形態より劣る均一な外観を提供するが、この場合、異なるシートが同一のシート材料から作ることができる。例えば、第1の下層4a’と第2の下層4b’とは同じ元の(より広大な)シート材料から細長く切られた別々のシートによって形成することができる。
【】
第1の上層4a’’および第2の上層4b’’は、図の変形におけるように、シート材料の別々のシートによって有利に形成され得る。それによって、製作において、別々のシートの各々は、それぞれの溶接接合過程または接着剤接合過程で、第1の部分4aまたは第2の部分4bをそれぞれ形成するために接合され得る。
【】
それでもなお、第2の上層4b’’と第1の上層4a’’とは同一のシート材料のシートによって形成され得る。例えば、第2の上層4b’’と第1の上層4a’’とは同じ元の(より広大な)シート材料から細長く切られた別々のシートによって形成することができる。
【】
図2b、図2e、または図2fにおけるように、第1の下層4a’および第2の下層4b’が、接続領域Dにわたって延びる材料40ab’、40abc’の単一のシートによって形成される変形は、接続領域Dがシート材料の3つの層だけを備え得るというさらなる利点を有する。
【】
図示されている変形において、後パネル4は脚弾性部材を備えるだけであり、組み合わせパネルであり、したがって、先に記載されているような第2のパネル部分4bと後パネル部分4aとを備えるが、他の変形が可能であることは理解されるものである。例えば、前パネル3も、脚弾性部材を備えてもよい、および/または、先に記載されているように第1のパネル部分と第2のパネル部分とを備える組み合わせパネルであってもよい。
【】
しかしながら、図2aの変形においてなど、いくつかの変形では、吸収性物品の前本体パネル3は脚弾性部材25、26がない。図2aおよび図2cにおいて見られるように(図2cは、図2aにおける前本体パネル3の長手方向Lにおける断面を示す)、前本体パネル3は主下層3a’と主上層3a’’とを備え、エラストマ撚糸300bのセットは主下層3a’と主上層3a’’の間に挟まれ、エラストマ撚糸300aは、互いに、および、実質的に横断方向Tと、平行に並べられ、エラストマ撚糸300aは長手方向Lにおいて互いから離間される。
【】
主部分3aにおいて、主下層3a’は、エラストマ撚糸300aのセットを付着させるために、溶接接合パターンによって主上層3a’’に接合される。
【】
主部分3aにおいて、主下層3a’は前本体パネル3の下側表面を形成し、主上層3a’’は前本体パネル3の上側表面を形成する。
【】
前本体パネル3には、先に記載されているものと同様に、腰特徴50が設けられ得る。図2cの変形において、前本体パネル3は、上腰パネル層3c’’と下腰パネル層3c’とを備える腰パネル部分3cを備え、下腰パネル層3c’は組み合わせ下パネルシート30ac’によって形成され、組み合わせ下パネルシート30ac’は、図2bおよび図2cに関連して記載されているように、腰特徴50と同様に、主下層3a’も形成する。
【】
好ましくは、前本体パネル3の腰パネル部分3cは、組み合わせパネル4に関連して先に記載されているように、溶接接合パターンによって接合され得る。
【】
横断方向Tと平行以外の方向に延びる脚弾性部材25、26のない前本体パネル3は、前本体パネル3が全体として溶接接合パターンによって適切に接合され得ることを意味する。したがって、前本体パネル3は接着剤をなくすことができる。
【】
いくつかの変形では、図2aおよび図2cに描写されているように、主部分4aにおけるエラストマ撚糸300aのセットは第1の部分セットと第2の部分セットとに分割することができ、エラストマ撚糸の第1の部分セットは、エラストマ撚糸同士の間の長手方向の間隔に関して、および/または、弾性撚糸の直径などの弾性撚糸の特徴に関して、エラストマ撚糸の第2の部分セットと異なる。例えば、エラストマ撚糸の第1の部分セットは、主パネル部分3aの長手方向の延在の大部分にわたって適用することができ、エラストマ撚糸の第2の部分セットは、前本体パネル3の脚縁16、17に隣接して適用される。それによって、エラストマ撚糸の第2の部分セットは、吸収性物品1の脚開口13、14において前パネル3の良好なフィットを確保するために提供することができる。例えば、エラストマ撚糸の第2の部分セットは、エラストマ撚糸の第1の部分セットの長手方向の間隔未満である各々の撚糸の間に長手方向の間隔を有することができる。エラストマ撚糸の第2の部分セットは、1本から5本までの撚糸、または、例におけるように2本から4本までの撚糸など、比較的少ない数のエラストマ撚糸を備え得る。
【】
他の変形では、前パネル3は、吸収性物品の脚開口13、14における前パネル3の良好なフィットを確保するために、腰パネル部分について先に記載されているのと同じ手法で形成され得る脚パネル部分が設けられ得る。したがって、脚パネル部分は、先に記載されている腰接続部分Cと同様に、脚接続部分を介して主パネル部分3aに接続され得る。
【】
図6a、図6b、および図6cは、組み合わせパネル4の他の変形を伴う吸収性物品1のなおも他の変形を示している。図6aおよび図6cに見られるように、後本体パネル4が組み合わせ本体パネル4の他の変形であることとは別に、吸収性物品1は、図2cに示されている前パネル3を伴った図2aに示されている物品1と同様であり、図2aおよび図2cの変形に関連して行われた記載は、図6aおよび図6bに示されている変形も当てはまる。図6aにおける変形の後本体パネル4は図6cにおいて断面で示されている。図6bにおいて見られるように、組み合わせ本体パネル4のこの変形は、例えば、各々の脚弾性部材25、26がそれぞれの脚縁18、19において途切れている点において、図2bにおけるものと異なっている。したがって、各々の脚弾性部材25、26はそれぞれ、第1の後パネル側縁42または第2の後パネル側縁43へとずっと延びてはいない。したがって、各々の弾性部材25、26はそれぞれ第1の側継ぎ目20または第2の側継ぎ目21へと延びていない。これは、第2のパネル部分4bを長手方向Lにおいて見られるときに比較的短くし、したがって、第1のパネル部分4aを比較的長くする能力を提供する。比較的より長い第1のパネル部分4aは、接着剤接合技術の使用を減少させるように溶接接合技術の使用を増加させることが概して望まれるため、好ましいとされ得る。
【】
図2aおよび図2bの変形において、第2のパネル部分4bは、比較的少ない数の撚糸400bを含む弾性撚糸400bの第2のセットを備える。しかしながら、弾性撚糸400bの第2のセットは、第2のパネル部分4bが弾性要素を備えないが脚弾性部材25、26を備えるように、任意選択で完全に省略されてもよい。
【】
組み合わせ積層材料ウェブ
吸収性物品1のインライン製造において、図2aに描写されているような吸収性物品1の前本体パネル3および後本体パネル4は、それぞれの前本体パネルウェブまたは後本体パネルウェブから前本体パネルおよび後本体パネルを切り取ることで達成され得る。
【】
図4は、先に記載されているように組み合わせ本体パネル4を形成するために切り取られ得る組み合わせ積層材料ウェブc4の変形を概略的に示している。図示されている組み合わせ積層材料ウェブc4は、図2aおよび図2bの変形に従って、組み合わせパネル4を形成するためのものである。しかしながら、本明細書に図示されている組み合わせパネルの他の変形に対応する変形など、組み合わせ積層材料ウェブの他の変形が形成されてもよい。
【】
したがって、図4は、使い捨て衛生物品のための組み合わせ積層材料ウェブc4の変形を示しており、組み合わせ積層材料ウェブは、機械方向MDにおいて見られるときに連続的であり、機械方向MDに対して垂直な交差方向CDにおいて2つの側縁500、501の間に幅Wを有し、組み合わせ積層材料ウェブは、機械方向および交差方向CDに対して垂直である上方向と、上方向の反対の下方向とを定める。組み合わせ積層材料ウェブc4は第1のウェブ部分c4aと第2のウェブ部分c4bとを備え、第1のウェブ部分c4aと第2のウェブ部分c4bとは、第1のウェブ部分c4aが、機械方向MDに沿って延びる接続領域Dから、交差方向において、組み合わせ積層材料ウェブの第1の側縁c41に向けて延びるように、および、第2のウェブ部分c4bが、接続領域Dから、交差方向において、組み合わせ積層材料ウェブの第2の側縁c44に向けて延びるように、接続領域Dによって接続される。
【】
第1のウェブ部分c4aは、第1のウェブ部分4aにおいて、第1の下層4a’が組み合わせ積層材料ウェブc4の下側表面を形成し、第1の上層4a’’が組み合わせ積層材料ウェブc4の上側表面を形成するように重ね合わされる第1の下層4a’および第1の上層4a’’を備える。同様に、第2のウェブ部分c4bは、第2の下層4b’および第2の上層4b’’を備え、第2のウェブ部分c4bにおいて、第2の下層4b’が組み合わせ積層材料ウェブc4の下側表面を形成し、第2の上層4b’’が組み合わせ積層材料ウェブc4の上側表面を形成するように第2の下層4b’および第2の上層4b’’が重ね合わされる。
【】
第1のウェブ部分c4aは、第1の下層4a’と第1の上層4a’’との間に挟まれるエラストマ撚糸c400aの第1のセットをさらに備え、エラストマ撚糸c400aは、互いに、および、実質的に機械方向MDと平行に並べられ、エラストマ撚糸は交差方向CDにおいて互いから離間され、第1のウェブ部分c4aは、第1の下層4a’が、エラストマ撚糸c400aの第1のセットを第1の下層4a’と第1の上層4a’’との間に付着させるための溶接接合パターンによって第1の上層4a’’に接合されることによって、接合される。
【】
第2のウェブ部分c4bは、第2の下層4b’と第2の上層4a’との間に挟まれるエラストマ撚糸c400bの第2のセットをさらに備え、エラストマ撚糸c400bは、互いに、および、機械方向MDと、実質的に平行に並べられ、エラストマ撚糸c400bは交差方向CDにおいて互いから離間される。第2のウェブ部分c4bは、機械方向MDと平行以外の方向において少なくとも部分的に延びる追加の弾性部材c25、c26をさらに備え、追加の弾性部材c25、c26は第2の下層4b’と第2の上層4b’’との間に挟まれ、第2のウェブ部分c4bは、第2の下層4b’が接着剤接合によって第2の上層4b’’に接合され、エラストマ撚糸c400bの第2のセットおよび追加の弾性部材c25、c26を第2の下層4b’と第2の上層4b’’との間に付着させるための接着剤接合によって、接合される。
【】
第2のウェブ部分c4bの追加の弾性部材c25、c26は、組み合わせ積層ウェブc4から切り取られる組み合わせパネル4を含む吸収性物品1において、脚弾性部材25、26を形成するためのものである。そのために、追加の弾性部材c25、c26は、図示されている変形におけるように、組み合わせ積層ウェブc4の第2のウェブ部分c4bにわたって、蛇行するパターンで連続的に延び得る。
【】
吸収性物品1を形成するための方法に関連して後でより詳細に説明されるように、吸収性物品1の製造は、組み合わせパネル4の脚縁18、19を形成するように組み合わせ積層ウェブc4の一部分を離すように切り取ることと、図4における点線に沿う交差方向に沿った切り取りによって、組み合わせ積層ウェブc4を別々の後パネル4へと切り取ることとを伴うことになる。したがって、組み合わせパネル4において、追加の弾性部材c25、c26は脚縁18、19に隣接して位置決めされることになる。最後に、組み合わせ積層ウェブc4の機械方向MDにおいて見られるように連続的の延び得る追加の弾性部材c25、c26は、最終的な後パネル4において、第1の脚縁18に沿って第1の弾性部材25を形成し、第2の脚縁19に沿って第2の弾性部材26を形成するように、各々の後パネル4の中心区域において、中心で切り取られ得る、または、他に弾性除去され得る。各々の後パネル4の中心区域における追加の弾性部材c25、c26のこのような切り取りまたは弾性除去は、組み合わせ積層ウェブc4を別々の後パネル4へと切り取る前に実施され得る。
【】
後パネル4を備える物品1に関連して先に説明されているように、で記載されているような第1のウェブ部分4aおよび第2のウェブ部分4bを伴う組み合わせ積層ウェブc4は、図2b~図2d、または図2fに関連して、または、図6aおよび図6bに関連して例示されているものなど、異なる手法で構築させることができる。したがって、図4は、図2dに示されているものなどの断面を有する組み合わせ積層ウェブに対応するが、組み合わせ積層ウェブc4が、図2b~図2d、もしくは図2fの変形、または、図6aおよび図6bの変形のうちのいずれか1つに従って形成されてもよいことは、理解されるものである。
【】
当業者には明らかであるように、例示の組み合わせパネル4に関連して先に記載されているような特徴および利点は、組み合わせ積層ウェブc4に等しく適用可能である。
【】
組み合わせ積層ウェブを形成するための方法
図3a、図3b、および図3dは、使い捨て衛生物品のための組み合わせ積層ウェブを形成するための連続方法の第1の変形を一緒に示している。
【】
方法の図示されている変形は、図4に示されているような組み合わせ積層材料ウェブc4を、図2bに示されているような断面を伴って形成するためのものである。この変形は、製造の観点から有利あり、後パネル4に均一な外観を提供するために有利であると考えられる。しかしながら、この特定の変形に関連して記載されている特徴は、例えば、図2d、図2e、または図2fに示されている断面のうちのいずれか1つに従って、組み合わせ積層材料ウェブを形成するための方法の他の変形に等しく適用可能であり得る。
【】
したがって、記載されている方法は、使い捨て衛生物品のための組み合わせ積層材料ウェブc4を形成するための方法であり、組み合わせ積層材料ウェブは、機械方向MDにおいて見られるときに連続的であり、機械方向MDに対して垂直な交差方向CDにおいて、2つの側縁c41、c44の間に幅Wを有する。組み合わせ積層材料は、機械方向MDおよび交差方向CDに対して垂直な厚さ方向において見られるとき、上側と下側とを有する。
【】
図3aは、方法の溶接接合ステップS100を概略的に示している。図3bは、機械方向MDにおいて前進させられる連続的な組み合わせ下層ウェブc40abc’を示している。図示されている変形では、組み合わせ下層ウェブc40abc’は、形成される組み合わせ積層ウェブc4の第1のウェブ部分c4aの第1の下層4a’と第2のウェブ部分c4bの第2の下層4b’との両方を形成することである。さらに、連続的な第1の上層ウェブc4a’’が機械方向MDにおいて前進させられる。図3aは、連続的な組み合わせ下層ウェブc40abc’と連続的な第1の上層ウェブc4a’’との間に挟まれるように機械方向MDにおいて前進させられる連続弾性撚糸c400aの第1のセットも示している。
【】
組み合わせ下層ウェブc40abc’は、機械方向に交差する方向において、第1の長手方向の縁500と第2の長手方向の縁501との間で組み合わせ幅W0を有する。第1の上層ウェブc4a’’は、機械方向に交差する方向において、第1の長手方向の縁600と第2の長手方向の縁601との間で第1の幅W1を有する。図に示されているように、第1の幅W1は組み合わせ幅W0より小さい。
【】
概略的に図示されているだけである溶接接合ステップS100において、組み合わせ下層ウェブc40abc’は、エラストマ撚糸c400aの第1のセットが、互いに、および、実質的に機械方向と平行に並べられるように、組み合わせ下層ウェブc4abc’と第1の上層ウェブc4a’’との間に挟まれる状態で、溶接接合パターンによって第1の上層ウェブc4a’’に接合される。
【】
図3aにおいて見られ得るように、この変形では、第1の上層ウェブc4a’’は、交差方向CDにおいて、組み合わせ下層ウェブc40abc’の第1の部分が組み合わせ下層ウェブc40abc’の第1の側縁500に向けて第1の上層ウェブc4a’’を越えて延びるように、組み合わせ下層ウェブc40abc’に接合される。以下において説明されるように、組み合わせ下層ウェブc40abc’のこの第1の部分は、組み合わせ積層ウェブc4の腰特徴50を形成するように使用されることになる。したがって、腰特徴50の他の形態を使用するように選択する場合、他の変形では、第1の上層ウェブc4a’’は、例えば、第1の長手方向の縁600が組み合わせ下層ウェブc40abc’の第1の側縁500と一致する状態で配置され得る。
【】
また、この変形では、第1の上層ウェブc4a’’は、交差方向CDにおいて、組み合わせ下層ウェブc40abc’の第2の部分が組み合わせ下層ウェブc40abc’の第2の側縁501に向けて第1の上層ウェブc4a’’を越えて延びるように、組み合わせ下層ウェブc40abc’に接合される。以下において説明されるように、組み合わせ下層ウェブc40abc’のこの第2の部分は、組み合わせ積層ウェブc4の第2のウェブ部分c4bの第2の下層4b’を形成するように使用されることになる。
【】
図3bは、積層ウェブc4の腰積層ウェブ部分c4cを形成するための腰形成ステップS150の変形を示している。
【】
この変形では、組み合わせ下層ウェブc40abc’ので言及されているような第1の部分が、折りの各々の側において、組み合わせ積層ウェブc4の腰ウェブ部分c4cの腰下層c4c’と腰上層c4c’’とを形成するように、機械方向MDに沿って折られる。
【】
図3bに示されているように、連続弾性撚糸c400cの腰部分のセットは、腰下層c4c’と腰上層c4c’’との間に挟まれるように機械方向MDにおいて前進させられる。
【】
図3bに示されているように、腰下層c4c’を形成する折り部分は、折りから組み合わせ下層ウェブc40abc’の第1の側縁500へと延びる交差方向においての第2の幅W2を有する。第2の幅W2は、接続領域Cにおいて腰上層c4c’’が第1の上層c4a’’と重なるようにされ得る。
【】
腰下層c4c’および腰上層c4c’’は、弾性撚糸c400cの第3のセットを腰下層c4c’と腰上層c4c’’との間に付着させるために溶接接合パターンを提供する溶接ステップS150によって接合される。それによって、腰形成ステップS150は接着剤接合ステップS200の上流において有利に実施させることができ、これは後でさらに詳細に説明される。
【】
図示されている変形では、腰形成ステップS150は、第1のウェブ部分4aを形成するための溶接ステップS100の下流で行われる。しかしながら、他の変形では、腰形成ステップS150は溶接ステップS100の上流で行われてもよい。このような変形では、接続領域Cにおいて、第1の上層ウェブc4a’’は腰上層ウェブc4c’’の上側に配置される。
【】
図3dは、接着剤接合ステップS200を概略的に示している。図3cは、第2の上層ウェブc4b’’が、連続弾性撚糸c400bの第2のセットと一緒に機械方向MDにどのように送り込まれるかを示している。第2のセットの連続弾性撚糸c400bは、互いに、および、実質的に機械方向MDと平行に配置される。さらに、図3cは、1つまたは複数の連続的な追加の弾性部材c25、c26のセットが機械方向MDに沿ってどのように送り込まれるかを示している。追加の弾性部材c25、c26は、機械方向と平行でない方向に少なくとも部分的に延びるように位置決めされる。例えば、図3cに示されているように、追加の弾性部材c25、c26は、完成した組み合わせ積層材料ウェブによって形成される本体パネルにおいて脚弾性部材を形成するのに適した波状のパターンで配置され得る。
【】
連続弾性撚糸c400bの第2のセットと追加の弾性部材c25、c26とは組み合わせ下層ウェブc40abc’の第2の部分と第2の上層ウェブc4b’’との間に挟まれ、接着剤接合は、接着剤接合ステップS200における連続的な積層ウェブ材料c4の第2の積層ウェブ部分c4bを形成するように適用される。
【】
接着剤接合は、第2の上層ウェブc4b’’および組み合わせ下層ウェブc40abc’、連続弾性撚糸c400bの第2のセット、および追加の弾性部材c25、c26のセットのうちの1つまたは複数に適用され得る。
【】
例えば、図4との関連で本明細書に記載されているように、第1の接着剤80が、第2の上層ウェブc4b’’によって覆われる組み合わせ下層ウェブc40abc’の第2の部分に実質的に連続的に適用され得る。また、第2の接着剤が、追加の弾性部材c25、c26に重なる第2の上層ウェブc4b’’の定められた領域82において適用され得る。任意選択で、第2の接着剤と第1の接着剤とは、例えば、第2の接着剤が第1の接着剤より早く硬化することができる点において、異なってもよい。さらに、接着剤接合ステップは、接着剤を弾性撚糸c400bの第2のセットに適用することを含み得る。
【】
第2の上層ウェブc4b’’は、第1の長手方向の縁700と第2の長手方向の縁701との間に第3の幅W3を有する。第2の上層ウェブc4b’’は、第2の長手方向の縁701が組み合わせ下層ウェブc40abc’の第2の側縁501と一致するように配置され得る。第3の幅W3は、第2の上層ウェブc4b’’が接続領域Dにおいて第1の上層ウェブc4a’’と重なるようにされ得る。
【】
したがって、この場合、第1の上層ウェブc4a’’の第1の幅W1からの接続領域Dの幅WDおよび腰接続領域Eの幅WEの減算に対応する幅Waを有する第1のウェブ部分c4aを有する組み合わせ積層ウェブc4が形成される。第1のウェブ部分c4aは、第1の上層ウェブc4a’’が組み合わせ積層ウェブc4の上側表面を形成する部分と、第1の下層ウェブc4a’が組み合わせ積層ウェブc4の下側表面を形成する部分とを包含することは、留意されている。組み合わせ積層ウェブc4は、この場合には、第2の上層ウェブc4b’’の第3の幅W3からの接続領域Dの幅WDの減算に対応する幅Wbを有する第2のウェブ部分c4bをさらに有する。最後に、組み合わせ積層ウェブc4は、折られた腰上層ウェブc4c’’の第2の幅W2からの腰接続領域Eの幅WEの減算に対応する幅Wcを有する腰ウェブ部分c4cを備える。
【】
図3a、図3c、および図3dは、組み合わせ積層ウェブc4を形成する方法の他の変形を一緒に示しており、この場合、組み合わせ積層ウェブc4は、図2fに示されているものなどの断面を有する。
【】
この方法では、腰形成ステップS150は、第1のウェブ部分c4aを形成するための溶接ステップS100と同時に行われる。実際には、したがって、腰形成ステップS150と溶接ステップS100とは、同じ溶接機器を使用して、製造ラインにおいて、一体化された溶接ステップS100、S150で実施される。
【】
したがって、概略的に図示されているだけである一体化された溶接ステップS100、S150において、組み合わせ下層ウェブc40abc’は、エラストマ撚糸c400aの第1のセットが、互いに、および、実質的に機械方向と平行に並べられるように、組み合わせ下層ウェブc4abc’と第1の上層ウェブc4a’’との間に挟まれる状態で、溶接接合パターンによって第1の上層ウェブc4a’’に接合される。また、一体化された溶接ステップS100、S150では、組み合わせ下層ウェブc40abc’の第1の部分は、第1の部分が折りの各々の側において、組み合わせ積層ウェブc4の腰ウェブ部分c4cの腰下層c4c’と腰上層c4c’’とを形成するように、機械方向MDに沿って折られる。連続弾性撚糸c400cの腰部分のセットは、腰下層ウェブc4c’と腰上層ウェブc4c’’との間に挟まれるように機械方向MDにおいて前進させられる。
【】
一体化された溶接ステップS100、S150が実施された後、で図3dとの関連で記載されているような接着剤接合ステップS200が、組み合わせ積層材料ウェブc4を形成するように実施されてもよい。
【】
図3a、図3b、および図3dによって示されているような方法の第1の変形において、腰上層4c’’は第1の上層4a’’の上側に配置される。したがって、第1の上層ウェブc4a’’は組み合わせ下層ウェブc40abc’に隣接して配置され、その後、組み合わせ下層ウェブc40abc’は、腰上層c4c’’が腰接続領域Eにおいて第1の上層ウェブc4a’’に重なる状態で腰部分c4cを形成するように折られる。その後、一体化された溶接ステップS100、S150が実施される。組み合わせ積層材料ウェブc4の断面は、図4dに示されているようになっている。
【】
図3a、図3c、および図3dによって示されているような方法の第2の変形において、腰上層4c’’は第1の上層4a’’の下側に配置される。したがって、組み合わせ下層ウェブc40abc’は、腰上層c4c’’を伴う腰部分c4cを形成するように初めに折られ、その後、第1の上層ウェブc4a’’は、腰接続領域Eにおいて腰上層c4c’’に重なるように、組み合わせ下層ウェブc40abc’に隣接して配置される。その後、一体化された溶接ステップS100、S150が実施される。組み合わせ積層材料ウェブc4の断面は、図4fに示されているようになっている。
【】
しかしながら、図4dおよび図4fに示されているような異なる断面を結果的にもたらすウェブの配置は、溶接が溶接ステップ100および腰形成ステップ150が別々のステップとして実施されるのか、または一体化されたステップ100、150として実施されるのかにかかわらず、望まれるように選択され得る。
【】
先に記載されているような溶接接合ステップおよび接着剤接合ステップにおいて、それらステップは、エラストマ撚糸のそれぞれのセットが、それぞれの上層および下層に関連して伸びた状態にあるときにそれぞれの上層と下層との間に付着させられるように、実施される。例えば、エラストマ撚糸は、エラストマ撚糸の緩んだ長さの少なくとも3倍である長さなど、エラストマ撚糸の緩んだ長さの少なくとも2倍である長さへと伸長させるように伸ばすことができる。それぞれの上層および下層は、若干だけ伸ばすことができ、つまり、送り込み動作を実施するために必要とされる量へと伸ばすことができる。それによって、エラストマ撚糸は、それぞれの上層および下層に対して伸びた状態にあるときに付着させられる。したがって、弾性撚糸が収縮されている組み合わせ積層ウェブの緩んだ状態において、上層および下層は弾性撚糸に沿ってシワを形成することができる。組み合わせ積層ウェブは、緩んだ状態から伸びた状態へと機械方向に沿って伸びることができ、延びた状態において、上層および下層のシワは、低減させることができる、または、相当に完全に平坦にさせることができる。したがって、機械方向に沿った組み合わせ積層ウェブの必要とされる弾性が達成される。
【】
組み合わせ積層材料ウェブc4は、吸収性物品を形成するための方法へと送り込まれる前に、追加の製造ステップを受けることができる。
【】
例えば、低減した弾性のゾーンが、組み合わせ積層材料ウェブc4に沿う規則的な間隔で形成され得る。特に、形成される物品100の吸収性組立体7が組み合わせ積層材料ウェブc4と重なる低減した弾性のこのようなゾーンが形成され得る。低減した弾性のゾーンでは、弾性撚糸のセットによって提供される機械方向に沿った弾性が除去されるかまたは相当に低減させられる。
【】
組み合わせ積層材料ウェブc4において低減した弾性のゾーンを提供するために、知られている方法は、例えば、ゾーンにおけるエラストマ撚糸の非作用化または除去を伴う。例えば、方法は、ゾーンにおけるいかなるエラストマ撚糸の切り取りまたは破壊を伴う可能性がある。
【】
吸収性物品を形成するための方法
図5は、で例示されているような物品など、使い捨てパンツ式物品1を製作するための方法を概略的に示している。
【】
方法は、後本体パネルウェブc4と前本体パネルウェブc3とを提供することを含み、後本体パネルウェブc4および前本体パネルウェブc3の少なくとも一方は、例えばで例示されているような組み合わせ積層材料ウェブc4cである。
【】
図5の変形におけるように、方法は、連続的な前パネルウェブc3と連続的な後パネルウェブc4とを機械方向MDに送り込むことを含むことができ、前パネルウェブc3と後パネルウェブc4とは交差方向CDにおいて離間されている。
【】
前パネルウェブc3は、前腰縁c31と、反対の前股縁c34とを有する。後パネルウェブc4は、後腰縁c41と、反対の後股縁c44とを有する。
【】
後パネルウェブc4は、前パネルウェブc3の股縁c34と後パネルウェブc4の股縁c44との間で、機械方向MDに対して垂直な交差方向CDにおいて前パネルウェブc3と後パネルウェブc4との間に距離を伴って、交差方向CDにおいて前パネルウェブc3から離間される。
【】
離間した状態での前パネルウェブc3と後パネルウェブc4とは、相互接続された前駆体物品100a~100eを形成するための複合ウェブ100を一緒に形成する。
【】
図5に示されているように、方法は、相互接続された前駆体物品100a~100eの移動する複合ウェブ100に吸収性組立体7を適用して付着させることをさらに含む。各々の吸収性組立体7は、吸収性コア6と、液体不浸透性バックシート72と、液体浸透性トップシート73とを備え、吸収性コア6はバックシート72とトップシート73との間に挟まれる。
【】
各々の吸収性組立体7は、交差方向CDにおいて延びる前駆体物品中心線において、前駆体物品の複合ウェブ100に適用される。
【】
吸収性組立体7は、機械方向MDにおいて離間して適用され、各々の吸収性組立体7の前端部7fが前本体パネルウェブc3の前パネルゾーンと重なる状態で、および、各々の吸収性組立体7の後端部7rが後本体パネルウェブc4の後パネルゾーンと重なる状態で、付着させられる。前パネルゾーンおよび/または後パネルゾーンには、先に言及されているように、低減した弾性が提供される。例えば、前パネルゾーンおよび/または後パネルゾーンにおいて、n任意の弾性撚糸は、ゾーンにおける弾性を不能にするように切り取られ得る。
【】
吸収性コア
吸収性コア6は、トップシート73を通過した尿または他の体液などの液体を吸収するために、トップシート73とバックシート72との間に配置される。トップシート73、バックシート72、および吸収性コア6は、それらの目的のために適した任意の材料から成り得る。
【】
吸収性コア6は、単一の層の構造であり得る、または、層状構造であり得る。吸収性コア6は適切な量の超吸収性材料を備え得る。このような超吸収性材料は、吸収性物品の分野ではよく知られており、ヒドロゲルの形成において大量の流体を吸収することができる水膨潤性および水不溶性の材料によって構成される。吸収性コア6は、吸収性ポリマ材料の繊維または粒子の形態での超吸収性材料を含み得る。例えば、超吸収性材料は、表面架橋されて部分的に中和されたポリアクリレートであり得る。例えば、超吸収性の繊維または粒子などの超吸収性材料は、セルロースフラフパルプなどの他の1つまたは複数の吸収性または液体取り込み性の材料と混合されてもよい、および/または、吸収性コア6におけるポケットまたは層に配置されてもよい。
【】
吸収性コア6は、完全性および強度など、吸収性コア6の性質を向上させるための構成要素をさらに含んでもよい。例えば、吸収性コア6は、バインダ繊維などの1つまたは複数の結合剤を含んでもよい。弾力性のある繊維、化学的に強化された繊維などが、セルロース繊維が湿って崩れることに対抗するために、吸収性コア6に存在してもよい。このような繊維は、吸収性流体が、吸収性構成要素において分配され、吸収性物品の初期の湿り領域の外側で吸収性構成要素の一部においても超吸収性材料によって吸収され得るように、吸収性成分における流体輸送毛細管ネットワークを保持する上で有用でもあり得る。
【】
トップシート
トップシート73は、着用者を向く層であり、流体浸透性の不織繊維、有孔ポリマ膜、網、または発泡体を備えるか、またはそれらから成る。トップシートは、熱可塑性の合成繊維、膜、または網などの熱可塑性材料から作られ得る。トップシート73は、単一の層から成り得る、または、2つ以上の層といった複数の層を備える積層構造を有し得る。層は同じ材料から作られ得るか、または、いくつかの層またはすべての層は異なる材料から作られ得る。
【】
バックシート
さらに、バックシート72は、例えばポリエチレンまたはポリプロピレンの膜といった、ポリマの膜などの液体不浸透性の層によって構成され得る。バックシート72は通気可能であり得る。バックシート72のために使用され得る材料には、薄く柔軟な流体不浸透性のプラスチック膜または流体不浸透性の不織材料、流体不浸透性の発泡体、および流体不浸透性の積層体がある。バックシート72は、単一の層によって形成され得る、または、少なくとも1つの層が流体不浸透性である多層構造であり得る。
【】
脚切り取り
図5に示されているように、相互接続された前駆体物品100a~100eの複合ウェブ100への吸収性組立体7の適用および付着の後、脚切り取り170が、相互接続された前駆体物品100a~100eの複合ウェブ100において、前駆体物品100a~100e同士の間に形成でき、各々の脚切り取り170は、図5における前駆体物品100dと100eとの間で指示されているような湾曲した構成を有する。脚切り取りは、先を行く前駆体物品100dの第1の脚縁18と、後に続く前駆体物品100eの第2の脚縁19とを形成する。
【】
脚切り取り170を形成した後、切り取り部分173が、相互接続された前駆体物品100a~100eの複合ウェブ100から除去され、本明細書に開示されているような処理のさらなる一部ではない。
【】
脚切り取りを形成した後、吸収性組立体7は、相互接続された前駆体物品の複合ウェブ100において、各々の前駆体物品100a~100eの第1の脚縁18と第2の脚縁19との間の中央に位置付けられることになる。
【】
図5に示されているように、脚縁18、19が形成されたとき、相互接続された前駆体物品100a~100eの複合ウェブ100は、前パネルウェブc3の腰縁c31を後パネルウェブc4の腰縁c41と位置合わせさせるために、機械方向MDにおいて延びる折り線に沿って折られる。
【】
側継ぎ目
第1の側継ぎ目20と第2の側継ぎ目21とが、各々の前駆体物品100a~100eにおいて、前駆体物品100a~100eの間の分割線Ldに沿って、前および後のパネルウェブc3、c4の並べられた腰縁c31、c41から脚切り取り170へと形成される。
【】
先を行く前駆体物品100aの第1の側継ぎ目20と、後に続く前駆体物品100bの第2の側継ぎ目21とは、図5に示されているように、分割線Ldに沿って延びる単一の幅広シールとして形成され得る。相互接続された前駆体物品100a~100eの複合ウェブ100を分割線Ldに沿って切断することで、個々のパンツ式物品を前駆体物品100a~100eのシャーシウェブ100から切り取るとき、図5に示されている単一の幅広のシールは、相互接続された前駆体物品100a、100bの2つの側継ぎ目20、21へと同時に分割させられる。
【】
代替で、側継ぎ目20、21は、分割線Ldの各々の側に配置される個々のシールとして形成され得る。
【】
側継ぎ目は、熱溶接によって、超音波溶接によって、または、接着剤を用いてなど、目的に適した任意の方法によって形成され得る。接着剤の側シールの場合、接着剤は、シャーシウェブが折り線Lvに沿って折られる前に概して適用される。
【】
腰
図4を参照すると、前本体パネルウェブc3および後本体パネルウェブc4は、一体の腰パネル部分3c、4cを備えるように各々が形成される。で言及されているように、前本体パネルウェブc3および/または後本体パネルウェブc4は、他の種類の腰特徴を備え得る。例えば、前本体パネルウェブc3および/または後本体パネルウェブc4には、バンド、紐、弾性膜、弾性不織布などの1つまたは複数の弾性要素を備え得るあらかじめ製作されたバンド形の腰弾性部材の形態での腰特徴が設けられてもよい。このようなあらかじめ製作されたバンド形の腰弾性部材は、図5に示されているように、前駆体ウェブ100への吸収性組立体7の適用の前に前本体パネルウェブc3および/または後本体パネルウェブc4の各々に適用されてもよい。
【】
例えば、腰特徴は、前駆体ウェブを個々の物品へと切り取る前または後に、前パネルウェブおよび/または後パネルウェブの縁に沿って適用され得る。
【】
前駆体物品の複合ウェブからの個々の吸収性パンツ式物品の切断までの過程の任意の段階において、腰弾性が前駆体物品の複合ウェブの腰縁において追加され得ることも、理解されるものである。
【】
本明細書に開示されているようなパンツ式物品は、図に示されている種類のものであって、吸収性組立体が前パネルと後パネルとの間に架かるように長手方向に延びるように、吸収性組立体または股パネルが前パネルに接続され、後パネルに接続されている3つの部品のシャーシを有する種類のものであり得る。代替で、パンツ式物品は、前パネル腰縁と後パネル腰縁との間の全体の距離で延びる組み合わせ積層ウェブを有する一体のシャーシを有してもよく、組み合わせ積層ウェブは、前パネルおよび後パネルの各々の少なくとも一部を構成し、パンツ式物品の股領域における股ウェブ材料を構成する。
【】
このような代替の実施形態において、吸収性物品の前本体パネル3と後本体パネル4との両方を形成し得る組み合わせ積層ウェブが形成され得る。この場合、組み合わせ積層ウェブは前本体パネル区域と後本体パネル区域とを少なくとも備え得る。なおもこのような組み合わせ積層ウェブは、の例において定められているような第1のウェブ部分および第2のウェブ部分を少なくとも備え得る。このような複合ウェブへの吸収性組立体7の適用および付着の後、脚切り取り170は、前駆体物品100a~100eの間で、相互接続された前駆体物品100a~100eの複合ウェブ100に形成でき、各々の脚切り取り170は、図5における前駆体物品100bと100cとの間に指示されているように、閉ループ構成を有する。それによって、閉ループの脚切り取り170は、先を行く前駆体物品の第1の前脚縁および第1の後脚縁と、後に続く前駆体物品の第2の前脚縁および第2の後脚縁とを提供するように形成され得る。
【】
しかしながら、組み合わせ積層ウェブによって形成される一体のシャーシを伴う方法は、3つの部品のシャーシの解決策より多くの材料の使用を必要とする可能性がある。
【】
溶接接合
溶接接合パターンを伴う数多くの技術が知られており、それらの技術が、エラストマ撚糸400aの第1のセットを、第1のパネル部分4a/第1のウェブ部分c4aにおいて第1の下層4a’と第1の上層4a’’との間に付着させるために使用され得る。
【】
例えば、溶接接合パターンは、隣接する溶接接合の対を備えることができ、隣接する溶接接合は、エラストマ撚糸400aの第1のセットの各々を付着させるために、エラストマ撚糸の各々の側において提供される。
【】
いくつかの変形では、隣接する溶接接合のこのような対は、主には、摩擦によって、および/または、エラストマ撚糸を締め付けることによって、エラストマ撚糸を保持するように適用される。
【】
例えば、隣接する溶接接合の対は、エラストマ撚糸の各々が、隣接する溶接接合のこのような対の間に定められる通路に係留されるように配置され、隣接する溶接接合の間の通路を横切る距離は、張ってない状態にあるときのエラストマ撚糸の直径より小さい。弾性撚糸は、伸びた状態において上層と下層との間に適用され、上層と下層とは、弾性撚糸が伸びた状態で保持される間に互いに接合される。伸びた状態において、弾性撚糸は、緩んだ状態または張っていない状態よりも小さい直径を有する。それによって、弾性撚糸は、伸びた弾性撚糸が緩んで、それらの張っていないときの直径を取り戻せるため、隣接する接合の対において接合同士の間に機械的に閉じ込められることになる。
【】
いくつかの変形では、隣接する溶接接合のこのような対の適用は、隣接する溶接接合の対が上層および/または下層と弾性撚糸との間に融解接続も伴うように、上層、下層、および弾性撚糸のうちの少なくとも1つの融解を伴う。接合パターンは、超音波接合または熱接合によって形成することができ、接合要素は、積層された層における熱可塑性材料を軟化または融解させた後に接合で固めさせるために一緒に接合される層を局所的に加熱することで形成される。
【】
有利には、溶接接合パターンは超音波接合を含む。溶接接合パターンは、例えば、EP4025412A1またはEP3519162などに記載されているような接合システムを使用して作り出すことができる。
【】
接合パターンは、規則的な接合パターンで配置される複数の個別の接合を含むことができる。例えば、個別の接合は、均一に分配された個別の接合のパターンを形成することができる。
【】
接合要素は、本体パネルの全領域にわたって、つまり、低減された弾性を伴ういかなるゾーンにおいても、規則的な接合パターンで本体パネルにわたって分配され得る。別の言い方をすれば、接合パターンは、本体パネルの他の一部におけるように、低減した弾性を伴う本体パネルゾーンにおいても同じである。代わりに、低減した弾性は、例えば、弾性撚糸を切り取るかまたは破壊することなど、本明細書において言及されているように遂行されてもよい。
【】
接合パターンは複数の個別の接合を含み得る。接合パターンは、後本体パネル4の第1の部分4aのすべてにわたって均一であり得る。
【】
接合パターンは、例えば、直線または曲線に沿ってなどで配置される複数の個別の接合を含み得る。例えば、接合パターンは、長手方向L/交差方向CDとある角度を形成する線を形成するように配置される複数の個別の接合を含み得る。代替で、接合パターンは、波状の線を辿るように配置される複数の個別の接合を含み得る。
【】
接着剤接合
第2のパネル部分4bは接着剤接合によって接合され、接着剤接合は、第2の下層4b’、第2の上層4b’’、エラストマ撚糸400bの第2のセット、および脚弾性部材25、26のうちの1つまたは複数に適用される。そのために、以前から知られている接着剤技術が使用され得る。
【】
組み合わせ積層ウェブを示している図4では、接着剤パターンの変形が示されている。同じパターンは図2aの物品に適用され得るが、図面の明確性の理由のため、ここでは示されていない。
【】
図4において見られるように、接着剤が、破線領域80によって示されているように、第2の下層4b’を向いている第2の上層4b’’の表面にわたって実質的に連続的に適用される。
【】
また、接着剤が、第2の上層4b’’を向いている第2の下層4b’の表面の定められた領域82のみに適用される。定められた領域82は、追加の弾性部材c25、c26に重なるように、つまり、第2のパネル部分4bにおいて物品1における脚弾性部材25、26に重なるように、大きさおよび分配を有する。最後に、図示されている変形では、エラストマ撚糸400bの第2のセットにも接着剤が提供される。
【】
例えば、第2の接着剤が第2の上層4b’’にわたって実質的に連続的であり得、第1の接着剤が第2の下層4b’の定められた老域に適用され得る。例えば、第2の接着剤は、第1の接着剤より素早く固まる点において、第1の接着剤と異なる。第1の接着剤は弾性部材の付着のために意図され得、第2の接着剤はウェブの積層のために意図され得る。
【】
材料
第2の下層4b’、第2の上層4b’’、第1の下層4a’、第1の上層4a’’、ならびに、任意選択で腰下層4c’、および腰上層4c’’のうちの少なくとも1つ、好ましくは、各々は、不織材料のシートを備える、または、不織材料のシートから成る。
【】
不織材料は熱可塑性繊維を含むことができ、好ましくは、不織材料は少なくとも50%の熱可塑性繊維を含み、より好ましくは少なくとも80%の熱可塑性繊維を含むことができる。
【】
不織材料の層またはウェブは、スパンボンド、エアレイド、ウェットレイド、カード、エレクトロスパン、またはメルトブローンの不織布など、任意の適切な不織材料のものであり得る。不織材料は、縫合、水流交絡、超音波溶接、または熱接合によってなど、任意の適切な技術によって接合され得る。
【】
本明細書で使用されている不織材料の繊維は、人工繊維、天然繊維、または、人工繊維と天然繊維との混合物であり得る。人工繊維には、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアクリレートなどのポリマの他に、ビスコース繊維およびモダール繊維などの再生繊維など、単成分、二成分、および多成分の繊維がある。天然繊維は、例えば、パルプ繊維、綿繊維、亜麻、大麻などのセルロース繊維である。
【】
超音波接合または熱接合によって接合される層について、層を形成するために使用される不織材料は、接合要素を形成させるのに十分な量の熱可塑性繊維を含むべきである。本明細書に開示されているような不織ウェブにおける使用のための適切な熱可塑性ポリマの例には、ポリエチレン、ポリプロピレン、他のポリオレフィンのホモポリマおよびコポリマ、ならびにポリエステルがある。溶接可能な不織ウェブは、熱可塑性成分の大きな含有量を有することができ、好ましくは、少なくとも50%の熱可塑性繊維を含み、より好ましくは少なくとも80%の熱可塑性繊維を含むことができる。
【】
不織材料は、10~22gsmなど、8~26gsmの基本重量を有し得る。エラストマ撚糸における弾性材料、および/または、配置されている脚弾性部材は、天然もしくは合成のゴム、熱可塑性ポリウレタンもしくはスチレンのブロック共重合体などの熱可塑性エラストマ、または、スパンデックスポリウレタンポリウレア共重合体とも称されるエラステインなど、任意の適切な弾性材料であり得る。脚弾性部材の弾性撚糸および/または弾性要素は、「LYCRA」の商品名において入手可能であるエラステインのものであり得るが、任意の適切な弾性糸が使用できる。
【】
糸は、約80~1200dtexの直鎖状質量密度のdtexを有し得る。
【】
したがって、エラストマ撚糸400bの第2のセット、および/もしくは、エラストマ撚糸400aの第1のセット、ならびに/または、任意選択でエラストマ撚糸400cの第3のセットは、80~1200dtexの直鎖状質量密度のdtexを有し得る。
【】
各々のパネル部分におけるエラストマ撚糸の数と、各々のパネル部分における撚糸同士の間の長手方向の間隔とは、適切な弾性および良好なフィットをパネルに提供するように選択され得る。
【】
例えば、図示されている変形では、第2のパネル部分4bにおけるエラストマ撚糸400bの第2のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔は、第1のパネル部分4aにおけるエラストマ撚糸400aの第1のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔以上であり得る。
【】
例えば、第1のパネル部分4aのエラストマ撚糸400aの第1のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔は2~20mmとでき、エラストマ撚糸400bの第2のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔は2~35mmとでき、および/または、エラストマ撚糸の第3のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔は2~12mmとできる。
【】
異なる変形の例が図面を参照してで説明されているが、他の変形および改良が当業者には容易に思いつくことになる。例えば、吸収性物品の形および大きさは、図面に示されている形および大きさに限定されない。
【符号の説明】
【】
1 使い捨て吸収性パンツ式物品、吸収性物品
3 前本体パネル、前パネル
3a 主パネル部分
3a’ 主下層
3a’’ 主上層
3c 腰パネル部分
3c’ 下腰パネル層
3c’’ 上腰パネル層
4 後本体パネル、組み合わせパネル、後本体パネル、組み合わせ本体パネル、後パネル
4a 第1のパネル部分、第1のウェブ部分、第1の積層ウェブ、主部分4a
4a’ 第1の下層
4a’’ 第1の上層
4ab’ 連続材料
4b 第2のパネル部分、第2の積層ウェブ
4b’ 第2の下層
4b’’ 第2の上層
4c 腰パネル部分
4c’ 腰下層
4c’’ 腰上層
5 股領域
6 吸収性コア
7 吸収性組立体
7c 中心部
7f 前端部
7r 後端部
12 腰開口
13 第2の脚開口
14 第1の脚開口
16 第1の前脚縁
17 第2の前脚縁
18 第1の後脚縁
19 第2の後脚縁、第2の脚縁
20 側結合部、第1の側継ぎ目
21 側結合部、第2の側継ぎ目
25 脚弾性部材、第1の弾性部材
26 脚弾性部材、第2の弾性部材
30ac’ 組み合わせ下パネルシート
31 前パネル腰縁、前腰縁
32 第1の前パネル側縁
33 第2の前パネル側縁
34 前パネル股縁、前股縁
40ab’ 連続材料シート、下層、材料
40abc’ 連続材料シート、材料
41 後パネル腰縁、後腰縁
42 第1の後パネル側縁
43 第2の後パネル側縁
44 後パネル股縁、後股縁
50 弾性腰特徴
70、71 結合部
72 液体不浸透性バックシート
73 液体浸透性トップシート、液体トップシート
80 第1の接着剤、破線領域
82 定められた領域
100 形成される物品、複合ウェブ、シャーシウェブ
100a~100e 相互接続された前駆体物品
120、121 側継ぎ目
170 脚切り取り
173 切り取り部分
300a、300b エラストマ撚糸
400a、400b、400c エラストマ撚糸、弾性撚糸
500 組み合わせ下層ウェブc40abc’の第1の側縁、第1の長手方向の縁
501 組み合わせ下層ウェブc40abc’の第2の側縁、第2の長手方向の縁
600 第1の長手方向の縁
601 第2の長手方向の縁
700 第1の長手方向の縁
701 第2の長手方向の縁
c25、c26 追加の弾性部材
c3 前本体パネルウェブ、前パネルウェブ
c31 前腰縁
c34 前股縁
c4 組み合わせ積層材料ウェブ、後本体パネルウェブ、後パネルウェブ、組み合わせウェブ積層
c4a 第1のウェブ部分
c4a’’ 第1の上層ウェブ
c4b 第2のウェブ部分
c4b’’ 第2の上層ウェブ
c4c 腰積層ウェブ部分、腰ウェブ部分、組み合わせ積層材料ウェブ
c4c’ 腰下層ウェブ、腰下層
c4c’’ 腰上層ウェブ、腰上層
c40abc’ 組み合わせ下層ウェブ
c41 後腰縁、第1の側縁
c44 後股縁、第2の側縁
c400a、c400b エラストマ撚糸、連続弾性撚糸
CD 交差方向
D 接続領域
E 腰接続領域
L 長手方向、長手方向軸
Ld 分割線
Lv 折り線
MD 機械方向
T 横断方向
W 組み合わせパネルの長手方向の全長、幅
Wa 第1のパネル部分4aの長さ、第1のウェブ部分c4aの幅
Wb 第2のパネル部分4bの長さ、第2のウェブ部分c4bの幅
Wc 腰パネル部分の長さ、腰ウェブ部分c4cの幅
Wd、WD 接続領域Dの長さ、幅
WE 腰接続領域Eの長さ、幅
W0 組み合わせ幅
W1 第1の上層ウェブc4a’’の第1の幅
W2 第2の幅
W3 第3の幅
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【手続補正書】
【提出日】
【手続補正】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】
長手方向(L)と、横断方向(T)と、前記長手方向(L)および前記横断方向(T)に対して垂直な厚さ方向とを有する使い捨てパンツ式物品(1)であって、前記物品が着用されるときに前記物品の内側が着用者を向き、前記物品が着用されるときに前記物品の外側が前記着用者から離れており、前記物品(1)は、
前本体パネル(3)と、
後本体パネル(4)と、
前記前本体パネル(3)と前記後本体パネル(4)との間に位置付けられる股領域(5)であって、吸収性コア(7)を備える吸収性組立体(6)が、前記吸収性コア(7)の中心部(7c)が前記股領域(5)に位置付けられる状態で配置され、前記前本体パネル(3)は、第1の側継ぎ目(20)において第1の後パネル側縁(42)に結合される第1の前パネル側縁(32)によって、前記後本体パネル(4)に結合される、股領域(5)と、
第2の側継ぎ目(21)において第2の後パネル側縁(43)に結合される第2の前パネル側縁(33)と
を備え、したがって、前記物品(1)が、
前記前本体パネル(3)の腰縁(31)および前記後本体パネル(4)の腰縁(41)によって定められる腰開口(12)、および、
前記前本体パネル(3)の脚縁(16、17)の対および前記後本体パネル(4)の脚縁(18、19)の対によって定められる脚開口(13、14)の対
を形成し、
前記前本体パネル(3)および前記後本体パネル(4)の各々は、前記物品(1)の前記厚さ方向において見られるとき、上側と下側とを有し、
前記前本体パネル(3)および前記後本体パネル(4)の少なくとも一方は組み合わせパネル(4)であり、
前記組み合わせパネル(4)は、前記組み合わせパネル(4)の前記脚縁(18、19)の対に隣接して配置される脚弾性部材(25、26)の対を備え、各々の脚弾性部材(25、26)は、前記横断方向(T)と平行以外の方向に少なくとも部分的に延び、前記組み合わせパネル(4)は、前記長手方向Lに沿って見られるとき、接続領域(D)によって接続される第1のパネル部分(4a)および第2のパネル部分(4b)を備え、
前記第1のパネル部分(4a)は前記接続領域(D)から前記長手方向(L)において前記組み合わせパネル(4)の前記腰縁(41)に向けて延び、
前記第2のパネル部分(4b)は前記接続領域(D)から前記長手方向(L)において前記脚縁(18、19)の対に向けて延び、前記第2のパネル部分(4b)は前記脚弾性部材(25、26)の対を備え、
前記第1のパネル部分(4a)は、第1の下層(4a’)および第1の上層(4a’’)を備え、前記第1のパネル部分(4a)において、前記第1の下層(4a’)が前記組み合わせパネル(4)の下側表面を形成し、前記第1の上層(4a’’)が前記組み合わせパネル(4)の上側表面を形成するように前記第1の下層(4a’)および前記第1の上層(4a’’)が重ね合わされ、
前記第1のパネル部分(4a)は、前記第1の下層(4a’)と前記第1の上層(4a’’)との間に挟まれるエラストマ撚糸(400a)の第1のセットをさらに備え、前記エラストマ撚糸(400a)は、互いに、および、前記横断方向(T)と、実質的に平行に並べられ、前記長手方向(L)において互いから離間され、前記第1のパネル部分(4a)は、前記第1の下層(4a’)が、前記エラストマ撚糸(400a)の第1のセットを前記第1の下層(4a’)と前記第1の上層(4a’’)との間に付着させる溶接接合パターンによって前記第1の上層(4a’’)に接合されることによって、接合され、
前記第2のパネル部分(4b)は、第2の下層(4b’)および第2の上層(4b’’)を備え、前記第2のパネル部分(4b)において、前記第2の下層(4b’)が前記組み合わせパネル(4)の下側表面を形成し、第2の上層(4b’’)が前記組み合わせパネル(4)の上側表面を形成するように前記第2の下層(4b’)および前記第2の上層(4b’’)が重ね合わされ、
前記脚弾性部材(25、26)の対は、前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に挟まれ、
前記第2のパネル部分(4b)は、前記第2の下層(4b’)が接着剤接合によって前記第2の上層(4b’’)に接合され、前記脚弾性部材(25、26)の対を前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に付着させることによって、接合される、使い捨てパンツ式物品(1)。
【請求項】
前記第2のパネル部分(4b)は、前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に挟まれるエラストマ撚糸(400b)の第2のセットを備え、任意選択の前記エラストマ撚糸(400b)は、互いに、および、前記横断方向(T)と、実質的に平行に並べられ、前記長手方向(L)において互いから離間され、
前記第2のパネル部分(4b)は、前記第2の下層(4b’)が接着剤接合によって前記第2の上層(4b’’)に接合され、前記脚弾性部材(25、26)の対と前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセットとを前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に付着させることによって、接合される、請求項1に記載の物品。
【請求項】
前記第1のパネル部分(4a)の前記溶接接合パターンは、隣接する溶接接合の対を備え、一対の前記隣接する溶接接合は、エラストマ撚糸の各々の側方に設けられる、請求項1または2に記載の物品。
【請求項】
前記第1のパネル部分(4a)は接着剤がない、請求項1から3のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記第2のパネル部分(4b)の前記接着剤接合は、前記第2の上層(4b’’)、前記第2の下層(4b’)、任意選択の前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセット、および前記脚弾性部材(25、26)のうちの1つまたは複数に適用される、請求項1から4のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
各々の脚弾性部材(25、26)は、前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセットのうちの少なくとも1つの弾性撚糸と交差する、請求項2から5のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記接続領域(D)は、前記長手方向(L)における前記組み合わせパネル(4)の全長(W)の7%以下または5%以下などの10%以下である前記長手方向(L)における長さ(WD)を有する、及び/又は、
前記第1のパネル部分(4a)は前記長手方向(L)において長さ(Wa)を有し、前記長さ(Wa)は、前記長手方向(L)における前記組み合わせパネル(4)の全長(W)の25%から65%までなど、少なくとも20%である、及び、又は、
前記第2のパネル部分(4b)は、前記長手方向(L)における前記組み合わせパネル(4)の全長(W)の30%から70%までなどの少なくとも20%である前記長手方向(L)における長さ(Wb)を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記第2の下層(4b’)と前記第1の下層(4a’)とは、横断する前記接続領域(D)にわたって延びる単一の連続材料シート(40ab’、40abc’)によって形成される、請求項1から7のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記第2の上層(4b’’)と前記第1の上層(4a’’)とは別々の材料シートによって形成される、好ましくは、前記接続領域(D)において、前記第2の上層(4b’’)の前記材料シートの横断縁部分が、前記長手方向(L)において前記第1の上層(4a’’)の前記材料シートの横断縁部分に重なるように配置され、好ましくは、前記第2の上層(4b’’)の前記横断縁部分は前記第1の上層(4a’’)の前記横断縁部分の上側に配置される、請求項1から8のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記組み合わせパネル(4)の上側は前記物品の内側を形成し、前記組み合わせパネル(4)の下側は前記物品の外側を形成する、請求項1から9のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記第2のパネル部分(4b)の前記接着剤接合は、前記脚弾性部材(25、26)同士を重ねる定められた領域において、前記第2の上層(4b’’)および前記第2の下層(4b’)の一方に適用される第1の接着剤と、前記第2の上層(4b’’)および前記第2の下層(4b’)の他方に適用される第2の接着剤とを備え、任意選択で、前記第1の接着剤は前記第2の接着剤と異なる、請求項1から10のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記組み合わせパネル(4)は、前記組み合わせパネル(4)の前記腰縁(31;41)を備える腰パネル部分(4c)をさらに備える、請求項1から11のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記第2のパネル部分(4b)の前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセットにおける撚糸同士の間の平均的な長手方向の間隔は、前記第1のパネル部分(4a)における前記エラストマ撚糸(400a)の第1のセットにおける撚糸同士の間の平均的な長手方向の間隔以上である、請求項2から12のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記吸収性コア(7)は、前記吸収性コア(7)の中心部(7c)が前記股領域(5)に位置付けられた状態と、前記吸収性コア(7)の前端部(7f)が前重ね領域(10)において前記前本体パネル(3)と重なる状態と、前記吸収性コア(7)の後端部(7r)が後重ね領域(11)において前記後本体パネル(4)と重なる状態とにおいて、配置される、請求項1から13のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記吸収性コア(7)は、横断する前記接続領域(D)の横断部分に長手方向で重なるように配置される、請求項1から14のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
前記前本体パネル(3)および前記後本体パネル(4)の一方は組み合わせパネル(4)であり、前記前本体パネル(3)および前記後本体パネル(4)の他方は接着剤がない、請求項1から15のいずれか一項に記載の物品。
【請求項】
使い捨て衛生物品のための組み合わせ積層材料ウェブ(c4)を形成するための方法であって、前記組み合わせ積層材料ウェブは、機械方向(MD)において見られるときに連続的であり、前記機械方向(MD)に対して垂直な交差方向(CD)において、第1の側縁(c41)と第2の側縁(c44)との間に幅(W)を有し、前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)は、前記機械方向(MD)および前記交差方向(CD)に対して垂直である厚さ方向において見られるとき、上側と下側とを定め、前記方法は、
第1の下層ウェブ(c4a’)、第1の上層ウェブ(c4a’’)、および、連続弾性撚糸(c400a)の第1のセットを前記機械方向(MD)に送り込むこと、および、
前記連続弾性撚糸(c400a)の第1のセットを前記第1の下層ウェブ(c4a’)と前記第1の上層ウェブ(c4a’’)との間に付着させるように、溶接接合パターンによって前記第1の下層ウェブ(c4a’)を前記第1の上層ウェブ(c4a’’)に接合することであって、前記エラストマ撚糸(c400a)の第1のセットは、互いに、および、前記機械方向(MD)と、実質的に平行に並べられ、前記交差方向(CD)において互いから離間される、接合すること
を含む溶接接合ステップ(S100)と、
第2の下層ウェブ(c4b’)および第2の上層ウェブ(c4b’’)を前記機械方向に送り込み、前記第2の下層ウェブ(c4b’)と前記第2の上層ウェブ(c4b’’)との間に挟まれるように1つまたは複数の連続的な追加の弾性部材(c25、c26)のセットを送り込むこと、および、
前記1つまたは複数の連続的な追加の弾性部材(c25、c26)のセットを前記第2の下層ウェブ(c4b’)と前記第2の上層ウェブ(c4b’’)との間に付着させるように、接着剤接合によって前記第2の下層ウェブ(c4b’)を前記第2の上層ウェブ(c4b’’)に接合すること
を含む接着剤接合ステップ(S200)と
を含み、
前記追加の弾性部材(c25、c26)は、前記機械方向(MD)と平行でない方向に少なくとも部分的に延び、
それによって、
前記第1の下層ウェブ(c4a’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の下側表面を形成し、前記第1の上層ウェブ(c4a’’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の上側表面を形成する第1のウェブ部分(c4a)と、
前記第2の下層ウェブ(c4b’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の下側表面を形成し、前記第2の上層ウェブ(c4b’’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の上側表面を形成する第2のウェブ部分(c4b)と
を形成し、
前記第2のウェブ部分(c4b)は、前記機械方向(MD)に沿って延びる接続領域(D)を介して、前記第1のウェブ部分(c4a)に接続される、方法。
【請求項】
前記接着剤接合ステップ(S200)は、前記第2の下層ウェブ(c4b’)と前記第2の上層ウェブ(c4b’’)との間に挟まれるように、連続弾性撚糸(C400b)の第2のセットを前記機械方向に送り込むことと、前記エラストマ撚糸(c400b)の第2のセットおよび前記1つまたは複数の連続的な追加の弾性部材(c25、c26)のセットを前記第2の下層ウェブ(c4b’)と前記第2の上層ウェブ(c4b’’)との間に付着させるように、接着剤接合によって前記第2の下層ウェブ(c4b’)を前記第2の上層ウェブ(c4b’’)に接合することであって、前記エラストマ撚糸(c400b)の第2のセットは、互いに、および、前記機械方向(MD)と、実質的に平行に並べられ、前記交差方向(CD)において互いから離間される、接合することとをさらに含む、請求項17に記載の方法。
【請求項】
前記溶接接合ステップ(S100)は、前記機械方向(MD)において前記接着剤接合ステップ(S200)の上流で実施される、請求項17または18に記載の方法。
【請求項】
前記接着剤接合ステップ(S200)において、前記エラストマ撚糸(c400b)は、互いに、および、前記機械方向と、実質的に平行に並べられ、前記追加の弾性部材(c25、c26)は、前記追加の弾性部材(c25、c26)の各々1つが前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセットのうちの少なくとも1つの弾性撚糸と交差するように、前記機械方向(MD)と平行でない方向に少なくとも部分的に延びる、請求項17から19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記溶接接合ステップにおける前記溶接接合パターンは、隣接する溶接接合の対を、このような隣接する溶接接合の対を使用して前記エラストマ撚糸(400a)の第1のセットの各々を付着させるために備える、請求項17から20のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記接着剤接合ステップの前記接着剤接合は、前記第2の下層(4b’)、前記第2の上層(4b’’)、任意選択の前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセット、および前記脚弾性部材(25、26)のうちの1つまたは複数に適用される、請求項17から21のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記接続領域(D)は、前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の前記幅(W)の10%以下である前記交差方向(CD)における幅(WD)を有する、及び/又は、
前記第2のウェブ部分(4b)は、前記組み合わせ積層材料ウェブの前記幅(W)の25%から70%までなど、少なくとも20%である前記交差方向(CD)における幅(Wb)を有する、
及び/又は、前記第1のウェブ部分(4a)は、前記組み合わせ積層材料ウェブの前記幅(W)の25%から65%までなど、少なくとも20%である前記交差方向(CD)における幅(Wa)を有する、請求項17から22のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記溶接接合ステップ(S100)は、
前記第1の下層ウェブ(c4a’)を形成するために組み合わせ下層ウェブ材料(c40abc’)を送り込むことと、
前記第1のウェブ部分(c4a)を形成して前記組み合わせ下層ウェブ材料(c40abc’)の少なくとも第2の幅部分を積層されないままにするように、前記第1の上層ウェブ(c4a’’)を前記組み合わせ下層ウェブ材料(c40abc’)の第1の幅部分に接合することと
を含み、
前記接着剤接合ステップ(S200)は、
前記第2の下層ウェブ(c4b’)を形成するために前記組み合わせ下層ウェブ材料(c40abc’)を送り込むことと、
前記第2のウェブ部分(c4b)を形成するように、前記第2の上層ウェブ(c4b’’)を前記組み合わせ下ウェブ(c40abc’)の積層されていない前記第2の幅部分に接合することと
を含む、請求項17から23のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記第2の上層ウェブ(c4b’’)と前記第1の上層ウェブ(c4a’’)とは別々のウェブ材料として送り込まれる、請求項17から24のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記接着剤接合ステップ(S100)は、前記接続領域(D)が前記第2の上層ウェブ(c4b’’)と前記第1の上層ウェブ(c4a’’)との重なり合う部分を含むように、前記交差方向(CD)に沿って見られるとき、前記第2の上層ウェブ(c4b’’)を前記第1の上層ウェブ(c4a’’)と部分的に重なる関係で接合することを含む、請求項17から25のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記接着剤接合ステップ(S200)は、前記脚弾性部材(25、26)同士を重ねる定められた領域において、前記第2の上層ウェブ(c4b’’)および前記第2の下層ウェブ(c4b’)の一方に第2の接着剤を適用し、前記第2の上層ウェブ(c4b’’)および前記第2の下層ウェブ(c4b’)の他方に第1の接着剤を適用することを含み、任意選択で、前記第2の接着剤は前記第1の接着剤と異なる、請求項17から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記エラストマ撚糸(c400b)の第2のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔は、前記エラストマ撚糸(c400a)の第1のセットにおける撚糸同士の間の長手方向の間隔以上である、請求項17から27のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記組み合わせ積層材料ウェブは、使い捨てパンツ状物品の前本体パネルまたは後本体パネルである組み合わせパネルを形成するためのものであり、前記追加の弾性部材(c25、c26)は前記組み合わせパネルにおいて脚弾性部材(25、26)を形成するように適用される、請求項17から28のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
使い捨て衛生物品のための組み合わせ積層材料ウェブ(c4)であって、前記組み合わせ積層材料ウェブは、機械方向(MD)において見られるときに連続的であり、前記機械方向(MD)に対して垂直な交差方向(CD)において、2つの側縁(c41、c44)の間に幅(W)を有し、前記組み合わせ積層材料ウェブは、前記機械方向(MD)および前記交差方向(CD)に対して垂直な厚さ方向において見られるとき、上側と下側とを有し、
前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)は第1のウェブ部分(c4a)と第2のウェブ部分(c4b)とを備え、前記第1のウェブ部分(c4a)と前記第2のウェブ部分(c4b)とは、前記第1のウェブ部分(c4a)が、前記機械方向(MD)に沿って延びる接続領域(D)から、前記交差方向において、前記組み合わせ積層材料ウェブの前記第1の側縁(c41)に向けて延びるように、および、前記第2のウェブ部分(c4b)が、前記接続領域(D)から、前記交差方向において、前記組み合わせ積層材料ウェブの前記第2の側縁(c44)に向けて延びるように、前記接続領域(D)において接続され、
前記第1のウェブ部分(c4a)は、第1の下層(4a’)および第1の上層(4a’’)を備え、前記第1のウェブ部分(c4a)において、前記第1の下層(4a’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の下側表面を形成し、前記第1の上層(4a’’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の上側表面を形成するように前記第1の下層(4a’)および前記第1の上層(4a’’)が重ね合わされ、前記第1のウェブ部分(c4a)は、前記第1の下層(4a’)と前記第1の上層(4a’’)との間に挟まれるエラストマ撚糸(400a)の第1のセットをさらに備え、前記エラストマ撚糸(c400a)は、互いに、および、前記機械方向(MD)と、実質的に平行に並べられ、前記エラストマ撚糸は前記交差方向(CD)において互いから離間され、
前記第1のウェブ部分(c4a)は、前記第1の下層(4a’)が、前記エラストマ撚糸(400a)の第1のセットを前記第1の下層(4a’)と前記第1の上層(4a’’)との間に付着させる溶接接合パターンによって前記第1の上層(4a’’)に接合されることによって、接合され、
前記第2のウェブ部分(c4b)は、第2の下層(4b’)および第2の上層(4b’’)を備え、前記第2のウェブ部分(c4b)において、前記第2の下層(4b’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の下側表面を形成し、前記第2の上層(4b’’)が前記組み合わせ積層材料ウェブ(c4)の上側表面を形成するように前記第2の下層(4b’)および前記第2の上層(4b’’)が重ね合わされ、
前記第2のウェブ部分(c4b)は、前記機械方向(MD)と平行以外の方向において少なくとも部分的に延びる追加の弾性部材(25、26)をさらに備え、前記追加の弾性部材(25、26)は前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に挟まれ、
前記第2のウェブ部分(c4b)は、前記第2の下層(4b’)が接着剤接合によって前記第2の上層(4b’’)に接合され、前記追加の弾性部材(25、26)を前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に付着させることによって、接合され、
好ましくは、前記第2のウェブ部分(c4b)は、前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に挟まれるエラストマ撚糸(400b)の第2のセットをさらに備え、前記エラストマ撚糸(400b)は、互いに、および、前記機械方向(MD)と、実質的に平行に並べられ、前記エラストマ撚糸(400b)は前記交差方向(CD)において互いから離間され、
前記第2のウェブ部分(c4b)は、前記第2の下層(4b’)が接着剤接合によって前記第2の上層(4b’’)に接合され、前記エラストマ撚糸(400b)の第2のセットおよび前記追加の弾性部材(25、26)を前記第2の下層(4b’)と前記第2の上層(4b’’)との間に付着させることによって、接合される、組み合わせ材料ウェブ(c4)。
【請求項】
請求項17から29のいずれか一項に記載の方法によって製作される組み合わせ材料ウェブ。
【請求項】
使い捨てパンツ式物品を製作するための方法であって、
請求項30から31のいずれか一項に記載の組み合わせ積層材料ウェブ(c4)を提供するステップと、
前本体パネル(3)と、後本体パネル(4)と、前記前本体パネル(3)と前記後本体パネル(4)との間に位置付けられる股領域(5)と、吸収性コア(6)を備える吸収性組立体(7)であって、前記吸収性コア(6)は、前記吸収性組立体(7)の中心部(7c)が前記股領域(5)に位置付けられる状態で配置される、吸収性組立体(7)とを有する使い捨てパンツ式物品を形成するステップであって、
第1の前パネル側縁が第1の側継ぎ目において第1の後パネル側縁に結合され、
第2の前パネル側縁が第2の側継ぎ目において第2の後パネル側縁に結合され、
前記前本体パネル(3)および前記後本体パネル(4)の少なくとも一方は前記組み合わせ積層材料ウェブから形成される、ステップと
を含む方法。
【請求項】
後本体パネルウェブ(c4)および前本体パネルウェブ(c3)を提供するステップであって、前記後本体パネルウェブ(c4)および前記前本体パネルウェブ(c3)の少なくとも一方は、請求項28または29に記載の組み合わせ積層材料ウェブである、ステップと、
吸収性組立体(7)を前記後本体パネルウェブ(c4)および前記前本体パネルウェブ(c3)に間欠的に適用するステップであって、前記吸収性組立体(7)は、前記機械方向(MD)において離間されて適用され、前記コア組立体の第1の端部(7r)が前記後本体パネルウェブ(c4)に重なり、前記コア組立体の第2の端部(7f)が前記前本体パネルウェブ(c3)に重なる状態で、付着させられる、ステップと、
相互接続された前駆体物品(100)の複合ウェブを形成するように、ここで、各々の前駆体物品(100a~100e)は吸収性組立体(7)を備え、前記前駆体物品(100)の複合ウェブは前腰縁(c31)および後腰縁(c41)を有し、
前記相互接続された前駆体物品(100)の複合ウェブを、前記機械方向(MD)に延びる折り線に沿って折り、前記後本体パネルウェブ(c4)の前記後腰縁(c41)を前記前本体パネルウェブの前記前腰縁(c31)と並べるステップと、
各々の前駆体物品(100a、100b、100c)における第1および第2の側継ぎ目(120、121)を形成するステップであって、前記側継ぎ目(120、121)は、前記前本体パネルウェブ(c3)を前記後本体パネルウェブ(c4)と結合し、前記交差方向(CD)において、前記前駆体物品(100a~100e)の間の分割線(Ld)に沿って形成される、ステップと、
個々のパンツ式物品を前記前駆体物品(100)の複合ウェブから切断するステップと
を含む、使い捨てパンツ式物品を製作するための、請求項32に記載の方法。
【請求項】
前記組み合わせ積層材料ウェブの前記上側は前記物品(1)の内側を形成し、前記組み合わせパネル(4)の前記下側は前記物品(1)の外側を形成する、請求項32または33に記載の方法。
【請求項】
前記吸収性組立体(7)を、前記吸収性組立体(7)の中心部(7c)が前記股領域(5)に位置付けられた状態と、前記吸収性組立体(7)の前端部(7f)が前重ね領域(10)において前記前本体パネル(3)と重なる状態と、前記吸収性組立体(7)の後端部(7r)が後重ね領域(11)において前記後本体パネル(4)と重なる状態とにおいて、配置するステップを含む、請求項32から34のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記第1のウェブ部分(4a)の少なくとも一部を重ねるように前記吸収性組立体(7)を配置するステップを含む、請求項32から35のいずれか一項に記載の方法。
【国際調査報告】

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