特表2026-533214IP Force 特許公報全文掲載

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】
(54)【発明の名称】血圧監視方法、ウェアラブル装置及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   
   
【FI】
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】
(86)(22)【出願日】
(85)【翻訳文提出日】
(86)【国際出願番号】
(87)【国際公開番号】
(87)【国際公開日】
(31)【優先権主張番号】202311440599.6
(32)【優先日】
(33)【優先権主張国・地域又は機関】
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ブルートゥース
(71)【出願人】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Huawei Administration Building, Bantian, Longgang District, Shenzhen, Guangdong 518129, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】110004381
【氏名又は名称】弁理士法人ITOH
(72)【発明者】
【氏名】ズオン,イエン
(72)【発明者】
【氏名】リー,ホーンバオ
【テーマコード(参考)】
【Fターム(参考)】
4C017AA02
4C017AA08
4C017AA12
4C017AA14
4C017AB02
4C017AC03
4C017AD01
4C017BC11
4C017DD14
4C017FF08
4C017FF17
4C038VA04
4C038VB12
4C038VB35
4C038VC20
(57)【要約】
血圧監視方法、ウェアラブル装置及び記憶媒体を提供する。当該方法はウェアラブル装置(100)に適用され、ウェアラブル装置は動きセンサ(203G)を含み、方法は以下を含む。ウェアラブル装置は、第1血圧測定値を収集し、ウェアラブル装置は、動きセンサによって収集された動きデータを取得し、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定し、ウェアラブル装置は、第1血圧測定値及び第1血圧補償値に基づいて第1血圧監視値を決定する。第1姿勢は、立位、座位、又は臥位のうちのいずれか1つを含む。ウェアラブル装置は、異なるユーザ姿勢に基づいて血圧測定結果を修正することができ、それにより、ウェアラブル装置による血圧の測定精度を改善する。
【特許請求の範囲】
【請求項】
血圧監視方法であって、前記方法はウェアラブル装置に適用され、前記ウェアラブル装置は動きセンサを含み、前記方法は、
前記ウェアラブル装置により、第1血圧測定値を収集するステップと、
前記ウェアラブル装置により、前記動きセンサにより収集された動きデータを取得するステップと、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づき、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定するステップと、
前記ウェアラブル装置により、前記第1血圧測定値及び前記第1血圧補償値に基づいて第1血圧監視値を決定するステップであって、前記第1姿勢は、立位、座位、又は臥位のうちのいずれか1つを含む、ステップと、
を含む方法。
【請求項】
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記第1姿勢にあると決定したとき、前記第1血圧補償値を決定するステップは、具体的に、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記第1姿勢にあり、前記ウェアラブル装置が左手首に装着されていると決定したとき、前記第1血圧補償値を決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項】
前記方法は、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記第1姿勢にあり、前記ウェアラブル装置が右手首に装着されていると決定したとき、第2血圧補償値を決定するステップであって、前記第1血圧補償値は、前記第2血圧補償値とは異なる、ステップ、
をさらに含む請求項2に記載の方法。
【請求項】
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記第1姿勢にあると決定したとき、前記第1血圧補償値を決定するステップは、具体的に、
前記ウェアラブル装置により、前記ウェアラブル装置のX軸の正方向と第1方向の正方向との間の第1挟角を決定するステップであって、前記第1挟角は0度より大きく180度より小さく、前記第1方向は重力加速度Gに平行であり、前記第1方向の正方向は前記重力加速度Gの正方向とは反対であり、前記ウェアラブル装置が前記左手首に装着されている場合、前記X軸は前腕に平行であり、前記X軸の正方向はユーザの指を指す方向である、ステップと、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記第1姿勢にあると決定した場合、前記第1挟角に基づいて前記第1血圧補償値を決定するステップと、
を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記第1姿勢が臥位である場合、前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記第1姿勢にあると決定したとき、前記第1血圧補償値を決定するステップは、具体的に、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記臥位であり、前記ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が地面に向いていると決定したとき、前記第1血圧補償値を決定するステップを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記方法は、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが臥位にあり、前記ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が空に向いていると決定したとき、第3血圧補償値を決定するステップ、
をさらに含む請求項5に記載の方法。
【請求項】
前記方法は、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが臥位にあり、前記ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が横に向いていると決定したとき、第4血圧補償値を決定するステップであって、前記第4血圧補償値は、前記第1血圧補償値及び前記第3血圧補償値とは異なる、ステップ、
をさらに含む請求項5又は6に記載の方法。
【請求項】
前記第1姿勢が立位である場合、前記ウェアラブル装置は、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが立位にあると決定するステップは、具体的に、
前記動きデータが第1条件を満たす場合、前記ウェアラブル装置によって、前記ユーザが立位にあると決定するステップを含み、
前記第1条件は、限定されるものではないが、以下:
血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第1心拍数値よりも大きいこと、
前記血圧測定が開始する前の第2期間内の前記X軸の正方向と前記第1方向との間の夾角の変化値が第1角度値よりも大きいこと、
Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、前記Z軸が、前記ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、
のうちのいずれか1つ以上を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記第1姿勢が座位である場合、前記ウェアラブル装置は、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが座位にあると決定するステップは、具体的に、
前記動きデータが第2条件を満たす場合、前記ウェアラブル装置によって、前記ユーザが座位にあると決定するステップを含み、
前記第2条件は、限定されるものではないが、以下:
血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが、第2心拍数値よりも大きく第1心拍数値より小さいことであって、前記第2心拍数値は前記第1心拍数値より小さいこと、
前記血圧測定が開始する前の第2期間内の前記X軸の正方向と前記第1方向との間の夾角の変化値が第2角度値よりも大きく第1角度値よりも小さいことであって、前記第2角度値は前記第1角度値よりも小さいこと、
Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、前記Z軸が、前記ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、
のうちのいずれか1つ以上を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記第1姿勢が臥位である場合、前記ウェアラブル装置が、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが臥位にあると決定するステップは、具体的に、
前記動きデータが第3条件を満たす場合、前記ウェアラブル装置によって、前記ユーザが座位にあると決定するステップを含み、
前記第3条件は、限定されるものではないが、以下:
血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値より小さいこと、
前記ウェアラブル装置の動き軌道が予め設定された動き軌道を満たすことであって、前記予め設定された動き軌道が垂直方向の上下の動き軌道であること、
前記X軸及びY軸上の前記重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、前記Y軸が前記X軸に垂直であること、
のうちのいずれか1つ以上を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記ウェアラブル装置によって、前記第1血圧測定値を収集する前に、前記方法は、
前記ウェアラブル装置によって、前記ウェアラブル装置が非装着状態から装着状態に切り替わったことを検出したときに、第1プロンプト情報を表示するステップであって、前記第1プロンプト情報は、前記ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを確認するように前記ユーザに促すために使用されるステップと、
前記ウェアラブル装置によって、前記第1プロンプト情報内の第1オプションに対して前記ユーザによって実行された第1操作を受信し、前記第1操作に応答して、前記ウェアラブル装置が前記ローカルユーザによって装着されていることを確認するステップと、
をさらに含み、
前記第1血圧監視値を決定した後に、前記方法は、
前記ウェアラブル装置によって、前記第1血圧監視値を第1記憶領域に記憶するステップであって、前記第1記憶領域が前記ローカルユーザの血圧測定データを記憶する、ステップ、
をさらに含む請求項1~10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】
前記方法は、
前記ウェアラブル装置によって、前記第1プロンプト情報内の第2オプションに対して前記ユーザによって実行された第2操作を受信し、前記第2操作に応答して、前記ウェアラブル装置が非ローカルユーザによって装着されていることを確認するステップ、
をさらに含み、
前記第1血圧監視値を決定した後に、前記方法は、
前記ウェアラブル装置によって、前記第1血圧監視値を第2記憶領域に記憶するステップであって、前記第2記憶領域は、前記非ローカルユーザの血圧測定データを記憶し、前記第1記憶領域は、前記第2記憶領域とは異なる、ステップ、
をさらに含む請求項11に記載の方法。
【請求項】
ウェアラブル装置であって、前記ウェアラブル装置は、動きセンサと、メモリと、プロセッサとを含み、前記動きセンサと前記メモリと前記プロセッサとは結合され、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを呼び出すと、前記ウェアラブル装置は、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法を実行可能にされる、ウェアラブル装置。
【請求項】
命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令がウェアラブル装置上で実行すると、前記ウェアラブル装置は、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法を実行可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
本願は、参照により全体がここに組み込まれる、中国特許出願番号202311440599.6号、中国国家知識産権局に2023年10月31日に出願、名称「BLOOD PRESSURE MONITORING METHOD, WEARABLE DEVICE, AND STORAGE MEDIUM」の優先権を主張する。
【】
[技術分野]
本出願は、端末分野に関し、特に、血圧監視方法、ウェアラブル装置、及び記憶媒体
【背景技術】
【】
生活水準の向上に伴い、人々の健康に対する関心が高まっている。高血圧は、一般的な心血管疾患であり、血圧を定期的に測定することは、高血圧患者の健康を確保するための重要な手段の1つである。自由行動下血圧測定は、ユーザの日常活動に影響を与えずに、ユーザの血圧を24時間連続的に測定する技術であり、24時間以内に複数の血圧測定値を取得することができる。通常、10分~15分に1回の測定を行い、24時間以内の複数の血圧測定値の平均値を血圧値として使用する。現在、ユーザの自由行動下血圧を測定するためのカフ式血圧計がある。しかし、カフ式血圧計を使用するためには、ユーザはカフ式血圧計を24時間携帯する必要がある。カフ式血圧計を使用することは、使用者にとって不便である。
【】
ユーザの血圧測定を容易にするために、手首自由行動下血圧計が提供される。手首自由行動下血圧計は、装着が快適であり、時間及び労力を節約する。しかしながら、手首自由行動下血圧計は、血圧測定結果の精度を確保するために、ユーザは、標準的な着座姿勢を維持し、血圧測定部を心臓と同じ高さに保つ必要がある。通常、ユーザが血圧を測定する姿勢は標準的ではなく、異なる測定姿勢におけるユーザの血圧測定結果は不正確である。手首自由行動下血圧計の血圧測定結果の精度をどのように改善するかについては、さらに研究する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【】
本願は、血圧監視方法、ウェアラブル装置及び記憶媒体を提供する。ウェアラブル装置は、異なるユーザ姿勢に基づいて血圧測定結果を修正することができ、それにより、ウェアラブル装置による血圧の測定精度を改善する。
【課題を解決するための手段】
【】
第1態様によると、本願は、血圧監視方法を提供する。当該方法はウェアラブル装置に適用され、ウェアラブル装置は動きセンサを含み、方法は以下を含む。ウェアラブル装置は、第1血圧測定値を収集し、ウェアラブル装置は、動きセンサによって収集された動きデータを取得し、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定し、ウェアラブル装置は、第1血圧測定値及び第1血圧補償値に基づいて第1血圧監視値を決定する。第1姿勢は、立位、座位、又は臥位のうちのいずれか1つを含む。
【】
幾つかの実施形態では、動きセンサは、加速度センサ及び/又は角速度センサであってもよい。動きデータは、加速度データ、及び/又は角速度データ、運動歩数、心拍数、及び動き軌道などの1つ以上のタイプのデータであってもよい。
【】
第1態様で提供される方法によれば、ウェアラブル装置は、異なるユーザ姿勢に基づいて血圧測定結果を修正することができ、それにより、ウェアラブル装置による血圧の測定精度を改善する。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定することは、具体的に以下を含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあり、ウェアラブル装置が左手首に装着されていると決定したとき、第1血圧補償値を決定する。
【】
別の可能な実装では、方法は、以下を更に含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあり、ウェアラブル装置が右手首に装着されていると決定したとき、第2血圧補償値を決定する。第1血圧補償値は、第2血圧補償値とは異なる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいてウェアラブル装置の動き軌道を決定し、ウェアラブル装置の動き軌道に基づいて、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかを決定し得る。
【】
このようにして、ユーザ姿勢を識別するとき、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかをさらに識別し、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかに基づいて、異なる血圧補償値を決定することができる。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定することは、具体的に以下を含む:ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置のX軸の正方向と第1方向の正方向との間の第1挟角を決定し、第1挟角は0度より大きく180度より小さく、第1方向は重力加速度Gに平行であり、第1方向の正方向は重力加速度Gの正方向とは反対であり、ウェアラブル装置が左手首に装着されている場合、X軸は前腕に平行であり、X軸の正方向はユーザの指を指す方向であり、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定した場合、第1挟角に基づいて第1血圧補償値を決定する。
【】
ユーザの姿勢を識別するとき、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置を装着している手首と第1方向の正方向との間の角度をさらに識別し、異なる角度に基づいて異なる血圧補償値を決定する。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、第1姿勢が臥位である場合、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定することは、具体的に以下を含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が地面に面していると決定したときに、第1血圧補償値を決定する。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、方法は更に以下を含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が空に向いていると決定したときに、第3血圧補償値を決定する。第3血圧補償値は、第1血圧補償値とは異なる。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、方法は更に以下を含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が横に向いていると決定したときに、第4血圧補償値を決定する。第4血圧補償値は、第1血圧補償値及び第3血圧補償値とは異なる。
【】
このように、第1ユーザ姿勢が臥位である場合、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置を装着している手首に対応する手のひらの配置姿勢に基づいて、異なる血圧補償値を決定することができる。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、第1姿勢が立位であるとき、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが立位にあると決定することは、具体的に以下を含む:動きデータが第1条件を満たすとき、ウェアラブル装置は、ユーザが立位にあると決定する。第1条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第1心拍数値よりも大きいこと、血圧測定が開始する前の第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第1角度値よりも大きいこと、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Z軸が、ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて立位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、第1姿勢が座位であるとき、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが座位にあると決定することは、具体的に以下を含む:動きデータが第2条件を満たすとき、ウェアラブル装置は、ユーザが座位にあると決定する。第2条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値よりも大きく第1心拍数値より小さいことであって、第2心拍数値は第1心拍数値より小さいこと、血圧測定が開始する前の第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第2角度値よりも大きく第1角度値よりも小さいこと、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Z軸が、ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて座位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、第1姿勢が臥位であるとき、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあると決定することは、具体的に以下を含む:動きデータが第3条件を満たすとき、ウェアラブル装置は、ユーザが座位にあると決定する。第3条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値より小さいこと、ウェアラブル装置の動き軌道が予め設定された動き軌道を満たすことであって、予め設定された動き軌道が垂直方向の上下の動き軌道であること、X軸及びY軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Y軸がX軸に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて臥位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
第1態様に関連して、可能な実装では、ウェアラブル装置によって第1血圧測定値を収集する前に、方法は以下を更に含む:ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置が非装着状態から装着状態に切り替わったことを検出したときに、第1プロンプト情報を表示し、第1プロンプト情報は、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを確認するようにユーザに促すために使用され、ウェアラブル装置は、第1プロンプト情報内の第1オプションに対してユーザによって実行された第1操作を受信し、第1操作に応答して、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されていることを確認し、第1血圧監視値を決定した後に、方法は以下をさらに含む:ウェアラブル装置は、第1血圧監視値を第1記憶領域に記憶し、第1記憶領域がローカルユーザの血圧測定データを記憶する。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、方法は更に以下を含む:ウェアラブル装置は、第1プロンプト情報内の第2オプションに対してユーザによって実行された第2操作を受信し、第2操作に応答して、ウェアラブル装置が非ローカルユーザによって着用されていることを確認し、第1血圧監視値を決定した後、方法は以下を更に含む:ウェアラブル装置は、第1血圧監視値を第2記憶領域に記憶し、第2記憶領域は、非ローカルユーザの血圧測定データを記憶し、第1記憶領域は、第2記憶領域とは異なる。
【】
このようにして、血圧測定を開始する前に、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを選択するようにユーザに促し得る。したがって、異なるユーザの血圧測定データが一緒に記憶されることを防止することができ、単一のユーザの血圧測定データの分析結果の精度が影響を受ける。
【】
第2態様によると、本願は、ウェアラブル装置を提供する。ウェアラブル装置は、動きセンサと、メモリと、プロセッサとを含み、動きセンサとメモリとプロセッサとは結合され、メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、プロセッサがコンピュータプログラムを呼び出し実行すると、ウェアラブル装置は、前述の態様のいずれか1つのいずれかの可能な実装に記載の方法を実行可能にされる。
【】
第3態様によると、本願は、命令を含むコンピュータ可読記憶媒体を提供する。命令がウェアラブル装置上で実行されると、ウェアラブル装置は、前述の態様のいずれか1つの任意の可能な実装による血圧監視方法を実行可能にされる。
【】
第4態様によると、本願は、チップシステムを提供する。チップシステムは、1つ以上のプロセッサを含み、プロセッサは、コンピュータ命令を呼び出して、前述の態様のいずれか1つの任意の可能な実装による血圧監視方法を実行するように構成される。
【】
第5態様によると、本願は、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトがウェアラブル装置上で実行されると、ウェアラブル装置は、前述の態様のいずれか1つの任意の可能な実装による血圧監視方法を実行可能にされる。
【】
第2態様~第5態様の有益な効果については、第1態様の有益な効果の説明を参照のこと。本願において詳細はここで再び記載されない。
【図面の簡単な説明】
【】
【図】標準測定姿勢の図である。
【】
【図】ユーザがウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100の構成構造の図である。
【】
【図】本願のオシロメトリック法の原理の例示的な図である。
【】
【図】本願のオシロメトリック法の原理の別の例示的な図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100のハードウェア構成の図である。
【】
【図】本願のエアバッグ、エアポンプ、及び空気圧接続部品の構成構造の図である。
【】
【図】血圧測定モードを有効にする図である。
【図】血圧測定モードを有効にする図である。
【図】血圧測定モードを有効にする図である。
【図】血圧測定モードを有効にする図である。
【図】血圧測定モードを有効にする図である。
【図】血圧測定モードを有効にする図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100がユーザに血圧の測定を促す図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザに血圧の測定を促す図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザに血圧の測定を促す図である。
【】
【図】ユーザが立っているときにウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
【図】ユーザが立っているときにウェアラブル装置100を装着している別の図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正するための方法の概略フローチャートである。
【】
【図】ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【図】ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【図】ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【】
【図】ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【図】ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【図】ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【】
【図】ユーザが座っているときに、ウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
【図】ユーザが座っているときに、ウェアラブル装置100を装着した別の図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正するための方法の概略フローチャートである。
【】
【図】ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【図】ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【図】ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【】
【図】ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【図】ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【図】ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【】
【図】ユーザが横になっているときにウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
【図】ユーザが横になっているときにウェアラブル装置100を装着した別の図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正するための方法の概略フローチャートである。
【】
【図】ユーザが臥位であるとき、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【図】ユーザが臥位であるとき、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【図】ユーザが臥位であるとき、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【】
【図】手のひらの3つの配置姿勢の図である。
【図】手のひらの3つの配置姿勢の図である。
【図】手のひらの3つの配置姿勢の図である。
【】
【図】ユーザが臥位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【図】ユーザが臥位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【図】ユーザが臥位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100が血圧測定結果を表示する一群の図である。
【図】ウェアラブル装置100が血圧測定結果を表示する一群の図である。
【図】ウェアラブル装置100が血圧測定結果を表示する一群の図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100が特定の時間期間における血圧監視値を表示する別の一群の図である。
【図】ウェアラブル装置100が特定の時間期間における血圧監視値を表示する別の一群の図である。
【図】ウェアラブル装置100が特定の時間期間における血圧監視値を表示する別の一群の図である。
【図】ウェアラブル装置100が特定の時間期間における血圧監視値を表示する別の一群の図である。
【】
【図】本願による血圧測定方法の方法手順の図である。
【】
【図】本出願による血圧測定機器の図である。
【発明を実施するための形態】
【】
本出願の実施形態による技術ソリューションは、添付の図面を参照して以下に明確かつ完全に説明される。本願の実施形態の説明では、「/」は、特に断りのない限り、「又は」を意味する。例えば、A/BはA又はBを示してよい。本願明細書では、「及び/又は」は、関連付けられたオブジェクト間の関連付け関係のみ記述し、3つの関係が存在し得ることを示す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合を示してよい。Aのみが存在する、A及びBの両方が存在する、並びに、Bのみが存在する。更に、本願の実施形態の説明では、「複数の」は、2つ又は2より多くを意味する。
【】
以下の用語「第1」及び「第2」は、単に説明の目的を意図しており、相対的な重要性の指示又は示唆、又は示される技術的特徴の量の暗示的示唆として理解されるべきではない。従って、「第1」及び「第2」により限定される特徴は、明示的又は暗示的に1つ以上の特徴を含んでよい。本願の実施形態の説明では、特に断りの無い限り、「複数の」は、2つ以上を意味する。
【】
本願の以下の実施形態における「ユーザインタフェース(user interface、UI)」という用語は、アプリケーション又はオペレーティングシステムとユーザとの間の対話及び情報交換のための媒体インタフェースであり、情報の内部形式とユーザに許容可能な形式との間の変換を実装する。ユーザインタフェースは、通常、グラフィカルユーザインタフェース(graphical user interface、GUI)の形式で表され、コンピュータ操作に関連し、グラフィック方式で表示されるユーザインタフェースである。ユーザインタフェースは、ウェアラブル装置のディスプレイ上に表示されるビジュアルインタフェース要素、例えば、テキスト、アイコン、ボタン、メニュー、タブ、テキストボックス、ダイアログボックス、ステータスバー、ナビゲーションバー、又はウィジェットであってもよい。
【】
ユーザの血圧の測定を容易にするために、ユーザは、手首自由行動下血圧計を使用することによってユーザの血圧を測定することができる。手首自由行動下血圧計は、ユーザの手首に装着され、装着が容易であり、ユーザの日常の活動に影響を与えない。また、手首自由行動下血圧計は、ユーザの自由行動下血圧の測定を容易にし、ユーザの血圧をリアルタイムで監視する。
【】
電子技術の発展に伴い、ウェアラブル装置の機能は絶えず強化されている。例えば、バンド又は腕時計のようなウェアラブル装置は、ユーザがユーザの血圧をいつでもどこでも測定してユーザの健康状態を知るのを助けるために、血圧測定機能を提供し得る。ユーザは、手首にウェアラブル装置を装着してもよく、それにより、ユーザの血圧をリアルタイムで監視できるだけでなく、音楽を再生する、電話をかける/電話に出る、メッセージを送信する、及び動きデータを見るなどの他の機能も、ウェアラブル装置に基づいて実装できる。
【】
ユーザが手首に装着したウェアラブル装置を用いて血圧を測定する場合、ユーザは、標準測定姿勢を維持する必要がある。標準測定姿勢は、血圧測定結果の精度を保証するために、座った姿勢を保ち、ウェアラブル装置を装着した手首を心臓と同じ高さに保つことであってもよい。
【】
図1は、標準測定姿勢の図である。
【】
図1に示すように、ウェアラブル装置100は、ユーザの左手の手首に装着され、ユーザは、座った姿勢を保ち、左手の手首を心臓の位置と同じ高さになるように上方に上げる。このようにして、ウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値は、実際の値に近い。
【】
しかしながら、ウェアラブル装置100が自由行動下血圧を測定する過程において、ユーザは、常に標準測定姿勢を維持できるとは限らない。ウェアラブル装置100が血圧を測定するとき、ユーザが標準測定姿勢を維持しない場合、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値と実際の値との間の誤差は大きく、測定結果は不正確である。
【】
ウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度を改善するために、本願は、血圧測定方法を提供する。本方法において、ウェアラブル装置100は、ユーザの姿勢を識別し、ユーザの姿勢に基づいて血圧補償値を決定することができる。次いで、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値及び血圧補償値に基づいて、最終的な血圧監視値を決定する。
【】
動きセンサは、姿勢を決定するように構成された慣性センサ(Inertial Measurement Unit、IMU)を含むが、これに限定されない。具体的には、ウェアラブル装置100が装着状態になった後、慣性センサは、動きデータを収集し、ユーザ姿勢を決定し、ユーザ姿勢に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
動きデータは、加速度データ及び/又は角速度データを含むが、これらに限定されない。
【】
ユーザの姿勢は、立位、座位、臥位などを含むが、これらに限定されない。
【】
本方法では、ウェアラブル装置100が血圧を測定するが、ユーザが標準測定姿勢を維持していないとき、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値は、ユーザ姿勢に基づいて検証され、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値の精度を改善することができる。
【】
ウェアラブル装置100がユーザ姿勢をどのように識別するか、及びユーザ姿勢に基づいて血圧補償値をどのように決定するかについては、以下の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
図2は、ユーザがウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
図2に示すように、ユーザは、ウェアラブル装置100をユーザの手首に装着することができる。
【】
図3は、ウェアラブル装置100の構成構造の図である。
【】
図3に示すように、ウェアラブル装置100は、時計本体301と装着コンポーネント302とを含むことができる。
【】
時計本体301の右端及び左端に垂直であり、時計本体301の左端から離れる方向は、X軸の正の方向である。時計本体301の上端及び下端に垂直であり、時計本体301の下端から離れる方向は、Y軸の正方向である。X軸及びY軸は、X-Y平面を決定してもよく、X-Y平面は、時計本体301内のディスプレイが位置する平面に平行である。X-Y平面に垂直であり、装着コンポーネントから離れる方向は、Z軸の正の方向である。
【】
慣性センサは、時計本体301内に構成され、時計本体301は、慣性センサを使用することによって動きデータを収集する。時計本体301は、ディスプレイ303を含むことができる。ディスプレイ303は、時間、時計本体301のバッテリレベル、Bluetooth(登録商標)識別子、受信したメッセージ、ユーザの動きデータ、及び他のコンテンツを表示するように構成されてもよい。ディスプレイ303は、ユーザのタップ操作を受信して、ディスプレイをオンにしたり、スポーツモードを有効又は無効にしたりするように構成されてもよい。ディスプレイ303は、更にユーザの移動歩数及び消費エネルギを記録してもよく、着信リマインダ及びメッセージ通知などの基本機能を有する。可能な実装では、時計本体301は、Bluetoothを介してウェアラブル装置100と無線通信接続を確立することができる。時計本体301は、接続が確立されたウェアラブル装置100にユーザの動きデータを送信することができる。また、ウェアラブル装置100が着信又はメッセージ通知を受信すると、時計本体301は、携帯電話から命令を受信して、着信又はメッセージ通知についてユーザにリマインドしてもよい。
【】
装着コンポーネント302は、時計本体301を取り付けるために使用される。例えば、装着コンポーネント302は、リストバンドストラップ、腕時計ストラップ、又は別の装置であってもよい。装着コンポーネント302は、時計本体301をユーザの手首に取り付け可能な装置である。ウェアラブル装置100は、ユーザの手首に取り付けられ、慣性センサがユーザの手首の動きデータを収集して、ユーザの手首の動きを監視し、ユーザの姿勢を決定するようにする。
【】
ウェアラブル装置100が血圧を測定し始めると、ウェアラブル装置100は、ユーザの血圧を測定するために、装着コンポーネント302を収縮し、次いで拡張するように制御し得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧を測定するプロセスは以下を含み得る:ウェアラブル装置100は、まず、装着コンポーネント302を膨張させて、上腕動脈血管を一時的に閉塞し、次いで、ゆっくりした収縮中に、装着コンポーネント302の気圧値と、脈拍によって生成されたパルス信号とを記録し、最後に、装着コンポーネント302の気圧値と、パルス信号の振幅又はエンベロープとに基づいて、ユーザの血圧を決定する。血流は血管壁に対して側圧を生じさせる。この側圧の大きさの変化により、血管壁が微小振動する。パルス信号は、血管壁の微小振動を通じて発生する信号である。装着コンポーネント302の気圧値と、パルス信号の振幅又はエンベロープとに基づいてユーザの血圧を決定することは、オシロメトリック法とも呼ばれる。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧を測定するプロセスは以下を含み得る:ウェアラブル装置100は、装着コンポーネント302を徐々に膨張させて、上腕動脈血管が徐々に遮断された状態から完全に遮断された状態に変化するようにし、装着コンポーネント302の気圧値と、脈拍によって生成されたパルス信号とを記録し、次いで、装着コンポーネント302の気圧値と、パルス信号の振幅又はエンベロープとに基づいてユーザの血圧を決定し、最後に収縮を実行し得る。血流は血管壁に対して側圧を生じさせる。この側圧の大きさの変化により、血管壁が微小振動する。パルス信号は、血管壁の微小振動を通じて発生する信号である。装着コンポーネント302の気圧値と、パルス信号の振幅又はエンベロープとに基づいてユーザの血圧を決定することは、オシロメトリック法とも呼ばれる。
【】
以下、図4A及び図4Bに示す内容に基づいて、オシロメトリック法の原理の一例を説明する。
【】
図4Aは、本願のオシロメトリック法の原理の例示的な図である。
【】
図4Aに示すように、ウェアラブル装置100が装着コンポーネント302を膨張させて上腕動脈血管を一時的に閉塞するプロセスにおいて、装着コンポーネント302の状態は、圧力が安定に達するまで徐々に増加し、動脈の状態は徐々に閉塞された状態から完全に閉塞された状態になる。次に、ゆっくりした収縮の間、装着コンポーネント302の状態は、圧力が徐々に0へと低下し、動脈の状態が完全に遮断された状態から遮断されていない状態になることである。装着コンポーネント302の状態が、圧力が徐々に0まで低下することである場合、装着コンポーネント302の気圧値及びパルス信号が記録される。装着コンポーネント302の気圧値が収縮期圧以上である場合、動脈は閉塞され、パルス信号は細かい振動波である。装着コンポーネント302の気圧値が徐々に減少し、収縮期圧よりも小さく、平均圧よりも大きいとき、動脈は徐々に非閉塞になり、パルス信号の振幅は連続的に増加する。装着コンポーネント302の気圧値が平均圧力に等しいとき、パルス信号の振幅は最大値に達する。装着コンポーネント302の気圧値が徐々に減少し続け、拡張期血圧よりも大きく、平均圧力よりも小さい場合、パルス信号の振幅は徐々に減少する。装着コンポーネント302の気圧値が拡張期血圧よりも低い場合、パルス信号は微振動波である。したがって、ウェアラブル装置100は、パルス信号の振幅の変化及び装着コンポーネント302の気圧値に基づいて、ユーザの収縮期圧及び拡張期圧を決定し得る。可能な実装では、装着コンポーネント302の気圧値及びパルス信号は、ウェアラブル装置100に内蔵された気圧センサによって決定されてもよい。
【】
図4Bは、本願のオシロメトリック法の原理の別の例示的な図である。
【】
図4Bに示すように、ウェアラブル装置100が装着コンポーネント302を膨張させて上腕動脈血管を一時的に閉塞するプロセスにおいて、装着コンポーネント302の状態は、圧力が安定に達するまで徐々に増加し、動脈の状態は徐々に閉塞された状態から完全に閉塞された状態になる。装着コンポーネント302の状態が、圧力が安定に達するまで徐々に増加することである場合、装着コンポーネント302の気圧値及びパルス信号が記録される。装着コンポーネント302の気圧値が徐々に増加し、拡張期血圧が平均圧力よりも低い場合、パルス信号は微振動波である。装着コンポーネント302の気圧値が徐々に増加し続け、拡張期血圧よりも大きく、平均圧力よりも小さい場合、パルス信号の振幅は徐々に増大する。装着コンポーネント302の気圧値が平均圧力に等しいとき、パルス信号の振幅は最大値に達する。装着コンポーネント302の気圧値が徐々に増加し、平均圧力より大きく、収縮期圧力より小さい場合、動脈は徐々に閉塞され、パルス信号の振幅は連続的に減少する。装着コンポーネント302の気圧値が収縮期圧以上である場合、動脈は遮断され、パルス信号は細かい振動波である。したがって、ウェアラブル装置100は、パルス信号の振幅の変化及び装着コンポーネント302の気圧値に基づいて、ユーザの収縮期圧及び拡張期圧を決定し得る。可能な実装では、装着コンポーネント302の気圧値及びパルス信号は、ウェアラブル装置100に内蔵された気圧センサによって決定されてもよい。
【】
図5Aは、ウェアラブル装置100のハードウェア構成の図である。
【】
図5Aに示されるように、ウェアラブル装置は、バンド、腕時計、又は別のウェアラブル装置であってもよく、又はウェアラブル装置100は、壁掛け式血圧計のような非ウェアラブル装置であってもよい。ネットワーク装置の特定のタイプは、本願の本実施形態において限定されない。本願のこの実施形態では、ウェアラブル装置100が腕時計である例のみが説明のために使用される。
【】
ウェアラブル装置100は、プロセッサ200A、無線通信モジュール201、移動通信モジュール202、センサモジュール203、ボタン204、ディスプレイ205、モータ206、内部メモリ207、SIMカードインタフェース208、USBインタフェース209、電力管理モジュール210、バッテリ211、及び充電管理モジュール212を含んでいてもよい。センサモジュール203は、タッチセンサ203A、気圧センサ203B、エアポンプ203C、エアバッグ203D、磁気センサ203E、フォトプレチスモグラフィ(photoplethysmography、PPG)センサ203F、動きセンサ203G、及び空気圧接続コンポーネント203Hを含んでよい。エアバッグ203Dの機能は、装着コンポーネント302の機能と同様である。
【】
本発明の本実施形態で示された構造は、ウェアラブル装置に対する特定の制限を構成しないことが理解され得る。本願の幾つかの他の実施形態では、ウェアラブル装置は、図示のものより多くの又はより少ないコンポーネントを含んでよく、又は幾つかのコンポーネントは結合されてよく、又は幾つかのコンポーネントは分離されてよく、又は異なるコンポーネント配置であってよい。図中の構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、又はソフトウェアとハードウェアの組合せにより実装されてよい。
【】
プロセッサ200Aは、1つ以上の処理ユニットを含んでいてもよい。例えば、プロセッサ200Aは、アプリケーションプロセッサ(application processor, AP)、モデムプロセッサ、グラフィック処理ユニット(graphics processing unit, GPU)、画像信号プロセッサ(image signal processor, ISP)、コントローラ、ビデオコーデック、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor, DSP)、ベースバンドプロセッサ、及び/又はニューラル-ネットワーク処理ユニット(neural-network processing unit, NPU)を含んでいてもよい。異なる処理ユニットは、独立したコンポーネントであってもよく、又は1つ以上のプロセッサに統合されてもよい。
【】
幾つかの実施形態では、プロセッサ200Aは、1つ以上のインタフェースを含むことができる。インタフェースは、集積回路間(inter-integrated circuit, I2C)インタフェース、集積回路間サウンド(inter-integrated circuit sound, I2S)インタフェース、パルス符号変調(pulse code modulation, PCM)インタフェース、汎用非同期受信機/送信機(universal asynchronous receiver/transmitter, UART)インタフェース、モバイルインダストリープロセッサインタフェース(mobile industry processor interface, MIPI)、汎用入出力(general-purpose input/output, GPIO)インタフェース、加入者識別モジュール(subscriber identity module, SIM)インタフェース、汎用シリアルバス(universal serial bus, USB)インタフェースなどを含むことができる。
【】
幾つかの実施形態では、プロセッサ200Aは、代替的に、マイクロプロセッシングユニット(microcontroller unit、MCU)であってもよい。
【】
I2Cインタフェースは双方向同期シリアルバスであり、シリアルデータライン(serial data line, SDA)とシリアルクロックライン(serial clock line, SCL)を含む。幾つかの実施形態では、プロセッサ200Aは、I2Cバスの複数のグループを含むことができる。プロセッサ200Aは、異なるI2Cバスインタフェースを介して、タッチセンサ203A、電力管理モジュール210などに別々に結合され得る。例えば、プロセッサ200Aは、I2Cインタフェースを介してタッチセンサ203Aに結合され、プロセッサ200AがI2Cバスインタフェースを介してタッチセンサ203Aと通信し、ウェアラブル装置のタッチ機能を実現することができる。
【】
I2Sインタフェースは、オーディオ通信を実行するように構成することができる。PCMインタフェースは、オーディオ通信を実行し、アナログ信号をサンプリングし、量子化し、符号化するために使用することもできる。UARTインタフェースはユニバーサルシリアルデータバスであり、非同期通信を実行するように構成されている。バスは双方向通信バスであってもよい。バスはシリアル通信とパラレル通信の間で被送信データを変換する。幾つかの実施形態では、UARTインタフェースは、プロセッサ200Aを無線通信モジュール201に接続するように一般的に構成される。例えば、プロセッサ200Aは、Bluetooth機能を実装するために、UARTインタフェースを介して無線通信モジュール201内のBluetoothモジュールと通信する。
【】
MIPIインタフェースは、プロセッサ200Aをディスプレイ205のような周辺コンポーネントに接続するように構成されてもよい。MIPIインタフェースは、カメラシリアルインタフェース(camera serial interface, CSI)、ディスプレイシリアルインタフェース(display serial interface, DSI)などを含む。プロセッサ200AはDSIインタフェースを介してディスプレイ205と通信し、ウェアラブル装置の表示機能を実現する。
【】
GPIOインタフェースは、ソフトウェアによって構成することができる。GPIOインタフェースは、制御信号又はデータ信号として構成することができる。USBインタフェース209は、USB標準仕様に準拠するインタフェースであり、具体的には、ミニUSBインタフェース、マイクロUSBインタフェース、USB Type-Cインタフェースなどであってもよい。USBインタフェース209は、ウェアラブル装置を充電するために充電器に接続するように構成されてもよく、又はウェアラブル装置と周辺装置との間でデータを送信するように構成されてもよい。
【】
なお、本発明の本実施形態におけるモジュール間のインタフェース接続関係は、説明のための一例にすぎず、ウェアラブル装置の構造を制限するものではないことが理解できる。本願の幾つかの他の実施形態では、ウェアラブル装置は、実施形態とは異なるインタフェース接続モードを用いてもよいし、複数のインタフェース接続モードを組み合わせて用いてもよい。
【】
充電管理モジュール212は、充電器からの充電入力を受信するように構成される。充電器は、無線充電器又は有線充電器であってよい。有線充電の幾つかの実施形態では、充電管理モジュール212は、USBインタフェース209を介して有線充電器から充電入力を受信することができる。無線充電の幾つかの実施形態では、充電管理モジュール212は、ウェアラブル装置の無線充電コイルを介して無線充電入力を受け取ることができる。バッテリ211を充電するとき、充電管理モジュール212は、電力管理モジュール210を介してウェアラブル装置に電力をさらに供給し得る。
【】
電力管理モジュール210は、バッテリ211、充電管理モジュール212、及びプロセッサ200Aに接続するように構成される。電力管理モジュール210は、バッテリ211及び/又は充電管理モジュール212から入力を受け取り、プロセッサ200A、内部メモリ207、ディスプレイ205、無線通信モジュール201などに電力を供給する。電力管理モジュール210は、バッテリ容量、バッテリサイクル、及びバッテリのヘルス状態(漏電又はインピーダンス)などのパラメータを監視するようにさらに構成されてよい。幾つかの他の実施形態において、代替として、電力管理モジュール210は、プロセッサ200A内に配置されてもよい。幾つかの他の実施形態において、代替として、電力管理モジュール210及び充電管理モジュール212は、同じコンポーネント内に配置されてもよい。
【】
ウェアラブル装置の無線通信機能は、移動通信モジュール202、無線通信モジュール201、モデムプロセッサ、ベースバンドプロセッサなどによって実現されてもよい。
【】
移動通信モジュール202は、2G/3G/4G/5Gなどの無線通信のためにウェアラブル装置に適用されるソリューションを提供することができる。移動通信モジュール202は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器、低ノイズ増幅器(low noise amplifier, LNA)などを含むことができる。移動通信モジュール202は、アンテナを介して電磁波を受信し、受信電磁波に対するフィルタリング又は増幅などの処理を行い、処理された電磁波を復調のためにモデムプロセッサに送信することができる。幾つかの実施形態では、移動通信モジュール202内の少なくとも幾つかの機能モジュールは、プロセッサ200A内に配置されてもよい。幾つかの実施形態では、移動通信モジュール202の少なくとも幾つかの機能モジュールは、プロセッサ200Aの少なくとも幾つかのモジュールと同じコンポーネント内に配置され得る。
【】
無線通信モジュール201は、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks, WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity, Wi-Fi)ネットワーク)、ブルートゥース(Bluetooth, BT)、グローバルナビゲーション衛星システム(global navigation satellite system, GNSS)、周波数変調(frequency modulation, FM)、近距離通信(near field communication, NFC)技術、赤外線(infrared, IR)技術などを含む無線通信のための、ウェアラブル装置に適用されるソリューションを提供することができる。無線通信モジュール201は、少なくとも1つの通信処理モジュールを統合する1つ以上のコンポーネントであってよい。無線通信モジュール201は、アンテナを介して電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調及びフィルタリングを行い、処理された信号をプロセッサ200Aに送信する。無線通信モジュール201は、更に、プロセッサ200Aから被送信信号を受信し、その信号に対して周波数変調及び増幅を行い、処理された信号を、アンテナを介した放射のために電磁波に変換することができる。
【】
ボタン204は、電源ボタン、音量ボタン等を含む。ボタン204は、機械的ボタンであってもよく、又はタッチボタンであってもよい。ウェアラブル装置は、ボタンに対する入力を受信し、ウェアラブル装置のユーザ設定及び機能制御に関連するボタン信号入力を生成し得る。
【】
ディスプレイ205は、画像、ビデオ、等を表示するよう構成される。ディスプレイ205は、ディスプレイパネルを含む。ディスプレイパネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display, LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode, OLED)、アクティブマトリクス有機発光ダイオード(active-matrix organic light emitting diode, AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flexible light-emitting diode, FLED)、ミニLED、マイクロLED、マイクロOLED、量子ドット発光ダイオード(quantum dot light emitting diodes, QLED)などを使用してよい。幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は、1つ又はN個のディスプレイ205を含んでいてもよく、ここで、Nは、1を超える正の整数である。
【】
モータ206は、振動プロンプトを生成することができる。モータ206は、着呼振動プロンプト又はタッチ振動フィードバックを生成するように構成することができる。例えば、異なるアプリケーションで実行されるタッチ操作(例えば、撮影及びオーディオ再生)は、異なる振動フィードバック効果に対応し得る。また、モータ206は、ディスプレイ205の異なる領域で実行されるタッチ操作に対する異なる振動フィードバック効果に対応してもよい。
【】
内部メモリ207は、1つ以上のランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)及び1つ以上の不揮発性メモリ(non-volatile memory, NVM)を含むことができる。
【】
ランダムアクセスメモリは、静的ランダムアクセスメモリ(static random access memory, SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(dynamic random access memory, DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(synchronous dynamic random access memory, SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(double data rate synchronous dynamic random access memory, DDR SDRAM、例えば、第5世代DDR SDRAMは、通常、DDR5 SDRAMと呼ばれる)などを含むことができる。
【】
不揮発性メモリは、磁気ディスク記憶装置とフラッシュメモリ(flash memory)とを含むことができる。動作原理に従って、フラッシュメモリは、NORフラッシュ、NANDフラッシュ、3D NANDフラッシュなどに分類されてよく、セルの潜在的な順序に従って、フラッシュメモリは、シングルレベルセル(single-level cell、SLC)、マルチレベルセル(multi-level cell、MLC)、トリプルレベルセル(triple-level cell、TLC)、クワッドレベルセル(quad-level cell、QLC)などに分類されてよく、ストレージ仕様に従って、フラッシュメモリは、ユニバーサルフラッシュストレージ(英語:universal flash storage、UFS)、組み込みマルチメディアカード(embedded multi media Card、eMMC)などに分類されてよい。プロセッサ200Aは、ランダムアクセスメモリに対して読み出し又は書き込み動作を直接実行し得る。ランダムアクセスメモリは、オペレーティングシステム又は他の実行中のプログラムの実行可能プログラム(例えば、機械命令)を記憶するように構成されてもよく、更に、ユーザ及びアプリケーション等のデータを記憶するように構成されてもよい。不揮発性メモリは、実行可能プログラム、ユーザ及びアプリケーションのデータなどを記憶することもでき、これらは、プロセッサ200Aが読み取り又は書き込み動作を直接実行するためにランダムアクセスメモリにプリロードされ得る。
【】
SIMカードインタフェース208は、SIMカードを接続するために使用される。SIMカードは、ウェアラブル装置との接触又はウェアラブル装置からの分離を実現するために、SIMカードインタフェース208に挿入されてもよく、又はSIMカードインタフェース208から取り外されてもよい。ウェアラブル装置は、1つ又はN個のSIMカードインタフェースをサポートしてよく、ここで、Nは、1を超える正の整数である。SIMカードインタフェース208は、nano-SIMカード、micro-SIMカード、SIMカード、等をサポートしてよい。複数のカードを同じSIMカードインタフェース208に同時に挿入することができる。複数のカードは、同じタイプ又は異なるタイプであってもよい。SIMカードインタフェース208は、異なるタイプのSIMカードと互換性があってもよい。SIMカードインタフェース208は、外部メモリカードとも互換性がある。ウェアラブル装置は、SIMカードを介してネットワークと相互作用し、会話やデータ通信などの機能を実現する。幾つかの実施形態では、Esam、すなわち、埋め込み型SIMカードがウェアラブル装置に使用される。eSIMカードは、ウェアラブル装置に埋め込まれてもよく、ウェアラブル装置から分離することはできない。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替的に、SIMカードインタフェース208を含まなくてもよい。
【】
タッチセンサ203Aは、「タッチデバイス」とも呼ばれる。タッチセンサ203Aは、ディスプレイ205に配置されてもよい。タッチセンサ203Aとディスプレイ205とは、「touch screen」とも呼ばれるタッチスクリーンを構成している。タッチセンサ203Aは、タッチセンサ上又はその近傍で実行されるタッチ操作を検出するように構成される。タッチセンサは、検出されたタッチ操作をアプリケーションプロセッサに転送して、タッチイベントのタイプを決定してよい。ディスプレイ205は、タッチ操作に関連する視覚出力を提供することができる。幾つかの他の実施形態では、タッチセンサ203Aは、代替的に、ディスプレイ205の位置とは異なる位置でウェアラブル装置の表面上に配置されてもよい。
【】
気圧センサ203Bは、気圧を測定するように構成される。本願の幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は、気圧センサ203Bを介してエアバッグ203D内の気圧を測定する。本願の幾つかの実施形態では、気圧センサ203Bの幾つかのコンポーネントは、エアバッグ203D内に配置され、エアバッグ203D内の気圧を感知するように構成される。
【】
エアポンプ203Cは、膨張及び収縮を行うように構成される。本願の幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は、エアポンプ203Cを介してエアバッグ203Dを膨張させ、エアポンプ203Cは、空気圧接続コンポーネント203Hを介してエアバッグ203Dに接続される。エアバッグ203Dは、ユーザの血管を押圧するように構成される。
【】
磁気センサ203Eは、ホール効果センサを含む。本願の幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は磁気センサ203Fを介して、ウェアラブル装置上のエアバッグ203Dが取り外されているかどうかを決定してよい。例えば、エアバッグ203D又はエアバッグ203Dに接続された時計ストラップに磁石を装備することができる。ウェアラブル装置は、磁気センサを介して、エアバッグ203D又はエアバッグ203D上の磁石によって生成された磁束を決定して、ウェアラブル装置上のエアバッグ203Dが取り外されたかどうかを決定し得る。
【】
PPGセンサ203Fは、PPGセンサ203Fによって収集されたPPG信号に基づいてユーザの健康データを取得するように構成される。ユーザの健康データは、心拍数、血液酸素、呼吸数、血液酸素飽和度(SaO2)などを含むが、これらに限定されない。
【】
動きセンサ203Gは慣性センサを含み、動きセンサ203Gは、動きデータを収集し、動きデータに基づいてユーザ姿勢を決定するように構成されてもよい。
【】
なお、空気圧接続コンポーネント203Hは独立したコンポーネントであってもよく、又は空気圧接続コンポーネント203Hは他のハードウェアモジュールを組み合わせることによって形成された空気圧ラインであってもよく、又は空気圧接続コンポーネント203Hは別のコンポーネントの一部、例えば、エアポンプ203Cの一部、又はエアバッグ203Dの一部であってもよい。
【】
なお、センサモジュール203は、加速度センサ、赤外線センサなどをさらに含んでいてもよい。
【】
図5Bに示すように、ウェアラブル装置100が腕時計である場合、エアバッグ203Dは、装着コンポーネント302の身体に近い側に取り付けられる。エアポンプ203Cは、空気圧接続コンポーネント203Hを介してエアバッグ203Dに接続される。エアバッグ203Dは、装着コンポーネント302の片側にのみ取り付けられてもよく、装着コンポーネント302の片側は、ユーザの手首の動脈位置の上方、例えば、橈骨動脈位置の上方に位置してもよい。
【】
エアポンプ203Cは、スマートウォッチの時計本体に配置されてもよい。エアバッグ203Dは、腕時計ストラップのバックルに接続されてもよく、エアバッグ203Dは、通気口カバーを介して腕時計の文字盤に接続される。これに対応して、エアバッグ203Dは、時計ストラップから分離されてもよく、又は時計の文字盤から分離されてもよい。
【】
以下、ウェアラブル装置100がユーザ姿勢と、異なるユーザ姿勢における血圧測定値とをどのように識別するかについて説明する。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザ操作を受信した後、ウェアラブル装置100は、血圧を測定し始め、血圧測定値を取得してもよい。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替として、血圧を自動的に測定し、血圧測定値を取得してもよい。このようにして、ウェアラブル装置100は、測定を通じてユーザの自由行動下血圧を取得して、ユーザの血圧をリアルタイムで監視することができる。
【】
本願では、ウェアラブル装置100がユーザの血圧を測定することは、血圧測定モードを有効にし、血圧の測定を開始し、血圧測定結果を表示すること、を含むが、これらに限定されない。
【】
血圧測定モードを有効にする
【】
図6A~図6Fは、血圧測定モードを有効にする図である。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザは、ウェアラブル装置100において血圧測定モードを有効にし得る。
【】
例えば、図6Aに示されるように、ウェアラブル装置100は、ユーザを受信し、ユーザ操作に応答して、図6Aに示されるユーザインタフェースを表示する。ユーザインタフェースは、オプション601を含み得、オプション601は、ウェアラブル装置100の血圧測定モードを有効にするために使用される。
【】
図6Aに示すように、ウェアラブル装置100は、オプション601上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、血圧測定モードを有効にしてもよい。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にすることは、ウェアラブル装置100がユーザの血圧を定期的/非定期的に自動的に測定し始めてもよく、ユーザがユーザの血圧を測定することに積極的に介入する必要がないことを意味してもよい。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にすることは、代替として、ウェアラブル装置100がユーザの血圧を1回測定し始め得ることを意味し得る。
【】
別の実施形態では、ユーザは、代替として、ウェアラブル装置100への接続を確立する電子装置200において血圧測定モードを有効にし得る。
【】
例えば、ウェアラブル装置100は、電子装置200へのBluetooth接続を確立してもよい。
【】
例えば、図6Bに示すように、電子装置200は、ユーザインタフェース620を表示し、ユーザインタフェース620は、電子装置200のホーム画面であってもよい。ユーザインタフェース620は、複数のアプリケーションのアプリケーションアイコンを示す。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザは、電子装置200のヘルスアプリケーションにおいて血圧測定モードを有効にし得る。
【】
ヘルスアプリケーションに加えて、ユーザは、別のアプリケーションにおいて血圧測定モードを有効にし得る。ヘルスアプリケーションは、本願における説明のための例としてのみ使用されるが、限定を構成するものではない。
【】
例えば、ユーザは、AIライフアプリケーションにおいて血圧測定モードを更に有効にしてもよい。
【】
図6Bに示されるように、ユーザインタフェース620は、ヘルスアプリケーションアイコンを含み得る。ヘルスアプリケーションアイコンに対して実行された操作に応答して、電子装置は、ヘルスアプリケーションを開くことができる。
【】
図6Cに示すように、ヘルスアプリケーションが開かれると、電子装置は、ユーザインタフェース630を表示し得る。ユーザインタフェース630は、「装置」オプションを含み得る。「装置」オプションは、ウェアラブル装置100に対応する「装置」オプションであってもよい。「装置」オプションには、ウェアラブル装置100の装置アイコン、装置名、ウェアラブル装置100と電子装置200との接続状態などが表示される。「装置」オプション上に表示されるコンテンツは、本出願のこの実施形態において限定されない。「装置」オプションに対して実行された操作に応答して、電子装置は、図6Dに示されるユーザインタフェース640を表示し得る。ユーザインタフェース640は、ヘルスアプリケーションにおいてウェアラブル装置100を管理するために使用されるユーザインタフェースであってもよい。
【】
ユーザインタフェース640は、装置状態、動きデータ、及びプロスポーツモードを含み得る。
【】
装置状態は、ウェアラブル装置100と電子装置との間の接続状態、及びウェアラブル装置100のバッテリレベルを示すために使用され得る。例えば、電子機器がBluetooth接続方式でウェアラブル機器100と通信接続関係を確立したことが検出された場合、装置状態は、接続方式がBluetooth接続であり、接続状態が「接続(Connected)」であることを示してもよい。さらに、電子装置は、ウェアラブル装置100のバッテリレベル情報を取得してもよい。装置状態は、ウェアラブル装置100の現在のバッテリレベル、例えば、77%を示し得る。装置状態によって示されるコンテンツは、より多くのコンテンツをさらに含み得る。これは、本願の本実施態様において限定されない。
【】
動きデータは、ウェアラブル装置100によって記録されるユーザの移動歩数、消費エネルギ、及び移動距離を含み得る。動きデータ内のデータは、ユーザのものであり、動作状態にあるウェアラブル装置100によって記録される1日のデータである。データは、歩行、バスケットボール、ランニングなどの日常活動におけるユーザの総移動歩数、総消費エネルギ、総移動距離を含んでいてもよい。
【】
プロスポーツモードは、血圧測定モード及びランニングモードを有効又は無効にするために使用されてもよい。プロスポーツモードは、血圧測定モードの有効化ボタンと、ランニングモードを有効化するための有効化ボタンとを含んでいてもよい。血圧測定モードの有効化ボタンに対して実行されるユーザ操作、例えばタッチ操作に応答して、電子装置200は、血圧測定モードを有効化するための命令をウェアラブル装置100に送信し得る。その後、電子装置200は、ユーザインタフェース640に血圧測定モードを無効化するための無効化ボタンを表示する。血圧測定モードの無効化ボタンに対して実行されるユーザ操作、例えばタッチ操作に応答して、電子装置は、血圧測定モードを無効化するための命令をウェアラブル装置100に送信し、図6Dに示されるユーザインタフェース640を表示し得る。
【】
ウェアラブル装置100の血圧測定モードを有効にする前述の方法に加えて、ウェアラブル装置100の血圧測定モードは、別の方法で有効にされてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
血圧測定モードを有効にすることに応答して、ウェアラブル装置100は、振動後の3秒のカウントダウン後に血圧測定モードを有効にし得る。血圧測定モードが有効にされると、ユーザは、血圧測定モードが有効にされたことをプロンプトされ得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にした後、ウェアラブル装置100は、図6Eに示されるユーザインタフェース660を表示し得る。ユーザインタフェース660は、「血圧測定モードが有効にされています」というプロンプト情報を含んでいてもよい。プロンプト情報は、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にしたことをユーザにプロンプトするために使用される。ユーザインタフェース660は、「血圧測定モードを終了する」というオプション6601をさらに含む。ユーザは、「血圧測定モードを終了する」というオプション6601を使用することによって、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを無効にすることを可能にし得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にした後、ウェアラブル装置100は、血圧監視結果の精度を保証するために、ウェアラブル装置100内の動きセンサが有効にされているかどうかを検出し得る。ウェアラブル装置100が、ウェアラブル装置100内の動きセンサが有効にされていないことを検出すると、ウェアラブル装置100は、図6Fに示されるユーザインタフェース670を表示し得る。ユーザインタフェース670は、「血圧測定モードを有効にするためには、動きセンサを有効にする必要があります。動きセンサを有効にすることに同意しますか?」とのプロンプト情報を含み、プロンプト情報は、ウェアラブル装置100内の動きセンサを有効にするようにユーザにプロンプトするために使用される。ユーザインタフェース670は、「OK」オプション及び「キャンセル」オプションをさらに含む。ユーザは、「OK」オプションを使用することによってウェアラブル装置100内の動きセンサを有効にすることができ、又はユーザは、「キャンセル」オプションを使用することによってウェアラブル装置100内の動きセンサを有効にしないことができる。
【】
例えば、図6Fに示すように、ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース670内の「OK」オプション上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100内の動きセンサを有効にしてもよい。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にした後、ウェアラブル装置100が、ウェアラブル装置100内の動きセンサが有効にされたことを検出したとき、ウェアラブル装置100は、図6Fに示されるプロンプト情報を表示しなくてもよい。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、ある期間における同じユーザの血圧測定値に関する統計を収集し、その期間におけるユーザの血圧測定値を分析し、同じユーザの血圧測定値に関するターゲットを絞った意見を提供することができる。
【】
ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にした後、ウェアラブル装置100がユーザの血圧を測定し始める前に、ウェアラブル装置100は、ユーザのアイデンティティを確認する必要がある。このようにして、異なるユーザの血圧測定値が一緒に混合されるために、ウェアラブル装置100がその後、同じユーザの血圧測定値に関して不正確なターゲットを絞った意見を提供するという問題を回避するために、異なるユーザの血圧測定値は別々に記憶され得る。
【】
図6G~図6Mは、ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【】
任意で、ユーザがウェアラブル装置100を初めて装着するとき、ウェアラブル装置100は、ユーザ識別情報を確認してもよい。ユーザがウェアラブル装置100を初めて装着することは、ウェアラブル装置100がユーザによって手首から取り外された後、ウェアラブル装置100がユーザの手首に再び装着されること、又は特定の期間後にユーザの手首に装着されることを意味し得る。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にした後、ウェアラブル装置100は、図6Gに示されるユーザインタフェース680を表示し得る。ユーザインタフェース680は、プロンプトメッセージ「保持者が装置を装着しているかどうかを確認してください」を含み、プロンプト情報は、ウェアラブル装置100を装着しているユーザのアイデンティティを確認するようにユーザにプロンプトするために使用される。保持者は、ウェアラブル装置100の所有者であってもよく、ウェアラブル装置100の所有者は、ウェアラブル装置100を長時間装着しているユーザである。ユーザインタフェース680は、「はい」オプション及び「いいえ」オプションをさらに含む。「はい」オプションは、ウェアラブル装置100が現在保持者によって装着されていることを確認するために使用される。「いいえ」オプションは、ウェアラブル装置100が現在保持者によって装着されていないことを確認するために使用される。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース680内の「はい」オプション上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、図6Hに示されるユーザインタフェース690を表示してもよい。ユーザインタフェース690は、「ユーザのアイデンティティを検証してください」というプロンプト情報を含み、プロンプト情報は、現在のユーザが保持者であるかどうかを検証するようにユーザにプロンプトして、誤操作を回避するために使用される。
【】
アイデンティティ確認方式は、顔認識、指紋認識、声紋認識などを含むが、これらに限定されない。アイデンティティ検証は、代替的に、別の方法で実行されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
アイデンティティ検証が成功した場合、すなわち、ウェアラブル装置100の所有者が装置を装着していると決定された場合、ウェアラブル装置100は、図6Iに示されるユーザインタフェース6110を表示し得る。ユーザインタフェース6110は、プロンプト情報「アイデンティティ検証が成功しました。血圧測定を開始してください!」を含み、プロンプト情報は、ウェアラブル装置100の所有者が装置を装着していることをユーザに示す。
【】
別の可能な実装では、図6Jに示すように、ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース680内の「いいえ」オプション上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、図6Kに示されるユーザインタフェース6120を表示してもよい。ユーザインタフェース690は選択バー6121を含み、選択バー6121はユーザがユーザ名を選択するために使用される。
【】
図6Kに示すように、ウェアラブル装置100は、選択バー6121内のオプション6122上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、図6Lに示される選択バー6124を表示してもよい。選択バー6124には、複数の監視対象の選択肢が示されている。例えば、複数の監視対象は、監視対象「AAAA」、監視対象「BBBB」、監視対象「Lisa」、及び監視対象「Lucy」を含むが、これらに限定されない。ユーザは、任意の監視対象を選択し、その後、血圧測定を開始し、現在の監視データと現在選択されている監視対象とを記憶のために結合して、異なるユーザの血圧測定結果が混合されることを回避してもよい。
【】
任意で、選択バー6124が、現在検出される必要があるユーザのオプションを含まない場合、ウェアラブル装置100は、選択バー6123内の「新しい監視対象」のオプションに対してユーザによって実行される入力操作を受信し、現在検出される必要があるユーザのオプションを追加し得る。
【】
このようにして、異なる監視対象の監視データは、特定の期間における異なる監視対象の監視データの後の閲覧を容易にするために、別々に記憶され得る。
【】
例えば、図6Lに示されるように、ウェアラブル装置100は、選択バー6124内の監視オブジェクト「Lucy」のオプションに対してユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、現在の監視オブジェクトが「Lucy」であると決定してもよく、ウェアラブル装置100は、選択バー6121内に、図6Mに示される「Lucy」の識別子を表示してもよい。
【】
そして、ウェアラブル装置100は、「測定開始」の選択肢に対するユーザにより実行された入力操作(例えば、タップ)を受け付け、ユーザにより実行された入力操作に応じて、血圧の測定を開始してもよい。
【】
そして、電子装置200は、監視対象「Lucy」の血圧測定値と監視対象「Lucy」とを紐付けて記憶してもよい。具体的には、電子装置200は、監視対象「Lucy」の記憶領域を見つけ、監視対象「Lucy」の血圧測定値を監視対象「Lucy」の記憶領域に記憶してもよい。異なる監視対象の記憶領域は異なり、互いに隔離されており、異なるユーザの血圧計測結果を混合することを回避することに留意されたい。
【】
別の実施形態では、図6Jに示されるように、ウェアラブル装置100が、ユーザインタフェース680内の「いいえ」オプション上でユーザによって行われる入力操作(例えば、タップ)を受信した後、ウェアラブル装置100は、ユーザ血圧を測定することを開始し得るが、現在のユーザの血圧測定値及び以前のユーザの血圧測定値を一緒に記憶しない、又はウェアラブル装置100は、現在のユーザの血圧測定値を記憶しないことがある。
【】
血圧の測定開始
【】
ウェアラブル装置100が血圧を測定することは、以下の3つの段階を含む:血圧測定リマインダ段階、ユーザ姿勢を識別して、ユーザ姿勢に基づいて血圧補償値を決定する段階、及び血圧補償値及び血圧測定値に基づいて血圧監視値を取得する段階である。
【】
I.血圧測定リマインダ段階
【】
図7A~Cは、ウェアラブル装置100がユーザに血圧の測定を促す図である。
【】
例えば、図7Aに示されるように、ウェアラブル装置100が血圧を測定し始めるとき、血圧測定結果の精度を保証するために、ウェアラブル装置100は、図7Aに示されるユーザインタフェース710を表示し得る。ユーザインタフェース710は、プロンプト情報「血圧測定の時間です。静止したまま、タップして測定を開始して下さい。」を示す。プロンプト情報は、動きによって引き起こされる不正確な血圧測定結果を回避するために、血圧測定中に静止状態に留まるようにユーザにプロンプトするために使用される。ユーザインタフェース710は、「測定リマインダ」オプション及び「スキップ」オプションをさらに含む。ユーザは、「測定リマインダ」オプションを使用することによって、血圧測定のための注意を閲覧し得る。あるいは、ユーザは、「スキップ」オプションを使用することによって、血圧測定のための注意事項を見ることなく、血圧の測定を直接開始してもよい。
【】
例えば、図7Aに示すように、ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース710内の「測定リマインダ」オプション上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、図7Bに示されるユーザインタフェース720を表示してもよい。ユーザインタフェース720は、プロンプト情報「測定中、あなたの時計をあなたの心臓と同じ高さに保ち、あなたの心臓を押さないでください。」を含み、プロンプト情報は、正しい測定姿勢をユーザにプロンプトするために使用される。ユーザインタフェース720は、「タイマ」オプション7201を含む。「タイマ」オプション7201は、予め設定された時間内に心臓と同じ高さの位置まで腕時計を持ち上げるようにユーザに促すために使用される。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、動きセンサによって収集された動きデータに基づいてユーザ姿勢を決定し、図7Cに示されるユーザインタフェース730を表示し得る。ユーザインタフェース730は、「立位」オプション、「座位」オプション、及び「臥位」オプションなどの複数のオプションを含む。複数の選択肢は、ユーザが現在のユーザ姿勢を確認するために用いられる。例えば、ウェアラブル装置100が、ユーザが座位にあることを識別すると、ウェアラブル装置100は、表示のために「座位」オプションの色を濃くし、ユーザが座位にあることをウェアラブル装置100が識別することをユーザに促し得る。任意で、表示を濃くすることに加えて、ウェアラブル装置100は、別の方法で、ユーザが座位にあることをウェアラブル装置100が識別することをユーザにさらに促してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
例えば、図7Bに示すように、ユーザが座位であることをユーザが確認した後、ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース730内の「開始」オプション上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、ユーザの血圧を測定し始めてもよい。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100によって識別され、ユーザインタフェース730に表示されるユーザ姿勢が正しくない場合、例えば、立位が座位として識別される場合、ユーザは、「立位」オプションを再選択し、次いで、「開始」オプションをタップして、ユーザ血圧の測定を開始し得る。これにより、ウェアラブル装置100が誤ったユーザ姿勢を識別することを防止できる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替として、図7A~図7Cに示されるプロンプト情報を表示せず、ユーザの血圧を測定することを直接開始して、ユーザを頻繁に邪魔することを回避してもよい。例えば、夜間に、ウェアラブル装置100は、図7A~図7Cに示されるプロンプト情報を表示しなくてもよく、ウェアラブル装置100は、プロンプト情報を表示することなくユーザの血圧を自動的に測定して、ユーザの休息を妨げることを回避してもよい。
【】
II.ユーザ姿勢の識別
【】
異なるユーザ姿勢は、ウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値に異なる影響を及ぼす。したがって、ウェアラブル装置100は、ユーザ姿勢を識別し、異なるユーザ姿勢に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正して、ウェアラブル装置100によって収集された血圧値の精度を改善する必要がある。
【】
以下は、ウェアラブル装置100がユーザの姿勢を識別する方法について説明する。
【】
ユーザの姿勢は、立位、座位、臥位などを含むが、これらに限定されない。
【】
1.ユーザの立位を識別する。
【】
(1)ウェアラブル装置100は、ユーザの左手首に装着される。
【】
ウェアラブル装置100は、以下の方法のうちの任意の1つ以上に基づいて、ユーザの立位を決定することができるが、これらに限定されない。
【】
方法1:ウェアラブル装置100は、心拍数及び/又はウェアラブル装置100によって収集された動きデータに基づいて、ユーザの立位を決定し得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、事前構成されたPPGセンサを使用することによって、ユーザの心拍数を収集し得る。ユーザが自然に歩行又は走行する場合、ユーザの心拍数は高い。心拍数が第1心拍数値より大きい場合、ユーザ姿勢は立位であると決定され得る。
【】
任意で、ウェアラブル装置100は、血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループに基づいてユーザ姿勢を決定し得る。血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第1心拍数値よりも大きい場合、ユーザ姿勢は立位であると決定され得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替として、事前構成された動きセンサを使用することによって、ユーザの動きデータ、例えば、歩数等の情報を収集してもよい。ユーザが自然に歩行又は走行すると、ユーザの歩数は累積的に増加する。血圧測定が開始する前の第1期間内の歩数の変化値が第1値より大きい場合、ユーザ姿勢は立位であると決定され得る。
【】
方法2:ウェアラブル装置100は、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分に基づいて、ユーザの立位を決定し得る。
【】
ユーザが立っている場合、Z軸は重力加速度Gに対して常に垂直であり、ユーザの立位は、Z軸における重力加速度Gの加速度成分に基づいて決定され得る。
【】
具体的には、ウェアラブル装置100は、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いと決定した場合、ユーザの立位を決定してもよい。
【】
方法3:ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100の動き姿勢を取得し、ウェアラブル装置100の動き姿勢に基づいてユーザの立位を決定し得る。
【】
例えば、図8Aは、ユーザが立っているときにウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
図8Aに示すように、ユーザの前腕に沿った方向であって、ユーザの指に平行な方向をX軸の正方向とする。X軸の正方向に垂直であり、ユーザの身体から離れる方向は、Y軸の正方向である。X軸及びY軸は、X-Y平面を決定し得る。X-Y平面に垂直であり、装着コンポーネントから離れる方向は、Z軸の正の方向である。
【】
重力加速度Gの正方向は、常に地面に対して垂直である。重力加速度Gの正方向と平行であり、かつ、重力加速度Gの正方向と反対の方向が第1方向である。
【】
ウェアラブル装置100は、X軸と第1方向との間の夾角の変化に基づいて、ユーザの立位を決定してもよい。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧を測定し始める前に、ウェアラブル装置100は、図7Bに示されるプロンプト情報を表示して、ウェアラブル装置100を心臓と同じ高さにするようにユーザに促してもよい。この場合、ユーザがウェアラブル装置100を心臓と同じ高さになるように持ち上げるプロセスにおいて、X軸と第1方向との間の夾角の変化は、図8Bに示される角度変化であり得る。
【】
図8Bに示すように、ユーザが自然に歩行又は走行する場合、前腕は自然に垂直になる。図8に示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は、約180度で変化する。ユーザがウェアラブル装置100を心臓と同じ高さになるように持ち上げるプロセスにおいて、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は、急激に減少し、例えば、180度から約40度に減少する。ユーザがウェアラブル装置100を心臓と同じ高さにした後、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は、約40度で安定する。
【】
ウェアラブル装置100の動き姿勢は、X軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値であってもよい。X軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値に基づいて、ユーザの立位を決定することができる。具体的には、血圧測定を開始する前に、第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第1角度値より大きいことが検出された場合、ユーザの立位が決定され得る。例えば、第1角度値は100度であってもよい。第1角度値は、代替的に、別の値であってもよい。これは、本願において限定されない。
【】
の3つの方式に加えて、ウェアラブル装置100は、別の方式でユーザの立位を決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザの立位を決定した後、ユーザの立位に基づいて、ユーザの立位に対応する血圧補償値を決定し、ユーザの立位に対応する血圧補償値に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正することができる。
【】
図8Cは、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正するための方法の概略フローチャートである。
【】
S801:ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上を取得し、動きデータは、統計的歩数及び重力加速度データを含むが、これらに限定されない。
【】
S802:ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上が第1条件を満たすとき、ユーザの立位を決定する。
【】
心拍数は、ウェアラブル装置100に予め構成されたPPGセンサによって収集されてもよく、又は心拍数は、電子装置200によって収集され、次いでウェアラブル装置100に送信されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
動きデータ及びウェアラブル装置100の動き姿勢は、ウェアラブル装置100に予め配置された慣性センサによって収集されてもよい。
【】
ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上が第1条件を満たすとき、ユーザの立位を決定する。
【】
第1条件は、以下のうちの任意の1つ以上を含み得るが、これらに限定されない。
【】
1.血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第1心拍数値よりも大きい。
【】
2.血圧測定を開始する前に、第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第1角度値より大きい。
【】
3.Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が極小値に近い。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの立位をどのように決定するかについては、方法1~方法3の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの立位をどのように決定するかについては、方法1~方法3の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
S803:ウェアラブル装置100は、ユーザの立位に基づいて血圧補償値を決定する。
【】
異なる血圧補償値は、異なるユーザ姿勢に基づいて決定されることに留意されたい。例えば、立位、座位、臥位は、異なる血圧補償値に対応する。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザの立位を決定した後、ユーザの立位に基づいてユーザの立位に対応する血圧補償値を決定することができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。ウェアラブル装置100は、ユーザの立位に基づいてユーザの立位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200にユーザの立位を送信することができる。電子装置200は、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの立位に基づいてユーザの立位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。そして、電子装置200は、ユーザの立位に対応する血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ユーザの立位をサーバに送信してもよい。サーバは、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの立位に基づいてユーザの立位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。そして、サーバは、ユーザの立位に対応する血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
任意で、異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値は、周期的/非周期的に更新されてもよい。
【】
S804:ウェアラブル装置100は、血圧測定値を収集し、血圧測定値及び血圧補償値に基づいて血圧監視値を取得する。
【】
ウェアラブル装置100は、血圧測定値を収集し、血圧測定値及び血圧補償値に基づいて血圧監視値を取得してよい。血圧監視値は、測定を通じて最終的に得られる血圧値である。
【】
このようにして、ユーザの血圧が測定されるとき、血圧測定結果に対する異なるユーザ姿勢の影響を排除して、血圧測定結果の精度を改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100がユーザの立位を識別したとき、ウェアラブル装置100を装着した手首を異なる場所に配置することも、ウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値に影響を及ぼす。
【】
これに基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値の精度をさらに改善するために、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100を装着している手首の位置を決定し、ウェアラブル装置100を装着している手首の位置に基づいて血圧補償値を決定し、次いで、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値及び血圧補償値に基づいて最終的な血圧監視値を取得する必要がさらにある。言い換えれば、ユーザの立位において、ウェアラブル装置100を装着した手首の位置によって血圧補償値が異なる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいて、血圧補償値を決定することができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、立位で、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。ウェアラブル装置100は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて、第1角度に対応する血圧補償値をローカルで決定する。
【】
図8D~図8Fは、ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【】
図8Dは、ユーザが立位のときに、腕を地面に向けて垂直に置いた図である。
【】
図8Dに示すように、X軸の正方向は第1方向と反対であり、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は180度に近い。
【】
図8Eは、ユーザが立位のときに腕を水平にした図である。
【】
図8Eに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は90度に近い。
【】
図8Fは、ユーザが立位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を心臓の位置に配置した図である。
【】
図8Fに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は40度に近い。
【表】
【】
表1は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表1に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、血圧補償値はAである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、血圧補償値はBである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、血圧補償値はCである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、血圧補償値はDである。
【】
血圧補償値A、血圧補償値B、血圧補償値C、及び血圧補償値Dは、互いに異なる。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が160度であると決定するとき、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がAであると決定し得る。
【】
別の例では、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が40度であると決定するとき、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がCであると決定し得る。
【】
表1は、単に一例として、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。代替的に、各角度は、1つの血圧補償値に対応してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200に、ユーザの立位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。電子装置200は、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、電子装置200は、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、サーバに、ユーザの立位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。サーバは、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、サーバは、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸と第1方向との間の夾角に基づいて、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離を決定し、次いで、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100によって決定されてもよく、又はウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置2000によって決定されてもよく、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてサーバによって決定されてもよい。
【表】
【】
表2は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表2に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はaであり、血圧補償値はAである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はbであり、血圧補償値はBである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はcであり、血圧補償値はCである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はdであり、血圧補償値はDである。
【】
血圧補償値A、血圧補償値B、血圧補償値C、及び血圧補償値Dは、互いに異なる。
【】
表2におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、サーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
(2)ウェアラブル装置100は、ユーザの右手首に装着される。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの右手の手首に装着されているときにユーザの立位を識別する方法の具体的な実装については、ウェアラブル装置100がユーザの左手の手首に装着されているときにユーザの立位を識別する方法の具体的な実装の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの右手の手首に装着された場合のX軸の正方向、Y軸の正方向、及びZ軸の正方向は、ウェアラブル装置100がユーザの左手の手首に装着された場合のX軸の正方向、Y軸の正方向、及びZ軸の正方向と異なる点が異なる。
【】
図8G~図8Iは、ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【】
図8Gは、ユーザが立位のときに、腕を垂直に地面に向けて配置している図である。
【】
図8Gに示すように、X軸の正方向は第1方向と同じであり、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は0度に近い。
【】
図8Hは、ユーザが立位のときに腕を水平に配置した図である。
【】
図8Hに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は90度に近い。
【】
図8Iは、ユーザが立位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を心臓の位置に配置した図である。
【】
図8Iに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は140度に近い。
【表】
【】
表3は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表3に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、血圧補償値はEである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、血圧補償値はFである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、血圧補償値はGである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、血圧補償値はHである。
【】
血圧補償値A、血圧補償値B、血圧補償値C、及び血圧補償値Dは、互いに異なる。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が160度であると決定するとき、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がEであると決定し得る。
【】
別の例では、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が40度であると決定するとき、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がGであると決定し得る。
【】
表3は、単に一例として、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。代替的に、各角度は、1つの血圧補償値に対応してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200に、ユーザの立位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。電子装置200は、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、電子装置200は、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、サーバに、ユーザの立位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。サーバは、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、サーバは、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸と第1方向との間の夾角に基づいて、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離を決定し、次いで、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100によって決定されてもよく、又はウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置2000によって決定されてもよく、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてサーバによって決定されてもよい。
【表】
【】
表4は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表4に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はeであり、血圧補償値はEである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はfであり、血圧補償値はFである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はgであり、血圧補償値はGである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はhであり、血圧補償値はHである。
【】
距離e、距離f、距離g、距離hは、互いに異なる。
【】
また、血圧補償値E、血圧補償値F、血圧補償値G、血圧補償値Hも互いに異なる。
【】
表4におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、サーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
本方法において、ウェアラブル装置100は、ユーザの立位を識別し、ユーザの立位に基づいて血圧補償値を決定し、血圧補償値に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザの立位を識別した後、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて、血圧補償値を決定し得る。ウェアラブル装置100は、異なる位置で着用されるので、X軸の正方向と第1方向との間の角度は異なり、血圧補償値も異なる。このようにして、これは、ユーザの立位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているかをさらに識別し、次いで、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて血圧補償値を決定し得る。ウェアラブル装置100は左手又は右手に装着されるので、ウェアラブル装置100が同じ位置に位置するとき、X軸の正方向と第1方向との間の角度は異なる。したがって、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているかを区別する必要がある。ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているか決定した後に、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて血圧補償値を決定する。このようにして、これは、ユーザの立位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
任意で、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100の動き軌道に基づいて、ウェアラブル装置100が左手に装着されているか右手に装着されているかを決定してもよい。左手に装着されたウェアラブル装置100の動きの軌道は、右手に装着されたウェアラブル装置100の動きの軌道とは異なる。
【】
2.ユーザの座位を識別する。
【】
(1)ウェアラブル装置100は、ユーザの左手首に装着される。
【】
ウェアラブル装置100は、以下の方法のうちの任意の1つ以上に基づいて、ユーザの座位を決定することができるが、これらに限定されない。
【】
方法1:ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100によって収集された心拍数及び/又は動きデータに基づいて、ユーザの立位を決定し得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、事前構成されたPPGセンサを使用することによって、ユーザの心拍数を収集し得る。ユーザが自然に歩行又は走行する場合、ユーザの心拍数は高い。心拍数が第2心拍数値よりも大きく、第1心拍数値よりも小さい場合、それは、ユーザの動き量が小さく、心拍数が安定していることを示す。この場合、ウェアラブル装置100は、ユーザの姿勢が座位であると決定することができる。第1心拍数値は、第2心拍数値よりも大きい。
【】
任意で、ウェアラブル装置100は、血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループに基づいてユーザ姿勢を決定し得る。血圧測定開始前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値よりも大きく、第1心拍数値よりも小さい場合、ユーザ姿勢が座位であると決定することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替として、事前構成された動きセンサを使用することによって、ユーザの動きデータ、例えば、歩数等の情報を収集してもよい。血圧測定が開始する前の第1期間内の歩数の変化値が第2値より大きく且つ第1値より小さいか、又は第1値より小さい場合、それは、ユーザの運動歩数が小さいことを示し、ユーザ姿勢が座位であると決定されてもよい。第1値は第2値よりも大きい。
【】
方法2:ウェアラブル装置100は、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分に基づいて、ユーザの座位を決定し得る。
【】
ユーザが座っている場合、Z軸は重力加速度Gに対して常に垂直であり、ユーザの座位は、Z軸における重力加速度Gの加速度成分に基づいて決定され得る。
【】
具体的には、ウェアラブル装置100は、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いと決定した場合、ユーザの座位を決定してもよい。
【】
方法3:ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100の動き姿勢を取得し、ウェアラブル装置100の動き姿勢に基づいてユーザの立位を決定し得る。
【】
例えば、図9Aは、ユーザが座っているときにウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
図9Aに示すように、ユーザの前腕に沿った方向であって、ユーザの指に平行な方向をX軸の正方向とする。X軸の正方向に垂直であり、外側を向く方向は、Y軸の正方向である。X軸及びY軸は、X-Y平面を決定し得る。X-Y平面に垂直であり、装着コンポーネントから離れる方向は、Z軸の正の方向である。
【】
重力加速度Gの正方向は、常に地面に対して垂直である。重力加速度Gの正方向と平行であり、かつ、重力加速度Gの正方向と反対の方向が第1方向である。
【】
ウェアラブル装置100は、X軸と第1方向との間の夾角の変化に基づいて、ユーザの立位を決定してもよい。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧を測定し始める前に、ウェアラブル装置100は、図7Bに示されるプロンプト情報を表示して、ウェアラブル装置100を心臓と同じ高さにするようにユーザに促してもよい。この場合、ユーザがウェアラブル装置100を心臓と同じ高さになるように持ち上げるプロセスにおいて、X軸と第1方向との間の夾角の変化は、図8Bに示される角度変化であり得る。
【】
図9Bに示すように、ユーザが座っているとき、ユーザの前腕は通常、脚又は机の上に置かれ、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角は約100度である。ユーザがウェアラブル装置100を心臓と同じ高さになるように持ち上げるプロセスにおいて、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は、急激に減少し、例えば、100度から約40度に減少する。ユーザがウェアラブル装置100を心臓と同じ高さにした後、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は、約40度で安定する。
【】
ウェアラブル装置100の動き姿勢は、X軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値であってもよい。X軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値に基づいて、ユーザの立位を決定することができる。具体的には、血圧測定を開始する前に、第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第2角度値より大きく第1角度値より小さいことが検出された場合、ユーザの立位が決定され得る。第1角度値は、第2角度値よりも大きい。例えば、第1角度値は100度であり、第2角度値は50度であってもよい。第1角度値及び第2角度値は、代替的に、別の値であってもよい。これは、本願において限定されない。
【】
の3つの方式に加えて、ウェアラブル装置100は、別の方式でユーザの立位を決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザの座位を決定した後、ユーザの座位に基づいて、ユーザの座位に対応する血圧補償値を決定し、ユーザの座位に対応する血圧補償値に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正することができる。
【】
図9Cは、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正するための方法の概略フローチャートである。
【】
S901:ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上を取得し、動きデータは、統計的歩数及び重力加速度データを含むが、これらに限定されない。
【】
S902:ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上が第2条件を満たすとき、ユーザの座位を決定する。
【】
心拍数は、ウェアラブル装置100に予め構成されたPPGセンサによって収集されてもよく、又は心拍数は、電子装置200によって収集され、次いでウェアラブル装置100に送信されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
ウェアラブル装置100の動きデータ及び動き姿勢は、ウェアラブル装置100に予め配置された慣性センサによって収集されてもよい。
【】
ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上が第2条件を満たすとき、ユーザの座位を決定する。
【】
第2条件は、以下のうちの任意の1つ以上を含み得るが、これらに限定されない。
【】
1.血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが、第2心拍数値よりも大きく第1心拍数値よりも小さい。
【】
2.血圧測定を開始する前に、第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第2角度値より大きく第1角度値より小さい。
【】
3.Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が極小値に近い。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの座位をどのように決定するかについては、方法1~方法3の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
S903:ウェアラブル装置100は、ユーザの座位に基づいて血圧補償値を決定する。
【】
異なる血圧補償値は、異なるユーザ姿勢に基づいて決定されることに留意されたい。例えば、立位、座位、臥位は、異なる血圧補償値に対応する。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザの座位を決定した後、ユーザの座位に基づいてユーザの座位に対応する血圧補償値を決定することができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。ウェアラブル装置100は、ユーザの座位に基づいてユーザの座位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200にユーザの座位を送信することができる。電子装置200は、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの座位に基づいてユーザの座位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。そして、電子装置200は、ユーザの座位に対応する血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ユーザの座位をサーバに送信してもよい。サーバは、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの座位に基づいてユーザの座位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。そして、サーバは、ユーザの座位に対応する血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
任意で、異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値は、周期的/非周期的に更新されてもよい。
【】
S904:ウェアラブル装置100は、血圧測定値を収集し、血圧測定値及び血圧補償値に基づいて血圧監視値を取得する。
【】
ウェアラブル装置100は、血圧測定値を収集し、血圧測定値及び血圧補償値に基づいて血圧監視値を取得してよい。血圧監視値は、測定を通じて最終的に得られる血圧値である。
【】
このようにして、ユーザの血圧が測定されるとき、血圧測定結果に対する異なるユーザ姿勢の影響を排除して、血圧測定結果の精度を改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100がユーザの座位を識別したとき、ウェアラブル装置100を装着した手首を異なる場所に配置することも、ウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値に影響を及ぼす。
【】
これに基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値の精度をさらに改善するために、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100を装着している手首の位置を決定し、ウェアラブル装置100を装着している手首の位置に基づいて血圧補償値を決定し、次いで、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値及び血圧補償値に基づいて最終的な血圧監視値を取得する必要がさらにある。言い換えれば、ユーザの座位において、ウェアラブル装置100を装着した手首の位置によって血圧補償値が異なる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいて、血圧補償値を決定することができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、座位で、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。ウェアラブル装置100は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて、第1角度に対応する血圧補償値をローカルで決定する。
【】
図9D~図9Fは、ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【】
図9Dは、ユーザが座位のときに、腕を垂直に地面に向けて配置している図である。
【】
図9Dに示すように、X軸の正方向は第1方向と反対であり、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は180度に近い。
【】
図9Eは、ユーザが座位のときに腕を水平に配置した図である。
【】
図9Eに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は90度に近い。
【】
図9Fは、ユーザが座位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を心臓の位置に配置した図である。
【】
図9Fに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は40度に近い。
【表】
【】
表5は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表5に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、血圧補償値はIである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、血圧補償値はHである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、血圧補償値はKである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、血圧補償値はLである。
【】
血圧補償値I、血圧補償値J、血圧補償値K、及び血圧補償値Lは、互いに異なる。
【】
任意で、血圧補償値Iは血圧補償値Aと異なり、血圧補償値Jは血圧補償値Bと異なり、血圧補償値Kは血圧補償値Cと異なり、血圧補償値Lは血圧補償値Dと異なる。すなわち、異なるユーザ姿勢において、同じ位置におけるウェアラブル装置100の血圧補償値も異なる。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が160度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がIであると決定し得る。
【】
別の例では、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が40度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がKであると決定し得る。
【】
表5は、単に一例として、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。代替的に、各角度は、1つの血圧補償値に対応してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200に、ユーザの座位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。電子装置200は、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、電子装置200は、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、サーバに、ユーザの座位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。サーバは、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、サーバは、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸と第1方向との間の夾角に基づいて、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離を決定し、次いで、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100によって決定されてもよく、又はウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置2000によって決定されてもよく、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてサーバによって決定されてもよい。
【表】
【】
表6は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表6に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はiであり、血圧補償値はIである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はjであり、血圧補償値はJである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はcであり、血圧補償値はCである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はkであり、血圧補償値はLである。
【】
血圧補償値I、血圧補償値J、血圧補償値K、及び血圧補償値Lは、互いに異なる。
【】
表6におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、又はサーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
(2)ウェアラブル装置100は、ユーザの右手首に装着される。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの右手の手首に装着されているときにユーザの座位を識別する方法の具体的な実装については、ウェアラブル装置100がユーザの左手の手首に装着されているときにユーザの座位を識別する方法の具体的な実装の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの右手の手首に装着された場合のX軸の正方向、Y軸の正方向、及びZ軸の正方向は、ウェアラブル装置100がユーザの左手の手首に装着された場合のX軸の正方向、Y軸の正方向、及びZ軸の正方向と異なる点が異なる。
【】
図9G~図9Iは、ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【】
図9Gは、ユーザが座位のときに、腕を垂直に地面に向けて配置している図である。
【】
図9Gに示すように、X軸の正方向は第1方向と同じであり、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は0度に近い。
【】
図9Hは、ユーザが座位のときに腕を水平に配置した図である。
【】
図9Hに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は90度に近い。
【】
図9Iは、ユーザが座位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を心臓の位置に配置した図である。
【】
図9Iに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は140度に近い。
【表】
【】
表7は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表7に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、血圧補償値はMである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、血圧補償値はNである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、血圧補償値はOである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、血圧補償値はPである。
【】
血圧補償値M、血圧補償値N、血圧補償値O及び血圧補償値Pは、互いに異なる。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が160度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がMであると決定し得る。
【】
別の例では、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が40度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がOであると決定し得る。
【】
表7は、単に一例として、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。代替的に、各角度は、1つの血圧補償値に対応してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200に、ユーザの座位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。電子装置200は、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、電子装置200は、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、サーバに、ユーザの座位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。サーバは、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、サーバは、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸と第1方向との間の夾角に基づいて、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離を決定し、次いで、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100によって決定されてもよく、又はウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置2000によって決定されてもよく、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてサーバによって決定されてもよい。
【表】
【】
表8は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表8に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はmであり、血圧補償値はMである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はnであり、血圧補償値はNである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はoであり、血圧補償値はOである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はpであり、血圧補償値はPである。
【】
距離m、距離n、距離o、及び距離pは、互いに異なる。
【】
血圧補償値M、血圧補償値N、血圧補償値O及び血圧補償値Pは、互いに異なる。
【】
表8におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、又はサーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
本方法において、ウェアラブル装置100は、ユーザの座位を識別し、ユーザの座位に基づいて血圧補償値を決定し、血圧補償値に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザの座位を識別した後、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて、血圧補償値を決定し得る。ウェアラブル装置100は、異なる位置で着用されるので、X軸の正方向と第1方向との間の角度は異なり、血圧補償値も異なる。このようにして、これは、ユーザの座位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているかをさらに識別し、次いで、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて血圧補償値を決定し得る。ウェアラブル装置100は左手又は右手に装着されるので、ウェアラブル装置100が同じ位置に位置するとき、X軸の正方向と第1方向との間の角度は異なる。したがって、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているかを区別する必要がある。ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているか決定した後に、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて血圧補償値を決定する。このようにして、これは、ユーザの座位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
3.ユーザの臥位を識別する
【】
(1)ウェアラブル装置100は、ユーザの左手首に装着される。
【】
ウェアラブル装置100は、以下の方法のうちの任意の1つ以上に基づいて、ユーザの臥位を決定することができるが、これらに限定されない。
【】
方法1:ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100によって収集された心拍数及び/又は動きデータに基づいて、ユーザの臥位を決定し得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、事前構成されたPPGセンサを使用することによって、ユーザの心拍数を収集し得る。ユーザが臥位である場合、ユーザの心拍数は低い。心拍数が第2心拍数値より小さい場合、ユーザ姿勢は臥位であると決定され得る。例えば、ユーザが夜に眠りについた後、ユーザの心拍数が低く、安定している場合、ユーザの姿勢は臥位であると決定されてもよい。
【】
任意で、ウェアラブル装置100は、血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループに基づいてユーザ姿勢を決定し得る。血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値よりも小さい場合、ユーザ姿勢は臥位であると決定され得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替として、事前構成された動きセンサを使用することによって、ユーザの動きデータ、例えば、歩数等の情報を収集してもよい。血圧測定が開始する前の第1期間内の歩数の変化値が第2値未満である場合、それは、ユーザが基本的に動きを有しないことを示し、ユーザ姿勢が臥位であると決定され得る。例えば、ユーザが夜に眠りについた後、ユーザの動きデータは基本的に変化せず、ユーザ姿勢は臥位であると決定されてもよい。
【】
方法2:ウェアラブル装置100は、X軸及びY軸上の重力加速度Gの加速度成分に基づいて、ユーザの臥位を決定し得る。
【】
幾つかの実施形態では、図10Aに示すように、ユーザが横になっているとき、X軸及びY軸は、重力加速度Gに対して常に垂直であり、ユーザの臥位は、X軸及びY軸上の重力加速度Gの加速度成分に基づいて決定されてもよい。
【】
具体的には、ウェアラブル装置100は、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いと決定した場合、ユーザの臥位を決定してもよい。
【】
方法3:ユーザの臥位は、夜間の第1時点と朝の第2時点との間で決定され得る。
【】
例えば、第1時点は午後10時であってもよく、第2時点は午前6時であってもよい。午後10時から午前6時までは、ユーザが睡眠状態にあると決定されてもよく、ユーザ姿勢が臥位であると決定されてもよい。
【】
なお、ユーザが睡眠状態であると決定される時間帯は、午後10時から午前6時までの時間帯に加えて、他の時間帯であってもよい。これは、本願において限定されない。
【】
方法4:ウェアラブル装置100の動き姿勢に基づいて、ユーザの臥位を決定する。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザが睡眠するとき、ユーザが腹部上に手を置く場合、手首は、腹部の呼吸とともに規則的に上下に移動する。ウェアラブル装置100の変位軌道は、図10Bに示される変位軌道であり得る。ウェアラブル装置100の変位軌道に基づいてユーザの臥位を決定することができる。
【】
の4つの方式に加えて、ウェアラブル装置100は、別の方式でユーザの臥位を決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザの臥位を決定した後、ユーザの臥位に基づいて、ユーザの臥位に対応する血圧補償値を決定し、ユーザの臥位に対応する血圧補償値に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正することができる。
【】
図10Cは、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正するための方法の概略フローチャートである。
【】
S1001:ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上を取得し、動きデータは、統計的歩数及び重力加速度データを含むが、これらに限定されない。
【】
S1002:ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上が第3条件を満たすとき、ユーザの臥位を決定する。
【】
第1条件、第2条件、及び第3条件は、互いに異なる。
【】
心拍数は、ウェアラブル装置100に予め構成されたPPGセンサによって収集されてもよく、又は心拍数は、電子装置200によって収集され、次いでウェアラブル装置100に送信されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
ウェアラブル装置100の動きデータ及び動き姿勢は、ウェアラブル装置100に予め配置された慣性センサによって収集されてもよい。
【】
ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上が第3条件を満たすとき、ユーザの臥位を決定する。
【】
第3条件は、以下のうちの任意の1つ以上を含み得るが、これらに限定されない。
【】
1.血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値よりも小さい。
【】
2.X軸及びY軸の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近い。
【】
3.時間は、夜の第1時点と朝の第2時点との間である。
【】
4.ウェアラブル装置100の変位軌道が、事前設定された軌道を満たす。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの臥位をどのように決定するかについては、方法1~方法4の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
S1003:ウェアラブル装置100は、ユーザの臥位に基づいて血圧補償値を決定する。
【】
異なる血圧補償値は、異なるユーザ姿勢に基づいて決定されることに留意されたい。例えば、立位、座位、臥位は、異なる血圧補償値に対応する。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザの臥位を決定した後、ユーザの臥位に基づいてユーザの臥位に対応する血圧補償値を決定することができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。ウェアラブル装置100は、ユーザの臥位に基づいてユーザの臥位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200にユーザの臥位を送信することができる。電子装置200は、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの臥位に基づいてユーザの臥位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。そして、電子装置200は、ユーザの臥位に対応する血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ユーザの臥位をサーバに送信してもよい。サーバは、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの臥位に基づいてユーザの臥位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。そして、サーバは、ユーザの臥位に対応する血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
任意で、異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値は、周期的/非周期的に更新されてもよい。
【】
S1004:ウェアラブル装置100は、血圧測定値を収集し、血圧測定値及び血圧補償値に基づいて血圧監視値を取得する。
【】
ウェアラブル装置100は、血圧測定値を収集し、血圧測定値及び血圧補償値に基づいて血圧監視値を取得してよい。血圧監視値は、測定を通じて最終的に得られる血圧値である。
【】
このようにして、ユーザの血圧が測定されるとき、血圧測定結果に対する異なるユーザ姿勢の影響を排除して、血圧測定結果の精度を改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100がユーザの臥位を識別したとき、ウェアラブル装置100を装着した手首を異なる場所に配置することも、ウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値に影響を及ぼす。
【】
これに基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値の精度をさらに改善するために、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100を装着している手首の位置を決定し、ウェアラブル装置100を装着している手首の位置に基づいて血圧補償値を決定し、次いで、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値及び血圧補償値に基づいて最終的な血圧監視値を取得する必要がさらにある。言い換えれば、ユーザの臥位において、ウェアラブル装置100を装着した手首の位置によって血圧補償値が異なる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいて、血圧補償値を決定することができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、臥位で、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。ウェアラブル装置100は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて、第1角度に対応する血圧補償値をローカルで決定する。
【】
図10D~Fは、ユーザが臥位であるとき、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【】
図10Dは、ユーザが臥位のときに腕をベッドに水平に配置した図である。
【】
図10Dに示すように、ユーザの前腕に沿った方向であって、ユーザの指に平行な方向をX軸の正方向とする。X軸の正方向に垂直であり、外側を向く方向は、Y軸の正方向である。X軸及びY軸は、X-Y平面を決定し得る。X-Y平面に垂直であり、装着コンポーネントから離れる方向は、Z軸の正の方向である。重力加速度Gの正方向は、常に地面に対して垂直である。第1方向としては、重力加速度Gに垂直で頭部を向く方向が用いられる。
【】
図10Dに示すように、ユーザが臥位にあり、腕が水平に置かれているとき、X軸の正方向は第1方向と反対であり、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は180度に近い。
【】
図10Eは、ユーザが臥位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を腹部上に配置した図である。
【】
図10Eに示すように、ユーザが臥位にあるときにウェアラブル装置100を装着した手首が腹部に置かれると、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は90度に近い。
【】
図10Fは、ユーザが臥位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を心臓の位置に配置した図である。
【】
図10Fに示すように、ユーザが臥位にあるときにウェアラブル装置100を装着した手首が心臓の位置に置かれると、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は40度に近い。
【表】
【】
表9は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表9に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、血圧補償値はMである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、血圧補償値はNである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、血圧補償値はPである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、血圧補償値はQである。
【】
血圧補償値M、血圧補償値N、血圧補償値O及び血圧補償値Pは、互いに異なる。
【】
任意で、血圧補償値Mは血圧補償値Aと異なり、血圧補償値Nは血圧補償値Bと異なり、血圧補償値Oは血圧補償値Cと異なり、血圧補償値Pは血圧補償値Dと異なる。すなわち、異なるユーザ姿勢において、同じ位置におけるウェアラブル装置100の血圧補償値も異なる。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が160度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がMであると決定し得る。
【】
別の例では、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が40度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がOであると決定し得る。
【】
表9は、単に一例として、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。代替的に、各角度は、1つの血圧補償値に対応してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200に、ユーザの臥位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。電子装置200は、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、電子装置200は、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、サーバに、ユーザの臥位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。サーバは、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、サーバは、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸と第1方向との間の夾角に基づいて、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離を決定し、次いで、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100によって決定されてもよく、又はウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置2000によって決定されてもよく、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてサーバによって決定されてもよい。
【表】
【】
表10は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表10に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はmであり、血圧補償値はMである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はnであり、血圧補償値はNである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はoであり、血圧補償値はOである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はpであり、血圧補償値はPである。
【】
血圧補償値M、血圧補償値N、血圧補償値O及び血圧補償値Pは、互いに異なる。
【】
表10におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、又はサーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザが臥位にあるとき、手のひらの配置姿勢も、ウェアラブル装置100によって収集される血圧値に影響を及ぼす。手のひらの中心の配置姿勢は、手のひらの中心が上を向く、手のひらの中心が下を向く、手のひらの中心が横に配置されるなどを含むが、これらに限定されない。
【】
ウェアラブル装置100を装着している手首の配置位置が固定されている場合、ウェアラブル装置100は、手のひらの中心の配置姿勢をさらに識別し、手のひらの中心の異なる配置姿勢に基づいて血圧補償値を決定し、ウェアラブル装置100によって収集された血圧値を補正してもよい。臥位における血圧測定値の精度をより向上させることができる。
【】
ユーザが臥位にあり、腕がベッド上に水平に置かれているときに、ウェアラブル装置100が手のひらの中心の配置姿勢をどのように識別するかが、本出願のこの実施形態における説明のための例として使用される。
【】
図10G~図10Iは、手のひらの3つの配置姿勢の図である。
【】
図10Gは、ユーザが臥位であり、腕をベッドに水平に置いたときに、手のひらの中心を下に向けて配置した図である。
【】
図10Gに示すように、Z軸の正方向と重力加速度Gの正方向との間の夾角に基づいて、手のひらの中心が上を向く配置姿勢を決定することができる。
【】
例えば、ユーザが臥位にあることが検出され、Z軸の正方向と重力加速度Gの方向との間の夾角が第1角度である場合、手のひらの中心が下を向く配置姿勢が決定され得る。
【】
例えば、第1角度は、150度~180度であってもよい。
【】
図10Hは、ユーザが臥位であり、腕をベッドに水平に置いたときに、手のひらの中心を上に向けて配置した図である。
【】
図10Hに示すように、Z軸の正方向と重力加速度Gの正方向との間の夾角に基づいて、手のひらの中心が上を向く配置姿勢を決定することができる。
【】
例えば、ユーザが臥位にあることが検出され、Z軸の正方向と重力加速度Gの方向との間の夾角が第2角度である場合、手のひらの中心が上を向く配置姿勢が決定され得る。
【】
例えば、第2角度は0度~30度であってもよい。
【】
図10Iは、ユーザが臥位であり、腕をベッドに水平に置いたときに、手のひらの中心を横に向けて配置した図である。
【】
図10Iに示すように、Z軸の正方向と重力加速度Gの正方向との間の夾角に基づいて、手のひらの中心が上を向く配置姿勢を決定することができる。
【】
例えば、ユーザが臥位にあることが検出され、Z軸の正方向と重力加速度Gの方向との間の夾角が第3角度である場合、手のひらの中心が横に向けて配置された配置姿勢が決定され得る。
【】
例えば、第2角度は80度~100度であってもよい。
【】
第1角度は、第2角度よりも大きく、第3角度よりも大きい。第1角度、第2角度、及び第3角度の値は、単に本出願を説明するために使用される。第1角度、第2角度、及び第3角度の値は、代替的に他の値であってもよい。これは、本願において限定されない。
【】
Z軸の正方向と重力加速度Gの正方向との間の夾角に基づく方法に加えて、手のひらの中心の配置姿勢は、別の方法でさらに決定されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
ウェアラブル装置100は、手のひらの中心の配置姿勢を決定した後、手のひらの中心の配置姿勢に対応する血圧補償値を決定することができる。
【表】
【】
表11は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表11に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、手のひらの中心が上に向いているとき、ウェアラブル装置100により決定される血圧補償値はM1である。手のひらの中心が下に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はM2である。手のひらの中心が横に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はM3である。M1、M2、及びM3は、互いに異なる。
【】
X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、手のひらの中心が上に向いているとき、ウェアラブル装置100により決定される血圧補償値はN1である。手のひらの中心が下に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はN2である。手のひらの中心が横に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はN3である。N1、N2、及びN3は、互いに異なる。
【】
X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、手のひらの中心が上に向いているとき、ウェアラブル装置100により決定される血圧補償値はO1である。手のひらの中心が下に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はO2である。手のひらの中心が横に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はO3である。O1、O2、及びO3は、互いに異なる。
【】
X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、手のひらの中心が上に向いているとき、ウェアラブル装置100により決定される血圧補償値はP1である。手のひらの中心が下に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はP2である。手のひらの中心が横に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はP3である。P1、P2、及びP3は、互いに異なる。
【】
表11におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、又はサーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
(2)ウェアラブル装置100は、ユーザの右手首に装着される。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの右手の手首に装着されているときにユーザの臥位を識別する方法の具体的な実装については、ウェアラブル装置100がユーザの左手の手首に装着されているときにユーザの臥位を識別する方法の具体的な実装の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの右手の手首に装着された場合のX軸の正方向、Y軸の正方向、及びZ軸の正方向は、ウェアラブル装置100がユーザの左手の手首に装着された場合のX軸の正方向、Y軸の正方向、及びZ軸の正方向と異なる点が異なる。
【】
図10J~図10Lは、ユーザが臥位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【】
図10Jは、ユーザが臥位のときに腕をベッドに水平に配置した図である。
【】
図10Jに示すように、ユーザが臥位にあり、腕が水平に置かれているとき、X軸の正方向は第1方向と反対であり、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は0度に近い。
【】
図10Kは、ユーザが臥位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を腹部上に配置した図である。
【】
図10Kに示すように、ユーザが臥位にあるときにウェアラブル装置100を装着した手首が腹部に置かれると、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は90度に近い。
【】
図10Lは、ユーザが臥位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を心臓の位置に配置した図である。
【】
図10Lに示すように、ユーザが臥位にあるときにウェアラブル装置100を装着した手首が心臓の位置に置かれると、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は140度に近い。
【表】
【】
表12は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表12に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、血圧補償値はQである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、血圧補償値はRである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、血圧補償値はSである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、血圧補償値はTである。
【】
血圧補償値Q、血圧補償値R、血圧補償値S及び血圧補償値Tは、互いに異なる。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が160度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がQであると決定し得る。
【】
別の例では、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が40度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がSであると決定し得る。
【】
表12は、単に一例として、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。代替的に、各角度は、1つの血圧補償値に対応してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200に、ユーザの臥位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。電子装置200は、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、電子装置200は、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、サーバに、ユーザの臥位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。サーバは、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、サーバは、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸と第1方向との間の夾角に基づいて、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離を決定し、次いで、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100によって決定されてもよく、又はウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置2000によって決定されてもよく、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてサーバによって決定されてもよい。
【表】
【】
表13は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表13に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はqであり、血圧補償値はQである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はrであり、血圧補償値はRである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はsであり、血圧補償値はSである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はtであり、血圧補償値はTである。
【】
距離q、距離r、距離s、及び距離tは、互いに異なる。
【】
血圧補償値Q、血圧補償値R、血圧補償値S及び血圧補償値Tは、互いに異なる。
【】
表13におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、又はサーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
本方法において、ウェアラブル装置100は、ユーザの臥位を識別し、ユーザの臥位に基づいて血圧補償値を決定し、血圧補償値に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザの臥位を識別した後、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて、血圧補償値を決定し得る。ウェアラブル装置100は、異なる位置で着用されるので、X軸の正方向と第1方向との間の角度は異なり、血圧補償値も異なる。このようにして、これは、ユーザの臥位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているかをさらに識別し、次いで、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて血圧補償値を決定し得る。ウェアラブル装置100は左手又は右手に装着されるので、ウェアラブル装置100が同じ位置に位置するとき、X軸の正方向と第1方向との間の角度は異なる。したがって、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているかを区別する必要がある。ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているか決定した後に、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて血圧補償値を決定する。このようにして、これは、ユーザの臥位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、手のひらの中心の配置姿勢を更に識別してよい。手のひらの中心の配置姿勢は、手のひらの中心が上を向く、手のひらの中心が下を向く、手のひらの中心が横に配置されるなどを含むが、これらに限定されない。ウェアラブル装置100は、手のひらの中心の配置姿勢に基づいて血圧補償値を決定する。このようにして、これは、ユーザの臥位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
ユーザ姿勢に基づいて血圧補償値を決定し、血圧補償値及び血圧測定値に基づいて血圧監視値を取得する。
【】
血圧補償値を決定した後、ウェアラブル装置100は、血圧補償値及び取得した血圧測定値に基づいて血圧監視値を取得し得る。血圧監視値は、最終的に取得されたユーザの血圧値である。
【】
図11A~図11Cは、ウェアラブル装置100が血圧測定結果を表示する一群の図である。
【】
任意で、幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100によって取得された血圧測定値を表示する前に、ウェアラブル装置100は、図11Aに示されるユーザインタフェース1100を表示してもよい。ユーザインタフェース1100は、プロンプト情報「血圧を測定しています。静止していてください。」を含み、動きによって引き起こされる不正確な血圧測定結果を回避するために、血圧測定中に静止状態に留まるようにユーザにプロンプトする。ユーザインタフェース1100は、「測定をキャンセルする」オプションをさらに含む。ユーザは、「測定をキャンセルする」オプションを使用することによって血圧測定を停止することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧監視値を取得した後、ウェアラブル装置100は、図11Bに示されるユーザインタフェース1200を表示し得る。ユーザインタフェース1200は、血圧測定値を含む。血圧測定値は、収縮期圧及び拡張期圧を含んでいてもよい。例えば、収縮期圧は130mmHgであり、拡張期圧は80mmHgである。幾つかの実施形態では、ユーザインタフェース1200は、パルスをさらに含み得る。例えば、パルスは、毎分69回であってもよい。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧監視値を取得した後、ウェアラブル装置100は、血圧監視値を電子装置200に送信してもよく、電子装置200は、血圧監視値を表示する。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧監視値を取得した後、ウェアラブル装置100は、図11Cに示されるユーザインタフェース1300を表示し得る。ユーザインタフェース1300は、ユーザインタフェース1200と同様であるが、ユーザインタフェース1300が、現在の血圧監視値に関連付けられたユーザをユーザに通知するために、検出された人のニックネーム、例えば、「Lucyの血圧」を含む点が異なる。ウェアラブル装置100は、特定の期間における同じユーザの血圧監視値を見るために、異なるユーザの血圧監視値を別々にさらに記憶し得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、現在の時点の前の第1期間内の血圧監視値を記憶し得る。第1期間だけ前の時点における血圧監視値は、ウェアラブル装置100の記憶空間を節約するために削除される。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替として、ウェアラブル装置100の記憶空間を節約するために、事前設定された数の監視時間を用いて血圧監視値を記憶し得る。例えば、ウェアラブル装置100は、10個の血圧監視値を保存することができる。ウェアラブル装置100は、11番目の時間にモニタリングが行われる場合、第1血圧監視値を削除することができる。
【】
任意で、ウェアラブル装置100は、代替的に、ユーザ操作を受信し、特定の期間における血圧監視値を閲覧してもよい。
【】
図11D~図11Gは、ウェアラブル装置100が特定の時間期間における血圧監視値を表示する別の一群の図である。
【】
例えば、特定の期間は24時間であってもよい。
【】
図11Dに示されるように、ウェアラブル装置100が血圧監視値を取得した後、ウェアラブル装置100は、図11Dに示されるユーザインタフェース1400を表示し得る。ユーザインタフェース1400は、ユーザインタフェース1300と同様である。違いは、ユーザインタフェース1400がアイコン1401をさらに含み、アイコン1401が特定の期間における血圧監視値を表示するように構成されることにある。
【】
図11Dに示されるように、ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース1400内のアイコン1401上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、特定の期間におけるユーザの血圧監視値を取得し、図11Eに示されるユーザインタフェース1500を表示してもよい。
【】
ユーザインタフェース1500は、24時間以内の血圧監視値のチャート表示領域を含む。チャート表示領域は、24時間以内の収縮期圧監視値曲線と、24時間以内の拡張期圧監視値曲線とを含む。チャート表示領域では、ユーザの24時間以内の血圧変化傾向を直感的に見ることができる。
【】
ウェアラブル装置100は、24時間に加えて、別のより長い又はより短い期間における血圧監視値をさらに表示してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100はまた、異なるユーザの肺機能監視データを閲覧するためのユーザ操作を受信してもよい。
【】
図11Dの説明を参照すると、ウェアラブル装置100が血圧監視値を取得した後、ウェアラブル装置100は、図11Dに示されるユーザインタフェース1400を表示し得る。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース1400内のアイコン1401に対してユーザによって実行された入力操作を受信することができ、ユーザによって実行された入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、図11Fに示される選択バー1402を表示することができる。選択バー1402には、複数の異なる監視対象の選択肢が示されている。例えば、複数の監視対象は、監視対象「AAAA」、監視対象「BBBB」、監視対象「Lisa」、及び監視対象「Lucy」を含むが、これらに限定されない。ユーザは、任意の監視対象を選択し、特定の期間における監視対象の血圧監視値の閲覧を開始してもよい。
【】
図11Fに示されるように、ウェアラブル装置100は、選択バー1402内の監視オブジェクト「Lucy」オプションに対してユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信し得、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、特定の期間における監視オブジェクト「Lucy」の血圧監視値を取得し、図11Gに示されるユーザインタフェース1600を表示し得る。ユーザインタフェース1600は、ユーザインタフェース1500と同様であり、ユーザインタフェース1600が、ユーザインタフェース1600に示される収縮期血圧監視値曲線及び拡張期血圧監視値曲線が24時間以内の監視対象「Lucy」の血圧監視値であることをプロンプトするためのプロンプト情報「Lucyの24時間以内の監視データ」を含む点で異なる。
【】
この方法では、ウェアラブル装置100は、特定の期間におけるローカルユーザの血圧監視値を表示するだけでなく、特定の期間における別のユーザの血圧監視値も表示することができる。
【】
幾つかの実施形態では、1日の血圧測定中に、ウェアラブル装置100は、測定を通じて取得された血圧監視値と血圧正常値とを比較し、血圧正常値と大きく異なる血圧監視値を削除して、ユーザの血圧分析への干渉を回避し得る。
【】
幾つかの実施形態では、特定の期間にウェアラブル装置100に記憶される異なるユーザの血圧監視値は、特定の期間にウェアラブル装置100によって収集され、ウェアラブル装置100に送信され、ウェアラブル装置100に記憶される異なるユーザの血圧監視値であってもよい。
【】
別の実施形態では、特定の期間にウェアラブル装置100に記憶された異なるユーザの血圧監視値は、別の電子装置によってウェアラブル装置100に周期的に/非周期的に/特定の時間間隔で送信されてもよい。別の電子装置のユーザがユーザの許可を得た後、別の電子装置は、ユーザの記憶された血圧監視値をウェアラブル装置100に周期的に/非周期的に/特定の時間間隔で送信してもよく、その結果、ウェアラブル装置100は、特定の期間における異なるユーザの血圧監視値を記憶して、ウェアラブル装置100を使用するユーザが、特定の期間における別の許可されたユーザの異なるユーザの血圧監視値を閲覧するのを助けることができる。例えば、別の許可されたユーザは、ウェアラブル装置100を使用するユーザの家族であってもよい。例えば、別の許可されたユーザは、ウェアラブル装置100を使用するユーザの親、子供、等であってもよい。この場合、ウェアラブル装置100が特定の期間における親又は子供の血圧監視値を取得した後、ウェアラブル装置100を使用するユーザは、特定の期間における別の許可されたユーザの血圧監視値を閲覧して、家族の血圧の監視を容易にすることができる。
【】
図12は、本願による血圧測定方法の方法手順の図である。
【】
S1201:ウェアラブル装置が第1血圧測定値を収集する。
【】
S1202:ウェアラブル装置は、動きセンサによって収集された動きデータを取得する。
【】
S1203:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定する。
【】
S1204:ウェアラブル装置は、第1血圧測定値及び第1血圧補償値に基づいて第1血圧監視値を決定し、第1姿勢は、立位、座位、又は臥位のうちのいずれか1つを含み得る。
【】
幾つかの実施形態では、動きセンサは、加速度センサ及び/又は角速度センサであってもよい。動きデータは、加速度データ、及び/又は角速度データ、運動歩数、心拍数、及び動き軌道などの1つ以上のタイプのデータであってもよい。
【】
本方法では、ウェアラブル装置は、異なるユーザ姿勢に基づいて血圧測定結果を修正することができ、それにより、ウェアラブル装置による血圧の測定精度を改善する。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定することは、具体的に以下を含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあり、ウェアラブル装置が左手首に装着されていると決定したとき、第1血圧補償値を決定する。
【】
別の可能な実装では、方法は、以下を更に含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあり、ウェアラブル装置が右手首に装着されていると決定したとき、第2血圧補償値を決定する。第1血圧補償値は、第2血圧補償値とは異なる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいてウェアラブル装置の動き軌道を決定し、ウェアラブル装置の動き軌道に基づいて、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかを決定し得る。
【】
このようにして、ユーザ姿勢を識別するとき、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかをさらに識別し、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかに基づいて、異なる血圧補償値を決定することができる。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定することは、具体的に以下を含む:ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置のX軸の正方向と第1方向の正方向との間の第1挟角を決定し、第1挟角は0度より大きく180度より小さく、第1方向は重力加速度Gに平行であり、第1方向の正方向は重力加速度Gの正方向とは反対であり、ウェアラブル装置が左手首に装着されている場合、X軸は前腕に平行であり、X軸の正方向はユーザの指を指す方向であり、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定した場合、第1挟角に基づいて第1血圧補償値を決定する。
【】
ユーザの姿勢を識別するとき、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置を装着している手首と第1方向の正方向との間の角度をさらに識別し、異なる角度に基づいて異なる血圧補償値を決定する。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
例えば、ウェアラブル装置がユーザの第1姿勢を識別する場合、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置がユーザの左手首に装着され、且つウェアラブル装置のX軸の正方向と第1方向の正方向との間に第1夾角が存在するときに、第1血圧補償値を決定して良い。ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置がユーザの左手首に装着され、且つウェアラブル装置のX軸の正方向と第1方向の正方向との間に第1夾角が存在するときに、第2血圧補償値を決定して良い。第1血圧補償値は、第2血圧補償値とは異なる。
【】
具体的には、第1姿勢が立位である場合、図8Dから図8Iの実施形態の説明を参照されたい。
【】
第1姿勢が座位である場合、図9Dから図9Iの実施形態の説明を参照されたい。
【】
第1姿勢が臥位である場合、図10Dから図10F、図10Jから図10Lの実施形態の説明を参照されたい。
【】
可能な実装では、第1姿勢が臥位である場合、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定することは、具体的に以下を含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が地面に向いていると決定したときに、第1血圧補償値を決定する。
【】
可能な実装では、方法は、以下を更に含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が空に向いていると決定したときに、第3血圧補償値を決定する。第3血圧補償値は、第1血圧補償値とは異なる。
【】
可能な実装では、方法は、以下を更に含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が横に向いていると決定したときに、第4血圧補償値を決定する。第4血圧補償値は、第1血圧補償値及び第3血圧補償値とは異なる。
【】
このように、第1ユーザ姿勢が臥位である場合、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置を装着している手首に対応する手のひらの配置姿勢に基づいて、異なる血圧補償値を決定することができる。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
詳細については、図10Iから図10Jの実施形態の説明を参照されたい。
【】
可能な実装では、第1姿勢が立位であるとき、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが立位にあると決定することは、具体的に以下を含む:動きデータが第1条件を満たすとき、ウェアラブル装置は、ユーザが立位にあると決定する。第1条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第1心拍数値よりも大きいこと、血圧測定が開始する前の第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第1角度値よりも大きいこと、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Z軸が、ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて立位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
詳細については、図8Aの実施形態の説明を参照されたい。
【】
可能な実装では、第1姿勢が座位であるとき、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが座位にあると決定することは、具体的に以下を含む:動きデータが第2条件を満たすとき、ウェアラブル装置は、ユーザが座位にあると決定する。第2条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値よりも大きく第1心拍数値より小さいことであって、第2心拍数値は第1心拍数値より小さいこと、血圧測定が開始する前の第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第2角度値よりも大きく第1角度値よりも小さいこと、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Z軸が、ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて座位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
詳細については、図9Aの実施形態の説明を参照されたい。
【】
可能な実装では、第1姿勢が臥位であるとき、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあると決定することは、具体的に以下を含む:動きデータが第3条件を満たすとき、ウェアラブル装置は、ユーザが座位にあると決定する。第3条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値より小さいこと、ウェアラブル装置の動き軌道が予め設定された動き軌道を満たすことであって、予め設定された動き軌道が垂直方向の上下の動き軌道であること、X軸及びY軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Y軸がX軸に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて臥位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
詳細については、図10Aの実施形態の説明を参照されたい。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置によって第1血圧測定値を収集する前に、方法は以下を更に含む:ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置が非装着状態から装着状態に切り替わったことを検出したときに、第1プロンプト情報を表示し、第1プロンプト情報は、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを確認するようにユーザに促すために使用され、ウェアラブル装置は、第1プロンプト情報内の第1オプションに対してユーザによって実行された第1操作を受信し、第1操作に応答して、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されていることを確認し、第1血圧監視値を決定した後に、方法は以下をさらに含む:ウェアラブル装置は、第1血圧監視値を第1記憶領域に記憶し、第1記憶領域がローカルユーザの血圧測定データを記憶する。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、方法は更に以下を含む:ウェアラブル装置は、第1プロンプト情報内の第2オプションに対してユーザによって実行された第2操作を受信し、第2操作に応答して、ウェアラブル装置が非ローカルユーザによって着用されていることを確認し、第1血圧監視値を決定した後、方法は以下を更に含む:ウェアラブル装置は、第1血圧監視値を第2記憶領域に記憶し、第2記憶領域は、非ローカルユーザの血圧測定データを記憶し、第1記憶領域は、第2記憶領域とは異なる。
【】
このようにして、血圧測定を開始する前に、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを選択するようにユーザに促し得る。したがって、異なるユーザの血圧測定データが一緒に記憶されることを防止することができ、単一のユーザの血圧測定データの分析結果の精度が影響を受ける。
【】
詳細については、図6Gから図6Lの実施形態の説明を参照されたい。
【】
本出願は、ウェアラブル装置を提供する。ウェアラブル装置は、動きセンサと、メモリと、プロセッサとを含み、動きセンサとメモリとプロセッサとは結合され、メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、プロセッサがコンピュータプログラムを呼び出し実行すると、ウェアラブル装置は、図12の実施形態による血圧測定方法を実行可能にされる。
【】
本願は、命令を含むコンピュータ可読記憶媒体を提供する。命令がウェアラブル装置上で実行されると、ウェアラブル装置は、図12の実施形態による血圧監視方法を実行可能にされる。
【】
本願は、チップシステムを提供する。チップシステムは、1つ以上のプロセッサを含み、プロセッサは、コンピュータ命令を呼び出して、図12の実施形態による血圧測定方法を実行するように構成される。
【】
本願は、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトがウェアラブル装置上で実行されると、ウェアラブル装置は、図12の実施形態による血圧監視方法を実行可能にされる。
【】
図13は、本出願による血圧測定機器の図である。
【】
図13に示すように、血圧測定機器1300は、データ収集部と、プロセッサとを含む。
【】
データ収集部は、第1血圧測定値を収集するよう構成される。
【】
データ収集部は、動きセンサによって収集された動きデータを取得するようにさらに構成される。
【】
プロセッサは、ウェアラブル装置により、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定するよう構成される。
【】
プロセッサは、第1血圧測定値及び第1血圧補償値に基づいて第1血圧監視値を決定するよう更に構成され、第1姿勢は、立位、座位、又は臥位のうちのいずれか1つを含み得る。
【】
幾つかの実施形態では、動きセンサは、加速度センサ及び/又は角速度センサであってもよい。動きデータは、加速度データ、及び/又は角速度データ、運動歩数、心拍数、及び動き軌道などの1つ以上のタイプのデータであってもよい。
【】
第1態様で提供される方法によれば、ウェアラブル装置は、異なるユーザ姿勢に基づいて血圧測定結果を修正することができ、それにより、ウェアラブル装置による血圧の測定精度を改善する。
【】
可能な実装では、プロセッサは、具体的に、ウェアラブル装置により、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあり、ウェアラブル装置が左手首に装着されていると決定したとき、第1血圧補償値を決定するよう構成される。
【】
ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあり、ウェアラブル装置が右手首に装着されていると決定したとき、第2血圧補償値を決定するよう更に構成される。第1血圧補償値は、第2血圧補償値とは異なる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいてウェアラブル装置の動き軌道を決定し、ウェアラブル装置の動き軌道に基づいて、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかを決定し得る。
【】
このようにして、ユーザ姿勢を識別するとき、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかをさらに識別し、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかに基づいて、異なる血圧補償値を決定することができる。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
可能な実装では、プロセッサは、具体的に、ウェアラブル装置のX軸の正方向と第1方向の正方向との間の第1挟角を決定し、第1挟角は0度より大きく180度より小さく、第1方向は重力加速度Gに平行であり、第1方向の正方向は重力加速度Gの正方向とは反対であり、ウェアラブル装置が左手首に装着されている場合、X軸は前腕に平行であり、X軸の正方向はユーザの指を指す方向であり、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定した場合、第1挟角に基づいて第1血圧補償値を決定するよう構成される。
【】
ユーザの姿勢を識別するとき、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置を装着している手首と第1方向の正方向との間の角度をさらに識別し、異なる角度に基づいて異なる血圧補償値を決定する。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
可能な実装では、プロセッサは、具体的に、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が地面に向いていると決定したときに、第1血圧補償値を決定するよう構成される。
【】
可能な実装では、プロセッサは、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が空に向いていると決定したときに、第3血圧補償値を決定するよう更に構成される。第3血圧補償値は、第1血圧補償値とは異なる。
【】
可能な実装では、プロセッサは、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が横に向いていると決定したときに、第4血圧補償値を決定するよう更に構成される。第4血圧補償値は、第1血圧補償値及び第3血圧補償値とは異なる。
【】
このように、第1ユーザ姿勢が臥位である場合、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置を装着している手首に対応する手のひらの配置姿勢に基づいて、異なる血圧補償値を決定することができる。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
可能な実装では、第1姿勢が立位であるとき、プロセッサは、具体的には、動きデータが第1条件を満たすとき、ユーザが立位にあると決定するように構成される。第1条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第1心拍数値よりも大きいこと、血圧測定が開始する前の第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第1角度値よりも大きいこと、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Z軸が、ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて立位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
可能な実装では、第1姿勢が座位であるとき、プロセッサは、具体的には、動きデータが第2条件を満たすとき、ユーザが座位にあると決定するように構成される。第2条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値よりも大きく第1心拍数値より小さいことであって、第2心拍数値は第1心拍数値より小さいこと、血圧測定が開始する前の第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第2角度値よりも大きく第1角度値よりも小さいこと、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Z軸が、ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて座位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
可能な実装では、第1姿勢が臥位であるとき、プロセッサは、具体的には、動きデータが第3条件を満たすとき、ユーザが臥位にあると決定するように構成される。第3条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値より小さいこと、ウェアラブル装置の動き軌道が予め設定された動き軌道を満たすことであって、予め設定された動き軌道が垂直方向の上下の動き軌道であること、X軸及びY軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Y軸がX軸に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて臥位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
可能な実装では、血圧測定機器1300は、ディスプレイをさらに含む。ディスプレイは、ウェアラブル装置が非装着状態から装着状態に切り替わったことを検出したときに、第1プロンプト情報を表示するよう構成され、第1プロンプト情報は、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを確認するようにユーザに促すために使用され、ディスプレイは、第1プロンプト情報内の第1オプションに対してユーザによって実行された第1操作を受信し、第1操作に応答して、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されていることを確認するよう更に構成され、第1血圧監視値を決定した後に、プロセッサは、第1記憶領域に第1血圧監視値を記憶するよう更に構成され、第1記憶領域はローカルユーザの血圧測定データを記憶する。
【】
可能な実装では、ディスプレイは、第1プロンプト情報内の第2オプションに対してユーザによって実行された第2操作を受信し、第2操作に応答して、ウェアラブル装置が非ローカルユーザによって装着されていることを確認するよう更に構成され、第1血圧監視値を決定した後に、ディスプレイは、第1血圧監視値を第2記憶領域に記憶するよう更に構成され、第2記憶領域は、非ローカルユーザの血圧測定データを記憶し、第1記憶領域は、第2記憶領域とは異なる。
【】
このようにして、血圧測定を開始する前に、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを選択するようにユーザに促し得る。したがって、異なるユーザの血圧測定データが一緒に記憶されることを防止することができ、単一のユーザの血圧測定データの分析結果の精度が影響を受ける。
【】
前述の説明は、単に本願の幾つかの実施形態及び実装であり、本願の保護範囲を限定することを意図しない。本願に開示された技術範囲内で、当業者が直ちに理解される変更又は代替は、本願の保護範囲に含まれる。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
【】
本願の実施形態で説明される各ユーザインタフェースは、単なる例示的なインタフェースであり、本願のソリューションに対する限定を構成しないことが理解され得る。別の実施形態では、ユーザインタフェースは、異なるインタフェースレイアウトを使用してもよく、より多くの又はより少ないコントロールを含んでいてもよく、他の機能オプションを追加又は削減してもよく、ユーザインタフェースが本出願で提供される同じ発明のアイデアに基づくならば、すべて本出願の保護範囲内に入る。
【】
矛盾又は衝突が生じない場合、本出願の任意の実施形態における任意の特徴又は任意の特徴の任意の部分は組み合わされてもよく、組み合わされた技術ソリューションも本出願の実施形態の範囲内に入ることに留意されたい。
【】
つまり、前述の単に本願の技術ソリューションを説明するために意図され、本願を限定するものではない。本願は、前述の実施形態を参照して詳細に説明されたが、当業者は、本願の実施形態の技術ソリューションの範囲から逸脱することなく、彼らが前述の実施形態で説明された技術ソリューションを変更し得ること、又はその幾つかの技術的特徴に均等な置換を行い得ること、を理解すべきである。
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【手続補正書】
【提出日】
【手続補正】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】
ウェアラブル装置であって、前記ウェアラブル装置は、動きセンサと、メモリと、プロセッサとを含み、前記動きセンサと前記メモリと前記プロセッサとは結合され、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを呼び出すと、前記ウェアラブル装置は血圧監視方法を実行可能にされ、前記方法は、
前記ウェアラブル装置により、第1血圧測定値を収集するステップと、
前記ウェアラブル装置により、前記動きセンサにより収集された動きデータを取得するステップと、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づき、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定するステップと、
前記ウェアラブル装置により、前記第1血圧測定値及び前記第1血圧補償値に基づいて第1血圧監視値を決定するステップであって、前記第1姿勢は、立位、座位、又は臥位のうちのいずれか1つを含む、ステップと、
を含み、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記第1姿勢にあると決定したとき、前記第1血圧補償値を決定するステップは、具体的に、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記第1姿勢にあり、前記ウェアラブル装置が左手首に装着されていると決定したとき、前記第1血圧補償値を決定するステップを含み、
前記方法は、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記第1姿勢にあり、前記ウェアラブル装置が右手首に装着されていると決定したとき、第2血圧補償値を決定するステップであって、前記第1血圧補償値は、前記第2血圧補償値とは異なる、ステップ、
をさらに含む、ウェアラブル装置。
【請求項】
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記第1姿勢にあると決定したとき、前記第1血圧補償値を決定するステップは、具体的に、
前記ウェアラブル装置により、前記ウェアラブル装置のX軸の正方向と第1方向の正方向との間の第1挟角を決定するステップであって、前記第1挟角は0度より大きく180度より小さく、前記第1方向は重力加速度Gに平行であり、前記第1方向の正方向は前記重力加速度Gの正方向とは反対であり、前記ウェアラブル装置が前記左手首に装着されている場合、前記X軸は前腕に平行であり、前記X軸の正方向はユーザの指を指す方向である、ステップと、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記第1姿勢にあると決定した場合、前記第1挟角に基づいて前記第1血圧補償値を決定するステップと、
を含む、請求項1に記載のウェアラブル装置。
【請求項】
前記第1姿勢が臥位である場合、前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記第1姿勢にあると決定したとき、前記第1血圧補償値を決定するステップは、具体的に、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが前記臥位であり、前記ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が地面に向いていると決定したとき、前記第1血圧補償値を決定するステップを含む、請求項1又は2に記載のウェアラブル装置。
【請求項】
前記方法は、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが臥位にあり、前記ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が空に向いていると決定したとき、第3血圧補償値を決定するステップ、
をさらに含む請求項3に記載のウェアラブル装置。
【請求項】
前記方法は、
前記ウェアラブル装置により、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが臥位にあり、前記ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が横に向いていると決定したとき、第4血圧補償値を決定するステップであって、前記第4血圧補償値は、前記第1血圧補償値及び前記第3血圧補償値とは異なる、ステップ、
をさらに含む請求項4に記載のウェアラブル装置。
【請求項】
前記第1姿勢が立位である場合、前記ウェアラブル装置は、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが立位にあると決定するステップは、具体的に、
前記動きデータが第1条件を満たす場合、前記ウェアラブル装置によって、前記ユーザが立位にあると決定するステップを含み、
前記第1条件は、以下:
血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第1心拍数値よりも大きいこと、
前記血圧測定が開始する前の第2期間内の前記X軸の正方向と前記第1方向との間の夾角の変化値が第1角度値よりも大きいこと、
Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、前記Z軸が、前記ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、
のうちのいずれか1つ以上を含む、請求項2に記載のウェアラブル装置。
【請求項】
前記第1姿勢が座位である場合、前記ウェアラブル装置は、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが座位にあると決定するステップは、具体的に、
前記動きデータが第2条件を満たす場合、前記ウェアラブル装置によって、前記ユーザが座位にあると決定するステップを含み、
前記第2条件は、以下:
血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが、第2心拍数値よりも大きく第1心拍数値より小さいことであって、前記第2心拍数値は前記第1心拍数値より小さいこと、
前記血圧測定が開始する前の第2期間内の前記X軸の正方向と前記第1方向との間の夾角の変化値が第2角度値よりも大きく第1角度値よりも小さいことであって、前記第2角度値は前記第1角度値よりも小さいこと、
Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、前記Z軸が、前記ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、
のうちのいずれか1つ以上を含む、請求項2に記載のウェアラブル装置。
【請求項】
前記第1姿勢が臥位である場合、前記ウェアラブル装置が、前記動きデータに基づいて、前記ユーザが臥位にあると決定するステップは、具体的に、
前記動きデータが第3条件を満たす場合、前記ウェアラブル装置によって、前記ユーザが座位にあると決定するステップを含み、
前記第3条件は、以下:
血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値より小さいこと、
前記ウェアラブル装置の動き軌道が予め設定された動き軌道を満たすことであって、前記予め設定された動き軌道が垂直方向の上下の動き軌道であること、
前記X軸及びY軸上の前記重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、前記Y軸が前記X軸に垂直であること、
のうちのいずれか1つ以上を含む、請求項2に記載のウェアラブル装置。
【請求項】
前記ウェアラブル装置によって、前記第1血圧測定値を収集する前に、前記方法は、
前記ウェアラブル装置によって、前記ウェアラブル装置が非装着状態から装着状態に切り替わったことを検出したときに、第1プロンプト情報を表示するステップであって、前記第1プロンプト情報は、前記ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを確認するように前記ユーザに促すために使用されるステップと、
前記ウェアラブル装置によって、前記第1プロンプト情報内の第1オプションに対して前記ユーザによって実行された第1操作を受信し、前記第1操作に応答して、前記ウェアラブル装置が前記ローカルユーザによって装着されていることを確認するステップと、
をさらに含み、
前記第1血圧監視値を決定した後に、前記方法は、
前記ウェアラブル装置によって、前記第1血圧監視値を第1記憶領域に記憶するステップであって、前記第1記憶領域が前記ローカルユーザの血圧測定データを記憶する、ステップ、
をさらに含む請求項1に記載のウェアラブル装置。
【請求項】
前記方法は、
前記ウェアラブル装置によって、前記第1プロンプト情報内の第2オプションに対して前記ユーザによって実行された第2操作を受信し、前記第2操作に応答して、前記ウェアラブル装置が非ローカルユーザによって装着されていることを確認するステップ、
をさらに含み、
前記第1血圧監視値を決定した後に、前記方法は、
前記ウェアラブル装置によって、前記第1血圧監視値を第2記憶領域に記憶するステップであって、前記第2記憶領域は、前記非ローカルユーザの血圧測定データを記憶し、前記第1記憶領域は、前記第2記憶領域とは異なる、ステップ、
をさらに含む請求項9に記載のウェアラブル装置。
【手続補正】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
[技術分野]
本出願は、端末分野に関し、特に、血圧監視方法、ウェアラブル装置、及び記憶媒体
【背景技術】
【】
生活水準の向上に伴い、人々の健康に対する関心が高まっている。高血圧は、一般的な心血管疾患であり、血圧を定期的に測定することは、高血圧患者の健康を確保するための重要な手段の1つである。自由行動下血圧測定は、ユーザの日常活動に影響を与えずに、ユーザの血圧を24時間連続的に測定する技術であり、24時間以内に複数の血圧測定値を取得することができる。通常、10分~15分に1回の測定を行い、24時間以内の複数の血圧測定値の平均値を血圧値として使用する。現在、ユーザの自由行動下血圧を測定するためのカフ式血圧計がある。しかし、カフ式血圧計を使用するためには、ユーザはカフ式血圧計を24時間携帯する必要がある。カフ式血圧計を使用することは、使用者にとって不便である。
【】
ユーザの血圧測定を容易にするために、手首自由行動下血圧計が提供される。手首自由行動下血圧計は、装着が快適であり、時間及び労力を節約する。しかしながら、手首自由行動下血圧計は、血圧測定結果の精度を確保するために、ユーザは、標準的な着座姿勢を維持し、血圧測定部を心臓と同じ高さに保つ必要がある。通常、ユーザが血圧を測定する姿勢は標準的ではなく、異なる測定姿勢におけるユーザの血圧測定結果は不正確である。手首自由行動下血圧計の血圧測定結果の精度をどのように改善するかについては、さらに研究する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【】
本願は、血圧監視方法、ウェアラブル装置及び記憶媒体を提供する。ウェアラブル装置は、異なるユーザ姿勢に基づいて血圧測定結果を修正することができ、それにより、ウェアラブル装置による血圧の測定精度を改善する。
【課題を解決するための手段】
【】
第1態様によると、本願は、血圧監視方法を提供する。当該方法はウェアラブル装置に適用され、ウェアラブル装置は動きセンサを含み、方法は以下を含む。ウェアラブル装置は、第1血圧測定値を収集し、ウェアラブル装置は、動きセンサによって収集された動きデータを取得し、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定し、ウェアラブル装置は、第1血圧測定値及び第1血圧補償値に基づいて第1血圧監視値を決定する。第1姿勢は、立位、座位、又は臥位のうちのいずれか1つを含む。
【】
幾つかの実施形態では、動きセンサは、加速度センサ及び/又は角速度センサであってもよい。動きデータは、加速度データ、及び/又は角速度データ、運動歩数、心拍数、及び動き軌道などの1つ以上のタイプのデータであってもよい。
【】
第1態様で提供される方法によれば、ウェアラブル装置は、異なるユーザ姿勢に基づいて血圧測定結果を修正することができ、それにより、ウェアラブル装置による血圧の測定精度を改善する。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定することは、具体的に以下を含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあり、ウェアラブル装置が左手首に装着されていると決定したとき、第1血圧補償値を決定する。
【】
別の可能な実装では、方法は、以下を更に含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあり、ウェアラブル装置が右手首に装着されていると決定したとき、第2血圧補償値を決定する。第1血圧補償値は、第2血圧補償値とは異なる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいてウェアラブル装置の動き軌道を決定し、ウェアラブル装置の動き軌道に基づいて、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかを決定し得る。
【】
このようにして、ユーザ姿勢を識別するとき、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかをさらに識別し、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかに基づいて、異なる血圧補償値を決定することができる。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定することは、具体的に以下を含む:ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置のX軸の正方向と第1方向の正方向との間の第1挟角を決定し、第1挟角は0度より大きく180度より小さく、第1方向は重力加速度Gに平行であり、第1方向の正方向は重力加速度Gの正方向とは反対であり、ウェアラブル装置が左手首に装着されている場合、X軸は前腕に平行であり、X軸の正方向はユーザの指を指す方向であり、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定した場合、第1挟角に基づいて第1血圧補償値を決定する。
【】
ユーザの姿勢を識別するとき、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置を装着している手首と第1方向の正方向との間の角度をさらに識別し、異なる角度に基づいて異なる血圧補償値を決定する。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、第1姿勢が臥位である場合、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定することは、具体的に以下を含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が地面に面していると決定したときに、第1血圧補償値を決定する。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、方法は更に以下を含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が空に向いていると決定したときに、第3血圧補償値を決定する。第3血圧補償値は、第1血圧補償値とは異なる。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、方法は更に以下を含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が横に向いていると決定したときに、第4血圧補償値を決定する。第4血圧補償値は、第1血圧補償値及び第3血圧補償値とは異なる。
【】
このように、第1ユーザ姿勢が臥位である場合、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置を装着している手首に対応する手のひらの配置姿勢に基づいて、異なる血圧補償値を決定することができる。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、第1姿勢が立位であるとき、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが立位にあると決定することは、具体的に以下を含む:動きデータが第1条件を満たすとき、ウェアラブル装置は、ユーザが立位にあると決定する。第1条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第1心拍数値よりも大きいこと、血圧測定が開始する前の第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第1角度値よりも大きいこと、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Z軸が、ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて立位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、第1姿勢が座位であるとき、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが座位にあると決定することは、具体的に以下を含む:動きデータが第2条件を満たすとき、ウェアラブル装置は、ユーザが座位にあると決定する。第2条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値よりも大きく第1心拍数値より小さいことであって、第2心拍数値は第1心拍数値より小さいこと、血圧測定が開始する前の第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第2角度値よりも大きく第1角度値よりも小さいこと、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Z軸が、ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて座位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、第1姿勢が臥位であるとき、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあると決定することは、具体的に以下を含む:動きデータが第3条件を満たすとき、ウェアラブル装置は、ユーザが座位にあると決定する。第3条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値より小さいこと、ウェアラブル装置の動き軌道が予め設定された動き軌道を満たすことであって、予め設定された動き軌道が垂直方向の上下の動き軌道であること、X軸及びY軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Y軸がX軸に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて臥位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
第1態様に関連して、可能な実装では、ウェアラブル装置によって第1血圧測定値を収集する前に、方法は以下を更に含む:ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置が非装着状態から装着状態に切り替わったことを検出したときに、第1プロンプト情報を表示し、第1プロンプト情報は、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを確認するようにユーザに促すために使用され、ウェアラブル装置は、第1プロンプト情報内の第1オプションに対してユーザによって実行された第1操作を受信し、第1操作に応答して、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されていることを確認し、第1血圧監視値を決定した後に、方法は以下をさらに含む:ウェアラブル装置は、第1血圧監視値を第1記憶領域に記憶し、第1記憶領域がローカルユーザの血圧測定データを記憶する。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、方法は更に以下を含む:ウェアラブル装置は、第1プロンプト情報内の第2オプションに対してユーザによって実行された第2操作を受信し、第2操作に応答して、ウェアラブル装置が非ローカルユーザによって着用されていることを確認し、第1血圧監視値を決定した後、方法は以下を更に含む:ウェアラブル装置は、第1血圧監視値を第2記憶領域に記憶し、第2記憶領域は、非ローカルユーザの血圧測定データを記憶し、第1記憶領域は、第2記憶領域とは異なる。
【】
このようにして、血圧測定を開始する前に、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを選択するようにユーザに促し得る。したがって、異なるユーザの血圧測定データが一緒に記憶されることを防止することができ、単一のユーザの血圧測定データの分析結果の精度が影響を受ける。
【】
第2態様によると、本願は、ウェアラブル装置を提供する。ウェアラブル装置は、動きセンサと、メモリと、プロセッサとを含み、動きセンサとメモリとプロセッサとは結合され、メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、プロセッサがコンピュータプログラムを呼び出し実行すると、ウェアラブル装置は、前述の態様のいずれか1つのいずれかの可能な実装に記載の方法を実行可能にされる。
【】
第3態様によると、本願は、命令を含むコンピュータ可読記憶媒体を提供する。命令がウェアラブル装置上で実行されると、ウェアラブル装置は、前述の態様のいずれか1つの任意の可能な実装による血圧監視方法を実行可能にされる。
【】
第4態様によると、本願は、チップシステムを提供する。チップシステムは、1つ以上のプロセッサを含み、プロセッサは、コンピュータ命令を呼び出して、前述の態様のいずれか1つの任意の可能な実装による血圧監視方法を実行するように構成される。
【】
第5態様によると、本願は、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトがウェアラブル装置上で実行されると、ウェアラブル装置は、前述の態様のいずれか1つの任意の可能な実装による血圧監視方法を実行可能にされる。
【】
第2態様~第5態様の有益な効果については、第1態様の有益な効果の説明を参照のこと。本願において詳細はここで再び記載されない。
【図面の簡単な説明】
【】
【図】標準測定姿勢の図である。
【】
【図】ユーザがウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100の構成構造の図である。
【】
【図】本願のオシロメトリック法の原理の例示的な図である。
【】
【図】本願のオシロメトリック法の原理の別の例示的な図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100のハードウェア構成の図である。
【】
【図】本願のエアバッグ、エアポンプ、及び空気圧接続部品の構成構造の図である。
【】
【図】血圧測定モードを有効にする図である。
【図】血圧測定モードを有効にする図である。
【図】血圧測定モードを有効にする図である。
【図】血圧測定モードを有効にする図である。
【図】血圧測定モードを有効にする図である。
【図】血圧測定モードを有効にする図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100がユーザに血圧の測定を促す図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザに血圧の測定を促す図である。
【図】ウェアラブル装置100がユーザに血圧の測定を促す図である。
【】
【図】ユーザが立っているときにウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
【図】ユーザが立っているときにウェアラブル装置100を装着している別の図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正するための方法の概略フローチャートである。
【】
【図】ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【図】ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【図】ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【】
【図】ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【図】ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【図】ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【】
【図】ユーザが座っているときに、ウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
【図】ユーザが座っているときに、ウェアラブル装置100を装着した別の図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正するための方法の概略フローチャートである。
【】
【図】ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【図】ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【図】ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【】
【図】ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【図】ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【図】ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【】
【図】ユーザが横になっているときにウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
【図】ユーザが横になっているときにウェアラブル装置100を装着した別の図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正するための方法の概略フローチャートである。
【】
【図】ユーザが臥位であるとき、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【図】ユーザが臥位であるとき、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【図】ユーザが臥位であるとき、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【】
【図】手のひらの3つの配置姿勢の図である。
【図】手のひらの3つの配置姿勢の図である。
【図】手のひらの3つの配置姿勢の図である。
【】
【図】ユーザが臥位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【図】ユーザが臥位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【図】ユーザが臥位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100が血圧測定結果を表示する一群の図である。
【図】ウェアラブル装置100が血圧測定結果を表示する一群の図である。
【図】ウェアラブル装置100が血圧測定結果を表示する一群の図である。
【】
【図】ウェアラブル装置100が特定の時間期間における血圧監視値を表示する別の一群の図である。
【図】ウェアラブル装置100が特定の時間期間における血圧監視値を表示する別の一群の図である。
【図】ウェアラブル装置100が特定の時間期間における血圧監視値を表示する別の一群の図である。
【図】ウェアラブル装置100が特定の時間期間における血圧監視値を表示する別の一群の図である。
【】
【図】本願による血圧測定方法の方法手順の図である。
【】
【図】本出願による血圧測定機器の図である。
【発明を実施するための形態】
【】
本出願の実施形態による技術ソリューションは、添付の図面を参照して以下に明確かつ完全に説明される。本願の実施形態の説明では、「/」は、特に断りのない限り、「又は」を意味する。例えば、A/BはA又はBを示してよい。本願明細書では、「及び/又は」は、関連付けられたオブジェクト間の関連付け関係のみ記述し、3つの関係が存在し得ることを示す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合を示してよい。Aのみが存在する、A及びBの両方が存在する、並びに、Bのみが存在する。更に、本願の実施形態の説明では、「複数の」は、2つ又は2より多くを意味する。
【】
以下の用語「第1」及び「第2」は、単に説明の目的を意図しており、相対的な重要性の指示又は示唆、又は示される技術的特徴の量の暗示的示唆として理解されるべきではない。従って、「第1」及び「第2」により限定される特徴は、明示的又は暗示的に1つ以上の特徴を含んでよい。本願の実施形態の説明では、特に断りの無い限り、「複数の」は、2つ以上を意味する。
【】
本願の以下の実施形態における「ユーザインタフェース(user interface、UI)」という用語は、アプリケーション又はオペレーティングシステムとユーザとの間の対話及び情報交換のための媒体インタフェースであり、情報の内部形式とユーザに許容可能な形式との間の変換を実装する。ユーザインタフェースは、通常、グラフィカルユーザインタフェース(graphical user interface、GUI)の形式で表され、コンピュータ操作に関連し、グラフィック方式で表示されるユーザインタフェースである。ユーザインタフェースは、ウェアラブル装置のディスプレイ上に表示されるビジュアルインタフェース要素、例えば、テキスト、アイコン、ボタン、メニュー、タブ、テキストボックス、ダイアログボックス、ステータスバー、ナビゲーションバー、又はウィジェットであってもよい。
【】
ユーザの血圧の測定を容易にするために、ユーザは、手首自由行動下血圧計を使用することによってユーザの血圧を測定することができる。手首自由行動下血圧計は、ユーザの手首に装着され、装着が容易であり、ユーザの日常の活動に影響を与えない。また、手首自由行動下血圧計は、ユーザの自由行動下血圧の測定を容易にし、ユーザの血圧をリアルタイムで監視する。
【】
電子技術の発展に伴い、ウェアラブル装置の機能は絶えず強化されている。例えば、バンド又は腕時計のようなウェアラブル装置は、ユーザがユーザの血圧をいつでもどこでも測定してユーザの健康状態を知るのを助けるために、血圧測定機能を提供し得る。ユーザは、手首にウェアラブル装置を装着してもよく、それにより、ユーザの血圧をリアルタイムで監視できるだけでなく、音楽を再生する、電話をかける/電話に出る、メッセージを送信する、及び動きデータを見るなどの他の機能も、ウェアラブル装置に基づいて実装できる。
【】
ユーザが手首に装着したウェアラブル装置を用いて血圧を測定する場合、ユーザは、標準測定姿勢を維持する必要がある。標準測定姿勢は、血圧測定結果の精度を保証するために、座った姿勢を保ち、ウェアラブル装置を装着した手首を心臓と同じ高さに保つことであってもよい。
【】
図1は、標準測定姿勢の図である。
【】
図1に示すように、ウェアラブル装置100は、ユーザの左手の手首に装着され、ユーザは、座った姿勢を保ち、左手の手首を心臓の位置と同じ高さになるように上方に上げる。このようにして、ウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値は、実際の値に近い。
【】
しかしながら、ウェアラブル装置100が自由行動下血圧を測定する過程において、ユーザは、常に標準測定姿勢を維持できるとは限らない。ウェアラブル装置100が血圧を測定するとき、ユーザが標準測定姿勢を維持しない場合、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値と実際の値との間の誤差は大きく、測定結果は不正確である。
【】
ウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度を改善するために、本願は、血圧測定方法を提供する。本方法において、ウェアラブル装置100は、ユーザの姿勢を識別し、ユーザの姿勢に基づいて血圧補償値を決定することができる。次いで、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値及び血圧補償値に基づいて、最終的な血圧監視値を決定する。
【】
動きセンサは、姿勢を決定するように構成された慣性センサ(Inertial Measurement Unit、IMU)を含むが、これに限定されない。具体的には、ウェアラブル装置100が装着状態になった後、慣性センサは、動きデータを収集し、ユーザ姿勢を決定し、ユーザ姿勢に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
動きデータは、加速度データ及び/又は角速度データを含むが、これらに限定されない。
【】
ユーザの姿勢は、立位、座位、臥位などを含むが、これらに限定されない。
【】
本方法では、ウェアラブル装置100が血圧を測定するが、ユーザが標準測定姿勢を維持していないとき、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値は、ユーザ姿勢に基づいて検証され、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値の精度を改善することができる。
【】
ウェアラブル装置100がユーザ姿勢をどのように識別するか、及びユーザ姿勢に基づいて血圧補償値をどのように決定するかについては、以下の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
図2は、ユーザがウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
図2に示すように、ユーザは、ウェアラブル装置100をユーザの手首に装着することができる。
【】
図3は、ウェアラブル装置100の構成構造の図である。
【】
図3に示すように、ウェアラブル装置100は、時計本体301と装着コンポーネント302とを含むことができる。
【】
時計本体301の右端及び左端に垂直であり、時計本体301の左端から離れる方向は、X軸の正の方向である。時計本体301の上端及び下端に垂直であり、時計本体301の下端から離れる方向は、Y軸の正方向である。X軸及びY軸は、X-Y平面を決定してもよく、X-Y平面は、時計本体301内のディスプレイが位置する平面に平行である。X-Y平面に垂直であり、装着コンポーネントから離れる方向は、Z軸の正の方向である。
【】
慣性センサは、時計本体301内に構成され、時計本体301は、慣性センサを使用することによって動きデータを収集する。時計本体301は、ディスプレイ303を含むことができる。ディスプレイ303は、時間、時計本体301のバッテリレベル、Bluetooth(登録商標)識別子、受信したメッセージ、ユーザの動きデータ、及び他のコンテンツを表示するように構成されてもよい。ディスプレイ303は、ユーザのタップ操作を受信して、ディスプレイをオンにしたり、スポーツモードを有効又は無効にしたりするように構成されてもよい。ディスプレイ303は、更にユーザの移動歩数及び消費エネルギを記録してもよく、着信リマインダ及びメッセージ通知などの基本機能を有する。可能な実装では、時計本体301は、Bluetoothを介してウェアラブル装置100と無線通信接続を確立することができる。時計本体301は、接続が確立されたウェアラブル装置100にユーザの動きデータを送信することができる。また、ウェアラブル装置100が着信又はメッセージ通知を受信すると、時計本体301は、携帯電話から命令を受信して、着信又はメッセージ通知についてユーザにリマインドしてもよい。
【】
装着コンポーネント302は、時計本体301を取り付けるために使用される。例えば、装着コンポーネント302は、リストバンドストラップ、腕時計ストラップ、又は別の装置であってもよい。装着コンポーネント302は、時計本体301をユーザの手首に取り付け可能な装置である。ウェアラブル装置100は、ユーザの手首に取り付けられ、慣性センサがユーザの手首の動きデータを収集して、ユーザの手首の動きを監視し、ユーザの姿勢を決定するようにする。
【】
ウェアラブル装置100が血圧を測定し始めると、ウェアラブル装置100は、ユーザの血圧を測定するために、装着コンポーネント302を収縮し、次いで拡張するように制御し得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧を測定するプロセスは以下を含み得る:ウェアラブル装置100は、まず、装着コンポーネント302を膨張させて、上腕動脈血管を一時的に閉塞し、次いで、ゆっくりした収縮中に、装着コンポーネント302の気圧値と、脈拍によって生成されたパルス信号とを記録し、最後に、装着コンポーネント302の気圧値と、パルス信号の振幅又はエンベロープとに基づいて、ユーザの血圧を決定する。血流は血管壁に対して側圧を生じさせる。この側圧の大きさの変化により、血管壁が微小振動する。パルス信号は、血管壁の微小振動を通じて発生する信号である。装着コンポーネント302の気圧値と、パルス信号の振幅又はエンベロープとに基づいてユーザの血圧を決定することは、オシロメトリック法とも呼ばれる。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧を測定するプロセスは以下を含み得る:ウェアラブル装置100は、装着コンポーネント302を徐々に膨張させて、上腕動脈血管が徐々に遮断された状態から完全に遮断された状態に変化するようにし、装着コンポーネント302の気圧値と、脈拍によって生成されたパルス信号とを記録し、次いで、装着コンポーネント302の気圧値と、パルス信号の振幅又はエンベロープとに基づいてユーザの血圧を決定し、最後に収縮を実行し得る。血流は血管壁に対して側圧を生じさせる。この側圧の大きさの変化により、血管壁が微小振動する。パルス信号は、血管壁の微小振動を通じて発生する信号である。装着コンポーネント302の気圧値と、パルス信号の振幅又はエンベロープとに基づいてユーザの血圧を決定することは、オシロメトリック法とも呼ばれる。
【】
以下、図4A及び図4Bに示す内容に基づいて、オシロメトリック法の原理の一例を説明する。
【】
図4Aは、本願のオシロメトリック法の原理の例示的な図である。
【】
図4Aに示すように、ウェアラブル装置100が装着コンポーネント302を膨張させて上腕動脈血管を一時的に閉塞するプロセスにおいて、装着コンポーネント302の状態は、圧力が安定に達するまで徐々に増加し、動脈の状態は徐々に閉塞された状態から完全に閉塞された状態になる。次に、ゆっくりした収縮の間、装着コンポーネント302の状態は、圧力が徐々に0へと低下し、動脈の状態が完全に遮断された状態から遮断されていない状態になることである。装着コンポーネント302の状態が、圧力が徐々に0まで低下することである場合、装着コンポーネント302の気圧値及びパルス信号が記録される。装着コンポーネント302の気圧値が収縮期圧以上である場合、動脈は閉塞され、パルス信号は細かい振動波である。装着コンポーネント302の気圧値が徐々に減少し、収縮期圧よりも小さく、平均圧よりも大きいとき、動脈は徐々に非閉塞になり、パルス信号の振幅は連続的に増加する。装着コンポーネント302の気圧値が平均圧力に等しいとき、パルス信号の振幅は最大値に達する。装着コンポーネント302の気圧値が徐々に減少し続け、拡張期血圧よりも大きく、平均圧力よりも小さい場合、パルス信号の振幅は徐々に減少する。装着コンポーネント302の気圧値が拡張期血圧よりも低い場合、パルス信号は微振動波である。したがって、ウェアラブル装置100は、パルス信号の振幅の変化及び装着コンポーネント302の気圧値に基づいて、ユーザの収縮期圧及び拡張期圧を決定し得る。可能な実装では、装着コンポーネント302の気圧値及びパルス信号は、ウェアラブル装置100に内蔵された気圧センサによって決定されてもよい。
【】
図4Bは、本願のオシロメトリック法の原理の別の例示的な図である。
【】
図4Bに示すように、ウェアラブル装置100が装着コンポーネント302を膨張させて上腕動脈血管を一時的に閉塞するプロセスにおいて、装着コンポーネント302の状態は、圧力が安定に達するまで徐々に増加し、動脈の状態は徐々に閉塞された状態から完全に閉塞された状態になる。装着コンポーネント302の状態が、圧力が安定に達するまで徐々に増加することである場合、装着コンポーネント302の気圧値及びパルス信号が記録される。装着コンポーネント302の気圧値が徐々に増加し、拡張期血圧が平均圧力よりも低い場合、パルス信号は微振動波である。装着コンポーネント302の気圧値が徐々に増加し続け、拡張期血圧よりも大きく、平均圧力よりも小さい場合、パルス信号の振幅は徐々に増大する。装着コンポーネント302の気圧値が平均圧力に等しいとき、パルス信号の振幅は最大値に達する。装着コンポーネント302の気圧値が徐々に増加し、平均圧力より大きく、収縮期圧力より小さい場合、動脈は徐々に閉塞され、パルス信号の振幅は連続的に減少する。装着コンポーネント302の気圧値が収縮期圧以上である場合、動脈は遮断され、パルス信号は細かい振動波である。したがって、ウェアラブル装置100は、パルス信号の振幅の変化及び装着コンポーネント302の気圧値に基づいて、ユーザの収縮期圧及び拡張期圧を決定し得る。可能な実装では、装着コンポーネント302の気圧値及びパルス信号は、ウェアラブル装置100に内蔵された気圧センサによって決定されてもよい。
【】
図5Aは、ウェアラブル装置100のハードウェア構成の図である。
【】
図5Aに示されるように、ウェアラブル装置は、バンド、腕時計、又は別のウェアラブル装置であってもよく、又はウェアラブル装置100は、壁掛け式血圧計のような非ウェアラブル装置であってもよい。ネットワーク装置の特定のタイプは、本願の本実施形態において限定されない。本願のこの実施形態では、ウェアラブル装置100が腕時計である例のみが説明のために使用される。
【】
ウェアラブル装置100は、プロセッサ200A、無線通信モジュール201、移動通信モジュール202、センサモジュール203、ボタン204、ディスプレイ205、モータ206、内部メモリ207、SIMカードインタフェース208、USBインタフェース209、電力管理モジュール210、バッテリ211、及び充電管理モジュール212を含んでいてもよい。センサモジュール203は、タッチセンサ203A、気圧センサ203B、エアポンプ203C、エアバッグ203D、磁気センサ203E、フォトプレチスモグラフィ(photoplethysmography、PPG)センサ203F、動きセンサ203G、及び空気圧接続コンポーネント203Hを含んでよい。エアバッグ203Dの機能は、装着コンポーネント302の機能と同様である。
【】
本発明の本実施形態で示された構造は、ウェアラブル装置に対する特定の制限を構成しないことが理解され得る。本願の幾つかの他の実施形態では、ウェアラブル装置は、図示のものより多くの又はより少ないコンポーネントを含んでよく、又は幾つかのコンポーネントは結合されてよく、又は幾つかのコンポーネントは分離されてよく、又は異なるコンポーネント配置であってよい。図中の構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、又はソフトウェアとハードウェアの組合せにより実装されてよい。
【】
プロセッサ200Aは、1つ以上の処理ユニットを含んでいてもよい。例えば、プロセッサ200Aは、アプリケーションプロセッサ(application processor, AP)、モデムプロセッサ、グラフィック処理ユニット(graphics processing unit, GPU)、画像信号プロセッサ(image signal processor, ISP)、コントローラ、ビデオコーデック、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor, DSP)、ベースバンドプロセッサ、及び/又はニューラル-ネットワーク処理ユニット(neural-network processing unit, NPU)を含んでいてもよい。異なる処理ユニットは、独立したコンポーネントであってもよく、又は1つ以上のプロセッサに統合されてもよい。
【】
幾つかの実施形態では、プロセッサ200Aは、1つ以上のインタフェースを含むことができる。インタフェースは、集積回路間(inter-integrated circuit, I2C)インタフェース、集積回路間サウンド(inter-integrated circuit sound, I2S)インタフェース、パルス符号変調(pulse code modulation, PCM)インタフェース、汎用非同期受信機/送信機(universal asynchronous receiver/transmitter, UART)インタフェース、モバイルインダストリープロセッサインタフェース(mobile industry processor interface, MIPI)、汎用入出力(general-purpose input/output, GPIO)インタフェース、加入者識別モジュール(subscriber identity module, SIM)インタフェース、汎用シリアルバス(universal serial bus, USB)インタフェースなどを含むことができる。
【】
幾つかの実施形態では、プロセッサ200Aは、代替的に、マイクロプロセッシングユニット(microcontroller unit、MCU)であってもよい。
【】
I2Cインタフェースは双方向同期シリアルバスであり、シリアルデータライン(serial data line, SDA)とシリアルクロックライン(serial clock line, SCL)を含む。幾つかの実施形態では、プロセッサ200Aは、I2Cバスの複数のグループを含むことができる。プロセッサ200Aは、異なるI2Cバスインタフェースを介して、タッチセンサ203A、電力管理モジュール210などに別々に結合され得る。例えば、プロセッサ200Aは、I2Cインタフェースを介してタッチセンサ203Aに結合され、プロセッサ200AがI2Cバスインタフェースを介してタッチセンサ203Aと通信し、ウェアラブル装置のタッチ機能を実現することができる。
【】
I2Sインタフェースは、オーディオ通信を実行するように構成することができる。PCMインタフェースは、オーディオ通信を実行し、アナログ信号をサンプリングし、量子化し、符号化するために使用することもできる。UARTインタフェースはユニバーサルシリアルデータバスであり、非同期通信を実行するように構成されている。バスは双方向通信バスであってもよい。バスはシリアル通信とパラレル通信の間で被送信データを変換する。幾つかの実施形態では、UARTインタフェースは、プロセッサ200Aを無線通信モジュール201に接続するように一般的に構成される。例えば、プロセッサ200Aは、Bluetooth機能を実装するために、UARTインタフェースを介して無線通信モジュール201内のBluetoothモジュールと通信する。
【】
MIPIインタフェースは、プロセッサ200Aをディスプレイ205のような周辺コンポーネントに接続するように構成されてもよい。MIPIインタフェースは、カメラシリアルインタフェース(camera serial interface, CSI)、ディスプレイシリアルインタフェース(display serial interface, DSI)などを含む。プロセッサ200AはDSIインタフェースを介してディスプレイ205と通信し、ウェアラブル装置の表示機能を実現する。
【】
GPIOインタフェースは、ソフトウェアによって構成することができる。GPIOインタフェースは、制御信号又はデータ信号として構成することができる。USBインタフェース209は、USB標準仕様に準拠するインタフェースであり、具体的には、ミニUSBインタフェース、マイクロUSBインタフェース、USB Type-Cインタフェースなどであってもよい。USBインタフェース209は、ウェアラブル装置を充電するために充電器に接続するように構成されてもよく、又はウェアラブル装置と周辺装置との間でデータを送信するように構成されてもよい。
【】
なお、本発明の本実施形態におけるモジュール間のインタフェース接続関係は、説明のための一例にすぎず、ウェアラブル装置の構造を制限するものではないことが理解できる。本願の幾つかの他の実施形態では、ウェアラブル装置は、実施形態とは異なるインタフェース接続モードを用いてもよいし、複数のインタフェース接続モードを組み合わせて用いてもよい。
【】
充電管理モジュール212は、充電器からの充電入力を受信するように構成される。充電器は、無線充電器又は有線充電器であってよい。有線充電の幾つかの実施形態では、充電管理モジュール212は、USBインタフェース209を介して有線充電器から充電入力を受信することができる。無線充電の幾つかの実施形態では、充電管理モジュール212は、ウェアラブル装置の無線充電コイルを介して無線充電入力を受け取ることができる。バッテリ211を充電するとき、充電管理モジュール212は、電力管理モジュール210を介してウェアラブル装置に電力をさらに供給し得る。
【】
電力管理モジュール210は、バッテリ211、充電管理モジュール212、及びプロセッサ200Aに接続するように構成される。電力管理モジュール210は、バッテリ211及び/又は充電管理モジュール212から入力を受け取り、プロセッサ200A、内部メモリ207、ディスプレイ205、無線通信モジュール201などに電力を供給する。電力管理モジュール210は、バッテリ容量、バッテリサイクル、及びバッテリのヘルス状態(漏電又はインピーダンス)などのパラメータを監視するようにさらに構成されてよい。幾つかの他の実施形態において、代替として、電力管理モジュール210は、プロセッサ200A内に配置されてもよい。幾つかの他の実施形態において、代替として、電力管理モジュール210及び充電管理モジュール212は、同じコンポーネント内に配置されてもよい。
【】
ウェアラブル装置の無線通信機能は、移動通信モジュール202、無線通信モジュール201、モデムプロセッサ、ベースバンドプロセッサなどによって実現されてもよい。
【】
移動通信モジュール202は、2G/3G/4G/5Gなどの無線通信のためにウェアラブル装置に適用されるソリューションを提供することができる。移動通信モジュール202は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器、低ノイズ増幅器(low noise amplifier, LNA)などを含むことができる。移動通信モジュール202は、アンテナを介して電磁波を受信し、受信電磁波に対するフィルタリング又は増幅などの処理を行い、処理された電磁波を復調のためにモデムプロセッサに送信することができる。幾つかの実施形態では、移動通信モジュール202内の少なくとも幾つかの機能モジュールは、プロセッサ200A内に配置されてもよい。幾つかの実施形態では、移動通信モジュール202の少なくとも幾つかの機能モジュールは、プロセッサ200Aの少なくとも幾つかのモジュールと同じコンポーネント内に配置され得る。
【】
無線通信モジュール201は、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks, WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity, Wi-Fi)ネットワーク)、ブルートゥース(Bluetooth, BT)、グローバルナビゲーション衛星システム(global navigation satellite system, GNSS)、周波数変調(frequency modulation, FM)、近距離通信(near field communication, NFC)技術、赤外線(infrared, IR)技術などを含む無線通信のための、ウェアラブル装置に適用されるソリューションを提供することができる。無線通信モジュール201は、少なくとも1つの通信処理モジュールを統合する1つ以上のコンポーネントであってよい。無線通信モジュール201は、アンテナを介して電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調及びフィルタリングを行い、処理された信号をプロセッサ200Aに送信する。無線通信モジュール201は、更に、プロセッサ200Aから被送信信号を受信し、その信号に対して周波数変調及び増幅を行い、処理された信号を、アンテナを介した放射のために電磁波に変換することができる。
【】
ボタン204は、電源ボタン、音量ボタン等を含む。ボタン204は、機械的ボタンであってもよく、又はタッチボタンであってもよい。ウェアラブル装置は、ボタンに対する入力を受信し、ウェアラブル装置のユーザ設定及び機能制御に関連するボタン信号入力を生成し得る。
【】
ディスプレイ205は、画像、ビデオ、等を表示するよう構成される。ディスプレイ205は、ディスプレイパネルを含む。ディスプレイパネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display, LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode, OLED)、アクティブマトリクス有機発光ダイオード(active-matrix organic light emitting diode, AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flexible light-emitting diode, FLED)、ミニLED、マイクロLED、マイクロOLED、量子ドット発光ダイオード(quantum dot light emitting diodes, QLED)などを使用してよい。幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は、1つ又はN個のディスプレイ205を含んでいてもよく、ここで、Nは、1を超える正の整数である。
【】
モータ206は、振動プロンプトを生成することができる。モータ206は、着呼振動プロンプト又はタッチ振動フィードバックを生成するように構成することができる。例えば、異なるアプリケーションで実行されるタッチ操作(例えば、撮影及びオーディオ再生)は、異なる振動フィードバック効果に対応し得る。また、モータ206は、ディスプレイ205の異なる領域で実行されるタッチ操作に対する異なる振動フィードバック効果に対応してもよい。
【】
内部メモリ207は、1つ以上のランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)及び1つ以上の不揮発性メモリ(non-volatile memory, NVM)を含むことができる。
【】
ランダムアクセスメモリは、静的ランダムアクセスメモリ(static random access memory, SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(dynamic random access memory, DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(synchronous dynamic random access memory, SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(double data rate synchronous dynamic random access memory, DDR SDRAM、例えば、第5世代DDR SDRAMは、通常、DDR5 SDRAMと呼ばれる)などを含むことができる。
【】
不揮発性メモリは、磁気ディスク記憶装置とフラッシュメモリ(flash memory)とを含むことができる。動作原理に従って、フラッシュメモリは、NORフラッシュ、NANDフラッシュ、3D NANDフラッシュなどに分類されてよく、セルの潜在的な順序に従って、フラッシュメモリは、シングルレベルセル(single-level cell、SLC)、マルチレベルセル(multi-level cell、MLC)、トリプルレベルセル(triple-level cell、TLC)、クワッドレベルセル(quad-level cell、QLC)などに分類されてよく、ストレージ仕様に従って、フラッシュメモリは、ユニバーサルフラッシュストレージ(英語:universal flash storage、UFS)、組み込みマルチメディアカード(embedded multi media Card、eMMC)などに分類されてよい。プロセッサ200Aは、ランダムアクセスメモリに対して読み出し又は書き込み動作を直接実行し得る。ランダムアクセスメモリは、オペレーティングシステム又は他の実行中のプログラムの実行可能プログラム(例えば、機械命令)を記憶するように構成されてもよく、更に、ユーザ及びアプリケーション等のデータを記憶するように構成されてもよい。不揮発性メモリは、実行可能プログラム、ユーザ及びアプリケーションのデータなどを記憶することもでき、これらは、プロセッサ200Aが読み取り又は書き込み動作を直接実行するためにランダムアクセスメモリにプリロードされ得る。
【】
SIMカードインタフェース208は、SIMカードを接続するために使用される。SIMカードは、ウェアラブル装置との接触又はウェアラブル装置からの分離を実現するために、SIMカードインタフェース208に挿入されてもよく、又はSIMカードインタフェース208から取り外されてもよい。ウェアラブル装置は、1つ又はN個のSIMカードインタフェースをサポートしてよく、ここで、Nは、1を超える正の整数である。SIMカードインタフェース208は、nano-SIMカード、micro-SIMカード、SIMカード、等をサポートしてよい。複数のカードを同じSIMカードインタフェース208に同時に挿入することができる。複数のカードは、同じタイプ又は異なるタイプであってもよい。SIMカードインタフェース208は、異なるタイプのSIMカードと互換性があってもよい。SIMカードインタフェース208は、外部メモリカードとも互換性がある。ウェアラブル装置は、SIMカードを介してネットワークと相互作用し、会話やデータ通信などの機能を実現する。幾つかの実施形態では、Esam、すなわち、埋め込み型SIMカードがウェアラブル装置に使用される。eSIMカードは、ウェアラブル装置に埋め込まれてもよく、ウェアラブル装置から分離することはできない。
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幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替的に、SIMカードインタフェース208を含まなくてもよい。
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タッチセンサ203Aは、「タッチデバイス」とも呼ばれる。タッチセンサ203Aは、ディスプレイ205に配置されてもよい。タッチセンサ203Aとディスプレイ205とは、「touch screen」とも呼ばれるタッチスクリーンを構成している。タッチセンサ203Aは、タッチセンサ上又はその近傍で実行されるタッチ操作を検出するように構成される。タッチセンサは、検出されたタッチ操作をアプリケーションプロセッサに転送して、タッチイベントのタイプを決定してよい。ディスプレイ205は、タッチ操作に関連する視覚出力を提供することができる。幾つかの他の実施形態では、タッチセンサ203Aは、代替的に、ディスプレイ205の位置とは異なる位置でウェアラブル装置の表面上に配置されてもよい。
【】
気圧センサ203Bは、気圧を測定するように構成される。本願の幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は、気圧センサ203Bを介してエアバッグ203D内の気圧を測定する。本願の幾つかの実施形態では、気圧センサ203Bの幾つかのコンポーネントは、エアバッグ203D内に配置され、エアバッグ203D内の気圧を感知するように構成される。
【】
エアポンプ203Cは、膨張及び収縮を行うように構成される。本願の幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は、エアポンプ203Cを介してエアバッグ203Dを膨張させ、エアポンプ203Cは、空気圧接続コンポーネント203Hを介してエアバッグ203Dに接続される。エアバッグ203Dは、ユーザの血管を押圧するように構成される。
【】
磁気センサ203Eは、ホール効果センサを含む。本願の幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は磁気センサ203Fを介して、ウェアラブル装置上のエアバッグ203Dが取り外されているかどうかを決定してよい。例えば、エアバッグ203D又はエアバッグ203Dに接続された時計ストラップに磁石を装備することができる。ウェアラブル装置は、磁気センサを介して、エアバッグ203D又はエアバッグ203D上の磁石によって生成された磁束を決定して、ウェアラブル装置上のエアバッグ203Dが取り外されたかどうかを決定し得る。
【】
PPGセンサ203Fは、PPGセンサ203Fによって収集されたPPG信号に基づいてユーザの健康データを取得するように構成される。ユーザの健康データは、心拍数、血液酸素、呼吸数、血液酸素飽和度(SaO2)などを含むが、これらに限定されない。
【】
動きセンサ203Gは慣性センサを含み、動きセンサ203Gは、動きデータを収集し、動きデータに基づいてユーザ姿勢を決定するように構成されてもよい。
【】
なお、空気圧接続コンポーネント203Hは独立したコンポーネントであってもよく、又は空気圧接続コンポーネント203Hは他のハードウェアモジュールを組み合わせることによって形成された空気圧ラインであってもよく、又は空気圧接続コンポーネント203Hは別のコンポーネントの一部、例えば、エアポンプ203Cの一部、又はエアバッグ203Dの一部であってもよい。
【】
なお、センサモジュール203は、加速度センサ、赤外線センサなどをさらに含んでいてもよい。
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図5Bに示すように、ウェアラブル装置100が腕時計である場合、エアバッグ203Dは、装着コンポーネント302の身体に近い側に取り付けられる。エアポンプ203Cは、空気圧接続コンポーネント203Hを介してエアバッグ203Dに接続される。エアバッグ203Dは、装着コンポーネント302の片側にのみ取り付けられてもよく、装着コンポーネント302の片側は、ユーザの手首の動脈位置の上方、例えば、橈骨動脈位置の上方に位置してもよい。
【】
エアポンプ203Cは、スマートウォッチの時計本体に配置されてもよい。エアバッグ203Dは、腕時計ストラップのバックルに接続されてもよく、エアバッグ203Dは、通気口カバーを介して腕時計の文字盤に接続される。これに対応して、エアバッグ203Dは、時計ストラップから分離されてもよく、又は時計の文字盤から分離されてもよい。
【】
以下、ウェアラブル装置100がユーザ姿勢と、異なるユーザ姿勢における血圧測定値とをどのように識別するかについて説明する。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザ操作を受信した後、ウェアラブル装置100は、血圧を測定し始め、血圧測定値を取得してもよい。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替として、血圧を自動的に測定し、血圧測定値を取得してもよい。このようにして、ウェアラブル装置100は、測定を通じてユーザの自由行動下血圧を取得して、ユーザの血圧をリアルタイムで監視することができる。
【】
本願では、ウェアラブル装置100がユーザの血圧を測定することは、血圧測定モードを有効にし、血圧の測定を開始し、血圧測定結果を表示すること、を含むが、これらに限定されない。
【】
血圧測定モードを有効にする
【】
図6A~図6Fは、血圧測定モードを有効にする図である。
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幾つかの実施形態では、ユーザは、ウェアラブル装置100において血圧測定モードを有効にし得る。
【】
例えば、図6Aに示されるように、ウェアラブル装置100は、ユーザを受信し、ユーザ操作に応答して、図6Aに示されるユーザインタフェースを表示する。ユーザインタフェースは、オプション601を含み得、オプション601は、ウェアラブル装置100の血圧測定モードを有効にするために使用される。
【】
図6Aに示すように、ウェアラブル装置100は、オプション601上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、血圧測定モードを有効にしてもよい。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にすることは、ウェアラブル装置100がユーザの血圧を定期的/非定期的に自動的に測定し始めてもよく、ユーザがユーザの血圧を測定することに積極的に介入する必要がないことを意味してもよい。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にすることは、代替として、ウェアラブル装置100がユーザの血圧を1回測定し始め得ることを意味し得る。
【】
別の実施形態では、ユーザは、代替として、ウェアラブル装置100への接続を確立する電子装置200において血圧測定モードを有効にし得る。
【】
例えば、ウェアラブル装置100は、電子装置200へのBluetooth接続を確立してもよい。
【】
例えば、図6Bに示すように、電子装置200は、ユーザインタフェース620を表示し、ユーザインタフェース620は、電子装置200のホーム画面であってもよい。ユーザインタフェース620は、複数のアプリケーションのアプリケーションアイコンを示す。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザは、電子装置200のヘルスアプリケーションにおいて血圧測定モードを有効にし得る。
【】
ヘルスアプリケーションに加えて、ユーザは、別のアプリケーションにおいて血圧測定モードを有効にし得る。ヘルスアプリケーションは、本願における説明のための例としてのみ使用されるが、限定を構成するものではない。
【】
例えば、ユーザは、AIライフアプリケーションにおいて血圧測定モードを更に有効にしてもよい。
【】
図6Bに示されるように、ユーザインタフェース620は、ヘルスアプリケーションアイコンを含み得る。ヘルスアプリケーションアイコンに対して実行された操作に応答して、電子装置は、ヘルスアプリケーションを開くことができる。
【】
図6Cに示すように、ヘルスアプリケーションが開かれると、電子装置は、ユーザインタフェース630を表示し得る。ユーザインタフェース630は、「装置」オプションを含み得る。「装置」オプションは、ウェアラブル装置100に対応する「装置」オプションであってもよい。「装置」オプションには、ウェアラブル装置100の装置アイコン、装置名、ウェアラブル装置100と電子装置200との接続状態などが表示される。「装置」オプション上に表示されるコンテンツは、本出願のこの実施形態において限定されない。「装置」オプションに対して実行された操作に応答して、電子装置は、図6Dに示されるユーザインタフェース640を表示し得る。ユーザインタフェース640は、ヘルスアプリケーションにおいてウェアラブル装置100を管理するために使用されるユーザインタフェースであってもよい。
【】
ユーザインタフェース640は、装置状態、動きデータ、及びプロスポーツモードを含み得る。
【】
装置状態は、ウェアラブル装置100と電子装置との間の接続状態、及びウェアラブル装置100のバッテリレベルを示すために使用され得る。例えば、電子機器がBluetooth接続方式でウェアラブル機器100と通信接続関係を確立したことが検出された場合、装置状態は、接続方式がBluetooth接続であり、接続状態が「接続(Connected)」であることを示してもよい。さらに、電子装置は、ウェアラブル装置100のバッテリレベル情報を取得してもよい。装置状態は、ウェアラブル装置100の現在のバッテリレベル、例えば、77%を示し得る。装置状態によって示されるコンテンツは、より多くのコンテンツをさらに含み得る。これは、本願の本実施態様において限定されない。
【】
動きデータは、ウェアラブル装置100によって記録されるユーザの移動歩数、消費エネルギ、及び移動距離を含み得る。動きデータ内のデータは、ユーザのものであり、動作状態にあるウェアラブル装置100によって記録される1日のデータである。データは、歩行、バスケットボール、ランニングなどの日常活動におけるユーザの総移動歩数、総消費エネルギ、総移動距離を含んでいてもよい。
【】
プロスポーツモードは、血圧測定モード及びランニングモードを有効又は無効にするために使用されてもよい。プロスポーツモードは、血圧測定モードの有効化ボタンと、ランニングモードを有効化するための有効化ボタンとを含んでいてもよい。血圧測定モードの有効化ボタンに対して実行されるユーザ操作、例えばタッチ操作に応答して、電子装置200は、血圧測定モードを有効化するための命令をウェアラブル装置100に送信し得る。その後、電子装置200は、ユーザインタフェース640に血圧測定モードを無効化するための無効化ボタンを表示する。血圧測定モードの無効化ボタンに対して実行されるユーザ操作、例えばタッチ操作に応答して、電子装置は、血圧測定モードを無効化するための命令をウェアラブル装置100に送信し、図6Dに示されるユーザインタフェース640を表示し得る。
【】
ウェアラブル装置100の血圧測定モードを有効にする前述の方法に加えて、ウェアラブル装置100の血圧測定モードは、別の方法で有効にされてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
血圧測定モードを有効にすることに応答して、ウェアラブル装置100は、振動後の3秒のカウントダウン後に血圧測定モードを有効にし得る。血圧測定モードが有効にされると、ユーザは、血圧測定モードが有効にされたことをプロンプトされ得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にした後、ウェアラブル装置100は、図6Eに示されるユーザインタフェース660を表示し得る。ユーザインタフェース660は、「血圧測定モードが有効にされています」というプロンプト情報を含んでいてもよい。プロンプト情報は、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にしたことをユーザにプロンプトするために使用される。ユーザインタフェース660は、「血圧測定モードを終了する」というオプション6601をさらに含む。ユーザは、「血圧測定モードを終了する」というオプション6601を使用することによって、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを無効にすることを可能にし得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にした後、ウェアラブル装置100は、血圧監視結果の精度を保証するために、ウェアラブル装置100内の動きセンサが有効にされているかどうかを検出し得る。ウェアラブル装置100が、ウェアラブル装置100内の動きセンサが有効にされていないことを検出すると、ウェアラブル装置100は、図6Fに示されるユーザインタフェース670を表示し得る。ユーザインタフェース670は、「血圧測定モードを有効にするためには、動きセンサを有効にする必要があります。動きセンサを有効にすることに同意しますか?」とのプロンプト情報を含み、プロンプト情報は、ウェアラブル装置100内の動きセンサを有効にするようにユーザにプロンプトするために使用される。ユーザインタフェース670は、「OK」オプション及び「キャンセル」オプションをさらに含む。ユーザは、「OK」オプションを使用することによってウェアラブル装置100内の動きセンサを有効にすることができ、又はユーザは、「キャンセル」オプションを使用することによってウェアラブル装置100内の動きセンサを有効にしないことができる。
【】
例えば、図6Fに示すように、ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース670内の「OK」オプション上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100内の動きセンサを有効にしてもよい。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にした後、ウェアラブル装置100が、ウェアラブル装置100内の動きセンサが有効にされたことを検出したとき、ウェアラブル装置100は、図6Fに示されるプロンプト情報を表示しなくてもよい。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、ある期間における同じユーザの血圧測定値に関する統計を収集し、その期間におけるユーザの血圧測定値を分析し、同じユーザの血圧測定値に関するターゲットを絞った意見を提供することができる。
【】
ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にした後、ウェアラブル装置100がユーザの血圧を測定し始める前に、ウェアラブル装置100は、ユーザのアイデンティティを確認する必要がある。このようにして、異なるユーザの血圧測定値が一緒に混合されるために、ウェアラブル装置100がその後、同じユーザの血圧測定値に関して不正確なターゲットを絞った意見を提供するという問題を回避するために、異なるユーザの血圧測定値は別々に記憶され得る。
【】
図6G~図6Mは、ウェアラブル装置100がユーザアイデンティティを確認する図である。
【】
任意で、ユーザがウェアラブル装置100を初めて装着するとき、ウェアラブル装置100は、ユーザ識別情報を確認してもよい。ユーザがウェアラブル装置100を初めて装着することは、ウェアラブル装置100がユーザによって手首から取り外された後、ウェアラブル装置100がユーザの手首に再び装着されること、又は特定の期間後にユーザの手首に装着されることを意味し得る。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が血圧測定モードを有効にした後、ウェアラブル装置100は、図6Gに示されるユーザインタフェース680を表示し得る。ユーザインタフェース680は、プロンプトメッセージ「保持者が装置を装着しているかどうかを確認してください」を含み、プロンプト情報は、ウェアラブル装置100を装着しているユーザのアイデンティティを確認するようにユーザにプロンプトするために使用される。保持者は、ウェアラブル装置100の所有者であってもよく、ウェアラブル装置100の所有者は、ウェアラブル装置100を長時間装着しているユーザである。ユーザインタフェース680は、「はい」オプション及び「いいえ」オプションをさらに含む。「はい」オプションは、ウェアラブル装置100が現在保持者によって装着されていることを確認するために使用される。「いいえ」オプションは、ウェアラブル装置100が現在保持者によって装着されていないことを確認するために使用される。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース680内の「はい」オプション上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、図6Hに示されるユーザインタフェース690を表示してもよい。ユーザインタフェース690は、「ユーザのアイデンティティを検証してください」というプロンプト情報を含み、プロンプト情報は、現在のユーザが保持者であるかどうかを検証するようにユーザにプロンプトして、誤操作を回避するために使用される。
【】
アイデンティティ確認方式は、顔認識、指紋認識、声紋認識などを含むが、これらに限定されない。アイデンティティ検証は、代替的に、別の方法で実行されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
アイデンティティ検証が成功した場合、すなわち、ウェアラブル装置100の所有者が装置を装着していると決定された場合、ウェアラブル装置100は、図6Iに示されるユーザインタフェース6110を表示し得る。ユーザインタフェース6110は、プロンプト情報「アイデンティティ検証が成功しました。血圧測定を開始してください!」を含み、プロンプト情報は、ウェアラブル装置100の所有者が装置を装着していることをユーザに示す。
【】
別の可能な実装では、図6Jに示すように、ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース680内の「いいえ」オプション上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、図6Kに示されるユーザインタフェース6120を表示してもよい。ユーザインタフェース690は選択バー6121を含み、選択バー6121はユーザがユーザ名を選択するために使用される。
【】
図6Kに示すように、ウェアラブル装置100は、選択バー6121内のオプション6122上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、図6Lに示される選択バー6124を表示してもよい。選択バー6124には、複数の監視対象の選択肢が示されている。例えば、複数の監視対象は、監視対象「AAAA」、監視対象「BBBB」、監視対象「Lisa」、及び監視対象「Lucy」を含むが、これらに限定されない。ユーザは、任意の監視対象を選択し、その後、血圧測定を開始し、現在の監視データと現在選択されている監視対象とを記憶のために結合して、異なるユーザの血圧測定結果が混合されることを回避してもよい。
【】
任意で、選択バー6124が、現在検出される必要があるユーザのオプションを含まない場合、ウェアラブル装置100は、選択バー6123内の「新しい監視対象」のオプションに対してユーザによって実行される入力操作を受信し、現在検出される必要があるユーザのオプションを追加し得る。
【】
このようにして、異なる監視対象の監視データは、特定の期間における異なる監視対象の監視データの後の閲覧を容易にするために、別々に記憶され得る。
【】
例えば、図6Lに示されるように、ウェアラブル装置100は、選択バー6124内の監視オブジェクト「Lucy」のオプションに対してユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、現在の監視オブジェクトが「Lucy」であると決定してもよく、ウェアラブル装置100は、選択バー6121内に、図6Mに示される「Lucy」の識別子を表示してもよい。
【】
そして、ウェアラブル装置100は、「測定開始」の選択肢に対するユーザにより実行された入力操作(例えば、タップ)を受け付け、ユーザにより実行された入力操作に応じて、血圧の測定を開始してもよい。
【】
そして、電子装置200は、監視対象「Lucy」の血圧測定値と監視対象「Lucy」とを紐付けて記憶してもよい。具体的には、電子装置200は、監視対象「Lucy」の記憶領域を見つけ、監視対象「Lucy」の血圧測定値を監視対象「Lucy」の記憶領域に記憶してもよい。異なる監視対象の記憶領域は異なり、互いに隔離されており、異なるユーザの血圧計測結果を混合することを回避することに留意されたい。
【】
別の実施形態では、図6Jに示されるように、ウェアラブル装置100が、ユーザインタフェース680内の「いいえ」オプション上でユーザによって行われる入力操作(例えば、タップ)を受信した後、ウェアラブル装置100は、ユーザ血圧を測定することを開始し得るが、現在のユーザの血圧測定値及び以前のユーザの血圧測定値を一緒に記憶しない、又はウェアラブル装置100は、現在のユーザの血圧測定値を記憶しないことがある。
【】
血圧の測定開始
【】
ウェアラブル装置100が血圧を測定することは、以下の3つの段階を含む:血圧測定リマインダ段階、ユーザ姿勢を識別して、ユーザ姿勢に基づいて血圧補償値を決定する段階、及び血圧補償値及び血圧測定値に基づいて血圧監視値を取得する段階である。
【】
I.血圧測定リマインダ段階
【】
図7A~Cは、ウェアラブル装置100がユーザに血圧の測定を促す図である。
【】
例えば、図7Aに示されるように、ウェアラブル装置100が血圧を測定し始めるとき、血圧測定結果の精度を保証するために、ウェアラブル装置100は、図7Aに示されるユーザインタフェース710を表示し得る。ユーザインタフェース710は、プロンプト情報「血圧測定の時間です。静止したまま、タップして測定を開始して下さい。」を示す。プロンプト情報は、動きによって引き起こされる不正確な血圧測定結果を回避するために、血圧測定中に静止状態に留まるようにユーザにプロンプトするために使用される。ユーザインタフェース710は、「測定リマインダ」オプション及び「スキップ」オプションをさらに含む。ユーザは、「測定リマインダ」オプションを使用することによって、血圧測定のための注意を閲覧し得る。あるいは、ユーザは、「スキップ」オプションを使用することによって、血圧測定のための注意事項を見ることなく、血圧の測定を直接開始してもよい。
【】
例えば、図7Aに示すように、ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース710内の「測定リマインダ」オプション上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、図7Bに示されるユーザインタフェース720を表示してもよい。ユーザインタフェース720は、プロンプト情報「測定中、あなたの時計をあなたの心臓と同じ高さに保ち、あなたの心臓を押さないでください。」を含み、プロンプト情報は、正しい測定姿勢をユーザにプロンプトするために使用される。ユーザインタフェース720は、「タイマ」オプション7201を含む。「タイマ」オプション7201は、予め設定された時間内に心臓と同じ高さの位置まで腕時計を持ち上げるようにユーザに促すために使用される。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、動きセンサによって収集された動きデータに基づいてユーザ姿勢を決定し、図7Cに示されるユーザインタフェース730を表示し得る。ユーザインタフェース730は、「立位」オプション、「座位」オプション、及び「臥位」オプションなどの複数のオプションを含む。複数の選択肢は、ユーザが現在のユーザ姿勢を確認するために用いられる。例えば、ウェアラブル装置100が、ユーザが座位にあることを識別すると、ウェアラブル装置100は、表示のために「座位」オプションの色を濃くし、ユーザが座位にあることをウェアラブル装置100が識別することをユーザに促し得る。任意で、表示を濃くすることに加えて、ウェアラブル装置100は、別の方法で、ユーザが座位にあることをウェアラブル装置100が識別することをユーザにさらに促してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
例えば、図7Bに示すように、ユーザが座位であることをユーザが確認した後、ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース730内の「開始」オプション上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、ユーザの血圧を測定し始めてもよい。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100によって識別され、ユーザインタフェース730に表示されるユーザ姿勢が正しくない場合、例えば、立位が座位として識別される場合、ユーザは、「立位」オプションを再選択し、次いで、「開始」オプションをタップして、ユーザ血圧の測定を開始し得る。これにより、ウェアラブル装置100が誤ったユーザ姿勢を識別することを防止できる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替として、図7A~図7Cに示されるプロンプト情報を表示せず、ユーザの血圧を測定することを直接開始して、ユーザを頻繁に邪魔することを回避してもよい。例えば、夜間に、ウェアラブル装置100は、図7A~図7Cに示されるプロンプト情報を表示しなくてもよく、ウェアラブル装置100は、プロンプト情報を表示することなくユーザの血圧を自動的に測定して、ユーザの休息を妨げることを回避してもよい。
【】
II.ユーザ姿勢の識別
【】
異なるユーザ姿勢は、ウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値に異なる影響を及ぼす。したがって、ウェアラブル装置100は、ユーザ姿勢を識別し、異なるユーザ姿勢に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正して、ウェアラブル装置100によって収集された血圧値の精度を改善する必要がある。
【】
以下は、ウェアラブル装置100がユーザの姿勢を識別する方法について説明する。
【】
ユーザの姿勢は、立位、座位、臥位などを含むが、これらに限定されない。
【】
1.ユーザの立位を識別する。
【】
(1)ウェアラブル装置100は、ユーザの左手首に装着される。
【】
ウェアラブル装置100は、以下の方法のうちの任意の1つ以上に基づいて、ユーザの立位を決定することができるが、これらに限定されない。
【】
方法1:ウェアラブル装置100は、心拍数及び/又はウェアラブル装置100によって収集された動きデータに基づいて、ユーザの立位を決定し得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、事前構成されたPPGセンサを使用することによって、ユーザの心拍数を収集し得る。ユーザが自然に歩行又は走行する場合、ユーザの心拍数は高い。心拍数が第1心拍数値より大きい場合、ユーザ姿勢は立位であると決定され得る。
【】
任意で、ウェアラブル装置100は、血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループに基づいてユーザ姿勢を決定し得る。血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第1心拍数値よりも大きい場合、ユーザ姿勢は立位であると決定され得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替として、事前構成された動きセンサを使用することによって、ユーザの動きデータ、例えば、歩数等の情報を収集してもよい。ユーザが自然に歩行又は走行すると、ユーザの歩数は累積的に増加する。血圧測定が開始する前の第1期間内の歩数の変化値が第1値より大きい場合、ユーザ姿勢は立位であると決定され得る。
【】
方法2:ウェアラブル装置100は、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分に基づいて、ユーザの立位を決定し得る。
【】
ユーザが立っている場合、Z軸は重力加速度Gに対して常に垂直であり、ユーザの立位は、Z軸における重力加速度Gの加速度成分に基づいて決定され得る。
【】
具体的には、ウェアラブル装置100は、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いと決定した場合、ユーザの立位を決定してもよい。
【】
方法3:ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100の動き姿勢を取得し、ウェアラブル装置100の動き姿勢に基づいてユーザの立位を決定し得る。
【】
例えば、図8Aは、ユーザが立っているときにウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
図8Aに示すように、ユーザの前腕に沿った方向であって、ユーザの指に平行な方向をX軸の正方向とする。X軸の正方向に垂直であり、ユーザの身体から離れる方向は、Y軸の正方向である。X軸及びY軸は、X-Y平面を決定し得る。X-Y平面に垂直であり、装着コンポーネントから離れる方向は、Z軸の正の方向である。
【】
重力加速度Gの正方向は、常に地面に対して垂直である。重力加速度Gの正方向と平行であり、かつ、重力加速度Gの正方向と反対の方向が第1方向である。
【】
ウェアラブル装置100は、X軸と第1方向との間の夾角の変化に基づいて、ユーザの立位を決定してもよい。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧を測定し始める前に、ウェアラブル装置100は、図7Bに示されるプロンプト情報を表示して、ウェアラブル装置100を心臓と同じ高さにするようにユーザに促してもよい。この場合、ユーザがウェアラブル装置100を心臓と同じ高さになるように持ち上げるプロセスにおいて、X軸と第1方向との間の夾角の変化は、図8Bに示される角度変化であり得る。
【】
図8Bに示すように、ユーザが自然に歩行又は走行する場合、前腕は自然に垂直になる。図8に示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は、約180度で変化する。ユーザがウェアラブル装置100を心臓と同じ高さになるように持ち上げるプロセスにおいて、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は、急激に減少し、例えば、180度から約40度に減少する。ユーザがウェアラブル装置100を心臓と同じ高さにした後、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は、約40度で安定する。
【】
ウェアラブル装置100の動き姿勢は、X軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値であってもよい。X軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値に基づいて、ユーザの立位を決定することができる。具体的には、血圧測定を開始する前に、第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第1角度値より大きいことが検出された場合、ユーザの立位が決定され得る。例えば、第1角度値は100度であってもよい。第1角度値は、代替的に、別の値であってもよい。これは、本願において限定されない。
【】
の3つの方式に加えて、ウェアラブル装置100は、別の方式でユーザの立位を決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザの立位を決定した後、ユーザの立位に基づいて、ユーザの立位に対応する血圧補償値を決定し、ユーザの立位に対応する血圧補償値に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正することができる。
【】
図8Cは、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正するための方法の概略フローチャートである。
【】
S801:ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上を取得し、動きデータは、統計的歩数及び重力加速度データを含むが、これらに限定されない。
【】
S802:ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上が第1条件を満たすとき、ユーザの立位を決定する。
【】
心拍数は、ウェアラブル装置100に予め構成されたPPGセンサによって収集されてもよく、又は心拍数は、電子装置200によって収集され、次いでウェアラブル装置100に送信されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
動きデータ及びウェアラブル装置100の動き姿勢は、ウェアラブル装置100に予め配置された慣性センサによって収集されてもよい。
【】
ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上が第1条件を満たすとき、ユーザの立位を決定する。
【】
第1条件は、以下のうちの任意の1つ以上を含み得るが、これらに限定されない。
【】
1.血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第1心拍数値よりも大きい。
【】
2.血圧測定を開始する前に、第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第1角度値より大きい。
【】
3.Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が極小値に近い。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの立位をどのように決定するかについては、方法1~方法3の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの立位をどのように決定するかについては、方法1~方法3の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
S803:ウェアラブル装置100は、ユーザの立位に基づいて血圧補償値を決定する。
【】
異なる血圧補償値は、異なるユーザ姿勢に基づいて決定されることに留意されたい。例えば、立位、座位、臥位は、異なる血圧補償値に対応する。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザの立位を決定した後、ユーザの立位に基づいてユーザの立位に対応する血圧補償値を決定することができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。ウェアラブル装置100は、ユーザの立位に基づいてユーザの立位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200にユーザの立位を送信することができる。電子装置200は、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの立位に基づいてユーザの立位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。そして、電子装置200は、ユーザの立位に対応する血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ユーザの立位をサーバに送信してもよい。サーバは、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの立位に基づいてユーザの立位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。そして、サーバは、ユーザの立位に対応する血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
任意で、異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値は、周期的/非周期的に更新されてもよい。
【】
S804:ウェアラブル装置100は、血圧測定値を収集し、血圧測定値及び血圧補償値に基づいて血圧監視値を取得する。
【】
ウェアラブル装置100は、血圧測定値を収集し、血圧測定値及び血圧補償値に基づいて血圧監視値を取得してよい。血圧監視値は、測定を通じて最終的に得られる血圧値である。
【】
このようにして、ユーザの血圧が測定されるとき、血圧測定結果に対する異なるユーザ姿勢の影響を排除して、血圧測定結果の精度を改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100がユーザの立位を識別したとき、ウェアラブル装置100を装着した手首を異なる場所に配置することも、ウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値に影響を及ぼす。
【】
これに基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値の精度をさらに改善するために、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100を装着している手首の位置を決定し、ウェアラブル装置100を装着している手首の位置に基づいて血圧補償値を決定し、次いで、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値及び血圧補償値に基づいて最終的な血圧監視値を取得する必要がさらにある。言い換えれば、ユーザの立位において、ウェアラブル装置100を装着した手首の位置によって血圧補償値が異なる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいて、血圧補償値を決定することができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、立位で、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。ウェアラブル装置100は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて、第1角度に対応する血圧補償値をローカルで決定する。
【】
図8D~図8Fは、ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【】
図8Dは、ユーザが立位のときに、腕を地面に向けて垂直に置いた図である。
【】
図8Dに示すように、X軸の正方向は第1方向と反対であり、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は180度に近い。
【】
図8Eは、ユーザが立位のときに腕を水平にした図である。
【】
図8Eに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は90度に近い。
【】
図8Fは、ユーザが立位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を心臓の位置に配置した図である。
【】
図8Fに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は40度に近い。
【表】
【】
表1は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表1に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、血圧補償値はAである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、血圧補償値はBである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、血圧補償値はCである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、血圧補償値はDである。
【】
血圧補償値A、血圧補償値B、血圧補償値C、及び血圧補償値Dは、互いに異なる。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が160度であると決定するとき、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がAであると決定し得る。
【】
別の例では、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が40度であると決定するとき、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がCであると決定し得る。
【】
表1は、単に一例として、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。代替的に、各角度は、1つの血圧補償値に対応してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200に、ユーザの立位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。電子装置200は、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、電子装置200は、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、サーバに、ユーザの立位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。サーバは、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、サーバは、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸と第1方向との間の夾角に基づいて、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離を決定し、次いで、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100によって決定されてもよく、又はウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置2000によって決定されてもよく、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてサーバによって決定されてもよい。
【表】
【】
表2は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表2に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はaであり、血圧補償値はAである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はbであり、血圧補償値はBである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はcであり、血圧補償値はCである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はdであり、血圧補償値はDである。
【】
血圧補償値A、血圧補償値B、血圧補償値C、及び血圧補償値Dは、互いに異なる。
【】
表2におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、サーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
(2)ウェアラブル装置100は、ユーザの右手首に装着される。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの右手の手首に装着されているときにユーザの立位を識別する方法の具体的な実装については、ウェアラブル装置100がユーザの左手の手首に装着されているときにユーザの立位を識別する方法の具体的な実装の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの右手の手首に装着された場合のX軸の正方向、Y軸の正方向、及びZ軸の正方向は、ウェアラブル装置100がユーザの左手の手首に装着された場合のX軸の正方向、Y軸の正方向、及びZ軸の正方向と異なる点が異なる。
【】
図8G~図8Iは、ユーザが立位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【】
図8Gは、ユーザが立位のときに、腕を垂直に地面に向けて配置している図である。
【】
図8Gに示すように、X軸の正方向は第1方向と同じであり、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は0度に近い。
【】
図8Hは、ユーザが立位のときに腕を水平に配置した図である。
【】
図8Hに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は90度に近い。
【】
図8Iは、ユーザが立位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を心臓の位置に配置した図である。
【】
図8Iに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は140度に近い。
【表】
【】
表3は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表3に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、血圧補償値はEである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、血圧補償値はFである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、血圧補償値はGである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、血圧補償値はHである。
【】
血圧補償値E、血圧補償値F、血圧補償値G、及び血圧補償値Hは、互いに異なる。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が160度であると決定するとき、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がEであると決定し得る。
【】
別の例では、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が40度であると決定するとき、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がGであると決定し得る。
【】
表3は、単に一例として、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。代替的に、各角度は、1つの血圧補償値に対応してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200に、ユーザの立位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。電子装置200は、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、電子装置200は、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、サーバに、ユーザの立位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。サーバは、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの立位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、サーバは、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸と第1方向との間の夾角に基づいて、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離を決定し、次いで、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100によって決定されてもよく、又はウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置2000によって決定されてもよく、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてサーバによって決定されてもよい。
【表】
【】
表4は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表4に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はeであり、血圧補償値はEである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はfであり、血圧補償値はFである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はgであり、血圧補償値はGである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はhであり、血圧補償値はHである。
【】
距離e、距離f、距離g、距離hは、互いに異なる。
【】
また、血圧補償値E、血圧補償値F、血圧補償値G、血圧補償値Hも互いに異なる。
【】
表4におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、サーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
本方法において、ウェアラブル装置100は、ユーザの立位を識別し、ユーザの立位に基づいて血圧補償値を決定し、血圧補償値に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザの立位を識別した後、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて、血圧補償値を決定し得る。ウェアラブル装置100は、異なる位置で着用されるので、X軸の正方向と第1方向との間の角度は異なり、血圧補償値も異なる。このようにして、これは、ユーザの立位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているかをさらに識別し、次いで、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて血圧補償値を決定し得る。ウェアラブル装置100は左手又は右手に装着されるので、ウェアラブル装置100が同じ位置に位置するとき、X軸の正方向と第1方向との間の角度は異なる。したがって、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているかを区別する必要がある。ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているか決定した後に、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて血圧補償値を決定する。このようにして、これは、ユーザの立位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
任意で、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100の動き軌道に基づいて、ウェアラブル装置100が左手に装着されているか右手に装着されているかを決定してもよい。左手に装着されたウェアラブル装置100の動きの軌道は、右手に装着されたウェアラブル装置100の動きの軌道とは異なる。
【】
2.ユーザの座位を識別する。
【】
(1)ウェアラブル装置100は、ユーザの左手首に装着される。
【】
ウェアラブル装置100は、以下の方法のうちの任意の1つ以上に基づいて、ユーザの座位を決定することができるが、これらに限定されない。
【】
方法1:ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100によって収集された心拍数及び/又は動きデータに基づいて、ユーザの座位を決定し得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、事前構成されたPPGセンサを使用することによって、ユーザの心拍数を収集し得る。ユーザが自然に歩行又は走行する場合、ユーザの心拍数は高い。心拍数が第2心拍数値よりも大きく、第1心拍数値よりも小さい場合、それは、ユーザの動き量が小さく、心拍数が安定していることを示す。この場合、ウェアラブル装置100は、ユーザの姿勢が座位であると決定することができる。第1心拍数値は、第2心拍数値よりも大きい。
【】
任意で、ウェアラブル装置100は、血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループに基づいてユーザ姿勢を決定し得る。血圧測定開始前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値よりも大きく、第1心拍数値よりも小さい場合、ユーザ姿勢が座位であると決定することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替として、事前構成された動きセンサを使用することによって、ユーザの動きデータ、例えば、歩数等の情報を収集してもよい。血圧測定が開始する前の第1期間内の歩数の変化値が第2値より大きく且つ第1値より小さいか、又は第1値より小さい場合、それは、ユーザの運動歩数が小さいことを示し、ユーザ姿勢が座位であると決定されてもよい。第1値は第2値よりも大きい。
【】
方法2:ウェアラブル装置100は、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分に基づいて、ユーザの座位を決定し得る。
【】
ユーザが座っている場合、Z軸は重力加速度Gに対して常に垂直であり、ユーザの座位は、Z軸における重力加速度Gの加速度成分に基づいて決定され得る。
【】
具体的には、ウェアラブル装置100は、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いと決定した場合、ユーザの座位を決定してもよい。
【】
方法3:ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100の動き姿勢を取得し、ウェアラブル装置100の動き姿勢に基づいてユーザの座位を決定し得る。
【】
例えば、図9Aは、ユーザが座っているときにウェアラブル装置100を装着した図である。
【】
図9Aに示すように、ユーザの前腕に沿った方向であって、ユーザの指に平行な方向をX軸の正方向とする。X軸の正方向に垂直であり、外側を向く方向は、Y軸の正方向である。X軸及びY軸は、X-Y平面を決定し得る。X-Y平面に垂直であり、装着コンポーネントから離れる方向は、Z軸の正の方向である。
【】
重力加速度Gの正方向は、常に地面に対して垂直である。重力加速度Gの正方向と平行であり、かつ、重力加速度Gの正方向と反対の方向が第1方向である。
【】
ウェアラブル装置100は、X軸と第1方向との間の夾角の変化に基づいて、ユーザの座位を決定してもよい。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧を測定し始める前に、ウェアラブル装置100は、図7Bに示されるプロンプト情報を表示して、ウェアラブル装置100を心臓と同じ高さにするようにユーザに促してもよい。この場合、ユーザがウェアラブル装置100を心臓と同じ高さになるように持ち上げるプロセスにおいて、X軸と第1方向との間の夾角の変化は、図8Bに示される角度変化であり得る。
【】
図9Bに示すように、ユーザが座っているとき、ユーザの前腕は通常、脚又は机の上に置かれ、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角は約100度である。ユーザがウェアラブル装置100を心臓と同じ高さになるように持ち上げるプロセスにおいて、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は、急激に減少し、例えば、100度から約40度に減少する。ユーザがウェアラブル装置100を心臓と同じ高さにした後、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は、約40度で安定する。
【】
ウェアラブル装置100の動き姿勢は、X軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値であってもよい。X軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値に基づいて、ユーザの座位を決定することができる。具体的には、血圧測定を開始する前に、第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第2角度値より大きく第1角度値より小さいことが検出された場合、ユーザの座位が決定され得る。第1角度値は、第2角度値よりも大きい。例えば、第1角度値は100度であり、第2角度値は50度であってもよい。第1角度値及び第2角度値は、代替的に、別の値であってもよい。これは、本願において限定されない。
【】
の3つの方式に加えて、ウェアラブル装置100は、別の方式でユーザの座位を決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザの座位を決定した後、ユーザの座位に基づいて、ユーザの座位に対応する血圧補償値を決定し、ユーザの座位に対応する血圧補償値に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正することができる。
【】
図9Cは、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正するための方法の概略フローチャートである。
【】
S901:ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上を取得し、動きデータは、統計的歩数及び重力加速度データを含むが、これらに限定されない。
【】
S902:ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上が第2条件を満たすとき、ユーザの座位を決定する。
【】
心拍数は、ウェアラブル装置100に予め構成されたPPGセンサによって収集されてもよく、又は心拍数は、電子装置200によって収集され、次いでウェアラブル装置100に送信されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
ウェアラブル装置100の動きデータ及び動き姿勢は、ウェアラブル装置100に予め配置された慣性センサによって収集されてもよい。
【】
ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上が第2条件を満たすとき、ユーザの座位を決定する。
【】
第2条件は、以下のうちの任意の1つ以上を含み得るが、これらに限定されない。
【】
1.血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが、第2心拍数値よりも大きく第1心拍数値よりも小さい。
【】
2.血圧測定を開始する前に、第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第2角度値より大きく第1角度値より小さい。
【】
3.Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が極小値に近い。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの座位をどのように決定するかについては、方法1~方法3の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
S903:ウェアラブル装置100は、ユーザの座位に基づいて血圧補償値を決定する。
【】
異なる血圧補償値は、異なるユーザ姿勢に基づいて決定されることに留意されたい。例えば、立位、座位、臥位は、異なる血圧補償値に対応する。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザの座位を決定した後、ユーザの座位に基づいてユーザの座位に対応する血圧補償値を決定することができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。ウェアラブル装置100は、ユーザの座位に基づいてユーザの座位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200にユーザの座位を送信することができる。電子装置200は、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの座位に基づいてユーザの座位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。そして、電子装置200は、ユーザの座位に対応する血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ユーザの座位をサーバに送信してもよい。サーバは、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの座位に基づいてユーザの座位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。そして、サーバは、ユーザの座位に対応する血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
任意で、異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値は、周期的/非周期的に更新されてもよい。
【】
S904:ウェアラブル装置100は、血圧測定値を収集し、血圧測定値及び血圧補償値に基づいて血圧監視値を取得する。
【】
ウェアラブル装置100は、血圧測定値を収集し、血圧測定値及び血圧補償値に基づいて血圧監視値を取得してよい。血圧監視値は、測定を通じて最終的に得られる血圧値である。
【】
このようにして、ユーザの血圧が測定されるとき、血圧測定結果に対する異なるユーザ姿勢の影響を排除して、血圧測定結果の精度を改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100がユーザの座位を識別したとき、ウェアラブル装置100を装着した手首を異なる場所に配置することも、ウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値に影響を及ぼす。
【】
これに基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値の精度をさらに改善するために、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100を装着している手首の位置を決定し、ウェアラブル装置100を装着している手首の位置に基づいて血圧補償値を決定し、次いで、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値及び血圧補償値に基づいて最終的な血圧監視値を取得する必要がさらにある。言い換えれば、ユーザの座位において、ウェアラブル装置100を装着した手首の位置によって血圧補償値が異なる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいて、血圧補償値を決定することができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、座位で、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。ウェアラブル装置100は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて、第1角度に対応する血圧補償値をローカルで決定する。
【】
図9D~図9Fは、ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【】
図9Dは、ユーザが座位のときに、腕を垂直に地面に向けて配置している図である。
【】
図9Dに示すように、X軸の正方向は第1方向と反対であり、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は180度に近い。
【】
図9Eは、ユーザが座位のときに腕を水平に配置した図である。
【】
図9Eに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は90度に近い。
【】
図9Fは、ユーザが座位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を心臓の位置に配置した図である。
【】
図9Fに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は40度に近い。
【表】
【】
表5は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表5に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、血圧補償値はIである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、血圧補償値はJである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、血圧補償値はKである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、血圧補償値はLである。
【】
血圧補償値I、血圧補償値J、血圧補償値K、及び血圧補償値Lは、互いに異なる。
【】
任意で、血圧補償値Iは血圧補償値Aと異なり、血圧補償値Jは血圧補償値Bと異なり、血圧補償値Kは血圧補償値Cと異なり、血圧補償値Lは血圧補償値Dと異なる。すなわち、異なるユーザ姿勢において、同じ位置におけるウェアラブル装置100の血圧補償値も異なる。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が160度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がIであると決定し得る。
【】
別の例では、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が40度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がKであると決定し得る。
【】
表5は、単に一例として、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。代替的に、各角度は、1つの血圧補償値に対応してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200に、ユーザの座位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。電子装置200は、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、電子装置200は、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、サーバに、ユーザの座位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。サーバは、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、サーバは、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸と第1方向との間の夾角に基づいて、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離を決定し、次いで、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100によって決定されてもよく、又はウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置2000によって決定されてもよく、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてサーバによって決定されてもよい。
【表】
【】
表6は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表6に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はiであり、血圧補償値はIである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はjであり、血圧補償値はJである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はkであり、血圧補償値はKである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はlであり、血圧補償値はLである。
【】
血圧補償値I、血圧補償値J、血圧補償値K、及び血圧補償値Lは、互いに異なる。
【】
表6におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、又はサーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
(2)ウェアラブル装置100は、ユーザの右手首に装着される。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの右手の手首に装着されているときにユーザの座位を識別する方法の具体的な実装については、ウェアラブル装置100がユーザの左手の手首に装着されているときにユーザの座位を識別する方法の具体的な実装の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの右手の手首に装着された場合のX軸の正方向、Y軸の正方向、及びZ軸の正方向は、ウェアラブル装置100がユーザの左手の手首に装着された場合のX軸の正方向、Y軸の正方向、及びZ軸の正方向と異なる点が異なる。
【】
図9G~図9Iは、ユーザが座位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【】
図9Gは、ユーザが座位のときに、腕を垂直に地面に向けて配置している図である。
【】
図9Gに示すように、X軸の正方向は第1方向と同じであり、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は0度に近い。
【】
図9Hは、ユーザが座位のときに腕を水平に配置した図である。
【】
図9Hに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は90度に近い。
【】
図9Iは、ユーザが座位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を心臓の位置に配置した図である。
【】
図9Iに示すように、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は140度に近い。
【表】
【】
表7は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表7に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、血圧補償値はMである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、血圧補償値はNである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、血圧補償値はOである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、血圧補償値はPである。
【】
血圧補償値M、血圧補償値N、血圧補償値O及び血圧補償値Pは、互いに異なる。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が160度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がMであると決定し得る。
【】
別の例では、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が40度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がOであると決定し得る。
【】
表7は、単に一例として、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。代替的に、各角度は、1つの血圧補償値に対応してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200に、ユーザの座位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。電子装置200は、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、電子装置200は、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、サーバに、ユーザの座位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。サーバは、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの座位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、サーバは、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸と第1方向との間の夾角に基づいて、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離を決定し、次いで、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100によって決定されてもよく、又はウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置2000によって決定されてもよく、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてサーバによって決定されてもよい。
【表】
【】
表8は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表8に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はmであり、血圧補償値はMである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はnであり、血圧補償値はNである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はoであり、血圧補償値はOである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はpであり、血圧補償値はPである。
【】
距離m、距離n、距離o、及び距離pは、互いに異なる。
【】
血圧補償値M、血圧補償値N、血圧補償値O及び血圧補償値Pは、互いに異なる。
【】
表8におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、又はサーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
本方法において、ウェアラブル装置100は、ユーザの座位を識別し、ユーザの座位に基づいて血圧補償値を決定し、血圧補償値に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザの座位を識別した後、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて、血圧補償値を決定し得る。ウェアラブル装置100は、異なる位置で着用されるので、X軸の正方向と第1方向との間の角度は異なり、血圧補償値も異なる。このようにして、これは、ユーザの座位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているかをさらに識別し、次いで、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて血圧補償値を決定し得る。ウェアラブル装置100は左手又は右手に装着されるので、ウェアラブル装置100が同じ位置に位置するとき、X軸の正方向と第1方向との間の角度は異なる。したがって、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているかを区別する必要がある。ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているか決定した後に、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて血圧補償値を決定する。このようにして、これは、ユーザの座位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
3.ユーザの臥位を識別する
【】
(1)ウェアラブル装置100は、ユーザの左手首に装着される。
【】
ウェアラブル装置100は、以下の方法のうちの任意の1つ以上に基づいて、ユーザの臥位を決定することができるが、これらに限定されない。
【】
方法1:ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100によって収集された心拍数及び/又は動きデータに基づいて、ユーザの臥位を決定し得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、事前構成されたPPGセンサを使用することによって、ユーザの心拍数を収集し得る。ユーザが臥位である場合、ユーザの心拍数は低い。心拍数が第2心拍数値より小さい場合、ユーザ姿勢は臥位であると決定され得る。例えば、ユーザが夜に眠りについた後、ユーザの心拍数が低く、安定している場合、ユーザの姿勢は臥位であると決定されてもよい。
【】
任意で、ウェアラブル装置100は、血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループに基づいてユーザ姿勢を決定し得る。血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値よりも小さい場合、ユーザ姿勢は臥位であると決定され得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替として、事前構成された動きセンサを使用することによって、ユーザの動きデータ、例えば、歩数等の情報を収集してもよい。血圧測定が開始する前の第1期間内の歩数の変化値が第2値未満である場合、それは、ユーザが基本的に動きを有しないことを示し、ユーザ姿勢が臥位であると決定され得る。例えば、ユーザが夜に眠りについた後、ユーザの動きデータは基本的に変化せず、ユーザ姿勢は臥位であると決定されてもよい。
【】
方法2:ウェアラブル装置100は、X軸及びY軸上の重力加速度Gの加速度成分に基づいて、ユーザの臥位を決定し得る。
【】
幾つかの実施形態では、図10Aに示すように、ユーザが横になっているとき、X軸及びY軸は、重力加速度Gに対して常に垂直であり、ユーザの臥位は、X軸及びY軸上の重力加速度Gの加速度成分に基づいて決定されてもよい。
【】
具体的には、ウェアラブル装置100は、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いと決定した場合、ユーザの臥位を決定してもよい。
【】
方法3:ユーザの臥位は、夜間の第1時点と朝の第2時点との間で決定され得る。
【】
例えば、第1時点は午後10時であってもよく、第2時点は午前6時であってもよい。午後10時から午前6時までは、ユーザが睡眠状態にあると決定されてもよく、ユーザ姿勢が臥位であると決定されてもよい。
【】
なお、ユーザが睡眠状態であると決定される時間帯は、午後10時から午前6時までの時間帯に加えて、他の時間帯であってもよい。これは、本願において限定されない。
【】
方法4:ウェアラブル装置100の動き姿勢に基づいて、ユーザの臥位を決定する。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザが睡眠するとき、ユーザが腹部上に手を置く場合、手首は、腹部の呼吸とともに規則的に上下に移動する。ウェアラブル装置100の変位軌道は、図10Bに示される変位軌道であり得る。ウェアラブル装置100の変位軌道に基づいてユーザの臥位を決定することができる。
【】
の4つの方式に加えて、ウェアラブル装置100は、別の方式でユーザの臥位を決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザの臥位を決定した後、ユーザの臥位に基づいて、ユーザの臥位に対応する血圧補償値を決定し、ユーザの臥位に対応する血圧補償値に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正することができる。
【】
図10Cは、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正するための方法の概略フローチャートである。
【】
S1001:ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上を取得し、動きデータは、統計的歩数及び重力加速度データを含むが、これらに限定されない。
【】
S1002:ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上が第3条件を満たすとき、ユーザの臥位を決定する。
【】
第1条件、第2条件、及び第3条件は、互いに異なる。
【】
心拍数は、ウェアラブル装置100に予め構成されたPPGセンサによって収集されてもよく、又は心拍数は、電子装置200によって収集され、次いでウェアラブル装置100に送信されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
ウェアラブル装置100の動きデータ及び動き姿勢は、ウェアラブル装置100に予め配置された慣性センサによって収集されてもよい。
【】
ウェアラブル装置100は、心拍数、動きデータ、又はウェアラブル装置100の動き姿勢のうちの任意の1つ以上が第3条件を満たすとき、ユーザの臥位を決定する。
【】
第3条件は、以下のうちの任意の1つ以上を含み得るが、これらに限定されない。
【】
1.血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値よりも小さい。
【】
2.X軸及びY軸の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近い。
【】
3.時間は、夜の第1時点と朝の第2時点との間である。
【】
4.ウェアラブル装置100の変位軌道が、事前設定された軌道を満たす。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの臥位をどのように決定するかについては、方法1~方法4の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
S1003:ウェアラブル装置100は、ユーザの臥位に基づいて血圧補償値を決定する。
【】
異なる血圧補償値は、異なるユーザ姿勢に基づいて決定されることに留意されたい。例えば、立位、座位、臥位は、異なる血圧補償値に対応する。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザの臥位を決定した後、ユーザの臥位に基づいてユーザの臥位に対応する血圧補償値を決定することができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。ウェアラブル装置100は、ユーザの臥位に基づいてユーザの臥位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200にユーザの臥位を送信することができる。電子装置200は、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの臥位に基づいてユーザの臥位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。そして、電子装置200は、ユーザの臥位に対応する血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ユーザの臥位をサーバに送信してもよい。サーバは、複数の異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの臥位に基づいてユーザの臥位に対応する血圧補償値をローカルに決定することができる。そして、サーバは、ユーザの臥位に対応する血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
任意で、異なるユーザ姿勢に対応する血圧補償値は、周期的/非周期的に更新されてもよい。
【】
S1004:ウェアラブル装置100は、血圧測定値を収集し、血圧測定値及び血圧補償値に基づいて血圧監視値を取得する。
【】
ウェアラブル装置100は、血圧測定値を収集し、血圧測定値及び血圧補償値に基づいて血圧監視値を取得してよい。血圧監視値は、測定を通じて最終的に得られる血圧値である。
【】
このようにして、ユーザの血圧が測定されるとき、血圧測定結果に対する異なるユーザ姿勢の影響を排除して、血圧測定結果の精度を改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100がユーザの臥位を識別したとき、ウェアラブル装置100を装着した手首を異なる場所に配置することも、ウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値に影響を及ぼす。
【】
これに基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値の精度をさらに改善するために、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100を装着している手首の位置を決定し、ウェアラブル装置100を装着している手首の位置に基づいて血圧補償値を決定し、次いで、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値及び血圧補償値に基づいて最終的な血圧監視値を取得する必要がさらにある。言い換えれば、ユーザの臥位において、ウェアラブル装置100を装着した手首の位置によって血圧補償値が異なる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいて、血圧補償値を決定することができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100は、臥位で、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。ウェアラブル装置100は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて、第1角度に対応する血圧補償値をローカルで決定する。
【】
図10D~Fは、ユーザが臥位であるとき、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある一群の図である。
【】
図10Dは、ユーザが臥位のときに腕をベッドに水平に配置した図である。
【】
図10Dに示すように、ユーザの前腕に沿った方向であって、ユーザの指に平行な方向をX軸の正方向とする。X軸の正方向に垂直であり、外側を向く方向は、Y軸の正方向である。X軸及びY軸は、X-Y平面を決定し得る。X-Y平面に垂直であり、装着コンポーネントから離れる方向は、Z軸の正の方向である。重力加速度Gの正方向は、常に地面に対して垂直である。第1方向としては、重力加速度Gに垂直で頭部を向く方向が用いられる。
【】
図10Dに示すように、ユーザが臥位にあり、腕が水平に置かれているとき、X軸の正方向は第1方向と反対であり、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は180度に近い。
【】
図10Eは、ユーザが臥位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を腹部上に配置した図である。
【】
図10Eに示すように、ユーザが臥位にあるときにウェアラブル装置100を装着した手首が腹部に置かれると、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は90度に近い。
【】
図10Fは、ユーザが臥位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を心臓の位置に配置した図である。
【】
図10Fに示すように、ユーザが臥位にあるときにウェアラブル装置100を装着した手首が心臓の位置に置かれると、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は40度に近い。
【表】
【】
表9は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表9に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、血圧補償値はMである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、血圧補償値はNである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、血圧補償値はOである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、血圧補償値はPである。
【】
血圧補償値M、血圧補償値N、血圧補償値O及び血圧補償値Pは、互いに異なる。
【】
任意で、血圧補償値Mは血圧補償値Aと異なり、血圧補償値Nは血圧補償値Bと異なり、血圧補償値Oは血圧補償値Cと異なり、血圧補償値Pは血圧補償値Dと異なる。すなわち、異なるユーザ姿勢において、同じ位置におけるウェアラブル装置100の血圧補償値も異なる。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が160度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がMであると決定し得る。
【】
別の例では、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が40度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がOであると決定し得る。
【】
表9は、単に一例として、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。代替的に、各角度は、1つの血圧補償値に対応してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200に、ユーザの臥位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。電子装置200は、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、電子装置200は、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、サーバに、ユーザの臥位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。サーバは、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、サーバは、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸と第1方向との間の夾角に基づいて、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離を決定し、次いで、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100によって決定されてもよく、又はウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置2000によって決定されてもよく、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてサーバによって決定されてもよい。
【表】
【】
表10は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表10に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はmであり、血圧補償値はMである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はnであり、血圧補償値はNである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はoであり、血圧補償値はOである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はpであり、血圧補償値はPである。
【】
血圧補償値M、血圧補償値N、血圧補償値O及び血圧補償値Pは、互いに異なる。
【】
表10におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、又はサーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザが臥位にあるとき、手のひらの配置姿勢も、ウェアラブル装置100によって収集される血圧値に影響を及ぼす。手のひらの中心の配置姿勢は、手のひらの中心が上を向く、手のひらの中心が下を向く、手のひらの中心が横に配置されるなどを含むが、これらに限定されない。
【】
ウェアラブル装置100を装着している手首の配置位置が固定されている場合、ウェアラブル装置100は、手のひらの中心の配置姿勢をさらに識別し、手のひらの中心の異なる配置姿勢に基づいて血圧補償値を決定し、ウェアラブル装置100によって収集された血圧値を補正してもよい。臥位における血圧測定値の精度をより向上させることができる。
【】
ユーザが臥位にあり、腕がベッド上に水平に置かれているときに、ウェアラブル装置100が手のひらの中心の配置姿勢をどのように識別するかが、本出願のこの実施形態における説明のための例として使用される。
【】
図10G~図10Iは、手のひらの3つの配置姿勢の図である。
【】
図10Gは、ユーザが臥位であり、腕をベッドに水平に置いたときに、手のひらの中心を下に向けて配置した図である。
【】
図10Gに示すように、Z軸の正方向と重力加速度Gの正方向との間の夾角に基づいて、手のひらの中心が上を向く配置姿勢を決定することができる。
【】
例えば、ユーザが臥位にあることが検出され、Z軸の正方向と重力加速度Gの方向との間の夾角が第1角度である場合、手のひらの中心が下を向く配置姿勢が決定され得る。
【】
例えば、第1角度は、150度~180度であってもよい。
【】
図10Hは、ユーザが臥位であり、腕をベッドに水平に置いたときに、手のひらの中心を上に向けて配置した図である。
【】
図10Hに示すように、Z軸の正方向と重力加速度Gの正方向との間の夾角に基づいて、手のひらの中心が上を向く配置姿勢を決定することができる。
【】
例えば、ユーザが臥位にあることが検出され、Z軸の正方向と重力加速度Gの方向との間の夾角が第2角度である場合、手のひらの中心が上を向く配置姿勢が決定され得る。
【】
例えば、第2角度は0度~30度であってもよい。
【】
図10Iは、ユーザが臥位であり、腕をベッドに水平に置いたときに、手のひらの中心を横に向けて配置した図である。
【】
図10Iに示すように、Z軸の正方向と重力加速度Gの正方向との間の夾角に基づいて、手のひらの中心が上を向く配置姿勢を決定することができる。
【】
例えば、ユーザが臥位にあることが検出され、Z軸の正方向と重力加速度Gの方向との間の夾角が第3角度である場合、手のひらの中心が横に向けて配置された配置姿勢が決定され得る。
【】
例えば、第2角度は80度~100度であってもよい。
【】
第1角度は、第2角度よりも大きく、第3角度よりも大きい。第1角度、第2角度、及び第3角度の値は、単に本出願を説明するために使用される。第1角度、第2角度、及び第3角度の値は、代替的に他の値であってもよい。これは、本願において限定されない。
【】
Z軸の正方向と重力加速度Gの正方向との間の夾角に基づく方法に加えて、手のひらの中心の配置姿勢は、別の方法でさらに決定されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
ウェアラブル装置100は、手のひらの中心の配置姿勢を決定した後、手のひらの中心の配置姿勢に対応する血圧補償値を決定することができる。
【表】
【】
表11は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表11に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、手のひらの中心が上に向いているとき、ウェアラブル装置100により決定される血圧補償値はM1である。手のひらの中心が下に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はM2である。手のひらの中心が横に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はM3である。M1、M2、及びM3は、互いに異なる。
【】
X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、手のひらの中心が上に向いているとき、ウェアラブル装置100により決定される血圧補償値はN1である。手のひらの中心が下に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はN2である。手のひらの中心が横に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はN3である。N1、N2、及びN3は、互いに異なる。
【】
X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、手のひらの中心が上に向いているとき、ウェアラブル装置100により決定される血圧補償値はO1である。手のひらの中心が下に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はO2である。手のひらの中心が横に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はO3である。O1、O2、及びO3は、互いに異なる。
【】
X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、手のひらの中心が上に向いているとき、ウェアラブル装置100により決定される血圧補償値はP1である。手のひらの中心が下に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はP2である。手のひらの中心が横に向いている場合、ウェアラブル装置100によって決定される血圧補償値はP3である。P1、P2、及びP3は、互いに異なる。
【】
表11におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、又はサーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
(2)ウェアラブル装置100は、ユーザの右手首に装着される。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの右手の手首に装着されているときにユーザの臥位を識別する方法の具体的な実装については、ウェアラブル装置100がユーザの左手の手首に装着されているときにユーザの臥位を識別する方法の具体的な実装の説明を参照されたい。本願において詳細はここで再び記載されない。
【】
ウェアラブル装置100がユーザの右手の手首に装着された場合のX軸の正方向、Y軸の正方向、及びZ軸の正方向は、ウェアラブル装置100がユーザの左手の手首に装着された場合のX軸の正方向、Y軸の正方向、及びZ軸の正方向と異なる点が異なる。
【】
図10J~図10Lは、ユーザが臥位であるときに、ウェアラブル装置100を装着した手首が異なる配置位置にある別の一群の図である。
【】
図10Jは、ユーザが臥位のときに腕をベッドに水平に配置した図である。
【】
図10Jに示すように、ユーザが臥位にあり、腕が水平に置かれているとき、X軸の正方向は第1方向と反対であり、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は0度に近い。
【】
図10Kは、ユーザが臥位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を腹部上に配置した図である。
【】
図10Kに示すように、ユーザが臥位にあるときにウェアラブル装置100を装着した手首が腹部に置かれると、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は90度に近い。
【】
図10Lは、ユーザが臥位のときに、ウェアラブル装置100を装着した手首を心臓の位置に配置した図である。
【】
図10Lに示すように、ユーザが臥位にあるときにウェアラブル装置100を装着した手首が心臓の位置に置かれると、X軸の正方向と第1方向との間の夾角は140度に近い。
【表】
【】
表12は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表12に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、血圧補償値はQである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、血圧補償値はRである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、血圧補償値はSである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、血圧補償値はTである。
【】
血圧補償値Q、血圧補償値R、血圧補償値S及び血圧補償値Tは、互いに異なる。
【】
例えば、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が160度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がQであると決定し得る。
【】
別の例では、ウェアラブル装置100が、X軸の正方向と第1方向との間の夾角が40度であると決定すると、ウェアラブル装置100は、血圧補償値がSであると決定し得る。
【】
表12は、単に一例として、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。代替的に、各角度は、1つの血圧補償値に対応してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置200に、ユーザの臥位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。電子装置200は、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。電子装置200は、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、電子装置200は、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の可能な実装では、ウェアラブル装置100は、サーバに、ユーザの臥位におけるX軸の正方向と第1方向との間の第1角度を送信することができる。サーバは、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の複数の角度に対応する血圧補償値をローカルに記憶する。サーバは、ユーザの臥位における、X軸の正方向と第1方向との間の第1角度に基づき、血圧補償値をローカルに決定し得る。そして、サーバは、決定された血圧補償値をウェアラブル装置100に送信する。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸と第1方向との間の夾角に基づいて、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離を決定し、次いで、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離に基づいて血圧補償値を決定し得る。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100によって決定されてもよく、又はウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてウェアラブル装置100との通信接続を確立する電子装置2000によって決定されてもよく、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の夾角に基づいてサーバによって決定されてもよい。
【表】
【】
表13は、X軸の正方向と第1方向との間の角度に対応する血圧補償値を示す。表13に示すように、X軸の正方向と第1方向との夾角が180度~140度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はqであり、血圧補償値はQである。X軸の正方向と第1方向との夾角が139度~90度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はrであり、血圧補償値はRである。X軸の正方向と第1方向との夾角が89度~40度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はsであり、血圧補償値はSである。X軸の正方向と第1方向との夾角が39度~0度である場合、ウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向の距離はtであり、血圧補償値はTである。
【】
距離q、距離r、距離s、及び距離tは、互いに異なる。
【】
血圧補償値Q、血圧補償値R、血圧補償値S及び血圧補償値Tは、互いに異なる。
【】
表13におけるウェアラブル装置100と心臓との間の垂直方向における距離に対応する血圧補償値は、ウェアラブル装置100に記憶されてもよく、電子装置200に記憶されてもよく、又はサーバに記憶されてもよい。これは、本願において限定されない。
【】
本方法において、ウェアラブル装置100は、ユーザの臥位を識別し、ユーザの臥位に基づいて血圧補償値を決定し、血圧補償値に基づいて、ウェアラブル装置100によって収集された血圧測定値を補正することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ユーザの臥位を識別した後、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて、血圧補償値を決定し得る。ウェアラブル装置100は、異なる位置で着用されるので、X軸の正方向と第1方向との間の角度は異なり、血圧補償値も異なる。このようにして、これは、ユーザの臥位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているかをさらに識別し、次いで、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて血圧補償値を決定し得る。ウェアラブル装置100は左手又は右手に装着されるので、ウェアラブル装置100が同じ位置に位置するとき、X軸の正方向と第1方向との間の角度は異なる。したがって、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているかを区別する必要がある。ウェアラブル装置100は、ウェアラブル装置100が左手に着用されているか右手に着用されているか決定した後に、ウェアラブル装置100のX軸の正方向と第1方向との間の角度に基づいて血圧補償値を決定する。このようにして、これは、ユーザの臥位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、手のひらの中心の配置姿勢を更に識別してよい。手のひらの中心の配置姿勢は、手のひらの中心が上を向く、手のひらの中心が下を向く、手のひらの中心が横に配置されるなどを含むが、これらに限定されない。ウェアラブル装置100は、手のひらの中心の配置姿勢に基づいて血圧補償値を決定する。このようにして、これは、ユーザの臥位においてウェアラブル装置100によって収集される血圧測定値の精度をさらに改善することができる。
【】
ユーザ姿勢に基づいて血圧補償値を決定し、血圧補償値及び血圧測定値に基づいて血圧監視値を取得する。
【】
血圧補償値を決定した後、ウェアラブル装置100は、血圧補償値及び取得した血圧測定値に基づいて血圧監視値を取得し得る。血圧監視値は、最終的に取得されたユーザの血圧値である。
【】
図11A~図11Cは、ウェアラブル装置100が血圧測定結果を表示する一群の図である。
【】
任意で、幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100によって取得された血圧測定値を表示する前に、ウェアラブル装置100は、図11Aに示されるユーザインタフェース1100を表示してもよい。ユーザインタフェース1100は、プロンプト情報「血圧を測定しています。静止していてください。」を含み、動きによって引き起こされる不正確な血圧測定結果を回避するために、血圧測定中に静止状態に留まるようにユーザにプロンプトする。ユーザインタフェース1100は、「測定をキャンセルする」オプションをさらに含む。ユーザは、「測定をキャンセルする」オプションを使用することによって血圧測定を停止することができる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧監視値を取得した後、ウェアラブル装置100は、図11Bに示されるユーザインタフェース1200を表示し得る。ユーザインタフェース1200は、血圧測定値を含む。血圧測定値は、収縮期圧及び拡張期圧を含んでいてもよい。例えば、収縮期圧は130mmHgであり、拡張期圧は80mmHgである。幾つかの実施形態では、ユーザインタフェース1200は、パルスをさらに含み得る。例えば、パルスは、毎分69回であってもよい。
【】
別の実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧監視値を取得した後、ウェアラブル装置100は、血圧監視値を電子装置200に送信してもよく、電子装置200は、血圧監視値を表示する。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100が血圧監視値を取得した後、ウェアラブル装置100は、図11Cに示されるユーザインタフェース1300を表示し得る。ユーザインタフェース1300は、ユーザインタフェース1200と同様であるが、ユーザインタフェース1300が、現在の血圧監視値に関連付けられたユーザをユーザに通知するために、検出された人のニックネーム、例えば、「Lucyの血圧」を含む点が異なる。ウェアラブル装置100は、特定の期間における同じユーザの血圧監視値を見るために、異なるユーザの血圧監視値を別々にさらに記憶し得る。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、現在の時点の前の第1期間内の血圧監視値を記憶し得る。第1期間だけ前の時点における血圧監視値は、ウェアラブル装置100の記憶空間を節約するために削除される。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100は、代替として、ウェアラブル装置100の記憶空間を節約するために、事前設定された数の監視時間を用いて血圧監視値を記憶し得る。例えば、ウェアラブル装置100は、10個の血圧監視値を保存することができる。ウェアラブル装置100は、11番目の時間にモニタリングが行われる場合、第1血圧監視値を削除することができる。
【】
任意で、ウェアラブル装置100は、代替的に、ユーザ操作を受信し、特定の期間における血圧監視値を閲覧してもよい。
【】
図11D~図11Gは、ウェアラブル装置100が特定の時間期間における血圧監視値を表示する別の一群の図である。
【】
例えば、特定の期間は24時間であってもよい。
【】
図11Dに示されるように、ウェアラブル装置100が血圧監視値を取得した後、ウェアラブル装置100は、図11Dに示されるユーザインタフェース1400を表示し得る。ユーザインタフェース1400は、ユーザインタフェース1300と同様である。違いは、ユーザインタフェース1400がアイコン1401をさらに含み、アイコン1401が特定の期間における血圧監視値を表示するように構成されることにある。
【】
図11Dに示されるように、ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース1400内のアイコン1401上でユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信してもよく、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、特定の期間におけるユーザの血圧監視値を取得し、図11Eに示されるユーザインタフェース1500を表示してもよい。
【】
ユーザインタフェース1500は、24時間以内の血圧監視値のチャート表示領域を含む。チャート表示領域は、24時間以内の収縮期圧監視値曲線と、24時間以内の拡張期圧監視値曲線とを含む。チャート表示領域では、ユーザの24時間以内の血圧変化傾向を直感的に見ることができる。
【】
ウェアラブル装置100は、24時間に加えて、別のより長い又はより短い期間における血圧監視値をさらに表示してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置100はまた、異なるユーザの肺機能監視データを閲覧するためのユーザ操作を受信してもよい。
【】
図11Dの説明を参照すると、ウェアラブル装置100が血圧監視値を取得した後、ウェアラブル装置100は、図11Dに示されるユーザインタフェース1400を表示し得る。
【】
ウェアラブル装置100は、ユーザインタフェース1400内のアイコン1401に対してユーザによって実行された入力操作を受信することができ、ユーザによって実行された入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、図11Fに示される選択バー1402を表示することができる。選択バー1402には、複数の異なる監視対象の選択肢が示されている。例えば、複数の監視対象は、監視対象「AAAA」、監視対象「BBBB」、監視対象「Lisa」、及び監視対象「Lucy」を含むが、これらに限定されない。ユーザは、任意の監視対象を選択し、特定の期間における監視対象の血圧監視値の閲覧を開始してもよい。
【】
図11Fに示されるように、ウェアラブル装置100は、選択バー1402内の監視オブジェクト「Lucy」オプションに対してユーザによって実行される入力操作(例えば、タップ)を受信し得、ユーザによって実行される入力操作に応答して、ウェアラブル装置100は、特定の期間における監視オブジェクト「Lucy」の血圧監視値を取得し、図11Gに示されるユーザインタフェース1600を表示し得る。ユーザインタフェース1600は、ユーザインタフェース1500と同様であり、ユーザインタフェース1600が、ユーザインタフェース1600に示される収縮期血圧監視値曲線及び拡張期血圧監視値曲線が24時間以内の監視対象「Lucy」の血圧監視値であることをプロンプトするためのプロンプト情報「Lucyの24時間以内の監視データ」を含む点で異なる。
【】
この方法では、ウェアラブル装置100は、特定の期間におけるローカルユーザの血圧監視値を表示するだけでなく、特定の期間における別のユーザの血圧監視値も表示することができる。
【】
幾つかの実施形態では、1日の血圧測定中に、ウェアラブル装置100は、測定を通じて取得された血圧監視値と血圧正常値とを比較し、血圧正常値と大きく異なる血圧監視値を削除して、ユーザの血圧分析への干渉を回避し得る。
【】
幾つかの実施形態では、特定の期間にウェアラブル装置100に記憶される異なるユーザの血圧監視値は、特定の期間にウェアラブル装置100によって収集され、ウェアラブル装置100に送信され、ウェアラブル装置100に記憶される異なるユーザの血圧監視値であってもよい。
【】
別の実施形態では、特定の期間にウェアラブル装置100に記憶された異なるユーザの血圧監視値は、別の電子装置によってウェアラブル装置100に周期的に/非周期的に/特定の時間間隔で送信されてもよい。別の電子装置のユーザがユーザの許可を得た後、別の電子装置は、ユーザの記憶された血圧監視値をウェアラブル装置100に周期的に/非周期的に/特定の時間間隔で送信してもよく、その結果、ウェアラブル装置100は、特定の期間における異なるユーザの血圧監視値を記憶して、ウェアラブル装置100を使用するユーザが、特定の期間における別の許可されたユーザの異なるユーザの血圧監視値を閲覧するのを助けることができる。例えば、別の許可されたユーザは、ウェアラブル装置100を使用するユーザの家族であってもよい。例えば、別の許可されたユーザは、ウェアラブル装置100を使用するユーザの親、子供、等であってもよい。この場合、ウェアラブル装置100が特定の期間における親又は子供の血圧監視値を取得した後、ウェアラブル装置100を使用するユーザは、特定の期間における別の許可されたユーザの血圧監視値を閲覧して、家族の血圧の監視を容易にすることができる。
【】
図12は、本願による血圧測定方法の方法手順の図である。
【】
S1201:ウェアラブル装置が第1血圧測定値を収集する。
【】
S1202:ウェアラブル装置は、動きセンサによって収集された動きデータを取得する。
【】
S1203:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定する。
【】
S1204:ウェアラブル装置は、第1血圧測定値及び第1血圧補償値に基づいて第1血圧監視値を決定し、第1姿勢は、立位、座位、又は臥位のうちのいずれか1つを含み得る。
【】
幾つかの実施形態では、動きセンサは、加速度センサ及び/又は角速度センサであってもよい。動きデータは、加速度データ、及び/又は角速度データ、運動歩数、心拍数、及び動き軌道などの1つ以上のタイプのデータであってもよい。
【】
本方法では、ウェアラブル装置は、異なるユーザ姿勢に基づいて血圧測定結果を修正することができ、それにより、ウェアラブル装置による血圧の測定精度を改善する。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定することは、具体的に以下を含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあり、ウェアラブル装置が左手首に装着されていると決定したとき、第1血圧補償値を決定する。
【】
別の可能な実装では、方法は、以下を更に含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあり、ウェアラブル装置が右手首に装着されていると決定したとき、第2血圧補償値を決定する。第1血圧補償値は、第2血圧補償値とは異なる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいてウェアラブル装置の動き軌道を決定し、ウェアラブル装置の動き軌道に基づいて、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかを決定し得る。
【】
このようにして、ユーザ姿勢を識別するとき、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかをさらに識別し、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかに基づいて、異なる血圧補償値を決定することができる。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定することは、具体的に以下を含む:ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置のX軸の正方向と第1方向の正方向との間の第1挟角を決定し、第1挟角は0度より大きく180度より小さく、第1方向は重力加速度Gに平行であり、第1方向の正方向は重力加速度Gの正方向とは反対であり、ウェアラブル装置が左手首に装着されている場合、X軸は前腕に平行であり、X軸の正方向はユーザの指を指す方向であり、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定した場合、第1挟角に基づいて第1血圧補償値を決定する。
【】
ユーザの姿勢を識別するとき、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置を装着している手首と第1方向の正方向との間の角度をさらに識別し、異なる角度に基づいて異なる血圧補償値を決定する。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
例えば、ウェアラブル装置がユーザの第1姿勢を識別する場合、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置がユーザの左手首に装着され、且つウェアラブル装置のX軸の正方向と第1方向の正方向との間に第1夾角が存在するときに、第1血圧補償値を決定して良い。ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置がユーザの左手首に装着され、且つウェアラブル装置のX軸の正方向と第1方向の正方向との間に第1夾角が存在するときに、第2血圧補償値を決定して良い。第1血圧補償値は、第2血圧補償値とは異なる。
【】
具体的には、第1姿勢が立位である場合、図8Dから図8Iの実施形態の説明を参照されたい。
【】
第1姿勢が座位である場合、図9Dから図9Iの実施形態の説明を参照されたい。
【】
第1姿勢が臥位である場合、図10Dから図10F、図10Jから図10Lの実施形態の説明を参照されたい。
【】
可能な実装では、第1姿勢が臥位である場合、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定することは、具体的に以下を含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が地面に向いていると決定したときに、第1血圧補償値を決定する。
【】
可能な実装では、方法は、以下を更に含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が空に向いていると決定したときに、第3血圧補償値を決定する。第3血圧補償値は、第1血圧補償値とは異なる。
【】
可能な実装では、方法は、以下を更に含む:ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が横に向いていると決定したときに、第4血圧補償値を決定する。第4血圧補償値は、第1血圧補償値及び第3血圧補償値とは異なる。
【】
このように、第1ユーザ姿勢が臥位である場合、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置を装着している手首に対応する手のひらの配置姿勢に基づいて、異なる血圧補償値を決定することができる。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
詳細については、図10Iから図10Jの実施形態の説明を参照されたい。
【】
可能な実装では、第1姿勢が立位であるとき、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが立位にあると決定することは、具体的に以下を含む:動きデータが第1条件を満たすとき、ウェアラブル装置は、ユーザが立位にあると決定する。第1条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第1心拍数値よりも大きいこと、血圧測定が開始する前の第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第1角度値よりも大きいこと、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Z軸が、ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて立位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
詳細については、図8Aの実施形態の説明を参照されたい。
【】
可能な実装では、第1姿勢が座位であるとき、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが座位にあると決定することは、具体的に以下を含む:動きデータが第2条件を満たすとき、ウェアラブル装置は、ユーザが座位にあると決定する。第2条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値よりも大きく第1心拍数値より小さいことであって、第2心拍数値は第1心拍数値より小さいこと、血圧測定が開始する前の第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第2角度値よりも大きく第1角度値よりも小さいこと、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Z軸が、ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて座位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
詳細については、図9Aの実施形態の説明を参照されたい。
【】
可能な実装では、第1姿勢が臥位であるとき、ウェアラブル装置が、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあると決定することは、具体的に以下を含む:動きデータが第3条件を満たすとき、ウェアラブル装置は、ユーザが臥位にあると決定する。第3条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値より小さいこと、ウェアラブル装置の動き軌道が予め設定された動き軌道を満たすことであって、予め設定された動き軌道が垂直方向の上下の動き軌道であること、X軸及びY軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Y軸がX軸に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて臥位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
詳細については、図10Aの実施形態の説明を参照されたい。
【】
可能な実装では、ウェアラブル装置によって第1血圧測定値を収集する前に、方法は以下を更に含む:ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置が非装着状態から装着状態に切り替わったことを検出したときに、第1プロンプト情報を表示し、第1プロンプト情報は、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを確認するようにユーザに促すために使用され、ウェアラブル装置は、第1プロンプト情報内の第1オプションに対してユーザによって実行された第1操作を受信し、第1操作に応答して、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されていることを確認し、第1血圧監視値を決定した後に、方法は以下をさらに含む:ウェアラブル装置は、第1血圧監視値を第1記憶領域に記憶し、第1記憶領域がローカルユーザの血圧測定データを記憶する。
【】
第1態様を参照して、可能な実装では、方法は更に以下を含む:ウェアラブル装置は、第1プロンプト情報内の第2オプションに対してユーザによって実行された第2操作を受信し、第2操作に応答して、ウェアラブル装置が非ローカルユーザによって着用されていることを確認し、第1血圧監視値を決定した後、方法は以下を更に含む:ウェアラブル装置は、第1血圧監視値を第2記憶領域に記憶し、第2記憶領域は、非ローカルユーザの血圧測定データを記憶し、第1記憶領域は、第2記憶領域とは異なる。
【】
このようにして、血圧測定を開始する前に、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを選択するようにユーザに促し得る。したがって、異なるユーザの血圧測定データが一緒に記憶されることを防止することができ、単一のユーザの血圧測定データの分析結果の精度が影響を受ける。
【】
詳細については、図6Gから図6Lの実施形態の説明を参照されたい。
【】
本出願は、ウェアラブル装置を提供する。ウェアラブル装置は、動きセンサと、メモリと、プロセッサとを含み、動きセンサとメモリとプロセッサとは結合され、メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、プロセッサがコンピュータプログラムを呼び出し実行すると、ウェアラブル装置は、図12の実施形態による血圧測定方法を実行可能にされる。
【】
本願は、命令を含むコンピュータ可読記憶媒体を提供する。命令がウェアラブル装置上で実行されると、ウェアラブル装置は、図12の実施形態による血圧監視方法を実行可能にされる。
【】
本願は、チップシステムを提供する。チップシステムは、1つ以上のプロセッサを含み、プロセッサは、コンピュータ命令を呼び出して、図12の実施形態による血圧測定方法を実行するように構成される。
【】
本願は、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトがウェアラブル装置上で実行されると、ウェアラブル装置は、図12の実施形態による血圧監視方法を実行可能にされる。
【】
図13は、本出願による血圧測定機器の図である。
【】
図13に示すように、血圧測定機器1300は、データ収集部と、プロセッサとを含む。
【】
データ収集部は、第1血圧測定値を収集するよう構成される。
【】
データ収集部は、動きセンサによって収集された動きデータを取得するようにさらに構成される。
【】
プロセッサは、ウェアラブル装置により、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定したとき、第1血圧補償値を決定するよう構成される。
【】
プロセッサは、第1血圧測定値及び第1血圧補償値に基づいて第1血圧監視値を決定するよう更に構成され、第1姿勢は、立位、座位、又は臥位のうちのいずれか1つを含み得る。
【】
幾つかの実施形態では、動きセンサは、加速度センサ及び/又は角速度センサであってもよい。動きデータは、加速度データ、及び/又は角速度データ、運動歩数、心拍数、及び動き軌道などの1つ以上のタイプのデータであってもよい。
【】
第1態様で提供される方法によれば、ウェアラブル装置は、異なるユーザ姿勢に基づいて血圧測定結果を修正することができ、それにより、ウェアラブル装置による血圧の測定精度を改善する。
【】
可能な実装では、プロセッサは、具体的に、ウェアラブル装置により、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあり、ウェアラブル装置が左手首に装着されていると決定したとき、第1血圧補償値を決定するよう構成される。
【】
ウェアラブル装置は、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあり、ウェアラブル装置が右手首に装着されていると決定したとき、第2血圧補償値を決定するよう更に構成される。第1血圧補償値は、第2血圧補償値とは異なる。
【】
幾つかの実施形態では、ウェアラブル装置は、動きデータに基づいてウェアラブル装置の動き軌道を決定し、ウェアラブル装置の動き軌道に基づいて、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかを決定し得る。
【】
このようにして、ユーザ姿勢を識別するとき、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかをさらに識別し、ウェアラブル装置が左手に装着されているか右手に装着されているかに基づいて、異なる血圧補償値を決定することができる。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
可能な実装では、プロセッサは、具体的に、ウェアラブル装置のX軸の正方向と第1方向の正方向との間の第1挟角を決定し、第1挟角は0度より大きく180度より小さく、第1方向は重力加速度Gに平行であり、第1方向の正方向は重力加速度Gの正方向とは反対であり、ウェアラブル装置が左手首に装着されている場合、X軸は前腕に平行であり、X軸の正方向はユーザの指を指す方向であり、動きデータに基づいて、ユーザが第1姿勢にあると決定した場合、第1挟角に基づいて第1血圧補償値を決定するよう構成される。
【】
ユーザの姿勢を識別するとき、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置を装着している手首と第1方向の正方向との間の角度をさらに識別し、異なる角度に基づいて異なる血圧補償値を決定する。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
可能な実装では、プロセッサは、具体的に、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が地面に向いていると決定したときに、第1血圧補償値を決定するよう構成される。
【】
可能な実装では、プロセッサは、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が空に向いていると決定したときに、第3血圧補償値を決定するよう更に構成される。第3血圧補償値は、第1血圧補償値とは異なる。
【】
可能な実装では、プロセッサは、動きデータに基づいて、ユーザが臥位にあり、ウェアラブル装置を装着した手首に対応する手のひらの中心が横に向いていると決定したときに、第4血圧補償値を決定するよう更に構成される。第4血圧補償値は、第1血圧補償値及び第3血圧補償値とは異なる。
【】
このように、第1ユーザ姿勢が臥位である場合、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置を装着している手首に対応する手のひらの配置姿勢に基づいて、異なる血圧補償値を決定することができる。これにより、血圧測定の精度をさらに向上させることができる。
【】
可能な実装では、第1姿勢が立位であるとき、プロセッサは、具体的には、動きデータが第1条件を満たすとき、ユーザが立位にあると決定するように構成される。第1条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第1心拍数値よりも大きいこと、血圧測定が開始する前の第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第1角度値よりも大きいこと、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Z軸が、ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて立位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
可能な実装では、第1姿勢が座位であるとき、プロセッサは、具体的には、動きデータが第2条件を満たすとき、ユーザが座位にあると決定するように構成される。第2条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値よりも大きく第1心拍数値より小さいことであって、第2心拍数値は第1心拍数値より小さいこと、血圧測定が開始する前の第2期間内のX軸の正方向と第1方向との間の夾角の変化値が第2角度値よりも大きく第1角度値よりも小さいこと、Z軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Z軸が、ウェアラブル装置のディスプレイが位置する平面に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて座位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
可能な実装では、第1姿勢が臥位であるとき、プロセッサは、具体的には、動きデータが第3条件を満たすとき、ユーザが臥位にあると決定するように構成される。第3条件は、限定されるものではないが、以下:血圧測定が開始する前の第1期間内の心拍数値の複数のグループが第2心拍数値より小さいこと、ウェアラブル装置の動き軌道が予め設定された動き軌道を満たすことであって、予め設定された動き軌道が垂直方向の上下の動き軌道であること、X軸及びY軸上の重力加速度Gの加速度成分が最小値に近いことであって、Y軸がX軸に垂直であること、のうちのいずれか1つ以上を含む。
【】
これはそれらに限定されない。ウェアラブル装置は、別の条件に基づいて臥位をさらに決定してもよい。これは、本願において限定されない。
【】
可能な実装では、血圧測定機器1300は、ディスプレイをさらに含む。ディスプレイは、ウェアラブル装置が非装着状態から装着状態に切り替わったことを検出したときに、第1プロンプト情報を表示するよう構成され、第1プロンプト情報は、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを確認するようにユーザに促すために使用され、ディスプレイは、第1プロンプト情報内の第1オプションに対してユーザによって実行された第1操作を受信し、第1操作に応答して、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されていることを確認するよう更に構成され、第1血圧監視値を決定した後に、プロセッサは、第1記憶領域に第1血圧監視値を記憶するよう更に構成され、第1記憶領域はローカルユーザの血圧測定データを記憶する。
【】
可能な実装では、ディスプレイは、第1プロンプト情報内の第2オプションに対してユーザによって実行された第2操作を受信し、第2操作に応答して、ウェアラブル装置が非ローカルユーザによって装着されていることを確認するよう更に構成され、第1血圧監視値を決定した後に、ディスプレイは、第1血圧監視値を第2記憶領域に記憶するよう更に構成され、第2記憶領域は、非ローカルユーザの血圧測定データを記憶し、第1記憶領域は、第2記憶領域とは異なる。
【】
このようにして、血圧測定を開始する前に、ウェアラブル装置は、ウェアラブル装置がローカルユーザによって装着されているかどうかを選択するようにユーザに促し得る。したがって、異なるユーザの血圧測定データが一緒に記憶されることを防止することができ、単一のユーザの血圧測定データの分析結果の精度が影響を受ける。
【】
前述の説明は、単に本願の幾つかの実施形態及び実装であり、本願の保護範囲を限定することを意図しない。本願に開示された技術範囲内で、当業者が直ちに理解される変更又は代替は、本願の保護範囲に含まれる。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
【】
本願の実施形態で説明される各ユーザインタフェースは、単なる例示的なインタフェースであり、本願のソリューションに対する限定を構成しないことが理解され得る。別の実施形態では、ユーザインタフェースは、異なるインタフェースレイアウトを使用してもよく、より多くの又はより少ないコントロールを含んでいてもよく、他の機能オプションを追加又は削減してもよく、ユーザインタフェースが本出願で提供される同じ発明のアイデアに基づくならば、すべて本出願の保護範囲内に入る。
【】
矛盾又は衝突が生じない場合、本出願の任意の実施形態における任意の特徴又は任意の特徴の任意の部分は組み合わされてもよく、組み合わされた技術ソリューションも本出願の実施形態の範囲内に入ることに留意されたい。
【】
つまり、前述の単に本願の技術ソリューションを説明するために意図され、本願を限定するものではない。本願は、前述の実施形態を参照して詳細に説明されたが、当業者は、本願の実施形態の技術ソリューションの範囲から逸脱することなく、彼らが前述の実施形態で説明された技術ソリューションを変更し得ること、又はその幾つかの技術的特徴に均等な置換を行い得ること、を理解すべきである。
【国際調査報告】

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