(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】
(54)【発明の名称】内視鏡バルブ用流体経路
(51)【国際特許分類】
【FI】
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】
(86)(22)【出願日】
(85)【翻訳文提出日】
(86)【国際出願番号】
(87)【国際公開番号】
(87)【国際公開日】
(32)【優先日】
(33)【優先権主張国・地域又は機関】
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】506192652
【氏名又は名称】ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100142907
【氏名又は名称】本田 淳
(72)【発明者】
【氏名】ラモス エスピノサ、ロサンヘル エイミー
(72)【発明者】
【氏名】ルイス、ブライアン
【テーマコード(参考)】
【Fターム(参考)】
4C161FF12
4C161HH02
4C161HH04
4C161HH05
4C161HH12
4C161HH14
(57)【要約】
医療デバイス用の空気および水バルブアセンブリに関するデバイス、システム、および方法。バルブアセンブリは、バルブキャップと、バルブステムの側壁の空気入口からバルブキャップの空気孔まで延在する中央ルーメンを有するバルブステムとを含む。バルブに対する改良は、空気出口ルーメンを追加すること、空気出口ルーメンにシールを追加すること、および/または水流のために、シールに方向性リブを追加することを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項】
医療デバイス用バルブアセンブリであって、
空気入口通路、空気出口通路、水入口通路、および水出口通路を有するバルブ本体と、
空気孔を有するバルブキャップと、
前記バルブキャップに接続され、前記バルブ本体内で上方位置と下方位置との間で並進移動するように構成されたバルブステムとを備え、
前記バルブステムは、
空気入口と、
前記バルブステム内の前記空気入口から前記バルブキャップ内の前記空気孔まで延在する中央ルーメンと、
前記中央ルーメンから前記バルブステムの側壁まで延在する空気出口ルーメンであって、前記バルブステムが前記上方位置にあるときに前記バルブ本体の前記空気出口通路と流体連通するように構成された前記空気出口ルーメンと
を備える、
バルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気出口ルーメン内の空気出口シールであって、前記バルブステムが前記上方位置にあるときに前記バルブ本体の前記空気出口通路内に延在し、前記バルブステムが前記上方位置から前記下方位置に並進移動するときに前記バルブステムの移動を妨げることなく前記空気出口ルーメンと共に移動するように構成された前記空気出口シールをさらに備える、請求項1に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気出口シールがワイパーシールである、請求項2に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気出口シールは、前記バルブステムを形成する材料のデュロメータよりも低いデュロメータを有する材料で形成されたフレキシブルシールである、請求項2または3に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気出口ルーメンの上方かつ前記バルブキャップの下方の軸方向位置で前記バルブステムの周囲に周方向に延在する上部シールであって、前記バルブステムが前記バルブ本体内に配置されたときに前記バルブ本体に接触するワイパーフランジを有する、前記上部シールをさらに備える、請求項1~4のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気出口ルーメンの下方かつ前記空気入口の上方の軸方向位置で前記バルブステムの周囲に周方向に延在する中間シールであって、前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記下方位置にあるときに前記バルブ本体に接触するワイパーフランジを有する前記中間シールをさらに備える、請求項1~5のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気入口の下方の軸方向位置において前記バルブステムの周囲に周方向に延在する下部シールをさらに備え、前記下部シールは、第1ワイパーフランジおよび第2ワイパーフランジを有し、
前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記上方位置にあるときには、前記第2ワイパーフランジは、前記バルブ本体の前記水入口通路の上方にあり、前記水入口通路と前記水出口通路との間の水の流れを妨げるように前記バルブ本体に接触し、かつ、
前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記下方位置にあるときには、前記第1ワイパーフランジは、前記バルブ本体の前記水入口通路および前記水出口通路の上方にあり、前記バルブ本体に接触することで、水流が前記バルブ本体内で前記下部シールの上方に移動するのを妨げ、一方、前記第2ワイパーフランジは、前記バルブ本体の前記水入口通路および前記水出口通路の下方にあり、前記水入口通路と前記水出口通路との間の水流を許容する、
ように第1ワイパーフランジおよび第2ワイパーフランジは位置付けされる、請求項1~6のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記バルブステムの周囲の少なくとも1つのシールが、前記バルブステムを形成する材料のデュロメータよりも低いデュロメータを有する材料で形成されたフレキシブルシールである、請求項5~7のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
医療デバイス用バルブアセンブリであって、
空気入口通路、空気出口通路、水入口通路、および水出口通路を有するバルブ本体と、
空気孔を有するバルブキャップと、
前記バルブキャップに接続され、前記バルブ本体内で上方位置と下方位置との間で並進移動するように構成されたバルブステムとを備え、
前記バルブステムは、
空気入口と、
前記バルブステム内の前記空気入口から前記バルブキャップ内の前記空気孔まで延在する中央ルーメンと、
前記空気入口の下方の軸方向位置において前記バルブステムの周囲に周方向に延在する下部シールとを備え、
前記下部シールは、
第1ワイパーフランジと、
前記第1ワイパーフランジの下方の第2ワイパーフランジと、
前記第1ワイパーフランジと前記第2ワイパーフランジとの間のシール本体であって、前記シール本体を通過して流れる水を好ましい回転方向に方向付けるように構成されたリブ付き表面を備える前記シール本体と、
を備え、
前記下部シールは、
前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記上方位置にあるとき、前記第2ワイパーフランジは、前記バルブ本体の前記水入口通路の上方にあり、前記水入口通路と前記水出口通路との間の水の流れを妨げるように前記バルブ本体に接触し、
前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記下方位置にあるとき、前記第1ワイパーフランジは、前記バルブ本体の前記水入口通路および前記水出口通路の上方にあり、前記バルブ本体に接触することで、水流が前記バルブ本体内で前記下部シールの上方に移動するのを妨げ、一方、前記第2ワイパーフランジは、前記バルブ本体の前記水入口通路および前記水出口通路の下方にあり、前記水入口通路と前記水出口通路との間の水流を許容する、
ように配置される、
前記バルブステムと
を備える、医療デバイス用バルブアセンブリ。
【請求項】
前記バルブステムは、前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記上方位置にあるときに、前記ステムと前記バルブ本体との間に通路を形成することで前記空気入口通路と前記空気出口通路との間の空気流を許容する外部凹部をさらに備える、請求項9に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記バルブステムは、前記中央ルーメンから前記バルブステムの側壁まで延在する空気出口ルーメンをさらに備え、前記空気出口ルーメンは、前記バルブステムが前記上方位置にあるときに前記バルブ本体の前記空気出口通路と流体連通するように構成される、請求項9に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気出口ルーメン内の空気出口シールであって、前記バルブステムが前記上方位置にあるときに前記バルブ本体の前記空気出口通路内に延在し、前記バルブステムが前記上方位置から前記下方位置に並進移動するときに前記バルブステムの移動を妨げることなく前記空気出口ルーメンと共に移動するように構成された前記空気出口シールをさらに備える、請求項11に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記バルブステムの周囲に周方向に延在する上部シールであって、前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記上方位置にあるときに、前記バルブキャップの下方かつ前記バルブ本体の前記空気出口通路の上方の軸方向位置で前記バルブ本体に接触するワイパーフランジを有する前記上部シールをさらに備える、請求項9~12のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気入口の上方の軸方向位置で前記バルブステムの周囲に周方向に延在する中間シールであって、前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記下方位置にあるときに前記バルブ本体に接触するワイパーフランジを有する前記中間シールをさらに備える、請求項9~13のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記バルブステムの周囲の少なくとも1つのシールが、前記バルブステムを形成する材料のデュロメータよりも低いデュロメータを有する材料で形成されたフレキシブルシールである、請求項9~14のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
概して、バルブアセンブリおよび方法に関し、特に、内視鏡用の空気および水供給バルブアセンブリおよび方法
【背景技術】
【】
例えば内視鏡処置用などの医療用途のために、多種多様な体内医療デバイスおよびシステムが開発されてきた。これらのデバイスおよびシステムのうちのいくつかは、ガイドワイヤ、カテーテル、カテーテルシステム、内視鏡器具などを含む。これらのデバイスおよびシステムは、種々の異なる製造方法のうちのいずれか1つによって製造され、種々の方法のうちのいずれか1つに従って使用されてもよい。公知の医療デバイス、システム、および方法のうち、各々は、特定の利点および欠点を有する。代替的な医療デバイスおよびシステム、ならびに医療デバイスおよびシステムを製造および使用するための代替的な方法を提供することが依然として必要とされている。
【発明の概要】
【】
医療デバイスおよび医療システムに関する設計、材料、製造方法、および使用の代替を提供する。第1例では、医療デバイス用バルブアセンブリは、空気入口通路、空気出口通路、水入口通路、および水出口通路を有するバルブ本体と、空気孔を有するバルブキャップと、バルブキャップに接続され、バルブ本体内で上方位置と下方位置との間で並進移動する(translate)ように構成されたバルブステムとを備え、バルブステムは、空気入口と、バルブステム内の空気入口からバルブキャップ内の空気孔まで延在する中央ルーメンと、中央ルーメンからバルブステムの側壁まで延在する空気出口ルーメンとを備え、空気出口ルーメンは、バルブステムが上方位置にあるときにバルブ本体の空気出口通路と流体連通するように構成される。
【】
代替的にまたは追加的に、バルブは、空気出口ルーメン内に空気出口シールをさらに備えることができ、当該シールは、バルブステムが上方位置にあるときにバルブ本体の空気出口通路内に延在し、バルブステムが上方位置から下方位置に並進移動するときにバルブステムの移動を妨げることなく空気出口ルーメンと共に移動するように構成される。空気出口シールはワイパーシールであってもよい。
【】
の例のいずれか1つにおいて、代替的にまたは追加的に、空気出口シールは、バルブステムを形成する材料のデュロメータよりも低いデュロメータを有する材料で形成されたフレキシブルシールである。
【】
の例のいずれか1つにおいて、代替的にまたは追加的に、バルブは、空気出口ルーメンの上方かつバルブキャップの下方の軸方向位置においてバルブステムの周囲に周方向に延在する上部シールをさらに含むことができ、上部シールは、バルブステムがバルブ本体内に配置されたときにバルブ本体に接触するワイパーフランジを有する。
【】
例のいずれか1つにおいて、代替的にまたは追加的に、バルブは、空気出口ルーメンの下方かつ空気入口の上方の軸方向位置においてバルブステムの周囲に周方向に延在する中間シールをさらに含むことができ、中間シールは、バルブステムがバルブ本体内の下方位置にあるときにバルブ本体に接触するワイパーフランジを有する。
【】
の例のいずれか1つにおいて、代替的にまたは追加的に、バルブはさらに、空気入口の下方の軸方向位置でバルブステムの周囲を円周方向に延在する下部シールを含むことができ、この下部シールが有する第1および第2ワイパーフランジは、バルブステムがバルブ本体内の上方位置にあるときには、第2ワイパーフランジがバルブ本体の水入口通路の上方にあり、バルブ本体に接触することで、水入口通路と水出口通路との間の水の流れを遮断し、バルブステムがバルブ本体内の下方位置にあるときには、第1ワイパーフランジは、バルブ本体の水入口通路および水出口通路の上にあり、バルブ本体に接触することで、水流がバルブ本体内で下部シールの上方に移動するのを妨げ、一方、第2ワイパーフランジは、バルブ本体の水入口通路および水出口通路の下方にあり、水入口通路と水出口通路との間の水流を許容するように、配置される。
【】
の例のいずれか1つにおいて、代替的にまたは追加的に、バルブステムの周囲の少なくとも1つのシールは、バルブステムを形成する材料のデュロメータよりも低いデュロメータを有する材料で形成されたフレキシブルシールとすることができる。
【】
別の例では、医療デバイス用バルブアセンブリは、空気入口通路、空気出口通路、水入口通路、および水出口通路を有するバルブ本体と、空気孔を有するバルブキャップと、バルブキャップに接続され、バルブ本体内で上方位置と下方位置との間で並進移動するように構成されたバルブステムとを含むことができる。バルブステムは、空気入口と、バルブステム内の空気入口からバルブキャップ内の空気孔まで延在する中央ルーメンと、空気入口の下方の軸方向位置においてバルブステムの周囲に円周方向に延在する下部シールとを含むことができる。下部シールは、第1ワイパーフランジと、第1ワイパーフランジの下方の第2ワイパーフランジと、第1ワイパーフランジと第2ワイパーフランジとの間のシール本体であって、シール本体を通過して流れる水を好ましい回転方向に方向付けるように構成されたリブ付き表面を備えるシール本体とを含むことができる。下部シールは、バルブステムがバルブ本体内の上方位置にあるときには、第2ワイパーフランジがバルブ本体の水入口通路の上方にあり、バルブ本体に接触することで、水入口通路と水出口通路との間の水の流れを遮断し、バルブステムがバルブ本体内の下方位置にあるときには、第1ワイパーフランジは、バルブ本体の水入口通路および水出口通路の上にあり、バルブ本体に接触することで、水流がバルブ本体内で下部シールの上方に移動するのを妨げ、一方、第2ワイパーフランジは、バルブ本体の水入口通路および水出口通路の下方にあり、水入口通路と水出口通路との間の水流を許容するように、バルブステム上に配置することができる。
【】
請求項9に記載のバルブアセンブリにおいて、前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記上方位置にあるときに、前記空気入口通路と前記空気出口通路との間の空気流を許容するために前記ステムと前記バルブ本体との間に通路が形成されるように、前記バルブステムは外部凹部をさらに備える。
【】
の例のいずれか1つにおいて、代替的にまたは追加的に、バルブステムは、中央ルーメンからバルブステムの側壁まで延在する空気出口ルーメンをさらに含むことができ、空気出口ルーメンは、バルブステムが上方位置にあるときにバルブ本体の空気出口通路と流体連通するように構成される。
【】
の例のいずれか1つにおいて、代替的にまたは追加的に、バルブアセンブリは、空気出口ルーメン内に空気出口シールをさらに含むことができ、当該シールは、バルブステムが上方位置にあるときにバルブ本体の空気出口通路内に延在し、バルブステムが上方位置から下方位置に並進移動するときにバルブステムの移動を妨げることなく空気出口ルーメンと共に移動するように構成される。
【】
の例のいずれか1つにおいて、代替的にまたは追加的に、バルブアセンブリは、バルブステムの周囲に周方向に延在する上部シールをさらに含むことができ、上部シールは、バルブステムがバルブ本体内の上方位置にあるときに、バルブキャップの下方かつバルブ本体の空気出口通路の上方の軸方向位置でバルブ本体に接触するワイパーフランジを有する。
【】
の例のいずれか1つにおいて、代替的にまたは追加的に、バルブアセンブリは、空気入口の上方の軸方向位置においてバルブステムの周囲に周方向に延在する中間シールをさらに含むことができ、中間シールは、バルブステムがバルブ本体内の下方位置にあるときにバルブ本体に接触するワイパーフランジを有する。
【】
の例のいずれか1つにおいて、代替的にまたは追加的に、バルブステムの周囲の少なくとも1つのシールは、バルブステムを形成する材料のデュロメータよりも低いデュロメータを有する材料で形成されたフレキシブルシールとすることができる。
【】
本開示のこれらおよび他の特徴および利点は、以下の詳細な説明から容易に明らかになり、特許請求される発明の範囲は、添付の特許請求の範囲に記載される。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、様々な実施形態を例示し、説明とともに本開示の原理を説明するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【】
【図】一例示的な内視鏡の構成要素の概略図。
【図】一例示的な内視鏡システムの構成要素の概略図。
【図】一例示的な供給バルブの斜視図。
【図】バルブが第1構成にある、一例示的な供給バルブの概略断面図。
【図】バルブが第2構成にある、一例示的な供給バルブの概略断面図。
【図】バルブが第3構成にある、一例示的な供給バルブの概略断面図。
【図】空気出口ルーメンを有する一例示的なバルブステムの概略断面図。
【図】空気出口ルーメンおよび空気出口シールを有する一例示的なバルブステムの概略断面図。
【図】空気出口シールを有する一例示的なバルブステムの外部側面図。
【図】空気出口シールを有する一例示的なバルブステムの外部側面図。
【図】空気出口ルーメン用および空気出口シール用インジケータを有する一例示的なバルブキャップの上方斜視図。
【図】拡張された外部凹部を有する一例示的なバルブステムの概略断面図。
【図】リブ付き表面を有する下部シールを伴う、一例示的なバルブステムの外部側面図。
【発明を実施するための形態】
【】
様々な修正形態および代替形態を受け入れることができるが、その詳細は、図面において例として示されており、詳細に説明される。しかしながら、本発明は、説明される特定の実施形態に限定されるものではないことを理解されたい。むしろ、その意図は、本開示の趣旨および範囲内に入るすべての修正物、均等物、および代替物を包含することである。
【】
ここで、内視鏡医療処置において使用され得る一例示的な医療システムを参照して説明される。しかしながら、この特定の手順への言及は便宜のためにのみ提供され、本開示を限定することを意図しないことに留意すべきである。当業者は、開示されたデバイスおよび関連する使用方法の基礎となる概念が、任意の好適な処置、医療、または他の方法において利用され得ることを認識するであろう。以下の説明および添付の図面を参照して理解し得、同様の要素は同じ参照番号で参照される。
【】
全ての数値は、本明細書において、明示的に示されているか否かにかかわらず、「約」という用語によって修飾されていると仮定される。「約」という用語は、数値の文脈において、一般に、当業者が列挙された値と同等である(例えば、同じ機能または結果を有する)と考えるであろう数の範囲を指す。多くの場合、「約」という用語は、最も近い有効数字に丸められた数を含み得る。(例えば、数値以外の文脈における)「約」という用語の他の使用は、別段の指定がない限り、本明細書の文脈から理解され、本明細書の文脈と一致するように、それらの通常の慣例的な定義(複数可)を有すると仮定され得る。
【】
端点による数値範囲の列挙は、端点を含むその範囲内の全ての数を含む(例えば、1~5は、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、および5を含む)。種々の構成要素、特徴、および/または仕様に関するいくつかの好適な寸法、範囲、および/または値が開示されるが、本開示によって刺激される当業者は、所望の寸法、範囲、および/または値が、明示的に開示されるものから逸脱し得ることを理解するであろう。
【】
本明細書および添付の特許請求の範囲において使用される場合、単数形「a」、「an」、および「the」は、その内容について別段の明確な指示がない限り、複数の指示対象を含む。本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される場合、「または」という用語は、その内容について別段の明確な指示がない限り、一般に「および/または」を含む意味で用いられる。理解を容易にするために、本開示のいくつかの特徴は、それらの特徴が開示された実施形態(複数可)内で複数または繰り返しであり得る場合であっても、単数形で説明され得ることに留意されたい。特徴の各例は、そうではないと明示的に述べられていない限り、単数の開示を含み得、および/または単数の開示(複数可)によって包含され得る。簡潔かつ明確にするために、本開示のすべての要素が必ずしも各図に示されているわけではなく、または以下で詳細に説明されるわけではない。しかしながら、以下の説明は、反対のことが明示的に述べられなければ、1つより多く存在する構成要素のいずれかおよび/または全てに等しく適用され得ることが理解されるであろう。加えて、いくつかの要素または特徴の全ての例が、明確にするために各図に示されるわけではない。
【】
本明細書における「一実施形態」、「いくつかの実施形態」、「他の実施形態」などへの言及は、説明される実施形態(複数可)が特定の特徴、構造、または特性を含み得るが、すべての実施形態が必ずしもその特定の特徴、構造、または特性を含むとは限らないことを示すことに留意されたい。さらに、そのような語句は、必ずしも同じ実施形態を指すとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、または特性が一実施形態に関連して記載されている場合、明示的に記載されているか否かにかかわらず、そうではないと明確に述べられていない限り、他の実施形態に関連して特定の特徴、構造、または特性をもたらすことは、当業者の知識の範囲内である。すなわち、以下で説明される様々な個々の要素は、特定の組合せで明示的に示されていない場合であっても、当業者によって理解されるように、他の追加の実施形態を形成するために、または説明される実施形態(複数可)を補完および/もしくは強化するために、互いに組合せ可能または配置可能であるものとして企図される。
【】
明確にするために、説明および/または特許請求の範囲全体にわたって、様々な説明および/または特許請求される特徴を命名および/または区別するために、特定の識別用の数値命名法(たとえば、第1、第2、第3、第4のなど)が使用され得る。数値命名法は、限定することを意図するものではなく、単なる例示であることを理解されたい。いくつかの実施形態では、以前に使用された数値命名法の変更およびそれからの逸脱が、簡潔さおよび明確さのために行われる場合がある。すなわち、「第1」要素として識別される特徴は、後に「第2」要素、「第3」要素などと言及され得、または完全に省略されることがあり、および/または異なる特徴が「第1」要素と言及され得る。各例における意味および/または指定は、当業者には明らかであろう。
【】
詳細な説明は、本開示を限定するのではなく、例示することを意図している。当業者は、説明される様々な要素が、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な組合せおよび構成で配置され得ることを認識するであろう。詳細な説明は、本開示の例示的な実施形態を示す。
【】
図1を参照すると、一例示的な内視鏡100が示されており、図2は、一例示的な内視鏡システム200を示す。内視鏡100は、被検体(例えば、患者)に挿入されるように構成された長尺状チューブまたはシャフト100aを含み得る。
【】
内視鏡システム200の光源205は、内視鏡100の遠位部分100bに照明光を給送し得る。内視鏡100の遠位部分100bは、撮像装置(例えば、CCDまたはCMOS撮像装置)(図示せず)を収納してもよい。光源205(例えば、ランプ)は、撮像装置から入力された信号を処理し、処理されたビデオ信号を視聴のためにビデオモニタ(図示せず)に出力するビデオ処理ユニット210内に配置させてもよい。ビデオ処理ユニット210はまた、空気給送ポンプなどの加圧ポンプ215をユニット210内に収容することによって、空気/水給送回路の構成要素として機能し得る。
【】
内視鏡シャフト100aは、シャフト100aの遠位部分100bに設けられた遠位先端部100c(例えば、遠位先端ユニット)と、遠位先端部100cの近位側にあるフレキシブル屈曲部分105とを含み得る。フレキシブル屈曲部分105は、遠位先端部100cを操縦するのを補助するための関節継手(図示せず)を含み得る。内視鏡100の遠位先端部100cの端面100d上には、治療領域において患者の内部に送気するためにガスを供給し、撮像装置を被覆するレンズを洗浄するために水を供給するためのガス/レンズ洗浄ノズル220がある。端面100dの潅注開口部225は、患者の治療部位に潅注流体を供給する。処置領域に照明光を伝達する照明窓(図示せず)と、処置領域にツールを通すためにシャフト100aに沿って延在する作業チャネル235への開口部230とがまた、遠位先端部100cの面100d上に含まれてもよい。作業チャネル235は、シャフト100aに沿って、内視鏡100の操作ハンドル115(例えば、近位ハンドル)の遠位側に位置付けられた近位チャネル開口部110まで延在してもよい。生検バルブ120は、望ましくない流体流出に対してチャネル開口部110を密閉するために利用されてもよい。
【】
操作ハンドル115は、屈曲可能なフレキシブル部分105内の関節継手に接続されたワイヤを介して遠位先端部の遠隔4方向操向を提供するためのノブ125を備え得る(例えば、1つのノブは上下操向を制御し、別のノブは左右操向を制御する)。ハンドル115の基端側には、映像処理部210を遠隔操作するための複数の映像スイッチ130が配置されてもよい。
【】
ハンドル115には、2つのバルブ位置135を設けてもよい。バルブ位置135のうちの1つは、送気動作およびレンズ水給送動作を行うためのガス/水バルブ140を受容してもよい。ガス供給ライン240aおよびレンズ洗浄供給ライン245aは、シャフト100aに沿ってガス/水バルブ140から遠位側に延在し、ガス/洗浄ノズル220(図2)の近位側の遠位先端部100cで合流する。
【】
他のバルブ位置135は、吸引動作を行うための吸引バルブ145を受け入れ得る。吸引供給ライン250aは、吸引バルブ145からシャフト100aに沿って、内視鏡100の作業チャネル235と流体連通する接合点まで遠位側に延在してもよい。
【】
操作ハンドル115は、操作ハンドル115とビデオ処理ユニット210との間に延在するフレキシブルアンビリカル部260およびコネクタ部分265を介して、ビデオ処理ユニット210に電気的および流体的に接続され得る。フレキシブルアンビリカル部260は、ガス(例えば、空気またはCO2)給送ライン240b、レンズ洗浄給送ライン245b、吸引給送ライン250b、潅注給送ライン255b、光ガイド(図示せず)、および電気信号ケーブル(図示せず)を有する。コネクタ部分265は、映像処理ユニット210に差し込まれると、映像処理ユニット内の光源205とライトガイドとを接続する。光ガイドは、アンビリカル部260および内視鏡シャフト100aの長さに沿って延在し、光を内視鏡100の遠位先端部100cに伝送する。コネクタ部分265はまた、ビデオ処理ユニット210に差し込まれると、空気ポンプ215をアンビリカル部260内のガス給送ライン240bに接続する。
【】
水リザーバまたは容器270(例えば、水ボトル)は、コネクタ部分265およびアンビリカル部260を通して内視鏡100に流体接続されてもよい。ある長さのガス供給チュービング240cは、リザーバ270の上部280(例えば、ボトルキャップ)とリザーバ内の残りの水285との間の空隙275内に位置付けられる一端から、コネクタ部分265の外側の着脱可能ガス/レンズ洗浄接続部290まで通過する。アンビリカル部260からのガス給送ライン240bは、コネクタ部分265内で分岐して、着脱可能なガス/レンズ洗浄接続部290におけるガス給送チュービング240c、ならびに空気ポンプ215と流体連通する。一端がリザーバ270の底部に配置された、ある長さのレンズ洗浄チュービング245cは、リザーバ270の上部280を通過して、コネクタ部分265上のガス供給チュービング240cと同じ着脱可能な接続部290に至ってもよい。他の実施形態では、接続は、別個であってもよく、および/または相互から分離されてもよい。コネクタ部分265はまた、潅注水源(図示せず)からアンビリカル部260内の潅注給送ライン255bまで延在する潅注給送チュービング(図示せず)用の着脱可能な潅注接続部293を有してもよい。いくつかの実施形態では、潅注水は、貯水器270から独立した水源(図示せず)からポンプ(例えば、蠕動ポンプ)を介して供給される。他の実施形態では、潅注供給チュービングおよびレンズ洗浄チュービング245cは、同一リザーバから水を供給してもよい。コネクタ部分265はまた、真空源(例えば、病院内吸引)(図示せず)をアンビリカル部260および内視鏡100に流体接続する吸引給送ライン250b用および吸引供給ライン250a用の着脱可能な吸引接続部295を含み得る。
【】
ガス給送ライン240bおよびレンズ洗浄給送ライン245bは、ガス/水バルブ140のバルブ位置135に流体接続され、ウェル内のガス/水バルブの動作が内視鏡100の遠位先端部100cへのガスまたはレンズ洗浄の供給を制御するように構成されてもよい。吸引給送ライン250bは、吸引バルブ145用のバルブ位置135に流体接続され、ウェル内の吸引バルブ145の動作が、内視鏡100の作業チャネル235に印加される吸引を制御するように構成される。
【】
取り外し可能なガス/水バルブ300の一例が、図3および図3A~図3Cに示されている。バルブキャップ302は、空気逃がし孔304と、バネ部材306とを有する。バルブステム308は、空気逃がし孔304および空気入口312に接続された中央ルーメン310を含む。
【】
バルブ300は、上述され、図1および図2に示される複数の位置135のうちの1つのような本体330に挿入される。本体330は、バルブ300のステム308、ならびに代替バルブ設計(以下に図示され、説明されるものの各々を含む)を受容するように定寸および成形される。バルブ本体330は、ガス供給ライン240aに関して上述したように、空気源と連通する空気入口通路332を含む。空気出口通路334は同様にガス給送ライン240bと連通する。
【】
図3Aは、空気逃がし孔304が塞がれていないときのバルブの開放構成を示しており、この開放構成では、空気は空気入口312を通過し、中央ルーメン310を上昇し、室内に流出する。図3Bは、空気逃がし孔304が塞がれているバルブの第2構成を示す。いくつかの実装形態では、ユーザは、孔304の上に指を置いてもよい。他の実施形態では、空気逃がし孔304の上に配置するためのフラップまたは他のデバイスを含んでもよい。空気逃がし孔304が塞がれると、空気は代わりに、バルブステム308内の外部凹部314と本体330の内部側壁とによって画定される経路を通って流れる。空気は、空気入口通路332を通過し、空気出口通路334を通過して、上述のように送気に使用するために内視鏡内に入る。
【】
3つのシール320a~cがバルブステム308をその長さに沿って取り囲み、各シールは、本体330内のバルブ300の垂直移動を妨げることなく、静止時に流体の流れを妨害するように構成された1つまたは2つのワイパーフランジを含む。上部シール320aは、バルブキャップ302の下方かつ外部凹部314の上方に配置され、空気出口通路334の位置の上方のバルブウェル内の流れを妨害する。中間シール320bは、バルブステム308内の外部凹部314と交差するが、バルブ300が図3Aおよび図3Bに示される上方位置にあるときに空気流を妨げない。下部シール320cは、2つのワイパーフランジを含む。
【】
バルブ本体330は、バルブウェルの最下部に、給水源に接続された水入口通路336と、水給送ラインに接続された水出口通路338とをさらに含む。バルブ300が図3Aおよび図3Bのように上方位置にあるとき、下部シール320cの2つのワイパーフランジのうちの下側のワイパーフランジは、水入口通路336の上方に位置し、水がバルブウェルを上ることまたは水出口通路338内に流入することを妨げる。
【】
図3Cは、バルブ300が本体330内のより低い位置に位置決めされた第3構成を示す。バルブキャップ302上の下向きの力は、この位置を生じさせ、維持し、バルブキャップ302が解放されると、ばね部材306は、バルブ300を以前の位置に戻す。この構成では、外側凹部314は、バルブ本体330の空気入口332および空気出口334ともはや位置合わせされていない。中間シール320bは、本体330の内壁に沿って着座し、空気入口334の上方の空気流を遮断する。下部シール320cの2つのワイパーフランジは、この構成では、水出口通路338の上方かつ水入口通路336の下方に配置され、水が水入口通路336から水出口通路338に流れることができる環状通路をバルブステム308とバルブ本体330との間に形成する。下向きの力が解放され、バルブキャップ302がその以前の位置に戻ると、下部シール320cの配置は、再び、追加の水が環状通路を通って給送部に入ることを防止する。
【】
図4は、バルブ300と同様の特徴を有するが、顕著な変更、すなわち、中央ルーメン310に接続する空気出口ルーメン414を有するバルブ400を示す。図3Bに示される第2構成のように、空気逃がし孔304が塞がれると、空気は、外部凹部内に逸らされるのではなく、代わりに空気入口312を通って流れ、中央ルーメン310を通って上昇し、空気出口ルーメン414から出て、空気出口通路334に入る。空気流の分流点がさらに下流にあるので、出口ルーメン414の追加により、空気逃がし孔304の閉塞と送気との間の遅延を減少させ得る。さらに、内部ルーメン414は、流れに対して横方向に、外部凹部よりも大きな断面を有し得、したがって、許容できないほど空気圧を増加させることなく、より大きな流量を可能にする。
【】
図5A~図5Dは、変更された空気出口経路414を有するが、バルブウェル通路および接続された空気給送ラインとのより確実なインターフェースのために空気出口経路414内に挿入されたシール518がさらに追加されたバルブ500を示す。シール518は、弾性材料で製造することができ、外側リップは、バルブ500がバルブウェルを上下に移動することを許容するワイパーシールとして成形することができる。図5Dに示すように、バルブ500がバルブ本体330のウェル内に配置され、シール518を有する空気出口ルーメン414が空気出口通路332および空気給送部と位置合わせされるように、インジケータ522をバルブキャップ302に追加し得る。
【】
図6は、上述のバルブ300の特徴と同様の特徴を有するが、増加した外部凹部614に対応するより薄い外形を有し、空気が空気入口332と空気出口334との間を移動するためのより広い通路を提供するバルブ600を示す。いくつかの実装では、この凹部は、回転対称性を保存するように、ステム308の全配向における断面直径の変化を反映する。例えば、バルブ本体330の内壁が9.5mmの直径を有し、上述したバルブ300のステムがこの同じ軸方向位置において6.8mmの直径を有する場合、このバルブ600は、代わりに、この同じ点において3mmの直径を有する。したがって、凹部614は、各側につき3.25mmの幅を有し、送気中に著しく大きな空気流を許容する。
【】
図7は、上述のバルブ300の特徴と同様の特徴を有するが、水の流れをより良好に方向付けるためのリブ付き表面を有する下部シール720cを有するバルブ700を示す。水入口336から環状通路に入る水は、シール720cの形状の影響を受けて、バルブステム308の中央部分の周囲を反時計回りなどの特定の方向に流れ、水出口338を介して出る。シールのテクスチャ加工された特徴のための他の形状およびサイズが、で説明されるような水給送のために必要に応じて可能である。
【】
別個のバルブ設計として記載されているが、図7に示されるシール720cに対する修正は、図4~図6に関して記載されたバルブ400、500、または600のいずれかに組み込むことができることが理解されるであろう。また、修正は、本明細書に説明されるバルブ300に限定されず、当業者は、他のバルブが、本明細書に説明される改良に従って修正され得ることを認識するであろう。
【】
バルブステム308は、任意の好適な方法でキャップ302に結合し得る。場合によっては、空気孔304の近位に延在するバルブステム308の一部分(例えば、近位部分)は、1つ以上の好適な連結機構を介してキャップ302に連結されてもよい。好適な連結機構の例としては、接着剤、ねじ接続、ルアーロック接続、スナップ接続、ボール戻り止めコネクタ、摩擦嵌合、および/または追加的もしくは代替的な連結機構が挙げられるが、これらに限定されない。
【】
バルブステム308は、バルブウェル内の位置を調整し、空気および水の供給部および給送部への流路を調整し、キャップ302に連結するように構成された任意の好適な構成を有し得る。
【】
バルブ300、400、500、600、または700は、任意の好適な方法で形成し得る。場合によっては、必須ではないが、バルブ300、400、500、600、または700は、成形プロセス、射出成形プロセス、鋳造プロセス、仕上げプロセス、サンディングを使用して、および/または1つ以上の付加的もしくは代替的製造技法によって、もしくは用いて、形成されてもよい。1つの例示的な例では、バルブ300、400、500、600、または700は、射出成形プロセスを使用して形成されてもよい。
【】
バルブステム308ならびにシール320a~cおよび518は、任意の好適な材料から形成され得る。場合によっては、バルブステム308は、第1材料から形成されてもよく、シール320a-cおよび518は、第2材料から形成されてもよく、第2材料は、第1材料と同一であっても異なっていてもよい。バルブステム308は、硬質または剛性ポリマーから形成されてもよく、シール320a-cおよび518は、フレキシブルポリマーから形成されてもよいが、これは必須ではない。一実施例では、バルブステム308は、金属、ポリマー、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリカーボネート、および/または他の好適な材料のうちの1つ以上から形成されてもよい。別の実施例では、シール320a-cおよび518は、ポリマー、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、液体シリコーンゴム(LSR)、および/または他の好適な材料のうちの1つ以上から形成されてもよい。
【】
シール320a~cおよび518の材料は、任意の好適なデュロメータを有し得る。一実施例では、シール320a~cおよび518の材料は、バルブステム308上に形成されるとき、約20~80ショアA、約30~60ショアAの範囲のデュロメータ、および/またはデュロメータの1つ以上の他の好適な範囲内の他の好適な値を有してもよいが、シールに使用される幾何学形状およびバルブ本体330の内壁との所望の干渉の量に応じて、より軟質またはより硬質であり得る。一実施例では、シール320a~cおよび518は、40~50ショアAの範囲のデュロメータを有するシリコーンから形成されてもよいが、これは必須ではない。
【】
多くの点で例示的なものにすぎないことを理解されたい。本開示の範囲を超えることなく、詳細において、特に形状、サイズ、およびステップの配置に関して変更が行われてもよい。これは、適切な範囲で、他の実施形態で使用される1つの例示的な実施形態の特徴のうちのいずれかの使用を含み得る。本発明の範囲は、当然ながら、添付の特許請求の範囲が表現される言語で定義される。
【図】
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【手続補正書】
【提出日】
【手続補正】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】
医療デバイス用バルブアセンブリであって、
空気入口通路、空気出口通路、水入口通路、および水出口通路を有するバルブ本体と、
空気孔を有するバルブキャップと、
前記バルブキャップに接続され、前記バルブ本体内で上方位置と下方位置との間で並進移動するように構成されたバルブステムとを備え、
前記バルブステムは、
空気入口と、
前記バルブステム内の前記空気入口から前記バルブキャップ内の前記空気孔まで延在する中央ルーメンと、
前記中央ルーメンから前記バルブステムの側壁まで延在する空気出口ルーメンであって、前記バルブステムが前記上方位置にあるときに前記バルブ本体の前記空気出口通路と流体連通するように構成された前記空気出口ルーメンと
を備える、
バルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気出口ルーメン内の空気出口シールであって、前記バルブステムが前記上方位置にあるときに前記バルブ本体の前記空気出口通路内に延在し、前記バルブステムが前記上方位置から前記下方位置に並進移動するときに前記バルブステムの移動を妨げることなく前記空気出口ルーメンと共に移動するように構成された前記空気出口シールをさらに備える、請求項1に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気出口シールがワイパーシールである、請求項2に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気出口シールは、前記バルブステムを形成する材料のデュロメータよりも低いデュロメータを有する材料で形成されたフレキシブルシールである、請求項2または3に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気出口ルーメンの上方かつ前記バルブキャップの下方の軸方向位置で前記バルブステムの周囲に周方向に延在する上部シールであって、前記バルブステムが前記バルブ本体内に配置されたときに前記バルブ本体に接触するワイパーフランジを有する、前記上部シールをさらに備える、請求項
1に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気出口ルーメンの下方かつ前記空気入口の上方の軸方向位置で前記バルブステムの周囲に周方向に延在する中間シールであって、前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記下方位置にあるときに前記バルブ本体に接触するワイパーフランジを有する前記中間シールをさらに備える、請求項
1に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気入口の下方の軸方向位置において前記バルブステムの周囲に周方向に延在する下部シールをさらに備え、前記下部シールは、第1ワイパーフランジおよび第2ワイパーフランジを有し、
前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記上方位置にあるときには、前記第2ワイパーフランジは、前記バルブ本体の前記水入口通路の上方にあり、前記水入口通路と前記水出口通路との間の水の流れを妨げるように前記バルブ本体に接触し、かつ、
前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記下方位置にあるときには、前記第1ワイパーフランジは、前記バルブ本体の前記水入口通路および前記水出口通路の上方にあり、前記バルブ本体に接触することで、水流が前記バルブ本体内で前記下部シールの上方に移動するのを妨げ、一方、前記第2ワイパーフランジは、前記バルブ本体の前記水入口通路および前記水出口通路の下方にあり、前記水入口通路と前記水出口通路との間の水流を許容する、
ように第1ワイパーフランジおよび第2ワイパーフランジは位置付けされる、請求項
1に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記バルブステムの周囲の少なくとも1つのシールが、前記バルブステムを形成する材料のデュロメータよりも低いデュロメータを有する材料で形成されたフレキシブルシールである、請求項5~7のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
医療デバイス用バルブアセンブリであって、
空気入口通路、空気出口通路、水入口通路、および水出口通路を有するバルブ本体と、
空気孔を有するバルブキャップと、
前記バルブキャップに接続され、前記バルブ本体内で上方位置と下方位置との間で並進移動するように構成されたバルブステムとを備え、
前記バルブステムは、
空気入口と、
前記バルブステム内の前記空気入口から前記バルブキャップ内の前記空気孔まで延在する中央ルーメンと、
前記空気入口の下方の軸方向位置において前記バルブステムの周囲に周方向に延在する下部シールとを備え、
前記下部シールは、
第1ワイパーフランジと、
前記第1ワイパーフランジの下方の第2ワイパーフランジと、
前記第1ワイパーフランジと前記第2ワイパーフランジとの間のシール本体であって、前記シール本体を通過して流れる水を好ましい回転方向に方向付けるように構成されたリブ付き表面を備える前記シール本体と、
を備え、
前記下部シールは、
前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記上方位置にあるとき、前記第2ワイパーフランジは、前記バルブ本体の前記水入口通路の上方にあり、前記水入口通路と前記水出口通路との間の水の流れを妨げるように前記バルブ本体に接触し、
前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記下方位置にあるとき、前記第1ワイパーフランジは、前記バルブ本体の前記水入口通路および前記水出口通路の上方にあり、前記バルブ本体に接触することで、水流が前記バルブ本体内で前記下部シールの上方に移動するのを妨げ、一方、前記第2ワイパーフランジは、前記バルブ本体の前記水入口通路および前記水出口通路の下方にあり、前記水入口通路と前記水出口通路との間の水流を許容する、
ように配置される、
前記バルブステムと
を備える、医療デバイス用バルブアセンブリ。
【請求項】
前記バルブステムは、前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記上方位置にあるときに、前記
バルブステムと前記バルブ本体との間に通路を形成することで前記空気入口通路と前記空気出口通路との間の空気流を許容する外部凹部をさらに備える、請求項9に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記バルブステムは、前記中央ルーメンから前記バルブステムの側壁まで延在する空気出口ルーメンをさらに備え、前記空気出口ルーメンは、前記バルブステムが前記上方位置にあるときに前記バルブ本体の前記空気出口通路と流体連通するように構成される、請求項9に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気出口ルーメン内の空気出口シールであって、前記バルブステムが前記上方位置にあるときに前記バルブ本体の前記空気出口通路内に延在し、前記バルブステムが前記上方位置から前記下方位置に並進移動するときに前記バルブステムの移動を妨げることなく前記空気出口ルーメンと共に移動するように構成された前記空気出口シールをさらに備える、請求項11に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記バルブステムの周囲に周方向に延在する上部シールであって、前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記上方位置にあるときに、前記バルブキャップの下方かつ前記バルブ本体の前記空気出口通路の上方の軸方向位置で前記バルブ本体に接触するワイパーフランジを有する前記上部シールをさらに備える、請求項9~12のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記空気入口の上方の軸方向位置で前記バルブステムの周囲に周方向に延在する中間シールであって、前記バルブステムが前記バルブ本体内の前記下方位置にあるときに前記バルブ本体に接触するワイパーフランジを有する前記中間シールをさらに備える、請求項9~
12のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
【請求項】
前記バルブステムの周囲の少なくとも1つのシールが、前記バルブステムを形成する材料のデュロメータよりも低いデュロメータを有する材料で形成されたフレキシブルシールである、請求項9~
12のいずれか1項に記載のバルブアセンブリ。
【国際調査報告】