特表2026-533628IP Force 特許公報全文掲載

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】
(54)【発明の名称】シースに対する電気解剖学的マッピング用ダイレータの電気的接続
(51)【国際特許分類】
   
   
   
   
   
   
【FI】
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】
(86)(22)【出願日】
(85)【翻訳文提出日】
(86)【国際出願番号】
(87)【国際公開番号】
(87)【国際公開日】
(31)【優先権主張番号】63/582,657
(32)【優先日】
(33)【優先権主張国・地域又は機関】
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】506192652
【氏名又は名称】ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100142907
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 淳
(72)【発明者】
【氏名】アーネット、ジェフェリー
【テーマコード(参考)】
【Fターム(参考)】
4C127AA02
4C127BB05
4C127DD03
4C127KK03
4C127KK05
4C127LL04
4C160KK03
4C160KK12
4C267AA58
4C267BB62
4C267CC08
4C267CC19
4C267EE01
(57)【要約】
医療システムは、近位部分と遠位部分とを有する長尺本体部を含むシースを含む。遠位部分には1つまたは複数のシース電極が配置されている。近位部分にはハンドルが取り付けられており、ハンドルは、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタを含むとともに第2のコネクタを含む。システムは、近位部分と、1つまたは複数のダイレータ電極を有する遠位部分とを含む長尺本体部を有するダイレータを含む。ダイレータは、1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタを有するハブを含む。第2のコネクタは、少なくとも1つの電気接点を有する保持トラックを含む。第2のコネクタは、ダイレータコネクタと機械的かつ電気的に結合するように構成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項】
近位部分と、1つまたは複数のダイレータ電極を有する遠位部分とを有する長尺本体部と、前記1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタを含むハブとを有するダイレータを含む医療システムであって、
近位部分と遠位部分とを有する長尺本体部を含むシースと、
前記遠位部分上に位置する1つまたは複数のシース電極と、
前記近位部分に取り付けられたハンドルであって、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタを有するとともに第2のコネクタを有するハンドルと、を備え、
前記第2のコネクタが、少なくとも1つの電気接点を有する保持トラックを含み、前記ダイレータコネクタと機械的かつ電気的に結合するように構成されている、医療システム。
【請求項】
前記シースの前記長尺本体部が、前記近位部分から前記遠位部分まで延在するルーメンを含み、前記ダイレータを受容するように構成されている、請求項1に記載の医療システム。
【請求項】
前記第2のコネクタが前記ルーメンと同軸上にある、請求項2に記載の医療システム。
【請求項】
前記保持トラックが弾性を有しており、高さよりも大きな幅を有する楕円形の本体部を含む、請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記弾性を有する前記保持トラックが第1の対称線および第2の対称線を含み、前記少なくとも1つの電気接点が前記第1の対称線と交差する、請求項4に記載の医療システム。
【請求項】
前記少なくとも1つの電気接点が導電性被覆を有する、請求項5に記載の医療システム。
【請求項】
前記第2のコネクタが止血弁、キャップ、およびカバーを含む、請求項1~6のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記キャップが保持トラックガイドを含む、請求項7に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタによって受容されることで前記1つまたは複数のダイレータ電極と前記制御システムとの間に電気的接続が形成される、請求項1~8のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータの前記遠位部分がテーパ状を有する、請求項1~9のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータコネクタが、外面を有する円筒形の本体部と、前記外面上に位置する1つまたは複数の電気接点とを含む、請求項1~10のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータを前記シースに対して所望の回転配向に維持するべく、前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタと機械的に結合するように構成されている、請求項1~11のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータコネクタが遠位突出部を含む、請求項1~12のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
1つまたは複数の解剖学的画像、パラメータ、および、位置情報を表示するためのディスプレイをさらに備える請求項1~13のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記1つまたは複数のシース電極が4つのシース電極を含み、前記1つまたは複数のダイレータ電極が2つの電極を含む、請求項1~14のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
医療システムであって、
近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間のルーメンとを有する長尺本体部を含むシースと、
前記遠位部分上に位置する1つまたは複数のシース電極と、
前記近位部分に取り付けられたハンドルであって、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタと、前記ルーメンと同軸上にある第2のコネクタとを有するハンドルと、
近位部分と、1つまたは複数のダイレータ電極を有する遠位部分とを有する長尺本体部と、前記1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタとを有するダイレータと、を備え、
前記第2のコネクタが、少なくとも1つの電気接点を有する保持トラックを含み、前記ダイレータコネクタと機械的かつ電気的に結合するように構成されている、医療システム。
【請求項】
前記シースの前記ルーメンが前記ダイレータを受容するように構成されている、請求項16に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータがダイレータハブを含み、前記ダイレータコネクタが前記ダイレータハブと一体である、請求項17に記載の医療システム。
【請求項】
前記保持トラックが弾性を有しており、高さよりも大きな幅を有する楕円形の本体部を含む、請求項16に記載の医療システム。
【請求項】
前記弾性を有する前記保持トラックが第1の対称線および第2の対称線を含み、前記少なくとも1つの電気接点が前記第1の対称線と交差する、請求項19に記載の医療システム。
【請求項】
前記少なくとも1つの電気接点が導電性被覆を含む、請求項20に記載の医療システム。
【請求項】
前記第2のコネクタが止血弁、キャップ、およびカバーを含む、請求項16に記載の医療システム。
【請求項】
前記キャップが保持トラックガイドを含む、請求項22に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタによって受容されることで前記1つまたは複数のダイレータ電極と前記制御システムとの間に電気的接続が形成される、請求項16に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータの前記遠位部分がテーパ状を有する、請求項16に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータコネクタが、外面を有する円筒形の本体部と、前記外面上に位置する1つまたは複数の電気接点とを含む、請求項16に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタと自己整合するように構成されており、前記ダイレータを前記シースに対して所望の回転配向に維持するべく、前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタと機械的に結合するように構成されている、請求項16に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータコネクタが遠位突出部を含む、請求項16に記載の医療システム。
【請求項】
1つまたは複数の解剖学的画像、パラメータ、および位置情報を表示するためのディスプレイをさらに備える請求項16に記載の医療システム。
【請求項】
前記1つまたは複数のシース電極が4つのシース電極を含み、前記1つまたは複数のダイレータ電極が2つの電極を含む、請求項16に記載の医療システム。
【請求項】
医療システムであって、
近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間のルーメンとを有する長尺本体部を含むシースと、
前記遠位部分上に位置する1つまたは複数のシース電極と、
前記近位部分に取り付けられたハンドルであって、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタと、前記ルーメンと同軸上にある第2のコネクタとを有するハンドルと、
近位部分と、1つまたは複数のダイレータ電極を有する遠位部分とを有する長尺本体部と、前記1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタとを有するダイレータと、を備え、
前記第2のコネクタが、前記ダイレータコネクタと機械的かつ電気的に結合するように構成された弾性保持トラックを含み、
前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタによって受容されることで前記1つまたは複数のダイレータ電極と前記制御システムとの間に電気的接続が形成される、医療システム。
【請求項】
前記弾性保持トラックが、高さよりも大きな幅を有する楕円形の本体部を含む、請求項31に記載の医療システム。
【請求項】
前記弾性保持トラックが少なくとも1つの電気接点を含む、請求項32に記載の医療システム。
【請求項】
前記少なくとも1つの電気接点が導電性被覆を含む、請求項33に記載の医療システム。
【請求項】
医療システムであって、
近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間のルーメンとを有する長尺本体部を含むシースと、
前記遠位部分上に位置する1つまたは複数のシース電極と、
前記近位部分に取り付けられたハンドルであって、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタと、前記ルーメンと同軸上にある第2のコネクタとを有するハンドルと、
近位部分と遠位部分とを有する長尺本体部を含むダイレータと、
前記遠位部分上に位置する1つまたは複数のダイレータ電極と、
前記1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタと、
1つまたは複数の解剖学的画像、パラメータ、および位置情報を表示するためのディスプレイと、を備え、
前記第2のコネクタが、少なくとも1つの導電性スナップを有する弾性保持トラックを含み、前記第2のコネクタが、前記ダイレータの前記長尺本体部を受容するとともに前記ダイレータコネクタと電気的に結合するように構成されている、医療システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
本発明は概して、患者の体内で使用可能な方法および装置に関する。より具体的には、本発明は、電気解剖学的マッピング可能なダイレータ、および一体化された電気的結合部を有する電気解剖学的マッピングシースに関する装置に関する。本出願は、2023年9月14日に出願された米国仮特許出願第63/582,657号に対する優先権を主張するものであり、その開示全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【】
電気解剖学的マッピング(EAM)は、生体内処置に有用な技術であり普及が進んでいる。EAMは、医師が心臓の解剖学的領域および電気的活性化のパターンを識別することを可能にする。これは不整脈を治療する場合に特に有用である。EAMシステムと互換性のある装置は、オペレータが装置の位置を特定して、治療を行う特定の領域をより容易に標的化することを可能にすることで、より良好なワークフロー、より良好な治療有効性、およびより短時間の処置を可能にする。
【】
典型的には、各EAM装置は、EAMシステムに接続するためのケーブルを必要とする。これは、装置の操作を扱い難いものとし、その処置の装置のためにいくつかのケーブルを用いて管理する困難な作業空間をもたらし得る。
【発明の概要】
【】
実施例1は、近位部分と、1つまたは複数のダイレータ電極を有する遠位部分とを有する長尺本体部と、前記1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタを含むハブとを有するダイレータを含む医療システムである。前記医療システムは、近位部分と遠位部分とを有する長尺本体部を含むシースと、前記遠位部分上に位置する1つまたは複数のシース電極と、前記近位部分に取り付けられたハンドルとを含む。前記ハンドルは、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタと、第2のコネクタとを有する。前記第2のコネクタは、少なくとも1つの電気接点を有する保持トラックを含み、前記ダイレータコネクタと機械的かつ電気的に結合するように構成されている。
【】
実施例2は、前記シースの前記長尺本体部が、前記近位部分から前記遠位部分まで延在するルーメンを含み、前記ダイレータを受容するように構成されている、実施例1の医療システムである。
【】
実施例3は、前記第2のコネクタが前記ルーメンと同軸上にある、実施例2の医療システムである。
実施例4は、弾性を有する前記保持トラックが、高さよりも大きな幅を有する楕円形の本体部を含む、実施例1~3のうちのいずれか一つの医療システムである。
【】
実施例5は、前記弾性を有する前記保持トラックが第1の対称線および第2の対称線を含み、前記少なくとも1つの電気接点が前記第1の対称線と交差する、実施例4の医療システムである。
【】
実施例6は、前記少なくとも1つの電気接点が導電性被覆を含む、実施例5の医療システムである。
実施例7は、前記第2のコネクタが止血弁、キャップ、およびカバーを含む、実施例1~6のうちのいずれか一つの医療システムである。
【】
実施例8は、前記キャップが保持トラックガイドを含む、実施例7の医療システムである。
実施例9は、前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタによって受容されることで前記1つまたは複数のダイレータ電極と制御システムとの間に電気的接続が形成される、実施例1~8のうちのいずれか一つの医療システムである。
【】
実施例10は、前記ダイレータの前記遠位部分がテーパ状を有する、実施例1~9のうちのいずれか一つの医療システムである。
実施例11は、前記ダイレータコネクタが、外面を有する円筒形の本体部と、前記外面上に配置された1つまたは複数の電気接点とを含む、実施例1~10のうちのいずれか一つの医療システムである。
【】
実施例12は、前記ダイレータを前記シースに対して所望の回転配向に維持するべく、前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタと機械的に結合するように構成されている、実施例1~11のうちのいずれか一つの医療システムである。
【】
実施例13は、前記ダイレータコネクタが遠位突出部を含む、実施例1~12のうちのいずれか一つの医療システムである。
実施例14は、1つまたは複数の解剖学的画像、パラメータ、および位置情報を表示するためのディスプレイをさらに備える実施例1~13のうちのいずれか一つの医療システムである。
【】
実施例15は、前記1つまたは複数のシース電極が4つのシース電極を含み、前記1つまたは複数のダイレータ電極が2つの電極を含む、実施例1~14のうちのいずれか一つの医療システムである。
【】
実施例16は、近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間のルーメンとを有する長尺本体部を有するシースを含む医療システムである。前記遠位部分には1つまたは複数のシース電極が配置されている。前記近位部分にはハンドルが取り付けられている。前記ハンドルは、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタと、前記ルーメンと同軸上にある第2のコネクタとを含む。前記医療システムは、ダイレータを含む。前記ダイレータは、近位部分と、1つまたは複数のダイレータ電極を有する遠位部分とを有する長尺本体部を含む。前記ダイレータは、前記1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタを有する。前記第2のコネクタは、少なくとも1つの電気接点を有する保持トラックを含む。前記第2のコネクタは、前記ダイレータコネクタと機械的かつ電気的に結合するように構成されている。
【】
実施例17は、前記シースの前記ルーメンが前記ダイレータを受容するように構成されている、実施例16の医療システムである。
実施例18は、前記ダイレータがダイレータハブを含み、前記ダイレータコネクタが前記ダイレータハブと一体である、実施例17の医療システムである。
【】
実施例19は、弾性を有する前記保持トラックが、高さよりも大きな幅を有する楕円形の本体部を含む、実施例16の医療システムである。
実施例20は、前記弾性を有する前記保持トラックが第1の対称線および第2の対称線を含み、前記少なくとも1つの電気接点が前記第1の対称線と交差する、実施例19の医療システムである。
【】
実施例21は、前記少なくとも1つの電気接点が導電性被覆を含む、実施例20の医療システムである。
実施例22は、前記第2のコネクタが止血弁、キャップ、およびカバーを含む、実施例16の医療システムである。
【】
実施例23は、前記キャップが保持トラックガイドを含む、実施例22の医療システムである。
実施例24は、前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタによって受容されることで前記1つまたは複数のダイレータ電極と前記制御システムとの間に電気的接続が形成される、実施例16の医療システムである。
【】
実施例25は、前記ダイレータの前記遠位部分がテーパ状を有する、実施例16の医療システムである。
実施例26は、前記ダイレータコネクタが、外面を有する円筒形の本体部と、前記外面上に配置された1つまたは複数の電気接点とを含む、実施例16の医療システムである。
【】
実施例27は、前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタと自己整合するように構成されており、前記ダイレータを前記シースに対して所望の回転配向に維持するべく、前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタと機械的に結合するように構成されている、実施例16の医療システムである。
【】
実施例28は、前記ダイレータコネクタが遠位突出部を含む、実施例16の医療システムである。
実施例29は、1つまたは複数の解剖学的画像、パラメータ、および位置情報を表示するためのディスプレイをさらに備える実施例16の医療システムである。
【】
実施例30は、前記1つまたは複数のシース電極が4つのシース電極を含み、前記1つまたは複数のダイレータ電極が2つの電極を含む、実施例16の医療システムである。
実施例31は、近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間のルーメンとを有する長尺本体部を含むシースを含む医療システムである。前記遠位部分には1つまたは複数のシース電極が配置されている。前記近位部分にはハンドルが取り付けられている。前記ハンドルは、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタと、前記ルーメンと同軸上にある第2のコネクタとを有する。前記医療システムは、ダイレータを含む。前記ダイレータは、近位部分と、1つまたは複数のダイレータ電極を有する遠位部分とを含む長尺本体部を有する。前記ダイレータは、前記1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタを有する。前記第2のコネクタは、前記ダイレータコネクタと機械的かつ電気的に結合するように構成された弾性保持トラックを含む。前記ダイレータコネクタが第2のコネクタによって受容されることで1つまたは複数のダイレータ電極と制御システムとの間に電気接続が形成される。
【】
実施例32は、前記弾性保持トラックが、高さよりも大きな幅を有する楕円形の本体部を含む、実施例31の医療システムである。
実施例33は、前記弾性保持トラックが少なくとも1つの電気接点を含む、実施例32の医療システムである。
【】
実施例34は、前記少なくとも1つの電気接点が導電性被覆を含む、実施例33の医療システムである。
実施例35は、近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間のルーメンとを有する長尺本体部を含むシースを含む医療システムである。前記遠位部分には1つまたは複数のシース電極が配置されている。前記近位部分にはハンドルが取り付けられており、前記ハンドルは、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタと、前記ルーメンと同軸上にある第2のコネクタとを含む。前記医療システムは、近位部分と遠位部分とを有する長尺本体部を含むダイレータを含む。前記遠位部分上には1つまたは複数のダイレータ電極が配置されている。前記1つまたは複数のダイレータ電極にはダイレータコネクタが電気的に結合されている。前記医療システムは、1つまたは複数の解剖学的画像、パラメータ、および位置情報を表示するためのディスプレイを含む。前記第2のコネクタは、少なくとも1つの導電性スナップを有する弾性保持トラックを含む。前記第2のコネクタは、前記ダイレータの前記長尺本体部を受容するとともに前記ダイレータコネクタと電気的に結合するように構成されている。
【】
複数の実施形態について開示するが、本発明の例示的な実施形態を示し説明する以下の詳細な説明から本発明のさらなる他の実施形態が当業者には明らかとなり得る。したがって、図面および詳細な説明は本質的に例示的なものであり、限定的でないとみなされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【】
【図】図1は、本開示の主題の実施形態による電気生理学的システムを使用して患者を治療する(患者の心臓を治療する)ための例示的な臨床環境を示す概略図である。
【図】図2は、本開示の一実施形態によるシースを示す図である。
【図】図3は、本開示の一実施形態によるダイレータを示す図である。
【図】図4は、本開示による、図2のシースに挿入された図3のダイレータを示す図である。
【図】図5は、本開示の一実施形態による近位シースコネクタの分解図である。
【図】図6は、本開示の一実施形態による保持トラックの平面図である。
【図】図7は、本開示の一実施形態による電気接点を示す近位シースコネクタの平面図である。
【図】図8は、本開示によるダイレータコネクタを示す図である。
【図】図9は、本開示による接続前の近位シースコネクタおよびダイレータコネクタの断面図である。
【図】図10は、本開示による接続後の近位シースコネクタおよびダイレータコネクタの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【】
本発明は種々の変更形態および代替形態が可能であるが、特定の実施形態を例として図面に示し、以下で詳細に説明する。しかしながら、説明される特定の実施形態に本開示を限定することは意図されていない。むしろ、本発明は、添付の特許請求の範囲により定義される本発明の範囲内に含まれるすべての変更形態、均等物、および代替形態を包含することが意図されている。
【】
図1は、本開示の主題の実施形態による電気生理学的システム50を使用して患者20を治療する(患者20の心臓30を治療する)ための例示的な臨床環境10を示す概略図である。電気生理学的システム50は、アクセスシステム60と、電気解剖学的マッピング(EAM)システム70とを含み、EAMシステム70は、位置特定場発生器80と、マッピングおよびナビゲーションコントローラ90と、ディスプレイ92とを含む。また、臨床環境10は、オペレータが電気生理学的システム50の様々な態様を制御可能とするように構成された、撮像機器94(Cアームによって表される)などの追加の機器とフットコントローラ96などの様々なコントローラ要素とを含む。当業者によって理解され得るように、臨床環境10は、図1に示されていない他の構成要素および構成要素の配置も有し得る。
【】
アクセスシステム60は、近位部分102と遠位部分105とを有するダイレータ100と、導入器シース110と、コンソール130とを含む。いくつかの態様では、遠位部分105は、テーパ状領域を含む。導入器シース110は、その遠位部分上に複数の電極を含む。導入器シース110は、電極をEAMシステム70に機能的に接続するように動作する1つまたは複数のケーブル、アンビリカルなどを使用してEAMシステムに接続されている。ダイレータ100はさらに、EAMシステム70に接続するための複数の電極を遠位部分105に沿って含む。ダイレータ100は、ケーブルまたはアンビリカルによってEAMシステム70に直接接続されない。むしろ、以下に詳細に説明するように、ダイレータ100は、導入器シース110内に挿入されることでEAMシステム70に接続される。
【】
実施形態において、導入器シース110は、ダイレータ100、特にダイレータ100の遠位部分105の全部または一部を患者の心臓30内の特定の標的部位に展開可能な送達導管を提供するように動作可能である。ダイレータ100は、ガイド装置(例えば、ガイドワイヤ)または穿孔装置(例えば、RF穿孔装置)を内部に挿入可能なルーメンを備えて構成されている。いくつかの態様では、穿孔装置は心臓30内で経中隔穿刺処置(transseptal crossing procedure)を実施するために使用され得る。
【】
コンソール130は、アクセスシステム60の機能的態様を制御するように構成されている。実施形態では、コンソール130は、アクセスシステム60の機能的態様を制御および/または実現するためにメモリからの命令を実行する1つまたは複数のコントローラ、マイクロプロセッサ、および/またはコンピュータを含む。実施形態では、メモリは、1つまたは複数のコントローラの一部、マイクロプロセッサの一部、および/またはコンピュータの一部、および/またはワールドワイドウェブなどのネットワークを通じてアクセス可能なメモリ容量の一部であり得る。実施形態では、コンソール130は、所定の波形の電気パルスを発生させるように構成されたパルス発生器ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアを含み得る。電気パルスは、所望の臨床効果、例えば、不可逆的電気穿孔法を通じた標的組織の切除を達成するために十分な電場を発生させるために、ダイレータ100、ガイド装置、または穿孔装置上に配置された電極に伝送され得る。実施形態では、コンソール130は、以下でさらに詳細に説明されるように、単極または双極動作モードでパルス波形を送達し得る。
【】
EAMシステム70は、アクセスシステム60の様々な機能構成要素の位置を追跡して、対象とする心腔について高忠実度の3次元解剖学的マップおよび電気解剖学的マップを生成するように動作可能である。実施形態では、EAMシステム70は、ボストンサイエンティフィック社(Boston Scientific Corporation)により市販されているRHYTHMIA(商標)HDxマッピングシステムであってよい。また、実施形態では、EAMシステム70のマッピングおよびナビゲーションコントローラ90は、メモリからの命令を実行してEAMシステム70の機能的態様を制御および/または実現する1つまたは複数のコントローラ、マイクロプロセッサ、および/またはコンピュータを含む。この場合、メモリは、1つまたは複数のコントローラの一部、マイクロプロセッサの一部、および/またはコンピュータの一部、および/またはワールドワイドウェブなどのネットワークを通じてアクセス可能なメモリ容量の一部であり得る。
【】
当業者によって理解され得るように、図1に示された電気生理学的システム50は、システム50の様々な構成要素の一般的な概観を提供することを意図したものであり、本開示がいずれかの構成要素のセットまたはいずれかの構成要素の配置に限定されることを意図したものではない。例えば、当業者は、追加のハードウェア構成要素(例えば、ブレイクアウトボックス、ワークステーションなど)が電気生理学的システム50に含まれ得るまたは含まれる可能性が高いことを容易に認識し得る。
【】
EAMシステム70は、場発生器80により位置特定場を生成することで心臓30周辺の位置特定領域を画定する。1つまたは複数の追跡装置(例えば、ダイレータ100)上の1つまたは複数の位置センサまたは感知要素は、マッピングおよびナビゲーションコントローラ90によって処理可能な出力を生成することで位置特定領域内のセンサ(ひいては、対応する装置)の位置を追跡する。図示された実施形態では、装置の追跡は、磁気追跡法を使用して達成される。この場合、場発生器80は、位置特定領域を画定する磁場を発生させる磁場発生器であり、追跡装置上の場所センサは磁場センサである。いくつかの態様では、EAMシステム70は、1つまたは複数の解剖学的画像、パラメータ、および位置情報を表示するためのディスプレイを含み得る。
【】
他の実施形態では、種々の装置の場所を追跡するためにインピーダンス追跡法が採用され得る。このような実施形態では、位置特定場は、例えば、外部場発生器構成(例えば、表面電極)によって、体内もしくは心臓内装置(例えば、心臓内カテーテル)によって、またはその両方によって生成される電場である。これらの実施形態では、位置感知要素は、位置特定領域内の様々な位置検知電極の位置を追跡するために、マッピングおよびナビゲーションコントローラ90によって受信および処理される出力を生成する追跡装置上の電極を構成し得る。
【】
実施形態において、EAMシステム70は、磁気追跡能力およびインピーダンス追跡能力の両方を備えている。このような実施形態では、いくつかの例では、RHYTHMIA HDx(商標)マッピングシステムを使用して可能であるように、磁気位置センサを備えたプローブを使用して、対象の心腔内の電界発生器により誘起される電界のマップを最初に作成することによってインピーダンス追跡精度を向上させることができる。1つの例示的なプローブは、ボストンサイエンティフィック社によって市販されているINTELLAMAP ORION(商標)マッピングカテーテルである。
【】
採用される追跡方法に関わらず、EAMシステム70は、例えば、検知電極を備えたダイレータ100または他のカテーテルもしくはプローブによって取得された心臓電気活動とともに種々の追跡装置の位置情報を利用することにより、詳細な3次元幾何学的解剖学的マップまたは心腔の表現とともに、対象の心臓電気活動を幾何学的解剖学的マップ上に重ね合わせた電気解剖学的マップを生成して、ディスプレイ92を介して表示する。さらに、EAMシステム70は、幾何学的解剖学的マップおよび/または電気解剖学的マップ内の種々の追跡装置のグラフィック表現を生成し得る。
【】
図2は、本開示の一実施形態によるシース110を示す。シース110は、シース110を操作するためにユーザにより把持可能に構成されたハンドル112を含む。ハンドル112は、近位端114および遠位端116を含む。近位側シースコネクタ115は、ハンドル112の近位端114に配置されるとともに、以下に説明するようにダイレータコネクタと嵌合するように構成されている。
【】
ハンドル112上には制御ノブ118が位置している。制御ノブ118は、ハンドル112から延在する中空長尺本体部120の形状を制御するように回転可能である。制御ノブ118は遠位端116の近くに示されているが、制御ノブ118はハンドル112の任意の部分に沿って配置され得る。制御ノブ118は、1つまたは複数の操縦ワイヤまたはロッドを操作することで中空長尺本体部120の形状を変化させるように構成されるとともに、ハンドル112の静止部分に対して動くするように構成されている。制御ノブ118は、ノブ118が時計回りに回転されたときに中空長尺本体部120を第1の方向に偏向させ、ノブ118が反時計回りに回転されたときに中空長尺本体部120を第2の方向に偏向させるように構成されている。
【】
中空長尺本体部120は、近位端121および遠位端122を含む。近位端121は、ハンドル112の遠位端116に取り外し可能に接続されている。遠位端122は自由に動くことができる。中空長尺本体部120は、その長さに沿って配置された1つまたは複数の電極124を含む。一態様では、1つまたは複数の電極124は、少なくとも4つの電極を含む。1つまたは複数の電極124は、均等に離隔されるか、または不均等な間隔で配置され得る。1つまたは複数の電極124は、患者内の組織または流体に接触可能な表面電極として構成され得る。1つまたは複数の電極124は、組織または流体と接触しているときにパラメータを検出するため、または組織をアブレーションするべくRFエネルギーなどのエネルギーを組織に送達するために、EAMシステム70の一部として構成され得る。
【】
ルーメン126は、ハンドルの近位端114からノブ118を通り、さらに中空長尺本体部120を通って遠位端122まで延在している。ルーメン126は、矢印132によって示される方向にダイレータまたは他の長尺の医療装置を受容するように構成されている。近位側シースコネクタ115は、ルーメン126と同軸上にあり、医療装置、例えばダイレータ100の中空長尺本体部142を受容するように構成されている。
【】
ハンドル112は、制御システム、例えば、EAMシステム70またはRFエネルギー発生器と結合するように構成されたコネクタ128を含む。コネクタ128は、当該システムと取り外し可能に係合するように構成されている。また、ハンドル112は、ルアーコネクタなどの少なくとも1つの取付具131を含む導管130を含む。導管130は、ルーメン126またはシース110内の追加ルーメンへの流体の導入を可能にするように構成されている。少なくとも1つの取付具131は、導管130を通じて流体を送達するためのシリンジまたは他の容器に取り外し可能に接続するように構成されている。
【】
図3は、本開示の一実施形態によるダイレータ100を示す。ダイレータ100は、シース110内に挿入されてシース110と結合するように構成されている。ダイレータ100は、ハブ134を含む。ハブ134は、ユーザがハブ134を把持するのを助けるように構成されたローレット(knurled)面135を含む。ハブ134は、近位端136および反対側の遠位端138を含む。コネクタ137は、近位端136に配置されている。コネクタ137は、シリンジまたは他の容器に取り外し可能に接続するように構成されたルアーコネクタを含み得る。また、コネクタ137は、ガイドワイヤまたはRF穿孔装置などの医療装置を、コネクタ137からダイレータ100の遠位先端部141まで延在するルーメン140内に導入することを可能にする。ハブ134は、ダイレータ100の操作を補助するとともに、ダイレータ100を位置決めするための基準として機能する延出部139を含む。
【】
ダイレータ100は、近位部分143と遠位部分144とを有する中空長尺本体部142を含む。遠位部分144は、遠位部分144上に配置された1つまたは複数の電極146,148を含むテーパ部145を含む。図3に示された実施形態では、2つの電極146,148がテーパ部145上に含まれている。
【】
中空長尺本体部142は、遠位先端部141で終端している。1つまたは複数の電極146,148は、均等に離隔されるか、または不均等な間隔で配置され得る。1つまたは複数の電極146,148は、患者内の組織または流体に接触可能な表面電極として構成され得る。1つまたは複数の電極146,148は、組織または流体と接触しているときにパラメータを検出するため、または組織をアブレーションするべくRFエネルギーなどのエネルギーを組織に送達するために構成され得る。1つまたは複数の電極146,148は、システム、例えばEAMシステム70に電気的に接続するように構成され得る。
【】
1つまたは複数の電極146,148は、ダイレータ100が導入器シース110に挿入されたときにシステム(例えばEAMシステム70)と電気的に結合され得る。一実施形態では、1つまたは複数の電極146,148は、ダイレータコネクタ150が近位側シースコネクタ115に結合されることで、EAMシステム70と電気的に結合される。ダイレータコネクタ150は、ハブ134のすぐ遠位側の中空長尺本体部142の近位部分143に配置されている。一実施形態では、ダイレータコネクタ150は、ハブ134と一体であり、ハブ134の一部を形成する。別の実施形態では、ダイレータコネクタ150は、ハブ134とは別個である。
【】
図4は、本開示による図2の導入器シース110に挿入された図3のダイレータ100を示す。図4では、ダイレータコネクタ150は、近位側シースコネクタ115に挿入されて示されている。この構成において、導入器シースの1つまたは複数の電極124およびダイレータ100の1つまたは複数の電極146,148の各々は、制御システム(例えば、EAMシステム70)またはエネルギー発生器に電気的に結合される。ダイレータ100は、ダイレータコネクタ150が近位側シースコネクタ115内に受容されたときに、テーパ部145および1つまたは複数の電極146,148を含む少なくとも遠位部分144が導入器シース110の遠位端122から延びるような長さを有している。
【】
図5は、本開示の一実施形態による近位側シースコネクタ115の分解図を示す。近位側シースコネクタ115は、ダイレータコネクタ150に取り外し可能に接続するように構成されている。ダイレータ100を導入器シース110と接続することにより、ユーザは、ダイレータ100およびシース110の両方を一緒に操作すること、ならびに1つまたは複数の電極146,148をシステムに電気的に接続することが可能になる。近位側シースコネクタ115は、ハブ152と、止血弁158と、キャップ162と、保持トラック168と、カバー174とを含む。
【】
ハブ152は、キャップ162の内面と接続するように構成された外面154を含む。外面154は、キャップ162の内面上の要素と相互作用するように構成された要素を含み得る。この要素は、スナップ嵌め、摩擦嵌め、またはネジ接続を形成するように構成され得る。ハブ152は、止血弁158と嵌合するかまたはそれを保持するように構成された凹部またはチャネル156を含む面を含む。組み立て時に、止血弁158は、凹部またはチャネル156内に配置されるとともにキャップ162によって所定位置に保持される。止血弁158は、シース110内への医療装置の通過を可能にしつつ流体がシース110から出ることを防止する開口部160を含む。
【】
キャップ162は、保持トラックガイド164とカバーコネクタ166とを含む近位対向面を含む。保持トラックガイド164は、組み立て時に保持トラック168を適切な位置に保持するように構成されている。保持トラックガイド164は、保持トラック168がキャップ162内で第1の構成と第2の構成との間で自由に移動することを可能にする。カバーコネクタ166は、カバー174の対応するコネクタと接続するように構成されている。コネクタ166は、カバー174とのスナップ嵌め、摩擦嵌め、またはネジ接続を形成するように構成され得る。
【】
保持トラック168は、ダイレータ100の一部が保持トラック168内に挿入されたときにそれを保持するように構成された可撓性または弾性を有する構成要素である。保持トラック168は、弾性を有する楕円形の本体部170を含み、ダイレータ100を把持する2つのスナップ172を含む。このスナップは、ダイレータコネクタ150を介してダイレータ100と機械的かつ電気的に結合する機能を提供する。弾性を有する楕円形の本体部170は、ダイレータ100が内部に挿入されたときにそれを保持する適切な力を提供するポリマー材料または金属材料で形成されている。スナップ172には、電気接点を形成するための導電性被覆、導電膜、または導電面が設けられている。あるいは、スナップ172は、電気接点を形成するために全体が導電性材料で形成されている。スナップ172の各電気接点は、スナップ172がEAMシステム70または他のエネルギー送達システムに電気的に接続され得るように、1つまたは複数のリードを介してコネクタ128に電気的に接続されている。
【】
カバー174は、ダイレータ100または他の医療装置をシース110内に挿入することを可能にする開口部を含む。開口部は、傾斜面176および平面177を含む。傾斜面176および平面177は、ダイレータ100がシース110内に挿入されたときにダイレータコネクタ150と自己整合するように構成されている。また、傾斜面および平面177は、ダイレータコネクタ150が近位側シースコネクタ115と結合されたときに、シース110に対してダイレータ100を所望の回転配向に維持するように構成されている。
【】
図6は、保持トラック168の平面図を示す。この弾性保持トラックは、高さhよりも大きな幅wを有する楕円形の本体部170を含む。楕円形の本体部170は、スナップ172によって分離された第1の曲線171および第2の曲線173を含む。スナップ172は、楕円形の本体部170の中心に向かって延びる弓状傾斜面172aを含む。弾性保持トラック168は、第1の対称線182および第2の対称線184を含む。スナップ172は、第1の対称線182と交差するように楕円形の本体部170に沿って配置されている。一実施形態では、スナップ172は、電気接点を形成するための導電性材料で形成され得る。別の実施形態では、スナップ172は、電気絶縁材料から形成され得るが、電気接点を形成するための導電性被覆または導電膜を含み得る。一態様では、弓状傾斜面172aは、導電性被覆または導電膜を含み得る。
【】
図7は、本開示の一実施形態による近位側シースコネクタ115の平面図を示す。保持トラック168は、ダイレータがコネクタ115内に挿入されていない第1の構成で示されている。この構成では、スナップ172は、電気接点172bを形成する導電性材料とともに、ルーメン175内に延在することが分かる。電気接点172bは、スナップ172の一部のみを形成し得るか、またはスナップ172全体を形成し得る。
【】
図7は、ダイレータ100の遠位先端部141がルーメン175に向かって方向付けられるように配置された傾斜面176および平面177を示す。止血弁185は、ルーメン内に位置していることが分かる。
【】
図8は、本開示によるダイレータコネクタ150を示す。ダイレータコネクタ150は、外面を有する円筒形の本体部151を含む。円筒形の本体部150は、隆起リングを形成する遠位突出部179を含む。この円筒形の本体部は、円筒形の本体部151の各側部の外面上の電気接点178によって分離される2つのスロープ面180を含む。2つのスロープ面180は、傾斜面176および平面177と相互作用することで、ダイレータ100がシース110内に挿入されたときに、ダイレータコネクタ150との自己整合をもたらす。
【】
一実施形態において、電気接点178は、ダイレータコネクタ150の表面上に配置された導電性材料の膜または被覆によって形成され得る。別の実施形態では、打ち抜き加工などによって別個の導電性材料が形成され、ダイレータコネクタ150の表面に取り付けられ得る。別の実施形態では、ダイレータコネクタ150が導電性材料から形成され、電気接点178を形成する部分を除いて絶縁体で被覆され得る。電気接点178は、中空の長尺本体部142に沿って延在するリード線またはワイヤによって1つまたは複数の電極146,148に電気的に接続される。したがって、ダイレータコネクタ150が近位側シースコネクタ115内に挿入されると、保持トラック168は、遠位突出部179が保持トラック168内に挿入されたときに第2の拡張構成をとる。遠位突出部179が保持トラック168を越えて前進すると、保持トラック168は第1の構成に戻り、スナップ172は圧縮力を電気接点178に加える。したがって、1つまたは複数の電極146,148がEAMシステム70またはエネルギー送達システムに電気的に接続される。
【】
図9は、本開示による接続前の近位側シースコネクタ115およびダイレータコネクタ150の断面図を示す。図9に見られるように、ダイレータコネクタ150の遠位突出部179は、近位側シースコネクタ115の外側にある。したがって、ダイレータコネクタ150の電気接点178は、シースコネクタ115の電気接点172bと接触していない。したがって、シースコネクタ115とダイレータコネクタ150との間に電気的接続は存在しない。
【】
図10は、本開示による機械的および電気的接続後の近位側シースコネクタ115およびダイレータコネクタ150の断面図を示す。図10では、ダイレータコネクタ150は、近位側シースコネクタ115に挿入されている。スナップ172は、係合構成にあり、シースコネクタ115の電気接点172bは、ダイレータコネクタ150の電気接点178と導通している。この構成では、ダイレータ100の1つまたは複数の電極146,148は、EAMシステム70と電気的に結合される。
【】
いくつかの態様において、シース110およびダイレータ100は、キットとしてパッケージ化され得るとともに、パッケージから出してすぐに使用できる状態にすることができる。あるいは、キットは、複数のシースまたは複数のダイレータを備え得る。これらの各々は、種々の手順において使用するための異なる予備成形部を有する。
【】
いくつかの態様において、シース110またはダイレータ100は、使用中に撮像モダリティを使用して位置または場所を識別するために、その一部に沿って1つまたは複数のマーカを含み得る。
【】
いくつかの態様において、シース110またはダイレータ100は、例えば、レーザ切断によって壁内に機械加工された複数の切り込み部を含み得る。切り込み部の形状および位置は、近位部分から遠位部分への可撓性の遷移を可能にし得る。切り込み部は断続的な螺旋構造を含み得るか、またはシース110もしくはダイレータ100の長手方向軸に実質的に直交して配置され得る。いくつかの態様では、軸の周りを巻く単一の切り込み部が存在してもよく、この単一の切り込み部は、近位部分でループ間の間隔が広くなり、遠位部分で間隔が大きくなるものでもよい。切り込み部の間隔およびサイズは、シース110またはダイレータ100の長さに沿って異なる可撓性を実現するように変更され得る。
【】
いくつかの態様では、シース110またはダイレータ100は、形状記憶ポリマーまたは形状記憶金属などの形状記憶材料から形成され得る。これは、シース110またはダイレータ100が第1の温度で第1の形状を有し、第2の温度で第2の形状を有することを可能にする。形状遷移は、加熱した溶液をシース110またはダイレータ100の中に挿入することによって、または電気を使用してシース110またはダイレータ100の一部を加熱することによって開始され得る。
【】
本発明の範囲から逸脱することなく、説明した例示的な実施形態に対して種々の変形および追加を行うことができる。例えば、上述した実施形態は特定の特徴に言及しているが、本発明の範囲は、特徴の異なる組み合わせを有する実施形態、および記載された特徴の全てを含まない実施形態も含む。したがって、本発明の範囲は、特許請求の範囲に含まれるすべてのそのような代替形態、変更形態、および変形形態を、そのすべての均等物とともに包含することが意図される。
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
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【手続補正書】
【提出日】
【手続補正】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】
近位部分と、1つまたは複数のダイレータ電極を有する遠位部分とを有する長尺本体部と、前記1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタを含むハブとを有するダイレータを含む医療システムであって、
近位部分と遠位部分とを有する長尺本体部を含むシースと、
前記遠位部分上に位置する1つまたは複数のシース電極と、
前記近位部分に取り付けられたハンドルであって、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタを有するとともに第2のコネクタを有するハンドルと、を備え、
前記第2のコネクタが、少なくとも1つの電気接点を有する保持トラックを含み、前記ダイレータコネクタと機械的かつ電気的に結合するように構成されている、医療システム。
【請求項】
前記シースの前記長尺本体部が、前記近位部分から前記遠位部分まで延在するルーメンを含み、前記ダイレータを受容するように構成されている、請求項1に記載の医療システム。
【請求項】
前記第2のコネクタが前記ルーメンと同軸上にある、請求項2に記載の医療システム。
【請求項】
前記保持トラックが弾性を有しており、高さよりも大きな幅を有する楕円形の本体部を含む、請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記弾性を有する前記保持トラックが第1の対称線および第2の対称線を含み、前記少なくとも1つの電気接点が前記第1の対称線と交差する、請求項4に記載の医療システム。
【請求項】
前記少なくとも1つの電気接点が導電性被覆を有する、請求項5に記載の医療システム。
【請求項】
前記第2のコネクタが止血弁、キャップ、およびカバーを含む、請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記キャップが保持トラックガイドを含む、請求項7に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタによって受容されることで前記1つまたは複数のダイレータ電極と前記制御システムとの間に電気的接続が形成される、請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータの前記遠位部分がテーパ状を有する、請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータコネクタが、外面を有する円筒形の本体部と、前記外面上に位置する1つまたは複数の電気接点とを含む、請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータを前記シースに対して所望の回転配向に維持するべく、前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタと機械的に結合するように構成されている、請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記ダイレータコネクタが遠位突出部を含む、請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
1つまたは複数の解剖学的画像、パラメータ、および、位置情報を表示するためのディスプレイをさらに備える請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【請求項】
前記1つまたは複数のシース電極が4つのシース電極を含み、前記1つまたは複数のダイレータ電極が2つの電極を含む、請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の医療システム。
【手続補正】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正の内容】
【】
本発明の範囲から逸脱することなく、説明した例示的な実施形態に対して種々の変形および追加を行うことができる。例えば、上述した実施形態は特定の特徴に言及しているが、本発明の範囲は、特徴の異なる組み合わせを有する実施形態、および記載された特徴の全てを含まない実施形態も含む。したがって、本発明の範囲は、特許請求の範囲に含まれるすべてのそのような代替形態、変更形態、および変形形態を、そのすべての均等物とともに包含することが意図される。
本開示に含まれる態様を以下に付記する。
(付記1)
近位部分と、1つまたは複数のダイレータ電極を有する遠位部分とを有する長尺本体部と、前記1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタを含むハブとを有するダイレータを含む医療システムであって、
近位部分と遠位部分とを有する長尺本体部を含むシースと、
前記遠位部分上に位置する1つまたは複数のシース電極と、
前記近位部分に取り付けられたハンドルであって、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタを有するとともに第2のコネクタを有するハンドルと、を備え、
前記第2のコネクタが、少なくとも1つの電気接点を有する保持トラックを含み、前記ダイレータコネクタと機械的かつ電気的に結合するように構成されている、医療システム。
(付記2)
前記シースの前記長尺本体部が、前記近位部分から前記遠位部分まで延在するルーメンを含み、前記ダイレータを受容するように構成されている、付記1に記載の医療システム。
(付記3)
前記第2のコネクタが前記ルーメンと同軸上にある、付記2に記載の医療システム。
(付記4)
前記保持トラックが弾性を有しており、高さよりも大きな幅を有する楕円形の本体部を含む、付記1~3のうちのいずれか一つに記載の医療システム。
(付記5)
前記弾性を有する前記保持トラックが第1の対称線および第2の対称線を含み、前記少なくとも1つの電気接点が前記第1の対称線と交差する、付記4に記載の医療システム。
(付記6)
前記少なくとも1つの電気接点が導電性被覆を有する、付記5に記載の医療システム。
(付記7)
前記第2のコネクタが止血弁、キャップ、およびカバーを含む、付記1~6のうちのいずれか一つに記載の医療システム。
(付記8)
前記キャップが保持トラックガイドを含む、付記7に記載の医療システム。
(付記9)
前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタによって受容されることで前記1つまたは複数のダイレータ電極と前記制御システムとの間に電気的接続が形成される、付記1~8のうちのいずれか一つに記載の医療システム。
(付記10)
前記ダイレータの前記遠位部分がテーパ状を有する、付記1~9のうちのいずれか一つに記載の医療システム。
(付記11)
前記ダイレータコネクタが、外面を有する円筒形の本体部と、前記外面上に位置する1つまたは複数の電気接点とを含む、付記1~10のうちのいずれか一つに記載の医療システム。
(付記12)
前記ダイレータを前記シースに対して所望の回転配向に維持するべく、前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタと機械的に結合するように構成されている、付記1~11のうちのいずれか一つに記載の医療システム。
(付記13)
前記ダイレータコネクタが遠位突出部を含む、付記1~12のうちのいずれか一つに記載の医療システム。
(付記14)
1つまたは複数の解剖学的画像、パラメータ、および、位置情報を表示するためのディスプレイをさらに備える付記1~13のうちのいずれか一つに記載の医療システム。
(付記15)
前記1つまたは複数のシース電極が4つのシース電極を含み、前記1つまたは複数のダイレータ電極が2つの電極を含む、付記1~14のうちのいずれか一つに記載の医療システム。
(付記16)
医療システムであって、
近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間のルーメンとを有する長尺本体部を含むシースと、
前記遠位部分上に位置する1つまたは複数のシース電極と、
前記近位部分に取り付けられたハンドルであって、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタと、前記ルーメンと同軸上にある第2のコネクタとを有するハンドルと、
近位部分と、1つまたは複数のダイレータ電極を有する遠位部分とを有する長尺本体部と、前記1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタとを有するダイレータと、を備え、
前記第2のコネクタが、少なくとも1つの電気接点を有する保持トラックを含み、前記ダイレータコネクタと機械的かつ電気的に結合するように構成されている、医療システム。
(付記17)
前記シースの前記ルーメンが前記ダイレータを受容するように構成されている、付記16に記載の医療システム。
(付記18)
前記ダイレータがダイレータハブを含み、前記ダイレータコネクタが前記ダイレータハブと一体である、付記17に記載の医療システム。
(付記19)
前記保持トラックが弾性を有しており、高さよりも大きな幅を有する楕円形の本体部を含む、付記16に記載の医療システム。
(付記20)
前記弾性を有する前記保持トラックが第1の対称線および第2の対称線を含み、前記少なくとも1つの電気接点が前記第1の対称線と交差する、付記19に記載の医療システム。
(付記21)
前記少なくとも1つの電気接点が導電性被覆を含む、付記20に記載の医療システム。
(付記22)
前記第2のコネクタが止血弁、キャップ、およびカバーを含む、付記16に記載の医療システム。
(付記23)
前記キャップが保持トラックガイドを含む、付記22に記載の医療システム。
(付記24)
前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタによって受容されることで前記1つまたは複数のダイレータ電極と前記制御システムとの間に電気的接続が形成される、付記16に記載の医療システム。
(付記25)
前記ダイレータの前記遠位部分がテーパ状を有する、付記16に記載の医療システム。
(付記26)
前記ダイレータコネクタが、外面を有する円筒形の本体部と、前記外面上に位置する1つまたは複数の電気接点とを含む、付記16に記載の医療システム。
(付記27)
前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタと自己整合するように構成されており、前記ダイレータを前記シースに対して所望の回転配向に維持するべく、前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタと機械的に結合するように構成されている、付記16に記載の医療システム。
(付記28)
前記ダイレータコネクタが遠位突出部を含む、付記16に記載の医療システム。
(付記29)
1つまたは複数の解剖学的画像、パラメータ、および位置情報を表示するためのディスプレイをさらに備える付記16に記載の医療システム。
(付記30)
前記1つまたは複数のシース電極が4つのシース電極を含み、前記1つまたは複数のダイレータ電極が2つの電極を含む、付記16に記載の医療システム。
(付記31)
医療システムであって、
近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間のルーメンとを有する長尺本体部を含むシースと、
前記遠位部分上に位置する1つまたは複数のシース電極と、
前記近位部分に取り付けられたハンドルであって、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタと、前記ルーメンと同軸上にある第2のコネクタとを有するハンドルと、
近位部分と、1つまたは複数のダイレータ電極を有する遠位部分とを有する長尺本体部と、前記1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタとを有するダイレータと、を備え、
前記第2のコネクタが、前記ダイレータコネクタと機械的かつ電気的に結合するように構成された弾性保持トラックを含み、
前記ダイレータコネクタが前記第2のコネクタによって受容されることで前記1つまたは複数のダイレータ電極と前記制御システムとの間に電気的接続が形成される、医療システム。
(付記32)
前記弾性保持トラックが、高さよりも大きな幅を有する楕円形の本体部を含む、付記31に記載の医療システム。
(付記33)
前記弾性保持トラックが少なくとも1つの電気接点を含む、付記32に記載の医療システム。
(付記34)
前記少なくとも1つの電気接点が導電性被覆を含む、付記33に記載の医療システム。
(付記35)
医療システムであって、
近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間のルーメンとを有する長尺本体部を含むシースと、
前記遠位部分上に位置する1つまたは複数のシース電極と、
前記近位部分に取り付けられたハンドルであって、制御システムに電気的に結合可能な第1のコネクタと、前記ルーメンと同軸上にある第2のコネクタとを有するハンドルと、
近位部分と遠位部分とを有する長尺本体部を含むダイレータと、
前記遠位部分上に位置する1つまたは複数のダイレータ電極と、
前記1つまたは複数のダイレータ電極に電気的に結合されたダイレータコネクタと、
1つまたは複数の解剖学的画像、パラメータ、および位置情報を表示するためのディスプレイと、を備え、
前記第2のコネクタが、少なくとも1つの導電性スナップを有する弾性保持トラックを含み、前記第2のコネクタが、前記ダイレータの前記長尺本体部を受容するとともに前記ダイレータコネクタと電気的に結合するように構成されている、医療システム。
【国際調査報告】

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