(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】
(54)【発明の名称】医療デバイス及び関連の方法
(51)【国際特許分類】
【FI】
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】
(86)(22)【出願日】
(85)【翻訳文提出日】
(86)【国際出願番号】
(87)【国際公開番号】
(87)【国際公開日】
(32)【優先日】
(33)【優先権主張国・地域又は機関】
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】506192652
【氏名又は名称】ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100119013
【氏名又は名称】山崎 一夫
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100168871
【氏名又は名称】岩上 健
(72)【発明者】
【氏名】リム キアン エス
(72)【発明者】
【氏名】スバシッチ ジョン
(72)【発明者】
【氏名】チェン ロンクアン
(72)【発明者】
【氏名】ラウニヤール ニラジ プラサド
【テーマコード(参考)】
【Fターム(参考)】
4C161CC06
4C161DD03
4C161FF11
4C161FF43
4C161FF46
4C161HH56
4C161LL02
(57)【要約】
ハウジングを含むハンドルを含む医療デバイスを含む医療デバイス及び関連の方法を説明する。ハウジングは、グリップとアクチュエータを含むことができる。ハンドルは、プリント回路基板を含む撮像モジュールと、第1のレーザファイバに結合するように構成された第1のレーザ源及び第2のレーザファイバに結合するように構成された第2のレーザ源を含むレーザモジュールとを更に含むことができる。レーザモジュール及び撮像モジュールは、ハウジング内に閉じ込めることができ、又は撮像モジュール、レーザモジュール、又は撮像モジュール及びレーザモジュールの両方は、ハウジングに選択的に取り付け可能及びそこから取り外し可能とすることができる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項】
医療デバイスであって、
グリップとアクチュエータとを含むハウジングを含むハンドルを備え、
前記ハンドルは、
プリント回路基板を含む撮像モジュールと、
第1のレーザファイバに結合するように構成された第1のレーザ源及び第2のレーザファイバに結合するように構成された第2のレーザ源を含むレーザモジュールと、
を更に含み、
前記レーザモジュール及び前記撮像モジュールは、前記ハウジング内に収容され、又は
前記撮像モジュール、前記レーザモジュール、又は前記撮像モジュール及び前記レーザモジュールの両方が、前記ハウジングに選択的に取り付け可能及び前記ハウジングから取り外し可能である、医療デバイス。
【請求項】
前記ハンドルから遠位先端へ延びるシャフトを更に含み、
前記遠位先端は、前記撮像モジュールに作動可能に各々が結合された撮像デバイス及び光源を含む、請求項1に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記第1のレーザファイバ及び前記第2のレーザファイバを更に含み、
前記第1のレーザファイバは、前記第1のレーザ源に結合され、前記第2のレーザファイバは、前記第2のレーザ源に結合され、
前記第1のレーザファイバ及び前記第2のレーザファイバの各々が、前記シャフトを通って前記遠位先端まで遠位方向に延びる、請求項2に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記ハンドルは、ポートを含み、前記シャフトは、前記ポートと流体連通している内腔を含み、前記内腔は、前記遠位先端の最遠位面で終端する、請求項2又は3に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記レーザモジュール及び前記撮像モジュールは、前記ハウジング内に収容され、前記レーザモジュールは、前記第1のレーザ源を少なくとも部分的に取り囲む第1のカプラと、前記第2のレーザ源を少なくとも部分的に取り囲む第2のカプラとを更に含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記ハンドルは、前記第1のレーザ源の第1の波長と前記第2のレーザ源の第2の波長とを制御するためにユーザによって選択可能なユーザ要素を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記ユーザ要素は、前記第1の波長と前記第2の波長とを選択するように構成されたノブ、スイッチ、又はボタンを含み、前記第2の波長は、前記第1の波長とは異なっている、請求項6に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記第1の波長は、赤色光、緑色光、又は青色光である、請求項6又は7に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記撮像モジュール及び前記レーザモジュールの両方が、前記ハウジングに結合され、前記ハウジングから取り外し可能である、請求項1~4、6~8のいずれか1項に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記撮像モジュール及び前記レーザモジュールは、前記ハウジングに選択的に取り外し可能及び前記ハウジングから取り外し可能である単一ユニット内に収容される、請求項1~4、6~9のいずれか1項に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記単一ユニットは、前記グリップに対して遠位の前記ハウジングの部分に結合され、該部分から取り外し可能である、請求項10に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記単一ユニットは、前記単一ユニットが前記ハウジングに取り付けられたときに、前記ハウジングの長手軸線に対して90度以下の角度を形成する、請求項10又は11に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記レーザモジュールは、前記第1のレーザファイバ及び前記第2のレーザファイバを含む、請求項1~12のいずれか1項に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記撮像モジュール及び前記レーザモジュールは、別々のユニット内に収容され、各ユニットが、他方のユニットとは独立に前記ハウジングに結合され、前記ハウジングから取り外し可能である、請求項1~9、13のいずれか1項に記載の医療デバイス。
【請求項】
前記レーザモジュールは、第3のレーザファイバに結合された前記第1のレーザ源と、第4のレーザファイバに結合された前記第2のレーザ源とを含み、
前記第3のレーザファイバは、前記第1のレーザファイバに結合するように構成され、
前記第4のレーザファイバは、前記第2のレーザファイバに結合するように構成されている、請求項14に記載の医療デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
〔関連出願への相互参照〕
この出願は、本明細書に引用によってその全体が組み込まれている2023年9月26日出願の米国仮特許出願第63/585,330号に対する優先権の利益を主張するものである。
【】
この開示の様々な態様は、一般的に医療デバイス及びその使用方法、特に撮像とレーザファイバ光学系の使用とを含む手順に有用な医療デバイス及び方法
【背景技術】
【】
レーザデバイス及びシステムは、尿管鏡及び/又は内視鏡手順のような様々な医療手順中に使用される。例えば、レーザファイバは、腎臓結石サイズ推定及び/又は腎臓結石の破壊に使用される場合がある。レーザデバイス及びシステムは、多くの場合に高価であり、レーザ源から治療区域まで光ファイバによって進行する距離は、歪みをもたらす可能性がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【】
本発明の開示の一部の態様により、医療デバイスは、グリップとアクチュエータとを含むことができるハウジングを含むハンドルを含むことができる。ハンドルは、プリント回路基板を含む撮像モジュールを更に含む場合がある。ハンドルは、第1のレーザファイバに結合するように構成された第1のレーザ源と第2のレーザファイバに結合するように構成された第2のレーザ源とを含むレーザモジュールを含むことができる。レーザモジュール及び撮像モジュールは、ハウジング内に閉じ込め又は収容することができ、又は撮像モジュール、レーザモジュール、又は撮像モジュール及びレーザモジュールの両方は、ハウジングに選択的に取り付け可能かつそこから取り外し可能とすることができる。
【】
一部の態様により、医療デバイスは、ハンドルから遠位先端まで延びるシャフトを更に含むことができる。遠位先端は、撮像モジュールに作動可能に各々が結合された撮像デバイス及び光源を含むことができる。一部の例では、医療デバイスは、第1のレーザファイバと第2のレーザファイバを更に含むことができる。第1のレーザファイバは、第1のレーザ源に結合することができ、第2のレーザファイバは、第2のレーザ源に結合することができ、第1のレーザファイバ及び第2のレーザファイバの各々は、シャフトを通って遠位先端まで遠位に延びることができる。一部の例では、ハンドルは、ポートを含むことができ、シャフトは、ポートと流体連通している内腔を含むことができ、内腔は、遠位先端の最遠位面で終端することができる。一部の例では、レーザモジュール及び撮像モジュールは、ハウジング内に閉じ込め又は収容することができ、レーザモジュールは、第1のレーザ源を少なくとも部分的に取り囲む第1のカプラ及び/又は第2のレーザ源を少なくとも部分的に取り囲む第2のカプラを更に含むことができる。一部の例では、ハンドルは、第1のレーザ源の第1の波長と第2のレーザ源の第2の波長とを制御するためにユーザによって選択可能なユーザ要素を含むことができる。一部の例では、ユーザ要素は、第1の波長と第2の波長を選択するように構成されたノブ、スイッチ、又はボタンを含むことができ、第2の波長は、第1の波長とは異なる場合がある。一部の例では、第1の波長は、赤色光、緑色光、又は青色光である場合がある。一部の例では、撮像モジュール及びレーザモジュールは、ハウジングに結合される及びそこから取り外し可能とすることができる。一部の例では、撮像モジュール及びレーザモジュールは、ハウジングに選択的に取り付け可能及びそこから取り外し可能である単一ユニット内に閉じ込め又は収容することができる。単一ユニットは、グリップに対して遠位のハウジングの部分に結合する及びそこから取り外し可能とすることができる。単一ユニットは、単一ユニットがハウジングに取り付けられた時にハウジングの長手軸線と相対的に90度又はそれ未満の角度を形成することができる。撮像モジュール及びレーザモジュールは、別々のユニット内に閉じ込め又は収容することができ、各ユニットは、他方のユニットとは独立にハウジングに結合する及びそこから取り外し可能である。
【】
一部の態様により、医療デバイスは、グリップと、ポートと、アクチュエータとを含むハウジングを含むハンドルを含むことができる。ハンドルは、ハウジングに結合された及びそこから選択的に取り外し可能な撮像モジュールを含むことができ、かつハウジングに結合された及びそこから選択的に取り外し可能なレーザモジュールを含むことができ、レーザモジュールは、第1のレーザ源と第2のレーザ源を含む。医療デバイスは、ハンドルから遠位先端まで延びるシャフトを更に含むことができ、シャフトは、ポートと流体連通している内腔を含むことができ、アクチュエータは、シャフトの移動を制御するように構成することができる。一部の例では、シャフトの遠位先端は、撮像モジュールに作動可能に各々が結合された撮像デバイス及び光源を含むことができ、シャフトの内腔は、遠位先端で終端することができる。一部の例では、第1のレーザ源は、第1のレーザファイバに結合することができ、第2のレーザ源は、第2のレーザファイバに結合することができ、第1のレーザファイバ及び第2のレーザファイバの各々は、シャフトを通って遠位先端のそれぞれの開口部まで延びることができる。一部の例では、撮像モジュール及びレーザモジュールは、別々のユニット内に閉じ込め又は収容することができ、各ユニットは、独立にハウジングから取り外し可能である。一部の例では、撮像モジュール及びレーザモジュールは、ハウジングに結合された及びそこから取り外し可能な単一ユニット内に閉じ込め又は収容することができる。
【】
一部の態様により、医療デバイスは、グリップとアクチュエータとを含むハウジングを含むハンドルを含むことができる。ハンドルは、ハウジングに結合された及びそこから選択的に取り外し可能な撮像モジュールを含むことができ、かつハウジングに結合された及びそこから選択的に取り外し可能なレーザモジュールを含むことができ、レーザモジュールは、第1のレーザ源と第2のレーザ源を含む。医療デバイスは、撮像デバイスと光源とを含むことができる遠位先端までハンドルから延びるシャフトを更に含むことができる。撮像デバイス及び光源は、撮像モジュールに作動可能に結合することができ、アクチュエータは、シャフトの移動を制御するように構成することができる。一部の例では、第1のレーザ源は、第1のレーザファイバに結合することができ、第2のレーザ源は、第2のレーザファイバに結合することができ、第1のレーザファイバ及び第2のレーザファイバの各々は、シャフトを通って遠位先端まで延びることができる。
【】
この出願に組み込まれてその一部を構成する添付図面は、この開示の例示的態様を示し、かつ説明と共に本発明の開示の原理を解説するのに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【】
【図】この開示の一部の態様による例示的医療デバイスを示す図である。
【図】この開示の一部の態様による例示的医療デバイスを示す図である。
【図】この開示の一部の態様による例示的医療デバイスを示す図である。
【図】この開示の一部の態様による例示的医療デバイスを示す図である。
【図】この開示の一部の態様による例示的医療デバイスを示す図である。
【図】この開示の一部の態様による例示的医療デバイスを示す図である。
【】
【図】この開示の一部の態様による別の例示的医療デバイスを示す図である。
【】
【図】この開示の一部の態様による例示的医療デバイスに対して有用な構成要素を示す図である。
【図】この開示の一部の態様による例示的医療デバイスに対して有用な構成要素を示す図である。
【】
【図】この開示の一部の態様による例示的医療デバイスを示す図である。
【図】この開示の一部の態様による例示的医療デバイスを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【】
本発明の開示の特定の態様を下記で説明する。本明細書に提供される用語及び定義は、引用によって組み込まれた用語及び/又は定義と矛盾する場合に優先される。
【】
用語「近位」及び「遠位」は、例示的医療デバイスの構成要素の相対位置を参照するのに本明細書で使用される。本明細書に使用する時に、「近位」は、身体の外部に相対的により近い又は医療デバイスを使用するオペレータにより近い位置を参照する。それとは対照的に、「遠位」は、医療デバイスを使用するオペレータから相対的に遠く離れた又は身体の内部により近い位置を参照する。
【】
本明細書に使用する時に、用語「comprises」、「comprising」、「including」、「includs」、「having」、「has」、又はそのいずれかの他の変形は、要素のリストを含む工程、方法、物品、又は装置がそれらの要素のみを含まず、むしろ明示的には列挙しない又はそのような工程、方法、物品、又は装置に固有の他の要素を含む場合があるように非限定的包含を網羅するように意図している。用語「例示的」は、「理想的」ではなく「例」の意味で使用される。
【】
更に、例えば、「約」、「実質的に」、「近似的に」などのような相対用語は、言及する数値又は範囲の±10%の可能な変動を示すのに使用される。
【】
本明細書では例示目的で尿管鏡及び内視鏡に言及するが、本発明の開示は、オペレータが被験者(例えば、患者)の身体の内部の解剖学的構造にアクセスしてそれを観察すること及び/又は例えば生検鉗子、把持器、バスケット、スネア、プローブ、鋏み、回収デバイス、レーザ、及び他のツールのような医療器具を被験者の身体の内部に送出することを可能にするように構成されたいずれかの適切な医療デバイスを包含することは認められるであろう。本明細書での医療デバイスは、例えば、尿管又は胃腸管のような様々な身体の内部腔及び/又は体腔の中に挿入することができる。他に指定しない限り、本明細書に説明する特徴と関連して気管支鏡、十二指腸鏡、内視鏡、胃鏡、内視鏡超音波検査(「EUS」)視鏡、結腸鏡、尿管鏡、気管支鏡、腹腔鏡、膀胱鏡、嚥下内視鏡、シース、カテーテル、又はいずれかの他の適切な送出デバイス又は医療デバイスを使用することができることは認められるであろう。
【】
本明細書での医療デバイスの特徴は、出力レーザビーム(又はレーザ光)の歪みを低減するか又は最小にすること及び/又は出力レーザビームの完全性の損失を低減することを助けることができる。本発明の開示の一部の態様により、医療デバイスは、レーザモジュールと撮像モジュールを含むことができる。レーザモジュールは、例えば、医療デバイスのハンドル内に収容された又はハンドルに取り外し可能に結合された1又は2以上のレーザ源を含むことができる。レーザモジュールと撮像モジュールは、別々の構成要素とすることができる(例えば、各モジュールが、共通の基板に装着又は他に結合された電子構成要素を含む)。レーザ源は、例えば、身体の内部腔のターゲット部位を治療するために医療デバイスのシャフトを通って医療デバイスの遠位端まで延びるレーザファイバに結合する又はそのように構成することができる。レーザファイバは、例えば、ホルミウムファイバ又は他の適切な光ファイバとすることができる。医療デバイスは、医療手順中にユーザがレーザ源を制御すること及び/又はレーザ源の波長を選択することを可能にする1又は2以上のアクチュエータを含むことができる。撮像モジュールは、プリント回路基板(PCB)を含むことができる。PCBは、プロセッサを含む又はそれに作動可能に結合することができ、画像の表示のために医療デバイスの外部でのディスプレイと結合するように構成することができる。PCBは、プロセッサ及び様々な撮像構成要素を導電トラック、半田パッドなどを用いて電子的に接続することができる。
【】
本発明の開示の態様の一部を示す例示的医療デバイス102を図1Aに示している。この例では、デバイスは、両方共にハンドルのハウジング内に閉じ込め又は収容された(例えば、ハンドルの中に組み込まれてハウジングから取り外し可能ではない)撮像モジュール及びレーザモジュールを含む。
【】
医療デバイス102は、ハンドル104と、それに結合されたシャフト106とを含む。ハンドル104は、図1A及び図1Bに示すハウジング110を含み、ハウジング110は、様々な電子構成要素を閉じ込め又は収容する。一部の例では、ハンドル104は、シャフト106と一体的である。他の例では、ハンドル104は、シャフト106に取り外し可能に結合されるか又は他にそこから取り外し可能である。シャフト106は、身体の入り組んだ解剖学的通路を通るナビゲーションを容易にするために可撓性とすることができる。シャフト106は、1又は2以上の内腔と、遠位先端108で終端する遠位端部分とを含むことができる。遠位先端108は、撮像モジュール114のPCB162に結合された撮像デバイス146(例えば、カメラ、撮像器のような)及び1又は2以上の光源154(例えば、LED、ファイバ光学系のような)のような撮像構成要素を含むことができる。図1Fは、内腔140の遠位開口部と、撮像デバイス146と、光源154とを含む時の遠位先端108の最遠位面152を示している。ハンドル104は、例えば、器具の挿入のために及び/又は最遠位面152での遠位開口部を通じて吸引又は流体を送出するためにシャフト106の内腔140と連通しているポート138を含むことができる。
【】
ハンドル104は、例えばユーザ入力を通じて医療デバイス102の態様を制御するための1又は2以上のアクチュエータを含むことができる。1又は2以上のアクチュエータは、例えば、レバー、スイッチ、ボタン、ノブ、及び/又はユーザ入力を送受信するためのいずれかの他の適切なタイプの機構を含むことができる。例えば、ハウジング110は、シャフト106及び遠位先端108の関節動作、ステアリング、偏向、及び/又は他の移動を容易にするためのアクチュエータ142をハンドル104の近位部分105に含むことができる。ハンドル104の1又は2以上の他のアクチュエータは、遠位先端108での撮像デバイス146を用いてビデオ及び/又は静止画像を取り込むように及び/又はレーザ源116、118を制御するように構成することができる。ハウジング110の一部分は、医療手順中にオペレータがハンドル104を把持することを可能にするグリップ156を提供することができる。ハンドル104は、例えば、コントローラ、プロセッサ、ディスプレイ、電源などのような1又は2以上の補助デバイスにアンビリカル接続部150を通じてなどで作動可能に結合することができる。アンビリカル150は、ハンドル104及び/又はシャフト106の1又は2以上の構成要素に給電するために電力をハンドル104及び/又はシャフト106に送出するように構成することができる。
【】
レーザモジュール112は、第1のレーザ源116(図1B及び図1Cに示す)と第2のレーザ源118(図1Dに示す)とを含むことができる。各レーザ源116、118は、1又は2以上の波長の光、例えば、可視光を放出するように構成することができる。例えば、各レーザ源116、118は、赤色、緑色、及び/又は青色の光を発光する機能を有することができる。レーザ源116、118は、例えばアンビリカル150を通じて電源に電気的に接続することができる。
【】
任意的に、カプラ120、122(図1C及び図1Dの側面図に示す)は、レーザ源116、118を部分的又は完全に取り囲むことができる。カプラ120、122の各々は、各レーザ源を受け入れるための及び/又は各レーザ源をそれぞれのレーザファイバに結合するための内腔を含むことができる。図示のように、例えば、カプラ120、122は、レーザ源116、118を受け入れるための開口近位端と、レーザファイバ124、126を受け入れるための開口遠位端とを各々が有する内腔164、166を定める。任意的に、カプラ120、122は、いずれかの適切な接着剤又はファスナによってハウジング110に固定することができる。
【】
レーザファイバ124、126は、レーザ源116、118からシャフト106を通って例えば遠位先端108の最遠位面152まで延びることができる。一部の例では、各レーザファイバ124、126は、ファイバの単一連続モノリシック部品を含むことができる。一部の例では、一方又は両方のレーザファイバ124、126は、光学連通している(例えば、カプラ、コネクタによって接合された又は互いに溶融された)複数のファイバ部品を含むことができる。例えば、図1Eに示すように、第1のレーザファイバ124は、ファイバ・ツー・ファイバコネクタ128を用いて互いに接合された第1のファイバ部品130と第2のファイバ部品132とを含むことができる。コネクタ128は、コネクタ128の遠位セクション136のものよりも大きい外径を有する近位セクション134を含むことができる。ファイバ部品130及び132を光学的に結合するために、近位セクション134は、第1のファイバ部品130を受け入れることができ、遠位セクション136は、第2のファイバ部品132を受け入れることができる。
【】
図1Fに示すように、レーザファイバ124、126は、遠位先端108の最遠位面152上の対応する孔又は開口まで延びることができる。この例では、遠位先端108は、レーザファイバ124及び126が内腔140の真反対の側に存在するように構成される。しかし、本明細書では他の構成を考えていることは認められるであろう。
【】
上述のように、レーザモジュール及び/又は撮像モジュールは、医療デバイスのハンドルに取り外し可能に結合することができる。図2は、レーザモジュール212及び撮像モジュール214の各々がハンドル204から取り外し可能である本発明の開示の態様による医療デバイス202の例示的ハンドル204を示している。ハンドル204は、医療デバイス102のシャフト、例えばシャフト106(例えば、ハンドル104の代わりに)との組合せで使用される場合があり、又は医療デバイス102のシャフト106の特徴部のうちのいずれかとの組合せで使用される場合がある。更に、ハンドル204は、本明細書で他に指定しない限り、ハンドル104の特徴部(例えば、ポート138、アクチュエータ142など)のうちのいずれかを含むことができる。
【】
レーザモジュール112と同様に、レーザモジュール212は、2つのレーザ源216、218を含むことができる。図2は、レーザモジュール212がハンドル204から取り外されて、第2のレーザ源218が第1のレーザ源216の背後にある側面図を例示している。レーザモジュール212が取り付けられるハンドル204の部分は、レーザモジュール212をハンドル204に固定すること及びレーザ源216、218から医療デバイス202のハンドル及び/又はシャフトから遠位に延びるレーザファイバへ電子接続を与えることを容易にする適切な電子的、光学的、及び/又は機械的なコネクタを有することができる。例えば、レーザモジュール212は、レーザモジュール212をハンドル204及び/又はそこに結合されたシャフト内のレーザファイバに作動可能に結合するために、ハンドル204の相補形の光学的又は電子的コネクタ292に取り外し可能に結合されるように構成された光学的又は電子的コネクタ290を含むことができる。
【】
任意的に、レーザモジュール212は、対応するレーザ源216、218にカプラ220、222を通して結合されたレーザファイバ248、260を含むことができる。レーザファイバ248、260は、シャフト(例えば、医療デバイス102のシャフト106と類似)を通って延びる対応するレーザファイバに結合する又はそのように構成することができる。
【】
撮像モジュール214は、PCB262を含み、かつ例えばPCB262及び/又は撮像モジュール214の他の構成要素と医療デバイス202の撮像構成要素との間の電子通信を与えるために相補形電子コネクタを通してハンドル204に取り付けられるように構成される。撮像モジュール214は、ハンドル204の電子コネクタ297に取り外し可能に結合されるように構成された電子コネクタ295を含むことができる(例えば、相補形のピン293と孔291)。
【】
図3A及び図3Bは、本明細書のデバイスのレーザのための光の異なる波長の間で選択を行うのに使用することができ、かつ医療デバイス102、202の特徴部のうちのいずれかとの組合せで使用することができる例示的構成要素303の概略図を例示している。上述のように、レーザモジュール112の各レーザ源116、118は、異なる波長、例えば、第1の波長315、第2の波長317、及び/又は第3の波長319のような可視光の異なる波長を放出するように構成することができる。例えば、第1の波長315は、赤色(例えば、630~670nm)とすることができ、第2の波長317は、緑色(例えば、532nm)とすることができ、第3の波長319は、青色(例えば、400~500nm)とすることができる。構成要素303は、オペレータが医療デバイスの各レーザによって放出される光の波長を選択することを可能にすることができる。
【】
図3Aに示すように、構成要素303は、アクチュエータ、例えば、調整可能又は回転可能ノブのようなユーザ要素323を含む。ユーザ要素323は、医療デバイス102のハンドル104の中に組み込まれ、例えば、ハウジング110に結合され、デバイスの使用中にオペレータの手に対してアクセス可能とすることができる。ユーザ要素323は、放出光の波長を調節及び/又は制御するためにレーザ源116、118に結合することができる。例えば、オペレータは、合計で3つの波長から2つの波長のセットを選択するようにユーザ要素323を作動させことができる。例えば、オペレータは、赤色及び緑色(図3Bにそれぞれ設定値310a及び310bと示す)、緑色及び青色(図3Bにそれぞれ設定値310b及び310cと示す)、又は青色及び赤色(図3Bにそれぞれ設定値310c及び310aと示す)を選択するようにユーザ要素323を作動させることができる(例えば、ノブを回転させる)。
【】
本明細書での一部の例により、撮像モジュール及びレーザモジュールは、同じ取り外し可能ユニットによってハンドルから取り外し可能とすることができる。これを図4A及び図4Bに例示している。特に、図4Aと図4Bは、シャフト406に結合されたハンドル404を含む本発明の開示の態様による別の例示的医療デバイス402の2つの異なる変形を例示している。本明細書で他に指定しない限り、ハンドル404は、ハンドル104、204の特徴部のうちのいずれかを含むことができ、シャフト406は、シャフト106の特徴部のうちのいずれかを含むことができる。ハンドル404は、ハウジング410と、ポート438と、アクチュエータ442と、グリップ456とを含む。
【】
医療デバイス402はまた、医療デバイス402の使用のためにハンドル404に取り付け可能であり、不使用時にハンドル404から取り外し可能な単一ユニット451の中に含まれたレーザモジュール412と撮像モジュール414とを更に含む。図4Aは、ユニット451がハンドル404に実質的に垂直な向きで取り付け可能な構成を示しており、それに対して図4Bは、ハンドル404のハウジング410と鋭角を形成するようにハンドル404に取り付け可能なユニット451を例示している。例えば、ユニット451は、ハウジング410の長手軸線に対して90度又はそれ未満の角度を形成することができる。他の構成及び向きも考えている。レーザモジュール412は、第1のレーザファイバ424及び第2のレーザファイバ426にそれぞれ結合された第1のレーザ源416及び第2のレーザ源418を含むことができる。レーザファイバ424、426は、シャフト406及び/又はハウジング410を通って延びる対応するレーザファイバに結合する又はそのように構成することができる。任意的に、レーザモジュール412は、シャフト406及び/又はハウジング410を通って延びる対応するレーザファイバに結合するように構成されたレーザ源416、418を含むことができる。
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撮像モジュール414は、撮像構成要素(例えば、医療デバイス102の撮像デバイス146及び光源154と類似の撮像デバイス及び光源)に結合するように構成されたPCB462を含む。
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ユニット451は、医療デバイス402の作動を妨害しないようにハンドル404のハウジング410に選択的に取り付ける及び取り外すように構成することができる。例えば、図4A及び図4Bに示すように、ユニット451は、グリップ456に対して遠位のハウジング410の部分に取り付けることができる。他の例では、ユニット451は、グリップ456に対して近位のハウジング410の部分に取り付けることができる。ユニット451を実質的に矩形の形状を有するものとして示すが、ユニット451は、レーザモジュール412及び撮像モジュール414を閉じ込め又は収容するのに適するいずれかの他の形状及び/又はサイズとすることができることは認められるであろう。
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ユニット451は、撮像モジュール414を医療デバイス402の撮像構成要素に作動可能に結合し、かつレーザモジュール412を医療デバイス402のレーザ構成要素に作動可能に結合するためにハンドル404の電子コネクタに対して相補形の電子コネクタ475を含むことができる。これに加えて又はこれに代えて、撮像モジュール414は、医療デバイス402の撮像構成要素に直接有線接続によって結合することができる。同様に、ユニット451は、電源から受電するように及び/又はディスプレイに結合するように構成することができる。例えば、ユニット451は、外部電源から受電するように及び/又はディスプレイ又は他の電子構成要素と電子通信するように構成された電子接続部471又はアダプタを含む。
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本発明の開示の範囲から逸脱することなく本発明の開示のデバイス及び方法に様々な修正及び変更を加えることができることは、当業者には明らかであろう。本発明の開示の他の態様は、本明細書に開示する特徴の仕様及び実施の考察から当業者には明らかであろう。仕様及び単に例示として見なされるように意図している。
【符号の説明】
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124、126、248、260 レーザファイバ
202 医療デバイス
212 レーザモジュール
214 撮像モジュール
220、222 カプラ
291 孔
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【国際調査報告】