(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】
(54)【発明の名称】内視鏡チューブセット用のボタン弁
(51)【国際特許分類】
【FI】
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】
(86)(22)【出願日】
(85)【翻訳文提出日】
(86)【国際出願番号】
(87)【国際公開番号】
(87)【国際公開日】
(32)【優先日】
(33)【優先権主張国・地域又は機関】
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】506192652
【氏名又は名称】ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100142907
【氏名又は名称】本田 淳
(72)【発明者】
【氏名】コルベイユ、スコット エドワード
(72)【発明者】
【氏名】ポロック、ライアン ビンセント ウィリアム
【テーマコード(参考)】
【Fターム(参考)】
4C161CC06
4C161DD03
4C161FF01
4C161FF42
4C161GG16
4C161HH04
4C161HH12
(57)【要約】
内視鏡に流体を供給する方法及びシステム。内視鏡に接続されるように構成された容器及びチューブセットは、流体を収容するように構成された第1の容器と、第1の容器を通って延在し、かつ第1の容器と流体連通する第1のルーメンを含む第1の水供給チューブと、第1の水供給チューブ上に配置され、第1の流体入口、第1の流体出口、及び第2の流体出口を含む分岐コネクタと、分岐コネクタの第2の流体出口と選択的に流体連通する第2の流体入口を有する第2の容器と、分岐コネクタの第2の流体出口と第2の容器の第2の流体入口との間の流れを遮断するように配置された流量制御弁と、第2の容器を通って延在し、かつ第2の容器の底部と選択的に流体連通する第2のルーメンを含む第2の水供給チューブとを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項】
内視鏡処置において使用するために内視鏡に接続されるように配置及び構成された容器及びチューブセットであって、
流体を収容するように構成された第1の容器であって、前記第1の容器の底部と流体連通するポートを有する、前記第1の容器と、
第1の端部と、第2の端部と、内部を貫通して延在する第1のルーメンとを含む第1の水供給チューブであって、前記第1のルーメンは、前記第1の容器と流体連通し、前記第1の水供給チューブの前記第2の端部は、前記第1の容器の外部に位置する、前記第1の水供給チューブと、
前記第1の水供給チューブの前記第1の端部と前記第2の端部との間で前記第1の水供給チューブ上に配置された分岐コネクタであって、前記分岐コネクタは、第1の流体入口、第1の流体出口、及び第2の流体出口を含み、前記第1の水供給チューブの前記第1のルーメンの一部は、前記第1の流体入口と前記第1の流体出口との間に延在する、前記分岐コネクタと、
流体を収容するように構成された第2の容器であって、前記分岐コネクタの前記第2の流体出口と選択的に流体連通する第2の流体入口を有する、前記第2の容器と、
前記分岐コネクタの前記第2の流体出口と前記第2の容器の前記第2の流体入口との間の流れを遮断するように配置された流量制御弁であって、
前記分岐コネクタから前記第2の容器への流体の流れを阻止し、かつ前記第2の容器から前記分岐コネクタへの流体の流れを阻止する閉鎖位置と、
前記分岐コネクタから前記第2の容器への流体の流れを許容する開放位置との間で移動可能である前記流量制御弁と、
第1の端部と、第2の端部と、内部を貫通して延在する第2のルーメンとを含む第2の水供給チューブであって、前記第2のルーメンは、前記第2の容器の前記底部と選択的に流体連通し、前記第2の水供給チューブの前記第2の端部は、前記第2の容器の外部に位置する、前記第2の水供給チューブと、を備える容器及びチューブセット。
【請求項】
前記流量制御弁は、
押圧されている間に前記流量制御弁を前記開放位置に移動させるボタン部材と、
前記ボタン部材が押圧されるまで前記流量制御弁を前記閉鎖位置に維持するように付勢し、前記ボタン部材の押圧が解除された後に、前記流量制御弁を前記閉鎖位置に移動させるばね部材と、を含む、請求項1に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記流量制御弁は、
弁本体と、
前記ボタン部材及び前記ばね部材に機械的に結合されたプラグ部材であって、前記ボタン部材が押されたときに前記プラグ部材が前記弁本体から離間し、前記ボタン部材が解放されたときに前記ばね部材からの付勢力によって前記プラグ部材が前記弁本体に対して着座する、前記プラグ部材と、を含む、請求項2に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記第1の容器が折り畳み可能なバッグを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記第1の容器が剛性ボトルを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記第2の容器が折り畳み可能なバッグを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記第2の容器が剛性ボトルを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
第1の端部と、第2の端部と、内部を貫通して延在する第3のルーメンとを含む第1のガス供給チューブをさらに備え、前記第3のルーメンは、前記第2の容器と作動的に流体連通し、前記第1のガス供給チューブの前記第2の端部は、前記第2の容器の外部に位置する、請求項1~7のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
第1の端部と、第2の端部と、内部を貫通して延在する第4のルーメンとを含む第2のガス供給チューブをさらに備え、前記第4のルーメンは、前記第2の容器と作動的に流体連通し、前記第2のガス供給チューブの前記第2の端部は、前記第2の容器の外部に位置する、請求項8に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記第2の水供給チューブの前記第1の端部は、前記第2の容器の底部に流体的に接続される、請求項1~8のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記第1のガス供給チューブの前記第1の端部は、前記第2の容器の底部に流体的に接続される、請求項1~9のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
内視鏡医療デバイスであって、
内視鏡プローブと、
内視鏡処置で使用するために内視鏡に接続される、請求項1~11のいずれか一項に記載の容器及びチューブセットと、を備える内視鏡医療デバイス。
【請求項】
前記第1の流体出口と作動的に流体連通するポンプをさらに備え、前記ポンプは、前記第1の容器から流体を受け取り、受け取った前記流体を前記内視鏡プローブ内の灌流チューブに送達するように構成されている、請求項12に記載の内視鏡医療デバイス。
【請求項】
前記ポンプは蠕動ポンプである、請求項13に記載の内視鏡医療デバイス。
【請求項】
前記容器及びチューブセットは、前記第2の容器から前記内視鏡プローブ内のレンズ洗浄チューブに流体を送達するようにさらに構成されている、請求項12~14のいずれか一項に記載の内視鏡医療デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
全般的に、医療用流体容器及び方法に関し、特に、流体及び/又はガスを内視鏡に供給するための容器及びチューブセット
【背景技術】
【】
従来、内視鏡装置は、診断及び/又は治療処置を実施するために広く使用されている。内視鏡処置の間、医師は、デブリを洗い流す、光学系を洗浄する、及び作業ルーメンに送気する手段として、空気、灌流、及びレンズ洗浄の組み合わせを使用し得る。例えば、処置中に作業ルーメンを洗浄するために滅菌水が使用され得る。さらに、内視鏡処置の間、標的組織をナビゲート及び可視化するために使用される、内視鏡の遠位端におけるビデオレンズは、処置の間、血液、粘液、及び他のデブリで汚染されやすい場合があり得る。内視鏡の取り外し、レンズの手動洗浄、及び再挿入(外傷又は感染等)から生じ得る合併症を低減させるために、一般に内視鏡は、ルーメンを具備し得、そのルーメンを通して、洗浄流体(通常は、滅菌水であり得る)が、付着物除去の目的で、レンズの表面に送達され得る。
【】
現在の最先端技術では、灌流及び内視鏡レンズ洗浄の目的で内視鏡に滅菌水を送達するために使用される装置は、1本又は2本の滅菌水の使い捨てボトル(通常、1L容量)のいずれかから水を引き込み、及び/又は押し出す。2ボトルシステムでは、2つの別個の使い捨て滅菌水ボトルを使用して、灌流又はレンズ洗浄のために内視鏡に滅菌水を別個に供給し得る。洗浄用としては、開封後に滅菌水ボトル上に装着可能なキャップを貫通し、かつ入口端においてボトルの底部まで延在する可撓性導管が、蠕動ローラポンプの駆動ヘッド内に挿入され、スコープ専用コネクタを介して内視鏡に接続され得る。2ボトルシステムでは、第2の滅菌水ボトルには、加圧空気又はCO2ガスがボトルに導入されることを可能にする入口管/コネクタを有するキャップが取り付けられ、ボトルから内視鏡のレンズ洗浄ポートまで延び、そのレンズ洗浄ポートとスコープ専用のコネクタを介して接続される可撓性導管が設けられる。このシステムを使用して、CO2ガスが所定の圧力でボトルに供給され、これにより圧力差が生じ、滅菌水が導管を通して内視鏡のレンズ洗浄入口へと押し出され、これにより、内視鏡上のレンズ洗浄スイッチが作動されると、滅菌水が内視鏡内の専用のルーメンを通って噴射され、汚染されたレンズ上に滅菌水が流れて、レンズが洗浄される。
【】
1ボトルシステムでは、単一水ボトルにキャップが取り付けられ、第1の導管がボトルの底部まで延在し、ローラポンプを通して延在して内視鏡の灌流ポートに接続され得る。第2の導管は、ボトルの底部まで延在し、内視鏡上のレンズ洗浄ポートまで延在し得る。第3の導管は、キャップ上のポートを通してボトル内に加圧ガス(例えば、空気又はCO2)を導入し得る。このシステムにより、レンズ洗浄用及び灌流用に別個のボトルの代わりに、単一の滅菌水ボトルをレンズ洗浄及び灌流の両方のために使用することが可能となり得る。
【】
現在市販されている滅菌水を内視鏡に送達するためのシステムは、市販の滅菌水のボトルに依存し得、これらのボトルを用いて、滅菌水は、ボトルからスコープにポンプで送られるか、又は圧縮ガスで送られる。使用者が利用可能な水量は、市販の滅菌水ボトルのサイズ/容量及び処置カート上のスペースによって制限される。多くの病院施設では、滅菌水送達システムには、スコープへの導管の端部に一方向弁が設けられている場合があり、これは、患者側からスコープ内へ流入した液体が入口側の滅菌水導管に逆流するのを阻止するためであり、これにより、滅菌水送達システムは、1日の間に複数の症例にわたって使用することが可能となる。
【】
現在のシステムと関連する課題及び/又は制限の多くに対処することができる革新的な設計として、事前充填された溶液ボトルを使用する代わりに、溶液バッグを水源として利用するシステムがある。これらの溶液バッグは、250、500、1000、2000、3000及び4000mLを含むがこれらに限定されない容量で利用可能である。これにより、使用者は、水源の初期設定容量について多くの異なる選択肢を持つことができ、使用者は、容量をその使用必要性に合わせることが可能となる。このようなシステムの一実施形態を以下に示す。このシステムは、スパイクポート及びセプタム弁接続設計を使用して、事前充填された溶液バッグを内視鏡チューブセットに接続する。主溶液バッグからの水は、「Y」部に流れ、その流れの一部が灌流回路に供給され、流れの別の一部がレンズ洗浄回路に供給される。「Y」の灌流側の流れは、可撓性チューブ導管を通って灌流ポンプ(典型的には蠕動ポンプ)のヘッドに装填され、内視鏡アンビリカルへと続き、ねじ付きルアーコネクタを介して接続される。「Y」接合部のレンズ洗浄側の水は、二次圧力容器に流入し、この二次圧力容器は、内視鏡操作者による必要に応じて加圧されることで圧力差が生じ、この圧力差は、流体がレンズ洗浄用圧力容器からアンビリカルを経て最終的に内視鏡の端部にあるレンズ洗浄ノズルへと押し出される。
【】
この設計に伴う課題の1つは、レンズ洗浄圧力容器に内部圧力が印加されると、加圧ガス(空気又はCO2)が、灌流及びレンズ洗浄機能の両方のためのチューブセットに水を提供するために使用される主溶液バッグを含む、灌流流体回路も加圧してしまうことである。この設計でも、システムは全体としては機能するが、このシステムにはいくつかの潜在的な欠点があり、それには、限定はしないが、破裂強度特性が大きくばらつく中での市販のバッグの加圧、主溶液容器内へのガスの気泡混入が使用者にとって懸念材料又は気を散らす要因となり得ることなどが含まれる。システムを加圧することにより、灌流導管とレンズ洗浄導管の両方が加圧され、チューブがチューブセットから切り離された際に流体が外に噴出する可能性がある。灌流チューブセットの加圧により、セプタムチューブの内径が増大して、スパイクポートとセプタムチューブとの間の保持力が低下する可能性がある(場合によっては、外れて大量の漏れの可能性がある)。
【】
灌流導管の望ましくない加圧を阻止するための1つの可能性のある「Y」接合部とレンズ洗浄圧力容器との間の設計に一方向弁を追加することである。レンズ洗浄圧力容器が加圧されると、圧力容器の加圧は、一方向弁を閉鎖させ、流体が主溶液バッグの上流に逆流する可能性が排除され、これにより主溶液バッグ及び灌流回路の加圧の可能性が排除される。
【】
しかしながら、「Y」コネクタとレンズ洗浄圧力容器との間に配置された一方向弁によって解決されない別の潜在的な問題がある。即ち、チューブセットが(溶液バッグへのスパイク接続を介して)主溶液バッグに接続された際、圧力容器が満杯になった場合でも流れを止めるものがないため、溶液バッグからレンズ洗浄バッグに水が自由に流れ続けることになる。したがって、この実施形態によれば、主溶液バッグからレンズ洗浄圧力容器に水が流入し続けて溢流し、さらに水がアンビリカルの空気導管を逆流して内視鏡プロセッサ主要機器のポンプ回路に流入する可能性がある。これは、望ましくない。
【】
前述のチューブセット構成が従来のシステムに対して明確な利点を有することを考慮すると、2つの容器を分離する弁構造に対する改良の必要性が存在する。
【発明の概要】
【】
本開示のこの概要は、理解を助けるために提供されるものであり、当業者は、本開示の様々な態様及び特徴の各々が、いくつかの事例では別々に、又は他の事例では本開示の他の態様及び特徴と組み合わせて有利に使用され得ることを理解するであろう。特許請求される主題の範囲に関する限定は、この概要における要素、構成要素などの包含又は非包含のいずれによっても意図されない。したがって、態様又は実施形態に関して提示されるが、個々の態様は、別々に、又はその実施形態もしくは任意の他の実施形態の態様及び特徴と組み合わせて特許請求され得ることを理解されたい。
【】
第1の例では、内視鏡処置で使用するための内視鏡に接続されるように配置及び構成された容器及びチューブセットであって、流体を収容するように構成された第1の容器であって、第1の容器の底部と流体連通するポートを有する、第1の容器と、第1の端部と、第2の端部と、内部を貫通して延在する第1のルーメンとを含む第1の水供給チューブであって、第1のルーメンは、第1の容器と流体連通し、第1の水供給チューブの第2の端部は、第1の容器の外部に位置する、第1の水供給チューブと、第1の水供給チューブの第1の端部と第2の端部との間で第1の水供給チューブ上に配置された分岐コネクタであって、分岐コネクタは、第1の流体入口、第1の流体出口、及び第2の流体出口を含み、第1の水供給チューブの第1のルーメンの一部は、第1の流体入口と第1の流体出口との間に延在する、分岐コネクタと、流体を収容するように構成された第2の容器であって、分岐コネクタの第2の流体出口と選択的に流体連通する第2の流体入口を有する、第2の容器と、分岐コネクタの第2の流体出口と第2の容器の第2の流体入口との間の流れを遮断するように配置された流量制御弁であって、分岐コネクタから第2の容器への流体の流れを阻止し、かつ第2の容器から分岐コネクタへの流体の流れを阻止する閉鎖位置と、分岐コネクタから第2の容器への流体の流れを許容する開放位置との間で移動可能である流量制御弁と、第1の端部と、第2の端部と、内部を貫通して延在する第2のルーメンとを含む第2の水供給チューブであって、第2のルーメンは、第2の容器の底部と選択的に流体連通し、第2の水供給チューブの第2の端部は、第2の容器の外部に位置する、第2の水供給チューブと、を含む。
【】
の例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、流量制御弁は、押圧されている間に流量制御弁を開放位置に移動させるボタン部材と、ボタン部材が押圧されるまで流量制御弁を閉鎖位置に維持するように付勢し、ボタン部材の押圧が解除された後に、流量制御弁を閉鎖位置に移動させるばね部材とを含み得る。
【】
の例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、流量制御弁は、弁本体と、ボタン部材及びばね部材に機械的に結合されたプラグ部材とを含み得る。ボタン部材が押圧されると、プラグ部材は弁本体から離間し、ボタン部材が解放されると、プラグ部材はばね部材の付勢力によって弁本体に着座する。
【】
例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、第1の容器は、折り畳み可能なバッグを含み得る。
の例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、第1の容器は、剛性ボトルを含み得る。
【】
例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、第2の容器は、折り畳み可能なバッグを含み得る。
の例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、第2の容器は、剛性ボトルを含み得る。
【】
の例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、容器及びチューブセットは、第1の端部と、第2の端部と、内部を貫通して延在する第3のルーメンとを含む第1のガス供給チューブをさらに含み得る。第3のルーメンは、第2の容器と作動的に流体連通し、第1のガス供給チューブの第2の端部は、第2の容器の外部に位置する。
【】
の例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、容器及びチューブセットは、第1の端部と、第2の端部と、内部を貫通して延在する第4のルーメンとを含む第2のガス供給チューブをさらに含み得る。第4のルーメンは、第2の容器と作動的に流体連通し、第2のガス供給チューブの第2の端部は、第2の容器の外部に位置する。
【】
の例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、第2の水供給チューブの第1の端部は、第2の容器の底部に流体的に接続され得る。
の例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、第1のガス供給チューブの第1の端部は、第2の容器の底部に流体的に接続され得る。
【】
別の例として、内視鏡医療デバイスは、内視鏡プローブと、内視鏡処置において使用するための容器及びチューブセットとを含む。容器及びチューブセットは、の例のいずれかによるものであり得る。
【】
の例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、内視鏡医療デバイスはさらに、第1の流体出口と作動的に流体連通するポンプを含み得、ポンプは、第1の容器から流体を受け取り、受け取った流体を内視鏡プローブ内の灌流チューブに送達するように構成される。
【】
例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、ポンプは蠕動ポンプであり得る。
の例のいずれかに対して代替的に、又は追加的に、容器及びチューブセットは、第2の容器から内視鏡プローブ内のレンズ洗浄チューブに流体を送達するようにさらに構成され得る。
【】
本開示のこれら及び他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明から容易に明らかになり、特許請求される発明の範囲は、添付の特許請求の範囲に記載される。
【図面の簡単な説明】
【】
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、様々な例示的な実施形態を示し、説明と共に、本開示の趣旨を説明する役割を果たす。
【図】内視鏡の構成要素を示す図である。
【図】内視鏡と、光源と、光源コネクタと、水リザーバと、空気及びレンズ洗浄流体送達のためのチューブアセンブリとを伴う内視鏡システムの構成要素を示す図である。
【図】内視鏡と、光源と、水リザーバと、ハイブリッド空気、レンズ洗浄液、及び灌流流体送達のためのチューブアセンブリとを伴う、内視鏡システムを示す図であり、システムは、空気を大気に送達するように起動される。
【図】図3Aの内視鏡システムを示す図であり、システムは、内視鏡の患者端を通して患者に空気を送達するように起動される。
【図】図3Aの内視鏡システムを示す図であり、システムは、内視鏡の患者端を通してレンズ洗浄流体を送達するように起動される。
【図】図3Aの内視鏡システムを示す図であり、システムは、内視鏡の患者端を通して灌流流体を送達するように起動される。
【図】映像処理ユニットと、コネクタ部分と、蠕動灌流ポンプと、水リザーバ及び頂部と、同軸ガス及びレンズ洗浄液供給チューブと、上流及び下流灌流供給チューブと、代替ガス供給チューブとを含む、ハイブリッド内視鏡システムを示す図である。
【図】代替的な灌流流体供給容器を有する別の例示的な内視鏡システムを示す図である。
【図】代替的な流体供給システムを有する別の例示的な内視鏡システムを示す図である。
【図】容器及びチューブセットに使用されるボタン弁を示す図である。
【図】容器及びチューブセットに使用されるボタン弁を示す図である。
【図】容器及びチューブセットに使用されるボタン弁を示す図である。
【図】容器及びチューブセットに使用されるボタン制御プラグを示す図である。
【図】容器及びチューブセットに使用されるボタン制御プラグを示す図である。
【図】容器及びチューブセットに使用されるボタン制御プラグを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【】
様々な修正形態及び代替形態を受け入れることができるが、それらの詳細は、例として図面に示されており、詳細に説明される。しかしながら、その意図は、説明される特定の実施形態に発明を限定するものではないことを理解されたい。逆に、その意図は、本開示の趣旨及び範囲内に入るすべての修正形態、均等物、及び代替形態を包含するものである。
【】
ここで、内視鏡医療処置において使用され得る例示的な医療システムを参照して説明される。しかしながら、この特定の処置への言及は、便宜のためにのみ提供され、本開示を限定することを意図しないことに留意されたい。当業者は、開示されるデバイス及び関連する使用方法の基礎をなす概念が、任意の好適な処置、医療又は他のものにおいて利用され得ることを認識するであろう。以下の説明及び添付の図面を参照して理解することができ、同一又は類似の参照番号は、図面を通して同一又は類似の部分を指すために使用される。
【】
「遠位」という用語は、デバイスを患者に導入するときに使用者から最も遠い部分を指す。反対に、「近位」という用語は、デバイスを患者内に配置するときに使用者に最も近い部分を指す。本明細書で使用される場合、用語「備える(comprises)」、「備えている(comprising)」、又はそれらの任意の他の変形は、要素のリストを含むプロセス、方法、物品、又は装置が、必ずしもそれらの要素のみを含むわけではなく、明示的に列挙されていない、又はそのようなプロセス、方法、物品、又は装置に固有の他の要素を含み得るように、非排他的な包含をカバーすることが意図されている。「例示的」という用語は、「理想的」ではなく「例」の意味で使用される。さらに、本明細書で使用される場合、「約」、「およそ」、及び「実質的に」という用語は、述べられた又は暗示された値の+/-10%以内の値の範囲を示す。さらに、構成要素/表面の幾何学的形状を示す用語は、正確な形状及び近似的な形状を指す。
【】
本開示のボトル(例えば、容器、リザーバ等)及びチューブアセンブリ又はセットを具体的に参照して説明される。そのような例えば、患者の通気、レンズ洗浄を容易にすること、及び/又は内視鏡処置の間、作業チャネルを灌流することでデブリを洗い流す/吸引することを補助することを含む、種々の異なる目的のために、流体及び/又はガスを内視鏡に供給するために使用されてもよいことを理解されたい。
【】
流体及び/又はガスを内視鏡に供給するための内視鏡システムとともに使用するために好適な容器及びチューブセットの説明を含むが、本明細書のデバイス、システム、及び方法は、流体及び/又はガス送達を必要とする他の医療システムにおいて、及び種々の他の目的のために実装され得る。
【】
本明細書における「実施形態」、「いくつかの実施形態」、「他の実施形態」などへの言及は、説明される実施形態が特定の特徴、構造、又は特性を含み得るが、すべての実施形態が必ずしもその特定の特徴、構造、又は特性を含まなくてもよいことを示すことに留意されたい。さらに、そのような語句は、必ずしも同じ実施形態に言及しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造、又は特性がある実施形態に関連して説明される場合、明示的に説明されているか否かにかかわらず、そうでないと明確に述べられていない限り、他の実施形態に関連してそのような特徴、構造、又は特性をもたらすことは、当業者の知識の範囲内であろう。すなわち、以下で説明される様々な個々の要素は、特定の組合せで明示的に示されていなくても、当業者によって理解されるように、他の追加の実施形態を形成するために、又は説明される実施形態を補完及び/又は強化するために、互いに組合せ可能又は配置可能であると考えられる。
【】
本明細書及び添付の特許請求の範囲において使用される場合、単数形「a」、「an」、及び「the」は、内容が明らかに他のことを示さない限り、複数の指示対象を含む。本明細書及び添付の特許請求の範囲において使用される場合、「又は」という用語は、内容が明らかに他のことを示さない限り、「及び/又は」を含む意味で全般的に使用される。
【】
従来、内視鏡装置は、診断及び/又は治療処置を実施するために広く使用されている。内視鏡処置の間、医師は、デブリを洗い流す、光学系を洗浄する、及び作業ルーメンに送気する手段として、空気、灌流、及びレンズ洗浄の組み合わせを使用し得る。いくつかのシステムは、灌流及びレンズ洗浄のために2つの別個の水ボトルを使用し得る一方、他のシステムは、灌流及びレンズ洗浄の両方のために単一の水ボトルを使用し得る。臨床医が各症例を通して作業する際に、一定量の水が水ボトルから消費され、ボトルは、1日の間に1回又は複数回交換する必要が生じる場合がある。ボトルを交換するプロセスは、(例えば、患者への感染リスクを生じさせないように)外部のボトル表面又は他の非無菌表面に対してチューブを接触/汚染させることなく、使用者が、身をかがめるか、又はしゃがんで、空のボトルからキャップ及び関連する入口チューブを取り外し、それらを満杯の滅菌水のボトルに配置することが必要である。この作業は、単一ボトル装置では、滅菌水ボトルを交換するためにキャップを取り外す際に複数の入口ホースがキャップから垂れ下がるため、特に困難である場合がある。
【】
さらに、滅菌水ボトルを蠕動ポンプ及び他の機器と並んでカートの下部棚に収納することにより、これらを視認することが困難となり得、多くの場合、臨床医は、スコープの遠位端を通して灌流又はレンズ洗浄をもはや行うことができなくなるまで、ボトルが空に近づいていることに気付かない場合がある。また、水ボトルを内視鏡制御ボックスに隣接して配置することに関連する固有のリスクもある。例えば、水ボトルが何らかの要因(例えば、漏れ、破裂、破損など)により故障した場合、これらの高価な制御システム上に水が流れるか又は噴霧されたりする高いリスクが存在し得、重大な損傷又は破壊を引き起こす可能性がある。本明細書では、臨床医によって容易に視認可能であり、容器が交換される際にチューブへの汚染のリスクを低減する容器及びチューブセットが開示される。
【】
図1~図2を参照すると、患者に挿入される長尺状のシャフト100aを備え得る例示的な内視鏡100及びシステム200が示されている。光源205は、撮像装置(例えば、CCD又はCMOS撮像装置)(図示せず)を収容し得る内視鏡100の遠位部分100bに照明光を給送する。光源205(例えば、ランプ)は、撮像装置から入力される信号を処理し、処理された映像信号を見るために映像モニタ(図示せず)に出力する映像処理ユニット210内に収容される。また、映像処理ユニット210は、そのユニット内に空気給送ポンプ等の加圧ポンプ215を収容することにより、給気/給水回路の構成要素としても機能する。
【】
内視鏡シャフト100aは、シャフト100aの遠位部分100bに設けられた遠位先端部100cと、遠位先端部100cの近位にある可撓性湾曲部分105とを含んでもよい。可撓性湾曲部分105は、遠位先端部100cを操縦するのを補助するための関節継手(図示せず)を含んでもよい。内視鏡100の遠位先端部100cの端面100d上には、治療領域において患者の内部に通気するためにガスを供給するとともに、撮像装置をカバーするレンズを洗浄するために水を供給するためのガス/レンズ洗浄液ノズル220がある。端面100dの灌流開口部225は、患者の治療領域に灌流流体を供給する。治療領域に照明光を伝達する照明窓(図示せず)と、治療領域にツールを通すためにシャフト100aに沿って延在する作業チャネル235への開口部230ともまた、遠位先端部100cの面100d上に含まれてもよい。作業チャネル235は、シャフト100aに沿って、内視鏡100の操作ハンドル115の遠位に位置付けられた近位チャネル開口部110まで延在する。生検弁120は、望ましくない流体流出に対してチャネル開口部110を封止するために利用されてもよい。
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操作ハンドル115は、屈曲可能な可撓性部分105内の関節継手に接続されたワイヤを介して遠位先端部の遠隔4方向操向を提供するためのノブ125を備えてもよい(例えば、1つのノブは、上下操向を制御し、別のノブは、左右操向のために制御する)。ハンドル115の近位端側には、映像処理ユニット210を遠隔操作するための複数の映像スイッチ130が配置されてもよい。さらに、ハンドル115には、2つの弁ウェル135が設けられている。弁ウェル135のうちの1つは、送気ガス及びレンズ水給送動作を操作するためのガス/水弁140を受容し得る。ガス供給ライン240a及びレンズ洗浄液供給ライン245aは、シャフト100aに沿ってガス/水弁140から遠位に延び、そしてガス/洗浄液ノズル220(図2)の近位にある遠位先端部100cで収束する。他方の弁ウェル135は、吸引動作を操作するための吸引弁145を受容する。吸引供給ライン250aは、シャフト100aに沿って吸引弁145から内視鏡100の作業チャネル235と流体連通する接合点まで遠位に延びる。
【】
操作ハンドル115は、可撓性アンビリカル260及び間に延在するコネクタ部分265を介して、映像処理ユニット210に電気的及び流体的に接続される。可撓性アンビリカル260は、ガス(例えば、空気又はCO2)給送ライン240bと、レンズ洗浄液給送ライン245bと、吸引給送ライン250bと、灌流給送ライン255bと、光ガイド(図示せず)と、電気信号ケーブル(図示せず)とを有する。コネクタ部分265は、映像処理ユニット210に差し込まれると、映像処理ユニット内の光源205と光ガイドとを接続する。光ガイドは、アンビリカル260及び内視鏡シャフト100aの長さに沿って延び、光を内視鏡100の遠位先端部100cに伝送する。コネクタ部分265はまた、映像処理ユニット210に差し込まれると、空気ポンプ215をアンビリカル260内のガス給送ライン240bに接続する。
【】
水リザーバ又は容器270(例えば、水ボトル)は、コネクタ部分265及びアンビリカル260を通して内視鏡100に流体的に接続される。ある長さのガス供給チューブ240cは、リザーバ270の頂部280(例えば、ボトルキャップ)とリザーバ内の残りの水285との間の空隙275内に位置付けられる一端から、コネクタ部分265の外側の取り外し可能なガス/レンズ洗浄液接続部290まで通過する。取り外し可能なガス/レンズ洗浄液接続部290は、コネクタ部分265及び/又はガス供給チューブ240cから取り外し可能であってもよい。アンビリカル260からのガス給送ライン240bは、コネクタ部分265内で分岐して、取り外し可能なガス/レンズ洗浄液接続部290におけるガス供給チューブ240c、ならびに空気ポンプ215と流体連通する。ある長さのレンズ洗浄液チューブ245cは、一端がリザーバ270の底部に位置付けられた状態で、コネクタ部分265のガス供給チューブ240cと同一の取り外し可能な接続部290までリザーバ270の頂部280を貫通する。他の実施形態では、接続部は、別個であってもよく、及び/又は相互から分離されてもよい。コネクタ部分265はまた、灌流水源(図示せず)からアンビリカル260内の灌流給送ライン255bまで延びる灌流供給チューブ(図示せず)のための取り外し可能な灌流接続部293を有する。取り外し可能な灌流接続部293は、コネクタ部分265及び/又は灌流供給チューブ(図示せず)から取り外し可能であってもよい。いくつかの実施形態では、灌流水は、水リザーバ270から独立した水源(図示せず)から、ポンプ(例えば、蠕動ポンプ)を介して供給される。他の実施形態では、灌流供給チューブ及びレンズ洗浄液チューブ245cは、同一のリザーバから水を調達してもよい。コネクタ部分265はまた、真空源(例えば、病院内吸引(hospital house suction))(図示せず)をアンビリカル260及び内視鏡100に流体接続する吸引給送ライン250b及び吸引供給ライン250aのための取り外し可能な吸引接続部295を含んでもよい。取り外し可能な吸引接続部295は、コネクタ部分265及び/又は吸引給送ライン250b及び/又は真空源から取り外し可能であってもよい。
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ガス給送ライン240b及びレンズ洗浄液給送ライン245bは、ガス/水弁140のための弁ウェル135に流体接続され、ウェル内のガス/水弁140の動作が、内視鏡100の遠位先端部100cへのガス又はレンズ洗浄液の供給を制御するように構成される。吸引給送ライン250bは、吸引弁145のための弁ウェル135に流体接続され、ウェル内の吸引弁の動作が、内視鏡100の作業チャネル235に印加される吸引を制御するように構成される。
【】
図2を参照して、の内視鏡100のような内視鏡を含む内視鏡システム200の例示的な動作を説明する。映像処理ユニット210内の空気ポンプ215からの空気は、コネクタ部分265を通って流れ、アンビリカル260内のガス給送ライン240bを通って操作ハンドル115上のガス/水弁140に分岐されるとともに、コネクタ部分265上の接続部290を介してガス供給チューブ240cを通って水リザーバ270に流れる。ガス/水弁140が中立位置にあるとき、使用者の指が弁上にない場合、空気は、弁から大気に流出することを可能にされる。第1の位置では、使用者の指は、大気への通気を遮断するために使用される。ガスは、例えば、患者の治療部位に送気するために、弁140からガス供給ライン240aを下って、内視鏡100の遠位先端部100cから流出することを可能にされる。ガス/水弁140が第2の位置まで下方に押されると、ガスは弁から出ることを阻止され、空気ポンプ215から通過する空気の圧力が水リザーバ270内で上昇することを可能にする。水源を加圧することにより、水が、レンズ洗浄液チューブ245cから、コネクタ部分265、アンビリカル260を通り、ガス/水弁140を通り、レンズ洗浄液供給ライン245aを下って、ガス/レンズ洗浄液ノズル220を介して内視鏡100の遠位先端部100cを出る前にガス供給ライン240aと収束して、押し出される。空気ポンプ圧力は、灌流水の供給と比較して比較的低い流速でレンズ洗浄水を提供するように較正されてもよい。
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レンズ洗浄液の流量は、水リザーバ270内のガス圧によって支配される。水がリザーバ270からレンズ洗浄液チューブ245cを通って押し出されるにつれて、水リザーバ270内でガス圧が降下し始めると、空気ポンプ215は、リザーバ270内の失われた空気供給を補充することで実質的に一定の圧力を維持し、これは、次に、実質的に一定のレンズ洗浄液流速を提供する。いくつかの実施形態では、フィルタ(図示せず)が、ガス供給チューブ240cの経路内に配置され、望ましくない汚染物質又は粒子状物質が水リザーバ270の中に通過しないように濾過してもよい。いくつかの実施形態では、流出逆止弁又は他の一方向弁構成(図示せず)が、レンズ洗浄液供給チューブの経路内に配置され、水が弁を通過した後、リザーバ270の中に逆流することを防止することに役立ち得る。
【】
主な用途は、使用者の視野を遮るデブリを患者の治療部位から除去することであるため、レンズ洗浄液と比較して、比較的高い流速の灌流水が典型的に必要とされる。灌流は、典型的には、説明されるように、ポンプ(例えば、蠕動ポンプ)の使用によって達成される。灌流用の独立した水源を有する実施形態では、水源の底部に配置されたチューブは、水源の頂部を通過し、ポンプの上流側のヘッドに通される。ポンプの下流側のチューブは、コネクタ部分265上の灌流接続部293を介して、アンビリカル260内の灌流給送ライン255b及び内視鏡100の灌流供給ライン255aに接続される。灌流水が必要とされるとき、流体は、フットスイッチ(図示せず)を押下すること等によって灌流ポンプを動作させることによって、水源から吸い出され、灌流接続部293を通り、アンビリカル内の灌流給送ライン255bを通り、内視鏡のシャフト100a内の灌流供給ラインを下って遠位先端部100cまで流れる。水が灌流供給チューブから吸い出されるときに水源内の圧力を等しくするために、通気口(図示せず)が水リザーバ270の頂部280に含まれてもよい。通気口は、大気が水源の中に入ることを可能にすることで、水源内の負圧蓄積を防止するが、この負圧蓄積は、患者から内視鏡を通して水源に向かって望ましくない物質を吸引する真空を生成し得る。いくつかの実施形態では、レンズ洗浄液チューブ245cに類似する流出逆止弁又は他の一方向弁構成(図示せず)が灌流供給チューブの経路内に配置されることで、水が弁を通過した後、リザーバの中への逆流を防止することに役立ち得る。
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図3A~図3Dは、灌流及びレンズ洗浄液のための供給チューブが単一の水リザーバに接続され、単一の水リザーバから引き出されるハイブリッドシステム300の一実施形態の動作を示す概略図である。水以外の流体(例えば、生理食塩水であるが、これに限定されない)が使用され得ることが企図される。ハイブリッドシステム300は、単一の水リザーバ305と、リザーバのためのキャップ310と、ガス供給チューブ240cと、レンズ洗浄液供給チューブ245cと、フットスイッチ318を伴う灌流ポンプ315と、灌流のための上流供給チューブ320と、下流灌流供給チューブ255cとを含む。キャップ310は、典型的にはねじ付きの配置によって、水リザーバ305にしっかりと封止して取り付けられるように構成されてもよい。キャップ310は、キャップ310をリザーバ305に封止するためのガスケットを含んでもよい。ガスケットは、Oリング、フランジ、カラー、及び/又は同等物であってもよく、任意の好適な材料から形成されてもよい。キャップ310内のいくつかの貫通開口部(325a、325b、325c)が設けられて、それぞれ、ガス供給チューブ240c、レンズ洗浄液供給チューブ245c、及び上流灌流供給チューブ320を受容する。図3A~3Dでは、図示されるシステムは、ガス供給、レンズ洗浄、及び灌流のための別個のチューブを含む。
【】
他の実施形態では、ガス供給チューブ240c及びレンズ洗浄液チューブ245cは、同軸配置で組み合わせられてもよい。いくつかの例示的な同軸配置は、同一出願人による米国特許出願第17/558,239号、表題「INTEGRATED CONTAINER AND TUBE SET FOR FLUID DELIVERY WITH AN ENDOSCOPE」、及び米国特許出願第17/558,256号、表題「TUBING ASSEMBLIES AND METHODS FOR FLUID DELIVERY」に説明されており、これらの開示は、参照により本明細書に援用される。例えば、ガス供給チューブは、ガス供給チューブ内に同軸状に受け入れられたより小さな直径のレンズ洗浄液チューブを取り囲むのに十分に大きな直径のルーメンを画定するとともに、レンズ洗浄液チューブの周りを囲む環状空間内の水源に空気を供給して水リザーバを加圧してもよい(例えば、ガス供給チューブ240c及びレンズ洗浄液供給チューブ245cを参照されたい)。レンズ洗浄液供給チューブは、内視鏡コネクタ部(例えば、図2のコネクタ部265)への取り外し可能なガス/レンズ洗浄液接続部において同軸配置から並列配置に移行するために、例えば、開口、継手、カラーなどの任意の適切な封止された方法で、同軸のガス供給チューブによって画定されたルーメンから出るように構成されてもよい。
【】
種々の実施形態では、弁(図示せず)の異なる構成が、システム200、300のチューブを含む、本明細書に開示される種々の実施形態に組み込まれてもよい。例えば、流入逆止弁をガス供給チューブ240cの経路に配置することで、空気ポンプ215への逆流を防止することに役立ち得る。このように、水リザーバ305内の圧力上昇は、水源とガス供給チューブ240cとの間に圧力差を生成することで、灌流機能の間、大量の水が水源から除去され得るときでも、水源内の陽圧を維持することに役立つ。この配置は、空気ポンプ215から水リザーバ305に送達される空気のあらゆる時間差を相殺するが、そうでなければ、水リザーバ内に負圧真空を生じさせ得る。同様に、入口/出口及び弁インサートを有する一方向弁などの流出逆止弁を、レンズ洗浄液供給チューブ245c、上流灌流供給チューブ320、及び/又は下流灌流供給チューブ255cに組み込むことで、説明したように、負圧状況の場合にレンズ洗浄液チューブ及び灌流用の供給チューブのどちらか又は両方からの水の逆流を防止することに役立ち得る。
【】
より一般的には、多くの実施形態では、逆止弁は、流体が受動的に一方向にのみ流れるための任意のタイプの構成を指し得る。例えば、逆止弁は、ボール逆止弁、ダイヤフラム逆止弁、スイング逆止弁、傾斜ディスク逆止弁、フラッパ弁、ストップ逆止弁、リフト逆止弁、インライン逆止弁、ダックビル弁、空気圧式逆流防止弁、リード弁、フローチェックのうちの1つ以上を含み得るか、又はそれらを指し得る。したがって、本明細書で使用される逆止弁は、流れをオンにすることを可能にしたり流れをオフにすることを可能にしたりにするオン/オフ弁又はスイッチとしてバイナリ方式で動作される能動弁(例えば、ストップコック弁、ソレノイド弁、蠕動ポンプ)とは別個であり、異なることを意味する。
【】
図3A~図3Dのシステムの動作中、灌流のための水の流れは、灌流ポンプ315を動作させることによって達成され得る。レンズ洗浄のための水の流れは、内視鏡100の操作ハンドル115上のガス/水弁140を押し下げることによって達成され得る。これらの機能は、互いに独立して又は同時に実行されてもよい。レンズ洗浄と灌流を同時に行う場合、流体が水リザーバ305から取り除かれると、システム内の圧力を制御することで、レンズ洗浄液供給チューブ245cを、実質的に低流速レンズ洗浄を達成するのに必要な圧力に維持しながら、高流速灌流を供給することによる水リザーバ305内の減圧を相殺することができる。レンズ洗浄機能、灌流機能、又は両方の機能を同時に使用することによって、水リザーバ内で圧力が低下すると、低下した圧力は、ガス供給チューブ240cを介して、空気ポンプ215によって相殺されてもよい。
【】
図3A~図3Dの概略的な構成は、単一の水リザーバ305に接続され、単一の水リザーバ305から引き出される灌流用の供給チューブ320及びレンズ洗浄液のための供給チューブ245cを有するハイブリッドシステム300によって可能な異なる流路を示すために強調されている。図3Aに示されるように、内視鏡100は、ガス/水弁140が開放位置にある中立状態にある。中立状態は、内視鏡の遠位先端部にガスもレンズ洗浄液も送達しない。むしろ、ガス(圧力)は、加圧空気ポンプ215から経路Aに沿って送達され、コネクタ部分265を介してアンビリカル260内のガス給送ライン240bを通して、かつガス/水弁を通して大気に通気される。システムは、ガス/水弁140の通気孔にて開いているので、水リザーバ305を加圧する蓄積はなく、したがって、レンズ洗浄液供給チューブ245cを通して水が押し出されることはない。
【】
図3Bに示されるように、内視鏡100は、ガス/水弁140が第1の位置にあるガス送達状態にある。遠位先端部100cにおいて、例えば、遠位先端部の端面100dを洗浄するか、又は治療領域内の患者身体に送気するために、ガスが要求されると、使用者は、ガス/水弁140内の通気孔を親指、指などで閉鎖する(第1の位置)。この状態で、ガス(圧力)が空気ポンプ215から経路Bに沿って送達され、コネクタ部分265を介してアンビリカル260内のガス給送ライン240bを流れる。ガスは、ガス/水弁140を通って、内視鏡シャフト100a内のガス供給ライン240aに続き、遠位先端部100cにおけるガス/レンズ洗浄液ノズル220から出る。システムはガス/レンズ洗浄液ノズル220にて開いているので、水リザーバを加圧する蓄積はなく、したがって、レンズ洗浄液供給チューブ245cを通して水が押し出されることはない。
【】
図3Cに示されるように、内視鏡100は、ガス/水弁140が第2の位置にあるレンズ洗浄液送達状態にある。遠位先端部100cにおいて、例えば、遠位先端部100cの端面100dを洗浄するために、レンズ洗浄液が要求されると、使用者は、ガス/水弁内の通気孔を閉鎖したまま、弁140を弁ウェル135内の最も遠い地点まで押し下げる。第2の位置は、大気及び内視鏡内のガス供給ライン240aの両方へのガス供給を遮断するとともに、レンズ洗浄水が内視鏡シャフト100a内のレンズ洗浄液供給ライン245aを通過して遠位先端部100cにおけるガス/レンズ洗浄液ノズル220から出ることを可能にするように、ガス/水弁140を開放する。この状態で、気体(圧力)は、経路Cに沿って、空気ポンプ215から、コネクタ部分265内の分岐ラインを通り、ガス供給チューブ240cから出て、水リザーバ305に送達される。ガス(圧力)は、リザーバ305内の残りの水285の表面を加圧し、レンズ洗浄液供給チューブ245cからコネクタ部分265まで水を押し上げる。加圧されたレンズ洗浄水は、アンビリカル260内のレンズ洗浄液給送ライン245bを通り、ガス/水弁140を通ってさらに押し出される。システム300が閉じられているので、ガス圧は、大気に放出されたり患者に送達されたりするのではなく、水リザーバ305内の較正された圧力レベルを構築及び維持することが可能になる。この圧力は、内視鏡の給送ライン及び供給ラインならびに外部のチューブと共に、レンズ洗浄液の特定の範囲の流速に変換される。
【】
図3Dに示されるように、内視鏡100は、灌流送達状態にある。これは、ガス及び/又はレンズ洗浄液の送達と同時又は異なる時間に行われてもよい。遠位先端部100cにおいて灌流が必要とされるとき、例えば、治療領域における可視性が、乏しかったりデブリによって遮断されたりするなどの場合、使用者は、経路Dに沿って水を送達するために、(例えば、フットスイッチ318を押下することによって)灌流ポンプ315を起動させる。ポンプ315が起動されると、水は、水リザーバ305から上流灌流供給チューブ320を通って吸い出され、下流灌流供給チューブ255cに沿ってコネクタ部分265に送り出される。灌流ポンプヘッド圧力は、灌流水をさらに、アンビリカル260内の灌流給送ライン255bを通して、内視鏡シャフト100a内の灌流供給ライン255aを通して、遠位先端部100cにおける灌流開口部225から押し出す。灌流ポンプ圧力は、ある特定の範囲の流速の灌流流体を送達するように、内視鏡の灌流給送ライン及び供給ラインならびに外部のチューブとともに較正されてもよい。
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図4は、映像処理ユニット210と、コネクタ部分265と、蠕動灌流ポンプ315と、水リザーバ405及び頂部407と、同軸のガス及びレンズ洗浄液供給チューブ410と、上流及び下流灌流供給チューブ320、255cと、代替ガス(例えば、CO2)供給チューブ415とを含む、ハイブリッドシステム400のさらなる実施形態を示す概略図である。ある長さの代替ガス供給チューブ415は、水リザーバ405の頂部407とリザーバ内の残りの水285との間のガス間隙275(図2参照)内に位置付けられる一端から、リザーバの頂部の付加的開口部420を通って、代替ガス供給源(例えば、CO2病院内ガス源)のための取り外し可能な接続部425まで通過する。CO2ガス等の代替ガス供給が所望されるとき、映像処理ユニット210上の空気ポンプ215は、オフにされてもよく、それによって、空気ではなく、CO2ガスが、水リザーバ405に流され、水面を加圧する。全般的に、内視鏡100を通るCO2の流れは、空気の流れと同様である。中立状態では、CO2ガスは、ガス供給チューブ240cを上向きにコネクタ部分265まで逆流し、ガス給送ライン240bを上向きに流れ、ガス/水弁140を通って大気に通気される。第1の位置では、使用者は、ガス/水弁140内の通気孔を閉鎖し、CO2ガスは、ガス/水弁を通って、内視鏡シャフト100a内のガス供給ライン240aに流され、遠位先端部100cにおけるガス/レンズ洗浄液ノズル220から流出する。第2の位置では、使用者は、弁140を弁ウェル135の底部まで押下し、ガス/水弁内の通気孔を閉鎖したままにする。第2の位置は、大気及び内視鏡100内のガス供給ライン240aの両方へのCO2ガス供給を遮断するとともに、レンズ洗浄水が内視鏡シャフト100a内のレンズ洗浄液供給ライン245aを通過して遠位先端部100cにおけるガス/レンズ洗浄液ノズル220から出ることを可能にするように、ガス/水弁140を開放する。リザーバ405内のガス(圧力)は、代替ガス(例えば、CO2)供給チューブ415を通してガスを送達することによって維持される。灌流機能は、図3Dに関して上述した動作と同様の方法で達成することができる。
【】
上述したように、水リザーバ(複数可)を交換する際にチューブセット240c、245c、320、410、415が汚染される機会を低減することが望ましい場合がある。図5は、例示的な内視鏡システム500の概略図を示しており、この内視鏡システム500は、水リザーバの交換回数を低減し、かつ/又は水リザーバの交換時の汚染の機会を低減することが可能である。システム500は、図1~図4に関して説明された内視鏡及び内視鏡システムと同様の構成要素を含み得るが、本明細書では全ての特徴が説明又は図示されているわけではない。
【】
図5のシステム500は、上述した従来のボトルシステムに対していくつかの利点を有し得る例示的な流体リザーバ502を示す。リザーバ502は、流体506を保持するように構成された容器504を含み得る。図示される実施形態では、容器504は、上流灌流チューブ528に流体的に接続され、内視鏡100に灌流用の流体を供給するように構成されている。概して、灌流チューブ528は、内視鏡100に水又は他の流体を供給するための水又は流体供給ライン又はチューブであり得る。代替的に、又は追加的に、容器504は、送気及びレンズを洗浄するための流体を提供するために、ガス及びレンズ洗浄液供給チューブ530に接続され得る。さらに、場合によっては、リザーバ502は、灌流及びレンズ洗浄の両方のために流体を供給し得る。明示的に示されていないが、リザーバ502には、使用者がリザーバ502内にどれだけの流体が残っているかを容易に判別することが可能となるようにするために、印刷された目盛り、数値、又はその他の視覚的表示が設けられ得る。
【】
容器504は、限定はしないが、低密度ポリエチレン(LDPE)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、シリコーン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アルミニウム、ナイロン、ポリエチレン(PE)、可塑化ポリ塩化ビニル(PVC)、又はそれらの組合せなどの軽量で可撓性の材料の1つ又は複数の層から形成され得る。いくつかの実施形態では、容器504は、完全に半透明、完全に不透明、又はそれらの組み合わせであり得る。場合によっては、容器504は、臨床環境において静脈内補液を送達するために利用されるもの(例えば、静脈内(IV)輸液バッグ)に類似した可撓性バッグであり得る。そのようなバッグは、様々なサイズで広く使用されているため、容易に入手可能であり、臨床医にもよく知られている。容器504の容量は可変であり得る。例えば、容器504の容量は、500ミリリットル(mL)以上、1000mL以上、2000mL以上、3000mL、4000mL以上などであり得る。容量は、所望に応じて、500mL未満又は4000mL超であり得る。リザーバ502は、(例えば、処置室に搬入される前に、又は製造時に)水又は他の流体で事前充填され得る。場合によっては、臨床医は、1日に予定される処置の数及び/又は種類に基づいて、複数の異なるサイズの利用可能なリザーバの中からリザーバ502を選択し得る。1日全体の処置に対応するのに十分な大きさの容量を有するリザーバ502を選択することによって、滅菌流体源(例えば、リザーバ502)を交換する必要性を低減又は排除し得る。可撓性バッグは、同様の量の流体を保持するように設計されたボトルよりも少ないプラスチック(又は他の材料)を利用し得ることが想定される。したがって、流体リザーバ502として可撓性バッグを使用することにより、システム500の環境持続可能性のレベルを高めることができる。例えば、使用者が、3000mL(3リットル)バッグリザーバ502でシステムを設定し、3本の個々の1リットルボトルを利用する必要がない場合、廃棄物の大幅な削減が実現され得る。処分又は廃棄時に、バッグリザーバ502は、同等量の流体を保持することが可能なボトルより少ない容量を占有し得ることがさらに想定される。
【】
リザーバ502はさらに、容器504の内部から延在し、容器504と選択的に流体連通する、スパイクポート又はセプタムポート等であるが、それらに限定されない、1つ又は複数のポート508a、508bを含み得る。ポート508a、508bは、第1の容器504との一体構造として形成され得る。ポート508a、508bは、略管状構造であり得、各ポート508a、508bは、それぞれを貫通して延在するルーメンを画定する。ポート508a、508bのルーメンは、容器504の内部を、限定されないが、水又は流体供給チューブ等の別の構成要素と選択的に流体連通するように構成され得る。いくつかの実施形態では、ポート508a、508bは、リザーバ502の下端部512に隣接して配置され得る。しかしながら、これは必須ではない。ポート508a、508bは、所望に応じて、他の場所に配置され得る。ポート508a、508bが容器504の下端部512以外の場所に配置される場合、容器504の底部で流体にアクセスするために、ディップチューブ又はチューブ延長部が必要とされ得る。場合によっては、少なくとも1つのポート508bは、上流灌流チューブ(又は水/流体供給チューブ)528に接続されるように構成され得る一方で、他のポート508aは、使用者が添加剤を流体506(例えば、灌流流体)に添加することを可能にするように構成され得る。リザーバ502は、2つのポート508a、508bを含むものとして示されているが、リザーバ502は、必要に応じて、1つのポート又は3つ以上のポートを含み得る。
【】
明示的に示されていないが、ポート508a、508bはそれぞれ、ポート508a、508bと流体密封シールを形成するように構成された取り外し可能なキャップ又はシールを含み得る。取り外し可能なキャップ又はシールは、ポート508a、508bの無菌状態を維持するのに寄与し得る。取り外し可能キャップ又はシールは、いくつかの異なる技法を使用して、ポート508a、508bの自由端に結合され得る。例えば、キャップ又はシールは、ねじ係合、摩擦嵌合、スナップ嵌合等を使用して、ポート508a、508bに結合され得る。他の事例では、キャップ又はシールは、ポート508a、508bからキャップ又はシールを破断するように構成された捩り動作によって取り外され得る。キャップ又はシールが取り外された後、ポート508a、508bは、上流灌流チューブ528に接続されたスパイク先端又はスパイクポートアダプタ510によって穿刺され得る。例えば、取り外し可能キャップ又はシールに加えて、ポート508a、508bは、スパイクポートアダプタ510によって穿刺又は貫通され得る、ポート508a、508bのルーメン内に配置される内部シールを含み得る。内部シールは、スパイクポートアダプタ510がポート508a、508bに挿入される前に、容器504から流体506が漏出することを阻止するように構成され得る。いくつかの実施形態では、内部シールは、自己シール性を有し、スパイクポートアダプタ510の取り外し時に流体がポート508a、508bから漏出することを阻止する。スパイクポートアダプタ510の外面は、ポート508a、508bの内面と締まり嵌めを形成し得る。スパイクポートアダプタ510とポート508a、508bとの間の嵌合及び/又は結合は、灌流供給チューブ528及び/又は他のチューブセットがスパイクポートアダプタ510に結合された状態でも定位置に保持されるのに十分であり得る。スパイクポートアダプタ510は、IV輸液バッグで使用されるもの等の一般的に使用される無菌技術を利用して、ポート508a、508bのうちの1つに挿入され得ることが想定される。これは、滅菌部材を維持すること、汚染物質を流体506に導入しないこと等によって、感染リスクを低減することに寄与し得る。同様の無菌技術を使用して、ポート508a、508bのうちの1つを介して流体506に添加剤を添加し得ることがさらに想定される。
【】
リザーバ502は、リザーバ502の上部514に隣接して配置されたハンドル516を含み得る。ハンドル516は、リザーバ502を搬送するために手又はフックを受け入れるための開口部又は貫通孔518を画定し得る。場合によっては、ハンドル516は、使用者に対してより人間工学的な把持を提供するように構成された波状表面を含み得る。ハンドル516は、必要に応じて、容器504と同様の材料又は異なる材料から形成され得ることが想定される。いくつかの例では、ハンドル516は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)などから形成され得る。ハンドル516により、リザーバ502が、限定ではないが、IVスタンド等のフックから吊り下げられることが可能であり得る。リザーバ502を吊り下げることにより、内視鏡カートの高さより上方にリザーバ502を配置することが可能となり得、使用者が常時流体506のレベルを視認することが可能であり得る。これにより、処置中に流体が不足するのを臨床医が回避することに寄与し得る。さらに、リザーバを高い位置に配置することにより、システム500のセットアップ時及び/又はリザーバ502を交換する際に、臨床医がかがんだりしゃがんだりする必要性が排除され得る。場合によっては、リザーバ502を高く配置することによって生じる水頭圧により、灌流回路(及び/又は接続されている場合にはレンズ洗浄回路)の迅速なプライミングが可能となり得、これは、セットアップ時の時間短縮につながり得る。さらに、リザーバ502をフック又はIVスタンドから吊り下げることによって、リザーバ502を高価な設備機器から離して配置することが可能となり、流体が不注意に設備機器上に流れて、損傷又は破壊を引き起こす可能性を低減又は排除し得ることが想定される。
【】
リザーバ502は、上流灌流供給チューブ528のルーメンと流体連通するように接続され得る。上流灌流供給チューブ528は、容器504の外部にあり、かつ蠕動灌流ポンプ315のポンプヘッド524内に配置された第2の端部領域522から第1の端部520まで延在する。第1の端部520は、スパイクポートアダプタ510に結合され、スパイクポートアダプタ510は次に、ポート508bのルーメンを通って延在し、ポート508bのルーメン内のシールを穿孔して、容器504の内部を上流灌流供給チューブ528のルーメンと流体連通するように構成される。上流灌流供給チューブ528の第2の端部は、内視鏡100の灌流ルーメンと流体的に接続されるように構成される。灌流水が必要とされる場合、フットスイッチ(図示せず)を押下すること等によって、灌流ポンプ315を作動させることによって、容器504から流体が圧送され、リザーバ502から、上流灌流供給チューブ528を通して、下流灌流供給チューブ255cを通して、灌流接続部293を通して、アンビリカル260内の灌流給送ライン255bを通して、内視鏡のシャフト100a内の灌流供給ライン255aを下って遠位先端部100cへと流動する。
【】
下流灌流供給チューブ255cは、下流灌流供給チューブ255cの途中に配置されたロード型逆止弁又は流量制御弁526を含み得る。流量制御弁526は、容器504から内視鏡100への流体の意図しない流れを阻止し得る。場合によっては、流量制御弁526は、下流灌流供給ライン255c内の圧力が所定の最小圧力に達したときに開くように構成され得る。所定の最小圧力は、リザーバ502と灌流ポンプ315との間の高さの差によって生じる水頭圧よりも大きくてもよいことが想定される。流量制御弁526はまた、内視鏡100が患者間で交換される際に、流体が下流灌流供給チューブ255cから漏出することを阻止し得る。
【】
いくつかの実施形態では、灌流ポンプ315は省略され得る。例えば、リザーバ502は、圧縮スリーブに挿入され得る。灌流流体が所望される場合、圧縮スリーブが作動してリザーバ502の外面に圧力を加え、内視鏡100の遠位端において灌流を行うために要求される圧力を提供する。
【】
いくつかの実施形態では、レンズ洗浄液供給チューブ530は、第1のポート508aに接続され得る。この実施形態では、レンズ洗浄液供給チューブ及び灌流供給チューブ528は、同一のリザーバ502に接続され得る。リザーバ502は、上述したように、圧縮スリーブ内に挿入され得る。圧縮スリーブによって加えられる圧力は、二次ポンプ(灌流ポンプ等)又は圧力源(気腹装置等)を使用することなく、灌流及びレンズ洗浄の両方のための加圧流体を内視鏡に供給するのに十分であり得る。
【】
例えば、リザーバ502が空又は空に近い場合などに、リザーバ502を新たな満杯のバッグと交換する必要がある場合、使用者は、任意に、交換対象のリザーバ502の近傍に新たなバッグを吊り下げ得る。次いで、使用者は、スパイクポートアダプタ510をポート508bから取り外し、スパイクポートアダプタ510を新たなバッグのポートに挿入し得る。これは、臨床医がリザーバ502にアクセスするために身をかがめたりしゃがんだりすることを必要とせずに実施され得る。ポート508bは、自己シール性を有し得、リザーバ502の交換中、又はスパイクポートアダプタ510の取り外し時に、流体漏出を阻止することができる。リザーバ502を交換するこの方法は、従来のボトルシステムと比較して、システム内に汚染物質を導入するリスクを低くし得る。例えば、本明細書に記載される交換方法は、(ボトルシステムのように)キャップからチューブが垂れ下がることなく、リザーバ502を交換することが可能であり得る。さらに、システム500は、リザーバ502が交換されるときに概ね閉鎖状態を維持し得る。
【】
図6は、別の例示的な内視鏡システム600の概略図を示しており、この内視鏡システム600は、水リザーバの交換回数を低減し、かつ/又は水リザーバの交換時の汚染の機会を低減することが可能である。システム600は、上述の従来のボトルシステムに対していくつかの利点を有し得る。システム600は、図1~図4に関して説明された内視鏡及び内視鏡システムと同様の構成要素を含み得るが、本明細書では全ての特徴が説明又は図示されているわけではない。
【】
一般に、システム600は、第1のリザーバ602及び第2のリザーバ630を含み得る。第1のリザーバ602は、灌流用(例えば、第1のリザーバ602を介して)及びレンズ洗浄用(例えば、第2のリザーバ630を介して)の両方のために水又は流体を供給するように構成され得る。これにより、単一の流体源を使用して、灌流及びレンズ洗浄の両方のための流体を提供することが可能となり得る。明示的に示されていないが、リザーバ602、630には、使用者がリザーバ602、630内にどれだけの流体が残っているかを容易に判別することを可能となるように、印刷された目盛り、数値、又は他の視覚的表示が設けられ得る。
【】
第1のリザーバ602は、第1の容量の流体606を保持するように構成された第1の容器604を含み得る。図示の実施形態では、第1の容器604は、上流灌流供給チューブ628に流体的に接続され、内視鏡100に灌流用の流体を供給するように構成される。概して、灌流供給チューブ628は、内視鏡に水又は他の流体を供給するための水又は流体供給ライン又はチューブであり得る。さらに、第1の容器604は、第2の流体リザーバ630に選択的に流体的に接続され得る。第2のリザーバ630は、第2の容量の流体634を保持するように構成された第2の容器632を含み得る。図示される実施形態では、第2の容器632は、ガス及びレンズ洗浄液供給チューブ636、638に流体的に接続され、内視鏡100にレンズ洗浄用の流体を提供するように構成される。概して、レンズ洗浄液供給チューブ638は、内視鏡に水又は他の流体を供給するための水又は流体供給ライン又はチューブであり得る。ガス及びレンズ洗浄液供給チューブ636、638は、同軸に配置され得る。例えば、ガス供給チューブは、より小径のレンズ洗浄チューブを収容するのに十分な直径のルーメンであって、ガス供給チューブ内に同軸状に受け入れられたルーメンを形成し、さらにレンズ洗浄チューブを取り囲む環状空間内に水源への空気を供給して第2のリザーバ630を加圧し得る。レンズ洗浄液供給チューブは、内視鏡コネクタ部265への着脱可能なガス/レンズ洗浄接続部において同軸配置から並列配置に移行するために、例えば、開口、取付具、カラーなどの任意の適切な密封手段を介して同軸ガス供給チューブによって形成されたルーメンから外部に導出されるように構成され得る。他の実施形態では、ガス及びレンズ洗浄液供給チューブ636、638は、並列配置で配置され得る。
【】
第1及び第2の容器604、632は、限定はしないが、低密度ポリエチレン(LDPE)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、シリコーン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アルミニウム、ナイロン、ポリエチレン(PE)、可塑化ポリ塩化ビニル(PVC)、又はそれらの組み合わせなどの軽量で可撓性の材料の1つ又は複数の層から形成され得る。いくつかの実施形態では、第1及び第2の容器604、632は、完全に半透明、完全に不透明、又はそれらの組み合わせであり得る。場合によっては、第1及び第2の容器604、632は、臨床環境において静脈内補液を送達するために利用されるもの(例えば、静脈内(IV)輸液バッグ)に類似した可撓性バッグであり得る。そのようなバッグは、様々なサイズで広く使用されているため、容易に入手可能であり、臨床医にもよく知られている。第1及び第2の容器604、632の容量は、可変であり得る。例えば、第1の容器604及び/又は第2の容器632の容量は、500ミリリットル(mL)以上、1000mL以上、2000mL以上、3000mL、4000mL以上などであり得る。容量は、所望に応じて、500mL未満又は4000mL超であり得る。第1及び第2のリザーバ602、630の一方又は両方は、(例えば、処置室に搬入される前に、又は製造時に)水又は他の流体で事前充填され得る。場合によっては、臨床医は、通常の日又は特定の日に予定される処置の数及び/又は種類に基づいて、複数の異なるサイズの利用可能なリザーバからリザーバ602、630を選択し得る。図示の実施形態では、第1のリザーバ602は、第2のリザーバ630に流体を供給し得る。1日全体の処置に対応するのに十分な大きさの容量を有する第1のリザーバ602を選択することによって、滅菌流体源(例えば、第1のリザーバ602)を交換する必要性を低減又は排除し得る。場合によっては、第1のリザーバ602を使用して、第2のリザーバ630を定期的に補充し得る。したがって、第1のリザーバ602の容量は、第2のリザーバ630の容量よりも大きいものであり得るが、これは必須ではない。いくつかの実施形態では、第1又は第2のリザーバ602、630の一方又は両方が剛性ボトルであり得ることがさらに想定される。
【】
可撓性バッグは、同様の量の流体を保持するように設計されたボトルよりも少ないプラスチック(又は他の材料)を利用し得ることが想定される。したがって、流体リザーバ602、630として可撓性バッグを使用することにより、システム600の環境持続可能性のレベルを高めることができる。例えば、使用者が、3000mL(3リットル)バッグリザーバ602を伴うシステムを設定し、3本の個々の1リットルボトルを利用する必要がない場合、廃棄物の大幅な削減が実現され得る。処分又は廃棄時に、可撓性バッグリザーバは、同等量の流体を保持することが可能なボトルより少ない容量を占有し得ることがさらに想定される。
【】
第1のリザーバ602は、第1の容器604の内部から延在し、第1の容器604と選択的に流体連通する、スパイクポート又はセプタムポート等であるが、それらに限定されない、1つ又は複数のポート608a、608bをさらに含み得る。ポート608a、608bは、第1の容器604との一体構造として形成され得る。ポート608a、608bは、略管状構造であり得、各ポート608a、608bは、それぞれを貫通して延在するルーメンを画定する。ポート608a、608bのルーメンは、第1の容器604の内部を、限定されないが、流体又は水供給チューブ等の別の構成要素と選択的に流体連通するように構成され得る。いくつかの実施形態では、ポート608a、608bは、第1のリザーバ602の下端部612に隣接して配置され得る。しかしながら、これは必須ではない。ポート608a、608bは、所望に応じて、他の場所に配置され得る。ポート608a、608bが第1の容器604の下端部612以外の場所に配置される場合、第1の容器604の底部で流体にアクセスするために、ディップチューブ又はチューブ延長部が必要とされ得る。場合によっては、少なくとも1つのポート608bは、上流灌流チューブ(又は水供給チューブ)628に接続されるように構成され得る一方で、他のポート608aは、使用者が添加剤を流体606に添加することを可能にするように構成され得る。第1のリザーバ602は、2つのポート608a、608bを含むものとして示されているが、第1のリザーバ602は、必要に応じて、1つのポート又は3つ以上のポートを含み得る。
【】
明示的に示されていないが、ポート608a、608bはそれぞれ、ポート608a、608bと流体密封シールを形成するように構成された取り外し可能なキャップ又はシールを含み得る。取り外し可能なキャップ又はシールは、ポート608a、608bの無菌状態を維持するのに寄与し得る。取り外し可能キャップ又はシールは、いくつかの異なる技法を使用して、ポート608a、608bの自由端に結合され得る。例えば、キャップ又はシールは、ねじ係合、摩擦嵌合、スナップ嵌合等を使用して、ポート608a、608bに結合され得る。他の事例では、キャップ又はシールは、ポート608a、608bからキャップ又はシールを破断するように構成された捩り動作によって取り外され得る。キャップ又はシールが取り外された後、ポート608a、608bは、上流灌流チューブ628に接続されたスパイク先端又はスパイクポートアダプタ610によって穿刺され得る。例えば、取り外し可能キャップ又はシールに加えて、ポート608a、608bは、スパイクポートアダプタ610によって穿刺又は貫通され得る、ポート608a、608bのルーメン内に配置される内部シールを含み得る。内部シールは、スパイクポートアダプタ610がポート608a、608bに挿入される前に、第1の容器604から流体606が漏出することを阻止するように構成され得る。いくつかの実施形態では、内部シールは、自己シール性を有し、スパイクポートアダプタ610の取り外し時に流体がポート608a、608bから漏出することを阻止する。スパイクポートアダプタ610の外面は、ポート608a、608bの内面と締まり嵌めを形成し得る。スパイクポートアダプタ610とポート608a、608bとの間の嵌合及び/又は結合は、灌流供給チューブ628、分岐コネクタ650、及び/又は他のチューブセットがスパイクポートアダプタ610に結合された状態でも定位置に保持されるのに十分であり得る。スパイクポートアダプタ610は、IV輸液バッグで使用されるもの等の一般的に使用される無菌技術を利用して、ポート608a、608bのうちの1つに挿入され得ることが想定される。これは、滅菌部材を維持すること、汚染物質を流体606に導入しないこと等によって、感染リスクを低減することに寄与し得る。同様の無菌技術を使用して、ポート608a、608bのうちの1つを介して流体606に添加剤を添加し得ることがさらに想定される。
【】
第1のリザーバ602は、第1のリザーバ602の上部614に隣接して配置されたハンドル616を含み得る。ハンドル616は、第1のリザーバ602を搬送するために、手又はフックを受け入れるための開口部又は貫通孔618を画定し得る。場合によっては、ハンドル616は、使用者に対してより人間工学的な把持を提供するように構成された波状表面を含み得る。ハンドル616は、必要に応じて、第1の容器604と同様の材料又は異なる材料から形成され得ることが想定される。いくつかの例では、ハンドル616は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)などから形成され得る。ハンドル616により、第1のリザーバ602が、限定ではないが、IVスタンド等のフックから吊り下げられることが可能であり得る。第1のリザーバ602を吊り下げることにより、内視鏡カートの高さより上方に第1のリザーバ602を配置することが可能となり得、使用者が常時流体606のレベルを視認することが可能であり得る。これにより、処置中に流体が不足するのを臨床医が回避することに寄与し得る。さらに、リザーバを高い位置に配置することにより、システム600のセットアップ時及び/又は第1のリザーバ602を交換する際に、臨床医がかがんだりしゃがんだりする必要性が排除され得る。場合によっては、第1のリザーバ602を高く配置することによって生じる水頭圧により、灌流回路(及び/又は接続されている場合にはレンズ洗浄回路)の迅速なプライミングが可能となり得、これは、セットアップ時の時間短縮につながり得る。さらに、第1のリザーバ602をフック又はIVスタンドから吊り下げることによって、第1のリザーバ602を高価な設備機器から離して配置することが可能となり、流体が不注意に設備機器上に流れて、損傷又は破壊を引き起こす可能性を低減又は排除し得ることが想定される。
【】
第1のリザーバ602は、上流灌流供給チューブ628のルーメンと流体連通するように接続され得る。上流灌流供給チューブ628は、容器604の外部にあり、かつ蠕動灌流ポンプ315のポンプヘッド624内に配置された第2の端部領域622から第1の端部620まで延在する。上流灌流供給チューブ628の第1の端部620は、スパイクポートアダプタ610に結合され、スパイクポートアダプタは次に、ポート608bのルーメンを通って延在し、ポート608bのルーメン内のシールを穿孔して、容器604の内部を上流灌流供給チューブ628のルーメンと流体連通するように構成される。上流灌流供給チューブ628の第2の端部は、内視鏡100の灌流ルーメンと流体的に接続されるように構成される。灌流水が必要とされる場合、フットスイッチ(図示せず)を押下すること等によって、灌流ポンプ315を作動させることによって、第1の容器604から流体が圧送され、第1のリザーバ602から、上流灌流供給チューブ628及び分岐コネクタ650を通して、下流灌流供給チューブ255cを通して、灌流接続部293を通して、アンビリカル260内の灌流給送ライン255bを通して、内視鏡のシャフト100a内の灌流供給ライン255aを下って遠位先端部100cへと流動する。
【】
下流灌流供給チューブ255cは、下流灌流供給チューブ255cの途中に配置されたロード型逆止弁又は流量制御弁626を含み得る。流量制御弁626は、第1の容器604から内視鏡100への流体の意図しない流れを阻止し得る。場合によっては、流量制御弁626は、下流灌流供給ライン255c内の圧力が所定の最小圧力に達したときに開くように構成され得る。所定の最小圧力は、第1のリザーバ602と灌流ポンプ315との間の高さの差によって生じる水頭圧よりも大きくてもよいことが想定される。流量制御弁626はまた、内視鏡100が患者間で交換され、チューブセットコネクタが内視鏡水ポートから分離されるとき、流体が下流灌流供給チューブ255cから漏出することを阻止し得る。
【】
いくつかの実施形態では、灌流ポンプ315は省略され得る。例えば、リザーバ602は、圧縮スリーブに挿入され得る。灌流流体が所望される場合、圧縮スリーブが作動してリザーバ602の外面に圧力を加え、内視鏡100の遠位端において灌流を行うために要求される圧力を提供する。別の実施形態では、リザーバ602は、圧縮スリーブ内に挿入され、この圧縮スリーブはリザーバ602に一定の圧力を加え、灌流供給チューブ628に沿って配置されたフロースイッチにより灌流流量の二値制御を提供する。
【】
第2のリザーバ630はさらに、第2の容器632の内部から延在し、第2の容器632と選択的に流体連通する、スパイクポート又はセプタムポート等であるが、それらに限定されない、1つ又は複数のポート640を含み得る。ポート640は、第2の容器632との一体構造として形成され得る。ポート640は、略管状構造であり得、ポート640は、それを貫通して延在するルーメンを画定する。ポート640のルーメンは、第2の容器632の内部を、限定されないが、流体/水/ガス供給チューブ(複数可)等の別の構成要素と選択的に流体連通するように構成され得る。場合によっては、ポート640は、ガス及びレンズ洗浄液供給チューブ636、638に接続されるように構成され得る。いくつかの実施形態では、ポート640は、第2のリザーバ630の下端部642に隣接して配置され得る。しかしながら、これは必須ではない。ポート640は、所望に応じて、他の場所に配置され得る。ポート640が第2の容器632の下端部642以外の場所に配置される場合、第2の容器632の底部で流体にアクセスするために、ディップチューブ又はチューブ延長部が必要とされ得る(例えば、レンズ洗浄液供給チューブ638と接続される)。第2のリザーバ630は、1つのポート640を含むものとして示されているが、第2のリザーバ630は、所望に応じて、2つ以上のポートを含み得る。
【】
明示的に示されていないが、ポート640は、ポート640と流体密封シールを形成するように構成された取り外し可能なキャップ又はシールを含み得る。取り外し可能なキャップ又はシールは、ポート640の無菌状態を維持するのに寄与し得る。取り外し可能なキャップ又はシールは、いくつかの異なる技法を使用して、ポート640の自由端に結合され得る。例えば、キャップ又はシールは、ねじ係合、摩擦嵌合、スナップ嵌合等を使用して、ポート640に結合され得るか、又は接着剤もしくは溶剤結合等のいくつかの技法を使用して固定的に結合され得る。他の事例では、キャップ又はシールは、ポート640からキャップ又はシールを破断するように構成された捩り動作によって取り外され得る。キャップ又はシールが取り外された後、ポート640は、ガス及びレンズ洗浄液供給チューブ636、638に接続されたスパイク先端又はスパイクポートアダプタ(明示的に図示せず)によって穿刺され得る。例えば、取り外し可能キャップ又はシールに加えて、ポート640は、スパイクポートアダプタによって穿刺又は貫通され得る、ポート640のルーメン内に配置される内部シールを含み得る。内部シールは、スパイクポートアダプタがポート640に挿入される前に、第2の容器632から流体634が漏出することを阻止するように構成され得る。いくつかの実施形態では、内部シールは、自己シール性を有し、スパイクポートアダプタの取り外し時に流体がポート640から漏出することを阻止する。スパイクポートアダプタの外面は、ポート640の内面と締まり嵌めを形成し得る。スパイクポートアダプタとポート640との間の嵌合及び/又は結合は、ガス及び流体供給チューブ636、638及び/又は他のチューブセットがスパイクポートアダプタ610に結合された状態でも定位置に保持されるのに十分であり得る。スパイクポートアダプタは、IV輸液バッグで使用されるもの等の一般的に使用される無菌技術を利用して、ポート640のうちの1つに挿入され得ることが想定される。これは、滅菌部材を維持すること、汚染物質を流体606に導入しないこと等によって、感染リスクを低減することに寄与し得る。必要に応じて、同様の無菌技術を使用して、ポート640のうちの1つを介して流体606に添加剤を添加し得ることがさらに想定される。場合によっては、ガス供給チューブ636及びレンズ洗浄液供給チューブ638をポート640に結合するために、必要に応じて他の結合機構が使用され得る。いくつかの例示的な結合機構は、限定はしないが、ねじ係合、スナップ嵌合、摩擦嵌合、クイックコネクト式カプラなどを含み得、又は接着剤又は溶剤結合などのいくつかの技法を使用して固定的に結合され得る。
【】
ガス供給チューブ636は、第2の容器632の外部にある第2の端部からポート640まで延在する。ガス供給チューブ636は、第2の容器632の内部に延在してリザーバ空隙内(例えば、流体634の液面より上方)で終端し得る。しかしながら、場合によっては、ガス供給チューブ636は、流体634内で終端し得る。ルーメンは、空気及び/又はガスの流れを受け入れるためにガス供給チューブ636を通って延在する。ガス供給チューブ636のルーメンは、第2の容器632の内部の上部と作動的に流体連通し得る。レンズ洗浄液供給チューブ638は、第2のリザーバ630の外部に位置する第2の端部から、第2の容器632の底部642と流体連通する第1の端部まで延在する。いくつかの実施形態では、レンズ洗浄液供給チューブ638は、ポート640で終端し得る。ルーメンは、流体の流れを受け入れるためにレンズ洗浄液供給チューブ638を通って延在する。レンズ洗浄液供給部638のルーメンは、第2の容器632の底部642と選択的に作動的に流体連通している。図示の実施形態では、ガス供給チューブ636及びレンズ洗浄液供給チューブ638は、単一又は共通の開口部(例えば、ポート640)を通して第2の容器632に結合し得る。例えば、ガス供給チューブ636及びレンズ洗浄液供給チューブ638は、同軸に配置され得る。しかしながら、これは必須ではない。場合によっては、ガス供給チューブ636及びレンズ洗浄液供給チューブ638は、並列配置で延在し得、又は異なる位置で第2の容器632に別々に接続され得る。
【】
第2の容器632はさらに、第1の流体入口644及び第2の流体入口646を含み得る。第1の流体入口644及び第2の流体入口646は、第2の容器632の上部648に隣接するか、又はそこから延在するものとして図示されているが、第1及び/又は第2の流体入口644、646は、必要に応じて、第2の容器632の周囲の他の位置に配置され得る。いくつかの実施形態では、第1の流体入口644及び/又は第2の流体入口646は、第2の容器632との単一の一体構造として形成された管状部材であり得る。他の実施形態では、第1の流体入口644及び/又は第2の流体入口646は、容器632内に又は容器632に形成されたポート(ポート640と同様の形態及び機能を有する)に着脱可能に結合された管状部材を含み得る。
【】
第1の流体入口644は、第1のリザーバ602と選択的に流体連通し得る。例えば、分岐コネクタ650は、上流灌流チューブ628の途中に配置され得る。いくつかの実施形態では、分岐コネクタ650は、「Y」コネクタ又は「T」コネクタであり得、第1の流体入口を画定する入口脚部656と、第1の流体出口を画定する第1の出口脚部652と、第2の流体出口を画定する第2の出口脚部654とを有する、しかしながら、分岐コネクタ650は、所望に応じて2つ以上の流体入口及び2つ未満又は2つを超える流体出口を含み得ることが想定される。
【】
分岐コネクタ650は、入口脚部656及び第1の出口脚部652が上流灌流チューブ628のルーメンと流体的に接続されるように、上流灌流チューブ628の途中に配置され得る。流体は、第1のリザーバ602から、上流灌流チューブ628を通り、分岐コネクタ650を通り、再び上流灌流チューブ628を通って流れ得る。分岐コネクタ650は、入口脚部656が灌流流体の流れに対して出口脚部652、654の上流にあるように配置され得る。いくつかの実施形態では、分岐コネクタ650及びスパイクポート610は、単一の一体構造として成形又は形成され得る。これにより、流体回路内の接続箇所を低減できることが想定される。そのような場合、灌流供給チューブ628の第1の端部620は、分岐コネクタ650の第1の出口脚部652に流体的に接続され得る。
【】
第2の出口脚部654は、第2のリザーバ630の第1の流体入口644に流体的に接続され得る。第2の出口脚部654の第2の流体出口と第2のリザーバ630の第1の流体入口644との間には、第2の容器632と第1の容器604とを選択的に流体連通するための流量制御弁658が配置され得る。流量制御弁658は、流体が第1のリザーバ602から第2のリザーバ630に選択的に通過することを可能にするように開放される一方で、流体(例えば、ガス、水、又は他の流体)が第2の容器632から流出して灌流供給チューブ628及び/又は第1の容器604に流入することを阻止するように構成され得る。第1のリザーバ602から第2のリザーバ630に流体を供給する必要がある場合、流量制御弁658は、開放又は解除され得る。その後、流体は、灌流供給チューブ628から分岐コネクタ650の第2の出口脚部654を通って、流路660に沿って第2の容器632内に少なくとも部分的に迂回される。流体は、所望に応じて、灌流ポンプ315が作動している間、又は灌流ポンプ315がアイドル中である間に、第2の容器632に供給され得る。
【】
第2の容器632の第2の流体入口(又はガス供給チューブ)646は、代替ガス供給源(例えば、CO2病院内ガス源)に接続されるように構成された代替ガス供給チューブであり得る。第2の流体入口646は、第2の容器632の外部に位置する第2の端部から第2の容器632に接続された第1の端部まで延在し得る。代替ガス供給は、第2の容器632を加圧してレンズ洗浄液を内視鏡100に供給するために、及び/又は送気を提供するために使用され得る。第2の流体入口646には、ガスの流れを受け入れるためのルーメンが延在する。第2の流体入口646のルーメンは、第2の容器632の上部と作動的に流体連通している。システム600を通るCO2の流れは、上述したものと同様であり得る。例えば、通常状態では、CO2ガスは、第2の流体入口646を通って第2の容器632に流入し、ガス供給チューブ636を上昇してコネクタ部分265に至り、アンビリカル260内のガス給送ライン240bを上昇し、ガス/水弁140を介して大気中に排出される。第1の位置では、使用者は、ガス/水弁140内の通気孔を閉鎖し、CO2ガスは、第2の流体入口646を通って第2の容器632に流入し、ガス供給チューブ636を上昇してコネクタ部分265に至り、ガス/水弁を通って内視鏡シャフト100a内のガス供給ライン240aに至り、遠位先端部100cにおけるガス/レンズ洗浄液ノズル220から排出される。第2の位置では、使用者は、弁140を弁ウェル135の底部まで押下し、ガス/水弁内の通気孔を閉鎖した状態に維持する。第2の位置では、CO2ガス供給は大気及び内視鏡100内のガス供給ライン240aの両方に対して遮断される一方で、ガス/水弁140が開放され、レンズ洗浄水が内視鏡シャフト100a内のレンズ洗浄液供給ライン245aを通過し、遠位先端部100cにおけるガス/レンズ洗浄液ノズル220から排出されることが可能となる。第2のリザーバ630内のガス(圧力)は、第2の流体入口646を通してガスを送達することによって維持される。CO2ガスの送達の間、容器632を加圧可能にするために流量制御弁658は、閉鎖形態にあることが想定される。いくつかの事例では、流量制御弁658は、第2の容器632へのCO2の送達に応答して、使用者の介入を伴わずに閉鎖するように構成され得る。いくつかの実施形態では、システム600は、第2の流体入口646において分岐コネクタ(限定ではないが、「Y」又は「T」コネクタ等)を含み得、空気又はCO2のいずれかを加圧又は送気のために使用されることを可能にする。さらに、第2の流体入口646は、第2の容器632の再充填時、処置の切り替え時、及び/又は機器交換時に、第2の容器632内の圧力を排出し、かつ/又は第2の容器632への加圧ガスの流れを遮断するために、限定はしないが、三方活栓、クランプ、又はばね式弁などの圧力解放弁662を含み得ることが想定される。
【】
第2のリザーバ630用の剛性ボトルの代わりに可撓性バッグを使用することにより、ボトルとキャップの接続部から空気が漏れるリスクを低減又は排除し得ることが想定される。これにより、臨床医が、キャップ及びボトルアセンブリを調節することによって漏出を修復しようとする必要性、又は漏出が修復され得ない場合にキャップ及び/又はボトルを廃棄する必要性が排除され得る。
【】
流量制御弁658が閉じているとき、加圧された第2の容器632は、第1の容器604から流体的に隔離されるため、臨床医は、患者への送気を失うことなく、第1のリザーバ602を新たな(満杯の)リザーバと交換し得ることが想定される。患者への送気の喪失は、体内での内視鏡100の位置の喪失をもたらし得る。現在の1つ又は2つのボトルシステムでは、患者への送気を失うことなく水リザーバを交換することができない場合がある。
【】
例えば、第1のリザーバ602が空又は空に近い場合などに、第1のリザーバ602を新たな満杯のバッグと交換する必要がある場合、使用者は、交換対象の第1のリザーバ602の近くに新たなバッグを吊り下げ得る。次いで、使用者は、スパイクポートアダプタ610をポート608bから取り外し、スパイクポートアダプタ610を新たなバッグのポートに挿入し得る。これは、臨床医が第1のリザーバ602にアクセスするために身をかがめたりしゃがんだりすることを必要とせずに実施され得る。ポート608bは、自己シール性を有し得、交換される第1のリザーバ602からの流体漏出を阻止することができる。第1のリザーバ602を交換するこの方法は、従来のボトルシステムと比較して、システム内に汚染物質を導入するリスクを低くし得る。例えば、本明細書に記載される交換方法は、(ボトルシステムのように)キャップからチューブが垂れ下がることなく、第1のリザーバ602を交換することが可能であり得る。さらに、システム600は、第1のリザーバ602が交換されるときに概ね閉鎖状態を維持し得る。
【】
いくつかの実施形態では、流量制御弁658は、図7A~図7Cに示すようなボタン弁700である。ボタン弁700は、弁流体入口706及び流体出口708において第2の出口脚部654に接続された弁本体704の上方に配置されたボタン702を含む。
【】
図7Bに示されるように、ボタン弁700は、ばね部材710によって閉鎖位置に付勢されている。図7B及び図7CにOリングとして示される下側シール712bは、弁流体入口706と弁流体出口708とを隔離する。流体の流れは、いずれの方向にも阻止される。すなわち、流体は、加圧チャンバ648内へと下流に流れることができず、分岐コネクタ650内へと上流に流れることもできない。
【】
使用者によってボタン702が下向きに押下されると、図7Cに示されるように、弁は開放位置に移動する。この位置では、上側シール712aは、流体入口706及び流体出口708の両方の上方にあり、下側シール712bは、入口及び出口の両方の下方にある。これにより、入口706と出口708との間に流路が形成され、流体が弁700を通って流れることが可能となる。使用者がボタン702を解放すると、ばね部材710が弁700を閉鎖位置に戻す。
【】
いくつかの実施形態では、流量制御弁658は、図8A~図8Cに示すようなプラグ弁800である。プラグ弁800は、弁流体入口806及び流体出口808において第2の出口脚部654に接続された弁本体804から延在するボタン802を含む。ボタン802は、図8Bに示されるように、ばね部材810によって外向きに付勢され、弁800を開放する。
【】
弁本体804内において、ボタン802は、スライドシャフト812を介してプラグ部材814に接続されている。プラグ部材814は、弁本体804の内壁816に当接して着座している。これにより、入口806と出口808との間の流体の流れが阻止される。図示のように、プラグ部材814は、プラグ814と内壁816との間の密封性を高めるために円錐形状であり得、プラグ部材をより良好に適合させるために第1の直径から第2の直径まで狭くなり得る。プラグ部材814は、シール性をより高めるために、ゴム又は低デュロメータのプラスチックから作製され得る。ばね部材810の付勢力により、プラグ部材814が内壁816に対して着座した状態に保持されて、プラグ部材814が所定位置に保持されることが保証される。
【】
弁800を開くために、使用者は、ボタン802を内側に押し込むことにより、プラグ部材814が着座位置から離間する。流体は、弁流体入口806を通って弁本体804に流入し、弁流体出口808を通って流出する。ボタン802が解放されると、ばね部材810は、ボタン802及びスライドシャフト812を外向きに移動させ、弁800を閉鎖位置に戻す。
【】
理解されるように、灌流、レンズ洗浄液、ガス供給、代替ガス供給のチューブの長さは、任意の好適なサイズ(例えば、直径)を有してもよい。加えて、チューブのサイズ(例えば、直径)は、用途に応じて変動してもよい。非限定的な一実施形態では、灌流供給チューブは、約6.5mmの内径及び9.7mmの外径を有してもよい。レンズ洗浄液供給チューブは、約5mmの内径及び8mmの外径を有してもよい。ガス供給チューブは、約2mmの内径及び3.5mmの外径を有してもよい。代替ガス供給チューブは、約5mmの内径及び8mmの外径を有してもよい。
【】
本開示の範囲から逸脱することなく、開示されたデバイスに様々な修正及び変形が行われ得ることが当業者には明らかであろう。本開示の他の本明細書の考察及び本明細書に開示される発明の実施から当業者には明らかであろう。本明細書及び例は例示としてのみ考慮され、本発明の真の範囲及び趣旨は以下の特許請求の範囲によって示されることが意図される。
【】
本明細書で説明するすべての装置及び方法は、本開示の1つ以上の原理に従って実装される装置及び/又は方法の例である。これらの例は、これらの原理を実装する唯一の方法ではなく、単なる例である。したがって、図面における要素又は構造又は特徴への言及は、本開示の実施形態の例への言及として認識されなければならず、本開示を図示される特定の要素、構造、又は特徴に限定するものとして理解されるべきではない。開示された原理を実装する方法の他の例は、本開示を読めば当業者には思い浮かぶであろう。
【】
前述の説明及び以下の特許請求の範囲において、以下のことが理解されるであろう。本明細書で使用される「少なくとも1つ」、「1つ以上」、及び「及び/又は」という語句は、作用において接続的及び選言的の両方であるオープンエンド表現である。用語「a」又は「an」実体は、本明細書で使用される場合、その実体の1つ以上を指す。したがって、「a」(又は「an」)、「1つ以上」及び「少なくとも1つ」という用語は、本明細書において互換的に使用することができる。全ての方向に関する言及(例えば、近位、遠位、上部、下部、上方、下方、左、右、横方向、長手方向、前部、後部、頂部、底部、上、下、垂直、水平、半径方向、軸線方向、時計回り、反時計回りなど)は、本開示の読み手の理解を助けるための識別目的でのみ使用され、及び/又は関連する要素の領域を互いに区別する役割を果たし、特に本開示の位置、向き、又は使用に関して関連する要素を限定しない。接続に関する言及(例えば、取り付けられる、結合される、接続される、及び接合される)は、広義に解釈されるべきであり、別段の指示がない限り、要素の集合の間の中間部材及び要素間の相対移動を含み得る。したがって、接続に関する言及は、2つの要素が直接接続され、互いに固定された関係にあることを必ずしも暗示しない。識別に関する言及(例えば、一次、二次、第1、第2、第3、第4など)は、重要性又は優先度を暗示することを意図するものではなく、1つの特徴を別の特徴から区別するために使用される。
【】
前述の説明は、例示及び説明の目的で提示されており、本開示を本明細書に開示される1つ又は複数の形態に限定することを意図していない。本開示の概念、主旨、及び範囲から逸脱することなく、本明細書に開示される実施形態に対して様々な追加、修正、及び置換が行われ得ることが理解されるであろう。特に、本開示の原理は、その概念、主旨、もしくは範囲、又は特性から逸脱することなく、他の形態、構造、配置、比率で、ならびに他の要素、材料、及び構成要素を用いて具現化され得ることが当業者には明らかであろう。例えば、本開示の様々な特徴は、本開示を合理化する目的で、1つ以上の態様、実施形態、又は構成において一緒にグループ化される。しかしながら、本開示の特定の態様、実施形態、又は構成の様々な特徴は、代替の態様、実施形態、又は構成において組み合わされ得ることを理解されたい。本開示の原理から逸脱することなく、特定の環境及び動作要件に特に適合される、本開示の実施において使用される構造、配置、比率、材料、構成要素などの多くの修正とともに使用され得ることを、当業者は理解するであろう。例えば、一体的に形成されるものとして示される要素は、複数の部品から構成されてもよく、又は複数の部品として示される要素は、一体的に形成されてもよく、要素の動作は、逆にされてもよく、又は他の方法で変更されてもよく、要素のサイズ又は寸法は、変更されてもよく、様々な実施形態の特徴及び構成要素は、選択的に組み合わされてもよい。したがって、現在開示されているすべての点で例示的であって限定的ではないと見なされるべきであり、特許請求される発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって示されており、前述の説明に限定されない。
【】
以下の特許請求の範囲は、参照によりこの詳細な説明に援用され、各請求項は、本開示の別個の実施形態として独立している。特許請求の範囲において、「備える/備えている」という用語は、他の要素又はステップの存在を除外しない。さらに、個々に列挙されていても、複数の手段、要素又は方法ステップは、たとえば、単一のユニット又はプロセッサによって実装され得る。加えて、個々の特徴が異なる請求項に含まれ得るが、これらは、場合によっては有利に組み合わされてもよく、異なる請求項に含まれることは、特徴の組み合わせが実現可能でないこと及び/又は有利でないことを暗示しない。加えて、単数に関する言及は複数を除外しない。「a」、「an」、「第1の」、「第2の」などの用語は、複数を除外しない。特許請求の範囲における参照符号は、単に明確な例として提供されており、決して特許請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
【図】
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【手続補正書】
【提出日】
【手続補正】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】
内視鏡処置において使用するために内視鏡に接続されるように配置及び構成された容器及びチューブセットであって、
流体を収容するように構成された第1の容器であって、前記第1の容器の底部と流体連通するポートを有する、前記第1の容器と、
第1の端部と、第2の端部と、内部を貫通して延在する第1のルーメンとを含む第1の水供給チューブであって、前記第1のルーメンは、前記第1の容器と流体連通し、前記第1の水供給チューブの前記第2の端部は、前記第1の容器の外部に位置する、前記第1の水供給チューブと、
前記第1の水供給チューブの前記第1の端部と前記第2の端部との間で前記第1の水供給チューブ上に配置された分岐コネクタであって、前記分岐コネクタは、第1の流体入口、第1の流体出口、及び第2の流体出口を含み、前記第1の水供給チューブの前記第1のルーメンの一部は、前記第1の流体入口と前記第1の流体出口との間に延在する、前記分岐コネクタと、
流体を収容するように構成された第2の容器であって、前記分岐コネクタの前記第2の流体出口と選択的に流体連通する第2の流体入口を有する、前記第2の容器と、
前記分岐コネクタの前記第2の流体出口と前記第2の容器の前記第2の流体入口との間の流れを遮断するように配置された流量制御弁であって、
前記分岐コネクタから前記第2の容器への流体の流れを阻止し、かつ前記第2の容器から前記分岐コネクタへの流体の流れを阻止する閉鎖位置と、
前記分岐コネクタから前記第2の容器への流体の流れを許容する開放位置との間で移動可能である前記流量制御弁と、
第1の端部と、第2の端部と、内部を貫通して延在する第2のルーメンとを含む第2の水供給チューブであって、前記第2のルーメンは、前記第2の容器の前記底部と選択的に流体連通し、前記第2の水供給チューブの前記第2の端部は、前記第2の容器の外部に位置する、前記第2の水供給チューブと、を備える容器及びチューブセット。
【請求項】
前記流量制御弁は、
押圧されている間に前記流量制御弁を前記開放位置に移動させるボタン部材と、
前記ボタン部材が押圧されるまで前記流量制御弁を前記閉鎖位置に維持するように付勢し、前記ボタン部材の押圧が解除された後に、前記流量制御弁を前記閉鎖位置に移動させるばね部材と、を含む、請求項1に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記流量制御弁は、
弁本体と、
前記ボタン部材及び前記ばね部材に機械的に結合されたプラグ部材であって、前記ボタン部材が押されたときに前記プラグ部材が前記弁本体から離間し、前記ボタン部材が解放されたときに前記ばね部材からの付勢力によって前記プラグ部材が前記弁本体に対して着座する、前記プラグ部材と、を含む、請求項2に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記第1の容器が折り畳み可能なバッグを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記第1の容器が剛性ボトルを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記第2の容器が折り畳み可能なバッグを含む、請求項1~
3のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記第2の容器が剛性ボトルを含む、請求項1~
3のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
第1の端部と、第2の端部と、内部を貫通して延在する第3のルーメンとを含む第1のガス供給チューブをさらに備え、前記第3のルーメンは、前記第2の容器と作動的に流体連通し、前記第1のガス供給チューブの前記第2の端部は、前記第2の容器の外部に位置する、請求項1~
3のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
第1の端部と、第2の端部と、内部を貫通して延在する第4のルーメンとを含む第2のガス供給チューブをさらに備え、前記第4のルーメンは、前記第2の容器と作動的に流体連通し、前記第2のガス供給チューブの前記第2の端部は、前記第2の容器の外部に位置する、請求項8に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記第2の水供給チューブの前記第1の端部は、前記第2の容器の底部に流体的に接続される、請求項1~
3のいずれか一項に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
前記第1のガス供給チューブの前記第1の端部は、前記第2の容器の底部に流体的に接続される、請求項
8に記載の容器及びチューブセット。
【請求項】
内視鏡医療デバイスであって、
内視鏡プローブと、
内視鏡処置で使用するために内視鏡に接続される、請求項1~
3のいずれか一項に記載の容器及びチューブセットと、を備える内視鏡医療デバイス。
【請求項】
前記第1の流体出口と作動的に流体連通するポンプをさらに備え、前記ポンプは、前記第1の容器から流体を受け取り、受け取った前記流体を前記内視鏡プローブ内の灌流チューブに送達するように構成されている、請求項12に記載の内視鏡医療デバイス。
【請求項】
前記ポンプは蠕動ポンプである、請求項13に記載の内視鏡医療デバイス。
【請求項】
前記容器及びチューブセットは、前記第2の容器から前記内視鏡プローブ内のレンズ洗浄チューブに流体を送達するようにさらに構成されている、請求項1
2に記載の内視鏡医療デバイス。
【国際調査報告】