(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2016年5月6日
【発行日】2017年8月10日
(54)【発明の名称】シリンダヘッドおよびこれを備える内燃機関
(51)【国際特許分類】
F02F 1/24 20060101AFI20170714BHJP
【FI】
F02F1/24 D
F02F1/24 A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】有
【全頁数】20
【出願番号】特願2016-556381(P2016-556381)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2015年3月30日
(31)【優先権主張番号】特願2014-218256(P2014-218256)
(32)【優先日】2014年10月27日
(33)【優先権主張国】JP
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】390009896
【氏名又は名称】愛知機械工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100131406
【弁理士】
【氏名又は名称】福山 正寿
(72)【発明者】
【氏名】阿部 大地
(72)【発明者】
【氏名】佐竹 隆
(72)【発明者】
【氏名】戸倉 光一
(72)【発明者】
【氏名】岩室 信夫
【テーマコード(参考)】
3G024
【Fターム(参考)】
3G024AA07
3G024BA01
3G024DA03
3G024DA06
3G024DA18
3G024GA16
(57)【要約】
【課題】燃焼室におけるシール性の向上を図ることができる技術を提供する。
【解決手段】燃焼室シール面部(29a)のうち燃焼室配列方向の一端側(側壁(26a)側)に延在する部分と、シリンダヘッド(20)の側壁(26a)とを斜壁部(38)によって連結する。これにより、燃焼室シール面部(29a)に作用する爆発荷重を、斜壁部(38)を介して側壁(26a)で受けることができる。言い換えると、燃焼室シール面部(29a)に作用する爆発荷重のうち、シリンダヘッド(20)をシリンダブロック(6)から離間する方向(図5における上方向)の成分を低減できる。これにより、燃焼室シール面部(29a)の変形を効果的に抑制することができる。この結果、燃焼室(CC)におけるシール性の向上を図ることができる。【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
動弁機構室を画成するよう構成されたアッパーデッキと、
燃焼室を画成すると共に該燃焼室の周囲に燃焼室シール面部を有するよう構成されたロアデッキと、
前記アッパーデッキおよび前記ロアデッキを囲むよう矩形枠状に構成された側壁と、
前記燃焼室シール面部のうち該燃焼室の周方向に沿うように配置された第1および第2ボルト挿通孔の間に延在するボルト孔間シール面部の少なくとも一部と、前記側壁と、を斜めに接続するよう構成された傾斜壁と、
を備えるシリンダヘッド。
【請求項2】
前記ボルト孔間シール面は、前記第1および第2ボルト挿通孔に隣接配置された端縁部を有しており、
前記傾斜壁は、前記端縁部のうち少なくとも前記第1および第2ボルト挿通孔の中心からの距離が最も遠い部分を前記側壁に接続するよう構成されている請求項1に記載のシリンダヘッド。
【請求項3】
前記第1および第2ボルト挿通孔の中心間を接続する仮想接続線を有し、
前記端縁部は、前記仮想接続線と略平行となるよう構成されている請求項2に記載のシリンダヘッド。
【請求項4】
前記傾斜壁は、前記端縁部の全域を前記側壁に接続するよう構成されている請求項2または3に記載のシリンダヘッド。
【請求項5】
前記ロアデッキは、前記第1および第2ボルト挿通孔が形成された第1および第2ボス部を有し、
前記傾斜壁は、前記第1および第2ボス部に接続されるよう構成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシリンダヘッド。
【請求項6】
前記側壁は、内燃機関を稼働するために必要な周辺部品を取り付けるための取付面部を有し、
前記傾斜壁は、前記側壁のうち前記取付面部の下端部に接続されるよう構成されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシリンダヘッド。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載のシリンダヘッドと、
シリンダボアを有するシリンダブロックと、
前記シリンダボア内を摺動するピストンと、
該ピストンに連結されたクランクシャフトと、
を備え、
前記燃焼室で生じる燃焼圧力によって前記ピストンを往復運動させ、該ピストンの往復運動を前記クランクシャフトの回転運動に変換することにより動力を出力するよう構成された内燃機関。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃焼室の周囲に構成された燃焼室シール面部の変形を抑制可能なシリンダヘッドおよびこれを備える内燃機関
【背景技術】
【0002】
従来、この種のシリンダヘッドとしては、動弁機構室を画成するアッパーデッキと、燃焼室を画成するロアデッキと、当該アッパーデッキおよびロアデッキを囲むよう矩形枠状に構成された側壁と、ロアデッキにおける燃焼室中央に対応する部分と側壁とを斜めに接続する傾斜壁と、を備え、アッパーデッキ側から挿通されるヘッド締結ボルトによってシリンダブロックに締結される構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このシリンダヘッドでは、燃焼室中央に作用する爆発荷重を、傾斜壁から側壁を介してアッパーデッキにおけるヘッド締結ボルト締結部に伝達し、当該ヘッド締結ボルト締結部に作用するボルト締結力によって爆発荷重を支えることによって、燃焼室中央の変形を効果的に抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実公平3−13547号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述したシリンダヘッドでは、燃焼室中央における変形を効果的に抑制することができるものの、燃焼室周囲のシリンダヘッドとシリンダブロックとの合せ面、即ち、燃焼室シール面部における変形については考慮されていない。燃焼室シール面部の変形は、燃焼室におけるシール性の低下を招く。一般的に、燃焼室におけるシール性は、燃焼室周囲の燃焼室シール面部に配置されたヘッド締結ボルトのボルト締結力によって確保されるが、当該ボルト締結力は、燃焼室シール面部全域に効果的に作用するわけではないため、シール性向上という点において、なお改良の余地がある。
【0006】
本発明は、に鑑みてなされたものであり、燃焼室におけるシール性の向上を図ることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のシリンダヘッドおよびこれを備える内燃機関は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
【0008】
本発明に係るシリンダヘッドの好ましい形態によれば、アッパーデッキと、ロアデッキと、側壁と、傾斜壁と、を備えるシリンダヘッドが構成される。アッパーデッキは、動弁機構室を画成するように構成されている。ロアデッキは、燃焼室を画成すると共に当該燃焼室の周囲に燃焼室シール面部を有するように構成されている。側壁は、アッパーデッキおよびロアデッキを囲むように矩形枠状に構成されている。そして、傾斜壁は、燃焼室シール面部のうち当該燃焼室の周方向に沿うように配置された第1および第2ボルト挿通孔の間に延在するボルト孔間シール面部の少なくとも一部と、側壁と、を斜めに接続するように構成されている。
【0009】
本発明によれば、ボルト締結力が効果的に作用し難いボルト孔間シール面部の少なくとも一部が、傾斜壁によって側壁に接続される構成であるため、当該ボルト孔間シール面部に作用する爆発荷重を、傾斜壁を介して側壁で受けることができる。これにより、ボルト孔間シール面部の変形を効果的に抑制することができる。この結果、燃焼室におけるシール性を向上することができる。
【0010】
本発明に係るシリンダヘッドの更なる形態によれば、ボルト孔間シール面は、第1および第2ボルト挿通孔に隣接配置された端縁部を有している。そして、傾斜壁は、端縁部のうち少なくとも第1および第2ボルト挿通孔の中心からの距離が最も遠い部分を側壁に接続するように構成されている。
【0011】
本形態によれば、ボルト孔間シール面部の端縁部のうち少なくとも第1および第2ボルト挿通孔の中心からの距離が最も遠い部分、即ち、ボルト孔間シール面部のうち、最もボルト締結力が作用し難いために変形が生じ易い部分が、傾斜壁によって側壁に接続される構成であるため、ボルト孔間シール面部の変形を効果的に抑制することができる。
【0012】
本発明に係るシリンダヘッドの更なる形態によれば、第1および第2ボルト挿通孔の中心間を接続する仮想接続線を有している。そして、端縁部は、仮想接続線と略平行となるように構成されている。
【0013】
本形態によれば、ボルト孔間シール面部に作用する爆発荷重が、均等に傾斜壁に伝わりやすい構成とすることができる。これにより、ボルト孔間シール面部の変形を効果的に抑制することができる。
【0014】
本発明に係るシリンダヘッドの更なる形態によれば、傾斜壁は、端縁部の全域を側壁に接続するように構成されている。
【0015】
本形態によれば、端縁部の全域を傾斜壁によって側壁に接続される構成であるため、より効果的にボルト孔間シール面部の変形を抑制することができる。
【0016】
本発明に係るシリンダヘッドの更なる形態によれば、ロアデッキは、第1および第2ボルト挿通孔が形成された第1および第2ボス部を有している。そして、傾斜壁は、第1および第2ボス部に接続されるように構成されている。
【0017】
本形態によれば、傾斜壁が第1および第2ボス部に接続される構成であるため、傾斜壁にボルト締結力を及ぼすことができる。これにより、傾斜壁とボルトと締結力との両方によって、ボルト孔間シール面部の変形をより効果的に抑制することができる。
【0018】
本発明に係るシリンダヘッドの更なる形態によれば、側壁は、内燃機関を稼働するために必要な周辺部品を取り付けるための取付面部を有している。そして、傾斜壁は、側壁のうち取付面部の下端部に接続されるよう構成されている。
【0019】
本発明における「周辺部品」とは、典型的には、シリンダヘッドを含む内燃機関の冷却に用いられる冷却水をラジエータやヒータに分配可能なウォータアウトレットがこれに該当するが、オルタネータやスタータモータなどの補機類を好適に包含する。
【0020】
周辺部品は、取付面部に片持ち状に取り付けられるため、取付面部の下端部には周辺部品の自重や振動による曲げ入力が作用する。本形態によれば、取付面部の下端部が傾斜壁によってボルト孔間シール面部に接続される構成であるため、傾斜壁を介して当該曲げ入力をボルト孔間シール面部によって受けることができる。これにより、取付面部の剛性を向上し得て、取付面部の変形を効果的に抑制することができる。
【0021】
本発明に係る内燃機関の好ましい形態によれば、上述したいずれかの態様の本発明に係るシリンダヘッドと、シリンダボアを有するシリンダブロックと、シリンダボア内を摺動するピストンと、当該ピストンに連結されたクランクシャフトと、を備える内燃機関が構成される。当該内燃機関は、燃焼室で生じる燃焼圧力によってピストンを往復運動させ、当該ピストンの往復運動をクランクシャフトの回転運動に変換することにより動力を出力するよう構成されている。
【0022】
本発明によれば、上述したいずれかの態様の本発明に係るシリンダヘッドを備えるから、本発明のシリンダヘッドが奏する効果と同様の効果、例えば、ボルト孔間シール面部の変形を効果的に抑制して、燃焼室におけるシール性を向上することができる効果などを奏することができる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、燃焼室におけるシール性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の実施の形態に係るシリンダヘッド20を搭載した内燃機関1の構成の概略を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るシリンダヘッド20を搭載した内燃機関1の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るシリンダヘッド20を図1の右側から見た図である。
【図4】図3の矢印V方向から見た矢視図である。
【図5】図3のB−B断面を示す断面図である。
【図6】図4のC−C断面を示す断面図である。
【図7】図4のD−D断面を示す断面図である。
【図8】変形例のシリンダヘッド120をロアデッキ24側から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
【実施例】
【0026】
本発明の実施の形態に係るシリンダヘッド20を搭載した内燃機関1は、図1に示すように、本発明の実施の形態に係るシリンダヘッド20と、シリンダヘッド20の上部に取り付けられたロッカーカバー2と、シリンダヘッド20の側部に取り付けられたウォータアウトレット4と、シリンダヘッド20の下部に取り付けられたシリンダブロック6と、シリンダブロック6の下部に取り付けられたアッパーオイルパン8と、アッパーオイルパン8の下部に取り付けられたロアオイルパン10と、を備える。
【0027】
内燃機関1は、実施例では、図2に示すように、4つの気筒が直列に配置された直列4気筒エンジンとして構成されており、後述する燃焼室CCで生じる燃焼圧力によってピストンPを往復運動させ、当該ピストンPの往復運動をクランクシャフトCSの回転運動に変換することにより動力を出力する。なお、本実施の形態では、便宜上、ロッカーカバー2側、即ち、図1中の紙面上方を、「上方」ないし「上方側」として規定し、ロアオイルパン10側、即ち、図1中紙面下方を、「下方」ないし「下方側」として規定する。
【0028】
シリンダヘッド20は、図2に示すように、アッパーデッキ22と、ロアデッキ24と、アッパーデッキ22およびロアデッキ24に接続されると共にシリンダヘッド20の外郭を形成する側壁26とから構成されており、図示しないヘッド締結ボルトによってシリンダブロック6に締結固定される。
【0029】
シリンダヘッド20のうちアッパーデッキ22よりも上方部分には、図示しない吸気および排気カムシャフトや吸気および排気バルブ、バルブリフタなどを収容配置するための動弁機構室VMCが形成されている。動弁機構室VMCは、本発明における「動弁機構室」に対応する実施構成の一例である。
【0030】
ロアデッキ24には、図4に示すように、燃焼室CCの一部を構成する燃焼室構成凹部24aと、当該燃焼室構成凹部24aの周囲に配置されたシール面部29とが形成されている。燃焼室構成凹部24aは、直列に4つ配置されている。
【0031】
なお、燃焼室CCは、燃焼室構成凹部24aと、後述するシリンダブロック6に形成されたシリンダボア62と、シリンダボア62内に収容されたピストンPの上面によって構成される。シール面部29は、図4に示すように、燃焼室CCとほぼ同心円状に形成された燃焼室シール面部29aを有している。
【0032】
燃焼室シール面部29aのうち燃焼室配列方向の一端側(側壁26a側、図4の上側)に配置された一対のボルト挿通孔32(以下、最端列ボルト挿通孔132という)間に延在するボルト孔間シール面部30aは、図4に示すように、端縁部30a’を有している。
【0033】
端縁部30a’は、図4に示すように、一対の最端列ボルト挿通孔132の中心間を接続する仮想接続線VCLを挟んで燃焼室構成凹部24aとは反対側に配置されている。端縁部30a’は、燃焼室構成凹部24aの中心を中心とする円の一部を構成するように円弧状に形成されている。
【0034】
また、シリンダヘッド20は、図4に示すように、上述したヘッド締結ボルト(図示せず)が挿通するボルト挿通孔32が形成されたボルトボス部34を複数備えている。ボルト挿通孔32は、アッパーデッキ22からロアデッキ24まで貫通している。
【0035】
ボルトボス部34は、燃焼室シール面部29aの外周縁にも配置されており、当該燃焼室シール面部29aに一体的に接続されている。ボルト挿通孔32は、燃焼室CCを挟んで燃焼室配列方向に2つずつ配置され、かつ、4つのボルト挿通孔32が燃焼室CCの周方向にほぼ等間隔(90度の間隔)に配置される。
【0036】
なお、各燃焼室CC間に対応する位置に配置される2つのボルト挿通孔32は、隣接する燃焼室CC同士で共有されている。本実施の形態では、シリンダヘッド20が4つの燃焼室CCを有するため、燃焼室配列方向に一対のボルト挿通孔32が5列、即ち、合計10個のボルト挿通孔32が燃焼室シール面部29aに配置される。ボルト挿通孔32は、本発明における「第1ボルト挿通孔」および「第2ボルト挿通孔」に対応し、ボルトボス部34は、本発明における「第1ボス部」および「第2ボス部」に対応する実施構成の一例である。
【0037】
さらに、アッパーデッキ22とロアデッキ24との間には、図5に示すように、シリンダヘッド20、特に、燃焼室CC周りの冷却を行うための冷却水が流れるシリンダヘッド用ウォータジャケットWJが形成されている。シリンダヘッド用ウォータジャケットWJは、ウォータジャケット出口36を有している。
【0038】
ウォータジャケット出口36は、図3および図5に示すように、シリンダヘッド20の側壁26のうち燃焼室配列方向一端側(図2における左側、図5における右側)の側壁26aにおいて開口している。シリンダヘッド20における側壁26aのウォータジャケット出口36の周囲には、図3に示すように、ウォータアウトレット4を取り付けるための取付面部14が形成されている。
【0039】
また、シリンダヘッド20には、図3ないし図7に示すように、燃焼室シール面部29aと側壁26aとを斜めに接続する斜壁部38が形成されている。詳細には、斜壁部38は、ボルト孔間シール面部30aの端縁部30a’と、側壁26aにおける取付面部14の下端部とを連結するように構成されている。なお、斜壁部38は、図3および図4に示すように、ボルト孔間シール面部30aの端縁部30a’の全域に亘って燃焼室シール面部29aと側壁26aとを連結するように構成されている。
【0040】
また、斜壁部38は、図4、図6および図7に示すように、一対の最端列ボルト挿通孔132が形成された一対のボルトボス部34にも接続されている。即ち、斜壁部38は、一方の最端列ボルト挿通孔132が形成されたボルトボス部34からボルト孔間シール面部30aを介して他方の最端列ボルト挿通孔132が形成されたボルトボス部34に亘って燃焼室シール面部29aと接続されている。
【0041】
なお、斜壁部38が、ボルト孔間シール面部30aの全域と、側壁26aにおける取付面部14の下端部とを連結する態様は、本発明における「傾斜壁は、ボルト孔間シール面部の全域を側壁に接続する」態様に対応し、斜壁部38が一対のボルトボス部34に接続される態様は、本発明における「傾斜壁は、第1および第2ボス部に接続される」態様に対応する実施構成の一例である。また、斜壁部38は、本発明における「傾斜壁」に対応し、一対の最端列ボルト挿通孔132は、本発明における「第1ボルト挿通孔」および「第2ボルト挿通孔」に対応する実施構成の一例である。
【0042】
ウォータアウトレット4は、図1に示すように、シリンダヘッド1の側壁26aに形成された取付面部14に片持ち状態で取り付けられる。ウォータアウトレット4は、冷却水通路の一部を構成する部品であり、ウォータジャケット出口36から流出する冷却水を図示しないラジエータやヒータ等に分配するよう構成されている。
【0043】
次に、こうして構成された本実施の形態に係るシリンダヘッド20の動作、特に、斜壁部38の動作について説明する。本実施の形態に係るシリンダヘッド20を搭載した内燃機関1が運転されると、燃焼室CC内では空気と燃料の混合気の点火による燃焼爆発が発生する。
【0044】
当該燃焼爆発によってシリンダヘッド20は、シリンダブロック6から離間する方向に力(以下、爆発荷重という)を受ける。しかしながら、シリンダヘッド20は、締結ボルトによってシリンダブロック6に締結されているため、爆発荷重は、実際には、シリンダブロック6への取付面であるシール面部29、特に燃焼室シール面部29aの変形を引き起こす。
【0045】
ここで、燃焼室シール面部29aのうち締結ボルトが挿通されるボルト挿通孔32近傍部分においては、締結ボルトの軸力が効果的に作用するため、燃焼室シール面部29aに作用する爆発荷重を当該締結ボルトの軸力によって効果的に受けることができ、燃焼室シール面部29aの変形を抑制することができる。
【0046】
一方、燃焼室シール面部29aのうちボルト挿通孔32間部分では、締結ボルトの軸力が効果的に作用し難いため、燃焼室シール面部29aの変形が生じやすい。本実施の形態では、燃焼室配列方向の一端(側壁26a側、図4の上側)に配置された燃焼室CCの周囲の燃焼室シール面部29aのうち、燃焼室配列方向の一端側(側壁26a側、図4の上側)に配置された一対の最端列ボルト挿通孔132間に延在するボルト孔間シール面部30aの全域と、側壁26aにおける取付面部14の下端部と、を斜壁部38によって連結している。
【0047】
これにより、ボルト孔間シール面部30aに作用する爆発荷重を、斜壁部38を介して側壁26aで受けることができる。言い換えると、ボルト孔間シール面部30aに作用する爆発荷重による変形のうち、シリンダヘッド20をシリンダブロック6から離間する方向(図5における上方向)の成分を低減できる。この結果、ボルト孔間シール面部30aの変形を効果的に抑制することができる。
【0048】
しかも、斜壁部38が、一対の最端列ボルト挿通孔132が形成された一対のボルトボス部34にも接続されているため、斜壁部38を介して締結ボルトの軸力をボルト孔間シール面部30aに作用させることができる。これにより、側壁26aと締結ボルトの軸力との両方によりボルト孔間シール面部30aの変形をより効果的に抑制することができる。
【0049】
また、内燃機関1の運転中は、ピストンPの往復運動に起因する振動が発生し、当該振動が、ウォータアウトレット4にも作用する。ウォータアウトレット4は、シリンダヘッド20の取付面部14に片持ち状態で取り付けられているため、当該振動による曲げ入力が取付面部14に作用する。
【0050】
なお、取付面部14には、振動による曲げ入力の他、ウォータアウトレット4の自重による曲げ入力も作用する。しかしながら、本実施の形態では、取付面部14の下端部が斜壁部38によって燃焼室シール面部29aに連結されているため、取付面部14の下端部に作用する曲げ入力による引っ張り力や圧縮力を、斜壁部38を介して燃焼室シール面部29aで受けることができる。これにより、取付面部14の剛性を向上し得て、取付面部14の変形を効果的に抑制することができる。
【0051】
本実施の形態では、ボルト孔間シール面部30aの端縁部30a’の全域に亘って、斜壁部38が燃焼室シール面部29aと側壁26aとを連結する構成としたが、これに限らない。例えば、ボルト孔間シール面部30aの端縁部30a’の少なくとも一部において、斜壁部38が燃焼室シール面部29aと側壁26aとを連結する構成でも良い。
【0052】
この場合、図4に示すように、ボルト孔間シール面部30aの端縁部30a’のうち一対の最端列ボルト挿通孔132の中心からの距離が最も遠い部分FPにおいて、斜壁部38が燃焼室シール面部29aと側壁26aとを連結する構成とすることが望ましい。
【0053】
当該構成によれば、斜壁部38を最小限に抑えながら、ボルト孔間シール面部30aのうち最も締結ボルトの軸力が作用し難くいために、変形が生じ易い部分の変形を効果的に抑制することができる。
【0054】
なお、ボルト孔間シール面部30aの端縁部30a’のうち一対の最端列ボルト挿通孔132の中心からの距離が最も遠い部分FPは、本発明における「縁部のうち少なくとも第1および第2ボルト挿通孔の中心からの距離が最も遠い部分」に対応する実施構成の一例である。
【0055】
本実施の形態では、斜壁部38は、一対の最端列ボルト挿通孔132が形成された一対のボルトボス部34にも接続される構成としたが、ボルト孔間シール面部30aの端縁部30a’の少なくとも一部において斜壁部38が燃焼室シール面部29aと側壁26aとを連結していれば、斜壁部38は一対の最端列ボルト挿通孔132が形成された一対のボルトボス部34には接続されていなくても構わない。
【0056】
本実施の形態では、燃焼室シール面部29aのうち一対の最端列ボルト挿通孔132間に延在するボルト孔間シール面部30aにおいてのみ、斜壁部38が燃焼室シール面部29aと側壁26aとを連結する構成としたが、これに限らない。例えば、燃焼室シール面部29aに配置された他のボルト挿通孔32間にも斜壁部を設け、当該他のボルト挿通孔32間に延在するボルト孔間シール面部においても斜壁部が燃焼室シール面部29aと当該ボルト孔間シール面部に対応する各側壁26とを連結する構成としても構わない。
【0057】
本実施の形態では、燃焼室シール面部29aは、斜壁部38によって、ウォータアウトレット4をシリンダヘッド20に取り付けるための取付面部14の下端部に連結される構成としたが、取付面部14の中央部や上端部に連結される構成でも構わない。
【0058】
本実施の形態では、燃焼室シール面部29aが、斜壁部38によって、ウォータアウトレット4をシリンダヘッド20に取り付けるための取付面部14に連結される構成としたが、これに限らない。例えば、燃焼室シール面部29aが、斜壁部38によって、内燃機関1を稼働するために必要なウォータアウトレット4以外の周辺部品、例えば、オルタネータやスタータモータ、オイルフィルタなどの補機類をシリンダヘッド20に取り付けるための取付面に連結される構成としても良い。また、燃焼室シール面部29aは、斜壁部38によって側壁26,26aに連結されていれば良く、ウォータアウトレット4を含む周辺部品の取付面に連結されていなくても良い。
【0059】
本実施形態では、端縁部30a’が燃焼室構成凹部24aの中心を中心とする円の一部を構成するように円弧状に形成したが、これに限らない。例えば、図8に示す変形例のシリンダヘッド120に例示するように、端縁部130a’は、仮想接続線VCLに対してほぼ平行となるように直線状に形成される構成としてもよい。
【0060】
当該構成によれば、ボルト孔間シール面部30aに作用する爆発荷重が斜壁部38に均等に伝わりやすい構成とすることができるため、ボルト孔間シール面部の変形をより効果的に抑制することができる。。
【0061】
本本発明を実施するための形態の一例を示すものである。したがって、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
【符号の説明】
【0062】
1 内燃機関(内燃機関)
2 ロッカーカバー
4 ウォータアウトレット(ウォータアウトレット)
6 シリンダブロック(シリンダブロック)
8 アッパーオイルパン
10 ロアオイルパン
14 取付面部(取付面部)
20 シリンダヘッド(シリンダヘッド)
22 アッパーデッキ(アッパーデッキ)
24 ロアデッキ(ロアデッキ)
24a 燃焼室構成凹部
26 側壁(側壁)
26a 側壁(側壁)
29 シール面部
29a 燃焼室シール面部(燃焼室シール面部)
30a ボルト孔間シール面部(ボルト孔間シール面部)
30a’ 端縁部(端縁部)
32 ボルト挿通孔(第1ボルト挿通孔、第2ボルト挿通孔)
34 ボルトボス部(第1ボス部、第2ボス部)
36 ウォータジャケット出口
38 斜壁部(傾斜壁)
62 シリンダボア(シリンダボア)
130a’ 端縁部(端縁部)
132 最端列ボルト挿通孔(第1ボルト挿通孔、第2ボルト挿通孔)
CC 燃焼室(燃焼室)
VMC 動弁機構室(動弁機構室)
P ピストン(ピストン)
WJ シリンダヘッド用ウォータジャケット
FP 一対の最端列ボルト挿通孔132の中心からの距離が最も遠い部分
VLC 仮想接続線(仮想接続線)
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【手続補正書】
【提出日】2016年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
動弁機構室を画成するよう構成されたアッパーデッキと、
燃焼室を画成すると共に該燃焼室の周囲に燃焼室シール面部を有するよう構成されたロアデッキと、
前記アッパーデッキおよび前記ロアデッキを囲むよう矩形枠状に構成された側壁と、
前記燃焼室シール面部のうち該燃焼室の周方向に沿うように配置された第1および第2ボルト挿通孔の間に延在するボルト孔間シール面部の少なくとも一部と、前記側壁と、を斜めに接続するよう構成された傾斜壁と、
を備え、
前記側壁は、ウォータアウトレットを含む内燃機関を稼働するために必要な補機類を取り付けるための取付面部を有しており、
前記傾斜壁は、前記側壁のうち前記取付面部の下端部に接続され、前記ボルト孔間シール面部に作用する爆発荷重を該傾斜壁を介して前記取付面部で受けると共に、前記補機類からの曲げ入力を前記傾斜壁を介して前記ボルト孔間シール面部で受けるよう構成されている
シリンダヘッド。
【請求項2】
前記ボルト孔間シール面は、前記第1および第2ボルト挿通孔に隣接配置された端縁部を有しており、
前記傾斜壁は、前記端縁部のうち少なくとも前記第1および第2ボルト挿通孔の中心からの距離が最も遠い部分を前記側壁に接続するよう構成されている請求項1に記載のシリンダヘッド。
【請求項3】
前記第1および第2ボルト挿通孔の中心間を接続する仮想接続線を有し、
前記端縁部は、前記仮想接続線と略平行となるよう構成されている請求項2に記載のシリンダヘッド。
【請求項4】
前記傾斜壁は、前記端縁部の全域を前記側壁に接続するよう構成されている請求項2または3に記載のシリンダヘッド。
【請求項5】
前記ロアデッキは、前記第1および第2ボルト挿通孔が形成された第1および第2ボス部を有し、
前記傾斜壁は、前記第1および第2ボス部に接続されるよう構成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシリンダヘッド。
【請求項6】
(削除)
【請求項7】
請求項1から5のいずれか1項に記載のシリンダヘッドと、
シリンダボアを有するシリンダブロックと、
前記シリンダボア内を摺動するピストンと、
該ピストンに連結されたクランクシャフトと、
を備え、
前記燃焼室で生じる燃焼圧力によって前記ピストンを往復運動させ、該ピストンの往復運動を前記クランクシャフトの回転運動に変換することにより動力を出力するよう構成された内燃機関。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】
が、当該ボルト締結力は、燃焼室シール面部全域に効果的に作用するわけではないため、シール性向上という点において、なお改良の余地がある。
[0006]
本発明は、に鑑みてなされたものであり、燃焼室におけるシール性の向上を図ることができる技術を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0007]
本発明のシリンダヘッドおよびこれを備える内燃機関は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
[0008]
本発明に係るシリンダヘッドの好ましい形態によれば、アッパーデッキと、ロアデッキと、側壁と、傾斜壁と、を備えるシリンダヘッドが構成される。アッパーデッキは、動弁機構室を画成するように構成されている。ロアデッキは、燃焼室を画成すると共に当該燃焼室の周囲に燃焼室シール面部を有するように構成されている。側壁は、アッパーデッキおよびロアデッキを囲むように矩形枠状に構成されている。また、側壁は、ウォータジャケットを含む内燃機関を稼働するために必要な補機類を取り付けるための取付面部を有している。傾斜壁は、燃焼室シール面部のうち当該燃焼室の周方向に沿うように配置された第1および第2ボルト挿通孔の間に延在するボルト孔間シール面部の少なくとも一部と、側壁と、を斜めに接続するように構成されている。また、傾斜壁は、側壁のうち取付面部の下端部に接続され、ボルト孔間シール面部に作用する爆発荷重を当該傾斜壁を介して取付面部で受けると共に、補機類からの曲げ入力を傾斜壁を介してボルト孔間シール面部で受けるように構成されている。ここで、本発明における「補機類」とは、典型的には、シリンダヘッドを含む内燃機関の冷却に用いられる冷却水をラジエータやヒータに分配可能なウォータアウトレットがこれに該当するが、オルタネータやスタータモータなどを好適に包含する。
[0009]
本発明によれば、ボルト締結力が効果的に作用し難いボルト孔間シール面部の少なくとも一部が、傾斜壁によって側壁に接続される構成であるため、当該ボルト孔間シール面部に作用する爆発荷重を、傾斜壁を介して側壁で受けることができる。これにより、ボルト孔間シール面部の変形を効果的に抑制することができる。この結果、燃焼室におけるシール性を向上することができる。また、周辺部品は、取付面部に片持ち状に取り付けられるため、取付面部の下端部には周辺部品の自重や振動による曲げ入力が作用するが、本形態によれば、取付面部の下端部が傾斜壁によってボルト孔間シール面部に接続される構成であるため、傾斜壁を介して当該曲げ入力をボルト孔間シール面部によって受けることができる。これにより、取付面部の剛性を向上し得て、取付面部の変形を効果的に抑制することができる。
[0010]
本発明に係るシリンダヘッドの更なる形態によれば、ボルト孔間シール面は、第1および第2ボルト挿通孔に隣接配置された端縁部を有している。そして、傾斜壁は、端縁部のうち少なくとも第1および第2ボルト挿通孔の中心からの距離が最も遠い部分を側壁に接続するように構成されている。
[0011]
本形態によれば、ボルト孔間シール面部の端縁部のうち少なくとも第1および第2ボルト挿通孔の中心からの距離が最も遠い部分、即ち、ボルト孔間
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0003】
シール面部のうち、最もボルト締結力が作用し難いために変形が生じ易い部分が、傾斜壁によって側壁に接続される構成であるため、ボルト孔間シール面部の変形を効果的に抑制することができる。
[0012]
本発明に係るシリンダヘッドの更なる形態によれば、第1および第2ボルト挿通孔の中心間を接続する仮想接続線を有している。そして、端縁部は、仮想接続線と略平行となるように構成されている。
[0013]
本形態によれば、ボルト孔間シール面部に作用する爆発荷重が、均等に傾斜壁に伝わりやすい構成とすることができる。これにより、ボルト孔間シール面部の変形を効果的に抑制することができる。
[0014]
本発明に係るシリンダヘッドの更なる形態によれば、傾斜壁は、端縁部の全域を側壁に接続するように構成されている。
[0015]
本形態によれば、端縁部の全域を傾斜壁によって側壁に接続される構成であるため、より効果的にボルト孔間シール面部の変形を抑制することができる。
[0016]
本発明に係るシリンダヘッドの更なる形態によれば、ロアデッキは、第1および第2ボルト挿通孔が形成された第1および第2ボス部を有している。そして、傾斜壁は、第1および第2ボス部に接続されるように構成されている。
[0017]
本形態によれば、傾斜壁が第1および第2ボス部に接続される構成であるため、傾斜壁にボルト締結力を及ぼすことができる。これにより、傾斜壁とボルトと締結力との両方によって、ボルト孔間シール面部の変形をより効果的に抑制することができる。
[0018]
[0019]
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】
[0020]
[0021]
本発明に係る内燃機関の好ましい形態によれば、上述したいずれかの態様の本発明に係るシリンダヘッドと、シリンダボアを有するシリンダブロックと、シリンダボア内を摺動するピストンと、当該ピストンに連結されたクランクシャフトと、を備える内燃機関が構成される。当該内燃機関は、燃焼室で生じる燃焼圧力によってピストンを往復運動させ、当該ピストンの往復運動をクランクシャフトの回転運動に変換することにより動力を出力するよう構成されている。
[0022]
本発明によれば、上述したいずれかの態様の本発明に係るシリンダヘッドを備えるから、本発明のシリンダヘッドが奏する効果と同様の効果、例えば、ボルト孔間シール面部の変形を効果的に抑制して、燃焼室におけるシール性を向上することができる効果などを奏することができる。
発明の効果
[0023]
本発明によれば、燃焼室におけるシール性の向上を図ることができる。
図面の簡単な説明
[0024]
[図1]本発明の実施の形態に係るシリンダヘッド20を搭載した内燃機関1の構成の概略を示す構成図である。
[図2]本発明の実施の形態に係るシリンダヘッド20を搭載した内燃機関1の断面図である。
[図3]本発明の実施の形態に係るシリンダヘッド20を図1の右側から見た図である。
【国際調査報告】