(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2016-538025(P2016-538025A)
(43)【公表日】2016年12月8日
(54)【発明の名称】腫瘍の奏効測定を支援するための方法
(51)【国際特許分類】
A61B 6/03 20060101AFI20161111BHJP
A61B 5/055 20060101ALI20161111BHJP
【FI】
A61B6/03 360J
A61B6/03 377
A61B6/03 360D
A61B5/05 380
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2016-525081(P2016-525081)
(86)(22)【出願日】2014年10月13日
(85)【翻訳文提出日】2016年5月9日
(86)【国際出願番号】IB2014065252
(87)【国際公開番号】WO2015059600
(87)【国際公開日】20150430
(31)【優先権主張番号】61/894,457
(32)【優先日】2013年10月23日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】590000248
【氏名又は名称】コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ
【氏名又は名称原語表記】KONINKLIJKE PHILIPS N.V.
(74)【代理人】
【識別番号】110001690
【氏名又は名称】特許業務法人M&Sパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】ティエレ フランク オラフ
(72)【発明者】
【氏名】ウェイブレヒト マーティン
【テーマコード(参考)】
4C093
4C096
【Fターム(参考)】
4C093AA22
4C093AA25
4C093CA22
4C093FF17
4C093FF22
4C093FF28
4C093FF35
4C093FF42
4C093FG01
4C093FG13
4C096AA04
4C096AA17
4C096AA20
4C096AB38
4C096AC01
4C096AC05
4C096BB14
4C096DD12
4C096DD13
4C096EA07
(57)【要約】
方法は、病変の画像を撮影するために用いられる撮像モダリティ、及び画像のスライス厚に基づいて、病変の最小長さを決定するステップと、病変の最小サイズに対応する範囲カーソルであって、最小長さに相当する直径を有する円形状を有する当該範囲カーソルを生成するステップと、病変の画像に重ねて配置される範囲カーソルと共に、当該病変の画像を表示するステップとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
病変の画像を撮影するために用いられる撮像モダリティ、及び前記画像のスライス厚に基づいて、前記病変の最小長さを決定するステップと、
前記病変の最小サイズに対応する範囲カーソルであって、前記最小長さに相当する直径を有する円形状を有する当該範囲カーソルを生成するステップと、
前記病変の画像に重ねて配置される前記範囲カーソルと共に、当該病変の画像を表示するステップと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記範囲カーソルは、前記画像上に自動的に表示される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記画像上の前記範囲カーソルの位置は、ユーザインターフェースを介して調整可能である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
ディスプレイから前記範囲カーソルを取り除くために、ユーザインターフェースを操作するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記画像に重ねて、前記最小長さに相当する長さを有する範囲目盛を表示するために、ユーザインターフェースを操作するステップを更に含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記範囲目盛は、前記ユーザインターフェースを介して位置決めされ、回転される、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記画像を閉じ、前記病変の更なる画像を表示するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記更なる画像が表示されるときに、前記範囲カーソルが取り除かれ、警告が生成される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記更なる画像は、前記更なる画像の撮像の仕様と一致するように選択された更なる範囲カーソル及び更なる範囲目盛の一方又は両方を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記画像は2次元である、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記画像は3次元であり、前記範囲カーソルは球形である、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記病変の前記最小長さを決定するために、所定のアルゴリズムが用いられる、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
プロセッサを含む、体内の病変を評価するためのシステムであって、前記プロセッサは、
前記病変の画像を撮影するために用いられる撮像モダリティと、前記画像のスライス厚とに基づいて、前記病変の最小長さを決定し、前記病変の前記最小長さに対応する範囲カーソルであって、前記最小長さに相当する直径を有する円形状を有する当該範囲カーソルを生成し、業界標準と比較した前記病変のサイズの評価において援助するために、前記病変の前記画像に重ねて前記範囲カーソルを表示する、
システム。
【請求項14】
前記画像は2次元画像である、請求項13に記載のシステム。
【請求項15】
前記画像は3次元画像であり、前記範囲カーソルは球体である、請求項13に記載のシステム。
【請求項16】
前記プロセッサは、更に、前記画像に重ねて、前記最小長さに相当する長さを有する範囲目盛を表示する、請求項13に記載のシステム。
【請求項17】
前記プロセッサは、前記病変の更なる画像をスクロールすることを可能にする、請求項13に記載のシステム。
【請求項18】
前記更なる画像が、前記画像とは異なる撮像モダリティ及びスライス厚で撮影されている場合に、警告が表示される、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記プロセッサは、前記病変の前記最小長さを決定するために、所定のアルゴリズムを用いる、請求項13に記載のシステム。
【請求項20】
プロセッサによって実行可能な命令のセットを含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令のセットは、
病変の画像を撮影するために用いられる撮像モダリティ、及び前記画像のスライス厚に基づいて、前記病変の最小長さを決定し、前記病変の前記最小長さに対応する範囲カーソルであって、前記最小長さに相当する直径を有する円形状を有する当該範囲カーソルを生成し、業界標準と比較した前記病変のサイズの評価において援助するために、前記病変の前記画像に重ねて前記範囲カーソルを表示するために動作可能である、
非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001] 腫瘍の治療は、治療の実施の前及び後に、対象治療領域の撮像を必要とする。このとき、治療の有効性を評価するために、2以上の画像の比較が行われる。
【背景技術】
【0002】
コンピュータ断層撮影(CT)、磁気共鳴撮像(MRI)、及び陽電子放出断層撮影(PET)からの医用画像内の腫瘍を測定するための手順は、標準化されている。斯様な標準化された手順の1つは、固形腫瘍における奏効評価基準(RECIST)であり、各々の撮像モダリティのための特定の測定基準(例えば、PETのためのPERCIST等)、又は各々の腫瘍実体のための特定の測定基準(例えば、脳腫瘍のための改定版の神経腫瘍学における評価(RANO)等)を規定している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ほとんどの標準化された手順は、(例えば治療といった)奏効基準が適用される前に、測定可能病変として知られる最小腫瘍サイズを要求する。腫瘍の寸法を評価するために、臨床医は、従来技術において「測定可能病変」として知られる最小サイズ基準を病変が満たすかどうかを決定するために、病変のラインの測定を実行する。これは、ワークフローに時間及びマウスクリックを追加し、また、オペレータに依存し、これによりユーザエラーの可能性を増大させる。また、放射線科医は、適用される最小測定基準を決定するために、医用画像のスライス厚を決定しなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
[0002] 病変を評価するためのシステム及び方法は、病変の画像を撮影するために用いられる撮像モダリティ、及び画像のスライス厚に基づいて、病変の最小長さを決定するステップと、病変の最小サイズに対応する範囲カーソルであって、最小長さに相当する直径を有する円形状を有する当該範囲カーソルを生成するステップと、病変の画像に重ねて配置される範囲カーソルと共に、当該病変の画像を表示するステップとを含む。
【図面の簡単な説明】
【0005】
[0003] 本発明のいくつかの実施形態が、例示により、添付の図面を参照して以下に説明されるであろう。
【0006】
【図1】画像上に提供される範囲カーソル及び範囲目盛を有する、第1の病変のT2W‐MRI画像を示す。
【図2】画像上に提供される範囲カーソルを有する、第1の病変のDWI‐MRI画像を示す。
【図3】画像上に提供される範囲カーソルを有する、第2の病変のMRI画像を示す。
【図4】例示的な実施形態によるシステムの概略的な図面を示す。
【図5】例示的な方法のフロー図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[0004] 例示的な以下の説明及び添付の図面を参照して、更に理解され得る。例示的なCT、MRI、PET、又は従来技術において知られている任意の他の撮像モダリティを介して取得された医用画像内の腫瘍を測定するための、システム及び方法を提案する。本発明による例示的なシステム及び方法は、病変が測定可能である(すなわち、最小サイズ基準を満たす)かどうか、また、更に観察又は治療される必要があるかどうかを決定する際に、臨床医、放射線科医、又は他のユーザを支援するための方法を提供する。具体的には、例示的な実施形態によるシステム及び方法は、選択された標準(例えばRECIST、PERCIST等)による測定可能病変の最小寸法と一致するマウスカーソルを、医用画像に重ねて提供する。マウスカーソルの最小範囲は、用いられている撮像モダリティのタイプ、画像のスライス厚、及び患者固有のデータを含むがこれに限定されない有用であり得る任意の他の基準に基づき、計算装置によって自動的に選択される。マウスカーソルは、後でより詳細に説明されるように、中に病変を囲む円形の表現として表示される「範囲カーソル」、及び最小範囲の長さの目盛バーとして表示される「範囲目盛」の一方又は両方として、スクリーン上に表示される。放射線科医又は他のユーザは、範囲カーソル又は範囲目盛を用いて、迅速且つ正確に病変の評価を行い、患者を診断する。
【0008】
[0005] 例示的な図1乃至図4に関して、より詳細に説明される。図1は、5mmのスライス厚で撮影された肝臓の病変120のT
2強調MRI画像にあたる第1の画像100を示す。第1の画像100は、例示的なシステム400の表示スクリーン408上に表示される。システム400のプロセッサ406は、第1の画像100によって表現される表示スペース内で移動され得る、第1の範囲カーソル110を表示する。例示的な実施形態では、第1の範囲カーソル110は、5mmのスライス厚で撮影されたT
2強調MRI画像のための測定可能病変の最小直径と一致する直径を有する、円形の表現として形成される。この実施例では、測定可能病変は、10mmの直径と合致するか、又は10mmの直径を超えなければならない。したがって、第1の範囲カーソル110は、10mmの直径を有する円形として形成される。第1の範囲カーソル110は、対象の病変120を含む領域において、第1の画像100に重ねて表示される。例示的な一実施形態では、第1の範囲カーソル110は、(例えば、前の撮像手順の間に決定された病変120の場所に相当する)以前に入力された対象の領域において、自動的に表示される。別の実施形態では、第1の範囲カーソル110は、放射線科医又は他のユーザによって、第1の画像100上に表示される1以上の病変120に重ねて手動で位置決め可能である。
【0009】
[0006] 第1の範囲カーソル110は、所定の調整不可能なサイズで提供される。第1の範囲カーソル110の色、線のスタイル、及び線の太さは、第1の範囲カーソル110を第1の画像に重ねて見るのを援助するように選択され得る。例えば、第1の範囲カーソル110は、実線又は点線で形成される。第1の範囲カーソル110の色は、第1の画像100の色に対してコントラストを有するように選択され、例えば、赤、青、白、黒、又は任意の他の適切な色であってよい。例示的な一実施形態では、放射線科医又は他のユーザは、第1の範囲カーソル110の色、線のスタイル、又は線の太さを、ユーザインターフェース410を介して変更できる。第1の範囲カーソル110は、ディスプレイ408上に自動的に表示されるか、又は別の実施形態では、ユーザインターフェース410を介して指示されて初めて表示されてもよい。更に、放射線科医は、例えば病変120を調べるために、ユーザインターフェース410を介して、第1の範囲カーソル110を選択的に表示し、取り除くことができる。斯様な実施形態では、第1の範囲カーソル110は、第1の画像100がサイズ変更、回転、拡大等されたかどうかに関わらず、第1の画像100の同一の領域上に表示される。放射線科医は、第1の範囲カーソル110と比較して病変120の寸法を調べ、病変120が、測定可能病変として適するための最小サイズ要件と等しいか、又は当該最小サイズ要件よりも大きいかどうかを決定することができる。本実施例では、病変120は、測定可能であるために十分である。
【0010】
[0007] 別の実施形態では、第1の画像100は、第1の画像100の下部境界線の上部に表示される範囲目盛140を備える。範囲目盛140は第1の画像100の下部境界線の上部に示されているが、範囲目盛140は、本開示の範囲から逸脱することなく、任意の境界線に沿って提供されるか、又は第1の画像100上の任意の他の場所に提供され得ることに留意されたい。別の実施形態では、範囲目盛140は、第1の病変120のサイズを評価するのを援助するために、第1の病変120に隣接して配置される。一実施形態では、範囲目盛140は、表示される第1の画像100上の所定の位置に固定される。別の実施形態では、範囲目盛140は、放射線科医又は他のユーザによって、第1の画像100上の任意の所望の場所へと移動可能であり、続いてオプションで、適所に固定される。範囲目盛140は、測定可能病変の最小長さに相当する長さを有して形成される。オプションで、範囲目盛は、範囲目盛の長さを示すラベル(示されていない)も含む。範囲目盛140の線のプロパティは、第1の範囲カーソル110に関して上述されたプロパティと同様であり、ユーザインターフェース410を介してユーザによって同様に調整されてもよい。更に、範囲目盛140は、当業者が理解するように、病変120の測定において援助するために、ユーザインターフェース410を介して回転されてもよい。第1の画像100は、自動的に、又はユーザインターフェース410を介して指示されるのに応じて、第1の範囲カーソル110及び範囲目盛140の一方又は両方を有して表示される。
【0011】
[0008] 図2は、7mmのスライス厚で取得された肝臓の病変の拡散強調画像(DWI)のMRIにあたる、別の実施形態による第2の画像200を示す。病変220は、14mmの直径を有する第2の範囲カーソル210によって強調表示されている。第2の範囲カーソル210は、明らかに、病変220よりも大きな直径を有し、したがって、病変220は、DWIのMRIにおいて測定可能ではないことを示す。
【0012】
[0009] 図3は、脳の病変320と、第3の範囲カーソル310とを含む、別の実施形態による第3の画像300を示す。第3の範囲カーソル320は、白い円形の表現として表示されている。
【0013】
[0010] 別の実施形態では、放射線科医又は他のユーザは、経時的な病変の変化を評価するために、2以上の画像をスクロールすることができる。この実施形態では、ユーザが複数の画像の間を切り替える間、範囲カーソル110、210、310は、病変120、220、320と重なる位置に留まる。また、複数の画像の視覚的な比較において援助するために、複数の画像が、当該複数の画像のそれぞれの範囲カーソル及び/又は範囲目盛と共に、単一のディスプレイ上に並んで表示されてもよい。
【0014】
[0011] 図4及び図5は、本開示による例示的なシステム400及び方法500を示す。第1のステップ502では、画像100、200、300が撮影され、メモリ404のデータベース402上に記憶される。当業者が理解するように、オプションで、撮影するステップ502は省略され、プロセッサ406が、以前にデータベース402上に記憶された画像100、200、300を参照してもよい。ステップ504では、プロセッサ406が、用いられる撮像モダリティ及び当該撮像モダリティのスライス厚に基づいて、病変の最小範囲を決定する。プロセッサ406は、腫瘍奏効標準によって規定される最小範囲を決定するためのアルゴリズムを用いてもよい。具体的には、RECIST1.1に関して、腫瘍病変の範囲は、以下:
・CT及びMRIに対して:≧10mm又は(スライス厚+スライスギャップ)×2のいずれか小さい方
・胸部X線に対して:≧20mm
・リンパ節の評価に対して:≧15mm
のように決定される。脳の腫瘍(RANO基準)に対しては、2つの垂直な直径の最小範囲が存在しなければならない。しかしながら、最小範囲自体は、RECISTに関して上述されたのと同一の基準を用いて決定される。本測定可能病変の要件を規定する所定のアルゴリズムに関して説明されたが、本開示の範囲から逸脱することなく、任意の他の標準が用いられ得ることに留意されたい。一実施例では、放射線科医又は他のユーザは、病変の最小長さを、ユーザインターフェース410を介して手動で入力する。特に、ユーザは必要な場合、自動的に決定された範囲を無効にすることができる。更に、撮像モダリティ及びスライス厚を含む画像100、200、300の詳細は、(例えばDICOMタグを介して)画像データ自体から得られるか、又はユーザによって手動で入力されてもよい。
【0015】
[0012] ステップ506では、プロセッサ406が、範囲カーソル110、210、310及び範囲目盛140の一方又は両方を生成する。ステップ508では、プロセッサ406が、対応する範囲カーソル110、210、310及び/又は範囲目盛140と共に、画像100、200、300をディスプレイ408上に表示する。放射線科医又は他のユーザは、任意のキーボード、マウス、及び/又はディスプレイ408上のタッチディスプレイを含むユーザインターフェース410を介して、任意の画像100、200、300を操作するか、スクロールするか、又は他の態様で編集することができる。また、ユーザは、範囲カーソル110が構築された画像100、200、300以外の別の画像を見るために、ディスプレイを変更することもできる。RECISTガイドラインを履行するために、オプションのステップ510におけるように、追加の整合性チェック及び警告がオプションで課せられてもよい。具体的には、病変の最小範囲は、取得された2D撮像平面において規定される。したがって、範囲カーソル110、210、310及び範囲目盛140は、面内で見ているビューに対して表示されるにすぎない。ステップ510では、プロセッサ406は、現在、ディスプレイ408上に、他のビュー(例えば再フォーマットされたビュー)が表示されているかどうかを決定する。他のビューが表示されている場合、方法はステップ512に移り、範囲カーソル110、210、310はディスプレイから取り除かれ、範囲カーソル110は現在見られている画像に対して適用されないことを示す警告が、ユーザに対して表示される。
【0016】
[0013] 本明細書に開示される例示的なシステム及び方法は、複数の商用ソフトウェア製品(例えばフィリップス インテリスペース(登録商標)‐トゥーモアトラッキング(Tumor Tracking)、ミントリージョン(Mint Lesion)等)と共に使用されてもよい。
【0017】
[0014] 本発明は2次元撮像を用いて説明されたが、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の他の画像分析技術が用いられ得る。例えば、画像分析は3次元撮像を含み、範囲カーソルは、3次元表現内に配置される球体を含んでよい。
【0018】
[0015] 当業者によって、添付の請求項の広範囲から逸脱することなく、本発明の様々な修正及び変更が加えられ得ることが理解されるであろう。これらの一部は上述され、その他は当業者に明らかであろう。
【国際調査報告】