(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2016-539742(P2016-539742A)
(43)【公表日】2016年12月22日
(54)【発明の名称】形状及びフィット感を改善したおむつ
(51)【国際特許分類】
A61F 5/44 20060101AFI20161125BHJP
【FI】
A61F5/44 H
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2016-539097(P2016-539097)
(86)(22)【出願日】2014年12月1日
(85)【翻訳文提出日】2016年6月13日
(86)【国際出願番号】US2014067892
(87)【国際公開番号】WO2015094624
(87)【国際公開日】20150625
(31)【優先権主張番号】61/919,067
(32)【優先日】2013年12月20日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】590005058
【氏名又は名称】ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー
(74)【代理人】
【識別番号】100091982
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 浩之
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100082991
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 泰和
(74)【代理人】
【識別番号】100105153
【弁理士】
【氏名又は名称】朝倉 悟
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【弁理士】
【氏名又は名称】出口 智也
(74)【代理人】
【識別番号】100152423
【弁理士】
【氏名又は名称】小島 一真
(74)【代理人】
【識別番号】100130719
【弁理士】
【氏名又は名称】村越 卓
(72)【発明者】
【氏名】コルネリア、ベアテ、マルティヌス
(72)【発明者】
【氏名】ロルフ、ヘッカー
(72)【発明者】
【氏名】サンドラ、フライボス
(72)【発明者】
【氏名】アンナ、エリザベス、マキュラ
(72)【発明者】
【氏名】エリサ、アン、ギルマン
【テーマコード(参考)】
4C098
【Fターム(参考)】
4C098AA09
4C098CC02
4C098CC03
4C098CC07
4C098CC14
4C098DD03
4C098DD10
4C098DD22
4C098DD23
4C098DD24
4C098DD25
(57)【要約】
本発明は、乳幼児又は成人用おむつに関する。より具体的には、本発明は、長手方向中心線(Y)、及び長手方向中心線(Y)に対して垂直な横方向中心線(X)を有する乳幼児又は成人用おむつ(10)に関し、おむつ(10)は、トップシート(22)及びバックシート(24)及びそれらの間に位置決めされた吸収性コア(20)と、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)及び第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)とを備え、第1及び第2の弾性カフ(30a、30b)はトップシート(22)の長手方向両側に互いに対向して位置決めされており、おむつ(10)は、前領域(A)と後領域(C)との間に位置決めされた股領域(B)を有し、第1及び第2の長手方向に延在する弾性カフ(30a、30b)はそれぞれ、前領域(A’)と後領域(C’)との間に位置決めされた股領域(B’)を有し、長手方向に延在する弾性カフ(30a、30b)のこれらの領域はおむつ(10)のそれぞれの領域に位置決めされ、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)及び第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)はそれぞれ、それぞれの長手方向に延在する弾性カフがおむつに付着される近位縁(32a、32b)を有し、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)及び第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)はそれぞれ、少なくともその股領域(B’)がおむつ(10)に付着されずにフリーフラップ(38a、38b)を形成する末端縁(34a、34b)を有しており、おむつ(10)は、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)及び第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)に付着される横断方向セパレータ(70)を備え、少なくとも1つの長手方向に延在する弾性カフ(30a、30b)のそれぞれは、長手方向中心線(Y)の各点において長手方向中心線(Y)までの距離を有し、少なくとも第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)に関して、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)の末端縁(34)が長手方向中心線(Y)までの第1の距離を有する少なくとも1つの第1の点が長手方向中心線(Y)上に存在し、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)の末端縁(34)が長手方向中心線(Y)までの第2の距離を有する少なくとも1つの第2の点が長手方向中心線(Y)上に存在し、おむつが平らな位置にあるときに第1の距離は第2の距離よりも長い。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
長手方向中心線(Y)、及び前記長手方向中心線(Y)に対して垂直な横方向中心線(X)を有する乳幼児又は成人用おむつ(10)であって、前記おむつ(10)が、トップシート(22)及びバックシート(24)及びそれらの間に位置決めされた吸収性コア(20)と、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)及び第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)とを備え、前記第1及び前記第2の弾性カフ(30a、30b)が前記トップシート(22)の長手方向両側に互いに対向して位置決めされており、前記おむつ(10)が、前領域(A)と後領域(C)との間に位置決めされた股領域(B)を有し、前記第1及び前記第2の長手方向に延在する弾性カフ(30a、30b)がそれぞれ、前領域(A’)と後領域(C’)との間に位置決めされた股領域(B’)を有し、前記長手方向に延在する弾性カフ(30a、30b)のこれらの領域が前記おむつ(10)の前記それぞれの領域に位置決めされ、前記第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)及び前記第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)がそれぞれ、前記それぞれの長手方向に延在する弾性カフが前記おむつに付着される近位縁(32a、32b)を有し、前記第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)及び前記第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)がそれぞれ、少なくともその前記股領域(B’)が前記おむつ(10)に付着されずにフリーフラップ(38a、38b)を形成する末端縁(34a、34b)を有しており、前記おむつ(10)が、前記第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)及び前記第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)に付着される横断方向セパレータ(70)を備え、少なくとも1つの長手方向に延在する弾性カフ(30a、30b)のそれぞれが、前記長手方向中心線(Y)の各点において前記長手方向中心線(Y)までの距離を有し、少なくとも前記第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)に関して、前記第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)の前記末端縁(34)が前記長手方向中心線(Y)までの第1の距離を有する少なくとも1つの第1の点が前記長手方向中心線(Y)上に存在し、前記第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)の前記末端縁(34)が前記長手方向中心線(Y)までの第2の距離を有する少なくとも1つの第2の点が前記長手方向中心線(Y)上に存在し、前記おむつが平らな位置にあるときに前記第1の距離が前記第2の距離よりも長い、乳幼児又は成人用おむつ(10)。
【請求項2】
前記第1の点及び前記第2の点が両方ともおむつの前領域(A)にあり、前記第1の点が前記第2の点よりも前縁(12)に近い、請求項1に記載の乳幼児又は成人用おむつ(10)。
【請求項3】
前記第1の点及び前記第2の点が両方ともおむつの後領域(C)にあり、前記第1の点が前記第2の点よりも後縁(14)に近い、請求項1又は2に記載の乳幼児又は成人用おむつ(10)。
【請求項4】
前記第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)の前記末端縁(34)が前記長手方向中心線(Y)に対して第3の距離を有する少なくとも1つの第3の点が前記長手方向中心線(Y)上に存在し、前記おむつが平らな位置にあるときに前記第3の距離が前記第2の距離よりも長い、請求項1〜3のいずれか一項に記載の乳幼児又は成人用おむつ(10)。
【請求項5】
前記第1の点が前記おむつの前記前領域(A)にあり、前記第3の点が前記おむつの前記後領域(C)にある、請求項4に記載の乳幼児又は成人用おむつ(10)。
【請求項6】
少なくとも1つの長手方向に延在する弾性カフ(30a、30b)がそれ自体の上に折り畳まれる、請求項1〜5のいずれか一項に記載のおむつ(10)。
【請求項7】
少なくとも1つの長手方向に延在する弾性カフ(30a、30b)が、異なる長手方向位置においてそれらの近位縁と末端縁との間で異なる幅を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のおむつ(10)。
【請求項8】
前記横断方向セパレータ(70)が、前記第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)の前記股領域(B’)で付着され、かつ前記第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)の前記股領域(B’)で付着される、請求項1に記載のおむつ(10)。
【請求項9】
前記横断方向セパレータ(70)が、ほぼ横断方向に延在し、前記第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)と前記第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)との間に、一方のフリーフラップ(38a)から他方のフリーフラップ(38b)への方向を有する力を及ぼすことができる、請求項1〜8のいずれか一項に記載のおむつ(10)。
【請求項10】
前記横断方向セパレータ(70)が、接着剤によって前記長手方向に延在する弾性カフの少なくとも1つに付着される、請求項1〜9のいずれか一項に記載のおむつ(10)。
【請求項11】
前記横断方向セパレータ(70)が分離壁(78)を備える、請求項1〜10のいずれか一項に記載のおむつ(10)。
【請求項12】
前記横断方向セパレータ(70)が、前記分離壁(78)の上縁部に位置決めされたストリップ(72)を備える、請求項11に記載のおむつ(10)。
【請求項13】
前記横断方向セパレータ(70)が、分離壁(78)及びストリップ(72)を含む形態で設けられる、請求項9又は10に記載のおむつ(10)。
【請求項14】
前記ストリップが、前記おむつ(10)の前記長手方向で測定したとき、約2mm〜約25mmの幅を有する、請求項10又は11に記載のおむつ(10)。
【請求項15】
前記横断方向セパレータ(70)が、弾性材料を含むか、又は弾性材料から作製される、請求項1〜14のいずれか一項に記載のおむつ(10)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、改善されたフィット感及び防漏性を有する、乳幼児用おむつ、トレーニングパンツ、及び成人用失禁用品等を含むおむつを目的とする。1つの態様では、改善されたフィット感及び防漏性は、横断方向に対向するカフを接続する横断方向セパレータによって達成される。
【背景技術】
【0002】
いくつかのおむつの種類では、フィット感を改善しかつ/又はおむつからの糞便及び尿の漏れを減少させるため、糞便により生殖器又は他の皮膚が汚れるのを減少させるため、あるいは尿と糞便の混合を低減するため、皮膚の炎症の危険性を更に減らすための構成部品が提案されてきた。例えば、収集した糞便及び尿のための空隙までの通路を提供する、開口部を有するトップシートを備えたおむつが提案され、また、尿及び糞便を別個の領域に受け入れるために2つの開口部を備えたおむつが提案され、また、横断方向に位置決めされた三次元の弾性隔壁、又はおむつの中央に位置するパーティションを備えて、前記壁又はパーティションの両側で糞便及び尿をそれぞれ受け入れ、糞便が物品の前方に移動するのを回避する、おむつが提案されている。
【0003】
例えば、欧州特許第1219274 B1号(Tabataら)は、少なくとも1つの起立カフを備えた使い捨て吸収性物品を開示している。かかる起立カフは、特定の伸展部材を必要とし、したがって複雑で生産コストがかかる。
【0004】
欧州特許第1232736 B1号(Toyoshimaら)は、一対の三次元ガード及びそれに関連する複数の弾性部材を備えた吸収性物品を開示している。三次元ガードも複雑で生産コストがかかるのは明らかである。更に、何らかの方法で吸収性物品の装着快適性を含み、介護者にとって物品を着用者に適切に装着することを一層困難にしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】欧州特許第1219274 B1号
【特許文献2】欧州特許第1232736 B1号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者は、しかしながら、従来のカフ及び特に比較的高さがある従来のカフを、特定のカフ接続と組み合わせて使用できることを見出した。かかる横断方向セパレータと共に用いた場合、高さがあるカフであっても、信頼性の高い防漏性及び高い装着快適性を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、乳幼児又は成人用おむつに関する。より具体的には、本発明は、長手方向中心線、(Y)及び長手方向中心線(Y)に対して垂直な横方向中心線(X)を有する乳幼児又は成人用おむつ(10)に関し、おむつ(10)は、トップシート(22)及びバックシート(24)及びそれらの間に位置決めされた吸収性コア(20)と、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)及び第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)とを備え、第1及び第2の弾性カフ(30a、30b)はトップシート(22)の長手方向両側に互いに対向して位置決めされており、おむつ(10)は、前領域(A)と後領域(C)との間に位置決めされた股領域(B)を有し、第1及び第2の長手方向に延在する弾性カフ(30a、30b)はそれぞれ、前領域(A’)と後領域(C’)との間に位置決めされた股領域(B’)を有し、長手方向に延在する弾性カフ(30a、30b)のこれらの領域はおむつ(10)のそれぞれの領域に位置決めされ、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)及び第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)はそれぞれ、それぞれの長手方向に延在する弾性カフがおむつに付着される近位縁(32a、32b)を有し、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)及び第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)はそれぞれ、少なくともその股領域(B’)がおむつ(10)に付着されずにフリーフラップ(38a、38b)を形成する末端縁(34a、34b)を有しており、おむつ(10)は、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)及び第2の長手方向に延在する弾性カフ(30b)に付着される横断方向セパレータ(70)を備え、少なくとも1つの長手方向に延在する弾性カフ(30a、30b)のそれぞれは、長手方向中心線(Y)の各点において長手方向中心線(Y)までの距離を有し、少なくとも第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)に関して、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)の末端縁(34)が長手方向中心線(Y)までの第1の距離を有する少なくとも1つの第1の点が長手方向中心線(Y)上に存在し、第1の長手方向に延在する弾性カフ(30a)の末端縁(34)が長手方向中心線(Y)までの第2の距離を有する少なくとも1つの第2の点が長手方向中心線(Y)上に存在し、おむつが平らな位置にあるときに第1の距離は第2の距離よりも長い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の特徴を備えて使用するのに適しているが、本発明を具体化するものではない、平坦状態のおむつを示す上面図である。
【図2】断面線2−2で取った図1のおむつを示す断面図である。
【図3】平坦状態の本発明のおむつを示す上面図である。
【図4】断面線4−4で取った図3のおむつを示す断面図である。
【図5a】本発明によるおむつ及び先行技術のおむつを示す概略図である。
【図5b】本発明によるおむつ及び先行技術のおむつを示す概略図である。
【図5c】本発明によるおむつ及び先行技術のおむつを示す概略図である。
【図6】図3及び図4のおむつを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
「おむつ」は、本明細書では、着用者の胴体下部の周囲に装着される吸収性物品を指すのに使用され、乳幼児(乳児及び幼児)用おむつ及び成人用おむつを含み、かつ胴体下部の周りに締結するための締結具を備える、いわゆるおむつ、及びパンツタイプのおむつを含む。
【0010】
「前領域」(A)及び「後領域」(C)は、本明細書では、2つの領域を指すのに使用され、それらは使用中、それぞれ着用者の前側及び着用者の後側に最も近く、おむつ又はおむつ部分又はその要素、例えば弾性カフ若しくはトップシートの横断方向寸法にわたり、各領域は、おむつ又はおむつ部分又はその要素、例えば弾性カフ若しくはトップシートの長手方向寸法の(正確に若しくは概ね若しくはおよそ)4分の1である長手方向寸法を有する。
【0011】
「股領域」(B)は、本明細書では、前領域と後領域との間に位置決めされた領域を指すのに使用され、やはり、おむつ又はおむつ部分又はその要素、例えば弾性カフ若しくはトップシートの長手方向寸法の(正確に若しくは概ね若しくはおよそ)2分の1である長手方向寸法を有する。
【0012】
「長手方向」は、本明細書では、おむつ又はおむつ部分若しくはトップシートの長手方向中心線(Y)に対して、実質的に平行又は正確に平行に延びている方向を指すのに使用され、その方向はプロセスの機械方向(MD)であってもよい。
【0013】
長手方向に延在する弾性カフなど、長手方向に延在する要素をおむつに設けた場合、これらの要素はそれぞれ、前領域(A’)と後領域(C’)との間に位置決めされた股領域(B’)を有することができ、長手方向に延在する要素のこれらの領域は、一般に、おむつのそれぞれの領域に、又はそれらに隣接して位置決めされる。
【0014】
「横方向」又は「横断方向」は、本明細書では、おむつ又はおむつ部分又はトップシートの長手方向中心線(Y)に対して、実質的に垂直又は正確に垂直な方向を指すのに使用され、その方向はプロセスの機械横方向(CD)であってもよい。
【0015】
「Z方向」は、本明細書では、長手方向に垂直であって、横断又は横方向に垂直な方向を指すのに使用される。
【0016】
「長手方向寸法」、「横断方向寸法」、又は「Z方向」は、本明細書では、おむつ、おむつ部分又はその要素、例えば弾性カフ若しくはトップシートの寸法を指すのに使用され、その方向はそれぞれ、おむつ又はおむつ部分又はその要素の長手方向、横断方向、又はZ方向で測定される。
【0017】
「実質的に垂直」又は「実質的に平行」は、本明細書では、別途明記又は指定しない限り、正確に垂直若しくは平行な方向から30°以内、又は20°以内、又は10°以内、又は5°以内の方向を指すのに使用される。
【0018】
本明細書で使用するとき、「〜に沿って」とは、「〜に対して少なくとも部分的に実質的に平行であり、かつそれに隣接する」ことを意味する。
【0019】
「弛緩した」若しくは「弛緩状態」又は「収縮した」若しくは「収縮状態」は、本明細書では、おむつ又はおむつ部分にそれぞれ力が加えられていない場合の、おむつ又はおむつ部分の状態を示すのに使用される。
【0020】
「平坦な状態」は、本明細書では、おむつが平らな水平面上に平坦に配置されている場合のおむつの状態を指すのに使用される。
【0021】
「末端縁」は、本明細書では、使用の際に同じ弾性カフの他方の長手方向に延在する縁部よりも着用者の身体に近接している、弾性カフの長手方向に延在する縁部を指すのに使用される。
【0022】
本明細書で使用するとき、「不織布ウェブ」とは、摩擦及び/又は粘着及び/又は接着によって結合させた、指向的又はランダムに配向された繊維から製造されたシート、ウェブ、又は打延べ綿シートを意味し、紙、及び更なるニードル加工の有無を問わず、からみ糸若しくはフィラメントを組み込んだ織成製品、編成製品、タフテッド製品、ステッチボンド製品、又は湿式粉砕によるフェルト製品は含まない。繊維は、天然由来のものであっても若しくは人工起源のものであってもよく、ステープル若しくは連続フィラメントであっても、又はその場で形成されたものであってもよい。市販の繊維は、約0.001mm未満から約0.2mm超の範囲の直径を有し、短繊維(ステープル繊維又は細断繊維として知られる)、連続単繊維(フィラメント又はモノフィラメント)、連続フィラメントの無撚糸束(トウ)、及び連続フィラメントの撚糸束(ヤーン)などのいくつかの異なる形態で提供される。不織布ウェブは、メルトブロー法、スパンボンド法、溶媒紡糸法、電界紡糸法、カーディング法、及びエアレイイング法などの多くのプロセスによって形成することができる。不織布ウェブの坪量は、通常、グラム毎平方メートル(g/m2又はgsm)で表される。
【0023】
以下、図面を参照して本発明を更に説明する。それに加えて、本発明をその特定の特徴に関して説明する。本発明は、特にトップシート、バックシート、バリアレッグカフとも呼ばれる長手方向に延在する弾性カフ、弾性ウエスト機構、及び横断方向セパレータを備えるおむつに関する。最初に、これらの要素について更にある程度詳細に記載する。
【0024】
横断方向セパレータ
横断方向セパレータは、弛緩状態で、3.0cmから、又は4.0cmから、又は5.0cmから、例えば15.0cmまで、又は10.0cmまで、又は8.0cmまで、又は7.0cmまで、又は6.0cmまで、又は5.5cmまでの横断方向寸法を有してもよい。横断方向寸法は、例えばカフに対する、付着点の間で取られる。
【0025】
横断方向セパレータは、弛緩状態で、少なくとも2.0mm、又は少なくとも4.0mm、又は少なくとも5.0mmから、25.0mm未満、20.0mm未満、15.0mm未満、12.0mm未満、又は10.0mm未満の平均長手方向寸法を有してもよい。長手方向寸法は、例えばカフに対する、付着点の長手方向延長部にわたって取られる。
【0026】
横断方向セパレータがトップストリップを含む場合、上述の長手方向及び横断方向寸法はセパレータ壁の寸法である。
【0027】
それは、横断方向セパレータをおむつの股領域に、例えばその中央に、またおむつの前領域に少し近接させて位置決めするのに有用である。したがって、おむつの前縁から、おむつの前縁に面する横断方向セパレータの縁部までの距離は、おむつの前縁から後縁までのおむつの全長の25%〜50%又は30%〜45%となるように選択されてもよい。
【0028】
横断方向セパレータは、少なくとも横断方向に弾性的に延伸性であり、即ち、力を加えると延伸することができ、また前記力を解放するとほぼその元の幅に収縮することができる。
【0029】
横断方向セパレータはまた、長手方向に弾性的に延伸性であってもよい。
【0030】
横断方向セパレータは、横断方向セパレータを少なくとも横断方向に弾性的に延伸性にする、伸縮性シート材料で作られてもよい。
【0031】
横断方向セパレータは、トップシートの上方で、長手方向に延在するカフの間に全体的に位置決めされる、分離壁を備えてもよい。横断方向セパレータは、分離壁の上方で、かかる長手方向に延在するカフの遠位端の間に全体的に位置決めされる、トップストリップを更に備えてもよい。これらの要素は両方とも、横断方向セパレータに関して本明細書で言及される材料とは独立して提供することができる。また、両方の要素は同じ材料から提供されてもよい。
【0032】
「伸縮性」とは、横断方向セパレータに対して本明細書で使用するとき、1つの特定領域又は複数の特定領域、即ち伸縮性領域(複数も可)にのみ、弾性材料、例えば1つ以上の弾性バンド又はストランドが提供されている、非弾性シート材料から作られていることを意味する。
【0033】
横断方向セパレータの1つ以上の部分は、実質的に横断方向に延在する1つ以上の弾性バンド(複数も可)又はストランド(複数も可)を、非弾性であってもよいシート材料に、例えば非弾性不織布シートに適用することによって伸縮性にされてもよい。
【0034】
不織布シート材料は、ポリエチレン及び/又はポリプロピレンなど、当該技術分野で知られているポリオレフィンから作られてもよく、複合繊維を含む繊維にされ、それが次に不織布シートにされてもよい。不織布シート材料は、ネック付き不織布であってもよい。不織布シート材料は、メルトブロー不織布又はスパンボンド不織布又はカード不織布であってもよく、その積層体であってもよく、例えば、スパンボンド又はカーディングによる1つ以上の層とメルトブロー不織布層(複数も可)との積層体であってもよい。
【0035】
横断方向セパレータ材料は、バリア材料であってもよく、疎水性であってもよく、例えば、親水性であって、かつ当該技術分野で周知な、例えばワックス、又は1つ以上のシリコーンポリマー又はフッ素化ポリマーを含む疎水性表面コーティングなど、疎水性表面コーティングによって疎水性にされてもよい。横断方向セパレータは、ローションで処理することもできる。
【0036】
横断方向セパレータシートの弾性カフへの付着
横断方向セパレータの部分は、長手方向に延在する弾性カフの前領域、股領域、又は後領域で弾性カフに付着される。第1のカフ付着領域及び第2のカフ付着領域は、横断方向セパレータの第1又は第2の端部分をそれぞれ、長手方向に延在する弾性カフの領域に付着させることによって形成される。
【0037】
横断方向セパレータは上縁部及び下縁部を有し、それらは横断方向に延在する対向縁部である。それらの縁部は、2つの対向する側縁部によって接合されてもよい。下縁部は、横断方向セパレータを吸収性物品の他の部分に、例えばトップシートに接続するのに使用することができる。それに加えて又はその代わりに、側縁部が、横断方向セパレータを吸収性物品の他の部分に、例えば長手方向に延在するカフに、特に後述するバリアレッグカフに接続するのに使用されてもよい。
【0038】
おむつの他の部分に対する横断方向セパレータの付着は、接着結合、圧力結合、超音波結合、又は当該技術分野で知られている他の任意の付着手段によって行うことができる。カフ付着領域は、1つ以上の個々の結合(複数も可)を含んでもよい。かかる個々の結合(複数も可)は、特定の結合パターンに従って配置されてもよい。
【0039】
付着領域が2つ以上の個々の結合を含む場合、これらは本明細書において単一のカフ付着領域として見なされることが理解されるべきである。
【0040】
第1及び/又は第2のカフ付着領域(複数も可)の結合パターン密度は、20%超、又は30%超、又は40%超、又は60%超、100%以下であってもよい。
【0041】
バリアレッグカフ
吸収性物品は、長手方向に延在する弾性カフとも呼ばれる、一対のバリアレッグカフを備える。バリアレッグカフは、物品の残りの部分に部分的に結合され、その結果、材料の一部分であるバリアレッグカフを、物品を例えば図3に示されるように引っ張って平らにしたときにトップシートによって画定される面から離れるように部分的に隆起させ、直立させることができる、一般的には不織布である一片の材料から形成することができる。バリアレッグカフは、おおよそ着用者の胴体及び脚の接合部において、液体及び他の身体排泄物の改善された閉じ込めを提供することができる。バリアレッグカフは、おむつの前縁と後縁との間を、長手方向軸の両側で少なくとも部分的に延在する。バリアレッグカフは、一般的にはトップシート及び/又はバックシートである、物品の残りの部分に接合された近位縁と、着用者の皮膚と接触し、皮膚と共にシールを形成するように意図されるフリー末端縁とによって境界が定められる。バリアレッグカフは、例えば、グルー接着、融着、又は既知の結合手段の組み合わせによって作られてもよい結合によって、近位縁で物品のシャーシと接合される。近位縁での結合は連続的であっても断続的であってもよい。レッグカフの隆起した区画に最も近い結合の側面によって、レッグカフの直立区画の近位縁の境界が定められる。
【0042】
バリアレッグカフは、トップシート又はバックシートと一体であることができ、又はより一般的には、物品の残りの部分に接合された別個の材料から形成することができる。一般的に、バリアレッグカフの材料は、おむつの全長を通して延在してもよいが、物品の前縁及び後縁に向かってトップシートに「タック結合」され、その結果、これらの区画では、バリアレッグカフ材料はトップシートと同一平面のままとなる。別の方法として、又はそれに加えて、バリアレッグカフの材料は、別の好適な層及び/又はそれ自体に結合又は「タック結合」されてもよい。各バリアレッグカフは、より良好なシールを提供するように、この自由末端縁に近接して、1つ、2つ、又はそれ以上の弾性ストリングを備えてもよい。
【0043】
各カフは、95%又は80%の引張歪まで延伸されたとき、少なくとも0.2N(20g)から1.0N(100g)まで、又は0.5N(50g)までの弾性張力を有してもよい。
【0044】
カフ又はカフウェブ材料は、不織布シート材料を含んでもよい。横断方向セパレータを作るのに使用されるのと同じ不織布シート材料が使用されてもよい。不織布シート材料は、当該技術分野で知られているような、液体不浸透性である不織布バリアシート材料であってもよく、例えば、1つ以上のスパンポンド層及び/又はカード層、並びに1つ以上のメルトブロー層を備える不織布積層体(複数も可)が挙げられる。不織布シート材料を形成するのに使用される繊維は、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、複合繊維、ナノ繊維、及びそれらの任意の組み合わせから選択されてもよい。
【0045】
カフは、例えばおむつの寸法に応じた、任意の好適な寸法を有してもよい。それらは、おむつのほぼ全長に延在してもよい。それらは、おむつの長手方向中心線Yに垂直な、例えば少なくとも30mm、又は例えば少なくとも40mmの横断方向寸法を有してもよい。
【0046】
長手方向中心線上の第1の点及び第2の点が両方ともおむつの前領域にあり、第1の点が第2の点よりも前縁に近い、本発明によるおむつを提供することが有用である。
【0047】
また、長手方向中心線上の第1の点及び第2の点が両方ともおむつの後領域にあり、第1の点が第2の点よりも後縁に近い、本発明によるおむつを提供することも有用である。その結果、バリアレッグカフは、おむつの後領域又は後方領域でV字形を形成する。
【0048】
また、第1の長手方向に延在する弾性カフの末端縁が長手方向中心線に対して第3の距離を有する少なくとも1つの第3の点が長手方向中心線上に存在し、おむつが平らな位置にあるときに第3の距離が第2の距離よりも長い、本発明によるおむつを提供することも有用である。第1の点がおむつの前領域にあり、第3の点がおむつの後領域にある場合が有益である。その結果、バリアレッグカフは、おむつの前領域及び後領域でV字形を形成する。換言すれば、バリアレッグカフは、二重のV字形を形成する。
【0049】
本発明による吸収性物品は、バリアレッグカフをそれら自体の上に折り畳むことによって形成することができる。バリアレッグカフは、第1の主要面と、反対側にある第2の主要面とを有する。股領域では、第1の表面は着用者に向けて配向され、第2の表面は物品に向けて、例えば物品のトップシートに向けて配向される。前及び/又は後領域においてバリアレッグカフをそれら自体の上に折り畳むことによって、第1の表面の一部分が第1の表面の隣接部分の上に折り畳まれる。それにより、前及び/又は後領域において、第2の表面の一部分が着用者に向けて配向される。本発明による吸収性物品はまた、バリアレッグカフにZ字形の折り目を設けることによって形成することができる。
【0050】
本発明による吸収性物品はまた、異なる長手方向位置において近位縁と末端縁との間の幅が異なるバリアレッグカフを使用することによって形成することができる。例えば、バリアレッグカフを提供するのに使用される材料は、異なる長手方向位置において横方向の幅が変化してもよい。
【0051】
また、横断方向セパレータが、第1の長手方向に延在する弾性カフの股領域で付着され、第2の長手方向に延在する弾性カフの股領域で付着される、本発明によるおむつを提供することも有用である。横断方向セパレータは、有益には、第1の長手方向に延在する弾性カフ及び第2の長手方向に延在する弾性カフを直接連結することができる。横断方向セパレータは、おむつの第1の長手方向に延在する弾性カフ及び第2の長手方向に延在する弾性カフ以外の部分に付着する必要はない。横断方向セパレータは、有益には、ほぼ横断方向に延在することができ、第1の長手方向に延在する弾性カフと第2の長手方向に延在する弾性カフとの間に、一方のフリーフラップから他方のフリーフラップへの方向を有する力を及ぼすことができる。
【0052】
横断方向セパレータは、有益には、不織布材料を含むことができ、又は不織布材料から作られる。横断方向セパレータは、弾性材料を含むことができ、又は弾性材料から作られる。横断方向セパレータは、弾性材料又は不織布材料を含む積層体で作ることができ、又はその積層体を含むことができる。
【0053】
バリアレッグカフに加えて、物品はガスケットカフを備えてもよく、それらは吸収性物品のシャーシに、特にトップシート及び/又はバックシートに接合され、バリアレッグカフに対して横断方向外側に置かれる。ガスケットカフは、着用者の太腿の周りにより良好なシールをもたらすことができる。通常、各ガスケットレッグカフは、例えば脚部開口部の領域におけるトップシートとバックシートとの間に、おむつのシャーシに含まれる1つ以上の弾性ストリング又は弾性要素を備える。
【0054】
米国特許第3,860,003号は、伸縮性レッグカフ(ガスケットカフ)を提供するためにサイドフラップ及び1つ以上の弾性部材を有する収縮性脚部開口部を提供する、使い捨ておむつを記載している。Azizらに発行された米国特許第4,808,178号及び同第4,909,803号は、脚部領域の閉じ込めを改善する「直立型」の伸縮性フラップ(バリアレッグカフ)を有する使い捨ておむつを記載している。Lawson及びDragooにそれぞれ発行された米国特許第4,695,278号及び同第4,795,454号は、ガスケットカフ及びバリアレッグカフを含む二重カフを有する使い捨ておむつを記載している。バリアレッグカフ及び/又はガスケットカフの全て又は一部分は、ローションで処理されてもよい。
【0055】
トップシート
おむつはトップシートを備える。
【0056】
本明細書のトップシートは、個々のトップシート、又はトップシートウェブの一部であるトップシートであってもよく、したがって、かかるウェブは結果として、後で複数の個々のトップシートに分割されることが理解されるべきである。本発明の目的のため、別段の記載がない限り、トップシートを参照する場合、トップシートウェブをそれぞれ含むものとする。バックシート及び吸収性コア(バックシートウェブ又は吸収性コアウェブであってもよい)についても、本明細書では同様に適用される。
【0057】
本明細書のおむつ1のトップシートは、尿を通すことができるという条件で、当該技術分野で知られている任意の好適な材料で作られてもよい。これに関して、親水性材料、又は親水性に処理された材料を含む、尿浸透性材料で作られてもよい。それは、尿をトップシートの下の吸収性コアまで通すことができる孔を含む有孔トップシートであってもよい。
【0058】
トップシートは、親水性又は疎水性のどちらであってもよい。
【0059】
好ましいトップシート材料は、不織布材料であり、有孔フィルム、開口形成されたフィルムなど、孔を備える積層体及び/又は材料が挙げられる。
【0060】
トップシート、又は例えばその股及び/又は後領域のみが、当該技術分野で知られているようなスキンケア組成物、例えばローションを含んでもよい。
【0061】
締結システム
吸収性物品は締結システムを含んでもよい。締結システムは、テープ付きおむつの場合に一般的であるように、吸収性物品の周囲に横方向の張力を与えて、吸収性物品を着用者に対して保持するのに使用することができる。トレーニングパンツ物品のウエスト領域は既に結合されているので、この締結システムはこれらの物品の場合は必須ではない。締結システムは、通常、テープタブ、フック・ループ式締結構成要素、タブ及びスロットのような連結締結具、バックル、ボタン、スナップ、並びに/又は雌雄同体締結構成要素などの締結具を含むが、他のいかなる既知の締結手段も概ね許容可能である。通常は、締結具を着脱可能に付着させるためのランディングゾーンが、前ウエスト領域に設けられる。いくつかの例示的な表面締結システムが、Buellに発行された米国特許第3,848,594号、同第4,662,875号、同第4,846,815号、同第4,894,060号、同第4,946,527号、同第5,151,092号、及び同第5,221,274号に開示されている。例示的な連結締結システムが、米国特許第6,432,098号に開示されている。締結システムはまた、Robertsonらに発行された米国特許第4,963,140号に開示されているように、使い捨て式の構成で物品を保持するための手段を提供してもよい。
【0062】
締結システムはまた、重なり部分のずれを低減するための、米国特許第4,699,622号に開示されているような、又はフィット感を改善するための、米国特許第5,242,436号、同第5,499,978号、同第5,507,736号、同第5,591,152号に開示されているような、一次及び二次締結システムを含んでもよい。
【0063】
締結システムの一部として、吸収性物品は、当該技術分野で知られているような前耳部及び後耳部を備えてもよい。耳部は、例えば、サイドパネルとしてトップシート及び/又はバックシートから形成された、シャーシの一体部分であることができる。あるいは、耳部は、グルー接着及び/又は熱エンボス加工若しくは圧力結合によって付着される別個の要素であってもよい。後耳部は、有利には、タブをランディングゾーン上で付着するのが容易になり、着用者のウエストの周りでテープ付きおむつを適所で維持するため、伸展可能である。後耳部はまた、より快適で身体に沿うフィット感を提供するため、弾性又は延伸性であってもよいが、そのフィット感は、伸縮性の耳部によって吸収性物品の側部が伸縮することができるため、最初に吸収性物品を着用者に適合するようにフィットさせ、吸収性物品が排泄物で充填されてからもかなりの時間、着用している間はずっとこのフィット感を持続させることによるものである。
【0064】
弾性ウエスト機構
吸収性物品はまた、改善されたフィット感及び閉じ込めを提供する助けとなる、少なくとも1つの弾性ウエスト機構(図示なし)を備えてもよい。弾性ウエスト機構は、一般に、弾性的に伸縮して、着用者のウエストに動的にフィットするように意図される。弾性ウエスト機構は、好ましくは、吸収性コア28の少なくとも一方のウエスト縁部から少なくとも長手方向に外側に延在し、一般に、吸収性物品の末端縁部の少なくとも一部分を形成する。使い捨ておむつは、1つが前ウエスト領域に位置決めされ、1つが後ウエスト領域に位置決めされる、2つの弾性ウエスト機構を有するように構築することができる。弾性ウエスト機構は、米国特許第4,515,595号、同第4,710,189号、同第5,151,092号、及び同第5,221,274号に記載されているものを含む、多数の異なる構成で構築されてもよい。
【0065】
カフ、及びガスケットカフの、並びに弾性ウエスト機構及び締結システムの設計(寸法を含む)は、装着時のおむつの全体的なフィット感に、またしたがって、横断方向セパレータの位置及び機能に影響を有することに留意すべきである。弾性材料がおむつの様々な部分に用いられる場合、それら弾性挙動もそのような影響を有する。
【0066】
層同士の関係
一般的に、隣接した層及び構成要素は、層の表面の全体若しくは一部に対するスロットコーティング若しくは噴霧を介した接着剤コーティング、又は熱結合、又は圧力結合、あるいはそれらの組み合わせなど、従来の結合方法を使用して互いに接合される。明瞭性及び可読性のため、この結合は、全体として図面に表されないが、別途具体的に除外されない限り、物品の層間の結合が存在するものと見なすべきである。接着剤は、一般的に、例えばバックシートとコアラップとの間で、異なる層の接着性を改善させるために使用されてもよい。グルーは、当該技術分野で知られているような、任意の標準的なホットメルトグルーであってよい。
【0067】
物品を作成する方法
本発明の吸収性物品は、当該技術分野で知られている任意の従来方法により作られてもよい。特に、物品は手製であってもよく、又は高速で産業的に生産されてもよい。
【0068】
バックシート
おむつのバックシートは、当該技術分野で知られているように、液体不透過性であってもよい。液体不透過性バックシートとしては、好ましくは、例えば約0.01mm〜約0.05mmの厚さを有する熱可塑性フィルムなどの、薄いプラスチックフィルムを含む。好適なバックシート材料は、一般的に、排泄物がバックシートを通過しないようにしたまま蒸気をおむつから逃がすことができる、通気性材料を含む。好適なバックシートフィルムとしては、インディアナ州テレホート所在のトレデガー・インダストリーズ社(Tredegar Industries Inc.)が製造する、X15306、X10962、及びX10964の商品名で販売されるものが挙げられる。
【0069】
バックシート又はその任意の部分は、1つ以上の方向で弾性的に延伸性であってもよい。バックシートは、当該技術分野で知られている任意の付着手段によって、トップシート、吸収性コア、又はおむつの他の任意の要素に付着又は接合されてもよい。トップシート及びバックシートの長手方向側縁が互いに直接付着されることが非常に好ましい場合がある。
【0070】
本発明が有用となり得る、おむつ10の本質的な要素が、図1及び図2に示されている。とりわけ、それぞれのおむつは、本発明の特徴を未だ含んでいないが、本発明が図1及び図2に示されるようなおむつに使用されると、本発明によって達成可能である利点を示すのに役立つ。
【0071】
おむつ10は、前縁12及び後縁14を備える。おむつはまた、左側縁16及び右側縁18を有する。
【0072】
液体を吸収する目的のため、おむつは吸収性コア20を備える。吸収性コア20は、トップシート22とバックシート24との間に位置決めされる。トップシート22は、おむつ10の着用者に面する面に位置決めされ、少なくとも一部分において、液体の通過を可能とする。しかしながら、バックシート24は通常は防液性である(ただし、蒸気透過性であってもよい)。
【0073】
おむつ10は、図1の図面に示されている、着用者に面する面に配置されるガスケットカフ26を備える。ガスケットカフ26は、弾性材料28を含む。これら弾性材料28は、通常、トップシート22とバックシート24との間に配置される。あるいは、弾性材料28は、バリアレッグカフ30の拡張シートとバックシート24との間に設けることができる。拡張シートは、バリアレッグカフ(複数も可)に接合するか、又はそれらと一体的であることができる。弾性材料28はまた、弾性接着剤の線の形態で設けられてもよい。
【0074】
おむつ10はまた、バリアレッグカフ30(「BLC」、又は長手方向に延在するカフとも呼ばれる)を備える。これらのバリアレッグカフ30は、図1の図面に示されている、おむつのバリアに面する面上で容易に見ることができる。バリアレッグカフ30は、近位縁32及び末端縁34を呈する。近位縁32は、おむつの長手方向に沿って延在する。一般的に、バリアレッグカフ30は、少なくともそれらの近位縁32に沿っておむつ10に付着される。通常、少なくとも前縁12及び後縁14の近傍には、更に付着領域がある。バリアレッグカフ30はまた、長手方向にも延在する末端縁34をそれぞれ有する。
【0075】
バリアレッグカフ30は、末端縁34に隣接して位置決めされた弾性材料36を備える。これらの弾性材料36によって、バリアレッグカフ30を着用者と良好に接触させることができ、おむつ10が着用されている間、着用者と接触したままになる。バリアレッグカフ30の一部分は、通常、おむつ10の他の部分に付着されず、したがってフリーフラップ38を形成する。かかるフリーフラップ38は、一般的に、少なくともバリアレッグカフ30の股部分B’に設けられる。一般的に、2つの長手方向に延在するバリアレッグカフは、おむつの両側に設けられる。図1に示されるように、これらはバリアレッグカフ30a及び30bである。各カフは、それぞれの近位縁32a、32b及びそれぞれの末端縁34a、34bを有する。更に、各カフは、フリーフラップ38a、38bを備える。バリアレッグカフ、及び特にそれらのフリーフラップ38a、38bは、鏡像の形態で設けられ、おむつの長手方向軸Yを中心とする。
【0076】
おむつ10はまた、締結システムを備える。おむつの後領域Cにおいて、締結システムは後耳部40を含む。後耳部40は、接着テープ42を備える。接着テープ42用のランディングゾーン44は、バックシート24の領域に設けられる。おむつ10が着用者の胴体下部の周りに置かれると、後耳部40は前耳部46と協働する。前耳部46は、タブ部分を備える。
【0077】
図2は、図1の線2−2で示されるようなおむつの断面図を提供する。この断面図は、コア20の構造に関して更なる詳細を提供する。トップシート22の下には、獲得分散システム50が設けられる。このシステムは、トップシート22に隣接して、又はその近傍に置かれる獲得層52を備える。獲得層52の下には、液体の分散に役立つ分散層54が配置される。獲得分散システム50の下には、コア20が置かれる。この図に見られるように、コア20は多数のチャネル56を備える。また、図1に見られるような更なるチャネル58など、異なる寸法のいくつかのチャネルを設けることができる。かかるチャネルの間には吸収性材料60が配置される。吸収性材料60は、コアラップ62で覆われている。
【0078】
また、専用の付着手段がバリアレッグカフ30の近位縁32に設けられることが、図2から容易に見ることができる。図示されるように、この付着手段は、バリアレッグカフ結合64の形態で提供することができる。それぞれの結合は、グルーの長手方向に延在するラインによって提供することができる。
【0079】
現代のおむつ(本発明を適用していない)を表す、図1及び図2に示されるおむつ10を参照すると、バリアカフ30の末端縁34a及び34bが高い移動自由度を有することが明らかとなっている。本発明は、この移動自由度を制限することに利点がある。このことは、特に股領域において、より良好でより再現可能なフィット感に結び付き得る。
【0080】
図3は、本発明によるおむつ10のバリアに面する面の上面図を提供する。おむつの股領域B、及びしたがってバリアレッグカフの股領域B’には、横断方向セパレータ70が配置される。横断方向セパレータ70は、分離壁78及びストリップ72の形態で設けられる。ストリップ72は、バリアレッグカフ30a及び30bそれぞれに付着される。分離壁78の下側部分は、トップシート22に更に付着される。ストリップ72の付着は、付着領域74a及び74bにおいて達成される。横断方向セパレータ70は、特に、フリーフラップ38a及び38bの移動自由度を制限する。
【0081】
更に、本発明の別の特徴が図3に表されている。バリアレッグカフ30aの末端縁34a及び34bは、直線を形成していない。それよりもむしろ、おむつの前領域A及び後領域Cにおいて、バリアレッグカフはそれら自体の上に折り畳まれている(かかる折返しは、図6の三次元図においてより容易に表されていることに留意すべきである)。
【0082】
したがって、カフの末端縁は、おむつの中心線Yに対して可変の距離を有する。例えば、おむつの後領域Cでは、長手方向中心線Y上の第1の点から測定した距離は距離d
1である。おむつのより中心の方に位置決めされる第2の点では、バリアレッグカフ30bの末端縁と中心線との間の距離はd
2である。第3の点では、長手方向中心線Yとバリアレッグカフの末端縁との間の距離はd
3である。
【0083】
一実施形態では、バリアレッグカフの末端縁のこの距離の変動を達成するため、バリアレッグカフは、前及び後領域においてそれ自体の上に折り畳まれる。かかる折畳みを維持する目的で、カフ結合領域48a、48b、48c、及び48dが、おむつの側縁部に近接して位置決めされる。カフ結合領域48a及び48bは、おむつの後領域にかつ後縁14に近接して位置決めされる。カフ結合領域48c及び48dは、おむつの前領域にかつ前縁12に近接して位置決めされる。
【0084】
例えば、カフ結合領域48bは、右側縁18に対して比較的短い距離d
Dで位置決めされる。この距離は、右側縁18に対するセパレータ付着領域74bの距離よりも大幅に短い距離であり得、この距離がd
Cである(距離d
Cは、セパレータ付着領域74bの側縁に最も近い点に向かって取られ、距離d
Dは、カフ結合領域48bの側縁に最も遠い点に向かって取られる)。かかる付着領域の配置は、レッグカフの湾曲を更に支援することができる。
【0085】
しかしながら、かかる曲率に到達するための異なる方法がある。例えば、別の方法として、又はそれに加えて、横方向Xにおけるレッグカフ材料の延伸が変動することができる。それに加えて、又は別の方法として、レッグカフに対して異なる折畳みパターンを、例えば、特にZ字形の折り目の形態である、二重の折畳みを使用することができる。
【0086】
それぞれのレッグカフ構成は相当の利点を有することに留意すべきである。カフがコアの広い面積を覆わないことは、図3から既に明らかである。特に、おむつの前領域及び後領域において、コアのほとんど全体に対する自由なアクセスが提供される。
【0087】
図4は、図3の線4−4に沿った断面図を提供する。この断面図では、横断方向セパレータ70(特にストリップ72)が、バリアレッグカフ30aの末端縁34aをバリアレッグカフ30bの末端縁34bとどのように接続しているかを容易に見ることができる。付着領域74a及び74bは、バリアレッグカフ30a及び30bの内側に設けられ、これは、概ねトップシート22に面するバリアレッグカフの側面である。それぞれの付着領域74a及び74bは、弾性材料36に隣接して設けられる。しかしながら、それらはバリアレッグカフ30の他の領域に設けることもできる。
【0088】
図5a〜5cは、本発明のいくつかの特定の利益を概略図で示している。図5aは、従来のおむつを示している。おむつ10は、左側縁16及び右側縁18を備える。おむつは、左側バリアレッグカフ30a及び右側バリアレッグカフ30bを更に備える。両方のバリアレッグカフは、バリアレッグカフ結合64でおむつ10(例えば、そのトップシート)に結合される。バリアレッグカフ結合64は、長手方向に延在する線を形成する。
【0089】
一般的に、おむつ10の外寸は、そのトップシート及びそのバックシートによって規定される。おむつのコアは、中央領域を覆うが、トップシート及びバックシートの全面積にわたっては延在しない。したがって、おむつのコアは、2つの平行なバリアレッグカフ結合線64の間を延在する面積を覆うものと仮定するのが現実的である。
【0090】
したがって、従来のように位置決めされたバリアレッグカフ30a及び30b(縁取った領域によって表される)は、コアの特定の部分を覆うことが明らかになる。おむつが図示されるように平坦位置にない場合、被覆範囲はより少ないことがあるが、特定の被覆範囲をとらなければならない。
【0091】
この不利な点を克服するため、別のおむつ構成を考慮することができる。かかる構成では、バリアレッグカフは異なるように配置される。バリアレッグカフはやはり、長手方向に延在するバリアレッグカフ結合線64に沿って結合することができる。それぞれの配置が図5bに示される。それぞれの結合線64は、図5aに示されるのと同じ距離に位置決めすることができる。しかしながら、図5bに示される配置では、バリアレッグカフは、それぞれの結合線64から外側に延在するので、異なるように配置される。それにより、バリアレッグカフは、(完全に又はほとんど)左側縁16及び右側縁18まで延在する。図5bから明らかなように、この配置によってコアへのアクセスがより良好になる。また、おむつが着用されたとき、レッグカフは、いかなる物質もコアによって吸収されるような状態にない(この点に関して、ガスケットの目的の観点から、レッグカフは一般的に液体不透過性材料から提供されることに留意すべきである)。
【0092】
しかしながら、図5bに示される配置と関連する不利な点がある。おむつが着用されたとき、レッグカフの実際の位置は、着用者の解剖学的構造に大幅に依存する。更に、介護者が物品を配置する際の注意のレベルに依存する場合がある。したがって、バリアレッグカフがおむつの側縁の外側に延在することが起こる可能性があり、それが起こることが観察されてきた。これは、美観的に不利である。更に、おむつのレッグカフの結合領域の外側には、更にガスケットカフが使用される場合が多いことに留意すべきである。これらのガスケットカフは、一般的に、おむつの側縁に比較的近接して位置決めされる。したがって、図5bの配置では、バリアレッグカフがガスケットカフと干渉する場合がある。実際に、バリアレッグカフが着用者の皮膚とガスケットカフとの間に挟まった場合、潜在的な漏れ地点が作られる。
【0093】
先行技術では、図5aと概ね一致するおむつ構成、又は図5bと概ね一致するおむつ構成のどちらかを選択しなければならない。本発明はこのジレンマを克服する。
【0094】
図5cは、本発明及びその利益の概略図を示している。この図は、図5bに示すおむつと本質的に同じ寸法のおむつを示す。おむつの前端及び後端において、バリアレッグカフが結合線64から外側に延在する。それらは、おむつのそれぞれの側縁に達する。
【0095】
しかしながら、おむつの中央部分におけるバリアレッグカフの配置は大幅に異なる。横断方向セパレータ70を使用することによって、バリアレッグカフは、またそれによって側縁も互いに引っ張られる。横断方向セパレータ70は、バリアレッグカフの末端縁間を接続することに留意すべきである。したがって、末端縁は、おむつの最端から横断方向セパレータ70との付着点まで内側に進み、次に再びおむつの最端まで外側に進む。
【0096】
それにより、2つのレッグカフが本質的に二重のV字形をとる。この形状によって、コアへの高度なアクセスが得られ、レッグカフが、吸収される物質と干渉しないことが担保される。吸収される物質は、一般的に、前領域又は後領域のいずれかでおむつに達することに留意すべきである。したがって、コアに対するオープンで自由なアクセスを有することが本質的な利益である。
【0097】
この利益は、おむつの良好なフィット性及び防漏性を損なうことなく達成することができる。横断方向セパレータ70によって、バリアレッグカフが内側に引っ張られ、それらの末端縁がおむつの左側縁16又は右縁18から外側に延在し得ないことが担保される。
【0098】
図6は、本発明によるおむつ10の斜視図を示す。おむつ10は、非平坦構成で示されている。この構成は、おむつが着用されるときにとる構成に少なくとも部分的に近似する。この図は、かかる構成においてバリアレッグカフがとる位置をより正確に示している。おむつ10の後端Cにおいて、両方のバリアレッグカフはそれら自体の上に折り畳まれる。したがって、折重ね領域76が設けられる。同様の折重ね領域が前領域Aに設けられるが、この図では簡単に見ることができない。
【0099】
また、この構成では、バリアレッグカフ30a及び30bがトップシート22の上方で直立することも見えている。それによって、フリーフラップ38a及び38bは高い移動自由度を有する。ある程度まで、この移動自由度は(図3及び4に示すような)弾性材料36によって制限される。しかしながら、横断方向セパレータ70は、効率的な方法で移動自由度を更に制限する。横断方向セパレータ70は、慎重に設計され影響を受ける可能性がある、いくつかの力の均衡によって画定される位置をとる。これらの力としては、バリアレッグカフ30a及び30bによって及ぼされる力、それらのカフの弾性材料36によって及ぼされる力、及び横断方向セパレータ70自体によって及ぼされる力が挙げられる。
【0100】
本明細書で開示する寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきではない。むしろ、特に指定のない限り、かかる寸法はそれぞれ、列挙された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味するものとする。
【0101】
あらゆる相互参照又は関連特許若しくは関連出願を含む、本明細書に引用される全ての文献は、明確に除外ないしは別の方法で限定されない限り、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。いかなる文献の引用も、本明細書中で開示又は特許請求される任意の発明に対する先行技術であるとはみなされず、あるいはそれを単独で又は他の任意の参考文献(単数又は複数)と組み合わせたときに、そのような発明すべてを教示、示唆、又は開示するとはみなされない。更に、本文書における用語の任意の意味又は定義が、参照することによって組み込まれた文書内の同じ用語の意味又は定義と矛盾する場合は、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義が優先されるものとする。
【0102】
本発明の特定の実施形態について例証し記載してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を加えることができることが当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内に含まれるそのような全ての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲において網羅するものとする。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5a】
【図5b】
【図5c】
【図6】
【国際調査報告】