(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-507638(P2017-507638A)
(43)【公表日】2017年3月16日
(54)【発明の名称】電源アダプター、端末及び充電回路のインピーダンス異常の処理方法
(51)【国際特許分類】
H02J 7/00 20060101AFI20170224BHJP
H01M 10/42 20060101ALI20170224BHJP
G06F 1/26 20060101ALI20170224BHJP
【FI】
H02J7/00 Y
H02J7/00 S
H01M10/42 P
G06F1/26 331A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2016-549514(P2016-549514)
(86)(22)【出願日】2015年1月9日
(85)【翻訳文提出日】2016年9月1日
(86)【国際出願番号】CN2015070461
(87)【国際公開番号】WO2015113463
(87)【国際公開日】20150806
(31)【優先権主張番号】201410043148.3
(32)【優先日】2014年1月28日
(33)【優先権主張国】CN
(31)【優先権主張番号】201410042716.8
(32)【優先日】2014年1月28日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】グァンドン オッポ モバイル テレコミュニケーションズ コーポレーション リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000578
【氏名又は名称】名古屋国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ジャン チャリャン
【テーマコード(参考)】
5B011
5G503
5H030
【Fターム(参考)】
5B011DA06
5B011DA13
5B011DB19
5B011GG03
5B011HH04
5B011JA12
5G503AA01
5G503BA01
5G503BB01
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5G503FA16
5G503GB03
5G503GB06
5G503GD04
5G503GD06
5H030AS18
5H030FF51
(57)【要約】
本発明は、電源アダプター、端末及び充電回路のインピーダンス異常の処理方法を提供する。当該電源アダプター(10)は、パワー変換ユニット(11)と、充電インターフェース(12)とを含む。パワー変換ユニット(11)は、充電インターフェース(12)を介して、端末とともに充電回路を形成し、端末の電池に対して充電を行う。電源アダプター(10)は、通信ユニット(13)と、検出ユニット(14)と、異常処理ユニット(15)とを更に含む。通信ユニット(13)は、電源アダプター(10)が端末に対して充電を行う時に、端末から電圧指示情報を受信し、電圧指示情報は、端末により検出された電源アダプター(10)の入力電圧を示すのに用いられる。検出ユニット(14)は、電源アダプター(10)の出力電圧を検出するのに用いられる。異常処理ユニット(15)は、入力電圧と出力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、充電回路のインピーダンスが異常である場合に、充電回路を制御し、保護状態に入らせるのに用いられることにより、充電過程における安全性を向上させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パワー変換ユニットと、充電インターフェースとを含み、前記パワー変換ユニットは、前記充電インターフェースを介して、端末と充電回路を形成し、前記端末の電池に対して充電を行う電源アダプターであって、
前記電源アダプターは、通信ユニットと、検出ユニットと、異常処理ユニットとを更に含み、
前記通信ユニットは、前記電源アダプターが前記端末に対して充電を行う時に、前記端末から電圧指示情報を受信するのに用いられ、前記電圧指示情報は、前記端末により検出された前記電源アダプターの入力電圧を示し、
前記検出ユニットは、前記電源アダプターの出力電圧を検出するのに用いられ、
前記異常処理ユニットは、前記入力電圧と前記出力電圧との差値に基づいて、前記充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、前記充電回路を制御し、保護状態に入らせるのに用いられることを特徴とする、電源アダプター。
【請求項2】
前記異常処理ユニットが、前記入力電圧と前記出力電圧との差値に基づいて、前記充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、前記充電回路を制御し、保護状態に入らせるのに用いられることは、具体的には、前記異常処理ユニットが、前記差値に基づいて、前記インピーダンスのレベルを確定し、前記異常処理ユニットが、前記インピーダンスのレベルに基づいて、前記充電回路を制御し、当該レベルに対応する保護状態に入らせることを含むことを特徴とする、請求項1に記載の電源アダプター。
【請求項3】
前記電源アダプターの入力電圧及び前記電源アダプターの出力電圧の検出位置は、各々前記充電インターフェースの両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記充電インターフェースにおける線路のインピーダンスを指すことを特徴とする請求項1又は2に記載の電源アダプター。
【請求項4】
前記電源アダプターの入力電圧の検出位置が、前記端末の電池の両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスが、具体的には、前記電源アダプターから前記端末の電池までの線路のインピーダンスを指すことを特徴とする、請求項1又は2に記載の電源アダプター。
【請求項5】
前記電源アダプターは、警報装置を更に含み、
前記警報装置は、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、警報信号を生成するのに用いられることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の電源アダプター。
【請求項6】
前記充電回路のインピーダンスに異常が発生した場合に、前記通信ユニットが、前記端末に充電保護指示情報を送信し、前記端末に前記充電回路を制御し、保護状態に入らせることを指示することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の電源アダプター。
【請求項7】
前記充電インターフェースは、電源線と、データケーブルとを含み、
前記パワー変換ユニットが、前記充電インターフェースを介して、端末と充電回路を形成し、前記端末の電池に対して充電を行うことは、具体的には、前記パワー変換ユニットが、前記充電インターフェースにおける電源線を介して、前記端末と充電回路を形成し、前記端末の電池に対して充電を行うことを含み、
前記通信ユニットが、前記端末から電圧指示情報を受信することは、具体的には、前記通信ユニットが、前記充電インターフェースにおけるデータケーブルを介して、前記端末から前記電圧指示情報を受信することを含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の電源アダプター。
【請求項8】
電池と、充電インターフェースとを含み、前記充電インターフェースを介して、電源アダプターと充電回路を形成し、前記電池に対して充電を行う端末であって、
前記端末は、検出ユニットと、通信ユニットと、異常処理ユニットとを更に含み、
前記電源アダプターが前記端末に対して充電を行う時に、前記検出ユニットは、前記電源アダプターの入力電圧を検出し、
前記通信ユニットは、前記電源アダプターに電圧指示情報を送信し、前記電圧指示情報は、前記検出ユニットにより検出された前記電源アダプターの入力電圧を示し、
前記電源アダプターが、前記電源アダプターの出力電圧と前記電源アダプターの入力電圧との差値に基づいて、前記充電回路のインピーダンスに異常が発生したと確定すると、前記通信ユニットは、前記電源アダプターから充電保護指示情報を受信し、
前記異常処理ユニットは、前記充電保護指示情報の指示に基づいて、前記充電回路を制御し、保護状態に入らせることを特徴とする端末。
【請求項9】
前記充電インターフェースは、電源線と、データケーブルとを含み、
前記端末が、前記充電インターフェースを介して、電源アダプターと充電回路を形成し、前記電池に対して充電を行うことは、具体的には、前記端末が、前記充電インターフェースにおける電源線を介して、前記電源アダプターと充電回路を形成し、前記電池に対して充電を行うことを含み、
前記通信ユニットが、前記電源アダプターに電圧指示情報を送信することは、具体的には、前記通信ユニットが、前記充電インターフェースにおけるデータケーブルを介して、前記電源アダプターに前記電圧指示情報を送信することを含むことを特徴とする、請求項8に記載の端末。
【請求項10】
前記電源アダプターの入力電圧及び前記電源アダプターの出力電圧の検出位置は、各々前記充電インターフェースの両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記充電インターフェースにおける線路のインピーダンスを指すことを特徴とする、請求項8又は9に記載の端末。
【請求項11】
前記検出ユニットは、前記電池の両端で前記電源アダプターの入力電圧を検出し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記電源アダプターから前記端末の電池までの線路のインピーダンスを指すことを特徴とする、請求項8又は9に記載の端末。
【請求項12】
前記端末は、警報装置を更に含み、
前記警報装置は、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、警報信号を生成するのに用いられることを特徴とする、請求項8から11のいずれか一項に記載の端末。
【請求項13】
充電回路のインピーダンス異常の処理方法であって、
電源アダプターが端末に対して充電を行う時に、前記電源アダプターは、前記端末から電圧指示情報を受信し、前記電圧指示情報は、前記端末により検出された前記電源アダプターの入力電圧を示し、
前記電源アダプターは、前記電源アダプターの出力電圧を検出し、
前記電源アダプターは、前記入力電圧と前記出力電圧との差値に基づいて、前記充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、前記充電回路を制御し、保護状態に入らせる
ことを含むことを特徴とする方法。
【請求項14】
前記電源アダプターが、前記入力電圧と前記出力電圧との差値に基づいて、前記充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、前記充電回路を制御し、保護状態に入らせることは、前記電源アダプターが、前記差値に基づいて、前記インピーダンスのレベルを確定し、前記電源アダプターが、前記インピーダンスのレベルに基づいて、前記充電回路を制御し、当該レベルに対応する保護状態に入らせることを含むことを特徴とする、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記電源アダプターは、充電インターフェースを介して、前記端末に対して充電を行い、且つ前記電源アダプターの入力電圧及び前記電源アダプターの出力電圧の検出位置は、各々前記充電インターフェースの両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記充電インターフェースにおける線路のインピーダンスを指すことを特徴とする、請求項13又は14に記載の方法。
【請求項16】
前記電源アダプターの入力電圧の検出位置は、前記端末の電池の両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記電源アダプターから前記端末の電池までの線路のインピーダンスを指すことを特徴とする、請求項13又は14に記載の方法。
【請求項17】
前記電源アダプターが、警報信号を生成し、前記充電回路のインピーダンスが異常であることを指示することを更に含むことを特徴とする、請求項13から16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
前記充電回路のインピーダンスに異常が発生した場合に、前記電源アダプターが、前記端末に充電保護指示情報を送信し、前記端末に前記充電回路を制御し、保護状態に入らせることを指示することを更に含むことを特徴とする、請求項13から17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記電源アダプターは、充電インターフェースを介して、前記端末に対して充電を行い、前記充電インターフェースは、データケーブルと、電源線とを含み、前記電源アダプターは、前記充電インターフェースにおける電源線を介して、前記端末に対して充電を行い、
前記電源アダプターが、前記端末から電圧指示情報を受信することは、前記電源アダプターが、前記充電インターフェースにおけるデータケーブルを介して、前記端末から電圧指示情報を受信することを含むことを特徴とする、請求項13から18のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
充電回路のインピーダンス異常の処理方法であって、
電源アダプターが端末に対して充電を行う時に、前記端末は、前記電源アダプターの入力電圧を検出し、
前記端末は、前記電源アダプターに電圧指示情報を送信し、前記電圧指示情報は、前記端末により検出された前記電源アダプターの入力電圧を示し、
前記電源アダプターが、前記電源アダプターの出力電圧と、前記端末から受信した前記電源アダプターの入力電圧との差値に基づいて、前記充電回路のインピーダンスに異常が発生したと確定すると、前記端末は、前記電源アダプターから充電保護指示情報を受信し、
前記端末は、前記充電保護指示情報の指示に基づいて、前記充電回路を制御し、保護状態に入らせることを含むことを特徴とする方法。
【請求項21】
前記充電インターフェースは、電源線と、データケーブルとを含み、前記電源アダプターは、前記充電インターフェースにおける電源線を介して、前記端末に対して充電を行い、
前記端末が、前記電源アダプターに電圧指示情報を送信することは、前記端末が、前記充電インターフェースにおけるデータケーブルを介して、前記電源アダプターに前記電圧指示情報を送信することを含むことを特徴とする、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記電源アダプターの入力電圧及び前記電源アダプターの出力電圧の検出位置は、各々前記充電インターフェースの両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記充電インターフェースにおける線路のインピーダンスを指すことを特徴とする、請求項20又は21に記載の方法。
【請求項23】
前記電源アダプターの入力電圧の検出位置は、前記端末の電池の両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記電源アダプターから前記端末の電池までの線路のインピーダンスを指すことを特徴とする、請求項20又は21に記載の方法。
【請求項24】
前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、前記端末が、警報信号を生成することを更に含むことを特徴とする、請求項20から23のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明の実施例は、充電に関し、且つより具体的には、電源アダプター、端末及び充電回路のインピーダンス異常の処理方法に関する。
現在、多数の電子機器における電池は、電子機器の充電インターフェースを介して、外部の電源アダプターに接続されることにより、充電を実現している。
【0002】
充電過程において、しばしば充電回路のインピーダンス異常の現象が発生しているが、インピーダンス異常が発生する原因は様々であり、例えば、充電インターフェースにしっかり差し込んでないせいで接触不良を招く、電池両端における汚れが電池と電池両端とのコネクターの接触不良を招く等が挙げられる。
【0003】
充電回路のインピーダンスに異常が発生する場合、もし続けて充電を行うと、例えば電池や、電源アダプターや、端末などの充電装置を破損し、安全上の危険性が存在する。従来の技術では充電回路のインピーダンス異常に対する検出及び処理が出来ず、充電過程における安全性が比較的低い。
【0004】
本発明の実施例は、電源アダプター、端末及び充電回路のインピーダンス異常の処理方法を提供することにより、充電過程における安全性を向上させる。
第1の態様としては、電源アダプターを提供する。当該電源アダプターは、パワー変換ユニットと充電インターフェースとを含む。前記パワー変換ユニットは、前記充電インターフェースを介して、端末とともに充電回路を形成し、前記端末の電池に対して充電を行う。前記電源アダプターは、通信ユニットと、検出ユニットと、異常処理ユニットとを更に含む。当該前記通信ユニットは、前記電源アダプターが前記端末に対して充電を行う時に、前記端末から電圧指示情報を受信し、前記電圧指示情報は、前記端末により検出された前記電源アダプターの入力電圧を示するのに用いられる。当該検出ユニットは、前記電源アダプターの出力電圧を検出するのに用いられる。当該異常処理ユニットは、前記入力電圧と前記出力電圧との差値に基づいて、前記充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、前記充電回路を制御し、保護状態に入らせるために用いられる。
【0005】
第1の態様を結合して、第1の態様の一つの実施形態において、前記異常処理ユニットが、前記入力電圧と前記出力電圧との差値に基づいて、前記充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、前記充電回路を制御し、保護状態に入らせるために用いられることは、具体的には、前記異常処理ユニットが、前記差値に基づいて、前記インピーダンスのレベルを確定し、前記異常処理ユニットが、前記インピーダンスのレベルに基づいて、前記充電回路を制御し、当該レベルに対応する保護状態に入らせることを含む。
【0006】
第1の態様或いはそのの実施形態の中での任意の一つを結合して、第1の態様の別の実施形態において、前記電源アダプターの入力電圧及び前記電源アダプターの出力電圧の検出位置は、各々前記充電インターフェースの両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記充電インターフェースにおける線路のインピーダンスを指す。
【0007】
第1の態様或いはそのの実施形態の中での任意の一つを結合して、第1の態様の別の実施形態において、前記電源アダプターの入力電圧の検出位置は、前記端末の電池の両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記電源アダプターから前記端末の電池までの線路のインピーダンスを指す。
【0008】
第1の態様或いはそのの実施形態の中での任意の一つを結合して、第1の態様の別の実施形態において、前記電源アダプターは、警報装置を更に含む。当該警報装置は、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、警報信号を生成するのに用いられる。
【0009】
第1の態様或いはそのの実施形態の中での任意の一つを結合して、第1の態様の別の実施形態において、前記充電回路のインピーダンスに異常が発生した場合に、前記通信ユニットは、前記端末に充電保護指示情報を送信し、前記端末に前記充電回路を制御し、保護状態に入らせることを指示する。
【0010】
第1の態様或いはそのの実施形態の中での任意の一つを結合して、第1の態様の別の実施形態において、前記充電インターフェースは、電源線と、データケーブルとを含む。前記パワー変換ユニットが、前記充電インターフェースを介して、端末とともに充電回路を形成し、前記端末の電池に対して充電を行うことは、具体的には、前記パワー変換ユニットが、前記充電インターフェースにおける電源線を介して、前記端末と充電回路を形成し、前記端末の電池に対して充電を行うことを含む。前記通信ユニットが、前記端末から電圧指示情報を受信することは、具体的には、前記通信ユニットが、前記充電インターフェースにおけるデータケーブルを介して、前記端末から前記電圧指示情報を受信することを含む。
【0011】
第2の態様としては、端末を提供する。当該端末は、電池と、充電インターフェースとを含む。前記端末は、前記充電インターフェースを介して、電源アダプターと充電回路を形成し、前記電池に対して充電を行い、前記端末は、検出ユニットと、通信ユニットと、異常処理ユニットとを更に含む。その中で、前記電源アダプターが前記端末に対して充電を行う時に、前記検出ユニットは、前記電源アダプターの入力電圧を検出する。前記通信ユニットは、前記電源アダプターに電圧指示情報を送信し、前記電圧指示情報は、前記検出ユニットが検出した前記電源アダプターの入力電圧を示す。前記電源アダプターが、前記電源アダプターの出力電圧と前記電源アダプターの入力電圧との差値に基づいて、前記充電回路のインピーダンスに異常が発生したと確定すると、前記通信ユニットは、前記電源アダプターから充電保護指示情報を受信する。前記異常処理ユニットは、前記充電保護指示情報の指示に基づいて前記充電回路を制御し、保護状態に入らせる。
【0012】
第2の態様を結合して、第2の態様の実施形態において、前記充電インターフェースは、電源線と、データケーブルとを含む。前記端末が、前記充電インターフェースを介して、電源アダプターとともに充電回路を形成し、前記電池に対して充電を行うことは、具体的には、前記端末が、前記充電インターフェースにおける電源線を介して、前記電源アダプターとともに充電回路を形成し、前記電池に対して充電を行うことを含む。前記通信ユニットが、前記電源アダプターに電圧指示情報を送信することは、具体的には、前記通信ユニットが、前記充電インターフェースにおけるデータケーブルを介して、前記電源アダプターに前記電圧指示情報を送信することを含む。
【0013】
第2の態様或いはそのの実施形態の中での任意の一つを結合して、第2の態様の別の実施形態において、前記電源アダプターの入力電圧及び前記電源アダプターの出力電圧の検出位置は、各々前記充電インターフェースの両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記充電インターフェースにおける線路のインピーダンスを指す。
【0014】
第2の態様或いはそのの実施形態の中での任意の一つを結合して、第2の態様の別の実施形態において、前記検出ユニットは、前記電池の両端で前記電源アダプターの入力電圧を検出する。前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記電源アダプターから前記端末の電池までの線路のインピーダンスを指す。
【0015】
第2の態様或いはそのの実施形態の中での任意の一つを結合して、第2の態様の別の実施形態において、前記端末は、警報装置を更に含む。当該警報装置は、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、警報信号を生成するのに用いられる。
【0016】
第3の態様としては、充電回路のインピーダンス異常の処理方法を提供する。当該方法は、電源アダプターが端末に対して充電を行う時に、前記電源アダプターが、前記端末から電圧指示情報を受信し、前記電圧指示情報が、前記端末により検出された前記電源アダプターの入力電圧を示し、前記電源アダプターが、前記電源アダプターの出力電圧を検出し、前記電源アダプターが、前記入力電圧と前記出力電圧との差値に基づいて、前記充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、前記充電回路を制御し、保護状態に入らせることを含む。
【0017】
第3の態様を結合して、第3の態様の一つの実施形態において、前記電源アダプターが、前記入力電圧と前記出力電圧との差値に基づいて、前記充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、前記充電回路を制御し、保護状態に入らせることは、前記電源アダプターが、前記差値に基づいて、前記インピーダンスのレベルを確定し、前記電源アダプターが、前記インピーダンスのレベルに基づいて、前記充電回路を制御し、当該レベルに対応する保護状態に入らせることを含む。
【0018】
第3の態様或いはそのの実施形態中での任意の一つを結合して、第3の態様の別の実施形態において、前記電源アダプターは、充電インターフェースを介して、前記端末に対して充電を行い、且つ前記電源アダプターの入力電圧及び前記電源アダプターの出力電圧の検出位置は、各々前記充電インターフェースの両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記充電インターフェースにおける線路のインピーダンスを指す。
【0019】
第3の態様或いはそのの実施形態中での任意の一つを結合して、第3の態様の別の実施形態において、前記電源アダプターの入力電圧の検出位置は、前記端末の電池の両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記電源アダプターから前記端末の電池までの線路のインピーダンスを指す。
【0020】
第3の態様或いはそのの実施形態中での任意の一つを結合して、第3の態様の別の実施形態において、前記方法は、前記電源アダプターが、警報信号を生成し、前記充電回路のインピーダンスが異常であることを指示することを更に含む。
【0021】
第3の態様或いはそのの実施形態中での任意の一つを結合して、第3の態様の別の実施形態において、前記方法は、前記充電回路のインピーダンスに異常が発生した場合に、前記電源アダプターが、前記端末に充電保護指示情報を送信し、前記端末に前記充電回路を制御し、保護状態に入らせるよう指示することを更に含む。
【0022】
第3の態様或いはそのの実施形態中での任意の一つを結合して、第3の態様の別の実施形態において、前記電源アダプターは、充電インターフェースを介して、前記端末に対して充電を行う。前記充電インターフェースは、データケーブルと、電源線とを含む。前記電源アダプターは、前記充電インターフェースにおける電源線を介して、前記端末に対して充電を行う。前記電源アダプターが、前記端末から電圧指示情報を受信することは、前記電源アダプターが、前記充電インターフェースにおけるデータケーブルを介して、前記端末から電圧指示情報を受信することを含む。
【0023】
第4の態様としては、充電回路のインピーダンス異常の処理方法を提供する。当該方法は、電源アダプターが端末に対して充電を行う時に、前記端末が、前記電源アダプターの入力電圧を検出し、前記端末が、前記電源アダプターに電圧指示情報を送信し、前記電圧指示情報が、前記端末により検出された前記電源アダプターの入力電圧を示し、前記電源アダプターが、前記電源アダプターの出力電圧と前記電源アダプターの入力電圧との差値に基づいて、前記充電回路のインピーダンスに異常が発生したと確定すると、前記端末が、前記電源アダプターから充電保護指示情報を受信し、前記端末が、前記充電保護指示情報の指示に基づいて、前記充電回路を制御し、保護状態に入らせることを含む。
【0024】
第4の態様を結合して、第4の態様の一つの実施形態において、前記充電インターフェースは、電源線と、データケーブルとを含む。前記電源アダプターは、前記充電インターフェースにおける電源線を介して、前記端末に対して充電を行い、前記端末が、前記電源アダプターに電圧指示情報を送信することは、前記端末が、前記充電インターフェースにおけるデータケーブルを介して、前記電源アダプターに前記電圧指示情報を送信することを含む。
【0025】
第4の態様或いはそのの実施形態の中での任意の一つを結合して、第4の態様の別の実施形態において、前記電源アダプターの入力電圧及び前記電源アダプターの出力電圧の検出位置は、各々前記充電インターフェースの両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記充電インターフェースにおける線路のインピーダンスを指す。
【0026】
第4の態様或いはそのの実施形態の中での任意の一つを結合して、第4の態様の別の実施形態において、前記電源アダプターの入力電圧の検出位置は、前記端末の電池の両端に位置し、前記充電回路のインピーダンスは、具体的には、前記電源アダプターから前記端末の電池までの線路のインピーダンスを指す。
【0027】
第4の態様或いはそのの実施形態の中での任意の一つを結合して、第4の態様の別の実施形態において、前記方法は、前記充電回路のインピーダンスが異常である場合に、前記端末警報信号を生成することを更に含む。
【0028】
本発明の実施例において、電源アダプターは、端末との通信を介して、端末により検出された電源アダプターの入力電圧を取得し、電源アダプターは、自身が検出した電源アダプターの出力電圧と端末により検出された電源アダプターの入力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスに異常が発生したか否かを確定し、充電回路のインピーダンスに異常が発生した場合には、充電回路を制御し、保護状態に進入させることにより、充電過程における安全性を向上させる。
【0029】
本発明の実施例の技術方案をより明らかに説明するために、以下、本発明の実施例に必要な図面に対する簡単な紹介を行うことにする。理解できるのは、下記の説明はただ本発明の一部の実施例であり、当業者であれば、創造的な労働を行わない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を更に取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施例における電源アダプターの例示的なブロック図である。
【図2】本発明の実施例における端末の例示的なブロック図である。
【図3】本発明の実施例における充電回路のインピーダンス異常の処理方法の例示的なフローチャートである。
【図4】本発明の実施例における充電回路のインピーダンス異常の処理方法の例示的なフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、本発明の実施例に係る図面を参照しながら、本発明の実施例における技術方案をより明らかに、且つ全面的に説明することにする。理解されるように、説明される実施例は、本発明の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本発明における実施例に基づいて、当業者により創造的な労働を行わない前提で取得されたすべての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
【0032】
図1は、本発明の実施例における電源アダプターの例示的なブロック図である。図1の電源アダプター10は、パワー変換ユニット11と、充電インターフェース12とを含む。パワー変換ユニット11は、充電インターフェース12を介して、端末と充電回路を形成し、端末の電池に対して充電を行う。電源アダプター10は、通信ユニット13と、検出ユニット14と、異常処理ユニット15とを更に含む。
【0033】
通信ユニット13は、電源アダプターが端末に対して充電を行う時に、端末から電圧指示情報を受信し、電圧指示情報は、端末により検出された電源アダプターの入力電圧を示すのに用いられる。
【0034】
検出ユニット14は、電源アダプター10の出力電圧を検出するのに用いられる。
異常処理ユニット15は、入力電圧と出力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、充電回路のインピーダンスが異常である場合に、充電回路を制御し、保護状態に入らせるのに用いられる。
【0035】
本発明の実施例において、電源アダプターは、端末との通信を介して、端末により検出された電源アダプターの入力電圧を取得し、電源アダプターは、自身が検出した電源アダプターの出力電圧と端末により検出された電源アダプターの入力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスに異常が発生したか否かを確定し、充電回路のインピーダンスに異常が発生した場合には、充電回路を制御し、保護状態に入らせることにより、充電過程における安全性を向上させる。
【0036】
理解すべきなのは、の異常処理ユニット15が、充電回路を制御し、保護状態に入らせることは、異常処理ユニット15が電源アダプター10の出力電圧を下げること、異常処理ユニット15が電源アダプター10の出力電流を下げること、或いは異常処理ユニット15が充電回路を遮断することを含むことができる。
【0037】
任意選択的に、一つの実施例として、の異常処理ユニット15が入力電圧と出力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、充電回路のインピーダンスが異常である場合に、充電回路を制御し、保護状態に入らせることは、具体的には、異常処理ユニット15が、電源アダプターの入力電圧と出力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスのレベルを確定し、異常処理ユニット15は、当該インピーダンスのレベルに基づいて、充電回路を制御し、当該レベルに対応する保護状態に入らせることを含む。
【0038】
例えば、電源アダプターの入力電圧と出力電圧との差値とインピーダンスレベルとの対応関係を予め設定することができ、異常処理ユニット15が電源アダプターの入力電圧と電源アダプターの出力電圧との実際の差値を確定した時に、の対応関係を利用して当該実際差値に対応するインピーダンスレベルを見つけられる。異なるインピーダンスレベルは、異なる保護状態に対応でき、例えば、インピーダンスレベルは、「低い」、「普通」、「高い」に分かれる。インピーダンスレベルが「低い」である場合、充電回路を制御して続いて大電流で充電を行わせることができ、インピーダンスレベルが「普通」である場合、充電回路を制御して小電流で充電を行わせることができ、インピーダンスレベルが「高い」である場合、充電回路が遮断されるように制御できる。
【0039】
説明すべきなのは、本発明の実施例は、電源アダプターが出力電圧を検出する位置及び端末は、電源アダプターの入力電圧を検出する位置に対する具体的な限定をせず、異なる需要に基づいて定めることができる。
【0040】
例えば、電源アダプターの入力電圧及び電源アダプターの出力電圧の検出位置は、各々充電インターフェースの両端に位置し、充電回路のインピーダンスは、具体的には、充電インターフェースにおける線路のインピーダンスを指す。理解すべきなのは、の電源アダプターの入力電圧及び電源アダプターの出力電圧の検出位置が、各々充電インターフェースの両端に位置することは、具体的には、端末が、充電インターフェースの一方の側で電源アダプターの入力電圧を検出し、電源アダプターが、充電インターフェースの他方の側で電源アダプターの出力電圧を検出することを指す。の電源アダプターの入力電圧及び電源アダプターの出力電圧の検出位置が、各々充電インターフェースの両端に位置することは、具体的には、電源アダプターが出力電圧を検出する位置及び端末が電源アダプターの入力電圧を検出する位置が、両方を接続する充電インターフェースに近付いていることを指す。両方が検出した電圧の低下が異常である場合、充電インターフェースにおける線路インピーダンスの異常のせいでもたらされたと推論できる。
【0041】
別の例として、電源アダプターの入力電圧の検出位置は、電池の両端に位置し、充電回路のインピーダンスは、具体的には、電源アダプターから端末の電池までの線路のインピーダンスを指す。電源アダプターの入力電流は、端末における各装置を経て、最終的に電池の両端に達するため、端末が電池の両端で電源アダプターの入力電圧を検出する時に、電源アダプターの入力電圧と出力電圧との差値は、充電回路全体のインピーダンスを示すことができる。
【0042】
任意選択的に、一つの実施例として、電源アダプター10は、警報装置を更に含む。当該警報装置は、充電回路のインピーダンスが異常である場合に、警報信号を生成するのに用いられる。当該警報装置は、音声警報装置であっても良いし、インジケータランプであっても良い。充電回路のインピーダンスは、充電インターフェースにおける線路のインピーダンスである場合を例として、警報装置が警報を発する時に、当該充電インターフェースの接触不良であることを表し、ユーザに電源アダプターと端末との間の充電インターフェースを接続し直すように気づかせることができる。
【0043】
任意選択的に、一つの実施例として、充電回路のインピーダンスに異常が発生した場合に、通信ユニット13は、端末に充電保護指示情報を送信し、端末に充電回路を制御し、保護状態に入らせることを指示する。
【0044】
本発明の実施例において、充電回路のインピーダンスに異常が発生した場合に、電源アダプターは、主動的に充電回路を制御し、保護状態に入らせるばかりでなく、端末にも充電回路を制御することを通知し、保護状態に入らせる。これにより、たとえ電源アダプターの異常処理ユニットが有効でなくなり、充電回路を制御して保護状態に入らせることが出来なくなったとしても、依然として端末により充電回路を制御し、保護状態に入らせることができ、充電過程における安全性を更に向上させる。
【0045】
任意選択的に、一つの実施例として、充電インターフェース12は、電源線と、データケーブルとを含む。パワー変換ユニット11が、充電インターフェース12を介して、端末とともに充電回路を形成し、端末の電池に対して充電を行うことは、具体的には、パワー変換ユニット11が、充電インターフェース12における電源線を介して、端末とで充電回路を形成し、端末の電池に対して充電を行うことを含む。通信ユニット13が、電源アダプター10が端末に対して充電を行う時に、端末から電圧指示情報を受信するのに用いられることは、具体的には、通信ユニット13が、充電インターフェース12におけるデータケーブルを介して、端末から電圧指示情報を受信することを含む。
【0046】
例えば、充電インターフェースは、USB(Universal Serial Bus、ユニバーサルシリアルバス)インターフェース或いはmicro USBインターフェースであり、の電源線は、USBインターフェースにおける電源線、例えば、+5V及び−5V電源線等であり、のデータケーブルは、USBインターフェースにおけるデータケーブル、例えば、D+線及びD−線などである。
【0047】
図2は、本発明の実施例における端末の例示的なブロック図である。図2の端末20は、電池21と、充電インターフェース22とを含む。端末20は、充電インターフェース22を介して、電源アダプターとともに充電回路を形成し、電池21に対して充電を行う。端末は、検出ユニット23と、通信ユニット24と、異常処理ユニット25とを更に含む。その中で、電源アダプターが端末20に対して充電を行う時に、検出ユニット23は、電源アダプターの入力電圧を検出する。
【0048】
通信ユニット24は、電源アダプターに電圧指示情報を送信し、電圧指示情報は、検出ユニット23が検出した電源アダプターの入力電圧を示す。
電源アダプターが、電源アダプターの出力電圧と電源アダプターの入力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスに異常が発生したと確定すると、通信ユニット24は、電源アダプターから充電保護指示情報を受信する。
【0049】
異常処理ユニット25は、充電保護指示情報の指示に基づいて、充電回路を制御し、保護状態に入らせる。
本発明の実施例において、端末は、充電過程において電源アダプターとの通信を行い、電源アダプターに自分が検出した電源アダプターの入力電圧を送信することにより、電源アダプターが出力電圧と入力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスに異常が発生したか否かを確定できるようにする。充電回路のインピーダンスに異常が発生した場合、端末は、電源アダプターから充電保護指示情報を受信してから、充電回路を制御し、保護状態に入らせることにより、充電過程における安全性を向上させる。
【0050】
任意選択的に、一つの実施例として、充電インターフェース22は、電源線と、データケーブルとを含む。端末20が、充電インターフェース22を介して、電源アダプターとともに充電回路を形成し、電池21に対して充電を行うことは、具体的には、端末20が、充電インターフェース22における電源線を介して、電源アダプターともに充電回路を形成し、電池21に対して充電を行うことを含む。通信ユニット24が、電源アダプターに電圧指示情報を送信することは、具体的には、通信ユニット24が、充電インターフェース22におけるデータケーブルを介して、電源アダプターに電圧指示情報を送信することを含む。
【0051】
例えば、充電インターフェースは、USB(Universal Serial Bus、ユニバーサルシリアルバス)インターフェース或いはmicro USBインターフェースであり、の電源線は、USBインターフェースにおける電源線、例えば、+5V及び−5V電源線等であり、のデータケーブルは、USBインターフェースにおけるデータケーブル、例えば、D+線及びD−線などである。
【0052】
説明すべきなのは、本発明の実施例は、電源アダプターがその出力電圧を検出する位置、及び端末が電源アダプターの入力電圧を検出する位置に対する具体的な限定をせず、異なる需要に基づいて定められる。
【0053】
例えば、電源アダプターの入力電圧及び電源アダプターの出力電圧の検出位置は、各々充電インターフェースの両端に位置し、充電回路のインピーダンスは、具体的には、充電インターフェースにおける線路のインピーダンスを指す。の電源アダプターの入力電圧及び電源アダプターの出力電圧の検出位置が、各々充電インターフェースの両端に位置することは、具体的には、電源アダプターが出力電圧を検出する位置及び端末が電源アダプターの入力電圧を検出する位置が、両方を接続する充電インターフェースに近付いていることを指す。両方が検出した電圧の低下が異常である場合、充電インターフェースにおける線路インピーダンスの異常のせいでもたらされたと推論できる。
【0054】
別の例として、電源アダプターの入力電圧の検出位置は電池の両端に位置し、充電回路のインピーダンスは、具体的には、電源アダプターから端末の電池までの線路のインピーダンスを指す。電源アダプターの入力電流は、端末における各装置を経て、最終的に電池の両端に達するため、端末が電池の両端で電源アダプターの入力電圧を検出する時に、電源アダプターの入力電圧と出力電圧との差値は、充電回路全体のインピーダンスを示すことができる。
【0055】
任意選択的に、一つの実施例として、端末20は、警報装置を更に含む。当該警報装置は、充電回路のインピーダンスが異常である場合に、警報信号を生成するのに用いられる。当該警報装置は、音声警報装置であっても良いし、インジケータランプであっても良い。充電回路のインピーダンスは、充電インターフェースにおける線路のインピーダンスである場合を例として、警報装置が警報を発する時に、当該充電インターフェースが接触不良であることを表し、ユーザに電源アダプターと端末との間の充電インターフェースを接続し直すように気づかせる。
【0056】
図3は、本発明の実施例の充電回路のインピーダンス異常の処理方法の例示的なフローチャートである。理解すべきなのは、図3の方法は、図1が示す端末により実行でき、重複を避けるために、ここでは詳細に記述しないことにする。図3の方法は、下記のステップ310〜330を含む。
【0057】
ステップ310:電源アダプターが端末に対して充電を行う時に、電源アダプターが、端末から電圧指示情報を受信し、電圧指示情報は、端末により検出された電源アダプターの入力電圧を示す。
【0058】
ステップ320:電源アダプターが、電源アダプターの出力電圧を検出する。
ステップ330:電源アダプターが、入力電圧と出力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、充電回路のインピーダンスが異常である場合、充電回路を制御し、保護状態に入らせる。
【0059】
本発明の実施例において、電源アダプターは、端末との通信を介して、端末により検出された電源アダプターの入力電圧を取得し、電源アダプターは、自身が検出した電源アダプターの出力電圧と端末により検出された電源アダプターの入力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスに異常が発生したか否かを確定し、充電回路のインピーダンスに異常が発生した場合には、充電回路を制御し、保護状態に入らせることにより、充電過程における安全性を向上させる。
【0060】
任意選択的に、一つの実施例として、の電源アダプターが、入力電圧と出力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスが異常であるか否かを確定し、充電回路のインピーダンスが異常である場合に、充電回路を制御し、保護状態に入らせることは、電源アダプターが、その入力電圧と出力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスのレベルを確定し、電源アダプターが、当該インピーダンスのレベルに基づいて、充電回路を制御して、当該レベルに対応する保護状態に入らせることを含む。
【0061】
任意選択的に、一つの実施例として、電源アダプターは、充電インターフェースを介して、端末に対して充電を行い、且つ電源アダプターの入力電圧及び電源アダプターの出力電圧の検出位置は、各々充電インターフェースの両端に位置し、充電回路のインピーダンスは、具体的には、充電インターフェースにおける線路のインピーダンスを指す。
【0062】
任意選択的に、一つの実施例として、電源アダプターの入力電圧の検出位置は、電池の両端に位置し、充電回路のインピーダンスは、具体的には、電源アダプターから端末の電池までの線路のインピーダンスを指す。
【0063】
任意選択的に、一つの実施例として、図3の方法は、電源アダプターが、警報信号を生成し、充電回路のインピーダンス異常を指示することを更に含む。
任意選択的に、一つの実施例として、図3の方法は、充電回路のインピーダンスに異常が発生した場合に、電源アダプターが、端末に充電保護指示情報を送信し、端末に充電回路を制御し、保護状態に入らせることを指示することを更に含む。
【0064】
任意選択的に、一つの実施例として、電源アダプターは、充電インターフェースを介して、端末に対して充電を行う。充電インターフェースは、データケーブルと、電源線とを含む。電源アダプターは、充電インターフェースにおける電源線を介して、端末に対して充電を行い、電源アダプターが、端末から電圧指示情報を受信することは、電源アダプターが、充電インターフェースにおけるデータケーブルを介して、端末から電圧指示情報を受信することを含む。
【0065】
図4は、本発明の実施例における充電回路のインピーダンス異常の処理方法の例示的なフローチャートである。理解すべきなのは、図4の方法は、図2における電源アダプターにより実行でき、重複を避けるために、ここでは、詳細に記述しないことにする。図4の方法は、ステップ410〜440を含む。
【0066】
ステップ410:電源アダプターが端末に対して充電を行う時に、端末が、電源アダプターの入力電圧を検出する。
ステップ420:端末が、電源アダプターに電圧指示情報を送信し、電圧指示情報は、端末により検出された電源アダプターの入力電圧を示す。
【0067】
ステップ430:電源アダプターが、電源アダプターの出力電圧と端末により検出された電源アダプターの入力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスに異常が発生したと確定すると、端末は、電源アダプターから充電保護指示情報を受信する。
【0068】
ステップ440:端末が、充電保護指示情報の指示に基づいて、充電回路を制御し、保護状態に入らせる。
本発明の実施例において、端末は、電源アダプターと充電過程において通信を行い、電源アダプターに自身が検出した電源アダプターの入力電圧を送信することにより、電源アダプターが出力電圧と入力電圧との差値に基づいて、充電回路のインピーダンスに異常が発生したか否かを確定できるようにする。充電回路のインピーダンスに異常が発生した場合、端末は、電源アダプターから充電保護指示情報を受信してから、充電回路を制御し、保護状態に入らせることにより、充電過程における安全性を向上させる。
【0069】
任意選択的に、一つの実施例として、充電インターフェースは、電源線と、データケーブルとを含む。電源アダプターは、充電インターフェースにおける電源線を介して、端末に対して充電を行い、端末が、電源アダプターに電圧指示情報を送信することは、端末が、充電インターフェースにおけるデータケーブルを介して、電源アダプターに電圧指示情報を送信することを含む。
【0070】
任意選択的に、一つの実施例として、電源アダプターの入力電圧及び電源アダプターの出力電圧の検出位置は、各々充電インターフェースの両端に位置し、充電回路のインピーダンスは、具体的には、充電インターフェースにおける線路のインピーダンスを指す。
【0071】
任意選択的に、一つの実施例として、電源アダプターの入力電圧の検出位置は電池の両端に位置し、充電回路のインピーダンスは、具体的には、電源アダプターから端末の電池までの線路のインピーダンスを指す。
【0072】
任意選択的に、一つの実施例として、図4の方法は、充電回路のインピーダンスが異常である場合に、端末が警報信号を生成することを更に含む。
当業者にとって、本文において開示される実施例を結合しながら説明された各例示のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア或いはコンピュータソフトウェア、及び電子ハードウェアの結合によって実現できることが意識できる。これらの機能がハードウェアで実行されるか、それともソフトウェアの方式で実行されるかは、技術方案の特定応用及び設計の制約条件によって決まる。専門の技術者であれば、個々の特定の応用に対して、異なる方法を使って説明された機能を実現することができるが、このような実現は、本発明の範囲を超えていると理解されてはならない。
【0073】
当業者にとって、説明を便利に又は簡便にするために、の説明におけるシステム、装置及びユニットの具体的な作業過程は、前述された方法の実施例における対応する過程を参照出来ることが明確に理解できるため、ここでは、記述を繰り返さないことにする。
【0074】
本出願が提供するいくつかの実施例において、理解すべきなのは、掲示されたシステム、装置及び方法は、他の方式を介して実現できる。例えば、以上において説明された装置の実施例は、例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの区画は、ただロジック機能の区画であり、実際に実現される場合には、他の区画方式を備えることができ、例えば、複数のユニット或いはモジュールが別のもう一つのシステムに結合或いは集積されることができ、或いはある特徴は無視してもかまわなく、或いは実行しなくても差しさわりない。もう一つは、示された或いは説明した相互のカップリングや、直接カップリングや、通信接続は、いくつかのインターフェース、装置或いはユニットを通じた間接カップリング或いは通信接続であって可能であり、電気的、機械的或いは他の形式であっても可能である。
【0075】
前記の分離部材として説明されたユニットは、物理的に分かれていても、或いは物理的に分かれていなくてもいずれも可能であり、ユニットとして示された部材は、物理ユニットであっても、或いは物理ユニットでなくてもいずれも可能であり、即ち、一つの箇所に位置されても可能であり、或いは、いくつかのネットワークユニットに分布されていても可能である。実際の需要に基づいて、その中での一部或いは全部のユニットを選んで本実施例の方案の目的を実現できる。
【0076】
その他、本発明の個々の実施例における各機能ユニットは、一つの処理ユニットに集積されてもよく、個々のユニットが単独に物理的に存在してもよく、又は二つ或いは二つ以上のユニットが一つのユニットの中に集積されていてもよい。
【0077】
前記機能がもしソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、且つ独立の製品として販売や使用される場合、コンピューターの読み出し可能な記憶媒体に保存されることができる。このような理解に基づいて、本発明の技術方案は、本質的に或いは従来の技術に対して貢献した部分或いは当該技術方案の部分は、ソフトウェア製品の形式で具現できる。当該コンピューター製品は、一つの記憶媒体に記憶され、一つのコンピューター設備(パソコン、サーバー、或いはネットワーク設備等)が本発明の個々の実施例に記述された方法の全部或いは一部のステップを実行するように、幾つかの指令を含む。前記の記憶媒体は、USBフラッシュディスク、モバイルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read Only Memory)、ランダムアクセスメモリー(RAM、Random Access Memory)、ディスク或いはCDなどのプログラムコードを記憶できる媒体を含む。
【0078】
以上、記述された内容は、本発明の具体的な実施方式に過ぎず、本発明の保護範囲はこれらに限定されない。当業者であれば、本発明が掲示する技術範囲において、変更或いは改変を容易に考案することができ、その全てが本発明の保護範囲に含まれるべきである。従って、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲に準ずるべきである。
【国際調査報告】