特表2017-539090IP Force 特許公報全文掲載

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-539090(P2017-539090A)
(43)【公表日】2017年12月28日
(54)【発明の名称】クロストーク低減のためのグランドビアのクラスタ化
(51)【国際特許分類】
   H01L 25/00 20060101AFI20171201BHJP
【FI】
   H01L25/00 A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2017-530112(P2017-530112)
(86)(22)【出願日】2015年12月3日
(85)【翻訳文提出日】2017年6月6日
(86)【国際出願番号】US2015063822
(87)【国際公開番号】WO2016099936
(87)【国際公開日】20160623
(31)【優先権主張番号】14/575,956
(32)【優先日】2014年12月18日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】14/943,880
(32)【優先日】2015年11月17日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】593096712
【氏名又は名称】インテル コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ジグオ
(72)【発明者】
【氏名】アユグン,ケマル
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,ユー
(57)【要約】
本開示の集積回路(IC)アセンブリにおけるクロストーク低減のためのグランドビアクラスタリングの技術及び構成に関する。一部の実施形態において、ICパッケージアセンブリは、ダイと第2のパッケージ基板との間で入力/出力(I/O)信号及びグランドをルーティングするように構成された第1のパッケージ基板を含み得る。第1のパッケージ基板は、当該第1のパッケージ基板の一方の面に配置された複数のコンタクトと、同一層のビアのうちの少なくとも2つのグランドビアとを含むことができ、該少なくとも2つのグランドビアが、個別のコンタクトと電気的に結合されたグランドビアのクラスタを形成し得る。他の実施形態も記述され且つ/或いは特許請求され得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
集積回路(IC)パッケージアセンブリであって、
ダイと第2のパッケージ基板との間で入力/出力(I/O)信号及びグランドをルーティングするように構成された第1のパッケージ基板であり、前記ダイを受けるように構成された第1の面と、該第1の面とは反対側の第2の面とを持つ第1のパッケージ基板
を有し、
前記第1のパッケージ基板は、
前記第1のパッケージ基板の前記第2の面に配置された複数のコンタクトと、
同一層のビアのうちの少なくとも2つのグランドビアと
を含み、
前記複数のコンタクトのうちの個別のコンタクトが、前記第2のパッケージ基板との個別のはんだ接合を形成するように構成され、且つ
前記少なくとも2つのグランドビアは、前記個別のコンタクトと電気的に結合されたグランドビアのクラスタを形成する、
ICパッケージアセンブリ。
【請求項2】
前記グランドビアのクラスタは、前記第1のパッケージ基板の前記第1の面と前記第2の面との間の縦方向インターコネクトの一部である、請求項1に記載のICパッケージアセンブリ。
【請求項3】
前記同一層のビアは、前記第2の面に直に隣接した最も外側の第1層のビア、前記最も外側の第1層のビアに直に隣接した第2層のビア、又は前記第2層のビアに直に隣接した第3層のビアである、請求項1に記載のICパッケージアセンブリ。
【請求項4】
前記グランドビアのクラスタは、前記同一層のビアのうちの複数の信号ビアによって取り囲まれている、請求項1に記載のICパッケージアセンブリ。
【請求項5】
前記複数の信号ビアは、前記グランドビアのクラスタの周りに実質的な六角形配置で構成されている、請求項4に記載のICパッケージアセンブリ。
【請求項6】
前記グランドビアのクラスタは、三角形配置をした3つのグランドビアを含む、請求項1に記載のICパッケージアセンブリ。
【請求項7】
前記三角形配置の中心が、前記個別のコンタクトの中心の上に配置されている、請求項6に記載のICパッケージアセンブリ。
【請求項8】
当該ICパッケージアセンブリは更に、前記第2のパッケージ基板を有し、前記第2のパッケージ基板は、前記個別のはんだ接合を介して前記第1のパッケージ基板と結合されている、請求項1に記載のICパッケージアセンブリ。
【請求項9】
前記少なくとも2つのグランドビアの間の距離が、前記個別のコンタクトの直径よりも小さい、請求項1に記載のICパッケージアセンブリ。
【請求項10】
前記少なくとも2つのグランドビアは同じ寸法を有する、請求項1に記載のICパッケージアセンブリ。
【請求項11】
前記個別のはんだ接合は、ボールグリッドアレイ(BGA)構成の複数のはんだ接合の一部である、請求項1に記載のICパッケージアセンブリ。
【請求項12】
前記第1のパッケージ基板は、スタックトビアラミネートコアパッケージ又はコアBGAパッケージである、請求項1に記載のICパッケージアセンブリ。
【請求項13】
前記グランドビアのクラスタは、前記第1のパッケージ基板のエッジに最も近いグランドビアの列の一部である、請求項1乃至12の何れか一項に記載のICパッケージアセンブリ。
【請求項14】
集積回路(IC)パッケージアセンブリを製造する方法であって、
ダイと第2のパッケージ基板との間で入力/出力(I/O)信号及びグランドをルーティングするように構成される第1のパッケージ基板の面に、複数のコンタクトを形成し、
前記複数のコンタクトの個別のコンタクトと電気的に結合するように、同一層のビアのうちの少なくとも2つのグランドビアを有するグランドビアのクラスタを形成し、且つ
前記第1のパッケージ基板を前記第2のパッケージ基板に電気的に結合するために、前記個別のコンタクト上に個別のはんだ接合を形成する、
ことを有する方法。
【請求項15】
前記グランドビアのクラスタを形成することは、前記第1のパッケージ基板の両面間に前記グランドビアのクラスタを含む縦方向インターコネクトを形成することを有する、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記グランドビアのクラスタを形成することは、前記同一層のビアの中にコアビアのクラスタを形成することを有する、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記グランドビアのクラスタを形成することは、前記同一層のビアのうちの複数の信号ビアによって取り囲まれた前記グランドビアのクラスタを形成することを有する、請求項14に記載の方法。
【請求項18】
前記グランドビアのクラスタを形成することは、三角形配置をした3つのグランドビアを形成することを有する、請求項14に記載の方法。
【請求項19】
前記三角形配置の中心が、前記個別のコンタクトの中心の上に配置される、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記グランドビアのクラスタを形成することは、2つのグランドビアを互いから離して形成することを有する、請求項14に記載の方法。
【請求項21】
前記グランドビアのクラスタを形成することは、前記第1のパッケージ基板のエッジに最も近いグランドビアの列に前記グランドビアのクラスタを形成することを有する、請求項14乃至20の何れか一項に記載の方法。
【請求項22】
パッケージアセンブリであって、
第1のダイと、
前記第1のダイに電気的に結合され、且つ前記第1のダイと第2のパッケージ基板との間で入力/出力(I/O)信号及びグランドをルーティングするように構成された、第1のパッケージ基板であり、当該第1のパッケージ基板は、前記第1のダイを受けるように構成された第1の面と、該第1の面とは反対側の第2の面とを持ち、当該第1のパッケージ基板は、当該第1のパッケージ基板の前記第2の面に配置された複数のコンタクトと、同一層のビアのうちの少なくとも2つのグランドビアとを含み、前記複数のコンタクトのうちの個別のコンタクトが、前記第2のパッケージ基板との個別のはんだ接合を形成するように構成され、且つ前記少なくとも2つのグランドビアが、前記個別のコンタクトと電気的に結合されたグランドビアのクラスタを形成する、第1のパッケージ基板と、
前記第2のパッケージ基板であり、前記第1のパッケージ基板を第3のパッケージ基板と電気的に結合するためのインターコネクトが当該第2のパッケージ基板内に埋め込まれている第2のパッケージ基板と、
前記第2のパッケージ基板及び第2のダイに電気的に結合され、且つ前記第2のダイと前記第2のパッケージ基板との間で入力/出力(I/O)信号及びグランドをルーティングするように構成された、前記第3のパッケージ基板と、
を有するパッケージアセンブリ。
【請求項23】
前記第1のパッケージ基板はスタックトビアラミネートコアパッケージであり、前記第2のパッケージ基板はインターポーザであり、前記第3のパッケージ基板はコアボールグリッドアレイパッケージである、請求項22に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項24】
前記第1のダイはCPUであり、前記第2のダイはスイッチである、請求項22に記載のパッケージアセンブリ。
【請求項25】
前記グランドビアのクラスタは、前記第1のパッケージ基板のエッジに最も近いグランドビアの列の一部である、請求項22乃至24の何れか一項に記載のパッケージアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の概して集積回路の分野に関し、より具体的には集積回路アセンブリにおけるクロストーク低減のためのグランドビアのクラスタ化(グランドビアクラスタリング)の技術及び構成に関する。
【0002】
本出願は、2014年12月18日に出願された“GROUND VIA CLUSTERING FOR CROSSTALK MITIGATION”というタイトルの米国特許出願第14/575,956号の継続出願である2015年11月17日に出願された“GROUND VIA CLUSTERING FOR CROSSTALK MITIGATION”というタイトルの米国特許出願第14/943,880号に対する優先権を主張するものである。
【背景技術】
【0003】
集積回路(IC)パッケージの高帯域幅要求に対処するために、オンパッケージ及びオフパッケージの双方の通信ラインに、高速シングルエンドバスが広く使用されている。しかしながら、クロストーク、特に縦方向インターコネクトのクロストークが、これらの高速シングルエンドバスが達成可能なデータレートを制限し、それ故に、信号性能目標を満足することに難題を提起し得る。信号を互いにアイソレートし、ひいては、信号間のクロストークを低下させることを図って、より多くの縦方向インターコネクトがグランドとして割り当てられるのに利用できるように、追加のピンがグランド接続に利用され得る。しかしながら、それらの追加のピンは、パッケージのフォームファクタを増大させ得るとともに、製造のコストを上昇させ得る。
【0004】
ここに提供される背景説明は、本開示の文脈を大まかに提示するためのものである。ここに別段の指示がない限り、この節に記載される題材は、本出願の請求項に対する従来技術ではなく、この節に含めることによって従来技術である又は従来技術の示唆であると認めるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0005】
添付の図面とともに以下の詳細な説明を参照することにより実施形態がたやすく理解されることになる。ここでの説明を容易にするため、同様の構成要素は似通った参照符号で指し示す。添付の図面の図への限定としてではなく、例として示されるものである。
【図1】一部の実施形態に従った、グランドビアクラスタリングを用いた集積回路(IC)アセンブリの一例の側断面図と、このICアセンブリ例の1つのパッケージ基板における、グランドビアクラスタリングを用いたインターコネクトの2つの3次元(3D)モデルを模式的に例示している。
【図2】一部の実施形態に従った、2ビア(two-via)クラスタリングパターン例の上面図及び側断面図を模式的に例示している。
【図3】一部の実施形態に従った、3ビア(three-via)クラスタリングパターン例の上面図を模式的に例示している。
【図4】一部の実施形態に従った、ICアセンブリにおけるクロストーク低減のためのグランドビアクラスタリングを形成するプロセス例のフロー図を模式的に例示している。
【図5】一部の実施形態に従った、ここに記載されるクロストーク低減のためのグランドビアクラスタリングを含むコンピューティング装置を模式的に例示している。
【発明を実施するための形態】
【0006】
本開示の集積回路(IC)アセンブリにおけるクロストーク低減のためのグランドビアクラスタリングに関連する技術及び構成を記述する。例えば、ここに記載される技術は、グランドビアのクラスタを有する縦方向インターコネクトを持つパッケージ基板を製造するのに使用され得る。以下の記載においては、当業者が自身の仕事の内容を他の当業者に伝えるために一般に使用する用語を用いて、例示の実装例の様々な態様が説明される。しかしながら、当業者に明らかなように、本開示の記載される態様のうちの一部のみを用いて実施されてもよい。例示の実装例の完全なる理解を提供するために、説明目的で、具体的な数、材料及び構成が説明される。しかしながら、当業者に明らかなように、本開示の実施形態はそのような具体的な詳細事項を用いずに実施されてもよい。また、例示の実装例を不明瞭にしないよう、周知の機構は省略あるいは単純化されている。
【0007】
以下の詳細な説明では、その一部を形成する添付の図面を参照する。図面においては、全体を通して同様の部分は似通った参照符号で指し示され、また、本開示に係る事項が実施され得る実施形態が例として示される。理解されるべきことには、他の実施形態が使用されてもよく、構造的又は論理的な変更が、本開示の範囲を逸脱することなく為され得る。故に、以下の詳細な説明は、限定的な意味でとられるべきでなく、実施形態の範囲は、添付の請求項とその均等範囲によって定められる。
【0008】
本開示の目的では、“A及び/又はB”なる言い回しは、(A)、(B)、又は(A及びB)を意味する。本開示の目的では、フレーズ“A、B、及び/又はC”は、(A)、(B)、(C)、(A及びB)、(A及びC)、(B及びC)、又は(A、B及びC)を意味する。
【0009】
本明細書は、例えば、頂部/底部、内/外、上/下、及びこれらに類するものなど、視点に基づく記述を使用することがある。そのような記述は、単に説明を容易にするために使用されるものであり、ここに記載される実施形態の適用を特定の向きに限定することを意図するものではない。
【0010】
本明細書は、“一実施形態において”、“実施形態において”、又は“一部の実施形態において”なる言い回しを使用することがあるが、これらは各々、同じ又は異なる実施形態の1つ以上を指すものであるとし得る。また、“有する”、“含む”、“持つ”、及びこれらに類する用語は、本開示の実施形態に関して使用されるとき、同義語である。
【0011】
用語“結合される”、及びその派生語が、ここで使用されることがある。“結合される”は、2つ以上の要素が直接的に、物理的又は電気的に接触していることを意味し得る。しかしながら、“結合される”はまた、2つ以上の要素が、なおも互いに協働あるいは相互作用しながら互いに間接的にコンタクトをとることを意味することもあり、また、互いに結合されると言われる要素間に1つ以上のその他の要素が結合又は接続されることを意味することもある。用語“直接的に結合される”は、2つ以上の要素が直接的に接触していることを意味し得る。
【0012】
様々な実施形態において、“第2の機構上に形成、堆積、あるいはその他の方法で配置される第1の機構”という言い回しは、第1の機構が第2の機構上に形成、堆積あるいは配置されて、第1の機構の少なくとも一部が第2の機構の少なくとも一部と直接的に接触(例えば、物理的且つ/或いは電気的に直接的に接触)あるいは間接的に接触(例えば、第1の機構と第2の機構との間に1つ以上の他の機構を有する)していることを意味し得る。
【0013】
ここで使用されるとき、用語“モジュール”は、記載される機能を提供する1つ以上のソフトウェア若しくはファームウェアプログラム、組み合わせ的な論理回路、及び/又はその他の好適コンポーネントを実行する、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、システム・オン・チップ(SoC)、プロセッサ(共有、専用、又はグループ)、及び/又はメモリ(共有、専用、又はグループ)の部分であること、又はそれらを含むことを意味し得る。用語“プロセッサ”は、レジスタ及び/又はメモリからの電子データを処理して、該電子データをレジスタ及び/又はメモリに格納され得る他の電子データへと変換する如何なるデバイス又はデバイス部分をも意味し得る。
【0014】
図1は、一部の実施形態に従った、グランドビアのクラスタを用いた縦方向インターコネクトを持つパッケージ基板112及び122を含んだ、ICアセンブリ100の一例の側断面図を模式的に示している。
【0015】
ここで使用されるとき、第1階層インターコネクト(first-level interconnect;FLI)は、ダイ(例えば、ダイ110又は120)とパッケージ基板(例えば、パッケージ基板112又は122)との間のインターコネクトを指し得るとともに、第2階層インターコネクト(second-level interconnect;SLI)は、パッケージ基板(例えば、パッケージ基板112又は122)と他のパッケージ基板(例えば、インターポーザ140)又は回路基板との間のインターコネクトを指し得る。実施形態において、ICアセンブリ100は、1つ以上のダイ(例えば、ダイ110又は120)を含み得る。ダイ110及び120は、1つ以上のFLI構造を介して、それぞれパッケージ基板112及び122と電気的且つ/或いは物理的に結合され得る。パッケージ基板112及び122は更に、1つ以上のSLI構造を介してインターポーザ140と電気的に結合され得る。
【0016】
ダイ110及び120の何れか又は双方は、例えば薄膜堆積、リソグラフィ、エッチング、及びこれらに類するものなどの半導体製造技術を用いて半導体材料から作製されるディスクリート(個別)ユニットを表し得る。一部の実施形態において、ダイ110及び120の何れか又は双方は、プロセッサ、メモリ、スイッチ、ASIC、又はSoCを含むか、その一部であり得る。ダイ110及び120は、図示のようなフリップチップ構成、又は例えばパッケージ基板に埋め込まれるなどの他の構成を含め、多様な好適構成に従って、それぞれパッケージ基板112及び122と電気的且つ/或いは物理的に結合され得る。
【0017】
フリップチップ構成において、ダイ110は、例えば図示のインターコネクト構造などのFLI構造を用いて、パッケージ基板112の表面132と結合され得る。これらのインターコネクト構造は、ダイ110をパッケージ基板112に電気的且つ/或いは物理的に結合するように構成され得る。様々な実施形態において、これらのインターコネクト構造は、ダイ110とダイ120との間又はダイ110と何らかの他の電気コンポーネントとの間で電気信号をルーティングするように構成されたインターポーザ140の電気ルーティング機構と電気的に結合され得る。同様に、ダイ120は、例えば図示のインターコネクト構造などのFLI構造を用いて、パッケージ基板122の表面136と結合され得る。これらのインターコネクト構造は、ダイ120をパッケージ基板122に電気的且つ/或いは物理的に結合するように構成され得る。実施形態において、これらのインターコネクト構造は、ダイ120とダイ110との間又はダイ120と何らかの他の電気コンポーネントとの間で電気信号をルーティングするように構成されたインターポーザ140の電気ルーティング機構と電気的に結合され得る。一部の実施形態において、それらの電気信号は、ダイ110及び/又は120の動作に関連した入力/出力(I/O)信号及び/又は電源/グランドを含み得る。
【0018】
一部の実施形態において、図1の様々なコンポーネントは、パッケージレベルの高速シングルエンドチャネルを形成し得る。そのような実施形態において、パッケージ基板112はスタックトビアラミネートコア(stacked via laminate core;SVLC)パッケージ基板であるとし得るとともに、パッケージ基板122は標準コアパッケージ基板であるとし得る。一部の実施形態において、ダイ110はプロセッサであるとし得るとともに、ダイ120は、別のプロセッサ、メモリデバイス、又は例えばネットワークスイッチなどのフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)デバイスであるとし得る。図示のように、ダイ110がSVLCパッケージ基板と結合され得る一方で、ダイ120は標準コアパッケージ基板と結合され得る。そして、SVLCパッケージ基板及び標準コアパッケージ基板の双方が、高速シングルエンドチャネルを完成させるように、例えばボールグリッドアレイ(BGA)インターコネクト構造(例えば、はんだボール114又は124)を介して、別のパッケージ基板(例えば、インターポーザ140)と結合され得る。
【0019】
理解されるように、はんだボール114又は124によって描かれているBGAインターコネクト構造は、単に説明のためのインターコネクト構造例であるに過ぎない。他の実施形態では、ランドグリッドアレイ(LGA)構造が、パッケージ基板112上の1つ以上のランドをインターポーザ140上の1つ以上のパッドと電気的に結合させてもよく、それにより、パッケージ基板112とインターポーザ140との間で電気信号がルーティングされ得る。理解されるように、上述の例は例示を意図したものであり、ダイ110及び120又はその他のダイ(図示せず)をインターポーザ140と電気的に結合させることには、多様な好適インターコネクト構造及び/又は階層のうちの何れが使用されてもよい。理解されるように、様々な実施形態は更に、ダイ110とダイ120との間で電気信号をルーティングするように高速シングルエンドチャネルを実装するのに使用され得る例えばトレンチ、ビア、配線、若しくは導電層、及びこれらに類するものなどの他のインターコネクト構造を含み得る。
【0020】
パッケージ基板112内の縦方向インターコネクトは、3Dモデル150によって模式的に示され得る。一実施形態において、縦方向インターコネクト116は、3つの縦方向インターコネクト部分要素(サブコンポーネント)152、154及び156に対応し得る。様々な実施形態において、3つの縦方向インターコネクト部分要素152、154及び156は、パッケージ基板112とインターポーザ140との間で、例えば表面134を通じて、グランドをルーティングするのに使用され得る。さらに、一部の実施形態において、3つの縦方向インターコネクト部分要素152、154及び156は、パッケージ基板112とインターポーザ140との間で入力/出力(I/O)信号をルーティングし得る幾つかの縦方向インターコネクト(例えば、インターコネクト158)によって囲まれ得る。一部の実施形態において、3Dモデル150に描かれた縦方向インターコネクトは、2:1の信号対グランド比を形成し得る。
【0021】
同様に、パッケージ基板122内の縦方向インターコネクトは、3Dモデル160によって模式的に示され得る。一実施形態において、縦方向インターコネクト126は、3つの縦方向インターコネクト部分要素(サブコンポーネント)162、164及び166に対応し得る。様々な実施形態において、3つの縦方向インターコネクト部分要素162、164及び166は、パッケージ基板122とインターポーザ140との間で、例えば表面138を通じて、グランドをルーティングするのに使用され得る。さらに、一部の実施形態において、3つの縦方向インターコネクト部分要素162、164及び166は、パッケージ基板122とインターポーザ140との間で入力/出力(I/O)信号をルーティングし得る幾つかの縦方向インターコネクト(例えば、インターコネクト168)によって取り囲まれ得る。一部の実施形態において、3Dモデル160に描かれた縦方向インターコネクトも、2:1の信号対グランド比を形成し得る。
【0022】
様々な実施形態において、3つの縦方向インターコネクト部分要素152、154及び156は、少なくとも1つのグランドビアクラスタを形成し得る。同様に、3つの縦方向インターコネクト部分要素162、164及び166も、少なくとも1つのグランドビアクラスタを形成し得る。3Dモデル150及び3Dモデル160は、グランドビアクラスタリングの効果を反映し得る。一部の実施形態において、追加のグランドインターコネクト部分要素(例えば、154及び156)は、最も外側のグランドインターコネクトの列のみ、又は信号源に最も近いグランドインターコネクト(例えば、縦方向インターコネクト116及び126)の列のみに設けられてもよい。そのような実施形態は有益であり得る。何故なら、最初の2つの列のインターコネクトの方が、内側の列のものよりも多くの、それらのインターコネクトによって搬送される信号間のクロストークを示し得るからである。他の実施形態において、追加のグランドインターコネクト部分要素(例えば、164及び166)は、他の内側のグランド列にも適用され得る。
【0023】
シングルエンドシグナリングのクロストークは、縦方向インターコネクトにおけるグランド基準設計に対して大いに敏感であり得る。例えば、第1の信号とそれに付随するグランドとの間の結合(カップリング)が強くなると、第1の信号と第2の信号との間の相互結合が弱くなり得る。結果として、これら2つの信号とこれら2つの信号に付随するそれぞれのグランドとの間の結合の強さを増大させることによって、これら2つの信号間のクロストークが低減され得る。従って、より多くのインターコネクト構造(例えば、BGA接続)を追加してそれらをグランドに割り当てることは、より良好な信号間アイソレーションを生み出し得る。例えば、2:1の信号対グランド比からコンサバティブな1:1の信号対グランド比に変えることは、シグナリングのリスクを軽減する助けとなり得る。しかし、そのような構成では、2x40インタフェースに関して追加の80個のグランドボールを必要とすることになり、それが結果としてコストとパッケージフォームファクタのサイズとを増大させてしまうことになる。
【0024】
様々な実施形態において、3Dモデル150及び3Dモデル160に示すようなグランドビアクラスタリング設計が、上述のパッケージフォームファクタのサイズの増大を排除又は抑制することになる。従って、3Dモデル150及び3Dモデル160に示すように、互いに隣接するグランドビアをクラスタ化することは、グランドのサイズを増大させ、結果として、対応するフットプリントを大きくすることなく信号とそれに付随するグランドとの間の結合を強化し得る。故に、このグランドビアクラスタリングは、パッケージ設計の残りの部分に影響を及ぼすことなく、既存の基板設計ルールを用いて実装され得る。
【0025】
様々な実施形態において、グランドビアクラスタリングは、ファーエンド(遠端)及びニアエンド(近端)の双方のクロストークを抑制し得る。故に、グランドビアクラスタリングは、終端及び非終端の双方の高速シングルエンドチャネルで実装され得る。一部の例において、グランドビアクラスタリングは、クロストークを50%以上低減し得る。また、このグランドビアクラスタリング設計はまた、信号の信号対雑音比(SNR)を向上させ得る。故に、チャネルシグナリングのリスクが、パッケージフォームファクタのサイズにおける対応する増大なしで抑制され得る。
【0026】
図2は、一部の実施形態に従った、2ビア(two-via)クラスタリングパターン例の上面図200及び側断面図290を模式的に例示している。他の実施形態では、3ビア(three-via)クラスタリングパターン又は4つ以上のグランドビアを用いるグランドビアクラスタリングパターンも使用され得る。様々な実施形態において、単一のグランドビアに代わる一群のグランドビアは、2つのパッケージ基板間の追加のインターコネクト構造の必要なしでクロストークを低減又は抑制するために使用され得る。
【0027】
例えば図示したものなどの一部の実施形態において、グランドビアのクラスタは、六角形パターンにて、同じレイヤ(例えば、層296)の信号ビアによって取り囲まれ得る。例えば、1つのクラスタのグランドビア(例えば、グランドビア212及び214)が、六角形配置をしたそれぞれのボールパッド220を持つ6個の信号ビア(例えば、信号ビア222)によって取り囲まれ得る。他の実施形態では、この開示の範囲を逸脱することなく、例えばグランドビアのクラスタの周囲に正方形配置で置かれる4つの信号ビアなど、他のパターンも使用され得る。
【0028】
一部の実施形態において、これら2つのグランドビアは、互いから実質的に離して形成され得るが、なおも、下に位置する同一のコンタクト構造(例えば、ボールパッド)と接触し得る。例えば、図示のように、グランドビア212及び214は、互いに離して形成されているが、なおも同一のボールパッド210と接触している。
【0029】
側断面図290は、2ビアクラスタリングパターンの一例を模式的に例示している。パッケージ基板230は、ダイを受ける1つの面(例えば、面282)と、別のパッケージ基板又は回路基板と結合される他の面(例えば、面284)とを持ち得る。様々な実施形態において、縦方向インターコネクト構造(例えば、縦方向インターコネクト構造232、240及び250)がパッケージ基板230内に配置され得る。縦方向インターコネクト構造は、電気信号用の対応する電気経路をパッケージ基板230を貫いて構築し得る例えば配線、トレンチ、ビア、ランド、パッド、又はその他の構造などの構造を電気的に結合し得る。
【0030】
一部の実施形態において、例えば、サーバ製品における実装に関し、縦方向インターコネクト構造は、マイクロビア及びコアビアのスタック並びにはんだボールを含めて、1ミリメートル(mm)よりも長くなり得る。コアビアとは、基板コアの一方の面上に配置される例えば金属パッドといったルーティング機構を、基板コアの反対の面上に配置される例えば別の金属パッドといったルーティング機構と接続するために使用され得る、導電材料で充填されたコア基板を貫く開口であるとし得る。様々な実施形態において、コアビアは、マイクロビアよりも遥かに大きいとし得る。というのは、コア層は、有機パッケージのビルドアップレイヤよりも遥かに厚いことがあるからである。そのような実施形態において、縦方向インターコネクト構造232は、ボールパッド262上に配置されたビアのスタックを含むことができ、ボールパッド262はその上にはんだボール272を置かれ得る。縦方向インターコネクト構造232は、パッケージ基板230を貫いて信号をルーティングするために使用され得る。
【0031】
図示のように、一部の実施形態において、縦方向インターコネクト構造240は、ボールパッド264上に配置されたビア(例えば、ビア242、ビア244、及びビア246)のスタックを含むことができ、ボールパッド264はその上にはんだボール274を置かれ得る。縦方向インターコネクト構造240は、パッケージ基板230を貫いてグランドをルーティングするために使用され得る。同様に、縦方向インターコネクト構造250は、同じボールパッド264上に配置されたビア(例えば、ビア252、ビア254、及びビア256)のスタックを含むことができ、ボールパッド264はその上にはんだボール274を置かれ得る。縦方向インターコネクト構造250も、パッケージ基板230を貫いてグランドをルーティングするために使用され得る。
【0032】
一部の実施形態において、パッケージ基板230は、例えば味の素ビルドアップフィルム(ABF)基板などのビルドアップ層を有したエポキシ系ラミネート基板とし得る。様々な実施形態において、パッケージ基板230は、例えばガラス、セラミック、又は半導体材料から形成された基板を含め、他の好適種類の基板を含み得る。様々な実施形態において、ビア242とビア252とが同じ基板層292内に形成され、ビア244とビア254とが同じ基板層294内に形成され得る。同様に、ビア246とビア256とが同じ基板層296内に形成され得る。一部の実施形態において、ビア246及びビア256は、コア層内のコアビアとし得る。故に、ビア242及びビア252が層292内のグランドビアクラスタを形成し、ビア244及びビア254が層294内の別のグランドビアクラスタを形成し得る。同様に、ビア246及びビア256が層296内の更なる別のグランドビアクラスタを形成し得る。
【0033】
様々な実施形態において、ビア242及びビア252は、層292内に、技術的に知られた何らかの従来手法にて形成され得る。例えば、パッド264を覆って置かれた誘電体材料の領域で、例えばCO2又はUVレーザを使用するなどの技術を用いて穴開けを行うことによって、パッド264の上に開口が形成され得る。実施形態において、何らかの従来めっき処理を用いてこの開口内に導電材料を堆積させることで、ビアが形成され得る。一部の実施形態において、電解めっき処理を用いて、穴開けされた開口内に導電材料を堆積させ、そして、この導電材料を堆積させた後に、化学機械研磨(CMP)又は銅(Cu)エッチング処理を用いて、余分な導電材料を除去し得る。様々な実施形態において、ビア246及びビア256は、層296内に、同様の手法を用いて、又は技術的に知られた異なる手法を用いて形成され得る。
【0034】
様々な実施形態において、層292、層294、又は層296は、例えば、エポキシ系ラミネート材料、酸化シリコン(SiO2)、炭化シリコン(SiC)、炭窒化シリコン(SiCN)、又は窒化シリコン(例えば、SiN、Si3N4など)を含め、広範な多様な好適誘電体材料のうちの何れかで構成された誘電体層とし得る。実施形態において、層292又は層294は、ポリマー(例えば、エポキシ系樹脂)を含み得るとともに、結果として得られるパッケージの信頼性基準を満足するように好適な機械的特性を提供するために、更にフィラー(例えば、シリカ)を含み得る。実施形態において、層292、層294、又は層296は、例えばABFラミネーションなどのポリマーフィルムとして形成され得る。実施形態において、層292、層294、又は層296は、例えば、原子層成長(ALD)、物理気相堆積(PVD)、又は化学気相成長(CVD)などの技術を含め、何らかの好適な技術を用いて、誘電体材料を堆積させることによって形成され得る。
【0035】
実施形態において、基板230は、当該基板の中で又は当該基板を貫いて電気経路を前進させるように構成された、例えばパッド262又はパッド264などの複数のルーティング機構を含み得る。様々な実施形態において、パッド262又はパッド264は、例えば、ニッケル(Ni)、パラジウム(Pd)、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、又はこれらの組み合わせを含む金属など、好適な如何なる導電材料からなっていてもよい。一部の実施形態において、パッド262又はパッド264は、パッケージ基板230を貫いて電気信号をルーティングするためにパッド262を縦方向インターコネクト構造232と電気的に結合させるように、又はパッケージ基板230を貫いてグランドをルーティングするためにパッド264を縦方向インターコネクト構造240及び250と電気的に結合させるように構成された、パターン形成された金属層を用いて形成され得る。このパターン形成された金属層は、技術的に知られた何らかの従来手法にて形成され得る。例えば、パターン形成された金属層は、セミアディティブプロセス(SAP)を用いて形成されたビルドアップ層の内側又は最も外側の導電層とし得る。
【0036】
図3は、一部の実施形態に従った、3ビア(three-via)クラスタリングパターン例の上面図を模式的に例示している。一部の実施形態において、3ビアクラスタリングを使用する例は、六角形配置で使用され得る。例えば、グランドビアのクラスタが、同じ層のビアのうち、六角形パターンで配置された信号ビアによって取り囲まれ得る。すなわち、1つのクラスタのグランドビアが、6個の信号ビアによって取り囲まれる。図3に例示するように、グランドビア322、324及び326のクラスタが、六角形配置をした信号ビア332を含む信号ビアによって取り囲まれる。同様に、グランドビア352、354及び356のクラスタも、同様の六角形配置をした信号ビアによって取り囲まれ得る。他の実施形態では、本開示の範囲を逸脱することなく、例えばグランドビアのクラスタの周囲に正方形配置で置かれる4つの信号ビアなど、他のパターンも、グランドビアのクラスタを取り囲んで信号ビアを配置することに使用され得る。
【0037】
図1を参照して上述したように、グランドビアクラスタリングは、SVLCパッケージ基板及び標準コアパッケージ基板に使用され得る。SVLCパッケージ基板及び標準コアパッケージ基板は、様々な異なる設計ルール及び異なるボールピッチに適合しなければならないことがある。しかしながら、図示のように、それらの既存の設計ルールを犯すことなく、3ビアクラスタを形成するように2つのグランドビアが首尾良く追加され得る。例えば、マイクロビアとコアビアとの縦方向インターコネクト構造スタックは、既存の設計ルールにおける元々のグランドビアに隣接して形成されることができ、結果として、設計のフォームファクタを維持し得る。
【0038】
一部の実施形態において、グランドビアのクラスタは、三角形配置をしていてもよい。一例として、グランドビア322、324及び326は三角形配置で描かれている。同様に、グランドビア352、354及び356は別の三角形配置で描かれている。一部の実施形態において、1つのグランドビアが、下に位置するコンタクト(例えば、ボールパッド)の中心の上に配置され、その他2つのグランドビアが、下に位置するコンタクトの側部に追加され得る。例えば、グランドビア322、324及び326のクラスタの中で、ビア322は、グランドビア342及びそれに付随するボールパッドと同様にして、ボールパッド320の中心に置かれ得る。しかし、三角形配置をしたグランドビアクラスタを形成するように、グランドビア324及び326がグランドビア322に追加され得る。一部の実施形態において、グランドビアの三角形配置の中心が、下に位置するコンタクトの中心の上に配置されてもよい。例えば、グランドビア352、354及び356は三角形配置を形成しており、そして、そのクラスタの中心がボールパッド350の中心と重なっている。
【0039】
様々な実施形態において、2つ以上のグランドビアが様々なクラスタ設計で配置され得る。例えば、クラスタ化されるグランドビアの数は、設計スペース又はその他の設計制約に応じて、4つ以上であってもよい。一部の実施形態において、グランドビアクラスタは、重点的に特定の信号の近くに配置され得る。一例として、グランドビア322、324及び326の配置は、エッジ310の近くの信号を重視している。何故なら、それらの信号は一般に、クロストークに関していっそう大きい傾向を示すからである。一部の実施形態において、グランドビアクラスタは、グランドビア352、354及び356の配置に示すように中心に置かれることができ、これは、取り囲む信号の全てに等しい改善をもたらし得る。様々な実施形態において、図3に示したようなグランドビアクラスタリングは、ファーエンドクロストーク(FEXT)及びニアエンドクロストーク(NEXT)を抑制し得る。結果として、そのチャネルの信号対雑音比(SNR)が向上され得る。
【0040】
図4は、一部の実施形態に従った、ICアセンブリ(例えば、図1のICアセンブリ100)におけるクロストーク低減のためにグランドビアクラスタを形成するプロセス例400のフロー図を模式的に例示している。プロセス400は、様々な実施形態に従った先行図に関して説明した実施形態に適合し得る。
【0041】
ブロック410にて、プロセス400は、ダイと第2のパッケージ基板との間で入力/出力(I/O)信号及びグランドをルーティングするように構成される第1のパッケージ基板の一方の面に、複数の電気コンタクトを形成することを含み得る。様々な実施形態において、第1のパッケージ基板の面上のこれらのコンタクトはボールパッドを含み得る。一部の実施形態において、ボールパッドは、はんだマスク定義(SMD)とし得る。他の実施形態では、ボールパッドは、非はんだマスク定義(NSMD)であってもよい。一部の実施形態において、パッケージ基板の一方の面にコンタクトを形成することは、ビルドアップレイヤ群の形成の一部として、ビルドアップレイヤ群(例えば、最も外側のビルドアップ層)にコンタクト(例えば、パッド)を埋め込むことによって実現されてもよい。一部の実施形態において、パッケージ基板の一方の面にコンタクトを形成することは、ビルドアップレイヤ群の形成に続いて、何らかの好適技術に従って、ビルドアップレイヤ群に開口を形成し且つそれらの穴の中にコンタクト(例えば、パッド)を配置することによって実現され得る。
【0042】
ブロック420にて、プロセス400は、複数のコンタクトのうちの個別のコンタクトと電気的に結合するように、同じレイヤのビアのうち少なくとも2つのグランドビアを有するグランドビアのクラスタを形成することを含み得る。ブロック420は、様々な実施形態に従ったパッケージ基板の製造プロセス中(例えば、層292又は層294などのパッケージ基板230の様々な層の製造中)に実行され得る。様々な実施形態において、グランドビアのクラスタを形成することは、パッケージ基板のエッジに最も近いグランドビアの列(例えば、グランドビアの最初の列)にグランドビアのクラスタを形成することを含み得る。最初の2つの列の信号は、内側の列よりも高い、クロストークに対する影響の受けやすさを示すことがあり、故に、パッケージ基板のエッジに最も近いグランドビアの列にグランドビアのクラスタを形成することは、そのようなクロストークを低減し得る。一部の実施形態において、ブロック420は、エッジに最も近いグランドビアの列に対してのみ実行されてもよく、こうすることは、そのようなクロストークを抑制する上でのコスト効率的なソリューションを生み出し得る。
【0043】
様々な実施形態において、グランドビアのクラスタを形成することは、第1のパッケージ基板の両面間のグランドビアのクラスタを含む縦方向インターコネクト構造を形成することを含み得る(例えば、図2の、パッケージ基板230の面282と面284との間に形成された縦方向インターコネクト構造240及び250)。一部の実施形態において、グランドビアのクラスタを形成することは、面に隣接する最外層のビアの中にグランドビアのクラスタを形成することを含み得る(例えば、図2の、層292内の最外層のビアの一部としてのビア242及びビア252)。一部の実施形態において、グランドビアのクラスタを形成することは、最外層のビアに直に隣接する第2層のビアの中にグランドビアのクラスタを形成することを含み得る(例えば、図2の、層294内のビア244及びビア254として)。一部の実施形態において、グランドビアのクラスタを形成することは、コアビアのクラスタを同一層のビアの中に形成することを含み得る(例えば、図2の、層296内のビア246及びビア256として)。
【0044】
一部の実施形態において、グランドビアのクラスタを形成することは、互いに離れた2つのグランドビアを形成することを含み得る。図2に例示したように、グランドビア212及び214のクラスタは、互いに離して形成され得るが、なおも同一のボールパッド210と接触し得る。一部の実施形態において、グランドビアのクラスタを形成することは、三角形配置で3つのグランドビアを形成することを含み得る。そのような実施形態において、三角形配置のグランドビアの中心は、ボールパッドの中心の上に置かれ得る。図3に例示したように、グランドビア352、354及び356が三角形配置を形成し得るとともに、そのクラスタの中心がボールパッド350の中心と重なり得る。様々な実施形態において、グランドビアのクラスタを形成することは、同じ層のビアのうちの信号ビアによって取り囲まれたグランドビアのクラスタを形成することを含み得る。図3に例示したように、グランドビア322、324及び326のクラスタが、六角形配置をした信号ビア332を含む信号ビアによって取り囲まれ得る。
【0045】
ブロック430にて、プロセス400は、第1のパッケージ基板を第2のパッケージ基板又は回路基板に電気的に結合するために、個別のコンタクト上に個別のはんだ接合(はんだジョイント)を形成することを含み得る。様々な実施形態において、第1のパッケージ基板上の個別のコンタクトは、例えばはんだパッドなどの第2のパッケージ基板上の相手コンタクトに対応し得るものであるボールパッドとし得る。その後、はんだボールを用いて、例えばBGA構成にて、ボールパッドをはんだパッドと結合することで、第1及び第2のパッケージ基板間で更に電気信号をルーティングするように構成され得る対応するはんだ接合を形成し得る。他の実施形態では、個別のはんだ接合は、例えばランドグリッドアレイ(LGA)構造又はその他の好適構造などの、他のタイプのパッケージインターコネクトとして形成されてもよい。
【0046】
様々な処理を複数の別個の処理として順々に説明した。しかしながら、説明の順序は、これらの処理が必然的に順序依存であることを意味するものとして解釈されるべきではない。プロセス400の処理は、図示したものとは別の好適な順序で実行されてもよい。
【0047】
本開示の所望のように構成するのに適した如何なるハードウェア及び/又はソフトウェアを用いてシステムに実装されてもよい。図5は、一部の実施形態に従った、ここに記載された集積回路アセンブリにおけるクロストーク低減のためのグランドビアクラスタリングを含むコンピューティング装置を模式的に例示している。コンピューティング装置500は、例えばマザーボード502などのボードを収容し得る。マザーボード502は、以下に限られないがプロセッサ504及び少なくとも1つの通信チップ506を含む多数のコンポーネントを含み得る。プロセッサ504は、マザーボード502に物理的且つ電気的に結合され得る。一部の実装例において、少なくとも1つの通信チップ506もマザーボード502に物理的且つ電気的に結合され得る。更なる実装例において、通信チップ506はプロセッサ504の一部であってもよい。
【0048】
コンピューティング装置500は、その用途に応じて、他のコンポーネントを含むことができ、それら他のコンポーネントは、マザーボード502に物理的及び電気的に結合されたものであってもよいし、結合されていないものであってもよい。それら他のコンポーネントは、以下に限られないが、揮発性メモリ(例えば、DRAM)、不揮発性メモリ(例えば、ROM)、フラッシュメモリ、グラフィックスプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、暗号プロセッサ、チップセット、アンテナ、ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、タッチスクリーンコントローラ、バッテリー、オーディオコーデック、ビデオコーディック、電力増幅器(AMP)、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)デバイス、方位計、ガイガーカウンタ、加速度計、ジャイロスコープ、スピーカ、カメラ、及び大容量記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、等々)を含み得る。
【0049】
通信チップ506は、コンピューティング装置500への、及びそれからのデータの伝送のための無線(ワイヤレス)通信を可能にし得る。用語“無線(ワイヤレス)”及びその派生形は、変調された電磁放射線を用いて非固体媒体を介してデータを伝達し得る回路、装置、システム、方法、技術、通信チャネルなどを記述するために使用され得る。この用語は、関連する装置が如何なるワイヤをも含まないことを意味するものではない(一部の実施形態では、如何なるワイヤをも含まないことがあり得る)。通信チップ506は、数多くある無線規格又はプロトコルのうちの何れを実装してもよい。無線規格又はプロトコルは、以下に限られないが、WiFi(IEEE802.11ファミリ)、IEEE802.16規格(例えば、IEEE802.16−2005補正)を含むIEEE規格、ロングタームエボリューション(LTE)プロジェクト及びその補正、更新及び/又は改正(例えば、アドバンストLTEプロジェクト)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)プロジェクト(“3GPP2”とも呼ばれている)、等々)を含む。IEEE802.16準拠のBWAネットワークは一般にWiMAXネットワーク(WiMAXはワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェイブ・アクセスを表す頭文字である)と呼ばれており、これは、IEEE802.16規格の適合性・相互運用性試験を合格した製品の証明マークとなっている。通信チップ506は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーション(GSM(登録商標))、ジェネラル・パケット・ラジオ・サービス(GPRS)、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)、ハイ・スピード・パケット・アクセス(HSPA)、エボルブドHSPA(E−HSPA)、又はLTEネットワークに従って動作してもよい。通信チップ506は、エンハンスト・データレート・フォー・GSMエボリューション(EDGE)、GSM EDGEラジオ・アクセス・ネットワーク(GERAN)、ユニバーサル・テレストリアル・ラジオ・アクセス・ネットワーク(UTRAN)、又はエボルブドUTRAN(E−UTRAN)に従って動作してもよい。通信チップ506は、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、デジタル・エンハンスト・コードレス・テレコミュニケーションズ(DECT)、エボリューション・データ・オプティマイズド(EV−DO)、これらの派生形、並びに、3G、4G、5G及びそれ以降として指定されるその他の無線プロトコルに従って動作してもよい。通信チップ506は、他の実施形態において、その他の無線プロトコルに従って動作してもよい。
【0050】
コンピューティング装置500は複数の通信チップ506を含み得る。例えば、第1の通信チップ506は、例えばWi−Fi及び/又はBluetooth(登録商標)など、より短距離の無線通信用にされ、第2の通信チップ506は、例えばGPS、EDGE、GPRS、CDMA、WiMAX、LTE、Ev−DO及び/又はその他など、より長距離の無線通信用にされ得る。
【0051】
コンピューティング装置500のプロセッサ504は、ここに記載されたような技術に従って形成されたグランドビアクラスタを持つ縦方向インターコネクト構造を有する基板(例えば、図1のパッケージ基板112)を含んだICアセンブリ(例えば、図1のICアセンブリ100)の中にパッケージングされ得る。例えば、プロセッサ504は、インターコネクト構造を用いてパッケージ基板112に結合されたダイ110とし得る。用語“プロセッサ”は、レジスタ及び/又はメモリからの電子データを処理して、該電子データをレジスタ及び/又はメモリに格納され得る他の電子データへと変換する如何なるデバイス又はデバイス部分をも意味し得る。
【0052】
通信チップ506も、ここに記載されたような技術に従って形成されたグランドビアクラスタを持つ縦方向インターコネクト構造を有する基板(例えば、図1のパッケージ基板112)を含んだICアセンブリ(例えば、図1のICアセンブリ100)の中にパッケージングされ得る1つ以上のダイを含み得る。
【0053】
更なる実装例において、コンピューティング装置500内に収容される他のコンポーネント(例えば、メモリデバイス又はその他の集積回路デバイス)が、ここに記載されたような技術に従って形成されたグランドビアクラスタを持つ縦方向インターコネクト構造を有する基板(例えば、図1のパッケージ基板112)を含んだICアセンブリ(例えば、図1のICアセンブリ100)の中にパッケージングされ得る1つ以上のダイを含み得る。
【0054】
一部の実施形態によれば、複数のプロセッサチップ及び/又はメモリチップが、縦方向インターコネクト構造内にグランドビアクラスタを有するパッケージ基板を含んだICアセンブリの中に配置されることができ、これら縦方向インターコネクト構造は、これらのプロセッサ又はメモリチップのうちの何れか2つの間で信号を電気的にルーティングするチャネルの一部とし得る。
【0055】
様々な実装例において、コンピューティング装置500は、ラップトップ、ネットブック、ノートブック、ウルトラブック(登録商標)、スマートフォン、タブレット、携帯情報端末(PDA)、ウルトラモバイルPC、携帯電話、デスクトップコンピュータ、サーバ、プリンタ、スキャナ、モニタ、セットトップボックス、娯楽制御ユニット、デジタルカメラ、ポータブル音楽プレーヤ、又はデジタルビデオレコーダとし得る。更なる実装例において、コンピューティング装置500は、データを処理するその他の如何なる電子装置であってもよい。
【0056】
例
様々な実施形態によれば、本開示は集積回路(IC)パッケージアセンブリを記述する。ICパッケージアセンブリの例1は、ダイと第2のパッケージ基板との間で入力/出力(I/O)信号及びグランドをルーティングするように構成された第1のパッケージ基板を含むことができ、第1のパッケージ基板は、前記ダイを受けるように構成された第1の面と、該第1の面とは反対側の第2の面とを持つ。前記第1のパッケージ基板は、前記第1のパッケージ基板の前記第2の面に配置された複数のコンタクトと、同一層のビアのうちの少なくとも2つのグランドビアとを含み、前記複数のコンタクトのうちの個別のコンタクトが、前記第2のパッケージ基板との個別のはんだ接合を形成するように構成され、且つ
前記少なくとも2つのグランドビアは、前記個別のコンタクトと電気的に結合されたグランドビアのクラスタを形成する。例2は、前記グランドビアのクラスタは、前記第1のパッケージ基板の前記第1の面と前記第2の面との間の縦方向インターコネクトの一部である、例1の事項を含み得る。例3は、前記同一層のビアは、前記第2の面に直に隣接した最も外側の第1層のビア、前記最も外側の第1層のビアに直に隣接した第2層のビア、又は前記第2層のビアに直に隣接した第3層のビアである、例1又は2の事項を含み得る。例4は、前記グランドビアのクラスタは、前記第1のパッケージ基板のエッジに最も近いグランドビアの列の一部である、例1−3の何れかの事項を含み得る。例5は、前記グランドビアのクラスタは、前記同一層のビアのうちの複数の信号ビアによって取り囲まれている、例1−4の何れかの事項を含み得る。例6は、前記複数の信号ビアは、前記グランドビアのクラスタの周りに実質的な六角形配置で構成されている、例5の事項を含み得る。例7は、前記グランドビアのクラスタは、三角形配置をした3つのグランドビアを含む、例1−6の何れかの事項を含み得る。例8は、前記三角形配置の中心が、前記個別のコンタクトの中心の上に配置されている、例7の事項を含み得る。例9は、当該ICパッケージアセンブリは更に、前記第2のパッケージ基板を有し、前記第2のパッケージ基板は、前記個別のはんだ接合を介して前記第1のパッケージ基板と結合されている、例1−8の何れかの事項を含み得る。例10は、前記少なくとも2つのグランドビアの間の距離が、前記個別のコンタクトの直径よりも小さい、例1−9の何れかの事項を含み得る。例11は、前記少なくとも2つのグランドビアは同じ寸法を有する、例1−10の何れかの事項を含み得る。例12は、前記個別のはんだ接合は、ボールグリッドアレイ(BGA)構成の複数のはんだ接合の一部である、例1−11の何れかの事項を含み得る。例13は、前記第1のパッケージ基板は、スタックトビアラミネートコアパッケージ又はコアBGAパッケージである、例1−12の何れかの事項を含み得る。
【0057】
様々な実施形態によれば、本開示は方法を記述する。方法の例14は、ダイと第2のパッケージ基板との間で入力/出力(I/O)信号及びグランドをルーティングするように構成される第1のパッケージ基板の面に、複数のコンタクトを形成し、前記複数のコンタクトの個別のコンタクトと電気的に結合するように、同一層のビアのうちの少なくとも2つのグランドビアを有するグランドビアのクラスタを形成し、且つ前記第1のパッケージ基板を前記第2のパッケージ基板に電気的に結合するために、前記個別のコンタクト上に個別のはんだ接合を形成する、ことを含み得る。例15は、前記グランドビアのクラスタを形成することは、前記第1のパッケージ基板の両面間に前記グランドビアのクラスタを含む縦方向インターコネクトを形成することを有する、例14の方法を含み得る。例16は、前記グランドビアのクラスタを形成することは、前記同一層のビアの中にコアビアのクラスタを形成することを有する、例14又は15の方法を含み得る。例17は、前記グランドビアのクラスタを形成することは、前記同一層のビアのうちの複数の信号ビアによって取り囲まれた前記グランドビアのクラスタを形成することを有する、例14−16の何れかの方法を含み得る。例18は、前記グランドビアのクラスタを形成することは、三角形配置をした3つのグランドビアを形成することを有する、例14−17の何れかの方法を含み得る。例19は、前記三角形配置の中心が、前記個別のコンタクトの中心の上に配置される、例18の方法を含み得る。例20は、前記グランドビアのクラスタを形成することは、2つのグランドビアを互いから離して形成することを有する、例14−19の何れかの方法を含み得る。例21は、前記グランドビアのクラスタを形成することは、前記第1のパッケージ基板のエッジに最も近いグランドビアの列に前記グランドビアのクラスタを形成することを有する、例14−20の何れかの方法を含み得る。
【0058】
様々な実施形態によれば、本開示はパッケージアセンブリを記述する。パッケージアセンブリの例22は、第1のダイと、前記第1のダイに電気的に結合され、且つ前記第1のダイと第2のパッケージ基板との間で入力/出力(I/O)信号及びグランドをルーティングするように構成された、第1のパッケージ基板であり、当該第1のパッケージ基板は、前記第1のダイを受けるように構成された第1の面と、該第1の面とは反対側の第2の面とを持ち、当該第1のパッケージ基板は、当該第1のパッケージ基板の前記第2の面に配置された複数のコンタクトと、同一層のビアのうちの少なくとも2つのグランドビアとを含み、前記複数のコンタクトのうちの個別のコンタクトが、前記第2のパッケージ基板との個別のはんだ接合を形成するように構成され、且つ前記少なくとも2つのグランドビアが、前記個別のコンタクトと電気的に結合されたグランドビアのクラスタを形成する、第1のパッケージ基板と、前記第2のパッケージ基板であり、前記第1のパッケージ基板を第3のパッケージ基板と電気的に結合するためのインターコネクトが当該第2のパッケージ基板内に埋め込まれている第2のパッケージ基板と、前記第2のパッケージ基板及び第2のダイに電気的に結合され、且つ前記第2のダイと前記第2のパッケージ基板との間で入力/出力(I/O)信号及びグランドをルーティングするように構成された、前記第3のパッケージ基板と、を含み得る。例23は、前記第1のパッケージ基板はスタックトビアラミネートコアパッケージであり、前記第2のパッケージ基板はインターポーザであり、前記第3のパッケージ基板はコアボールグリッドアレイパッケージである、例22にパッケージアセンブリを含み得る。例24は、前記第1のダイはCPUであり、前記第2のダイはスイッチである、例22又は23のパッケージアセンブリを含み得る。例25は、前記グランドビアのクラスタは、前記第1のパッケージ基板のエッジに最も近いグランドビアの列の一部である、例22−24の何れかのパッケージアセンブリを含み得る。
【0059】
様々な以上では論理積(及び)形態で記述された実施形態の選言的(又は)実施形態を含め(例えば、“及び”は“及び/又は”であってもよい)、上述の実施形態の好適な組み合わせを含み得る。また、一部の実行されるときに上述の実施形態のうちの何れかのアクションを生じさせる命令を格納して有する1つ以上の製造品(例えば、非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体)を含み得る。さらには、一部の上述の実施形態の様々な操作を実行するのに好適な手段を有する装置又はシステムを含み得る。
【0060】
例示した実装例の以上の説明は、要約書に記載した事項も含めて、網羅的であることや、本開示の実施形態を開示そのままの形態に限定することを意図したものではない。具体的な実施形態及び例が例示目的でここに記載されているが、当業者が認識するように、本開示の範囲内で様々な均等な変更が可能である。
【0061】
そのような変更は、以上の詳細な説明を踏まえて、本開示の実施形態に対して為され得るものである。請求項中で使用される用語は、本開示の様々な実施形態を明細書及び特許請求の範囲にて開示された具体的な実装形態に限定するように解釈されるべきでない。むしろ、その範囲はもっぱら、確立されたクレーム解釈の原則に則って解釈される以下の請求項によって決定されるものである。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【国際調査報告】

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