特表2018-531665IP Force 特許公報全文掲載

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2018-531665(P2018-531665A)
(43)【公表日】2018年11月1日
(54)【発明の名称】パンツ状吸収性物品
(51)【国際特許分類】
   A61F 13/62 20060101AFI20181005BHJP
   A61F 13/56 20060101ALI20181005BHJP
【FI】
   A61F13/62 100
   A61F13/62
   A61F13/62 110
   A61F13/56 210
【審査請求】有
【予備審査請求】有
【全頁数】45
(21)【出願番号】特願2018-514343(P2018-514343)
(86)(22)【出願日】2015年9月18日
(85)【翻訳文提出日】2018年5月15日
(86)【国際出願番号】SE2015050976
(87)【国際公開番号】WO2017048167
(87)【国際公開日】20170323
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】506215320
【氏名又は名称】エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】マリア・スヴェドベリ
(72)【発明者】
【氏名】アンデシュ・シルフヴァルストランド
【テーマコード(参考)】
3B200
【Fターム(参考)】
3B200AA01
3B200AA03
3B200CA04
3B200CA07
3B200DE01
3B200DE11
3B200DE14
3B200DE17
(57)【要約】
パンツおむつ、トレーニングパンツ、水泳パンツ、サニタリーパンツ、または失禁用パンツなどのパンツ型吸収性物品(10)であって、長手方向(x’)と、横断方向(y’)と、使用中に使用者に面する内表面(12)と、使用中に使用者から逸れた方を向く外表面(18)とを有する、物品(10)に関する。この物品は、長手方向(x’)に見て、第1の本体部分(150)と、第2の本体部分(160)と、2つの脚部開口(220、230)を備える中間の股部分(170)とを備え、この股部分(170)は、物品(10)の長手方向(X’)において第1の本体部分(150)と第2の本体部分(160)との間に延在する。さらに、第1の本体部分(150)の外側長手方向縁部分(5、5’)が、第1の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成および第2の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成(180、180’)によって第2の本体部分(160)の外側長手方向縁部分(6、6’)に相互接続されるように適合される。再度留めることが可能な側面縫い目構成の各1つは、第1の本体部分の外側長手方向縁部分に接着された留め構成要素と、第2の本体部分の対応する外側長手方向縁部分に接着された嵌合用留め構成要素とを備える。さらに、留め構成要素(11a、11b)および嵌合用留め構成要素(13a、13b)の各1つは、第1の機械的コネクタ構造と、第2の機械的コネクタ構造とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パンツおむつ、トレーニングパンツ、水泳パンツ、サニタリーパンツ、または失禁用パンツなどのパンツ型吸収性物品(10)であって、長手方向(x’)と、横断方向(y’)と、使用中に使用者に面する内表面(12)と、使用中に前記使用者から逸れた方を向く外表面(18)とを有し、前記長手方向(x’)に見て、
第1の本体部分(150)と、第2の本体部分(160)と、2つの脚部開口(220、230)を備える中間の股部分(170)とを備え、前記股部分(170)が、物品(10)の前記長手方向(X’)において前記第1の本体部分(150)と前記第2の本体部分(160)との間に延在し、前記第1の本体部分(150)の外側長手方向縁部分(5、5’)が、第1の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成および第2の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成(180、180’)によって前記第2の本体部分(160)の外側長手方向縁部分(6、6’)に相互接続されるように適合され、
前記再度留めることが可能な側面縫い目構成の各1つが、前記第1の本体部分の外側長手方向縁部分に接着された留め構成要素と、前記第2の本体部分の対応する外側長手方向縁部分に接着された嵌合用留め構成要素とを備え、
前記留め構成要素(11a、11b)および前記嵌合用留め構成要素(13a、13b)の各1つが第1の機械的コネクタ構造と第2の機械的コネクタ構造とを備え、各機械的コネクタ構造が、他方の機械的コネクタ構造との機械的相互接続を形成することが可能であり、同一の構造との機械的相互接続を形成することが不可能であり、各再度留めることが可能な側面縫い目構成の対応する留め構成要素および嵌合用留め構成要素が、パンツ型構成を形成するように相互接続を形成するように前記第1の機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造を介して機械的に接続可能である、物品(10)。
【請求項2】
各再度留めることが可能な側面縫い目構成ごとに、前記留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造(51)および前記第2の機械的コネクタ構造(52)が第1のパターンで配置され、前記嵌合用留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造(51a)および前記第2の機械的コネクタ構造(52a)が第2のパターンで配置され、前記第1のパターンおよび前記第2のパターンが、留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造(51)の前記の少なくとも一部分が前記嵌合用留め構成要素の前記第2の機械的コネクタ構造(52a)の少なくとも一部分を鏡写しにし、前記留め構成要素の前記第2の機械的コネクタ構造(52)の少なくとも一部分が前記嵌合用留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造(51a)の少なくとも一部分を鏡写しにするように形成される、請求項1に記載の物品。
【請求項3】
前記第1のパターン全体が前記第2のパターン全体の鏡像である、請求項2に記載の物品。
【請求項4】
方向xおよび方向yに見て、前記第1の本体部分の前記外側長手方向縁部分上での前記留め構成要素の拡張および向きが、前記方向xおよび前記方向yに見て、前記第2の本体部分の前記外側長手方向縁部分上での前記嵌合用留め構成要素の拡張および向きに対応する、請求項1から3のいずれか一項に記載の物品。
【請求項5】
前記第1の機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造(51、52)のうちの一方がフックを備え、前記第1の機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造(51、52)のうちの他方がループを備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の物品。
【請求項6】
前記第1のコネクタ構造および前記第2のコネクタ構造(51、52)のうちの一方が第1のタイプのフックを備え、前記第1のコネクタ構造および前記第2のコネクタ構造(51、52)のうちの他方が第2のタイプのフックを備え、前記第1のタイプのフックが、前記第2のタイプのフックと異なるフック特性を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の物品。
【請求項7】
前記第1のコネクタ構造(51)が第1のコネクタ材料(51’)によって提供され、前記第2のコネクタ構造(52)が第2のコネクタ材料(52’)によって提供される、請求項1から6のいずれか一項に記載の物品。
【請求項8】
前記第2のコネクタ材料(52’)が、前記第1のコネクタ材料(51’)に、好ましくは前記第1のコネクタ材料(51’)上に、取り付けられる、請求項7に記載の物品。
【請求項9】
前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素のうちのいずれか1つが、その上に断続的な第2のコネクタ材料片(52’)が取り付けられる第1のコネクタ材料(51’)を備える、請求項8に記載の物品。
【請求項10】
前記第1のコネクタ材料(51’)の前記第1のコネクタ構造(51)が前記第2のコネクタ材料(52’)内の貫通穴を介してアクセス可能であるように、前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素のうちのいずれか1つが、前記貫通穴が形成された第2のコネクタ材料(52’)がその上に取り付けられた第1のコネクタ材料(51’)を備える、請求項8に記載の物品。
【請求項11】
前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素のうちのいずれか1つが、その上に前記第1のコネクタ材料および/または前記第2のコネクタ材料(51’、52’)が取り付けられるキャリア材料(53)を備える、請求項7から10のいずれか一項に記載の物品。
【請求項12】
前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素のうちのいずれか1つが、それから前記機械的コネクタ構造が延在するバッキングを備える単一コネクタ材料である、請求項1から4のいずれか一項に記載の物品。
【請求項13】
前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素のうちのいずれか1つが、第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造の繰り返されるパターンを示す、請求項1から12のいずれか一項に記載の物品。
【請求項14】
前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素のうちのいずれか1つが、繰り返されるパターンを示し、各々が長さと幅とを有し、好ましくは、前記長さが、前記パターンの繰り返しが均一に分割可能である長さである、請求項1から13のいずれか一項に記載の物品。
【請求項15】
前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素の各1つが長さを有し、長手方向中心軸(x)が前記長さに沿って画定され、前記第1のコネクタ構造および前記第2のコネクタ構造(51、52)によって形成された前記パターンが、前記長手方向中心軸(X)の一方の側にある前記第1の構造(51)の少なくとも一部分が、前記長手方向中心軸(X)の前記他方の側にある前記第2の構造(52)の一部分を鏡写しにする、好ましくは、前記長手方向中心軸(X)の一方の側にある前記第1の構造(51)のすべての部分が、前記長手方向中心軸(X)の前記他方の側にある前記第2の構造(52)の一部分を鏡写しにするようなものである、請求項1から14のいずれか一項に記載の物品。
【請求項16】
横断方向中心軸(y)が各留め構成要素および嵌合用留め構成要素の前記幅に沿って画定され、前記第1のコネクタ構造および前記第2のコネクタ構造(51、52)によって形成される前記パターンが、前記横断方向中心軸(Y)の一方の側にある前記第1の構造(51)の少なくとも一部分が、前記横断方向中心軸(Y)の前記他方の側にある前記第2の構造(52)の一部分を鏡写しにする、好ましくは、前記横断方向中心軸(Y)の一方の側にある前記第1の構造(51)のすべての部分が、前記横断方向中心軸(Y)の前記他方の側にある前記第2の構造(52)の一部分を鏡写しにするようなものである、請求項14に記載の、または請求項14に従属する場合の請求項15に記載の、物品。
【請求項17】
前記長手方向中心軸(X)の一方の側および前記横断方向中心軸(Y)の一方の側に置かれた前記第1の構造(51)の前記少なくとも1つの部分が、前記長手方向中心軸(X)の前記他方の側にある前記第2の構造(52)の一部分および前記横断方向中心軸(Y)の前記他方の側にある前記第2の構造(52)の別の部分を鏡写しにする、請求項15または16に記載の物品。
【請求項18】
前記第1の機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造(51、52)の中の1つのみが前記長手方向中心軸(X)の一方の側に置かれる、請求項17に記載の物品。
【請求項19】
前記物品の前記第1の本体部分が、前記留め構成要素が接着される伸縮性前面側面パネルのペアを備える、および/または、前記第2の本体部分が、前記嵌合用留め構成要素が接着された伸縮性後面側面パネルのペアを備える、請求項1から18のいずれか一項に記載の物品。
【請求項20】
前記内表面を形成し得るトップシートと、前記外表面を形成する外側カバーアセンブリと、前記トップシートと前記外側カバーアセンブリとの間に設置された吸収性コアとをさらに備える、請求項1から19のいずれか一項に記載の物品。
【請求項21】
第1の再度留めることが可能な側面縫い目構成がウエスト部開口(240)から前記第1の脚部開口(220)まで延在する、および/または、第2の再度留めることが可能な側面縫い目構成が前記ウエスト部開口(240)から前記第2の脚部開口(230)まで延在する、請求項1から20のいずれか一項に記載の物品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
パンツおむつ、サニタリーパンツ、または失禁用パンツなどの使い捨てのパンツ型吸収性物品に関する。この物品は、長手方向に見て、第1の本体部分と、第2の本体部分と、2つの脚部開口を備える中間の股部分とを備え、この股部分が物品の長手方向において第1の本体部分と第2の本体部分との間に延在し、第1の本体部分の外側長手方向縁部分が、第1の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成および第2の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成によって、第2の本体部分の外側長手方向縁部分に相互接続される。
【背景技術】
【0002】
パンツ型吸収性物品は、画定されたウエスト部開口と、脚部開口のペアとを有し、脚を脚部開口へと挿入し、物品をウエストの上に引っ張り上げることによって着用者の身体上に引っ張られる。この物品は、通常、使用者の身体に合致し、快適なフィット性を提供することができるように、さまざまな伸縮性要素を備える。そのようなパンツ型吸収性物品の例は、パンツおむつ、サニタリーパンツ、および失禁する成人によって装着される失禁用パンツである。これらは、第1の本体パネルと第2の本体パネルとを備え、パンツの前面パネルおよび後面パネルを形成する。第1の本体パネルおよび第2の本体パネルは、側面接続を形成するために、側方縁に沿って互いに接合される。股パネルが、第1の本体パネルと第2の本体パネルとの間に設けられる。股パネルは、一方のパネルもしくは両方のパネルのどちらかと一体化可能である、または、第1の本体パネルおよび第2の本体パネルに接合される別個の部品として設けられ得る。
【0003】
時間とともに、使い捨て吸収性物品、特にパンツ型吸収性物品は、連続的にさらに開発されており、そのうちのいくつかは、現在、一般に、衣類を使用後に容易に脱ぐことまたは使用中に調整することを可能にする再度留めることが可能な側面縫い目などの再取り付け機構を備える。しかしながら、さまざまな従来技術による文献を通して、そのような再度留めることが可能なパンツ型吸収性物品が知られている。一例として、特許文献1は、前面パネルと後面パネルをその側面に沿って互いに接合するための前面パネルおよび後面パネルの側方縁に沿って着脱可能で再度留めることが可能な留め手段を有するパンツおむつを開示する。この再度留めることが可能な留め手段は、恒久的な側面縫い目を置き換える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】国際公開第95/27462号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の目的は、パンツおむつ、トレーニングパンツ、水泳パンツ、サニタリーパンツ、または失禁用パンツなどのパンツ型吸収性物品を提供すること、およびそのような物品の再度留めることが可能な側面縫い目構成の機能をさらに改善することである。この目的は、請求項1の特徴によって少なくとも部分的に達成される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
パンツおむつ、トレーニングパンツ、水泳パンツ、サニタリーパンツ、または失禁用パンツなどのパンツ型吸収性物品に関する。この物品は、長手方向と、横断方向と、使用中に使用者に面する内表面と、使用中に使用者から逸れた方を向く外表面とを有する。この物品は、長手方向に見て、第1の本体部分と、第2の本体部分と、2つの脚部開口を備える中間の股部分とを備え、この股部分は、物品の長手方向において第1の本体部分と第2の本体部分との間に延在する。さらに、第1の本体部分の外側長手方向縁部分は、第1の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成および第2の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成によって、第2の本体部分の外側長手方向縁部分に相互接続される。
【0007】
再度留めることが可能な側面縫い目構成の各1つは、第1の本体部分の外側長手方向縁部分に接着された留め構成要素と、第2の本体部分の対応する外長手方向縁部分に接着された嵌合用留め構成要素とを備える。さらに、留め構成要素および嵌合用留め構成要素の各1つは第1の機械的コネクタ構造と第2の機械的コネクタ構造とを備え、各機械的コネクタ構造は、他方の機械的コネクタ構造との機械的相互接続を形成することが可能であり、同一の構造との機械的相互接続を形成することが不可能であり、1つの再度留めることが可能な側面縫い目構成の対応する留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、相互接続を形成するように第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造を介して機械的に接続可能である。
【0008】
このために、1つの再度留めることが可能な側面縫い目構成の対応する留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、パンツ型構成を形成するように相互接続を形成するように、前記第1の機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造を介して機械的に接続可能である。
【0009】
このようにして、再度留めることが可能な側面縫い目構成の留め構成要素と嵌合用留め構成要素との間のより安心な接続が提供される。さらに、留め構成要素および嵌合用留め構成要素の各1つが第1の機械的コネクタ構造と第2の機械的コネクタ構造とを備えるという提供によって、で説明されたように、構成要素間のハイレベルの接触を提供することが可能になる。そのうえ、各留め構成要素および各嵌合用留め構成要素上に2つのタイプの機械的コネクタ構造を有するによって提供される機械的な相互接続は、使用中に着用者のまわりでパンツ型吸収性物品の不十分な留めを有することのリスクを最小にすることに寄与する。不十分な留めは、物品の不十分なフィットおよび漏出のリスクの増加という結果になることが多いので、本開示の例示的な物品の使用中の漏出のリスクを減少させながら、物品の全体的なフィットに対する肯定的な影響も有することがある。
【0010】
留め構成要素および嵌合用留め構成要素のうちの各1つが第1の機械的コネクタ構造と第2の機械的コネクタ構造の両方を備えることにより、フック材料を備える留め構成要素とループ材料を備える嵌合用留め構成要素とを有する既知の側面縫い目構成を鑑みて、縫い目の接続エリアの数およびタイプが増加されるので、再度留めることが可能な側面縫い目構成の剥離強度および剪断強度は、密閉されると、さらに改善される。
【0011】
さらに、本開示の例示的な再度留めることが可能な側面縫い目構成を形成するための相互接続が構成要素の第1の機械的コネクタ構造と第2の機械的コネクタ構造との間に作成され、したがって、たとえばある身体部分上のフック材料と他の本体部分の別の表面との間には作成されないので、物品の本体部分の材料のタイプに関して必要とされる考慮事項が少なくなるという利点を提供する。後者は、フック材料のための受け取り表面として働く本体部分の材料が留め性質などに関して慎重に選択されることを必要とすることが多い。したがって、留め構成要素および嵌合用留め構成要素の構成は、伸縮性側面パネルから構成される物品、たとえば、伸縮性領域を含む外側長手方向縁部分物品に特に適用可能である、本体部分の材料の設計の自由を増加させ得る。
【0012】
同じ理由のために、留め構成要素および嵌合用留め構成要素の構成は、機械的相互接続を構成する材料が本体部分の材料のタイプとはほぼ無関係に選択可能であり、したがって、たとえば、コネクタ構造がフック材料である場合に、他の本体部分にある不織材料と直接的に係合するために1つの本体部分にあるフック材料を有する物品と比較して、たとえば、物品の使用中の機械的コネクタ構造上のけばの量を減少させる、留め構成要素および嵌合用留め構成要素のより最適な材料が選択され得ることをもたらす。
【0013】
それに加えて、留め構成要素および嵌合用留め構成要素の構成は、本体部分の材料の機能および品質を損なうことなく、より剛性の材料を機械的コネクタ構造に使用することも可能にする。したがって、たとえば、伸縮性本体部分材料上に直接的に係合するフック材料の間の留め構成と比較して、より良い留め特性が、提供可能である。少なくともこれらの理由のために、さらに、いくつかの従来技術による解決策と同様に、物品の再度留めることが可能な側面縫い目構成のまわりで外部に延在する追加の外部留め部材の必要性はない。
【0014】
本開示の例示的な位置合わせ不良構成または置き間違えた構成において再度閉じられにくいパンツ型吸収性物品をさらに提供する。
【0015】
したがって、高レベルの着用者の快適さを維持しながら、現在の従来技術による物品よりも曲げやすく、より柔軟で、剛性がより小さい再度留めることが可能な側面縫い目構成を有する物品が提供される。
【0016】
さらなる利点は、従属請求項の特徴のうちの1つまたはいくつかを実施することによって達成される。
【0017】
例示的な実施形態では、したがって、留め構成要素は、一般的には、第1の機械的コネクタ構造と第2の機械的コネクタ構造とを備え、第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造は2つの対応する構造であり、各構造は、他の構造との機械的相互接続を形成することが可能であり、同一の構造との機械的相互接続を形成することが不可能であり、留め構成要素は嵌合用留め構成要素に機械的に接続可能であり、この嵌合用留め構成要素は、第1の機械的コネクタ構造と第2の機械的コネクタ構造とを備える。
【0018】
本明細書で使用される「留め構成要素」および「嵌合用留め構成要素」という用語は、一般に、第1の機械的コネクタ構造と第2の機械的コネクタ構造とを備え、潜在的には(別の留め構成要素または嵌合用留め構成要素と接触する場合)前記第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造によって別の本体部分への本体部分の相互接続を実行し得る、材料の一部分である。
【0019】
機械的コネクタ構造は、本明細書において、一般的には物品が使用可能であるときにパンツ型構成を形成するために必要とされるように、物品のある本体部分の外側長手方向縁表面部分を別の本体部分の別の外側長手方向縁表面部分に機械的に相互接続するためのコネクタ構造を指す。
【0020】
機械的コネクタ構造は、本体部分材料自体などの他の材料への望ましくない接続を作成しがちでないが、それら自体の間の安心な接続を提供するという利点を有する。したがって、機械的コネクタ構造の使用は、今まで従来技術による物品によって提供されていない、物品の使用中の再度留めることが可能な側面縫い目の改善された、信頼性の高い接続を提供する。
【0021】
機械的コネクタ構造は、多くの場合、接続が2つの異なる、対応する相互接続可能なコネクタ構造のペアによって達成されるタイプであり得る。第1のコネクタ構造は、したがって、第2のコネクタ構造との機械的相互接続を形成することが可能であるが、別の第1のコネクタ構造(すなわち、同一の構造)との機械的相互接続を形成することは可能でない。同様に、第2のコネクタ構造は、第1のコネクタ構造との機械的相互接続を形成することが可能であるが、別の第2のコネクタ構造(すなわち、同一の構造)との機械的相互接続を形成することは可能でない。そのようなコネクタ構造の典型的な例は、フック構造および対応するループ構造である。
【0022】
一般的には、厳密には必要とされないが、第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造が、あるパターンで配置されること。第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造が留め構成要素の第1の側に配置されることが理解されよう。第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造のうちの一方はフックを備えてよく、第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造のうちの他方はループを備えてよい。
【0023】
あるいは、第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造のうちの一方は第1のタイプのフックを備えてよく、第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造のうちの他方は第2のタイプのフックを備えてよく、第1のタイプのフックは、前記第2のタイプのフックと異なるフック特性を有する。
【0024】
第1のコネクタ構造は第1のコネクタ材料によって提供されてよく、第2のコネクタ構造は第2のコネクタ材料によって提供されてよい。
【0025】
例示的な実施形態によれば、第2のコネクタ材料は、第1のコネクタ材料に、好ましくは第1のコネクタ材料上に、取り付けられてよい。
【0026】
例示的な実施形態によれば、留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、その上に断続的な第2のコネクタ材料片が取り付けられる第1のコネクタ材料を備える。第1のコネクタ材料の第1のコネクタ構造が第2のコネクタ材料内の貫通穴を介してアクセス可能であるように、留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、貫通穴が形成された第2のコネクタ材料がその上に取り付けられた第1のコネクタ材料を備えてよい。
【0027】
留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、その上に第1のコネクタ材料および/または第2のコネクタ材料が取り付けられるキャリア材料を備えてよい。
【0028】
留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、それからコネクタ構造が延在するバッキングを備える単一コネクタ材料であってよい。
【0029】
留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、個々のコネクタを形成するために、繰り返されるパターンを示してよい。
【0030】
留め構成要素および嵌合用留め構成要素は各々、長さと幅とを有する繰り返されるパターンを示し、好ましくは、この長さは、パターンの繰り返しが均一に分割可能である長さである。
【0031】
本明細書において、再度留めることが可能な側面縫い目構成の留め構成要素および嵌合用留め構成要素の各1つが第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造を備えることが可能であることが提案される。
【0032】
によれば、再度留めることが可能な側面縫い目構成の留め構成要素および嵌合用留め構成要素のうちの各1つが第1のコネクタ構造と第2のコネクタ構造の両方を備えるので、改善された再度留めることが可能な側面縫い目構成を可能にするパンツ型吸収性物品が提供される。
【0033】
これは、たとえば留め構成要素が第1のコネクタ構造のみを備え、嵌合用留め構成要素が第2のコネクタ構造のみを備え、その場合、外側長手方向縁領域は機械的相互接続を達成するために別の外側長手方向縁領域の第2の機械的コネクタに向かって第1の機械的コネクタとともに位置決めされなければならない(または、その逆である)、再度留めることが可能な側面縫い目とは対照的である。そのような場合、留め動作を実行する人は、一般に、適切で信頼性の高い相互接続を達成するために、より慎重でなければならない。
【0034】
相互接続を提供するために、一般に、留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造および/または第2の機械的コネクタ構造によって形成される表面エリア全体が、嵌合用留め構成要素の第2の機械的コネクタ構造および/または第1の機械的コネクタ構造に相互接続されることは要求されていない。機械的留め構成要素を用いて、機械的コネクタ構造の比較的小さい相互接続されたエリアとの十分な接続強度がすでに達成され得る。したがって、相互接続を提供するために、留め構成要素が、留め構成要素の第1のコネクタ構造の一部分と嵌合用留め構成要素の対応する第2の構造の一部分との間の、またはその逆の相互接続を可能にするように設計されることが十分であり得る。
【0035】
一般的には、前記留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造は第1のパターンで配置され、前記嵌合用留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造は第2のパターンで配置される。前記第1のパターンおよび前記第2のパターンは、前記留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造の少なくとも一部分が前記嵌合用留め構成要素の第2の機械的コネクタ構造の少なくとも一部分を鏡写しにし、前記留め構成要素の第2の機械的コネクタ構造の少なくとも一部分が前記嵌合用留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造の少なくとも一部分を鏡写しにするように形成される。
【0036】
「パターン」という用語は、ここでは、において説明されたランダム配置とは対照的に、第1の機械的コネクタ構造を備える少なくとも1つのエリアと第2の機械的コネクタ構造を備える少なくとも1つのエリアの秩序立てられた配置を指す。さらに、「鏡写しにする(mirror)」、「鏡写し(mirroring)」、または「鏡像」という用語は、前記留め構成要素と前記嵌合用留め構成要素が、閉ざされたパンツ型構成を形成するように接合されるとき、第1のパターンにおける2つの機械的コネクタ構造および第2のパターンにおける2つの機械的コネクタ構造の相対的配置を指す。すなわち、の提供は、物品がパンツ型構成に形成されたときの部分の鏡写しを指す。
【0037】
例示的な一実施形態によれば、前記留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造は第1のパターンで配置され、前記嵌合用留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造は第2のパターンで配置され、前記第1のパターンは前記第2のパターンの鏡像である。で言及されたように、さらに、「鏡像」という用語は、前記留め構成要素と前記嵌合用留め構成要素が、閉ざされたパンツ型構成を形成するように接合されるとき、第1のパターンにおける2つの機械的コネクタ構造および第2のパターンにおける2つの機械的コネクタ構造の相対的配置を指す。
【0038】
一般的には、第1のパターン全体は第2のパターン全体の鏡像である。言い換えれば、前記留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造の配置は、前記嵌合用留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造の配置の鏡像である。
【0039】
このようにして、留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造ならびに嵌合用留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造は、2つの異なるコネクタ構造のエリア全体にわたって相互接続し、それによって、本体部分間の相互接続を最大まで増加させることが可能である。
【0040】
一般的には、厳密には必要ではないが、方向xおよび方向yに見て、一方の外側長手方向縁部分にある留め構成要素の拡張および向きは、方向xおよび方向yに見て、他方の嵌合用外側長手方向縁部分にある対応する嵌合用留め構成要素の拡張および向きに対応する。
【0041】
いくつかの変形態では、留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、形状、拡張、およびパターンに関して異なってよい。いくつかの変形態では、留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、形状、拡張、およびパターンに関して類似してよい。
【0042】
第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造は、留め構成要素および嵌合用留め構成要素上でランダムに配置されてよい。この場合、第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造は、その上に第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造がランダム配置で形成されるコネクタ材料によって提供されてよい。たとえば、そのようなコネクタ材料は、同一の化合物材料と相互接続するように設計され、ランダムに配置された第1の機械的コネクタ構造と第2の機械的コネクタ構造、たとえば、共通バッキング材料から突き出したランダムに配置されたフックとループとを備える、化合物材料であってよい。あるいは、第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造それ自体は、秩序立てられた様式で共通バッキング材料上に、しかし少なくとも1つのコネクタ上で見てランダム配置を依然としてもたらすスケールで、配置されてよい。
【0043】
あるいは、第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造のうちの少なくとも1つは、留め構成要素の対応する表面にわたってパターンを形成するように配置されてよい。
【0044】
「パターン」を用いて、本明細書では、において説明されたランダム配置とは対照的に、第1の機械的コネクタ構造を備える少なくとも1つのエリアと第2の機械的コネクタ構造を備える少なくとも1つのエリアの秩序立てられた配置が意味される。
【0045】
そのようなパターンは、以下で説明されるように、さまざまなタイプのコネクタ材料によって形成されてよい。パターンは、1つの再度留めることが可能な側面縫い目構成の留め構成要素と嵌合用留め構成要素との間の相互接続の十分な可能性を提供するように、さまざまな様式で選択されてよい。
【0046】
任意選択で、留め構成要素のそのようなパターンは、パターン表面が嵌合用留め構成要素の同一のパターン表面(すなわち、同一のパターンを備える)に機械的に接続可能であるように適合されてよい。
【0047】
本開示では、「同一の」という用語は、本明細書において、特徴の意図された目的を考慮すると十分に同一であるものが意味される。特徴の機能に影響しない製造公差または若干の変化は、「同一の」という用語に含まれ得る。
【0048】
あるいは、留め構成要素のそのようなパターンは、パターン表面が嵌合用留め構成要素の異なるパターン表面(すなわち、異なるパターンを備える)に機械的に接続可能であるように適合されてよい。
【0049】
その嵌合用外側長手方向縁部分は、少なくとも留め構成要素が嵌合用留め構成要素に対して特定の向きを備える場合に接続され得る、機械的に接続可能な手段である。
【0050】
留め構成要素は、長手方向中心軸Xを画定し、構成要素の長さに対して平行に、構成要素の幅に対して中央に延在し、第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造によって形成されるパターンは、長手方向中心軸Xに対して非対称であってよい。
【0051】
長手方向中心軸に対して非対称であるパターンは、端表面の相対的向きとは無関係に相互接続を提供するように設計されてよい。
【0052】
留め構成要素は、横断方向中心軸Yを画定し、構成要素の幅に対して平行に、構成要素の長さに対して中央に延在し、第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造によって形成されるパターンは、横断方向中心軸Yに対して非対称である。
【0053】
横断方向中心軸に対して非対称であるパターンは、留め構成要素および嵌合用留め構成要素の相対的向きとは無関係に相互接続を提供するように設計されてよい。
【0054】
第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造によって形成されるパターンは、長手方向中心軸Xの一方の側にある第1の構造の少なくとも一部分が、長手方向中心軸Xの他方の側にある第2の構造の一部分を鏡写しにする、好ましくは、長手方向中心軸の一方の側にある第1の構造のすべての部分が、長手方向中心軸の他方の側にある第2の構造の一部分を鏡写しにするようなものであってよい。
【0055】
長手方向中心軸上に鏡写しの第1の構造および第2の構造を備える(嵌合用)留め構成要素を用いて、2つの類似の留め構成要素と嵌合用留め構成要素との間の総合接続性は、相対的向きに関係なく、達成されてよい。
【0056】
しかしながら、留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、形状および外形に関して必ずしも同一でなければならないとは限らないが、留め構成要素の幅、長さ、パターン、および/または形状は、嵌合用留め構成要素の幅、長さ、パターン、および/または形状と異なってよいことに留意されたい。
【0057】
第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造によって形成されるパターンは、横断方向中心軸Yの一方の側にある第1の構造の少なくとも一部分が、横断方向中心軸Yの他方の側にある第2の構造の一部分を鏡写しにする、好ましくは、横断方向中心軸Yの一方の側にある第1の構造のすべての部分が、横断方向中心軸Yの他方の側にある第2の構造の一部分を鏡写しにするようなものであってよい。
【0058】
横断方向中心軸の上に見て鏡写しの第1の構造および第2の構造を備える留め構成要素および嵌合用留め構成要素を用いて、類似の留め構成要素と類似の嵌合用留め構成要素は、横断方向中心軸に対する向きに関係なく相互接続されてよい。
【0059】
特に、長手方向中心軸Xの一方の側および横断方向中心軸Yの一方の側に置かれた第1の構造の少なくとも1つの部分が、長手方向中心軸Xの他方の側にある第2の構造の一部分および横断方向中心軸Yの他方の側にある第2の構造の一部分を鏡写しにしてよい。
【0060】
第1の構造の少なくとも1つの部分が長手方向中心軸X上の第2の構造の一部分および横断軸Y上の第2の構造一部分を鏡写しにする留め構成要素(または嵌合用留め構成要素)は、機械的に相互接続されるとき、物品の留め時に構成要素が合わさる限り、構成要素の相対的向きに関係なく、別の嵌合用留め構成要素に接続されてよい。
【0061】
第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造のうちの1つのみが、長手方向中心軸(X)の一方の側に置かれることがある。これは、たとえば、たとえばで説明された鏡写しパターンを形成するのに十分である。
【0062】
第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造のうちの一方はフックを備えてよく、第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造のうちの他方はループを備えてよい。本明細書において意図される適用例に十分な強度およびしなやかさを提供するフック材料およびループ材料は、たとえば商標Velcro(登録商標)のもとで市販されてよい。
【0063】
適切なループ材料の例は、編んだループ、毛羽のあるループ、または不織ループ材料である。このタイプの材料は、たとえば3Mから市販されている。適切なフックタイプの例は、成形されたフックおよび織物フックである。フックは、異なる構成、たとえばマッシュルームを有することができる。フック材料は、たとえばVelcroから市販されている。
【0064】
留め構成要素および嵌合用留め構成要素は各々、2mm未満、好ましくは1mm未満、最も好ましくは0.6mm未満の高さを有してよい。
【0065】
第1の機械的コネクタ構造は第1のコネクタ材料によって提供されてよく、第2の機械的コネクタ構造は第2のコネクタ材料によって提供されてよい。たとえば、第1のコネクタ構造はループ材料であってよく、第2のコネクタ構造はフック材料であってよい。
【0066】
留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、本体部分の外側部分に直接的または間接的に取り付けられてよい。たとえば、留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、本体部分の外側部分の表面に粘着的に取り付けられてもよいし、またはこれに超音波接着されてもよい。第1のコネクタ材料は第2のコネクタ材料に取り付けられてよく、第2のコネクタ材料は本体部分の外側部分のそれぞれの表面に取り付けられてよい。この場合、第1のコネクタ材料は、本体部分に間接的に取り付けられる。同様に、第2のコネクタ材料は、本体部分に直接的または間接的に取り付けられてよい。
【0067】
留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、キャリア材料を備えてよく、その上に第1のコネクタ材料および/または第2のコネクタ材料が取り付けられ、キャリア材料は、本体部分のそれぞれの外側長手方向縁部分に取り付けられる。この場合、留め構成要素と嵌合用留め構成要素の両方は、キャリアを介して本体部分のそれぞれの外側長手方向縁部分に間接的に取り付けられる。キャリア材料は、物品の本体部分の外側縁部分に直接的または間接的に取り付けられてよい。
【0068】
留め構成要素および嵌合用留め構成要素では、第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造は、単一の連続的コネクタ材料によって提供されてよい。
【0069】
そのような連続的コネクタ材料は、したがって、第1のコネクタ構造と第2のコネクタ構造の両方を備える。連続的コネクタ材料は、で言及されたように、第1の構造および第2の構造がランダムに配置される材料であってよい。連続的コネクタ材料は、第1の構造および第2の構造が選択されたパターンで配置される材料であってもよい。
【0070】
第1のコネクタ材料、第2のコネクタ材料、キャリア材料、または単一の連続的コネクタ材料はそれぞれ、帯状であってよい。帯状材料としてのコネクタ材料の提供は、製造を鑑みて有利であり得る。そのような帯状材料は、いくつかの代替形態では、本体部分の外側長手方向縁部分の全長にわたって配置されてよい。
【0071】
機械的コネクタを用いると、相互接続されたコネクタ構造の比較的小さいエリアが、十分な接続強度を提供するために必要とされることは理解されている。第1のコネクタと第2のコネクタとの間の剪断力は、相互接続されるとき、相互接続の強度を反映する。
【0072】
一般的には、再度留めることが可能な側面縫い目構成の各1つが、第1の本体部分の遠位縁に隣接する内表面に接着された留め構成要素と、第2の本体部分の遠位縁に隣接する対応する外表面に接着された嵌合用留め構成要素とを備える。
【0073】
例示的な一実施形態によれば、前記第1の本体部分は前面本体部分であり、前記第2の本体部分は背面本体部分である。
【0074】
一実施形態によれば、方向(x)において見られる留め構成要素の長さは、それが取り付けられる本体部分のそれぞれの外側長手方向縁部分の長さの少なくとも75パーセント、好ましくは前記長さの少なくとも90パーセントであり、より好ましくは前記長さに実質的に等しい。類似して、方向(x)において見られる嵌合用留め構成要素の長さは、それが取り付けられる本体部分のそれぞれの外側長手方向縁部分の長さの少なくとも75パーセント、好ましくは前記長さの少なくとも90パーセントであり、より好ましくは前記長さに実質的に等しい。
【0075】
一般的には、厳密には必要とされないが、留め構成要素は、それぞれの本体パネルに、前記本体パネルの側方側面縁の内部で少なくとも2mm、好ましくは少なくとも3mmの距離bのところで取り付けられる。これは、再度留めることが可能な側面縫い目構成を開くことをより簡単にするグリップタブを形成する。
【0076】
一実施形態によれば、留め構成要素の方向(x)における幅および方向(y)における長さは、嵌合用留め構成要素の方向(x)における幅および方向(y)における長さに実質的に等しい。
【0077】
パンツ型吸収性物品は、画定されたウエスト部開口と、脚部開口のペアとを有し、脚を脚部開口へと挿入し、物品をウエストの上に引っ張り上げることによって着用者の身体上に引っ張られる。そのようなパンツ型吸収性物品の例は、パンツおむつ、サニタリーパンツ、および失禁する成人によって装着される失禁用パンツである。パンツ型吸収性物品は、通常、前面本体パネルと後面本体パネルとを備え、これらは、ウエスト部開口および脚部開口のペアを画定するために、2つの対向する長手方向側面縁に沿って互いに接合される。パンツ型吸収性物品は、使用に際して脚の間の着用者の股エリアを通って延在することが意図されている股部分を物品の部品内にさらに備える。吸収性物品は、尿、糞便、および月経液のような身体滲出液を吸収して含むために、着用者の皮膚に対して置かれることが意図されている。主に、使い捨て吸収性物品に関し、使い捨て吸収性物品は、使用後に吸収性物品として洗濯または復元または再使用されることが意図されていない物品を意味する。
【0078】
「留め構成要素」という用語は、再度留めることが可能な取り付けのエリアを画定する留め要素を指す。留め構成要素は、留め構成要素が分離されるまでウエスト部開口および脚部開口を閉ざされた構成へと再構成するために、吸収性物品の再取り付けを可能にする。類似して、「嵌合用留め構成要素」という用語は、再度留めることが可能な取り付けのエリアを画定し、別の留め構成要素と接続および協働するように構成された留め要素を指す。嵌合用留め構成要素は、留め構成要素が分離されるまでウエスト部開口および脚部開口を閉ざされた構成へと再構成するために、吸収性物品の再取り付けを可能にする。
【0079】
したがって、「嵌合用」という用語は、本明細書において、物品のパンツ型構成を形成する目的で協働および接続するように配置および構成された留め構成要素のペアを定義するために使用される。したがって、「嵌合用」という用語は、物品が閉ざされたパンツ型構成であるときに見られる嵌合用留め構成要素の配置を指す。
【0080】
閉鎖されたパンツ型構成では、第1の本体部分の縁部分は、閉ざされた囲まれた脚部開口および閉ざされたウエスト部開口を画定するために、第2の本体部分の縁部分に接合される。
【0081】
「再度留めることが可能な」という用語は、2つの要素の着脱可能な取り付けを指し、したがって、取り付けは、かなりの恒久的な変形または破裂なしで、分離され、その後で再取り付けされてよい。「着脱可能な取り付け」は、要素が、要素の一方または両方に加えられる分離力の非存在下で接続されたままである傾向があり、要素がかなりの恒久的な変形または破裂なしで分離が可能であるように接続された要素を指す。必要とされる分離力は、一般的には、物品を装着している間に遭遇される力を超えるべきである。
【0082】
「固定式に取り付けられる」という用語は、2つ以上の要素が吸収性物品の通常使用中に分離または接続解除されることが意図されていないように互いに取り付けられていることを指す。
【0083】
「フック」という用語は、本明細書で使用されるとき、別の要素いわゆる「ループ」部分を係合することが可能な任意の要素を指す。「フック」という用語は、その通常の意味における「フック」のみに限定されず、むしろ、一方向であろうと双方向であろうと、任意の形の係合要素を包含する。同様に、「ループ」という用語は、その通常の意味における「ループ」のみに限定されず、「フック」留め具と係合することが可能な任意の構造をも包含する。「ループ」材料の例は、不織材料のような線維性構造である。フック留め具は、たとえば、Velcro、USAから入手可能である。
【0084】
本開示のさらなる特徴および本開示に対する利点は、添付の特許請求の範囲および以下の説明を調べると明らかになるであろう。当業者は、本開示の範囲から逸脱することなく、以下において説明される実施形態以外の実施形態を作成するために本開示のさまざまな特徴が組み合わされてよいことを理解する。
【0085】
次に、添付の図面において示される例示的な実施形態を使用して、さらに説明される。
【図面の簡単な説明】
【0086】
【図1a】本開示によるパンツ型物品の正面斜視図の概略図である。
【図1b】本開示によるパンツ型物品の側面図の概略図である。
【図2a】図1aおよび図1bにおける物品の区域の拡大図である。第1の本体部分の外側長手方向縁部分のうちの1つは、長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成によって第2の本体部分の外側長手方向縁部分に相互接続されることが意図されている。
【図3a】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさまざまな実施形態を示す図である。
【図3b】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさまざまな実施形態を示す図である。
【図4a】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさまざまな実施形態を示す図である。
【図4b】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさまざまな実施形態を示す図である。
【図5a】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさまざまな実施形態を示す図である。
【図5b】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさまざまな実施形態を示す図である。
【図5c】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさまざまな実施形態を示す図である。
【図5d】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさまざまな実施形態を示す図である。
【図6a】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさまざまな実施形態を示す図である。
【図6b】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさまざまな実施形態を示す図である。
【図6c】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさまざまな実施形態を示す図である。
【図7a】コネクタを備える本体部分表面のさまざまな実施形態を示す図である。
【図7b】コネクタを備える本体部分表面のさまざまな実施形態を示す図である。
【図7c】コネクタを備える本体部分表面のさまざまな実施形態を示す図である。
【図8a】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさらなる実施形態を示す図である。
【図8b】第1のコネクタおよび/または第2のコネクタのさらなる実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0087】
次に、本開示の例示的な実施形態が示される添付の図面を参照しながら、以下でより十分に説明される。しかしながら、多くの異なる形で実施されてよく、本明細書においてに記載される例示的な実施形態に限定されると解釈すべきではない。むしろ、これらの徹底および完全性のために提供される。同じ参照文字は、説明全体を通して同じ要素を指す。
【0088】
図面の図1aでは、使い捨てパンツ型吸収性物品10の例示的な一実施形態が、組み立てられすぐに使用できる状態において概略的に示されている。以下の説明は、従来のパンツおむつの形をしたパンツ型吸収性物品に関してなされるが、パンツ型吸収性物品は、当技術分野において容易に知られているように、トレーニングパンツ、水泳パンツ、サニタリーパンツ、または失禁用パンツの形で提供されてもよい。本明細書で使用されるとき、したがって、「吸収性物品」は、体液を吸収することができ、使用者の生殖器および/または肛門の近傍に置かれるのに適切な任意の物品を意味する。吸収性物品は、一般的には、使い捨て物品である。したがって、パンツ型吸収性物品は、一般的には、使い捨てパンツ型吸収性物品である。しかしながら、例示的な実施形態の説明を簡単にするために、パンツ型吸収性物品は、単に吸収性物品、または物品としても示されることがある。
【0089】
次に図、特に図1aおよび図1bを参照すると、乳児または失禁する成人用のおむつの形をしたパンツ型吸収性物品の例示的な一実施形態が示されている。おむつは、1着のパンツのように着用者のウエストのまわりに装着されることが意図されている。パンツ型吸収性物品10は、長手方向X’と、横断方向Y’と、使用中に使用者に面する内表面12と、使用中に使用者から逸れた方を向く外表面18とを有する。
【0090】
さらに、物品10は、長手方向X’に見て、第1の本体部分150と、第2の本体部分160と、2つの脚部開口220、230を備える中間の股部分170とを備える。
【0091】
第1の本体部分150および第2の本体部分160は、物品の特定のエリアを指し、物品の他のエリアと連続的であり、これと同じ材料からなってもよいし、物品の他のエリアに接合された別個の材料片からなってもよい。パンツ物品の股部分170は、使用に際して脚の間の着用者の股エリアを通って延在することが意図されている物品の部品である。吸収性コアは、一般的には、股部分内に設置され、第1の本体部分150および第2の本体部分160へと延在する。一般的には、吸収性コアが、内側カバーシートと外側カバーシートとの間に設置される。
【0092】
第1の本体部分150および第2の本体部分160または吸収性コア領域の外部に置かれたそれらの部品は、股部分170とは異なる材料組成を有してよい。したがって、一実施形態によれば、吸収性コア領域の外部に置かれた第1の本体部分150および第2の本体部分160のエリアは、たとえば、側面12aに面する本体と側面18aに面する衣類とを有する積層材料から構成されてよいが、液体不透過性外側カバーシートおよび/または液体不透過性内側カバーシーのみが吸収性コア領域内に存在する。他の実施形態では、内側カバーシートと外側のカバーシートは、第1の本体部分150および第2の本体部分160内で、ならびに股領域170内で、同じである。第1の本体部分150および第2の本体部分160は各々、それぞれ第1の側方縁82、92および第2の側方縁84、94のペアと、それぞれ横断方向縁83および93とを有する。
【0093】
股部分170は、物品10の長手方向X’において第1の本体部分150と第2の本体部分160との間に延在する。
【0094】
第1の本体部分150および第2の本体部分160は各々、外側長手方向縁部分のペアを有する。したがって、第1の本体部分150は、対向する画定された外側長手方向縁部分5、5’を有する。外側長手方向縁部分5、5’は、本質的に、脚部開口から一般的には横断方向縁83によって画定されたウエスト部開口240まで長手方向X’において延在する。したがって、外側長手方向縁部分5、5’は、本質的に、横断方向Y’に見て、側方側面縁に最も近い、本体部分150の部品である。類似して、第2の本体部分160は、対向する画定された外側長手方向縁部分6、6’を有する。外側長手方向縁部分6、6’は、本質的に、脚部開口から一般的には横断方向縁93によって画定されたウエスト部開口240まで長手方向X’において延在する。したがって、外側長手方向縁部分6、6’は、本質的に、横断方向Y’に見て、側方側面縁に最も近い、本体部分160の部品である。
【0095】
第1の本体部分150の外側長手方向縁部分5、5’は、第1の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成および第2の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成180、180’によって第2の本体部分160の外側長手方向縁部分6、6’に相互接続されるように適合され、これは、以下でさらに説明される。
【0096】
図1aでわかるように、第1の本体部分150の外側長手方向縁部分5のうちの1つは、現在、第2の本体160に取り付けられていないが、他の外側長手方向縁部分5’は、第2の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成180、180’によって第2の本体部分160の外側長手方向縁部分6’に相互接続される。
【0097】
第1の本体部分150の両方の外側長手方向縁部分5、5’が、第1の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成および第2の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成180、180’によって第2の本体部分160の外側長手方向縁部分6、6’に相互接続されるとき、物品は、前述のウエスト部開口240と脚部開口220、230とを有するパンツ状形状を仮定する。
【0098】
図1aから集められ得るように、第1の再度留めることが可能な側面縫い目構成は、ウエスト部開口240から第1の脚部開口(220)まで延在する。類似して、第2の再度留めることが可能な側面縫い目構成は、ウエスト部開口240から第2の脚部開口230まで延在する。
【0099】
第1の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成および第2の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成は、図2aに関してさらに説明される。
【0100】
物品のタイプおよび構造のタイプに応じて、物品は、当技術分野においてよく知られているように、外側カバーアセンブリ、シャーシ、またはバックシートを備えてよい。したがって、第1の本体部分150、第2の本体部分160、および中間の股部分170は、外側カバーアセンブリを形成してよい。類似して、第1の本体部分150、第2の本体部分160、および中間の股部分170は、シャーシを形成してよい。
【0101】
さまざまな例示的な実施形態では、たとえば図1a〜図1bでわかるように、第1の本体部分150は、図面に示される実施形態では使用に際して着用者の胃の上に延在することが意図されている物品の部品である前面本体部分である。類似して、第2の本体部分160は、本明細書では、図示の実施形態では使用に際して着用者の背部の上に延在することが意図されている物品の部品である背面本体部分である。本体部分は、たとえば外側カバーアセンブリの部品であってよい。しかしながら、第1の本体部分が背面部分であってよく、第2の本体部分が前面部分であることも容易に考えられる。
【0102】
本明細書における例示的な実施形態の説明の理解を容易にするために、第1の本体部分は、以下では前面部分として示され、第2の本体部分は背面部分として示される。
【0103】
通常は他のカバーアセンブリの一部である中間の股部分170は、使用に際して脚の間の着用者の前エリアを通って延在することが意図されている物品の部品である。吸収性コアは、任意選択で、股部分170内に設置され、前面部分150および背面部分160へと延在する。
【0104】
で言及されたように、物品は、長手方向X’と、側方横断方向Y’とを有する。図1aに示される吸収性物品は、さらに、長手方向中心軸L’に関して対照的であってよい。物品は、当技術分野において容易に知られているように、積層構造の折り畳みによって形成されてよい。
【0105】
そのうえ、物品は、長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成180および180’を備える。一般的には、側面縫い目は、前面部分150および背面部分160の側方に最も外側の辺縁に沿って形成され、それによって、閉ざされたパンツ型おむつ、すなわち、ウエスト部開口と脚部開口のペアとを有する一体的物品を作製する。第1の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成および第2の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成が閉ざされる、または密閉されるとき、パンツ型おむつは、そのパンツ型構成をとる。第1の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成および第2の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成180、180’は、留め構成要素のセット(留め構成要素および嵌合用留め構成要素)によって閉ざされるまたは密閉される。
【0106】
すなわち、再度留めることが可能な側方縫い目構成180、180’の各1つは、第1の本体部分の外側長手方向縁部分に接着された留め構成要素11a、11bと、第2の本体部分の対応する外側長手方向縁部分に接着された嵌合用留め構成要素13a、13bと、を備える。
【0107】
したがって、第1の再度留めることが可能な側面縫い目構成180は、第1の本体部分150の外側長手方向縁部分5に接着された留め構成要素11aと、第2の本体部分160の対応する外側長手方向縁部分6に接着された嵌合用留め構成要素13aとを備える。
【0108】
類似して、第2の再度留めることが可能な側面縫い目構成180’は、第1の本体部分150の外側長手方向縁部分5に接着された留め構成要素11bと、第2の本体部分160の対応する外側長手方向縁部分6’に接着された嵌合用留め構成要素13b’とを備える。
【0109】
言い換えれば、本体部分150の側方側面縁82において、またはその近くに、第1の再度留めることが可能な側面縫い目構成180の第1の留め構成要素11aが設けられる。補足的な嵌合用留め構成要素13aは、本体部分160の側方側面縁92において、またはその近くに設けられる。類似して、本体部分150の側方側面縁82において、またはその近くに、第2の再度留めることが可能な側面縫い目構成180’の第2の留め構成要素11bが設けられる。補足的な嵌合用留め構成要素13bは、本体部分160の側方側面縁94において、またはその近くに設けられる。
【0110】
一般的には、厳密には必要とされないが、留め構成要素11a、11bは、第1の本体部分150の外側長手方向縁部分5、5’の内表面12に接着されるが、嵌合用留め構成要素13a、13bは、第2の本体部分160の外側長手方向縁部分6,6’の外表面18に接着される。このために、各再度留めることが可能な側面縫い目構成は、ラップ縫い目構成を形成する。しかしながら、留め構成要素および嵌合用留め構成要素が逆に配置されてよいこと、または留め構成要素および嵌合用留め構成要素のすべてが内表面12上に配置されてよいことが容易に理解されるべきである。
【0111】
物品を開くとき、留め構成要素および嵌合用留め構成要素は互いから分離されており、必要に応じてもう一度、再度留められてよい。再度留めることが可能な側面縫い目構成がパンツおむつの両方の側方側面に沿って設けられることがで説明および図示されているが、パンツおむつの一方の側のみが再度留めることが可能な側面縫い目構成を備えてよいが、第1の本体部分および第2の本体部分の対向する側面縁は、接着または超音波溶接などによって互いに固定式で取り付けられてよいことを理解されたい。
【0112】
さらなる実施形態では、前面部分および背面部分はそれぞれ、伸縮性側面パネルのペアを備えてよい。この例示的な実施形態では、伸縮性側面パネルのペアの各伸縮性側面パネルはそれぞれ、外側長手方向縁部分を構成してよい。
【0113】
図1a〜図1bに示されるように、および本明細書における他の図に関してさらに説明されるように、留め構成要素11a、11bおよび嵌合用留め構成要素13a、13bの各1つは、第1の機械的コネクタ構造51と、第2の機械的コネクタ構造52とを備える。前記第1の機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造は2つの対応する構造である。各機械的コネクタ構造は、前記他の機械的コネクタ構造との機械的相互接続を形成することが可能であり、同一の構造との機械的相互接続を形成することが不可能であり、1つの再度留めることが可能な側面縫い目構成の対応する留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、相互接続を形成するように前記第1の機械的コネクタ構造51および前記第2の機械的コネクタ構造52を介して機械的に接続可能である。したがって、再度留めることが可能な側面縫い目構成の対応する留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、パンツ型構成を形成するように相互接続を形成するように、前記第1の機械的コネクタ構造51および前記第2の機械的コネクタ構造52を介して機械的に接続可能である。この文脈では、再度留めることが可能な側面縫い目構成の対応する留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、第1の再度留めることが可能な側面縫い目構成を形成するように、留め構成要素11aの第1の機械的コネクタ構造51は嵌合用留め構成要素13aの第2の機械的コネクタ構造52aと相互接続し、留め構成要素11aの第2の機械的コネクタ構造52は嵌合用留め構成要素13aの第1の機械的コネクタ構造51aと相互接続することを意味する。類似して、第2の再度留めることが可能な側面縫い目構成を形成するように、留め構成要素11bの第1の機械的コネクタ構造51’は嵌合用留め構成要素13bの第2の機械的コネクタ構造52a’と相互接続し、留め構成要素11bの第2の機械的コネクタ構造52’は嵌合用留め構成要素13bの第1の機械的コネクタ構造51a’と相互接続する。
【0114】
このために、前記第1の留め構成要素11aは、前記第1の嵌合用留め構成要素13aと相互接続するように適合される。類似して、前記第1の嵌合用留め構成要素13aは、前記第1の留め構成要素11aと相互接続するように適合される。類似して、前記第2の留め構成要素11bは、前記第2の嵌合用留め構成要素13bと相互接続するように適合される。類似して、前記第2の嵌合用留め構成要素13bは、前記第2の留め構成要素11bと相互接続するように適合される。
【0115】
留め構成要素は、超音波溶接、接着、またはそれらの組み合わせなどの、当技術分野で知られているさまざまな方法において、本体部分(本明細書において、外側長手方向縁部分を指す)に接着されてよい。
【0116】
図2は、長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成180によって第2の本体部分160の外側長手方向縁部分6に相互接続されることが意図されている、図1aおよび図1bにおける物品10の区域、より具体的には、第1の本体部分150の外側長手方向縁部分5のうちの1つの拡大図である。で言及されたように、再度留めることが可能な側面縫い目構成は、第1の本体部分の外側長手方向縁部分に接着された留め構成要素11aと、第2の本体部分の対応する外側長手方向縁部分に接着された嵌合用留め構成要素13aとを備える。言い換えれば、再度留めることが可能な側面縫い目構成は、本体部分の外側長手方向縁部分に接着された留め構成要素および別の本体部分の対応する外側長手方向縁部分に接着された嵌合用留め構成要素によって形成される。
【0117】
このために、図1aおよび図1bに示される物品10は、図2における再度留めることが可能な側面縫い目構成を備え、この再度留めることが可能な側面縫い目構成では、第1の留め構成要素11aが本体部分150の外側長手方向縁部分5の表面12の上に配置され、嵌合用留め構成要素13aが本体部分160の外側長手方向縁部分6の表面18の上に配置される。
【0118】
留め構成要素11a、11bならびに嵌合用留め構成要素13aおよび13bは機械的コネクタである。機械的コネクタは、他の材料への望ましくない接続を作成しがちでないが、それら自体の間の安心な接続を提供するという利点を有する。したがって、機械的コネクタを使用することによって、物品の使用中にパンツ型構成を維持するために物品の側面縫い目の一般的な留めが容易になる。
【0119】
したがって、留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、ある本体部分の別の本体部分への外側縁領域を機械的に相互接続するのに特に適している。
【0120】
したがって、留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、側面縫い目が開くことができ、再閉可能であることを可能にするように構成され、これは、使用者が、物品の前記本体部分間の不適当な相互接続を意図せずに実行した場合、外側長手方向縁部分の位置を修正する可能性も提供する。
【0121】
図2の再度留めることが可能な側面縫い目構成180では、留め構成要素11aおよび嵌合用留め構成要素13aは各々、第1の機械的コネクタ構造51、51aと、第2の機械的コネクタ構造52、52aと、を備える。第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造51、51aおよび52、52aは2つの対応する構造であり、各構造は、他の構造との機械的相互接続を形成することが可能であり、同一の構造との機械的相互接続を形成することは不可能である。たとえば、第1の機械的接続構造はフックコネクタ構造であってよく、第2の機械的接続構造はループコネクタ構造であってよい。
【0122】
言い換えれば、留め構成要素11aに関して、前記留め構成要素は、第1の機械的コネクタ構造51と第2の機械的コネクタ構造52とを備え、各機械的コネクタ構造は、前記他の機械的コネクタ構造との機械的相互接続を形成することが可能であり、同一の構造との機械的相互接続を形成することは不可能である。類似して、嵌合用留め構成要素13aに関して、前記嵌合用留め構成要素は、第1の機械的コネクタ構造51aと第2の機械的コネクタ構造52bとを備え、各機械的コネクタ構造は、前記他の機械的コネクタ構造との機械的相互接続を形成することが可能であり、同一の構造との機械的相互接続を形成することは不可能である。
【0123】
これによって、再度留めることが可能な側面縫い目構成180の対応する留め構成要素11aおよび嵌合用留め構成要素13aは、相互接続を形成するように、前記第1の機械的コネクタ構造51、51aおよび前記第2の機械的コネクタ構造52、52aを介して機械的に接続可能である。この文脈において、相互接続は、閉ざされたまたは密閉された側面縫い目構成を指す。したがって、2つの再度留めることが可能な側面縫い目構成のすべての対応する留め構成要素および嵌合用留め構成要素が前記機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造を介して機械的に接続されるとき、物品は、そのパンツ型構成に形成される。
【0124】
で説明されたように、第1の機械的コネクタ構造は、第2の機械的コネクタ構造とは異なる。一例として、第1の機械的コネクタ構造はフックであり、第2の機械的コネクタ構造はループである。したがって、前記留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造は前記嵌合用留め構成要素の前記第2の機械的コネクタ構造と異なり、前記留め構成要素の第2の機械的コネクタ構造は前記嵌合用留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造と異なる。したがって、前記留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造は、前記嵌合用留め構成要素の前記第2の機械的コネクタ構造と相互接続するように適合され、前記留め構成要素の前記第2の機械的コネクタ構造は、前記嵌合用留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造と相互接続するように適合される。
【0125】
いくつかの変形態では、前記留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造51および前記第2の機械的コネクタ構造52は第1のパターンで配置され、前記嵌合用留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造51aおよび第2の機械的コネクタ構造52aは第2のパターンで配置される。前記第1のパターンおよび前記第2のパターンは、前記留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造51の少なくとも一部分が前記嵌合用留め構成要素の第2の機械的コネクタ構造52aの少なくとも一部分を鏡写しにし、前記留め構成要素の第2の機械的コネクタ構造52の少なくとも一部分が前記嵌合用留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造51aの少なくとも一部分を鏡写しにするように形成される。
【0126】
図2に示される例示的な実施形態では、前記留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造51および前記第2の機械的コネクタ構造52は第1のパターンで配置され、前記嵌合用留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造51aおよび第2の機械的コネクタ構造52aは第2のパターンで配置され、前記第1のパターンは前記第2のパターンの鏡像である。言い換えれば、前記留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造51および第2の機械的コネクタ構造52の配置は、前記嵌合用留め構成要素13aの第1の機械的コネクタ構造51aおよび第2の機械的コネクタ構造52aの配置の鏡像である。このようにして、留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造51および第2の機械的コネクタ構造52と嵌合用留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造51aおよび第2の機械的コネクタ構造52aは、2つの異なるコネクタ構造のエリア全体にわたって相互接続し、それによって、本体部分間の相互接続を最大まで増加させることが可能である。
【0127】
したがって、前面本体部分の留め構成要素たとえば11aは、背面本体部分の嵌合用留め構成要素たとえば13aが第1の機械的コネクタ構造と第2の機械的コネクタ構造とを備えるとすれば、ならびに、それぞれの留め構成要素上での対応するコネクタ構造の場所およびそれらの相対的向きが、対応するコネクタ構造が合わさって相互接続を形成するようなものであるとすれば、前記嵌合用留め構成要素に機械的に接続可能である。
【0128】
一般的には、厳密には必要とされないが、方向x’および方向y’に見て、一方の外側長手方向縁部分にある留め構成要素の拡張および向きは、方向x’および方向y’に見て、他方の外側長手方向縁部分にある嵌合用留め構成要素の拡張および向きに対応する。
【0129】
留め構成要素および嵌合用留め構成要素の幅はそれぞれ、横断方向yに見て、一般的には5mmから40mmの間である。留め構成要素および嵌合用留め構成要素の長さはそれぞれ、長手方向xに見て、一般的に、それが近くに取り付けられる本体パネルのそれぞれの側方縁の長さの少なくとも75パーセント、好ましくは前記長さの少なくとも90パーセントである。本体パネルのそれぞれの第1の側方縁および第2の側方縁に沿って短い間隔で配置された2つ以上の留め構成要素を有することが可能であろう。
【0130】
一般的に言えば、留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、さまざまな角度において接続するように構成されてよい。図面は、対応する嵌合用留め構成要素と合わさる本質的に同一の留め構成要素を全体的に示すが、留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、必ずしもパターン、形状、および/または外形に関して同一でなければならないとは限らないが、留め構成要素の幅、長さ、パターン、および/または形状は、嵌合用留め構成要素の幅、長さ、パターン、および/または形状と異なってよいことに留意されたい。
【0131】
で説明されさらに特に図2、図3a〜図8bに関して説明される留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、本明細書において明示的に述べられない限り、同様に、物品の再度留めることが可能な側面縫い目構成の嵌合用留め構成要素に組み込まれてよいことに留意されたい。さらに、図2、図3a〜図8bにおいて説明される例示的な実施形態のいずれか1つは、で言及されたように、図1aおよび図1bに関して説明される吸収性物品に組み込まれることが可能である。したがって、図2、図3a〜図8bに関して説明される留め構成要素の特徴、パターン、機能、例、および詳細は、図1a〜図1bに関して説明される物品内に導入(install)されてよいことが容易に理解されるべきである。
【0132】
たとえば図2および図3a〜図8bに示される、本明細書における例示的な実施形態では、留め構成要素および嵌合用留め構成要素11a、13aは両方とも、第1の機械的コネクタ構造51、51aと、第2の機械的コネクタ構造52、52aと、をそれぞれ備えることが想定される。
【0133】
いくつかの変形態では、留め構成要素の第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造51、52は、外側長手方向縁部分5または6の表面の上でパターンを形成するように配置されてよい。図3a〜図3b、図4a〜図4b、図5a〜図5cに関して説明される例示的な実施形態はすべて、第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造51、52が、秩序立てられたパターンを形成するように配置される例示的な実施形態である。
【0134】
いくつかの変形態では、パターンは、本体部分150の外側長手方向縁部分5または5’の各1つは、留め構成要素および嵌合用留め構成要素を介して本体部分160の外側長手方向縁部分6または6’の各1つに機械的に接続可能であるように適合されてよい。少なくとも、図3a〜図3bおよび図4a〜図4bに説明される変形態は、そのような使用に適合される。留め構成要素および嵌合用留め構成要素を介して本体部分160の外側長手方向縁部分6または6’の各1つに機械的に接続可能であるために、そのような接続を達成するために、依然として、外側長手方向縁部分(および留め構成要素および嵌合用留め構成要素)の向きに関する要件があり得ることに留意されたい。
【0135】
いくつかの変形態では、パターンは、それぞれの外側長手方向縁部分が互いに対してどのように向けられるかに関係なく、本体部分150の外側長手方向縁部分5または5’の各1つは、留め構成要素および嵌合用留め構成要素を介して本体部分160の外側長手方向縁部分6または6’の各1つに機械的に接続可能であるように適合されてよい。言い換えれば、同一の留め構成要素および嵌合用留め構成要素を一緒に設定しようとするときにすべての考えられる組み合わせが成功するので、接続システムは絶対安心である。図3a〜図3bは、留め構成要素および嵌合用留め構成要素のそのような変形態を示す。
【0136】
図3a〜図3b、図4a〜図4b、および図5a〜図5bでは、さまざまな留め構成要素が、長手方向軸Xおよび横断軸Yを参照しながら示されている。図は留め構成要素のみを示すが、軸は、物品の長手方向x’および横断方向y’に対して本質的に画定されることに留意されたい。
【0137】
で図に関して言及される説明は、同様に、例示的な実施形態のさまざまな嵌合用留め構成要素に適用可能であることが容易に考えられるべきである。
【0138】
一般的には、留め構成要素(および嵌合用留め構成要素)は各々、留め構成要素の長さに平行に、留め構成要素の幅に対して中央に延在する、長手方向中心軸Xを画定する。同様に、留め構成要素(および嵌合用留め構成要素)は各々、留め構成要素の幅に平行に、留め構成要素の長さに対して中央に延在する、横断方向中心軸Yを画定する。同じ説明は、外側長手方向縁部分の拡張および方向にも適用され得る。
【0139】
図3aは、第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造51、52によって形成されるパターンが前記長手方向中心軸Xに対して、および横断方向中心軸Yに対して非対称である留め構成要素11aの一変形態を示す。
【0140】
さらに、第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造51、52によって形成されるパターンは、長手方向中心軸Xの一方の側にある第1の構造51の各部分が、長手方向中心軸Xの他方の側にある第2の構造52の一部分を鏡写しにするようなものである。同様に、横断方向中心軸Yの一方の側にある第1の構造51の各部分は、横断方向中心軸Yの他方の側にある第2の構造52の一部分を鏡写しにする。
【0141】
これは、図3aに示される「チェス盤」にパターン化された留め構成要素11aをもたらす。
【0142】
鏡写しの第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造51、52を有する配置は、外側長手方向縁部分5、6の両方に適用されると前記本体部分の絶対安心な相互接続(閉ざされた、再度留めることが可能な側面縫い目構成)をもたらす留め構成要素をもたらす。コネクタが互いと合わさるとき、コネクタがどのような向きに位置するとしても、第1の構造51の各部分は常に第2の構造52の一部分に合わさり、前記部分間の相互接続がなされる。したがって、相互接続が作られる可能性は、2つのそのような外側長手方向縁部分がランダムに組み立てられる場合、100%である。
【0143】
図3bは、第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造51、52によって形成されるパターンが前記長手方向中心軸Xに対して、および横断方向中心軸Yに対して非対称である留め構成要素11aの別の変形態を示す。
【0144】
この場合、長手方向中心軸Xの一方の側では、第2のコネクタ構造52のみが現れる。長手方向中心軸Xの他方の側では、横断軸Yの上に見て交互するように配置され互いを鏡写しにする第1のコネクタ構造51の一部分と第2のコネクタ構造52の一部分とを備えるパターンがある。
【0145】
図示の配置では、長手方向中心軸Xの一方の側にある第1の構造51の各部分は、長手方向中心軸Xの他方の側にある第2の構造52の一部分を鏡写しにする。同様に、横断方向中心軸Yの一方の側にある第1の構造51の各部分は、横断方向中心軸Yの他方の側にある第2の構造52の一部分を鏡写しにする。したがって、留め構成要素も示されている。
【0146】
図3bは、そのようなコネクタを部分5、6の両方において備える留め構成要素間の絶対安心な相互接続という結果をもたらす。留め構成要素と嵌合用留め構成要素が互いと合わさるとき、留め構成要素および嵌合用留め構成要素がどのような向きにあるとしても、留め構成要素の第1の構造51の何らかの部分は常に嵌合用留め構成要素の第2の構造52の一部分に合わさり、相互接続がなされる。したがって、相互接続が作られる可能性は、2つのそのような外側長手方向縁部分がランダムに組み立てられる場合、100%である。
【0147】
図3bに示される実施形態では、第1の機械的コネクタ構造51のすべての部分が、留め構成要素および嵌合用留め構成要素のすべての可能な相対的な向きにおいて第2の機械的コネクタ構造52の一部分と合わさるとは限らないことがある。しかしながら、これは、留め構成要素と嵌合用留め構成要素との接続を保証するために必要とされない。したがって、図3bに示される配置は、図3aの配置の簡略化された変形態として認められてよい。
【0148】
2つのそのような留め構成要素と嵌合用留め構成要素との接続を絶対安心にするように、実際、長手方向中心軸Xの一方の側および横断方向中心軸Yの一方の側に置かれ、長手方向中心軸Xの他方の側にある第2の構造52の一部分および横断方向中心軸Yの他方の側の第2の構造52の別の部分を鏡写しにする、第1の構造51の少なくとも1つの部分を提供するために、図3bに示される留め構成要素に類似しているが、第1の構造51の単一部分のみを備える留め構成要素を提供することは十分であろう。
【0149】
図4aは、第1の機械的コネクタ構造51および第2の機械的コネクタ構造52が長手方向軸Xに対しては非対称的に配置されるが、横断軸Yに関しては対称的に配置される、留め構成要素の一例を示す。類似して、図4aは、第1の機械的コネクタ構造51aおよび第2の機械的コネクタ構造52bが長手方向軸Xに対しては非対称的に配置されるが、横断軸Yに関しては対称的に配置される、嵌合用留め構成要素の一例を示し得る。
【0150】
そのような配置は、一般に、留め構成要素と嵌合用留め構成要素との相互接続に関して提供する多機能性は低くなるが、それにもかかわらず、製造の容易さに寄与し得る。
【0151】
図4aにおける留め構成要素の例示的な長手方向軸Xの一方の側において延在し、前記軸Xの上でわずかに延在する第1のコネクタ構造51の一部分を備える。したがって、第2のコネクタ構造52の一部分は、長手方向軸Xからある距離のところに配置され、長手方向軸Xからさらに離れて延在する。第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造51、52の部分は両方とも、長手方向軸Xに沿って帯状に延在する。
【0152】
留め構成要素の第1のコネクタ構造51が嵌合用留め構成要素の第2のコネクタ構造52と合わさるように、同一の留め構成要素および嵌合用留め構成要素が互いに対して位置決めされる場合、図4aに示される留め構成要素は、同一の嵌合用留め構成要素に機械的に接続されてよい。したがって、両方の部分5、6において同一のそのような留め構成要素を備える再度留めることが可能な側面縫い目構成は、ランダムに向けられた場合、50%という、相互接続される可能性を示す。
【0153】
しかしながら、図4aにおける留め構成要素のたとえば図4bに示されるように、再度留めることが可能な側面縫い目構成の相互接続を容易にするために、別の構成要素とともに使用されてよい。図4bに示される留め構成要素は、長手方向軸Xに沿って延在する第1のコネクタ構造51の2つの部分を備える。第2のコネクタ構造52の一部分は、さらに、第1のコネクタ構造51の2つの部分の間に配置される。
【0154】
図4bの留め構成要素の第2のコネクタ構造52は、図4aにおける嵌合用留め構成要素の第2のコネクタ構造52に対して千鳥状の関係で配置される。したがって、図4bによる留め構成要素は、留め構成要素および嵌合用留め構成要素が互いに対してどのように向けられるかに関係なく、図4aによる嵌合用留め構成要素に接続可能である。
【0155】
したがって、再度留めることが可能な側面縫い目構成は、外側縁部分5の上に図4aによる留め構成要素11aと、外側縁部分6の上に図4bによる留め構成要素13aとを備えてよい。この場合、留め構成要素および嵌合用留め構成要素の2つの外側縁部分5、6間の相互接続を達成する可能性は、構成要素の相対的向きに関して関心をもたないとき、約75%になり得る。
【0156】
図3a〜図3bおよび図4a〜図4bの例によって理解されるように、各留め構成要素および各嵌合用留め構成要素の上に設けられた第1の機械的コネクタおよび第2の機械的コネクタを介した互いとの相互接続のために意図された留め構成要素および嵌合用留め構成要素のさまざまな設計および例示的な留め構成要素の第1の機械的コネクタおよび第2の機械的コネクタが嵌合用留め構成要素の第1の機械的コネクタおよび第2の機械的コネクタに機械的に接続可能であるように設けられてよい。
【0157】
この場合、各留め構成要素および各嵌合用留め構成要素の第1の機械的コネクタおよび第2の機械的コネクタは、同一であってもよい。あるいは、各留め構成要素および各嵌合用留め構成要素の第1のコネクタおよび第2のコネクタは、異なってもよい。
【0158】
別の選択肢は、第1の機械的コネクタと第2の機械的コネクタとを有する各留め構成要素および各嵌合用留め構成要素を提供することであり、第1の機械的コネクタおよび/または第2の機械的コネクタの外観は、ある本体部分の留め構成要素と別の本体部分の嵌合用留め構成要素との間で異なってよい。
【0159】
たとえば、ある本体部分の留め構成要素は第1のパターンを示してよく、別の本体部分の嵌合用留め構成要素は第2のパターンを示してよい。この場合、留め構成要素と嵌合用留め構成要素との接続可能性は、依然として十分なレベルの接続強度を提供しながら、異なってもよい。それにもかかわらず、適切なパターンと、パターン間の適切な変化を選択することによって、十分な数の接続可能性が得られることが保証され得る。
【0160】
図5aから図5dは、そのような実施形態に使用され得る留め構成要素および嵌合用留め構成要素のいくつかの変形態を示す。これらの変形態では、留め構成要素11aは、長手方向軸および横断軸X、Yに鑑みて対称的に配置される。第1のコネクタ構造51は、第2のコネクタ構造52によって占有される、長手方向軸Xに沿って延在する帯状エリアの上で離れて、留め構成要素11aによってまたがれるエリア全体の上に延在する。図5a〜図5dから、第2のコネクタ構造52の帯状エリアと長手方向軸Xとの距離が変化するので、第2のコネクタ構造52の帯状エリアの場所が図の変形態の間でどのように変化するかがわかるであろう。第2のコネクタ構造52を備えるエリアは、留め構成要素11aのエリアの上で「さまよう」と説明され得る。
【0161】
この目的で、例示的な実施形態によって示されるように、留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素の向きに関係なく、常に互いに接続可能である。しかしながら、留め構成要素が、別の、同一の嵌合用留め構成要素に接続可能である場合、たとえ2つの同一の構成要素が同様に向けられるときに合わさっても、接続が発生しないリスクがある。
【0162】
図5a〜図5dに関して説明される実施形態では、留め構成要素および嵌合用留め構成要素の異なるパターンが、選択されるパターンを制御された様式で変化させることによって得られる。そのような変形形態は、たとえば、留め構成要素および嵌合用留め構成要素を形成するための繰り返されるパターンを示す連続的なコネクタ材料を使用する場合、およびパターンの繰り返しが、選択された構成要素長さで均一に分割可能でない場合、起こる。この場合、コネクタ材料から切断された各留め構成要素および各嵌合用留め構成要素に対して、パターンは、パターンの繰り返しの長さと構成要素長さとの間の不一致に対応するある距離を「さまよう」。
【0163】
ランダムに選択または変化されたパターンを留め構成要素および嵌合用留め構成要素が備える他の実施形態が可能である。
【0164】
本体部分の外側長手方向縁部分5、6にある留め構成要素および嵌合用留め構成要素11a、13aを提供するために、数多くの代替形態が可能である。
【0165】
たとえば、第1の機械的コネクタ構造51が第1のコネクタ材料51’によって提供されてよく、他のコネクタ構造が第2のコネクタ材料52’によって提供される。
【0166】
図6aから図6cは、軸Yに沿った断面において見られる、留め構成要素および嵌合用留め構成要素のさまざまな変形態を示す。
【0167】
図6aは、第2のコネクタ材料52’が第1のコネクタ材料51’に取り付けられる一変形態を示す。次いで、第1のコネクタ材料51’は、接着剤、超音波溶接などによって、本体部分のそれぞれの部分5、6に取り付けられてよい。
【0168】
この変形態を使用して、図3aまたは図3bに示される留め構成要素または嵌合用留め構成要素などの留め構成要素または嵌合用留め構成要素の変形態は、連続的な第1のコネクタ材料片51’上への断続的な第2のコネクタ材料片52’の取り付けによって製造されてよい。
【0169】
別の変形態では、第1のコネクタ材料51’は、連続的な材料片として提供されてよい。第2のコネクタ材料52’は、貫通穴が形成される材料片として提供されてよい。次いで、第2のコネクタ材料52’は、第1のコネクタ材料51’の第1のコネクタ構造51が第2のコネクタ材料52’内の貫通穴を介してアクセス可能であるように、第1のコネクタ材料51’の上に加えられてよい。次いで、第1のコネクタ材料51’は、本体部分のそれぞれの外側長手方向縁部分に取り付けられてよい。
【0170】
たとえば、最後に言及された変形態によれば、貫通穴が切り取られた、連続的な第2のコネクタ材料片52’は、連続的な第1のコネクタ材料片51’の上に積層され、連続的なコネクタ材料片が第1の機械的コネクタ構造51と第2の機械的コネクタ構造52とを備え、これは、留め構成要素および嵌合用留め構成要素11a、11b、13a、13bを形成するために使用され得る、という結果になってよい。第1のコネクタ材料51’は、この場合、ループ材料であってよく、第2のコネクタ材料52’はフック材料であってよい。
【0171】
で言及された例では、貫通穴は、ランダムな変化を示す異なる留め構成要素または嵌合用留め構成要素を提供するように、ランダムに切り取られてよい。
【0172】
あるいは、貫通穴は、選択されたパターンで切り取られてよい。選択されたパターンを備えるコネクタ材料は、同一の留め構成要素および嵌合用留め構成要素を形成するために使用されてもよいし(たとえば、パターンの繰り返しが、留め構成要素および嵌合用留め構成要素の長さで均一に分割可能である場合)、または異なる留め構成要素および嵌合用留め構成要素を形成するために使用されてもよい(たとえば、パターンの繰り返しが、留め構成要素および嵌合用留め構成要素の長さで均一に分割可能でない場合)。
【0173】
図6bは、留め構成要素11aがキャリア材料53を備え、その上に前記第1のコネクタ材料および第2のコネクタ材料51’、52’が取り付けられる一変形態を示す。キャリア材料53は、一般的には、本体部分のそれぞれの外側長手方向縁部分5、6に取り付け可能である。
【0174】
図6aおよび図6bによって例示される変形態は、本体部分の外側長手方向縁部分5、6の製造後、そのすぐ上に形成されてよい。
【0175】
図6cは、第1の機械的コネクタ構造51および第2の機械的コネクタ構造52が単一の連続的コネクタ材料によって提供される留め構成要素の一実施形態を示す。そのような材料は、機械的コネクタ構造51、52がそれから延在するバッキング55を備えてよい。
【0176】
図6aから図6cの例では、留め構成要素は、本体部分の外側長手方向縁部分5または6に取り付けられ得る連続的な材料片を形成する一体的留め構成要素として示されている。当然のことながら、一体的留め構成要素の他の変形態が考えられる。
【0177】
しかしながら、留め構成要素はまた、本体部分の外側長手方向縁部分5または6の上に断続的に配置されたコネクタ構造材料の1つまたはいくつかの別個の材料片の取り付けによって形成されてよい。この場合、留め構成要素は、断続的な留め構成要素として説明されてよい。類似して、嵌合用留め構成要素は、本体部分の嵌合用外側長手方向縁部分の上に断続的に配置されたコネクタ構造材料の1つまたはいくつかの別個の材料片の取り付けによって形成されてもよい。この場合、嵌合用留め構成要素は、断続的な嵌合用留め構成要素として説明されてよい。
【0178】
そのうえ、いくつかの変形態によれば、再度留めることが可能な側面縫い目構成の各1つは、第1の本体部分の外側長手方向縁部分に接着された留め構成要素のセットを備えてよい。留め構成要素のセットは、一般的には、長手方向に見て離間して配置された複数の留め構成要素を備える。さらに、またはあるいは、複数の留め構成要素は、横断方向に見て離間して配置されてよい。
【0179】
類似して、再度留めることが可能な側面縫い目構成の各1つは、第2の本体部分の対応する外側長手方向縁部分に接着された嵌合用留め構成要素のセットを備えてよい。嵌合用留め構成要素のセットは、一般的には、長手方向に見て離間して配置された複数の嵌合用留め構成要素を備える。さらに、またはあるいは、複数の嵌合用留め構成要素は、横断方向に見て離間して配置されてよい。
【0180】
図7aによって示されるように、留め構成要素11aは、外側長手方向縁部分5全体の上に本質的に延在するように配置されてよい。図7a〜図7cは、さまざまな変形態の説明および図示を簡単にするように、物品の本体部分の外側長手方向縁部分の切欠図を示すに過ぎないことに留意されたい。
【0181】
留め構成要素が一体的留め構成要素である場合、たとえば、図6aから図6cの例によれば、これは、外側長手方向縁部分5における本体部分表面全体が留め構成要素11aによって覆われることを意味する。留め構成要素11aが、いくつかの別個の材料片を備える場合、外側長手方向縁部分5における本体部分表面(ウェブ材料)は、コネクタ構造の別個の材料片の間で見えてよい。
【0182】
あるいは、留め構成要素は、外側長手方向縁部分の長さLまたは幅Wの一部分の上にのみ延在してよい。
【0183】
図7bは、留め構成要素11aが外側長手方向縁部分5の長さLの一部分の上および幅Wの一部分の上にのみ延在する配置を示す。この場合、留め構成要素11aは、前記幅および長さに鑑みて(および、したがって、前記長手方向および前記横断方向軸X、Yに鑑みて)中央に配置される。
【0184】
図7cは、留め構成要素11aが外側長手方向縁部分5の長さL全体の上に延在するが、幅Wの一部分の上にしか延在しない配置を示す。留め構成要素11aは、前記幅および長さに鑑みて(および、したがって、前記長手方向および前記横断方向軸X、Yに鑑みて)中央に配置される。
【0185】
本体部分の端表面すなわち外側長手方向縁部分上の留め構成要素の中央配置は、1つの本体部分の外側長手方向縁部分の上に配置された留め構成要素と他の本体部分の外側長手方向縁部分の上に配置された嵌合用留め構成要素が制御された様式で合わさることを保証するために使用されてよい。この場合、長手方向軸および/または横断軸に対する第1の表面構造および/または第2の表面構造の任意の所望の非対称性は、留め構成要素に対する表面構造の配置によって得られる。
【0186】
しかしながら、変形態が考えられ、長手方向軸および/または横断軸に対する第1の表面構造および/または第2の表面構造の任意の所望の非対称性が、本体部分の外側長手方向縁部分上での留め構成要素の非対称的な配置によって少なくとも部分的に得られる。
【0187】
本体部分の外側長手方向縁部分5に対する留め構成要素11aの取り付けは、直接的または間接的に実行されてよい。有利には、取り付けは、たとえば接着によって、または接着性ステッカーとしての留め構成要素の提供によって実行される、接着性取り付けであってよい。あるいは、外側長手方向縁部分に対する留め構成要素の取り付けは、超音波接着を形成するために、超音波溶接によって実行されてよい。
【0188】
留め構成要素11aおよび嵌合用留め構成要素13aは各々、2mm未満、好ましくは1mm未満、最も好ましくは0.6mmの高さを有してよい。高さは、たとえばバッキング材料などを含めて、コネクタ全体を含むことができる。
【0189】
留め構成要素と嵌合用留め構成要素との間の剪断力は、相互接続されるとき、相互接続の強度を反映する。留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、接続時に相互接続が、物品がそのパンツ型構成において使用可能であるときに必要とされる力に抵抗することが可能であるように選択されるべきである。
【0190】
再度留めることが可能な側面縫い目構成、留め構成要素、および嵌合用留め構成要素のさまざまな例が、互いと、および/または例のいずれか1つに関して説明される特徴と組み合わされてよいことが理解される。
【0191】
必要に応じて、第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造によって形成されるパターンは、物品の使用中に快適で安心な閉ざされた再度留めることが可能な側面縫い目構成を形成するように、適切な留めを示すための視覚的しるしとして使用されてよい。そのようなしるしは、特に、物品ならびにその留め構成要素および嵌合用留め構成要素が相互接続のより高い可能性を提供するように適合されるときに有用であり得る。
【0192】
本明細書において提案されるさまざまな留め構成要素および嵌合用留め構成要素は、必要に応じて使用者または介護者が物品を開いて再度閉じるように設計された再度留めることが可能な側面縫い目構成のセットを有する再閉可能なパンツ型吸収性物品などの再閉可能な吸収性物品に特に有用である。
【0193】
物品の本体部分間の相互接続を達成するために留め構成要素および嵌合用留め構成要素をどのようにして提供するかについて説明するの開示に鑑みて、物品が、取り扱いの安全性および容易さに関して改善された再度留めることが可能な側面縫い目構成を備えることが理解されよう。特に、で図に関して説明されたように、各留め構成要素および各嵌合用留め構成要素上に2つのタイプの機械的コネクタ構造を有するによって提供される機械的な相互接続は、使用中に着用者のまわりでパンツ型吸収性物品の不十分な留めを有することのリスクを最小にすることに寄与する。不十分な留めは、物品の不十分なフィットおよび漏出のリスクの増加という結果になることが多いので、本開示の例示的な物品の使用中の漏出のリスクを減少させながら、物品の全体的なフィットに対する肯定的な影響も有することがある。留め構成要素および嵌合用留め構成要素の各1つが第1の機械的コネクタ構造と第2の機械的コネクタ構造の両方を備えることにより、フック材料を備える留め構成要素とループ材料を備える嵌合用留め構成要素とを有する既知の側方縫い目構成を鑑みて、縫い目の接続エリアの数およびタイプが増加されるので、再度留めることが可能な側方縫い目構成の剥離強度および剪断強度は、密封されると、さらに改善される。
【0194】
適切な留め構成要素を提供するために第1のコネクタ構造および第2のコネクタ構造によって形成されるさまざまなパターンが設計されてよく、そのようなパターンは、さまざまな様式で組み合わされてよい。図示の例において与えられるパターンのうちのいくつかは、第1のコネクタ構造または第2のコネクタ構造を備える連続的な方形エリアを示すが、パターンは、当然のことながら、任意の所望の形状、たとえば、円形、三角形、半円形などを有する、他の断続的なまたは連続的なエリアによって形成されてよい。
【0195】
一例として、図8aは、第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造51、52がそれぞれ直角三角形として提供される、三角形の形状をした留め構成要素の例示的な一実施形態を示す。
【0196】
図8bは、第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造51、52がそれぞれ半円として提供される、円の形状をした留め構成要素の別の例示的な実施形態を示す。図8aおよび図8bに示される形状は嵌合用留め構成要素の形状としても使用されてよいことが容易に理解されるべきである。したがって、留め構成要素および嵌合用留め構成要素、ならびに機械的コネクタのパターンは、物品の設計、使用法、および機能に応じて、いくつかの異なる形および形状で提供されてよいことに留意されたい。
【0197】
たとえば、シャーシを形成する本開示の不織材料層またはウェブは、たとえば、スパンボンド不織布、エアレイド不織布、湿式不織布、カード式不織布、エレクトロスピニング不織布、またはメルトブロー不織布から選択されてよい。不織材料は、複数の技法によって、たとえば、ニードリング、水流交絡法、または熱接着によって接着されてよい。開示の製品の不織材料は、天然材料と合成材料の混合物である。天然繊維は、たとえば、セルロース繊維、または再生セルロースからの繊維である。
【0198】
本明細書において説明される本開示のすべての例示的な実施形態では、物品10は、一般的には、内側トップシート(図1aには示されず)をさらに備えることに留意されたい。トップシートとは、おむつの使用に際して着用者の皮膚と接触するまたは少なくとも皮膚に面するシートである。物品は、ウエスト部閉じ込めポケットと、伸縮性をもたせた脚部開口、すなわち、脚部開口、脚部開口、脚部ゴム、および脚部ゴムも備えてよい。しかしながら、そのような構造上の特徴は当技術分野においてよく知られているので、これらの特徴は、さらに詳細に説明されない。物品は、漏出に対する改善された安心性を提供するために、いわゆる隆起したバリアカフス(図示されず)によっても提供されてよい。これらの隆起したバリアカフスは、いくつかの例では、脚部ゴムを置き換えてよい。
【0199】
おむつ構造の別の代替実施形態では、通常は伸縮性をもたせた材料からなる、側面パネルは、より快適なウエスト部開口を形成するために、前面部分および背部部分の上に設けられてよい。各側面パネルは、前面部分に隣接する第1の側面パネル部分、および背部部分に隣接する第2の側面パネル部分から構成される。各側面パネルは、留め手段、たとえば、前面部分の外側いわゆるランディングゾーンにある捕捉的な機械的留め手段と協働することが意図された、フック部材またはループ部材の形をした機械的留め手段を有してよい。
【0200】
一般的には、前面パネルの外側カバーアセンブリの外部表面全体は、ループ材料として機能する不織材料を備えてもよいし、またはループ材料の別個のストリップが、ランディングゾーンを形成する前面パネルの外部表面に取り付けられてもよい。
【0201】
おむつ10を構成する材料は、そのような製品に一般に使用される材料のいずれかから選択されてよく、再生可能資源からの環境にやさしい材料および/または生分解性材料を含んでよい。一例として、トップシートすなわち液体透過性層は、適切には、不織材料から作製されてよい。別の考えられる材料は、多孔プラスチックである。特に、トップシートの材料は、好ましくは、おむつが装着されているときの乾燥状態および柔らかさなどの特性を示す材料から選択される。そのようなトップシートは、当技術分野では従来から知られており、環境が示すように、特定の制限なしに使用されてよい。吸収性コア40は、通常、液体透過性トップシートと液体不透過性外側カバーアセンブリの間に入れられる。吸収性コア40は、使い捨て吸収性物品10の長手方向Xにおいて前面部分150と背面部分160との間に延在し、前面部分および背面部分150、160に接合されてよい。しかしながら、吸収性コア40は、必要に応じて、前面部分および背面部分150、160のうちの一方のみに接合されてもよいし、または股部分170にのみ接合されてもよい。適切には、少なくとも股部分170は、前面部分150と背面部分160の間に延在する。しかしながら、股部分170が存在しない場合、吸収性コアは、前面部分150と背面部分160の間に延在し、それらに接合されなければならない。吸収性コア40は、任意の従来の種類のものであってよい。
【0202】
一般に生じる吸収性材料の例は、要件が示すように、セルロースフラフパルプ、組織層、高吸収性ポリマー(いわゆる超吸収性ポリマーすなわちSAP)、吸収性フォーム材料、吸収性不織材料など、ならびに、圧縮されたまたは圧縮されていない、それらの混合物および/または積層体である。さらに、吸収性コアの大きさおよび吸収容量は、乳児用または失禁する成人用などのさまざまな使用法に適するように変化されてよい。吸収性コアのそばに、おむつは、体液のすばやい輸送のための流体捕捉層などの他の層も備えてよい。この流体捕捉層は、開放多孔性構造を有し、ある量の流体をすばやく受け入れて一時的に貯蔵し、それをさらに下にある吸収性コアに輸送することが可能であるべきである。外側カバーアセンブリ20は、たとえば、少なくとも第1の不織層と、内側液体不透過性フィルム層とを備えてよい(図示せず)。外側カバーアセンブリ20は、複数構成要素外側カバー、シャーシ、またはバックシートとも呼ばれることがある。外側カバーアセンブリは、使用に際して、その衣類に面する側面上で吸収性コア40を覆う。トップシート30および外側カバーアセンブリ20は、一般に、平面内に類似の拡張を有するが、吸収性コア40は、やや小さい拡張を有する。トップシート30および外側カバーアセンブリ20は、吸収性コアが、トップシート30およびよりきれいなカバーアセンブリ20によって形成されるエンベロープ内に入れられるように、吸収性コアの周囲のまわりで互いに接合される。トップシート30および外側カバーアセンブリ20は、当技術分野において一般的な任意の手段、たとえば超音波溶接、熱溶接、または接着によって、互いに接合されてよい。
【0203】
外側カバーアセンブリ材料は、依然として液体が吸収性コアを通過することを防止しながら蒸気が吸収性コアから逃げることを可能にするように、通気性であってよい。通気性材料の例は、微孔性ポリマーフィルム、スパンボンド層およびメルトブロー層からの不織布積層体、微孔性ポリマーフィルムおよび不織材料からの積層体である。吸収性コア40の外部の外側カバーアセンブリ20のエリアは、積層構造を形成するために互いに接合されたトップシートおよび外側カバーアセンブリから形成されてよい。あるいは、少なくとも吸収性コアエリアの外部の外側カバーアセンブリの部分は、快適さおよび通気性を提供する別のウェブ材料から作製される。で言及されたように、外側カバーアセンブリ20は、薄いプラスチックフィルム、たとえばポリエチレンフィルムまたはポリプロピレンフィルムなどの、液体不透過性フィルム層80を備えてよい。この液体不透過性フィルム層は、少なくとも、その衣類に面する側面上で吸収性コアを覆うべきである。液体不透過性フィルム層も通気性であってよい。水分/湿度構成が減少するまたは完全に回避されるので、これによって、着用者にとっての高度の快適さが可能になる。
【0204】
外側カバーアセンブリ20は、第1の不織層をさらに備える。外側カバーアセンブリ20は、股部分170においてパンツおむつの外部に露出され、おむつの装着時に着用者の皮膚と接触することがあるので、第1の不織層は、好ましくは、プラスチックフィルム表面と接触して感じられ得るべた付きを回避するために、織物または織物状の外表面を有する。織物または織物状の外表面はまた、通常の下着に対するパンツおむつまたは他のパンツ衣類の類似性を高めるという理由のために好ましい。第1の不織層は、好ましくは、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、スパンレース不織布、水流交絡不織布、湿式不織布、またはカード式接着(carded bonded)不織布である。不織材料の繊維は、天然(たとえば、レーヨン繊維またはセルロース繊維)であってもよいし、または人工(たとえば、ポリオレフィン繊維、たとえばポリエチレン繊維またはポリプロピレン繊維などのポリマー繊維)であってもよい。第1の不織層は、伸縮性であってもまたは非伸縮性であってもよく、好ましくは、少なくとも1つの不織層を備えるまたはこれからなる。第1の不織層は、SMS(スパンボンド−メルトブロー−スパンボンド)複合材料などの、2つ以上の不織層の積層体すら備えてよい。第1の不織層は、使い捨てパンツ型衣類のためのシャーシの一部を形成してよい。第1の不織層は、適切には、空気透過性であるべきである。高度の漏出安心性を保証するために、吸収性物品は、好ましくは、吸収性物品がゆるくならないまたは使用者の身体から滑り落ちないような方法で使用者の身体にぴったりとフィットするように設計される。
【0205】
外側カバーアセンブリ20は、たとえば、ウエスト部開口240から並行に配置されたいくつかの伸縮性糸を備えることが可能である。伸縮性糸は、好ましくは、以前に説明されたように、脚部開口220および230に向けて配置される。このようにして、吸収性物品は、良好な漏出安心性を可能にするより快適なフィット性を備える。したがって、いくつかの例示的な実施形態では、いわゆるウエスト部伸縮性をともに形成する複数の伸縮性部材は、弛緩することが可能であるときにウエスト帯において不織材料を収縮させ、したがって不織材料を集めることができるように、張力がかけられた状態において外側カバーアセンブリ20の幅にわたって固定式で設置されてよい。使い捨てパンツおむつの一図1aに示される構成では、ウエスト部伸縮性を有する必要はない。ウエスト部伸縮性は、完全になくてもよいし、または前面部分150および背面部分160のうちの一方のみの上に配置されてもよい。ウエスト部伸縮性は、前面ウエスト縁および/または背面ウエスト縁の中央区域に沿ってなど、ウエスト部開口240の一部のみに沿って延在してよい。外側カバーアセンブリ20は、好ましくは、股エリアにおいて非伸縮性である。外側カバーアセンブリは、本体の伸縮性をさらに備えてよい。本体の伸縮性は、外側カバーアセンブリが伸縮性をもたされるように、たとえば、伸縮性要素が層を通って延在するとき、本体部分のいくつかの材料層のうちの1つと統合されてよい。伸縮性部材は、部分150および160にわたって均一または非均一に離間されてよく、同じまたは異なる張力がけ(tensioning)が加えられた可能性がある、伸縮性ストリングまたは帯であってよい。しかしながら、本体の伸縮性は不可欠ではなく、省略されてもよいし、または特殊目的に適するとわかるような他の方法で設計されてもよい。したがって、本体の伸縮性は、前面本体部分150および背面本体部分160のうちの1つのみに適用されてよく、湾曲した伸縮性要素を含んでもよいし、またはこれからなってもよい。本体の伸縮性は、吸収性コアの一部にわたって延在してよい。しかしながら、吸収性物品の外側カバーアセンブリが伸縮性をもたされたときに吸収性コアにしわが寄ることを防止するために、伸縮性糸または伸縮性材料が吸収性物品の上部部分の上にのみ延在することを可能にすることが一般的である。したがって、伸縮性糸は、一般的には、ウエスト部開口から吸収性コアまでのみに延在し、吸収性コアの上では延在しない。
【0206】
代替例では、前面部分および背面部分(または外側カバーアセンブリ)は、外側カバーアセンブリが伸縮性をもたされるように、伸縮性フィルム材料(図示されず)を備える。
【0207】
で言及されたように、前面部分150および後面部分160の大部分は、あるいは、非伸縮性材料から作製されてよく、伸縮性をもたせた側面パネルが、前面部分と後面部分の橋渡しをするエリアにおいて吸収性物品の側面内に設けられてよい。
【0208】
「不織」という用語は、性質に関して一方は紙および厚紙のグループと他方は織物との間に置かれる広範囲の製品に適用される。不織布に関して、エアレイド法、湿式法、スパンレース法、スパンボンド法、メルトブロー法などの、多数の非常に多様な生産プロセスが使用される。繊維は、現場で生産される合成繊維として、無端繊維、もしくは無限の長さを有する前もって製作された繊維の形をとってもよいし、または短繊維の形をとってもよい。あるいは、繊維は、天然繊維から作製されてもよいし、または合成繊維および天然繊維のブレンドから作製されてもよい。
【0209】
「吸収性物品」によって、尿および/または血液などの体液を吸収するまたはこれを吸収するように適合された物品が意味される。
【0210】
の図に関連したさまざまな変形態、代替形態、および例示的な実施形態の説明は、留め構成要素に関し、時には留め構成要素11aに関するが、前記説明は、で明示的に述べられない限り、物品の留め構成要素および嵌合用留め構成要素のすべてに適用可能である。さらに、一変形態、一代替形態、または例示的な一実施形態が留め構成要素11aおよび嵌合用留め構成要素13aに関して説明されるとき、前記変形態、前記代替形態、または前記例示的な同様に、で明示的に述べられない限り、物品の留め構成要素11bおよび嵌合用留め構成要素13bにも適用可能であってよいことが容易に理解されるべきである。
【0211】
特許請求の範囲において言及される参照符号は、特許請求の範囲によって保護される物の範囲を制限すると見なされるべきでなく、参照符号の唯一の機能は、特許請求の範囲をより理解しやすくすることである。
【0212】
了解されるように、すべて添付の特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、さまざまな客観的な点において修正形態が可能である。したがって、図面およびそれに対する説明は、本質的に例示的と見なされるべきであり、限定的と見なされるべきではない。本吸収性物品およびその構成要素は、開示の特定の形態に制限されることを意図するものではないことを理解されたい。むしろ、本吸収性物品およびその構成要素は、特許請求の範囲に含まれるあらゆる修正形態、等価物、および代替形態を含むことを意図する。本吸収性物品およびその構成要素は、開示の実施形態およびその変形態からの特徴を組み合わせることによって形成され得る実施形態を含むことをさらに意図するものである。
【符号の説明】
【0213】
5 外側長手方向縁部分、部分、外側縁部分
5’ 外側長手方向縁部分、部分
6 外側長手方向縁部分、部分、外側縁部分
6’ 外側長手方向縁部分
10 使い捨てパンツ型吸収性物品、パンツ型吸収性物品、物品、使い捨て吸収性物品
11a 留め構成要素、第1の留め構成要素
11b 第2の留め構成要素、留め構成要素
12 内表面、表面
12a 側面
13a 嵌合用留め構成要素、第1の嵌合用留め構成要素、留め構成要素
13b 嵌合用留め構成要素、第2の嵌合用留め構成要素
13b’ 嵌合用留め構成要素
18 外表面、表面
18a 側面
20 外側カバーアセンブリ、カバーアセンブリ
30 トップシート
40 吸収性コア
51 第1の機械的コネクタ構造、第1のコネクタ構造、第1の構造、機械的コネクタ構造
51’ 第1のコネクタ材料、第1のコネクタ材料片、第1の機械的コネクタ構造
51a 第1の機械的コネクタ構造
51a’ 第1の機械的コネクタ構造
52 第2の機械的コネクタ構造、第2のコネクタ構造、第2の構造、機械的コネクタ構造
52’ 第2のコネクタ材料、第2のコネクタ材料片、第2の機械的コネクタ構造
52a 第2の機械的コネクタ構造
52a’ 第2の機械的コネクタ構造
52b 第2の機械的コネクタ構造
53 キャリア材料
55 バッキング
80 液体不透過性フィルム層
82 側方側面縁
82 第1の側方縁
83 横断方向縁
84 第2の側方縁
92 第1の側方縁、側方側面縁
93 横断方向縁
94 第2の側方縁、側方側面縁
150 第1の本体部分、本体部分、前面部分、部分、前面本体部分
160 第2の本体部分、本体部分、第2の本体、背面部分、後面部分、背面本体部分
170 股部分、股領域
180 第1の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成、長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成
180’ 第2の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成、長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成
220 脚部開口
230 脚部開口、第2の脚部開口
240 ウエスト部開口
L’ 長手方向中心軸
X 長手方向中心軸、長手方向軸、軸、長手方向
X’ 長手方向
Y 横断方向中心軸、横断方向中心軸、横軸、軸、横断方向軸
Y’ 横断方向、側方横断方向
b 距離
x 方向、長手方向
x’ 方向、長手方向
y 方向、横断方向
y’ 方向、横断方向
【図1a】
【図1b】
【図2a】
【図3a】
【図3b】
【図4a】
【図4b】
【図5a】
【図5b】
【図5c】
【図5d】
【図6a】
【図6b】
【図6c】
【図7a】
【図7b】
【図7c】
【図8a】
【図8b】
【手続補正書】
【提出日】2017年8月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パンツおむつ、トレーニングパンツ、水泳パンツ、サニタリーパンツ、または失禁用パンツなどのパンツ型吸収性物品(10)であって、長手方向(x’)と、横断方向(y’)と、使用中に使用者に面する内表面(12)と、使用中に前記使用者から逸れた方を向く外表面(18)とを有し、前記長手方向(x’)に見て、
第1の本体部分(150)と、第2の本体部分(160)と、2つの脚部開口(220、230)を備える中間の股部分(170)とを備え、前記股部分(170)が、物品(10)の前記長手方向(X’)において前記第1の本体部分(150)と前記第2の本体部分(160)との間に延在し、前記第1の本体部分(150)の外側長手方向縁部分(5、5’)が、第1の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成および第2の長手方向の再度留めることが可能な側面縫い目構成(180、180’)によって前記第2の本体部分(160)の外側長手方向縁部分(6、6’)に相互接続されるように適合され、
前記再度留めることが可能な側面縫い目構成の各1つが、前記第1の本体部分の外側長手方向縁部分に接着された留め構成要素と、前記第2の本体部分の対応する外側長手方向縁部分に接着された嵌合用留め構成要素とを備え、
前記留め構成要素(11a、11b)および前記嵌合用留め構成要素(13a、13b)の各1つが第1の機械的コネクタ構造と第2の機械的コネクタ構造とを備え、各機械的コネクタ構造が、他方の機械的コネクタ構造との機械的相互接続を形成することが可能であり、同一の構造との機械的相互接続を形成することが不可能であり、それによって、各再度留めることが可能な側面縫い目構成の対応する留め構成要素および嵌合用留め構成要素が、パンツ型構成を形成するように相互接続を形成するために前記第1の機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造を介して機械的に接続可能であり、
前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素のうちのいずれか1つが、繰り返されるパターンを示し、各々が長さと幅とを有し、
嵌合用留め構成要素および前記留め構成要素の各1つが長さを有し、長手方向中心軸(x)が前記長さに沿って画定され、前記第1のコネクタ構造および前記第2のコネクタ構造(51、52)によって形成される前記パターンが、前記長手方向中心軸(X)の一方の側にある前記第1の構造(51)のすべての部分が、前記長手方向中心軸(X)の前記他方の側にある前記第2の構造(52)の一部分を鏡写しにするようなものであり、
横断方向中心軸(y)が各留め構成要素および嵌合用留め構成要素の前記幅に沿って画定され、前記第1のコネクタ構造および前記第2のコネクタ構造(51、52)によって形成される前記パターンが、前記横断方向中心軸(Y)の一方の側にある前記第1の構造(51)のすべての部分が、前記横断方向中心軸(Y)の他方の側にある前記第2の構造(52)の一部分を鏡写しにするようなものである、物品(10)。
【請求項2】
各再度留めることが可能な側面縫い目構成ごとに、前記留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造(51)および前記第2の機械的コネクタ構造(52)が第1のパターンで配置され、前記嵌合用留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造(51a)および前記第2の機械的コネクタ構造(52a)が第2のパターンで配置され、前記第1のパターンおよび前記第2のパターンが、留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造(51)の前記の少なくとも一部分が前記嵌合用留め構成要素の前記第2の機械的コネクタ構造(52a)の少なくとも一部分を鏡写しにし、前記留め構成要素の前記第2の機械的コネクタ構造(52)の少なくとも一部分が前記嵌合用留め構成要素の前記第1の機械的コネクタ構造(51a)の少なくとも一部分を鏡写しにするように形成される、請求項1に記載の物品。
【請求項3】
前記第1のパターン全体が前記第2のパターン全体の鏡像である、請求項2に記載の物品。
【請求項4】
方向xおよび方向yに見て、前記第1の本体部分の前記外側長手方向縁部分上での前記留め構成要素の拡張および向きが、前記方向xおよび前記方向yに見て、前記第2の本体部分の前記外側長手方向縁部分上での前記嵌合用留め構成要素の拡張および向きに対応する、請求項1から3のいずれか一項に記載の物品。
【請求項5】
前記第1の機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造(51、52)のうちの一方がフックを備え、前記第1の機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造(51、52)のうちの他方がループを備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の物品。
【請求項6】
前記第1のコネクタ構造および前記第2のコネクタ構造(51、52)のうちの一方が第1のタイプのフックを備え、前記第1のコネクタ構造および前記第2のコネクタ構造(51、52)のうちの他方が第2のタイプのフックを備え、前記第1のタイプのフックが、前記第2のタイプのフックと異なるフック特性を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の物品。
【請求項7】
前記第1のコネクタ構造(51)が第1のコネクタ材料(51’)によって提供され、前記第2のコネクタ構造(52)が第2のコネクタ材料(52’)によって提供される、請求項1から6のいずれか一項に記載の物品。
【請求項8】
前記第2のコネクタ材料(52’)が、前記第1のコネクタ材料(51’)に、好ましくは前記第1のコネクタ材料(51’)上に、取り付けられる、請求項7に記載の物品。
【請求項9】
前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素のうちのいずれか1つが、その上に断続的な第2のコネクタ材料片(52’)が取り付けられる第1のコネクタ材料(51’)を備える、請求項8に記載の物品。
【請求項10】
前記第1のコネクタ材料(51’)の前記第1のコネクタ構造(51)が前記第2のコネクタ材料(52’)内の貫通穴を介してアクセス可能であるように、前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素のうちのいずれか1つが、前記貫通穴が形成された第2のコネクタ材料(52’)がその上に取り付けられた第1のコネクタ材料(51’)を備える、請求項8に記載の物品。
【請求項11】
前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素のうちのいずれか1つが、その上に前記第1のコネクタ材料および/または前記第2のコネクタ材料(51’、52’)が取り付けられるキャリア材料(53)を備える、請求項7から10のいずれか一項に記載の物品。
【請求項12】
前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素のうちのいずれか1つが、それから前記機械的コネクタ構造が延在するバッキングを備える単一コネクタ材料である、請求項1から4のいずれか一項に記載の物品。
【請求項13】
前記留め構成要素および前記嵌合用留め構成要素のうちのいずれか1つが、第1の機械的コネクタ構造および第2の機械的コネクタ構造の繰り返されるパターンを示す、請求項1から12のいずれか一項に記載の物品。
【請求項14】
前記繰り返されるパターンの前記長さが、前記パターンの繰り返しが均一に分割可能である長さである、請求項1に記載の物品。
【請求項15】
前記長手方向中心軸(X)の一方の側および前記横断方向中心軸(Y)の一方の側に置かれた前記第1の構造(51)の前記少なくとも1つの部分が、前記長手方向中心軸(X)の前記他方の側にある前記第2の構造(52)の一部分および前記横断方向中心軸(Y)の前記他方の側にある前記第2の構造(52)の別の部分を鏡写しにする、請求項1に記載の物品。
【請求項16】
前記第1の機械的コネクタ構造および前記第2の機械的コネクタ構造(51、52)の中の1つのみが前記長手方向中心軸(X)の一方の側に置かれる、請求項1に記載の物品。
【請求項17】
前記物品の前記第1の本体部分が、前記留め構成要素が接着される伸縮性前面側面パネルのペアを備える、および/または、前記第2の本体部分が、前記嵌合用留め構成要素が接着された伸縮性後面側面パネルのペアを備える、請求項1から16のいずれか一項に記載の物品。
【請求項18】
前記内表面を形成し得るトップシートと、前記外表面を形成する外側カバーアセンブリと、前記トップシートと前記外側カバーアセンブリとの間に設置された吸収性コアとをさらに備える、請求項1から17のいずれか一項に記載の物品。
【請求項19】
第1の再度留めることが可能な側面縫い目構成がウエスト部開口(240)から前記第1の脚部開口(220)まで延在する、および/または、第2の再度留めることが可能な側面縫い目構成が前記ウエスト部開口(240)から前記第2の脚部開口(230)まで延在する、請求項1から18のいずれか一項に記載の物品。
【国際調査報告】

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