特表2019-509677IP Force 特許公報全文掲載

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2019-509677(P2019-509677A)
(43)【公表日】2019年4月4日
(54)【発明の名称】周波数ホッピングシステムのための広帯域ビーコンチャネル
(51)【国際特許分類】
   H04W 76/10 20180101AFI20190308BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20190308BHJP
   H04W 4/00 20180101ALI20190308BHJP
   H04W 48/10 20090101ALI20190308BHJP
   H04W 84/20 20090101ALI20190308BHJP
【FI】
   H04W76/10
   H04W72/04 132
   H04W4/00 110
   H04W48/10
   H04W84/20
   H04W72/04 136
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2018-544085(P2018-544085)
(86)(22)【出願日】2017年2月20日
(85)【翻訳文提出日】2018年10月19日
(86)【国際出願番号】US2017018591
(87)【国際公開番号】WO2017143320
(87)【国際公開日】20170824
(31)【優先権主張番号】15/048,843
(32)【優先日】2016年2月19日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ブルートゥース
(71)【出願人】
【識別番号】390020248
【氏名又は名称】日本テキサス・インスツルメンツ合同会社
(71)【出願人】
【識別番号】507107291
【氏名又は名称】テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド
(74)【1名の代理人】
【識別番号】100098497
【弁理士】
【氏名又は名称】片寄 恭三
(72)【発明者】
【氏名】ティモシー マーク シュミーデル
(72)【発明者】
【氏名】アリトン ジャファ
(72)【発明者】
【氏名】アルヴィンド カンダル ラグー
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067CC02
5K067DD34
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE25
5K067JJ13
(57)【要約】
複数の周波数ホッピングチャネル上でネットワークを動作させる方法の記載される例において、この方法は、周波数ホッピングチャネルとは異なるビーコンチャネル上でビーコンを送信すること(602)、及び、このビーコンに応答して、ネットワークにジョインするためノードからリクエストを受け取ること(606)を含む。この方法は更に、受け取る工程に応答して、このノードをネットワークに付加すること(608)、及び、付加する工程の後、複数の周波数ホッピングチャネル上でノードと通信すること(612〜624)を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の周波数ホッピングチャネル上でネットワークを動作させる方法であって、
前記周波数ホッピングチャネルとは異なるビーコンチャネル上でビーコンを送信する工程、
前記ビーコンに応答して、前記ネットワークにジョインするためノードからリクエストを受け取る工程、
前記受け取る工程に応答して、前記ノードを前記ネットワークに加える工程、及び
前記加える工程の後、前記複数の周波数ホッピングチャネル上で前記ノードと通信する工程、
を含む、方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、前記ビーコンチャネルが、前記周波数ホッピングチャネルの各々からの異なる帯域幅を有する、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法であって、前記ビーコンが、前記周波数ホッピングチャネルの前記ネットワークとは別の(separate)ネットワークで送信される、方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法であって、前記ビーコンが、ネットワークオペレーションを制御するための制御情報を含む、方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法であって、前記ビーコンが、周波数ホッピングプロトコル(FHP)情報を含む、方法。
【請求項6】
請求項1に記載の方法であって、前記ビーコンが、周波数の周期的シーケンスを含む、方法。
【請求項7】
請求項1に記載の方法であって、前記ビーコンチャネルが、複数の専用ビーコンチャネルを含む、方法。
【請求項8】
複数の周波数ホッピングチャネル上でネットワークを動作させる方法であって、
前記周波数ホッピングチャネルとは異なるビーコンチャネルでビーコンを受信する工程、
前記ビーコンに応答して、前記ネットワークにジョインするためペアレントノードにリクエストを送信する工程、
前記送信する工程に応答して、ジョインするためのグラントを受信する工程、及び
前記ジョインするためのグラントを受け取る前記工程の後、前記複数の周波数ホッピングチャネル上で前記ペアレントノードと通信する工程、
を含む、方法。
【請求項9】
請求項8に記載の方法であって、前記ビーコンが、前記周波数ホッピングチャネルの前記ネットワークとは別のネットワーク上で受信される、方法。
【請求項10】
請求項8に記載の方法であって、前記ビーコンの送信電力が、前記周波数ホッピングチャネル上の送信電力より大きい、方法。
【請求項11】
請求項8に記載の方法であって、前記ビーコンが、ネットワークオペレーションを制御するための制御情報を含む、方法。
【請求項12】
請求項8に記載の方法であって、前記ビーコンが、周波数ホッピングプロトコル(FHP)情報を含む、方法。
【請求項13】
請求項8に記載の方法であって、前記ビーコンチャネルが、複数の専用ビーコンチャネルを含む、方法。
【請求項14】
請求項8に記載の方法であって、少なくとも前記ビーコンチャネルの期間、前記ビーコンチャネルをモニタリングすることを含む、方法。
【請求項15】
メッシュネットワークを動作させる方法であって、
ビーコンチャネルを選択すること、
前記ビーコンチャネルとは異なる複数の周波数ホッピングチャネルを選択すること、
前記ビーコンチャネル上でネットワークビーコンを送信すること、及び
前記複数の周波数ホッピングチャネルで前記メッシュネットワークにおけるデータ信号を複数のノードと通信すること、
を含む、方法。
【請求項16】
請求項15に記載の方法であって、複数の専用ビーコンチャネルから前記ビーコンチャネルを選択することを含む、方法。
【請求項17】
請求項15に記載の方法であって、前記ビーコンチャネルが、前記周波数ホッピングチャネルの各々からの異なる帯域幅を有する、方法。
【請求項18】
請求項15に記載の方法であって、前記ネットワークビーコンの送信電力が、前記周波数ホッピングチャネル上の送信電力より大きい、方法。
【請求項19】
請求項15に記載の方法であって、前記ネットワークビーコンが、ネットワークオペレーションを制御するための制御情報を含む、方法。
【請求項20】
請求項15に記載の方法であって、前記ネットワークビーコンが、周波数ホッピングプロトコル(FHP)情報を含む、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、ワイヤレスメッシュ通信システムに関し、更に特定して言えば、周波数ホッピングシステムのための広帯域ビーコンチャネルを備えるネットワークに関連する。
【背景技術】
【0002】
ワイヤレスメッシュネットワークタイプのワイヤレス通信システムにおいて、少なくとも一つのワイヤレストランシーバが、それ自体のデータを受信及び処理し、また、そのネットワーク内の他のワイヤレストランシーバのための中継器として機能する。これは、ワイヤレスルーティングプロトコルにより達成され得、ワイヤレスルーティングプロトコルにおいて、ソースノードから宛先ノードへデータフレームを送信するため、データフレームは、トランシーバからトランシーバへのホッピングによりネットワーク内で伝搬される。ワイヤレスノードは、ワイヤレスルーター、携帯電話、又はインターネットにアクセスすることが可能なコンピュータなどの、ワイヤレスアクセスポイントであり得る。他の応用例において、ワイヤレスノードは、外部セキュリティモニター、室内モニター、火災又は煙検出器、気象観測所、又は家庭又はビジネスの環境のための任意の数の他のネットワーク応用例であり得る。
【0003】
図1は、2013 Wi−SUN アライアンス フィールド エリア ネットワーク ワーキンググループのバージョン0v79に開示されるような従来のワイヤレスネットワークを示し、これは全体として参照により本願に組み込まれている。このネットワークは、インターネットアクセス回路150を含む。このネットワークはパーソナルエリアネットワーク(PAN)回路A〜Cも含む。PANの各々は、それぞれのマスターノードMA100、MB120、及びMC130を介して回路150と通信する。
【0004】
PAN Aは、PAN B及びCに類似し得る例示のネットワークである。PAN Aは、マスターノードMA100を介して回路150と通信する。MA100は、リレーノード(RN)102及びリーフノード(LN)114と直接通信する。そのため、MA100は、RN102及びLN114のペアレントノードである。RN102は、RN104のペアレントであり、RN104を介してLN106と間接的に通信する。RN102また、RN108と直接的に、及びRN108を介してRN110と間接的に通信する。RN108はLN112とも直接通信する。RN108は、RN110及びLN112両方のペアレントである。干渉を低減するため及び周波数ダイバーシティを提供するため、大抵、周波数ホッピングプロトコル(FHP)がネットワーク内で用いられる。
【0005】
FCC規則(15.247)が、帯域902〜928MHz、2400〜2483.5MHz、及び5725〜5850MHzにおける狭帯域周波数ホッピングシステムのために一層高い送信電力を可能にするので、米国における多くの狭帯域通信システムのために周波数ホッピングが用いられている。902〜928MHz帯域の場合、250kHz未満の20dB帯域幅で少なくとも50のホッピングチャネルが用いられ、1ワットの送信電力を用いることができる。250kHz〜500kHzの20dB帯域幅では、少なくとも25のホッピングチャネルが必要とされる。周波数ホッピングがこれらの狭帯域システムに対して用いらない場合、これらの狭帯域システムは、送信電力が−1.25dBm又は0.75mWに制限される、規則15.249下に入ることになる。これは、周波数ホッピングシステムより1000倍以上低い送信電力である。デジタル変調手法を用いる一層広帯域幅のシステムでは、6dB帯域幅が少なくとも500kHzである場合、1ワットの送信電力を用いることができる。
【0006】
IEEE 802.15.4gは、3つの物理層、周波数偏移変調(FSK)、直交周波数分割多重(OFDM)、又はダイレクトシーケンススペクトル拡散(DSSS)の一つを用いる、スマートユーティリティネットワーク(SUN)のための周波数ホッピングシステムを定義する。DSSSは、オフセット4位相偏移変調(OQPSK)とも称され得る。902〜928MHz帯域は、200kHzチャネル間隔の129チャネル、又は400kHzチャネル間隔の64チャネル(図2)を有する。これらの定義はいずれも、15.247により必要とされるホッピングチャネルの数を満たし、そのため、1ワットの送信電力を用いることができる。SUN周波数ホッピングシステムに関する一つの課題は、新しいノードのためのジョイン(join)手順に長時間かかり得ることである。
【0007】
ネットワークが、中央ハブを有するスター構成を用いるとき、中央ハブは、他のノードがネットワークにジョインし得るように、他のノードがホッピングシーケンスを学ぶために用い得るビーコンを送信し得る。しかし、メッシュネットワークは中央ハブを有さない。メッシュネットワークにおいて、各ノードは、メッセージが、データをユーティリティに送信するためにバックボーンに接続され得るデータコンセントレータ又はネットワークマスターに達するまで、近隣のノードに送信し得る。逆方向では、メッセージは、リーフノードに達するようにノードからノードへホップし得る。新しいノードがメッシュネットワークにジョインするには、その新しいノードは、一つのチャネル上に一時的に留まり、近隣のノードがビーコンメッセージを送信するまで待機する必要があり得、或いは、その新しいノードは、ビーコンを見つけるために多くのチャネルを順次スキャンする能力がある必要があり得る。
【0008】
この問題が図3を参照して図示されている。パワーアップされるとき、スレーブノードは、周波数のシーケンスのどこにマスターがあるかを見つけるために取得(acquisition)を実施する必要がある。また、新しい取得は、ノイズ、或いは一時的に無線範囲から外に移動されることなどに起因して、同期化が失われた場合に実施される必要がある。後者の場合、スレーブは、どの周波数でマスターが送信しているかの知識(idea)を有し、この情報は、一層速い取得を達成するために利用される。取得を実施するとき、スレーブは、ビーコンを確実にピックアップするために調査されている各周波数で一つの全期間(full period)を常にリッスンする必要がある。それは、最も有望と思われる周波数で開始し、その後、擬似ランダムシーケンスにおいて最も近隣の周波数まで移動する。これは、典型的に、スレーブがパワーアップされるときランダム選択である。時間0(第1のロー(row))において、第1のマスター周波数推定(guess)が0(第2のロー)である場合、最も近い周波数は、0、1、−1、2、−2、3、−3などである。しかし、マスターもまた周波数にわたってステップする(step)ので、このシーケンスは、シーケンス0、1、2、3、4、5、6などだけ、シフトされる必要がある。従って、調査される実際の周波数は、0、2、1、5、2、8、3(第3のロー)である。全ての周波数が調査されて結果が出ない場合、取得シーケンスをもう一度やりなおす必要がある。この失敗が、スレーブが無線範囲の外にあることに起因すると仮定すると、本願は、電力消費を低減するために各取得間に遅延を有することを選び得る。
【0009】
従来のネットワークでは、スレーブがパワーアップされ、かつ、マスターがどこでホッピングしているかを知らないとき、スレーブは、ランダム周波数を選び、リッスンする。それがマスターからビーコンを見つけるまでに、長い時間が必要とされ得る。例えば、50のホッピング周波数が存在する場合、スレーブは、フェージング又は干渉がない場合にビーコンを見つけるために50個のビーコンサイクルにわたってリッスンする必要があり得る。フェージング又は干渉に起因してビーコンが見つからない(missed)場合、ビーコンを見つけるためにより一層長い時間が必要となり得る。典型的なビーコンパケットフォーマットが、データパケット及び肯定応答/否定応答(ACK/NACK)パケットと共に図4において図示されている。各パケットは、プリアンブル、パケット長さ、及び、巡回冗長検査(CRC)フィールドを含む。ビーコン及びACK/NACKパケットはまた、ソース識別(ID)フィールドを含む。ビーコンパケットは制御情報も含み、制御情報は、ネットワーク周波数ホッピングプロトコル(FHP)、及びスレーブに対するその他のネットワーク情報を特定する。
【発明の概要】
【0010】
複数の周波数ホッピングチャネル上でネットワークを動作させる方法の第1の実施例において、この方法は、周波数ホッピングチャネルとは異なるビーコンチャネル上でビーコンを送信すること、及びビーコンに応答してネットワークにジョインするためのリクエストをノードから受け取ることを含む。この方法は更に、受け取る工程に応答して、ノードをネットワークに付加すること、及び、付加する工程の後、複数の周波数ホッピングチャネルでノードと通信することを含む。
【0011】
複数の周波数ホッピングチャネル上でネットワークを動作させる方法の第2の実施例において、この方法は、周波数ホッピングチャネルとは異なるビーコンチャネルでビーコンを受信すること、及びビーコンに応答してネットワークにジョインするためのリクエストをペアレントノードに送信することを含む。この方法は更に、送信する工程に応答して、ジョインするためのグラントを受信すること、及びジョインするためのグラントを受信する工程の後、複数の周波数ホッピングチャネル上でペアレントノードと通信することを含む。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】従来のワイヤレスネットワークを示す図である。
【0013】
【図2】図1のワイヤレスネットワークのための例示のチャネルホッピングチャネルを示す図である。
【0014】
【図3】周波数ホッピングプロトコル(FHP)下で動作するワイヤレスネットワークにおいてネットワーク取得の間に生じ得る問題を示す図である。
【0015】
【図4】ビーコン、データ、及び肯定応答/否定応答(ACK/NACK)パケットのためのパケットフォーマットを示す例示の図である。
【0016】
【図5】例示の実施例に従った、ネットワーク周波数ホッピングチャネル及び専用ビーコンチャネルを示す図である。
【0017】
【図6】ネットワーク取得の間ジョインするためのリクエストを受け取るときのネットワークマスターオペレーションを示すフローチャートである。
【0018】
【図7】ネットワークにジョインすることを要求するときのスレーブオペレーションのフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
従来のネットワーク提案は、ワイヤレスネットワーク通信における一様の改善を提供するが、メッシュネットワークプロトコルにおいて更なる改善が可能である。
【0020】
図5は、例示の実施例に従った、ネットワーク周波数ホッピングチャネル及び専用ビーコンチャネルを示す。この図は、チャネル5〜6、30〜31、及び55〜56が3つの専用ビーコンチャネルで置換されることを除き、図2と同じである。従って、図5の図は、58個の400kHz周波数ホッピングチャネル、及び3つの800kHz専用ビーコンチャネルを有する。ネットワーク取得の間、専用ビーコンチャネルのために3つの広帯域チャネルが用いられ、58個の狭帯域チャネルは、通常ネットワーク通信の間、周波数ホッピングのために用いられる。チャネルの6dB帯域幅が500kHzより大きい場合、周波数ホッピングは必要とされない。従って、3つのビーコンチャネルは、有利なことに、ビーコン周波数の一つ又は複数がフェージングしている場合に周波数ダイバーシティを提供するために用いられる。902〜928MHz周波数帯に3つの専用ビーコンチャネルしかないので、ネットワークにジョインしようとするノードが、周波数ホッピングの複雑性が付加される、全ての64チャネルをリッスンすることは必要とされない。
【0021】
代替の実施例において、902〜928MHz帯域は、129個の200kHzチャネルに分割され得る。9つの狭帯域チャネルが、周波数ホッピングシーケンスから取り除かれ得、3つの600kHz専用ビーコンチャネルのために用いられ得る。ビーコンチャネルが600kHzを占める場合、これは、帯域幅200kHzの120チャネルを残して、周波数ホッピングチャネルリストから9つの狭帯域チャネルを除き得る。
【0022】
図6は、ネットワーク取得の間、ジョインするためのノードリクエストを受け取るときのネットワークマスターオペレーションのフローチャートである。ネットワークマスターは、工程600で専用ビーコンチャネルを選択し、ビーコンパケットを周期的に送信する(602)。ビーコンパケットは、図2のビーコンパケットに類似し得、ネットワークにジョインしようとするノードを、ネットワーク周波数ホッピングプロトコル(FHP)に適合させるための制御情報を含む。制御情報はまた、例えば、電力モード、同期化、時間スロット情報、及び、ノードをネットワークにジョインさせ得るためのその他の関連制御情報など、その他のネットワーク動作情報を含み得る。ネットワークマスターは、ビーコンを周期的に送り、その後、工程604でのリスニング期間が続く。リスニング期間604の間にジョインするためのリクエストが受信されない場合、オペレーションはテスト612に進む。リスニング期間604の間にジョインするためのリクエストをネットワークマスターが受信する(606)場合、それはリクエストしているノードをチャイルド又はスレーブとして付加し(608)、そのネットワークペアレントとなる。工程610で、ネットワークマスターは、ジョインするためのグラントをノードに送り、テスト612に進む。ネットワークマスターが、パケットが送信されるべきであると判定する(612)場合、ネットワークマスターは、パケットを適切なネットワーク受信者に送り(614)、パケット巡回冗長検査(CRC)によって決められるようにACK(又はNACK)を受信する(618)。ネットワークマスターは更に、ネットワークノードの一つ又は複数が、テスト620において送信するためのリクエストを送信したかを判定する。送信した場合、ネットワークマスターは、パケットを受信し(622)、CRCによって決められるようにACK(又はNACK)を送る(624)。その後、ネットワークマスターは、工程602に戻り、専用ビーコンチャネルで別のビーコンを送信する。ネットワークマスターは、各工程602においてネットワークスレーブに既知である周波数の擬似ランダムシーケンスを介してステップする。各ビーコンは固有のネットワーク情報(ID)を含み、そのため、ネットワークスレーブは、誤ったネットワークマスターに応答しない。例示の実施例において、工程600〜610におけるネットワーク取得のために、専用ビーコンチャネルが用いられる。専用ビーコンチャネルでの送信は、通常周波数ホッピングチャネルより大きな帯域幅を有し、対応するビーコンが、通常周波数ホッピングチャネルとほぼ同じ送信電力で送信される。これは有利にも、受信を改善し、ネットワーク取得の間の取得時間を低減する。代替の実施例は2つの別個の(distinct)システムを有することであり、一つのシステムが、ワイヤレスLANシステムなどにおいて広帯域チャネルを用い、ネットワークのジョインは、そのシステムを介して成される。周波数ホッピングシステムは、ブルートゥースなどの別個のシステムであり、周波数ホッピングシステムにジョインすることを一層容易にするために、周波数ホッピング情報が広帯域システムから渡される。
【0023】
図7は、ネットワークにジョインすることを要求するときのノードオペレーションのフローチャートである。ネットワークにジョインしようとするノードが、監視するビーコンチャネルを選択する(700)。選択されたビーコンの信号対雑音比(SNR)が適していない場合、ノードは、監視するべき異なるビーコンチャネルを選択し得る。ビーコンが受信されない場合、ノードは、選択されたビーコンチャネルを監視し続ける。専用ビーコンチャネルでビーコンが受信される(702)場合、ノードは、ジョインするためのリクエストを送信する(704)。工程708でジョインするためのリクエストがグラントされる。その後、ノードは、ネットワークに入り、ビーコン制御情報(図4)により特定されるようにネットワーク周波数ホッピングプロトコル(FHP)に従って動作する。ノードがネットワークに入るとき、ノードは、ネットワークマスターに対するスレーブとなり、パケットが受信されるべきかを判定する(710)。受信されるべき場合、スレーブは、パケットを受信し、CRCによって決められるようにACK(又はNACK)を送る(712)。その後、スレーブは工程714に進み、それが、送るべきパケットを有するかを判定する。有する場合、スレーブは、送るためのリクエストを開始し、適切な時間にパケットを送る(716)。工程718で、スレーブは、CRCによって決められるようにACK(又はNACK)を受信し、工程710に戻る。例示の実施例は、有利にも、ネットワーク取得を促進するための周波数ホッピングを受けない幾つかの専用ビーコンチャネルを提供する。ネットワークにジョインしようとするノードは、最良SNRを有するビーコンチャネルを選択し得る。ビーコンは、通常周波数ホッピングチャネルと干渉することなくSNRを更に改善するために一層高い送信電力で送信される。
【0024】
本発明の特許請求の範囲内で、説明した例示の実施例に改変が成され得、他の実施例が可能である。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【国際調査報告】

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