【実施例】
【0158】
式(I)で示される化合物の一般的調製法
【0159】
これらの化合物を調製するのに使用される出発物質及び試薬は、一般に、Aldrich Chemical Co.のような供給業者から入手可能であるか、又はFieser and Fieser's Reagents for Organic Synthesis; Wiley & Sons: New York, 1991, Volumes 1-15;Rodd’s Chemistry of Carbon Compounds, Elsevier Science Publishers, 1989, Volumes 1-5 and Supplementals;及び Organic Reactions, Wiley & Sons: New York, 1991, Volumes 1-40のような参考文献に記載される手順に従って当業者には公知の方法により調製されるかのいずれかである。
【0160】
以下の合成反応スキームは、本発明の化合物を合成することができる幾つかの方法の単なる説明であり、これらの合成反応スキームに対する種々の変更が、本出願に含まれる開示を参照した当業者によって、加えられ得るし、示唆されるであろう。
【0161】
合成反応スキームの出発物質及び中間体は、必要に応じて、これらに限定されるものではないが、濾過、蒸留、結晶化、クロマトグラフィーなどを含む従来の手法を用いて単離及び精製することができる。このような物質は、物理定数及びスペクトルデータを含む従来の手段を用いて特徴付けられ得る。
【0162】
ある例示的な実施態様が本明細書中に描かれ、記載されているが、本明細書中に一般的に記載された方法によるか、及び/又は当業者に利用可能な方法によって、適切な出発物質を用いて本発明の化合物を調製できる。
【0163】
中間体及び最終化合物は、フラッシュクロマトグラフィーによるか、及び/又は逆相分取HPLC(高性能液体クロマトグラフィー)によるか、及び/又は超臨界流体クロマトグラフィーによるかのいずれかで精製してもよい。特に断りない限り、フラッシュクロマトグラフィーは、ISCO CombiFlash(登録商標)クロマトグラフィー機器(Teledyne Isco, Inc.製)上のISCO又はSiliCycle製のいずれかのプレパックシリカゲルカートリッジを用いて実施してもよい。逆相分取HPLCは、(1)Polaris C-18 5μMカラム(50×21mm)、又は(2)XBridge Prep C-18 OBD 5μMカラム(19×150mm)を用いて実施してもよい。超臨界流体クロマトグラフィーは、(1)4.6cm×5cm、3μM、(2)4.6cm×5cm、5μM、又は(3)15cm×21.2mm、5μMなどのカラム寸法を有する、Chiral Technologiesによる充填カラムの、Chiralpak AD、Chiralpak AS、Chiralpak IA、Chiralpak IB、Chiralpak IC、Chiralcel OD、又はChiralcel OJを用いて実施してもよい。
【0164】
質量分析(MS)は、(1)ES+モードのSciex 15質量分析計、又は(2)ESI+モードのShimadzu LCMS 2020質量分析計を使用して実施してもよい。質量スペクトルデータは、特に断りない限り、一般に親イオンのみを示す。MS又はHRMSデータは、指示がある場合に特定の中間体又は化合物について提供される。
【0165】
核磁気共鳴分光法(NMR)は、(1)Bruker AV III 300 NMR分光計、(2)Bruker AV III 400 NMR分光計、又は(3)Bruker AV III 500 NMR分光計を使用し、テトラメチルシランを参照して実施してもよい。NMRデータは、指示がある場合に特定の中間体又は化合物について提供される。
【0166】
空気感受性試薬を伴う全ての反応は、不活性雰囲気下で行われた。特に断りない限り、試薬は供給業者から受け取ったまま使用された。
【0167】
本開示の種々の化合物は、化学構造及び化学名によって記載されている。化学構造と化学名の間にいかなる矛盾がある場合は、化学構造を優先させる。
【0168】
実施例1:実施例化合物の調製
【0169】
実施例化合物1:3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0170】
実施例化合物1の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化14】
【0171】
工程1:6−クロロ−7−メチル−7H−プリンの調製
【化15】
窒素の不活性雰囲気でパージし、維持した1Lの3口丸底フラスコに、6−クロロ−9H−プリン(15.4g、0.1moL、1当量)及びテトラヒドロフラン(155mL)を0℃で入れ、続いてMeMgCl(36.6mL、1.0M THF溶液、1.1当量)を撹拌しながら滴加した。混合物を0℃で30分間撹拌した。これに、ヨードメタン(42.6g、3当量)を撹拌しながら滴加した。得られた溶液を油浴中で50℃にて5時間撹拌し、NH
4Cl水溶液(50mL)の添加によりクエンチし、そしてジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×50mL)で洗浄し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、1:10の比率のCH
2Cl
2/石油エーテルから再結晶化して、所望の生成物(7g、42%)を帯緑色の固体として得た。
【0172】
工程2:7−メチル−1H−プリン−6(7H)−オンの調製
【化16】
1Lの3口丸底フラスコに、6−クロロ−7−メチル−7H−プリン(100g、590mmol、1当量)及びギ酸(1L)を入れた。得られた溶液を70℃で3時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮し、残留物を水(500mL)で希釈した。得られた溶液をエーテル/酢酸エチル(20:1)(3×250mL)で抽出し、水層をトルエンと共に減圧下で濃縮して、水及びギ酸を除去した。残留物を水中に溶解した。溶液のpH値をNH
3.H
2O(25%)で9に調整し、水層を減圧下で濃縮した。固体を濾過により集め、水で2回洗浄し、乾燥して、所望の生成物(55g、62%)を黄色の固体として得た。
【0173】
工程3:2−(7−メチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−1−イル)酢酸メチルの調製
【化17】
7−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(2g、13.32mmol)、2−クロロ酢酸メチル(1.44g、13.27mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)、Cs
2CO
3(6.5g、19.95mmol)、及びTBAI(49mg、0.13mmol)の混合物を、60℃で1時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン/メタノール(10/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(1.3g、44%)を淡黄色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 223。
【0174】
工程4:2−(7−メチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−1−イル)アセトヒドラジドの調製
【化18】
2−(7−メチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−1−イル)酢酸メチル(666mg、3.00mmol)、メタノール(10mL)、及びヒドラジン水和物(1.55g、80%)の混合物を、80℃で一晩撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮して、標題化合物(550mg、83%)を淡黄色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 223。
【0175】
工程5:7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オンの調製
【化19】
2−(7−メチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−1−イル)アセトヒドラジド(222mg、1.00mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)、及びCDI(178mg、1.10mmol)の混合物を、室温で3時間撹拌した。これが、DMF中の標題化合物の淡褐色の溶液をもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。LCMS [M+H
+] 249。
【0176】
工程6:3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化20】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、4.5mL、工程3から調製)の溶液を、1−(2−ブロモエチル)−4−クロロベンゼン(216mg、0.98mmol)、Cs
2CO
3(396mg、1.22mmol)、TBAI(31mg、0.08mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物に室温で滴加した。混合物を60℃で1時間撹拌した。固体を濾過した。得られた溶液を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(37.3mg、11%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+]387。
1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 8.34 (s, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.29 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.20 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 5.22 (s, 2H), 3.98 (s, 3H), 3.85 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.91 (t, J = 6.8 Hz, 2H)。
【0177】
実施例化合物2:3−(4−(ジフルオロメトキシ)フェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0178】
実施例化合物2の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化21】
【0179】
工程1: 2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]酢酸メチルの調製
【化22】
2−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(2g、12.04mmol)、2−クロロ−2,2−ジフルオロ酢酸ナトリウム(2.19g、14.36mmol)、Cs
2CO
3(4.71g、14.46mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)の混合物を、油浴中で80℃にて3時間撹拌した。得られた溶液を酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、石油エーテル/酢酸エチル(10:1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(2g、77%)を褐色の油状物として得た。
【0180】
工程2:2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]エタン−1−オールの調製
【化23】
LiAlH
4(704mg、18.55mmol)を、氷/塩浴中、窒素下で、2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]酢酸メチル(2g、9.25mmol)とテトラヒドロフラン(50mL)との混合物に0℃で滴加した。得られた溶液を0℃で2時間撹拌した。次に、反応物を1gのNa
2SO
4・10H
2Oの添加によりクエンチした。固体を濾過した。得られた混合物を減圧下で濃縮して、標題化合物(1.2g、69%)を無色の油状物として得た。
【0181】
工程3:1−(2−ブロモエチル)−4−(ジフルオロメトキシ)ベンゼンの調製
【化24】
2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]エタン−1−オール(1g、5.31mmol)、ジクロロメタン(50mL)、PPh
3(2.79g、10.64mmol)、及びCBr
4(2.67g、8.05mmol)の混合物を、室温で2時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1:10)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(1.06g、79%)を白色の固体として得た。
【0182】
工程4:3−(4−(ジフルオロメトキシ)フェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化25】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、1.6mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、1−(2−ブロモエチル)−4−(ジフルオロメトキシ)ベンゼン(89mg、0.35mmol)、Cs
2CO
3(315mg、0.96mmol)、TBAI(16mg、0.04mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物に室温で滴加した。得られた溶液を50℃で12時間撹拌した。反応混合物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(27.1mg、20.3%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+]=419。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.35 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.44 - 6.90 (m, 5H), 5.23 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 3.85 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 2.92 (t, J = 6.9 Hz, 2H)。
【0183】
実施例化合物3:3−(4−ブロモフェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0184】
実施例化合物3の反応スキームは、以下のとおりである:
【化26】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、1.5mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、TBAI(12mg、0.03mmol)、Cs
2CO
3(222mg、0.68mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)、及び1−ブロモ−4−(2−ブロモエチル)ベンゼン(88mg、0.33mmol)の混合物に室温で滴加した。混合物を60℃で1.5時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(21.3mg、15%)を灰色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 431。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.35 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.46 - 7.38 (m, 2H), 7.22 - 7.10 (m, 2H), 5.22 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 3.86 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.89 (t, J = 6.8 Hz, 2H)。
【0185】
実施例化合物4:5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−3−フェネチル−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0186】
実施例化合物4の反応スキームは、以下のとおりである:
【化27】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、2mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、(2−ブロモエチル)ベンゼン(77mg、0.42mmol)、TBAI(1.5mg、0.004mmol)、Cs
2CO
3(269mg、0.83mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物に室温で滴加した。得られた溶液を60℃で3時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(35.8mg、24%)をオフホワイト色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 353。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.35 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.29 - 7.13 (m, 5H), 5.23 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 3.86 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 2.91 (t, J = 7.0 Hz, 2H)。
【0187】
実施例化合物5:4−(2−(5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−2−オキソ−1,3,4−オキサジアゾール−3(2H)−イル)エチル)ベンゾニトリルの調製
【0188】
実施例化合物5の反応スキームは、以下のとおりである:
【化28】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、5mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、4−(2−ブロモエチル)ベンゾニトリル(222mg、1.06mmol)、TBAI(36.9mg、0.100mmol)、Cs
2CO
3(658mg、2.02mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(10mL、129.22mmol)の混合物中に室温で滴加した。得られた溶液を60℃で3時間撹拌した。反応混合物を30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(41.1mg、9%)を淡黄色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 378。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.34 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.75 - 7.67 (m, 2H), 7.46 - 7.36 (m, 2H), 5.21 (s, 2H), 4.03 (s, 3H), 3.93 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 3.02 (t, J = 6.8 Hz, 2H)。
【0189】
実施例化合物6:3−(4−クロロフェネチル)−5−((5−メチル−4−オキソピリド[3,4−d]ピリミジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0190】
実施例化合物6の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化29】
【0191】
工程1:3−ブロモ−5−フルオロイソニコチン酸の調製
【化30】
n−BuLi(250mL、0.62moL、2.5当量)を、窒素下、0℃で、ビス(プロパン−2−イル)アミン(76g、0.75mmol、3当量)及びテトラヒドロフラン(1L)の溶液中に滴加した。混合物を0℃で30分間撹拌した。これに、3−ブロモ−5−フルオロピリジン(44g、0.25moL、1当量)を−70℃で撹拌しながら滴加した。得られた溶液を−70℃で1時間撹拌した。次に、反応混合物をTHF(500mL)中のドライアイスの混合物に注いだ。得られた混合物を30分間撹拌し、次に減圧下で濃縮した。残留物を水中に溶解した。溶液のpH値を塩化水素(1mol/L)で3に調整した。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮して、生成物(40g、72%)を黄色の固体として得た。
【0192】
工程2:3−ブロモ−5−フルオロイソニコチン酸メチルの調製
【化31】
TMSCHN
2(180mL、360mmol、2当量)を、窒素下、0℃で、3−ブロモ−5−フルオロイソニコチン酸(40g、182mmol、1当量)、THF(240mL)、及びMeOH(80mL)の溶液中に撹拌しながら滴加した。得られた溶液を室温で3時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/9)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(35g、83%)を黄色の油状物として得た。
【0193】
工程3:3−フルオロ−5−メチルイソニコチン酸メチルの調製
【化32】
Zn(CH
3)
2(225mL、0.22moL、1.5当量)を、窒素下、室温で、3−ブロモ−5−フルオロイソニコチナート(35g、0.15moL、1当量)、ジオキサン(1L)、及びPd(dppf)Cl
2(11g、15mmol、0.1当量)の混合物中に加えた。得られた溶液を50℃で3時間撹拌した。次に、反応物をメタノールの添加によりクエンチした。固体を濾過した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を酢酸エチル中に溶解し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、シリカカラムクロマトグラフィーで精製して、生成物(17g、69%)を得た。
【0194】
工程4:3−フルオロ−4−(メトキシカルボニル)−5−メチルピリジン 1−オキシドの調製
【化33】
m−CPBA(96g、0.56moL、1.5当量)を、窒素下、0℃で、ジクロロメタン(1.7L)中の5−フルオロ−3−メチルピリジン−4−カルボン酸メチル(63g、0.37moL、1当量)の溶液中に加えた。得られた混合物を室温で15時間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウム溶液の添加によりクエンチし、酢酸エチルで抽出し、飽和Na
2S
2O
3溶液及びブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/ヘプタン(9/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(62g、89%)を黄色の固体として得た。
【0195】
工程5:3−アミノ−4−(メトキシカルボニル)−5−メチルピリジン 1−オキシドの調製
【化34】
DMSO(600mL)中の3−フルオロ−4−(メトキシカルボニル)−5−メチルピリジン 1−オキシド(62g、0.34moL、1当量)の混合物に、NH
3(g)をバブリングし、混合物を80℃で12時間撹拌した。完了後、混合物を水(1500mL)で希釈し、EA(800mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで2回洗浄した。得られた混合物を減圧下で濃縮して、標題化合物(62g、粗製物)を黄色の固体として得、これを更に精製することなく次の工程に用いた。
【0196】
工程6:3−アミノ−5−メチルイソニコチン酸メチルの調製
【化35】
3−アミノ−4−(メトキシカルボニル)−5−メチルピリジン 1−オキシド(62g、0.34moL、1当量)、メタノール(400mL)、及びラネーニッケル(10g)の混合物を、水素雰囲気下、室温で30分間撹拌した。固体を濾過した。得られた溶液を減圧下で濃縮して、標題化合物(40g、2工程で71%)を黄色の固体として得た。
【0197】
工程7:3−アミノ−5−メチルイソニコチン酸の調製
【化36】
3−アミノ−5−メチルピリジン−4−カルボン酸メチル(40g、0.24moL、1当量)、メタノール(450mL)、水(90mL)、及び水酸化ナトリウム(38g、0.96moL、4当量)の混合物を、室温で12時間撹拌した。溶液のpH値を塩化水素(1mol/L)で3に調整した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物をエタノール中に溶解した。固体を濾過した。得られた濾液を減圧下で濃縮して、標題化合物(35g、95%)を黄色の固体として得た。
【0198】
工程8:5−メチルピリド[3,4−d]ピリミジン−4(3H)−オンの調製
【化37】
3−アミノ−5−メチルピリジン−4−カルボン酸(35g、0.23moL、1当量)、エタノール(450mL)、及び酢酸の混合物、メタンイミドアミド(35g、0.34moL、1.5当量)を、80℃で3時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン/メタノール(5/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(22g、59%)を黄色の固体として得た。
【0199】
工程9: 2−[5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−3−イル]酢酸メチルの調製
【化38】
5−メチル−3H,4H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン(300mg、1.86mmol)、2−クロロ酢酸メチル(240mg、2.21mmol)、炭酸カリウム(520mg、3.76mmol)、TBAI(70mg、0.19mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)の混合物を、室温で3時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(250mg、58%)を黄色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 234。
【0200】
工程10:2−[5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−3−イル]アセトヒドラジドの調製
【化39】
2−[5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−3−イル]酢酸メチル(250mg、1.07mmol)、ヒドラジン水和物(2mL、80%)、及びメタノール(5mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(200mg、80%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 234。
【0201】
工程11:5−([5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−3−イル]メチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化40】
2−[5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−3−イル]アセトヒドラジド(200mg、0.86mmol)、CDI(208mg、1.28mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)の混合物を、室温で3時間撹拌した。これが、DMF中の標題化合物の淡褐色の溶液をもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。LCMS [M+H
+] 260。
【0202】
工程12:3−(4−クロロフェネチル)−5−((5−メチル−4−オキソピリド[3,4−d]ピリミジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化41】
5−([5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−3−イル]メチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(〜0.09M、10mL、工程3から調製)の溶液を、1−(2−ブロモエチル)−4−クロロベンゼン(158mg、0.72mmol)、炭酸カリウム(167mg、1.21mmol)、TBAI(22mg、0.06mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)の混合物中に室温で滴加した。混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(50mg、22%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 398。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.93 (s, 1H), 8.54 (d, J = 4.3 Hz, 2H), 7.32 - 7.15 (m, 4H), 5.19 (s, 2H), 3.87 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.92 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 2.75 (s, 3H)。
【0203】
実施例化合物7:3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−[(5−メチル−4−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0204】
実施例化合物7の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化42】
【0205】
工程1:2−アミノ−4−メチルニコチン酸の調製
【化43】
2Lの丸底フラスコに、2−アミノ−4−メチルピリジン−3−カルボニトリル(50g、375.51mmol、1.00当量)及び水酸化カリウム水溶液(20%、700mL)を入れた。得られた溶液を油浴中で110℃にて一晩撹拌し、室温まで冷やした。混合物のpH値をHCl水溶液(2N)で3に調整した。混合物を減圧下で濃縮した。残留物をエタノール(2×400mL)で洗浄した。固体を濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、2−アミノ−4−メチルピリジン−3−カルボン酸(40g(粗製物))を黄色の固体として得、これを次の工程でそのまま用いた。
【0206】
工程2:5−メチルピリド[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オンの調製
【化44】
1Lの丸底フラスコに、エタノール(500mL)中の2−アミノ−4−メチルピリジン−3−カルボン酸(40g、262.90mmol、1.00当量)及びホルムアミジンアセタート(82.11g、788.69mmol、3.00当量)の溶液を入れた。得られた溶液を油浴中で100℃にて一晩撹拌し、室温まで冷やした。固体を濾過により集め、MeOH(3×100mL)で洗浄し、減圧下で乾燥して、5−メチル−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−4−オン21g(50%)を白色の固体として得た。
【0207】
工程3: 2−[5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル]酢酸メチルの調製
【化45】
5−メチルピリド[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン(300mg、1.86mmol)、2−クロロ酢酸メチル(240mg、2.21mmol)、炭酸カリウム(520mg、3.76mmol)、TBAI(70mg、0.19mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)の混合物を、室温で3時間撹拌した。固体を濾過した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(220mg、51%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 234。
【0208】
工程4:2−[5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル]アセトヒドラジドの調製
【化46】
2−[5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル]酢酸メチル(220mg、0.94mmol)、メタノール(5mL)、及びヒドラジン水和物(2mL、80%)の混合物を、室温で3時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(200mg、91%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 234。
【0209】
工程5:5−([5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル]メチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化47】
2−[5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル]アセトヒドラジド(200mg、0.86mmol)、CDI(208mg、1.28mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)の混合物を、室温で5時間撹拌した。これが、DMF中の標題化合物の淡褐色の溶液をもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。LCMS [M+H
+] 260。
【0210】
工程6:3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−[(5−メチル−4−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化48】
5−([5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル]メチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(〜0.09M、10mL、工程3から調製)の溶液を、1−(2−ブロモエチル)−4−クロロベンゼン(158mg、0.72mmol)、炭酸カリウム(167mg、1.21mmol)、TBAI(22mg、0.06mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物中に室温で滴加した。混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(46.4mg、20%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 398。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.79 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.42 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.32 - 7.15 (m, 4H), 5.19 (s, 2H), 3.87 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.92 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.82 (s, 3H)。
【0211】
実施例化合物8:4−[2−[5−[(5−メチル−4−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−2−オキソ−1,3,4−オキサジアゾール−3−イル]エチル]ベンゾニトリルの調製
【0212】
実施例化合物8の反応スキームは、以下のとおりである:
【化49】
5−([5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル]メチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(〜0.09M、9mL、実施例7、工程3に従って調製)の溶液を、4−(2−ブロモエチル)ベンゾニトリル(204mg、0.97mmol)、炭酸カリウム(336mg、2.43mmol)、TBAI(30mg、0.08mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物中に室温で滴加した。混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(41.7mg、13%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 389。
1H NMR δ 8.84 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.64 - 7.55 (m, 2H), 7.34 - 7.29 (m, 3H), 5.05 (s, 2H), 3.96 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 3.11 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 2.95 - 2.90 (m, 3H)。
【0213】
実施例化合物9:5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−3−(4−(トリフルオロメチル)フェネチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化50】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、2mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、1−(2−ブロモエチル)−4−(トリフルオロメチル)ベンゼン(102mg、0.40mmol)、炭酸カリウム(167mg、1.21mmol)、TBAI(15mg、0.04mmol)、及びDMF(3mL)の混合物中に室温で滴加した。混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(25.3mg、15%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 421。
1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 8.35 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.60 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.42 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 5.23 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 3.92 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 3.02 (t, J = 6.8 Hz, 2H)。
【0214】
実施例化合物10:5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−3−(4−(トリフルオロメトキシ)フェネチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0215】
実施例化合物10の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化51】
【0216】
工程1:2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エタン−1−オールの調製
【化52】
BH
3・THF(13.6mL、THF中 1M)を、窒素下、0℃で、テトラヒドロフラン(10mL)中の2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]酢酸(1g、4.54mmol)の混合物中に滴加した。得られた溶液を0℃で2時間撹拌した。次に、反応物を水の添加によりクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(1g、粗製物)を白色の固体としてもたらした。
【0217】
工程2:1−(2−クロロエチル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンの調製
【化53】
MsCl(199mg、1.74mmol)を、窒素下、2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エタン−1−オール(300mg、1.46mmol)、ジクロロメタン(10mL)、及びTEA(439mg、4.34mmol)の混合物中に0℃で、5分で滴加した。得られた溶液を室温で12時間撹拌し、減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(410mg、粗製物)を白色の固体としてもたらした。
【0218】
工程3:5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−3−(4−(トリフルオロメトキシ)フェネチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化54】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、2mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、1−(2−クロロエチル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼン(90.2mg、0.40mmol)、炭酸カリウム(167mg、1.21mmol)、TBAI(15mg、0.04mmol)、及びDMF(3mL)の混合物中に室温で滴加した。混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(55.4mg、32%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 437。
1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 8.35 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.32 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.23 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 5.23 (s, 2H), 3.98 (s, 3H), 3.88 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 2.95 (t, J = 6.9 Hz, 2H)。
【0219】
実施例化合物11:3−(4−メトキシフェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0220】
実施例化合物11の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化55】
【0221】
工程1:1−(2−クロロエチル)−4−メトキシベンゼンの調製
【化56】
MsCl(270mg、2.36mmol)を、窒素下、2−(4−メトキシフェニル)エタン−1−オール(300mg、1.97mmol)、ジクロロメタン(10mL)、及びTEA(596.9mg、5.90mmol)の混合物中に0℃で、5分で滴加した。得られた溶液を室温で12時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(430mg、粗製物)を白色の固体としてもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。
【0222】
工程2:3−(4−メトキシフェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化57】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、2mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、1−(2−クロロエチル)−4−メトキシベンゼン(68.5mg、0.40mmol)、炭酸カリウム(167mg、1.21mmol)、TBAI(15mg、0.04mmol)、及びDMF(3mL)の混合物中に室温で滴加した。反応物を50℃で12時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(61.9mg、40%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+1] 383。
1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 8.36 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.15 - 7.01 (m, 2H), 6.86 - 6.73 (m, 2H), 5.23 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 3.81 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 3.69 (s, 3H), 2.84 (t, J = 6.9 Hz, 2H)。
【0223】
実施例化合物12:5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−3−(2−(ナフタレン−2−イル)エチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0224】
実施例化合物12の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化58】
【0225】
工程1:2−(ナフタレン−2−イル)エタン−1−オールの調製
【化59】
BH
3・THF(16.1mL、THF中 1M)を、窒素下、2−(ナフタレン−2−イル)酢酸(300mg、1.61mmol)、テトラヒドロフラン(10mL)の混合物中に0℃で、10分で滴加した。得られた溶液を水/氷浴中で0℃にて1時間撹拌した。次に、反応物を水によりクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(1g、粗製物)をオフホワイト色の固体としてもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。
【0226】
工程2:2−(2−クロロエチル)ナフタレンの調製
【化60】
MsCl(238mg、2.08mmol)を、窒素下、2−(ナフタレン−2−イル)エタン−1−オール(300mg、1.74mmol)、ジクロロメタン(10mL)、及びTEA(527mg、5.21mmol)の混合物中に0℃で、5分で滴加した。得られた溶液を室温で12時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(400mg、粗製物)を白色の固体としてもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。
【0227】
工程3:5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−3−(2−(ナフタレン−2−イル)エチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化61】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、2mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、1−(2−クロロエチル)ナフタレン(76.5mg、0.40mmol)、炭酸カリウム(167mg、1.21mmol)、TBAI(15mg、0.04mmol)、及びDMF(3mL)の混合物中に室温で滴加した。反応物を60℃で12時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(18.3mg、11%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 403。
1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 8.37 (s, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.86 (dd, J = 6.0, 3.4 Hz, 1H), 7.80 (dd, J = 7.0, 4.4 Hz, 2H), 7.64 (s, 1H), 7.50 - 7.42 (m, 2H), 7.37 (dd, J = 8.4, 1.6 Hz, 1H), 5.24 (s, 2H), 4.00 (s, 3H), 3.96 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 3.09 (t, J = 6.8 Hz, 2H)。
【0228】
実施例化合物13:3−(4−クロロフェネチル)−5−((5,7−ジメチル−4−オキソイミダゾ[1,5−f][1,2,4]トリアジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0229】
実施例化合物13の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化62】
【0230】
工程1:2−(ヒドロキシイミノ)−3−オキソブタン酸エチルの調製
【化63】
水(6mL)中のNaNO
2(3.6g、52.18mmol)の溶液を、0℃で撹拌しながら、3−オキソブタン酸エチル(5.2g、39.96mmol)及びAcOH(6mL)の混合物中に滴加した。得られた溶液を室温で12時間撹拌した。溶液のpH値を重炭酸ナトリウム(飽和溶液)で7〜8に調整した。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(5.2g、82%)を無色の油状物としてもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。LCMS [M+H
+] 160。
【0231】
工程2:2−アミノ−3−オキソブタン酸エチル塩酸塩の調製
【化64】
2−(ヒドロキシイミノ)−3−オキソブタン酸エチル(5.2g、32.68mmol)、エタノール(50mL)、濃塩化水素(5mL)、及びPd/C(1g、10%)の混合物を、水素雰囲気下、室温で48時間撹拌した。固体を濾過した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(5g、84%)をオフホワイト色の固体としてもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。LCMS [M+H
+] 146。
【0232】
工程3:2,4−ジメチル−1H−イミダゾール−5−カルボン酸エチルの調製
【化65】
エタノール(10mL)中の2−アミノ−3−オキソブタン酸エチル塩酸塩(4.6g、25.33mmol)の溶液を、室温で撹拌しながら、エタンカルボキシイミド酸エチル塩酸塩(8.1g、65.54mmol)、エタノール(100mL)、及びTEA(8.4g、83.01mmol)の混合物中に滴加した。得られた溶液を室温で12時間撹拌した。得られた溶液を酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン/メタノール(10/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(1.3g、31%)を淡黄色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 169。
【0233】
工程4:1−アミノ−2,4−ジメチル−1H−イミダゾール−5−カルボン酸エチルの調製
【化66】
LiHMDS(8.5mL、THF中 1M)を、窒素下、ドライアイス浴中で−10℃で撹拌しながら、2,4−ジメチル−1H−イミダゾール−5−カルボン酸エチル(1.3g、7.73mmol)及びN,N−ジメチルホルムアミド(200mL)の混合物中に滴加した。得られた溶液を−10℃で30分間撹拌した。これに、アミノジフェニルホスフィナート(2.2g、9.43mmol)を0℃で数回に分けて加えた。得られた溶液を、撹拌しながら、室温で更に12時間反応するにまかせた。得られた溶液を水で希釈し、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン/メタノール(10/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(1.0g、71%)を淡黄色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 184。
【0234】
工程5:5,7−ジメチル−3H,4H−イミダゾ[4,3−f][1,2,4]トリアジン−4−オンの調製
【化67】
1−アミノ−2,4−ジメチル−1H−イミダゾール−5−カルボン酸エチル(1.0g、5.46mmol)、ホルムアミド(10mL)、及びMeONa(3.0mL、MeOH中 5.4M)の混合物を、油浴中で100℃にて1時間撹拌した。得られた溶液を水で希釈した。溶液のpH値を塩化水素(1N)で5に調整した。固体を濾過により集め、減圧下で乾燥して、130mgの白色の固体を得た。濾液を、30分以内で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/LのNH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。画分を集め、濃縮して、370mgの白色の固体を得た。これが、標題化合物(合計500mg、56%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 165。
【0235】
工程6:3−(4−クロロフェネチル)−5−((5,7−ジメチル−4−オキソイミダゾ[1,5−f][1,2,4]トリアジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化68】
5,7−ジメチル−3H,4H−イミダゾ[4,3−f][1,2,4]トリアジン−4−オン(60mg、0.37mmol)、5−(クロロメチル)−3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(120mg、0.44mmol)、炭酸カリウム(153mg、1.11mmol)、TBAI(15mg、0.04mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。固体を濾過した。得られた溶液を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(40.8mg、28%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 401。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.11 (s, 1H), 7.36 - 7.13 (m, 4H), 5.04 (s, 2H), 3.87 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.92 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.48 (s, 2H), 2.47 (s, 2H)。
【0236】
実施例化合物14及び15:(S)−3−(2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロエチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン及び(R)−3−(2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロエチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0237】
実施例化合物14及び15の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化69】
【0238】
工程1:1−(2−ブロモ−1−フルオロエチル)−4−クロロベンゼンの調製
【化70】
Et
3N.3HF(4.89g、30.33mmol)を、窒素下、0℃で、撹拌しながら、1−クロロ−4−エテニルベンゼン(3.00g、21.65mmol)、NBS(5.78g、32.47mmol)、及びジクロロメタン(30mL)の混合物中に滴加した。得られた溶液を室温で一晩撹拌した。得られた溶液を酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、石油エーテルで溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(2.0g、39%)を黄色の油状物として得た。
【0239】
工程2:(S)−3−(2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロエチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン及び(R)−3−(2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロエチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化71】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、6mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、1−(2−ブロモ−1−フルオロエチル)−4−クロロベンゼン(1.15mg、4.84mmol)、TBAI(45mg、0.12mmol)、炭酸カリウム(1.0g、7.25mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(4mL)の混合物中に室温で滴加した。混合物を60℃で12時間撹拌した。固体を濾過した。得られた溶液を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、15mgのラセミ混合物をもたらした。次に、生成物を、以下の条件[(Prep-HPLC-009):カラム、Chiralpak IA、2*25cm、5um; 移動相、Hex及びエタノール(28分で50.0%エタノールを保持); 検出器、UV 220/254nm]でキラル分取HPLCにより精製した。
【0240】
これが、3.9mgの(S)−3−(2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロエチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンを白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 405。保持時間=4.63分(Repaired IA、0.46×10cm、5μm、(Hex:DCM=5:1)(0.1% DEA):EtOH=50:50、1.0ml/分)。
1H NMR (400 MHz, CD
3CN) δ 8.09 (s, 1H), 7.91 (s, 1H), 7.45-7.39 (m, 4H), 8.86-5.72 (m, 1H), 5.11 (s, 2H), 4.20-4.10 (m, 1H), 4.05-3.93 (m, 4H)。
【0241】
これはまた、3.4mgの(R)−3−(2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロエチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンを白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 405。保持時間=6.69分(Repaired IA、0.46×10cm、5μm、(Hex:DCM=5:1)(0.1% DEA):EtOH=50:50、1.0ml/分)。
1H NMR (400 MHz, CD
3CN) δ 8.09 (s, 1H), 7.91 (s, 1H), 7.45-7.39 (m, 4H), 8.86-5.72 (m, 1H), 5.11 (s, 2H), 4.20-4.10 (m, 1H), 4.05-3.93 (m, 4H)。
【0242】
実施例化合物16:3−(4−シクロプロピルフェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0243】
実施例化合物16の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化72】
【0244】
工程1:2−(4−シクロプロピルフェニル)エタン−1−オールの調製
【化73】
2−(4−ブロモフェニル)エタン−1−オール(1.00g、4.97mmol)、シクロプロピルボロン酸(510mg、5.94mmol)、Pd(OAc)
2(110mg、0.49mmol)、SPhos(610mg、1.49mmol)、K
3PO
4(3.17g、14.93mmol)、ジオキサン(10mL)、及び水(2mL)の混合物を、窒素下、100℃で16時間撹拌した。固体を濾過した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(10:1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(800mg、99%)を淡黄色の油状物として得た。
【0245】
工程2:2−(4−シクロプロピルフェニル)エチル メタンスルホナートの調製
【化74】
MsCl(254.20mg、2.22mmol)を、窒素下、0℃で、撹拌しながら、2−(4−シクロプロピルフェニル)エタン−1−オール(300mg、1.85mmol)、TEA(561.38mg、5.55mmol)、及びジクロロメタン(4mL)の混合物中に滴加した。得られた溶液を0℃で10分間撹拌した。次に、反応物を水によりクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(200mg、45%)を黄色の油状物としてもたらした。
【0246】
工程3:3−(4−シクロプロピルフェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化75】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、2mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、2−(4−シクロプロピルフェニル)エチル メタンスルホナート(116mg、0.48mmol)、TBAI(15mg、0.04mmol)、炭酸カリウム(167mg、1.21mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)の混合物中に室温で滴加した。混合物を50℃で2時間撹拌した。固体を濾過した。得られた溶液を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(24.3mg、15%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 393。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.35 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.04 - 6.91 (m, 4H), 5.23 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 3.81 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 2.85 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 1.86 - 1.82 (m, 1H), 0.93 - 0.86 (m, 2H), 0.61 - 0.59 (m, 2H)。
【0247】
実施例化合物17:3−(4−(ジメチルアミノ)フェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0248】
実施例化合物17の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化76】
【0249】
工程1:2−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]エタン−1−オールの調製
【化77】
BH
3・THF(5mL、THF中 1M)を、2−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]酢酸(300mg、1.67mmol)とテトラヒドロフラン(10mL)との混合物中に窒素下、0℃で滴加した。得られた溶液を室温で1時間撹拌した。次に、反応物を水によりクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1:4)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(190mg、69%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 166。
【0250】
工程2:4−(2−ブロモエチル)−N,N−ジメチルアニリンの調製
【化78】
THF(0.5mL)中のPPh
3(79mg、0.30mmol)を、2−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]エタン−1−オール(50mg、0.30mmol)、CBr
4(149mg、0.45mmol)、及びジクロロメタン(3mL)の混合物中に窒素下、0℃で滴加した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1:6)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(33mg、48%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 228。
【0251】
工程3:3−(4−(ジメチルアミノ)フェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化79】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、0.75mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、4−(2−ブロモエチル)−N,N−ジメチルアニリン(33mg、0.15mmol)、炭酸カリウム(40mg、0.29mmol)、TBAI(5mg、0.014mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(4mL)の混合物中に室温で滴加した。混合物を室温で12時間撹拌した。固体を濾過した。得られた溶液を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(7.1mg、12%)をもたらした。LCMS [M+H
+] 396。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.36 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 6.96 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 6.61 - 6.53 (m, 2H), 5.24 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 3.77 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 2.82 (s, 8H)。
【0252】
実施例化合物18:3−(4−(ジフルオロメチル)フェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0253】
実施例化合物18の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化80】
【0254】
工程1:2−[4−(ブロモメチル)フェニル]酢酸メチルの調製
【化81】
2−[4−(ブロモメチル)フェニル]酢酸(3g、13.10mmol)、メタノール(100mL)、塩化チオニル(2.3g、19.33mmol)の混合物を、60℃で3時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(2.5g、79%)を無色の油状物としてもたらした。
【0255】
工程2:2−(4−ホルミルフェニル)酢酸メチルの調製
【化82】
2−[4−(ブロモメチル)フェニル]酢酸メチル(2.5g、10.28mmol)、アセトニトリル(50mL)、及びNMO(3.6g、30.73mmol)の混合物を、室温で3時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/3)で溶離するシリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(1.2g、65%)を無色の油状物としてもたらした。
【0256】
工程3:2−[4−(ジフルオロメチル)フェニル]酢酸メチルの調製
【化83】
DAST(2.2g、13.65mmol)を、窒素下、0℃で、2−(4−ホルミルフェニル)酢酸メチル(1.2g、6.74mmol)とジクロロメタン(30mL)との混合物中に滴加した。得られた溶液を0℃で2時間撹拌した。次に、反応物を水によりクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/10)で溶離するシリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(1g、74%)を無色の油状物としてもたらした。
【0257】
工程4:2−[4−(ジフルオロメチル)フェニル]エタン−1−オールの調製
【化84】
LiAlH
4(380mg、10.01mmol)を、2−[4−(ジフルオロメチル)フェニル]酢酸メチル(1g、5.00mmol)とテトラヒドロフラン(20mL)との混合物中に窒素下、0℃で数回に分けて加えた。得られた溶液を0℃で1時間撹拌した。次に、反応物をNa
2SO
4.10H
2Oによりクエンチした。固体を濾過した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/3)で溶離するシリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(800mg、93%)を無色の油状物としてもたらした。
【0258】
工程5:1−(2−ブロモエチル)−4−(ジフルオロメチル)ベンゼンの調製
【化85】
PPh
3(1.8g、6.86mmol)を、2−[4−(ジフルオロメチル)フェニル]エタン−1−オール(600mg、3.49mmol)、CBr
4(3.2g、9.65mmol)、及びジクロロメタン(100mL)の混合物中に窒素下、0℃で数回に分けて加えた。反応物を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/10)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(500mg、61%)を無色の油状物として得た。
【0259】
工程6:3−(4−(ジフルオロメチル)フェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化86】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、4mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、1−(2−ブロモエチル)−4−(ジフルオロメチル)ベンゼン(212mg、0.90mmol)、炭酸カリウム(236mg、1.71mmol)、TBAI(31mg、0.08mmol)、及びDMF(3mL)の混合物中に室温で滴加した。反応物を室温で4時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(21.9mg、7%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 403。
1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 8.36 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.44 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 7.32 (d, J = 7.9 Hz, 2H), 7.13 - 6.99 (m, 1H), 5.23 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 3.89 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 2.98 (t, J = 6.9 Hz, 2H)。
【0260】
実施例化合物19及び20:(S)−3−(2−(4−クロロフェニル)プロピル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン及び(R)−3−(2−(4−クロロフェニル)プロピル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0261】
実施例化合物19及び20の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化87】
【0262】
工程1:2−(4−クロロフェニル)プロパン−1−オールの調製
【化88】
BH
3・THF(16.3mL、170.32mmol)を、窒素下、0℃で、2−(4−クロロフェニル)プロパン酸(1g、5.42mmol)とテトラヒドロフラン(50mL)との混合物中に滴加した。得られた溶液を0℃で2時間撹拌した。次に、反応物を水によりクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(800mg、87%)を無色の油状物としてもたらした。
【0263】
工程2:(S)−3−(2−(4−クロロフェニル)プロピル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン及び(R)−3−(2−(4−クロロフェニル)プロピル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化89】
DIAD(238mg、1.18mmol)を、窒素下、0℃で、2−(4−クロロフェニル)プロパン−1−オール(200mg、1.17mmol)、7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(146mg、0.59mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)、及びPPh
3(308mg、1.17mmol)の混合物中に滴加した。得られた溶液を室温で1時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。
【0264】
これが、(S)−3−(2−(4−クロロフェニル)プロピル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン(31.5mg、13%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 401。保持時間=1.76分(CHIRALPAK IA-3、0.46×5cm、3μm、100% MeOH(0.1% DEA)、1.0ml/分)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.31 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.32 - 7.17 (m, 4H), 5.17 (s, 2H), 3.96 (s, 3H), 3.75 (d, J = 7.6 Hz, 2H), 3.13 (q, J = 7.4 Hz, 1H), 1.18 (d, J = 7.0 Hz, 3H)。
【0265】
更に、これが、(R)−3−(2−(4−クロロフェニル)プロピル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン(34.4mg、15%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 401。保持時間=2.64分(CHIRALPAK IA-3、0.46×5cm、3μm、100% MeOH(0.1% DEA)、1.0ml/分)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.30 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.31 - 7.16 (m, 4H), 5.17 (s, 2H), 3.96 (s, 3H), 3.75 (d, J = 7.5 Hz, 2H), 3.12 (q, J = 7.2 Hz, 1H), 1.18 (d, J = 7.0 Hz, 3H)。
【0266】
実施例化合物21:3−(2−(5−クロロチオフェン−2−イル)エチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0267】
実施例化合物21の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化90】
【0268】
工程1:2−(5−クロロチオフェン−2−イル)エタン−1−オールの調製
【化91】
BH
3・THF(5.1mL、5.1mmol)を、テトラヒドロフラン(10mL)中の2−(5−クロロチオフェン−2−イル)酢酸(300mg、1.7mmol)の混合物中に窒素下、0℃で滴加した。得られた溶液を、氷/塩浴中で0℃にて3時間撹拌した。次に、反応物を水によりクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(200mg、72%)を黄色の油状物としてもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。LCMS [M+H
+] 163。
【0269】
工程2:2−クロロ−5−(2−クロロエチル)チオフェンの調製
【化92】
メタンスルホニルクロリド(211mg、1.85mmol)を、2−(5−クロロチオフェン−2−イル)エタン−1−オール(200mg、1.23mmol)、トリエチルアミン(249mg、2.46mmol)、及びジクロロメタン(5mL)の混合物中に窒素下、0℃で滴加した。得られた溶液を、氷/塩浴中で0℃にて30分間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(150mg、67%)を白色の固体としてもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。LCMS [M+H
+] 241。
【0270】
工程3:3−(2−(5−クロロチオフェン−2−イル)エチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化93】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(〜0.2M、2mL、実施例化合物1、工程3に従って調製)の溶液を、2−(5−クロロチオフェン−2−イル)エチル メタンスルホナート(100.00mg、0.42mmol)、TBAI(15mg、0.04mmol)、炭酸カリウム(167mg、1.21mmol)、及びDMF(3mL)の混合物中に室温で滴加した。反応物を、油浴中で60℃にて1時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(36.5mg、22%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H] 393。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.07 (s, 1H), 7.87 (s, 1H), 6.74 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 6.62 (dt, J = 3.7, 0.9 Hz, 1H), 5.13 (s, 2H), 4.12 (s, 3H), 3.94 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 3.16 (t, J = 7.1 Hz, 2H)。
【0271】
実施例化合物22:1−([4−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル)−6−メチル−7−オキソ−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリルの調製
【0272】
実施例化合物22の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化94】
【0273】
工程1:3−ヨード−1−[[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル]−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オンの調製
【化95】
水素化ナトリウム(687mg、28.62mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)中の3−ヨード−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オン(1.5g、5.72mmol)の溶液に0℃でバッチ式で加えた。SEM−Cl(950mg、6.22mmol)を、20分後にの溶液中に滴加した。得られた溶液を室温で12時間撹拌し、更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。LCMS [M+H
+] 393。
【0274】
工程2:3−ヨード−6−メチル−1−[[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル]−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オンの調製
【化96】
水素化ナトリウム(60mg 2.50mmol)を、3−ヨード−1−[[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル]−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オン(DMF中〜0.11M、50mL、工程1から調製)の溶液に0℃で加えた。20分後、CH
3I(430mg、3.02mmol)を滴加し、得られた混合物を室温で3時間撹拌した。反応溶液を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(250mg、24%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 407。
【0275】
工程3:6−メチル−7−オキソ−1−[[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル]−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリルの調製
【化97】
3−ヨード−6−メチル−1−[[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル]−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オン(260mg、0.64mmol)、Zn(CN)
2(148mg、1.26mmol)、Pd
2(dba)
3.CHCl
3(66mg、0.06mmol)、dppf(71mg、0.13mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物に、マイクロ波放射線を窒素下で100℃にて1時間照射した。固体を濾過した。濾液を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(150mg、77%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 306。
【0276】
工程4:6−メチル−7−オキソ−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリルの調製
【化98】
6−メチル−7−オキソ−1−[[2−(トリメチルシリル)エトキシ]メチル]−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリル(120mg、0.39mmol)とトリフルオロ酢酸(3mL)との混合物を、60℃で18時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(60mg、87%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 176。
【0277】
工程5:1−([4−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル)−6−メチル−7−オキソ−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリルの調製
【化99】
5−(クロロメチル)−3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(93mg、0.34mmol)、6−メチル−7−オキソ−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリル(60mg、0.34mmol)、炭酸カリウム(95mg、0.68mmol)、TBAI(6mg、0.02mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物を、室温で3時間撹拌した。反応混合物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(36.6mg、26%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 412。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.47 (s, 1H), 7.30 - 7.17 (m, 4H), 5.91 (s, 2H), 3.90 - 3.85 (m, 2H), 3.55 (s, 3H), 2.94 - 2.90 (m, 3H)。
【0278】
実施例化合物23:6−([4−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル)−1−メチル−7−オキソ−1H,3aH,6H,7H,7aH−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリルの調製
【0279】
実施例化合物23の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化100】
【0280】
工程1:3−ヨード−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7(6H)−オンの調製
【化101】
3−ヨード−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7−オン(2.2g、8.39mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)、炭酸カリウム(2.3g、16.64mmol)、及びCH
3I(1.2g、8.45mmol)の混合物を、室温で3時間撹拌した。固体を濾過した。濾液を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(1g、43%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 277。
【0281】
工程2:1−メチル−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリルの調製
【化102】
3−ヨード−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−7(6H)−オン(300mg、1.08mmol)、Zn(CN)
2(250mg、2.13mmol)、Pd
2(dba)
3CHCl
3(112mg、0.11mmol)、dppf(120mg、0.22mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物に、マイクロ波放射線を窒素下で100℃にて1時間照射した。固体を濾過した。濾液を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(40mg、21%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 176。
【0282】
工程3:6−([4−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル)−1−メチル−7−オキソ−1H,3aH,6H,7H,7aH−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリルの調製
【化103】
5−(クロロメチル)−3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(62mg、0.23mmol)、1−メチル−7−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリル(40mg、0.23mmol)、炭酸カリウム(63mg、0.46mmol)、TBAI(4mg、0.01mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(34mg、36%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 412。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.46 (s, 1H), 7.30 - 7.19 (m, 4H), 5.25 (s, 2H), 4.30 (s, 3H), 3.88 - 3.85 (m, 2H), 2.93 - 2.90 (m, 2H)。
【0283】
実施例化合物24:7−メチル−1−([5−オキソ−4−[2−(3−フェニルフェニル)エチル]−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル)−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オンの調製
【0284】
実施例化合物24の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化104】
【0285】
工程1:2−(3−フェニルフェニル)エタン−1−オールの調製
【化105】
2−(4−ブロモフェニル)エタン−1−オール(1g、4.97mmol)、フェニルボロン酸(915mg、7.50mmol)、Pd(dppf)Cl
2(366mg、0.50mmol)、炭酸カリウム(1.38g、9.98mmol)、及びジオキサン(20mL)の混合物を、窒素下、100℃で12時間撹拌した。固体を濾過した。得られた溶液を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/3)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(500mg、51%)を白色の固体として得た。
【0286】
工程2:2−(3−フェニルフェニル)エチル メタンスルホナートの調製
【化106】
MsCl(170mg、1.48mmol)を、2−(3−フェニルフェニル)エタン−1−オール(200mg、1.01mmol)、ジクロロメタン(3mL)、及びトリエチルアミン(204mg、2.02mmol)の混合物中に滴加した。得られた溶液を0℃で30分間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(280mg、粗製物)を白色の固体としてもたらした。
【0287】
工程3:7−メチル−1−([5−オキソ−4−[2−(3−フェニルフェニル)エチル]−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル)−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オンの調製
【化107】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(50mg、0.20mmol)、2−(3−フェニルフェニル)エチル メタンスルホナート(84mg、0.30mmol)、炭酸カリウム(56mg、0.41mmol)、TBAI(8mg、0.02mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)の混合物を、50℃で3時間撹拌した。反応混合物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(31.2mg、36%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 429。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.35 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.67 - 7.59 (m, 2H), 7.54 - 7.29 (m, 6H), 7.20 - 7.13 (m, 1H), 5.23 (s, 2H), 3.95 - 3.92 (m, 5H), 3.01 - 2.98 (t, J = 7.1 Hz, 2H)。
【0288】
実施例化合物25:1−([4−[2−(4−ブロモ−3−クロロフェニル)エチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル)−7−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オンの調製
【0289】
実施例化合物25の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化108】
【0290】
工程1:1−ブロモ−2−クロロ−4−[(E)−2−メトキシエテニル]ベンゼンの調製
【化109】
t−BuOK(68mL、605.99mmol)、(メトキシメチル)トリフェニルホスファニウムクロリド(23.5g、68.55mmol)、及びTHF(200mL)の混合物を、0℃で1時間撹拌した。4−ブロモ−3−クロロベンズアルデヒド(10g、45.57mmol)を、の溶液中に0℃で滴加した。得られた溶液を室温で12時間撹拌した。次に、反応物を水によりクエンチし、石油エーテルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/100)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(9g、80%)を淡黄色の油状物として得た。
【0291】
工程2:2−(4−ブロモ−3−クロロフェニル)アセトアルデヒドの調製
【化110】
1−ブロモ−2−クロロ−4−[(E)−2−メトキシエテニル]ベンゼン(1g、4.04mmol)、テトラヒドロフラン(20mL)及び塩化水素(10%、4mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。得られた溶液を酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(0.8g、85%)を淡黄色の油状物としてもたらした。
【0292】
工程3:2−(4−ブロモ−3−クロロフェニル)エタン−1−オールの調製
【化111】
2−(4−ブロモ−3−クロロフェニル)アセトアルデヒド(800mg、3.43mmol)、メタノール(10mL)、及びNaBH
4(124mg、3.28mmol)の混合物を、0℃で10分間撹拌した。次に、反応物を水によりクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1:10)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(0.5g、62%)を無色の油状物として得た。
【0293】
工程4:2−(4−ブロモ−3−クロロフェニル)エチル メタンスルホナートの調製
【化112】
MsCl(37mg、0.32mmol)を、2−(4−ブロモ−3−クロロフェニル)エタン−1−オール(50mg、0.21mmol)、ジクロロメタン(4mL)、及びTEA(44mg、0.43mmol)の混合物中に加えた。得られた溶液を0℃で30分間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(50mg、75%)を白色の固体としてもたらした。
【0294】
工程5:1−([4−[2−(4−ブロモ−3−クロロフェニル)エチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル)−7−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オンの調製
【化113】
2−(4−ブロモ−3−クロロフェニル)エチル メタンスルホナート(50mg、0.16mmol)、7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(40mg、0.16mmol)、炭酸カリウム(45mg、0.33mmol)、TBAI(3mg、0.01mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)の混合物を、50℃で3時間撹拌した。反応混合物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(15.9mg、21%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 466。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.35 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.61 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.49 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.09 - 7.02 (m, 1H), 5.22 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 3.90 - 3.87 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 2.93 - 2.89 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 1.25 (s, 1H)。
【0295】
実施例化合物26:7−([4−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル)−1−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オンの調製
【0296】
実施例化合物26の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化114】
【0297】
工程1:6−クロロ−7−[(4−メトキシフェニル)メチル]−7H−プリンの調製
【化115】
水素化ナトリウム(858mg、35.75mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(30mL,)中の6−クロロ−7H−プリン(3g、19.41mmol)の溶液にバッチ式で加えた。20分後、PMBCl(6.1g、38.81mmol)を、の混合物中に滴加した。得られた溶液を室温で4時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(2.3g、43%)を淡黄色の油状物として得た。LCMS [M+H
+] 275。
【0298】
工程2:7−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オンの調製
【化116】
6−クロロ−7−[(4−メトキシフェニル)メチル]−7H−プリン(2.3g、8.37mmol)、1,4−ジオキサン(3mL)、水酸化ナトリウム(1g、25.00mmol)及び水(25mL)の混合物を、90℃で1.5時間撹拌した。溶液のpH値をHCl(2M)で7に調整した。固体を濾過により集めて、標題化合物(1.95g、91%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 257。
【0299】
工程3:7−[(4−メトキシフェニル)メチル]−1−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オンの調製
【化117】
7−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(1g、3.90mmol)、炭酸カリウム(1.1g、7.80mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(12mL)及びCH
3I(666mg、4.69mmol)の混合物を、室温で1.5時間撹拌した。固体を濾過した。反応混合物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(700mg、66%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 271。
【0300】
工程4:1−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オンの調製
【化118】
7−[(4−メトキシフェニル)メチル]−1−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(700mg、2.590mmol)とトリフルオロ酢酸(10mL)との混合物を、70℃で15時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(700mg、粗製物)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 151。
【0301】
工程5:7−([4−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル)−1−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オンの調製
【化119】
5−(クロロメチル)−3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(64mg、0.23mmol)、1−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(35mg、0.23mmol)、炭酸カリウム(97mg、0.70mmol)、TBAI(4mg、0.01mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)の混合物を、室温で12時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(34.3mg、38%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 387。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.36 - 8.33 (d, J = 11.8 Hz, 2H), 7.31 - 7.23 (m, 2H), 7.22 - 7.13 (m, 2H), 5.65 (s, 2H), 3.86 - 3.82(t, J = 6.7 Hz, 2H), 3.34 (s, 3H), 2.89 - 2.86 (t, J = 6.7 Hz, 2H)。
【0302】
実施例化合物27:3−(4−クロロフェネチル)−5−((4−メチル−5−オキソピリダジノ[3,4−d]ピリミジン−6(5H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0303】
実施例化合物27の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化120】
【0304】
工程1:4,6−ジブロモ−5−メチルピリダジン−3−アミンの調製
【化121】
メタノール(30mL)中のBr2(9.6g、60.07mmol)の溶液を、5−メチルピリダジン−3−アミン(3g、27.49mmol)、メタノール(100mL)、及び重炭酸ナトリウム(11.5g、136.89mmol)の混合物中に0℃で滴加した。得られた溶液を室温で2時間撹拌し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/4)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(4.0g、55%)を褐色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 266。
【0305】
工程2:4−ブロモ−5−メチルピリダジン−3−アミンの調製
【化122】
EtMgBr(2mL、15.15mmol、THF中 3M)を、窒素下、0〜10℃で、テトラヒドロフラン(8mL)中の4,6−ジブロモ−5−メチルピリダジン−3−アミン(400mg、1.49mmol)の溶液中に滴加した。得られた溶液を63℃で35分間撹拌した。反応物を水でクエンチし、減圧下で濃縮した。残留物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(36mg、13%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 188。
【0306】
工程3:3−アミノ−5−メチルピリダジン−4−カルボキサミドの調製
【化123】
4−ブロモ−5−メチルピリダジン−3−アミン(80mg、425.47mmol)、NH
3/MeOH(7M)(4mL)、Pd(dppf)Cl
2(31mg、0.04mmol)、TEA(128mg、1.26mmol)、及び一酸化炭素の混合物を、10atmの圧力下、100℃で一晩撹拌した。反応溶液を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(85mg、粗製物)を淡黄色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 153。
【0307】
工程4:4−メチルピリミド[4,5−c]ピリダジン−5(6H)−オンの調製
【化124】
3−アミノ−5−メチルピリダジン−4−カルボキサミド(150mg、0.98mmol)、エタノール(3mL)、EtONa(21%)(3.2g、0.04mmol)、ギ酸エチル(360mg、4.86mmol)の混合物を、窒素下、80℃で1時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。溶液のpH値を塩化水素/H
2O(5%)で8に調整した。得られた混合物を減圧下で濃縮し、エタノールで希釈した。固体を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、標題化合物(120mg、75%)を褐色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 163。
【0308】
工程5:3−(4−クロロフェネチル)−5−((4−メチル−5−オキソピリミド[4,5−c]ピリダジン−6(5H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化125】
4−メチル−5H,6H−ピリダジノ[3,4−d]ピリミジン−5−オン(100mg、0.61mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(4mL)、TBAI(12mg、0.03mmol)、炭酸カリウム(138mg、0.99mmol)、及び5−(クロロメチル)−3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(180mg、0.65mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応溶液を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。得られた溶液をジクロロメタンで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(6mg、2%)を淡黄色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 399。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.37 (s, 1H), 8.71 (s, 1H), 7.26 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.21 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 5.19 (s, 2H), 3.86 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.92 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.79 (s, 3H)。
【0309】
実施例化合物28:3−((4−(4−クロロフェネチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)−5−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−7−カルボニトリルの調製
【0310】
実施例化合物28の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化126】
【0311】
工程1:2,6−ジクロロ−4−メチルニコチノイルクロリドの調製
【化127】
塩化オキサリル(5.5g、43.33mmol)を、2,6−ジクロロ−4−メチルピリジン−3−カルボン酸(3g、14.56mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(50mg、0.68mmol)、及びジクロロメタン(100mL)の溶液中に0℃で滴加した。得られた溶液を室温で一晩撹拌し、減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(3.1g、粗製物)を淡黄色の液体としてもたらした。
【0312】
工程2:2,6−ジクロロ−4−メチルニコチンアミドの調製
【化128】
ジクロロメタン(15mL)中の2,6−ジクロロ−4−メチルピリジン−3−カルボニルクロリド(3.1g、13.81mmol)の溶液を、NH
3/THF(0.5M)(42mL)の撹拌した溶液中に25℃で滴加した。室温で1時間撹拌した後、得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(1.5g、53%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 205。
【0313】
工程3:2−アミノ−6−クロロ−4−メチルニコチンアミドの調製
【化129】
2,6−ジクロロ−4−メチルピリジン−3−カルボキサミド(50mg、0.24mmol)、ジオキサン(2mL、23.60mmol)、及びアンモニア(30%、0.5mL)の混合物を、130℃で一晩撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(25mg、55%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 186。
【0314】
工程4:7−クロロ−5−メチルピリド[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−の調製
【化130】
2−アミノ−6−クロロ−4−メチルピリジン−3−カルボキサミド(320mg、1.72mmol)と(ジエトキシメトキシ)エタン(5mL)との混合物を、140℃で一晩撹拌した。固体を濾過により集めた。これが、標題化合物(180mg、53%)を灰色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 211。
【0315】
工程5:5−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−7−カルボニトリルの調製
【化131】
7−クロロ−5−メチル−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−4−オン(170mg、0.86mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)、Zn(CN)
2(151mg、1.28mmol)、Pd
2(dba)
3.CHCl
3(90mg、0.08mmol,)、及びdppf(96mg、0.17mmol)の混合物を、窒素下、100℃で3時間撹拌した。固体を濾過した。粗生成物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(100mg、62%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 187。
【0316】
工程6:3−((4−(4−クロロフェネチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)−5−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−7−カルボニトリルの調製
【化132】
5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−カルボニトリル(20mg、0.10mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)、炭酸カリウム(30mg、0.21mmol)、TBAI(2mg、0.01mmol)、及び5−(クロロメチル)−3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(29mg、0.11mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。粗生成物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(16.7mg、37%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 423。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.71 (s, 1H), 8.06 (s, 1H), 7.28 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.20 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 5.19 (s, 2H), 3.86 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 2.91 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.85 (s, 3H)。
【0317】
実施例化合物29:3−[2−(1−メチルインドール−5−イル)エチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0318】
実施例化合物29の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化133】
【0319】
工程1: 2−(1−メチル−1H−インドール−5−イル)酢酸メチルの調製
【化134】
(1−メチル−1H−インドール−5−イル)ボロン酸(500mg、2.86mmol)、2−ブロモ酢酸メチル(434mg、2.84mmol)、Pd(OAc)
2(63mg、0.28mmol)、P(o−Tol)
3(86mg、0.28mmol)、炭酸ナトリウム(604mg、5.70mmol)、テトラヒドロフラン(20mL)、及び水(2mL)の混合物を、窒素下、60℃で一晩撹拌した。反応物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、石油エーテル/酢酸エチル(1/10)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(200mg、34%)を淡黄色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 204。
【0320】
工程2:2−(1−メチル−1H−インドール−5−イル)エタノールの調製
【化135】
2−(1−メチル−1H−インドール−5−イル)酢酸メチル(203mg、1.00mmol)、テトラヒドロフラン(15mL)、及びLiAlH
4(114mg、3.00mmol)の混合物を、室温で一晩撹拌した。次に、反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、石油エーテル/酢酸エチル(1/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(150mg、86%)を淡黄色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 176。
【0321】
工程3:3−[2−(1−メチルインドール−5−イル)エチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化136】
DIAD(230mg、1.13mmol)を、2−(1−メチル−1H−インドール−5−イル)エタン−1−オール(80mg、0.46mmol)、7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(113mg、0.46mmol)、PPh
3(239mg、0.91mmol)及びN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)の混合物中に滴加した。得られた溶液を室温で1時間撹拌した。反応混合物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(56.7mg(31%))を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 406。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.37 (s, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.35 - 7.23 (m, 3H), 6.96 (dd, J = 8.4, 1.6 Hz, 1H), 6.29 (dd, J = 3.1, 0.9 Hz, 1H), 5.25 (s, 2H), 4.00 (s, 3H), 3.87 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 3.35 (s, 3H), 2.98 (t, J = 7.0 Hz, 2H)。
【0322】
実施例化合物30:1−[[3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル]−6−メチル−7−オキソ−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリルの調製
【0323】
実施例化合物30の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化137】
工程1:1−[[3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]メチル]−6−メチル−7−オキソ−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリルの調製
【化138】
6−メチル−7−オキソ−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリル(20mg、0.11mmol)、5−(クロロメチル)−3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−1,2,4−オキサジアゾール(29.26mg、0.11mmol)、TBAI(4.22mg、0.01mmol)、K
2CO
3(47.32mg、0.34mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(30.4mg、67%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 396。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 8.48 (s, 1H), 7.37 - 7.16 (m, 4H), 6.29 (s, 2H), 3.53 (s, 3H), 3.04 - 2.88 (m, 4H)。
【0324】
実施例化合物31:5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[2−(p−トリル)エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0325】
実施例化合物31の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化139】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(50mg、0.20mmol)、TBAI(7.4mg、0.02mmol)、K
2CO
3(83.47mg、0.60mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)、及び1−(2−ブロモエチル)−4−メチルベンゼン(40mg、0.20mmol)の混合物を、室温で0.5時間撹拌した。反応混合物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(39.5mg、54%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 367。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.36 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.05 (s, 4H), 5.24 (s, 2H), 4.00 (s, 3H), 3.83 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 2.87 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 2.24 (s, 3H)。
【0326】
実施例化合物32:1−[(4−[2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]エチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6−メチル−7−オキソ−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリルの調製
【0327】
実施例化合物32の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化140】
【0328】
工程1:2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]酢酸メチルの調製
【化141】
2−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(2g、12.04mmol)、2−クロロ−2,2−ジフルオロ酢酸ナトリウム(2.19g、14.36mmol)、Cs
2CO
3(4.71g、14.46mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)の混合物を、油浴中で80℃にて3時間撹拌した。得られた溶液を酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、石油エーテル/酢酸エチル(7/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(0.8g、31%)を黄色の油状物として得た。
【0329】
工程2:2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]エタン−1−オールの調製
【化142】
LiAlH
4(263.9mg、6.95mmol)を、窒素下、0℃で、テトラヒドロフラン(50mL)中の2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]酢酸メチル(750mg、3.47mmol)の溶液にバッチ式で加えた。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/1.5)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(690mg、粗製物)を無色の油状物として得た。
【0330】
工程3:5−[[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]メチル]−3−[2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]エチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化143】
DIAD(228.2mg、1.13mmol)を、2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]エタン−1−オール(106.2mg、0.56mmol)、5−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]メチル−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(200mg、0.56mmol)、PPh
3(296.5mg、1.13mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(7mL)の撹拌した混合物中に滴加した。得られた溶液を室温で0.5時間撹拌した。混合物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(171.6mg、58%)を褐色の油状物としてもたらした。
【0331】
工程4:3−[2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]エチル]−5−(ヒドロキシメチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化144】
5−[[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]メチル]−3−[2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]エチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(90mg、0.17mmol)とトリフルオロ酢酸(5mL)との混合物を、室温で一晩撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(22mg、45%)を褐色の油状物としてもたらした。LCMS [M+H
+] 287。
【0332】
工程5:1−[(4−[2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]エチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6−メチル−7−オキソ−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリルの調製
【化145】
DIAD(31.08mg,0.15mmol)を、3−[2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]エチル]−5−(ヒドロキシメチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(22mg、0.08mmol)、6−メチル−7−オキソ−1H,6H,7H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−カルボニトリル(13.61mg、0.078mmol)、PPh
3(40.31mg、0.15mmol)及びN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)の混合物中に滴加した。得られた溶液を室温で0.5時間撹拌した。得られた混合物を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(6.1mg(18%))を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 444。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.05 (s, 1H), 7.28 - 7.06 (m, 4H), 6.70 - 6.33 (t, J = 72.0 Hz, 1H), 5.82 (s, 2H), 3.95 (t, J = 8.0 Hz, 2H), 3.67 (s, 3H), 3.04 (t, J = 8.0 Hz, 2H)。
【0333】
実施例化合物33及び34:5−[(5−メチル−4−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−3−[rac−(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロ−エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン及び
5−[(5−メチル−4−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−3−[rac−(2S)−2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロ−エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0334】
実施例化合物33及び34の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化146】
【0335】
工程1:メチル 2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロエタノールの調製
【化147】
BF
3.Et
2O(549mg、3.87mmol)を、窒素下、0℃で、2−(4−クロロフェニル)オキシラン(1g、6.47mmol)、ジクロロメタン(40mL)、及びトリエチルアミン.3HF(3.12g、19.35mmol)の撹拌した溶液に加えた。得られた溶液を室温で一晩撹拌した。次に、反応物を水/氷によりクエンチした。反応溶液のpH値を9に調整した。得られた混合物をジクロロメタンで抽出し、塩化水素/H
2Oで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(500mg、44%)を帯緑色の油状物として得た。GCMS [M] 174。
【0336】
工程2:5−[(5−メチル−4−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−3−[rac−(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロ−エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン及び5−[(5−メチル−4−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−3−[rac−(2S)−2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロ−エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化148】
2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロエタン−1−オール(80mg、0.46mmol)、5−({5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル}メチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(100mg、0.39mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)、PPh
3(200mg、0.76mmol)、及びDIAD(388mg、1.92mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。濾液を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、60mgのラセミ混合物をもたらした。ラセミ体を、以下の条件[(Prep-HPLC-009):カラム、Chiralpak IA、2*25cm、5um; 移動相、Hex及びエタノール(28分で50.0%エタノール〜を保持);検出器、UV 220/254nm]を用いてキラル分取HPLCで分離した。これが、25.4mgの5−[(5−メチル−4−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−3−[rac−(2R)−2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロ−エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンを白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 416。保持時間=4.63分(Repaired IA、0.46×10cm、5μm、(Hex:DCM=5:1)(0.1% DEA):EtOH=50:50、1.0ml/分)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.79 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.61 (s, 1H), 7.45 (s, 5H), 5.92- 5.76 (dd, J = 7.8, 3.3 Hz, 1H), 5.21 (s, 2H), 4.27 - 3.96 (m, 2H), 2.81 (d, J = 0.8 Hz, 3H)。これはまた、26.6mgの5−[(5−メチル−4−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−3−[rac−(2S)−2−(4−クロロフェニル)−2−フルオロ−エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンを白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 416。保持時間=6.69分(Repaired IA、0.46×10cm、5μm、(Hex:DCM=5:1)(0.1% DEA):EtOH=50:50、1.0ml/分)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.79 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.61 (s, 1H), 7.45 (s, 5H), 5.92- 5.76 (dd, J = 7.8, 3.3 Hz, 1H), 5.21 (s, 2H), 4.27 - 3.96 (m, 2H), 2.81 (d, J = 0.8 Hz, 3H)。
【0337】
実施例化合物35:3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−[(3−メチル−4−オキソ−イミダゾ[4,5−d]ピリダジン−5−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0338】
実施例化合物35の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化149】
【0339】
工程1:4−(ヒドロキシメチル)−1−(4−メトキシベンジル)−1H−イミダゾール−5−カルボン酸メチルの調製
【化150】
4−(ヒドロキシメチル)−1H−イミダゾール−5−カルボン酸メチル(500mg、3.20mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)、炭酸カリウム(885mg、6.40mmol)、PMBCl(550mg、3.51mmol)の混合物を、室温で一晩撹拌した。固体を濾過した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン/メタノール(10/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(600mg、68%)を帯緑色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 277。
【0340】
工程2:4−ホルミル−1−(4−メトキシベンジル)−1H−イミダゾール−5−カルボン酸メチルの調製
【化151】
4−(ヒドロキシメチル)−1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−1H−イミダゾール−5−カルボン酸メチル(580mg、2.10mmol)、ジクロロメタン(20mL)及びDess-Martin(888mg、2.09mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。固体を濾過した。得られた混合物を減圧下で濃縮して、標題化合物(460mg、80%)を帯緑色の油状物として得た。LCMS [M+H
+] 275。
【0341】
工程3:1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−1H,6H,7H−イミダゾ[4,5−d]ピリダジン−7−オンの調製
【化152】
4−ホルミル−1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−1H−イミダゾール−5−カルボン酸メチル(460mg、1.68mmol)、エタノール(20mL)、及びNH
2NH
2.H
2O(1.045g、20.88mmol)の混合物を、80℃で1時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン/メタノール(20/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(400mg、93%)白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 257。
【0342】
工程4:3−(4−クロロフェネチル)−5−((3−(4−メトキシベンジル)−4−オキソ−3H−イミダゾ[4,5−d]ピリダジン−5(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化153】
1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−1H,6H,7H−イミダゾ[4,5−d]ピリダジン−7−オン(300mg、1.171mmol)、5−(クロロメチル)−3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(320mg、1.17mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(8mL)、炭酸カリウム(323mg、2.34mmol)、及びTBAI(43mg、0.12mmol)の混合物を、室温で一晩撹拌した。固体を濾過した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン/酢酸エチル(1/2)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(530mg、92%)を褐色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 493。
【0343】
工程5:3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−([7−オキソ−1H,6H,7H−イミダゾ[4,5−d]ピリダジン−6−イル]メチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化154】
3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−([1−[(4−メトキシフェニル)メチル]−7−オキソ−1H,6H,7H−イミダゾ[4,5−d]ピリダジン−6−イル]メチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(520mg、1.06mmol)とトリフルオロ酢酸(20mL)との混合物を、70℃で2時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮して、標題化合物(400mg、粗製物)を褐色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 373。
【0344】
工程6:3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−[(3−メチル−4−オキソ−イミダゾ[4,5−d]ピリダジン−5−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化155】
3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−5−([7−オキソ−1H,6H,7H−イミダゾ[4,5−d]ピリダジン−6−イル]メチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(390mg、1.05mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(5mL、64.61mmol)、炭酸カリウム(288mg、2.08mmol)、及びCH
3I(148mg、1.04mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。固体を濾過した。濾液を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分で)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(101.1mg、25%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 387。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.51 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 8.40 (s, 1H), 7.33 - 7.14 (m, 4H), 5.31 (s, 2H), 4.05 (s, 3H), 3.86 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.92 (t, J = 6.8 Hz, 2H)。
【0345】
実施例化合物36:7−[2−[5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−2−オキソ−1,3,4−オキサジアゾール−3−イル]エチル]ナフタレン−2−カルボニトリルの調製
【0346】
実施例化合物36の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化156】
【0347】
工程1:2−ブロモ−7−ビニルナフタレンの調製
【化157】
2,7−ジブロモナフタレン(1g、3.49mmol)、カリウム ビニルトリフルオロボラート(391mg、2.92mmol)、Pd(PPh
3)
4(335mg、0.29mmol)、炭酸ナトリウム(922mg、8.69mmol)、ジオキサン(20mL)、及び水(4ml)の混合物を、窒素下、80℃で3時間撹拌した。固体を濾過した。濾液を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/ヘキサン(1:90)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(0.56g、82%)を白色の固体として得た。
【0348】
工程2:2−(7−ブロモナフタレン−2−イル)エタノールの調製
【化158】
BH
3−THF(12mL、12.1mmol、THF中 1M)を、テトラヒドロフラン(10mL)中の2−ブロモ−7−エテニルナフタレン(0.56g、2.41mmol)の混合物中に0℃で滴加した。反応混合物を室温で5時間撹拌した。これに、水酸化ナトリウム水溶液(10M、2mL)及びH
2O
2(30%、10mL)を加えた。得られた溶液を60℃まで温め、一晩撹拌した。反応物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1:2)で溶離したシリカゲルカラム上に適用して、標題化合物(0.6g、48%)をオフホワイト色の固体として得た。
【0349】
工程3:7−(2−ヒドロキシエチル)−2−ナフトニトリルの調製
【化159】
2−(7−ブロモナフタレン−2−イル)エタン−1−オール(300mg、1.2mmol)、Pd
2(dba)
3.CHCl
3(248mg、0.24mmol)、dppf(133mg、0.2mmol)、Zn(CN)
2(278mg、2.40mmol,)、N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)の混合物を、窒素下、120℃で一晩撹拌した。固体を濾過した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(2:3)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(123mg、52%)をオフホワイト色の固体として得た。
【0350】
工程4:2−(7−シアノナフタレン−2−イル)エチル メタンスルホナートの調製
【化160】
MsCl(87mg、0.76mmol)を、7−(2−ヒドロキシエチル)ナフタレン−2−カルボニトリル(100mg、0.51mmol)、TEA(154mg、1.52mmol)、及びジクロロメタン(10mL)の溶液中に0℃で滴加した。得られた溶液を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮した。粗製物を次の工程にそのまま用いた。
【0351】
工程5:7−[2−[5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−2−オキソ−1,3,4−オキサジアゾール−3−イル]エチル]ナフタレン−2−カルボニトリルの調製
【化161】
2−(7−シアノナフタレン−2−イル)エチル メタンスルホナート(130mg、0.47mmol)、7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(116mg、0.46mmol)、炭酸カリウム(194mg、1.40mmol)、TBAI(10mg)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(10g、136.81mmol)の混合物を、室温で12時間撹拌した。固体を濾過した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(71.7mg、35.9%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 428。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.46 (s, 1H), 8.35 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 8.06 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.95 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H), 7.74 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 5.23 (s, 2H), 4.03 - 3.88 (m, 5H), 3.12 (t, J = 6.6 Hz, 2H)。
【0352】
実施例化合物37及び38:5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[rac−(2S)−2−フルオロ−2−(2−ナフチル)エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン及び5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[rac−(2S)−2−フルオロ−2−(2−ナフチル)エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0353】
実施例化合物37及び38の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化162】
【0354】
工程1:2−(ナフタレン−2−イル)オキシランの調製
【化163】
水素化ナトリウム(310mg、12.80mmol)を、窒素下でDMSO(20mL)内に加えた。これに続いて、ヨウ化トリメチルスルファニウム(2.6g、12.80mmol)を数回に分けて加えた。混合物を30分間撹拌した。これに、テトラヒドロフラン(15mL)中のナフタレン−2−カルボアルデヒド(1g、6.40mmol)の溶液を0℃で撹拌しながら滴加した。得られた溶液を0℃で5時間撹拌した。次に、反応物を水によりクエンチし、酢酸エチルで抽出し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/ヘキサン(1:5)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(0.78g、72%)を澄明な油状物として得た。
【0355】
工程2:2−フルオロ−2−(ナフタレン−2−イル)エタノールの調製
【化164】
BF
3.Et
2O(327mg、2.3mmol)を、ジクロロメタン(20mL)中の2−(ナフタレン−2−イル)オキシラン(0.78g、4.60mmol)、トリエチルアミン.3HF(1.11g、6.90mmol)の混合物中に0℃で滴加した。得られた溶液を室温で一晩撹拌した。次に、反応物を水によりクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1:3)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(0.4g、46%)を澄明な油状物として得た。
【0356】
工程3:5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[rac−(2S)−2−フルオロ−2−(2−ナフチル)エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン及び5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[rac−(2S)−2−フルオロ−2−(2−ナフチル)エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化165】
DIAD(323mg、1.59mmol)を、7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(150mg、0.60mmol)、2−フルオロ−2−(ナフタレン−2−イル)エタン−1−オール(196mg、1.03mmol)、PPh
3(419mg、1.59mmol)、及びDMF(10mL)の混合物中に滴加した。得られた溶液を室温で1時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、80mgのラセミ混合物をもたらした。ラセミ体を、以下の条件[(Prep-HPLC-009):カラム、Chiralpak IA、2*25cm、5um; 移動相、Hex及びエタノール(28分で50.0%エタノール〜を保持); 検出器、UV 220/254nm]を用いてキラル分取HPLCで分離した。これが、28.3mgの5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[rac−(2S)−2−フルオロ−2−(2−ナフチル)エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンを白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 421。保持時間=10.702分(Repaired IA、0.46×10cm、5μm、(Hex:DCM=5:1)(0.1%DEA):EtOH=50:50、1.0ml/分)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.37 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.02 - 7.89 (m, 4H), 7.62 - 7.51 (m, 3H), 5.97 (m, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.37 - 4.23 (m, 1H), 4.14 (m, 1H), 3.99 (s, 3H)。これはまた、29.6mgの5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[rac−(2S)−2−フルオロ−2−(2−ナフチル)エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンを白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 421。保持時間=10.587分(Repaired IA、0.46×10cm、5μm、(Hex:DCM=5:1)(0.1% DEA):EtOH=50:50、1.0ml/分)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.37 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.02 - 7.89 (m, 4H), 7.62 - 7.51 (m, 3H), 5.97 (m, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.37 - 4.23 (m, 1H), 4.14 (m, 1H), 3.99 (s, 3H)。
【0357】
実施例化合物39:3−(4−クロロ−3−メチルフェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0358】
実施例化合物39の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化166】
【0359】
工程1:2−(3−ブロモ−4−クロロフェニル)エタノールの調製
【化167】
2−(3−ブロモ−4−クロロフェニル)エタン−1−オール(300mg、1.27mmol)、メチルボロン酸(92mg、1.54mmol)、炭酸カリウム(530mg、3.84mmol)、Pd(dppf)Cl
2(93mg、0.13mmol)、及びジオキサン(3mL)の混合物を、窒素下、100℃で2時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/10)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(70mg、32%)を黄色の固体として得た。GCMS m/z=170、172。
【0360】
工程2:4−クロロ−3−メチルフェネチル メタンスルホナートの調製
【化168】
MsCl(56mg、0.49mmol)を、窒素下、0℃で、2−(4−クロロ−3−メチルフェニル)エタン−1−オール(70mg、0.41mmol)、ジクロロメタン(5mL)、及びトリエチルアミン(125mg、1.23mmol)の混合物に加えた。得られた溶液を0℃で1時間撹拌した。次に、反応物を水によりクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(90mg、88%)を灰色の固体としてもたらした。GCMS m/z=248、250。
【0361】
工程3:3−(4−クロロ−3−メチルフェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化169】
2−(3−クロロ−4−メチルフェニル)エチル メタンスルホナート(90mg、0.36mmol,)、7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(54mg、0.22mmol)、炭酸カリウム(151mg、1.10mmol)、TBAI(13mg、0.04mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)の混合物を、60℃で5時間撹拌した。固体を濾過した。濾液を、30分で5%〜90%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(19.1mg、13%)を黄色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 401。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.07 (s, 1H), 7.88 (s, 1H), 7.27 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.07 (s, 1H), 6.96 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 5.12 (s, 2H), 4.13 (s, 3H), 3.95-3.90 (m, 2H), 3.04 - 2.92 (m, 2H), 2.36 (s, 3H)。
【0362】
実施例化合物40:5−((8−クロロ−5−メチル−4−オキソピリド[3,4−d]ピリミジン−3(4H)−イル)メチル)−3−(4−クロロフェネチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化170】
8−クロロ−5−メチル−3H,4H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン(40mg、0.20mmol)、TBAI(8.12mg、0.02mmol)、Cs
2CO
3(216mg、0.66mmol)、5−(クロロメチル)−3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(72.43mg、0.26mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)の混合物を、室温で16時間撹拌した。固体を濾過した。濾液を、CH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3、5%〜95%、30分)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(24.6mg、21%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+]=432。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.33 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.28 - 7.26 (m, 2H), 7.14 - 7.11 (m, 2H), 5.07 (s, 2H), 3.98 - 3.89 (m, 2H), 3.05 - 3.00 (m, 2H), 2.82 (s, 3H)。
【0363】
実施例化合物41:3−(4−クロロ−2−フルオロフェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0364】
実施例化合物41の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化171】
【0365】
工程1:2−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)エタノールの調製
【化172】
BH
3.THF(16mL、THF中 1M)を、テトラヒドロフラン(50mL)中の2−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)酢酸(1g、5.30mmol)の溶液中に0℃で滴加した。反応物を0℃で1時間撹拌し、水によりクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(934mg)を黄色の油状物として得た。GCMS m/z=174、176。
【0366】
工程2:4−クロロ−2−フルオロフェネチル メタンスルホナートの調製
【化173】
MsCl(157mg、1.40mmol)を、窒素下、0℃で、2−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)エタン−1−オール(200mg、1.10mmol)、ジクロロメタン(2mL)、及びトリエチルアミン(348mg、3.43mmol)の混合物中に滴加した。得られた溶液を0℃で1時間撹拌し、水によりクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(500mg)を黄色の固体としてもたらした。GCMS m/z=252、254。
【0367】
工程3:3−(4−クロロ−2−フルオロフェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化174】
7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(80mg、0.32mmol)、TBAI(12mg、0.03mmol)、炭酸カリウム(133.5mg、0.97mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)、及び2−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)エチル メタンスルホナート(162.6mg、0.64mmol,)の混合物を、油浴中で50℃にて3時間撹拌した。固体を濾過した。濾液を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(100mg、38%)を白色の固体もたらした。LCMS [M+H+] 405。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.05 (s, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.11-7.05 (m, 3H), 5.11 (s, 2H), 4.13 (d, J = 10.8 Hz 3H), 3.95 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 3.04 (t, J = 7.1 Hz, 2H)。
【0368】
実施例化合物42:3−(2−(6−クロロビフェニル−3−イル)エチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0369】
実施例化合物42の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化175】
【0370】
工程1:2−(3−ブロモ−4−クロロフェニル)エタノールの調製
【化176】
2−(3−ブロモ−4−クロロフェニル)エタン−1−オール(300mg、1.27mmol)、フェニルボロン酸(188mg、1.54mmol)、炭酸カリウム(535mg、3.87mmol)、Pd(dppf)Cl
2(94mg)、及びジオキサン(10mL)の混合物を、100℃で2時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1/10)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(150mg,51%)を黄色の油状物として得た。GCMS m/z=232、234。
【0371】
工程2:2−(6−クロロビフェニル−3−イル)エチル メタンスルホナートの調製
【化177】
MsCl(90mg、0.79mmol)を、窒素下、0℃で、2−(4−クロロ−3−フェニルフェニル)エタン−1−オール(150mg、0.65mmol)、ジクロロメタン(2mL)、及びトリエチルアミン(196mg、1.94mmol)の混合物中に滴加した。得られた溶液を0℃で2時間撹拌した。次に、反応物を水によりクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物(100mg、54%)を灰色の固体として得た。GCMS m/z=310、312。
【0372】
工程3:3−(2−(6−クロロビフェニル−3−イル)エチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化178】
2−(4−クロロ−3−フェニルフェニル)エチル メタンスルホナート(100mg、0.32mmol)、7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(80mg、0.32mmol)、炭酸カリウム(134mg、0.97mmol)、TBAI(12mg、0.03mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)の混合物を、室温で5時間撹拌した。固体を濾過した。反応混合物を、30分で5%〜90%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(52.6mg、35%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 463。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.03 (s, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.48 - 7.37 (m, 6H), 7.17 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.11 - 7.08 (m, 1H), 5.08 (s, 2H), 4.08 (s, 3H), 3.98 - 3.93 (m, 2H), 3.06 - 3.01 (m, 2H)。
【0373】
実施例化合物43:3−(4−クロロフェネチル)−5−((5,7−ジメチル−4−オキソイミダゾ[1,5−f][1,2,4]トリアジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0374】
実施例化合物43の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化179】
【0375】
工程1:5−ブロモ−2−クロロ−3−フルオロイソニコチン酸の調製
【化180】
LDA(47.5mL、THF中 2.0mol)を、テトラヒドロフラン(300mL)中の5−ブロモ−2−クロロ−3−フルオロピリジン(10g、47.52mmol)の溶液中に窒素下、−78℃で滴加した。得られた溶液を、−78℃で2時間撹拌した。得られた混合物をTHF中のCO
2(固体)に注いだ。反応混合物を減圧下で濃縮した。残留物のpH値を塩化水素(2M)で<7に調整した。得られた混合物を酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(15g、粗製物)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M−H
+] 254。
【0376】
工程2:5−ブロモ−3−フルオロ−2−メチルイソニコチン酸メチルの調製
【化181】
5−ブロモ−2−クロロ−3−フルオロピリジン−4−カルボン酸(15g、59.0mmol)、テトラヒドロフラン(100mL)、メタノール(20mL)、TMSCHN
2(60mL、ヘキサン中 2M)の混合物を、室温で2時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(12g、粗製物)を油状物としてもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。LCMS [M+H+] 248。
【0377】
工程3:2−クロロ−3−フルオロ−5−メチルイソニコチン酸メチルの調製
【化182】
5−ブロモ−2−クロロ−3−フルオロピリジン−4−カルボン酸メチル(5g、18.62mmol)、トリシクロヘキシルホスファン(1.3g、4.60mmol)、酢酸パラジウム(147mg、0.66mmol)、及びトルエン(60mL)の混合物を、窒素下、100℃で12時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(2.5g、66%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H+] 204。
【0378】
工程4:3−アミノ−2−クロロ−5−メチルイソニコチン酸メチルの調製
【化183】
NH
3(g)(17.5mL、CH
3OH中 7M)を、CH
3OH(50mL)中の2−クロロ−3−フルオロ−5−メチルピリジン−4−カルボン酸メチル(2.5g、12.28mmol)の溶液中に滴加した。得られた溶液を100℃で12時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(300mg、12%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 201。
【0379】
工程5:3−アミノ−2−クロロ−5−メチルイソニコチン酸の調製
【化184】
3−アミノ−2−クロロ−5−メチルピリジン−4−カルボン酸メチル(300mg、1.5mmol)、水(2mL)、水酸化ナトリウム(200mg、5.00mmol)、及びメタノール(10mL)の混合物を、50℃で2時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(250mg、粗製物)を白色の固体としてもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。LCMS [M+H
+] 187。
【0380】
工程6:8−クロロ−5−メチルピリド[3,4−d]ピリミジン−4(3H)−オンの調製
【化185】
3−アミノ−2−クロロ−5−メチルピリジン−4−カルボン酸(252mg、1.35mmol)、酢酸;メタンイミドアミド(600mg、5.80mmol)、及びBuOH(15mL)の混合物を、120℃で12時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン/メタノール(20:1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(140mg、53%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 196。
【0381】
工程7:5−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[3,4−d]ピリミジン−8−カルボニトリルの調製
【化186】
8−クロロ−5−メチル−3H,4H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン(200mg、1.02mmol)、Pd
2(dba)
3(100mg、0.10mmol)、dppf(200mg、0.36mmol)、シアン化亜鉛(120mg、1.00mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物に、マイクロ波放射線を窒素下で130℃にて1時間照射した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン/メタノール(10/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(140mg、74%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H+] 187。
【0382】
工程8:3−((4−(4−クロロフェネチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)−5−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロピリド[3,4−d]ピリミジン−8−カルボニトリルの調製
【化187】
5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−8−カルボニトリル(100mg、0.54mmol,)、5−(クロロメチル)−3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(180mg、0.66mmol)、TBAI(30mg、0.08mmol)、炭酸カリウム(130mg、1.80mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物を、室温で12時間撹拌した。固体を濾過した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(54.9mg、24%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H+] 423。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.69 (s, 1H), 7.28 - 7.24 (m, 2H), 7.20 - 7.18 (m, 2H), 5.20 (s, 2H), 3.89 - 3.84(m, 2H), 2.93 - 2.89 (m, 2H), 2.81 (s, 3H)。
【0383】
実施例化合物44及び45:(S)−3−(2−(4−ブロモフェニル)−2−フルオロエチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン及び(R)−3−(2−(4−ブロモフェニル)−2−フルオロエチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0384】
実施例化合物44及び45の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化188】
【0385】
工程1 2−(4−ブロモフェニル)−2−フルオロエタノールの調製
【化189】
2−(4−ブロモフェニル)オキシラン(800mg、4.00mmol)、ジクロロメタン(20mL)、トリエチルアミン.3HF(1.95g、12.01mmol)、及びBF
3.Et
2O(573.4mg、4.00mmol)の混合物を、室温で32時間撹拌した。反応物を水によりクエンチした。反応混合物のpH値をNH
3.H
2Oで8に調整した。得られた混合物を酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1:2)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(260mg、30%)を淡黄色の油状物として得た。GCMS m/z=218、220。
【0386】
工程2 (S)−3−(2−(4−ブロモフェニル)−2−フルオロエチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン及び(R)−3−(2−(4−ブロモフェニル)−2−フルオロエチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化190】
DIAD(556mg、2.75mmol)を、2−(4−ブロモフェニル)−2−フルオロエタン−1−オール(240mg、1.10mmol)、7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(272.8mg、1.10mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(3mL)、及びPPh3(866.3mg、3.30mmol)の混合物中に窒素下、0℃で滴加した。室温で2時間撹拌した後、得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、110mgのラセミ混合物をもたらした。ラセミ体を、以下の条件[(Prep-HPLC-009):カラム、Chiralpak IA、2*25cm、5um; 移動相、Hex及びエタノール(28分で50.0%エタノール〜を保持); 検出器、UV 220/254nm]を用いてキラル分取HPLCで分離した。これが、(S)−3−(2−(4−ブロモフェニル)−2−フルオロエチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン37.5mg(4%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H+] 449。保持時間=5.54分(CHIRALPAK IE-3、0.46×10cm、3μm、MtBE(0.1% DEA):EtOH=50:50、1.0ml/分)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.08 (s, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.56 (d, J = 9 Hz, 2H), 7.27-7.26 (m, 2H), 5.81 - 5.61 (m, 1H), 5.14 (s, 2H), 4.26 - 4.11 (m, 4H), 3.97-3.81 (m, 1H)。これは更に、(R)−3−(2−(4−ブロモフェニル)−2−フルオロエチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン(31.2mg、3%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 449。保持時間=6.22分 CHIRALPAK IE-3、0.46×10cm、3μm、MtBE(0.1% DEA):EtOH=50:50、1.0ml/分)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.08 (s, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.57 - 7.54 (m, 2H), 7.27 - 7.24 (m, 2H), 5.81 - 5.61 (m, 1H), 5.14 (s, 2H), 4.23 - 4.11 (m, 4H), 3.97 - 3.81 (m, 1H)。
【0387】
実施例化合物46:3−(4−クロロフェネチル)−5−((5−メチル−4−オキソピリミド[4,5−d]ピリミジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0388】
実施例化合物46の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化191】
【0389】
工程1:4−アミノ−6−メチルピリミジン−5−カルボン酸エチルの調製
【化192】
NH
3(g)(8mL、エタノール中〜14%)を、エタノール(10mL)中の4−クロロ−6−メチルピリミジン−5−カルボン酸エチル(800mg、4.00mmol)の溶液中に滴加した。得られた溶液を120℃で16時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(700mg、97%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 182。
【0390】
工程2:4−アミノ−6−メチルピリミジン−5−カルボン酸の調製
【化193】
4−アミノ−6−メチルピリミジン−5−カルボン酸エチル(700mg、3.90mmol)、水酸化ナトリウム(464.4mg、11.60mmol)、水(6mL)、及びメタノール(30mL)の混合物を、50℃で3時間撹拌した。溶液のpH値を塩化水素(2M)で3に調整した。得られた混合物を減圧下で濃縮して、標題化合物(700mg、粗製物)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 154。
【0391】
工程3:5−メチルピリミド[4,5−d]ピリミジン−4(3H)−オンの調製
【化194】
4−アミノ−6−メチルピリミジン−5−カルボン酸(700mg、4.6mmol)、ホルムアミジンアセタート(2g、19.40mmol)、及びブタン−1−オール(35mL)の混合物を、130℃で3日間撹拌した。反応物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン/メタノール(20/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(300mg)を淡黄色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 163。
【0392】
工程4:3−(4−クロロフェネチル)−5−((5−メチル−4−オキソピリミド[4,5−d]ピリミジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化195】
5−メチル−3H,4H−[1,3]ジアジノ[4,5−d]ピリミジン−4−オン(150mg、0.93mmol)、5−(クロロメチル)−3−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(300mg、1.10mmol)、TBAI(34.15mg、0.09mmol)、炭酸カリウム(335mg、2.42mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。固体を濾過した。濾液を、30分で5%〜95%に増加しているCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(22mg、6%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 339。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 9.22 (s, 1H), 8.81 (s, 1H), 7.28 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.20 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 5.20 (s, 2H), 3.87 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.99 - 2.85 (m, 5H)。
【0393】
実施例化合物47:3−(4−クロロフェネチル)−5−((3−メチル−5−オキソ−5H−チアゾロ[3,2−a]ピリミジン−6−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0394】
実施例化合物47の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化196】
【0395】
工程1:ジメチル 2−ホルミルスクシナートの調製
【化197】
メタノール(122mg、3.80mmol)を、水素化ナトリウム(2.3g、57.50mmol、60%)とTHF(50mL)との混合物中に0℃で滴加した。混合物に、ギ酸メチル(15mL、244.80mmol)と1,4−ジメチルブタンジオアート(5mL、38.20mmol)との混合物を撹拌しながら0℃で滴加した。得られた溶液を25℃で12時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。得られた溶液のpH値を塩化水素(3M)で2に調整した。得られた溶液をジクロロメタンで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン/酢酸エチル(10/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(8g 粗製物)を黄色の油状物として得た。LCMS [M+H
+] 175。
【0396】
工程2:(E)−ジメチル 2−((4−メチルチアゾール−2−イルアミノ)メチレン)スクシナートの調製
【化198】
1,4−ジメチル 2−ホルミルブタンジオアート(8g、46.00mmol)、4−メチル−1,3−チアゾール−2−アミン(4g、35.00mmol)、メタノール(50mL)の混合物を、60℃で12時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(8g 粗製物)を黄色の油状物としてもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。LCMS [M+H
+] 271
【0397】
工程3:2−(3−メチル−5−オキソ−5H−チアゾロ[3,2−a]ピリミジン−6−イル)酢酸メチルの調製
【化199】
1,4−ジメチル(2E)−2−[[(4−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)アミノ]メチリデン]ブタンジオアート(8g、29.60mmol)とEaton試薬(10mL)との混合物を、60℃で2時間撹拌した。得られた溶液を飽和NaHCO
3/H
2Oで希釈し、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン/酢酸エチル(1/1)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(1.2g、17%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 239。
【0398】
工程4:2−(3−メチル−5−オキソ−5H−チアゾロ[3,2−a]ピリミジン−6−イル)アセトヒドラジドの調製
【化200】
2−[3−メチル−5−オキソ−5H−[1,3]チアゾロ[3,2−a]ピリミジン−6−イル]酢酸メチル(300mg、1.26mmol,)、メタノール(50mL)、及びヒドラジン水和物(2mL、32.00mmol,)の混合物を、室温で2時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(260mg、87%))を白色の固体としてもたらし、これを更にいかなる精製もすることなく次の工程に用いた。[M+H
+] 239。
【0399】
工程5:5−((3−メチル−5−オキソ−5H−チアゾロ[3,2−a]ピリミジン−6−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化201】
2−[3−メチル−5−オキソ−5H−[1,3]チアゾロ[3,2−a]ピリミジン−6−イル]アセトヒドラジド(250mg、1.049mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)、及びCDI(300mg、1.850mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(200mg、72%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 264。
【0400】
工程6:3−(4−クロロ−2−フルオロフェネチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6H−プリン−1(7H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化202】
5−([3−メチル−5−オキソ−5H−[1,3]チアゾロ[3,2−a]ピリミジン−6−イル]メチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(100mg、0.38mmol)、炭酸カリウム(160mg、1.20mmol)、TBAI(10mg、0.03mmol)、1−(2−ブロモエチル)−4−クロロベンゼン(90mg、0.41mmol)、及びN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を、30分で5%〜95%に増加するCH
3CN/H
2O(10mmol/L NH
4HCO
3)で溶離するC18シリカゲルカラムで精製した。これが、標題化合物(60mg、39%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+] 405。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.92 (s, 1H), 7.32 - 7.24 (m, 2H), 7.19 - 7.11 (m, 2H), 6.53-6.52 (m, 1H), 3.96 - 3.87 (m, 2H), 3.78 (s, 2H), 3.07 - 2.98 (m, 2H), 2.85 (s, 3H)。
【0401】
実施例化合物48:(R)−3−((6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−1−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0402】
実施例化合物48の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化203】
【0403】
工程1:メチル 6−クロロ−1−メチレン−2,3−ジヒドロ−1H−インデンの調製
【化204】
n−ブチルリチウム(ヘキサン中 2.4M、3.00mL、7.2mmol)を、THF(24mL)中のメチルトリフェニルホスホニウムヨージド(3.15g、7.8mmol)の溶液に0℃で加えた。反応混合物をその温度で10分間撹拌し、−78℃まで冷却した。次に、THF(5mL)中の6−クロロ−1−メチレン−2,3−ジヒドロ−1H−インデン(1.00g、6.00mmol)の溶液をゆっくりと加え、反応混合物を2時間かけて20℃まで放温し、そして2時間撹拌した。水及び酢酸エチルを加え、相を分離した。層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そしてエバポレーションした。残留物を、酢酸エチル/ヘキサン(勾配 0%〜20%)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(233mg、24%)を無色の油状物として得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.44 (s, 1H), 7.17 (d, J = 1.3 Hz, 2H), 5.44 (t, J = 2.6 Hz, 1H), 5.07 (t, J = 2.2 Hz, 1H), 2.98 - 2.89 (m, 2H), 2.86 - 2.78 (m, 2H)。
【0404】
工程2:(6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタノールの調製
【化205】
THF(8.0mL)中の6−クロロ−1−メチレン−2,3−ジヒドロ−1H−インデン(133mg、0.810mmol)の溶液に、BH
3−THF(THF中 1.0M、1.05mL、1.05mmol)をゆっくりと加えた。反応混合物を20℃で2.5時間撹拌した。NaOH水溶液(2.0M、0.81mL、1.62mmol)及び過酸化水素(水中 30%、0.17mL、1.62mmol)を、連続して0℃で加えた。反応混合物を20℃まで温め、30分間激しく撹拌した。水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した(2×)。合わせた有機層を飽和Na
2S
2O
3水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そしてエバポレーションした。残留物を、酢酸エチル/ヘキサン(勾配 0%〜30%)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(109mg、74%)を無色の油状物として得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.28 - 7.27 (m, 1H), 7.15 (d, J = 1.2 Hz, 2H), 3.80 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.38 - 3.30 (m, 1H), 2.98 - 2.77 (m, 2H), 2.33 - 2.23 (m, 1H), 1.95 (ddt, J = 12.8, 8.8, 6.4 Hz, 1H), 1.38 (t, J= 5.7 Hz, 1H)。
【0405】
工程3:(R)−3−((6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−1−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン
【化206】
アゾジカルボン酸ジイソプロピル(0.14mL、0.71mmol)を、DMF(3.6mL)中の5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(190mg、0.770mmol)、(6−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタノール(100mg、0.550mmol)及びトリフェニルホスフィン(187mg、0.71mmol)の溶液に0℃で滴加した。反応混合物を20℃で18時間撹拌した。酢酸エチルを加え、混合物を水で洗浄した(3×)。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そしてエバポレーションした。残留物を、メタノール/ジクロロメタン(勾配 0%〜4%)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(167mg、74%)をラセミ混合物として得た。この混合物を、キラルHPLC(Chiralpak IA column(Daicel corporation)、5μm、20×250mm、12mL/分、20:20:60 MeOH:DCM:ヘキサン、7.0mg/注入)で分離した。最初に溶離したエナンチオマー(@15.1分)を含有している画分を濃縮して、標題化合物(77mg)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 413。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ 8.34 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 7.24 - 7.12 (m, 3H), 5.23 (s, 2H), 3.96 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 3.91 (dd, J = 14.2, 6.3 Hz, 1H), 3.73 (dd, J = 14.2, 7.6 Hz, 1H), 3.53 - 3.48 (m, 1H), 2.89 - 2.80 (m, 1H), 2.80 - 2.70 (m, 1H), 2.17 (dtd, J = 12.9, 8.4, 6.4 Hz, 1H), 1.85 - 1.76 (m, 1H)。
【0406】
実施例化合物49:(R)−3−((5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−1−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0407】
実施例化合物49の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化207】
【0408】
工程1:メチル 5−クロロ−1−メチレン−2,3−ジヒドロ−1H−インデンの調製
【化208】
n−ブチルリチウム(ヘキサン中 2.5M、2.88mL、7.2mmol)を、THF(24mL)中のメチルトリフェニルフェニルホスホニウムヨージド(2.91g、7.2mmol)の溶液に0℃で加えた。反応混合物をその温度で10分間撹拌し、−78℃まで冷却した。次に、THF(5mL)中の5−クロロ−1−メチレン−2,3−ジヒドロ−1H−インデン(1.00g、6.00mmol)の溶液をゆっくりと加え、反応混合物を2時間かけて20℃まで放温し、そして3日間撹拌した。水及び酢酸エチルを加え、相を分離した。層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そしてエバポレーションした。残留物を、酢酸エチル/ヘキサン(勾配 5%〜10%)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(304mg、31%)を橙色の油状物として得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.39 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 7.18 - 7.13 (m, 1H), 5.42 (t, J = 2.6 Hz, 1H), 5.04 (t, J = 2.2 Hz, 1H), 2.95 (dd, J = 8.7, 5.4 Hz, 2H), 2.83 - 2.78 (m, 2H)。
【0409】
工程2:(5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタノールの調製
【化209】
THF(4.6mL)中の5−クロロ−1−メチレン−2,3−ジヒドロ−1H−インデン(188mg、1.14mmol)の溶液に、BH
3−THF(THF中 0.5M、2.85mL、1.43mmol)をゆっくりと加えた。反応混合物を20℃で2.5時間撹拌した。NaOH水溶液(2.0M、2.85mL、5.71mmol)及び過酸化水素(水中 30%、0.16mL、1.52mmol)を、連続して0℃で加えた。反応混合物を20℃まで温め、30分間撹激しく撹拌した。水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した(2×)。合わせた有機層を飽和Na
2S
2O
3水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そしてエバポレーションした。残留物を、酢酸エチル/ヘキサン(勾配 20%〜30%)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(161mg、61%)を無色の油状物として得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.22 - 7.18 (m, 2H), 7.15 - 7.12 (m, 1H), 3.77 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 3.34 - 3.27 (m, 1H), 2.99 - 2.90 (m, 1H), 2.91 - 2.82 (m, 1H), 2.32 - 2.22 (m, 1H), 1.98 - 1.90 (m, 1H), 1.61 (s, 1H)。
【0410】
工程3:(R)−3−((5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−1−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン
【化210】
アゾジカルボン酸ジイソプロピル(0.26mL、1.32mmol)を、DMF(6.7mL)中の5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(352mg、1.42mmol)、(5−クロロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタノール(185mg、1.01mmol)及びトリフェニルホスフィン(345mg、1.32mmol)の溶液に0℃で滴加した。反応混合物を20℃で15時間撹拌した。酢酸エチルを加え、混合物を水で洗浄した(3×)。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そしてエバポレーションした。残留物を、メタノール/ジクロロメタン(勾配 2%〜5%)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(294mg、70%)をラセミ混合物として得た。100mgのこの混合物を、キラルHPLC(Chiralpak IB Column (Daicel corporation)、5μm、20×250mm、12mL/分、20:20:60 MeOH:DCM:ヘキサン、3.5mg/注入)で分離した。2番目に溶離したエナンチオマー(@8.8分)を含有している画分を濃縮して、標題化合物(36mg)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 413。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ 8.35 (s, 1H), 8.23 (d, J = 0.5 Hz, 1H), 7.27 (s, 1H), 7.15 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 8.1, 2.0 Hz, 1H), 5.24 (s, 2H), 3.97 (s, 3H), 3.86 (dd, J = 14.2, 6.7 Hz, 1H), 3.72 (dd, J = 14.2, 7.6 Hz, 1H), 3.49 - 3.42 (m, 1H), 2.95 - 2.87 (m, 1H), 2.84 - 2.75 (m, 1H), 2.23 - 2.13 (m, 1H), 1.85 - 1.77 (m, 1H)。
【0411】
実施例化合物50:3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0412】
実施例化合物50の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化211】
【0413】
工程1:3−(4−クロロフェニル)シクロブタノールの調製
【化212】
水素化ホウ素ナトリウム(66.4mg、1.76mmol)を、メタノール(5mL)中の3−(4−クロロフェニル)シクロブタノン(317mg、1.76mmol)の溶液に加えた。反応物を室温で2時間撹拌した。反応物を水を用いて0℃でクエンチし、iPrOAcで抽出した(3×)。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、0〜70%iPOAc/ヘプタンを用いるシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(280mg、87%)を澄明な油状物として得た。
【0414】
工程2:3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化213】
DIAD(162μL、0.81mmol)を、THF(2.7mL)中の5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(100mg、0.40mmol)、3−(4−クロロフェニル)シクロブタノール(147mg、0.81mmol)及び樹脂が結合したトリフェニルホスフィン(triphenylphosphine resin bound)(2.25mmol/g)(358mg、0.81mmol)の溶液に0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。反応物をセライトに通して濾過し、ロータリーエバポレーター(rotavap)で濃縮した。粗生成物を、CO
2中のメタノール中の0.1%水酸化アンモニウムの45%でChiralpak IA Columnを用いるSFCで精製した。これが、標題化合物(41.9mg、収率25%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+]:413.1。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.37 (s, 1H), 8.23 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.37 (s, 4H), 5.27 (s, 2H), 4.65 (ddt, J = 8.4, 6.5, 1.6 Hz, 1H), 3.98 (s, 3H), 3.63 (ddt, J = 11.3, 8.5, 5.0 Hz, 1H), 2.85 - 2.67 (m, 2H), 2.56 - 2.44 (m, 2H)。
【0415】
実施例化合物51:5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−(3−フェニルシクロブチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0416】
実施例化合物51の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化214】
【0417】
工程1:5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−(3−フェニルシクロブチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化215】
DIAD(243μL、1.21mmol)を、THF(4mL)中の5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(150mg、0.60mmol)、3−フェニルシクロブタノール(189mg、1.21mmol)及び樹脂が結合したトリフェニルホスフィン(2.25mmol/g)(537mg、1.21mmol)の溶液に0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。反応物をセライトに通して濾過し、ロータリーエバポレーターで濃縮した。生成物を、CO
2中のメタノール中の0.1%水酸化アンモニウムの15%でピリジルアミドカラムを用いるSFCで精製した。これが、標題化合物(35.7mg、収率16%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+]:379.1。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.38 (s, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.33 (d, J = 4.3 Hz, 4H), 7.27 - 7.15 (m, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.71 - 4.58 (m, 1H), 3.98 (s, 3H), 3.69 - 3.57 (m, 1H), 2.85 - 2.72 (m, 2H), 2.58 - 2.45 (m, 2H)。
【0418】
実施例化合物52:3−[3−(4−ブロモフェニル)シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0419】
実施例化合物52の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化216】
【0420】
工程1:3−[3−(4−ブロモフェニル)シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化217】
THF(4mL)中の5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(100mg、0.40mmol)、3−(4−ブロモフェニル)シクロブタノール(193mg、0.81mmol)及び樹脂が結合したトリフェニルホスフィン(2.4mmol/g)(336mg、0.81mmol)の溶液を含有しているバイアルに、アジドカルボン酸ジ−ter−ブチル(189mg、0.81mmol)を加え、溶液を70℃まで一晩加熱した。反応混合物をDCMで希釈し、セライトに通して濾過し、DCMで溶離し、そして濾液を減圧下で濃縮した。残留物をDCM(5mL)中に溶解し、TFA(5mL)を加え、反応混合物を1時間撹拌し、次に減圧下で濃縮した。残留物をDCM中に溶解し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。水層をDCMで逆抽出し(2×)、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして減圧下で濃縮した。残留物をシリカ上に吸着させ、ヘプタン中 0〜100%EtOAcを用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、所望の化合物を褐色の油状物として得た。生成物を、CO
2中のメタノール中の0.1%水酸化アンモニウムの45%でChiralpak IA columnを用いるSFCで精製した。これが、標題化合物(73.6mg、収率40%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+]:457.0。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.37 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.54 - 7.47 (m, 2H), 7.34 - 7.27 (m, 2H), 5.27 (s, 2H), 4.71 - 4.58 (m, 1H), 3.98 (s, 3H), 3.67 - 3.55 (m, 1H), 3.29 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 2.84 - 2.72 (m, 2H), 2.49 - 2.43 (m, 1H)。
【0421】
実施例化合物53:3−[3−(3−クロロフェニル)シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0422】
実施例化合物53の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化218】
【0423】
工程1:3−[3−(3−クロロフェニル)シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化219】
THF(4mL)中の5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(100mg、0.40mmol)、3−(3−クロロフェニル)シクロブタノール(155mg、0.81mmol)及び樹脂が結合したトリフェニルホスフィン(2.4mmol/g)(336mg、0.81mmol)の溶液を含有しているバイアルに、アジドカルボン酸ジ−tert−ブチル(189mg、0.81mmol)を加え、溶液を70℃まで一晩加熱した。反応混合物をDCMで希釈し、セライトに通して濾過し、DCMで溶離し、そして濾液を減圧下で濃縮した。残留物をDCM(5mL)中に溶解し、TFA(5mL)を加え、反応混合物を1時間撹拌し、次に減圧下で濃縮した。残留物をDCM中に溶解し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。水層をDCMで逆抽出し(2×)、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして減圧下で濃縮した。残留物をシリカ上に吸着させ、ヘプタン中 0〜100%EtOAcを用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、所望の化合物を褐色の油状物として得た。生成物を、CO
2中のメタノール中の0.1%水酸化アンモニウムの35%でChiralpak AS columnを用いるSFCで精製した。これが、標題化合物(82.4mg、収率50%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+]:413.1。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.38 (s, 1H), 8.23 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.41 (t, J = 1.9 Hz, 1H), 7.38 - 7.33 (m, 1H), 7.32 - 7.25 (m, 2H), 5.27 (s, 2H), 4.72 - 4.60 (m, 1H), 3.98 (s, 3H), 3.72 - 3.59 (m, 1H), 2.85 - 2.72 (m, 2H), 2.58 - 2.51 (m, 2H)。
【0424】
実施例化合物54:3−(3−(4−メトキシフェニル)シクロブチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−1−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【0425】
実施例化合物54の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化220】
【0426】
工程1:3−(4−メトキシフェニル)シクロブタノンの調製
【化221】
加熱乾燥フラスコに、ジクロロエタン(25mL)中の4−メトキシスチレン(1.0g、7.45mmol)と2,4,6−トリメチルピリジン(1.8mL、13.41mmol)との混合物を、窒素下、−15℃で、ジクロロエタン(1.5mL)中のN,N−ジメチルアセトアミド(1.0mL、11.18mmol)及びトリフルオロメタンスルホン酸無水物(2.3mL、13.42mmol)の溶液に滴加した。混合物を還流で一晩撹拌した。水を加え、反応物を還流で4時間撹拌した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液/DCMに注ぎ、DCMで抽出した(3×)。有機物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、0〜40%iPrOAc/ヘプタンを用いるシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(457mg、収率35%)黄色の油状物として得た。
【0427】
工程2:3−(4−メトキシフェニル)シクロブタノールの調製
【化222】
水素化ホウ素ナトリウム(93.0mg、2.46mmol)を、メタノール(8mL)中の3−(4−メトキシフェニル)シクロブタノン(456mg、2.46mmol)の溶液に加えた。反応物を室温で2時間撹拌した。反応物を、水を用いて0℃でクエンチし、iPrOAcで抽出した(3×)。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、0〜70%iPOAc/ヘプタンを用いるシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(382mg、87%)を澄明な油状物として得た。
【0428】
工程3:3−(3−(4−メトキシフェニル)シクロブチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−1−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化223】
DIAD(162μL、0.81mmol)を、THF(4mL)中の5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(100mg、0.40mmol)、3−(4−メトキシフェニル)シクロブタノールの調製(144mg、0.81mmol)及びトリフェニルホスフィン(211mg、0.81mmol)の溶液に0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、30〜80%(3:1 iPOAc:MeOH)/ヘプタンを用いるシリカゲルカラムで精製した。cis/trans混合物を、CO
2中のメタノール中の0.1%水酸化アンモニウムの5〜60%でChiralpak IA columnを用いるSFCで精製した。これが、標題化合物(83.1mg、収率51%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+]:409.1。H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.37 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.29 - 7.20 (m, 2H), 6.95 - 6.84 (m, 2H), 5.27 (s, 2H), 4.62 (s, 1H), 3.98 (s, 3H), 3.73 (s, 3H), 3.62 - 3.50 (m, 1H), 2.81 - 2.67 (m, 2H), 2.49 - 2.41 (m, 2H)。
【0429】
実施例化合物55:5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[2−(4−フェニルフェニル)エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0430】
実施例化合物55の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化224】
【0431】
工程1:5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[2−(4−フェニルフェニル)エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化225】
トルエン(2.5mL)中の3−[2−(4−ブロモフェニル)エチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(40.0mg、0.0928mmol)、フェニルボロン酸(14.3mg、0.117mmol)の溶液を含有しているバイアルに、水(0.63mL)中の炭酸カリウム(276mg、2.00mmol)の溶液を加えた。次に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(11.5mg、9.95μmol)を加え、反応バイアルのヘッドスペース(headspace)をN
2で10秒間フラッシュし、密閉した。溶液を80℃まで16時間加熱した。反応混合物をi−PrOAcで希釈し、水で洗浄し、そしてi−PrOAcで抽出した(3×)。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、そして減圧下で濃縮した。残留物をシリカ上に吸着させ、ヘプタン中 0〜100%EtOAcを用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、標題化合物(17.6mg、収率44%)を白色の結晶質固体として得た。LCMS [M+H
+]:429.1。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.35 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.64 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 7.58 - 7.49 (m, 2H), 7.45 (t, J = 7.6 Hz, 2H), 7.35 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 7.26 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 5.23 (s, 2H), 3.97 (s, 3H), 3.90 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 2.96 (t, J = 7.0 Hz, 2H)。
【0432】
実施例化合物57:trans−3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−[[6−オキソ−7−(トリジュウテリオメチル)プリン−1−イル]メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0433】
実施例化合物57の全反応スキームは、以下のとおりである;
【化226】
【0434】
工程1:6−クロロ−7−(トリジュウテリオメチル)プリンの調製
【化227】
テトラヒドロフラン(30mL)中の6−クロロ−9H−プリン(3.0g、19.41mmol)の溶液に、窒素下、0℃で、MeMgCl(THF中 3M)(7.5mL、21.35mmol)を加えた。得られた溶液を0℃で1時間撹拌した。次に、MeI(8.44g、58.23mmol)を加え、得られた混合物を60℃で3時間撹拌した。反応物をMeOHでクエンチし、減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル上に吸着させ、DCM/MeOH(9:1)で溶離したフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、標題化合物(2.10g、収率63%)を淡黄色の固体として得た。
【0435】
工程2:7−(トリジュウテリオメチル)−1H−プリン−6−オンの調製
【化228】
水(20mL)中の[6−クロロ−7−(トリジュウテリオメチル)プリン(2.10g、12.24mmol)及びNaOH(2.00g、50mmol)の溶液を、100℃で2時間撹拌した。反応混合物のpH値をHClで6に調整した。溶媒を減圧下で除去した。残留物をシリカゲル上に吸着させ、DCM/MeOH(4:1)で溶離したフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、標題化合物(257mg、収率13.7%)]を白色の固体として得た。
【0436】
工程3:trans−3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−[[6−オキソ−7−(トリジュウテリオメチル)プリン−1−イル]メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化229】
標題化合物を、実施例58、工程3と類似の方法で、7−(トリジュウテリオメチル)−1H−プリン−6−オン(40mg、0.26mmol)及び5−(クロロメチル)−3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(78mg、0.26mmol)から、白色の固体(40mg、収率37%)として調製した。LCMS [M+H
+]:416。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.38 (s, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.37 (s, 4H), 5.27 (s, 2H), 4.72 - 4.56 (m, 1H), 3.65 - 3.60 (m, 1H), 2.81 - 2.74 (m, 2H), 2.53 (s, 1H), 2.49 - 2.44 (m, 1H)。
【0437】
実施例化合物59:trans−3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−[(8−ジュウテリオ−7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0438】
実施例化合物59の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化230】
【0439】
工程1:8−ブロモ−7−メチル−1H−プリン−6(7H)−オンの調製
【化231】
アセトニトリル(8mL)中の7−メチル−1H−プリン−6−オン(200mg、1.33mmol)とNBS(284mg、1.60mmol)との混合物を、80℃で一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去した。残留物をシリカゲルと混合し、CH
2Cl
2/MeOH(10:1)を用いて溶離したフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、標題化合物(50mg、16%)を白色の固体として得た。
【0440】
工程2:8−ジュウテリオ−7−メチル−1H−プリン−6−オンの調製
【化232】
8−ブロモ−7−メチル−1H−プリン−6−オン(1.40g、6.11mmol)、D
2O(5mL)、CD
3OD(10mL)、Zn(3.91g、61.13mmol)、及びDCOOD(2.93g、61.13mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。固体を濾過し、濾液をHPLCで精製して、標題化合物(510mg、55%)を白色の固体として得た。
【0441】
工程3:trans−3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−[(8−ジュウテリオ−7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化233】
N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の8−ジュウテリオ−7−メチル−1H−プリン−6−オン(30mg、0.20mmol)、5−(クロロメチル)−3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(59mg、0.20mmol)、K
2CO
3(54mg、0.40mmol)、及びTBAI(3.6mg、0.01mmol)の溶液を、室温で2時間撹拌した。得られた溶液を逆相HPLCで精製して、標題化合物(32mg、収率39%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+]:414.1。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.38 (s, 1H), 7.38 (s, 4H), 5.27 (s, 2H), 4.65 (m, 1H), 3.97 (s, 3H), 3.63 (m, 1H), 2.53 - 3.25 (m, 2H), 2.23 - 2.46 (m, 2H)。
【0442】
実施例化合物60:trans−3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−[(2−ジュウテリオ−7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化234】
標題化合物を、実施例58、工程3と類似の方法で、5−(クロロメチル)−3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(119mg、0.40mmol)及び2−ジュウテリオ−7−メチル−1H−プリン−6−オン(60mg、0.40mmol)から、白色の固体(24mg、収率15%)として調製した。LCMS [M+H
+] 413。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.84 (s, 1H), 7.31 - 7.26 (m, 2H), 7.22 - 7.17 (m, 2H), 5.15 (s, 2H), 4.77 - 4.70 (m, 1H), 4.10 (s, 3H), 3.67 - 3.60 (m, 1H), 2.94 - 2.86 (m, 2H), 2.56 - 2.50 (m, 2H)。
【0443】
実施例化合物63:trans−3−[3−(3−フルオロフェノキシ)シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0444】
実施例化合物63の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化235】
【0445】
工程1:(1s,3s)−3−(ベンジルオキシ)シクロブタノールの調製
【化236】
NaBH
4(2.16g、56.75mmol)を、MeOH(100mL)中の3−(ベンジルオキシ)シクロブタノン(10.0g、56.75mmol)の溶液に0℃で加えた。得られた溶液を0.5時間撹拌し、水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル上に吸着させ、石油/酢酸エチル(4:1)を用いて溶離したフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、標題化合物(9.80g、収率96%)を無色の固体として得た。
【0446】
工程2:1−((1s,3s)−3−(ベンジルオキシ)シクロブトキシ)−3−フルオロベンゼンの調製
【化237】
DCM(60mL)中の3−ベンジルオキシシクロブタノール(6.3g、35.35mmol)、3−フルオロフェニルボロン酸(7.42g、53.02mmol)、DMAP(17.25g、141.39mmol)、4Aモレキュラーシーブ(10g)、及びCu(OAc)
2(14.14g、70.70mmol)の混合物を、酸素下、室温で12時間撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、水で洗浄し、そして減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル上に吸着させ、石油/酢酸エチル(9:1)を用いて溶離したフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、標題化合物(1.70g、収率17%)を黄色の油状物として得た。
【0447】
工程3:(1s,3s)−3−(3−フルオロフェノキシ)シクロブタノールの調製
【化238】
エタノール(10mL)中のPd/C(10%)(0.17g)と1−(3−ベンジルオキシシクロブトキシ)−3−フルオロ−ベンゼン(1.70g、6.24mmol)との混合物を、水素下、25℃で12時間撹拌した。反応混合物をエタノールで希釈し、固体を濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル上に吸着させ、石油/酢酸エチル(84:16)を用いて溶離したフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製した。これが、標題化合物(980mg、収率86%)を白色の固体としてもたらした。
【0448】
工程4:trans−3−[3−(3−フルオロフェノキシ)シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化239】
DIAD(665mg、3.29mmol)を、テトラヒドロフラン(5mL)中の3−(3−フルオロフェノキシ)シクロブタノール(200mg、1.10mmol)、5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(326mg、1.32mmol)及びPPh
3(862.84mg、3.29mmol)の溶液に25℃で1時間加えた。反応混合物を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル上に吸着させ、EtOH/DCM(20:1)を用いて溶離したフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、標題化合物(150mg、収率33%)を得た。LCMS [M+H
+]:413.1。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): δ 8.38 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.32 - 7.30 (m, 1H), 6.78 - 6.68 (m, 3H), 5.27 (s, 2H), 4.89 (m, 1H), 4.75 - 4.64 (m, 1H), 3.98 (s, 3H), 2.86 - 2.75 (m, 2H), 2.55 (m, 2H)。
【0449】
実施例化合物64:trans−3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−[(1−メチル−7−オキソ−トリアゾロ[4,5−d]ピリミジン−6−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0450】
実施例化合物64の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化240】
【0451】
工程1:4−アミノ−3−ベンジル−5−カルバモイル−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−3−イウム 4−メチルベンゼンスルホナートの調製
【化241】
バイアルに、ジメチルスルホキシド(5.0mL)中の5−アミノ−1−ベンジル−トリアゾール−4−カルボキサミド(10.1g、46.5mmol)とメチル 4−メチルベンゼンスルホナート(10.5mL、69.7mmol)との懸濁液を加え、バイアルを、150℃まで5分間予熱したヒーティングブロック中に置いた。次に、均質な溶液を室温まで冷やし、冷エタノール(100mL)を加え、そして混合物を氷浴中で冷却した。混合物をフリット漏斗に通して濾過し、沈殿物をエタノール(25mL)ですすいだ。沈殿物を集め、減圧下で乾燥して、標題化合物(6.33g、34%)をベージュ色の固体として得た。LCMS [M+]:232.1。
【0452】
工程2:4−アミノ−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキサミドの調製
【化242】
窒素でパージした、エタノール(250mL)中の5−アミノ−1−ベンジル−3−メチル−トリアゾール−1−イウム−4−カルボキサミド;4−メチルベンゼンスルホナート(6.29g、15.6mmol)とギ酸アンモニウム(2.95g、46.8mmol)の懸濁液に、パラジウム担持炭素(10重量%)(1.66g、1.56mmol)を加え、反応混合物を60℃まで2時間加熱した。反応混合物をフリット漏斗に通して濾過し、固体を熱エタノールで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮し、残留物をEtOAc(〜500mL)に溶解し、そして濾過し、EtOAc(〜200mL)で洗浄し、濾液を減圧下で濃縮して、標題化合物(1.28g、58%)を白色の固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 5.76 (s, 3H), 5.35 (s, 2H), 4.05 (s, 2H)。
【0453】
工程3:1−メチル−1,6−ジヒドロ−7H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−d]ピリミジン−7−オンの調製.
【化243】
マイクロ波バイアルに、4−アミノ−1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−5−カルボキサミド(1.26g、8.48mmol)を、続いてホルムアミド(2.36mL、59.4mmol)を加え、反応物をマイクロ波放射下で45分間、200℃まで加熱した。混合物をEtOHで希釈し、沈殿を生じた。混合物を氷浴中で冷やし、固体を減圧濾過により集めた。沈殿物を少量の冷やしたEtOHで洗浄し、集め、減圧下で乾燥して、ベージュ色の固体(915mg、71%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.69 (s, 1H), 8.09 (s, 1H), 4.34 (s, 3H)。
【0454】
工程4:trans−3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−[(1−メチル−7−オキソ−トリアゾロ[4,5−d]ピリミジン−6−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化244】
標題化合物を、実施例58、工程3と類似の方法で、1−メチル−6H−トリアゾロ[4,5−d]ピリミジン−7−オン(25mg、0.17mmol)及び5−(クロロメチル)−3−((1r,3r)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン((50mg、0.17mmol)から、白色の固体(40mg、収率58%)として調製した。LCMS [M+H
+]:414.0。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.52 (s, 1H), 7.40 - 7.34 (s, 4H), 5.31 (s, 2H), 4.68 - 4.63 (m, 1H), 4.38 (s, 3H), 3.67 - 3.56 (m, 1H), 2.84 - 2.74 (m, 2H), 2.58 - 2.46 (m, 2H)。
【0455】
実施例化合物65:trans−2−[[4−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−オキソ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル]ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオンの調製
【0456】
実施例化合物65の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化245】
【0457】
工程1:N−(2,2−ジメトキシエチル)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−2−カルボキサミドの調製
【化246】
HATU(4.10g、10.78mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の6−オキソ−1H−ピリジン−2−カルボン酸(1.0g、7.19mmol)、2,2−ジメトキシエタンアミン(1.51g、14.38mmol)及びDIEA(4.64g、35.94mmol)の溶液に室温で加えた。混合物を室温で12時間撹拌した。反応混合物を逆相HPLCで精製して、標題化合物(1g、収率61%)を白色の固体として得た。
【0458】
工程2:4−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオンの調製
【化247】
HCl(1M、20mL)を、水(7mL)中のN−(2,2−ジメトキシエチル)−6−オキソ−1H−ピリジン−2−カルボキサミド(1.00g、1.77mmol)の溶液に25℃で加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌した。固体を濾過により集めて、標題化合物(420mg、収率52%)を白色の固体として得た。
【0459】
工程3:2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオンの調製
【化248】
トルエン(5mL)中の4−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(420mg、2.33mmol)とTsOH(201mg、1.17mmol)との混合物を、100℃で12時間撹拌した。溶媒を減圧下で濃縮した。反応混合物を逆相HPLCで精製して、標題化合物(100mg、収率26%)を黄色の固体として得た。
【0460】
工程4:trans−2−[[4−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−オキソ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル]ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオンの調製
【化249】
標題化合物を、実施例58、工程3と類似の方法で、2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン(90mg、0.56mmol)及び5−(クロロメチル)−3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(199mg、0.67mmol)から、白色の固体(24mg、収率10%)として調製した。LCMS [M+H
+]:425.1。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3): δ 7.86 (d, J = 6.5 Hz, 1H), 7.64 (dd, J = 9.2, 7.2 Hz, 1H), 7.45 (dd, J = 7.0, 1.1 Hz, 1H), 7.37 - 7.29 (m, 2H), 7.26 - 7.18 (m, 2H), 6.92 (dd, J = 9.2, 1.2 Hz, 1H), 6.64 (d, J = 6.5 Hz, 1H), 5.01 (s, 2H), 4.84 - 4.71 (m, 1H), 3.68 - 3.66 (m, 1H), 3.01 - 2.89 (m, 2H), 2.61 - 2.50 (m, 2H)。
【0461】
実施例化合物70:trans−3−[3−(3−クロロフェノキシ)シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
【0462】
実施例化合物70の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化250】
【0463】
工程1:(1s,3s)−3−(ベンジルオキシ)シクロブタノールの調製
【化251】
水素化ホウ素ナトリウム(215mg、5.68mmol)を、メタノール(19mL)中の3−ベンジルオキシシクロブタノン(1.00g、5.68mmol)の溶液に加えた。反応物を室温で4時間撹拌した。反応物を水でクエンチし、iPrOAcで抽出した(3×)。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、0〜80%iPOAc/ヘプタンを用いたシリカゲルカラムにより、標題化合物(880mg、87%)を澄明な油状物として得た。
【0464】
工程2:(1r,3r)−3−(ベンジルオキシ)シクロブチル 4−メチルベンゼンスルホナートの調製
【化252】
DIAD(1.69mL、8.53mmol)を、THF(43mL)中の3−(ベンジルオキシ)シクロブタノール(800mg、4.26mmol)、ピリジニウム p−トルエンスルホナート(2.14g、8.53mmol)及びトリフェニルホスフィン(2.24g、8.53mmol)の溶液に加えた。混合物を50℃で2日間撹拌した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、0〜50%iPrOAc/ヘプタンを用いたシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(1.25g、収率88%)を澄明な油状物として得た。
【0465】
工程3:(1r,3r)−3−ヒドロキシシクロブチル 4−メチルベンゼンスルホナートの調製
【化253】
N
2下、EtOH(33mL)中の(3−ベンジルオキシシクロブチル)4−メチルベンゼンスルホナート(1.11g、3.34mmol)とPd担持炭素(10重量%)(533mg、0.50mmol)との混合物を、バルーンを用いてH
2で逆充填し(3×)、一晩撹拌した。反応混合物を珪藻土に通して濾過し、ケークをMeOHで洗浄した。濾液をロータリーエバポレーターで濃縮した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、30〜100%iPrOAc/ヘプタンを用いたシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(597mg、収率74%)を澄明な油状物として得た。
【0466】
工程4:(1s,3s)−3−(5−((7−メチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−1−イル)メチル)−2−オキソ−1,3,4−オキサジアゾール−3(2H)−イル)シクロブチル 4−メチルベンゼンスルホナートの調製
【化254】
DIAD(449μL、2.27mmol)を、THF(10mL)中の5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(375mg、1.51mmol)、(3−ヒドロキシシクロブチル)4−メチルベンゼンスルホナート(476mg、1.96mmol)及びトリフェニルホスフィン(594mg、2.27mmol)の溶液に0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。同量のDIAD及びトリフェニルホスフィンを加え、反応物を50℃で7時間撹拌した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、30〜80%(3:1 iPrOAc/MeOH)/ヘプタンを用いたシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(547mg、収率77%)を白色の固体として得た。
【0467】
工程5:trans−3−[3−(3−クロロフェノキシ)シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化255】
DMSO(1.1mL)中の[3−[5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−2−オキソ−1,3,4−オキサジアゾール−3−イル]シクロブチル] 4−メチルベンゼンスルホナート(100mg、0.21mmol)、3−クロロフェノール(44μL、0.42mmol)及びCs
2CO
3(138mg、0.42mmol)の混合物を、80℃で一晩撹拌した。反応混合物を水/iPrOAcにおいて分配し、iPrOAcで抽出した(3×)。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、30〜80%(3:1 iPrOAc/MeOH)/ヘプタンを用いたシリカゲルカラムで精製した。この化合物を、CO
2中のメタノール中の0.1%水酸化アンモニウムの40%でChiralpak OJ columnを用いるキラルSFCで更に精製した。これが、標題化合物(10.9mg、収率12%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+]:429.1。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.36 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.30 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.00 (ddd, J = 8.0, 2.0, 0.9 Hz, 1H), 6.89 (t, J = 2.2 Hz, 1H), 6.81 (ddd, J = 8.4, 2.5, 0.9 Hz, 1H), 5.26 (s, 2H), 4.90 (tt, J = 7.0, 3.6 Hz, 1H), 4.69 (tt, J = 8.5, 6.2 Hz, 1H), 3.97 (s, 3H), 2.85 - 2.74 (m, 2H), 2.58 - 2.50 (m, 2H)。
【0468】
実施例化合物83:3−((4−((trans)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)−5−メチルピリド[3,2−d]ピリミジン−4,6(3H,5H)−ジオン
【0469】
実施例化合物83の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化256】
【0470】
工程1:6−クロロピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オンの調製
【化257】
無水酢酸(15.1mL、160mmol)を、3−アミノ−6−クロロ−ピリジン−2−カルボキサミド(2.50g、14.6mmol)とオルトギ酸トリエチル(15.1mL、90.7mmol)との混合物に加えた。反応混合物を2時間還流し、それを20℃まで冷却し、これによって沈殿物の形成が生じた。イソプロパノール(20mL)を加え、固体を濾過し、イソプロパノールで洗浄し、減圧下で乾燥して、6−クロロピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン(1.10g、6.06mmol、収率42%)をベージュ色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 182.0。
【0471】
工程2:6−((4−メトキシベンジル)オキシ)ピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オンの調製
【化258】
4−メトキシベンジルアルコール(0.39mL、3.17mmol)を、DMF(13mL)中の水素化ナトリウム(1.03g、25.8mmol)(鉱油中 60%)の懸濁液に加えた。反応混合物を20℃で30分間撹拌した。6−クロロ−3H−ピリド[3,2−d]ピリミジン−4−オン(2.34g、12.9mmol)を加え、反応混合物を85℃で1時間加熱した。DMF(13mL)中のナトリウム(4−メトキシフェニル)メタノラート(3.17mmol)の第二溶液を、のとおり調製し、それを反応混合物に20℃で加えた。得られた混合物を85℃で更に1時間撹拌した。反応混合物を3つの部分に分割し、それらの各々を、10mMギ酸アンモニウム(水中)中のMeCNの溶液、pH=3.8(5〜40%の勾配)を用いるC−18カラムの逆相クロマトグラフィーで精製した。3つの生精製における純粋画分を合わせた。MeCNのほとんどをエバポレーションし、得られた混合物を凍結乾燥して、6−((4−メトキシベンジル)オキシ)ピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン(1.42g、5.01mmol、収率39%)を微褐色の固体として得た。LCMS [M−H
−] 282.1。
【0472】
工程3:3−((trans)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル)−5−((6−((4−メトキシベンジル)オキシ)−4−オキソピリド[3,2−d]ピリミジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化259】
DMF(11mL)を、6−((4−メトキシベンジル)オキシ)ピリド[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン(165mg、0.580mmol)、5−(クロロメチル)−3−((trans)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン(174mg、0.580mmol、実施例92、工程3で調製)、テトラブチルアンモニウムヨージド(43mg、0.12mmol)及び炭酸セシウム(569mg、1.75mmol)の混合物に加えた。反応混合物を20℃で2時間撹拌した。酢酸エチルを加え、混合物をブラインで洗浄した(3×)。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、そして減圧下でエバポレーションした。粗生成物を、DCM中 MeOHの溶液(1〜4%の勾配)を用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーで精製した。得られた生成物を、ヘキサン中 EtOAcの溶液(50%)を用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーで再精製して、3−((trans)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル)−5−((6−((4−メトキシベンジル)オキシ)−4−オキソピリド[3,2−d]ピリミジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン(90mg、0.16mmol、収率28%)を微紫色の固体として得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 8.09 (s, 1H), 7.96 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.48 - 7.45 (m, 2H), 7.32 - 7.28 (m, 2H), 7.22 - 7.17 (m, 3H), 6.94 - 6.90 (m, 2H), 5.51 (s, 2H), 5.19 (s, 2H), 4.77 - 4.70 (m, 1H), 3.81 (s, 3H), 3.68 - 3.60 (m, 1H), 2.96 - 2.87 (m, 2H), 2.57 - 2.49 (m, 2H)。
【0473】
工程4:3−((4−((trans)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)ピリド[3,2−d]ピリミジン−4,6(3H,5H)−ジオンの調製
【化260】
トリフルオロ酢酸(0.30mL、3.9mmol)を、3−((trans)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル)−5−((6−((4−メトキシベンジル)オキシ)−4−オキソピリド[3,2−d]ピリミジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オン(33mg、0.060mmol)に加えた。反応混合物を1分間撹拌し、溶媒をエバポレーションした。残留物をDCMと共に2回、共エバポレーション(co-evaporalted)して、3−((4−((trans)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)ピリド[3,2−d]ピリミジン−4,6(3H,5H)−ジオン(26mg、0.060mmol、収率100%)を得、これを次の工程でそのまま用いた。LCMS [M+H
+] 426.0。
【0474】
工程5:3−((4−((trans)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)−5−メチルピリド[3,2−d]ピリミジン−4,6(3H,5H)−ジオンの調製
【化261】
DMF(0.3mL)中のヨードメタン(4.1μL、0.070mmol)の溶液を、3−((4−((trans)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)ピリド[3,2−d]ピリミジン−4,6(3H,5H)−ジオン(26mg、0.060mmol)に加えた。炭酸カリウム(25mg、0.18mmol)を加え、反応混合物を30分間撹拌した。次に、炭酸セシウム(59mg、0.18mmol)を加え、反応混合物を更に30分間撹拌した。得られた混合物を、10mMギ酸アンモニウム(水中)中のMeCNの溶液、pH=3.8(35〜55%の勾配)を用いる半分取HPLC−MS(column X-Bridge 30×50)で直接精製した。純粋な画分を合わせ、冷凍し、凍結乾燥して、3−((4−((trans)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)−5−メチルピリド[3,2−d]ピリミジン−4,6(3H,5H)−ジオン(5.0mg、0.011mmol、収率19%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 440.0;
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ 8.41 (s, 1H), 7.74 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 7.40 - 7.35 (m, 4H), 6.96 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 5.24 (s, 2H), 4.69 - 4.61 (m, 1H), 3.90 (s, 3H), 3.68 - 3.59 (m, 1H), 2.83 - 2.75 (m, 2H), 2.54-2.50 (m, 2H)。
【0475】
実施例化合物85:3−(3−(3−クロロフェノキシ)プロピル)−5−((5−メチル−4−オキソピリド[2,3−d]ピリミジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化262】
標題化合物を、実施例85、工程2と類似の方法で、5−(5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(50mg、0.19mmol)及び1−(3−ブロモプロポキシ)−3−クロロベンゼン(48mg、0.19mmol)から、白色の固体(14mg、収率17%)として調製した。LCMS [M+H
+] 427。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.77 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.60 (s, 1H), 7.39 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.27 - 7.25 (m, 1H), 6.97 - 6.94 (m, 2H), 6.88 - 6.83 (m, 1H), 5.19 (s, 2H), 4.02 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 3.81 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 2.77 (m, 3H), 2.08 - 2.02 (m, 2H)。
【0476】
実施例化合物86:1−([4−[3−(3−クロロフェノキシ)プロピル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル)−7−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オンの調製
【0477】
実施例化合物86の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化263】
【0478】
工程1:1−(3−ブロモプロポキシ)−3−クロロ−ベンゼンの調製
【化264】
アセトニトリル(15mL)中の3−クロロフェノール(0.03mL、23.34mmol)、1,3−ジブロモプロパン(9.4g、46.56mmol)及びK
2CO
3(9.66g、70.01mmol)の混合物を、80℃で24時間撹拌した。固体を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル上に吸着させ、石油/酢酸エチル(4/1)で溶離したフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、標題化合物(4g、16.03mmol、収率68.7%)を黄色の油状物として得た。
【0479】
工程2:1−([4−[3−(3−クロロフェノキシ)プロピル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル)−7−メチル−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オンの調製
【化265】
N,N−ジメチルホルムアミド(3mL)中の7−メチル−1−[(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−6−オン(50mg、0.20mmol、TBAI(7.4mg、0.02mmol)、炭酸カリウム(83.5mg、0.60mmol)、及び1−(3−ブロモプロポキシ)−3−クロロベンゼン(50.4mg、0.20mmol)の混合物を、25℃で2時間撹拌した。固体を濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を逆相HPLCで精製して、標題化合物(51.4mg、61%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 416。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.34 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.27 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 6.99 - 6.95 (m, 2H), 6.86 - 6.84 (m, 1H), 5.22 (s, 2H), 4.03 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 3.96 (s, 3H), 3.80 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 2.08 - 2.01 (m, 2H)。
【0480】
実施例化合物92:5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[(1R,3R)−3−(4−フルオロフェニル)シクロペンチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
【0481】
実施例化合物92の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化266】
【0482】
工程1:3−(4−フルオロフェニル)シクロペンタノンの調製
【化267】
150mLの圧力容器に、アセチルアセトナトビス(エチレン)ロジウム(I)(157mg、0.610mmol)、(rac)−BINAP(379mg、0.610mmol)及び4−フルオロフェニルボロン酸(6.1mL、42.6mmol)を入れ、1,4−ジオキサン(32mL)、水(3.2mL)及び2−シクロペンテン−1−オン(1.00g、12.2mmol)を加えた。反応混合物を窒素で10分間バブリングし、それを110℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、粗生成物をヘキサン中 EtOAcの溶液(10〜15%の勾配)を用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(50g カラム)で精製して、3−(4−フルオロフェニル)シクロペンタノン(1.88g、10.6mmol、収率87%)を無色の油状物として得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.24 - 7.19 (m, 2H), 7.05 - 7.00 (m, 2H), 3.45 - 3.34 (m, 1H), 2.70 - 2.62 (m, 1H), 2.51 - 2.40 (m, 2H), 2.37 - 2.25 (m, 2H), 2.00 - 1.89 (m, 1H)。
【0483】
工程2:3−(4−フルオロフェニル)シクロペンタノールの調製
【化268】
MeOH(10mL)中の3−(4−フルオロフェニル)シクロペンタノン(500mg、2.81mmol)の0℃の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(159mg、4.21mmol)を加えた。30分後、飽和NH
4Cl水溶液をゆっくりと加え、混合物を20℃で20分間撹拌した。水層をDCMで抽出し(3×)、合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して、3−(4−フルオロフェニル)シクロペンタノール(459mg、2.55mmol、収率91%)の1.5:1 ジアステレオマー混合物を無色の油状物として得た。粗物質を次の工程でそのまま用いた。
【0484】
工程3:5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[(1R,3R)−3−(4−フルオロフェニル)シクロペンチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化269】
標題化合物を、実施例71、工程4と類似の方法で、1.5:1 ジアステレオマー混合物の3−(4−フルオロフェニル)シクロペンタノールと5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(実施例化合物1、工程5に従って調製)とから調製した。得られた4つの異性体を、以下の条件[Column:IA、10×250mm、5um、アイソクラチック 35%MeOH、10mL/分、100Bar、カラム温度:35℃、実施時間:20分]を用いてSFCで分離した。標題化合物、5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[(1R,3R)−3−(4−フルオロフェニル)シクロペンチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンを、第2に溶離した化合物として白色の固体として得た(保持時間=10.5分);LCMS [M+H
+] 411.1;
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ 8.35 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.30 - 7.26 (m, 2H), 7.13 - 7.07 (m, 2H), 5.24 (s, 2H), 4.65 - 4.58 (m, 1H), 3.97 (s, 3H), 3.31 - 3.22 (m, 1H), 2.26 - 2.09 (m, 3H), 2.04 - 1.95 (m, 1H), 1.94 - 1.85 (m, 1H), 1.65 - 1.54 (m, 1H)。
【0485】
実施例化合物93:trans−3−[[4−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−オキソ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル]−5−メチル−4−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−カルボニトリル
【0486】
実施例化合物93の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化270】
【0487】
工程1:5−[[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]メチル]−3−[(1r,3r)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化271】
DIAD(3.32g、16.41mmol)を、N
2(g)下で、5−[[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]メチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(1.94g、5.47mmol)、(1s,3s)−3−(4−クロロフェニル)シクロブタン−1−オール(1.30g、7.11mmol)、テトラヒドロフラン(100mL)、PPh
3(4.31g、16.43mmol)の溶液に滴加した。得られた溶液を室温で一晩撹拌し、減圧下で濃縮した。粗生成物を逆相HPLCで精製して、標題化合物(1.20g、42%)を褐色の固体として得た。
【0488】
工程2:5−(ヒドロキシメチル)−3−[(1r,3r)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化272】
5−[[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]メチル]−3−[(1r,3r)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(1.20g、2.31mmol)、テトラヒドロフラン(30mL)、TBAF(1M)(2.54mL、2.54mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を逆相HPLCで精製して、標題化合物(600mg、92%)を褐色の固体として得た。
【0489】
工程3:5−(クロロメチル)−3−[(1r,3r)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化273】
5−(ヒドロキシメチル)−3−[(1r,3r)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(200mg、0.71mmol)、ジクロロメタン(20mL)、塩化チオニル(423.82mg、3.56mmol)の混合物を、室温で一晩撹拌した。得られた混合物を濃縮して、標題化合物(210mg、99%)を褐色の油状物として得た。
【0490】
工程4:trans−3−[[4−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−オキソ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル]−5−メチル−4−オキソ−ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−カルボニトリルの調製
【化274】
標題化合物を、実施例58、工程3と類似の方法で、5−メチル−4−オキソ−3H,4H−ピリド[2,3−d] ピリミジン−7−カルボニトリル(24mg、0.13mmol)及び5−(クロロメチル)−3−[(1r,3r)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(40mg、0.13mmol)から、白色の固体(27mg、収率45%)として調製した。LCMS [M+H
+]:449.1。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.75 (s, 1H), 8.05 (s, 1H), 7.40 - 7.34 (m, 4H), 5.25 (s, 2H), 4.68 - 4.63 (m, 1H), 3.67 - 3.60 (m, 1H), 2.85 (s, 3H), 2.81 - 2.74 (m, 2H), 2.55 - 2.46 (m, 2H)。
【0491】
実施例化合物94:trans−3−[3−(4−クロロフェニル)−3−フルオロ−シクロブチル]−5−[(4−オキソピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0492】
実施例化合物94の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化275】
【0493】
工程1:3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシシクロブチルアセタートの調製
【化276】
ブロモ(4−クロロフェニル)マグネシウム(12mL、55.61mmol)を、窒素下、−78℃で、テトラヒドロフラン(60mL)中の3−オキソシクロブチルアセタート(1.28g、9.99mmol)の溶液に滴加した。得られた溶液を−78℃で2時間撹拌した。次に、反応物を飽和NH
4Cl水溶液でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル上に吸着させ、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶離したフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、標題化合物(9.60g、25%)を無色の油状物として得た。
【0494】
工程2:3−(4−クロロフェニル)−3−フルオロシクロブチルアセタートの調製
【化277】
DAST(770mg、4.77mmol)を、DCM(30mL)中の3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシシクロブチルアセタート(900mg、3.73mmol)の溶液に滴加した。得られた溶液を−10℃で2時間撹拌した。次に、反応物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液でクエンチし、ジクロロメタンで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル上に吸着させ、酢酸エチル/石油エーテル(1:10)を用いて溶離したフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、標題化合物(600mg、66%)を無色の油状物として得た。
【0495】
工程3:3−(4−クロロフェニル)−3−フルオロシクロブタン−1−オールの調製
【化278】
MeOH(0.5mL、2.7mmol)中の3−(4−クロロフェニル)−3−フルオロシクロブチルアセタート(600mg、2.47mmol)、メタノール(10mL)、及びナトリウムメチラート(5.4M)の混合物を、0℃で1時間撹拌した。次に、反応物を30mgのAcOHでクエンチし、水で希釈し、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮した。これが、標題化合物(400mg(81%))を黄色の固体としてもたらした。
【0496】
工程4 trans−3−[3−(4−クロロフェニル)−3−フルオロ−シクロブチル]−5−[(4−オキソピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化279】
DIAD(884mg、4.37mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の3−(4−クロロフェニル)−3−フルオロシクロブタン−1−オール(350mg、1.74mmol)、5−(4−オキソ−3H,4H−ピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イルメチル)−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(429mg、1.75mmol)、及びPPh
3(1.40g、5.24mmol)の溶液に0℃で滴加した。得られた溶液を25℃で12時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を逆相HPLCで更に精製して、標題化合物(29mg、4%)を白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 428。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 9.02 - 9.01 (m, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.61 - 8.57 (m, 1H), 7.65 - 7.57 (m, 3H), 7.52 - 7.51 (m, 2H), 5.29 (s, 2H), 4.41 - 4.29 m, 1H), 3.08 - 2.94 (m, 4H)。
【0497】
実施例化合物98:trans−3−[3−(4−クロロフェニル)シクロブチル]−5−[(4−オキソピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
【0498】
実施例化合物98の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化280】
【0499】
工程1:2−(4−オキソピリド[2,3−d]ピリミジン−3(4H)−イル)酢酸メチルの調製
【化281】
2−クロロ酢酸メチル(1.0mL、12.0mmol)を、DMF(39mL)中のピリド[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン(1.50g、9.70mmol)、K
2CO
3(2.70g、19.0mmol)及びTBAI(180mg、0.48mmol)の混合物に滴加した。反応物を室温で4時間撹拌した。粗混合物をiPrOAcで希釈し、珪藻土に通して濾過した。濾液をロータリーエバポレーターで濃縮した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、30〜70%(3:1 iPrOAc/MeOH)/ヘプタンを用いるシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(1.89g、収率89%)を白色の固体として得た。
【0500】
工程2:2−(4−オキソピリド[2,3−d]ピリミジン−3(4H)−イル)アセトヒドラジドの調製
【化282】
MeOH(55mL)中の2−(4−オキソピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)酢酸メチル(2.40g、11.0mmol)とヒドラジン一水和物(5.3mL、110mmol)との混合物を、室温で2日間撹拌した。反応混合物を氷浴中で冷却し、白色の固体を濾過により集めた。固体を冷MeOHで洗浄し、減圧下で乾燥して、標題化合物(1.13g、収率47%)を白色の固体として得た。
【0501】
工程3:5−((4−オキソピリド[2,3−d]ピリミジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化283】
DMF(13mL)中の2−(4−オキソピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)アセトヒドラジド(1.13g、5.16mmol)と1,1’−カルボニルジイミダゾール(1.29g、7.73mmol)との混合物を、室温で一晩撹拌した。混合物をロータリーエバポレーターで濃縮した。白色の固体をMeOHでトリチュレートし、濾過により回収して、標題化合物(818mg、収率65%)を白色の固体として得た。
【0502】
工程4:3−((1r,3r)−3−(4−クロロフェニル)シクロブチル)−5−((4−オキソピリド[2,3−d]ピリミジン−3(4H)−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化284】
DIAD(129μL、0.65mmol)を、THF(40mL)中の5−[(4−オキソピリド[2,3−d]ピリミジン−3−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(80.0mg、0.33mmol)、3−(4−クロロフェニル)シクロブタノール(119mg、0.65mmol)及びトリフェニルホスフィン(171mg、0.65mmol)の溶液に0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、30〜80%(3:1 iPrOAc/MeOH)/ヘプタンを用いるシリカゲルカラムで精製した。この化合物を、CO
2中のメタノール中の0.1%水酸化アンモニウムの35%でセルロース−3 カラムを用いるキラルSFCで更に精製した。これが、標題化合物(68.7mg、収率51%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+]:410.1。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.01 (dd, J = 4.7, 2.0 Hz, 1H), 8.68 (s, 1H), 8.59 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 7.63 (dd, J = 7.9, 4.6 Hz, 1H), 7.41 - 7.31 (m, 4H), 5.28 (s, 2H), 4.71 - 4.58 (m, 1H), 3.63 (dddd, J = 10.0, 8.7, 5.9, 4.8 Hz, 1H), 2.84 - 2.71 (m, 2H), 2.58 - 2.43 (m, 2H)。
【0503】
実施例化合物100:5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[(1R,3R)−3−(4−クロロフェニル)シクロペンチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
【0504】
実施例化合物100の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化285】
【0505】
工程1:3−(4−クロロフェニル)シクロペンタノンの調製
【化286】
標題化合物を、実施例91、工程1と類似の方法で、4−クロロフェニルボロン酸及び2−シクロペンテン−1−オンから、無色の油状物として調製した。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.30-7.20 (m, 3H), 7.15-7.11 (m, 1H), 3.45-3.34 (m, 1H), 2.67 (dd,J= 18.1, 7.6 Hz, 1H), 2.51-2.41 (m, 2H), 2.35-2.26 (m, 2H), 2.04-1.92 (m, 1H)。
【0506】
工程2:3−(4−クロロフェニル)シクロペンタノールの調製
【化287】
標題化合物を、実施例67、工程2と類似の方法で、3−(4−クロロフェニル)シクロペンタノンから、無色の油状物として調製した。粗製の1.5:1 ジアステレオマー混合物を、次の工程でそのまま用いた。
【0507】
工程3:5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[(1R,3R)−3−(4−クロロフェニル)シクロペンチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化288】
標題化合物を、実施例71、工程4と類似の方法で、1.5:1 ジアステレオマー混合物の3−(4−クロロフェニル)シクロペンタノールと5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(実施例化合物1、工程5に従って調製)とから調製した。得られた4つ異性体を、以下の条件[Column:AD 10×250mm、5um アイソクラチック 55%MeOH、10mL/分 100Bar、カラム温度:35℃、実施時間:15分]を用いるSFCで分離した。標題化合物、5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3−[(1R,3R)−3−(4−クロロフェニル)シクロペンチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンを、4番目に溶離した化合物として白色の固体として得た(保持時間=12.7分);LCMS [M+H
+] 427.0;
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ 8.35 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.34 (d,J= 8.1 Hz, 2H), 7.27 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 5.24 (s, 2H), 4.67 - 4.57 (m, 1H), 3.97 (s, 3H), 3.30-3.18 (m, 1H), 2.29-2.08 (m, 3H), 2.07-1.96 (m, 1H), 1.96-1.83 (m, 1H), 1.69-1.51 (m, 1H)。
【0508】
実施例化合物103:3−[3−[(trans)−4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【0509】
実施例化合物103の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化289】
【0510】
工程1:1−(ジフルオロメトキシ)−4−ビニル−ベンゼンの調製
【化290】
メチルトリフェニルフェニルホスホニウムヨージド(9.16g、22.7mmol)を、0℃で、テトラヒドロフラン(35mL)中のカリウムtertブトキシド(2.54g、22.7mmol)の懸濁液にゆっくりと加えた。30分後、テトラヒドロフラン(9mL)中の4−(ジフルオロメトキシ)ベンズアルデヒド(2.3mL、17.4mmol)の溶液を加えた。得られた混合物を20℃で1時間30 撹拌するにまかせた。得られた溶液をジエチルエーテルで希釈し、水及びブラインで洗浄した。有機層を無水MgSO
4で乾燥し、濾過し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、ヘキサンで溶離するシリカゲルカラムで精製して、1−(ジフルオロメトキシ)−4−ビニル−ベンゼン(2.72g、収率92%)を黄色の油状物として得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.42 - 7.37 (m, 2H), 7.10 - 7.05 (m, 2H), 6.69 (dd, J = 17.6, 10.9 Hz, 1H), 6.50 (t, J = 74.0 Hz, 1H), 5.70 (dd, J = 17.6, 0.7 Hz, 1H), 5.28 - 5.23 (m, 1H)。
【0511】
工程2:3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]シクロブタノンの調製
【化291】
1,2−ジクロロエタン(53mL)中のN,N−ジメチルアセトアミド(2.22mL、23.9mmol)の溶液を含有している、窒素下で加熱乾燥したRBFに、−15℃で、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(4.8mL、28.7mmol)を加えた。次に、1,2−ジクロロエタン(3mL)中の1−(ジフルオロメトキシ)−4−ビニル−ベンゼン(2.71g、15.9mmol)及び2,4,6−トリメチルピリジン(3.8mL、28.7mmol)の溶液を、滴加した。得られた混合物を一晩還流した。水(15mL)を加え、得られた混合物を更に4時間還流した。反応混合物を20℃まで冷却し、それを飽和NaHCO
3水溶液及びDCMに注いだ。有機層を水及びブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、そして減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチル及びヘキサン(0〜30%の勾配)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、2つの画分を得た。第1の画分は、3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]シクロブタノン(752mg、収率22%)を黄色の油状物として得た。第2の画分は、残留した2,4,6−トリメチルピリジンが混在していた。次に、それを酢酸エチル中に溶解し、1N 塩酸、水、ブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮して、標題化合物の第2の産物(700mg、収率21%)を黄色の油状物として得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.32-7.27 (m, 2H), 7.14-7.09 (m, 2H), 6.49 (t, J = 73.9 Hz, 1H), 3.72-3.64 (m, 1H), 3.56-3.47 (m, 2H), 3.27-3.17 (m, 2H)。
【0512】
工程3:3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]シクロブタノールの調製
【化292】
メタノール(12mL)中の3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]シクロブタノン(750mg、3.53mmol)の0℃の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(134mg、3.53mmol)を加えた。反応混合物を20℃で40分間撹拌した。メタノールをエバポレーションし、残留物を酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、そして減圧下で濃縮した。生成物を、酢酸エチル及びヘキサン(0〜40%の勾配)で溶離するシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(575mg、収率76%)を帯黄色の油状物として得た。
1H NMR (500 MHz, CDCl
3) δ 7.24 - 7.18 (m, 2H), 7.07-7.03 (m, 2H), 6.48 (t, J= 74.2 Hz, 1H), 4.33-4.24 (m, 1H), 2.99-2.90 (m, 1H), 2.81-2.72 (m, 2H), 2.03-1.95 (m, 2H), 1.77 (d, J = 6.3 Hz, 1H);12:1のcis:trans比率を観察した。
【0513】
工程4:3−[3−[(trans)−4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンの調製
【化293】
標題化合物を、実施例71、工程4と類似の方法で、3−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]シクロブタノール(12:1 cis:trans比率)及び5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(実施例化合物1、工程5に従って調製)から調製した。得られた異性体混合物を、Chiralpak IA、5um、20×250mm、12mL/分、15:15:70 メタノール:ジクロロメタン:ヘキサン、5〜40mg/注入を用いてキラルHPLCで精製して、3−[3−[(trans)−4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オンを白色の固体として得た。LCMS [M+H
+] 445.0。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ 8.38 (s, 1H), 8.23 (d, J = 0.4 Hz, 1H), 7.41-7.36 (m, 2H), 7. 19 (t, J = 74.3 Hz, 1H), 7.16-7.10 (m, 2H), 5.27 (s, 2H), 4.68-4.59 (m, 1H), 3.97 (s, 3H), 3.68-3.59 (m, 1H), 2.82-2.73 (m, 2H), 2.54-2.45 (m, 2H)。
【0514】
実施例化合物105:trans−3−[3−(4−クロロフェニル)−3−フルオロ−シクロブチル]−5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン
【0515】
実施例化合物105の全反応スキームは、以下のとおりである:
【化294】
【0516】
工程1:3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシシクロブチルアセタートの調製
【化295】
ブロモ−(4−クロロフェニル)マグネシウム(2−Me−THF中 1M)(13.7mL、13.4mmol)を、N
2下、−78℃で、THF(17mL)中の(3−オキソシクロブチル)アセタート(1.72g、13.4mmol)の溶液に滴加した。反応物を−78℃で2時間撹拌した。反応物を飽和NH
4Clでクエンチし、水/iPrOAcにおいて分配し、そしてiPrOAcで抽出した(3×)。合わせた有機抽出物を水及びブラインで洗浄し、それらをMgSO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。粗混合物をシリカに吸着させ、0〜50%iPrOAc/ヘプタンを用いるシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(1.19g、収率37%)を澄明な油状物として得た。
【0517】
工程2:3−(4−クロロフェニル)−3−フルオロシクロブチルアセタートの調製
【化296】
Deoxo−Fluor(1.10mL、5.44mmol)を、N
2下、0℃で、DCM(49mL)中の[3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシ−シクロブチル]アセタート(1.19g、4.94mmol)の溶液に加えた。反応物を室温で4時間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO
3/DCMにおいて分配し、DCMで抽出した(3×)。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、0〜40%iPrOAc/ヘプタンを用いるシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(869mg、収率73%)を澄明な油状物として得た。
【0518】
工程3:3−(4−クロロフェニル)−3−フルオロシクロブタノールの調製
【化297】
ナトリウムメトキシド(MeOH中 0.5M)(1.0mL、0.72mmol)を、0℃で、MeOH(14mL)中の[3−(4−クロロフェニル)−3−フルオロ−シクロブチル]アセタート(869mg、3.58mmol)の溶液に加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。反応物を、AcOH(41μL、0.72mmol)を用いて0℃でクエンチし、ロータリーエバポレーターで濃縮した。残留物を水/iPrOAcに注ぎ、iPrOAcで抽出した(3×)。合わせた有機抽出物を飽和NaHCO
3及びブラインで洗浄し、それらをMgSO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、0〜60%iPrOAc/ヘプタンを用いるシリカゲルカラムで精製して、標題化合物(664mg、収率92%)を帯橙色の固体として得た。この化合物は、放置すると不安定になる傾向があるので、次の工程ですぐに用いた。
【0519】
工程4:3−((1s,3s)−3−(4−クロロフェニル)−3−フルオロシクロブチル)−5−((7−メチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−1−イル)メチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オンの調製
【化298】
DIAD(659μL、3.32mmol)を、THF(15mL)中の5−[(7−メチル−6−オキソ−プリン−1−イル)メチル]−3H−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(550mg、2.22mmol)、3−(4−クロロフェニル)−3−フルオロ−シクロブタノール(667mg、3.32mmol)及びトリフェニルホスフィン(872mg、3.32mmol)の溶液に0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。粗混合物をシリカゲルに吸着させ、30〜80%(3:1 iPrOAc/MeOH)/ヘプタンを用いるシリカゲルカラムで精製した。この化合物を、CO
2中のメタノール中の0.1%水酸化アンモニウムの30%でセルロース−3 カラムを用いるキラルSFCで更に精製した。これが、標題化合物(266mg、収率28%)を白色の固体としてもたらした。LCMS [M+H
+]:431.1。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.37 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.62 - 7.54 (m, 2H), 7.56 - 7.46 (m, 2H), 5.27 (s, 2H), 4.34 (pd, J = 8.2, 3.7 Hz, 1H), 3.98 (s, 3H), 3.12 - 2.93 (m, 4H)。
【0520】
実施例2:実施例化合物のIC
50決定
【0521】
ヒト及びラットのTRPA1チャネルへの化合物のIC
50(有効濃度)をFLIPR Tetra装置を用いて決定した。TRPA1を発現するCHO細胞を384ウェルプレートに播き、37℃で一晩インキュベートして、37℃で1時間、続いて室温で15分間、BDカルシウム指示色素をロードした。アッセイ緩衝液は、0.02%BSAと共に20mM HEPES(pHを7.4に再調整)を含有するハンクス平衡塩溶液(HBSS)であった。
【0522】
色素ロード及びプレート冷却の後、FLIPR Tetraを用いて化合物を細胞に添加した。次にプレートを化合物と共に室温で20分間インキュベートした後、アゴニストを添加した。このインキュベーションの後、約EC
80濃度のシンナムアルデヒド(ヒトTRPA1については75μM、ラットTRPA1については45μM)を添加してチャネルを活性化し、シンナムアルデヒド誘発性カルシウム流入の遮断を測定した。
【0523】
IC
50の結果は、ヒル(Hill)係数(n)を1.5に固定したまま、標準ヒル関数にフィッティングさせた。ヒル係数を固定すると、一般にIC
50決定の変動性が減少する。結果を検証する前に、IC
50の結果を個別に調べて、MIN及びMAXポイントが正しく設定されていることを確認した。
【0524】
本開示の化合物についてのIC
50(hTRPA1 IC
50(マイクロモル))の結果を以下の表1に示すが、ここで、「hTRPA1」は、hTRPA1 CHO Ca2+ MAX EVO(IC
50)のことをいう。
【0525】
【表1】
【0526】
実施例3:薬物動態解析
【0527】
本開示の幾つかの化合物について、特定の薬物動態特性を評価した。結果を以下の表2に示すが、ここで:「RLM−CL
hep」は、mL/分/kgでのラット肝臓ミクロソームクリアランスを表し;「HLM−CL
hep」は、mL/分/kgでのヒト肝臓ミクロソームクリアランスを表し;そして「ラットIV PK」は、1mg/kgのラットIV用量についての、mL/分/kgでの肝臓クリアランスを表す。表1に報告されているhTRPA1のIC
50データは、以下の表2に繰り返されている。本開示の化合物は、hTRPA1 IC
50によって測定されるような高い効力と、RLM−CL
hep、HLM−CL
hep及びRat IV PKによって測定されるような高い安定性との予想外の組合せを提供することが発見された。
【0528】
ヒト肝臓ミクロソームクリアランス(mL/分/kg)及びラット肝臓ミクロソームクリアランス(mL/分/kg)は、Ackley et al, "Metabolic Stability Assessed by Liver Microsomes and Hepatocytes", in "Optimization in Drug Discovery" in the "Methods in Pharmacology and Toxicology" series (ISSN 1557-2153), pp. 151-162 (Yan, Ed., Print ISBN 978-1-58829-332-9, Springer (2004)により記載された方法によって、更には、Cerep、Cyprotex、Bd Bioscienceなどによる市販のアッセイキットを用いることによって測定してもよい。以下の表2に報告されている結果についてのRLM−CL
hep及びHLM−CL
hepミクロソーム安定性反応は、0.5mg/mlタンパク質、1mM NADPH及び最終化合物濃度1μMを含む100mM KPi中で行われた。反応液を37℃で0、20、40及び60分間インキュベートし、そして各割り当て時点で反応混合物のアリコートを、内部標準を含む氷冷アセトニトリルに添加した。続いて試料を3000×gで10分間遠心し、上清を水に希釈して、次にLC−MS/MS分析を行った。
【0529】
【表2】
【0530】
実施例4:実施例化合物のプロトンNMR及びLCMS同定
【0531】
表1の化合物についてのプロトンNMR及びLCMS M+1データを以下の表3に示す。プロトンNMR及びLCMS M+1は、本明細書中の他の場所に記載の方法により行った。
【0532】
【表3】
【0533】
この説明では、最良の態様を含む本発明を開示するために、また任意のデバイス又はシステムを製造及び使用すること、並びに任意の組み込まれた方法を実行することを含めて、当業者が本発明を実施することを可能にするために実施例を使用する。本発明の特許性のある範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が思い付く他の例を含み得る。このような他の例は、それらが特許請求の範囲の文字どおりの記載と異ならない構造要素を有する場合、又はそれらが特許請求の範囲の文字どおりの記載とは非実質的な差を有する等価の構造要素を含む場合、特許請求の範囲内にあることが意図される。