特開2015-10348(P2015-10348A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-10348(P2015-10348A)
(43)【公開日】2015年1月19日
(54)【発明の名称】鋼製束
(51)【国際特許分類】
   E04F 15/00 20060101AFI20141216BHJP
【FI】
   E04F15/00 101J
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-134757(P2013-134757)
(22)【出願日】2013年6月27日
(71)【出願人】
【識別番号】500213915
【氏名又は名称】株式会社ワイテック
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】特許業務法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大垣 武志
【テーマコード(参考)】
2E220
【Fターム(参考)】
2E220AA51
2E220AC03
2E220CA14
2E220CA17
2E220CA64
2E220EA11
(57)【要約】
【課題】支持板を固定する際に溶接作業を不要にして検査工程の簡素化と、職場環境の改善を図る。
【解決手段】鋼製束は、束本体に螺合する上側ねじ棒20を備えている。上側ねじ棒20の上端部には、支持板40の下面における貫通孔42aの周縁部に当接する当接部24と、支持板40の上面における貫通孔42aの周縁部にかしめられたかしめ部22とが設けられている。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
建築物の基礎部に設置されて当該建築物の構成部材を下方から支持するように構成された鋼製束において、
上下方向に延びるとともに、上下両側にそれぞれねじ孔が形成された束本体と、
上記束本体の上側のねじ孔に螺合する上側ねじ棒と、
上記束本体の下側のねじ孔に螺合する下側ねじ棒と、
上記上側ねじ棒に固定され、上記構成部材に当接する支持板と、
上記下側ねじ棒に固定され、上記基礎部に当接するベース板とを備え、
上記支持板には、上記上側ねじ棒が挿通する貫通孔が形成され、
上記上側ねじ棒の上部には、上記支持板の下面における上記貫通孔の周縁部に当接する当接部と、上記支持板の上面における上記貫通孔の周縁部にかしめられたかしめ部とが設けられていることを特徴とする鋼製束。
【請求項2】
請求項1に記載の鋼製束において、
上記支持板における上記貫通孔の周縁部には、上記かしめ部に係合する係合部が設けられていることを特徴とする鋼製束。
【請求項3】
請求項2に記載の鋼製束において、
上記係合部は、上記支持板の上面から上方へ突出する突起であることを特徴とする鋼製束。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1つに記載の鋼製束において、
上記ベース板には、上記下側ねじ棒が挿通する貫通孔が形成され、
上記下側ねじ棒の下部には、上記ベース板の上面における上記貫通孔の周縁部に当接する当接部と、上記ベース板の下面における上記貫通孔の周縁部にかしめられたかしめ部とが設けられていることを特徴とする鋼製束。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物の土間コンクリート等の基礎に配設される鋼製束に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、この種の鋼製束としては、例えば特許文献1に開示されているように、上下に延びるねじ孔が上部に形成された筒状の束本体と、ねじ孔に螺合するねじ軸からなる操作体と、操作体の上端部に螺合する支持板とで構成されたものが知られている。支持板の中心部には、操作体の上側が挿通する貫通孔が形成されている。支持板の下面には、貫通孔と一致するように、ナットが溶接されている。このナットを操作体に螺合させることによって支持板が操作体に固定される。また、支持板の高さ調整は、操作体を束本体に対して回転させることによって行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3920840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、支持板を操作体に固定するにあたって溶接を利用しているので、溶接品質の検査工程が必要になる。この溶接品質の検査は煩雑であるという問題がある。また、溶接時には有害な煙等が発生して職場環境が悪化するという問題もある。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、支持板を固定する際に溶接作業を不要にして検査工程の簡素化と、職場環境の改善を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では、支持板をかしめ固定するようにした。
【0007】
第1の発明は、
建築物の基礎部に設置されて当該建築物の構成部材を下方から支持するように構成された鋼製束において、
上下方向に延びるとともに、上下両側にそれぞれねじ孔が形成された束本体と、
上記束本体の上側のねじ孔に螺合する上側ねじ棒と、
上記束本体の下側のねじ孔に螺合する下側ねじ棒と、
上記上側ねじ棒に固定され、上記構成部材に当接する支持板と、
上記下側ねじ棒に固定され、上記基礎部に当接するベース板とを備え、
上記支持板には、上記上側ねじ棒が挿通する貫通孔が形成され、
上記上側ねじ棒の上部には、上記支持板の下面における上記貫通孔の周縁部に当接する当接部と、上記支持板の上面における上記貫通孔の周縁部にかしめられたかしめ部とが設けられていることを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、上側ねじ軸を支持板の貫通孔に挿通し、上側ねじ軸の当接部に、支持板の下面における貫通孔の周縁部を当接させることで支持板が上側ねじ軸に支持される。この状態で、上側ねじ軸の上端部を、支持板の上面における貫通孔の周縁部にかしめることで、上側ねじ軸の上端部がかしめ部となって上側ねじ軸と支持板とが一体化して上側ねじ軸が支持板から抜けるのが阻止される。したがって、溶接作業を行うことなく、支持板を上側ねじ棒に固定することが可能になる。かしめによる固定状態の検査工程は、溶接状態の検査工程に比べて簡単に行えるので、検査工程が簡素化される。また、かしめ作業は溶接作業のように有害な煙の発生はないので、職場環境が改善される。
【0009】
第2の発明は、第1の発明において、
上記支持板における上記貫通孔の周縁部には、上記かしめ部に係合する係合部が設けられていることを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、上側ねじ棒のかしめ部が支持板の貫通孔の周縁部に係合するので、支持板に対して上側ねじ棒の中心線周りの回転力が加わった際に、支持板の回転を阻止することが可能になる。
【0011】
第3の発明は、第2の発明において、
上記係合部は、上記支持板の上面から上方へ突出する突起であることを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、支持板の突起が上側ねじ棒のかしめ部に食い込むようになるので、簡単な構成としながら、支持板の回転阻止効果がより一層高まる。
【0013】
第4の発明は、第1から3のいずれか1つの発明において、
上記ベース板には、上記下側ねじ棒が挿通する貫通孔が形成され、
上記下側ねじ棒の下部には、上記ベース板の上面における上記貫通孔の周縁部に当接する当接部と、上記ベース板の下面における上記貫通孔の周縁部にかしめられたかしめ部とが設けられていることを特徴とする。
【0014】
この構成によれば、下側ねじ軸をベース板の貫通孔に挿通し、下側ねじ軸の当接部に、ベース板の上面における貫通孔の周縁部を当接させた状態で、下側ねじ軸の下端部を、ベース板の下面における貫通孔の周縁部にかしめることで、下側ねじ軸の下端部がかしめ部となって下側ねじ軸とベース板とが一体化して下側ねじ軸がベース板から抜けるのが阻止される。したがって、溶接作業を行うことなく、ベース板を下側ねじ棒に固定することが可能になる。
【発明の効果】
【0015】
第1の発明によれば、束本体に上側ねじ棒と下側ねじ棒とを螺合させ、上側ねじ棒に支持板を固定し、下側ねじ棒にベース板を固定する場合に、上側ねじ棒の上部に、支持板の下面における貫通孔の周縁部に当接する当接部と、支持板の上面における貫通孔の周縁部にかしめられたかしめ部とを設けたので、支持板を上側ねじ棒に固定する際に溶接作業を不要にできる。これにより、検査工程の簡素化と、職場環境の改善を図ることができる。
【0016】
第2の発明によれば、支持板における貫通孔の周縁部に、上側ねじ棒のかしめ部に係合する係合部を設けたので、支持板が上側ねじ棒の中心線周りに回転するのを阻止することができる。
【0017】
第3の発明によれば、支持板の係合部を突起にしたので、簡単な構成としながら、支持板の回転阻止効果をより一層高めることができる。
【0018】
第4の発明によれば、ベース板を下側ねじ棒に固定する際に溶接作業を不要にできるので、検査工程の簡素化と、職場環境の改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の実施形態に係る鋼製束の斜視図である。
図2】鋼製束の側面図である。
図3】鋼製束の平面図である。
図4】支持板及び上側ねじ棒の縦断面図である。
図5】ベース板及び下側ねじ棒の縦断面図である。
図6】支持板の平面図である。
図7】かしめ固定前の図4相当図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
【0021】
図1は、本発明の実施形態に係る鋼製束1の斜視図であり、図2は、鋼製束1の側面図である。この鋼製束1は、例えば土間コンクリート等の建築物の基礎部A(図2に仮想線で示す)に設置されて、当該建築物の構成部材である大引B(図2に仮想線で示す)を下方から支持するように構成されたものである。
【0022】
鋼製束1は、上下方向に延びる束本体10と、束本体10の上側に取り付けられる上側ねじ棒20と、束本体10の下側に取り付けられる下側ねじ棒30と、上側ねじ棒20に固定される支持板40と、下側ねじ棒30に固定されるベース板50とを備えている。これら部材は全て鋼製である。
【0023】
束本体10は、筒状に形成されている。束本体10の上部及び下部は、上下方向中間部分に比べて小径に形成されている。束本体10の上部及び下部の内面には、それぞれ、上下方向に延びる上側ねじ孔11及び下側ねじ孔12が形成されている。上側ねじ孔11の上端部は、束本体10の上端部に開口している。下側ねじ孔12の下端部は、束本体10の下端部に開口している。上側ねじ孔11と下側ねじ孔12とは、互いに逆ねじとなっている。
【0024】
束本体10の上下方向中間部は、角筒部13である。この角筒部13に図示しない工具を係合させて束本体10を回転させることができるようになっている。
【0025】
図3図4に示すように、支持板40は、大引Bに沿って略水平に延びる略矩形の平板部41と、平板部41の両側縁から斜め上方へ延びるように屈曲成形された屈曲部43,43と、平板部41の中心部に下方へ膨出するように形成された膨出部42とを有している。膨出部42の底面は略平坦に形成されており、上方から見て円形となっている。図6に示すように、この膨出部42の底面には、上側ねじ棒20が挿通する円形の貫通孔42aが形成されている。支持板40の上面には、貫通孔42aの周縁部に、上方へ突出する複数の突起42b,42b、…が形成されている。これら突起42b,42b、…は、後述する上側ねじ棒20のかしめ部22に係合する係合部である。
【0026】
図4に示すように、上側ねじ棒20は、束本体10の上側ねじ孔11に螺合するねじ軸21と、支持板40にかしめられたかしめ部22と、支持板40に当接する当接部24とを有している。ねじ軸21は、支持板40の貫通孔42aに挿通可能な径に設定されている。ねじ軸21の上側ねじ孔11への螺合量によって支持板40の高さを変更することが可能である。
【0027】
かしめ部22は、支持板40の上面における貫通孔42aの周縁部にかしめられた部分である。すなわち、図7に示すように、かしめる前の上側ねじ棒20の上端部には、筒状部25がねじ軸21と一体成形されている。この筒状部25に対して上方から加工力を加えて塑性変形させることによって筒状部25がかしめ部22となる。かしめ部22は、上方から見て貫通孔42aよりも大きな略円形となっている。かしめ部22には、支持板40の突起42b,42b、…が食い込んだ状態で係合している。かしめ部22は、支持板40の膨出部42内に収容され、この状態で、かしめ部22の上端部が膨出部42から上方へ突出しないようになっている。
【0028】
当接部24は、かしめ部22の下方に位置しており、ねじ軸21の径方向へ突出して周方向に環状に延びるように形成されている。当接部24は、支持板40の下面における貫通孔42aの周縁部に当接することによって支持板40を下方から支持する。従って、当接部24とかしめ部22とは、支持板40の板厚分だけ上下方向に離れることになる。
【0029】
図1及び図2に示すように、上側ねじ棒20のねじ軸21には、上側ロックナット60が螺合するようになっている。上側ロックナット60と束本体10の上端部との間には、上側スプリングワッシャ61が配設されている。
【0030】
ベース板50は、基礎部Aに沿って略水平に延びる略矩形の平板部51と、平板部51の中心部に上方へ膨出するように形成された膨出部52とを有している。膨出部52の上面は略平坦に形成されており、上方から見て円形となっている。図5に示すように、この膨出部52の上面には、下側ねじ棒30が挿通する円形の貫通孔52aが形成されている。ベース板50の下面には、貫通孔52aの周縁部に、下方へ突出する複数の突起52b,52b、…が形成されている。これら突起52b,52b、…は、後述する下側ねじ棒30のかしめ部32に係合する係合部である。
【0031】
下側ねじ棒30は、束本体10の下側ねじ孔12に螺合するねじ軸31と、ベース板50にかしめられたかしめ部32と、ベース板50に当接する当接部34とを有している。ねじ軸31は、ベース板50の貫通孔52aに挿通可能な径に設定されている。ねじ軸31の下側ねじ孔12への螺合量によって支持板40の高さを変更することが可能である。
【0032】
かしめ部32は、ベース板50の下面における貫通孔52aの周縁部にかしめられた部分である。図示しないが、かしめる前は、上側ねじ棒20と同様に筒状である。
【0033】
当接部34は、かしめ部32の上方に位置しており、ねじ軸31の径方向へ突出して周方向に環状に延びるように形成されている。当接部34は、ベース板50の上面における貫通孔52aの周縁部に当接することによってベース板50が上方へ移動するのを阻止している。従って、当接部34とかしめ部32とは、ベース板50の板厚分だけ上下方向に離れることになる。
【0034】
図1及び図2に示すように、下側ねじ棒30のねじ軸31には、下側ロックナット62が螺合するようになっている。下側ロックナット62と束本体10の下端部との間には、下側スプリングワッシャ63が配設されている。
【0035】
次に、上記のように構成された鋼製束1を製造する場合について説明する。支持板40を上側ねじ棒20に固定する際には、まず、図7に示すかしめ前の形状、即ち筒状部25を有する上側ねじ棒20を用意する。そして、上側ねじ棒20の上端部を支持板40の貫通孔42aに挿通させる。すると、支持板40は、上側ねじ棒20の当接部24に当接して下方から支持される。この状態で、上側ねじ棒20の筒状部25に上方から加工力を加えて塑性変形させることによって筒状部25をかしめ部22とする。これにより、支持板40が当接部24とかしめ部22とによって挟持されて上側ねじ棒20に固定される。固定状態では、支持板40の突起42bがかしめ部22に食い込んでいるので、支持板40が上側ねじ棒20の中心線周りに回転することはない。
【0036】
また、同様に、下側ねじ棒30をかしめることにより、ベース板50を下側ねじ棒30に固定する。
【0037】
そして、上側ねじ棒20に上側ロックナット60を螺合させるとともに、上側スプリングワッシャ61を挿通させ、上側ねじ棒20のねじ軸21を束本体10の上側ねじ孔11に螺合させる。また、下側ねじ棒30に下側ロックナット62を螺合させるとともに、下側スプリングワッシャ63を挿通させ、下側ねじ棒30のねじ軸31を束本体10の下側ねじ孔12に螺合させる。
【0038】
以上のようにして鋼製束1が得られる。鋼製束1を使用する際には、束本体10を回転させることによって支持板40の高さを調整することができる。
【0039】
したがって、この実施形態に係る鋼製束1によれば、束本体10に上側ねじ棒20と下側ねじ棒30とを螺合させ、上側ねじ棒20に支持板40を固定し、下側ねじ棒30にベース板50を固定する場合に、上側ねじ棒20の上部に、支持板40の下面における貫通孔42aの周縁部に当接する当接部24と、支持板40の上面における貫通孔42aの周縁部にかしめられたかしめ部22とを設けたので、支持板40を上側ねじ棒20に固定する際に溶接作業を不要にできる。これにより、検査工程の簡素化と、職場環境の改善を図ることができる。
【0040】
また、支持板40における貫通孔42aの周縁部に、上側ねじ棒20のかしめ部22に係合する突起42bを設けたので、簡単な構成としながら、支持板40が上側ねじ棒20の中心線周りに回転するのを阻止することができる。
【0041】
また、ベース板50を下側ねじ棒30に固定する際にも溶接作業を不要にできるので、検査工程の簡素化と、職場環境の改善を図ることができる。
【0042】
尚、上記実施形態では、支持板40における貫通孔42aの周縁部に突起42bを設けて支持板40の回転を阻止するようにしているが、これに限らず、例えば、貫通孔42aの周縁部に凹部を設けてかしめ部22を凹部に係合させるようにしてもよい。
【0043】
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
【産業上の利用可能性】
【0044】
以上説明したように、本発明に係る鋼製束は、例えば戸建て住宅の基礎部に使用することができる。
【符号の説明】
【0045】
1 鋼製束
10 束本体
11 上側ねじ孔
12 下側ねじ孔
20 上側ねじ棒
22 かしめ部
24 当接部
30 下側ねじ棒
32 かしめ部
34 当接部
40 支持板
42a 貫通孔
42b 突起(係合部)
50 ベース板
52a 貫通孔
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7