特開2015-105688(P2015-105688A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-105688(P2015-105688A)
(43)【公開日】2015年6月8日
(54)【発明の名称】密封装置
(51)【国際特許分類】
   F16C 33/78 20060101AFI20150512BHJP
   F16C 19/06 20060101ALI20150512BHJP
   F16J 15/32 20060101ALI20150512BHJP
【FI】
   F16C33/78 Z
   F16C19/06
   F16J15/32 311A
   F16J15/32 311P
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-247328(P2013-247328)
(22)【出願日】2013年11月29日
(71)【出願人】
【識別番号】000104490
【氏名又は名称】キーパー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100087468
【弁理士】
【氏名又は名称】村瀬 一美
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 隆一
【テーマコード(参考)】
3J006
3J016
3J701
【Fターム(参考)】
3J006AD02
3J006AE04
3J006AE20
3J006AE23
3J006AE30
3J006AE41
3J006CA01
3J016AA02
3J016BB03
3J016BB16
3J016CA02
3J016CA06
3J701AA02
3J701AA52
3J701AA62
3J701BA73
3J701EA49
3J701FA60
(57)【要約】
【課題】スリンガ3の発熱の抑制とシール性の確保をともに高いレベルで両立させる。
【解決手段】軸受けの外輪1と内輪2との間に設けられ、外輪1と内輪2とのいずれか一方に嵌合されたスリンガ3と、もう一方に嵌合され、スリンガ3のスリーブ部3aに接触する主リップ4及びスリンガ3のフランジ部3bに接触するサイドリップ5,6を有するシール部材7とを備える密封装置であって、シール部材7は、スリーブ部3aに対して間隔をあけて配置された円筒部8と、円筒部8のフランジ部3b側の端部8aからスリーブ部3aに向けて延出し且つスリーブ部3aに対して非接触のダストリップ9とを備えると共に、円筒部8の反対側の端部8bには主リップ4が設けられており、円筒部8とダストリップ9と主リップ4は一体に形成されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸受けの外輪と内輪との間に設けられ、前記外輪と前記内輪とのいずれか一方に嵌合されたスリンガと、もう一方に嵌合され、前記スリンガのスリーブ部に接触する主リップ及び前記スリンガのフランジ部に接触するサイドリップを有するシール部材とを備える密封装置において、前記シール部材は、前記スリーブ部に対して間隔をあけて配置された円筒部と、前記円筒部の前記フランジ部側の端部から前記スリーブ部に向けて延出し且つ前記スリーブ部に対して非接触のダストリップとを備えると共に、前記円筒部の反対側の端部には前記主リップが設けられており、前記円筒部と前記ダストリップと前記主リップは一体に形成されていることを特徴とする密封装置。
【請求項2】
前記サイドリップとして、前記フランジ部に接触する内側サイドリップと、前記内側サイドリップよりも径方向外側に設けられ、前記フランジ部に対して非接触の外側サイドリップが設けられていることを特徴とする請求項1記載の密封装置。
【請求項3】
前記スリンガはステンレス鋼製であること特徴とする請求項1又は2記載の密封装置。
【請求項4】
前記フランジ部のリップ接触面の粗さはRa0.3〜Ra2.0μmであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の密封装置。
【請求項5】
前記フランジ部のリップ接触面の反対側の面には放熱用凹凸が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の密封装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸受けの密封装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の軸受けの密封装置を図4に示す。この密封装置は軸受けの外輪106と内輪107の間に設けられており、シール部材105の主リップ101は径方向に締代をもってスリンガ102のスリーブ部102aに接触すると共に、2つのサイドリップ103,104は軸方向に締代をもってスリンガ102のフランジ部102bに接触する。したがって、摩擦トルクが大きくスリンガ102が発熱してしまう。そのため、各リップ101,103,104が熱劣化しやすく、又、スリンガ102が高温になり周辺機器に悪影響を与えることになる。
【0003】
そのため、特許文献1に開示された密封装置では、図5に示すように、主リップ101をラビリンスリップにしてスリンガ102のスリーブ部102aに対して非接触とし、摺動によるスリンガ102の発熱を抑えるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−118625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、図5の密封装置では、主リップ101を非接触のラビリンスリップにしているため、スリンガ102の発熱を抑えることは可能であるが、シール性に劣っている。
【0006】
本発明は、スリンガの発熱の抑制とシール性の確保をともに高いレベルで両立させることができる密封装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、軸受けの外輪と内輪との間に設けられ、外輪と内輪とのいずれか一方に嵌合されたスリンガと、もう一方に嵌合され、スリンガのスリーブ部に接触する主リップ及びスリンガのフランジ部に接触するサイドリップを有するシール部材とを備える密封装置において、シール部材は、スリーブ部に対して間隔をあけて配置された円筒部と、円筒部のフランジ部側の端部からスリーブ部に向けて延出し且つスリーブ部に対して非接触のダストリップとを備えると共に、円筒部の反対側の端部には主リップが設けられており、円筒部とダストリップと主リップは一体に形成されているものである。
【0008】
また、請求項2記載の密封装置は、サイドリップとして、フランジ部に接触する内側サイドリップと、内側サイドリップよりも径方向外側に設けられ、フランジ部に対して非接触の外側サイドリップが設けられているものである。
【0009】
また、請求項3記載の密封装置は、スリンガがとしてステンレス鋼製のものを使用している。
【0010】
また、請求項4記載の密封装置は、フランジ部のリップ接触面の粗さをRa0.3〜Ra2.0μmとしている。
【0011】
さらに、請求項5記載の密封装置は、フランジ部のリップ接触面の反対側の面に放熱用凹凸が設けられている。
【発明の効果】
【0012】
請求項1記載の密封装置では、シール部材の主リップとダストリップとの間に円筒部を設けており、この円筒部の内側にグリースを保持しておくことができるので、主リップとスリーブ部との間の接触部分を潤滑するグリースの保持量を増やすことができる。そのため、主リップとスリーブ部との間の接触部分の潤滑状態をより長期間にわたり維持することができ、主リップをスリーブ部に接触させてのシール性確保と潤滑によるスリンガの発熱抑制をともに高レベルで達成し維持することができる。
【0013】
また、請求項2記載の密封装置では、外側サイドリップをスリンガのフランジ部に対して非接触にしているので、2つのサイドリップ103,104をスリンガ102のフランジ部102bに接触させる図4図5の密封装置に比べて、摺動によるフランジ部の発熱を抑えることができる。また、フランジ部に接触させる内側サイドリップの他に、フランジ部に対して非接触ではあるが外側サイドリップを設けているので、サイドリップが1つの密封装置に比べてシール性に優れている。
【0014】
また、請求項3記載の密封装置では、スリンガを、熱伝導率が悪いステンレス鋼製にしているので、スリンガとシール部材のリップとの接触により発生した熱がスリンガに留まりやすくなり、この熱がスリンガから周辺機器に伝わり難くなる。そのため、周辺機器に熱による悪影響を及ぼし難くすることができる。
【0015】
また、請求項4記載の密封装置では、フランジ部のリップ接触面の粗さをRa0.3〜Ra2.0μmにしているので、リップの摺動抵抗を低減させることができると共に、リップの摩耗を防止することができる。
【0016】
さらに、請求項5記載の密封装置では、フランジ部のリップ接触面の反対側の面に放熱用凹凸が設けられているので、フランジ部の反対側の面の表面積を大きくすることができ、放熱の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の密封装置の実施形態の一例を示す断面図である。
図2】スリンガのフランジ部に放熱用凹凸を設けた例を示す断面図である。
図3】試験装置に密封装置を取り付けた様子を示す概念図である。
図4】従来の密封装置の断面図である。
図5】従来の他の密封装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の構成を図面に示す形態に基づいて詳細に説明する。
【0019】
図1に本発明の密封装置の実施形態の一例を示す。密封装置は、軸受けの外輪1と内輪2との間に設けられ、外輪1と内輪2とのいずれか一方に嵌合されたスリンガ3と、もう一方に嵌合され、スリンガ3のスリーブ部3aに接触する主リップ4及びスリンガ3のフランジ部3bに接触するサイドリップ5,6を有するシール部材7とを備えるもので、シール部材7は、スリーブ部3aに対して間隔をあけて配置された円筒部8と、円筒部8のフランジ部3b側の端部8aからスリーブ部3aに向けて延出し且つスリーブ部3aに対して非接触のダストリップ9とを備えると共に、円筒部8の反対側の端部8bには主リップ4が設けられており、円筒部8とダストリップ9と主リップ4は一体に形成されている。
【0020】
本実施形態では、スリンガ3は内輪2に嵌合され、シール部材7は外輪1に嵌合されているが、これに限られず、スリンガ3が外輪1に嵌合され、シール部材7が内輪2に嵌合されていても良い。なお、外輪1と内輪2のうち回転側の部材にスリンガ3を嵌合し、静止側の部材にシール部材7を嵌合することが好ましいが、これに限られない。
【0021】
本実施形態では、スリンガ3としてステンレス鋼製のものを採用している。ただし、ステンレス鋼製のものに限られず、例えば、アルミニウム製、鉄製のもの等でも良い。熱伝導率が悪いステンレス鋼製のスリンガ3を使用することで、シール部材7の各リップ4,5,6との接触により発生した熱がスリンガ3に留まりやすくなり、周辺機器へスリンガ3から発生した熱が伝わり難くなる。そのため、周辺機器に熱による悪影響を及ぼし難くすることができる。
【0022】
本実施形態では、フランジ部3bのリップ接触面3cの粗さをRa0.3〜Ra2.0μmとしている。リップ接触面3cの粗さをRa0.3μm以上としたのは、Ra0.3μm未満の場合、リップ接触面3cがなめらかになり過ぎて潤滑剤を保持し難くなり、潤滑不足によりサイドリップ5,6の摺動抵抗の低減が困難になる虞があるからである。また、リップ接触面3cの粗さをRa2.0μm以下としたのは、Ra2.0μmを上回る場合、リップ接触面3cが粗くなり過ぎて、サイドリップ5,6の摺動時に、サイドリップ5,6が過剰摩耗する虞があるからである。以上より、フランジ部3bのリップ接触面3cの粗さをRa0.3〜Ra2.0μmとし、リップの摺動抵抗の低減とリップの摩耗防止が図られている。
【0023】
シール部材7は、心金10にシール材11を加硫して構成されており、シール材11には、主リップ4,ダストリップ9,円筒部8,サイドリップ5,6が一体成形されている。ダストリップ9は、環状の心金10の内側端部10a近傍からスリンガ3のスリーブ部3aに向けて且つフランジ部3b側に斜めに延びている。ダストリップ9はラビリンスリップであり、スリーブ部3aに対して非接触となっている。
【0024】
円筒部8は、心金10の内側端部10a近傍からフランジ部3b側とは反対側に延びている。即ち、心金10の内側端部10a近傍にフランジ部3b側の端部8aを接続させている。
【0025】
主リップ4は、円筒部8のフランジ部3b側とは反対側の端部8bからスリーブ部3aに向けて且つフランジ部3b側に斜めに延びている。即ち、主リップ4は円筒部8の反対側端部8bからフランジ部3b側に向けて斜めに折り返されるように設けられている。
【0026】
円筒部8の内側の空間、即ち主リップ4,円筒部8,ダストリップ9,スリーブ部3aで囲まれた空間は、主リップ4とのスリーブ部3aとの接触部分を潤滑するグリース12を溜めるグリース溜めとなっている。
【0027】
本実施形態では、サイドリップとして、フランジ部3bに接触する内側サイドリップ5と、内側サイドリップ5よりも径方向外側に設けられ、フランジ部3bに対して非接触の外側サイドリップ6が設けられている。即ち、本実施形態の密封装置も、図4図5に示す従来の密封装置と同様に2つのサイドリップ5,6を設けているが、本実施形態の密封装置では内側のサイドリップ5のみフランジ部3bに接触させ、外側サイドリップ6をフランジ部3bに接触させていない。そのため、2つのサイドリップ103,104をスリンガ102のフランジ部102bに接触させる図4図5の密封装置に比べ、摺動によるフランジ部3bの発熱を抑えることができる。
【0028】
また、本実施形態の密封装置は、フランジ部3bに接触させる内側サイドリップ5の他に、フランジ部3bに対して非接触ではあるが外側サイドリップ6を設けているので、サイドリップ5,6が1つしかない密封装置に比べてシール性に優れている。
【0029】
本発明の密封装置は、シール部材7の主リップ4とダストリップ9との間に円筒部8を設けており、この円筒部8の内側にグリース12を保持しておくことができるので、主リップ4とスリーブ部3aとの間の接触部分を潤滑するグリース12の保持量を増やすことができる。そのため、主リップ4とスリーブ部3aとの間の接触部分の潤滑状態をより長期間にわたり維持することができ、主リップ4をスリーブ部3aに接触させてのシール性確保と潤滑によるスリンガ3の発熱抑制をともに高レベルで達成し維持することができる。
【0030】
また、本実施形態の密封装置は、例えば、大気側(図1の右側)から軸受け内部(同左側)への異物の侵入防止を主な目的として使用される。この密封装置では、主リップ4を円筒部8の反対側端部8bからフランジ部3b側に向けて斜めに折り返すように延出させているので、主リップ4のフランジ部3b側の面とは反対側の面をスリーブ部3aに接触させることができる。そのため、主リップ4の最大接触面圧を大気側に設定し易くなり、グリース12が主リップ4の接触面から軸受け内部(同左側)へ移動したとしてもシール空間(主リップ4の接触部からサイドリップ5の接触部までの空間)17側に吸い込むため、グリース12が枯渇することなくシール空間17にグリース12を長期間保持でき、シール性を長期間維持させることができる。
【0031】
また、主リップ4をフランジ部3b側に向けて斜めに折り返すように延出させてその先端をスリーブ部3aに接触させているので、主リップ4のスリーブ部3a接触面の反対側の面でグリース12を受けることができ、グリース12の重さが主リップ4をスリーブ部3aに押し付ける方向に作用することになり、グリース12の重さを接触面圧の増加に利用することができる。そのため、主リップ4のシール性を更に向上させることができる。
【0032】
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
【0033】
例えば、フランジ部3bのリップ接触面3cの反対側の面3dに放熱用凹凸13を設けても良い。この例を図2に示す。放熱用凹凸13を設けることで、フランジ部3bの反対側の面の表面積を大きくすることができ、放熱の効率を向上させることができる。なお、放熱用凹凸13として、フィンを設けても良い。
【0034】
また、上述の説明では、サイドリップとして、2つのサイドリップ5,6を設けていたが、サイドリップの数は2つに限られない。例えば1つでも良い。また、サイドリップ5,6を設けなくても良い。
【0035】
また、上述の説明では、2つのサイドリップのうち、内側のサイドリップ5のみをスリーブ部3aに接触させるようにしていたが、内側のサイドリップ5に加えて外側サイドリップ6もスリーブ部3aに接触させても良い。また、サイドリップ5,6の両方をスリーブ部3aに対して非接触にしても良い。
【0036】
また、上述の密封装置は、大気側から軸受け内部への異物の侵入防止を主な目的として使用されるものであったが、使用目的はこれに限られず、例えば通常のオイルシールと同様に軸受け内部の潤滑剤密封用として使用されるものでも良い。
【実施例1】
【0037】
軸受けを模した試験装置を使用して、本発明の密封装置の効果を確認する試験を行った(図3)。試験装置のハウジング14(外輪1に相当)と回転軸15(内輪2に相当)との間に密封装置を装着し、下記の試験条件で、密封装置のスリンガ3の表面温度(MAX温度)を測定した。ハウジング14(固定側)にシール部材7を嵌合し、回転軸15にスリンガ3を嵌合した。スリンガ3の表面温度の測定には非接触温度計16を使用した。図4に示す密封装置(従来形状)と図1に示す本発明の密封装置(本形状)についてそれぞれ試験を行い、従来形状から本形状に変更した際のスリンガ3の表面温度(MAX温度)の低下率を算出した。なお、図3は本発明の密封装置を取り付けた様子を示している。
【0038】
(試験条件)
回転数:1000rpm、5000rpm
雰囲気温度:25℃(初期)
軸偏心:0mmTIR狙い
取付偏心:0mmTIR
圧力:大気圧
【0039】
その結果を表1に示す。なお、発熱効果代とは、従来形状から本形状に変更した際のスリンガ3表面温度(MAX温度)の低下率のことである。
【0040】
【表1】
【0041】
上記試験結果より、本形状は従来形状に比べ、スリンガ3表面温度を約25〜30%の低減することができることが分かった。したがって、本発明によればスリンガ3の発熱を低減できることを確認できた。また、本形状の試験では軸受け内部(図3のシール部材の右側)へ異物が侵入することはなかった。これにより、シール性を確保し維持できることも確認できた。
【符号の説明】
【0042】
1 軸受けの外輪
2 軸受けの内輪
3 スリンガ
3a スリンガのスリーブ部
3b スリンガのフランジ部
3c フランジ部のリップ接触面
3d フランジ部のリップ接触面の反対側の面
4 主リップ
5 内側サイドリップ
6 外側サイドリップ
7 シール部材
8 円筒部
8a 円筒部のフランジ部側の端部
8b 円筒部の反対側の端部
9 ダストリップ
13 放熱用凹凸
図1
図2
図3
図4
図5