【解決手段】SNSのユーザ間の関係情報を利用した知識共有サービス提供システムにおいて、第1ユーザのユーザ端末機から質問データが伝送されると当該質問データを保存し、第2ユーザのユーザ端末機から当該質問データについての質問共有要請が伝送されると当該質問共有要請を当該質問データと関連付けて保存する質問データ管理部と、ユーザ間の関係情報に基づいて、第2ユーザと知人関係にある第3ユーザのユーザ端末機に対し、質問共有要請が関連付けられた質問データを提供する質問データ提供部と、を含む知識共有サービス提供システムである。
前記質問データ提供部は、前記ユーザ間の関係情報に基づいて前記第1ユーザと知人関係にある前記第2ユーザのユーザ端末機に前記質問データを提供する請求項1に記載の知識共有サービス提供システム。
前記質問データを提供された前記ユーザ端末機から、当該質問データに対する回答データを受信すると、前記質問データ管理部は、当該質問データに関連付けて、前記回答データを保存することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の知識共有サービス提供システム。
前記第1ユーザによって、前記質問データに対する1以上の回答データのうち少なくとも一つが、ベスト回答として選択されることを特徴とする請求項4に記載の知識共有サービス提供システム。
前記質問データ提供部は、前記質問データに対してベスト回答が選択されると、前記第2ユーザのユーザ端末機に、前記ベスト回答の回答データを提供することを特徴とする請求項5に記載の知識共有サービス提供システム。
前記質問データ提供部は、前記質問データに対してベスト回答が選択されると、当該質問データに対して回答データを送信したユーザ端末機に、前記ベスト回答の回答データを提供することを特徴とする請求項5または6に記載の知識共有サービス提供システム。
前記ベスト回答として選択された回答データを送信したユーザ端末機のユーザには、所定のポイントが支給されることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載の知識共有サービス提供システム。
前記ユーザ間の関係情報に基づいて前記第1ユーザと知人関係にある前記第2ユーザのユーザ端末機に前記質問データを提供することをさらに含む請求項10に記載の知識共有サービス提供方法。
前記質問データを提供された前記ユーザ端末機から、当該質問データに対する回答データを受信すると、当該質問データに関連付けて前記回答データが保存されることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1項に記載の知識共有サービス提供方法。
前記第1ユーザによって、前記質問データに対する1以上の回答データのうち少なくとも一つが、ベスト回答として選択されることを特徴とする請求項13に記載の知識共有サービス提供方法。
前記質問データに対してベスト回答が選択されると、前記第2ユーザのユーザ端末機に、前記ベスト回答の回答データを提供することを特徴とする請求項14に記載の知識共有サービス提供方法。
前記質問データに対してベスト回答が選択されると、当該質問データに対して回答データを送信したユーザ端末機に、前記ベスト回答の回答データを提供することを特徴とする請求項14または15に記載の知識共有サービス提供方法。
前記ベスト回答として選択された回答データを送信したユーザ端末機のユーザには、所定のポイントが支給されることを特徴とする請求項14ないし16のいずれか1項に記載の知識共有サービス提供方法。
前記ユーザ間の関係情報に基づいて前記第1ユーザと知人関係にあるユーザのユーザ端末機から前記知識共有サービス提供システムに伝送された質問データを、前記第1ユーザに提供されるべき質問データとして受信する請求項19に記載のプログラム。
前記第2のユーザによって前記質問共有要請がされた前記質問データに対して選択されたベスト回答の回答データを受信することをさらに実行させるための請求項22に記載のプログラム。
受信した前記質問データに対する回答データを送信するための手段を前記第1ユーザに提供することをさらに実行させるための請求項19ないし23のいずれか1項に記載のプログラム。
前記質問データに対して前記回答データを送信した場合、当該質問データに対して選択されたベスト回答の回答データを受信することをさらに実行させるための請求項24に記載のプログラム。
前記ベスト回答の回答データを送信したユーザに対して支給されるポイントを設定する手段を前記第1ユーザに提供することをさらに実行させるための請求項26に記載のプログラム。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、ソーシャルネットワーク・サービス(SNS)のユーザ間の関係情報を利用した知識共有サービス提供システム及びその方法を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一実施形態は、ソーシャルネットワーク・サービス(SNS)のユーザ間の関係情報を利用した知識共有サービス提供システムにおいて、第1ユーザのユーザ端末機から質問データが伝送されると当該質問データを保存し、第2ユーザのユーザ端末機から当該質問データについての質問共有要請が伝送されると当該質問共有要請を当該質問データと関連付けて保存する質問データ管理部と、前記ユーザ間の関係情報に基づいて、前記第2ユーザと知人関係にある第3ユーザのユーザ端末機に対し、前記質問共有要請が関連付けられた前記質問データを提供する質問データ提供部と、を含む知識共有サービス提供システムを提供する。
【0008】
本実施形態において、前記第1ユーザのユーザ端末機から伝送される質問データは、所定のカテゴリー情報を含み、前記質問データ提供部は、前記質問データに含まれるカテゴリー情報と前記第2ユーザが既に登録した関心カテゴリーの少なくとも一部とが一致する場合に、前記第2ユーザのユーザ端末機に当該質問データを提供してもよい。
【0009】
本実施形態において、前記質問データ提供部は、前記ユーザ間の関係情報に基づいて前記第1ユーザと知人関係にある前記第2ユーザのユーザ端末機に前記質問データを提供してもよい。
【0010】
本実施形態において、前記質問データを提供された前記ユーザ端末機から、当該質問データに対する回答データを受信すると、前記質問データ管理部は、当該質問データに関連付けて、前記回答データを保存してもよい。
【0011】
本実施形態において、前記第1ユーザによって、前記質問データに対する1以上の回答データのうち少なくとも一つが、ベスト回答として選択されてもよい。
【0012】
本実施形態において、前記質問データ提供部は、前記質問データに対してベスト回答が選択されると、前記第2ユーザのユーザ端末機に、前記ベスト回答の回答データを提供してもよい。
【0013】
本実施形態において、前記質問データ提供部は、前記質問データに対してベスト回答が選択されると、当該質問データに対して回答データを送信したユーザ端末機に、前記ベスト回答の回答データを提供してもよい。
【0014】
本実施形態において、前記ベスト回答として選択された回答データを送信したユーザ端末機のユーザには、所定のポイントが支給されてもよい。
【0015】
本実施形態において、前記支給されるポイントは、前記第1ユーザによって設定されたポイントであってもよい。
【0016】
また、上記の課題を解決するために、本発明の一実施形態は、ソーシャルネットワーク・サービスのユーザ間の関係情報を利用した知識共有サービス提供方法において、第1ユーザのユーザ端末機から、所定のカテゴリー情報または受信者情報を含む質問データが伝送されると、当該質問データを保存し、第1ユーザのユーザ端末機から質問データが伝送されると当該質問データを保存し、第2ユーザのユーザ端末機から当該質問データについての質問共有要請が伝送されると当該質問共有要請を当該質問データと関連付けて保存し、前記ユーザ間の関係情報に基づいて、前記第2ユーザと知人関係にある第3ユーザのユーザ端末機に対し、前記質問共有要請が関連付けられた前記質問データを提供することを含む知識共有サービス提供方法を提供する。
【0017】
本実施形態において、前記第1ユーザのユーザ端末機から伝送される質問データは、所定のカテゴリー情報を含み、前記質問データに含まれるカテゴリー情報と前記第2ユーザが既に登録した関心カテゴリーの少なくとも一部とが一致する場合に、前記第2ユーザのユーザ端末機に当該質問データを提供してもよい。
【0018】
本実施形態において、前記ユーザ間の関係情報に基づいて前記第1ユーザと知人関係にある前記第2ユーザのユーザ端末機に前記質問データを提供してもよい。
【0019】
本実施形態において、前記質問データを提供された前記ユーザ端末機から、当該質問データに対する回答データを受信すると、当該質問データに関連付けて前記回答データが保存されてもよい。
【0020】
本実施形態において、前記第1ユーザによって、前記質問データに対する1以上の回答データのうち少なくとも一つが、ベスト回答として選択されてもよい。
【0021】
本実施形態において、前記質問データに対してベスト回答が選択されると、前記第2ユーザのユーザ端末機に、前記ベスト回答の回答データを提供されてもよい。
【0022】
本実施形態において、前記質問データに対してベスト回答が選択されると、当該質問データに対して回答データを送信したユーザ端末機に、前記ベスト回答の回答データを提供されてもよい。
【0023】
本実施形態において、前記ベスト回答として選択された回答データを送信したユーザ端末機のユーザには、所定のポイントが支給されてもよい。
【0024】
本実施形態において、前記支給されるポイントは、前記第1ユーザによって設定されたポイントであってもよい。
【0025】
また、上記の課題を解決するために、本発明の一実施形態は、コンピュータに、ソーシャルネットワーク・サービス提供サーバからソーシャルネットワーク・サービスを利用するユーザ間の関係情報が提供された知識共有サービス提供システムから、第1ユーザに提供されるべき質問データを受信し、前記質問データに基づく質問、および前記ユーザ間の関係情報に基づいて前記第1ユーザと知人関係にある第2ユーザと当該質問を共有するための質問共有要請を選択するための領域をユーザに提示し、前記質問共有要請の選択がされると、前記質問データを前記第2ユーザのユーザ端末機に送信させるための情報を前記知識共有サービス提供システムに送信することを実行させるためのプログラムを提供する。
【0026】
本実施形態において、関心カテゴリーを登録する手段を前記第1ユーザに提供することをさらに含み、前記第1ユーザによって登録された関心カテゴリーの少なくとも一部が一致するカテゴリー情報を含む質問データを、前記第1ユーザに提供されるべき質問データとして受信してもよい。
【0027】
本実施形態において、前記ユーザ間の関係情報に基づいて前記第1ユーザと知人関係にある前記第2ユーザのユーザ端末機に前記質問データを提供してもよい。
【0028】
本実施形態において、前記第2のユーザによって前記質問共有要請がされた前記質問データを、前記第1ユーザに提供されるべき質問データとして受信してもよい。
【0029】
本実施形態において、前記第2のユーザによって前記質問共有要請がされた前記質問データに対して選択されたベスト回答の回答データを受信することをさらに実行させてもよい。
【0030】
本実施形態において、受信した前記質問データに対する回答データを送信するための手段を前記第1ユーザに提供することをさらに実行してもよい。
【0031】
本実施形態において、前記質問データに対して前記回答データを送信した場合、当該質問データに対して選択されたベスト回答の回答データを受信することをさらに実行させてもよい。
【0032】
本実施形態において、質問データを前記知識共有サービス提供システムに伝送させるための手段を前記第1ユーザに提供し、当該質問データに対するベスト回答を選択する手段を前記第1ユーザに提供することをさらに実行させてもよい。
【0033】
本実施形態において、前記ベスト回答の回答データを送信したユーザに対して支給されるポイントを設定する手段を前記第1ユーザに提供することをさらに実行させる。
【0034】
前述以外の他の側面、特徴及び利点が、以下の図面、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明から明確になるであろう。
【0035】
このような一般的であって具体的な側面が、システム、方法、コンピュータプログラム、またはいかなるシステム、方法、コンピュータプログラムの組み合わせを使用しても実施される。
【発明の効果】
【0036】
本発明の実施形態におけるソーシャルネットワーク・サービスのユーザ間の関係情報を利用した知識共有サービス提供システム及びその方法によって、信頼するに足る質問者に、迅速に質問が伝達され、また正確性の高い回答を迅速に受信することが可能である。
【発明を実施するための形態】
【0038】
本発明は、多様な変換を加えることができ、さまざまな実施形態を有するが、特定実施形態について、図面に例示し、詳細な説明で詳しく説明する。本発明の効果及び特徴、並びにそれらを達成する方法は、図面と共に詳細に説明する実施形態を参照することによって、明確になるであろう。しかし、本発明は、以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、多様な形態で具現されもする。以下の実施形態で、第1、第2のような用語は、限定的な意味ではなく、1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的でもって使用される。また、単数の表現は、文脈上明白に特定して意味しない限り、複数の表現を含む。また、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴または構成要素が存在するということを意味するものであり、1以上の他の特徴または構成要素が付加される可能性を事前に排除するものではない。また、図面では、説明の便宜のために、構成要素が、その大きさが誇張または縮小されていることがある。例えば、図面で示された各構成の大きさ及び厚みは、説明の便宜のために任意に示されており、本発明が必ずしも図示されたところに限定されるものではない。
【0039】
以下、添付された図面を参照し、本発明の実施形態について詳細に説明するが、図面を参照して説明するとき、同一、あるいは対応する構成要素は、同一の図面符号を付し、それに関する重複説明は省略する。
【0040】
図1は、本発明の一実施形態によるソーシャルネットワーク・サービス(SNS:social network service)のユーザ間の関係情報を利用した知識共有サービス提供システムの構成を示した図面である。
【0041】
図1に示すように、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供システムは、複数個のユーザ端末機200、ユーザ端末機200に、所定のソーシャルネットワーク・サービスを提供するSNS提供サーバ300、SNS提供サーバ300から提供されるユーザ間の関係情報に基づいて、所定の質問データを保存し、それを共有する知識共有サービス提供サーバ100、及び複数個のユーザ端末機200と、知識共有サービス提供サーバ100と、SNS提供サーバ300とを接続する通信網400を含む。
【0042】
まず、本発明において、その基盤とするソーシャルネットワーク・サービス(SNS)について説明する。インターネット上で、友達、先輩・後輩、同僚のような知人との人脈を強化させ、また新たな人脈を作り、幅広い人的ネットワーク(人間関係)を形成させるサービスを、「ソーシャルネットワーク・サービス」という。それは、インターネットにおいて、個人の情報を共有させ、コミュニケーションの一助となる1人メディア(プライベートメディア)、1人コミュニティ(プライベートコミュニティ)であるといえる。
【0043】
個人の表現欲求が強くなりつつ、各個人間の社会的関係を結ばせ、親しい関係を維持させるソーシャルネットワーク・サービスもだんだんと発達している。ウェブ上のカフェ、同好会などのコミュニティ・サービスが、特定の主題に関心を持った集団をグループ化し、閉鎖的なサービスを共有するとするなら、ソーシャルネットワーク・サービスは、自分自身、すなわち、個人が中心になって自らの関心事と個性とを共有するという点で違いがある。
【0044】
初期の段階では、ソーシャルネットワーク・サービスは、主に、親睦を図ること、エンターテイメント用途に活用されたが、その後、ビジネス、各種情報共有など、生産的用途に活用する傾向が生じた。また、インターネット検索より、ソーシャルネットワーク・サービスを介して最新情報を見つけ、それを活用する向きも多い。ほとんどが知り合いの知り合いとして繋がっていく特性上、一般検索を介して見つける情報より、友達の推薦によって共有する情報が、信頼性が高く、かつ簡潔に伝達されるからである。
【0045】
しかし、このような従来のソーシャルネットワーク・サービスは、専門的な知識共有を目的とするものではないために、質問及びそれに対する回答が、伝達及び共有される知識共有サービスとして機能するには力不足であるという問題点が存在した。
【0046】
このような問題点を解決するために、本発明の一実施形態によるソーシャルネットワーク・サービスのユーザ間の関係情報を利用した知識共有サービス提供システムは、ユーザ間の関係情報に基づいて、知人関係を結んでいるユーザに質問を行い、質問を受けたユーザは、質問共有要請を介して、それを自分と知人関係を結んでいるユーザにさらに拡散させるような方法を介して、信頼性ある回答者に迅速に質問が伝達され、かつ正確性の高い回答をいち早く受信することができる知識共有サービス提供システムを提供することを一つの特徴にするが、それについては、
図3以下で詳細に説明する。
【0047】
再び
図1を参照する。複数個のユーザ端末機200は、有線または無線通信環境においてウェブサービスを利用することができる通信端末機を意味する。ここで、ユーザ端末機200は、ユーザのパーソナルコンピュータ(PC)201でもあり、またはユーザの携帯用端末機202でもある。
図1では、携帯用端末機202が、スマートフォン(smart phone)として図示されているが、本発明の思想は、それに制限されるものではなく、前述のように、ウェブブラウジングが可能なアプリケーションを搭載した端末であるならば、制限なしに適用される。
【0048】
一方、通信網400は、複数個のユーザ端末機200と、知識共有サービス提供サーバ100と、SNS提供サーバ300とを接続する役割を行う。すなわち、通信網400は、ユーザ端末機200が、知識共有サービス提供サーバ100及びSNS提供サーバ300の少なくとも一方に接続した後、パケットデータを送受信することができるように、接続経路を提供する通信網を意味する。
【0049】
一方、SNS提供サーバ300は、知人関係が設定されて管理されるソーシャルネットワーク・サービスを提供するサーバである。このように、SNS提供サーバ300から提供されるソーシャルネットワーク・サービスは、例えば、メッセンジャ・サービスであるが、それに制限されるものではなく、複数のユーザ間において知人関係が設定されて管理される多様なソーシャルネットワーク・サービスが、SNS提供サーバ300によって提供される。
【0050】
また、知識共有サービス提供サーバ100は、SNS提供サーバ300において提供するユーザ間の関係情報を使用して知識共有サービスを提供するサーバであり、ユーザ間の関係情報に基づいて、知人関係を結んでいるユーザに質問を行い、質問を受けたユーザは、質問共有要請を介して、それを自分と知人関係を結んでいるユーザにさらに拡散させるような方法を介して、信頼性ある回答者に迅速に質問が伝達され、かつ正確性の高い回答をいち早く受信することができる知識共有サービスを提供することができる。それについては、
図3以下で詳細に説明する。
【0051】
図2は、
図1のSNS提供サーバ300から提供するところのメッセンジャ・プラットホームに基づいたチャネルを介して、多様な連携サービスを提供する画面の一例である。
【0052】
第1画面10は、ソーシャルネットワーク・サービスの友達リストを示したユーザ端末機画面の一例である。第1画面10は、友達リストを表示するためのユーザ・インターフェース11が選択されている様子を示している。
【0053】
第2画面20は、タイムライン(timeline)を示したユーザ端末機画面の一例である。第2画面20は、タイムラインを表示するためのユーザ・インターフェース21が選択されている様子を示している。ここで、タイムラインは、ソーシャルネットワーク・サービスを介して提供される多様なサービスと関連し、友達の動静情報が、経時的に表示される領域を意味する。例えば、友達のコンテンツ利用内容や活動内容などが、タイムラインを介して通知形式で提供される。その場合、ユーザ名、活動内容、詳細コンテンツ、コメントなどの多様な情報が、タイムラインを介して経時的に表示される。
【0054】
第3画面30は、内部/外部で制作されたアプリケーションのリストを示したユーザ端末機画面の一例である。第3画面30は、アプリケーションのリストを表示するためのユーザ・インターフェース31が選択されている様子を示している。すなわち、ソーシャルネットワーク・サービスを介して、多様な連携サービスを提供するためのチャネルが提供され、ユーザは、このようなチャネルを介して、所望する連携サービスを選択して利用することができる。例えば、第3画面30において「質問」を選択すると、知識共有サービスの提供を受けることができる。
【0055】
すなわち、
図2は、ソーシャルネットワーク・サービスを介して、複数の連携サービスのためのチャネルを提供する様態を示している。このようなアプリケーションは、ゲーム、イベント、コミュニティ、スケジュールのような多様なサービスのために制作され、ソーシャルネットワーク・サービスのためのアプリケーション上で駆動されるウェブアプリケーション(web application)の形態で提供され、あるいはソーシャルネットワーク・サービスのためのアプリケーションとは別途に駆動されるネイティブ・アプリケーション(native application)の形態で提供される。このようなアプリケーションは、端末機に搭載されているCPU等の演算処理回路によって実行される。
【0056】
ユーザが、ネイティブ・アプリケーションの形態で提供されるアプリケーションを選択したとき、端末機にこのアプリケーションがすでにインストールされている場合には、即座にアプリケーションに関連する連携サービスに接続され、アプリケーションがインストールされていない場合には、アプリケーションのダウンロードを案内するための情報が提供される。
【0057】
そのとき、少なくとも1つの連携サービスは、ソーシャルネットワーク・サービスを利用するユーザ間の関係情報を利用して、互いに関係が設定された少なくとも2以上のユーザに共に提供される。すなわち、ソーシャルネットワーク・サービスを介して、さまざまなサービスを提供するのではなく、ソーシャルネットワーク・サービスの関係情報を活用する少なくとも1つの連携サービスを提供することができる。例えば、ソーシャルネットワーク・サービスの友達リストが、ゲームやスケジュールや占いのような連携サービスで活用され、ソーシャルネットワーク・サービスの自分の友達と共に運勢を見たり、あるいは自分のスケジュールサービスにおいて、自分のソーシャルネットワーク・サービスの友達に、直接自分のスケジュールを伝達したりするようなサービスが可能になる。
【0058】
ここで、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供システムは、前述のソーシャルネットワーク・サービスの連携サービスとして提供され、ソーシャルネットワーク・サービスを利用するユーザ間の関係情報を利用して、互いに関係が設定された少なくとも2以上のユーザに、共に提供されることを一つの特徴とするが、それについては、
図3以下で詳細に説明する。一方、
図2では、ソーシャルネットワーク・サービスの一例として、メッセンジャ・サービスを挙げているが、本発明の思想は、それに制限されるものではなく、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供システムは、多様な形態のソーシャルネットワーク・サービスに適用可能であるといえる。
【0059】
図3は、
図1のサービス提供サーバの内部構成を示したブロック図である。
【0060】
図3に示すとおり、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供システムの知識共有サービス提供サーバ100は、インターフェース部110、SNS関係情報連携部120、質問データ管理部130、タイムライン管理部140、カテゴリーページ管理部150及びデータベース(DB)160を含む。
【0061】
詳細には、インターフェース部110は、通信網400を介して、知識共有サービス提供サーバ100とユーザ端末機200との送受信信号を、パケットデータ状で提供するのに必要な通信インターフェースを提供する。
【0062】
SNS関係情報連携部120は、SNS提供サーバ300から、ソーシャルネットワーク・サービスを利用するユーザ間の関係情報を提供され、それら関係情報を管理する役割を行う。SNS関係情報連携部120は、所定の周期(例えば、一日周期)で、SNS提供サーバ300から、ソーシャルネットワーク・サービスを利用するユーザ間の関係情報を伝達され、それを保存しておくこともでき、または必要になるたびに、SNS提供サーバ300から、ソーシャルネットワーク・サービスを利用するユーザ間の関係情報をリアルタイムで伝達され、それを使用することもできる。このようなSNS関係情報連携部120によって、知識共有サービス提供サーバ100が、SNS提供サーバ300からユーザ間の関係情報を提供され、それを利用した知識共有サービスを提供するのである。
【0063】
質問データ管理部130は、ユーザ端末機200から所定の質問データを伝送され、それを質問データベース(DB)161に保存して管理する役割を行う。ユーザ端末機200から伝送される質問データには、質問データ示す質問が属するカテゴリー情報、または、この質問が伝達される受信者情報が含まれてもよい。
【0064】
一方、質問データ管理部130は、所定の質問データに対する質問共有要請を受信すると、その質問共有要請をこの質問データと関連付けて、質問データベース161に保存することもできる。保存される質問共有要請は、この質問共有要請を登録したユーザに関する情報を含んでもよい。このように、質問データに関連付けて質問共有要請が保存されていれば、この質問データに対するベスト回答が選択された場合、質問共有要請を行った複数のユーザに、選択されたベスト回答が伝達されるようにすることができる。一方、所定の質問データに対してベスト回答が選択され、この質問データが示す質問が解決された場合、所定の解決完了マークを表示し、この質問が解決されたということを示すこともできる。
【0065】
また、質問データ管理部130は、所定の質問データに対する回答データを受信すると、その回答データをこの質問データと関連付けて、質問データベース161に保存することもできる。保存される回答データは、この回答データを登録したユーザに関する情報を含んでもよい。このように、質問データに関連付けて回答データが保存されていれば、この質問データに対する複数の回答データのうち、特定の回答データがベスト回答として選択された場合、回答データを登録した複数のユーザに、選択されたベスト回答が伝達されるようにすることができる。
【0066】
タイムライン管理部140は、保存された質問データを、ユーザ端末機200に提供する質問データ提供部の一実施形態であり、1以上の質問データが、ユーザ端末機200のタイムライン上に表示されるように、それをユーザ端末機200に提供する役割を行う。本実施形態では、質問データ提供部の一例として、タイムライン管理部140を例示しているが、本発明の思想は、それに制限されるものではなく、質問データを、ユーザ端末機200に提供することができる掲示板管理部、メッセンジャ管理部など多様な形態の質問データ提供部が、本発明の思想内に含まれるといえる。
【0067】
ここで、タイムライン管理部140は、知人関係を結んでいるユーザによって登録された質問データ、知人関係を結んでいるユーザによって質問共有要請が登録された質問データ、またはユーザによって既に登録された(以下、「ユーザ既登録」という)関心カテゴリーに登録された質問データが、ユーザ端末機200のタイムライン上に表示されるように提供することができる。さらには、タイムライン管理部140は、知人関係を結んでいるユーザが登録しておいた関心カテゴリーに登録された質問データを、さらに提供することもできる。または、タイムライン管理部140は、質問作成者が受信者として指定したユーザの端末機にのみ質問データを提供することもできる。そのとき、タイムライン管理部140は、掲示物が登録された時間フロー順に、質問データがユーザ端末機200のタイムライン上に表示される。
【0068】
さらに、タイムライン管理部140は、知識共有サービス提供システムが提供するおすすめ質問データをさらに提供することもできる。例えば、おすすめ質問データは、回答データ登録数が急増した質問、質問共有要請登録数が一定数以上である質問、新たに登録された未解決質問のデータなどでもある。このようなおすすめ質問データは、所定の周期(例えば、一日周期)で提供されてもよい。
【0069】
一方、そのように知人関係を結んでいるユーザによって質問データが登録されたり、知人関係を結んでいるユーザによって質問共有要請が登録されたり、ユーザ既登録の関心カテゴリーに質問データが登録されたり、ユーザ本人が登録した質問データに回答データが登録されたり、あるいは質問共有要請が登録されたりするような場合、プッシュ(push)通知、タイムラインを介した通知、ソーシャルネットワーク・サービスを介した通知など、様々な形態の少なくとも一つの通知によって、このような登録事実を表すメッセージがユーザ端末機200に伝達される。
【0070】
カテゴリーページ管理部150は、1以上のカテゴリーに登録された1以上の質問データを、ユーザ端末機200上に表示されるカテゴリーページに提供する役割を行う。すなわち、ユーザ端末機200上で、カテゴリータブを押すと、提供されるカテゴリーメイン画面(
図8)上で、複数個のカテゴリーそれぞれについて、複数個(例えば、3個)の質問データが表示されるように、ユーザ端末機200に質問データを提供することができる。また、カテゴリーページ管理部150は、ユーザが個別カテゴリー画面(
図9)に入ると、自分の知人のうち、このカテゴリーを関心カテゴリーとして登録した知人のリストと、このカテゴリーに登録された複数個の質問データとが表示されるように、ユーザ端末機200に質問データを提供する役割を行うこともできる。
【0071】
データベース160は、質問データベース161と、ユーザデータベース(DB)163を含む。
【0072】
質問データベース161は、ユーザが入力した質問の内容はもとより、質問登録者情報、質問登録時間、この質問に対して登録された質問共有要請、この質問に対して登録された回答データ、及びこの質問に設定されたポイントなどの情報が保存される。
【0073】
ユーザデータベース163は、ソーシャルネットワーク・サービスを利用するユーザに関するユーザ情報を保存している。ここで、ユーザ情報には、ユーザ名、所属、人的事項などユーザに対する基本的な情報、並びに、ID(identification)及びパスワード(PW)など、ログインに関する情報などが含まれてもよい。ユーザデータベース163に保存されるユーザ情報は、SNS提供サーバ300から提供されるユーザ情報でもあり、さらには、知識共有サービス提供サーバ100において保存及び管理するユーザ情報をさらに含んでもよい。
【0074】
また、ユーザデータベース163は、各ユーザに付与されたポイントがさらに保存される。ここで、ポイントは、基本的に、特定の質問データに対して登録した自分の回答データが、ベスト回答として選択された場合に獲得することができる。それ以外にも、自分がアップロードした質問データに対して、一定数以上の回答データが登録され、あるいは自分がアップロードした質問データに対して、一定数以上の質問共有要請が登録された場合、価値ある質問データを登録したものと把握し、追加してポイントを付与することもできる。それ以外にも、多様なアルゴリズムによって、ユーザにポイントが付与されてもよい。
【0075】
なお、図面には図示されていないが、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供サーバ100は、メモリと、入出力部と、プログラム保存部と、制御部と、をさらに含んでもよい。
【0076】
知識共有サービス提供サーバ100のメモリは、SNS関係情報連携部120、質問データ管理部130、タイムライン管理部140、カテゴリーページ管理部150などが処理するデータを一時的に保存し、あるいはユーザ端末機200に知識共有サービスを提供する過程で生成されたデータを一時的に保存する機能を行う。一方、知識共有サービス提供サーバ100の入出力部は、キー入力による処理状況だけではなく、知識共有サービス提供に関する処理状況などを表示する。
【0077】
知識共有サービス提供サーバ100のプログラム保存部は、知識共有サービスを提供されるユーザ端末機200に対して、サービス加入手続きを行い、加入手続きを終えたユーザ情報を、ユーザデータベース163に保存する処理、ユーザ認証を要請するユーザ端末機200から送信される加入者情報を受信し、受信した加入者情報が、ユーザデータベース163に保存された認証情報と相互一致するか否かを把握する処理、ユーザ端末機200から、所定の質問を伝送されて登録する処理、ユーザ端末機200のタイムライン上に、所定の質問データ及び回答データの少なくとも一方を提供する処理などを含む多様な知識共有サービスを提供するための処理を実行する制御ソフトウェアを搭載している。
【0078】
知識共有サービス提供サーバ100の制御部は、一種の中央処理装置であり、知識共有サービス提供サーバ100からユーザ端末機200に知識共有サービスを提供する全体の処理過程を制御する。すなわち、制御部は、プログラム保存部に搭載された制御ソフトウェアを駆動し、駆動された制御ソフトウェアによって、このユーザまたはこのユーザの知人がアップロードまたは共有した質問データ及び回答データの少なくとも一方が、タイムライン上に表示される機能を提供するような多様な知識共有サービスを提供する。
【0079】
このような本発明の一実施形態によって、ソーシャルネットワーク・サービスのユーザ間の関係情報に基づいて、知人関係を結んでいるユーザに質問を行い、質問を受けたユーザが、質問共有要請を介して、それを自分と知人関係を結んでいるユーザにさらに拡散させるような方法を介して、信頼性ある回答者に迅速に質問が伝達され、さらに正確性の高い回答をいち早く受信することができる知識共有サービスを提供するという効果を得ることができる。
【0080】
図4は、本発明の一実施形態による、知識共有サービス提供システムが提供するタイムラインの概念図である。前述のように、タイムラインは、知識共有サービスを介して提供される多様なサービスと関連し、多様な質問データが経時的に表示される領域を意味する。例えば、知人関係を結んでいるユーザによって登録された質問データ、知人関係を結んでいるユーザによって質問共有要請が登録された質問データ、ユーザ既登録の関心カテゴリーに登録された質問データなどがタイムラインを介して、経時的に表示される。または、知識共有サービス提供システムが提供するおすすめ質問データが、タイムラインを介して、さらに表示されもする。
【0081】
図5、
図6及び
図7は、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供システムが提供するタイムラインが、ユーザ端末機上に表示された状態を表示した図面である。
【0082】
図5に図示された第1質問データQ1は、知人関係を結んでいるユーザによって、質問共有要請が登録された質問データである。ここで、第1質問データQ1は、質問共有要請を登録したユーザ情報Q11(例えば、ユーザが登録したプロフィール写真及びユーザ名)、並びに質問共有要請の登録時間Q12を含んでもよい。また、第1質問データQ1は、この質問データを登録したユーザ情報Q13(例えば、ユーザが登録したプロフィール写真及びユーザ名)、質問データの登録時間Q14、この質問に付与されたポイントQ15、質問の内容Q16、質問が属するカテゴリー情報Q17を含んでもよい。さらに、第1質問データQ1は、この質問に対する質問共有要請登録領域Q18をさらに含んでもよく、質問共有要請登録領域Q18には、この質問に対する質問共有要請登録回数が表示される。ユーザが、質問共有要請登録領域Q18を選択すれば、この質問データに対する質問共有要請が登録される。また、第1質問データQ1は、この質問に対する回答データ登録領域Q19をさらに含んでもよく、回答データ登録領域Q19には、この質問に対する回答データ登録回数が表示される。このとき、ユーザが、回答データ登録領域Q19を選択すれば、個別質問データページ(
図11)に移動することができる。
【0083】
一方、
図5に図示された第2質問データQ2は、知人関係を結んでいるユーザが、関心カテゴリーとして登録した分野に対して登録された質問データである。ここで、第2質問データQ2は、このカテゴリーを、関心カテゴリーとして登録したユーザ情報Q21(例えば、ユーザが登録したプロフィール写真及びユーザ名)、並びに関心カテゴリーとして登録した時間Q22を含んでもよい。また、第2質問データQ2は、このカテゴリーのカテゴリー名などを表示したカテゴリー表示領域Q23をさらに含んでもよい。ユーザが、カテゴリー表示領域Q23を選択すると、このカテゴリーに関する個別カテゴリー画面(
図9)に移動することができる。
【0084】
また、
図6に図示された第3質問データQ3は、自分を受信者と指定して登録された質問データである。ここで、第3質問データQ3は、質問データを登録したユーザ情報Q31(例えば、ユーザが登録したプロフィール写真及びユーザ名)、並びに質問データの登録時間Q32を含んでもよい。また、第3質問データQ3は、この質問データを登録したユーザ情報Q33(例えば、ユーザが登録したプロフィール写真及びユーザ名)、質問データの登録時間Q34、当該質問に付与されたポイントQ35、質問の内容Q36を含んでもよい。さらに、第3質問データQ3は、この質問に対する質問共有要請登録領域Q38、及びこの質問に対する回答データ登録領域Q39をさらに含んでもよい。
【0085】
なお、
図6に図示された第4質問データQ4は、ユーザ本人が関心カテゴリーとして登録した分野に登録された質問データである。ここで、第4質問データQ4は、この質問データを登録したユーザ情報Q43(例えば、ユーザが登録したプロフィール写真及びユーザ名)、質問データの登録時間Q44、この質問に付与されたポイントQ45、質問の内容Q46、質問が属するカテゴリー情報Q47を含んでもよい。さらに、第4質問データQ4は、この質問に対する質問共有要請登録領域Q48、及びこの質問に対する回答データ登録領域Q49をさらに含んでもよい。
【0086】
一方、
図7に図示された第5質問データQ5は、自分が質問共有要請を登録した質問データに対して、特定の回答データがベスト回答として選択された場合の質問データである。ここで、第5質問データQ5は、この質問データが解決されたことを知らせる質問解決表示領域Q51を含んでもよい。また、第5質問データQ5は、この質問データを登録したユーザ情報Q53(例えば、ユーザが登録したプロフィール写真及びユーザ名)、質問データの登録時間Q54、質問の内容Q56、質問が属するカテゴリー情報Q57を含んでもよい。さらに、第5質問データQ5は、この質問に対する質問共有要請登録領域Q58、及びこの質問に対する回答データ登録領域Q59をさらに含んでもよく、このとき、質問共有要請登録領域Q58は、選択できないようになっている。また、第5質問データQ5は、ベスト回答として選択された回答の内容、作成者、登録時間などを表示するベスト回答表示部Q52をさらに含んでもよい。
【0087】
また、
図7に図示された第6質問データQ6は、自分が回答データを登録した質問データに対して、特定の回答データがベスト回答として選択された場合の質問データである。ここで、第6質問データQ6は、この質問データが解決されたことを知らせる質問解決表示領域Q61を含んでもよい。また、第6質問データQ6は、この質問データを登録したユーザ情報Q63(例えば、ユーザが登録したプロフィール写真及びユーザ名)、質問データの登録時間Q64、質問の内容Q66、質問が属するカテゴリー情報Q67を含んでもよい。さらに、第6質問データQ6は、この質問に対する質問共有要請登録領域Q68、及びこの質問に対する回答データ登録領域Q69をさらに含んでもよく、このとき、回答データ登録領域Q69は、非活性化されている。また、第6質問データQ6は、ベスト回答として選択された回答の内容、作成者、登録時間などを表示するベスト回答表示部Q62をさらに含んでもよい。
【0088】
図8は、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供システムが提供するカテゴリーメイン画面が、ユーザ端末機上に表示された状態を表示した図面である。ユーザ端末機上に表示された下端メニューのカテゴリータップCTが選択されれば、
図8に図示されたカテゴリーメイン画面が提供される。
【0089】
図8に示すように、カテゴリーメイン画面には、1以上のカテゴリー領域C1,C2,・・・が表示される。そして、それぞれのカテゴリー領域C1,C2,・・・は、カテゴリー情報表示領域C11,C21、及びカテゴリー所属質問データ表示領域C12,C22を含んでもよい。
【0090】
カテゴリー情報表示領域C11,C21には、カテゴリー名、このカテゴリーに登録された質問データ個数、このカテゴリーを関心分野として選択したユーザ数などが表示される。ユーザがカテゴリー情報表示領域C11,C21を選択すると、このカテゴリーに関する個別カテゴリー画面(
図9)に移動することができる。
【0091】
一方、カテゴリー所属質問データ表示領域C12,C22には、このカテゴリーに登録された質問データの少なくとも一部が表示される。一例として、このカテゴリーに登録された質問データのうち最近の三つが表示される。このとき、ユーザがカテゴリー所属質問データ表示領域C12,C22の各質問データを選択すると、個別質問データページ(
図11)に移動することができる。
【0092】
図9は、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供システムが提供する個別カテゴリー画面が、ユーザ端末機上に表示された状態を表示した図面である。
【0093】
図9に示すように、個別カテゴリー画面には、個別カテゴリー情報表示領域C31、個別カテゴリー関心ユーザ表示領域C32、個別カテゴリー所属質問データ表示領域C33が表示される。詳細には、個別カテゴリー情報表示領域C31には、カテゴリー名、このカテゴリーに登録された質問データ個数、このカテゴリーを関心分野として選択したユーザ数などが表示される。個別カテゴリー関心ユーザ表示領域C32には、ユーザの知人のうち、このカテゴリーを関心カテゴリーとして登録したユーザの情報が表示される。個別カテゴリー所属質問データ表示領域C33には、このカテゴリーに登録された質問データの少なくとも一部が表示される。
【0094】
図10は、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供システムが提供するマイページ画面が、ユーザ端末機上に表示された状態を表示した図面である。ユーザ端末機上に表示された下端メニューのマイページタブMTが選択されると、
図10に図示されたマイページ画面が提供される。
図10に示すように、マイページ画面には、本人情報表示領域M1、本人登録データ移動領域M2、本人レベル表示領域M3が表示される。
【0095】
本人情報表示領域M1には、本人名、ID、プロフィール写真、ポイント、自己紹介文のような本人情報が表示され、本人情報修正ボタンがさらに提供されてもよい。本人登録データ移動領域M2には、本人が登録した各種データのリストページに移動することができるタブが提供され、例えば、本人が登録した質問、本人が質問共有要請を登録した質問、本人が回答データを登録した質問、本人を受信者に行った質問などのリストに移動することができるタブが提供される。本人レベル表示領域M3には、各カテゴリー内での本人のレベルが表示され、このとき、各カテゴリー内での本人のレベルは、所定の計算アルゴリズムによって算出される。
【0096】
図11は、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供システムが提供する個別質問データ画面が、ユーザ端末機上に表示された状態を表示した図面である。
図11に示すように、個別質問データ画面には、質問データ表示領域EQ1、回答データ表示領域EQ2、回答データ作成領域EQ3が表示される。
【0097】
質問データ表示領域EQ1は、この質問データを登録したユーザ情報(例えば、ユーザが登録したプロフィール写真及びユーザ名)、質問データの登録時間、この質問に付与されたポイント、質問の内容、質問が属するカテゴリー情報を含んでもよい。さらに、質問データ表示領域EQ1は、質問共有要請登録領域及び回答データ登録領域をさらに含んでもよい。
【0098】
回答データ表示領域EQ2には、この質問データに対して登録された1以上の回答データが順に表示され、このとき、各回答データを作成したユーザ情報などが共に表示される。
【0099】
回答データ作成領域EQ3には、回答データ入力窓が表示され、回答データ入力窓が選択されれば、回答データ入力のためのキーパッドが画面上に表示される。
【0100】
図12、
図13及び
図14は、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供システムが提供する質問データ入力画面が、ユーザ端末機上に表示された状態を表示した図面である。
【0101】
まず、ユーザが質問データ入力を選択すれば、
図12に図示されているように、メッセージ入力窓及びキーパッドを含む質問データ入力窓が画面上に表示される。その状態で、画面上に表示されたキーパッドを利用して、質問を入力することができる。一方、ユーザは、ポイント設定ボタンPを押し、この質問のベスト回答者に付与するポイントをあらかじめ設定しておくことができる。ポイントを設定しない場合、基本ポイントが設定される。基本ポイントは、0であってもよい。
【0102】
質問データ入力を完了して入力ボタンIを押せば、
図13及び
図14に図示されているように、行き先設定画面が表示される。本発明の一実施形態による知識共有サービス提供システムでは、質問データの行き先として、「カテゴリー」または「友達」を設定することができる。
【0103】
図13は、質問データの行き先として、「カテゴリー」を設定する場合を例示している。
図13に図示されているように、ユーザは、複数個のカテゴリーのうち1以上のカテゴリーを、質問データの行き先として設定することができる。このように、質問データの行き先として、特定カテゴリーを設定する場合、質問データは、このカテゴリー情報を含んでまたは関連付けられて登録され、このカテゴリーのカテゴリーメイン画面(
図8)または個別カテゴリー画面(
図9)などに提供される。併せて、質問データがこのカテゴリーを、関心分野として設定したユーザのタイムラインにも提供されるということは言うまでもない。
【0104】
図14は、質問データの行き先として、「友達」を設定する場合を例示している。
図14に図示されているように、ユーザは、自分と知人関係にある1以上のユーザを、質問データの行き先として設定することができる。このように、質問データの行き先として特定の知人を設定する場合、質問データは、この知人のタイムラインに表示される。なお、質問データの行き先として、「友達」を設定する場合、追加して、質問共有要請を可能とするか不可能とするかをさらに選択して設定することができる。質問共有要請が不可能になるように設定する場合、質問データを受信した知人は、本人が回答データを作成することは可能であるが、それを他の知人に共有することは不可能になるように設定される。
【0105】
図15は、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供方法を示すフローチャートである。
図3及び
図15を参照すれば、本発明の一実施形態による知識共有サービス提供方法は、ソーシャルネットワーク・サービス提供サーバから、ソーシャルネットワーク・サービスを利用するユーザ間の関係情報を提供されるステップ(S110)、ユーザ端末機から、所定のカテゴリー情報または受信者情報を含む質問データを伝送され、それを保存するステップ(S120)、及び前記ユーザ間の関係情報に基づいて、知人関係を結んでいるユーザによって登録された質問データ、知人関係を結んでいるユーザによって質問共有要請が登録された質問データ、またはユーザ既登録の関心カテゴリーに登録された質問データを、ユーザ端末機に提供するステップ(S130)を含む。これについて、さらに詳細に説明すれば、次の通りである。
【0106】
まず、ソーシャルネットワーク・サービス提供サーバから、ソーシャルネットワーク・サービスを利用するユーザ間の関係情報が提供される(ステップS110)。詳細には、SNS関係情報連携部120は、SNS提供サーバ300から、ソーシャルネットワーク・サービスを利用するユーザ間の関係情報を提供され、それら関係情報を管理する役割を行う。このようなSNS関係情報連携部120によって、知識共有サービス提供サーバ100が、SNS提供サーバ300からユーザ間の関係情報を提供され、それを利用した知識共有サービスを提供するのである。
【0107】
次に、ユーザ端末機から、所定のカテゴリー情報または受信者情報を含む質問データを伝送され、それを保存する(ステップS120)。詳細には、質問データ管理部130は、ユーザ端末機200から所定の質問データを伝送され、それを質問データベース161に保存して管理する役割を行う。このとき、ユーザ端末機200から伝送される質問データには、この質問が属するカテゴリー情報、またはこの質問が伝達される受信者情報が含まれてもよい。
【0108】
一方、質問データ管理部130は、所定の質問データに対する質問共有要請を受信すれば、その質問共有要請をこの質問データと関連付けて、質問データベース161に保存することもできる。そのように、質問データに関連付けて質問共有要請が保存されていれば、この質問データに対するベスト回答が選択された場合、質問共有要請を行った複数のユーザに、選択されたベスト回答が伝達されるようにすることができる。
【0109】
また、質問データ管理部130は、所定の質問データに対する回答データを受信すれば、その回答データを当該質問データと関連付けて、質問データベース161に保存することもできる。そのように、質問データに関連付けて回答データが保存されれば、当該質問データに対する複数の回答データのうち、特定回答データがベスト回答として選択された場合、回答データを登録した複数のユーザに、前記選択されたベスト回答が伝達される。
【0110】
次に、ユーザ間の関係情報に基づいて、知人関係を結んでいるユーザによって登録された質問データ、知人関係を結んでいるユーザによって質問共有要請が登録された質問データ、またはユーザ既登録の関心カテゴリーに登録された質問データを、ユーザ端末機に提供する(ステップS130)。詳細には、タイムライン管理部140は、1以上の質問データが、ユーザ端末機200のタイムライン上に表示されるように、それをユーザ端末機200に提供する役割を行う。タイムライン管理部140は、知人関係を結んでいるユーザによって登録された質問データ、知人関係を結んでいるユーザによって質問共有要請が登録された質問データ、またはユーザ既登録の関心カテゴリーに登録された質問データが、ユーザ端末機200のタイムライン上に表示されるように提供することができる。さらには、タイムライン管理部140は、知人関係を結んでいるユーザが登録しておいた関心カテゴリーに登録された質問データをさらに提供することもできる。または、タイムライン管理部140は、質問作成者が受信者として指定したユーザの端末機にのみ質問データを提供することもできる。このとき、タイムライン管理部140は、掲示物が登録された時間フロー順に、質問データがユーザ端末機200のタイムライン上に表示されるようにすることが可能である。さらに、タイムライン管理部140は、知識共有サービス提供システムが提供するおすすめ質問データをさらに提供することもできる。
【0111】
このような本発明の一実施形態によって、ソーシャルネットワーク・サービスのユーザ間の関係情報に基づいて、知人関係を結んでいるユーザに質問を行い、質問を受けたユーザは、質問共有要請を介して、それを自分と知人関係を結んでいるユーザにさらに拡散させるような方法を介して、信頼性ある回答者に迅速に質問が伝達され、また正確性の高い回答をいち早く受信することができるという知識共有サービスを提供する効果を得ることができる。
【0112】
本発明の実施形態による方法は、多様なコンピュータ手段を介して実行されるプログラムの形態に具現され、プログラムはコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを、単独でまたは組み合わせて含んでもよい。この記録媒体に記録されるプログラムは、本発明のために特別に設計されて構成されたものだけでなく、コンピュータ・ソフトウェアの当業者によって公知にされて使用可能なものを含んでもよい。また、前述のファイルシステムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。
【0113】
以上、本発明について、図面に図示された一実施形態を参照しつつ説明したが、それらは例示的なものに過ぎず、当分野の当業者であるならば、それらから多様な変形及び実施形態の変形が可能であるという点を理解することができるであろう。従って、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決まるものである。