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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-115619(P2015-115619A)
(43)【公開日】2015年6月22日
(54)【発明の名称】アンテナ用チルト上段金具
(51)【国際特許分類】
   H01Q 1/12 20060101AFI20150526BHJP
【FI】
   H01Q1/12 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2013-253709(P2013-253709)
(22)【出願日】2013年12月7日
(71)【出願人】
【識別番号】592157076
【氏名又は名称】イワブチ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100074192
【弁理士】
【氏名又は名称】江藤 剛
(74)【代理人】
【識別番号】100121496
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 重雄
(72)【発明者】
【氏名】久保田 仁
【テーマコード(参考)】
5J047
【Fターム(参考)】
5J047AA09
5J047AB02
5J047BG02
5J047BG10
(57)【要約】
【課題】作業性や安全性を損なうことなく支柱に対するアンテナの設置角度を大きく設定することができるアンテナ用チルト上段金具を提供すること。
【解決手段】支柱側上段金具11と、アンテナ側上段金具12と、調節金具13とを備え、アンテナ側上段金具12の両側面と調節金具13の両側面には、それぞれ、角度設定用ボルト5aが通される複数の角度設定用ボルト孔を形成する一方、アンテナ側上段金具12の底面と調節金具13の底面には、それぞれ、金具落下防止ボルト受け片を設け、アンテナ側上段金具12の両側面と調節金具13の両側面に角度設定用ボルトを挿入して支柱側上段金具11と調節金具13とアンテナ側上段金具12を連結する際に、各金具落下防止ボルト受け片の金具落下防止ボルト孔に金具落下防止ボルト6aを通して金具落下防止ナット6bを装着しておく。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
支柱に所定の角度でアンテナを取り付けるためアンテナ用チルト下段金具と共に用いられるアンテナ用チルト上段金具であって、
両側面とその間に底面を有し、支柱に取り付けられる支柱側上段金具と、
両側面とその間に底面を有し、アンテナに取り付けられるアンテナ側上段金具と、
両側面とその間に底面を有し、支柱側上段金具とアンテナ側上段金具とを連結する調節金具とを備え、
前記調節金具の両側面と、前記支柱側上段金具または前記アンテナ側上段金具の少なくともいずれか一方の金具の両側面とには、それぞれ、支柱に対しアンテナを所定角度毎に取り付けるため所定間隔毎に、支柱とアンテナとを含む平面に対し垂直方向を向く角度設定用ボルトを通す複数の角度設定用ボルト孔が形成されている一方、
前記調節金具の底面と、前記支柱側上段金具または前記アンテナ側上段金具の少なくともいずれか一方の金具の底面とには、それぞれ、金具落下防止ボルト受け片が立設されており、各金具落下防止ボルト受け片には、それぞれ、支柱とアンテナとを含む平面に対し平行方向を向く金具落下防止ボルトを通すための金具落下防止ボルト孔が形成されていることを特徴とするアンテナ用チルト上段金具。
【請求項2】
請求項1記載のアンテナ用チルト上段金具において、
前記金具落下防止ボルト受け片は、それぞれ、
前記調節金具の底面と、前記支柱側上段金具または前記アンテナ側上段金具の少なくともいずれか一方の金具の底面を切り起こして設け、その金具落下防止ボルト受け片を切り起こした後に前記金具落下防止ボルトを回転させる工具が通る大きさの開口部を設けることを特徴とするアンテナ用チルト上段金具。
【請求項3】
請求項2記載のアンテナ用チルト上段金具において、
前記金具落下防止ボルトに螺合する金具落下防止ナットが取り付けられる側の金具落下防止ボルト受け片には、その金具落下防止ボルト受け片の端部に当接して回転を防止する回転防止金具を介し金具落下防止ナットを金具落下防止ボルトに螺合させてその金具落下防止ナットが回転しないようにして、前記金具落下防止ボルトの頭部側を回転させるようにしたことを特徴とするアンテナ用チルト上段金具。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一の請求項に記載のアンテナ用チルト上段金具において、
前記調節金具の両側面と、前記アンテナ側上段金具の両側面とに、それぞれ、複数の角度設定用ボルト孔が形成されている一方、
前記調節金具の底面と、前記アンテナ側上段金具の底面とには、それぞれ、金具落下防止ボルト受け片が立設されており、各金具落下防止ボルト受け片には、それぞれ、前記金具落下防止ボルト孔が形成されていることを特徴とするアンテナ用チルト上段金具。
【請求項5】
請求項1〜3のいずれか一の請求項に記載のアンテナ用チルト上段金具において、
前記調節金具の両側面と、前記支柱側上段金具の両側面とに、それぞれ、複数の角度設定用ボルト孔が形成されている一方、
前記調節金具の底面と、前記支柱側上段金具の底面とには、それぞれ、金具落下防止ボルト受け片が立設されており、各金具落下防止ボルト受け片には、それぞれ、前記角度設用金具落下防止ボルト孔が形成されていることを特徴とするアンテナ用チルト上段金具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、支柱に所定の角度範囲でアンテナを取り付けるためアンテナ用チルト下段金具と共に用いられるアンテナ用チルト上段金具に関する。
【背景技術】
【0002】
本件出願人は、支柱に所定の角度範囲でアンテナを取り付けるためアンテナ用チルト下段金具と共に用いられるアンテナ用チルト上段金具として従来から出願している(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−71618号公報
【特許文献2】特開2012−34088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年は、携帯電話や無線データ通信の需要が増大しており、支柱に対するアンテナの設置角度を大きくして、支柱に対するアンテナの電波の照射エリアを狭くすることが要求されている。
【0005】
しかしながら、上述の特許文献1,2に記載されたアンテナ用チルト上段金具では、支柱に対し±5度程度の小さく角度でアンテナを取り付けることができるが、それ以上の大きな角度で取り付けるには適さない構造で、近年の携帯電話会社や通信会社の要求に答えることができない可能性があった。
【0006】
また、支柱に対するアンテナの設置角度を大きく設定するために金具の部品点数を増大させた場合、アンテナの設置作業が高所での作業であるため、作業性や安全性が問題になる。
【0007】
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、作業性や安全性を損なうことなく支柱に対するアンテナの設置角度を大きく設定することができるアンテナ用チルト上段金具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため、本発明に係るアンテナ用チルト上段金具は、支柱に所定の角度でアンテナを取り付けるためアンテナ用チルト下段金具と共に用いられるアンテナ用チルト上段金具であって、両側面とその間に底面を有し、支柱に取り付けられる支柱側上段金具と、両側面とその間に底面を有し、アンテナに取り付けられるアンテナ側上段金具と、両側面とその間に底面を有し、支柱側上段金具とアンテナ側上段金具とを連結する調節金具とを備え、前記調節金具の両側面と、前記支柱側上段金具または前記アンテナ側上段金具の少なくともいずれか一方の金具の両側面とには、それぞれ、支柱に対しアンテナを所定角度毎に取り付けるため所定間隔毎に、支柱とアンテナとを含む平面に対し垂直方向を向く角度設定用ボルトを通す複数の角度設定用ボルト孔が形成されている一方、前記調節金具の底面と、前記支柱側上段金具または前記アンテナ側上段金具の少なくともいずれか一方の金具の底面とには、それぞれ、金具落下防止ボルト受け片が立設されており、各金具落下防止ボルト受け片には、それぞれ、支柱とアンテナとを含む平面に対し平行方向を向く金具落下防止ボルトを通すための金具落下防止ボルト孔が形成されていることを特徴とする。
ここで、前記金具落下防止ボルト受け片は、それぞれ、前記調節金具の底面と、前記支柱側上段金具または前記アンテナ側上段金具の少なくともいずれか一方の金具の底面を切り起こして設け、その金具落下防止ボルト受け片を切り起こした後に金具落下防止ボルトを回転させる工具が通る開口部を設けたると良い。
また、前記金具落下防止ボルトに螺合する金具落下防止ナットが取り付けられる側の金具落下防止ボルト受け片には、その金具落下防止ボルト受け片の端部に当接して回転を防止する回転防止金具を介し金具落下防止ナットを金具落下防止ボルトに螺合させてその金具落下防止ナットが回転しないようにし、前記金具落下防止ボルトの頭部側を回転させるようにするとさらに良い。
また、前記調節金具の両側面と、前記アンテナ側上段金具の両側面とに、それぞれ、複数の角度設定用ボルト孔が形成されている一方、前記調節金具の底面と、前記アンテナ側上段金具の底面とには、それぞれ、金具落下防止ボルト受け片が立設されており、各金具落下防止ボルト受け片には、それぞれ、前記金具落下防止ボルト孔が形成されているとさらに良い。
また、前記調節金具の両側面と、前記支柱側上段金具の両側面とに、それぞれ、複数の角度設定用ボルト孔が形成されている一方、前記調節金具の底面と、前記支柱側上段金具の底面とには、それぞれ、金具落下防止ボルト受け片が立設されており、各金具落下防止ボルト受け片には、それぞれ、前記角度設用金具落下防止ボルト孔が形成されているとさらに良い。
【発明の効果】
【0009】
本発明のアンテナ用チルト上段金具は、支柱側上段金具と、調節金具と、アンテナ側上段金具の3部材からなり、調節金具の底面と、支柱側上段金具またはアンテナ側上段金具の少なくともいずれか一方の金具の底面に設けた金具落下防止ボルト受け片に金具落下防止ボルトを通した後、調節金具の両側面と支柱側上段金具またはアンテナ側上段金具の少なくともいずれか一方の金具の両側面に設けた角度設定用ボルト孔にボルトを通して支柱に対するアンテナの設置角度を調整できるため、作業性や安全性を損なうことなく支柱に対するアンテナの設置角度を大きく設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明に係る実施形態1のアンテナ用チルト上段金具とアンテナ用チルト下段金具を使用して支柱に任意の角度でアンテナを取り付けた状態を示す斜視図である。
図2】(a),(b)それぞれ実施形態1のアンテナ用チルト上段金具の最大設定角度での連結状態を示す平面図、A−A線断面図である。
図3】(a),(b)それぞれ実施形態1のアンテナ用チルト上段金具の最小設定角度での連結状態を示す平面図、B−B線断面図である。
図4】実施形態1のアンテナ用チルト上段金具を構成する支柱側上段金具の斜視図である。
図5】(a)〜(c)それぞれ実施形態1のアンテナ用チルト上段金具を構成する支柱側上段金具の平面図、正面図、右側面図である。
図6】実施形態1のアンテナ用チルト上段金具を構成するアンテナ側上段金具の斜視図である。
図7】(a)〜(c)それぞれ実施形態1のアンテナ用チルト上段金具を構成するアンテナ側上段金具の平面図、C−C線断面図、右側面図である。
図8】(a)〜(c)それぞれ実施形態1のアンテナ用チルト上段金具を構成する調節金具の平面図、D−D線断面図、右側面図である。
図9】(a),(b)それぞれアンテナ用チルト下段金具の構成を示す平面図、正面図である。
図10】実施形態1のアンテナ用チルト上段金具とアンテナ用チルト下段金具とを用いて支柱に対しアンテナを最小設定角度で取り付けた例を示す正面図である。
図11】実施形態1のアンテナ用チルト上段金具とアンテナ用チルト下段金具とを用いて支柱に対しアンテナを最大設定角度で取り付けた例を示す正面図である。
図12】(a),(b)それぞれ実施形態2のアンテナ用チルト上段金具の最大設定角度での連結状態を示す平面図、E―E線断面図である。
図13】(a),(b)それぞれ実施形態2のアンテナ用チルト上段金具の最小設定角度での連結状態を示す平面図、F−F線断面図である。
図14】(a)〜(c)それぞれ実施形態2のアンテナ用チルト上段金具を構成する支柱側上段金具の平面図、G−G線断面図、右側面図である。
図15】(a)〜(c)それぞれ実施形態2のアンテナ用チルト上段金具を構成する調節金具の平面図、H−H線断面図、左側面図である。
図16】実施形態2のアンテナ用チルト上段金具とアンテナ用チルト下段金具とを用いて支柱に対しアンテナを最小設定角度で取り付けた例を示す正面図である。
図17】実施形態2のアンテナ用チルト上段金具とアンテナ用チルト下段金具とを用いて支柱に対しアンテナを最大設定角度で取り付けた例を示す正面図である。
図18】(a)〜(c)それぞれ実施形態2のアンテナ用チルト上段金具を構成する他の調節金具の平面図、I−I線断面図、左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明にかかるアンテナ用チルト上段金具1,2の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0012】
実施形態1.
<実施形態1のアンテナ用チルト上段金具1の構成>
実施形態1のアンテナ用チルト上段金具1は、図1に示すように支柱2に所定の角度でアンテナ3を取り付けるためアンテナ用チルト下段金具4と共に用いられるもので、図2に示すように、支柱側上段金具11と、アンテナ側上段金具12と、調節金具13とから構成されている。なお、支柱側上段金具11と、アンテナ側上段金具12と、調節金具13以外の構成は、後述するように上述の特許文献1(特開2011−71618号公報)や特許文献2(特開2012−34088号公報)に開示されている。
【0013】
支柱側上段金具11は、図1等に示すように支柱2に固定された支柱側上段補助金具21に取り付けられる金具で、図4図5等に示すように両側面11a,11aとその間に底面11bを有する断面コ字状に構成され、両側面11a,11aには、それぞれ調節金具13と連結するための連結用ボルト孔11a1,11a2が形成されており、図2(a),(b)や図3(a),(b)等に示すように連結用ボルト5cが通されてダブルナットの連結用ナット5dによって締付けて固定される。なお、図2(a),(b)は、実施形態1のアンテナ用チルト上段金具1において最大設定角度で連結した状態を示す一方、図3(a),(b)は、最小設定角度で連結した状態で、アンテナ側上段金具12と調節金具13とを角度設定用ボルト5aおよび角度設定用ナット5bによって固定する前の状態であるが、金具落下防止ボルト6aと金具落下防止ナット6bによってアンテナ側上段金具12と調節金具13とを連結した状態を示している。
【0014】
また、図5(a)等に示すように支柱側上段金具11の底面11bには、支柱2に取り付けられた支柱側上段補助金具21に対し支柱2の円周方向(外周方向)に角度を設定するための複数のボルト孔11b3〜11b6が形成されている。なお、これらのボルト孔11b3〜11b6の使用方法や支柱側上段補助金具21との連結は、上述の特許文献1(特開2011−71618号公報)や特許文献2(特開2012−34088号公報)に開示されている。
【0015】
アンテナ側上段金具12は、図1等に示すようにアンテナ3に固定されたアンテナ側上段補助金具31に取り付けられる金具で、図6図7等に示すように、両側面12a,12aとその間に底面12bを有する断面コ字状に構成され、支柱2に対しアンテナ3を所定角度毎に取り付けるため所定間隔毎に、支柱2とアンテナ3とを含む平面に対し垂直方向を向く2本の角度設定用ボルト5aを通す複数(ここでは、例えば、11個とする。)の角度設定用ボルト孔12a1,12a1,・・・が形成されていると共に、その両側面12a,12aの後端には、アンテナ3側に設けられたアンテナ側上段補助金具31と連結するためのアンテナ金具側連結ボルト孔12a2,12a2が2個ずつ上下に形成されている。なお、角度設定用ボルト5aはダブルナットの角度設定用ナット5bによって締結される。また、アンテナ側上段補助金具31については、上述の特許文献1(特開2011−71618号公報)や特許文献2(特開2012−34088号公報)に開示されている。
【0016】
そして、このアンテナ側上段金具12の底面12bには、図7(a)〜(c)に示すようにその底面12bを切り起こして(切り下げて)、金具落下防止ボルト受け片12b1が立設されており、その金具落下防止ボルト受け片12b1には、支柱2とアンテナ3とを含む平面に対し平行方向、すなわち角度調整方向を向く金具落下防止ボルト6aが通される金具落下防止ボルト孔12b11が形成されている。
【0017】
ここで、アンテナ側上段金具12の底面12bから金具落下防止ボルト受け片12b1を切起こすことにより、開口部12b2が形成されるが、この開口部12bの大きさは、金具落下防止ボルト6aのボルト頭部などをラチェットレンチ等の工具を回転させるのに不都合でない大きさとする。
【0018】
また、図2図3に示すように金具落下防止ボルト6aに螺合する金具落下防止ナット6bが取り付けられる金具落下防止ボルト受け片12b1には、その金具落下防止ボルト受け片12b1の端部に当接して金具落下防止ナット6bの回転を防止する回転防止金具8を設け、金具落下防止ボルト6aの頭部側を回転させて締め付け固定するように構成している。
【0019】
調節金具13は、図1等に示すように支柱2に対するアンテナ3の取付け角度を調整しながら支柱側上段金具11とアンテナ側上段金具12とを連結する金具で、図8(a)〜(c)に示すように、両側面13a,13aとその間に底面13bを有する断面コ字状からなり、支柱2に対しアンテナ3を所定角度毎に取り付けるため所定間隔毎に、支柱2とアンテナ3とを含む平面に対し垂直方向を向く2本の角度設定用ボルト5aが通される複数(ここでは、例えば、7個とする。)の角度設定用ボルト孔13a1,13a1,・・・が形成されていると共に、その両側面13a,13aの後端には、支柱側上段金具11と連結するための支柱金具側連結ボルト孔13a2,13a2が2個ずつ上下に形成されている。
【0020】
そして、この調節金具13の底面13bには、図8(a)〜(c)に示すようにその底面13bを切り起こして(切り下げて)、金具落下防止ボルト受け片13b1が立設されており、その金具落下防止ボルト受け片13b1には、支柱2とアンテナ3とを含む平面に対し平行方向、すなわち角度調整方向を向く金具落下防止ボルト6aが通される金具落下防止ボルト孔13b11が形成されている。
【0021】
ここで、調節金具13の底面13bから金具落下防止ボルト受け片13b1を切起こすことにより、開口部13b2が形成されるが、この開口部13b2の大きさきさは、金具落下防止ボルト6aのボルト頭部などをラチェットレンチ等の工具を回転させるのに不都合でない大きさとする。
【0022】
また、調節金具13の底面13bの開口部13bの近傍には、図2に示すように金具落下防止ボルト6aの脱落を防止するボルト脱落防止金具14を取り付けるためのボルト孔13b3が設けられている。ただし、ボルト脱落防止金具14は任意であり、省略可能であり、ボルト脱落防止金具14を省略した場合には、ボルト孔13b3も省略できる。
【0023】
<アンテナ用チルト下段金具4の構成(実施形態1,2共通)>
【0024】
アンテナ用チルト下段金具1は、図1等に示すように支柱2に所定の角度でアンテナ3を取り付けるため図1図7に示すように構成されたアンテナ用チルト上段金具1とは一定の数メートルの距離を離してアンテナ用チルト上段金具1の下方に設けられるもので、図9(a),(b)に示すように支柱側下段金具41と、アンテナ側下段金具42とから構成されている。
【0025】
支柱側下段金具41は、図1等に示すように支柱側上段金具11の下方で支柱2に固定された支柱側下段補助金具22に取り付けられる金具で、両側面41a,41aとその間に底面41bを有する断面コ字状に構成され、両側面41a,41aには、それぞれアンテナ側下段金具42と連結するための1つの連結用ボルト孔が形成されており、図9(a),(b)等に示すように連結用ボルト5cが通されて連結用ナット5dによって締付けて固定される。
【0026】
アンテナ側下段金具42は、図1等に示すようにアンテナ側上段金具31の下方でアンテナ3に固定されたアンテナ側下段補助金具32に取り付けられる金具で、両側面42a,42aとその間に底面42bを有する断面コ字状に構成され、支柱側下段金具41と連結するための1の連結用ボルト孔が形成されている一方、その両側面42a,42aの後端には、アンテナ3側に設けられたアンテナ側下段金具32と連結するためのアンテナ金具側連結ボルト孔が2個ずつ上下に形成されている。
【0027】
<実施形態1のアンテナ用チルト上段金具1の使用例1(最小設定角度で取り付けた例)>
図10は、実施形態1のアンテナ用チルト上段金具1とアンテナ用チルト下段金具4とを用いて支柱2に対しアンテナ3を最小設定角度で取り付けた例を示す正面図である。
【0028】
この場合、支柱側金具11と、アンテナ側金具12と、調節金具13とは、図10に示すように連結され、アンテナ側金具12と調節金具13との重なりが最大になって、支柱2に対しアンテナ3を最小設定角度で取り付けることができる。
【0029】
そのため、アンテナ側上段金具12の金具落下防止ボルト受け片12b1と、調節金具13の金具落下防止ボルト受け片13b1とが最大限近接することになり、金具落下防止ボルト6aのボルト頭部とその金具落下防止ナット6bが最大限近接することになる。
【0030】
<実施形態1のアンテナ用チルト上段金具1の使用例2(最大設定角度で取り付けた例)>
図11は、実施形態1のアンテナ用チルト上段金具1とアンテナ用チルト下段金具4とを用いて支柱2に対しアンテナ3を最大設定角度で取り付けた例を示す正面図である。
【0031】
この場合、支柱側金具11と、アンテナ側金具12と、調節金具13とは、図11に示すように連結され、アンテナ側金具12と調節金具13との重なりが最小になって、支柱2に対しアンテナ3を最大角度で取り付けることができる。
【0032】
そのため、アンテナ側上段金具12に設けられた金具落下防止ボルト受け片12b1と、調節金具13の金具落下防止ボルト受け片13b1とは最大限離間することになり、金具落下防止ボルト6aのボルト頭部とその金具落下防止ナット6bが最大限離間することになる。
【0033】
その際、アンテナ側上段金具12に設けられた金具落下防止ボルト受け片12b1と、調節金具13の金具落下防止ボルト受け片13b1とは金具落下防止ボルト6aと金具落下防止ナット6bによって落下しないように連結されているため、作業性や安全性を損なうことなく支柱2に対するアンテナ3の設置角度を大きく設定することができる。
【0034】
従って、本実施形態1のアンテナ用チルト上段金具1は、支柱側金具11と、アンテナ側金具12と、調節金具13等の3部材を有し、アンテナ側金具12と調節金具13の両側面12a,12a、13a,13aに設けた複数の角度設定用ボルト孔12a1,12a1,・・・、13a1,13a1,・・・で所望の角度設定用ボルト孔の位置を合わせ、角度設定用ボルト5aを挿入し角度設定用ナット5bによって締付け固定することによって支柱2に対するアンテナ3の取付け角度を大きく設定できる。
【0035】
その際、アンテナ側金具12と調節金具13には、それぞれ、金具落下防止ボルト受け片12b1と金具落下防止ボルト受け片13b1とが設けられており、金具落下防止ボルト受け片12b1と金具落下防止ボルト受け片13b1とには、金具落下防止ボルト6aを装着できるように構成したため、アンテナ側金具12の両側面12a,12aと調節金具13の両側面13a,13aに設けた複数の角度設定用ボルト孔12a1,12a1,・・・、13a1,13a1,・・・で支柱2に対するアンテナ3の取付け角度を設定する際に、金具落下防止ボルト受け片12b1の金具落下防止ボルト孔12b11と金具落下防止ボルト受け片13b1の金具落下防止ボルト孔13b11に金具落下防止ボルト6aを挿入して金具落下防止ナット6bを装着しておくことにより、図2図3等に示すように複数の角度設定用ボルト孔12a1,12a1,・・・、13a1,13a1,・・・に角度設定用ボルト5aを挿入する前でも、アンテナ側金具12と調節金具13の落下を防止することができ、作業性や安全性を損なうことなく支柱2に対するアンテナ3の設置角度を大きく設定することができる。
【0036】
特に、このアンテナ用チルト上段金具1は、アンテナ用チルト下段金具4と数メートル離れており、このアンテナ用チルト上段金具1を支柱2やアンテナ3に取り付ける場合やアンテナ3の設定角度を調整する場合には、支柱2やアンテナ3の間に設置したアンテナ用チルト下段金具4の上に作業者が立って作業するため、金具落下防止ボルト受け片12b1の金具落下防止ボルト孔12b11と金具落下防止ボルト受け片13b1の金具落下防止ボルト孔13b11に金具落下防止ボルト6aを挿入して金具落下防止ナット6bを装着しておくことにより、複数の角度設定用ボルト孔12a1,12a1,・・・、13a1,13a1,・・・に角度設定用ボルト5aを挿入する前でも、アンテナ側金具12と調節金具13の落下を確実に防止して安全に作業を進めることができるだけでなく、作業性を向上させることができる。
【0037】
また、図10図11に示すように、金具落下防止ボルト6aのボルト頭部やボルト先端部も,外部に突出しないので、この点でも、支柱2に対しアンテナ3を取り付ける際の取付作業性が向上する。
【0038】
実施形態2.
<実施形態2のアンテナ用チルト上段金具1’の構成>
実施形態2のアンテナ用チルト上段金具1’は、図1に示す実施形態2のアンテナ用チルト上段金具1’と同様に支柱2に所定の角度でアンテナ3を取り付けるため実施形態1で使用したアンテナ用チルト下段金具4と共に用いられるもので、図12(a),(b)や図13(a),(b)に示すように、支柱側上段金具11’と、実施形態1と同様のアンテナ側上段金具12と、調節金具13’とから構成されている。
【0039】
支柱側上段金具11’は、図4図5等に示す実施形態1の支柱側上段金具11と同様に支柱2に取り付けられる金具で、両側面11a’,11a’とその間に底面11bを有する断面コ字状に構成され、両側面11a’,11a’には、それぞれ調節金具13’と連結するための連結用ボルト孔11a1’,11a2’が形成されており、図12(a),(b)や図13(a),(b)に示すように連結用ボルト5cが通されて連結用ナット5dによって締付けて固定される。なお、図12(a),(b)は、実施形態2のアンテナ用チルト上段金具1’において最大設定角度で連結した状態を示す一方、図13(a),(b)は、最小設定角度で連結した状態で、支柱側上段金具11’と調節金具13’とを角度設定用ボルト5aおよび角度設定用ナット5bによって固定する前の状態であるが、金具落下防止ボルト6aと金具落下防止ナット6bによって支柱側上段金具11’と調節金具13’とを連結した状態を示している。
【0040】
そして、この支柱側上段金具11’の底面11b’には、図14(a)〜(c)に示すようにその底面11b’を切り起こして、金具落下防止ボルト受け片11b1’が立設されており、その金具落下防止ボルト受け片11b1’には、支柱2とアンテナ3とを含む平面に対し平行方向、すなわち角度調整方向を向く金具落下防止ボルト6aが通される金具落下防止ボルト孔11b11’が形成されている。
【0041】
ここで、支柱側上段金具11’の底面11b’から金具落下防止ボルト受け片11b1’を切起こすことにより、開口部11b2’が形成されるが、この開口部11b2’の大きさは、金具落下防止ボルト6aのボルト頭部などをラチェットレンチ等の工具を回転させるのに不都合でない大きさとする。
【0042】
また、図12(a)等に示すように支柱側上段金具11’の底面11b’には、支柱2に取り付けられた支柱側上段補助金具21に対し支柱2の円周方向(外周方向)に角度を設定するための複数のボルト孔11b3’〜11b6’が形成されている。なお、これらのボルト孔11b3’〜11b6 ’の使用方法や支柱側上段補助金具21との連結は、上述の特許文献1(特開2011−71618号公報)や特許文献2(特開2012−34088号公報)に開示されている。
【0043】
アンテナ側上段金具12は、図5および図6に示す実施形態1のものと同じものである。
【0044】
調節金具13’は、支柱2に対するアンテナ3の取付け角度を調整しながら支柱側上段金具11’とアンテナ側上段金具12とを連結する金具で、図15(a)〜(c)に示すように、両側面13a’,13a’とその間に底面13b’を有する断面コ字状からなり、支柱2に対しアンテナ3を所定角度毎に取り付けるため所定間隔毎に、支柱2とアンテナ3とを含む平面に対し垂直方向を向く2本の角度設定用ボルト5aが通される複数(ここでは、例えば、10個とする。)の角度設定用ボルト孔13a1’,13a1’,・・・が形成されていると共に、その両側面13a’,13a’の後端側(図13上、右側)には、アンテナ側上段金具12と連結するためのアンテナ金具側連結ボルト孔13a2’,13a2’が2個に形成されている。
【0045】
また、この調節金具13’の両側面13a’,13a’には、金具落下防止ボルト6aの脱落を防止するボルト脱落防止ボルト7aを取り付けるためのボルト孔13a3’が設けられている。ただし、ボルト脱落防止ボルト7aは任意であり、省略可能であり、ボルト脱落防止ボルト7aを省略した場合には、ボルト孔13a3’も省略できる。
【0046】
そして、この調節金具13’の底面13b’には、図15(a)〜(c)に示すようにその底面13b’を切り起こして、金具落下防止ボルト受け片13b1’が立設されており、その金具落下防止ボルト受け片13b1’には、支柱2とアンテナ3とを含む平面に対し平行方向、すなわち角度調整方向を向く金具落下防止ボルト6aが通される金具落下防止ボルト孔13b11’が形成されている。
【0047】
なお、図12図13に示すように金具落下防止ボルト6aに螺合する金具落下防止ナット6bが取り付けられる金具落下防止ボルト受け片13b1’には、その金具落下防止ボルト受け片13b1’の端部に当接して金具落下防止ナット6bの回転を防止する回転防止金具8を設け、金具落下防止ボルト6aの頭部側を回転させて締め付け固定するように構成している。
【0048】
ここで、調節金具13’の底面13b’から金具落下防止ボルト受け片13b1’を切起こすことにより、開口部13b2’が形成されるが、この開口部13b2’の大きさきさは、金具落下防止ボルト6aのボルト頭部などをラチェットレンチ等の工具を回転させるのに不都合でない大きさとする。
【0049】
なお、実施形態1のところで説明したように、実施形態2の場合でも、アンテナ用チルト下段金具4の構成は、実施形態1のものと同じである。
【0050】
そのため、この実施形態2のアンテナ用チルト上段金具1’によれば、図16に示すように支柱側金具11’と調節金具13’との重なりを最大にして、支柱2に対しアンテナ3を最小設定角度で取り付けることができる。
【0051】
その際、支柱側金具11’の金具落下防止ボルト受け片11b1’と、調節金具13’の金具落下防止ボルト受け片13b1’とが最大限近接することになり、金具落下防止ボルト6aのボルト頭部とその金具落下防止ナット6bが最大限近接することになる。
【0052】
その一方、図17に示すように支柱側金具11’と調節金具13’との重なりを最小にして、支柱2に対しアンテナ3を最大設定角度で取り付けることができる。
【0053】
その際、支柱側金具11’の金具落下防止ボルト受け片11b1’と、調節金具13’の金具落下防止ボルト受け片13b1’とが最大限離間することになり、金具落下防止ボルト6aのボルト頭部とその金具落下防止ナット6bが最大限離間することになる。
【0054】
その結果、角度設定用ボルト5aと角度設定用ナット5bを取り付けて角度を設定する前の状態でも、支柱側金具11’の金具落下防止ボルト受け片11b1’と、調節金具13’の金具落下防止ボルト受け片13b1’とは金具落下防止ボルト6aと金具落下防止ナット6bによって落下しないように連結されるため、作業性や安全性を損なうことなく支柱2に対するアンテナ3の設置角度を大きく設定することができる。
【0055】
従って、本実施形態2のアンテナ用チルト上段金具1’によれば、支柱側金具11’と、アンテナ側金具12と、調節金具13’等の3部材を有し、アンテナ側金具12と調節金具13’の両側面12a,12a、13a’,13a’に設けた複数の角度設定用ボルト孔12a1,12a1,・・・、13a1’,13a1’,・・・で所望の角度設定用ボルト孔の位置を合わせ、角度設定用ボルト5aを挿入して角度設定用ナット5bによって締付け固定することによって支柱2に対するアンテナ3の取付け角度を大きく設定できる。
【0056】
特に、実施形態2のアンテナ用チルト上段金具1’では、支柱側金具11’と調節金具13’にそれぞれ金具落下防止ボルト受け片11b1’と金具落下防止ボルト受け片13b1’を設け、金具落下防止ボルト6aを装着できるように構成したため、支柱側金具11’の両側面11a’,11a’と調節金具13’の両側面13a1’,13a1’に設けた複数の角度設定用ボルト孔11a1’,11a1’,・・・、13a1’,13a1’,・・・で支柱2に対するアンテナ3の取付け角度を設定する際に、金具落下防止ボルト受け片11b1’の金具落下防止ボルト孔11b11’と金具落下防止ボルト受け片13b1’の金具落下防止ボルト孔13b11’に金具落下防止ボルト6aを挿入して金具落下防止ナット6bを装着しておくことにより、図12図13等に示すように、複数の角度設定用ボルト孔11a1’,11a1’,・・・、13a1’,13a1’,・・・に角度設定用ボルト5aを挿入する前でも、支柱側金具11’と調節金具13’の落下を防止して、作業性や安全性を損なうことなく支柱2に対するアンテナ3の設置角度を大きく設定することができる。
【0057】
また、この実施形態2のアンテナ用チルト上段金具1’では、調節金具13’の両側面13a’,13a’に金具落下防止ボルト6aの脱落を防止するボルト脱落防止ボルト7aを取り付けるためのボルト孔13a3’を設けたため、金具落下防止ボルト6aをナットで締付ける前でもボルト脱落防止ボルト7aによって脱落を防止できる。
【0058】
なお、前記実施形態2の説明では、図15(a)〜(c)等に示す調節金具13’を一例に説明したが、本発明では、これに限らず、調節金具13’の代わりに、調節金具13’よりも長い図18(a)〜(c)に示す調節金具13”を使用し支柱側金具11’とアンテナ側金具12との間を連結して、図15(a)〜(c)等に示す調節金具13’を使用した場合よりも、より大きな設定角度でアンテナ3を取り付けるようにしても勿論良い。
【符号の説明】
【0059】
1,1’ アンテナ用チルト上段金具
11,11’ 支柱側上段金具
11a,11a’ 側面
11b,11b’ 底面
11b1’ 金具落下防止ボルト受け片
11b11’ 金具落下防止ボルト孔
12b2 開口部
12 アンテナ側上段金具
12a 側面
12b 底面
12a1 角度設定用ボルト孔
12a2 アンテナ金具側連結ボルト孔
12b1 金具落下防止ボルト受け片
12b11 金具落下防止ボルト孔
12b2 開口部
13,13’ 調節金具
13a,13a’ 側面
13b,13b’ 底面
13a1,13a1’ 角度設定用ボルト孔
13a2,13a2’ 支柱金具側連結ボルト孔
13b1,13b1’ 金具落下防止ボルト受け片
13b11,13b11’ 金具落下防止ボルト孔
13b2 開口部
14 ボルト脱落防止金具
2 支柱
21 支柱側上段補助金具
22 支柱側下段補助金具
3 アンテナ
31 アンテナ側上段補助金具
32 アンテナ側下段補助金具
4 アンテナ用チルト下段金具
41 支柱側下段金具
42 アンテナ側下段金具
5a 角度設定用ボルト
5b 角度設定用ナット
5c 連結用ボルト
5d 連結用ナット
6a 金具落下防止ボルト
6b 金具落下防止ナット
7 ボルト脱落防止ボルト
8 回転防止金具
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18