特開2015-134537(P2015-134537A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2015134537-2ピース型の車両用ホイール 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-134537(P2015-134537A)
(43)【公開日】2015年7月27日
(54)【発明の名称】2ピース型の車両用ホイール
(51)【国際特許分類】
   B60B 21/02 20060101AFI20150701BHJP
   B60B 3/04 20060101ALI20150701BHJP
【FI】
   B60B21/02 J
   B60B3/04 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-6362(P2014-6362)
(22)【出願日】2014年1月17日
(71)【出願人】
【識別番号】000110251
【氏名又は名称】トピー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100085556
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 昇
(74)【代理人】
【識別番号】100115211
【弁理士】
【氏名又は名称】原田 三十義
(72)【発明者】
【氏名】磯村 勇太
(57)【要約】
【課題】 タイヤ内部空間の気柱共鳴エネルギーを吸収する複数の共鳴器を低コストで装備できる2ピース型の車両用ホイールを提供する。
【解決手段】
2ピース型の車両用ホイール1は、タイヤが装着されるリム10と、このリム10と別体をなしてリム10に固定されたディスク20とを備えている。ディスク20のフランジ部22は、リム10のウエル部11(リム最小径部)に嵌入される嵌入部22aと、この嵌入部22aから中心軸方向内きに延びる延長部22bを有している。ディスク20の延長部22bとリム10の対向面間に副気室41が形成されている。リム10には、副気室41をタイヤの内部空間からなる主気室2に連通させる連通孔42が形成され、これら副気室41と連通孔42により、共鳴器40が構成される。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイヤが装着されるリムと、このリムと別体をなしてリムに固定されたディスクとを備えた2ピース型の車両用ホイールにおいて、
上記リムと上記ディスクの対向面が一部領域において互いに離間し、これら対向面によって画成された閉塞空間が副気室として提供され、
上記リムには、上記副気室を上記タイヤの内部空間からなる主気室に連通させる連通孔が形成され、
上記副気室と上記連通孔により、上記主気室での気柱共鳴を低減させる共鳴器が構成されることを特徴とする車両用ホイール。
【請求項2】
車両用ホイールを車両に装着した状態で車両用ホイールの中心軸に沿って車両を向く方向を中心軸方向内向きとし、車両と反対方向を中心軸方向外向きとした場合において、
上記ディスクは、略円盤形状をなす円盤部とこの円盤部の周縁から中心軸方向内向きに延びる略円筒形状のフランジ部を有し、
上記ディスクのフランジ部の少なくとも一部が、上記リムの最小径部に嵌入され、
上記ディスクのフランジ部と上記リムの対向面間に、上記副気室が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ホイール。
【請求項3】
上記ディスクのフランジ部が、上記リム最小径部に嵌入される嵌入部と、この嵌入部から中心軸方向内向きに延びる延長部を有し、
上記リムにおいて上記リム最小径部より中心軸方向内向きに位置する内側部位と、上記ディスクの延長部との間に、上記副気室が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ホイール。
【請求項4】
上記延長部の内端縁部が上記リムの上記内側部位に全周にわたって溶接され、上記嵌入部が上記リム最小径部に全周にわたって溶接されることにより、上記副気室が外部から遮断されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用ホイール。
【請求項5】
上記延長部の内端縁部が径方向外向きに立ち上がっており、その外周縁が上記リムの上記内側部位に溶接されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用ホイール。
【請求項6】
上記ディスクのフランジ部の延長部には周方向に等間隔をおいて径方向外向きに突出する凸部が形成され、この凸部が上記リムの内周に当たることにより、上記副気室が互いに独立して周方向に複数配置されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の車両用ホイール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤの内部空間で発生する気柱共鳴を低減できる2ピース型の車両用ホイールに関する。
【背景技術】
【0002】
車両走行中にタイヤが路面から衝撃を受けると、タイヤの内部空間で気柱共鳴が発生し、ロードノイズの原因となる。そのため、この気柱共鳴エネルギーを減衰させる共鳴器(ヘルムホルツ共鳴器)を装備した車両用ホイールが開発されている。
【0003】
上記共鳴器は、副気室と、この副気室をタイヤ内部空間からなる主気室に連通させる連通孔により構成されている。
上記共鳴器は通常、リムの周方向に複数並べて配置されている。タイヤの衝撃入力箇所による減衰効果のばらつきを抑制するためである。
【0004】
車両用ホイールには大別して、リムとディスクが一体に鋳造された1ピース型と、リムとディスクが別部品からなる2ピース型があるが、本発明に係る2ピース型の車両用ホイールでも1ピース型と同様に種々の共鳴器が開発されている。
【0005】
特許文献1の車両用ホイールでは、リムのビードシート部とディスクのフランジ部との間の空間に円弧形状の中空部材が周方向に複数組み込まれており、これら中空部材の内部空間が上記副気室として提供されている。
【0006】
特許文献2〜5に開示された車両用ホイールでは、リム外周に副気室を有する円弧形状の中空部材が周方向に複数取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2004−306659号公報
【特許文献2】特開2008− 30505号公報
【特許文献3】特開2008−279911号公報
【特許文献4】特開2009−107357号公報
【特許文献5】特開2009−248870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述したように、共鳴器を備えた従来の2ピース型の車両用ホイールでは、副気室を形成するために、リムおよびディスクとは別部材からなる中空部材を必要とするため、製造コストが高かった。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記課題を解決したもので、タイヤが装着されるリムと、このリムと別体をなしてリムに固定されたディスクとを備えた2ピース型の車両用ホイールにおいて、上記リムと上記ディスクの対向面が一部領域において互いに離間し、これら対向面によって画成された閉塞空間が副気室として提供され、上記リムには、上記副気室を上記タイヤの内部空間からなる主気室に連通させる連通孔が形成され、上記副気室と上記連通孔により、上記主気室での気柱共鳴を低減させる共鳴器が構成されることを特徴とする。
上記構成によれば、リムとディスクの対向面間に副気室が形成されるので、副気室のための中空部材を別途必要とせず、製造コストを低減させることができる。
【0010】
車両用ホイールを車両に装着した状態で車両用ホイールの中心軸に沿って車両を向く方向を中心軸方向内向きとし、車両と反対方向を中心軸方向外向きとした場合において、
好ましくは、上記ディスクは、略円盤形状をなす円盤部とこの円盤部の周縁から中心軸方向内向きに延びる略円筒形状のフランジ部を有し、上記ディスクのフランジ部の少なくとも一部が、上記リムの最小径部に嵌入され、上記ディスクのフランジ部と上記リムの対向面間に、上記副気室が形成されている。
この構成によれば、車両用ホイールの外観に影響を与えることなく、共鳴器を装備することができる。
【0011】
好ましくは、上記ディスクのフランジ部が、上記リム最小径部に嵌入される嵌入部と、この嵌入部から中心軸方向内向きに延びる延長部を有し、上記リムにおいて上記リム最小径部より中心軸方向内向きに位置する内側部位と、上記ディスクの延長部との間に、上記副気室が形成されている。
この構成によれば、比較的簡単な構造で副気室を得ることができる。また、上記延長部は、ホイールの車軸への固定部の中心を通って車両前後方向に延びる軸から中心軸方向内側に離れているため、この延長部の質量により、当該軸を中心としたホイールの慣性モーメントを増大させることができ、当該軸を中心とするホイールの振動に起因したロードノイズの低減をも図ることができる。
【0012】
好ましくは、上記延長部の内端縁部が上記リムの上記内側部位に全周にわたって溶接され、上記嵌入部が上記リム最小径部に全周にわたって溶接されることにより、上記副気室が外部から遮断されている。
この構成によれば、ディスクのリムへの固定のための溶接が、副気室の密閉を兼ねているので、この点からも製造コストを低減できる。
【0013】
好ましくは、上記延長部の内端縁部が径方向外向きに立ち上がっており、その外周縁が上記リムの上記内側部位に溶接されている。
この構成によれば、副気室の容積を十分に確保することができる。
【0014】
好ましくは、 上記ディスクのフランジ部の延長部には周方向に等間隔をおいて径方向外向きに突出する凸部が形成され、この凸部が上記リムの内周に当たることにより、上記副気室が互いに独立して周方向に複数配置されている。
この構成によれば、複数の副気室を別途に仕切部材を用いずに仕切ることができ、この点からも製造コストを低減できる。
【0015】
具体的態様では、上記ディスクの延長部の内端縁部は、リムにおけるレッジ部、内側ビードシート部、内側フランジ部のいずれかに溶接され、連通孔はウエル部と内側ハンプ部との間の部位、すなわち内側サイドウォール部やレッジ部に形成される。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、所望の気柱共鳴減衰効果を有する2ピース型の車両用ホイールを低コストで提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の第1実施形態をなす車両用ホイールの縦断面図である。
図2図1のA方向から見た図である。
図3図1の要部の拡大断面図である。
図4】本発明の第2実施形態を示す図3相当図である。
図5】本発明の第3実施形態を示す図3相当図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の第1実施形態に係わる2ピース型のスチール製車両用ホイール1について、図1図3を参照しながら説明する。
図1図2に示すように、車両用ホイール1は周知の車両用ホイールと同様に、略円筒形状のリム10と略円盤形状のディスク20とを備えている。
【0019】
図1には車両用ホイール1の中心軸Laが示されている。以下の説明において、車両用ホイール1を車両に装着した状態で中心軸Laに沿って車両を向く方向を中心軸方向内向き、車両と反対方向を中心軸方向外向きと定義する。
【0020】
上記リム10は、帯板を丸めてその両端を溶接して円筒体を得た後、この円筒体をロール成形することにより得られるものであり、ウエル部11(最小径部)と、このウエル部11から中心軸方向外向きに順に、サイドウォール部12a、ハンプ部13a,ビードシート部14a,フランジ部15aを有するとともに、このウエル部11から中心軸方向内向きに順に、サイドウォール部12b、レッジ部16、ハンプ部13b,ビードシート部14b,フランジ部15bを有している。
【0021】
上記ウエル部11はリム10において最も小径をなし、タイヤ装着の過程で、タイヤのビード部が一時的に入り込む凹所を提供する。
上記一対のビードシート部14a,14bはタイヤ(図示しない)のビード部を載せ、一対のフランジ部15a,15bはこれらビード部を保持し、一対のハンプ部13a,13bは、これらビード部の横ずれを防止する。
タイヤが装着された状態で、タイヤの内部空間は密閉された主気室2となる。
【0022】
上記ディスク20は平板を絞り成形することにより得られ、円盤部21と、この円盤部21の周縁から中心軸方向内向きに延びる略円筒状のフランジ部22とを有している。
上記円盤部21はその中央で車軸に固定されるが、周知構造であるのでその詳細な説明を省略する。
上記フランジ部22が上記リム10のウエル部11に嵌入固定されることにより、リム10とディスク20からなる2ピース型の車両用ホイール1が得られる。
【0023】
次に本発明の特徴部について図1図3を参照しながら説明する。上記ディスク20のフランジ部22は、上記リム10のウエル部11に嵌入される略円筒形状の嵌入部22aと、この嵌入部22aから中心軸方向内向きに延長された延長部22bとを有している。
上記嵌入部22aの中心軸方向外側の縁部は、ウエル部11に全周にわたって溶接されている。この溶接部位を符号31で示す。
【0024】
上記ディスク20のフランジ部22の延長部22bは、嵌入部22aと同径の略円筒形状をなすが、その端縁部22xは径方向外向きに立ち上がって鍔形状をなし、その外周縁が上記リム10のレッジ部16の内周面に当たり、全周にわたって溶接されている。この溶接部位を符号32で示す。本実施形態では端縁部22xは中心軸Laと直交する平面上に位置するが、中心軸Laに対して傾いていてもよい。
【0025】
上記ディスク20のフランジ部22の延長部22bと、上記リム10の内側サイドウォール部12bおよびレッジ部16(上記リム10においてウエル部11より中心軸方向内向きに位置する内側部位)の互いの対向面は、後述する凸部22yの形成領域を除いて互いに離れており、これら互いに離れた対向面により、周方向に延びる円弧状の閉鎖空間41が形成されている。この空間41が副気室として提供される。
【0026】
上記延長部22bには周方向に等間隔をなして径方向外向きに突出する複数(本実施形態では5つ)の凸部22yが形成されており、これら凸部22yは、サイドウォール部12bおよびレッジ部16に沿った断面形状をなし、これらの内周面に当接している。その結果、上記副気室41はこれら凸部22yによって分断され、互いに独立して周方向に配置されている。なお、これら副気室41は溶接部位31,32により外部から遮断されている。
【0027】
上記レッジ部16には、上記複数の副気室41をそれぞれタイヤの内部空間2(主気室)に連通させるための連通孔42が形成されている。副気室41と連通孔42により、共鳴器40(ヘルムホルツ共鳴器)が構成されている。各共鳴器40の連通孔42は副気室41の例えば周方向中央に位置しており、これにより複数の共鳴器40の連通孔42が周方向に等間隔離れている。ただし、連通孔42の周方向位置は不等間隔であってもよい。
【0028】
上記共鳴器40の共鳴周波数は、副気室41の体積、連通孔42の断面積および長さ等により決定されるが、この共鳴周波数が主気室2での気柱共鳴の減衰させたい周波数帯にほぼ対応するように、設計されている。
【0029】
上記車両用ホイール1のリム構造では、5つ(複数)の共鳴器40が、車両走行中にタイヤが路面から衝撃を受けた時に生じる主気室2の気柱共鳴のエネルギーを減衰させ、ロードノイズを低減させることができる。5つの共鳴器40の連通孔42は周方向に等間隔離間しているので、タイヤの衝撃入力箇所による減衰効果のばらつきを抑制することができる。
【0030】
本実施形態では、リム10とディスク20だけで、別途中空部材を用いることなく共鳴器40が得られるので、製造コストを抑えることができる。
【0031】
本実施形態の車両用ホイール1は、ディスク20のフランジ部22が延長部22bを有しているので、従来の2ピース型車両用ホイールより質量が増大する。その反面、この延長部22bは、ホイール1を車両に装着した状態にあるときホイール1の車軸への固定部の中心を通って車両の前後方向に延びる軸Lbから中心軸方向内側に離間しているため、この軸Lb回りの車両用ホイール1の慣性モーメントを増大させることができる。なぜなら、この慣性モーメントは軸Lbからの距離の2乗に比例し、質量に比例するからである。慣性モーメントの増大により、車両用ホイール1の軸Lb回りの振動を低減でき、この振動に起因したロードノイズを低減できる。
【0032】
次に、本発明の他の実施形態について図面を参照しながら説明する。これら実施形態において、先行する実施形態に対応する構成部には同番号を付してその詳細な説明を省略する。
【0033】
図4に示す第2実施形態では、ディスク20のフランジ部22の延長部22bは、第1実施形態より長く延び、中心軸方向内向きに漸次径を増大させてテーパ状をなしている。この延長部22bの内端縁部22xが内側ビードシート部14bの内周面に溶接されている。ただし、ディスク20のフランジ部22の延長部22bは、中心軸方向内向きに漸次径を縮小させてテーパ状をなしていてもよいし、径を変化させる割合は一定でなくてもよい。
【0034】
上記第1、第2実施形態において、連通孔42は、内側サイドウォール部12bに形成してもよい。
【0035】
図5に示す第3実施形態では、リム10は第1、第2実施形態のレッジ部16を有さない。ディスク20のフランジ部22の延長部22bは、中心軸方向内向きに向かって漸次径を増大させてテーパ状をなし、その内端縁部22xが内側フランジ部15bの軸方向内側の面に溶接されている。連通孔42は内側のサイドウォール部12bに形成されている。
この実施形態では、延長部22bがビードシート部14bを越えて延び、内端縁部22xが内側フランジ部15bに溶接されるため、リム10にレッジ部16が無くても、副気室41の容積を十分に確保することができる。
【0036】
本発明は、上記実施形態に制約されず、種々の態様を採用することができる。
上記実施形態では、径方向外向きに突出する凸部22yにより複数の副気室を仕切ったが、リムおよびディスクと別体をなす仕切部材により仕切ってもよい。
上記実施形態では、上記副気室を仕切る凸部が直接にリム内周に当てられているが、シール材を介して間接的にリム内周に当てられていてもよい。
【0037】
上記実施形態では、溶接部位31が、ディスクのフランジ部の嵌入部とリムの最小径部の当接領域の端縁に設けられているが、当接領域の軸方向中間部に設けられていてもよい。
上記実施形態では、ディスクのフランジ部の延長部により副気室を形成したが、このフランジ部を設けず、ディスクの嵌入部とリムの最小径部との間に副気室を設けてもよい。この場合には、ディスクの嵌入部に径方向内方向に突出する突出部を形成する。
車両用ホイールはスチール製が好ましいが、アルミ合金やマグネシウム合金等であってもよい。
リムがウエル部を有さない車両用ホイールにあっては、リムにおいて両端部を除く領域が円筒形状の最小径部となり、この領域にディスクのフランジ部が嵌合される。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明は、気柱共鳴を減衰する機能を有する2ピース型の車両用ホイールに適用することができる。
【符号の説明】
【0039】
2 主気室(タイヤの内部空間)
10 リム
11 ウエル部(リム最小径部)
12a,12b サイドウォール部
13a,13b ハンプ部
14a,14b ビードシート部
15a,15b フランジ部
16 レッジ部
20 ディスク
21 円盤部
22 フランジ部
22a 嵌入部
22b 延長部
22x 内端縁部
22y 凸部
31,32 溶接部位
40 共鳴器
41 副気室
42 連通孔
図1
図2
図3
図4
図5