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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-134620(P2015-134620A)
(43)【公開日】2015年7月27日
(54)【発明の名称】封緘装置
(51)【国際特許分類】
   B65B 7/02 20060101AFI20150701BHJP
   B43M 5/04 20060101ALI20150701BHJP
【FI】
   B65B7/02
   B43M5/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2014-6025(P2014-6025)
(22)【出願日】2014年1月16日
(71)【出願人】
【識別番号】390002129
【氏名又は名称】デュプロ精工株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100081422
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 光雄
(74)【代理人】
【識別番号】100084146
【弁理士】
【氏名又は名称】山崎 宏
(74)【代理人】
【識別番号】100118625
【弁理士】
【氏名又は名称】大畠 康
(74)【代理人】
【識別番号】100144200
【弁理士】
【氏名又は名称】奥西 祐之
(72)【発明者】
【氏名】松下 健
【テーマコード(参考)】
3E049
【Fターム(参考)】
3E049AA06
3E049AB06
3E049BA04
3E049CA06
3E049DA06
3E049DB07
3E049EA02
3E049EB02
3E049EC03
(57)【要約】
【課題】分厚い内容物を封入する場合でも、フラップを、折れや、しわのない綺麗な状態で封筒本体の背面に貼着できる封緘装置を提供する。
【解決手段】封緘装置は、フラップ(Nb)を封筒搬送幅方向に沿った折り目で折り曲げる折り部(4)と、フラップ(Nb)を封筒本体(Na)の背面に貼着する封止部(5)と、折り部(4)及び封止部(5)の動作を制御する制御部(6)と、封筒搬送方向における基準位置(P0)を検出する位置検出器(7)と、を備え、封止部(5)は、封筒本体(Na)のフラップ側の端部の表面に当接する受け部材(52)と、受け部材(52)に上方から対向する封緘部材(51)とを備え、封緘部材(51)は、封筒搬送方向の下流側に向かって下方に突出する押圧面(51b)を有し、フラップ(Nb)を封筒本体(Na)の背面に圧接する押圧位置(A2)と、押圧面(51b)の封筒搬送方向の上流端縁(51c)が封筒(N)の開口部の開口高さよりも高く位置する待機位置(A1)との間で変位可能となっている。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
未封緘状態の封筒のフラップを封筒搬送幅方向に沿った折り目で封筒背面側に折り曲げる折り部と、前記折り部の封筒搬送方向の下流側に配置され、前記フラップを封筒本体の背面に貼着する封止部と、前記折り部及び前記封止部の動作を制御する制御部と、封筒搬送方向における前記封筒の基準位置を検出する位置検出器と、を備えた封緘装置において、
前記折り部は、封筒搬送方向の折り加工位置の前記封筒に対し、前記フラップを折り曲げるように構成され、
前記封止部は、前記封筒本体の前記フラップ側の端部の表面に当接する受け部材と、前記受け部材に上方から対向配置されると共に封筒搬送方向の下流側に向かって下方に突出する押圧面を有する封緘部材と、を備え、
前記封緘部材は、封筒搬送方向の封緘位置の前記封筒に対し、前記押圧面と前記受け部材との間で前記フラップの接着面と前記封筒本体の背面とを圧接する押圧位置と、該押圧位置よりも前記受け部材から離れた位置であって、前記押圧面の封筒搬送方向の上流端縁が前記封筒の開口部の開口高さよりも高く位置する待機位置との間で、封緘部材駆動機構により変位可能となっている、ことを特徴とする、封緘装置。
【請求項2】
請求項1に記載の封緘装置において、
前記折り部は、前記封筒本体と前記フラップとのなす開き角度が90度以上に開いた状態となるように設定されている、封緘装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の封緘装置において、
前記制御部は、前記位置検出器によって検出される前記基準位置に基づき、前記封緘部材を前記押圧位置に変位させる、封緘装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一つに記載の封緘装置において、
前記封筒を封筒搬送方向に沿って搬送する搬送機構を備え、
前記制御部は、さらに前記搬送機構による封筒搬送量及び搬送位置を制御するようになっており、前記基準位置を基準として、前記折り加工位置、及び前記封止部による封緘作業が行われる前記封緘位置に、前記封筒を移動させる、封緘装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか一つに記載の封緘装置において、
前記待機位置の前記封緘部材の前記上流端縁の高さは、前記折り部で折り曲げられた前記フラップの先端よりも低い位置に設定されている、封緘装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか一つに記載の封緘装置において、
前記封緘部材は回転自在なローラにより構成されている、封緘装置。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一つに記載の封緘装置において、
前記封緘部材の前記押圧面は、弾性部材により構成されている、封緘装置。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれか一つに記載の封緘装置において、
前記封緘部材よりも封筒搬送方向の上流側には、前記封筒本体の高さを上方から制限する高さ制限部材が配置されている、封緘装置。
【請求項9】
請求項8に記載の封緘装置において、
前記高さ制限部材による制限高さは、前記待機位置の前記封緘部材の封筒搬送方向の前記上流端縁よりも、低い位置に設定されている、封緘装置。
【請求項10】
請求項8又は9に記載の封緘装置において、
前記高さ制限部材は、上下動可能に構成されている封緘装置。
【請求項11】
請求項8乃至10のいずれか一つに記載の封緘装置において、
前記高さ制限部材は、回転自在なローラで構成されている、封緘装置。
【請求項12】
請求項4を引用する請求項8に記載の封緘装置において、
前記搬送機構は、上下一対のローラにより構成されており、
前記上下一対のローラの上側のローラが、前記高さ制限部材である、封緘装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、便箋、書類、冊子、景品あるいはサンプル品等の内容物が封入された封筒を、封緘する封緘装置に関し、特に厚みの大きい嵩高い内容物が封入された封筒に適した封緘装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、手作業による封緘作業に対し、フラップを折り曲げた後、さらにフラップを折り畳んで封筒本体側に貼着する封緘装置は開発されている(特許文献1及び2)。
【0003】
特許文献1及び2の封緘装置の折り部は、封筒搬送幅方向に沿って形成された折り目で、フラップを折り曲げる構造となっており、封止部は、図9に示すように、上下一対の押圧ローラ101、102を備え、これらの押圧ローラ101,102間で封筒本体Na及び折曲げ状態のフラップNbを挟圧することにより、フラップNbを封筒本体Naの背面に貼着するようになっている。押圧ローラ101、102は回転自在に構成され、かつ、常時、相互に圧接した状態に維持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9−175097号公報
【特許文献2】特開平7−144498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
図9のように、上下の押圧ローラ101、102の上下方向の間隔が0(ゼロ)に配設された封止部であると、冊子等のように分厚い内容物Mが封入されている場合には、封筒本体Naの開口部Ndが大きく開き、開口部Ndの上端Ncの高さHが高くなる。そうすると、上下方向の間隔が0(ゼロ)に配設された押圧ローラ101、102では、開口部Ndの上端Ncを上方から上手に押さえられない場合が生じる。この場合は、フラップNbにより押さえられる開口部Ndの上端Ncが折れ曲がったり、あるいは、貼着されたフラップNbにしわが生じてしまい、綺麗な状態に封緘することが困難になる。
【0006】
本発明の目的は、分厚く、嵩高い内容物を封入している場合でも、フラップを、折れや、しわのない綺麗な状態で封筒本体の背面に貼着できる封緘装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明は、未封緘状態の封筒のフラップを封筒搬送幅方向に沿った折り目で封筒背面側に折り曲げる折り部と、前記折り部の封筒搬送方向の下流側に配置され、前記フラップを封筒本体の背面に貼着する封止部と、前記折り部及び前記封止部の動作を制御する制御部と、封筒搬送方向における前記封筒の基準位置を検出する位置検出器と、を備えた封緘装置において、前記折り部は、封筒搬送方向の折り加工位置の前記封筒に対し、前記フラップを折り曲げるように構成され、前記封止部は、前記封筒本体の前記フラップ側の端部の表面に当接する受け部材と、前記受け部材に上方から対向配置されると共に封筒搬送方向の下流側に向かって下方に突出する押圧面を有する封緘部材と、を備え、前記封緘部材は、封筒搬送方向の封緘位置の前記封筒に対し、前記押圧面と前記受け部材との間で前記フラップの接着面と前記封筒本体の背面とを圧接する押圧位置と、該押圧位置よりも前記受け部材から離れた位置であって、前記押圧面の封筒搬送方向の上流端縁が前記封筒の開口部の開口高さよりも高く位置する待機位置との間で、封緘部材駆動機構により変位可能となっている。
【0008】
上記封緘装置において、好ましくは次の構成を採用する。
【0009】
(a)前記折り部は、前記封筒本体と前記フラップとのなす開き角度が90度以上に開いた状態となるように設定されている。
【0010】
(b)前記制御部は、前記位置検出器によって検出される基準位置に基づき、前記封緘部材を前記押圧位置に変位させる。
【0011】
(c)前記封筒を封筒搬送方向に沿って搬送する搬送機構を備え、前記制御部は、さらに前記搬送機構による封筒搬送量及び搬送位置を制御するようになっており、前記基準位置を基準として、前記折り加工位置、及び前記封止部による封緘作業が行われる前記封緘位置に、前記封筒を移動させる。
【0012】
(d)前記待機位置の前記封緘部材の前記上流端縁の高さは、前記折り部で折り曲げられた前記フラップの先端よりも低い位置に設定されている。
【0013】
(e)前記封緘部材は回転自在なローラにより構成されている。
【0014】
(f)前記封緘部材の前記押圧面は、弾性部材により構成されている。
【0015】
(g)前記封緘部材よりも封筒搬送方向の上流側には、前記封筒本体の高さを上方から制限する高さ制限部材が配置されている。この場合、さらに好ましくは、前記高さ制限部材による制限高さは、前記待機位置の前記封緘部材の封筒搬送方向の前記上流端縁よりも、低い位置に設定される。
【0016】
(h)前記高さ制限部材は、上下動可能に構成される。
【0017】
(i)前記高さ制限部材は、回転自在なローラで構成されている。
【0018】
(j)前記搬送機構及び高さ制限部材を備えた封緘装置において、さらに好ましくは、前記搬送機構は、上下一対のローラにより構成されており、上記一対のローラの上側のローラが、前記高さ制限部材である。
【発明の効果】
【0019】
(1)本発明によると、封筒の封筒搬送方向の移動だけで、折り加工及び封緘作業を順次実施でき、作業能率が良く、かつ、封緘装置をコンパクトにできる。
【0020】
(2)本発明によると、封緘部材は、封筒搬送方向の下流側に向かって下方に突出する押圧面を有し、しかも、フラップの接着面を封筒本体の背面に圧接する押圧位置と、押圧面の封筒搬送方向の上流端縁が前記封筒の開口部の開口高さよりも高く位置する待機位置との間で変位可能となっているので、分厚く、嵩高い内容物を封入している場合でも、フラップを、折れや、しわのない綺麗な状態で封筒本体の背面に貼着でき、品質の良い封緘部分を提供できる。
【0021】
(3)上記構成(a)によると、折り部は、封筒本体とフラップとが90度以上に開いた状態に折り曲げれば良いので、鋭角に折る曲げる場合に比べ、折り加工が容易である。
【0022】
(4)上記構成(b)によると、封緘作業時の封筒の位置が精度良く設定されるので、精度良く封緘作業を行うことができる。
【0023】
(5)上記構成(c)によると、封筒を、封筒搬送方向における折り加工位置及び封緘位置に、簡単かつ精度良く移動することができ、これによっても、精度良く、折り加工及び封緘作業を行うことができる。
【0024】
(6)上記構成(d)によると、封緘部材の上流端縁は、待機位置において、折り曲げ状態のフラップの先端よりも低く位置しているので、確実にフラップを折り畳むことができる。
【0025】
(7)上記構成(e)によると、前記封緘部材は回転自在なローラなので、封緘作業時、フラップの上面を、滑らかに移動することができる。
【0026】
(8)上記構成(f)によると、封緘部材の押圧面が弾性部材なので、フラップ全体を、隈無く押圧することができる。
【0027】
(9)上記構成(g)によると、高さ制限部材により、封筒の開口部の最高位を低く抑制できる。特に、制限高さを、待機位置の前記封緘部材の封筒搬送方向の上流端縁よりも、低い位置に設定することにより、確実にフラップにより、開口部の上端を上方から押さえ付けることができる。また、上記構成(h)のように、高さ制限部材を上下動可能とすると、所望の高さで高さ制限を行うことができる。
【0028】
(10)上記構成(i)によると、高さ制限部材を回転自在なローラで構成するので、封筒の搬送を妨げることがない。
【0029】
(11)上記構成(j)によると、上下一対の搬送ローラにより搬送機構を構成し、かつ、上側のローラを高さ制限部材としているので、部品点数の削減及び装置のコンパクト化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1】本発明に係る封緘装置の縦断面略図である。
図2】基準位置検出時の状態を示す図1の封緘装置の縦断面略図である。
図3】折り加工時の状態を示す図1の封緘装置の縦断面略図である。
図4】封緘作業時の状態を示す図1の封緘装置の縦断面略図である。
図5】折り部の簡略斜視図である。
図6】糊塗布部の簡略斜視図である。
図7】封緘作業時の封筒先端部の拡大縦断面図である。
図8】封緘作業前の封筒の斜視図である。
図9】従来の封緘装置による封緘作業時の封筒先端部の拡大縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
まず、図8により、本願の封緘装置により封緘される封筒Nの一例を簡単に説明する。この封筒Nは、郵送に使用される通常の封筒Nであり、開口部Ndを有する袋状の封筒本体Naと、該封筒本体Naの表面側の一端に形成された折曲げ可能なフラップNbとから構成されている。フラップNbの裏面には、加熱せずに、押圧するのみで、接着可能な接着剤Kが予め塗布されている。勿論、接着剤が予め塗布されていない封筒も、後述するオプションの糊塗布部を使用することにより、封緘することができる。
【0032】
図1乃至図7は、本願発明に係る封緘装置であり、これらの図面に基づいて、本発明の一実施の形態を説明する。図1において、封緘装置は、封筒搬送方向F1の上流端側から下流端側に向かって、封筒供給台2、搬送機構3、折り部4、及び封止部5を順に備えており、また、封緘装置内の適宜箇所に制御部6を備えている。封止部5には、封筒搬送方向F1における封筒Nの基準位置P0(図2の位置)を検出するための位置検出器7が配置されている。さらに、該実施の形態では、折り部4と封止部5との間に、糊塗布部(仮想線で示す)9が選択的に設置される。なお、説明の都合上、内容によっては、封筒搬送方向F1の下流側を封緘装置及び他の部材の「前側」と称し、封筒搬送方向F1の上流側を、封緘装置及び他の部材の「後側」と称して説明する。
【0033】
封筒供給台2の上端の給紙面2aは、略水平な搬送面Dの一部を構成している。作業者は、内容物Mを収納した未封緘状態の封筒Nを給紙面2a上に載せ、封筒搬送方向F1の下流側に向けて、封筒Nを略水平状態で送り出すことができる。
【0034】
搬送機構3は、搬送面Dの下側に配置された駆動ローラ31と、駆動ローラ31と対向するように搬送面Dの上側に配置された押さえローラ32とから構成されている。駆動ローラ31は、上端が搬送面Dと略同一高さになる位置に設置され、ステッピングモータ又は単なる電動モータからなる搬送駆動部33に連結されており、正回転方向B1及び逆回転方向B2のいずれの回転方向にも切換回転可能となっている。搬送駆動部33は制御部6の出力部に電気的に接続され、制御部6からの指令により、駆動ローラ31は、所定のタイミングで、所定の回転方向(B1又はB2)に、所定の回転量(回転角度)だけ回転する。また、駆動ローラ31又は搬送駆動部33には、エンコーダ等の回転角検出機構が設けられ、駆動ローラ31又は搬送駆動部33の回転量(又は回転角)を制御部6に入力できる。
【0035】
上側の押さえローラ32は、ばね35により下方に付勢されると共に、電動モータ等のローラ昇降駆動部36により、上下方向に移動可能となっている。すなわち、押さえローラ32は、封筒Nを下側の駆動ローラ31との間で挟圧する下降位置と、封筒の背面(図1の上側の面)から上方に離れた上昇位置との間で、上下方向に変位可能となっている。この上側の押さえローラ32は、搬送面D上の封筒Nの高さを制限する高さ制限部材として利用される。ローラ昇降駆動部36は、制御部6に電気的に接続され、制御部からの指令により、所定のタイミングで駆動する。
【0036】
折り部4は、搬送面Dの下側に配置された下型41と、下型41に上方から対向する上型42とを備えており、下型41には略V字状の折り加工溝41aが形成され、上型42は、前記折り加工溝41aに嵌入可能な厚板状に形成されている。上型42はリンク機構等を有する上型昇降駆動部43に連動連結され、該昇降駆動部43により昇降される。上型昇降駆動部43は、制御部6に電気的に接続され、制御部からの指令により、所定のタイミングで駆動する。
【0037】
図5は、折り部4の斜視図であり、上型42及び下型41は、封筒搬送幅方向Wに長く延びており、封筒搬送幅方向Wの略全幅に亘っている。折り部4により、未封緘状態の封筒Nに対し、封筒搬送幅方向Wに沿った折り目Xで、フラップNbを折り曲げる。また、上型42の下降位置を調整することにより、折り加工される封筒NのフラップNbと封筒本体Naとのなす開き角度θ(図3)を調節することが可能である。本実施の形態では、折り加工後の前記開き角度が少なくとも90度以上となるように、上型42の下降位置を設定してある。
【0038】
図1において、封止部5は、搬送面Dの上方に配置された封緘部材51と、搬送面Dの下側に略水平に配置された平板状の受け部材52と、前記封緘部材51を、実線で示す待機位置A1と、仮想線で示す押圧位置A2と、の間で変位させる封緘部材駆動機構53と、を備えている。
【0039】
受け部材52は、折り部4の下型41の封筒搬送方向F1の下流側、すなわち前側に隣接配置されており、受け部材52の封筒搬送方向F1の長さは、少なくとも封筒NのフラップNbの長さより大きくなっている。封緘部材51は、円筒状のローラにより構成されており、封緘部材51の円筒状の外周層51aは、ゴムやスポンジ等の弾性部材より形成されている。該実施の形態の封緘部材51は、円筒状のローラであるので、円筒状外周面のうち、後下部の略四半円部分が、押圧面51bとして利用される。すなわち、前記押圧面51bは、封筒搬送方向F1の上流端縁51cから封筒搬送方向F1の下流側に向かって下方に突出する円弧形状となっており、封緘部材51の下端縁又はその近傍に亘る範囲に形成されている。
【0040】
待機位置A1の封緘部材51の上流端縁51cの高さは、折り部4で折り曲げられたフラップNbの先端Neよりも低い位置に設定されている。また、前述の高さ制限部材として機能する搬送機構3の上側押さえローラ32は、上昇位置において、押さえローラ32の下端(制限高さ)が、待機位置A1の封緘部材51の上流端縁51cよりも、低くなるように構成されている。
【0041】
封緘部材駆動機構53は、概ねS字状に形成された揺動アーム組立体55と、該揺動アーム組立体55を駆動するための正逆転切換可能な電動モータ56と、該電動モータ56と揺動アーム組立体55とを連動連結する上下一対のリンク部材57、58と、を備えている。揺動アーム組立体55は、下側の主アーム55aと上側の副アーム55bとから構成されている。主アーム55aは、その下端が支軸61に前後方向(封筒搬送方向F1の下流側及び上流側)に揺動自在に支持されると共に、湾曲状に上方に延びている。副アーム55bは、主アーム55aの上端部に支軸62を介して上下方向揺動自在に支持されており、前記支軸62から後方に延び、その後端部に封緘部材51を回転自在に支持している。副アーム55bには、支軸62から前方に傾斜するように下方に延びる延長部55b1が一体に形成されており、この延長部55b1の下端部に形成されたばね係止部63と、主アーム55aの上部の前端に形成されたばね係止部64との間には、封緘部材51を下方に付勢するコイルばね65が張設されている。延長部55b1のばね係止部63は、副アーム55bのストッパの役目も有しており、ばね係止部63が主アーム55aの上部の後側縁に後側から当接することにより、封緘部材51を図1に示す位置に係止している。
【0042】
上下のリンク部材57、58の内、下側のリンク部材58の下端部は、ボス部分を介して主アーム55aの下端部と一体回転可能に結合されており、支軸61から上方に延びている。すなわち、下側のリンク部材58は、主アーム55aと一体的に、支軸61回りに前後方向に揺動する。上側のリンク部材57は、下側のリンク部材57の上端部に回動自在に連結されると共に、前方(封筒搬送方向F1の下流側)に延びており、上側のリンク部材57の前端部は、電動モータ56の出力回転板66に設けられた偏心ピン68に回動自在に連結されている。出力回転板66は、電動モータ56の出力軸56aに同軸心に固着されている。
【0043】
図1に示す封緘部材駆動機構53の状態は、封緘部材51を待機位置A1に位置させる待機状態であり、この待機状態において、偏心ピン68は、出力回転板66の略前端部に位置している。この待機状態から出力回転板66を回転方向R1に一回転させることにより、揺動アーム組立体55及び下側のリンク部材58を支軸61回りに後方に一回往復揺動させる。これにより、封緘部材51は、待機位置A1から後下方に移動して最終の押圧位置A2まで移動し、続いて、最終の押圧位置A2から前上方に移動して待機位置A1に戻る。なお、封緘部材51は、待機位置A1から後下方へ移動する途中において、封筒が存在しない場合は受け部材52の上面に当接するが、当接した後は、副アーム55bがコイルばね65の弾性力に抗して支軸62回りに矢印E1方向に回動する。これにより、封緘部材51は、下方への押圧力を維持しつつ、受け部材52上を速やかに後方に回転移動し、最終の押圧位置A2に至る。
【0044】
封緘部材51を待機位置A1に停止させるために、出力回転板66の径方向外方に二股状の光式回転角センサ81が配置され、出力回転板66の回転軸方向側方に、前記回転角センサ81の二股部分間を周方向に通過可能な円弧状のセンサ検知板(遮蔽板)82が設けられている。光式回転角センサ81は、制御部6の入力部に電気的に接続されており、封緘部材51の待機位置A1に対応する出力回転板66の位置を、センサ検知板82の周方向の端縁82aを検知することにより検出し、その検出信号を制御部に入力する。具体的には、センサ検知板82の回転方向R1の反対側の端縁82aが、検知対象端縁となっており、前記検知対象端縁82aが光式回転角センサ81の二股部内を通過することにより、回転角センサ81は検知光の遮蔽状態から透過状態への変化を検知し、制御部6に検知信号を入力する。なお、回転角センサ81の検知時点から実際に電動モータ56が停止するまでには、若干のタイムラグがあるため、好ましくは、封緘部材51の待機位置A1に対応する回転角の少し前に、検知対象端縁82aが回転角センサ81の二股部を通過するように設定される。
【0045】
図1において、封筒Nの基準位置P0を検出するための位置検出器7は、搬送面Dの上方に配置された発光部71と搬送面Dより下方に配置された受光部72とから構成されており、発光部71から発せられる検知光が、受け部材52の上方空間から受け部材52の前端近傍を前下方に通過し、受光部72に至るように、発光部71及び受光部72が配置されており、受光部72は、制御部6に電気的に接続されている。発光部71及び受光部72の配置位置を具体的に説明すると、図2に示すように、搬送面D内を前方に送られる未封緘状態の封筒NのフラップNb及び封筒本体Naの前端部が、下型41の折り加工溝41aよりも前方に通過し、フラップNbの先端(前端)Neが受け部材52の前端から少し前方に突出した位置を、封筒Nの基準位置P0と設定し、この基準位置P0に達した時のフラップNb1の先端Neを、位置検出器7により検知し、制御部6に検知信号を入力する。なお、この位置検出器7においても、検知時点から実際に封筒Nを停止させる時点とのタイムラグを考慮して、好ましくは、フラップNbの先端Neを検出時点から若干前方に移動した位置を基準位置と設定することが好ましい。
【0046】
図6は、糊塗布部9の簡略斜視図であり、封止部5の受け部材52の上面に載せられたフラップNbに対し、上下方向及び封筒搬送幅方向Wに移動可能なテープ糊カセット91により、封筒搬送幅方向Wに沿って帯状にテープ糊Kを塗布することができる。テープ糊カセット91内には、図示しないがテープ糊供給リール及び巻き取りリールが配置され、テープ糊カセット91の下端部に、加圧ローラ92が回転自在に設けられている。テープ糊は、テープ糊供給リールから加圧ローラ92に供給され、フラップNbに塗布された後、巻き取りリールに巻き取られる。
【0047】
テープ糊カセット91の移動行程は、封筒搬送幅方向Wの一端側の作動開始位置PS0から下降位置PS1まで下降し、下降位置PS1から搬送幅方向Wの他端側に移動することにより、糊を封筒NのフラップNbの裏面(接着面)に塗布して行く。他端終了位置PS2まで至った後は、位置PS3まで上昇し、作業開始位置PS0に戻る。
【0048】
[制御部6による制御内容の概略]
図1において、制御部6は、搬送機構3に関しては、駆動ローラ31の回転方向B1及びB2の切換制御、駆動ローラ31の動作のオンオフ制御、駆動ローラ31の回転角(回転量)の制御、並びに押さえローラ32の昇降動作の制御を行い、折り部4に関しては、上型42の昇降動作の制御を行い、封止部5に関しては、封緘部材駆動機構53による封緘部材51の移動制御を行う。搬送機構3の駆動ローラ31の前記制御は、位置検出器7により検出された封筒Nの基準位置P0に基づいて実行される。
【0049】
制御部6による制御の順序は、以下の通りである。
【0050】
(1)図2において、位置検出器7でフラップNbの先端Neを検出することにより、封筒搬送方向F1における封筒Nの基準位置P0(図2)を設定する。
【0051】
(2)前記基準位置P0の検出により、搬送機構3の押さえローラ32の下降動作、及び駆動ローラ31の逆回転方向B2への回転動作が実行される。すなわち、駆動ローラ31を所定回転角だけ逆回転方向B2に回転させることにより、封筒Nを基準位置P0から後方に搬送し、折り加工位置P1(図3)に停止させる。
【0052】
(3)図3において、折り加工位置P1の封筒Nに対し、折り部4の上型42を下降させ、折り目Xで封筒NのフラップNbを上方に折り曲げる。
【0053】
(4)折り加工後、駆動ローラ31の正回転方向B1への動作が実行される。すなわち、駆動ローラ31を所定回転角度だけ正回転方向B1に回転させることにより、封筒Nを前方に搬送し、 図4に示す封緘位置P2に停止させる。
【0054】
(5)図4において、封緘位置P2の封筒Nに対し、電動モータ56を駆動して出力回転板66をR1方向に一回転させることにより、揺動アーム組立体55を、待機状態→押圧状態→待機状態と変化するように一往復動させる。これにより、封緘部材51も、待機位置A1→押圧位置A2→待機位置A1と変化する。
【0055】
(6)封緘作業終了後、駆動ローラ31の逆回転方向B2への動作が実行される。すなわち、駆動ローラ31を所定回転角だけ逆回転方向B2に回転させることにより、封緘済みの封筒Nを後方に適宜量だけ戻し、そして、押さえローラ32を上昇させる。
【0056】
上記制御内容に基づく封緘作業の一例を説明する。
【0057】
(1)図8において、作業者は、冊子あるいは書類等の内容物Mを、未封緘状態の封筒Nの開口部Ndから封筒本体Na内に収納する。封筒NのフラップNbは封筒本体Naの表面と略同一平面まで開いた状態となっており、フラップNbの裏面には、前述の接着剤Kが帯状に塗布されている。
【0058】
(2)図2において、封緘作業前、搬送機構3の上側の押さえローラ32は上昇位置まで上昇しており、封止部5の封緘部材51は待機位置A1に位置している。また、折り部4の上型42は上昇している。
【0059】
(3)図2において、作業者は、封筒本体Naの背面を上に向け、フラップNbを前方に向けた状態で、封筒Nを封筒供給台2の給紙面2aに載せ、手動により、封筒Nを前方に送り送り出す。
【0060】
(4)図2において、封筒NのフラップNb及び封筒本体Naの前端部が、搬送機構3及び折り部4を通過して、封止部5の受け部材52上に至り、位置検出器7がフラップNbの先端Neを検知すると、制御部6は、封筒Nが基準位置P0に到達したと判断し、搬送機構3に作動開始信号を送る。この作動開始信号に基づき、上側の押さえローラ32は上昇位置から下降位置に下降し、上下のローラ32、31間で封筒本体Naを挟持し、これに続き、駆動ローラ31が逆回転方向B2に所定だけ回転量だけ回転し、封筒Nを図3の折り加工位置P1まで後方に搬送し、停止する。
【0061】
(5)図3において、折り加工位置P1で停止した封筒Nに対し、折り部4の上型42が下降し、下型41の折り加工溝41a内に入り込むことにより、フラップNbは折り目Xを境に上方に折り曲げられる。この時、上型42の下降位置を調整することにより、フラップNbと封筒本体Naとのなす開き角度θが、90度以上となる。
【0062】
(6)図3に示す折り加工が終了し、上型42が上昇位置に戻ると、搬送機構3の駆動ローラ31が正回転方向B1に回転し、封筒Nを前方に搬送する。この搬送工程において、上側の押さえローラ32は、ばね35で下方に付勢されていることにより、封筒本体Naの背面を一定の押圧力で下方に押し付けている。
【0063】
(7)折り曲げ状態のフラップNb及び封筒本体Naの前端部が封止部5の受け部材52上に至ると、フラップNbの前面が待機位置A1の封緘部材51の押圧面51bの上流端縁51cの近傍に当接し、フラップNbは、若干後方に押される。
【0064】
(8)図4において、封筒Nが封緘位置P2で停止すると、封緘部材駆動機構53が作動を開始する。すなわち、電動モータ56の出力回転板66が矢印R1方向に回転することにより、揺動アーム組立体55は後方に揺動し、封緘部材51は待機位置A1から後下方に移動する。円弧状のS1は、封緘部材51の軸芯の移動軌跡を示している。
【0065】
(9)封緘部材51が待機位置A1から後下方へ移動すると、フラップNbは封緘部材51の押圧面51bにより上方から後下方へ押され、折り曲げられる。折り曲げ動作が進むと、フラップNbの裏面は、封筒本体Naの前端部の背面に一定圧で押し付けられ、接着剤層Kの接着作用により、封筒本体Naに貼着される。
【0066】
(10)封緘部材51が、図1に仮想線で示す最終の押圧位置A2に達した後は、電動モータ56が回転を続行することにより、揺動アーム組立体55は前方に引き返し、これに伴い、封緘部材51も押圧位置A2から前上方に戻る。
【0067】
(11)電動モータ56の出力回転板66が一回転して、封緘部材51が待機位置A1まで戻ると、光式回転角センサ81の検知により、電動モータ56は停止する。
【0068】
(12)封緘部材51が待機位置A1まで戻ると同時に、搬送機構3の駆動ローラ31は若干量だけ逆回転方向B2に回転し、封筒Nを封緘位置P2から少し後方に戻した後、停止し、同時に、上側の押さえローラ32が上昇する。これにより、封緘作業が完了し、作業者は封筒供給台2の封緘済みの封筒Nを取り出すことができる。
【0069】
(13)なお、フラップNbに予め糊や接着剤が塗布されてない封筒Nの封緘を行う場合には、糊塗布部9が利用できる。折り部4による折り加工前の段階で、図6の糊塗布部9によりフラップNbの裏面に糊付けをする。この場合の糊は、前述のようにテープ糊である。
【0070】
[実施の形態の効果]
(1)封緘部材51は、封筒搬送方向F1の下流側に向かって下方に突出する押圧面51bを有し、かつ、封筒Nを押圧位置A2と該押圧位置A2より上方の待機位置A1との間で変位可能となっているので、分厚く、嵩高い内容物Mを封入している場合でも、フラップNbや開口部Ndの上端Ncを、折れや、しわのない綺麗な状態で封筒本体の背面に貼着でき、品質の良い封緘部分を提供できる。
【0071】
(2)封筒Nを封筒搬送方向F1に沿って移動し、まず、封筒搬送幅方向Wに沿った折り目Xで折り折り加工を施し、続く工程で封緘部材51によりフラップNbを封筒本体Naの背面に貼着するので、封筒搬送方向F1の移動過程において、折り加工及び封緘作業を順次実施でき、作業能率率が良く、かつ封緘装置がコンパクトになる。
【0072】
(3)折り部4は、封筒本体NaとフラップNbとが90度以上に開いた状態に折り曲げれば良いので、鋭角に折る曲げる場合に比べ、折り加工が容易である。
【0073】
(4)位置検出器7で検出した封筒搬送方向F1の基準位置P0を基準として、封緘位置P2及び折り加工位置P1が決定されるので、折り加工時及び封緘作業時の封筒の位置が精度良く設定され、品質の良い封緘部分を提供することができる。
【0074】
(5)封緘部材51の上流端縁51cは、待機位置A1において、折り曲げ状態のフラップNbの先端Neよりも低く位置しているので、確実にフラップNbを折り畳むことができる。
【0075】
(6)封緘部材51は回転自在なローラにより構成されているので、封緘作業時、フラップNbの上面を、滑らかに移動できる。
【0076】
(7)封緘部材51の押圧面51bが、弾性部材により構成されているので、封緘作業時、フラップNbの全体を、隈無く押圧することができる。
【0077】
(8)高さ制限部材として利用される搬送機構3の上側押さえローラ32は、上昇位置において、その下端が、待機位置A1の封緘部材51の上流端縁51cよりも低い位置に設定されているので、確実にフラップNbにより、開口部Ndの上端Ncを上方から押さえ付けることができる。また、上下動可能であるので、所望の高さで高さ制限を行うことができる。
【0078】
(9)上下に対向配置された駆動ローラ31及び押さえローラ32により搬送機構3を構成し、上側の押さえローラ32を高さ制限部材としているので、部品点数の削減及び装置のコンパクト化を達成できる。
【0079】
[その他の実施の形態]
(1)封緘部材は、円筒状のローラには限定されず、封筒搬送方向の上流端縁から下流側に向かって下方に突出する押圧面を有する部材であれば、側面視で逆三角形状、楕円形状等、各種形状の部材が適用可能である。
【0080】
(2)前記実施の形態の封緘部材は、揺動可能な揺動アーム組立体の上端部に支持され、揺動アーム組立体の下端支軸回りに揺動する構成であるが、シリンダ等の昇降機構により、上下方向に移動する構成とすることも可能である。
【0081】
(3)前記実施の形態では、折り加工位置及び封緘位置のいずれにおいても、封筒を一旦停止させて、各加工を実施する構成となっているが、前記各位置で停止せずに、折り曲げ加工及び封緘加工を実施する構成とすることもできる。
【0082】
(4)前記実施の形態では、搬送機構の上側の押さえローラを、封筒の高さ制限部材として利用しているが、搬送機構とは別に封筒の高さを制限する部材を配置することも可能である。
【0083】
(5)前記実施の形態では、封緘作業の最初の工程で、未封緘の封筒を手作業で基準位置まで搬送するようにしているが、ローラ式の搬送機構に代えて、あるいは追加して、ベルト搬送機構等の搬送機構を備え、自動的に基準位置まで封筒を搬送する構造とすることもできる。
【0084】
(6)本発明は、封筒の搬送機構を備えていない封緘装置にも適用可能であり、その場合は、位置検出器を、折り加工位置を検出する位置と、封緘位置を検出する位置とに設けておく。手動により、封筒供給台から封筒を送り出し、各位置検出器により、封筒の各基準位置を検出したタイミングで、折り部及び封止部を順次作動させて、フラップを折り曲げ、封筒本体の背面に貼着するよう、構成することもできるのである。
【符号の説明】
【0085】
3 搬送機構
4 折り部
5 封止部
6 制御部
7 位置検出器
31 駆動ローラ
32 押さえローラ(高さ制限部材の一例)
51 封緘部材
51a 封緘部材の弾性部材製外周層
51b 封緘部材の押圧面
51c 封緘部材の上流端縁
53 封緘部材駆動機構
52 受け部材
N 封筒
Na 封筒本体
Nb フラップ
Nc 開口部の上端
Nd 開口部
Ne フラップの先端
X 折り目
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9