特開2015-135032(P2015-135032A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-135032(P2015-135032A)
(43)【公開日】2015年7月27日
(54)【発明の名称】ブロック据付装置
(51)【国際特許分類】
   E03F 3/06 20060101AFI20150701BHJP
   B66F 9/06 20060101ALI20150701BHJP
【FI】
   E03F3/06
   B66F9/06 S
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-7455(P2014-7455)
(22)【出願日】2014年1月20日
(71)【出願人】
【識別番号】592086880
【氏名又は名称】丸栄コンクリート工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100081628
【弁理士】
【氏名又は名称】水野 桂
(72)【発明者】
【氏名】棚橋 肇
(72)【発明者】
【氏名】奥村 英樹
(72)【発明者】
【氏名】安藤 直樹
【テーマコード(参考)】
2D063
3F333
【Fターム(参考)】
2D063BA05
2D063BA32
3F333AA03
3F333AB20
3F333AE38
3F333CA12
(57)【要約】
【課題】 ブロック据付装置において、前進方向の微小角度を調整し易くする。
【解決手段】 ブロック据付装置は、ブロック保持部、前輪部と後輪部を備える。後輪部は、後輪を上下動する装置を設ける。前輪部は、第1前輪と第2前輪を前後に設け、前側の第1前輪を上下動する装置と、後側の第2前輪を上下動する装置を設ける。据付時、ブロック保持部の下側にブロックを位置させ、ブロック保持部にブロックを保持し、前進させ、ブロックを据付位置に配置する。第1前輪22を左旋回又は右旋回して第1前輪の舵取り角を設定する第1前輪の舵取り装置31〜39を設ける。第1前輪は、その左右方向中央位置に旋回中心軸を配置し、左側部22aと右側部22bを分離し、左側部と右側部を個別回転可能にする。
【選択図】 図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブロック保持部は、前端に前輪部を、後端に後輪部を連結し、
後輪部は、後輪を上下動する装置を設け、
前輪部は、前輪を前後に設け、前側の第1前輪を上下動する装置と、後側の第2前輪を上下動する装置を設け、
前進時又は後退時の第1前輪上下動装置又は第2前輪上下動装置の作動で、ブロック又はその下部を乗り越える構成にし、後輪上下動装置と第1前輪上下動装置又は第2前輪上下動装置の作動で、ブロック保持部を上昇又は下降する構成にし、
据付時、ブロック保持部の下側にブロック又はその下部を位置させ、ブロック保持部にブロックを保持し、前進させ、ブロックを据付位置に配置する据付装置において、
第1前輪を左旋回又は右旋回して第1前輪の舵取り角を設定する第1前輪の舵取り装置を設けていることを特徴とするブロック据付装置。
【請求項2】
後輪を左旋回又は右旋回して後輪の舵取り角を設定する後輪の舵取り装置を設けていることを特徴とする請求項1に記載のブロック据付装置。
【請求項3】
第1前輪は、その左右方向中央位置に左旋回又は右旋回の旋回中心軸を配置していることを特徴とする請求項1又は2に記載のブロック据付装置。
【請求項4】
第1前輪は、左側部と右側部を分離し、左側部と右側部を個別回転可能にしていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のブロック据付装置。
【請求項5】
後輪は、左右に配置し、左右の後輪の左右方向中央位置に第1前輪を配置していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のブロック据付装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボックスカルバートのようなブロックを据え付ける技術に関する。
【背景技術】
【0002】
ボックスカルバートのようなブロックを多数個接続して水路や側溝を構築する場合、ブロックをクレーンで吊って所定の位置に下ろして据え付け、次のブロックを吊り下ろして前回の据付済みブロックに向けて前進させ、今回のブロックの接続端を前回の据付済みブロックの接続端に接続する。据付位置の周囲に、クレーンで吊って移動させる施工空間がない場所では、ブロック据付装置を使用する。
【0003】
ブロック据付装置は、特許文献1や2に例示されているように、ブロックを保持するブロック保持部を設けている。ブロック保持部は、後端に後輪部を、前端に前輪部を連結している。
【0004】
後輪部は、後輪を左右に配置している。後輪を正転又は逆転する回転駆動装置を設けている。後輪回転駆動装置の作動で、ブロック据付装置は前進又は後退する。また、後輪の舵取り角を設定する舵取り装置を設けている。後輪の舵取り装置の作動で、ブロック据付装置は左旋回又は右旋回する。また、後輪を上下動する装置を設けている。
【0005】
前輪部は、前輪を前後に配置している。前側の第1前輪を上下動する装置と、後側の第2前輪を上下動する装置を設けている。
【0006】
前進時又は後退時の第1前輪上下動装置又は第2前輪上下動装置の作動で、第1前輪又は第2前輪を上昇又は下降して前進又は後退する。また、後輪上下動装置と第1前輪上下動装置又は第2前輪上下動装置の作動で、ブロック保持部を上昇又は下降する。
【0007】
このブロック据付装置は、据付時、前輪部の前側にブロックを配置し、前進させる。前輪部がブロック又はその下部を乗り越える。ブロック保持部の下側にブロック又はその下部を位置させる。その後、ブロック保持部にブロックを留め、ブロック保持部を上昇させてブロックを持ち上げる。ブロック保持部にブロックを保持する。ブロック据付装置は、据付済みブロックに向けて前進させる。前輪部は、据付済みブロック又はその下部に載せる。ブロック保持部に保持したブロックは、据付位置に配置し、据付済みブロックと接続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2003−182987号公報
【特許文献2】特開2011−21418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
[課 題]
上記のようなブロック据付装置は、後輪の舵取り装置の作動で後輪の向きを設定し、左旋回又は右旋回する。ところが、前進方向の微小角度を調整し難い。また、小回り性が低く、最小旋回半径が大きい。
ブロック据付装置は、前進時の旋回性能が低く、ブロック保持部に保持したブロックを据付位置に配置する操作に手間取る。
【0010】
[着 想]
ブロック据付装置は、前輪の舵取り角を設定する前輪の舵取り装置を設けることにした。前輪部には、前側の第1前輪と後側の第2前輪がある。第1前輪は、ブロック据付装置の最前端に位置する。第1前輪の舵取り装置を設けることにした。第1前輪の舵取り装置の作動で、第1前輪を左旋回又は右旋回して左向き又は右向きにする。第1前輪の舵取り角を設定する。すると、ブロック据付装置は、前進時、第1前輪のその舵取り角に応じて左旋回又は右旋回する。前進方向の微小角度を第1前輪の舵取り装置で調整し易い。
【0011】
また、ブロック据付装置は、第1前輪の舵取り装置と後輪の舵取り装置を設けることにした。第1前輪の舵取り装置と後輪の舵取り装置の作動で、小回り性が向上する。最小旋回半径は小さくなる。
【0012】
また、第1前輪は、その左右方向中央位置に左旋回又は右旋回の旋回中心軸を配置する。更に、第1前輪は、左側部と右側部を分離し、左側部と右側部を個別回転可能にする。第1前輪の左旋回又は右旋回が円滑になる。ブロック据付装置は、左方又は右方への旋回が円滑になる。
【課題を解決するための手段】
【0013】
1.ブロック保持部は、前端に前輪部を、後端に後輪部を連結し、
後輪部は、後輪を上下動する装置を設け、
前輪部は、前輪を前後に設け、前側の第1前輪を上下動する装置と、後側の第2前輪を上下動する装置を設け、
前進時又は後退時の第1前輪上下動装置又は第2前輪上下動装置の作動で、ブロック又はその下部を乗り越える構成にし、後輪上下動装置と第1前輪上下動装置又は第2前輪上下動装置の作動で、ブロック保持部を上昇又は下降する構成にし、
据付時、ブロック保持部の下側にブロック又はその下部を位置させ、ブロック保持部にブロックを保持し、前進させ、ブロックを据付位置に配置する据付装置において、
第1前輪を左旋回又は右旋回して第1前輪の舵取り角を設定する第1前輪の舵取り装置を設けていることを特徴とするブロック据付装置。
2.上記1のブロック据付装置において、
更に、後輪を左旋回又は右旋回して後輪の舵取り角を設定する後輪の舵取り装置を設けていることを特徴とする。
3.上記1又は2のブロック据付装置において、
第1前輪は、その左右方向中央位置に左旋回又は右旋回の旋回中心軸を配置していることを特徴とする。
4.上記1、2又は3のブロック据付装置において、
第1前輪は、左側部と右側部を分離し、左側部と右側部を個別回転可能にしていることを特徴とする。
5.上記1〜4のいずれかのブロック据付装置において、
後輪は、左右に配置し、左右の後輪の左右方向中央位置に第1前輪を配置していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
ブロック据付装置は、第1前輪の舵取り装置の作動で、前進方向の微小角度を調整し易い。
また、第1前輪の舵取り装置と後輪の舵取り装置の作動で、小回り性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の実施形態におけるブロック据付装置の平面図。
図2】同ブロック据付装置の側面図。
図3】同ブロック据付装置の正面図。
図4】同ブロック据付装置の前輪部の第1前輪部分の拡大正面図。
図5図4のA−A線断面図。
図6】同第1前輪部分の拡大平面図。
図7】第1前輪の旋回状態を示す一部省略平面図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
実施形態のブロック据付装置は、図1図3に示すように、ブロック保持部1、後輪部11と前輪部21を備えている。ブロック保持部1は、後端に後輪部11を、前端に前輪部21を連結している。
【0017】
ブロック保持部1は、前後方向に長い基体2に複数の留め具3を設けている。留め具3でブロックbを基体2の下側に留める。ブロックbは、図示例では、四角筒形状のコンクリート成形品のボックスカルバートにしている。
【0018】
後輪部11は、後輪12を左右に配置している。左右の後輪12は、正転又は逆転する回転駆動装置を備えている。後輪部11の後端には、操縦席13と操作盤14を設けている。操縦席13で操作盤14を操作し、後輪12の回転駆動装置を作動する。この作動で、ブロック据付装置を前進又は後退する。また、後輪12の回転駆動装置の作動又は作動停止で、ブロック据付装置を走行又は停車する。
【0019】
また、後輪部11は、左右の後輪12の舵取り角を設定する連結部材15や油圧シリンダ16を設け、後輪の舵取り装置を構成している。操縦席13で操作盤14を操作し、後輪の舵取り装置15、16を作動する。この作動で、後輪12を左旋回又は右旋回し、後輪12の舵取り角を設定する。前進又は後退するブロック据付装置を左旋回又は右旋回する。
【0020】
更に、後輪部11は、左右の後輪12を上下動する左右の油圧シリンダ17を設け、後輪上下動装置17を構成している。操縦席13で操作盤14を操作し、後輪上下動装置17を作動する。この作動で、ブロック据付装置の後部を上昇又は下降する。
【0021】
前輪部21は、ブロック据付装置の左右方向中央位置、左右の後輪12の左右方向中央位置に前輪22、23を前後に配置している。前側の第1前輪22を上下動する装置と、後側の第2前輪23を上下動する装置を設けている。
【0022】
第1前輪上下動装置は、基体2の前端に枢軸24を左右方向に沿って取り付けている。基体2の前側には、左右にそれぞれ第1取付板25を前後方向に沿って縦に配置している。左右の第1取付板25は、それぞれ、後下端を枢軸24に回転可能に取り付け、前端部を上下動可能にしている。基体2の上側には、左右にそれぞれ油圧シリンダ26の後端を回転可能に取り付けている。左右の油圧シリンダ26は、それぞれ、ピストンロッドの前端を左右の第1取付板25の後上端に回転可能に連結している。左右の第1取付板25は、前端部の間に第1前輪22を取り付けている。操縦席13で操作盤14を操作し、第1前輪上下動装置24、25、26を作動する。この作動で、左右の第1取付板25の前端部と第1前輪22を上下動する。
【0023】
第2前輪上下動装置は、基体11の前側の左右にそれぞれ第2取付板27を前後方向に沿って縦に配置している。左右の第2取付板27は、それぞれ、後下端を枢軸24に回転可能に取り付け、前端部を上下動可能にしている。第2取付板27は、第1取付板25の内側に配置し、前端部を第1取付板25の前端部、第1前輪22の後側に配置している。基体2の上側には、油圧シリンダ28の後端を回転可能に取り付けている。油圧シリンダ28は、ピストンロッドの前端を左右の第2取付板27の後上端に回転可能に連結している。左右の第2取付板27は、前端部の間に第2前輪23を取り付けている。操縦席13で操作盤14を操作し、第2前輪上下動装置24、27、28を作動する。この作動で、左右の第2取付板27の前端部と第2前輪23を上下動する。
【0024】
第1前輪上下動装置24、25、26又は第2前輪上下動装置24、27、28の作動で、ブロック据付装置の前部を上昇又は下降する。第1前輪上下動装置24、25、26又は第2前輪上下動装置24、27、28と後輪上下動装置17の作動で、ブロック保持部1を上昇又は下降する。
【0025】
ブロック据付装置は、第1前輪22の舵取り角を設定する第1前輪の舵取り装置を設けている。第1前輪の舵取り装置は、図4図6に示すように、左右の第1取付板25の前端部の間に取付体31、32、33を挟んで取り付けている。取付体は、左右の第1取付板25の内面に重なる左右の縦板31、左右の縦板31の間に掛け渡して固定した上側横板32と下側横板33を備えている。下側横板33は、旋回軸34を上下方向に貫通して回転可能にしている。
【0026】
旋回軸34は、下端に旋回体35、36を取り付けている。旋回体は、左右の側板35と天板36を備え、縦断面を門形状にしている。天板36の上面は、下側横板33の下面に重なっている。左右の側板35の外面は、それぞれ、左右の第1取付板25の内面との間に隙間を設けている。天板36は、左右方向中央位置に旋回軸34の下端を固定している。左右の側板35は、車軸37を左右方向に掛け渡して旋回軸34の真下位置に取り付けている。車軸37には、第1前輪22を貫通して取り付けている。第1前輪22、車軸37、旋回体35、36と旋回軸34は、旋回軸34の軸心の周りに左旋回又は右旋回可能にしている。
【0027】
また、旋回軸34は、上端に揺動腕38を左右方向に沿って取り付けている。揺動腕38は、左右方向中央位置に旋回軸34の上端を固定し、旋回軸34と一緒に左旋回又は右旋回可能にしている。取付体の上側横板32と下側横板33の間には、左右にそれぞれ油圧シリンダ39を前後方向に沿って配置している。左右の油圧シリンダ39は、それぞれ、前後方向の中央部を中心として左右に旋回可能にしている。左右の油圧シリンダ39のピストンロッドの後端は、それぞれ、揺動腕38の左右の端に回転可能に連結している。
【0028】
左右の油圧シリンダ39を作動し、片側の油圧シリンダ39のピストンロッドの後端を後方に移動して他側の油圧シリンダ39のピストンロッドの後端を前方に移動すると、図7に示すように、揺動腕38が左旋回又は右旋回し、旋回軸34、旋回体35、36、車軸37と第1前輪22が左旋回又は右旋回する。第1前輪22の舵取り角が設定される。操縦席13で操作盤14を操作し、第1前輪の舵取り装置31〜39を作動する。この作動で、第1前輪22を旋回軸34の軸心の周りに左旋回又は右旋回し、第1前輪22の舵取り角を設定する。前進又は後退するブロック据付装置を左旋回又は右旋回する。
【0029】
旋回軸34の軸心、旋回中心軸は、第1前輪22の左右方向中央位置と前後方向中央位置を通っている。第1前輪22は、旋回中心軸の左側部22aと右側部22bを分離し、左側部22aと右側部22bを個別回転可能にしている。左側部22aと右側部22bは、回転方向が逆になったり、回転速度が異なったりする。第1前輪22は、ブロック据付装置の停車時に接地状態で左旋回又は右旋回すると、左側部22aと右側部22bが逆方向に回転する。ブロック据付装置の走行時に接地状態で左旋回又は右旋回すると、左側部22aと右側部22bのうち旋回外側の方が旋回内側の方より回転速度が速くなる。第1前輪22の左旋回又は右旋回が円滑になる。
【0030】
ブロック据付時、据付用の基礎fの上にブロック据付装置とブロックbを配置する。ブロック据付装置は、ブロックbに向けて前進させる。第1前輪22は、上昇させて下降させ、四角筒形状のブロックbの下部に載せる。次に、第2前輪23は、上昇させて下降させ、ブロックbの下部に載せる。第1前輪22は、ブロックbの下部を通過すると、下降させ、基礎fに載せる。次に、第2前輪23は、ブロックbの下部を通過すると、下降させ、基礎fに載せる。第1前輪22と第2前輪23がブロックbの下部を乗り越えると、ブロック据付装置は停車させる。ブロック保持部1の下側にブロックbの下部を位置させる。ブロック保持部1は、ブロックbの下部上面まで下降させ、ブロックbの下部を留め、上昇させてブロックbを基礎fから持ち上げる。ブロック据付装置は、図1図3に鎖線で示すように、ブロック保持部1の下側にブロックbを保持する。このブロック据付装置は、据付済みブロックに向けて前進させる。第1前輪22は、上昇させて下降させ、四角筒形状の据付済みブロックの下部に載せる。次に、第2前輪23は、上昇させて下降させ、据付済みブロックの下部に載せる。ブロック保持部1に保持したブロックbは、据付済みブロックの直前位置に搬送し、基礎f上に降ろす。基礎f上の据付位置、据付済みブロックとの接続位置に配置する。その後、ブロック保持部1は、ブロックbの保持を解き、上昇させる。ブロック据付装置は、後退させる。ブロックbは、基礎f上の据付位置に残置する。
【0031】
ブロック据付装置は、前進時又は後退時、必要に応じて、後輪の舵取り装置15、16と第1前輪の舵取り装置31〜39の片方又は両方を作動し、左旋回又は右旋回する。第1前輪の舵取り装置31〜39の作動で、前進方向の微小角度を調整する。第1前輪の舵取り装置31〜39と後輪の舵取り装置15、16の作動で、旋回半径を小さくする。
【0032】
[変形例]
本発明は、上記の実施形態に限定されない。次のような変形が例示される。
1.上記の実施形態において、第1前輪の舵取り装置31〜39は、駆動手段を油圧シリンダ39にしているが、油圧モータ又は電動機にする。
2.上記の実施形態において、ブロックbは、四角筒形状のブロックにしているが、U形断面形状のブロック又はコ字形断面形状のブロックにする。
3.上記の実施形態において、ブロック据付装置は、前輪部21がブロックbの下部を乗り越える構成にしているが、前輪と後輪の上下動距離を長くしてブロックの全体を乗り越える構成にする。
【符号の説明】
【0033】
b ブロック
f 基礎
1 ブロック保持部
2 基体
3 留め具
11 後輪部
12 後輪
13 操縦席
14 操作盤
15、16 後輪の舵取り装置
15 連結部材
16 油圧シリンダ
17 後輪上下動装置、油圧シリンダ
21 前輪部
22、23 前輪
22 第1前輪
22a 第1前輪の左側部
22b 第1前輪の右側部
23 第2前輪
24、25、26 第1前輪上下動装置
24 枢軸
25 第1取付板
26 油圧シリンダ
24、27、28 第2前輪上下動装置
27 第2取付板
28 油圧シリンダ
31〜39 第1前輪の舵取り装置
31、32、33 取付体
31 縦板
32 上側横板
33 下側横板
34 旋回軸
35、36 旋回体
35 側板
36 天板
37 車軸
38 揺動腕
39 油圧シリンダ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7