特開 2015-150405 移動できる手すり

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公開特許公報(A)

(11)【公開番号】特開2015-150405(P2015-150405A)

(43)【公開日】2015年8月24日

(54)【発明の名称】移動できる手すり

(51)【国際特許分類】

   A61H 3/00 20060101AFI20150728BHJP

   E04F 11/18 20060101ALI20150728BHJP

【ＦＩ】

   A61H3/00 Z

   E04F11/18

【審査請求】未請求

【請求項の数】1

【出願形態】書面

【全頁数】3

(21)【出願番号】特願2014-40924(P2014-40924)

(22)【出願日】2014年2月13日

(71)【出願人】

【識別番号】514053963

【氏名又は名称】阿部 邦昭

(72)【発明者】

【氏名】阿部 邦昭

【テーマコード（参考）】

2E101

2E301

【Ｆターム（参考）】

2E101KK01

2E101LL01

2E101LL11

2E101MM06

2E301KK01

2E301LL01

2E301LL11

2E301MM06

(57)【要約】      （修正有）

【課題】適宜設置して高齢者及び歩行困難な人を援助し、必要でなくなったときは取り除き床面の現状を回復できる移動して使用する手すりを提供する。
【解決手段】木製の手すり１と木製の手すりの両脚２をベースコーナー６で繋ぎ、木製の支柱３をブラケット７で両脚２に取り付け、下部にベースソケットを付ける。手すり１が木製で長方形の２枚のベース板に対し直角になるようベースソケットで両脚２をベース板に取り付ける。ベース板の底にすべり止めのゴムシートを設けたことを特徴とする。
【選択図】図１

【特許請求の範囲】

【請求項1】

木製の手すり（１）と木製に手すりの両脚（２）をベースコーナー（６）で繋ぎ木製の支柱（３）をブラケット（７）で両脚（２）に取り付け下部にベースソケット（８）を付け、手すり（１）が木製で長方形の２枚のベース板（４）に対して直角になるようベースソケット（８）で両脚（２）をベース板（４）に付けベース板（４）の底にすべり止めのゴムシート（５）を設けたことを特徴とする移動できる手すり。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明は、２枚の長方形のベース板に手すりの両脚を取り付け床を移動して使用する手すりに関するものである。

【背景技術】

【0002】

手すりは従来、床、壁に固定されて取り付いているのが一般的である。

【先行技術文献】

【特許文献】

【0003】

【特許文献1】

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0004】

これは次のような欠点があった。
（イ）手すりは、壁に固定されているためその場所に行くのに人の介助が必要である。
（ロ）手すりが設置されてない所を歩くのに人の介助及び歩行補助具を利用し移動している。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。

【課題を解決するための手段】

【0005】

木製の手すり（１）と木製の手すりの両脚（２）をベースコーナー（６）で繋ぎ、木製の支柱（３）をブラケット（７）で両脚（２）に取り付け下部にベースソケット（８）を付ける。手すり（１）が木製で長方形の２枚のベース板（４）に対して直角になるようベースソケット（８）で両脚（２）をベース板（４）に取り付ける。ベース板（４）の底にすべり止めのゴムシート（５）を設ける。
本発明は、以上の構成による移動できる手すりである。

【発明の効果】

【0006】

（イ）壁に固定されている手すりの所まで、本発明を連続して設置することにより人の介助がいらなくなる。
（ロ）手すりの設置されていない施設に本発明を備え、手すりが必要と思われる所に適宜設置し高齢者及び歩行困難な人を援助する。
（ハ）手すりは移動できるので必要でなくなったときは取り除き床面の現状を回復ができる。

【図面の簡単な説明】

【0007】

【図1】本発明の斜視図である。

【図2】本発明の正面図である。

【発明を実施するための形態】

【0008】

以下、発明を実施するための形態について説明する。
手すり（１）と手すりの両脚（２）をベースコーナー（６）タッピングネジ（９）で繋ぎ）に支柱（３）をブラケット（７）タッピングネジ（９）で両脚（２）に付け下部にベースソケット（８）をタッピングネジ（９）で取り付け、２枚の長方形のベース板（４）に対して、手すり（１）が直角になるよう両脚（２）をベースソケット（８）タッピングネジ（１０）でベース板（４）に取り付け、ベース板（４）の底にすべり止めのゴムシート（５）を設ける。
本発明は、以上のような構造である。
本発明を使用するときは、２枚のベース板（４）に固定されて一体になっている手すり（１）の中央を持ち床面から移動させて使用する。
手すり（１）は２枚のベース板（４）に対し直角に取り付け横方向の安定を図り、２枚のベース板（４）の底にすべり止めのゴムシート（５）を設けて床面に密着させている。

【符号の説明】

【0009】

１ 手すり
２ 手すり脚
３ 支柱
４ ベース板
５ すべり止めのゴムシート
６ ベースコーナー
７ ブラケット
８ ベースソケット
９ タッピングネジ
１０ タッピングネジ

【図1】

【図2】