特開2015-153537(P2015-153537A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-153537(P2015-153537A)
(43)【公開日】2015年8月24日
(54)【発明の名称】シールド電線
(51)【国際特許分類】
   H01B 7/17 20060101AFI20150728BHJP
   H01B 7/22 20060101ALI20150728BHJP
   H01B 7/00 20060101ALI20150728BHJP
   D07B 1/06 20060101ALI20150728BHJP
   D07B 5/00 20060101ALI20150728BHJP
【FI】
   H01B7/18 D
   H01B7/22
   H01B7/00 301
   D07B1/06 Z
   D07B5/00 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-24967(P2014-24967)
(22)【出願日】2014年2月13日
(71)【出願人】
【識別番号】395011665
【氏名又は名称】株式会社オートネットワーク技術研究所
(71)【出願人】
【識別番号】000183406
【氏名又は名称】住友電装株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000002130
【氏名又は名称】住友電気工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000648
【氏名又は名称】特許業務法人あいち国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】上柿 亮真
【テーマコード(参考)】
3B153
5G309
5G313
【Fターム(参考)】
3B153AA45
3B153BB11
3B153BB15
3B153CC15
3B153CC51
3B153CC54
3B153CC55
3B153FF15
3B153FF39
3B153GG05
5G309AA11
5G313AB02
5G313AB05
5G313AC03
5G313AD01
5G313AD08
5G313AE08
(57)【要約】
【課題】シールド性能及び屈曲性に優れたシールド電線を提供する。
【解決手段】シールド電線1は、コア部2、シールド部3及びシールド固定部4を有している。コア部2は、導体21及び導体21の周囲に被覆された絶縁材22を有する被覆電線20を備えている。シールド部3は、コア部2の全周を覆う金属箔を有している。シールド固定部4は、シールド部3の外周に巻回され、コア部2の長手方向に間隔をあけて複数配置されている。シールド部3は、隣り合うシールド固定部4の間に、金属箔が少なくとも2重に重なってなる余長部5を有している。余長部5は、コア部2を被覆した状態を維持しつつコア部2の長手方向に伸縮可能に構成されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
導体及び該導体の周囲に被覆された絶縁材を有する被覆電線を備えたコア部と、
該コア部の全周を覆う金属箔を有するシールド部と、
該シールド部の外周に巻回され、上記コア部の長手方向に間隔をあけて複数配置されたシールド固定部とを有し、
上記シールド部は、隣り合う上記シールド固定部の間に、上記金属箔が少なくとも2重に重なってなる余長部を有しており、
該余長部は、上記コア部を被覆した状態を維持しつつ上記コア部の長手方向に伸縮可能に構成されていることを特徴とするシールド電線。
【請求項2】
上記余長部は、上記金属箔が折り重ねられてなることを特徴とする請求項1に記載のシールド電線。
【請求項3】
上記金属箔は上記コア部にらせん状に巻回されており、上記金属箔の重なり部分が上記余長部を構成していることを特徴とする請求項1または2に記載のシールド電線。
【請求項4】
自動車用ワイヤーハーネスに用いられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシールド電線。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シールド電線に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば自動車や電気機器等において、電磁ノイズ対策が必要な箇所には、シールド電線が用いられている。シールド電線は、電気信号等を伝達するコア部と、コア部の外周を被覆するシールド層とを有しており、外部からコア部への電磁ノイズの侵入や、コア部から外部への電磁ノイズの放射をシールド層により抑制することができるよう構成されている。
【0003】
シールド層としては、金属素線を編み込んで形成した編組よりなるシールド層が多用されている(例えば、特許文献1)。編組を有するシールド層は、金属素線の間に隙間が存在するため、しなやかで伸縮性に富み、シールド電線の屈曲に追従して容易に変形することができる。しかしながら、編組を有するシールド層は、金属素線の間の隙間から高周波の電磁ノイズが漏れやすく、用途によってはシールド性能が不十分となることがある。
【0004】
そこで、高周波の電磁ノイズに対するシールド性能をより高める観点から、金属箔や金属テープ等をコア部に巻回して形成したシールド層が用いられている(例えば、特許文献2)。金属箔等を用いてコア部を隙間なく覆うことにより、高周波の電磁ノイズの漏洩を防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−123749号公報
【特許文献2】特開2013−165561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、金属箔よりなるシールド層は編組に比べて伸縮性が低いという問題がある。そのため、金属箔よりなるシールド層を有するシールド電線は、屈曲させることが難しく、配線の自由度が低くなる。また、かかるシールド電線を無理に屈曲させようとすると、金属箔が破断し、シールド性能が低下するという問題がある。
【0007】
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、シールド性能及び屈曲性に優れたシールド電線を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、導体及び該導体の周囲に被覆された絶縁材を有する被覆電線を備えたコア部と、
該コア部の全周を覆う金属箔を有するシールド部と、
該シールド部の外周に巻回され、上記コア部の長手方向に間隔をあけて複数配置されたシールド固定部とを有し、
上記シールド部は、隣り合う上記シールド固定部の間に、上記金属箔が少なくとも2重に重なってなる余長部を有しており、
該余長部は上記コア部を被覆した状態を維持しつつ上記コア部の長手方向に伸縮可能に構成されていることを特徴とするシールド電線にある。
【発明の効果】
【0009】
上記シールド電線は、隣り合う上記シールド固定部の間に、上記金属箔が少なくとも2重に重なってなる余長部を有している。そして、上記余長部は、上記コア部を被覆した状態を維持しつつ上記コア部の長手方向に伸縮可能に構成されている。そのため、上記金属箔は、上記シールド電線の屈曲に伴って、上記余長部を上記コア部の長手方向に伸縮させることができる。その結果、上記シールド電線は、屈曲性に優れ、金属箔の破断を防止できると共に、配線の自由度を高くすることができる。
【0010】
また、上記余長部は、上記コア部を被覆した状態を維持しつつ上記コア部の長手方向に伸縮可能に構成されている。そのため、上記シールド電線は、屈曲される際に上記シールド部に隙間が生じることがなく、優れたシールド性能を有する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】実施例1における、シールド電線の斜視図。
図2図1のII−II線一部矢視断面図。
図3】実施例1のシールド電線を作製する手順における、(a)Al箔とコア部とを重ねた状態を示す説明図、(b)Al箔をコア部に巻き付けた状態の説明図、(c)Al箔を押しつぶして余長部を形成した状態の説明図。
図4】実施例1における、屈曲試験の説明図。
図5】実施例1における、シールド性能評価の説明図。
図6】実施例2における、Al箔をらせん状に巻回したシールド電線の平面図。
図7図6のVII−VII線一部矢視断面図。
図8】実施例3における、ひだを設けたAl箔の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
上記シールド電線は、動作用電力等の比較的大きい電流を伝達する電力線として構成されていても良く、制御信号等の比較的小さい電流を伝達する信号線として構成されていても良い。また、上記シールド電線は、1本の上記被覆電線を有する単芯シールド電線として構成されていても良く、2本以上の上記被覆電線を有する多芯シールド電線として構成されていても良い。
【0013】
上記被覆電線に用いられる導体としては、例えば、Cu(銅)線、Cu合金線、Sn(スズ)めっきCu合金線、Al(アルミニウム)線及びAl合金線等の、優れた電気伝導性を有する金属線を用いることができる。また、上記導体は、1本の上記金属線から構成されていても良く、多数の上記金属線が撚り合わされた撚線から構成されていても良い。
【0014】
また、上記被覆電線に用いられる絶縁材としては、電線用の絶縁材として従来公知の材料を用いることができる。絶縁性や製造性等の観点からは、上記絶縁材として、架橋ポリエチレン系樹脂や架橋ポリ塩化ビニル樹脂が用いられることが多い。
【0015】
上記金属箔としては、例えば、Al、Al合金、Cu、Cu合金から構成された箔を用いることができる。コスト及び軽量化の観点からは、上記金属箔として、Al箔またはAl合金箔を用いることが好ましい。
【0016】
また、上記シールド部は、さらに金属素線を編み込んでなる編組を有していてもよい。この場合、上記金属箔は、編組よりも外側に設けられていてもよく、編組よりも内側に設けられていてもよい。
【0017】
上記シールド固定部としては、通常、PVC(ポリ塩化ビニル)テープ等の樹脂テープが用いられる。上記シールド固定部の間隔は、30〜300mmの範囲で適宜設定することができる。
【0018】
上記シールド部は、上記余長部の存在により、上記コア部の長手方向に引き伸ばした際に、引き伸ばす前の状態に比べて5%以上伸びるように構成されていることが好ましい。この場合には、上記シールド電線に要求される屈曲性を十分に確保することができる。
【0019】
また、上記余長部は、上記金属箔が少なくとも2重に重なっており、かつ、上記金属箔が上記コア部の長手方向に伸縮可能に構成されていれば、どのような方法で形成されていてもよい。例えば、上記余長部は、上記金属箔が折り重ねられて構成されていてもよい。かかる構成を有する上記余長部は、例えば、余長部となるひだを予め形成した金属箔を上記コア部に巻回することにより形成することができる。この場合には、上記余長部を均等な間隔で形成することができるため、上記シールド電線の屈曲性の制御が容易である。なお、上記のひだが上記コア部の長手方向と平行な方向に延設される場合には、ひだが上記余長部として機能せず、金属箔がコア部の長手方向に伸縮できない。
【0020】
また、上記金属箔をコア部の径方向に押し縮めてしわを形成しながら巻き付けることにより、しわ部分において上記金属箔が折り重なり、上記余長部を形成することができる。この場合には、しわの折り目が不規則な方向を向いて形成されるため、シールド電線の屈曲方向によって上記金属箔の伸縮性が変化することを抑制できる。それゆえ、この場合には、上記シールド電線が優れた屈曲性を有する。
【0021】
また、上記金属箔は上記コア部にらせん状に巻回されており、上記金属箔の重なり部分が上記余長部を構成していてもよい。この場合には、上記余長部を均等な間隔で形成することができるため、上記シールド電線の屈曲性の制御が容易である。また、上記金属箔をらせん状に巻回する工程は、従来のシールド電線の製造工程に容易に組み込むことができる。
【0022】
上記シールド電線は、上記余長部を備えた上記シールド部を有することにより、1MHz以上の周波数領域におけるシールド特性を向上させることができる。それ故、上記シールド電線は、1MHz以上の周波数領域における電磁ノイズを低減する必要がある用途に好適である。このような用途としては、例えば、自動車用ワイヤーハーネス等がある。
【実施例】
【0023】
(実施例1)
上記シールド電線1の実施例を、図を用いて説明する。図1及び図2に示すように、シールド電線1は、コア部2、シールド部3及びシールド固定部4を有している。コア部2は、導体21及び導体21の周囲に被覆された絶縁材22を有する1本の被覆電線20から構成されている。シールド部3は、コア部2の全周を覆うAl箔31を有している。シールド固定部4は、シールド部3の外周に巻回され、コア部2の長手方向に間隔をあけて複数配置されている。また、シールド部3は、隣り合うシールド固定部4の間に、図2に示すように、Al箔31が少なくとも2重に重なってなる余長部5を有している。そして、余長部5は、コア部2を被覆した状態を維持しつつコア部2の長手方向に伸縮可能に構成されている。
【0024】
以下、本例のシールド電線1の詳細な構成を、作製手順と共に説明する。
【0025】
まず、帯状のAl箔31に、長手方向に一定の間隔をあけて山折りと谷折りとを交互に施し、図3(a)に示すように蛇腹状の折り目311を形成した。なお、本例においては、隣り合う折り目311の間隔を10mmとした。
【0026】
次いで、Al箔31の長手方向とコア部2の長手方向とを揃えた状態で、Al箔31をコア部2の周方向に巻き付けた(図3(a)、矢印100)。このとき、図3(b)に示すように、コア部2とAl箔31との間には、蛇腹状の折り目311の存在に起因して、部分的に隙間312が形成された。その後、Al箔31をコア部2の径方向に押し縮めることにより、図3(c)に示すように、多数のしわ314がAl箔31に形成された。そして、しわ314が形成された状態のAl箔31の表面に、一定間隔でシールド固定部4を設けることにより、シールド電線1を得た。なお、本例においては、コア部2を構成する被覆電線20として、直径5mmのものを用い、シールド固定部4として、PVCテープを用いた。
【0027】
図2に、シールド電線1における、長手方向に沿った断面の一例を示す。上述した方法により形成されたしわ314は、折り目が不規則な方向に伸びており、大部分の折り目の向きはコア部2の長手方向に対して直角または斜め方向であった。そのため、図2に示すように、しわ314におけるAl箔31の重なり部分は、シールド電線1が屈曲した際に、コア部2の長手方向に伸縮することができる(矢印101)。それ故、しわ314を余長部5として機能させることができる。
【0028】
以上により得られたシールド電線1の屈曲性を評価するために、屈曲試験後のシールド性能の評価を行った。以下に、評価方法及び結果を示す。
【0029】
<屈曲試験>
シールド電線1を350mmの長さに切り出して試験片11とした。図4に示すように、試験片11の一端を回動アーム61に固定し、他端におもり62をつるした状態で、試験片11の長手方向中間部を一対の円柱状部材63(63a、63b)で挟みこんだ。次いで、回動アーム61を回動させることにより、試験片11の一端側が鉛直方向に対して90°となるまで一方の円柱状部材63aに沿って試験片11を屈曲させた。その後、回動アーム61を逆方向に回動させ、試験片11の一端側が鉛直方向に対して90°となるまで他方の円柱状部材63bに沿って試験片11を屈曲させた後、回動アーム61を中立位置まで戻した。以上のサイクルを1回としてカウントし、所定のサイクル数に達するまで試験片11の屈曲を繰り返し行なった。なお、おもり62の荷重は1000gとし、屈曲動作の繰返し速度は1分間に30往復とした。
【0030】
<シールド性能評価>
図5に示すように、所定のサイクル数まで屈曲試験を行った試験片11をまっすぐに伸ばして配置し、その一端111をネットワークアナライザ7の出力端子71に接続すると共に、他端112を50Ωの終端抵抗72に接続した。また、試験片11と平行にノイズ誘導線73を配置し、その一端731をネットワークアナライザ7の入力端子74に接続した。なお、ノイズ誘導線73の他端732は開放とした。
【0031】
次いで、ネットワークアナライザ7から発生させた交流信号をノイズ誘導線73に入力し、交流信号の周波数を300kHz〜3GHzの間で掃引した。これにより、交流信号に由来する誘導ノイズを試験片11に発生させると共に、試験片11から出力端子71側に反射した反射信号の強度をネットワークアナライザ7により測定した。得られた反射信号の強度及びノイズ誘導線73に入力した交流信号の強度を用いて交流信号に対する反射信号の強度比を算出し、その値を誘導ノイズ量とした。
【0032】
また、シールド部3を設けず、コア部2のみからなる比較用電線を別途準備し、上記と同様の方法により比較用電線の誘導ノイズ量を算出した。そして、交流信号の周波数が10MHzであるときに得られた、試験片11の誘導ノイズ量と比較用電線の誘導ノイズ量との差を求め、これをノイズ低減量とした。
【0033】
表1に、屈曲試験前、50サイクル完了時及び500サイクル完了時におけるノイズ低減量を示す。なお、表1には、比較のため、余長部5を設けずに作製した従来のシールド電線の結果を示した。
【0034】
【表1】
【0035】
表1より知られるように、余長部5を有するシールド電線1は、従来のシールド電線に比べて、屈曲を繰り返したときのノイズ低減量が低下しにくい。これは、余長部5の効果により、Al箔31に破断が生じにくくなった結果、屈曲を繰り返してもシールド性能が高い状態を維持できているためである。一方、従来のシールド電線は、屈曲試験によってAl箔31の破断が生じたため、シールド性能が低下し、ノイズ低減量が低下した。
【0036】
(実施例2)
本例は、Al箔31をらせん状に巻回したシールド部300を有するシールド電線12の例である。図6に示すように、本例のシールド部300は、コア部2の表面に帯状のAl箔31をらせん状に巻回すことにより形成されている。また、図7に示すように、Al箔31は、重なり部分315を有するように巻回されている。Al箔31の重なり部分315は、シールド電線12の屈曲に伴ってコア部2の長手方向に伸縮することができる(矢印102)。それ故、重なり部分315を余長部5として機能させることができる。その他は実施例1と同様である。なお、図6及び図7において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、実施例1と同様の構成要素等を示す。
【0037】
(実施例3)
本例は、余長部5となるひだ321を予め形成したAl箔32の例である。図8に示すように、本例のAl箔32は、帯状を呈していると共に、長手方向に伸びた折り目322を有するひだ321が設けられている。本例のAl箔32は、例えば、コア部2にらせん状に巻回することにより、ひだ321を余長部5として機能させることができる。また、幅方向の端部323が重なるようにして巻回することにより、重なり部分を余長部5として機能させることができる。
【符号の説明】
【0038】
1 シールド電線
2 コア部
20 被覆電線
21 導体
22 絶縁材
3 シールド部
31 Al箔
4 シールド固定部
5 余長部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8