特開2015-162992(P2015-162992A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 小堀 しづの特許一覧

特開2015-162992宇宙の中心のブラックホールができた時空とU1.27と泡構造
<>
  • 特開2015162992-宇宙の中心のブラックホールができた時空とU1.27と泡構造 図000014
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-162992(P2015-162992A)
(43)【公開日】2015年9月7日
(54)【発明の名称】宇宙の中心のブラックホールができた時空とU1.27と泡構造
(51)【国際特許分類】
   0000 0/00 00000000AFI20150811BHJP
【FI】
   00000/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2014-37449(P2014-37449)
(22)【出願日】2014年2月27日
(71)【出願人】
【識別番号】500556926
【氏名又は名称】小堀 しづ
(72)【発明者】
【氏名】小堀 しづ
(57)【要約】      (修正有)
【課題】宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブの軌道とAはいくらか。この時空はいつか。U1.27の長さは最大で40.4×108光年で、この長さ

は宇宙の半円周だった事の証明。
【解決手段】ジェットの届く距離=太陽の半径×849×A÷太陽の中心のA=1.526×105Km×A。
電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷ジェットが届く距離。ジェットが届

く距離=6.477×1011×10n/3Km。宇宙の中央に、n=2.631×1013太陽質量のブ

ラックホールができた時のAと電子のラブの公転軌道を求める。

U1.27の質量は合計で6.1×1018太陽質量です。泡構造中心のブラックホールの

質量が6.194×1010太陽質量の場合、宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質

量=1個の泡構造のブラックホールの質量×泡構造の数×ブラックホールを作

るために必要な質量=5.215×1018太陽質量。

【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブのエネルギーと電子のラブの軌道はいくらか。この場のAはいくらか。
私は2007年8月25日に提出した、特願2007-246139に記した。
{ジェットの届く距離=太陽の半径×849×A÷太陽の中心のA=6.96×105Km×849×A÷(3.872×103)=1.526×105Km×A
(但しAは地表のエネルギーを1とし、そのエネルギーの何倍であるかを示す)
電子のラブの公転軌道=1.058×10-10m÷A。
A=1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道。
電子のラブのエネルギー=8.665×10-24Jm÷(1.058×10-10m÷A)=8.190×10-14J×A。
A=電子のラブのエネルギー÷(8.190×10-14J)。
ジェットの届く距離=1.526×105Km×A=1.526×105Km×1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷電子のラブの公転軌道。
ジェットの届く距離=1.526×105Km×A=1.526×105Km×電子のラブのエネルギー÷(8.190×10-14J)=1.863×1018Km/J×電子のラブのエネルギー、です}
この事により、ジェットの届く距離は場のエネルギーに比例することが理解できます。
ジェットの届く距離=1.526×105Km×A=1.526×105Km×1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷電子のラブの公転軌道
電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷ジェットの届く距離
・宇宙の中央に、2.631×1013太陽質量のブラックホールができた時、ジェット噴射はどこまで飛んだか。
ジェットが届く距離=6.598×109×β1/3Km=6.477×1011×10n/3Km=6.477×1011×1013.4202/3 Km=6.477×1011×104.4734 Km=6.477×1011×104×2.276Km=1.474×1016Km
宇宙の中央に、2.631×1013太陽質量のブラックホールができた時、ジェット噴射は、軌道半径1.474×1016Kmまで飛んだ。
・この場の電子のラブの公転軌道はいくらか。
ジェットの届く距離=1.6145×10-2m2÷電子のラブの公転軌道
電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷ジェットの届く距離=1.6145×10-2m2÷(1.474×1016Km)=1.6145×10-2m2÷(1.474×1019m)=1.095×10-21m
電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mです。
・この場のAはいくらか。
A=1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道=1.058×10-10m÷(1.095×10-21m)=9.662×1010
Aは9.662×1010です。
・この場の電子のラブのエネルギーはいくらか。
電子のラブのエネルギー=8.665×10-24Jm÷(1.058×10-10m÷A)=8.190×10-14J×A=8.190×10-14J×9.662×1010=7.913×10-3J
この場の電子のラブのエネルギーは7.913×10-3Jです。
よって、宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブのエネルギーは、7.913×10-3Jで、電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mです。Aは、9.662×1010です。
【請求項2】
宇宙の中心のブラックホールができた時はいつか。
宇宙の中心のブラックホールが出来た場の電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21m です。Aは、9.662×1010です。
2007年9月28日に提出した、特願2007-279617の「請求項11」と「請求項12」に於いて、宇宙の時代を電子のラブの公転軌道とAで次のように示した。
「請求項11」 宇宙の時代を、電子のラブの公転軌道により表現した。この事は、宇宙の時代をA(地表のエネルギーを1とした時のエネルギー)でも表現できることを示す。
ブラックホールの素子の時代、電子のラブの公転軌道は10−16mでした。この時代を10−16mの時代としました。
1.058×10−10m÷A=10−16
A=1.058×10−10m÷10−16m=1.058×106≒106
それで、10−16mの時代はA=106の時代です。
このように、時代を電子のラブの公転軌道で表現でき、更に、A(地表のエネルギーを1とした時のエネルギー)でも表現できます。
地表は、電子のラブの公転軌道は10−10mで、A=1です。
太陽の中心は、電子のラブの公転軌道は2.732×10−14mで、A=3.872×103です。
第1世代の星ができる場は、電子のラブの公転軌道は10−15mで、A=105です。
ブラックホールの素子の時代は、電子のラブの公転軌道は10−16mで、A=106です。
「請求項12」 宇宙の時代をAで表現すると、その時代のAと1m3の原子数(電子のラブと陽子のラブの数)の関係はどのようであるか。
3=原子数(電子のラブと陽子のラブの数)
A=10−10m÷電子のラブの公転軌道
これを表にする。但し、1010歳の場合、太陽の中心の電子のラブの公転軌道をこの時代の公転軌道として考えた。
表7
宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mです。Aは、9.662×1010です。
それで、宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mですから、年齢は、103歳です。
宇宙の中心のブラックホールが出来た場のAは、9.662×1010ですから、年齢は103歳です。
よって、宇宙の中心のブラックホールができた時は、ビッグバン後103年後です。
宇宙の中心のブラックホールができた点はビッグバンがおきた点の痕です。
この事を表に示す。
・宇宙の中心のブラックホールができた時空
表8
【請求項3】
U1.27のクエーサー1個のブラックホールの質量は、8.835×1010太陽質量です。銀河系のすぐ近くに存在する半径108光年の速度を3×102Kmとすると、そのボイドの中心には6.194×1010太陽質量のブラックホールがある。この事から何が推測できるか。
U1.27の大クエーサー1個のブラックホールの質量と、銀河系のすぐ近くに存在するボイドの中心のブラックホールの質量はほぼ等しい。
それで、U1.27の大クエーサー1個が、銀河系のすぐ近くに存在するボイドの中心のブラックホールになった、と推測できる。
U1.27の大クエーサー1個が、泡構造の中心のブラックホールになったと考えられる。
【請求項4】
宇宙の半円周に存在する泡構造の全質量はいくらか。(泡構造の中心のブラックホールの質量が6.194×1010太陽質量の場合)
宇宙の半径に存在する泡構造の数は2.835×10個です。半円周に存在する泡構造の数はいくらか。その質量はいくらか。
宇宙の半円周に存在する泡構造達の数=π×宇宙の半径に存在する泡構造の数=π×2.835×10個=8.902×10個。
宇宙の半円周に存在する泡構造達のブラックホールの質量=1個の泡構造のブラックホールの質量×泡構造の数=6.194×1010太陽質量×8.902×10個=5.514×1012太陽質量。
宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質量=宇宙の半円周に存在する泡構造達のブラックホールの質量×ブラックホールを作るために必要な質量=5.514×1012太陽質量×9.458×105=5.215×1018太陽質量。
よって、宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質量は5.215×1018太陽質量です。
【請求項5】
U1.27の質量は合計で6.1×1018太陽質量です。泡構造の中心のブラックホールの質量が6.194×1010太陽質量の場合、宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質量は5.215×1018太陽質量です。この事から何が推測できるか。
U1.27の質量と宇宙の半円周に存在する泡宇構造達の全質量はほぼ等しい。
この事から次のことが推測できる。
1.U1.27の長さは最大で40.4×108光年で、この長さは宇宙の半円周だった。
1.U1.27が宇宙の半円周に存在する泡構造達になった。
・U1.27の長さは最大で40.4×108光年で、この長さは宇宙の半円周だった。
これを表に示す。
表9
【請求項6】
宇宙の中心のブラックホールから地球までの距離はいくらか。
・2013年10月15日に提出した、特願2013−214732、「大クエーサー群のU1.27とスローン・グレートウオールとCfA2グレートウオ―ル」に於いて次のように考えた。
1.宇宙の中心のブラックホールからU1.27までの軌道半径は12.866×108光年で、この軌道速度は、6.298×102Kmです。
1.宇宙の中心のブラックホールから地球までの軌道半径は142.066×108光年で、この軌道の速度は1.895×102Kmです。
1.U1.27から地球までの距離は、129.2×108光年です。
・2013年2月11日に提出した、特願2013-023929、「宇宙の形と宇宙の直径と宇宙の質量と宇宙の運動と泡宇宙」に於いてつぎのように考えた。
1.宇宙の中心のブラックホールが作る速度が3×102Kmの軌道半径は、5.663×109光年です。
1.銀河系のすぐ近くに存在する、半径108光年のボイドの端の銀河系の速度を3×102Kmとすると、そのボイドの中心には、6.194×1010太陽質量のブラックホールがある。
この2つは、ボイドの周囲の速度を3×102Kmとし、かつまた、宇宙の端の速度を3×102Kmとしている。
宇宙の中心のブラックホールが作る宇宙の端の軌道速度は3×102Kmより遅いと考える。
それで、宇宙の軌道半径は5.663×109光年より大きいと考える。
【請求項7】
U1.27の大クエーサー1個の質量は、8.835×1010太陽質量です。この大クエーサーが1個の泡構造になり、端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径はいくらか。
・泡構造の軌道エネルギーの式を求める。
軌道エネルギー=5.438×1018+2n/3JKm÷距離
n=8.835×1010=1010.9928
2n/3=2×10.9928÷3=7.329。
軌道エネルギー=5.438×1018+2n/3JKm÷距離=5.438×1018+7.329JKm÷距離=5.438×1025×2.133 JKm÷距離=1.160×1026JKm÷距離。
3×102Kmである場合。
(3×102)2J=1.160×1026JKm÷距離
距離=1.160×1026JKm÷(3×102)2J=1.289×1021Km
何光年か。
1.289×1021Km÷(9.46×1012Km)=1.363×108光年。
よって、中心のブラックホールの質量が、8.835×1010太陽質量である泡構造の端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径は1.363×108光年です。
比較
中心のブラックホールの質量が、6.194×1010太陽質量である泡構造の端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径は108光年です。
これを表に示す。
表10
【請求項8】
U1.27の状態を基に、泡構造を考える。
U1.27の中には73個の大クエーサーが存在する。それで、軌道半径142×108光年の半円周に73個の泡構造ができた。
○ 軌道半径142×108光年の半円周に73個の泡構造ができた場合。
・泡構造の半径とその速度はいくらか。泡構造の中心のブラックホールの質量は、8.835×1010太陽質量です
泡構造の半径==πr÷半円周に存在する泡構造の数÷2=3.14×142×108光年÷73個÷2=6.108×108光年÷2=3.054×108光年。
軌道エネルギー=5.438×1018+2n/3JKm÷距離=5.438×1018+7.329JKm÷距離=5.438×1025×2.133 JKm÷距離=1.160×1026JKm÷距離
速度2=1.160×1026JKm÷距離=1.160×1026JKm÷(3.054×108光年)=1.160×1026JKm÷(3.054×108×9.46×1012Km)=4.015×104J
速度=(4.015×104)1/2=2.004 ×102(Km)
泡構造の半径は3.054×108光年で、その速度は2.004 ×102Kmです。
・半径には何個の泡構造が存在するか。半径にはx個の泡構造が存在するとする。
πr:73個=r:x
x =73個×r÷πr=73個÷π=73個÷3.14=23.248個
半径には23.248個の泡構造が存在する。
・半径に直径が2×3.054×108光年の泡構造が23.248個存在すると、その半径はいくらか。
2×3.054×108光年×23.248個≒142×108光年。
半径に直径が2×3.054×108光年の泡構造が23.248個存在すると、その半径は142×108光年です。
・軌道半径に23.248個の泡構造が存在するとする、全宇宙の泡構造は何個か。
4/3×πr3=4/3×π(23.248)3個=52604.774個
軌道半径に23.248個の泡構造が存在するとする、全宇宙の泡構造は52605個です。
・全宇宙の泡構造のブラックホールの質量はいくらか。
泡構造1個のブラックホールの質量×全宇宙の泡構造の数=8.835×1010太陽質量×52605個=4.648×1015太陽質量
全宇宙の泡構造のブラックホールの質量は4.648×1015太陽質量です。
・このブラックホールを存在させるために必要な全質量はいくらか。
全宇宙の泡構造の質量=全宇宙の泡構造のブラックホールの質量×ブラックホールになるために必要な質量=4.648×1015太陽質量×9.458×105=4.396×1021太陽質量
全質量は4.396×1021太陽質量です。
確かめ算
U1.27の中には73個の大クエーサーが存在し、その質量は合計で6.1×1018太陽質量である。
全宇宙の泡構造の個数÷73個×6.1×1018太陽質量=52605個÷73個×6.1×1018太陽質量=4.396×1021太陽質量
○泡構造の半径について。
・半径129.2×108光年の間に泡構造が23.248個存在するとする。泡構造の半径はいくらか。その速度はいくらか。
129.2×108光年÷23.248個÷2=2.779×108光年
速度2=1.160×1026JKm÷距離=1.160×1026JKm÷(2.779×108光年)=1.160×1026JKm÷(2.779×108×9.46×1012Km)=4.412×104J
速度=(4.412×104J)1/2Km=2.100×102Km
半径129.2×108光年の間に、泡構造が23.248個存在すると、泡構造の半径は2.779×108光年で、速度は2.100×102Kmです。
・泡構造は10-14m時代で、100億光年の長さに存在します。それで、半径100×108光年の間に泡構造が23.248個存在するとする。泡構造の半径はいくらか。その速度はいくらか。
100×108光年÷23.248個÷2=2.151×108光年
速度2=1.160×1026JKm÷距離=1.160×1026JKm÷(2.151×108光年)=1.160×1026JKm÷(2.151×108×9.46×1012Km)=5.701×104J
速度=(5.701×104)1/2Km=2.388×102Km
半径100×108光年の間に泡構造が23.248個存在すると、泡構造の半径は2.151×108光年で、速度は2.388×102Kmです。
この計算によって、U1.27の大クエーサーが作った泡構造の半径は約2×108光年かもしれない。
・また、問題7のように、泡構造の速度から泡構造の半径を求めることもできる。
○宇宙の泡構造について。
・宇宙に存在する大クエーサー群はU1.27だけではない。
U1.27は大クエーサー群のうちの1つにすぎない。
泡構造を考える場合、U1.27から泡構造になったものは、宇宙全体の泡構造の中の73個です。
それで、U1.27だけでは泡構造を理解できない。
しかし、泡構造の1部を理解することはできる。

この事を表に示す。
表11
【請求項9】
現在の宇宙は136億光年まで観測できるとすると、宇宙の中心のブラックホールはそれより何億光年遠くに存在するか。
宇宙の中心のブラックホールまでの距離は、142×108光年ですから、142×108光年-136×108光年=6×108光年
現在の宇宙は136億光年まで観測できるとすると、宇宙の中心のブラックホールはそれより6億光年遠くに存在する
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、宇宙の中心のブラックホールができた時空とU1.27と泡構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
・私は2007年8月25日に提出した、特願2007-246139に次のように記した。
{ジェットの届く距離=6.96×105Km×849×A÷(3.872×103)=1.526×105Km×A
(但しAは地表のエネルギーを1とし、そのエネルギーの何倍であるかを示す)
電子のラブの公転軌道=1.058×10-10m÷A。
A=1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道。
電子のラブのエネルギー=8.665×10-24Jm÷(1.058×10-10m÷A)=8.190×10-14J×A。
A=電子のラブのエネルギー÷(8.190×10-14J)。
ジェットの届く距離=1.526×105Km×A=1.526×105Km×1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷電子のラブの公転軌道。
ジェットの届く距離=1.526×105Km×A=1.526×105Km×電子のラブのエネルギー÷(8.190×10-14J)=1.863×1018Km/J×電子のラブのエネルギー、です}
この事により、ジェットの届く距離は場のエネルギーに比例することが理解できます。
・2007年9月28日に提出した、特願2007-279617の「請求項11」と「請求項12」に於いて、宇宙の時代を電子のラブの公転軌道とAで次のように記した。
「請求項11」 宇宙の時代を、電子のラブの公転軌道により表現した。この事は、宇宙の時代をA(地表のエネルギーを1とした時のエネルギー)でも表現できることを示す。
「請求項12」 宇宙の時代をAで表現すると、その時代のAと1m3の原子数(電子のラブと陽子のラブの数)の関係はどのようであるか。
3=原子数(電子のラブと陽子のラブの数)
A=10−10m÷電子のラブの公転軌道
これを表にする。但し、1010歳の場合、太陽の中心の電子のラブの公転軌道をこの時代の公転軌道として考えた。
表1
私は、2013年10月15日に提出した、特願2013−214732、「大クエーサー群のU1.27とスローン・グレートウオールとCfA2グレートウオ―ル」に於いて次のように考えた。
・大クエーサー群である、U1.27は、地球から見て、129.2×108光年の距離にあり、長さは最大で40.4×108光年、平均直径も16.3×108光年である。
U1.27は、73個のクエーサーで構成された大クエーサー群の1つであり、クエーサーの配置はおよそアルファベットのCの字を描くように並んでいる。
U1.27の質量は合計で6.1×1018太陽質量である。
それで、U1.27の最大の長さ40.4×108光年が1つの大クエーサー群として観察されるためには、角度は180度以内でなければならないと考えた。
そして、宇宙の半径は、142.066光年、これは宇宙の中心のブラックホールから地球までの距離であると考えた。この軌道の速度は1.895×102Kmです。
宇宙の中心のブラックホールからU1.27までの半径は12.866×108光年です。
地球からU1.27までの距離は、129.2×108光年です。
・2013年10月28日に提出した、特願2013−223032、「大クエーサー群」において次のように考えた。
大クエーサー1個の質量=大クエーサー群の質量÷構成クエーサーの数÷中心が太陽質量のブラックホールになるために必要な質量。この式で計算する。
例えば、U1.27の場合、大クエーサー1個の質量=6.1×1018太陽質量÷73÷(9.458×105)=8.835×1010太陽質量。
U1.27の大クエーサー1個の質量は、8.835×1010太陽質量です。
・2013年2月11日に提出した、特願2013-023929、「宇宙の形と宇宙の直径と宇宙の質量と宇宙の運動と泡宇宙」に於いて次のように考えた。
宇宙の中心に2.627×1013太陽質量のブラックホールが存在するとする。このブラックホールが作る速度が3×102Kmの軌道半径は、5.663×109光年です。この宇宙の直径は5.663×109光年×2=1.136×1010光年です。
銀河系のすぐ近くに存在する半径108光年のボイドの端の銀河系の速度を3×102Kmとすると、そのボイドの中心には6.194×1010太陽質量のブラックホールがある。
宇宙に、この泡宇宙だけが存在すると仮定すると、宇宙には何個の泡宇宙が存在するか。宇宙全体の質量はいくらか。
宇宙の半径に存在する泡宇宙の数=宇宙の半径÷泡宇宙の大きさ=5.669×109光年÷(2×108光年)=2.835×10(個)
宇宙に存在する泡宇宙の数=4π÷3×(宇宙の半径に存在する泡宇宙の数)3=4.187×(2.835×10個)3=4.187×2.278×104個=9.540×104
全体のブラックホールの質量=1個の泡宇宙のブラックホールの質量×宇宙の泡の数=6.194×1010太陽質量×9.540×104個=5.909×1015太陽質量
宇宙全体の質量=このブラックホールを作るために必要な全体の質量=9.458×105×5.909×1015太陽質量=5.589×1021太陽質量
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特願2007−246139
【特許文献1】特願2007−279617
【特許文献1】特願2013−023929
【特許文献1】特願2013−214732
【特許文献1】特願2013−223032
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
1. 宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブのエネルギーと電子のラブの軌道はいくらか。この場のAはいくらか。
2. 宇宙の中心のブラックホールができた時はいつか。
3. U1.27のクエーサー1個のブラックホールの質量は、8.835×1010太陽質量です。銀河系のすぐ近くに存在する半径108光年の速度を3×102Kmとすると、そのボイドの中心には6.194×1010太陽質量のブラックホールがある。この事から何が推測できるか。
4. 宇宙の半円周に存在する泡構造の全質量はいくらか。(泡宇宙の中心のブラックホールの質量が6.194×1010太陽質量の場合)
5. U1.27の質量は合計で6.1×1018太陽質量です。泡構造の中心のブラックホールの質量が6.194×1010太陽質量の場合、宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質量は5.215×1018太陽質量です。この事から何が推測できるか。
6. 宇宙の中心のブラックホールから地球までの距離はいくらか。
7. U1.27の大クエーサー1個の質量は、8.835×1010太陽質量です。この大クエーサーが1個の泡構造になり、端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径はいくらか。
8. U1.27の状態を基に、泡構造を考える。軌道半径142×108光年の半円周に73個の泡構造ができた場合。泡構造の半径と泡構造の端の速度はいくらか。
9. 現在の宇宙は136億光年まで観測できるとすると、宇宙の中心のブラックホールはそれより何億光年遠くに存在するか。
【課題を解決するための手段】
【0005】
1.2007年8月25日に提出した、特願2007-246139に記した。
{ジェットの届く距離=太陽の半径×849×A÷太陽の中心のA=6.96×105Km×849×A÷(3.872×103)=1.526×105Km×A (ただし、太陽の半径×849×A÷太陽の中心のAの部分は補足追加した)
電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷ジェットの届く距離
・宇宙の中央に、2.631×1013太陽質量のブラックホールができた時、ジェット噴射はどこまで飛んだか。
ジェットが届く距離=6.598×109×β1/3Km=6.477×1011×10n/3Km=6.477×1011×1013.4202/3 Km=6.477×1011×104.4734 Km=6.477×1011×104×2.276Km=1.474×1016Km
これらの式より、宇宙の中央に、2.631×1013太陽質量のブラックホールができた時のAと電子のラブの公転軌道を求める。
2.2007年9月28日に提出した、特願2007-279617の「請求項11」と「請求項12」に於いて、宇宙の時代を電子のラブの公転軌道とAで示した。
この表により、宇宙の中央に、2.631×1013太陽質量のブラックホールができた時空を知る。
3.U1.27の大クエーサー1個のブラックホールの質量と、銀河系のすぐ近くに存在するボイドの中心のブラックホールの質量はほぼ等しい。
それで、U1.27の大クエーサー1個が、銀河系のすぐ近くに存在するボイドの中心のブラックホールになった、と推測できる。
4.泡構造の中心のブラックホールの質量が6.194×1010太陽質量の場合、半円周に存在する泡構造数と質量を求め、U1.27の質量と比較する。
5.U1.27の質量と宇宙の半円周に存在する泡宇構造達の全質量はほぼ等しい。
6.・2013年10月15日に提出した、特願2013−214732、で考えた場合と、・2013年2月11日に提出した、特願2013-023929、で考えた場合を比較する。
7.軌道エネルギー=5.438×1018+2n/3JKm÷距離=5.438×1018+7.329JKm÷距離=5.438×1025×2.133 JKm÷距離=1.160×1026JKm÷距離。
3×102Kmである場合。
(3×102)2J=1.160×1026JKm÷距離
8.U1.27の中には73個の大クエーサーが存在する。それで、軌道半径142×108光年の半円周に73個の泡構造ができた。この場合の泡構造の半径と速度を、速度2=1.160×1026JKm÷距離、から求める。
9.142-136=6。6億光年遠くに存在する。
【発明の効果】
【0006】
1.宇宙の中心のブラックホールが出来た場の電子のラブのエネルギーは、7.913×10-3Jで、電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mです。Aは、9.662×1010です。
2.宇宙の中心のブラックホールが出来た場のAは、9.662×1010ですから、年齢は103歳です。
宇宙の中心のブラックホールができた時は、ビッグバン後103年後です。
宇宙の中心のブラックホールができた点はビッグバンがおきた点の痕です。
3.U1.27の大クエーサー1個のブラックホールの質量と、銀河系のすぐ近くに存在するボイドの中心のブラックホールの質量はほぼ等しい。
それで、U1.27の大クエーサー1個が、銀河系のすぐ近くに存在するボイドの中心のブラックホールになった、と推測できる。
U1.27の大クエーサー1個が、泡構造の中心のブラックホールになったと考えられる。
4.泡構造の中心のブラックホールの質量が6.194×1010太陽質量の場合、宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質量は5.215×1018太陽質量です。
5.U1.27の長さは最大で40.4×108光年で、この長さは宇宙の半円周だった。
U1.27が宇宙の半円周に存在する泡構造達になった。
6.宇宙の中心のブラックホールが作る宇宙の端の軌道速度は3×102Kmより遅いと考える。
それで、宇宙の軌道半径は5.663×109光年より大きいと考える。
7.中心のブラックホールの質量が、8.835×1010太陽質量である泡構造の端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径は1.363×108光年です。
中心のブラックホールの質量が、6.194×1010太陽質量である泡構造の端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径は108光年です。
8.軌道半径142×108光年の半円周に73個の泡構造ができた場合の様子。
宇宙の中心のブラックホールの質量は8.835×1010太陽質量で、宇宙の半径は142×108光年で、その速度は1.895×102Kmです。半径に存在する泡構造の数は23.248で、全宇宙の泡構造の数は5.2605×104個で、全体のブラックホールの質量は4.648×1015太陽質量で、全宇宙の質量は4.396×1021太陽質量です。
○半径142×108光年の間に、泡構造が23.248個存在すると、泡構造の半径は3.054×108光年で、速度は2.004×102Kmです。
○半径129.2×108光年の間に、泡構造が23.248個存在すると、泡構造の半径は2.779×108光年で、速度は2.100×102Kmです。
○半径100×108光年の間に、泡構造が23.248個存在すると、泡構造の半径は2.151×108光年で、速度は2.388×102Kmです。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】宇宙の中心のブラックホールが作る軌道速度が3×102Kmになる軌道半径を宇宙の半径とする場合と、U1.27の大クエーサーだけが宇宙の泡構造になった場合の比較。1.宇宙の中心のブラックホールと、2.地球の間の3.距離は5.663×109光年です。4.泡宇宙の半径を108光年とし、速度を3×102Kmとすると、5.泡構造の中心のブラックホールは、6.194×1010太陽質量です。この泡構造だけが宇宙に存在するとした場合、6.半径に存在する泡構造の数は28.35個で、7.半円周に存在する泡構造数は8.902×10個で、ブラックホールの全質量は5.514×1012太陽質量で、泡構造達の全質量は5.514×1018太陽質量です。この質量は8.U1.27の質量6.1×1018太陽質量とほぼ等しいです。9.U1.27の長さは最大で40.4×108光年で、この長さは宇宙の半円周でした。そして、10.U1.27の中の大クエーサー73個は宇宙の半円周に存在する73個の泡構造になった。11.宇宙の中心のブラックホールと地球の間の距離は142×108光年で速度は1.895×102Kmです。12.泡構造の中心のブラックホールは8.835×1010太陽質量で、13.泡構造の半径は3.054×108光年で、速度は2×102Kmです。14.半径に存在する泡構造の数は23.248個です。15.半円周に存在する泡構造は73個です。16.全宇宙の泡構造の数は5.261×104個です。17.全体のブラックホールの質量は、8.835×1010太陽質量×5.261×104個=4.648×1015太陽質量です。18.宇宙の質量は、全体のブラックホールの質量×ブラックホールになるために必要な質量=4.648×1015太陽質量×9.458×105=4.396×1021太陽質量です。19.現在の宇宙は136億光年まで観測できます。それで、20.宇宙の中心のブラックホールは6億光年遠くに存在する。21.U1.27は宇宙の中心のブラックホールから12.866×108光年の軌道半径に存在する。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1. 宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブのエネルギーと電子のラブの軌道はいくらか。この場のAはいくらか。
私は2007年8月25日に提出した、特願2007-246139に記した。
{ジェットの届く距離=太陽の半径×849×A÷太陽の中心のA=6.96×105Km×849×A÷(3.872×103)=1.526×105Km×A
(但しAは地表のエネルギーを1とし、そのエネルギーの何倍であるかを示す)
電子のラブの公転軌道=1.058×10-10m÷A。
A=1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道。
電子のラブのエネルギー=8.665×10-24Jm÷(1.058×10-10m÷A)=8.190×10-14J×A。
A=電子のラブのエネルギー÷(8.190×10-14J)。
ジェットの届く距離=1.526×105Km×A=1.526×105Km×1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷電子のラブの公転軌道。
ジェットの届く距離=1.526×105Km×A=1.526×105Km×電子のラブのエネルギー÷(8.190×10-14J)=1.863×1018Km/J×電子のラブのエネルギー、です}
この事により、ジェットの届く距離は場のエネルギーに比例することが理解できます。
ジェットの届く距離=1.526×105Km×A=1.526×105Km×1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷電子のラブの公転軌道
電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷ジェットの届く距離
・宇宙の中央に、2.631×1013太陽質量のブラックホールができた時、ジェット噴射はどこまで飛んだか。
ジェットが届く距離=6.598×109×β1/3Km=6.477×1011×10n/3Km=6.477×1011×1013.4202/3 Km=6.477×1011×104.4734 Km=6.477×1011×104×2.276Km=1.474×1016Km
宇宙の中央に、2.631×1013太陽質量のブラックホールができた時、ジェット噴射は、軌道半径1.474×1016Kmまで飛んだ。
・この場の電子のラブの公転軌道はいくらか。
ジェットの届く距離=1.6145×10-2m2÷電子のラブの公転軌道
電子のラブの公転軌道=1.6145×10-2m2÷ジェットの届く距離=1.6145×10-2m2÷(1.474×1016Km)=1.6145×10-2m2÷(1.474×1019m)=1.095×10-21m
電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mです。
・この場のAはいくらか。
A=1.058×10-10m÷電子のラブの公転軌道=1.058×10-10m÷(1.095×10-21m)=9.662×1010
Aは9.662×1010です。
・この場の電子のラブのエネルギーはいくらか。
電子のラブのエネルギー=8.665×10-24Jm÷(1.058×10-10m÷A)=8.190×10-14J×A=8.190×10-14J×9.662×1010=7.913×10-3J
この場の電子のラブのエネルギーは7.913×10-3Jです。
よって、宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブのエネルギーは、7.913×10-3Jで、電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mです。Aは、9.662×1010です。
2. 宇宙の中心のブラックホールができた時はいつか。
宇宙の中心のブラックホールが出来た場の電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21m です。Aは、9.662×1010です。
2007年9月28日に提出した、特願2007-279617の「請求項11」と「請求項12」に於いて、宇宙の時代を電子のラブの公転軌道とAで次のように示した。
「請求項11」 宇宙の時代を、電子のラブの公転軌道により表現した。この事は、宇宙の時代をA(地表のエネルギーを1とした時のエネルギー)でも表現できることを示す。
ブラックホールの素子の時代、電子のラブの公転軌道は10−16mでした。この時代を10−16mの時代としました。
1.058×10−10m÷A=10−16
A=1.058×10−10m÷10−16m=1.058×106≒106
それで、10−16mの時代はA=106の時代です。
このように、時代を電子のラブの公転軌道で表現でき、更に、A(地表のエネルギーを1とした時のエネルギー)でも表現できます。
地表は、電子のラブの公転軌道は10−10mで、A=1です。
太陽の中心は、電子のラブの公転軌道は2.732×10−14mで、A=3.872×103です。
第1世代の星ができる場は、電子のラブの公転軌道は10−15mで、A=105です。
ブラックホールの素子の時代は、電子のラブの公転軌道は10−16mで、A=106です。
「請求項12」 宇宙の時代をAで表現すると、その時代のAと1m3の原子数(電子のラブと陽子のラブの数)の関係はどのようであるか。
3=原子数(電子のラブと陽子のラブの数)
A=10−10m÷電子のラブの公転軌道
これを表にする。但し、1010歳の場合、太陽の中心の電子のラブの公転軌道をこの時代の公転軌道として考えた。
表2
宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mです。Aは、9.662×1010です。
それで、宇宙の中心のブラックホールができた場の電子のラブの公転軌道は、1.095×10-21mですから、年齢は、103歳です。
宇宙の中心のブラックホールが出来た場のAは、9.662×1010ですから、年齢は103歳です。
よって、宇宙の中心のブラックホールができた時は、ビッグバン後103年後です。
宇宙の中心のブラックホールができた点はビッグバンがおきた点の痕です。
この事を表に示す。
・宇宙の中心のブラックホールができた時空
表3
3. U1.27のクエーサー1個のブラックホールの質量は、8.835×1010太陽質量です。銀河系のすぐ近くに存在する半径108光年の速度を3×102Kmとすると、そのボイドの中心には6.194×1010太陽質量のブラックホールがある。この事から何が推測できるか。
U1.27の大クエーサー1個のブラックホールの質量と、銀河系のすぐ近くに存在するボイドの中心のブラックホールの質量はほぼ等しい。
それで、U1.27の大クエーサー1個が、銀河系のすぐ近くに存在するボイドの中心のブラックホールになった、と推測できる。
U1.27の大クエーサー1個が、泡構造の中心のブラックホールになったと考えられる。
4. 宇宙の半円周に存在する泡構造の全質量はいくらか。(泡構造の中心のブラックホールの質量が6.194×1010太陽質量の場合)
宇宙の半径に存在する泡構造の数は2.835×10個です。半円周に存在する泡構造の数はいくらか。その質量はいくらか。
宇宙の半円周に存在する泡構造達の数=π×宇宙の半径に存在する泡構造の数=π×2.835×10個=8.902×10個。
宇宙の半円周に存在する泡構造達のブラックホールの質量=1個の泡構造のブラックホールの質量×泡構造の数=6.194×1010太陽質量×8.902×10個=5.514×1012太陽質量。
宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質量=宇宙の半円周に存在する泡構造達のブラックホールの質量×ブラックホールを作るために必要な質量=5.514×1012太陽質量×9.458×105=5.215×1018太陽質量。
よって、宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質量は5.215×1018太陽質量です。
5. U1.27の質量は合計で6.1×1018太陽質量です。泡構造の中心のブラックホールの質量が6.194×1010太陽質量の場合、宇宙の半円周に存在する泡構造達の全質量は5.215×1018太陽質量です。この事から何が推測できるか。
U1.27の質量と宇宙の半円周に存在する泡宇構造達の全質量はほぼ等しい。
この事から次のことが推測できる。
1.U1.27の長さは最大で40.4×108光年で、この長さは宇宙の半円周だった。
1.U1.27が宇宙の半円周に存在する泡構造達になった。
・U1.27の長さは最大で40.4×108光年で、この長さは宇宙の半円周だった。
これを表に示す。
表4
6. 宇宙の中心のブラックホールから地球までの距離はいくらか。
・2013年10月15日に提出した、特願2013−214732、「大クエーサー群のU1.27とスローン・グレートウオールとCfA2グレートウオ―ル」に於いて次のように考えた。
1.宇宙の中心のブラックホールからU1.27までの軌道半径は12.866×108光年で、この軌道速度は、6.298×102Kmです。
1.宇宙の中心のブラックホールから地球までの軌道半径は142.066×108光年で、この軌道の速度は1.895×102Kmです。
1.U1.27から地球までの距離は、129.2×108光年です。
・2013年2月11日に提出した、特願2013-023929、「宇宙の形と宇宙の直径と宇宙の質量と宇宙の運動と泡宇宙」に於いてつぎのように考えた。
1.宇宙の中心のブラックホールが作る速度が3×102Kmの軌道半径は、5.663×109光年です。
1.銀河系のすぐ近くに存在する、半径108光年のボイドの端の銀河系の速度を3×102Kmとすると、そのボイドの中心には、6.194×1010太陽質量のブラックホールがある。
この2つは、ボイドの周囲の速度を3×102Kmとし、かつまた、宇宙の端の速度を3×102Kmとしている。
宇宙の中心のブラックホールが作る宇宙の端の軌道速度は3×102Kmより遅いと考える。
それで、宇宙の軌道半径は5.663×109光年より大きいと考える。
7. U1.27の大クエーサー1個の質量は、8.835×1010太陽質量です。この大クエーサーが1個の泡構造になり、端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径はいくらか。
・泡構造の軌道エネルギーの式を求める。
軌道エネルギー=5.438×1018+2n/3JKm÷距離
n=8.835×1010=1010.9928
2n/3=2×10.9928÷3=7.329。
軌道エネルギー=5.438×1018+2n/3JKm÷距離=5.438×1018+7.329JKm÷距離=5.438×1025×2.133 JKm÷距離=1.160×1026JKm÷距離。
3×102Kmである場合。
(3×102)2J=1.160×1026JKm÷距離
距離=1.160×1026JKm÷(3×102)2J=1.289×1021Km
何光年か。
1.289×1021Km÷(9.46×1012Km)=1.363×108光年。
よって、中心のブラックホールの質量が、8.835×1010太陽質量である泡構造の端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径は1.363×108光年です。
比較
中心のブラックホールの質量が、6.194×1010太陽質量である泡構造の端の速度が3×102Kmである場合、泡構造の半径は108光年です。
これを表に示す。
表5
8. U1.27の状態を基に、泡構造を考える。
U1.27の中には73個の大クエーサーが存在する。それで、軌道半径142×108光年の半円周に73個の泡構造ができた。
○ 軌道半径142×108光年の半円周に73個の泡構造ができた場合。
・泡構造の半径とその速度はいくらか。泡構造の中心のブラックホールの質量は、8.835×1010太陽質量です
泡構造の半径==πr÷半円周に存在する泡構造の数÷2=3.14×142×108光年÷73個÷2=6.108×108光年÷2=3.054×108光年。
軌道エネルギー=5.438×1018+2n/3JKm÷距離=5.438×1018+7.329JKm÷距離=5.438×1025×2.133 JKm÷距離=1.160×1026JKm÷距離
速度2=1.160×1026JKm÷距離=1.160×1026JKm÷(3.054×108光年)=1.160×1026JKm÷(3.054×108×9.46×1012Km)=4.015×104J
速度=(4.015×104)1/2=2.004 ×102(Km)
泡構造の半径は3.054×108光年で、その速度は2.004 ×102Kmです。
・半径には何個の泡構造が存在するか。半径にはx個の泡構造が存在するとする。
πr:73個=r:x
x =73個×r÷πr=73個÷π=73個÷3.14=23.248個
半径には23.248個の泡構造が存在する。
・半径に直径が2×3.054×108光年の泡構造が23.248個存在すると、その半径はいくらか。
2×3.054×108光年×23.248個≒142×108光年。
半径に直径が2×3.054×108光年の泡構造が23.248個存在すると、その半径は142×108光年です。
・軌道半径に23.248個の泡構造が存在するとする、全宇宙の泡構造は何個か。
4/3×πr3=4/3×π(23.248)3個=52604.774個
軌道半径に23.248個の泡構造が存在するとする、全宇宙の泡構造は52605個です。
・全宇宙の泡構造のブラックホールの質量はいくらか。
泡構造1個のブラックホールの質量×全宇宙の泡構造の数=8.835×1010太陽質量×52605個=4.648×1015太陽質量
全宇宙の泡構造のブラックホールの質量は4.648×1015太陽質量です。
・このブラックホールを存在させるために必要な全質量はいくらか。
全宇宙の泡構造の質量=全宇宙の泡構造のブラックホールの質量×ブラックホールになるために必要な質量=4.648×1015太陽質量×9.458×105=4.396×1021太陽質量
全質量は4.396×1021太陽質量です。
確かめ算
U1.27の中には73個の大クエーサーが存在し、その質量は合計で6.1×1018太陽質量である。
全宇宙の泡構造の個数÷73個×6.1×1018太陽質量=52605個÷73個×6.1×1018太陽質量=4.396×1021太陽質量
○泡構造の半径について。
・半径129.2×108光年の間に泡構造が23.248個存在するとする。泡構造の半径はいくらか。その速度はいくらか。
129.2×108光年÷23.248個÷2=2.779×108光年
速度2=1.160×1026JKm÷距離=1.160×1026JKm÷(2.779×108光年)=1.160×1026JKm÷(2.779×108×9.46×1012Km)=4.412×104J
速度=(4.412×104J)1/2Km=2.100×102Km
半径129.2×108光年の間に、泡構造が23.248個存在すると、泡構造の半径は2.779×108光年で、速度は2.100×102Kmです。
・泡構造は10-14m時代で、100億光年の長さに存在します。それで、半径100×108光年の間に泡構造が23.248個存在するとする。泡構造の半径はいくらか。その速度はいくらか。
100×108光年÷23.248個÷2=2.151×108光年
速度2=1.160×1026JKm÷距離=1.160×1026JKm÷(2.151×108光年)=1.160×1026JKm÷(2.151×108×9.46×1012Km)=5.701×104J
速度=(5.701×104)1/2Km=2.388×102Km
半径100×108光年の間に泡構造が23.248個存在すると、泡構造の半径は2.151×108光年で、速度は2.388×102Kmです。
この計算によって、U1.27の大クエーサーが作った泡構造の半径は約2×108光年かもしれない。
・また、問題7のように、泡構造の速度から泡構造の半径を求めることもできる。
○宇宙の泡構造について。
・宇宙に存在する大クエーサー群はU1.27だけではない。
U1.27は大クエーサー群のうちの1つにすぎない。
泡構造を考える場合、U1.27から泡構造になったものは、宇宙全体の泡構造の中の73個です。
それで、U1.27だけでは泡構造を理解できない。
しかし、泡構造の1部を理解することはできる。

この事を表に示す。
表6
9. 現在の宇宙は136億光年まで観測できるとすると、宇宙の中心のブラックホールはそれより何億光年遠くに存在するか。
宇宙の中心のブラックホールまでの距離は、142×108光年ですから、142×108光年-136×108光年=6×108光年
現在の宇宙は136億光年まで観測できるとすると、宇宙の中心のブラックホールはそれより6億光年遠くに存在する
【産業上の利用可能性】
【0009】
宇宙を知る事は存在の始まりや存在の様子を知ることであり、地球の存在もその中の1部であると認識する広い心を持つことによって、広く世界の産業を考える精神が培われる。
【符号の説明】
【0010】
1 宇宙の中心のブラックホールの質量は2.631×1013太陽質量
2 地球
3 宇宙の中心のブラックホールと地球の間の距離は5.663×109光年で、速度は3×102Km
4 泡構造の半径は108光年で、速度は3×102Km
5 泡構造の中心のブラックホールは、6.194×1010太陽質量
6 半径に存在する泡構造の数は28.35個
7 半円周に存在する泡構造数は8.902×10個で、ブラックホールの全質量は5.514×1012太陽質量で、泡構造達の全質量は5.514×1018太陽質量
8 U1.27の質量は6.1×1018太陽質量
9 U1.27の長さは最大で40.4×108光年で、この長さは宇宙の半円周だった
10 U1.27の中の大クエーサー73個は宇宙の半円周に存在する73個の泡構造になった
11 宇宙の中心のブラックホールと地球の間の距離は142×108光年で速度は1.895×102Km
12 泡構造の中心のブラックホールは8.835×1010太陽質量
13 泡構造の半径は3.054×108光年で、速度は2×102Km
14 半径に存在する泡構造の数は23.248個
15 半円周に存在する泡構造は73個
16 全宇宙の泡構造の数は5.261×104
17 全体のブラックホールの質量は、8.835×1010太陽質量×5.261×104個=4.648×1015太陽質量
18 宇宙の質量は、全体のブラックホールの質量×ブラックホールになるために必要な質量=4.648×1015太陽質量×9.458×105=4.396×1021太陽質量
19 現在の宇宙は136億光年まで観測できる
20 宇宙の中心のブラックホールは6億光年遠くに存在する
21 U1.27は宇宙の中心のブラックホールから12.866×108光年の軌道半径に存在する
図1