特開2015-168414(P2015-168414A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2015168414-カーハンドル用テーブル 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-168414(P2015-168414A)
(43)【公開日】2015年9月28日
(54)【発明の名称】カーハンドル用テーブル
(51)【国際特許分類】
   B60N 3/00 20060101AFI20150901BHJP
   B60R 7/04 20060101ALI20150901BHJP
【FI】
   B60N3/00 A
   B60R7/04 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2014-60777(P2014-60777)
(22)【出願日】2014年3月5日
(71)【出願人】
【識別番号】509141109
【氏名又は名称】中島 信夫
(71)【出願人】
【識別番号】509141073
【氏名又は名称】中島 晴二
(72)【発明者】
【氏名】中島 信夫
【テーマコード(参考)】
3B088
3D022
【Fターム(参考)】
3B088AA06
3D022CA23
3D022CB01
3D022CC04
3D022CD02
3D022CD05
(57)【要約】
【課題】テーブル本体とアーム受けの二種類の部品により完成されたカーハンドル用テーブルであり、ハンドルに取り付け取り外しが容易に出来て多くの車種のハンドル角度にも対応可能なカーハンドルテーブルを提供する。
【解決手段】平板状の二つ折りを可能な構造とし、図1のテーブルの一体化したテーブルを開き、このテーブルに固定されたアームを開く事により、ハンドルに容易に固定可能な構造であり、これにアーム受けで固定させる事を可能とし、水平及び必要に応じた傾斜を設ける事も可能な構造のカーハンドル用テーブル。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
平板状のテーブル本体を二つ折りの形状とし、このテーブル本体に左右対称のアームをテーブル本体に取り付け一体化させた形状であり、この本体のテーブルを水平に開いて、テーブル本体の左右のアームをアーム収納溝から取り出し、左右対称のアーム受けを取り付け調整することにより、カーハンドルのそれぞれの角度に応じてテーブル本体を水平にする事が可能な形状を持ち、及び使用目的において適切なるテーブル本体の傾斜角度を得る事も可能なカーハンドル用テーブル。
【発明の詳細な説明】
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案はカーハンドルのそれぞれの角度の違いにおいて本体のテーブルに一体化させた左右のアームを引き出し、左右のアーム受けの調整溝の適切なる構に左右のアームを固定させる事により、本体のテーブルを水平に設定する事を可能とした、及び使用目的において適切なる傾斜を得る事を目的とした特徴を持つ。
【0002】
従来、車の運転席においてはハンドルが前面にある為、食事や飲み物等の置き場所がなく、又、ハンドルの前面においてパソコンを使用する、及びメモ書きをする作業などが非常に困難な狭い空間であった。
【0003】
又助手席や後部座席においても、食事をしたりパソコンを使用したりメモ書き等を作業する目的において本考案のテーブルを使用する事が可能な特長を持つ形状である。
【0004】
助手席や後部座席においても、本考案のテーブル本体のみを開き両膝の上に乗せる事により、食事やパソコンの作業及びメモ書き等をする事が可能な形状を持つ。
【0005】
本考案のテーブル本体は二つ折りが可能な形状としているため、非常にコンパクトに収める事が可能な形状であり、ドアボックスに納めたり、又車内のどこに置いても車内置き場所の妨害をきわめて少なくした。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
車の運転席で作業する場合において、前面にハンドルがある為、その作業空間場所は極めて狭い、その極めて狭い作業空間場所において食事をしたり、パソコン作業をしたり、携帯電話を使用しながらメモ書き等をする等は極めて不自由な空間であった、本考案のカーハンドル用テーブルの形状はその目的において可能となった。
【0007】
本発明は以上のような従来の欠点を改良したカーハンドルテーブルであり、運転席の使用目的において、及び助手席や後部座席においてもその課題を考慮して考案したものであり、目的の作業をスムーズに行える車内空間場所を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、テーブル本体を二つ折りに形成し、コンパクトに収納が可能な構造であり、このテーブル本体に左右のアーム部分を一体化させた構造であり、この本体と左右のアーム受けを取り付ける事により、極めて少ない部品で形成される特徴を持つカーハンドル用テーブルである。
【0009】
本発明は主として運転席でのテーブルとして考案されたものであるが、その特長は助手席及び後部座席においても使用目的において非常に便利な形状を持つものである。
【発明の効果】
【0010】
車の運転を停止し、運転席で食事をしたりする、又パソコン等を運転席で使用したり、携帯電話で会話を交わしながらメモ書きをする等は、前面にハンドルがあり、非常に狭い空間であるので困難な作業空間であった。
【0011】
通常はこのような作業において車外に出て行えば良いと考慮するのであるが車外の状況による、例えれば猛暑の季節においては熱中症の可能性も考えられる、大雨の時や大雪の時など車外でのこれ等の作業は運転席作業以上の困難が発生する。
【0012】
このような車外においての作業のリスクを解消するとすれば、運転席の狭き空間に本考案のカーハンドル用テーブルを取り付ける事により、車内の冷暖房を利用しながら車外で作業する環境によるリスクを解消して快適に作業を進める事が本考案のカーハンドル用テーブルである。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】カーハンドルに取り付けた本案の全体の形状を示す。
図2】本案のテーブル本体1とアーム受け3を示す
図3】テーブル本体を90度開いた形状を示す
図4】テーブル本体を折畳んだ形状を示す。
図5】ハンドル9にテーブルを水平に取り付けた側面図を示す
図6】ハンドルに傾斜を付けて取り付けた側面図を示す
【符号の説明】
1 テーブル
2 アーム
3 アーム受け
4 アーム収納用溝
5 180度で平面を保つ構造の蝶版
6 ハンドル下部においてテーブルをハンドルに固定する凸部
7 アーム角度調整用溝部
8 アーム収納用溝部
9 ハンドル
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を説明する。
【0015】
図1において、本発明の材質は木材やプラスチック材で成型が可能、アーム2は金属加工製品が望ましい、アーム受け3は樹脂成型品が望ましい、各々の適切なる素材を組み合わせる事で一体化させ成型する事が可能なカーハンドル用テーブル。
図1
図2
図3
図4
図5
図6