【課題】ウェブページの内容に関連する電子広告をそのウェブページに提供する方法、構造、及びシステムが提供される。一態様において、本発明はアフィリエイトされたウェブページ発行者及び広告主のための電子広告を管理及び供給する。
【解決手段】上記本発明に係るコンピュータで実行される方法は、ウェブページ発行者と関係があるウェブページに対する電子広告要求を受信し、上記ウェブページに表示される少なくとも一以上のキーワードにアクセスし、上記キーワードに関連する一以上の関連電子広告を特定する。また、上記関連電子広告は、上記ウェブページ発行者と提携する広告主と関係があり、一以上の関連電子広告を表示のために上記ウェブページに伝達する。本発明は同様に、コンピュータで実行されるソフトウェアを含み、上記ソフトウェアが上記コンピュータに上記ステップを実行させる。
前記プロセッサは、少なくとも最高評価の特定された広告についての商品画像及び商品価格を表示のために前記ウェブページに伝達することを含む、請求項1に記載の方法。
アフィリエイトされたウェブページ発行者及び広告主のために、電子広告を管理及び提供する非一時的な記憶媒体に格納されたコンピュータで実行されるソフトウェアにおいて、前記ソフトウェアが、前記コンピュータに実行させるステップは、
複数の広告主に関する広告主情報であって、前記広告主により提供される少なくとも一の電子広告と、前記広告主により許可された発行者のリストと、を含む各広告主に関する前記広告主情報を保持し、
複数の発行者に関する発行者情報であって、前記発行者と提携する広告主のリストを含む各発行者に関する前記発行者情報を保持し、
ウェブページに対する電子広告要求であって、前記ウェブページの発行者を特定する識別を含む前記電子広告要求を受信し、
特定された発行者の提携する広告主を判断するために、前記発行者情報をアクセスし、
前記特定された発行者が前記広告主により許可された前記広告主のリスト上に記載されているか否か判断するために、各特定された発行者の提携する広告主と関係がある前記広告主情報をアクセスし、
許可された発行者のリスト上に前記特定された発行者を有する前記特定された発行者の提携する広告主と関係がある広告を選択し、
前記ウェブページと関係があるキーワードを特定し、
前記特定されたキーワードに関連する広告を特定するために前記選択された広告を検索し、
各特定された広告に関する評価をそのパフォーマンスに基づき決定し、
前記特定された広告を前記評価に基づきランク付けし、
少なくとも最高評価であるとして特定された広告を表示のために前記ウェブページに伝達することを含んでいる、コンピュータで実行されるソフトウェア。
前記ソフトウェアが、前記コンピュータに実行させるステップは、少なくとも最高評価の特定された広告についての商品画像及び商品価格を表示のために前記ウェブページに伝達することを含む、請求項9に記載のソフトウェア。
各広告に関する前記評価は、前記広告と関係がある商品又はサービスの一つ以上の特徴に基づき、前記広告と関係がある商品又はサービスの前記一つ以上の特徴は、価格帯分類、商品分類、及び割引分類からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、ウェブページの内容に関連する一以上の電子広告をそのウェブページに提供する方法、構造、及びシステムを提供する。また、本発明の各種態様は、電子広告の「表示回数(impression)」の追跡、即ち、電子広告表示の調査に関する。ここに記載する個々の実施形態は例示的であり、本発明の技術的範囲はこれに限定されるものではない。
【0010】
次に、
図1を参照すると、本発明によるインターネット市場のインフラ100の一実施形態のブロック図を示す。インターネット市場のインフラ(Internet marketplace infrastructure)100は、ルータ、ハブ、ゲートウェイなどの一以上の通信機器を含んでもよいネットワーク102を備えるだけでなく、有線接続又は無線接続などの一以上の接続をも備える。別の実施形態において、ネットワーク102は、様々な個数の通信機器及び通信接続を含んでもよく、色々な地理領域にまたがることができる。別の実施形態において、ネットワーク102は、とりわけ、衛星放送テレビインフラ、ケーブルテレビインフラ、携帯電話インフラ、及び/又は有線電話インフラの一部や全てを含んでもよい。
【0011】
インターネット市場の多くの参加者は、一以上のウェブページサーバ106及びユーザコンピュータ108を含むネットワーク102と通信をする。ここで、「コンピュータ」という用語は、機械命令を実行可能なシステム又は装置を含む。上記システム又は装置は、例えば、デスクトップ、ラップトップ、サーバ、携帯端末、テレビ用通信端末、及び/又はネットワーク化されたコンピュータシステム、又はその複数やその組み合わせを含む。ウェブページサーバ106は、要求されるウェブページをシステム又は装置に提供可能であり、ウェブページ及びウェブサーバソフトウェアを含む。ウェブページは、例えば、検索インターフェイス、買い物内容、ニュース内容、映像又は音声内容、及び/又はアニメーションなどの数多くの多様なメディア及びコンテンツを含むことが可能である。
【0012】
また、
図1を引き続き参照すると、本発明の一態様によれば、インターネット市場のインフラ100は、それぞれネットワーク102と通信する電子広告サーバ(広告サーバ:Ad server)110、広告主(Advertiser)コンピュータ104、発行者(Publisher)コンピュータ112を含む。ここで、「広告主」とは、電子広告を掲載する個人又は組織である。「発行者」とは、インターネット上にウェブページを開設する個人又は組織である。広告主コンピュータは、広告主により使用されるコンピュータであり、発行者コンピュータは、発行者により使用されるコンピュータである。ここで、広告について現在提携関係を持っているか、又は、以前にそのような関係を持った広告主と発行者は「アフィリエイト(affiliates)」と称される。
【0013】
ウェブページサーバ106、ユーザコンピュータ108、広告サーバ110、広告主コンピュータ104、及び発行者コンピュータ112は、それぞれネットワーク通信装置、記憶媒体/装置、プロセッサ、メモリ、コンピュータボード、光学又は磁気装置、及び/又はヒューマンインターフェース装置などのハードウェアと、OSソフトウェア、ウェブサーバソフトウェア、ウェブ閲覧ソフトウェア、データベース管理ソフトウェア、ソフトウェア支援の各種通信プロトコル、及び/又はソフトウェア支援の各種プログラミング言語などのソフトウェアと、を含むことができる。一実施形態において、ユーザコンピュータ108は、ウェブページサーバ106からウェブページを要求可能なウェブブラウザを含む。ウェブブラウザがコンピュータに備わるソフトウェアであることは当業者には理解できよう。ここで、「コンピュータ」という用語は、機械命令を実行可能なシステム又は装置をも含むことができる。上記システム又は装置は、例えば、デスクトップ、ラップトップ、サーバ、携帯端末、テレビ用通信端末、及び/又はネットワーク化されたコンピュータシステム、又はその複数やその組み合わせを含む。更に、「ウェブページ」とは、例えば、スクリーン上に表示されるビジュアルコンテンツ(テキスト、写真、映像、ボタンなど)やビジュアルコンテンツを表示させるソフトウェアコードだけでなく、何も表示させないがウェブページに関連して特定の機能を遂行する他のソフトウェアコード等をも含むことは当業者には理解できよう。
【0014】
図1のインターネット市場のインフラ100において、ユーザはユーザコンピュータ108でウェブページサーバ106内のウェブページにアクセスできるが、いくつかの理由により、他のウェブページサーバ(不図示)内の他のウェブページに訪問できない場合がある。これは、他のウェブページが存在すること及び/又はこれら他のウェブページでの電子商取引の機会をユーザが知らないからかもしれない。潜在的な消費者にこれら他のウェブページを広めるため、電子広告がウェブページサーバ106のウェブページ内に設けられることがあり、他のウェブページ及び/又はそれらの商品についてユーザに知らせる。電子広告は、バナー広告又はポップアップ広告などを含む様々な種類の広告、及びテキスト、画像、グラフィックス、映像、音声、アニメーション、及び/又はその組み合わせなどの各種コンテンツを含むことがある。
【0015】
本発明の一態様によると、ウェブページに表示するための電子広告は広告サーバ110に格納及び管理されてもよい。また、
図2を参照し、
図1の広告サーバ110における例示的な構成要素のブロック図を示す。図示の実施形態において、広告サーバは、一以上の発行者コンピュータ及び広告主コンピュータと通信するインターフェースソフトウェア202、広告主及びウェブページ発行者に関する情報と電子広告とを格納する記憶媒体/データベース204、広告を要求するコンピュータに電子広告を供給する簡易リンクソフトウェア206、及び、広告の表示回数を調査する調査ソフトウェア208を含む。以下、上記各構成要素が順に説明される。
【0016】
広告サーバにおけるインターフェースソフトウェア202は、一以上の発行者コンピュータ及び広告主コンピュータとの通信を取り扱う。一実施形態において、広告サーバはウェブサーバソフトウェアを含み、ウェブブラウザを用いた広告主コンピュータと発行者コンピュータの広告サーバへの接続を許可する。一実施形態において、広告サーバと、発行者及び広告主コンピュータとは、ウェブブラウザを用いるよりはむしろ、特別にそれらの通信のために設計されたソフトウェアを用いて通信できる。
【0017】
本発明の一態様において、広告主コンピュータは、広告サーバと通信でき、広告主と発行者間のアフィリエイト関係及び電子広告を管理する。一実施形態において、広告サーバは、通信する各広告主についての広告主プロファイルを保持できる。例えば、広告主プロファイルは、広告主の連絡先や金融口座情報を含んでもよい。一実施形態において、広告サーバは、異なる階層の広告サービスを提供可能である。また、広告主プロファイルは、どのサービスが広告主に対して有効又は無効かを特定できる。以下に詳細に説明する一のサービスは、「簡易リンク」と称される。簡易リンクを使用することにより、広告サーバはウェブページの内容に基づいて特定の電子広告をウェブページに提供する。例えば、ウェブページがペットの健康について掲載する場合には、例えばペットショップやペット製品の広告などのペットの健康に関する関連広告がウェブページに表示される。広告主のプロファイルは、簡易リンクが広告主に対して有効又は無効かを示すことができる。
【0018】
本発明の一態様において、広告主コンピュータは、電子広告が格納される広告サーバに電子広告を伝達できる。上述したように、電子広告は、バナー広告やポップアップ広告などの様々な種類の広告や、テキスト、画像、グラフィクス、映像、音声、アニメーション、及び/又はその組み合わせなどの様々な種類の内容を含むことができる。一実施例では、電子広告は、製品画像と製品価格を表示可能であり、広告された製品を購入可能なマーチャントのウェブページへの選択可能なリンクを含むことができる。本発明の一態様において、広告主コンピュータは、広告サーバに電子広告と関係する記述子ワードを伝達できる。例えば、電子広告がペットのビタミンを表示する場合には、その広告と関係がある記述子は、ペット、猫、犬、栄養、健康、サプリメント、ビタミンなどの単語を含むことができる。記述子は、広告の分類など多くの様々な種類の命令に役立つことがある。簡易リンクについて、ウェブページの内容に関連する電子広告を特定するため、記述子を検索ツールにより用いることができる。
【0019】
本発明の一態様において、広告主コンピュータは広告サーバと通信可能であり、広告主と発行者間のアフィリエイト関係を管理する。例えば、広告主は、広告主とアフィリエイト関係を有する発行者のリストを維持できる。広告主コンピュータは、このリストを更新及び維持するために、広告サーバと通信できる。一実施形態において、広告主は簡易リンクで許可を受けた発行者アフィリエイトのリストを維持できるので、簡易リンクで許可を受けた発行者から成る広告主の有するリスト上の発行者にのみ、広告主の電子広告が提供される。
【0020】
図3は、広告サーバの記憶媒体/データベース(
図2、204)に格納された広告主情報を説明するブロック図を示す。上述のように、広告サーバは広告主プロファイル302、関連記述子ワードを有する電子広告304、広告主とアフィリエイト(提携)する発行者のリスト306、簡易リンクの許可を受けた発行者のリスト308を格納できる。広告主コンピュータは、この情報を管理するために、広告サーバと通信できる。
【0021】
本発明の一態様において、発行者コンピュータは、広告サーバと通信でき、その広告サービスと、発行者及び広告主間のアフィリエイト関係とを管理する。一実施形態において、広告サーバは、通信をする各発行者についての発行者プロファイルを維持できる。上記発行者プロファイルは、例えば、発行者の連絡先及び金融口座情報を含んでもよい。一実施形態において、広告サーバは、異なる階層の広告サービスを提案できる。また、発行者プロファイルはどのサービスが発行者に対して有効又は無効かを特定できる。一実施形態において、発行者プロファイルは簡易リンクが発行者に対して有効又は無効かを示すことができる。一実施形態において、発行者と提携する広告主のリストを広告サーバに格納してもよい。また、発行者コンピュータはこのリストを更新及び管理するために広告サーバと通信できる。
図4は、広告サーバの記憶媒体/データベース(
図2、204)に格納される発行者情報を説明するブロック図を示す。上述のように、広告サーバは、発行者プロファイル402と、発行者と提携する広告主のリスト404とを格納できる。発行者コンピュータは広告サーバと通信でき、この情報を管理する。
【0022】
本発明の一態様において、発行者コンピュータは、広告サーバと通信して、発行者のウェブページに対して簡易リンクを初期化及び設定できる。上述のように、簡易リンクは広告サーバにより提供される広告サービスである。簡易リンクを用いて、広告サーバはウェブページの内容に基づき特定の電子広告をウェブページに提供する。例えば、ウェブページがペットの健康について掲載する場合には、例えば、ペットショップやペット製品の広告などのペットの健康に関する関連広告をウェブページに表示できる。
図5は、発行者のウェブページサーバに格納される例示的なウェブページ502とそのウェブページソースコード508を示す。図示のウェブページ502は、電子広告表示領域506とウェブページ内容504を表示する他の領域を含む。図示の実施例において、簡易リンクサービスは、ウェブページ内容504に関連する一以上の電子広告を広告領域506内に提供する。「ウェブページ」とは、例えば、スクリーン上に表示されるビジュアルコンテンツ(テキスト、写真、映像、ボタンなど)だけでなく、様々な機能を実行するソフトウェアコードを含む各種事項であることは当業者には理解できよう。少なくとも一部のウェブページのソフトウェアコードは、ウェブページサーバに格納されるウェブページソースコード508にある。ウェブページソースコードは、HTML(hyper-text markup language)、ジャバスクリプト、及び/又は他のソフトウェア言語を含んでもよい。本発明の一態様において、発行者のウェブページサーバに格納されているウェブページソースコード508に簡易リンクソフトウェアコードを挿入することで、発行者はウェブページ502に対する簡易リンクを初期化する。ユーザコンピュータがウェブページサーバからウェブページソースコード508を要求し、それをユーザコンピュータのウェブブラウザに読み込む場合には、簡易リンクソフトウェアコードは広告領域506をウェブページに設定し、ユーザコンピュータに広告サーバから電子広告を要求させる。簡易リンクソフトウェアコードの実施例を以下に説明する。
【0023】
本発明の一態様において、様々な種類の簡易リンクサービスがある。「単一広告主簡易リンク(single advertiser easy link)」と称する簡易リンクの一種では、広告サーバは特定の広告主からの一以上の電子広告をウェブページに提供する。以下のコードは、単一広告主簡易リンクのために、ウェブページソースコードに挿入可能なソフトウェアコードの一例である。
【0025】
上記「ad_width」、「ad_height」、及び「ad_type」パラメータは、ウェブページに表示される広告のサイズと種類を定義する。上記「publisherID」パラメータは、ウェブページの発行者を特定する。一実施形態において、上記「oid」パラメータは、ウェブページに使用されるべき広告を有する特定の広告主を特定する。一実施形態において、上記「oid」パラメータは広告主及びウェブページに使用されるべき広告主からの一組の広告を特定する。ユーザコンピュータが上記ソフトウェアコードをそのウェブブラウザに読み込む場合には、ソフトウェアコードがユーザコンピュータで実行され、広告領域506を設定し、電子広告を要求するため、ユーザコンピュータに広告サーバにおける簡易リンクソフトウェア(
図2、206)と通信させる。ユーザコンピュータは、広告サーバにおける簡易リンクソフトウェアの一部である「lsads.jp」スクリプトに対して広告サーバでアクセスする。簡易リンクソフトウェアは、
図7から
図9に関連して以下に詳細に説明される。ソフトウェアコードにおける画像タグは、
図10に関連して説明する簡易リンク要求の追跡に用いる画素標識(pixel beacon)である。画素標識は、発行者識別子(「id」)、発行者と広告主間の関係(「bids」)、及び簡易リンクの種類(「type」)を調査するということを指摘すれば今のところ足りる。簡易リンクの種類は、即ち、単一広告主簡易リンク又は相互広告主簡易リンクである。
【0026】
ここで、「相互広告主簡易リンク(cross advertiser easy link)」と称する簡易リンクの他種では、広告サーバは特定の広告主群の中の任意の広告主から一以上の電子広告をウェブページに提供する。以下に示すソフトウェアコードの一例は、相互広告主簡易リンクのために、ウェブページソースコードに挿入可能なソフトウェアコードである。
【0028】
この実施例では、相互広告主簡易リンクのコードは「oid」パラメータを有さない。一実施形態において、「oid」パラメータの欠如は、このソフトウェアコードが相互広告主簡易リンクであることを広告サーバに示す。ユーザコンピュータが上記ソフトウェアコードをウェブブラウザに読み込む場合には、ソフトウェアコードはユーザコンピュータで実行され、広告領域506を設定し、また、電子広告を要求するため、ユーザコンピュータに広告サーバにおける簡易リンクソフトウェア(
図2、206)と通信させる。上記「oid」パラメータがない場合には、簡易リンクソフトウェアは、発行者の提携する広告主(
図4、404)を判断するために、発行者情報にアクセスできる。更に、簡易リンクソフトウェアは、簡易リンクの許可を受けた発行者から成る広告主の有するリスト(
図3、308)上に発行者が記載されているか否か判断するために広告主情報にアクセスする。この情報に基づいて、簡易リンクソフトウェアは、どの広告主の広告をウェブページに提供すべきかを判断できる。簡易リンクソフトウェアは、
図7から
図9に関連して詳細に説明される。
【0029】
発行者は、広告サーバのインターフェイスソフトウェア(
図2、202)と通信することにより、簡易リンクソフトウェアコードにアクセスできる。
図6は、インターフェースソフトウェアの各工程を説明するフローチャートである。発行者プロファイルにおける情報に基づいて、インターフェースソフトウェアは、発行者が簡易リンクサービスに対して有効か否かを判断できる(602)。有効であれば、発行者は単一広告主簡易リンクや相互広告主簡易リンクを設定できる。単一広告主簡易リンクでは(604)、発行者は、簡易リンクに提供されるべき広告を有する特定の広告主アフィリエイトを選択できる(606)。選択された広告主が簡易リンクに対して有効でない場合には、広告サーバのインターフェースソフトウェアは上記発行者に対して他の広告主を選択することを通知できる(608)。選択された広告主が、簡易リンクの許可を受けた発行者から成る広告主の有するリスト上に上記発行者を載せていない場合には、インターフェースソフトウェアは他の広告主を選択するよう発行者に通知できる(610)。
【0030】
一実施形態において、相互広告主簡易リンクでは(612)、発行者はいずれの広告主も選択する必要がない。むしろ、広告サーバは、相互広告主簡易リンクに使用されるべき広告を有する広告主を特定するために、発行者の有する提携する広告主のリストにアクセスできる(614)。一実施形態において、相互広告主簡易リンクでは、発行者は簡易リンクと関係する特定の提携広告主を選択する許可を受けられる(616)。この場合、広告サーバのインターフェースソフトウェアは選択された広告主が簡易リンクに対して有効(イネーブル状態にあるか)か否か、また、簡易リンクの許可を受けた発行者から成る選択された広告主の有するリストに発行者が載っているか否か確認する。広告サーバは、発行者の選択に基づいて、適切な簡易リンクソフトウェアコードを設定できる(618)。また、ソフトウェアコードを発行者コンピュータに伝達できる(620)。次に、発行者は、簡易リンクソフトウェアコードをウェブページサーバ上のウェブページソースコードに組み込める。
【0031】
ユーザコンピュータがウェブページサーバからウェブページソースコードにアクセスし、簡易リンクソフトウェアコードをそのウェブブラウザに読み込む場合には、ソフトウェアコードはユーザコンピュータで実行され、広告領域(
図5、506)を設定し、また、電子広告を要求するため、ユーザコンピュータに広告サーバにおける簡易リンクソフトウェア(
図2、206)と通信させる。広告サーバにおける簡易リンクソフトウェアの概要は
図7から
図9を参照して次に説明される。
図7は、3つのソフトウェア構成要素(ウェブページ走査ソフトウェア(web page scanning software)702、広告検索ソフトウェア(advertisement search software)704、広告評価ソフトウェア(advertisement scoring software)706)を含む簡易リンクソフトウェアの実施形態を示す。
図8は、ユーザウェブブラウザに読み込まれたウェブページに応じて簡易リンクソフトウェアがウェブページの内容を走査し、ユーザコンピュータにより広告要求がされる実施形態のフローチャートである。この走査に基づいて、電子広告はウェブページに提供される。
図9は、ウェブページの内容に現れるキーワードを特定するために、簡易リンクソフトウェアが、簡易リンクソフトウェアコードを有するウェブページを周期的に走査する実施形態のフローチャートである。最新の周期走査に基づいて、電子広告がウェブページに提供される。
【0032】
簡易リンクサービスは、ウェブページの内容に関連する電子広告を提供する。次に、
図7を参照すると、広告サーバの簡易リンクソフトウェアは、複数の構成要素を含むことができる。図示の実施形態において、ウェブページ走査ソフトウェア702は、ウェブページの内容に現れるキーワードを特定するため、ウェブページを走査する。一実施形態において、ウェブページ走査ソフトウェア702は、本技術分野でTF-IDF(term frequency-inverse document frequency)として既知の技術を用いる。TF-IDFを用いて、ウェブページ走査ソフトウェアは、ウェブページにおいて頻出する用語のリストを特定し、これを幅広いウェブページで頻出する用語のリストと比較する。双方のリストで高頻出の用語(例えば、用語「and」)は廃棄される。ウェブページリストにおいて高頻出であるが、ウェブページリストの集まりでは相対的に低頻出又は存在しない用語は、そのウェブページについてのキーワードとして特定される。上記TF-IDF技術の使用は、例示的であり、ウェブページ走査ソフトウェア702の技術的範囲を限定するものではない。同様に、ウェブページの内容中でキーワードを特定するために、ウェブページ走査ソフトウェア702によって他の技術を利用可能であることは、当業者には認識されよう。例えば、Relevad Corporationの技術を用いてもよい。
【0033】
また、引き続き
図7を参照すると、図示の簡易リンクソフトウェアは、広告検索ソフトウェア704を含む。簡易リンクが単一広告主簡易リンクか又は相互広告主簡易リンクかによって、広告検索ソフトウェア704は特定の広告主又は複数の広告主からの広告を検索できる。一実施形態において、広告検索ソフトウェア704は、ウェブページ走査ソフトウェア702により提供されるキーワードに関連する広告を検索できる。一実施形態において、キーワードを広告と関係がある記述子ワード(
図3、304)と比較することにより検索を実行できる。広告の記述子ワードに一以上のキーワードが現れる場合には、広告が検索結果として通知される。一実施形態において、ウェブページ走査ソフトウェア702は、例えばウェブページがフラッシュ動画のみを含む場合などのいくつかの理由により、ウェブページのキーワードを特定できない場合がある。本発明の一態様において、発行者プロファイルは発行者分類を含むことができる。更に、分類キーワードは広告サーバにより各分類に割り当てられる。一実施形態において、ウェブページ走査ソフトウェア702がウェブページのキーワードを特定できない場合には、広告検索ソフトウェア704は、ウェブページ発行者の分類と関係がある分類キーワードを使用して広告を検索できる。本発明の一態様において、ウェブページの各種広告スペースには複数の広告を表示してもよい。一実施形態において、ウェブページからのキーワードを用いた検索が十分な検索結果を提供しない場合には、広告スペースを満たすため、発行者の分類キーワードを同様に用いて追加の広告を検索してもよい。一実施形態において、分類キーワードを用いた検索が広告スペースを満たすための十分な検索結果をなおも提供しない場合には、広告検索ソフトウェア704は、どのウェブサイト又は発行者分類に対しても特有でない一般的なキーワードを用いて検索を実行可能である。上述した実施形態は例示的であり、広告検索ソフトウェア704の技術的範囲を制限するものではない。
【0034】
また、先と同様に
図7を参照すると、図示の簡易リンクソフトウェアは、広告評価ソフトウェア706を含む。各種の評価技術は広告評価ソフトウェア706により用いられ、また、いくつかの実施例が下記に説明される。評価技術の複雑さに応じて、評価は周期的にバッチ処理として実行される場合がある。換言すれば、広告要求に特に応じてするのではない。あるいは、評価は広告要求に応じて実行される場合がある。換言すれば、評価は特に広告検索ソフトウェア704により特定された広告に対して計算される。
【0035】
本発明の一態様において、広告サーバは広告の「パフォーマンス」に関する情報にアクセスできる。上記パフォーマンスは、例えば、広告のクリックがどの位の割合や頻度で売り上げにつながるか、売れると売り上げがどれ位の貨幣価値であるか、表示されると広告はどの位の頻度でクリックされるかなどの基準や、当業者には認識されうる広告のパフォーマンスについての他の基準を含む。この情報は、本明細書にその全体を参考として援用されるMethods and Systems for Tracking Electronic Commerce Transactionsと題した米国特許出願第12/254,809号明細書に記載される取引調査技術(transaction tracking technology)により提供できる。
【0036】
広告要求に応じて実行可能な評価に関する一実施例が以下に提供される。つまり、評価は広告検索ソフトウェア704により特定される広告に対して特に計算される。一実施形態において、広告サーバは、広告に対するユーザの1クリックあたりの売上数に関する情報にアクセスできる。広告に対するユーザのクリックの全てが売り上げにつながるわけではないため、クリックあたりの売り上げ個数という尺度(sales per click measure)は0から1までの幅があるが、ほとんどの場合1未満である。例えば、広告に対するユーザの10クリック毎に、売り上げが一回だけの場合がある。一実施形態において、広告評価ソフトウェア706は、各広告に対するクリックあたりの売り上げ個数という尺度をその評価として使用できる。この評価技術は比較的複雑さが低く、広告検索ソフトウェアにより特定される広告に対して「リアルタイム」で実行できることが当業者には認識されよう。
【0037】
バッチ処理として周期的に実行可能な評価についての一実施例が以下に提供される。言い換えると、上記評価は広告要求に特に応じてされるのではない。一実施形態において、広告評価ソフトウェア706は、広告を評価するために、より最新の尺度を用いることができる。具体的には、本発明の一態様において、各広告は、宣伝されている商品又はサービスの特徴に基づき、各種の分類と関連付けることができる。上記分類は、例えば10ドル−20ドルの分類などの価格帯分類(price range category)、例えばペットの栄養などの商品分類(product classification)、及び例えば10%割引などの割引分類(discount category)を含む。一実施形態において、クリックあたりの平均売り上げ個数という尺度は、分類と関係がある全ての広告に対するクリックあたりの売り上げに基づき、各分類について計算できる。一実施形態において、分類と関連する広告の全てではなく一部だけが、クリックあたりの平均売り上げを計算するために用いられる。一実施形態において、同一の広告主からの同一分類の広告だけが、その分類に対するクリックあたりの平均売り上げ個数(average sales per click (aspc))の計算に用いられる。そして、各広告に対して下記の計算が行われる。
【0039】
一実施形態において、各広告に対するこの尺度は一に正規化可能である。つまり、結果として生じる尺度が0から1までの幅になるように、これら値のそれぞれは、その中の最大値により分割できる。この結果として生じる正規化された尺度は、各広告に対する評価として用いることができる。この評価技術は比較的複雑さが高いため、バッチ処理として計算が実行され、評価は必要に応じて取り出し可能な記憶媒体/データベースに格納される。一実施形態において、バッチ処理は、広告サーバの各広告に対して一日に一回実行される。
【0040】
図11を簡潔に参照すると、広告評価バッチ処理における構成要素の例示的な実施形態が示される。広告データ1102は、広告ID及び広告と関係がある分類などの情報を含む。上記分類としては、価格帯分類、商品分類、及び割引分類などがある。パフォーマンスデータ1104は、クリックあたりの売り上げなど、各広告のパフォーマンスに関する情報を含む。広告データ及びパフォーマンスデータは、例えば、上述の評価技術を用いて、各広告1112に対する評価の計算に用いられる。また、上記評価は広告IDとともに記憶媒体/データベース1106に格納されてもよい。ウェブページ走査ソフトウェアがウェブページ1108のキーワードを特定してから、広告検索ソフトウェアは広告1110を特定する。特定された広告に対する評価は、記憶媒体/データベース1106から取り出すことができる。
【0041】
次に、
図7に戻ると、本発明の一態様では、広告検索ソフトウェア704が広告検索結果を特定した後、上述のように、結果として生じる広告の評価は「リアルタイム」で計算されるか、又は記憶媒体から取り出される。単一広告主簡易リンクついては、最高評価を有する広告がウェブページに提供される。2以上の広告が最高評価を有する場合には、ウェブページに提供するために無作為に一つが選ばれる。相互広告主簡易リンクについて又は一以上の広告を要求する単一広告主簡易リンクについては、最高評価を有する必要数の広告がウェブページに提供される。一実施形態において、相互広告主簡易リンクについては、各広告主に対する最高評価の広告が選ばれ、それらの内の無作為の一つがウェブページに提供される。
【0042】
上記及び便宜上下記に示す例示的な簡易リンクソフトウェアコードを再度参照すると、ジャバスクリプトファイル「lsads.js」が広告サーバにあり、それは簡易リンクソフトウェアの一部である。一実施形態において、上記「lsads.js」ファイルは、
図7に示すソフトウェア構成要素の全てを含む場合がある。一実施形態において、「lsads.js」は構成要素の一部を含み、他の構成要素を呼び出す場合がある。一実施形態において、「lsads.js」はどの構成要素も含まず、上記構成要素の全てを呼び出す場合がある。
【0044】
次に
図8を参照すると、簡易リンクソフトウェア工程の一実施形態のフローチャートを示す。簡易リンクソフトウェアはウェブページに対する電子広告要求を受信できる(802)。上記要求に応じて、ウェブページ走査ソフトウェアはウェブページ内容におけるキーワードを判断するためにウェブページを走査できる(804)。これらのキーワードを用いて(もしあれば)、広告検索ソフトウェアは上記キーワードに関連する広告の検索が可能である(806)。十分な検索結果がない場合には(808)、広告検索ソフトウェアは発行者分類キーワード及び/又は一般的なキーワードを用いて追加の広告検索が可能である(810)。広告検索ソフトウェアは各結果として生じる広告に対する評価にアクセス可能であり(812)、一以上の最高評価の広告をウェブページに提供する(814)。
【0045】
図9は、簡易リンクソフトウェア工程の他の実施形態のフローチャートを示す。上記工程において、ウェブページ走査ソフトウェアはキーワードを特定するために周期的にウェブページを走査し、キーワードを記憶媒体/データベースに格納する。簡易リンクソフトウェアは、ウェブページに対する電子広告要求を受信できる(902)。周期走査の一環としてウェブページが既にウェブページ走査ソフトウェアによって走査された場合には(904)、次に広告検索ソフトウェアは格納されたキーワードに関連する広告の検索ができる(906)。十分な検索結果がない場合には(908)、広告検索ソフトウェアは発行者分類キーワード及び/又は一般的なキーワードを用いて追加の広告検索が可能である(910)。広告評価ソフトウェアは、各結果として生じた広告に評価を割り当てることができ(912)、一以上の最高評価の広告をウェブページに提供する(914)。一方、ウェブページが周期走査の一環としてまだ走査されていない場合には、ウェブページ走査ソフトウェアは周期走査のためにウェブページをスケジュールできる(916)。この場合、当分の間、広告検索ソフトウェアは発行者分類キーワード及び/又は一般的なキーワードを用いて広告の検索が可能である(910)。広告検索ソフトウェアは、各結果として生じた広告に対する評価にアクセス可能であり(912)、一以上の最高評価の広告をウェブページに提供する(914)。
図8及び9に説明される実施形態は例示的であり、簡易リンクソフトウェアの技術範囲を限定するものではない。
【0046】
これまでに説明されたのは、ウェブページの内容に関連する一以上の広告をそのウェブページに提供する方法、構造、及びシステムである。以下では、
図10を参照して、広告表示回数の調査について説明する。
【0047】
本発明の一態様において、広告表示回数の調査(tracking)は、広告サーバの広告調査ソフトウェア1006にハイパーリンクされたウェブページ1004における1×1画素(ピクセル)の「画像」である「画素標識」1002により実現される。上記画像はシングルピクセルのみであるから、ユーザは基本的に認識できない。URL(universal resource locator)が「電子アドレス」部分と「データフィールド」部分を有してもよいことは当業者には認識されよう。画素標識ハイパーリンク(pixel beacon hyperlink)はURLを含むことができる。そして、電子アドレス部分は広告サーバにおける広告調査ソフトウェア1006を指し示し、データフィールド部分は報告される情報を含む。下記は、画素標識の一実施例である。
【0049】
この実施例において、URLの電子アドレス部分は「http://ad.linksynergy.com/fs-bin/show」 (広告サーバにおける広告調査ソフトウェア)であり、また、データフィールド部分は「?」記号の後の全てである。一の実施例において、画素標識1002は発行者識別子(「id」)、発行者と広告主間の関係(「bids」)、及び簡易リンクの種類(「type」)を伝える。言い換えれば、単一広告主簡易リンクや相互広告主簡易リンクを伝える。広告調査ソフトウェア1006は、URLのデータフィールド部分から報告された情報を取り出しでき、取り出された情報を記憶媒体/データベースに格納できる。当業者はどのように画素標識を実装するか理解し、また、広告表示回数の報告は画素標識ハイパーリンクがユーザウェブブラウザ1004に読み込まれるときにされることを理解できる。
【0050】
一実施形態において、画素標識はウェブページソースコードに組み込まれる簡易リンクソフトウェアコードにあってもよい。一実施形態において、画素標識を「lsads.js」ファイルに入れてもよい。一実施形態において、画素標識を各広告に入れてもよく、個々の広告表示回数が調査可能となる。一実施形態において、ウェブページ広告領域がインラインフレーム(iFrame)を用いる場合には、広告領域であるが、インラインフレームの外側に画素標識を入れることができる。
【0051】
ウェブページの内容に関連する電子広告をウェブページに提供する本発明の様々な実施形態がここに説明された。様々な実施形態が下記に説明される。上記実施形態は相互に排他的とみなすべきではない。様々な実施形態の組み合わせが可能であることを意図する。
【0052】
本発明の一態様において、本発明によるコンピュータで実行される方法は、ウェブページ発行者と関係があるウェブページに対する電子広告要求を受信し、上記ウェブページに表示される少なくとも一以上のキーワードにアクセスし、上記ウェブページ発行者と提携する広告主と関係があり、上記キーワードに関連する少なくとも一の関連電子広告を特定し、並びに、上記少なくとも一以上の関連電子広告を表示のために上記ウェブページに伝達する。一実施形態において、上記少なくとも一の関連電子広告は、キーワードに関連する商品を含み、また、商品画像及び商品価格を表示のために上記ウェブページに伝達することを含む。
【0053】
一実施形態において、コンピュータで実行される方法は、更に上記ウェブページにアクセスし、また、上記ウェブページに表示される一以上のキーワードを特定するために上記ウェブページを走査する。この走査は、上記ウェブページに対する上記電子広告要求の受信に応じて実行される。
【0054】
一実施形態において、コンピュータで実行される方法は、更に上記ウェブページにアクセスし、また、上記ウェブページに表示される一以上のキーワードを特定するために上記ウェブページを周期的に走査する。上記ウェブページに対する上記電子広告要求の前に少なくとも一の周期的な走査をする。
【0055】
一実施形態において、コンピュータで実行される方法は、特定の広告主と関係がある電子広告要求を受信する。コンピュータで実行される方法は、更に上記キーワード及び上記特定の広告主に基づいて電子広告のデータベースを検索し、上記特定の広告主と関係がある2以上の特定された電子広告を含む検索結果を提供し、各特定された電子広告の評価にアクセスし、少なくとも最高評価の電子広告をウェブページに提供する。
【0056】
一実施形態において、コンピュータで実行される方法は、特定の広告主群のうちの任意の広告主と関係がある電子広告要求を受信する。コンピュータで実行される方法は、更に上記キーワード及び上記特定の広告主群に基づいて電子広告のデータベースを検索し、上記特定の広告主群のうちの任意の広告主と関係がある2以上の特定された電子広告を含む検索結果を提供し、各特定された電子広告の評価にアクセスし、少なくとも最高評価の電子広告をウェブページに提供する。
【0057】
本発明の一態様において、本発明はコンピュータで実行されるソフトウェア、上記実行されたソフトウェアが上記コンピュータに一以上の上記実施形態を実行させる。
【0058】
本発明の実施形態は、当業者に明らかなソフトウェア及びコンピュータ構成要素及びソフトウェア及びコンピュータで実行されるステップを含む。例えば、要求ステップ、供給ステップ、調査ステップ、格納ステップ、及び伝達ステップはコンピュータ上で実行可能である。
【0059】
各説明に関して、本発明の全てのステップ又は要素がソフトウェア又はコンピュータシステムの一部として説明されたわけではないが、各ステップ又は要素は対応するコンピュータシステム又はソフトウェア構成要素を有する場合があることは当業者には認識されよう。そのようなコンピュータシステム及び/又はソフトウェア構成要素は、従って、それらの対応するステップ又は要素(それらの機能性)の記載により有効になり、本発明の技術的範囲に属する。
【0060】
上述においては、単なる例示として本発明が記載されたに過ぎず、上述の実施形態に特に限定されるものではない。請求項の範囲と趣旨から逸脱することなく、様々な変更や修正をすることができる。