【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、例えば、以下を提供する:
(項目1)
骨インプラントのための装置であって、該インプラントは、第1の基部と、第2の基部と、その間に延在する骨インプラント構成要素とを有し、該第1の基部および該第2の基部は、長手軸を画定し、該骨インプラント構成要素は、該軸に沿った該第1の基部と該第2の基部との相対変位に対応して、該長手軸に対して偏向し、該装置は、
該軸と実質的に同軸であり、該第1の基部に長手方向に固定される第1の本体と、
該軸と実質的に同軸であり、該第2の基部に長手方向に固定される第2の本体と、
該第1の本体と該第2の本体との間の距離を長手方向に固定するように構成される細長い係合部材と
を含む、装置。
(項目2)
前記距離は、
前記インプラントの完全折り畳み状態に対応する最大値と、
該インプラントの完全拡張状態に対応する最小値とを含み、
前記細長い係合部材は、ほぼ該最大値からほぼ該最小値までの範囲内の任意の値で、該距離を長手方向に固定するようにさらに構成され、
該完全折り畳み状態は、該インプラントが前記骨のアクセス穴を通過するように構成される状態に対応し、
該完全拡張状態は、該インプラントが標準の温度および圧力において該骨の外側に拡張された状態に対応する、項目1に記載の装置。
(項目3)
前記距離は、前記インプラントの長さを制御することによって、該インプラントの拡張を制御する、項目1に記載の装置。
(項目4)
前記距離は、前記骨インプラントの治療的な長さに対応する、項目1に記載の装置。
(項目5)
前記距離は、前記骨インプラントの治療的な半径に対応する、項目1に記載の装置。
(項目6)
前記細長い部材は、統合構成であり、
前記インプラントと連携して動作するように構成される全ての構造のうち、前記細長い係合部材だけが前記距離を固定するように構成される、項目1に記載の装置。
(項目7)
前記距離は、前記骨インプラントの拡張状態に対応し、該拡張状態は、骨のための構造支持を提供し、該骨の内壁への残留外向き半径方向圧力を実質的に排除する、項目1に記載の装置。
(項目8)
前記細長い係合部材は、前記第1の本体と前記第2の本体との間に張力を印加するように構成される、項目1に記載の装置。
(項目9)
前記細長い部材は、統合構成であり、
前記インプラントと連携して動作するように構成される全ての構造のうち、前記細長い係合部材だけが前記張力を印加するように構成される、項目6に記載の装置。
(項目10)
前記細長い部材が前記距離を固定するときに、該細長い部材は、前記第1の本体の内部で前記第1の本体に、前記第2の本体の内部で前記第2の本体に係合する、項目9に記載の装置。
(項目11)
前記第1の本体は、第1のタップ付きカニューレを含み、
前記第2の本体は、第2のタップ付きカニューレを含み、
前記細長い部材は、ネジ山を含み、該ネジ山は、該第1のタップ付きカニューレおよび該第2のタップ付きカニューレに係合するように構成される、項目10に記載の装置。
(項目12)
前記ネジ山は、前記第1のタップ付きカニューレに係合した後に、該ネジ山が前記第2のタップ付きカニューレに係合するときに、前記距離を大幅に変更することを回避するように十分にピッチが細かい、項目11に記載の装置。
(項目13)
前記第2の本体が、外径を有する場合、前記第1の本体は、該第2の本体の該外径よりも大きい内径を有する円筒形部分を含み、該円筒形部分は、該第2の本体の一部分を受容するように構成される、項目1に記載の装置。
(項目14)
足場が、前記第1の基部と前記第2の基部との間に延在しており、該足場は、前記骨インプラント構成要素を含み、および骨を支持するように構成される、項目1に記載の装置。
(項目15)
前記第1の基部が、前記第2の基部に向かって移動するとき、前記足場は、前記長手軸から離れる方向に拡張する、項目14に記載の装置。
(項目16)
前記インプラントは、固着基板を含み、該固着基板は、前記長手軸と前記足場との間に配置される、項目15に記載の装置。
(項目17)
固着基板が、前記第1の基部と第2の基部との間に延在しており、該固着基板は、前記骨インプラント構成要素を含み、および骨を支持するように構成される、項目1に記載の装置。
(項目18)
前記第1の基部は、前記第2の基部に向かって移動し、前記固着基板は、前記長手軸から離れる方向に拡張する、項目17に記載の装置。
(項目19)
前記インプラントは、足場を含み、該足場は、前記長手軸に対して、前記固着基板よりも大きい半径方向距離を置いている、項目17に記載の装置。
(項目20)
タブが、前記第1の基部および前記足場の一方または両方から延在し、
ポケットが、該第1の基部および該足場の一方または両方の中に存在し、
該タブは、該ポケットに係合するように付勢され、
該足場は、該タブと該ポケットとの係合によって、該第1の基部に実質的に長手方向および回転方向に固定される、項目19に記載の装置。
(項目21)
前記距離が、固定されている場合、前記アンカー基板は、前記長手軸に沿って摺動可能であり、および該長手軸の周りで角度変位可能である、項目20に記載の装置。
(項目22)
骨の内側で骨インプラントの拡張直径を制御するための方法であって、該方法は、
第1の基部と第2の基部との間の距離を固定することによって、該インプラントの長さを制御することであって、該第1および第2の基部は、実質的に同一線上にあり、該第1の基部と該第2の基部との間に延在する細長い部材を使用する、ことと、
アクセス穴を閉じることによって、該骨の内側で該細長い部材を閉じることであって、該アクセス穴を通して該インプラントが該骨の中に送達された、ことと
を含む、方法。
(項目23)
前記インプラントが、完全折り畳み状態および完全拡張状態を有し、該完全折り畳み状態は、該インプラントが前記骨におけるアクセス穴を通過するように構成される状態に対応し、該完全拡張状態は、該インプラントが標準の温度および温度で該骨の外側に拡張されている状態に対応する場合に、前記距離をある値に固定することをさらに含み、該ある値は、
該インプラントの該完全折り畳み状態に対応する最大値以下であり、かつ、
該インプラントの該完全拡張状態に対応する最小値以上である
項目22に記載の方法。
(項目24)
拡張可能骨インプラントのためのハブであって、該インプラントは、中心軸部材および支持部材を有し、該支持部材は、該中心軸部材に沿って相互から離間している第1端および第2端を有し、該支持部材は、該インプラントが拡張するとき、該中心軸部材から半径方向に離れるように偏向するように構成される中間部分を有し、該ハブは、支持部材端末を含み、該支持部材端末は、
該インプラントの拡張中に、該中心軸部材に対して該第2端を長手方向に固定することと、
該拡張中に、該中心軸部材に対して該第2端を半径方向に固定することと
を行うように構成され、
該支持部材端末は、該支持部材のための隙間切込みを含むことにより、該第2端が該拡張中に角度可動域を有する、ハブ。
(項目25)
前記第2端が、タブを含み、前記支持部材端末が、該タブを取り囲むように構成されるエンクロージャをさらに含み、
前記切込みは、該エンクロージャを横断する、項目24に記載のハブ。
(項目26)
前記エンクロージャは、
第1のエンクロージャ部材と、
第2のエンクロージャ部材であって、該部材は、該第1のエンクロージャ部材から分離しており、前記タブを該エンクロージャの中へ入れるように構成される、第2のエンクロージャ部材と
を含む、項目25に記載のハブ。
(項目27)
前記第1のエンクロージャ部材は、前記角度可動域を制限する戻止め表面を含む、項目26に記載のハブ。
(項目28)
前記戻止め表面は、前記切込みの端部を含む、項目27に記載のハブ。
(項目29)
前記第2のエンクロージャ部材は、前記角度可動域を制限する戻止め表面を含む、項目26に記載のハブ。
(項目30)
前記支持部材端末は、前記中心軸部材の周りを回転するように構成される、項目24に記載のハブ。
(項目31)
前記支持部材端末は、前記中心軸部材に対して回転方向に固定される、項目24に記載のハブ。
(項目32)
骨用のインプラントのための安定器であって、該骨は、該インプラントの送達のためのアクセス穴を有し、該アクセス穴は、穴の壁を有し、該安定器は、細長い部材を含み、該細長い部材は、
該穴に沿って、
該インプラントが該骨の中に配備されるときに、該インプラントとアンカー受容特徴との間に延在するように構成され、
該アンカー受容特徴は、該穴の壁の中に打ち込まれたアンカーを受容するように構成される、安定器。
(項目33)
前記細長い部材は、延長部を含み、該延長部は、前記アンカー受容特徴を越えて延在し、支持プレートと関節運動するように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目34)
前記延長部は、前記アンカー受容部材の円周方向にある第1の表面を含み、
前記支持プレートは、該第1の表面と相補的な第2の表面を含む、項目33に記載の安定器。
(項目35)
前記アンカー受容特徴によって受容されるアンカーからのけん引は、前記第1の表面に対して前記第2の表面を押し付けるように構成される、項目34に記載の安定器。
(項目36)
前記アンカーが前記穴の壁の中に打ち込まれると、前記細長い部材は、前記インプラントの回転に抵抗するように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目37)
前記アンカーが前記穴の壁の中に打ち込まれると、前記細長い部材は、前記インプラントの長手軸に沿った該インプラントの移動に抵抗する、項目32に記載の安定器。
(項目38)
前記アンカーは、前記穴の壁の中に打ち込まれると、
該穴の中の前記細長い部材の回転と、
該穴に沿った該細長い部材の軸方向移動と
に抵抗するように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目39)
前記インプラントは、該インプラントの形状を維持するための係止機構を含み、
該係止機構は、前記アクセス穴に挿入されたネジによって係止されるように構成され、
該ネジは、前記アンカー受容特徴が前記アンカーを受容した後に調整可能である、項目32に記載の安定器。
(項目40)
支持プレートをさらに含み、該支持プレートは、前記骨に固着され、該骨の長手軸と実質的に平行に位置付けられ、
該支持プレートは、前記穴の中の前記細長い部材の回転に抵抗するように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目41)
支持プレートをさらに含み、該支持プレートは、
前記骨に固着されることと、
該骨の長手軸と実質的に平行に位置付けられることと、
前記穴に沿った前記細長い部材の軸方向移動に抵抗することと
を行うように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目42)
支持プレートをさらに含み、該支持プレートは、
前記骨に固着されることと、
該骨の長手軸と実質的に平行に位置付けられることと、
前記穴の中の前記細長い部材の回転に抵抗することと、
前記穴に沿った前記細長い部材の軸方向移動に抵抗することと
を行うように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目43)
前記アンカー受容特徴は、第1のアンカー受容特徴であり、前記支持プレートは、前記アンカーを受容するように構成される第2のアンカー受容特徴をさらに含む、項目42に記載の安定器。
(項目44)
前記支持プレートは、前記骨の皮質壁の外面の中に打ち込まれたアンカーを受容するように構成される第3のアンカー受容特徴をさらに含む、項目43に記載の安定器。
(項目45)
前記アンカー受容特徴は、第1のアンカー受容特徴であり、前記安定器は、
該第1のアンカー受容特徴に隣接する第1縁と、
該第1のアンカー受容特徴に隣接する第2縁と、
前記アンカーを受容するように構成される第2のアンカー受容特徴を含む支持プレートと
をさらに含み、
該第1縁および該第2縁は、旋回軸を画定し、
該アンカーは、該支持プレートを前記骨と接触し、該骨の外面と実質的に平行な位置に固定するように構成され、
該支持プレートは、前記穴の中の前記細長い部材の回転に抵抗するように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目46)
前記アンカー受容特徴に隣接する第1縁と、
該アンカー受容特徴に隣接する第2縁と、
前記アンカーを受容するように構成される第2のアンカー受容特徴を含む支持プレートと
をさらに含み、
該第1縁および該第2縁は、旋回軸を画定し、
該アンカーは、該支持プレートを前記骨と接触し、該骨の外面と実質的に平行な位置に固定するように構成され、
該支持プレートは、前記穴に沿った前記細長い部材の軸方向移動に抵抗するように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目47)
前記アンカー受容特徴に隣接する第1縁と、
該アンカー受容特徴に隣接する第2縁と、
前記アンカーを受容するように構成される第2のアンカー受容特徴を含む支持プレートと
をさらに含み、
該第1縁および該第2縁は、旋回軸を画定し、
該アンカーは、該支持プレートを前記骨と接触し、該骨の外面と実質的に平行な位置に固定するように構成され、
該支持プレートは、前記穴の中の前記細長い部材の回転および該穴に沿った該細長い部材の軸方向移動に抵抗するように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目48)
前記支持プレートは、前記旋回軸の周りの実質的な曲げモーメントを前記細長い部材に伝達しない、項目47に記載の安定器。
(項目49)
前記支持プレートは、前記骨の皮質壁の外面の中に打ち込まれたアンカーを受容するように構成される第3のアンカー受容特徴をさらに含む、項目47に記載の安定器。
(項目50)
前記骨に固着され、該骨の長手軸と実質的に平行に位置付けられる支持プレートを含み、該支持プレートは、
第1の刻み目と、
第2の刻み目と
を含み、
前記細長い部材は、隆起を含み、
該第1の刻み目および該第2の刻み目は、該隆起に係合し、前記穴の中での該細長い部材の回転に抵抗するように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目51)
前記骨に固着され、該骨の長手軸と実質的に平行に位置付けられる支持プレートを含み、該支持プレートは、
第1の刻み目と、
第2の刻み目と
を含み、
前記細長い部材は、隆起を含み、
該第1の刻み目および該第2の刻み目は、該隆起に係合し、前記穴に沿った該細長い部材の軸方向移動に抵抗するように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目52)
前記骨に固着され、該骨の長手軸と実質的に平行に位置付けられる支持プレートを含み、該支持プレートは、
第1の刻み目と、
第2の刻み目と
を含み、
前記細長い部材は、隆起を含み、
該第1の刻み目および該第2の刻み目は、該隆起に係合し、前記インプラントの長手軸に垂直な軸の周りでの該細長い部材の回転に抵抗するように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目53)
前記骨に固着され、該骨の長手軸と実質的に平行に位置付けられる支持プレートを含み、該支持プレートは、
第1の刻み目と、
第2の刻み目と
を含み、
前記細長い部材は、隆起を含み、
該第1の刻み目および該第2の刻み目は、前記隆起に係合し、
前記穴の中での該細長い部材の回転と、
該穴に沿った該細長い部材の軸方向移動と、
前記インプラントの長手軸に垂直な軸の周りでの該細長い部材の回転と
に抵抗するように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目54)
前記細長い部材は、前記インプラントが前記骨の内側に配備された後に、前記アクセス穴内に位置付けられるように構成される、項目32に記載の安定器。
(項目55)
骨用のインプラントのための安定器であって、該インプラントは、該骨の皮質壁のアクセス穴を通して配備されるように構成され、該安定器は、
該インプラントが該骨の中に配備されると、該インプラントと、該皮質壁の外面の中に打ち込まれるアンカーを受容するように構成されるアンカー受容特徴との間に延在するように構成される細長い部材を含み、
該細長い部材は、該皮質壁の該外面に沿って該アンカー受容特徴を位置付けるために変形されるように構成される、安定器。
(項目56)
前記細長い部材を覆って位置付けられるように構成される支持プレートをさらに含み、
該支持プレートは、前記穴の中心軸の周りでの該細長い部材の回転に抵抗する、項目55に記載の安定器。
(項目57)
前記細長い部材を覆って位置付けられるように構成される支持プレートをさらに含み、
該支持プレートは、該細長い部材に対して直角の軸の周りでの該細長い部材の回転に抵抗する、項目55に記載の安定器。
(項目58)
前記細長い部材を覆って位置付けられるように構成される支持プレートをさらに含み、
該支持プレートは、
前記穴の中心軸の周りでの該細長い部材の回転と、
該細長い部材に対して直角の軸の周りでの回転と
に抵抗する、項目55に記載の安定器。
(項目59)
前記細長い部材は、前記インプラントが前記骨の中に配備された後に、該インプラントに取り付けられるように構成される、項目55に記載の安定器。
(項目60)
骨用のインプラントのための安定器であって、該インプラントは、該骨の皮質壁のアクセス穴を通して配備されるように構成され、該安定器は、
該皮質壁の外面の中に打ち込まれたアンカーを受容するように構成されるアンカー受容特徴のための部位と、
該インプラントが該骨の中に配備されると、該インプラントと、該部位との間に延在するように構成される細長い部材と、
該細長い部材を覆って位置付けられる支持プレートであって、該支持プレートは、
該アクセス穴の中心軸の周りでの該細長い部材の回転と、
該細長い部材に対して直角の該細長い部材の軸方向移動と
に抵抗するように構成される、支持プレートと
を含む、安定器。
(項目61)
前記細長い部材は、前記インプラントが前記骨の中に配備された後に、該インプラントに取り付けられるように構成される、項目60に記載の安定器。
(項目62)
骨用のインプラントのための安定器であって、該インプラントは、該骨の皮質壁のアクセス穴を通して配備されるように構成され、該安定器は、細長い部材を含み、該細長い部材は、
該穴に沿って、
該インプラントが該骨の中に配備されると、該インプラントと、控え壁カラーとの間に
延在するように構成され、
該控え壁カラーは、該アクセス穴の開口部で支持され、
該細長い部材は、該控え壁カラーで終端し、
該控え壁カラーは、該皮質壁の外面と実質的に平行である、安定器。
(項目63)
アンカー受容特徴をさらに含み、該アンカー受容特徴は、前記外面の中に打ち込まれたアンカーを受容するように構成される、項目62に記載の安定器。
(項目64)
前記アクセス穴の中心軸と前記インプラントの中心軸との間の角度は、調整可能である、項目62に記載の安定器。
(項目65)
係止機構をさらに含み、該係止機構は、前記調整可能な角度を係止するように構成される、項目64に記載の安定器。
(項目66)
前記細長い部材は、関節運動表面をさらに含む、項目64に記載の安定器。
(項目67)
前記調整可能な角度は、0度と45度との間である、項目64に記載の安定器。
(項目68)
骨の中に骨インプラントを固定するためのシステムであって、該システムは、
表および裏を有する拡張可能ウェブであって、該ウェブは、該骨の内部に挿入されるように構成され、拡張直径を有する拡張可能セルを含む、拡張可能ウェブと、
アンカーであって、該アンカーは、該拡張可能ウェブが該骨の内側にあるとき、該骨の断片を該拡張可能ウェブに固定するように構成される、アンカーと
を含み、該アンカーは、該表から該セルを貫通するための細長いシャフトと、該シャフトから離れるように横方向に延在し、該セルの該裏に係合することにより該セルと該骨の断片との間に張力を印加するように構成される係合特徴とを有し、該シャフトは、該張力が印加されたとき、該セルの該裏からの該係合特徴の係脱を防止するために、該拡張直径に対して十分大きいシャフト直径を有する、システム。
(項目69)
前記拡張直径は、前記係合特徴が前記セルの前記裏に係合する前に、前記拡張可能ウェブが拡張状態にあるときの該セルの直径である、項目68に記載のシステム。
(項目70)
前記拡張直径は、前記拡張可能ウェブが拡張状態にあり、前記係合特徴が前記セルの前記裏に係合しており、該セルが前記張力によって弾性的に変形させられたときの該セルの直径である、項目68に記載のシステム。
(項目71)
前記拡張直径は、前記拡張可能ウェブが拡張状態にあり、前記係合特徴が前記セルの前記裏に係合しており、該セルが前記張力によって塑性的に変形させられたときの該セルの直径である、項目68に記載のシステム。
(項目72)
前記アンカーは、ネジであり、前記係合特徴は、らせんネジ山であり、ネジの谷径、ネジのネジ山直径、およびネジ山ピッチのうちの1つ以上は、前記セルの破壊ひずみに基づいて選択される、項目68に記載のシステム。
(項目73)
前記アンカーは、ネジであり、前記係合特徴は、らせんネジ山であり、ネジの谷径、ネジのネジ山直径、およびネジ山ピッチのうちの1つ以上は、前記セルの弾性変形限界に基づいて選択される、項目68に記載のシステム。
(項目74)
前記アンカーは、ネジであり、前記係合特徴は、らせんネジ山であり、ネジの測定基準は、前記セルの破壊強度に基づいて選択される、項目68に記載のシステム。
(項目75)
前記ネジの測定基準は、ネジの外径である、項目70に記載のシステム。
(項目76)
前記ネジの測定基準は、ネジの平均直径である、項目70に記載のシステム。
(項目77)
前記ネジの測定基準は、ネジの内径である、項目70に記載のシステム。
(項目78)
前記ネジの測定基準は、ネジ山ピッチである、項目70に記載のシステム。
(項目79)
前記ネジの測定基準は、ネジのネジ山角度である、項目70に記載のシステム。
(項目80)
骨アンカーを受容するように構成されるブラケットと、
該骨の内側に配備される骨インプラントに対して該ブラケットを支持するように構成される延長部材と、
締結アセンブリであって、該締結アセンブリは、
該ブラケットを延長部に締結することと、
該延長部を該インプラントに締結することと
を行うように構成される、締結アセンブリと
を含み、該締結アセンブリは、
該ブラケットが該インプラントに対して移動可能である第1の状態と、
該ブラケットが該インプラントに対して係止される第2の状態と
を有する、装置。
(項目81)
前記第1の状態において、前記ブラケットは、前記インプラントからの第1の距離から、該インプラントからの第2の距離まで移動可能である、項目80に記載の装置。
(項目82)
前記第1の状態において、前記ブラケットは、前記インプラントに対する第1の角度から、該インプラントに対する第2の角度まで移動可能である、項目80に記載の装置。
(項目83)
前記第1の状態において、前記ブラケットは、
前記インプラントからの第1の距離から、該インプラントからの第2の距離まで、
該インプラントに対する第1の角度から、該インプラントに対する第2の角度まで
移動可能である、項目80に記載の装置。
(項目84)
前記締結アセンブリは、
締結具であって、該締結具は、
前記インプラントに向かって前記延長部を押すことと、
該延長部と前記ブラケットとの間に摩擦を誘発することと
を行うように構成される、締結具を含む、項目80に記載の装置。
(項目85)
拡張ブッシングをさらに含み、前記締結具は、
前記インプラントに向かって該拡張ブッシングを打ち込むことにより、該インプラントに向かって前記延長部を押すことと、
該延長部を拡張することにより、前記ブラケットの移動に干渉することと
を行うように構成される、項目84に記載の装置。
(項目86)
前記ブラケットは、管状部を有し、
前記延長部は、該ブラケット管状部内にある管状部を有し、
前記拡張ブッシングは、前記拡張管状部内にある部分を有し、
前記締結具は、ネジを含み、該ネジは、該拡張ブッシング内にある部分を有する、項目85に記載の装置。
(項目87)
中心軸部材と、
該中心軸部材の周囲に同軸上に支持される第1の拡張可能ウェブと、
該中心軸の周囲に同軸上におよび該第1の拡張可能ウェブ内に支持される第2の拡張可能ウェブと
を含む、骨インプラント。
(項目88)
前記中心軸部材が長手軸を画定するときに、
前記第1の拡張可能ウェブは、第1のメッシュセル密度を有し、該第1のメッシュセル密度は、拡張されたときに、該第1の拡張可能ウェブが、該第1のメッシュセル密度に基づいて第1の半径を有するように該軸に沿って変化し、
前記第2の拡張可能ウェブは、第2のメッシュセル密度を有し、該第2のメッシュセル密度は、拡張されたときに、該第2の拡張可能ウェブが、該第2のメッシュセル密度に基づいて第2の半径を有するように該軸に沿って変化する、項目87に記載のインプラント。
(項目89)
前記第2のウェブの全長に実質的に沿って、前記第2の半径に対する前記第1の半径の比は、実質的に一定である、項目88に記載のインプラント。
(項目90)
前記第2のウェブの長さに沿って、前記第2の半径に対する前記第1の半径の比は、実質的に一定である、項目88に記載のインプラント。
(項目91)
前記第2の半径は、前記第2のウェブの遠位端と前記第2のウェブの近位端との間に、第2の半径の最大値を有し、
該第2の半径は、該遠位端に向かって、該最大値から実質的に直線的に減少し、
該第2の半径は、該近位端に向かって、該最大値から実質的に直線的に減少する、項目88に記載のインプラント。
(項目92)
前記第2のウェブの前記遠位端と該第2のウェブの前記近位端との間において、
前記第2の半径と前記第1の半径との間の違いは、半径方向オフセットを画定し、
該半径方向オフセットは、該第2の半径の最大値に対応するオフセット最小値を有する、項目91に記載のインプラント。
(項目93)
前記オフセット最小値は、前記第1の拡張可能ウェブが半径方向荷重を負担するときに、該第1の拡張可能ウェブが変形して、前記第2の半径の最大値において該荷重を前記第2の拡張可能ウェブに伝達するように十分小さい、項目92に記載のインプラント。
(項目94)
前記第1の拡張可能ウェブは、第1の複数の開放セルを含み、
前記第2の拡張可能ウェブは、第2の複数の開放セルを含み、
前記第1および第2の複数の開放セルは、アンカーに係合し、張力を該アンカーに送達して、該アンカーと係合される骨の断片を保持するように構成される、項目87に記載のインプラント。
(項目95)
前記第2の拡張可能ウェブは、該第2の拡張可能ウェブが、前記アンカーによる該第2の拡張可能ウェブの係合中に、前記アンカーからの干渉に応じて回転することができるために、前記長手軸の周りを回転可能であるように支持される、項目93に記載のインプラント。
(項目96)
骨用のインプラントであって、該インプラントは、構造構成要素を含み、拡張状態と、折り畳み状態と、長手軸と、該長手軸に対して直角の横軸とを有し、該構造構成要素は、該長手軸に沿って、
第1のゾーンと、
第2のゾーンと、
第3のゾーンと
を含み、
該第1のゾーンは、該横軸の周りでの屈曲に対する第1の抵抗を有し、
該第2のゾーンおよび該第3のゾーンは、該横軸の周りでの屈曲に対する第2の抵抗を有し、
該折り畳み状態において、該屈曲に対する第1の抵抗は、該屈曲に対する第2の抵抗よりも大きい、インプラント。
(項目97)
前記拡張状態での前記屈曲に対する第2の抵抗は、前記折り畳み状態での前記屈曲に対する第2の抵抗よりも大きい、項目96に記載のインプラント。
(項目98)
前記第1のゾーンは、第1のセルを含み、前記第3のゾーンは、第2のセルを含み、
該第1のセルは、
該第2のセルから、第1の距離で、前記長手軸の周囲で円周方向に離間し、
該第2のセルから、第2の距離で、該長手軸に沿って長手方向に離間し、前記第2のゾーンは、該第1のセルから該第2のセルまでの連結具を含む、項目96に記載のインプラント。
(項目99)
前記第1の距離の増加は、前記横軸の周りでの前記第2のゾーンの可撓性の増加に対応する、項目98に記載のインプラント。
(項目100)
前記第2の距離の増加は、前記横軸の周りでの前記第2のゾーンの可撓性の増加に対応する、項目98に記載のインプラント。
(項目101)
前記第1のゾーンは、第3のセルを含み、該第3のセルは、
前記第2のセルから、第3の距離で、前記長手軸の周囲で円周方向に離間し、
該第2のセルから、第4の距離で、該長手軸に沿って長手方向に離間し、
前記第3のゾーンは、第4のセルを含み、該第4のセルは、
該第3のセルからの前記第1の距離で、該長手軸の周囲で円周方向に離間し、
該第3のセルからの第2の距離で、該長手軸に沿って長手方向に離間し、
前記第2のゾーンは、前記連結具が第1の連結具であるときに、
該第3のセルから該第4のセルまでの第2の連結具を含み、
前記拡張状態において、該第1の連結具は、該第2の連結具の上に積み重なる、項目98に記載のインプラント。
(項目102)
前記連結具は、前記第1のセルと前記第2のセルとを蛇行して連結する、項目98に記載のインプラント。
(項目103)
前記第1のゾーンは、第1のセルを含み、前記第3のゾーンは、第2のセルを含み、
該第1のセルは、
前記長手軸の周囲で、該第2のセルと円周方向に整列させられ、
該第2のセルからの距離で、該長手軸に沿って長手方向に離間し、
前記第2のゾーンは、該第1のセルから該第2のセルまでの連結具を含む、項目96に記載のインプラント。
(項目104)
前記連結具は、前記第1のセルを前記第2のセルに蛇行して連結する、項目103に記載のインプラント。
(項目105)
前記連結具は、「V」字形連結具を含み、該連結具は、頂点と、第1の脚と、第2の脚とを有し、
前記長手軸に沿った圧縮下において、該第1の脚および該第2の脚は、該頂点の周囲で折り重なる、項目103に記載の構造。
(項目106)
骨用のインプラントであって、該インプラントは、構造構成要素を含み、該インプラントは、拡張状態と、折り畳み状態と、長手軸とを有し、該構造構成要素は、
該長手軸に沿って延在する第1の構造部材と、
該長手軸に沿って延在し、該第1の部材から該長手軸の周囲で円周方向に離間している第2の構造部材と、
該第1の部材から該第2の部材まで及ぶ交差支持材と
を含み、
該交差支持部材は、継手を有する部材を含み、該部材は、
該折り畳み状態で、該継手の周囲で折り重ねられ、
該拡張状態で、該継手の周囲で広げられるように構成される、インプラント。
(項目107)
前記交差支持材が折り重ねられたとき、前記部材の角度は、実質的に0度であり、
該交差支持材が広げられたときに、該部材の角度は、実質的に180度である、項目106に記載のインプラント。
(項目108)
前記広げられた交差支持材は、前記長手軸からの前記インプラントの拡張を制限する、項目106に記載のインプラント。
(項目109)
骨用のインプラントであって、該インプラントは、支持構成要素を含み、該支持構成要素は、平面を画定し、該インプラントは、該平面内に位置する長手軸と、該平面内に位置し、該長手軸と垂直である第1の横軸と、該長手軸と垂直であり、かつ該平面と垂直である第2の横軸とを有し、
該支持構成要素は、
該長手軸の周囲または該第1の横軸の周りでの屈曲に対する第1の抵抗と、
該第2の横軸の周りでの屈曲に対する第2の抵抗と
を有し、
該第1の屈曲抵抗は、該第2の屈曲抵抗よりも大きい、インプラント。
(項目110)
前記支持構成要素は、第1の部材と、第2の部材とを含み、
該第1の部材は、
前記長手軸の周囲または前記第1の横軸の周りでの屈曲に対する第3の抵抗と、
前記第2の横軸の周りでの屈曲に対する第4の抵抗と
を有し、
該第2の部材は、
該長手軸の周囲または該第1の横軸の周りでの屈曲に対する第5の抵抗と、
該第2の横軸の周りでの屈曲に対する第6の抵抗と
を有する、項目109に記載のインプラント。
(項目111)
前記支持構成要素は、第1のアンカー受容特徴と、第2のアンカー受容特徴とを含み、該第1のアンカー受容特徴および該第2のアンカー受容特徴は、前記平面内に位置するアンカーを受容するように構成される、項目109に記載のインプラント。
(項目112)
長手軸を画定する中心軸部材と、
該中心軸部材の周囲に同軸上に支持される拡張可能ウェブであって、該拡張可能ウェブは、
該拡張可能ウェブの第1のセグメントに沿って長手方向に変化する第1のメッシュセル密度と、
該拡張可能ウェブの第2のセグメントに沿って長手方向に変化する第2のメッシュセル密度と、
該拡張可能ウェブの第3のセグメントに沿って長手方向に変化する第3のメッシュセル密度と、
該拡張可能ウェブの第4のセグメントに沿って長手方向に変化する第4のメッシュセル密度と、
該拡張可能ウェブの第5のセグメントに沿って長手方向に変化する第5のメッシュセル密度と
を含み、それにより、該拡張可能ウェブが拡張状態であるときに、
該第1のセグメントは、第1の外形を有し、
該第2のセグメントは、第2の外形を有し、
該第3のセグメントは、第3の外形を有し、
該第4のセグメントは、第4の外形を有し、
該第5のセグメントは、第5の外形を有する
拡張可能ウェブと
を含む、骨インプラント。
(項目113)
非拡張状態において、前記第1、第2、第3、第4、および第5のセグメントは、連続して長手方向に順序付けられ、
前記拡張状態において、
該第1および第5のセグメントは、相互に対面して凹状であり、
該第2および第4のセグメントは、それぞれ、該第1のセグメントから該第3のセグメントまで、および該第3のセグメントから該第5のセグメントまで架橋する、項目112に記載のインプラント。
(項目114)
前記拡張状態において、前記第3のセグメントは、実質的に円筒形である、項目113に記載のインプラント。
(項目115)
前記拡張状態において、前記第3のセグメントは、楕円体である、項目113に記載のインプラント。
(項目116)
前記拡張状態において、
前記第1のセグメントは、第1のセグメントの最大半径を有し、
前記第3のセグメントは、第3のセグメントの最大半径を有し、
前記第5のセグメントは、第5のセグメントの最大半径を有し、
該第1のセグメントの最大半径および該第5のセグメントの最大半径の両方は、該第3のセグメントの最大半径よりも大きい、項目113に記載のインプラント。
(項目117)
前記第3のセグメントの最大半径に対する、前記第1のセグメントの最大半径および前記第5のセグメントの最大半径のうちの1つのものの比は、少なくとも1.1である、項目116に記載のインプラント。
(項目118)
長手軸を画定する中心軸部材と、
該中心軸部材の周囲に同軸上に支持される拡張可能ウェブであって、該拡張可能ウェブは、
該拡張可能ウェブの第1のセグメントに沿って長手方向に変化する第1のメッシュセル密度と、
該拡張可能ウェブの第2のセグメントに沿って長手方向に変化する第2のメッシュセル密度と、
該拡張可能ウェブの第3のセグメントに沿って長手方向に変化する第3のメッシュセル密度と
を含み、該拡張可能ウェブが拡張状態であるときに、
該第1のセグメントは、第1の外形を有し、
該第2のセグメントは、第2の外形を有し、
該第3のセグメントは、第3の外形を有する
拡張可能ウェブと
を含む、骨インプラント。
(項目119)
非拡張状態において、前記第2のセグメントは、前記第1のセグメントと前記第3のセグメントとの間で長手方向にあり、
前記拡張状態において、
該第1のセグメントは、楕円体であり、
該第3のセグメントは、該第1のセグメントに対面して凹状であり、
該第2のセグメントは、該第3のセグメントの外半径から該第1のセグメントの隣接先端まで架橋する、項目118に記載のインプラント。
(項目120)
前記拡張状態において、前記第2のセグメントは、前記第1のセグメントに対面して凹状である部分を有する、項目119に記載のインプラント。
(項目121)
前記拡張状態において、前記第2のセグメントは、前記第1のセグメントに対面して凸状である部分を有する、項目120に記載のインプラント。
(項目122)
前記拡張状態において、前記第2のセグメントは、前記第1のセグメントに対面して凸状である部分を有する、項目119に記載のインプラント。
(項目123)
前記拡張状態において、
前記第1のセグメントは、第1のセグメントの最大半径を有し、
前記第3のセグメントは、第2のセグメントの最大半径を有し、
該第3のセグメントの最大半径は、該第1のセグメントの最大半径よりも大きい、項目119に記載のインプラント。
(項目124)
前記第1のセグメントの最大半径に対する前記第3のセグメントの最大半径の比は、少なくとも1.1である、項目123に記載のインプラント。
(項目125)
前記拡張状態において、
前記第1のセグメントは、第1の長手径を有し、
前記第2および第3のセグメントはともに、第2の長手径を画定し、
該第1の長手径は、該第2の長手径よりも大きい、項目119に記載のインプラント。
(項目126)
前記第2の長手径に対する前記第1の長手径の比は、少なくとも2.5である、項目125に記載のインプラント。
(項目127)
前記拡張状態において、
前記第1のセグメントは、第1のセグメントの最大半径を有し、
前記第3のセグメントは、第2のセグメントの最大半径を有し、
該第1のセグメントの最大半径は、該第3のセグメントの最大半径よりも大きい、項目119に記載のインプラント。
(項目128)
前記第3のセグメントの最大半径に対する前記第1のセグメントの最大半径の比は、少なくとも1.1である、項目123に記載のインプラント。
(項目129)
前記拡張状態において、
前記第1のセグメントは、第1の長手径を有し、
前記第2および第3のセグメントはともに、第2の長手径を画定し、
該第2の長手径は、該第1の長手径よりも大きい、項目119に記載のインプラント。
(項目130)
前記第1の長手径に対する前記第2の長手径の比は、少なくとも2.5である、項目129に記載のインプラント。
(項目131)
長手軸を画定する中心軸部材と、
該中心軸部材の周囲に同軸上に支持される拡張可能ウェブであって、該拡張可能ウェブは、
該拡張可能ウェブの第1のセグメントに沿って長手方向に変化する第1のメッシュセル密度と、
該拡張可能ウェブの第2のセグメントに沿って長手方向に変化する第2のメッシュセル密度と、
該拡張可能ウェブの第3のセグメントに沿って長手方向に変化する第3のメッシュセル密度と
を含み、該拡張可能ウェブが拡張状態であるときに、
該第1のセグメントは、第1の外形を有し、
該第2のセグメントは、第2の外形を有し、
該第3のセグメントは、第3の外形を有する
拡張可能ウェブと
を含む、骨インプラント。
(項目132)
非拡張状態において、前記第2のセグメントは、前記第1のセグメントと前記第3のセグメントとの間で長手方向にあり、
前記拡張状態において、
前記第1の外形は、該第2のセグメントに向かって開いている実質的に円錐形の形状であり、
該第3のセグメントは、実質的に平面的であり、前記中心軸部材と実質的に垂直であり、
該第2のセグメントは、該第1のセグメントの外半径から該第3のセグメントの外半径まで架橋する、項目131に記載のインプラント。
(項目133)
前記拡張状態において、
前記第2の外形は、実質的に円錐形であり、前記第1の外径との継手において第1の半径、および前記第3の外径との継手において第2の半径を有し、
該第2の半径は、該第1の半径よりも大きい、項目132に記載のインプラント。
(項目134)
前記第1の半径に対する前記第2の半径の比は、少なくとも1.1である、項目133に記載のインプラント。
(項目135)
骨用のインプラントのための骨係合部材であって、該インプラントは、骨の内側に配備されたときに、該インプラントの遠位端において、封入領域を画定し、該骨係合部材は、
該領域から外へ延在し、
該骨の中へ延在する
ように構成される、骨係合部材。
(項目136)
細長い部材を含み、該細長い部材は、前記インプラントの近位端から、
前記領域の内側で第1の長さに延在し、
該領域の外側で第2の長さに延在する
項目135に記載の骨係合部材。
(項目137)
前記インプラントに直接固定されない細長い部材を含む、項目135に記載の骨係合部材。
(項目138)
前記インプラントに直接固定される細長い部材を含む、項目135に記載の骨係合部材。
(項目139)
骨用のインプラントのための骨係合部材であって、該インプラントは、該インプラントの遠位端に向かって集中する支持構造を含み、該骨係合部材は、
該支持構造から分岐し、
該骨の中へ延在する
ように構成される、骨係合部材。
(項目140)
前記支持構造に直接固定されない骨係合部材を含む、項目139に記載の骨係合部材。
(項目141)
前記支持構造に直接固定される骨係合部材を含む、項目139に記載の骨係合部材。
(項目142)
前記インプラントの支持部材と並んで、前記骨係合部材の第1の長さにわたり、
前記骨の中に、該骨係合部材の第2の長さにわたり
延在するように構成される、項目139に記載の骨係合部材。
(項目143)
前記第1の長さは、前記支持構造の表面に実質的に垂直に延在する、項目142に記載の骨係合部材。
(項目144)
前記インプラントの拡張後に、前記支持構造の前記表面と実質的に垂直に延在するように構成される、項目143に記載の骨係合部材。
(項目145)
前記骨の海綿部分の中に延在するように構成される、項目139に記載の骨係合部材。
(項目146)
前記骨に対する前記インプラントの並進運動に抵抗するように構成される、項目139に記載の骨係合部材。
(項目147)
前記骨に対する前記インプラントの回転運動に抵抗するように構成される、項目139に記載の骨係合部材。
(項目148)
前記支持構造から分岐し、前記骨の中に延在するいくつかの骨係合部材のうちの1つである、項目139に記載の骨係合部材。
(項目149)
前記骨の内部幾何学形状と整合するように構成される遠位先端を含む、項目139に記載の骨係合部材。
(項目150)
前記インプラントの近位端において該インプラントに固定されるように構成される、項目139に記載の骨係合部材。
(項目151)
前記インプラントが前記骨のアクセス穴を通して配備されるとき、該インプラントの後に該アクセス穴に挿入されるように構成される、項目134に記載の骨係合部材。
(項目152)
前記インプラントが前記骨のアクセス穴を通して配備されるとき、該インプラントが該骨の中に配備された後に該アクセス穴に挿入されるように構成される、項目134に記載の骨係合部材。
(項目153)
長手軸および該軸に垂直な半径方向を画定する中心軸部材と、
該中心軸部材の周囲で支持される拡張可能ウェブであって、横外形を有する拡張可能ウェブと
を含み、該中心軸部材から該外形までの半径方向距離は、該軸の周囲で円周方向に変化する、骨インプラント。
(項目154)
前記拡張可能ウェブと機械的に界面接触し、前記半径方向に該拡張可能ウェブを拘束して、前記横外形を達成するように構成される末端ウェブセグメントを含む、項目153に記載の骨インプラント。
(項目155)
前記横外形は、第1の半径および第2の半径を有し、該第1の半径は、該第2の半径よりも大きく、
前記末端ウェブセグメントは、該第1の半径に対応する第1のアームを有し、
該末端ウェブセグメントは、該第1の半径よりも小さくなるように該第2の半径を拘束する、第2のアームを有する、項目154に記載の骨インプラント。
(項目156)
前記横外形は、前記第1の半径よりも小さい第3の半径を有し、
前記末端ウェブセグメントは、該第1の半径よりも小さくなるように該第3の半径を拘束する第3のアームを有する、項目155に記載の骨インプラント。
(項目157)
前記横外形は、第1の動作可能な直線のセグメントと、第2の動作可能な直線のセグメントとを含み、
前記第1および第3のアームは、該第1の動作可能な直線のセグメントに対してある角度を成して、該第2の動作可能な直線のセグメントを配向させる、項目156に記載の骨インプラント。
(項目158)
前記横外形は、動作可能な多角形である、項目157に記載の骨インプラント。
(項目159)
前記横外形は、動作可能な菱形である、項目158に記載の骨インプラント。
(項目160)
前記横外形は、動作可能な三角形である、項目160に記載の骨インプラント。
(項目161)
前記横外形は、楕円の長軸および楕円の短軸を有し、
前記第1のアームは、該楕円の長軸に対応し、
前記第2のアームは、該楕円の短軸に対応する、項目155に記載の骨インプラント。
(項目162)
前記横外形は、動作可能に楕円形である、項目161に記載の骨インプラント。
骨用インプラントを固定するための装置および方法が提供される。インプラントは、骨の骨折を修復するように骨に固定されてもよい。インプラントは、拡張可能インプラントであってもよい。インプラントは、非拡張可能インプラントであってもよい。インプラントは、任意の好適なインプラントであってもよい。例えば、インプラントは、その全体で参照することにより本明細書に組み込まれる、米国特許出願公報第2009/0182336Al号で示され、説明されているインプラント等のインプラントであってもよい。