(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-181462(P2015-181462A)
(43)【公開日】2015年10月22日
(54)【発明の名称】特殊な形状の容器の支持具
(51)【国際特許分類】
A01G 9/00 20060101AFI20150925BHJP
【FI】
A01G9/00 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2014-63464(P2014-63464)
(22)【出願日】2014年3月26日
(71)【出願人】
【識別番号】509033697
【氏名又は名称】佐々木 典政
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 典政
【テーマコード(参考)】
2B327
【Fターム(参考)】
2B327ND01
2B327NE01
2B327TA04
2B327TA08
2B327TA19
2B327TA23
2B327TA27
2B327TA30
(57)【要約】
【課題】両端が開口しており容器の高さとほぼ同じ高さの筒が容器の底面の中心の上側に垂直に取り付けられている容器の支持具を提供する。
【解決手段】筒状の支柱の所定の位置に容器を支持するための部材が固定されており、該支柱はその下端で支持手段によって垂直に支持されており、 該支柱の上端からは、筒状の支柱の所定の位置に容器を支持するための部材が固定されている延長支柱を挿入することができ、該延長支柱の上端にはさらに延長支柱を挿入することができ、両端が開口しており容器の高さとほぼ同じ高さの筒が容器の底面の中心の上側に垂直に取り付けられている容器の筒に支柱又は延長支柱を貫通させて使用する構成とした。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状の支柱の所定の位置に容器を支持するための部材が固定されており、
該支柱はその下端で支持手段によって垂直に支持されており、
該支柱の上端からは、筒状の支柱の所定の位置に容器を支持するための部材が固定されている延長支柱を挿入することができ、
該延長支柱の上端にはさらに延長支柱を挿入することができ、
両端が開口しており容器の高さとほぼ同じ高さの筒が容器の底面の中心の上側に垂直に取り付けられている容器の筒に支柱又は延長支柱を貫通させて使用する容器支持具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、両端が開口しており容器の高さとほぼ同じ高さの筒が容器の底面の中心の上側に垂直に取り付けられている容器の支持具に関する。
【背景技術】
【0002】
両端が開口しており容器の高さとほぼ同じ高さの筒が容器の底面の中心の上側に垂直に取り付けられている容器の吊り具が考案されている。(例えば、特許文献1参照。)
また、側面から中心部に向かい全高にわたって凹みがある形状の容器の支持具が考案されている。(例えば、特許文献2参照。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−80号公報
【特許文献2】特開2013−90616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
引用文献1の吊り具は、容器を吊り下げるものであるから、上方に吊り具を固定する場所が必要であり、上方に何もないところには吊り下げることができない。
【0005】
引用文献2の支持具は、その支持具が支持することができる数の容器を使用しない場合は、支柱が目立って見栄えが良くない。
【0006】
本発明は、設置場所の制約が少なく、かつ、容器の数に合わせて支柱の延長が可能な容器支持具を実現することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の特殊な形状の容器の支持具は、筒状の支柱の所定の位置に容器を支持するための部材が固定されており、該支柱はその下端で支持手段によって垂直に支持されており、 該支柱の上端からは、筒状の支柱の所定の位置に容器を支持するための部材が固定されている延長支柱を挿入することができ、該延長支柱の上端にはさらに延長支柱を挿入することができ、両端が開口しており容器の高さとほぼ同じ高さの筒が容器の底面の中心の上側に垂直に取り付けられている容器の筒に支柱又は延長支柱を貫通させて使用する構成とした。
【発明の効果】
【0008】
本発明の特殊な形状の容器の支持具は、その支持手段に対応する平坦な水平面があればどこにでも置くことができる。また、容器の数に応じて支柱を延長でき、支柱又は延長支柱が容器の上方に目立ってはみ出すこともないので、見栄えを悪くすることも少ない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図2】本発明の支持具の延長支柱の実施例の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を
図1〜
図4に基づいて説明する。
【0011】
支持具1には、転倒を防止するに十分な起立手段4を設ける。形状はこれに限定するものではない。
【0012】
支柱2及び延長支柱5には、容器を支持するに十分な容器支持部材3を設ける。容器6及び容器支持部材3の強度が十分あれば容器6の底面の中心に近い部分の狭い範囲で支持することも可能であり、容器支持部材3も小さくすることができる。また、容器6の形状により、容器支持部材3も小さくすることができる。
【符号の説明】
【0013】
1 本発明の容器支持具
2 支柱
3 容器支持部材
4 起立手段
5 延長支柱
6 容器