特開2015-207240IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、機器を制御する制御装置を含み、当該制御装置とデータ入出力装置とのデータ通信を仲介する中継装置をさらに含む制御システム

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】制御装置とIOマスタが冗長化された制御システムにおいて、稼働系のIOマスタに故障が発生した場合でも制御装置の稼働/待機の切り替えを発生させずにシステムの稼働を継続できるようにする。
【解決手段】冗長化された制御装置をデータ同期化バスで接続する。各IOマスタには、データ入出力装置から受信したデータを接続先の制御装置へ転送させる。待機系の制御装置には、IOマスタから受信したデータをデータ同期化バスを介して稼働系の制御装置に転送させる。稼働系の制御装置には、稼働系のIOマスタが故障していなければ当該IOマスタにより転送されたデータを用い、稼働系のIOマスタの何れかが故障していれば待機系の制御装置により転送されたデータのうちの該当するものを用いて所定の演算を実行させる。
【選択図】図9

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

従来、制御装置とIOマスタの両方が冗長化された制御システムでは、稼働系の制御装置が停止した場合(或いは停止する場合)は勿論、稼働系の制御装置に接続されている何れかのIOマスタが停止した場合(或いは停止する場合)も、制御装置についての稼働系/待機系の切り替えを行っていた。以下では、稼働系の制御装置とデータ入出力装置との間のデータ通信を中継するIOマスタを「稼働系のIOマスタ」と呼び、待機系の制御装置とデータ入出力装置との間のデータ通信を中継するIOマスタを「待機系のIOマスタ」と呼ぶ。 稼働系の停止の検知(例えば、稼働系における故障発生の検知)から稼働系/待機系の切り替えが完了するまでの期間は、機器制御のための演算は停止する。このため、例えば、制御対象の機器に印加する電圧をその演算の実行毎に所定量ずつ引き上げて行く演算の場合、図11のように、故障等による稼働系の停止の検知から稼働系/待機系の切り替えが完了するまでの期間では電圧値のインクリメントが停止してしまい、操業に重大な影響を与えてしまう虞がある。 この発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、制御装置を含むとともに当該制御装置とデータ入出力装置とのデータ通信を仲介する中継装置を含み、制御装置と中継装置の両者が冗長化された制御システムにおいて、稼働系の中継装置が停止する場合であっても、制御装置についての稼働系/待機系の切り替えを発生させずにシステムの稼働を継続できるようにする技術を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために、本発明は、データ入出力装置から送信されたデータを用いて機器制御のための所定の演算を行う稼働系の制御装置と、待機系の制御装置と、前記稼働系の制御装置と前記待機系の制御装置の間のデータ通信を仲介する制御装置間通信手段と、前記データ入出力装置と前記稼働系の制御装置に接続された稼働系の中継装置と、前記データ入出力装置と前記待機系の制御装置に接続された待機系の中継装置と、を有・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、制御装置を含むとともに当該制御装置とデータ入出力装置とのデータ通信を中継する中継装置を含み、制御装置と中継装置の両者が冗長化された制御システムにおいて、稼働系の中継装置が停止する(或いは停止した)場合であっても、制御装置についての稼働系/待機系の切り替えを発生させずにシステムの稼働を継続することが可能になる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一実施形態の制御システム1の構成例を示す図である。

【図2】制御システム1に含まれる制御装置10の構成例を示す図である。

【図3】制御装置10の制御部110が制御プログラム1342にしたがって実行するタクト同期処理を説明するための図である。

【図4】稼働系の制御装置10の揮発性記憶部132に格納される管理テーブルの一例を示す図である。

【図5】稼働系の制御装置10の制御部110が制御プログラム1342にしたがって実行するデータ切り替え処理の流れを示すフローチャートである。

【図6】制御システム1に含まれるIOマスタ200の構成例を示す図である。

【図7】待機系の制御装置10に接続されているIOマスタ200の制御部210が中継制御プログラム2442にしたがって実行する転送制御処理の流れを示すフローチャート。

【図8】制御装置10およびIOマスタ200の動作例を示す図である。

【図9】制御装置10およびIOマスタ200の動作例を示す図である。

【図10】本実施形態の効果を説明するための図である。

【図11】制御装置とIOマスタの両者が冗長化された従来の制御システムの問題点を説明するための図である。

選択図 図9出願人が指定した本件の代表的な図

1…制御システム、10,10A、10B…制御装置、20,20_1,20_2…IOマスタ局、200,200_1A、200_1B、200_2A,200_2B…IOマスタ、30…データ同期化バス、40_1,40_2…IOネットワーク、50_1,50_2,50_3,50_4…データ入出力装置、60A,60B…マスタ/スレーブ間ネットワーク、110,210…制御部、120…通信I/F部、220…第1通信I/F部、230…第2通信I/F部、130,240…記憶部、132,242…揮発性記憶部、134,244…不揮発性記憶部、1342…制御プログラム、2442…中継制御プログラム、140,250…バス。

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