特開2015-209196(P2015-209196A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-209196(P2015-209196A)
(43)【公開日】2015年11月24日
(54)【発明の名称】テーブル部材
(51)【国際特許分類】
   B60R 7/04 20060101AFI20151027BHJP
   A47B 5/04 20060101ALI20151027BHJP
   B62D 1/04 20060101ALI20151027BHJP
【FI】
   B60R7/04 Z
   A47B5/04
   B62D1/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2014-102801(P2014-102801)
(22)【出願日】2014年4月25日
(71)【出願人】
【識別番号】509141109
【氏名又は名称】中島 信夫
(71)【出願人】
【識別番号】509141073
【氏名又は名称】中島 晴二
(72)【発明者】
【氏名】中島 信夫
【テーマコード(参考)】
3B053
3D022
3D030
【Fターム(参考)】
3B053NA04
3D022CA23
3D022CB01
3D022CC04
3D022CD02
3D022CD09
3D030DB09
(57)【要約】
【課題】テーブル本体の左右のアーム受けを角度調整機構により一体化させた形状であり、ハンドルに取り付け取り外しが容易に出来て多くの車種のハンドル角度にも対応可能なカーハンドルテーブルを提供する。
【解決手段】平板状の二つ折りを可能な構造とし、図1のテーブルの一体化したテーブルを開き、このテーブルに固定されたアームを開く事により、ハンドルに容易に固定可能な構造であり、これにアーム受けで固定させる事を可能とし、水平及び必要に応じた傾斜を設ける事も可能な構造のカーハンドル部材。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒンジ部材を介して折りたたみ自在とされたテーブル本体と、このテーブル本体を展開した状態で、左右それぞれに回動自在に設けられたアーム部材とで構成され、このアーム部材によってステアリングハンドルに取り付けられるテーブル部材において、前記テーブル本体には前記ハンドルの下部に係止される係止部が設けられるとともに、該テーブル本体の展開した状態における左右両側に前記アーム部材の角度を調整するための角度調整機構が設けられていることを特徴とするテーブル部材。
【請求項2】
前記角度調整機構は、アーム部材の回動軸側を受けるためのアーム受け部材と、テーブル部材のテーブル部材の両側に形成されたアーム受け部材を固定するための複数の取り付け穴が形成されていることを特徴とする請求項1記載のテーブル部材。
【発明の詳細な説明】
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案はカーハンドルのそれぞれの角度の違いにおいて、本体のテーブルに
一体化させて取り付けられた左右の角度調整機構を微調整し、テーブル本体において左右のアームを固定する事により、それぞれのステアリングハンドルの角度の違いに応じて、本体のテーブルを水平にしてステアリングハンドルに取り付けが可能である、及び使用目的においての左右の角度調整機構を調整して固定することにより、テーブル本体を使用目的に応じて適切なるテーブル角度の傾斜を得る事も可能とした特長を持つ。
【0002】
従来、車の運転席においてはハンドルが前面にある為、食事や飲み物等の置き場所がなく、又、ハンドルの前面においてパソコンを使用する、及びメモ書きをする作業などが非常に困難な狭い空間であった。
【0003】
又助手席や後部座席においても、食事をしたりパソコンを使用したりメモ書き等を作業する目的において本考案のテーブルを使用する事が可能な特長を持つ形状である。
【0004】
助手席や後部座席においても、本考案のテーブル本体のみを開き両膝の上に乗せる事により、食事やパソコンの作業及びメモ書き等をする事が可能な形状を持つ。
【0005】
本考案のテーブル本体は二つ折りが可能な形状としているため、車内のグローボックスやドアトリム等にコンパクトに収める事が可能な形状である特長を持つ、又車内のどこに置いても置き場所の妨害をきわめて少なくした特長を持つ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
車の運転席で作業する場合において、前面にハンドルがある為、その作業空間場所は極めて狭い、その極めて狭い作業空間場所において食事をしたり、パソコン作業をしたり、携帯電話を使用しながらメモ書き等をする等は極めて不自由な空間であった、本考案のテーブル部材の形状はその目的において可能となった。
【0007】
本発明は以上のような従来の欠点を改良したカーハンドルテーブルであり、運転席の使用目的において、及び助手席や後部座席においてもその課題を考慮して考案したものであり、目的の作業をスムーズに行える車内空間場所を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、テーブル本体を二つ折りに形成し、コンパクトに収納が可能な構造であり、このテーブル本体に左右のアーム部分を一体化させた構造で、この本体と左右のアーム受けを取り付ける事により、極めて少ない部品で形成される特徴を持つカーハンドル用テーブルである。
【0009】
本発明は主として運転席でのテーブル部材として考案されたものであるが、その特長は助手席及び後部座席においても使用目的において非常に便利な形状を持つものである。
【発明の効果】
【0010】
車の運転を停止し、運転席で食事をしたりする、又パソコン等を運転席で使用したり、携帯電話で会話を交わしながらメモ書きをする等は、前面にハンドルがあり、非常に狭い空間であるので困難な作業空間であった。
【0011】
通常はこのような作業において車外に出て行えば良いと考慮するのであるが車外の状況による、例えれば猛暑の季節においては熱中症の可能性も考えられる、大雨の時や大雪の時など車外でのこれ等の作業は運転席での作業以上の困難が発生する。
【0012】
このような車外においての作業のリスクを解消するとすれば、運転席の狭き空間に本考案のテーブル部材を取り付ける事により、車内の冷暖房を利用しながら車外で作業する環境によるリスクを解消して快適に作業を進める事が可能となった本考案のテーブル部材である。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】カーハンドルに取り付けた本案の全体の形状を示す。
図2】本案のテーブル本体1の角度調整機構の部品図を示す。
図3】テーブル本体のアームをアーム受けから開いた形状を示す
図4】アームの角度調整機構による水平及び傾斜角度を示す。
図5】テーブル部材を開きステアリングハンドルに取り付けた図を示す。
図6】テーブル部材の平面図及び上下左右面図を示す
【画像1】
ステアリングハンドルに取り付けて使用する例を示す。
【画像2】
車のグローボックスに収納した例を示す。
【画像3】
車のドアトリムに収納した例を示す。
【符号の説明】
1 折りたたみテーブル
2 アーム受け
3 アーム外れ防止
4 アーム
5 ヒンジ
6 アーム受け締め付けビス
7 ナット
8 ハンドル
9 位置決めビス
10 位置決め穴
11 容器ズレ止め
12 テーブルを開く
13 アームを開く
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を説明する。
【0015】
図1において、本発明の材質は木材やプラスチック材で成型が可能である、アーム2は金属加工製品が望ましい、アーム受け3は樹脂成型品が望ましい、各々の適切なる素材を組み合わせる事で一体化させ成型する事が可能なカーハンドル部材。
図1
図2
図3
図4
図5
図6