特開2015-211516IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電力系統において、複数の需要家により共有される蓄電装置の充放電制御システムに関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】蓄電装置を複数の需要家が共用する場合に、PCSやメータの数を削減して全体的なコスト及び各需要家の電気料金を低減する。
【解決手段】配電線2から、メータ3a,3b,3cを介して受電する複数の需要家4a,4b,4cと、電力系統にメータ3を介して接続されたパワーコンディショナー5、蓄電装置6及び制御装置8と、を備え、各メータ3a,3b,3c,3による所定周期の計測値を制御装置8が取得可能な電力供給システムにおいて、制御装置8は、蓄電装置6に設定された各需要家4a,4b,4cに対する充放電量の範囲内で、各需要家からの充放電指令またはスケジュールに従ってパワーコンディショナー5を制御することで、電力系統から蓄電装置6への充電量を制御し、かつ、蓄電装置6からメータ3、配電線2及びメータ3a,3b,3cを介して需要家4a,4b,4cに供給する放電量を制御する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献2に記載された従来技術では、例えば建物10,30CではPCSが不要になり、全体的なPCSの台数が少なくなる。しかしながら、全ての建物10,30A,30B,30Cにおいて、電力系統または蓄電装置13bとの間で授受する電力量を計測するためにメータM1,M2を設置する必要があり、これら多数のメータM1,M2がシステム全体のコスト高を招いていた。 そこで、本発明の解決課題は、コストメリットが高い大容量の蓄電装置を複数の需要家が共用する場合に、PCSやメータの数を削減して全体的なコストを低減させた蓄電装置の充放電制御システムを提供することにある。
また、本発明の別の解決課題は、各需要家の電気料金の低減に寄与する蓄電装置の充放電制御システムを提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するため、請求項1に係る発明は、電力系統に接続された配電線から、それぞれ第1の電力量計測部を介して受電する複数の需要家と、前記電力系統に第2の電力量計測部を介して接続されたパワーコンディショナーと、前記パワーコンディショナーに接続された蓄電装置と、前記パワーコンディショナーを介して前記蓄電装置の充放電量を制御する制御装置と、を備え、前記第1の電力量計測部及び前記第2の電力量計測・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、電力供給システム内のPCSは1台で良く、また、このPCSと電力系統との間に新設される蓄電装置側の電力量計測部(メータ)も1台で済むため、システム全体のコストや一需要家当たりの蓄電コストを低減することができる。更に、直流電流が流れる経路が少ないため、漏電検知も容易である。
また、各需要家の需要予測に基づき、主として蓄電装置への充電パターンを最適化する充放電計画を立案すれば、各需要家が負担する電気料金の削減に寄与することが可能になる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1実施形態が適用される電力供給システムの構成図である。

【図2】図1における蓄電装置の仮想的な充放電領域を示す図である。

【図3】本発明の第2実施形態が適用される電力供給システムの構成図である。

【図4】1日の電力単価の例を示す図である。

【図5】本発明の第3実施形態において、充放電計画を立案するための制御装置の概念図である。

【図6】特許文献1に記載された電力供給システムの構成図である。

【図7】特許文献2に記載された電力供給システムの構成図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1,1A,1B,1C:変圧器   2,2A,2B:配電線   3,3a,3b,3c,7:メータ   4a,4b,4c:需要家   5:PCS(パワーコンディショナー)   6:蓄電装置   6a,6b,6c:領域   8:制御装置   8A:需要予測機能   8B:最適化機能   8C:充放電制御機能   81:記憶装置   9:ネットワーク

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります