技術分野
冷媒回路装置に関し、より詳細には、例えば自動販売機等に適用される冷媒回路装置に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】気液分離器を削減して製造コストの低減化を図ること。 【解決手段】それぞれが商品収容庫5の内部に配設された複数の庫内熱交換器23と、冷媒を吸引して圧縮する圧縮機と、商品収容庫5の外部に配設された庫外熱交換器22とを有した冷媒回路10を備えた冷媒回路装置において、庫外熱交換器22で放熱した冷媒のうち第1分岐点Q1で2つに分岐した一方を断熱膨張させ、かつ最も冷却負荷の小さい中庫内熱交換器23bに冷媒を供給する膨張機構24と、第1分岐点Q1で2つに分岐した冷媒の他方を減圧させることによって中庫内熱交換器23bより吐出された冷媒を吸引してこれら冷媒を混合させ、かつ他の庫内熱交換器23に混合させた冷媒を送出するエジェクタ25を備えている。 【選択図】図3
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、上述した冷媒回路装置では、エジェクタは各商品収容庫に配設されたすべての蒸発器を通過した冷媒を吸引し、高圧冷媒と混合させた後、気液二相状態の冷媒を蒸発器側及び圧縮機側に吐出する。その際、圧縮機側に液冷媒が戻ると圧縮効率の低下、あるいは圧縮機の故障を招来する虞れがある。そこで、エジェクタの吐出側に気液分離器を配設して該気液分離器により気液二相冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し、気相冷媒を圧縮機に吸引させる必要があった。しかし、気液分離器を配設することで部品点数が増加し、製造コストの増大化させていた。
本発明は、実情に鑑みて、気液分離器を削減して製造コストの低減化を図ることができる冷媒回路装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明に係る冷媒回路装置は、各対象室の内部に配設され、かつ供給された冷媒を蒸発させて対応する対象室の内部空気を冷却させる複数の庫内熱交換器と、前記複数の庫内熱交換器のうち少なくとも1つの庫内熱交換器で蒸発した冷媒を吸引して圧縮する圧縮機と、前記各対象室の外部に配設され、かつ供給された冷媒を放熱させる庫外熱交換器とを有した冷媒回路を備えた冷媒回路装置において、前記庫外・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、膨張機構が、庫外熱交換器で放熱した冷媒のうち分岐点で2つに分岐した一方を断熱膨張させ、かつ複数の庫内熱交換器のうち最も冷却負荷の小さい低負荷熱交換器に冷媒を供給するので、低負荷熱交換器に供給された冷媒は蒸発して気相冷媒となる。またエジェクタが、分岐点で2つに分岐した冷媒の他方を減圧させ、低負荷熱交換器において蒸発した後の気相冷媒を吸引してこれら冷媒を混合させ、かつ低負荷熱交換器を除く少なくとも1つの庫内熱交換器に混合させた冷媒を送出するので、該庫内熱交換器に送出された冷媒を蒸発させることができ、これにより熱負荷(冷却負荷)が最も小さく冷媒流量が少量で済む低負荷熱交換器をエジェクタに吸引される側に配置するとともに、それ以外の庫内熱交換器をエジェクタに吐出される側に配置することで、従来必要とされた気液分離器を使用せずに気相冷媒を圧縮機に戻すことができる。従って、気液分離器を削減して部品点数を低減させることで、製造コストの低減化を図ることができるという効果を奏する。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、本発明の実施の形態1である冷媒回路装置が適用された自動販売機の内部構造を正面から見た場合を示す説明図である。
【図2】 図2は、本発明の実施の形態1である冷媒回路装置が適用された自動販売機の断面側面図である。
【図3】 図3は、図1及び図2に示した自動販売機に適用された冷媒回路装置を概念的に示す概念図である。
【図4】 図4は、図3に示したエジェクタの構成を示す模式図である。
【図5】 図5は、CCC運転を行う場合の冷媒の流れを示す説明図である。
【図6】 図6は、HCC運転を行う場合の冷媒の流れを示す説明図である。
【図7】 図7は、本発明の実施の形態2である冷媒回路装置を概念的に示す概念図である。
【図8】 図8は、本実施の形態2である冷媒回路装置の特徴的な制御系を示す説明図である。
【図9】 図9は、図8に示した制御部が実施するバルブ開閉制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
10 冷媒回路
20 主経路
21 圧縮機
22 庫外熱交換器
23 庫内熱交換器
24 膨張機構
25 エジェクタ
26 冷媒管路
271 三方弁
272 電磁弁
28 バルブ
30 高圧冷媒導入経路
31 高圧冷媒導入管路
32 加熱用熱交換器
40 戻経路
41 戻管路
50 制御部
51 入力処理部
52 算出処理部
53 出力処理部
55 メモリ
S1 庫内温度センサ
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