【課題】迅速かつ簡単にプリペイド決済情報を認識することができ、構成品や装置を追加することなく簡単に電力料金のプリペイド決済を行うことができ、様々な方式の電力供給及び供給運用を可能にすることができるプリペイド型電力量計を提供する。
【解決手段】従来技術の限界であるプリペイド決済情報(コード)の入力の不便さ、頻繁な入力エラーの可能性、カードの生産、流通、複製、譲渡、貸与などによる実施の難しさを解決するために、簡単に認識できるコード画像からプリペイド決済情報を認識し、それを反映して電力料金を算出する。
負荷の電力使用量に対する電力料金のプリペイド決済情報がコード化されて記録されたコード画像を認識し、前記コード画像に記録されたプリペイド決済情報を認識するコード認識部と、
前記電力使用量を計測し、前記コード認識部により認識されたプリペイド決済情報を反映し、前記計測された電力使用量に応じた電力料金を算出する制御部と、を含むことを特徴とするプリペイド型電力量計。
前記コード認識部は、前記コード画像を認識して前記コード画像の有効性を判断し、前記コード画像が有効な場合に前記プリペイド決済情報を認識する、請求項1又は2に記載のプリペイド型電力量計。
前記プリペイド決済情報は、前記電力量計により算出される電力料金を軽減するか、又は前記プリペイド決済情報に対応する料金分の電力をさらに使用できるようにする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のプリペイド型電力量計。
前記制御部は、前記プリペイド決済情報に対応する料金分の電力をさらに使用するが、前記プリペイド決済情報に対応する料金分の電力をさらに使用して残った残料金がある場合、前記残料金の払い戻しに関する払戻情報を生成し、前記払戻情報が記録された払戻コード画像を生成して出力する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のプリペイド型電力量計。
前記制御部は、前記コード認識部が前記プリペイド決済情報を認識したが、前記負荷への電力供給が中断されている場合、前記プリペイド決済情報に対応する料金に基づいて前記負荷への電力供給が再開されるようにする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプリペイド型電力量計。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、キーパッド入力方式においては、暗号化コードが長い場合や使用者が老人の場合、キー入力時にエラーが発生する可能性があり、入力エラーが繰り返されると長時間にわたって入力制限機能が動作する可能性がある。また、カード検知方式においては、カードの発売及び受取や媒体の生産コストなどの付加的なコストが発生し、煩雑に思う使用者も存在する。さらに、福祉の一環として独居老人にプリペイド型電気料金カードを発行した場合、暗号化コードの複製やカードの譲渡及び貸与などにより、不適切な用途に用いられる可能性がある。
【0006】
そこで、本発明は、従来技術の限界であるプリペイド決済情報(コード)の入力の不便さ、頻繁な入力エラーの可能性、カードの生産、流通、複製、譲渡、貸与などによる実施の難しさを解決するために、簡単に認識できるコード画像からプリペイド決済情報を認識し、それを反映して電力料金を算出することができるプリペイド型電力量計を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明によるプリペイド型電力量計は、負荷の電力使用量に対する電力料金のプリペイド決済情報がコード化されて記録されたコード画像を認識し、前記コード画像に記録されたプリペイド決済情報を認識するコード認識部と、前記電力使用量を計測し、前記コード認識部により認識されたプリペイド決済情報を反映し、前記計測された電力使用量に応じた電力料金を算出する制御部とを含む。
【0008】
一実施形態において、前記コード画像は、バーコード形式の画像であってもよい。
【0009】
一実施形態において、前記コード画像は、QR(Quick Response)コード、Aztecコード及びデータマトリクスコードのいずれかの形式の画像であってもよい。
【0010】
一実施形態において、前記コード認識部は、前記コード画像をスキャンして認識するようにしてもよい。
【0011】
一実施形態において、前記コード認識部は、前記コード画像を認識して前記コード画像の有効性を判断し、前記コード画像が有効な場合に前記プリペイド決済情報を認識するようにしてもよい。
【0012】
一実施形態において、前記プリペイド決済情報は、前記電力量計により算出される電力料金を軽減するか、又は前記プリペイド決済情報に対応する料金分の電力をさらに使用できるようにするものであってもよい。
【0013】
一実施形態において、前記制御部は、前記電力使用量及び前記プリペイド決済情報に基づいて前記電力料金を算出するが、前記プリペイド決済情報に対応する料金分を差し引いて前記電力料金を算出するようにしてもよい。
【0014】
一実施形態において、前記制御部は、前記プリペイド決済情報に対応する料金分の電力をさらに使用できるようにしてもよい。
【0015】
一実施形態において、前記制御部は、前記プリペイド決済情報に対応する料金分の電力をさらに使用して残った残料金がある場合、前記残料金の払い戻しに関する払戻情報を生成し、前記払戻情報が記録された払戻コード画像を生成して出力するようにしてもよい。
【0016】
一実施形態において、前記制御部は、前記コード認識部が前記プリペイド決済情報を認識したが、前記負荷への電力供給が中断されている場合、前記プリペイド決済情報に対応する料金に基づいて前記負荷への電力供給が再開されるようにしてもよい。
【0017】
一実施形態において、前記プリペイド型電力量計は、前記電力使用量、前記電力料金及び前記プリペイド決済情報を外部に表示する表示部をさらに含んでもよい。
【0018】
一実施形態において、前記プリペイド型電力量計は、外部機器との情報交換のための通信を行う通信部をさらに含んでもよい。
【発明の効果】
【0019】
本発明によるプリペイド型電力量計は、プリペイド決済情報が記録されたコード画像からプリペイド決済情報を認識することにより、迅速かつ簡単にプリペイド決済情報を認識できるという効果がある。
【0020】
本発明によるプリペイド型電力量計は、プリペイド決済情報が記録されたコード画像からプリペイド決済情報を認識することにより、構成品や装置を追加することなく簡単に電力料金のプリペイド決済を行えるという効果がある。
【0021】
本発明によるプリペイド型電力量計は、コード画像に記録されたプリペイド決済情報を認識し、それを反映して電力料金を算出することにより、様々な方式の電力供給及び供給運用が可能になるという効果がある。
【0022】
本発明によるプリペイド型電力量計は、コード画像に記録されたプリペイド決済情報を認識し、それを反映して電力料金を算出することにより、様々な方式の電力料金の算出及び決済システムが可能になるという効果がある。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明は、プリペイド型電力量計に適用することができる。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の技術思想を適用できる全ての電力量計、電力料金決済装置、電力料金決済システム、電力供給装置、電力供給システム、電力制御装置、電力制御システムなどにも適用することができる。
【0025】
本明細書で使用される技術用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されるものであり、本発明を限定するものではない。また、本明細書で使用される技術用語は、本明細書において特に断らない限り、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に一般的に理解される意味で解釈されるべきであり、非常に包括的な意味で解釈されたり、非常に狭い意味で解釈されるべきではない。さらに、本明細書で使用される技術用語が本発明の思想を正確に表現できない間違った技術用語である場合は、当業者が正しく理解できる技術用語で代替して理解すべきである。さらに、本明細書で使用される一般的な用語は、辞書の定義に従って、又は前後の文脈によって解釈されるべきであり、非常に狭い意味で解釈されるべきではない。
【0026】
そして、本明細書で使用される単数の表現は、特に断らない限り、複数の表現を含む。本明細書において、「構成される」や「含む」などの用語は、明細書に記載された様々な構成要素又は段階の全てを必ず含むものと解釈されるべきではなく、そのうち一部の構成要素又は段階を含まないこともあり、追加の構成要素又は段階をさらに含むこともあるものと解釈されるべきである。
【0027】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明するが、図面番号に関係なく同一又は類似の構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0028】
また、本発明を説明するにあたって、関連する公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。なお、添付図面は本発明の思想を容易に理解できるようにするためのものにすぎず、添付図面により本発明の思想が制限されるように解釈されるべきではない。
【0029】
以下、
図1〜
図4を参照して、本発明の一実施形態によるプリペイド型電力量計(以下、単に電力量計ともいう)について説明する。
【0030】
図1は本発明によるプリペイド型電力量計の構成を示す図である。
【0031】
図2は本発明の一実施形態によるプリペイド型電力量計の構成を示す図である。
【0032】
図3は本発明の一実施形態によるプリペイド型電力量計の動作過程を示すフローチャートである。
【0033】
図4は本発明の一実施形態によるプリペイド型電力量計のコード画像の例を示す図である。
【0034】
電力量計50は、
図1に示すように、負荷の電力使用量に対する電力料金のプリペイド決済情報がコード化されて記録されたコード画像を認識し、コード画像に記録されたプリペイド決済情報を認識するコード認識部10と、電力使用量を計測し、コード認識部10により認識されたプリペイド決済情報を反映し、計測された電力使用量に応じた電力料金を算出する制御部20とを含む。
【0035】
電力量計50は、負荷に設置されてもよい。
【0036】
電力量計50は、負荷に供給される電力使用量を計測するようにしてもよい。
【0037】
電力量計50は、計測された電力使用量に基づいて電力料金を算出するようにしてもよい。
【0038】
電力量計50は、算出された電力料金に基づいて負荷に供給される電力を制御するようにしてもよい。
【0039】
例えば、電力料金を決済したか否か、電力料金が予め設定された基準料金を超えたか否かなどによって、負荷に供給される電力が遮断されるか又は供給し続けられるように制御することができる。
【0040】
すなわち、電力量計50は、負荷に供給される電力の制御、負荷の電力使用量の計測、電力料金の算出を行うことができる。
【0041】
コード認識部10は、コード画像を認識できるコードリーダであってもよい。
【0042】
コード認識部10は、コード画像を認識できるコードセンサであってもよい。
【0043】
コード認識部10は、コード画像を認識できるように、電力量計50の外部フレームに備えられてもよい。
【0044】
制御部20は、電力量計50の中央処理部であってもよい。
【0045】
制御部20は、負荷に供給される電力の制御、負荷の電力使用量の計測、電力料金の算出を行うことができる。
【0046】
制御部20は、電力の制御、電力使用量の計測及び電力料金の算出を行えるように、電力量計50の内部回路又はモジュールに備えられてもよい。
【0047】
図1に示す電力量計50の全ての構成要素が必須構成要素であるわけではなく、本発明による電力量計は、図示の構成要素よりも多い構成要素で実現してもよく、それより少ない構成要素で実現してもよい。
【0048】
電力量計50は、
図2に示すような実施形態で実施してもよく、また
図3に示すような過程で動作させてもよい。
【0049】
電力量計50は、負荷に電力を供給する系統又は電力供給源と負荷との間に接続されてもよい。
【0050】
電力量計50は、コード認識部10と制御部20とを含み、さらなる構成要素を含んでもよい。
【0051】
コード認識部10は、コード画像CIを認識できるように電力量計50に備えられてもよい。
【0052】
コード画像CIは、電力料金に関するプリペイド決済情報がコード化されて記録された画像であってもよい。
【0053】
コード画像CIは、
図4に示すようなバーコード形式の画像であってもよい。
【0054】
バーコードとは、英数字や特殊文字を太さの異なるバーとスペースの組み合わせで表現して機械が光学的に読み取れるようにしたコードを意味する。
【0055】
また、コード画像CIは、
図4に示すようなQRコード、Aztecコード及びデータマトリクスコードのいずれかの形式の画像であってもよい。
【0056】
QRコード、Aztecコード及びデータマトリクスコードとは、白と黒の格子状のパターンで情報を表すマトリクスコードを意味する。
【0057】
コード画像CIは、携帯用端末機の電子画像又は印刷物に印刷される方式のものとして発行されてもよい。
【0058】
また、コード画像CIは、プリペイド決済情報に加え、コード画像CIの発行情報やコード画像CIの有効期間情報などをさらに含んでもよい。
【0059】
プリペイド決済情報は、電力料金が先払いで決済されたことを示す情報であってもよい。
【0060】
プリペイド決済情報は、電力量計50により算出される電力料金を軽減する情報であってもよい。
【0061】
また、プリペイド決済情報は、プリペイド決済情報に対応する料金分の電力をさらに使用できるようにする情報であってもよい。
【0062】
コード認識部10は、コード画像CIをスキャンして認識するようにしてもよい。
【0063】
コード認識部10がコード画像CIをスキャンして認識することにより、コード画像CIを一度に認識することができる。
【0064】
コード認識部10は、コード画像CIを認識してコード画像CIの有効性を判断するようにしてもよい。
【0065】
すなわち、コード認識部10は、コード画像CIが有効に発行されたものであるか否かを判断することができる。
【0066】
コード認識部10は、コード画像CIが有効に発行されたものであるか否かを判断し、コード画像CIが有効な場合、プリペイド決済情報を認識するようにしてもよい。
【0067】
コード認識部10は、コード画像CIが有効に発行されたものであるか否かを判断し、コード画像CIが有効でない場合、コード画像CIが有効でないコードであることを示すコードエラー表示が出力されるようにしてもよい。
【0068】
コード認識部10は、コード画像CIが有効でないためコード画像CIを3回以上認識できない場合、認識制限を行って有効でないコード画像CIを所定時間認識できないようしてもよい。
【0069】
制御部20は、電力使用量を計測する計測部21と、電力料金を算出する演算部22と、負荷に供給される電力を制御する電源入出力部23とを含んでもよい。
【0070】
計測部21は、負荷に供給される電圧及び電流を検出し、それに基づいて電力使用量を計測するようにしてもよい。
【0071】
演算部22は、電力使用量及びプリペイド決済情報に基づいて電力料金を算出するようにしてもよい。
【0072】
電源入出力部23は、負荷の状態、電力使用量、電力料金などに基づいて負荷に供給される電力を制御するようにしてもよい。
【0073】
例えば、負荷の状態に異常がある場合や、電力使用量又は電力料金が予め設定された適正基準値を超えた場合、電源入出力部23は、負荷に供給される電力が遮断されるようにする。
【0074】
制御部20は、電力使用量及びプリペイド決済情報に基づいて電力料金を算出するが、プリペイド決済情報に対応する料金分を差し引いて電力料金を算出するようにしてもよい。
【0075】
例えば、プリペイド決済情報に対応する料金が「1000円」であり、電力使用量に応じた電力料金が「3000円」である場合、電力使用量に応じた電力料金の「3000円」からプリペイド決済情報に対応する料金の「1000円」が差し引かれた「2000円」が電力料金として算出される。
【0076】
制御部20は、負荷がプリペイド決済情報に対応する料金分の電力をさらに使用できるようにしてもよい。
【0077】
例えば、プリペイド決済情報に対応する料金が「1000円」であり、「1000円」の料金に該当する電力量が「2KWH」である場合、負荷は「2KWH」の電力をさらに使用することができる。
【0078】
制御部20は、プリペイド決済情報に対応する料金分の電力をさらに使用して残った残料金がある場合、残料金の払い戻しに関する払戻情報を生成し、払戻情報が記録された払戻コード画像を生成して出力するようにしてもよい。
【0079】
例えば、プリペイド決済情報に対応する料金が「1000円」であり、プリペイド決済情報に対応する料金分の電力をさらに使用して残った残料金が「500円」である場合、制御部20は、残料金の「500円」に関する払戻情報を生成し、払戻情報が記録された払戻コード画像を生成するようにしてもよい。
【0080】
払戻コード画像は、コード画像CIを認識できる機器により認識できるものであってもよい。
【0081】
払戻コード画像は、コード画像CIを認識できる外部の機器により認識されると、払戻情報が認識され、払戻情報に応じた残料金が払い戻されるようにしてもよい。
【0082】
払戻コード画像は、バーコード、QRコード、Aztecコード及びデータマトリクスコードのいずれかの形式の画像であってもよい。
【0083】
払戻コード画像は、携帯用端末機の電子画像又は印刷物に印刷される方式のものとして発行されてもよい。
【0084】
また、払戻コード画像は、コード認識部10により認識されるようにしてもよい。
【0085】
払戻コード画像は、コード認識部10により認識され、電力料金から払戻情報に応じた残料金分が差し引かれるようにしてもよい。
【0086】
また、払戻コード画像は、コード認識部10により認識され、負荷が払戻情報に応じた残料金分の電力をさらに使用できるようにしてもよい。
【0087】
制御部20は、コード認識部10がプリペイド決済情報を認識したが、負荷への電力供給が中断されている場合、プリペイド決済情報に対応する料金に基づいて負荷への電力供給が再開されるようにしてもよい。
【0088】
つまり、電力料金の未決済などにより電力供給が中断されていた負荷の電力料金が決済されたことを示すプリペイド決済情報が認識されると、プリペイド決済情報に対応する料金が決済されたのと同様であるので、負荷に電力が再び供給される。
【0089】
電力量計50は、前述したような構成からなり、電力使用量、電力料金及びプリペイド決済情報を外部に表示する表示部30をさらに含んでもよい。
【0090】
表示部30は、電力量計50の状況情報を外部に表示するディスプレイ画面であってもよい。
【0091】
表示部30は、電力使用量、電力料金及びプリペイド決済情報の数値をそれぞれ外部に表示する。
【0092】
表示部30は、制御部20から電力使用量、電力料金及びプリペイド決済情報を受信し、電力量計50の状況情報を外部に表示する。
【0093】
表示部30は、電力使用量、電力料金及びプリペイド決済情報がそれぞれ外部に表示されるように、電力量計50の外部フレームに備えられてもよい。
【0094】
また、表示部30は、コード画像CIの認識状態、コード画像CIの有効性、プリペイド決済情報に対応する料金及び残料金に関する情報などを表示する。
【0095】
電力量計50は、前述したような構成からなり、外部機器との情報交換のための通信を行う通信部40をさらに含んでもよい。
【0096】
外部機器は、コード画像CIを発行した発行先又は発行機器、コード画像CIを含む携帯用端末機などであってもよい。
【0097】
通信部40は、外部機器と通信を行うことにより、負荷の電力使用量や電力料金などに関する電力量計50の情報を外部機器に通知することができる。
【0098】
また、通信部40は、外部機器と通信を行うことにより、コード画像CIが認識されたか否か、払戻コード画像を出力したか否かなどに関する電力量計50の情報を外部機器に通知することができる。
【0099】
通信部40は、コード画像CIを発行した発行先又は発行機器、コード画像CIを含む携帯用端末機などから、コード画像CIの発行情報を受信することができる。
【0100】
つまり、通信部40によりコード画像CIを発行する外部機器からコード画像CIが有効に発行されたかに関する情報を受信し、それに基づいて、コード認識部10によりコード画像CIの有効性を判断してプリペイド決済情報を認識する。
【0101】
本発明によるプリペイド型電力量計は、負荷の電力使用量を計測して電力供給を制御する電力量計に適用して実施することができる。
【0102】
本発明によるプリペイド型電力量計は、電力料金決済装置、電力料金決済システムに適用して実施することができる。
【0103】
本発明によるプリペイド型電力量計は、電力供給装置、電力供給システム、電力制御装置、電力制御システムなどに適用して実施することができる。
【0104】
本発明によるプリペイド型電力量計は、プリペイド決済情報が記録されたコード画像からプリペイド決済情報を認識することにより、迅速かつ簡単にプリペイド決済情報を認識できるという効果がある。
【0105】
本発明によるプリペイド型電力量計は、プリペイド決済情報が記録されたコード画像からプリペイド決済情報を認識することにより、構成品や装置を追加することなく簡単に電力料金のプリペイド決済を行えるという効果がある。
【0106】
本発明によるプリペイド型電力量計は、コード画像に記録されたプリペイド決済情報を認識し、それを反映して電力料金を算出することにより、様々な方式の電力供給及び供給運用が可能になるという効果がある。
【0107】
本発明によるプリペイド型電力量計は、コード画像に記録されたプリペイド決済情報を認識し、それを反映して電力料金を算出することにより、様々な方式の電力料金の算出及び決済システムが可能になるという効果がある。
【0108】
以上説明した本発明の好ましい実施形態は本発明の技術的課題を解決するためのものであり、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の思想及び範囲内において様々な修正、変更、付加などが可能であり、これらの修正、変更、付加などが本発明に含まれることは言うまでもない。