特開2015-218982IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

冷凍サイクル装置などで使用される気液二相冷媒(気液混合冷媒)を気相冷媒(気体冷媒)と液相冷媒(液体冷媒)とに分離する気液分離器

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】製造が容易で、大口径化することなく、コンパクトでシンプルな構造で低コスト化が図れ、気液分離効率を高めることができる気液分離器を提供する。
【解決手段】気液二相冷媒が流入する冷媒流入配管11の内壁11a側に螺旋形状の冷媒ガイド板12を形成し、冷媒流入配管11に流入した気液二相冷媒を冷媒流入配管11の内壁11a側に形成した螺旋形状の冷媒ガイド板12に沿わせて通流させることで気液二相冷媒の流れに旋回流を発生させ、この旋回流で生じる遠心力分離作用によって気液二相冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離させる。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、気液二相冷媒を気相冷媒と液相冷媒に分離する気液分離器の気液分離効率を高めるためには、遠心分離方式による気液分離器は、大型化、大口径化が求められるが、コスト増加および大型化、大口径化に伴う配置スペースに制約が生じることとなる。 また、表面張力分離方式による気液分離器は、小型化に適する反面、構造が複雑となり、コスト増加および圧力損失が増加するという課題がある。 本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、製造が容易で、大口径化することなく、コンパクトでシンプルな構造で低コスト化が図れ、気液分離効率を高めることができる気液分離器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る気液分離器は、気液二相冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離する気液分離器において、 前記気液二相冷媒が流入する冷媒流入配管の内壁側に螺旋形状の冷媒ガイド板を形成し、 前記冷媒流入配管に流入した前記気液二相冷媒を前記冷媒流入配管の内壁側に形成した前記螺旋形状の冷媒ガイド板に沿わせて通流させることで前記気液二相冷媒の流れに旋回流を発生させ、こ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、気液二相冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離する気液分離器において、前記気液二相冷媒が流入する冷媒流入配管の内壁側に螺旋形状の冷媒ガイド板を形成し、前記冷媒流入配管に流入した前記気液二相冷媒を前記冷媒流入配管の内壁側に形成した前記螺旋形状の冷媒ガイド板に沿わせて通流させることで前記気液二相冷媒の流れに旋回流を発生させ、この旋回流で生じる遠心力分離作用によって前記気液二相冷媒を前記気相冷媒と前記液相冷媒とに分離させることにより、製造が容易で、大口径化することなく、コンパクトでシンプルな構造で低コスト化が図れ、気液分離効率を高めることができる気液分離器を提供することが可能となる。 また、請求項2の発明によれば、前記螺旋形状の冷媒ガイド板は、細長い薄板状の金属を前記冷媒流入配管の内径に合わせて螺旋形状に巻いてコイルを形成し、該コイルを前記冷媒流入配管内に通して内設させたことにより、製造が容易でコンパクトでシンプルな構造で低コスト化を図ることができる気液分離器を提供することが可能となる。 また、請求項3の発明によれば、前記螺旋形状の冷媒ガイド板を内設した前記冷媒流入配管の一端は下方に向かって開口し、前記気液二相冷媒から分離した前記気相冷媒を流出させるための気相冷媒流出管と、前記液相冷媒を流出させるための液相冷媒流出管と、が設けられた配管端部を前記冷媒流入配管の開口に接続していることにより、コンパクトでシンプルな構造で気液分離効率を高めることができる気液分離器を提供することが可能となる。 また、請求項4の発明によれば、前記液相冷媒流出管は前記配管端部の胴部に接続されて開口し、前記気相冷媒流出管は前記冷媒流入配管より小さな外径を有し、前記冷媒流入配管内における前記冷媒流入配管との中心軸が略一致するように前記配管端部底面を貫通して前記液相冷媒流出管より上部に気相冷媒流出口を設けたことにより、コンパクトでシンプルな構造で気液分離効率をさらに高めることができる気液分離器を提供することが可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る気液分離器の構成を示す外観斜視図である。

【図2】図1に示した気液分離器の一部を示す断面側面図である。

【図3】図1に示した気液分離器の冷媒流入配管の配管内径と気液分離効率を説明する図である。

【図4】図1に示した気液分離器の螺旋形状の冷媒ガイド板の幅および間隔による気液分離効率を説明する図である。

【図5】図1に示した気液分離器の冷媒流入配管の流路抵抗を説明する図である。

【図6】図1に示した気液分離器の螺旋形状の冷媒ガイド板の幅および間隔を説明する図である。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

1 気液分離器   2 エジェクタ   11 冷媒流入配管   12 螺旋形状の冷媒ガイド板   13 配管端部   14 気相冷媒流出管   14a 気相冷媒流出口   15 液相冷媒流出管

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