特開2015-220850IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

特に多数の分散電源が導入された配電線間に接続されるループコントローラ及びその制御方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】ループコントローラの容量の限界まで有効電力及び無効電力を出力して、電圧制御性能の向上や設備コストの削減を図ること。
【解決手段】配電線間に接続されるループコントローラの出力制御を行う方法であり、ループコントローラの容量に収まるように、有効電力及び無効電力の出力指令値の大きさに応じてリミッタにおける出力指令値の制限値を変動させて、ループコントローラの容量の限界まで無効電力及び有効電力を出力するようにしている。
【選択図】図4

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、特許文献1に記載のリミッタによる電力制御は電圧を指定範囲内に収めるものの、ループコントローラの出力制御を効率化することまでは考慮されていない。容量1[p.u.](power unit)のループコントローラの出力制限は、有効電力及び無効電力共に1[p.u.]である。この場合、有効電力及び無効電力を同時に1[p.u.]にすることはできず、Pを有効電力、Qを無効電力とした下記の式(1)を満たす必要がある。通常はループコントローラの容量に余裕を持たせて、有効電力及び無効電力の出力制限が1/√2[p.u.]になるように固定されている。
【数1】
しかしながら、このような出力制限では、有効電力及び無効電力のいずれか一方が、1/√2[p.u.]の出力を必要としない場合であっても、いずれか他方の出力が1/√2[p.u.]に制限されてしまい、ループコントローラの容量を十分に生かすことができないという問題があった。 本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ループコントローラの容量の限界まで有効電力及び無効電力を出力して、電圧制御性能の向上や設備コストの削減を図ることができるループコントローラおよびその出力制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のループコントローラは、有効電力および無効電力の出力制御装置を備えた配電線間に接続されるループコントローラにおいて、前記出力制御装置は、有効電力及び無効電力の出力指令値を生成する電力指令生成部と、前記ループコントローラの容量に収まるように、有効電力及び/又は無効電力の出力指令値の大きさに応じて出力指令値の制限値を変動させるリミッタとを備え、前記リミッタは、有効電力及び無効電力のどちらか・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、ループコントローラの容量に収まるように、有効電力及び無効電力の出力指令値の大きさに応じてリミッタにおける出力指令値の制限値を変動させる。これにより、ループコントローラの容量の限界まで有効電力及び無効電力を出力して、電圧制御性能の向上や設備コストの削減を図ることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本実施の形態に係るループコントローラが設置される系統モデルを示す図である。

【図2】本実施の形態に係るループコントローラの電力制御を示す図である。

【図3】本実施の形態に係るループコントローラの出力制御装置の制御ブロック図である。

【図4】本実施の形態に係る出力指令値の制限方法の説明図である。

【図5】本実施の形態に係る出力指令値の制限を示すフローチャートである。

【図6】本実施の形態に係るループコントローラの電圧制御の説明図である。

選択図 図4出願人が指定した本件の代表的な図

10 電源設備   11 ループコントローラ   12、13 変圧器   14 小口需要家   15 大口需要家   21 電力指令生成部   22、23、24 リミッタ   L1、L2 配電線

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