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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-226566(P2015-226566A)
(43)【公開日】2015年12月17日
(54)【発明の名称】リクライナ
(51)【国際特許分類】
   A47C 1/025 20060101AFI20151120BHJP
   B60N 2/235 20060101ALI20151120BHJP
【FI】
   A47C1/025
   B60N2/235
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2014-112442(P2014-112442)
(22)【出願日】2014年5月30日
(71)【出願人】
【識別番号】000241500
【氏名又は名称】トヨタ紡織株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000394
【氏名又は名称】特許業務法人岡田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】江▲崎▼ 誠
(72)【発明者】
【氏名】野中 信治
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 拓真
【テーマコード(参考)】
3B087
3B099
【Fターム(参考)】
3B087BD03
3B087DB07
3B099AA05
3B099BA04
3B099CA23
3B099DA09
(57)【要約】
【課題】外周リングによる軸方向の外れ止め強度を向上させる。
【解決手段】リクライナ4のラチェット10とガイド20との外周部間に跨って装着されてこれらの軸方向の外れ止めをする外周リング90は、ラチェット10の外周部に軸方向の外側からあてがわれる押さえ部91と、ガイド20の外周部に結合される結合部92と、を有する。結合部92は、ガイド20の外周部を軸方向の両側から挟むようにかしめられることで同外周部に結合される構成とされ、その円周方向の一部箇所が上記外周部を軸方向の外側に越えた位置から半径方向の内側にかしめられるかしめ片92Aとされて、かしめ片92Aは、その曲げられた先の端部92A2がガイド20の軸方向の外側面に形成された凹部24D内に折り曲げられることで半径方向の外側への移動が掛止された状態とされている。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートバックをフロア上のベースに対して背凭れ角度の調整を行える状態に連結するリクライナであって、
互いに相対回転可能な状態に軸方向に組み付けられた二枚の円板状の連結部材と、
当該二枚の連結部材の間に設けられてこれらの相対回転を止める回転止め機構と、
前記二枚の連結部材の外周部間に跨って装着されてこれらを軸方向に組み付けた状態に保持するリング部材と、を有し、
前記リング部材は、前記一方側の連結部材の外周部に軸方向の外側からあてがわれる押さえ部と、前記他方側の連結部材の外周部に結合される結合部と、を有し、
前記結合部は、前記他方側の連結部材の外周部を軸方向の両側から挟むようにかしめられることで前記外周部に結合される構成とされ、その円周方向の一部箇所が前記外周部を軸方向の外側に越えた位置から半径方向の内側に曲げられてかしめられるかしめ片として構成されて、該かしめ片の曲げられた先で該かしめ片と前記他方側の連結部材の外周部との間に形成された、一方が他方に軸方向に入り込む掛合構造により半径方向の外側への移動が掛止された状態とされていることを特徴とするリクライナ。
【請求項2】
請求項1に記載のリクライナであって、
前記掛合構造が、前記かしめ片の曲げられた先の端部が前記他方側の連結部材の軸方向の外側面に窪んで形成された凹部内に曲げ入れられて掛止された構成であることを特徴とするリクライナ。
【請求項3】
請求項2に記載のリクライナであって、
前記他方側の連結部材には、前記回転止め機構の構成部品を軸方向の内側面上に支持した状態に組み付けるためのガイド壁が円周方向の複数箇所において軸方向の外側から内側に半抜き加工されて形成されており、当該各ガイド壁の形成により前記他方側の連結部材の軸方向の外側面上に形成される窪みが、前記かしめ片を曲げ入れるための前記凹部として形成されていることを特徴とするリクライナ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リクライナに関する。詳しくは、シートバックをフロア上のベースに対して背凭れ角度の調整を行える状態に連結するリクライナに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両用シートにおいて、シートバックがシートクッションに対してリクライナを介して背凭れ角度の調整が行える状態に連結された構成が知られている(特許文献1)。上記リクライナは、互いに相対回転可能な状態に組み付けられたラチェット及びガイドと、これらの相対回転をロックするロック機構と、を有した構成となっている。上記リクライナは、上述したラチェットとガイドとの外周部間に跨って装着された円筒形状のリング部材により、ラチェットとガイドとが互いに軸方向に外れ止めされた状態に組み付けられた構成とされている。上述したリング部材は、略円筒形状に形成されており、その軸方向の一端部がラチェットの外周部に軸方向の外側からあてがわれ、軸方向の他端部がガイドの外周部に軸方向の両側から挟むようにかしめられて結合されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−219047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来技術では、リング部材の結合部は、そのガイドの外周部に軸方向の外側からあてがわれてかしめられるかしめ片が、ガイドの軸方向の外側面上に突出して形成された突起物(ロック機構を内側面上で支えるために外側へ半抜き加工された突起物)との干渉を回避するために、半径方向の内側への曲げ返し長さが短くなっている。そのため、上記リング部材によってラチェットとガイドとを軸方向に外れ止めするための外れ止め強度が十分に発揮されない構成となっている。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、リング部材による軸方向の外れ止め強度を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明のリクライナは次の手段をとる。
【0006】
第1の発明は、シートバックをフロア上のベースに対して背凭れ角度の調整を行える状態に連結するリクライナである。リクライナは、互いに相対回転可能な状態に軸方向に組み付けられた二枚の円板状の連結部材と、二枚の連結部材の間に設けられてこれらの相対回転を止める回転止め機構と、二枚の連結部材の外周部間に跨って装着されてこれらを軸方向に組み付けた状態に保持するリング部材と、を有する。リング部材は、一方側の連結部材の外周部に軸方向の外側からあてがわれる押さえ部と、他方側の連結部材の外周部に結合される結合部と、を有する。結合部は、他方側の連結部材の外周部を軸方向の両側から挟むようにかしめられることで同外周部に結合される構成とされ、その円周方向の一部箇所が上記外周部を軸方向の外側に越えた位置から半径方向の内側に曲げられてかしめられるかしめ片として構成されて、かしめ片の曲げられた先でかしめ片と他方側の連結部材の外周部との間に形成された、一方が他方に軸方向に入り込む掛合構造により半径方向の外側への移動が掛止された状態とされている。
【0007】
この第1の発明によれば、リング部材の結合部のかしめ片を上記のように他方側の連結部材の外周部に掛合構造によって掛け止めることにより、かしめ片が他方側の連結部材の外周部から剥離しにくくなる。したがって、リング部材による両連結部材の軸方向の外れ止め強度を高くすることができる。
【0008】
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。掛合構造が、かしめ片の曲げられた先の端部が他方側の連結部材の軸方向の外側面に窪んで形成された凹部内に曲げ入れられて掛止された構成となっている。
【0009】
この第2の発明によれば、かしめ片の先端を軸方向に曲げて他方側の連結部材の凹部に引掛ける簡単な構成によって、リング部材による両連結部材の軸方向の外れ止め強度を適切に高めることができる。
【0010】
第3の発明は、上述した第2の発明において、次の構成とされているものである。他方側の連結部材には、回転止め機構の構成部品を軸方向の内側面上に支持した状態に組み付けるためのガイド壁が円周方向の複数箇所において軸方向の外側から内側に半抜き加工されて形成されている。各ガイド壁の形成により、他方側の連結部材の軸方向の外側面上に形成される窪みが、かしめ片を曲げ入れるための凹部として形成されている。
【0011】
この第3の発明によれば、他方側の連結部材の構成に変更を加えることなく、かしめ片を引掛けるための凹部を合理的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】実施例1のリクライナが適用された乗物用シートの概略構成を表した斜視図である。
図2】リクライナの組み付け部を一方側から見た分解斜視図である。
図3】リクライナの組み付け部を他方側から見た分解斜視図である。
図4】リクライナの分解斜視図である。
図5】リクライナをラチェット側から見た正面図である。
図6】リクライナをガイド側から見た正面図である。
図7図1のVII-VII線断面図である。
図8】リクライナのロック状態を表した図7のVIII-VIII線断面図である。
図9】リクライナのアンロック状態を表した断面図である。
図10】リクライナのフリーゾーン領域を表した断面図である。
図11】実施例2のリクライナの要部構造を表した断面図である。
図12】実施例3のリクライナの要部構造を表した断面図である。
図13】実施例4のリクライナの要部構造を表した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
【実施例1】
【0014】
始めに、実施例1のリクライナ4の構成について、図1図10を用いて説明する。本実施例のリクライナ4は、図1に示すように、自動車の左側座席を構成するシート1に適用されており、着座乗員の背凭れとなるシートバック2を、着座部となるシートクッション3に対して、背凭れ角度の調整を行える状態に連結する回転止め可能な回転軸装置(継手装置)として機能するものとなっている。ここで、シートクッション3が本発明の「ベース」に相当する。上述したリクライナ4は、シートバック2の骨格を成すバックフレーム2Fの左右両側のサイドフレーム2Faの下端部と、シートクッション3の骨格を成すクッションフレーム3Fの左右両側のサイドフレーム3Faの後端部と、の間にそれぞれ介在して設けられており、これらを互いに連結した状態となっている(図2図3参照)。詳しくは、上述したシートバック2の各サイドフレーム2Faは、シートクッション3の各サイドフレーム3Faの内側に位置するように設けられており、これらの各間にリクライナ4がそれぞれ介在して設けられた状態とされている。
【0015】
図1に示すように、上述した各リクライナ4は、常時は、シートバック2の背凭れ角度を固定したロック状態に保持されている。各リクライナ4は、シートクッション3の車両外側の側部に設けられたリクライニングレバー5が引き上げられる操作によって、それらのロック状態が一斉に解除されて、シートバック2の背凭れ角度を変えられるアンロック状態に切り替えられるようになっている。また、各リクライナ4は、上記リクライニングレバー5の引き上げられた操作が戻されることにより、附勢によって再びシートバック2の背凭れ角度を固定したロック状態に戻されるようになっている。
【0016】
上述したシートバック2の左右両側のサイドフレーム2Faとシートクッション3の左右両側のサイドフレーム3Faとの間には、それぞれ、シートバック2に対して常時、前倒れ回転する方向への附勢力をかけるリターンスプリング6が掛着されている。これらリターンスプリング6は、それぞれ、渦巻きバネによって構成されており、それらの内側の端部が、シートクッション3の各サイドフレーム3Faの外側面に結合されたブラケット3Fcに掛着され、それらの外側の端部が、シートバック2の各サイドフレーム2Faの外側面に結合されたブラケット2Fcに掛着されて設けられた状態とされている(図7参照)。
【0017】
これらリターンスプリング6の回転附勢力により、シートバック2は、上述した各リクライナ4による背凭れ角度の固定状態が解かれることで、着座乗員の背部に当たる位置まで起こし上げられて、着座乗員がその背部を前後に傾動させる動きに合わせてその背凭れ角度が前後方向に自由に調整されるようになっている。このような附勢構造が設けられていることにより、シートバック2の背凭れ角度の調整を簡便に行えるようになっている。
【0018】
上述したシートバック2は、シートクッション3の上面部に畳み込まれた状態となる前倒れ位置から後方側に倒し込まれた状態となる後倒れ位置までの約180度の回転領域を回動することができるようになっている。このうち、シートバック2の背凭れ角度が上方側に真っ直ぐに起立する位置から上述した後倒れ位置までの約90度の回転領域は、リクライニングレバー5の引き上げ操作をやめることでその背凭れ角度が固定された状態に戻される「ロックゾーン」の回転領域として設定されている。また、シートバック2の背凭れ角度が上記ロックゾーンを前側に越えた位置から上述した前倒れ位置までの約90度の回転領域は、リクライニングレバー5の引き上げ操作をやめてもその背凭れ角度を変えられる状態に保たれる「フリーゾーン」の回転領域として設定されている。
【0019】
上述したロックゾーンやフリーゾーンの各回転領域は、それぞれ、後述する各リクライナ4に設定されたロックゾーンやフリーゾーンの回転領域によって形成されている。上述したフリーゾーンの回転領域が設けられていることにより、シートバック2は、シート1に人が座っていない状態でリクライニングレバー5を操作して、附勢によってフリーゾーンに入る位置まで倒し込まれたら、その後はリクライニングレバー5の操作を継続しなくても自動的にシートクッション3の上面部に畳み込まれる位置まで前倒しされていくようになっている。
【0020】
上述した各リクライナ4は、図2図3に示すように、上述したシートバック2の各サイドフレーム2Faの外側面に一体的に結合されるラチェット10と、シートクッション3の各サイドフレーム3Faの内側面に一体的に結合されるガイド20と、を有し、これらラチェット10とガイド20との相対回転がロックされたり解除されたりすることによって、シートバック2の背凭れ角度を固定したり解除したりする構成となっている。ここで、ラチェット10が本発明の「一方側の連結部材」に相当し、ガイド20が本発明の「他方側の連結部材」に相当する。
【0021】
以下、上述した各リクライナ4の具体的な構成について詳しく説明していく。なお、各リクライナ4は、互いに左右対称向きに配設されているが、実質的な構成は同じものとなっている。したがって、以下では、これらを代表して、図2図3に示されている車両外側に配置されたリクライナ4の構成について説明することとする。図4に示すように、リクライナ4は、互いに軸方向に組み付けられる円板形状のラチェット10及びガイド20と、これらの間に組み付けられる4個のポール30(30A〜30D)、回転カム40、ヒンジカム50、フリーゾーンプレート70、及びレリーズプレート80と、ガイド20の外側面に組み付けられるロックスプリング60と、ラチェット10の外周部とガイド20の外周部との間に跨って組み付けられる座付きの円筒型形状に形成された外周リング90と、を有して構成されている。ここで、外周リング90が本発明の「リング部材」に相当する。上述したラチェット10、ガイド20、4つのポール30、回転カム40及びヒンジカム50は、それぞれ、焼き入れ処理された硬い鋼板材によって形成されている。
【0022】
図4に示すように、ラチェット10は、略円板型形状に形成されており、その円板本体11の外周縁部に、ガイド20への組み付け方向となる軸方向に円筒状に突出する円筒部12が形成された構成となっている。上記円筒部12は、円板本体11の外周縁部が板厚方向に半抜き加工されることにより、同方向に円筒状に押し出された形となって形成されている。この円筒部12の内周面には、後述する各ポール30の外周面に形成された各外歯列31をそれぞれ半径方向の内側から押し付けて噛合させることのできる内歯列12Aが形成されている。上記内歯列12Aは、円筒部12の内周面領域の全周に亘って形成されており、円周方向に複数の内歯が2度ピッチで並んで形成された構成となっている。
【0023】
また、上述したラチェット10の円板本体11の内側面上には、軸方向にピン形状に突出する4つの嵌合突起11Cが形成されている。これら嵌合突起11Cは、後述するフリーゾーンプレート70に形成された対応する4つの各嵌合孔72を軸方向にそれぞれ嵌合させて、フリーゾーンプレート70をラチェット10の内側面上に回転方向に一体的な状態となるように装着するための結合部として機能するものとなっている。
【0024】
また、上述したラチェット10の円板本体11の中心部には、丸孔形状に貫通した貫通孔11Aが形成されている。この貫通孔11A内には、後述するヒンジカム50に差し込まれて装着される操作ピン5Aが軸方向の外側から差し込まれるようになっている。また、図4図5に示すように、上述したラチェット10の円板本体11の外側面上には、略円筒状に突出する6つのダボ11Bが、円周方向に等間隔に並んで形成された状態とされている。これらダボ11Bは、ラチェット10の円板本体11の一部が板厚方向に半抜き加工されることによって形成されている。これらダボ11Bは、図2及び図7に示すように、ラチェット10の円板本体11の外側面をシートバック2のサイドフレーム2Faの外側面にあてがえて結合する際に、サイドフレーム2Faに形成された対応する6つの各ダボ孔2Fa1内にそれぞれ嵌め込まれて溶接により一体的に結合される結合部として機能するものとなっている。上記シートバック2のサイドフレーム2Faには、更に、上述した操作ピン5Aを軸方向に通せるようにするための丸孔状の通し孔2Fa2も形成されている。
【0025】
図4に示すように、ガイド20は、上述したラチェット10よりも僅かに大きな外径をもつ略円板型形状に形成されており、その円板本体21の内側面の円周方向の4箇所の位置に、ラチェット10への組み付け方向となる軸方向に扇型形状に突出するガイド壁23が形成された構成となっている。上記各ガイド壁23は、それらの外周面が互いに同一の円周上を描く形に湾曲して形成されており、前述したラチェット10の円筒部12内に緩やかに嵌め込まれる大きさとなって形成されている。上記ガイド20は、上述した各ガイド壁23をラチェット10の円筒部12内に嵌め込んで組み付けることにより、ラチェット10の円筒部12と互いに内外に緩やかに嵌まり合った状態となって、互いに相対回転可能に内外に支え合った状態に組み付けられるようになっている(図7参照)。そして、上記ガイド20は、その外周部とラチェット10の外周部(円筒部12)との間に跨って組み付けられる後述する外周リング90によって、ラチェット10に対して互いの円板形状を摺り動かす形で相対回転することができるように軸方向に外れ止めされた状態に組み付けられた状態とされている(図2図3及び図7参照)。上記ガイド20は、その円板本体21における上述した各ガイド壁23の形成領域より外周側の内側面(摺動面21C)上に上述したラチェット10の円筒部12が軸方向にあてがわれた状態に組み付けられるようになっている(図7参照)。
【0026】
上述したガイド20の円板本体21の中心部には、丸孔形状に貫通した貫通孔21Aが形成されている。上記貫通孔21Aの内部には、後述するヒンジカム50の軸部52が軸方向の内側から外側に差し込まれて軸回転可能な状態に枢着された状態とされている。また、図4に示すように、上述したガイド20の円板本体21の外側面上には、略円筒状に突出する4つのダボ21Bが、円周方向に等間隔に並んで形成された状態とされている。詳しくは、各ダボ21Bは、ガイド20の円板本体21の外側面上における、後述する4つのカム収容溝24Bが形成された円周領域上にそれぞれ1つずつ形成されている。上述した各ダボ21Bは、ガイド20の円板本体21の一部が板厚方向に半抜き加工されることによって形成されている。これらダボ21Bは、図3及び図7に示すように、ガイド20の円板本体21の外側面をシートクッション3のサイドフレーム3Faの外側面にあてがえて結合する際に、サイドフレーム3Faに形成された対応する4つのダボ孔3Fa1内にそれぞれ嵌め込まれて溶接により一体的に結合される結合部として機能するものとなっている。上記シートクッション3のサイドフレーム3Faには、更に、前述した操作ピン5Aとガイド20の円板本体21の外側面に装着される後述するロックスプリング60を軸方向に通せるようにする通し孔3Fa2も形成されている。
【0027】
また、図4に示すように、上述したガイド20には、その円板本体21の内側面の円周方向の4箇所の位置に、ラチェット10への組み付け方向となる軸方向に扇型形状に突出するガイド壁23が形成されている。これらガイド壁23は、ガイド20の円板本体21の一部が板厚方向に半抜き加工されることによって、同方向に半径方向の外側に向かって形を広げる扇型形状に押し出されて形成された状態とされている。上述した各ガイド壁23の形成により、各ガイド壁23の円周方向の配置間領域には、後述する4つのポール30をそれぞれ内部に収容することのできる凹状のポール収容溝24Aが形成された状態とされている。上述した各ガイド壁23は、上述した各ポール収容溝24A内にセットされる各ポール30を、それぞれ、半径方向の内外方にのみ移動させられるように円周方向の両側から支持する構成となっている。また、上述した各ガイド壁23の形成により、各ガイド壁23によって囲まれたガイド20の中心部領域には、後述する回転カム40を内部に軸回転させられる状態に収容可能な凹状のカム収容溝24Bが形成されている。
【0028】
上述した各ガイド壁23の円周方向の配置間領域に形成される4つのポール収容溝24Aとガイド20の中心部に形成されるカム収容溝24Bは、それぞれ、上述した各ガイド壁23の押し出し成形によって相対的に凹んだ形となって形成されるガイド溝24の一部として、互いに面一状に凹んだ形となって形成されている。このように、上述したガイド20には、ラチェット10との間に組み付けられる4つのポール30と回転カム40とヒンジカム50とがそれぞれ支持された状態に組み付けられた状態とされている。上記ガイド溝24は、上述した各ガイド壁23の形成領域より外周側の内側面に形成された各摺動面21Cよりも軸方向の外側の位置に内側面を有する凹形状に形成されている。また、図4に示すように、上述したガイド20の円板本体21の外側面には、後述するロックスプリング60の外側の端部を掛着させるためのバネ掛部25がピン状に突出した形となって形成されている。
【0029】
上述したガイド20の外周部には、その円周方向の4箇所の位置に、半径方向の内側に凹んだ凹部26が形成されている。これら凹部26は、上述したガイド20の円周方向の4箇所の位置に形成された各ポール収容溝24Aの円周方向の配置間領域にそれぞれ形成されている。詳しくは、各凹部26は、各ポール収容溝24Aの円周方向の各配置間領域において、各配置間領域の円周寸法よりも短い円周寸法を有した形に凹んで形成されている。
【0030】
上述した各凹部26は、後述する外周リング90の結合部92に形成された、円周方向の4箇所の位置から軸方向に張り出す各かしめ片92Aを軸方向の内側から外側へとそれぞれ通せるようにする通し部として機能するものとなっている(図4及び図7参照)。また、上述したガイド20の外周部において、上述した各凹部26の円周方向の配置領域間で半径方向の外側に突出した形となって形成される各凸部27は、上述した外周リング90の各かしめ片92Aの円周方向の配置間領域に形成された各突き当て部92Bを、それぞれ軸方向の内側から突き当てさせて係止させる係止部として機能するものとなっている。
【0031】
図4及び図8に示すように、4つのポール30は、ガイド20の円板本体21の内側面に形成された各ポール収容溝24A内にそれぞれ収容されて組み付けられた状態とされている。上記組み付けにより、各ポール30は、ガイド20に対して、各ポール収容溝24Aの形状に沿って半径方向の内外方にしか移動することができないように円周方向に支持された状態とされている。各ポール30は、図7に示すように、上述した各ポール収容溝24A内に収容された状態において、それらの半径方向の外側への移動先の位置に、ラチェット10の円筒部12の内周面上に形成された内歯列12Aが露呈するようになっている。
【0032】
図4に示すように、上述した各ポール30の外周面上には、上述したラチェット10の内歯列12Aと噛合することのできる外歯列31がそれぞれ形成されている。各外歯列31は、各ポール30の円弧面状に湾曲した外周面上に複数の外歯が円周方向に2度ピッチで並んだ形となって形成されている。上述した各ポール30は、図8図9に示すように、ガイド20の中心部にセットされた回転カム40が軸回転操作されることにより、同回転カム40によって半径方向の外側に押し出されたり(図8参照)内側に引き戻されたり(図9参照)するように操作されるようになっている。
【0033】
図8に示すように、各ポール30が回転カム40の回転によって半径方向の外側に押し出されることにより、各ポール30の外周面に形成された外歯列31がラチェット10の内歯列12Aに押し付けられて噛合した状態となる。これにより、各ポール30がラチェット10に対して回転方向に一体的に結合された状態となり、各ポール30を介してラチェット10とガイド20との間の相対回転がロックされた状態となる。すなわち、各ポール30は、ガイド20との関係においては、上述した各ガイド壁23による円周方向の支えによって半径方向の内外方にしか移動することができないようになっていることから、ラチェット10と噛合して回転方向に一体的な状態となることにより、ラチェット10のガイド20に対する回転をロックするように機能するからである。
【0034】
また、図9に示すように、各ポール30が回転カム40の回転によって半径方向の内側に引き戻されることにより、各ポール30がラチェット10の内歯列12Aとの噛合状態から外される。これにより、上述したラチェット10とガイド20との間の相対回転がロックされていた状態が解除され、ラチェット10とガイド20とが互いに相対回転することのできる状態に切り替えられる。上述した各ポール30は、それぞれ、半径方向の内側に向けて形状を延ばす2本の脚部32を有するU字型形状に形成されており、ラチェット10の内側面と対向する側の面上に、軸方向にピン状に突出する引掛突起33が形成された構成となっている。上述した各引掛突起33は、後述する回転カム40に重ね合わされて組み付けられる薄い円板状のレリーズプレート80に形成された各引込み孔83内にそれぞれ通された状態として組み付けられている。
【0035】
上述した各ポール30は、図8に示すように、回転カム40の回転によってそれらの脚部32が回転カム40により半径方向の内側から押圧されることにより、半径方向の外側に押し出されるようになっている。また、各ポール30は、図9に示すように、回転カム40が上記とは逆方向に回転することにより、それらの引掛突起33が回転カム40に組み付けられたレリーズプレート80の各引込み孔83の傾斜した外周面形状の案内により、それぞれ、半径方向の内側に引き込まれて半径方向の内側に引き戻されるようになっている。
【0036】
回転カム40は、図8において前述したように、ガイド20の円板本体21の内側面に形成されたカム収容溝24B内に収容されて組み付けられた状態とされている。上述した回転カム40は、その中心部に差し込まれて組み付けられる後述するヒンジカム50によって、ガイド20に対して軸回転可能に支持された状態とされている。上記回転カム40は、図7に示すように、上述した各ポール30と同程度の厚みを有した形に形成されており、上述したカム収容溝24B(図4参照)内に収容された状態において、各ポール30と軸方向において同じ位置に配置された状態とされている。
【0037】
上述した回転カム40は、図8図9に示すように、その各ポール30と面する図示左右両側と上下両側の各面部上に、各ポール30の脚部32をそれぞれ入り込ませることのできる窪み部42と、各窪み部42内に入り込んだ各ポール30の脚部32をそれぞれ回転カム40の回転動作によって半径方向の外側に押し出すように乗り上げさせる肩部43と、上記回転カム40の回転動作によって各ポール30の内周面の中央部にあてがわれる支え部44と、が形成された構成となっている。
【0038】
上記回転カム40は、その中心部に形成された貫通孔41内に、後述するヒンジカム50の操作部53が回転方向に一体的となるように軸方向に組み付けられてセットされた状態とされている。具体的には、上記貫通孔41は、鉤孔形状に形成されており、ヒンジカム50の鉤状に形成された操作部53が組み付けられることにより、同操作部53と回転方向に一体的な状態に組み付けられるようになっている。上記組み付けにより、回転カム40は、上記ヒンジカム50が回転方向の一方側或いは他方側に軸回転操作される動きによって、ヒンジカム50と一体的となって回転操作されるようになっている。
【0039】
上記回転カム40は、図8に示すように、常時は、上述したヒンジカム50が後述するロックスプリング60によって図示時計回り方向に回転付勢された状態とされていることにより、同方向に押し回された状態に保持された状態とされている。これにより、回転カム40は、その左右両側と上下両側の各面部上に形成された各肩部43により各ポール30の脚部32をそれぞれ半径方向の外側に押し出して、各ポール30をラチェット10の内歯列12Aに噛合させて、リクライナ4の回転をロックした状態に保持した状態となっている。上記ロック状態では、回転カム40は、その左右両側と上下両側の各面部上に形成された各支え部44を各ポール30の内周面の中央部にそれぞれあてがえた状態として、各ポール30をラチェット10の内歯列12Aに噛合させた状態から外れにくくなるように半径方向の内側から強く支えた状態となっている。
【0040】
上記回転カム40は、上述したヒンジカム50がリクライニングレバー5(図1参照)の引き上げ操作によって上記附勢方向とは反対方向に軸回転操作されることにより、図9に示すように、ヒンジカム50の操作部53によって図示反時計回り方向に回転操作される。これにより、回転カム40は、その左右両側と上下両側の各面部上に形成された各窪み部42が各ポール30の脚部32の直下位置(半径方向の内側の位置)に移動していくと共に、回転カム40に一体的に組み付けられたレリーズプレート80の各引込み孔83による案内により各ポール30の引掛突起33をそれぞれ半径方向の内側に引き寄せて、各ポール30をラチェット10との噛合状態から外した状態にする。これにより、リクライナ4のロック状態が解除された状態となる。また、回転カム40は、上記リクライニングレバー5の操作が戻されることにより、再びロックスプリング60からの附勢力を受けて回転するヒンジカム50の操作部53によって図示時計回り方向に回されて、各ポール30をラチェット10の内歯列12Aに噛合させた状態(リクライナ4を回転ロックさせた状態)に戻される(図8参照)。
【0041】
ここで、上述したレリーズプレート80は、図4に示すように、薄い円板型形状に形成されており、その円板面上の3箇所の位置に貫通形成された丸孔状の各嵌合孔82を上述した回転カム40の側面部に突出形成された3つの嵌合突起45と嵌合させることにより、回転カム40と軸方向に重ね合わされた状態として回転方向に一体的な状態に装着された状態とされている。上述したレリーズプレート80には、その円周方向の4箇所の位置に、図示反時計回り方向に先細り状となる三角形状の引込み孔83が形成されている。これら引込み孔83には、図9において前述したように、上述した各ポール30に形成されたピン状に突出する各引掛突起33がそれぞれ軸方向に入り込んだ状態となってセットされている。
【0042】
上記構成のレリーズプレート80は、回転カム40との一体的な回転により、回転カム40が各ポール30を半径方向の外側に押し動かすときには、各ポール30の引掛突起33が半径方向の外側に押し出される動きを各引込み孔83の形状によって逃がすようになっている。しかし、レリーズプレート80は、回転カム40が上記とは逆方向に回転するときには、各引込み孔83の先細り状の形状の案内によって各ポール30の引掛突起33をそれぞれ半径方向の内側に引き込んで各ポール30をラチェット10との噛合状態から外すようになっている。上記レリーズプレート80の中心部には、丸孔形状に貫通した貫通孔81が形成されており、後述するヒンジカム50に差し込まれて装着される操作ピン5Aが軸方向に通されるようになっている。
【0043】
ところで、上述した各ポール30を半径方向の外側に押し出す回転カム40は、図10に示すように、上述したラチェット10とガイド20との相対的な回転位置状態が、図示上側に配置されたポール30Aに形成された乗上げ突起34の移動先の領域に、ラチェット10に一体的に装着されたフリーゾーンプレート70の乗上げ部74が位置した状態となることにより、各ポール30を半径方向の外側に押し出しても、上記ポール30Aの乗上げ突起34が乗上げ部74上に乗り上がってその移動が途中で止められてしまうことで、全てのポール30の噛合移動が噛合前の途中位置で止められてしまうようになっている。このように、上記1つのポール30A(の乗上げ突起34)が乗上げ部74に乗り上がってしまうことで、リクライナ4がロック作動できなくなる領域が、図1で前述したフリーゾーンの領域(リクライニングレバー5の引き上げ操作をやめてもシートバック2の背凭れ角度が固定された状態に戻されない領域)となっている。また、上記ポール30Aの乗上げ突起34が乗上げ部74に乗り上がることなく、リクライナ4がロック作動できる領域が、同じく図1で前述したロックゾーンの領域(リクライニングレバー5の引き上げ操作をやめることでシートバック2の背凭れ角度が固定された状態に戻される領域)となっている。
【0044】
上述したフリーゾーンプレート70は、図4に示すように、薄い円板型形状に形成されており、その円板面上の4箇所の位置に貫通形成された丸孔状の各嵌合孔72を上述したラチェット10の円板本体11の内側面部に突出形成された4つの嵌合突起11Cと嵌合させることにより、ラチェット10と軸方向に重ね合わされた状態として回転方向に一体的な状態に装着された状態とされている。上述したフリーゾーンプレート70には、その外周側寄りの中央領域に円周方向に長尺状に貫通した開リング状の逃がし孔73が形成されている。上記逃がし孔73には、図8に示すように、図示上側のポール30Aのみに突出形成されたピン状に突出する乗上げ突起34が軸方向に入り込んだ状態となってセットされている。上記逃がし孔73内には、その円周方向の1箇所の領域に、外周面が半径方向の内側に向かって滑らかな円弧面状に突出する形とされた乗上げ部74が形成されている。
【0045】
上記構成のフリーゾーンプレート70は、図8に示すように、ラチェット10との一体的な回転(シートバック2の背凭れ角度の変化)により、乗上げ部74が図示上側のポール30Aの移動先から外れた円周領域内に位置するときには、各ポール30が半径方向の外側に押し出されても、その逃がし孔73の形状によって図示上側のポール30Aの乗上げ突起34が半径方向の外側に押し出される動きを逃がすようになっている。しかし、フリーゾーンプレート70は、図10に示すように、上記ラチェット10との一体的な回転(シートバック2の背凭れ角度の変化)により、乗上げ部74が図示上側のポール30Aの乗上げ突起34の移動先の領域内に入った状態となることにより、各ポール30が半径方向の外側に押し出された時に図示上側のポール30Aの乗上げ突起34を乗上げ部74上に乗り上げさせた状態となり、全てのポール30の噛合移動をラチェット10と噛合させる前の途中位置に止めるようになっている。上記フリーゾーンプレート70の中心部には、丸孔形状に貫通した貫通孔71が形成されており、後述するヒンジカム50に差し込まれて装着される操作ピン5Aが軸方向に通されるようになっている。
【0046】
図4に示すように、ヒンジカム50は、角筒形状のバネ掛部51と、円筒形状の軸部52と、半径方向の外側に突出した角形状を有する操作部53と、が軸方向に並んで形成された軸部品として構成されている。上記ヒンジカム50の中心部には、軸方向に四角孔形状に貫通する貫通孔50Aが形成されている。上記ヒンジカム50は、そのバネ掛部51が軸部52と共にガイド20の中心部に形成された貫通孔21A内に軸方向の内側から通されることにより、操作部53がガイド20の円板本体21の内側面に当たって係止される位置で、バネ掛部51がガイド20の外側まで突出し、軸部52がガイド20の貫通孔21A内に軸回転可能な状態に嵌め込まれた状態として、ガイド20に装着されている。
【0047】
そして、上記ヒンジカム50は、そのガイド20の外側に突出するバネ掛部51の四角形状の外周部上に、ロックスプリング60の四角形状に巻かれた内側の端部が嵌め込まれて回転方向に一体的な状態に掛着された状態とされている。上記ロックスプリング60は、図3に示すように、渦巻きバネによって構成されており、ガイド20の外側面に配置されて、その内側の端部が上述したヒンジカム50のバネ掛部51に掛着され、外側の端部がガイド20の外側面に突出形成されたバネ掛部25に掛着された状態として設けられている。これにより、ロックスプリング60は、常時、ヒンジカム50をガイド20に対して回転カム40をロック作動させる方向に回転させる附勢力を発揮する構成とされている。
【0048】
そして、図7に示すように、上記ラチェット10とガイド20との間に組み付けられたヒンジカム50の中心部(貫通孔50A内)には、そのバネ掛部51が形成された側の端部から、操作ピン5Aが差し込まれて、溶接により強固に一体的に結合された状態とされている。上記操作ピン5Aの上記貫通孔50A内に挿通される側とは反対側の端部には、ヒンジカム50の貫通孔50Aよりも径寸法の大きいフランジ部が形成されていて、フランジ部の先の頭部に、リクライニングレバー5が溶接により一体的に結合された状態とされている。これにより、ヒンジカム50は、上記挿通された操作ピン5Aを介してリクライニングレバー5に一体的に連結された状態とされており、図1で前述したようにリクライニングレバー5が引き上げられる操作によって、回転カム40を解除操作方向(各ポール30のロック状態を解除操作する方向)に回転させるようになっている。
【0049】
図7に示すように、上述した操作ピン5Aは、上述したヒンジカム50の貫通孔50A内に挿通された先の端部が、図示しないもう一方側のリクライナ4において同じく挿通された操作ピン5Aの端部と、コネクティングロッド5Bを介して互いに回転方向に一体的に連結された状態とされている。これにより、各側のリクライナ4に挿通された各操作ピン5Aが、リクライニングレバー5の操作によって一斉に軸回転操作されるようになっている。上述したヒンジカム50の操作部53は、上述した軸部52がガイド20の貫通孔21A内に装着される組み付けにより、ガイド20の円板本体21の内側面に当てられた状態として、回転カム40の貫通孔41内に回動力を伝達できる状態に組み付けられた状態としてセットされるようになっている。
【0050】
図4に示すように、外周リング90は、薄い鋼板がリング状に打ち抜かれると共に、その打ち抜かれた円板の外周部分が板厚方向に絞り加工されることにより、内周部分に円環状の座(押さえ部91)の付いた円筒形状を有した形成されている。上記外周リング90は、上記内周部に形成された座の部分が、ラチェット10の円筒部12に軸方向の外側からあてがわれて同円筒部12を軸方向の外側から支える押さえ部91として機能するものとなっている。また、上記外周リング90の軸方向に円筒状に延びる外周部分は、ガイド20の外周部にかしめられて結合される結合部92として機能するものとなっている。
【0051】
上記結合部92は、詳しくは、その円周方向の4箇所の部位が軸方向に肉抜きされた形となっており、軸方向に張り出すかしめ片92Aと、軸方向に凹んだ突き当て部92Bと、が、円周方向に交互に繰り返す凹凸状の形に形成された状態とされている。上述した各かしめ片92Aは、外周リング90をガイド20の外周部に嵌め込んで装着する際に、ガイド20の外周部に形成された前述した各凹部26内に軸方向の内側から外側へ差し込まれる部位となっている。そして、各かしめ片92Aは、それらの差し込まれた先の端部が、半径方向の内側に曲げられてガイド20の外周部にかしめられるようになっている(図6図7参照)。これらかしめ片92Aは、外周リング90の全周領域のうち、約30パーセントの領域に亘って形成されている。
【0052】
また、各突き当て部92Bは、外周リング90をガイド20の外周部に嵌め込んで装着する際に、ガイド20の外周部に形成された前述した各凸部27に軸方向の内側から突き当てられて、軸方向の差し込み位置の位置決めを行う部位となっている。上記各突き当て部92Bは、上述した各かしめ片92Aの先をガイド20の外周部にかしめる際に、外周リング90の各凸部27に軸方向の内側からあてがえられて、各かしめ片92Aの先端部を外周リング90の外周部の軸方向の外側面に押し付けた状態にかしめるためのかしめ力を強く発揮させるための支持部として機能するようになっている。
【0053】
上述した外周リング90は、具体的には、図7に示すように、その円筒内部にラチェット10とガイド20とが軸方向に順に組み付けられてセットされることにより、上記押さえ部91がラチェット10の円筒部12に軸方向の外側からあてがわれる。そして、上記組み付けにより、外周リング90は、上述した結合部92の各かしめ片92Aがガイド20の外周部に形成された各凹部26内に軸方向の内側から外側に差し込まれると共に、各突き当て部92Bがガイド20の外周部に形成された各凸部27に軸方向の内側から突き当てられて、そのガイド20に対する軸方向の差し込み位置が位置決めされた状態となる。
【0054】
そして、上記組み付け後に、外周リング90の各かしめ片92Aのガイド20の各凹部26から軸方向の外側に突出した先の各端部を、上述した各突き当て部92Bを軸方向の支えとして半径方向の内側に折り曲げてガイド20の外周部の軸方向の外側面にそれぞれかしめる。これにより、外周リング90の結合部92が、上述した各かしめ片92Aの折り曲げられた先の端部と各突き当て部92Bとによって、ガイド20の外周部を軸方向の両側から挟み込む態様で同外周部に一体的にかしめられて結合された状態となる。上記組み付けにより、外周リング90は、その押さえ部91がラチェット10の円筒部12に軸方向の外側から対面した状態として、ラチェット10をガイド20に対して軸方向に脱落させることなく回転させられる状態に保持した状態となる。
【0055】
ここで、図6に示すように、上述した外周リング90の各かしめ片92Aは、それらのガイド20の外周部の軸方向の外側面に折り曲げられた先の円周方向の各角部が、それぞれ45度の形状に面取りされた面取り部92A1となって形成されている。これら面取り部92A1の形成により、各かしめ片92Aは、各面取り部92A1が形成されていなければガイド20の軸方向の外側面に形成された突起物24Cと干渉してしまう半径方向の内側の領域まで大きく延び出した形に折り曲げられた状態とされている。
【0056】
すなわち、上述したガイド20の軸方向の外側面上には、上述したガイド溝24(各ポール収容溝24A及びカム収容溝24B)の半抜き加工による形成に伴い、軸方向の外側面上に突出する突起物24Cが形成された状態とされている。上記突起物24Cは、各ポール収容溝24Aの形成に伴う軸方向の外側に突出する突起形状が、円周方向の4箇所の位置に形成された状態とされている。したがって、これらの円周方向の各配置間領域上にかしめられる外周リング90の各かしめ片92Aは、上述した各面取り部92A1が形成されていなければ、それらの角部が上記突起物24C(各ポール収容溝24Aの裏側に突出する立壁部分)と干渉する手前側の位置までしか半径方向の内側に張り出せないこととなる。
【0057】
しかしながら、上記外周リング90の各かしめ片92Aには、それらのかしめられる先端部の円周方向の各角部に、それぞれ45度の形状に面取りされた面取り部92A1が形成されている。これら面取り部92A1は、上記突起物24Cを構成する各ポール収容溝24Aの裏側に突出する立壁部分の円周方向の側面と平行な形にカットされた状態とされている。したがって、これら面取り部92A1の形成によって隙が生じた分だけ、各かしめ片92Aを半径方向の内側まで形状を延ばした形にすることができ、各かしめ片92Aによる半径方向のかしめ代を広く確保することできる。これにより、外周リング90によるラチェット10とガイド20との軸方向の外れ止め強度をより高くすることができるようになっている。
【0058】
上述した外周リング90の各かしめ片92Aは、図7に示すように、ラチェット10の円筒部12にあてがわれる押さえ部91よりも半径方向の内側に大きく張り出す形に折り曲げられた状態とされている。そして、各かしめ片92Aは、ガイド20の軸方向の外側面が結合される前述したシートクッション3のサイドフレーム3Faに軸方向の内側から面当接した状態にあてがわれた状態として設けられるようになっている。詳しくは、各かしめ片92Aは、ガイド20の外周部とシートクッション3のサイドフレーム3Faとの間に軸方向に挟まれた状態として設けられた状態とされている。これにより、各かしめ片92Aは、シートバック2とシートクッション3との間にこれらをロック状態から強制的に前後方向に回転変位させるような大荷重が入力されて、ラチェット10とガイド20との間にこれらを軸方向に引き離すような剥離荷重が生じても、この力によって各かしめ片92Aが軸方向の外側に押し開かれようとする動きがシートクッション3のサイドフレーム3Faによる支えによって強く抑えられるようになっている。したがって、外周リング90によるラチェット10とガイド20との軸方向の外れ止め強度をより高く発揮させることができる。
【0059】
すなわち、外周リング90は、図4に示すように、ラチェット10の外周部を軸方向の外側からあてがう押さえ部91が全周に亘って無端状に形成された構造強度の高い構成となっているのに対して、ガイド20の外周部に軸方向の外側から当てられるかしめ片92Aが円周方向の一部領域(約30パーセントの円周領域)に断続的に形成された構造強度の出にくい構成となっている。したがって、このような構造強度の出にくいかしめ片92Aを上記のように半径方向にかしめ代を広く確保できる構成とすることで、外周リング90によるラチェット10とガイド20との軸方向の外れ止め強度を適切に高めることができる。
【0060】
更に、図6図7に示すように、上述した各かしめ片92Aは、それらのガイド20の外周部に軸方向の外側から当てられるようにかしめられた先の各端部92A2が、それぞれ、更に、ガイド20の軸方向の外側面に窪んで形成された各凹部24D内に入れ込まれるように軸方向の内側に折り曲げられてかしめられた状態とされている。詳しくは、これらかしめ片92Aの各端部92A2は、ガイド20の軸方向の外側面に形成された各凹部24Dの内面形状に沿って、L字状に2段階に折り曲げられた形に形成されている。これにより、各かしめ片92Aの端部92A2は、各凹部24Dに対して、半径方向の内側からと軸方向の外側とからそれぞれあてがわれた状態にかしめられた状態とされている。
【0061】
ここで、上述したガイド20の軸方向の外側面に形成された各凹部24Dは、図7図8に示すように、ガイド20上に上述した各ポール30を円周方向の両側から支持するためのガイド壁23を前述したガイド溝24の半抜き方向(軸方向の外側)とは反対方向(軸方向の内側)に半抜き加工して形成したことによって形作られる窪みとなっている。各凹部24Dは、上述した各かしめ片92Aがかしめられる円周方向の4箇所の領域にそれぞれ形成されている。
【0062】
したがって、図6図7にて上述したように、各かしめ片92Aの折り曲げられた先の端部92A2がガイド20の各凹部24D内にそれぞれかしめられて掛け止められることにより、各端部92A2のガイド20に対する半径方向の外側への移動が掛止された状態となる。これにより、上述した各かしめ片92Aは、上述したようなラチェット10とガイド20との間にこれらを軸方向に引き離すような剥離荷重が生じても、ガイド20に対して軸方向の外側に押し開かれようとする動きが各端部92A2のガイド20の各凹部24Dへの半径方向の引掛かり構造によって強く抑えられるようになっている。したがって、外周リング90によるラチェット10とガイド20との軸方向の外れ止め強度をより高く発揮させることができる。
【0063】
上述した各かしめ片92Aのガイド20の各凹部24D内に折り曲げられる各端部92A2は、詳しくは、図6に示すように、各かしめ片92Aの折り曲げられた先の両角側の斜めに面取りされた各面取り部92A1の先端箇所に形成された、半径方向の外側にスリット状に切り抜かれた各切抜き部Ctの間の円周領域において形成されている。このような構成となっていることにより、各かしめ片92Aの面取りされた両端側の各面取り部92A1の形状を残して、これらよりも半径方向の外側の位置から各かしめ片92Aの端部92A2をガイド20の各凹部24D内に折り曲げることができるようになっている。したがって、各かしめ片92Aの各凹部24D内に折り曲げられない領域(各面取り部92A1)を、ガイド20の軸方向の外側面に対してより半径方向の内側へ長く延ばした状態に残したまま、各面取り部92A1の間の端部92A2のみをガイド20の各凹部24Dの形に沿って折り曲げることができ、各かしめ片92Aによる外れ止め強度をより高くすることができる。
【0064】
以上をまとめると、本実施例のリクライナ4は、次のような構成となっている。すなわち、リクライナ4は、シートバック2をフロア上のベース(シートクッション3)に対して背凭れ角度の調整を行える状態に連結する構成となっている。上記リクライナ4は、互いに相対回転可能な状態に軸方向に組み付けられた二枚の円板状の連結部材(ラチェット10とガイド20)と、二枚の連結部材(ラチェット10とガイド20)の間に設けられてこれらの相対回転をロックする回転止め機構(ポール30等)と、二枚の連結部材(ラチェット10とガイド20)の外周部間に跨って装着されてこれらを軸方向に組み付けた状態に保持する外周リング90と、を有する。
【0065】
外周リング90は、一方側の連結部材(ラチェット10)の外周部に軸方向の外側からあてがわれる押さえ部91と、他方側の連結部材(ガイド20)の外周部に結合される結合部92と、を有する。結合部92は、他方側の連結部材(ガイド20)の外周部を軸方向の両側から挟むようにかしめられることで同外周部に結合される構成とされ、その円周方向の一部箇所が上記外周部を軸方向の外側に越えた位置から半径方向の内側に曲げられてかしめられるかしめ片92Aとして構成されて、かしめ片92Aの曲げられた先でかしめ片92Aと他方側の連結部材(ガイド20)の外周部との間に形成された、一方(かしめ片92Aの端部92A2)が他方(ガイド20の凹部24D内)に軸方向に入り込む掛合構造により半径方向の外側への移動が掛止された状態とされている。
【0066】
このように、外周リング90の結合部のかしめ片92Aを上記のように他方側の連結部材(ガイド20)の外周部に掛合構造によって掛け止めることにより、かしめ片92Aが他方側の連結部材(ガイド20)の外周部から剥離しにくくなる。したがって、外周リング90による両連結部材(ラチェット10とガイド20)の軸方向の外れ止め強度を高くすることができる。
【0067】
詳しくは、上記掛合構造が、かしめ片92Aの曲げられた先の端部92A2が他方側の連結部材(ガイド20)の軸方向の外側面に窪んで形成された凹部24D内に曲げ入れられて掛止された構成となっている。このような構成となっていることにより、かしめ片92Aの先端(端部92A2)を軸方向に曲げて他方側の連結部材(ガイド20)の凹部24Dに引掛ける簡単な構成によって、外周リング90による両連結部材(ラチェット10とガイド20)の軸方向の外れ止め強度を適切に高めることができる。
【0068】
上記他方側の連結部材(ガイド20)には、回転止め機構の構成部品(ポール30等)を軸方向の内側面上に支持した状態に組み付けるためのガイド壁23が円周方向の複数箇所において軸方向の外側から内側に半抜き加工されて形成されている。各ガイド壁23の形成により他方側の連結部材(ガイド20)の軸方向の外側面上に形成される窪みが、かしめ片92Aを曲げ入れるための凹部24Dとして形成されている。このような構成となっていることにより、他方側の連結部材(ガイド20)の構成に変更を加えることなく、かしめ片92Aを引掛けるための凹部24Dを合理的に得ることができる。
【実施例2】
【0069】
続いて、実施例2のリクライナ4の構成について、図11を用いて説明する。なお、本実施例では、実施例1で示したリクライナ4と実質的な構成が同じとなる箇所については、これらと同一の符号を付して説明を省略し、異なる箇所について詳しく説明することとする。本実施例では、各かしめ片92Aの折り曲げられた先の端部92A2が、ガイド20の軸方向の外側面に窪んで形成された各凹部24D内にそれぞれかしめられて掛け止められる構成までは実施例1で示した構成と同じとなっているが、各端部92A2は、各凹部24Dに対して半径方向の内側に面を向ける内周面にのみ当てられるようにかしめられた形状とされている。このような構成であっても、各かしめ片92Aの折り曲げられた先の箇所(端部92A2)を、ガイド20の各凹部24Dに対して、半径方向の外側への移動を掛止した状態にすることができる。
【実施例3】
【0070】
続いて、実施例3のリクライナ4の構成について、図12を用いて説明する。なお、本実施例では、実施例1で示したリクライナ4と実質的な構成が同じとなる箇所については、これらと同一の符号を付して説明を省略し、異なる箇所について詳しく説明することとする。本実施例では、各かしめ片92Aの折り曲げられた先の部分が、ガイド20の外周部に軸方向の外側からあてられてかしめられた状態となっている構成までは実施例1で示した構成と同じとなっている。しかし、本実施例では、各かしめ片92Aの折り曲げられた先の途中箇所92A3が、ガイド20の外周部の軸方向の外側面に窪んで形成された各凹部22A内にそれぞれ押し込まれて(かしめられて)半径方向に掛け止められた状態とされている。このような構成であっても、各かしめ片92Aの折り曲げられた先の箇所(途中箇所92A3)を、ガイド20の外周部に形成された各凹部22Aに対して、半径方向の外側への移動を掛止した状態にすることができる。
【実施例4】
【0071】
続いて、実施例4のリクライナ4の構成について、図13を用いて説明する。なお、本実施例では、実施例1で示したリクライナ4と実質的な構成が同じとなる箇所については、これらと同一の符号を付して説明を省略し、異なる箇所について詳しく説明することとする。本実施例では、各かしめ片92Aの折り曲げられた先の部分が、ガイド20の外周部に軸方向の外側からあてられてかしめられた状態となっている構成までは実施例1で示した構成と同じとなっている。しかし、本実施例では、各かしめ片92Aの折り曲げられた先の途中箇所に貫通孔92A4が形成されており、これら貫通孔92A4内に、ガイド20の外周部の軸方向の外側面に突出して形成された各突起22Bがそれぞれ差し込まれて半径方向に掛け止めされた状態とされている。このような構成であっても、各かしめ片92Aの折り曲げられた先の箇所(貫通孔92A4)を、ガイド20の外周部に形成された各突起22Bに対して、半径方向の外側への移動を掛止した状態にすることができる。
【0072】
以上、本発明の実施形態を4つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明のリクライナは、自動車の左側座席以外のシートにも適用することができる他、鉄道等の自動車以外の車両や、航空機、船舶等の他の乗物用に供されるシートにも広く適用することができるものである。また、シートバックが連結されるベースは、フロア上に設けられるシートクッションの他、フロア上に設けられるブラケットなどであってもよい。
【0073】
また、リクライナは、ヒンジカムと共に回転する回転カムではなく、ヒンジカムの軸回転によって半径方向にスライドするスライドカムによってポールをラチェットの内周歯面に押し付けたり離したりする構成となっているものであってもよい。また、リクライナは、2つ又は3つのポールをラチェットの内歯列に噛合させる構成となっているものであってもよい。また、本発明のリクライナは、上記実施例で示したようなロック解除の切り換え操作を行うタイプの構成に限らず、特開2010−187906号公報等の文献に開示されているような内歯車(円板状の連結部材)と外歯車(円板状の連結部材)とを回転止めした状態に押し付けたり互いの噛合い位置を変化させる態様で相対回転させたりするタイプの構成にも適用することができるものである。
【0074】
また、リング部材は、その押さえ部が一方側の連結部材の外周部に軸方向の外側からあてがわれ、結合部が他方側の連結部材の外周部に結合される構成となっているものであればよく、結合部がラチェットに一体的に結合されて押さえ部がガイドの外周部に軸方向の外側からあてがわれるように構成されたものであってもよい。また、リング部材のかしめ片は、円周方向の1箇所のみに形成されるものや等間隔或いは不等間隔の複数箇所に形成されるものであってもよい。
【符号の説明】
【0075】
1 シート
2 シートバック
2F バックフレーム
2Fa サイドフレーム
2Fa1 ダボ孔
2Fa2 通し孔
2Fc ブラケット
3 シートクッション(ベース)
3F クッションフレーム
3Fa サイドフレーム
3Fa1 ダボ孔
3Fa2 通し孔
3Fc ブラケット
4 リクライナ
5 リクライニングレバー
5A 操作ピン
5B コネクティングロッド
6 リターンスプリング
10 ラチェット(一方側の連結部材)
11 円板本体
11A 貫通孔
11B ダボ
11C 嵌合突起
12 円筒部
12A 内歯列
20 ガイド(他方側の連結部材)
21 円板本体
21A 貫通孔
21B ダボ
21C 摺動面
22A 凹部(凹部)
22B 突起
23 ガイド壁
24 ガイド溝
24A ポール収容溝(収容溝)
24B カム収容溝
24C 突起物
24D 凹部(凹部)
25 バネ掛部
26 凹部
27 凸部
30 ポール
30A〜30D ポール
31 外歯列
32 脚部
33 引掛突起
34 乗上げ突起
40 回転カム
41 貫通孔
42 窪み部
43 肩部
44 支え部
45 嵌合突起
50 ヒンジカム
50A 貫通孔
51 バネ掛部
52 軸部
53 操作部
60 ロックスプリング
70 フリーゾーンプレート
71 貫通孔
72 嵌合孔
73 逃がし孔
74 乗上げ部
80 レリーズプレート
81 貫通孔
82 嵌合孔
83 引込み孔
90 外周リング(リング部材)
91 押さえ部
92 結合部
92A かしめ片
92A1 面取り部
92A2 端部
92A3 途中箇所
92A4 貫通孔
92B 突き当て部
Ct 切抜き部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
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図10
図11
図12
図13